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    〈6月27日発売予定〉予約受付中

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    グルック(1714-1787)
    歌劇《オルフェとウリディス》 詳細ページ
    [フアン・フランシスコ・ガテル、アンナ・プロハスカ、サラ・ブランチ、ダニエレ・ガッティ、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団]

    発売日:2025年06月27日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕あり価格:4,950円(税込、送料無料)

    フィレンツェ五月音楽祭より
    ガテル&プロハスカ、ガッティ指揮による斬新な《オルフェとウリディス》登場!
    《オルフェオとエウリディーチェ》は、華やかでアクロバティックな歌唱を追求する余り、ドラマとしての内容が空疎になる傾向にあった当時のオペラ界に対し、グルックがアンチテーゼとして創始した「改革オペラ」の第一作(1762年ウィーン初演、イタリア語歌唱)です。後にパリに赴いたグルックは、このオペラをフランス語歌唱に改め、《オルフェとウリディス》として1774年、パリ・オペラ座で初演。この改訂版では楽曲(有名な「精霊の踊り」などの舞曲やアリアなど)の追加と共に、主役のオルフェ(オルフェオ)をアルト・カストラートからオート・コントル(高声テノール)に置き換えるなど、全面的な見直しを行っています。パリで同年に上演された《アウリスのイフィジェニー》と、この《オルフェとウリディス》の成功によって、グルックのパリでの名声は揺るぎないものとなり、リュリ、ラモーの後継者としてフランス・オペラの歴史にその名を刻むことになります。 本作は、世界のオペラシーンで引く手あまたの歌手 ― 伸びやかなベルカント・テノールのフアン・フランシスコ・ガテル、表情豊かな知性派ソプラノ、アンナ・プロハスカ、透明感溢れるソプラノ、サラ・ブランチを主役三役に起用。欧州演出界の巨匠ピエール・オーディによる演出は、ジャン・カルマンの幻想味豊かな舞台美術と、深層心理の蠢きを表象するアルノ・スハイテマーカーによる舞踏を背景に、純白の衣装を着けたオルフェ、ウリディス、アムールが三つ巴の愛憎のもつれを演ずるという斬新なもの。ダニエレ・ガッティの隅々まで神経が行き届いたタクトのもと、管楽器にピリオド楽器を加えたフィレンツェ五月音楽祭のオーケストラが、この名作をシャープにかつ陰影深く描き尽します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10533

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    〈HAYDN 2032 Vol.17〉
    ルイージのために
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第13番・第16番・第36番
    ヴァイオリン協奏曲 詳細ページ
    [ドミトリー・スミルノフ、ジョヴァンニ・アントニーニ、バーゼル室内管弦楽団]

    発売日:2025年06月20日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ハイドン初期ならではの着想の瑞々しさ!
    HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズ Vol.17
    交響曲という曲種の黎明期から18世紀末まで107曲もの作品を書き「交響曲の父」と呼ばれるハイドン。その全てを作曲家生誕300周年の2032年までに実演・録音するジョヴァンニ・アントニーニ指揮のHAYDN 2032プロジェクト第17弾では、後期作品を集中的に取り上げた前作(ALPHA698/国内仕様盤NYCX-10495)から一転、みずみずしい才気を感じさせる作曲活動初期の作品群に出会えます。 表題の「ルイージのために」とは併録作であるヴァイオリン協奏曲第1番の手稿譜にある言葉で、これはハイドンと同じく1761年、エステルハージ家の楽団拡張計画で同家に雇われたイタリア人のヴァイオリン奏者ルイージ・トマジーニのこと。彼らを雇ったエステルハージ侯爵パウル2世アントンのもと若き作曲家が続々生み出した交響曲には、トマジーニら優れた腕前を持つ楽団員のためのソロも積極的に盛り込まれ、このアルバムの収録作でも随所でその魅力を味わえます。 前世代のヴァーゲンザイルやモンなどの交響曲に通じる最新書法と古風な教会音楽作法のせめぎあいも興味深く、楽章構成もまちまちで聴きどころに満ちた作品の魅力を、古楽器演奏のプロフェッショナルを多数ゲストに迎えたバーゼル室内管弦楽団がメリハリの利いた解釈で十全に伝えてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10534

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    〈6月20日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年06月20日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    バッハが弾いた、あるいは手にした可能性の高い楽器による「フーガの技法」1723年からライプツィヒ聖トーマス教会のカントルを務めたバッハは、1729年に当地の楽器職人ヨハン・クリスティアン・ホフマンの工房からヴァイオリン4挺、ヴィオラ2挺、チェロ2挺を手配し、聖トーマス教会と聖ニコライ教会の楽器を強化しました。これらの楽器はバッハ自身も手にして演奏した可能性が高いと考えられています。このうち、聖トーマス教会伝来のヴァイオリンとヴィオラ1挺ずつと聖ニコライ教会伝来のヴァイオリン1挺が現存し、聖トーマス教会の展示室で見ることができます。これらはバッハの時代以降演奏され続け、各時代の要求に応えるよう手を入れられながらも、現在まで演奏可能な状態が保たれてきました。 今回この楽器を初めて録音で使用、バッハ最晩年の傑作でその音色を聴くことが出来ます。アルバム冒頭にはバッハが聖トーマス教会のカントルに就任して初めて披露されたカンタータ第75番からのコラールと、ラストには「フーガの技法」初版で最後に加えられたコラールを収録。ここでこれらのコラールの演奏に使用されているオルガンはライプツィヒ郊外のシュテルムタールにある教会のもので、1723年の落成ではバッハが試奏したことで知られます。2008年に当時のミーントーンで鳴るように修復されました。 コレギウム・ムジクム '23はヴァイオリニストのナディア・ツヴィーナーと聖トーマス教会オルガニストであるヨハネス・ラングによって、バッハのカントル就任300年にあたる2023年に結成され、その「23」を冠して小編成から大編成までのバロック作品を演奏する団体。聖トーマス教会を中心にバッハ博物館やライプツィヒ市歴史博物館と協力し、市内で定期的に公演を行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10535

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    ブラームス(1833-1897)
    交響曲 第3番・第4番 詳細ページ
    [ケント・ナガノ、ハンブルク・フィル]

    発売日:2025年06月20日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ケント・ナガノ&ハンブルク・フィル、
    任期最終年にリリースする待望のブラームス交響曲
    ブラームスに所縁の深いハンブルク・フィルの首席指揮者を2015年から務め、日本公演でも彼の交響曲を披露していたケント・ナガノが任期満了を前に遂に二つの交響曲を発表。 2024年にはシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のブラームス協会からブラームス賞を贈られるなど、現地での高い評価の割に録音が著しく少なかったコンビだけに期待のリリースです。 ナガノの音楽作りは、磨き上げたバランスとサウンドの滑らかな美しさが持ち味。これが当楽団ならではの陰影の濃い音色や、オーケストラ全体を絶妙にブレンドした録音と相俟って、仄暗い中にも官能性を感じさせるような個性的な響きでこの2曲を彩っています。 第3番は39分近くをかけた重厚で緻密な解釈で、ドラマティックな両端楽章や流麗な旋律で有名な第3楽章もさることながら、様々な楽器が明滅しつつ旋律を名残惜し気に歌い継いでゆく第2楽章も非常に印象的。4つの楽章を通じて魅力の詰まった演奏です。 第4番は2006年にベルリン・ドイツ響(DSO)と録音したものがあり、各楽章の演奏時間はほぼ同じですが、比べると第1楽章冒頭からかなり印象が異なります。さらさらと良く流れるDSO盤に対し、当盤では極小音量で逡巡するかのように始まった後も、細かい単位でテンポを動かして彫琢を重ねて行き、その音楽作りが全曲を貫いています。大げさな表情付けはありませんが、緻密に仕上げられ、聞くほどに味わい深い演奏。ブックレットに寄せられたハンブルク・フィルの広報担当者の言葉によれば、この細かなテンポの動きも楽団の伝統の一つとのこと。ワーグナーの《指環》をピリオド楽器オーケストラで演奏するなど歴史的演奏習慣の研究にも意欲的なナガノだけに、ブラームス作品の演奏史も研究したはずですが、そうした緻密な研究を踏まえた上で、現在のハンブルク・フィルでしかなしえないものが結実した録音となっています。 (曲目・内容欄へ続く) ※国内仕様盤には越懸澤 麻衣氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-74656

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    細川俊夫(1955-)
    〈管弦楽作品集 第5集〉
    二人静 ―海から来た少女―
    セレモニー 詳細ページ
    [青木涼子、イルゼ・エーレンス、マリオ・カローリ、準・メルクル、ハーグ・レジデンティ管弦楽団]

    発売日:2025年06月13日

    CD国内仕様 日本語解説/歌詞訳付き価格:2,530円(税込)

    能を題材にした細川俊夫のオペラ《二人静 ―海から来た少女―》と「セレモニー」能に強い関心を持つという細川俊夫によるオペラ《二人静》。細川はこれまでにも《班女》《松風》《海・静かな海》など、能を現代化したオペラを創作してきていますが、この《二人静》は、能の同名作品を基に、平田オリザが地中海に漂着した難民少女と静御前の悲劇を重ねて新たに脚色した日本語の物語によるものです。《大鴉》(2014)と姉妹関係をなす作品として、アンサンブル・アンテルコンタンポランの委嘱により作曲され、2017年にパリで初演されました。また2021年8月にはサントリーホールの「サマーフェスティバル2021」で日本初演が行われ、深い感動を呼んだのも記憶に新しいところです。アルバムでは初演者の能声楽家、青木涼子とソプラノのイルゼ・エーレンスが幽玄な世界を神秘的に歌い上げています。 フルート協奏曲「セレモニー」は、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団とアンサンブル金沢の共同委嘱により、2021年10月から2022年3月にかけて作曲、初演者エマニュエル・パユに捧げられました。細川はソリストを「人」、オーケストラを「自然や宇宙」と捉え、今回はシャーマン(呪術師)と彼が呼びかける世界を象徴する構図を採用しています。フルートを通じて「息=霊魂・精霊」が音となって現れ、5部構成の儀式的な音楽が展開されます。フルート奏者は、フルート、アルトフルート、ピッコロを持ち替えながら演奏し、最終的に自然に溶け込み「鳥」となるイメージで終わります。パンデミック中に作曲された本作は、終息への祈りも込められた作品です。彼の友人にして良き理解者の準・メルクルが指揮するハーグ・レジデンティ管弦楽団は、ドラマティックな抑揚と繊細な音色を巧みにいかし、作曲家のイメージを余す所なく伝えます。 ※作曲者による日本語解説と、歌詞の日本語テキストが付属いたします。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10525

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    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第5番
    2つのセレナード
    2つの荘厳な旋律
    組曲『白鳥姫』 詳細ページ
    [ニコラス・コロン、クリスティアン・テツラフ、フィンランド放送交響楽団]

    発売日:2025年06月06日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ニコラス・コロン&フィンランド放送響、待望のシベリウス・アルバム第2作は壮麗な交響曲第5番!
    テツラフを迎えた4曲も圧巻の出来ばえ。
    フィンランド放送響の首席指揮者は1927年の楽団創設以来フィンランド人が務めてきましたが、その歴史に新たなページを開いたのがイギリス人のニコラス・コロン。わずか1度の客演で首席指揮者に任命され、2021年9月に就任すると国内外で高い評価を樹立して任期も延長されています。 このコンビのデビュー作となった交響曲 第7番他(2022年5月発売)以来となるシベリウス・アルバム第2作が登場。交響曲第5番は前作でも示されたコロンの明晰かつ繊細な音楽作りが生きており、明るさや壮麗さのみならず、内声の動きがもたらす陰影によって曲に深い奥行きを与えています。翳りを感じさせる箇所でのオーケストラが奏でるサウンドに特有のほの暗さがあるのも、この楽団ならではの魅力。暗から明に至るグラデーションが豊かになり、クライマックスが一層輝かしく感じられるのもコロンの巧みな指揮の賜物です。 交響曲に劣らぬ魅力となっているのがテツラフを迎えた4曲。彼は2002年にシベリウスのヴァイオリンと管弦楽のための作品全集を録音しており、これらの曲が長らくレパートリーに入っていることが想像できます。当時の演奏は、輝かしいサウンドでメリハリが利いてダイナミック、曲の持つシンフォニックな立派さを感じさせるものでした。一方、今回の録音では、近年の彼がブラームスやシューベルトで見せるような細部の徹底した彫琢とそこから生まれる陰影の深さ、表出される情感の豊かさが増して、心理的なドラマを感じさせるものとなっています。サロン風の小品ともヴィルトゥオーゾ・ピースとも異なる、これらの曲の真価に迫った圧巻の演奏となっています。 セレナード第1番や『白鳥姫』の中には交響曲第5番と共通する音型も現れて、アルバムを通して聴くと発見の楽しみもあります。 ※国内仕様盤には神部智氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10527

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    発売日:2025年06月06日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,530円(税込)

    田所光之マルセル、待望のデビューCD。
    ロシア・ピアノ楽派の栄光の原点、ヘンゼルトのエチュード全集で颯爽登場!
    英『Gramophone』誌で「心と指が完全に一致し、どんな音楽でも自在に操ることができる真の音楽家」と称賛されたピアニスト、田所光之マルセルのデビューCDがNAXOSレーベルより登場。リヒテル、ギレリス、キーシン等など、綺羅星のような名ピアニストを輩出する「ロシア・ピアノ楽派」の礎を築いたとされるヘンゼルトのエチュード全集です。 1814年にドイツに生まれたアドルフ・フォン・ヘンゼルトは 幼少期から音楽の才能を示し、ウィーンでフンメルやゼヒターに師事。ウェーバーの音楽に深く傾倒し、14歳でその幻想曲を演奏してデビューを果たしました。1838年からは移住先のロシアで活動。ピアニストとして高度な技巧を持つ彼の演奏と教育はロシア・ピアノ楽派の発展にも寄与しました。ヘンゼルトは1曲ずつ異なる調性で書かれた練習曲を残しており、その中で技巧の伝授に加えて芸術作品としての価値を追求しています。 各曲にフランス語で詩的なタイトルが付された「12の演奏会用性格的エチュード」作品2は、激しい嵐のような情熱を描く第1番、親密な情感が込められた第2番や第3番など、弾き手は内面的な情感を解釈して伝える力量が問われます。第6番の「もしも私が鳥だったら、お前の元へ飛んでゆくのに」はラフマニノフも愛奏した曲として有名。 「12のサロン用エチュード」作品9では、第1曲「エロイカ」はベートーヴェン風の力強い音楽、第3曲「魔女のダンス」は悪魔的な情景を想起させるなど、タイトルも曲の性格もより直接的となっていますが、いくつかの曲はタイトルが空白のまま残され、弾き手の想像力に委ねられています。 1876年出版の「練習曲 イ短調」は、複雑に交錯するリズムと個性的な旋律が融合、1841年出版の「ゴンドラ・練習曲」は水の描写を巧みに表現した短いながらも印象的な作品です。 ※国内仕様盤には上田泰史氏の日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10531

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    〈6月6日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年06月06日

    SACD-Hybrid国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    好評を博している鈴木雅明によるバッハのオルガン作品全曲録音第7弾。前作に続きオランダのフローニンゲン、マティニ教会のアルプ・シュニットガー・オルガンを演奏して、ライプツィヒ・コラール集の残り7曲を収録しています。加えてバッハのオルガン・コラールの中でも人気の高い「目覚めよと呼びわたる物見の声」を含むシュープラー・コラール集全6曲も収録。 これらバッハのオルガン・コラールは、ルター派聖歌の親しみやすい旋律を素材にオルガニスト=作曲家バッハが粋を凝らして作り上げた珠玉の逸品揃い。鈴木雅明による格調高い演奏と、オルガン製作の歴史の中でひときわ名高いシュニットガー作の名器の響きでお楽しみください。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。サラウンド再生では一層豊かな臨場感が味わえます。 ※国内仕様盤には原盤解説の日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10532

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    〈5月30日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年05月30日

    SACD-Hybrid 2枚組国内仕様 解説日本語訳付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    好評を博した第1巻に続き、『平均律』第2巻が早くも登場!ソリスト、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者、そして客演指揮者として活躍を続ける鈴木優人。2021年10月にトッパンホールで録音された『平均律』第1巻は、2024年3月に発売されると非常に高い評価を得ました。 この第2巻は第1巻と同じトッパンホールで、同ホール企画のシリーズ「鈴木優人 J.S.バッハを弾く」最終公演に先立って4日間をかけてセッション収録されたもの。プレリュードは曲によって舞曲的、アリア的、協奏曲的...と多彩な性格を持ち、続くフーガでは壮大かつ緻密な構造を持っている点は第1巻と同様ですが、第2巻では更なる完成度の追求と実験精神が織り込まれて複雑さを増しています。 華麗で繊細、同時に力強さも持つチェンバロの響きを美しくとらえた録音とともに、鈴木自身が語っていた「第2巻はバッハの集大成の一つ。プレリュードが魅せる様々な様式と、対位法の美の極致であるフーガが織りなす宇宙的な世界に浸れるのが幸せです」という思いを聴き手も共有できる素晴らしいセットです。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。 ※国内仕様盤には原盤解説の日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10536

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    交響曲 第1番
    交響的舞曲 詳細ページ
    [ジョン・ウィルソン、シンフォニア・オヴ・ロンドン]

    発売日:2025年05月30日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ジョン・ウィルソンとシンフォニア・オヴ・ロンドンによるラフマニノフ・シリーズ完結編、
    最初の交響曲と晩年の傑作のカップリング。
    交響曲第1番は、初演の失敗により鬱状態となった作曲者がピアノ協奏曲第2番で名誉挽回したというエピソードの文脈で語られることが多いためか、第2番に比べると演奏頻度が格段に落ちますが、若きラフマニノフが本格的な交響曲作家としてのデビュー作として意欲を込めた創意と魅力的な楽想が近年見直されています。 一方、交響的舞曲は晩年の作品で、まず2台ピアノ版として完成させた後にオーケストラレーションを行い、最後のオーケストラ作品となったもの。ラフマニノフの作品によく引用されるグレゴリオ聖歌「怒りの日」の旋律が非常に印象的に使われています。交響的舞曲の第1楽章では交響曲第1番の主題が引用されており、その「響き合い」がこの2曲をカップリングした意図かもしれません。尚、ウィルソンは今回の録音に際して自筆譜を仔細に検討し、数か所の細部の誤りを訂正している模様です。 CHANDOSの看板プロデューサーとエンジニア、ブライアン・ピジョン&ラルフ・カズンズのコンビによる録音は今回も目覚ましく、オーケストラ全体の立体感と、細かい楽器の動きを明瞭に聞き取れる解像度が両立。この音だけでも楽しめる、そのような一枚に仕上がりました。 SACDハイブリッド・ディスクでの発売です。 ※国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10530

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    〈5月23日発売予定〉予約受付中

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    鈴木 雅明/バッハ・コレギウム・ジャパン
    ブラームス(1833-1897)
    ドイツ・レクイエム 詳細ページ
    [安川 みく、ヨッヘン・クプファー、鈴木 雅明、バッハ・コレギウム・ジャパン]

    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    バッハ・コレギウム・ジャパン初のブラームス。
    大きな評判となった東京オペラシティでの感動がよみがえる
    バッハを中心に、モーツァルト、ベートーヴェンの宗教音楽を数多く録音し、高い評価を受けてきた鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンが、満を持してブラームスの傑作をとりあげました。 2024年1月19日に東京オペラシティ・コンサートホールで行われた演奏会は大きな評判となりましたが、これはその当日の演奏と、それに先立つ録音セッションをもとに制作されたものです。チェロとコントラバスに始まる冒頭の足取りの重さの中にも推進力のあるリズム、続く合唱の清澄な響きなど、冒頭からBCJらしい透明度高い響きに包まれます。第2楽章以降に聴かれる力強い表現もテキストと楽曲進行に沿ったもので、実に自然な流れでありながらたいへん効果的。どのような場面でも洗練とぬくもりを感じさせる合唱の上手さも際立ちます。バリトンとソプラノのソロも曲に寄り添った美しくも力強い歌声で、全体によく調和しながらも印象的に花を添えています。 バロックから古典派までの宗教音楽に新たな風を吹き込んできた鈴木雅明ならではの独自の視点で、このロマン派の名作にある種の清涼感と時に祝典的なまでの新たな光を当て、魂の慰安を歌い上げた素晴らしい演奏。コンサートマスターの寺神戸亮やホルンの福川伸陽、トロンボーンの清水真弓などワールドクラスのプレイヤーを擁する器楽陣の醸し出す響きも非常に魅力的です。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリースで、見通しと音場感のバランスを両立させた優秀録音を十二分に堪能することが出来ます。 ※国内仕様盤には日本語解説と歌詞の日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50408

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    〈5月23日発売予定〉予約受付中

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    プロコフィエフ(1891-1953)
    歌劇《戦争と平和》
    ドミトリー・チェルニアコフ演出 詳細ページ
    [ウラディーミル・ユロフスキ、バイエルン国立管弦楽団、アンドレイ・ジリホフスキー、オルガ・クルチンスカ 他]

    発売日:2025年05月23日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕・日本語解説付き価格:6,050円(税込、送料無料)

    バイエルン国立歌劇場より
    チェルニアコフ演出&ユロフスキ指揮、衝撃の《戦争と平和》登場!
    トルストイの小説『戦争と平和』は、19世紀初頭のナポレオンの侵略とそれに反撃するロシアの「祖国戦争」の時代を背景に、戦争と社会=人間関係の諸相を、壮大なスケールで描いたもの。1941年に勃発した独ソ戦下のソヴィエト連邦でプロコフィエフは、原作のアンドレイ・ボルコンスキーとナターシャの悲恋、二人の友人ピエールとの友情の物語を軸に、堕落した貴族社会、ナポレオン軍との戦闘、モスクワの炎上、そしてロシアの勝利で結ばれる壮大な歴史絵巻として台本を執筆・作曲しました。 作曲家没後70周年に当たる2023年、バイエルン国立歌劇場での初演となる本作のドラマトゥルギーを担当したマルテ・クラスティングは、「チェルニアコフ演出による《戦争と平和》は、モスクワの労働組合会館の「円柱の間」で繰り広げられる。自分の意志に反してこの建物に閉じ込められた人々は、いつ終わるとも知れないこの奇妙な共同生活の中、まるで集合的記憶を共有するかのように、それぞれの役柄になりきり、様々な場面を演じはじめる。演技と現実の境界は次第に曖昧になり、見せかけの戦いは血腥い衝突へと変貌する……(ノーツより抄訳)」と述べ、その演出はトルストイが創作した『戦争と平和』、プロコフィエフが独ソ戦下でそれを解釈・創作した《戦争と平和》の現代における再解釈であると位置づけています。 ロシア、ウクライナ、モルドヴァを初め10数カ国から優れた歌手たちが、このプロジェクトに起用されました。音楽監督のユロフスキの明晰なタクトに導かれて奏でられるプロコフィエフの音楽は、美しい抒情、憧憬と活気に溢れた『平和』と荒々しい狂騒と惨状に満ちた『戦争』を描いて、余すところがありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10526

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    〈5月16日発売予定〉予約受付中

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    リース(1784-1838)
    交響曲 第3番&第8番 詳細ページ
    [ヤンネ・ニソネン、タピオラ・シンフォニエッタ]

    発売日:2025年05月16日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    好評シリーズ、フェルディナント・リースの交響曲全集。第3集には第3番と第8番の2曲が収録されています。 交響曲第3番は、ロンドン・フィルハーモニック協会からの委嘱作で1815年5月15日にフィルハーモニック協会で初演されました。第1楽章の第1主題では変ホ長調が現れますが、すぐに転調し続く第2主題は珍しくハ長調が現れるなど聴き手を混乱させます。再現部で第2主題が変ホ長調に転調されるまで、主調は不明瞭なままです。コンパクトな編成による第2楽章、第3楽章のメヌエットでは、フルートの活躍やソロ・ヴァイオリンによる室内楽風の中間部が印象的です。第4楽章では、第1楽章の第1主題の変化形が随所に用いられ、作品全体が緊密にストーリー化されています。 第8番とされる変ホ長調の交響曲は彼の生前には出版されず、作品番号も付されていません。作曲時期や出版に関する混乱があり、1825年のニーダーライン音楽祭で初演された可能性が高く1834年にも演奏されたとされています。第3番と似た雰囲気を持っていますが、楽章間の統一性が強調され、特に半音進行によるテーマの関連が顕著です。この作品でリースはベートーヴェンに匹敵する交響曲作曲家としての技術的成長を示しています。 ニソネン盤は曲が内包する爆発的なエネルギーと色彩の面にフォーカスしており、転調の繰り返しを巧みに生かした非常にエキサイティングな演奏となっています。今作でも城代さや香(きのしろさやか)が第2ヴァイオリンをリードしています。 ※国内仕様盤には、相場ひろ氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10528

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    〈5月16日発売予定〉予約受付中

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    ブラームス(1833-1897)
    ドイツ・レクイエム
    (1868年ブレーメンでの初演再現の試み) 詳細ページ
    [ケイト・リンジー、ヨハン・クリスティンソン 他、ケント・ナガノ、ハンブルク・フィルハーモニカー]

    発売日:2025年05月16日

    SACD-Hybrid 2枚組国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:5,940円(税込、送料無料)

    祝祭的な雰囲気の中で行われた初演に迫り、「ドイツ・レクイエム」演奏の可能性を拓く2015/16シーズンからブラームス所縁のハンブルク市の音楽総監督を務め、ハンブルク州立歌劇場とハンブルク・フィルの首席指揮者として高い評価を得ているケント・ナガノが名作ドイツ・レクイエムを録音。知性派の彼らしく、一般的な形での演奏ではなく、1868年4月10日のブレーメンでの初演を再現しようとしたものです。その初演は「聖金曜日の聖なるコンサート」として企画され、2,500人もの聴衆を集めました。その実態は、厳粛な雰囲気の中での上演というよりは、現地の市民を対象とした祝祭的なイベント・コンサートであったようです。 ブラームス自身の指揮の下、ドイツ・レクイエムの最初の3章が演奏され、次に盟友ヨーゼフ・ヨアヒムをソリストに迎えた小品3曲を演奏。その後にドイツ・レクイエムの残りが演奏されますが、後に第5章となる「このように、あなた方にも今は」はまだ書かれていなかったので演奏されていません。驚くのはその後で、バッハの「マタイ受難曲」の有名なアリア「憐れみたまえ、我が神よ」がヨアヒムの妻アマーリエのソロで歌われ、更にヘンデルのメサイアからの3曲が演奏されて最後はかの有名な「ハレルヤ・コーラス」で晴れやかに幕を閉じた模様(この録音ではモーツァルトのオーケストレーションによるドイツ語歌唱版を演奏)。演奏会終了後には、居酒屋に繰り出した聴衆も少なからずいたようで、死者への想いを胸に粛々と家路に着くといった趣とは異なっていたようです。 原盤解説では、このようなドイツ・レクイエムの「楽しみ」方を「開かれた作品」と呼んで、同曲が他のさまざまな作品と組み合わせて演奏されてきた歴史的事実も指摘されています。当録音に歌劇場の合唱団ではなく、教会やアマチュアの合唱団からなる混成部隊を起用したのも、市民参加型の祝祭的な性格を意識したのかもしれません。しかしアマチュア・ライクな演奏や明るく朗らかな解釈になることは決してなく、入念緻密な仕上げで知られるケント・ナガノの指揮の下、歌手にもヴァイオリン・ソロにも当代随一の演奏家を揃え、極めて完成度の高い演奏が展開されています。ハンブルク・フィルの重心の低いサウンドも曲の性格にふさわしく、ドイツ・レクイエムを愛する人ならば是非手許に置いておきたいアルバムです。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。 ※国内仕様盤には日本語解説と歌詞の日本語訳が付属します

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10529

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    発売日:2025年05月16日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    クライバーン・コンクールの史上最年少優勝から15年。
    ハオチェン・チャンがピアノ・ソナタの2大傑作に挑む!
    2009年にヴァン・クライバーン・コンクールで史上最年少で第1位となったハオチェン・チャン(辻井伸行と1位を分け合いました)。当時はカーティス音楽院の学生でしたが、国際的な活動を通じて着実に実績を重ね、来日公演でも高い評価を得ています。非常に高度なテクニックの持ち主で、特にリスト作品では目覚ましい演奏を披露しますが、シューマンやブラームスといったドイツ・ロマン派のレパートリーでも作品の深みを伝えてくれます。フィラデルフィア管とのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集の録音も大きな話題となったのも記憶に新しいところ。 このアルバムではピアノ・ソナタの歴史上でも最高難度にランクされる2作品を収録。「ハンマークラヴィーア」では込み入ったフーガを見事にさばき、長大なアダージョでも張り詰めた緊張感と瞑想的な雰囲気を保っています。リストのソナタでの構成感も立派。テクニックのもたらす余裕でしょうか、両曲ともに颯爽として爽やかな抒情が随所に感じられるのも印象的です。ハオチェン・チャンの成長ぶりを如実に伝える1枚です。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。 ※国内仕様盤には、高坂はる香氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10522

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    ゲーハ=ペイシ(1914-1993)
    交響曲 第1番・第2番
    九重奏曲 詳細ページ
    [ニール・トムソン、ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月09日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,530円(税込)

    ナクソスがブラジル外務省の提携で進めているブラジル音楽のシリーズ、最新盤は20世紀ブラジルの作曲家セーザル・ゲーハ=ペイシの交響曲集です。彼の2つの交響曲は、同じ作曲家によるとは思えないほど対照的な作風を示しています。1937年、ゲーハ=ペイシは新古典主義とナショナリズムの影響を受けていましたが、ハンス=ヨアヒム・ケルロイターの指導のもとセリエリズムに傾倒。しかし6年間の作曲活動の後、このスタイルを放棄し民族主義的な美学へと回帰しました。 交響曲第1番は、セリエリズム時代の代表作で、約20分の短い作品。ロンドンでBBC交響楽団により初演され、ヘルマン・シェルヘンも演奏しました。木管楽器1(第2クラリネットを追加)、トランペット、ティンパニ、ピアノ、弦楽器という簡潔な編成が特徴で、放送オーケストラでの演奏を念頭に置いて書かれています。 また、この時期の最も重要な室内楽作品の一つが九重奏曲です。フルート、クラリネット、ファゴット、トランペット、トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノのために書かれ、1948年にシェルヘンの指揮で初演。厳格なセリエリズムを採用し、旋律やリズムの繰り返しを避けた作風が特徴です。 その後、ゲーハ=ペイシは民族主義的な作風に回帰し、交響曲第2番「ブラジリア」を作曲。この作品は、1960年にブラジルの首都「ブラジリア」建設を記念するコンクールのために書かれたもので、優勝作品には当時としては高額な賞金が用意されていました。多くの作品が提出されましたが、どれもも1位を獲得することはなく、ゲーハ=ペイシの交響曲第2番、クラウジオ・サントロの第7番、ホセ・グエラ・ビセンテの第3番が2位となり、賞金は授与されることなく、この結果に落胆したゲーハ=ペイシは、以後交響曲を作曲することはありませんでした。国家的な祝賀行事用に書かれただけあって、第1番とは対照的に、わかりやすくノリやすいメロディやリズムが効果を意図して使われており、1963年のリオデジャネイロでの初演も成功を収めました。合唱はヴォカリーズ主体で全体の響きに溶け込みつつ、壮大なスケール感を演出。最終楽章の中間部では工事の停滞を暗示するかのような場面もありますが、やがて労働者たちに向けたクビチェック大統領の演説の録音が流されると音楽は勢いを増し、壮大なクライマックスとなって曲を閉じます。 ※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長)の日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10523

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    発売日:2025年05月09日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ショパンがマヨルカ島で弾いたものと同型楽器を使用!鍵盤古楽器の若き旗手ジュスタン・テイラーによるショパンが登場。プレイエルが1835年から1842年の間にだけ製造していたピアニーノ(アップライトピアノ)を使用し、ショパンがマヨルカ島で同型の楽器を使い書き上げた作品を中心に収録しています。 テイラー自身の編曲によるベッリーニの「清らかな女神よ」も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10524

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    エレクトリック・フィールズ
    ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、
    ダヴィッド・シャルマン、ブライス・デスナー
    詳細ページ
    [バーバラ・ハンニガン、カティア&マリエル・ラベック、ダヴィッド・シャルマン]

    発売日:2025年05月09日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとエレクトロニクス、
    声とピアノが生み出す、エネルギーと静寂の渦
    2015年以降、バーバラ・ハンニガンとカティア&マリエル・ラベック、フランスの作曲家・パフォーマーのダヴィッド・シャルマンが、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンをインスピレーションの中心に据えた即興演奏を重ね、作り上げたプログラム「Electoric Fields(電場)」。イタリア・バロックのバルバラ・ストロッツィとフランチェスカ・カッチーニという2人の女性作曲家の要素と、アメリカの作曲家・ギタリスト、ブライス・デスナーも加わり、多分野を統合した没入型パフォーマンスとして2021年にロサンゼルス・フィルハーモニック(LA Phil)で初演されました。 その後音楽自体を作品の中心として発展させこのアルバムが誕生。ヒルデガルトが自ら考案したと伝えられる神秘言語リングア・イグノタ(不明な言語の意)やラテン語で残したテキストが中心に歌われ、持続音(ドローン)に支えられた瞑想的なアンビエント・ミュージック、ライヴ・エレクトロニクスを用いた即興、ポスト・ミニマルなど様々な要素による浮遊感と緊張感の絶妙なバランスが、聴く者の神経を快く刺激します。

  • 商品番号:NYCX-10521

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    ノールマン(1831-1885)
    ピアノ四重奏曲
    ピアノ六重奏曲
    「人生の階段」 詳細ページ
    [和田 記代、ルードヴィグ・ノールマン・ストリングス]

    発売日:2025年05月02日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ルードヴィグ・ノールマン(ヌールマン、1831-1885) は19世紀後半のスウェーデンの音楽界の立役者とも言える音楽家。作曲家としてだけでなく、指揮者やピアニスト、そして音楽評論家としても活躍しました。 ノールマンは3つの交響曲、合唱曲など、様々なジャンルの曲を書きましたが、彼の作品リストの中で最も充実したジャンルは室内楽。まだ録音が少ない彼の室内楽作品ですが、このアルバムはその中からピアノ六重奏曲、ピアノ四重奏曲、そしてピアノ組曲「人生の階段」を収録しています。ピアノ六重奏曲とピアノ組曲はCD初出。スウェーデン音楽史において、ベールヴァルド(ベルワルド、1796-1868)とステーンハンマル(ステンハンマル、1871-1927)の間が決して空白ではなかったことを伝えてくれます。 演奏は、この企画の為に集結したロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の団員による弦楽アンサンブルと、ストックホルム在住でステーンハンマル友の会代表を務めるピアニスト和田記代。 ※国内仕様盤には、和田記代氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10519

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    ラヴェル(1875-1937)
    〈ピアノ曲全集〉
    鏡、夜のガスパール、水の戯れ 詳細ページ
    [ジャン=エフラム・バヴゼ]

    RAVEL, M.: Piano Works (Complete) (Bavouzet)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHAN20287

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    2025年に生誕150年を迎えるラヴェルのピアノ独奏曲全集。ラヴェルは自己批判的で慎重な作曲家でしたが、発表された作品の完成度は非常に高く、その多くが現在も演奏・録音され続けています。彼自身はヴィルトゥオーゾ・ピアニストではなかったものの、高度な技術を要すると共にピアノの演奏効果や表現力を見事に活かした作品を作曲。演奏者のバヴゼはこれを奇跡に例えています。また自身のピアノ作品を管弦楽化することも多く、演奏家やにとって多様な作品解釈の可能性を開いています。 ラヴェルのピアノ曲には、生涯を通じて彼を魅了したテーマが反映されているところにも注目。鐘の響き(「鐘の谷」、「絞首台」)、水の流れ(「水の戯れ」、「海原の小舟」)、スペインの影響(「グロテスクなセレナード」、「道化師の朝の歌」)、そして彼が特に好んだ、舞踏としてのメヌエット(5曲作曲)が挙げられます。バヴゼは、ラヴェルにスパイス感、シューベルトに通じる寂寥感、オーケストラのような色彩感を読み取ると語っています。 ジャン=エフラム・バヴゼは、1962年フランス生まれ。パリ音楽院でピエール・サンカンに師事、パウル・バドゥラ=スコダや二キタ・マガロフからも学びました。1986年国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクール優勝。古典から前衛まで幅広いレパートリーを持ち、ジャズにも関心を抱く他、ドビュッシーの《遊戯》の2台ピアノ編曲も手掛けるなど幅広い活躍をしています。 ※国内仕様盤には八木宏之氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50402

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    ヴィヴァルディ(1628-1741)
    歌劇《バヤゼット》 詳細ページ
    [レナート・ドルチーニ、ソーニャ・プリーナ、ラファエレ・ペ 他フェデリコ・マリア・サルデッリ、フェニーチェ歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年04月25日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    パスティッチョ歌劇の傑作ヴィヴァルディ《バヤゼット》
    フェニーチェ歌劇場より映像世界初登場!
    ヴィヴァルディ後期の歌劇《バヤゼット》は、ヘンデルの歌劇の台本としても知られるニコラ・フランチェスコ・ハイムによる『タメルラーノ』に作曲し、1735年にヴェローナでシーズンの開幕作品として初演されました。ヴィヴァルディの自筆譜は、ストーリーを語るレチタティーヴォは完全な形で残っているものの、レチタティーヴォに続くアリアの幾つかが失われているため、研究者によってその再構築が試みられています。 また、この作品はヴィヴァルディの時代に広く行われていたオペラの劇作法「パスティッチョ(既存の作品の引用による混成)」によるもの。ヴィヴァルディは、この作品にナポリ楽派の人気作曲家たち(ジェミニアーノ・ジャコメッリ、リッカルド・ブロスキ、ヨハン・アドルフ・ハッセ)のアリア楽曲を取り入れています。 バロック・オペラの研究者でもある指揮者のフェデリコ・マリア・サルデッリが、失われたアリアに周到な吟味検討を加え、当時のオーケストラの楽器編成の研究成果も踏まえたヴァージョンを作成しました。さらにイタリア演出界の俊英ファビオ・チェレーザと舞台クリエイティヴチームが、作品のパスティッチョとしてのコンセプトを演出にも拡張。これによって出演者たちが舞台の前景でレチタティーヴォによって物語を語り、アリアは物語から切り離された25の短編の劇中劇(メタ・オペラ)として作品にちりばめられ、メリーゴーランドのような華やかな舞台となっています。 舞台に登場するのは2022年、新国立劇場《ドン・ジョヴァンニ》のレポレッロ役で好評を博した名バリトン、レナート・ドルチーニ、ヴィヴァルディを得意とし、熱気に溢れる歌唱を聴かせるコントラルト、ソーニャ・プリーナ、確かな技巧と表情豊かな歌唱で人気を集めるカウンターテナー、ラファエル・ペら歌唱演技に秀でた粒ぞろいの歌手たち。映画やドラマ、コンピューターゲームなど様々なシーンから引用された舞台の上で、サルデッリのタクトに導かれるオーケストラの生気溢れるヴィヴァルディの音楽に乗せて、この傑作パスティッチョを鮮やかに現代に蘇らせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10520

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    〈無伴奏チェロ組曲集 第2集〉
    第2番、第3番、第6番(テオルボ編) 詳細ページ
    [今村泰典(テオルボ)]

    BACH, J.S.: Cello Suites, Vol. 2 - Nos. 2, 3, 6, BWV 1008, 1009, 1012 (arr. Yasunori Imamura for theorbo) (Yasunori Imamura)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.574618

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,530円(税込)

    「なぜリュートではなくテオルボを選択するのか。それは、チェロ組曲を撥弦楽器で演奏する際に、チェロ特有の優雅で重厚な響きを維持することが重要だと考えたからである。リュートでは音域がチェロよりも高く、その結果、響きが軽くなりがちであるため、チェロに近い音域を持つテオルボの方が、響きの面でより適していると判断した。 バッハのチェロ組曲はチェロで演奏する際にはそれだけで完璧であり、補筆の必要が全く無いが、これをそのままテオルボで演奏すると(中略)メロディーを奏でている際にはバスが欠如し、逆にバスを奏でる際にはメロディーが欠落している様に聞こえてしまう。その為、テオルボで演奏する際には、バスやメロディーに適宜補筆を施すことで、楽器の魅力を最大限に引き出し、テオルボの個性をより生き生きと表現することができる。 ではチェロ組曲をテオルボに編曲する為にバスをどのように付けるべきかについては、和声学および対位法の知識に基づく確固たる理論的根拠が必要である。そして、和声学および対位法の両方に深い関係のある、バロック音楽特有の通奏低音は決して無視できない。バロック様式に則したアプローチとして、チェロの旋律に対して通奏低音の観点からバスを補完することが、バロックのスタイルに最も忠実であると私は考える。 今回の録音において、私はテオルボ版の編曲に関して自身なりの解答を見出すことができたと考えている。本演奏を通じて、皆様に共感を抱いていただければ幸甚に思う。」 …今村泰典 日本語解説より抜粋 ※国内仕様盤には今村泰典氏による日本語解説が付属いたします。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10517

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    人間の声
    ~マラン・マレの知られざるフルート音楽~ 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ、リュシル・ブーランジェ、エリック・ベロック]

    MARAIS, M.: Flute Music (Voix humaines) (Les Musiciens de Saint-Julien)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:ALPHA1126

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ラザレヴィチが新発見手稿譜から読み解く、意外な作曲家によるフルート音楽の機微太陽王ルイ14世の庇護下で、自身も演奏に秀でていた弓奏弦楽器ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のため600曲近く作品を残したフランス・バロックの巨匠マレ。他にオペラや室内楽なども作曲、その録音もヴィオール曲ほどではないにせよ少なくありませんが、ことフルートを主役に据えマレが作曲した(つまり編曲ではない)作品となると、専門家の間ですらその存在が全く認識されていませんでした。 しかし2023年、18世紀に書かれたフルート向け手稿譜が2揃い相次いで急浮上。そこにマレの名を冠しながら、既知の彼のヴィオール作品群に原曲が見つからないフルート作品が少なからず含まれていたのです。 それらを徹底検証、他の稀少作品も交え「マレのフルート曲」と認識しうる未知の音楽に光を当てるのは、バロック期のフランス音楽に深い知見を持ち、トラヴェルソ(バロックフルート)の他さまざまなバグパイプも吹きこなす名手フランソワ・ラザレヴィチ。名歌手ドミニク・ヴィスとの共演で知られる大ベテラン撥弦奏者エリック・ベロック、ソロ活動も好調なヴィオール奏者リュシル・ブーランジェらの共演を得て、通奏低音にチェンバロを用いない親密な響きの中で綴られる音楽はいずれ劣らぬ繊細な名曲ばかり、名手揃いの宮廷楽団を指揮していたマレがフルートに関心を寄せ作曲していた可能性も示唆する内容になっています。 奏者自身による解説(国内仕様盤には全訳付)と併せ、作曲家像にもフランス音楽解釈にも新風を呼び込む1枚と言えそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10518

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    ドン・ファン
    英雄の生涯 詳細ページ
    [レミ・バロー、ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年03月28日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ブルックナーで独自の境地を見せたレミ・バローが
    リヒャルト・シュトラウスの新プロジェクトを開始!
    ザンクト・フローリアンの夏の音楽祭ブルックナー週間(Bruckner-Tage)の常任指揮者として、コロナ禍の期間を除いて毎年1曲ずつ録音した交響曲全集を完成させたレミ・バロー。2023年にリヒャルト・シュトラウス音楽祭に招かれると大成功を収め、翌2024年には常任指揮者に任命されました。ウィーンの老舗レコード店でもあるGramolaレーベルは、ブルックナーに続き、リヒャルト・シュトラウスの作品集の録音を開始。その第1弾が登場です。 リヒャルト・シュトラウス音楽祭(Richard Strauss-Tage)は、シュトラウスの没後40年にあたる1989年に、彼が後半生の多くの時間を過ごしたガルミッシュ=パルテンキルヒェンを舞台に始まった音楽祭。6月頃に開催され、室内楽や歌曲リサイタル、野外コンサート、講演会、新作を含む舞台作品、更にはシュトラウスの別荘を訪れるツアーなどが組まれています。そのハイライトがオーケストラ・コンサートで、2024年には「ドン・ファン」と「英雄の生涯」を含む2つのプログラムが演奏されました。 ここに収録されたのは、音楽祭に先立ってオーケストラの本拠で行われたコンサートとリハーサルでの演奏。音楽祭の会場の音響が録音向きでないとの理由で、今後もこの方式が採用される見込みです。 レミ・バローはパリ生まれ。パリ音楽院でジェラール・プーレにヴァイオリンを師事し、16歳の時に出会ったセルジウ・チェリビダッケから大きな影響を受けます。ウィーン国立歌劇場のヴァイオリン奏者として演奏した後に本格的に指揮を始めました。ブルックナーの録音ではザンクト・フローリアン特有の長い残響をふまえてチェリビダッケばりの遅いテンポを採ったバローですが、このシュトラウスでは端正な解釈を聴かせます。オーケストラの機能性や迫力で圧倒するタイプの演奏ではありませんが、管楽器・打楽器ともにギラつくことなく、良く溶け合った弦をベースにぬくもりを湛えた有機的なサウンドは独特の味わいを持っています。 ※国内仕様盤には日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事(事務局長)広瀬大介氏による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50398

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    歌劇《エフゲニー・オネーギン》 詳細ページ
    [ステファン・デグー、サリー・マシューズ、ボグダン・ヴォルコフ 他 アラン・アルティノグリュ、モネ劇場交響楽団&合唱団]

    発売日:2025年03月28日

    Blu-ray国内仕様価格:4,950円(税込、送料無料)

    ロラン・ペリー演出《エフゲニー・オネーギン》モネ劇場より新登場!世界中のオペラ・シーンで引く手あまたの人気演出家ロラン・ペリーが、チャイコフスキーのオペラに初挑戦。ペリーは制作に当たって「《エフゲニー・オネーギン》は、傑出した文学(プーシキンの韻文小説をチャイコフスキーが台本化)と音楽の類いまれな結びつきによる傑作……」とインタビューで語っています。 本作が上演されたモネ劇場は1700年創設のブリュッセルの名門歌劇場。近年の音楽監督にシルヴァン・カンブルラン、アントニオ・パッパーノ、大野和士ら錚々たる指揮者が名を連ね、旺盛な新制作の上演で知られています。 ペリーの創案による、スムーズな場面転換と時の流れを暗示するフロート式の舞台の上で、フランスの名バリトン、ステファン・デグーがタイトルロールの虚無的な貴族の青年オネーギン役を、イギリスの名花サリー・マシューズが夢見る少女から成熟した貴婦人に成長するタチヤナ役を、ロシア生まれのノルウェーの新星リリー・ヨルシュターがお転婆なオリガ役を、ウクライナの俊英ボグダン・ヴォルコフがナイーブなレンスキー役を見事に歌い演じます。加えて2016年からモネ劇場の音楽監督を務めるアラン・アルティノグリュが率いるオーケストラと合唱団が、憂愁と憧憬、劇的な高揚に彩られたチャイコフスキーの音楽を味わい深く奏でています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50400

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    英国ロイヤル・バレエ
    バレエ『白鳥の湖』
    リアム・スカーレット版 詳細ページ
    [ヤスミン・ナグディ、マシュー・ボール 他 マーティン・ゲオルギエフ、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年03月28日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    スカーレット版再び!
    ナグディ&ボール主演の英国ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』
    鬼才リアム・スカーレットの追加振付による英国ロイヤル・バレエの31年ぶりの新制作『白鳥の湖』(2018年)は、壮麗な舞台美術とドラマティックな演出により大きな反響を巻き起こしました。今回の再演では2021年に早世したスカーレットの遺志を継ぎ、英国ロイヤル・バレエの優れた若手ダンサーたちに相応しい作品にすべく、演出のギャリー・エイヴィス、ラウラ・モレーラ、サマンサ・レインによって随所に巧みな工夫が加えられました。 主演は、ともにロイヤル・バレエ・スクール時代から期待され、今、最もその踊りに勢いのある英国出身のプリンシパル、ヤスミン・ナグディとマシュー・ボール。このカップルが現代的なオデット&ジークフリート像を鮮やかに描き出します。 英国舞台美術界における第一人者、ジョン・マクファーレンによる幻想的な湖畔や絢爛豪華な宮廷などの舞台美術も必見。伝統に新たな息吹を吹き込む、新時代の『白鳥の湖』の登場です。

  • 商品番号:NYCX-10516

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第5番 嬰ハ短調 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    発売日:2025年03月14日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレによるマーラーの交響曲全集始動!マーラーの交響曲にはこれまでに何度も取り組み、フランクフルト放送響とライヴ映像での全集(C-major)も完成させているパーヴォ・ヤルヴィですが、それから10年以上の時が経ち、本人が「適切な時間を待っていた」と語るセッションでの全集録音が、いよいよ始動しました。 首席指揮者を務めるチューリヒ・トーンハレ管弦楽団をこの大きな企画の相棒に選び、第一弾として送り出されるのは第5番。第1番から第4番までの様々な試みを経て、作曲家本人の新たな展開と器楽のみによる交響曲の新境地を切り開いたこの作品は、まさに門出にふさわしいものと言えるでしょう。周到に準備された演奏、そして録音も万全なもの。パーヴォが描く細部にまでこだわったフレージングと長大な作品を堅固に組み上げる見事な構築力、トーンハレ管の緻密なアンサンブル、そしてこのオケが持つ独特の輝かしさと翳りが深いコントラストを刻み、作品を彫の深いものに仕上げてその巨大なスケールを引き立てています。 ヴァイオリン両翼配置をはじめ、第3楽章のホルン・ソロを他のホルン・パートの逆サイドに立たせるなど、オーケストレーションの面白さやアイデアを引き立てる見通しの良い録音も特筆すべきものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10515

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    ハムレットの亡霊
    失われた18世紀イタリア歌劇の残照を求めて 詳細ページ
    [ロベルタ・マメリ、フランク=エマニュエル・コント、ル・コンセール・ド・ロテル・デュー]

    発売日:2025年03月07日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    緩急自在なマメリの歌唱が光る、発見の面白さ満載のバロック・アリア集バロック作品の精緻な解釈で知られるイタリアのソプラノ歌手ロベルタ・マメリが、知られざるイタリア古楽の魅力を発掘・紹介してきたARCANAレーベルから世に問う新たなソロ・アルバムは、巨匠メタスタージオ以前の最も重要なイタリア劇音楽台本詩人の一人A.ゼーノ(1668-1750)が1705年に手がけたハムレット悲劇のオペラ台本《アンブレート》に光を当てるプログラム。 この台本はシェイクスピアの戯曲より古い12世紀初頭の史料を典拠としており、ハムレットの母やシェイクスピア劇のオフィーリアに相当する女性ヴェレモンダが大きな役割を演じるユニークな内容。ガスパリーニ作曲による第1作の後もたびたび新作が書かれており、マメリはそれら後続作からのナンバー含め、作曲家の知名度に惑わされず優れた曲を厳選、ゼーノの台本で描かれた女性たち、あるいは初演時カストラートが演じた男性たちの心理をしなやかに解釈してゆきます。 若き日のヘンデルやD.スカルラッティの秘曲、ポッラローロやガスパリーニらヴィヴァルディ前夜のヴェネツィアを沸かせた大家たちの充実作に加え、古典派前夜の時代に活躍したカルカーニ1742年作のアリア群もスタイリッシュで魅力的。さまざまなソリストと活躍する南仏リヨンの古楽器集団ル・コンセール・ド・ロテル・デューも端正にして熱のこもった演奏を聴かせ、未知の作品と出会う面白さを幾倍にも際出せてくれます。

  • 商品番号:555248

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    F.X.モーツァルト(1791-1844)
    ピアノ四重奏曲 Op.1
    ヴァイオリン・ソナタ集 詳細ページ
    [ハンスヤコプ・シュテムラー、ミュリエル・カントレッギ、ヨハネス・エルケス、ユリス・タイヒマニス]

    発売日:2025年06月27日

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの末子として生まれ、兄弟の中で唯一音楽家の道を歩んだフランツ・クサヴァー。生涯「偉大な父」の影を背負いながら、得意としたピアノを中心とした作品や声楽曲を残しました。 ピアノ四重奏曲ト短調 作品1は、13歳の1804年に作曲されたとされ、翌年ウィーンで出版されました。父の影響を感じさせる調性ながら、旋律・和声・形式のいずれにも独自の完成度が見られます。ピアノと弦楽器が対等に活躍する構成で、第1楽章は力強く始まり、協奏的な展開を示します。第2楽章では弦楽器が歌い、第3楽章では歌曲風の主題による9つの変奏が展開され、舞曲風のコーダで締めくくられます。 続く2曲のヴァイオリン・ソナタも彼の才能を示す重要な作品です。1806年作の変ロ長調ソナタは、父モーツァルトや師サリエリの影響を感じさせる典雅な作品で、ピアノとヴァイオリンが対等に対話します。1811年のヘ長調ソナタは4楽章構成で、彼が好んだポロネーズやロンドといった民族的要素を取り入れながら、両楽器の魅力を生き生きと引き出しています。 ピアノを担当するハンスヤコブ・シュテムラーは、フランクフルト・アム・マイン音楽・舞台芸術大学の教授で、ソロ、室内楽、現代音楽の分野で幅広く活動しています。ヴァイオリンのミュリエル・カントレッギは、1995年から2008年までミュンヘン室内管弦楽団のコンサートマスターを務め、現代音楽にも精力的に取り組む実力派です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555564

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    発売日:2025年06月27日

    CD価格:2,100円(税込)

    スカルラッティからケクラン、ドビュッシー、カバレフスキーまで幅広いレパートリーを持つドイツのピアニスト、ミヒャエル・コルスティック。とりわけベートーヴェン作品の演奏では「ドクター・ベートーヴェン」の異名をとるほどで、1997年から2008年にかけて録音された「32のソナタ」をはじめ「ディアベリ変奏曲」や2014年のイルンベルガーとの「ヴァイオリン・ソナタ全集」、2020年から2021年にかけて録音された「ピアノ協奏曲全集」はどれも高く評価されています。 このアルバムはピアノ協奏曲全集の録音に前後して収録されたもの。ベートーヴェンに集中的に取り組むことで一層深められた理解と愛情のこもった1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555612

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    グリム(1827-1903)
    交響曲 ニ短調
    組曲 第2番 詳細ページ
    [ゴロ・ベルク、ミュンスター交響楽団]

    発売日:2025年06月27日

    CD価格:2,775円(税込)

    ユリウス・オットー・グリムは、ペルナウ(現エストニア、当時はドイツ領)に生まれ、ライプツィヒ音楽院で本格的に音楽を学びました。ブラームスと深い友情を築いた彼は、特に合唱や管弦楽の指揮で名を馳せ、音楽協会の理事に就任したミュンスターでは著名な音楽家たちを迎えてコンサートを開催するなどこの街の音楽界に多大な貢献を果たしました。作曲家としての活動期間は比較的短かったものの、ピアノ曲や室内楽、合唱作品、交響曲などを書き上げています。 交響曲は音楽院在学中の作品で、ブラームスの影響を感じさせます。グリム自身が指揮して演奏した際は第2楽章の葬送行進曲と第3楽章スケルツォが好評を得ました。演奏時間42分ほどの大作です。 「カノンの形式による第2組曲」はブラームスに献呈された作品。4楽章からなり、バロック風のパッセージやJ.S.バッハ作品を想起させる旋律が用いられた古風な佇まいが特徴です。グリム所縁の地のオーケストラによる共感溢れる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555616

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    ヘンデル(1685-1759)
    イタリア語カンタータとアリア集 詳細ページ
    [アマンダ・フォーサイス、オペラ・プリマ]

    発売日:2025年06月27日

    CD価格:2,775円(税込)

    アメリカ、ニューヨーク出身の実力派ソプラノ、アマンダ・フォーサイスと、イタリアの気鋭のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者クリスティアーノ・コンタディン率いるオペラ・プリマによる、ヘンデルの若き日のイタリア語カンタータ2編を中心とするアルバムです。 1707年に作曲された「捨てられたアルミーダ」は、トルクァート・タッソの「解放されたエルサレム」に題を取ったソプラノ独唱カンタータ。1708年に作曲された「死に瀕するアグリッピーナ」は、暴君ネロの母アグリッピーナを題材とするソプラノ独唱カンタータ。両作品とも、悲劇に見舞われる女性の激情を苛烈なまでに描き出した若きヘンデルの傑作です。恋人に去られたアルミーダ、息子に命を狙われるアグリッピーナという登場人物の揺れる心情を、さまざまな技法を用いて表現する圧倒的な才能を聴くことができます。 この2編の間に、長調によるシンフォニアとトリオ・ソナタが挟み込まれ、アルバムとしてのバランスが取られています。アルバムの最後には、カンタータと同時期に作曲された、ヘンデル最初のオラトリオ「時と悟りの勝利」(1707年)から抜粋されたレチタティーヴォとアリアも収録されています。 長年、バロック・オペラを中心に活躍し続けるフォーサイスの美声と表現力は、これらの作品に最適。才気煥発な若きヘンデルの意欲溢れる音楽を、見事な歌唱で描き出しています。バロック・ヴァイオリン界きってのヴィルトゥオーゾ、フェデリコ・グリエルモや、名通奏低音奏者ロベルト・ロレッジャンら、百戦錬磨のイタリアの名手が集うオペラ・プリマも、フォーサイスの歌をしっかりと支え、劇的な音楽をさらに盛り上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555639

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    シュテルケル(1750-1817)
    交響曲集 & ピアノ協奏曲 第4番 詳細ページ
    [ナターシャ・ヴェリコヴィチ、ヨハネス・メーズス、南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団]

    発売日:2025年06月27日

    CD価格:2,775円(税込)

    ハイドンやモーツァルトと同時代を生きた作曲家、鍵盤奏者で、司祭でもあったヨハン・フランツ・クサヴァー・シュテルケルは、1750年にヴュルツブルクで生まれ、マインツ大司教の下で宮廷鍵盤奏者として活躍し、ナポリの宮廷でも寵愛を受けました。様々なジャンルに多くの作品を残したシュテルケルについては当時の記録が多数あり、1777年から1790年のパリの公開演奏会「コンセール・スピリチュエル」での記録では、交響曲の演奏回数において、当時絶大な人気を誇ったハイドンを上回るほどでありながら、つい最近まで忘れられた存在でした。21世紀に入って徐々に楽譜も整備されると共に作品の再評価が進み、演奏・録音の数も増えてきています。この録音は、室内楽作品集に続くcpoレーベルでの2つ目のシュテルケル作品集です。 作品11は1774年に作曲され、1782年に出版された4曲から成る交響曲集。ここでは、「マンハイム・ロケット」(マンハイムの花火)と呼ばれるクレッシェンドしながら上昇する音型が特徴的な激しい冒頭主題で始まるハ長調の第2番と、シンコペーションや音の跳躍が印象的な変ホ長調の第3番の2曲が収録されています。 作品26は、1786年に出版された3曲のピアノ協奏曲から成る曲集。ここに収録されたハ長調の協奏曲は、非常に美しく叙情的な第2楽章が印象深い名作。この録音では、演奏者のヴェリコヴィチが3つの楽章にそれぞれの主題を用いた技巧的なカデンツァを作曲し、演奏に臨んでいます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:555678

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    リュリ(1632-1687)
    平和の牧歌
    シャルパンティエ(1643-1704)
    リュエイユの祭典 詳細ページ
    [ダニエレ・ロイター=ハラー、アーロン・シーハン他、ボストン古楽音楽祭声楽&室内アンサンブル]

    発売日:2025年06月27日

    CD価格:2,775円(税込)

    リュリとシャルパンティエというフランス・バロック音楽を代表するライバル作曲家が、それぞれ「レーゲンスブルクの和約」を契機として作曲した音楽劇を組み合わせた好企画盤。2022年にボストン音楽祭で上演された演目が2024年ブレーメンでも上演され、録音に至りました。 リュリの「平和の牧歌」は、フランスとスペインの間で行われた再統合戦争が1685年8月15日に結ばれたレーゲンスブルク和約によって終結したことを祝って、セニュレー侯爵が行った祝典で上演されたディヴェルティスマン。ジャン・ラシーヌ書き下ろしの台本により、戦争を勝利で終結させて平和をもたらした王を称賛する内容の音楽劇です。莫大な経費がかけられたこの祝典は盛大なものとなり、ルイ14世も称賛したと伝えられます。 シャルパンティエの「リュエイユの祭典」は、上記のセニュレーの祝典に対抗するために、ライバルだったリシュリュー侯爵(ルイ13世の宰相を務めた有名なリシュリューの曾甥)が計画した祝典用に依頼された音楽劇。リシュリューは音楽劇とともに王の騎馬像の除幕式の祭典の開催を企画しました。その綿密な計画が記録にも残っており、セニュレーの祝典をもしのぐ規模になるはずだった祝典は、様々な理由から頓挫し、実現には至りませんでした。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:555681

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    カルク=エーレルト(1877-1933)
    オルガン、ハルモニウム、ピアノのための作品集
    [18枚組 BOX] 詳細ページ
    [ヴォルフガング・シュトックマイアー、ヨハネス・マティアス・ミヒェル、エルンスト・ブライデンバッハ 他]

    発売日:2025年06月27日

    CD 18枚組価格:14,400円(税込、送料無料)

    ジークフリート・カルク=エーレルトはドイツの作曲家で、ライプツィヒ音楽院にてザロモン・ヤーダスゾーンとカール・ライネッケに師事。後に教育者としても活躍し、レズニチェクらに作品を認められたことを契機に、本格的な作曲活動を開始しました。初期の作品には、師ヤーダスゾーンの影響が色濃く、メンデルスゾーン風のサロン的な作風が顕著に見られますが、次第に複雑で官能的な和声語法を志向し、晩年には無調にも傾倒しました。近年ではフルート作品に注目が集まっていますが、彼のオルガン作品はメシアンにも影響を与えたとされ、また愛奏していたハルモニウムのための教則本でも知られています。 このBOXには、1986年から2004年までにcpoレーベルに録音された、カルク=エーレルトの様々な時期の作品が収録されています。オルガン作品の代表作である《66のコラール即興曲》からの抜粋やオルガン交響曲、さらにはワーグナーの序曲をハルモニウムで演奏したアルバム、ハルモニウムのためのオリジナル作品、その一部をアコーディオンで演奏した版など、多彩な内容が含まれています。また、工夫を凝らしたピアノ作品も多数収録されており、彼の多面的な創作世界を存分に堪能することができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555704

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    〈6月27日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年06月27日

    CD価格:2,775円(税込)

    エルサ・バルレーヌは20世紀フランスの女性作曲家。音楽一家に生まれ、9歳でパリ音楽院に入学し、和声・対位法・ピアノ伴奏で一等賞を獲得。1927年にポール・デュカスに師事し、1929年、ジャンヌ・ダルクを題材にしたカンタータ《La Vierge guerrière》でローマ賞を受賞しました。1930年代以降は文学・政治・精神性を作風に反映し、交響曲第2番「Voïna 戦争」などを発表。演奏活動の傍ら、フランス国立管弦楽団やラジオ・フランスで要職を務めました。ユダヤ系であった彼女は第二次世界大戦中、命の危険にさらされながらレジスタンス運動に参加。戦後はパリ音楽院で教鞭をとり、映画音楽にも携わりました。 アルバムに収録された交響曲第1番は、彼女がローマ留学中にパリのアカデミーに提出した作品で、随所にデュカスやドビュッシーの影響が見られる新古典派様式で書かれており、調性は拡張され、不協和音の使用が特徴的です。交響曲第2番は、戦争の脅威に対する不安を反映した3楽章構成で、木管楽器が重要な役割を果たします。第2楽章の葬送行進曲は、弦楽の弱音や軍用タンバリンなどにより、恐怖と悲哀を描いています。 詩人アンドレ・スピールの詩に基づく「ポグロム」のための交響的イラストレーションはナチズムと反ユダヤ主義の台頭に対するバルレーヌの恐怖を表現した作品で、若者の闘志と年長者の諦念という対照的な視点が描かれています。「ティツィアーノの埋葬のための葬送音楽」は、彼女の晩年に作曲された唯一の作品で、怒りの日の旋律も想起させるピアノとオーケストラのための厳かな音楽です。数多くの国際コンクールに入賞、ロサンゼルス・フィルハーモニックの「ドゥダメル・フェロー」にも選ばれた女性指揮者エレーナ・シュヴァルツが指揮するケルンWDR交響楽団の演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA827

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    〈6月20日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年06月20日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    ヘッカーとヘルムヒェンによるロシアのチェロ・ソナタこれまで、ALPHAからリリースされた5種のCDで共演しているマリー=エリザベート・ヘッカーとマルティン・ヘルムヒェン。公私ともにパートナーである2人が約10年ぶりとなるデュオでのアルバム制作にあたり、テーマに掲げているのは東欧ですが、実質的にはロシア(ソヴィエト連邦)のチェロ作品を集めたといって差し支えない内容となっています。 粛清の嵐吹き荒れる中で作曲され若々しい憧憬の中にも緊張と苦いトーンを帯びたショスタコーヴィチに始まり、当局からの抑圧を受けながら自らの「多様式主義」をより均質なものにするために再構築したというシュニトケ、バレエ・リュスのための『プルチネルラ』をピアティゴルスキーと共に再構築したストラヴィンスキー、ワルシャワに生まれてモスクワで活動していた時期に書かれショスタコーヴィチや民謡、クレズマーなどの影響を受けたヴァインベルク、西欧からロシアへ帰還した後の晩年にロストロポーヴィチのために書かれたプロコフィエフ、交響曲第1番の初演失敗から立ち直りきらない時期にピアノ協奏曲第2番とほぼ同時に書かれ、ピアノにも大きな比重をかけているラフマニノフ、といった名作を並べています。 濃厚なロマンティシズムから極度の緊張、そして伸びやかな軽やかさまで様々な顔を持つこれらの作品を、ヘッカーとヘルムヒェンはぴったりと合った呼吸で聴かせています。

  • 商品番号:CCS49325

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    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,775円(税込)

    貴婦人の余芸をはるかに超えた充実度!見過ごしがたいロココ期ドイツ宮廷音楽プロイセン皇太子フリードリヒ(のちのフリードリヒ大王)の姉で、1731年に南ドイツのバイロイト辺境伯の妃として迎えられたヴィルヘルミーネ・フォン・プロイセン。生涯を通じ書簡を交わしあった弟と同じく音楽に情熱を傾け、自身チェンバロとリュートを巧みに演奏したばかりか作曲でも本職顔負けの成果をみせた彼女の作として知られる曲の数々が、スウェーデンとデンマークの古楽器奏者たちの集うカメラータ・オーレスンの充実解釈で味わえます。 古楽器演奏が今ほど盛んでなかった20世紀から折に触れ注目され、現代楽器での録音もある辺境伯妃ヴィルヘルミーネの作品は近年なお研究が進み、一部はベルリンやバイロイトで彼女に仕えた専業作曲家の作であったことも明らかになっており、本盤収録作の幾つかもその例にもれませんが、そうした同時代の専門家たちの作と並べても全く遜色ない作曲手腕に驚かされます。 弟フリードリヒに仕えたC.P.E.バッハやグラウン兄弟の多感主義にも通じる短調の魅力とロココ的典雅が交錯する中、各楽器のソロも鮮やかで効果的。リート歌手としても活躍するヨゼフィーネ・アンデション含め、演奏陣が総じて曲の隅々まで深く読み解き、メリハリある演奏解釈に結実させている点も頼もしいところです。 巻末にはヴィルヘルミーネがベルリン時代に共演したロカテッリの初期協奏曲も収録。

  • 商品番号:CDS-8060

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    サリエリ(1750-1825)
    〈チェンバロ、ピアノのための作品全集〉
    協奏曲、ソナタ 詳細ページ
    [フィリッポ・パンティエーリ、アンサンブル・セツィオーネ・アウレア]

    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,175円(税込)

    アントニオ・サリエリは当時の音楽先進国イタリアに生まれて当地で教育を受け、神聖ローマ帝国の宮廷楽長として高い評価を得ると共にウィーン音壇の隆盛に貢献しました。その没後200年に彼の鍵盤楽曲をまとめて紹介する貴重な1枚が登場。主要な業績はイタリア語によるオペラだったこともあり、現代に伝わる鍵盤楽器のための楽曲は極めて少なく、チェンバロとピアノのための作品はこのCD1枚に収まるのがすべて。2曲の協奏曲にはチッコリーニやシュタイアーなどの録音がありましたが、レーベルによれば2つの独奏曲はこれが初録音となります。協奏曲の楽譜はウィーンのオーストリア国立図書館に保存されていますが、誰のために書かれたのかなどの詳細は不明。ここで独奏はピアノで演奏されています。 変ロ長調協奏曲は写本のみが現存し、2本のオーボエ、ホルン、弦楽器からなる編成で、演奏時間は約25分と当時としては比較的長めの作品です。ソナタ形式による第1楽章にはオリジナルのカデンツァも含まれています。J.C.バッハ作品を思わせる装飾的で繊細な第2楽章が続き、終楽章は変奏付きのテンポ・ディ・メヌエットで、軽快なトルコ風の最終変奏は、モーツァルトの「トルコ行進曲」K. 331を想起させます。ハ長調協奏曲は自筆譜が現存し、劇的なアレグロ・マエストーソの第1楽章、シチリア風のリズムを持つ抒情的な第2楽章、ロンド形式による優雅な第3楽章から成る、よりコンパクトな構成です。両作品は作曲時期が近いものの、形式や表現において顕著な違いがあり、サリエリの作曲家としての多様な側面を伝えています。 ハ長調のソナタは組曲的性格を持ち、おそらく弟子のために書かれたものと考えられます。また「行進曲ニ長調」は非常に短い作品で、ベルリンに所蔵されていた唯一の写本で伝えられています。 演奏は、ルカ・ジャルディーニとフィリッポ・パンティエーリにより設立されたアンサンブル・セツィオーネ・アウレア。17世紀から19世紀にかけてのイタリアの声楽および器楽レパートリーの復興を目的に、ヨーロッパ各地の精鋭たちが結集したアンサンブルで、歴史的背景に基づいた演奏解釈に定評があります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8062

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    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,175円(税込)

    ナポリ出身でパリを拠点に活躍した作曲家フェルディナンド・カルッリの魅力に迫る『カルッリ再発見』。2022年に発売された第1集は、イタリアで年間最優秀ギター・アルバム賞(Chitarra d'Oro)を受賞するなど高く評価されました。 この第2集には世界初録音となる技巧的なグランド・ソナタから、ナポリ風の序曲など多彩な作品が収められ、最後は哀愁漂う練習曲で静かに締めくくられます。ファントーニは1820年製の楽器を用い、その豊かな音色でカルッリの音楽に新たな命を吹き込んでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DE3615

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    BELOVED ARIAS - オペラ・アリア集
    ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニ、
    グノー、マスネ、チャイコフスキー
    詳細ページ
    [リパリット・アヴェティシャン、コンスタンティン・オルベリアン、カウナス市交響楽団]

    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,775円(税込)

    躍進中のテノール、リパリット・アヴェティシャン初のアリア集ヨーロッパを中心に既に様々な歌劇場で活躍、「この世代で最もエキサイティングなリリックテノールの一人」と称賛を受けているアルメニア出身のリパリット・アヴェティシャン。アルメニア国立歌劇場の主要アーティストでもある彼の初めてのソロ・アルバムは、これまでに各地の歌劇場で演じてきた役の有名アリアを集めたもの。輝かしく豊かな声と余裕を感じさせる幅広い表現力、その類稀な実力を余すところなく伝える素晴らしいアルバムとなっています。 最後にはアルメニアの吟遊詩人サヤト=ノヴァによる作品も収録し、彼の芸術的なルーツである故国へのオマージュとしています。

  • 商品番号:HSP012

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    2人でカンタータ
    ~ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作品集~ 詳細ページ
    [OVNIバロック(エマニュエル・ドーヴァン、ヘザー・ニューハウス)]

    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴァイオリン+オルガン足鍵盤+独唱だけで織りあげられるバッハ世界17世紀末のドイツ北方で活躍した作曲家ブルーンスの先例に倣い、バロック・ヴァイオリンを弾きながらオルガンの足鍵盤で通奏低音パートも演奏するフランスの俊才エマニュエル・ドーヴァン。先行盤(HSP007)ではビーバーとバッハがヴァイオリンと通奏低音のために書いたソナタ群に無伴奏作品を交え充実した解釈を聴かせましたが、今回のアルバムではフランス語圏を中心に古楽、オペラ、越境系ステージワークなど幅広く活躍する歌手ヘザー・ニューハウスが共演。自作をさまざまな編成向けに頻繁に編曲していたバッハの作品から楽章を厳選し、全てソプラノ+ヴァイオリン+オルガン足鍵盤の編成で演奏できる、ひと続きの長大な教会カンタータを模したプログラムを編作しました。 オルガン曲でコラール主題を辿るパートをニューハウスが歌い、ドーヴァンが対旋律パート(ヴァイオリン)と低音部(足鍵盤)で演奏したり、レチタティーヴォでは記譜音を足鍵盤で、和声をヴァイオリンの重音で添えるなど細部の工夫も注目に値しますが、オリジナル通り演奏される無伴奏作品も含め、各曲の展開をよく読み解いた演奏の充実度も見事なもの。ニューハウスの声もドーヴァンのヴァイオリンも高音域まで妥協ない美に貫かれ、バッハ作品の音の綾を辿る喜びを堪能させてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ICAC-5184

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第1番
    ニールセン(1865-1931)
    交響曲 第5番 詳細ページ
    [ヤッシャ・ホーレンシュタイン、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団]

    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,175円(税込)

    ホーレンシュタインによるショスタコーヴィチ1番、ニールセン5番ライヴ、
    新リマスターで登場
    BBCのアーカイヴから、ヤッシャ・ホーレンシュタイン(1898-1973)の英国ライヴが登場。 現ウクライナのキーウに生まれ少年時にウィーンへ移住、当地で音楽教育を受けた彼はベルリンでフルトヴェングラーのアシスタントを務めるなどをした後、1929年にデュセルドルフ歌劇場の音楽監督に就任しました。しかしナチスの台頭から逃れてアメリカに移住した後は生涯主要な音楽的ポストに就くことなく、戦後ヨーロッパに戻ってロンドン交響楽団ほか英国の各オーケストラとも深い絆を結びながらマーラーやブルックナーの演奏で高い評価を得ましたが、商業録音には恵まれませんでした。 ここに収録されたショスタコーヴィチの交響曲第1番も商業録音が残っていない曲の一つですが、作品への献身的な解釈に裏打ちされた活気がたいへん印象深い演奏を聴かせています。かつてDOREMIからエアチェック音源と思われるリリースなどがあった演奏ですが、今回オリジナルテープからの新リマスターが待望の登場です。 ホーレンシュタインが個人的に知己を得ていたニールセンの交響曲第5番はUnicornレーベルにスタジオ録音も残していますが、この演奏はその約2年後に行われた同じニュー・フィルハーモニア管弦楽団とのライヴで、IMPクラシックスのBBCシリーズでもリリースされていたもの。ニールセンの戦争交響曲ともいわれるこの作品の個性を強烈に引き出しており、第1楽章のスネアドラムの扱いなどもたいへん印象的。今回のCD化にあたってどちらの作品もポール・ベイリー(Re:Sound)により丁寧なリマスターが施されており、演奏が活き活きと立ったものになっていることは特筆ものです。 余白には英国の音楽学者でマーラー10番のクック版でも有名なデリック・クックを聞き手に、ホーレンシュタインがニールセンとの友情について語る、英語による6分弱のインタビューが収録されています。

  • 商品番号:LPDCD119

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    〈6月20日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年06月20日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    アストル・ピアソラを専門に演奏するスペシャルバンド“El Cielo 2020”による珠玉の映画音楽コレクション。メンバーによってひそかに演奏されてきた映画音楽たちが、ファンの熱いリクエストに応え、ついにアルバムとして登場。オール・ピアソラ・プログラムのアンコールとして度々演奏されてきた『ゴッドファーザー』はもちろん、映画音楽の金字塔ともいえる『ニュー・シネマ・パラダイス』や『ひまわり』、はかない恋を奏でるピアノが印象的な『愛を奏でて』、世界のスタンダード『私のお気に入り』などなど、時代を超えて愛される名曲が凝縮されています。さらに“El Cielo 2020”の2ndアルバムにも収録されているピアソラ作曲の『アヴェ・マリア』は新アレンジで再収録。心にぐっと突き刺さる、映画音楽の真髄をたっぷり堪能できる一枚です。 El Cielo 2020はアストル・ピアソラの楽曲を演奏するために結成されたピアノ、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスによる四重奏団。ピアソラの熱量をそのままに、スタイルを現代化させた新時代のバンドである。Triptyqueは同メンバーのヴァイオリン、ピアノ、チェロの3名により、ピアソラにこだわらず音楽を探究している。

  • 商品番号:OC1739

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    センティメンティ
    チェスティ、リスト、トスティ、レスピーギの歌曲 詳細ページ
    [カリーネ・ババジャニアン、アレッサンドロ・アモレッティ]

    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,475円(税込)

    アルメニア生まれのソプラノ、カリーネ・ババジャニアンが歌うイタリア語の歌曲とアリア集。 アルバム・タイトルの『センティメンティ(Sentimenti)』は「感情」を意味し、歌を通じて多彩な感情の探求が表現されています。冒頭を飾るのは、イタリア古典歌曲の定番となっているバロック・オペラ草創期の作品。その旋律は、レスピーギの「古い歌に寄せて」において引用され、時代を超える音楽的な橋渡しとなっています。 他に幸福と苦悩の内面の葛藤を描いたリストの「ペトラルカのソネット」、恋する気持ちを切実に訴えかけるトスティの「アマランタの4つの歌」、民謡風の旋律の中に様々な情景と感情を織り込んだレスピーギの「トスカーナのリスペット」が、ババジャニアンの繊細かつ情熱的な歌声によって鮮やかに描かれています。

  • 商品番号:RIC473

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    忠愛の追憶
    ~ジル・バンショワ聖俗作品集~ 詳細ページ
    [バティスト・ロマン、ル・ミロワール・ド・ミュジーク]

    発売日:2025年06月20日

    CD価格:2,775円(税込)

    15世紀ネーデルラント屈指の大家に迫る、中世音楽研究の最前線パリ、バーゼル、リヨンで学び、中世音楽研究と演奏実践の双方で第一線の活躍を続けるバティスト・ロマンを中心に、中世音楽演奏の専門家が集うル・ミロワール・ド・ミュジーク。RICERCARでアルバム制作を続けてきた彼らの最新盤は、諸芸術の牙城たるブルゴーニュ公の宮廷に仕えた15世紀の大家バンショワの作品集です。 同宮廷に貢献をなしたデュファイと並び称される影響力を誇ったバンショワですが、活動歴は今なお謎も多く全体像がつかみにくい作曲家。本盤では教会音楽と宮廷向け世俗作品をバランスよく選び、器楽曲として残る作品や声楽曲の器楽編曲など交えつつ、中世の宮廷恋愛歌に繋がる古風な内容が精緻なポリフォニーと相半ばするバンショワ作品の面白さを多角的に読み解いてゆきます。 同一楽想に基づく複数の作例をバランスよく収め、プログラム進行に統一感を持たせている点が頼もしいところ。歌手6人によるア・カペラ重唱の他、複数のヴィエル(中世フィドル)やバグパイプ、唸り音が特徴的なゴシックハープなど様々な中世楽器が織りなす古雅な響きが味わえ、中世末期~ルネサンス初期という様式不安定な時期の音楽ならではの面白さにも事欠きません。 最新研究を踏まえたライナーノート(英、仏、独語)も読みごたえ充分。主宰者ロマンがフランス語で執筆、本盤にも参加している中世弓奏楽器の名手エリザベス・ラムジーが英訳、同じく本番参加の撥弦奏者マルク・レヴォンが独訳を受け持っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.226929

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    〈6月13日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年06月13日

    CD価格:2,400円(税込)

    エリック・サティの影響は現代の音楽に広がっており、ジョン・ケージもサティを「欠かせない存在」と称賛し、彼の作品に大きな影響を受けました。サティは作品にユニークな指示やタイトルをつけて、クラシック音楽の伝統に一石を投じるとともに、ミニマリズムの先駆けでもある「冷たい小品」なども遺しました。サティの作品は今でも多くの発見を与えてくれます。このアルバムにはあまり耳にすることのない小品が多く選ばれており、サティの再発見に繋がる1枚と言えるでしょう。 演奏はデンマーク生まれのクリスティーナ・ビェルケ。地元の音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院に留学、シーモア・リプキンに師事し、現在はデンマーク国立音楽アカデミーで後進の指導に当たっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574639

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    モーツァルト(1756-1791)
    〈ミサ曲全集 第6集〉
    K.49, 65, 220, 257 詳細ページ
    [クリストフ・ポッペン、ケルン室内管弦楽団、ケルン大聖堂合唱団&声楽アンサンブル]

    発売日:2025年06月13日

    CD価格:1,900円(税込)

    モーツァルトはザルツブルク宮廷に仕えていた若き日々に、多くのミサ曲を作曲しました。中でも12歳のときに書かれた優美なミサ・ブレヴィス K. 49や、1776年に完成した劇的なハ長調「クレド」K. 257は、宗教音楽に力を注いだこの時期の代表作です。 「クレド」ミサは、反復される「クレド」のモチーフを軸に、ドラマティックな構成と舞台音楽的手法を取り入れた独創的な作品で、ザルツブルク時代の代表的作品の一つとされています。ミサ・ブレヴィス K. 65は、1769年にザルツブルクの徹夜祈祷のために書かれたもので、厳粛さや敬虔さを表すとされるニ短調という調性が、宗教的儀式の荘厳な雰囲気を強調しています。一方、ミサ・ブレヴィス K. 220は、サンクトゥスに見られる鳥のさえずりのようなモチーフから「すずめのミサ」と呼ばれ、金管と打楽器が効果的に使われています。 全体を通して、明るさと喜び、そして終曲の合唱による深い平安が印象に残る作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579142

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    ショール(1970-)
    〈作曲家のノート 第4集〉
    音楽の巡礼
    マンハッタンの四季 詳細ページ
    [アレクサンドル・チャウシャン、シン・ションス、ドゥミトゥル・ポチタリ、キーウ・ヴィルトゥオージ]

    発売日:2025年06月13日

    CD価格:1,900円(税込)

    NAXOSの人気シリーズ、現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショールの作品集。第4集はチェロとヴァイオリン協奏曲を中心に、多彩な小品を収録した1枚です。 チェロ協奏曲第1番「音楽の巡礼」は、過去の音楽様式への敬意と現代的な感性が融合した作品。第1楽章は新古典主義風に始まり、やがてロマン派の技巧的なスタイルへと展開。第2楽章では、チェロが主役としてオーケストラを力強く導き、緊張感を湛えた情感豊かな音楽が繰り広げられます。終楽章では独特なリズムによるタンゴが登場し、古典的な音楽に現代的な刺激が入り混じったユニークな結末を迎えます。 ヴァイオリン協奏曲第3番「マンハッタンの四季」は、ヴィヴァルディやピアソラの「四季」作品の伝統を受け継ぎながら、現代の大都市マンハッタンを舞台に、春夏秋冬の移ろいを色彩豊かに描いた作品です。どの楽章も親しみやすい旋律と表情豊かな音楽が魅力で、技巧的なソロときらめくオーケストラの音色が見事に溶け合い、最後は希望に満ちた「春」で締めくくられます。ヴァイオリン・ソロは、2008年のロン=ティボー・コンクール第1位のシン・ヒョンスです。「フェニックス」は神話に登場する不死鳥の再生と変容のテーマが込められた作品。抒情的かつ技巧的なヴァイオリン独奏は、2024年からウィーン交響楽団のコンサートマスターを務めるドゥミトゥル・ポチタリ。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660523

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    マイール(1763-1845)
    歌劇《アモール・ノン・ア・リテーニョ》 詳細ページ
    [イェリー・スー、マルクス・シェーファー、ダニエル・オチョア 他、フランツ・ハウク、コンチェルト・デ・バッスス]

    発売日:2025年06月13日

    CD 3枚組価格:3,900円(税込、送料無料)

    ジモン・マイールの《アモール・ノン・ア・リテーニョ》は、1804年にミラノ・スカラ座で初演された歌劇です。スペインのサモラを舞台とし、作曲当時の名歌手たちを揃えたこの上演は大成功を収め、後に《La fedeltà delle vedove(ヴェドーヴェの堕落者)》として改作され、さらに人気を博しものの、その後は上演機会に恵まれず、忘れられてしまいました。 夫を亡くしたばかりのルイージア(プリンチペッサ)を巡って展開されるこの物語は、彼女に言い寄るコミカルな求婚者たち、そして彼女の心を射止めようと策を弄するドゥーカの姿が描かれています。ドゥーカは哲学者や騎士に変装してルイージアに接近し、ついには彼女の愛を勝ち取り、二人の求婚者モリオーネとフルスベルゴも、それぞれルイージアの侍女エレーナとラウリーナと結ばれ、最終的に作品はタイトルにもなっている「Amor non ha ritegno(愛にはためらいがない)」の合唱で幕を閉じます。 この上演でルイージア役を務めたのは、バロック音楽と現代音楽の両分野で活躍する韓国出身のソプラノ、イェリー・スー。愛に目覚めていく女性像を表情豊かに演じています。ドゥーカ役は名テノールのマルクス・シェーファーが担当し、モリオーネ役にはドイツ・リートやカンタータの録音で知られるダニエル・オチョアが配されています。さらに、フルスベルゴ役にはニクラス・マルマンが起用され、コミカルな歌唱で物語に華を添えています。ヨハン・ジモン・マイールの作品紹介に力を注ぐフランツ・ハウクとコンチェルト・デ・バッススの好演も、大きな聴きどころとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2608

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    発売日:2025年06月13日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    キアロスクーロ四重奏団のハイドンの旅、更に前進アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2005年に結成され、2016年4月には初来日公演も大成功を収めました。以降、しなやかな音色とダイナミックな演奏が多くの聴き手から高く評価されています。 2023年4月にリリースされた、ハイドンの弦楽四重奏曲《作品33》より最初の3曲(BISSA2588)は、「作品の本質に迫る、驚くほど忠実な演奏」(Diapason誌)と称賛され、多くの賞を受賞しました。そして今回のアルバムでは、このセットの残り3曲が収録されています。 1781年に作曲された《作品33》は、「ロシア四重奏曲」とも呼ばれ、ロシアの大公パーヴェル(のちの皇帝パーヴェル1世)に献呈されました。それまでのハイドンの作品に比べて大きなスタイルの変化があり、当時の聴衆の好みに合わせて、より軽やかで親しみやすい音楽が目指され、リズムにも生き生きとした魅力が感じられます。この曲集は、「古典派の弦楽四重奏曲」の始まりを示す重要な作品とされており、モーツァルトが大きな影響を受けて《ハイドン四重奏曲》を生み出したことでも知られています。 キアロスクーロ四重奏団は、ハイドンの弦楽四重奏曲を歴史的な奏法に基づく深い理解とともにたどるプロジェクトを2020年以来続けており、すでに《作品20》と《作品76》が発売済みです。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2719

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    Sky of my Heart
    心の空に 詳細ページ
    [ニューヨーク・ポリフォニー、レストレンジ・ヴァイオルズ]

    発売日:2025年06月13日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    現代屈指の男声アンサンブル、
    ニューヨーク・ポリフォニーが歌う「Sky of my Heart 心の空に」
    このアルバムに収められた作品は、400年以上にわたる音楽史の中から選ばれており、古楽レパートリーの発掘と発展に対する彼らの深い情熱を映し出しています。演奏される作品の多くは、「生」「死」「来世」といったテーマを扱っており、アンドルー・スミスの作品には個人的な死別の体験が、ポール・モラヴェックの作品には新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの影響が反映されています。また、ウィリアム・バード、イヴァン・ムーディー、ジョン・タヴナー、ベッキー・マクグレードの曲は宗教的な深みをたたえており、曲中の詩句がアルバムのタイトルにもなっている内藤明美作曲「西行による月の和歌六首」は、西行法師の和歌をもとにした瞑想的な響きをもつ作品です。 ニコ・ミューリーの《My Days》は、17世紀初頭のイギリスの作曲家オーランド・ギボンズに捧げるトリビュートであり、最後はギボンズ自身の名作「銀色の白鳥」でアルバムを静かに締めくくります。これらの現代作品の多くは、ニューヨーク・ポリフォニーの委嘱によって生まれたもので、典礼聖歌の豊かな伝統に深く根ざしながらも、現代的なハーモニーによって新たな響きを生み出しています。さらに、ヴァイオル・アンサンブル「レストレンジ・ヴァイオルズ」が3曲に参加し、この音の世界に豊かな彩りを添えています。 ニューヨーク・ポリフォニーは、ジェフリー・ウィリアムズ、スティーヴン・カルディコット・ウィルソン、クリストファー・ダイラン・ハーバート、クレイグ・フィリップスの4人が2006年に結成。2020年にはテノールがアンドルー・フックスに交代しましたが、他の3人のメンバーの顔触れは変わることなく、20年近くにわたり顧みられることの少ないルネサンスと中世の作品をレパートリーの中心に置き、現代作曲家の新作の初演も積極的に行う男声室内ヴォーカル・アンサンブルです。これまでに数多くの録音を行い、うち2作はグラミー賞にもノミネートされた他、2021年に発表した「そして太陽は光を失った~受難節の音楽」(BISSA2277)は世界中の音楽誌から高く評価されています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:C230172

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    歌劇《ムツェンスク郡のマクベス夫人》 Op.29 詳細ページ
    [クルト・リドル、アンゲラ・デノケ 他、インゴ・メッツマッハー、ウィーン国立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年06月13日

    CD 2枚組価格:2,475円(税込)

    ショスタコーヴィチのオペラ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》は、1930年に作曲が始まり、1934年に初演され各地で成功を収めましたが、スキャンダラスな表現が批判され、1936年にスターリンの激しい非難を受けたことが契機となって封印されてしまいます(後に《カテリーナ・イズマイロワ》として改訂されて上演が許可される)。1970年代末に初演版がムスティスラフ・ロストロポーヴィチによって演奏・録音され、2009年にはウィーン国立歌劇場で初の同版の上演が行われました。 本録音にはその公演が収められており、近現代オペラの第一人者インゴ・メッツマッハーが指揮を担当。アンゲラ・デノケを中心に、クルト・リドル、ミッシャ・ディディクが見事な声を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20324

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    発売日:2025年06月13日

    CD価格:2,400円(税込)

    19世紀末から20世紀前半のパリを拠点に活躍した作曲家たちの歌曲を取り上げたアルバム。この時代のパリは、1889年の万国博覧会などを契機に地理的・文化的な関心が広がり、芸術的にも刺激に満ちた都市であるとともに、女性作曲家の活動も盛んになっていました。このアルバムでは、そうした女性作曲家の作品を中心に選曲。ピエール・ルイスによる官能的な詩に基づく「ビリティスの歌」や、中国の詩をフランツ・トゥーサンがフランス語に翻訳した「翡翠の笛」など、当時人気を博した詩を用いた作品が含まれています。カナルの「翡翠の笛」やクレティアンの3つの歌曲は、いずれも世界初録音となります。 艶のある歌声の持ち主、メゾ・ソプラノのキティ・ウェイトリーは、英国で学び、キャスリーン・フェリアー賞などを受賞後、ヴェルビエ音楽祭アカデミーに参加。2013年から2015年にかけてはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとして活動し、BBCプロムス出演や新作歌曲の委嘱などを行いました。ベルリン・フィルをはじめとする主要オーケストラと共演し、リサイタルやオペラなど多方面で活躍する他、「SWAP’ra」の共同設立者として、女性音楽家の支援にも力を入れています。 エドウィジュ・ヘルシェンローダーは、エリック・ヴィドンヌに師事し、ロンドン王立音楽アカデミー大学院でマルコム・マルティノーらの指導を受けました。キティ・ウェイトリーや女優ドミニク・ブランと共演したシェイクスピアを題材にしたリサイタルなどでも注目を集めるだけではなく、エコールノルマル音楽院でフランス語発音や役作りの指導にもあたるなど教育の面でも活躍しています。

  • 商品番号:CHSA5352

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    発売日:2025年06月13日

    SACD-Hybrid価格:2,700円(税込)

    好評シリーズ、アルペシュ・チャウハンとBBCスコティッシュ交響楽団によるチャイコフスキー管弦楽作品集。この第3集は、交響曲よりも自由な形式で書かれた管弦楽組曲第2番を中心に、歌劇《エフゲニー・オネーギン》から「間奏曲とワルツ」、「ポロネーズ」などの有名曲をはじめ、学生時代の作品「雷雨」と歌劇《チャロデイカ》からの曲が並び、最後は勇壮なスラヴ行進曲で幕を閉じるという選曲です。チャウハンは、オーケストラから精緻な音を引き出すとともに、あまり演奏されない作品でも細部まで行き届いた演奏を聴かせます。名プロデューサー、ブライアン・ピジョン&録音エンジニア、ラルフ・カズンズのコンビによる収録。SACDでのリリースです。 バーミンガム出身の指揮者アルペシュ・チャウハンは、スクロヴァチェフスキに師事し、ヴァシリー・ペトレンコやファンホ・メナのマスタークラスに参加。2014〜2016年にはバーミンガム市交響楽団の副指揮者を務め、アンドリス・ネルソンス、エドワード・カードナーの薫陶を受けました。2015年にデビュー後、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルの首席指揮者に就任し、ブラームスの交響曲全曲などを指揮。現在はデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者、バーミンガム・オペラ・カンパニーの音楽監督を務める傍ら、世界各地の主要オーケストラに客演しています。また、音楽教育にも積極的に関わり、若い音楽家の支援に尽力しています。2022年に大英帝国勲章OBEを受章しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GP943

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    発売日:2025年06月13日

    CD価格:2,175円(税込)

    19世紀には、多くの作曲家が人気オペラの旋律をもとにピアノ独奏曲を作曲しました。このアルバムには、ベッリーニやヴェルディの名作オペラに基づく幻想曲や変奏曲が収められており、アリアや名場面が華やかに再構成されています。ビールやラフ、レイバックらによる《イル・トロヴァトーレ》や《椿姫》の編曲に加え、ゴリネッリやフマガッリ、バイエルらの技巧的かつ抒情的な作品も聴きどころです。サロンや家庭でオペラの感動を楽しめるよう工夫されたこれらの作品は、19世紀の音楽文化を今に伝える貴重なレパートリーです。 ピアニスト、指揮者、作曲家として活躍するルベン・ミシェーリは、イタリア・カターニアとベルギーで学び、第9回フランツ・リスト国際コンクール ワイマール - バイロイトで第2位に入賞するなど、40を超える国際コンクールでの受賞歴を誇ります。

  • 商品番号:ODE-1469

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    サーリアホ(1952-2023)
    ピアノとチェンバロのための作品全集 詳細ページ
    [トゥイヤ・ハッキラ、アンッシ・カルットゥネン]

    発売日:2025年06月13日

    CD価格:2,475円(税込)

    1980年代から亡くなる2023年まで世界的に注目を集めていたサーリアホ。特にフルート曲やオペラなどが高く評価されていますが、このアルバムにはピアノとチェンバロのために書かれた作品がすべて収められています。演奏は古楽器奏者であり、同時にフィンランドの現代音楽界を長年牽引してきたハッキラ。サーリアホとは40年以上の深い交流があり、このアルバムは親友へのトリビュートと言えます。 アルバム冒頭の「前奏曲」は歌曲集『4つの瞬間』の第1曲を基にしたもの。反復を伴うミニマル音楽風の動きが特徴です。「アラベスクとアダージョ」は、彫刻家ジャン・ティンゲリーの作品にインスパイアされた曲。「秋」は、バレエ音楽『Maa』のハープ・ソロをチェンバロ用に編曲したもので、ハッキラが初演を行い、その際にはサーリアホがエレクトロニクスを担当しました。「繊細に」は、チェロ、ピアノとパーカッションのためのセレナータの楽章をハッキラ自身が編曲した、瞑想的な曲想を持つ作品。チェロとプリペアド・ピアノのための「夢の中に」は前衛的な作風が表れています。「バラード」は歌曲集『4つの瞬間』の第2曲を基にした作品。「猿の指、ヴェルヴェットの手」は高橋アキの委嘱作で、ビートルズのメロディーを引用したミニチュア・エチュード。力強いオスティナートが特徴です。「秘密の花園 II」はチェンバロをこよなく愛したサーリアホが、自身の呼吸音をテープに取り込み、チェンバロの音と融合させた作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19437CD

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    発売日:2025年06月13日

    CD 6枚組価格:3,375円(税込、送料無料)

    SWR musicはシュトゥットガルトを拠点とする南西ドイツ放送 Südwestrundfunk(SWR) のメディア部門の一部。SWR傘下のオーケストラや合唱団、SWRが主宰・主催する音楽祭や演奏会、更に放送用のスタジオ収録や記録音源など、新旧の演奏から選りすぐってCDや配信などで世界へ向けて発信しています。 このボックスはSWRmusicの創設25周年を記念して、厳選された名演を6枚組にまとめたもの。いずれも過去に発売されて国際的に高い評価を得ました。クールな分析者ミヒャエル・ギーレン指揮のマーラー第5番や、ヴィブラートを抑えた「ピュア・トーン」で一世を風靡したノリントン指揮のハイドン、長い客演関係を持つインバルのショスタコーヴィチなど聞きものが揃っています。

  • 商品番号:ALPHA1095

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    モンテカルロの思い出
    フランス・オペラ・アリア集 詳細ページ
    [ジャン=フランソワ・ボラス、ピエール・デュムソー、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,775円(税込)

    モンテカルロ歌劇場と名支配人を讃え、ボラスが歌い上げるフランス・オペラ・アリア集モンテカルロ大聖堂聖歌隊で活動を始め、モナコ音楽院でオペラ歌手としての最初の教育を受けたというテノール歌手ジャン=フランソワ・ボラス。2023年3月の小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト《ラ・ボエーム》で見事なロドルフォを演じるなど、日本でも既に高い評価を受けている彼の初リサイタル・アルバムは、所縁のモンテカルロ歌劇場に因んだフランス・オペラのアリア集となりました。1893年から1951年までの長きにわたって劇場の責任者を務め、この歌劇場の発展に大きく貢献した敏腕支配人ラウル・ガンズブールの功績を讃え、彼と深い関係のある作品を中心に収録しています。 中でもガンズブール自身の手による《老いたる鷲》、マスネの《ローマ》、マスカーニ《アミーカ》はモンテカルロ歌劇場で初演が行われた作品であり、その他の多くはボラスが過去にこの歌劇場で歌った作品。さらにはモンテカルロで上演されたことのない《ベアトリスとベネディクト》と《ポリュクト》も加え、プログラムに広がりを持たせています。ボラスは定評のあるその声量と幅広い表現力で、フランス・オペラ全盛期ならではの美しさを湛えたこれらの作品をダイナミックかつ繊細に聴かせます。 ピエール・デュムソー率いるモンテカルロ・フィルも作品に寄り添った色彩鮮やかな演奏で好サポート。

  • 商品番号:ALPHA691

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    〈6月6日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年06月06日

    LP+CD+音源DL付価格:5,175円(税込、送料無料)

    金管・打楽器の華々しい活躍と、あの謎の名曲
    絶好調の全曲録音シリーズ第12巻に高音質アナログ盤登場
    2032年の作曲家生誕300周年に向け、100曲以上が現存しているハイドンの交響曲の全てを録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。今回はハイドンがエステルハージ侯爵家での作曲経験を充分に積み、ひときわ充実した楽器編成のために交響曲を書く機会が増えてきた1775~76年の作品3曲に、「おもちゃの交響曲」を加えた選曲。20世紀にヨーゼフ・ハイドン作ではないと判明して以降、レーオポルト・モーツァルトかエドムント・アンゲラーかなど、異説が多く提唱されながらも今なお作曲者が確定していない「おもちゃの交響曲」ですが、少なくとも1760年代には楽譜が存在していた真正の18世紀作品であることだけは間違いなく、滅多になされない古楽器での録音を俊才アントニーニによる技ありの指揮で聴けるのは画期的です。 ハイドン作の3曲のうち比較的知られている第69番は、晩年まで戦果を上げ続けた老将軍ラウドン(ロウドン)にちなんだ作品。トランペットとティンパニが響きに華やぎを添えます。第66番は比較的小ぶりの編成ながら、豊かな音作りにハイドンの芸術性の充実が感じられるもの。 イル・ジャルディーノ・アルモニコやゼフィーロでも活躍する名手エミリアーノ・ロドルフィ(オーボエ)や、引く手あまたのカルレス・クリストバル(ファゴット)など俊才古楽器奏者も加わるバーゼル室内管弦楽団の機動力も頼もしく、音楽学者クリスティアン・モーリッツ・バウアーによる最新研究を踏まえた恒例の解説(英・仏・独語)とともにハイドン作品の奥深さを十全に伝えてくれます。 豪華版アナログが登場です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C7460

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    〈6月6日発売予定〉予約受付中

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    ジャズ組曲/バレエ組曲/協奏曲[3枚組] 詳細ページ
    [スティーヴン・スローン、ドミートリー・キタエンコ、ルッツ・ケーラー、ジェイムズ・コンロン]

    発売日:2025年06月06日

    CD 3枚組価格:4,200円(税込、送料無料)

    ショスタコーヴィチの没後50年を記念してかねてから人気の高いアルバムを再編集しBOX化。ショスタコーヴィチは、交響曲や弦楽四重奏曲で知られる一方、「ジャズ組曲」や「タヒチ・トロット」、「バレエ組曲」などに見られる快活でユーモラスな一面も持っています。この3枚組には、これらの作品に加え、ユーモアに富んだピアノ協奏曲や、重厚なヴァイオリン協奏曲も収録されており、作曲家の多面的な魅力を伝えています。 ピアノ協奏曲で活躍するトランペットを演奏するのは名手ラインホルト・フリードリヒ。ヴァイオリン協奏曲のソリストはウラディーミル・スピヴァコフと独奏者の顔ぶれにも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C7465

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    発売日:2025年06月06日

    CD 4枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    ショスタコーヴィチは、交響曲や室内楽で広く知られており、人気のある組曲や映画音楽の一部も耳にする機会は多くあります。しかし、彼の管弦楽伴奏による歌曲はあまり演奏される機会がありません。比較的広く親しまれているのは1949年に、ソビエト連邦の自然改造計画の一環でおこなわれた植林事業を讃えるために作曲されたオラトリオ「森の歌」あたりでしょう。 このアルバムでは、そんなショスタコーヴィチの知られざる名作の数々を、ミハイル・ユロフスキが指揮するケルン放送交響楽団による演奏で紹介しています。同オーケストラは、これまでにもセミヨン・ビシュコフやルドルフ・バルシャイといった指揮者のもとで、ショスタコーヴィチ作品の豊かな演奏伝統を築いてきました。 他にもテノールと管弦楽のための「日本の詩による6つの歌曲」や、バスと管弦楽のための「ミケランジェロの詩による組曲」、「ユダヤの民族詩より」などの作品が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C7470

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    発売日:2025年06月06日

    CD 4枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    「弦楽四重奏曲第8番」はファシズムと戦争の犠牲者に捧げられた重厚な作品。ここでは、ルドルフ・バルシャイが編曲した室内交響曲版で聴くことができます。 作曲者が30代になって初めて取り組んだ弦楽四重奏である第1番や、彼が残した室内楽作品で最もよく演奏されているピアノ五重奏曲も聴きどころ。ショスタコーヴィチ自身がショパン・コンクールに出場するほどの優れたピアニストだったので、2曲のピアノ・ソナタに加え「24の前奏曲」(後年の「24の前奏曲とフーガ」とは違った趣の作品)、2台ピアノのための作品なども実に優れた出来栄えとなっています。 またユーモラスな「タランテラ」や、息子マキシムのために書かれた遊び心溢れる「コンチェルティーノ」などでは、気難しい印象の強いショスタコーヴィチの明るい面を垣間見ることも。さらに、アルフレート・シュニトケによるオマージュ「ドミトリー・ショスタコーヴィチの思い出に捧げる前奏曲」も収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD760

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    発売日:2025年06月06日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    ラッスス芸術の重要分野を探るシリーズ第2弾は、充実の器楽合奏と共に盛期ルネサンス屈指の大家ラッススが、長い生涯の間100以上の作例を残した聖母の讃歌「マニフィカト」の全貌を探るシリーズ第2弾。2024年にリリースされた第1弾(CKD660)は少数精鋭ア・カペラ編成でしたが、今回はラッススの職場だったバイエルン公宮廷で多数の器楽奏者が聖歌隊と共演していたことを踏まえ、木管コルネット2とサックバット(トロンボーン)4、ドゥルツィアン(ファゴットの前身となった低音木管楽器)1からなる吹奏楽団が一基のオルガンと共に参加。総勢9名の歌手陣が織りなす多声の綾を豊かな響きで彩ります。 ラッスス自身、あるいはジャケス・デ・ヴェルトやジョスカン・デプレら先人たちが手がけた多声モテットを元に、その音楽素材をさまざまな形で転用したマニフィカトが大小8作、それぞれの転用元作品と交互に続き、作曲家ごと、作品ごとの手法の違いを味わえる構成。心地よい安定感の中で緊密なアンサンブルを聴かせるフィリップ・ケイヴ指揮の演奏陣には、自身も合唱指揮者として豊かな実績を誇るエドワード・ヒギンボトムがオルガンで参加。長きにわたる聖歌隊の伝統に支えられた英国古楽シーンの充実を感じさせる、知的興奮と音楽的発見に満ちた2枚組となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD775

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    天の父の声が
    ウィリアム・マンディ教会音楽集 詳細ページ
    [ロバート・クィニー、オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団]

    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,775円(税込)

    英国教会音楽の変転期を見届けた大家W.マンディの多面性に迫る16世紀中盤、英国の教会音楽の歌唱がラテン語から英語になってゆく時代に活躍した大家ウィリアム・マンディの作品集。1543年までにロンドン・ウェストミンスター・アビーの首席聖歌隊員となっていたマンディは、英国がラテン語礼拝一色だった頃から作曲を始め、青年期にロンドンで実践経験を重ねたのち、終生の職場となる王室聖歌隊に加わります。その間エドワード7世の英語礼拝導入期(1549ー53)、メアリー1世のローマ・カトリック回帰によるラテン語礼拝復活期(1553ー58)を経て、最終的に英語礼拝がエリザベス1世の治世で定着するまで、彼は状況に応じ英語・ラテン語どちらの祈祷文にも曲をつけました。 本盤ではオルガニスト・合唱指揮者として幅広く活躍するロバート・クィニーが、2014年以来音楽監督を務める少年&成年ア・カペラの名門オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団と共に、ラテン語作品を中心に7作を厳選。佳品「目覚めていても、眠っていても」での堅固な一体感、簡素な2声から堂々6声まで展開する演奏時間20分超の大作「天の父の声が」での多様な声楽表現、フェアファックスやタヴァナーら先行世代を思わせる最初期作「キリエ」での単旋律聖歌と多声の交錯など、各作品の魅力をよく引き出した充実解釈でマンディの多面性をじっくり味わわせてくれます。

  • 商品番号:DDX-21120

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    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,475円(税込)

    マルコム・ウィリアムソンはシドニー生まれの作曲家で、シドニー音楽院でピアノ、ホルン、作曲を学びました。1950年にロンドンへ移住し、1960年代から本格的に作曲家としての活動を展開。1975年から亡くなるまで、「Master of the Queen's Music 国王の音楽師範」を務めました。 このアルバムは、2023年に発見されたアーカイヴ資料に基づく、ピアニスト兼プロデューサーのアントニー・グレイを中心とした演奏家たちの演奏を収録したものです。抒情性に富みながらも、若い頃に影響を受けた新ウィーン楽派やメシアン、ブーレーズの精神が随所に感じられる、創意あふれる作品群となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21134

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    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,475円(税込)

    アンドレ・ナヴァラに師事し、1970年代にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の副首席チェロ奏者を務めたキャサリン・ウィルマーズ。彼女は1994年、音楽学者ロバート・フィリップと共にリサイタルを開催したことをきっかけに、知られざる女性作曲家たちの作品の調査を始めました。その中で、英国王立音楽アカデミーに所蔵されていた未出版の楽譜や、当時の演奏家による洞察に満ちた日記など、貴重な資料を次々に発見し、このアルバムの録音へとつなげています。 ここにはウィルマーズのために書かれた「Mountain Airs マウンテン・エアーズ」を含む7名の作曲家による作品が収録されており、そのうち12曲が世界初録音となります。長く埋もれていた音楽遺産を現代に甦らせる、意義深い一枚となっています。

  • 商品番号:DE3608

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    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,775円(税込)

    ニーナ・コトワの今を伝える一枚ショスタコーヴィチとドビュッシーのチェロ・ソナタを中心としたアルバム。ニーナ・コトワ自身が今一番愛情を込めて弾きたいと感じている作品が集められているとのことで、古典的なシンプルさと明快さを併せ持つショスタコーヴィチ、逆に捉えどころのないドビュッシー、技巧的で遊び心に溢れたマルティヌー、チェロの奏でるメロディとピアノの輝かしいパッセージが見事に融合するショパンなど、多彩な内容となっています。 コトワとビディーニがそれぞれの作品を慈しむように、活き活きと奏でる魅力的なアルバムです。

  • 商品番号:FUG844

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    フォクルール(1953-)
    歌劇《カサンドラ》 詳細ページ
    [大野和士、モネ劇場、カテリーナ・ブラディック、ジェシカ・ナイルズ、スーザン・ビックリー、サラ・ドゥフリース、ポール・アップルビー 他]

    発売日:2025年06月06日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    ギリシャ神話のカサンドラと現代の環境問題を絡めたフォクルール初のオペラ、
    大野和士とモネ劇場による初演ライヴ!
    ベルナール・フォクルールが初めて挑んだオペラ作品。神アポロンから予知の能力を与えられながらも、その言葉を誰にも信じてもらえないという呪いをかけられたカサンドラの悲劇と、気候変動の研究成果をスタンドアップコメディという斬新な手法で伝えようとするも、その真剣な訴えが聴衆に受け入れられず孤独感を深める現代の科学者サンドラという、時代を超えた2人の運命が重なり合う物語。自然と人類の文化遺産の危機、そして深く聞くことの大切さがテーマとなっており、環境活動家であるサンドラの恋人ブレイクの悲劇的な結末には、問題の深刻さと困難さが描かれています。 フォクルールの音楽は神話と現代を明確に描き分けており、神秘的な表現もあいまって聴く者に強く訴えかける作品。ラストにはバッハのカンタータ第26番からコラール「ああいかにはかなく、いかに空しき」が引用されています。その精神性を深く掘り下げた大野和士とモネ劇場、歌手陣の力演もたいへん聴き応えのあるものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LBM076

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    発売日:2025年06月06日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    2019年、ポール・セリによって設立されたカトク・アンサンブルは、アルデッシュ地方で開催されるカトク・フェスティバルでの活動をメインに行う可変的なアンサンブル。フェスティバルでのライヴを収めたこのアルバムが、アンサンブルのデビューCDとなります。活き活きとした感情の動きを大切に、出来るだけ多くの人の心にアクセスしたいという情熱を共有しているという彼ららしい、実に瑞々しい音楽を楽しむことが出来ます。 パリ国立高等音楽院出身の俊英、岡田修一が参加。

  • 商品番号:MEX-77138

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    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,475円(税込)

    イギリスの作曲家ロバート・サクストンは、エリザベス・ラッチェンスに作曲を学び、ケンブリッジ大学およびオックスフォード大学で研鑽を積んだ後、ルチアーノ・ベリオにも師事しました。教育者としても高く評価されており、ギルドホール音楽演劇学校や王立音楽アカデミーで作曲科主任教授を務めました。 このアルバムには、循環形式による5つの楽章で構成された「弦楽四重奏曲第3番」、時と響きをテーマにした「弦楽四重奏曲第4番」、そして無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ「Reflections in Time」が収録されています。演奏はロイツェル四重奏団と、そのメンバーであるヴァイオリニスト、ピーター・シェパード・スケアヴェズが担当、複雑なテクスチュアを持つサクストンの音楽を見事に描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM420

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    カルパティア物語
    ルーマニアのヴァイオリン作品集 詳細ページ
    [レリエ・クリステア、マキシム・シャモ、キャサリン・ラーセン=マグワイア、スワンダフル・オーケストラ]

    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,175円(税込)

    ブカレストでサロン・オーケストラ「クリスタル」を率い名声を博したヴァイオリニスト、イオネル・クリステアを祖父に持つレリエ・クリステア。このアルバムは、ドイツ生まれの彼女が「第二の故郷」と呼ぶルーマニアのカルパチア山脈で過ごした2020年の夏の体験をきっかけに生まれた、ルーマニア音楽への深い愛情と探求の結晶です。知られざる佳作から、おなじみの名曲ホルムペスクの「望郷のバラード」まで、哀愁を湛えた旋律、情熱的なリズム、そして超絶技巧を要する楽曲など、さまざまな表情をもつ作品が収められており、この地の音楽の多彩な魅力が存分に味わえます。特に注目すべきは、祖父イオネルによる「エチュード・カプリース」2曲の収録であり、彼女の音楽的ルーツをたどるうえで重要な役割を果たしています。 このアルバムは、単なる小品集にとどまらず、レリエ・クリステア自身の家族の記憶、ルーマニアの豊かな文化遺産、そして自然への敬意を織り交ぜた、一編の物語として綴られています。

  • 商品番号:SM473

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第20番・第24番 詳細ページ
    [チェン・ゼン、ポール・メイエ、マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団]

    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,175円(税込)

    2023年にモーツァルトのピアノ協奏曲第15番と第21番のアルバムを発表した中国出身のチェン・ゼン。今作では第20番と第24番という短調の2曲を選び、明るさを湛えた前作と対照的な選曲をしています。 前作ではトーマス・レスナーが指揮を担当していましたが、今作ではポール・メイエを指揮者に迎え、同じオーケストラで指揮者が変わることで、二人の指揮者の芸術的アプローチの違いを楽しむことができます。また、この録音においてチェン・ゼンはカデンツァの選択に際し、「ソリストの見せ場になると同時に、楽章全体の雰囲気や性格になじむもの」として、第20番にはベートーヴェン、第24番にはバドゥラ=スコダのカデンツァを採用しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM483

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    サイガ・アンテロープ
    カウンツナー、ディネスク、
    カッツ=チェルニン、モンテーロ:

    ヴァイオリンのための作品集 詳細ページ
    [ヴィクトリア・カウンツナー、ヴィクトリア・アンド・ヴィルトゥオージ、ユニバーサル・コリアン・オーガニック・アンサンブル 他]

    KAUNZNER, V.E.: Saiga Antelope / Jasmine Rice / Lucid Dreams / Silk Road (Kaunzner, Viktoria and Virtuosi, Universal Korean Organic Ensemble, Hellín)

    発売日:2025年06月06日 NMLアルバム番号:SM483

    CD価格:2,175円(税込)

    アントニオ・ヴィヴァルディをロールモデルとし、彼がピエタ慈善院付属音楽院で行ったヴァイオリン指導や作曲活動にインスピレーションを受けたと語るヴィクトリア・エリザベス・カウンツナー。彼女はソウルでの活動を通じて、ヨーロッパのアンサンブルと東アジアの楽器の音色との融合を目指してきました。 このアルバムには、彼女自身の4作品を含む、現代の女性作曲家によるヴァイオリンとオーケストラのための作品が収められており、いくつかは世界初録音となっています。なかでもアルバム・タイトルとなった「サイガ・アンテロープ」は、2015年に大量死が報告された中央アジアの絶滅危惧種の動物サイガ・アンテロープへの懸念と哀悼を表現した作品で、韓国の竹製フルート、テグムなどの楽器を用いて、ドラマティックな音の風景を描き出しています。

  • 商品番号:TOCC-395

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    ブライアン(1876-1972)
    〈合唱作品全集 第1集〉 詳細ページ
    [ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ、フィンチリー児童合唱団 他]

    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,175円(税込)

    巨大な「ゴシック交響曲」をはじめ、32曲の交響曲を遺したイギリスの作曲家ハヴァーガル・ブライアン。しかし、彼が交響曲の作曲を始める以前に、カンタータや歌曲、合唱曲などを作曲していたことはあまり知られていません。現存する合唱曲は約80曲にのぼり、さらに20曲ほどの楽譜が失われていることから、実際にはそれ以上の作品を残していたと考えられています。 これらの合唱曲は主に三つの時期に集中して作曲されており、第1期は1905〜06年頃で、若きブライアンが将来を嘱望される存在となっていた時期、第2期は第一次世界大戦前後で、多くが女性や児童の声を想定して書かれていますが、これは戦争によって多くの男性の合唱団員が兵役に就いたことを物語っています。第3期は1920〜30年代で、この時期には12曲ほどの合唱曲が散発的に作曲されました。これらの作品は、当時のエドワード朝イギリスで盛んだったアマチュア合唱団向けに書かれたものが多く、無伴奏やピアノ伴奏、混声合唱、高声部、ユニゾンなど編成も多彩です。高声部やユニゾンによる作品は児童合唱を想定したものです。 このアルバムで演奏を担うのは、1988年に創設された英国を代表する室内合唱団のひとつ、ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ。16世紀から現代までの驚くほど幅広いレパートリーと豊かな表現力で高く評価されています。フィンチリー児童合唱団は1958年にブリテンの「ノアの洪水」を演奏するために創設された合唱団で、メンバーは4歳から18歳までの少年少女です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-753

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    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,175円(税込)

    アルトゥル・レンバはエストニアで活躍した作曲家。生前はピアニスト・教師として高く評価されました。彼の作品は故郷でも長らく顧みられることがありませんでしたが、チャイコフスキーやラフマニノフを思わせる抒情性にあふれたその音楽は、非常に魅力的です。 このアルバムは、レンバの室内楽作品を紹介するシリーズの第1弾となるもの。「ソナチネ」は、作曲家の70歳の誕生日を記念して開催されたコンサートで初演された作品で、各楽章には表題が付けられており「組曲」とも呼ばれます。2曲のソナタもロマンティックな作風による作品ですが、これら3曲の楽譜は印刷されたことはなく、この録音をきっかけに2025年エストニア音楽情報センターから出版されました。他に「愛の詩」などの美しい小品も収録されています。 また、このアルバムには、1960年にエストニア公共放送(Eesti Rahvusringhääling)のアーカイヴに収められた歴史的録音も収録。「ソナチネ」はピアノをレンバ自身が演奏し、ヴァイオリンは当時エストニア放送交響楽団(現・エストニア国立交響楽団)のコンサートマスターを務めていたルドルフ・パルムが担当、さらに、レンバの妻ソフィアに捧げられた「愛の詩」の1928年録音も収められており、こちらはレンバの友人のヴァイオリニスト、フーゴ・シュッツの演奏となっています。 演奏するヴァイオリニスト、トゥリーン・ルーベルは、2015年よりエストニア国立交響楽団のコンサートマスターを務めており、多数のオーケストラやヤルヴィ父子らの指揮者と共演、現代音楽にも積極的に取り組む実力派です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-761

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    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,175円(税込)

    ハンス・ガルは、オーストリア生まれの作曲家・指揮者・音楽学者。ブラームスに連なる後期ロマン派の伝統を受け継ぎ、調性と旋律美に根ざした作風を生涯貫きました。ウィーンやマインツで音楽教育に携わった後、ナチスの台頭によりスコットランドへ亡命。戦後はエディンバラ大学で教鞭を執るなど音楽界に貢献しました。 彼はヴィオラのために多くの作品を残しており、このアルバムには約40年にわたる時期に書かれた4作品を収録。それぞれ異なる背景と個性を持ちながらも、ガルならではの旋律美、対位法、ヴィオラの音色を活かした落ち着いた雰囲気が全体を貫いています。 ハンナ・パッカラはフィンランドのヴィオラ奏者。シベリウス音楽院とベルリンのハンス・アイスラー音楽大学などで学び、ヘルシンキ・バロック・オーケストラやオストロボスニア室内管弦楽団の首席奏者を務めるほか、教育活動にも力を注いでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-765

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    発売日:2025年06月06日

    CD価格:2,175円(税込)

    トーマス・ピットフィールドはイギリス・ボルトン出身の作曲家。美術や詩作にも造詣が深かったことで知られています。このアルバムには彼の管弦楽作品を収録。その作品を高く評価していた指揮者バルビローリの依頼で書かれたシンフォニエッタをはじめ、民謡を愛したピットフィールドならではの牧歌集や、オールド・スタッフォードシャーの旋律による幻想曲など、どれも親しみやすい旋律を持つ、ヴォーン・ウィリアムズらに連なる英国田園音楽の伝統を継承するものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224764

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    ホイスゴー(1954-)
    〈小管弦楽のための作品集〉
    エッセイズ
    展覧会の絵
    日没をあなたに 詳細ページ
    [フレデリーケ・カンプマン、ロベール・フサール、アテラス・シンフォニエッタ 他]

    発売日:2025年05月30日

    CD価格:2,475円(税込)

    オーフス生まれの作曲家エーリク・ホイスゴー。デンマーク王立音楽アカデミーで聴音(Aural Training)科の教授を務め、多くの学生を指導してきました。アルバン・ベルクにも例えられる彼の作風は詩的でメランコリックであり、1980年代に広まった「ニュー・シンプリシティ(新しい単純性)」の要素も備えた聴きやすいものです。 このアルバムには、ヴェネツィアの幻想的な空気を描いた「エッセイズ」、L. A. リングの絵画からインスパイアされた「展覧会の絵」、そしてさまざまな文学の断片が歌詞の中で交錯する「日没をあなたに」が収録されています。

  • 商品番号:8.224769

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    発売日:2025年05月30日

    CD価格:2,475円(税込)

    シモン・ステーン=アナセンは音程や和声といった従来の音楽的要素を排除し、似たものの無い非調性的な音楽を目指す作曲家。このアルバム「Chambered Music 閉じ込められた音楽」には、彼の初期作品が収録されており、斬新で没入感のある音楽体験が味わえます。 宗像礼(むなかたれい)は、横浜生まれの指揮者・作曲家。2012年のダルムシュタット夏季現代音楽講習会で自作が大ブレイク、以降、現代音楽を専門に国際的に活躍しています。2003年よりストックホルムを拠点とする現代音楽アンサンブル「キュリアス・チェンバー・プレイヤーズ(Curious Chamber Players)」の芸術監督および首席指揮者を務めるとともに、アテラス・シンフォニエッタやオスロ・シンフォニエッタなど北欧を中心とした多数の現代音楽アンサンブルとも共演、新たなレパートリーの開拓に取り組んでいます。​

  • 商品番号:CHAN20344

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    ドリング(1923-1977)
    オーボエ作品全集 詳細ページ
    [ニコラス・ダニエル、アダム・ウォーカー、エイミー・ハーマン、アントニオ・オヤルサバル]

    発売日:2025年05月30日

    CD価格:2,400円(税込)

    マデリーン・ドリングは音楽と演劇を愛する音楽家一家に生まれ、9歳で王立音楽大学の年少部に奨学生として入学。ヴァイオリンを学んだ後、作曲をヴォーン・ウィリアムズ、ハウエルズ、ジェイコブらに師事し、演劇やパントマイムも学びました。その後は劇場や放送のための音楽を作曲するとともに、自ら舞台に立ち、歌やピアノを演奏。「その才能はガーシュウィンに匹敵する」と高く評価され、多くの作品を書きました。 1947年に、ロンドン交響楽団の首席オーボエ奏者ロジャー・ロードと結婚。このアルバムには夫ロードのために書いたり編曲したりした曲と、ロードが編曲した曲も含めた、ドリングのオーボエ作品の全てが収録されています。作風はどれも軽快で親しみやすく、時にはジャズ風のハーモニーやプーランクの影響も見られます。 イギリス出身のニコラス・ダニエルは、世界的に活躍するオーボエ奏者・指揮者。バロックから現代音楽、室内楽からオペラまで幅広いレパートリーを持ち、さまざまなアンサンブルと共演しています。2004年にQueen’s Medal for Music、2020年には大英帝国勲章(Order of the British Empire)を授与されました。アルバムではオヤルサバル、ウォーカー、ハーマンが共演、息のあった演奏を披露しています。

  • 商品番号:GP955

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    〈5月30日発売予定〉予約受付中

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    リエーティ(1898-1994)
    ピアノ・ソロ & デュオ作品全集 第3集 詳細ページ
    [ジョルジオ・コウクル、ヴァージニア・ロセッティ]

    RIETI, V.: Piano Solo and Duo Works (Complete), Vol. 3 (Koukl, V. Rossetti)

    発売日:2025年05月30日 NMLアルバム番号:GP955

    CD価格:2,175円(税込)

    ヴィットリオ・リエーティは、イタリア移民の第3世代としてエジプトに生まれ、19歳のときにイタリアへ移住しました。作曲をレスピーギ、マリピエロ、カゼッラに学び、1925年にはパリに留学してさらに研鑽を積みました。このアルバムにはリエーティの晩年の作品が中心に収録されており、高齢になっても衰えることのなかった彼の創造力が随所に感じられます。リエーティは1972年末の『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタビューで、自身が舞台音楽に深い親近感を抱いていることを語っており、ディアギレフとの関わりや、1926年に行われたストラヴィンスキーの「結婚」ロンドン初演でピアニストの一人を務めた経験が、自身の音楽形成に大きな影響を与えたと述べています。 ここに収められた多くの作品は小規模ながら、ダイナミックな動きや洗練された表現が印象的です。「スケルツォ=行進曲」(1976年)や「ヴァリアツィオーニ・エナルモニケ」(1986年)では、ユーモアと軽快さ、優雅さが感じられ、「即興曲」は軽快な旋律が展開される楽しい作品、続く「三部作」は、リエーティの親友であったチェンバロ奏者シルヴィー・マーロウの追悼のために書かれたもので、リズミカルで機知に富み、親密な感情と躍動感を併せ持った構成となっています。他にも様々な性格を持つ小品を収録。全て世界初録音です。 第3集もこれまでと同じく1953年チェコ生まれ、作曲家としても活躍するジョルジオ・コウクルが演奏。デュオではイタリア出身のヴァージニア・ロセッティが共演し、息のあった演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574582

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    モーツァルト(1756-1791)
    管弦楽舞曲のピアノ・トランスクリプション集 詳細ページ
    [トゥン・グエン]

    MOZART, W.A.: Piano Transcriptions of Orchestral Dances (Tung Nguyen)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.574582

    CD価格:1,900円(税込)

    ベトナム出身のピアニスト、トゥン・グエンによるモーツァルトの舞曲集。1772年から1782年にかけてモーツァルトが主にザルツブルクに滞在していた時期に作曲された作品が収録されています。宮廷楽団の首席ヴァイオリン奏者に就任した彼は、職務の一環として楽団のために舞曲を作曲することが求められましたが、これらの編曲の多くは自宅での演奏を目的として作られたものと考えられます。 コントルダンス K.269bはコロレド大司教の甥で後にモーツァルトの後援者となるツェルニーン伯爵に捧げられたものですが、鍵盤用の編曲は4曲のみがミヒャエル・ハイドンによる写本を通じてのみ伝わっており、真の編曲者がモーツァルトかどうかには疑問が持たれています。 行進曲 K.408-1(383e)は、唯一ウィーンで書かれた曲。コンサートの幕間用の作品をコンスタンツェのために鍵盤用に編曲したものです。グエンは歴史的演奏実践に基づき、リピート部分での装飾や即興を取り入れた演奏を展開しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574679

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    ヴァインベルク(1919-1996)
    〈チェロと管弦楽のための作品全集〉
    チェロ協奏曲
    チェロ・コンチェルティーノ
    幻想曲 詳細ページ
    [ニコライ・シュガーエフ、ユーリ・メディアニク、チュメニ・フィル]

    WEINBERG, M.: Music for Cello and Orchestra (Complete) (Shugaev, Tyumen Philharmonic, Medianik)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.574679

    CD価格:1,900円(税込)

    ヴァインベルクが生涯に作曲したチェロとオーケストラのための全作品を収録したアルバム。 1948年にわずか4日間で書かれたとされる「チェロ・コンチェルティーノ」は、音楽学者マナシル・ヤクボフの遺品から発見された、チェロ協奏曲の原型とも言える作品です。弦楽器のみを伴奏とするコンパクトな4楽章構成で、物思いにふけるような旋律が弦と巧みに交わりながら高揚し、カデンツァを経て、終楽章で静かに幕を閉じます。 同年に着手された「チェロ協奏曲」は1956年に改訂され、1957年にロストロポーヴィチの独奏で初演。ロマン派の伝統に則った構成とフルオーケストラによる色彩豊かな書法が特徴で、ヴァインベルク作品の中でも特に演奏機会の多い大規模な作品です。民謡風の旋律に始まり、イディッシュ音楽のリズムが用いられた第2楽章、戦闘的な緊張感を湛えた第3楽章、そして終楽章では冒頭の旋律が回帰して締めくくられます。 1952年から53年のチェロと管弦楽のための「幻想曲」は、ダニール・シャフランによってピアノ版が1953年に初演されたものの、管弦楽版の初演記録は残っていません。協奏曲的要素を持ちつつも自由な構成を採り、抒情性と劇的な対比を兼ね備えた、ヴァインベルク中期の傑作のひとつです。 ニコライ・シュガーエフはモスクワ音楽院でチェロを学び、その後ルガーノのスヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院でエンリコ・ディンドにも学びました。近年は指揮活動にも注力しています。ここでは技巧を誇示することなく悲哀を帯びたドラマティックな音楽をじっくりと聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579172

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    音楽の合言葉
    ギター三重奏のための作品集 詳細ページ
    [ヴォルテッラ・プロジェクト・トリオ]

    Guitar Trios - BERNSTEIN, L. / GRIEG, E. / HADJIDAKIS, M. / ISOLANI, L. / RAVEL, M. (Parole in Musica) (Volterra Project Trio)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.579172

    CD価格:1,900円(税込)

    2017年に結成されたヴォルテッラ・プロジェクト・トリオは、印象派や地中海の民俗音楽、映画音楽などをギター三重奏で演奏するアンサンブル。2022年にギター製作家ホセ・ルイス・ロマニリョスに捧げるデビュー作《Medio Siglo》を発表。2023年にはギター財団アメリカ大会で米国デビューを果たし、その革新的なアプローチが国際的に高く評価されています。このアルバムは、文学、舞台、映画といったストーリー性のある芸術からインスピレーションを受けた音楽をテーマに構成されており、彼らの名技と音楽性がいかんなく発揮された1枚です。 バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」は、リズミカルな躍動感と明るさと悲劇とを兼ね備え、時代を超えて愛される傑作。アンサンブルのメンバー、ルカ・イゾラーニによる「Note fuori campo」は、映画音楽で世界的な名声を博したイタリアの作曲家ニーノ・ロータへのオマージュ。マノス・ハジダキスは1960年の映画『日曜はダメよ』で第33回アカデミー賞の主題歌賞に輝いた作曲家です。「ポルノグラフィア」は同名の劇作品から生まれた音楽で、ニーノ・ロータに通じる明るさと寂しさが混じった音楽。ラヴェルの《マ・メール・ロワ》は、繊細で洗練された音楽により、幼少期の記憶と詩情を呼び起こし、グリーグの《ペール・ギュント》からは特に舞曲が採られています。

  • 商品番号:8.579176

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    ジャ・ダーチュン(1955-)
    交響的協奏曲「梨园(りえん)の印象」 詳細ページ
    [リン・ダーイエ、深圳交響楽団]

    JIA, Daqun: Impressions of Liyuan, Symphonic Concerto Cycle (Jiajing Zhang, Junkan Wang, Yiwen Lu, Wenwen Liu, Shenzhen Symphony, Daye Lin)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.579176

    CD価格:1,900円(税込)

    現代中国を代表する世界的な作曲家ジャ・ダーチュンの「梨园(りえん)の印象」。2019年の中華人民共和国成立70周年を記念して委嘱されたこの作品は、中国文化の継承と国際的発信を目指しています。「前奏曲」「カプリッチョ」「即興曲」「ラプソディ」の4楽章で構成された協奏曲のツィクルスで、それぞれ四川、崑、北京、秦に伝わる歌劇からインスピレーションを得ており、各楽章では中国伝統の打楽器、笛子(竹笛)、二胡、スオナ(チャルメラ)が活躍、独特な音色がオーケストラの響きと絶妙に融合しています。 各楽章を独立して演奏することも可能なこの作品は、従来の協奏曲の枠を超えたドラマチックなテクスチャを感じさせるとともに、過去と現在、東洋と西洋を結びつける新しいモデルを創出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A579

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    ロココ社会を魅了した当時の響きで、ヴェネツィアの巨匠の鍵盤世界へ18世紀中盤、後期バロックから初期古典派の時代に絶大な人気を誇ったヴェネツィアの歌劇作曲家ガルッピ。同じ頃に水の都を席捲した劇作家ゴルドーニと手を携えながら、ヘンデルの歌劇作曲引退後頃からポルポラやレーオらナポリの先人たちと共に、イタリア・オペラの全欧州的人気を支えました。 彼の歌劇作品は近年ようやく演奏機会を取り戻しつつありますが、その名を現代人の記憶にとどめたのはむしろ、ベネデッティ=ミケランジェリを筆頭に20世紀の名手たちもレパートリーにしていた鍵盤ソナタの存在でした。同時代の先達スカルラッティとはやや異なる、端正で感傷的な魅力に満ちたそれらのソナタは、単一楽章の佳品もあれば複数楽章からなる充実作もあり、現代ピアノの演奏家たちによっても数多く録音されていますが、ここでは1738年製のモデルに基づくチェンバロを通じ、18世紀の人々が耳にしたであろう響きを通じてガルッピの音世界の素顔に迫ります。 長調曲・短調曲それぞれに味わい深い協奏曲では、ジョルディ・サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンが最近録音したヴィヴァルディ『四季』でもソリストを務めたアルフィア・バキエヴァら5人の弦楽器奏者が加わり、こちらも18世紀風の室内楽編成で親密な響きの機微をよく活かした解釈を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A581

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    永遠の都
    リュートで巡るローマ歴史旅行 詳細ページ
    [シモーネ・ヴァッレロトンダ(リュート)]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    ジャンル越境型の古楽器奏者ヴァッレロトンダと巡る古都ローマ古楽器奏者として非常に高い適性を示しながら、以前から親しんでいたロックをはじめ幅広いジャンルに隔てなく接し続け、独特な音楽性を育んできたローマ出身のリュート奏者シモーネ・ヴァッレロトンダ。民俗楽器も交えたユニット、イ・バッシフォンディでの活動も含め、これまでも超正統派の古楽レパートリーと20世紀以降の作曲家の世界を隔てなく行き来するプログラムを提案してきた彼の新たなソロ・アルバムは、「永遠の都」ローマを軸に、この古都を行き交った17~21世紀の作曲家たちの作品をバランスよく組み合わせた選曲になっています。 信仰と権力の狭間に息づいた、知と美への渇望と民衆の活力が導き出した各世紀の音世界は実に多種多様。自身リュートの名手でもあったカプスベルガーやザンボーニの音楽から、システィーナ礼拝堂で長らく門外不出とされていたアッレーグリの多声曲の独奏編曲、クレメンティやカゼッラらのピアノ向け小品、モリコーネの映画音楽、民衆音楽ベースの楽曲……と多岐にわたる選曲でも、全く乱雑な印象を与えないのが流石。リュートから導き出される静謐かつ細やかな響きが、いかなる種類の音楽にも独特の古風な佇まいをまとわせ、不思議な説得力と共にローマという都がたどった悠久の歴史へと聴き手を誘います。

  • 商品番号:ALPHA1131

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    ディーターへ
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウへのオマージュ 詳細ページ
    [ベンヤミン・アップル、ジェームズ・ベイリュー、バルトロメオ・ダンドロ・マルケージ]

    発売日:2025年05月23日

    CD+Book価格:3,300円(税込、送料無料)

    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ生誕100年、
    ベンヤミン・アップルが描くその人生
    2023年と2024年の来日リサイタルなどで日本でも多くのファンを持つドイツのバリトン歌手、ベンヤミン・アップル。彼が尊敬するディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)の生誕100年を記念し、その芸術家としての側面だけでなく、人間としての本質に迫ろうというアルバムが登場。 かつてフィッシャー=ディースカウのマスタークラスに於いてヴォルフの解釈で高く評価され、彼自身の経験からか国際的キャリアのために名前は短くするようにというアドヴァイスを受けたというアップル。20世紀声楽界最大のアイコンの1人である彼に深い敬意を表し、彼が残した日記や手紙、様々な書類や演奏会の履歴、そして絵画などを数年に渡り研究してこのプロジェクトに臨み、その偉大な成功や世界的評価の背後に隠された個人的な人物像を描き出します。 アルバムには世界初録音となるディートリヒの父アルベルトと兄クラウスの作品も収録しており、そのうち1曲はディートリヒの詩によるもの。140ページにも及ぶブックレットにはアップル自身がディートリヒの人生についての長文(英、独、仏語)を寄せているほか、その人生を物語る写真や資料、ディートリヒによる絵画など貴重な画像も掲載されています。 「ディーター」は家族など身近な人々のディートリヒへの愛称。

  • 商品番号:ALPHA1133

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    映像
    マルセル・トゥルニエへのオマージュ 詳細ページ
    [エマニュエル・セイソン、ヴェロニク・ジャンス、ヴォーチェ四重奏団]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    名手セイソンによる、未出版を含むトゥルニエ作品集フランス出身で世界を舞台に活躍するハープ奏者エマニュエル・セイソンによる、ハープ史上最も偉大な演奏者であり作曲家の一人とされるマルセル・トゥルニエの作品集。歌姫ジャンスを独唱に迎えた歌曲を4曲収録しているほか、ハープ独奏は組曲第2番とトラック2、3、17、18のみであり、その他はトゥルニエ自身により弦楽器が加えられた版で収録されています。中でも、トゥルニエの最も重要な作品とされる「ソナチネ」に加えられたヴァイオリンとチェロのパートは近年発見されたもので、今回がこの版による世界初録音。他にも「庭師の手紙」の弦楽四重奏パート、「彼女は来て、微笑んだ」、「不眠」なども最近の発見とのことです。 セイソン、ヴォーチェ四重奏団、ジャンスらが、同胞の巨匠の作品に深く寄り添った美しい演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ARIADNE5038

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    発売日:2025年05月23日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    20世紀声楽界の巨人ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)、2025年5月28日の生誕100年を記念して、SOMMレーベルはMusic Preserved の協力で1960年から1971年の間に行われたコンサートのライヴ録音から選ばれた音源をCD化しました。レーベルによればすべて初CD化とのこと。 選ばれたのは、収録順に1)ゲーテの詩によるブゾーニの歌曲、2)ゲーテの詩による様々な作曲家の歌曲、3)マーラーの歌曲、4)コダーイ指揮ロンドン響と共演したコダーイ歌曲。DiscogsやMichael Grayのウエブサイトでもディースカウのコダーイは見当たらず、初のレパートリーと思われます。ハンガリー語での歌唱と言う点でも注目されます。収録曲全体を通じて、壮年期の彼らしい明るく力強い歌唱が非常に印象的。 CD2には、音楽家のドキュメンタリーや著作で知られるジョン・トランスキーがディースカウの75歳と80歳の記念に行ったインタビュー(英語)を収録。シューベルトからワーグナー、マーラー、ヴェルディ、メシアン、ブリテンなどの作品やオペラの役柄の解釈、フルトヴェングラー、カラヤンといった共演者について語られています。 ブックレットにはトランスキーによる解説(英語)に加え、リチャード・ジャーマンによる曲目解説と歌詞(原語)、その英語訳が掲載されています。インタビューの文字起こしはありません。 レーベルによれば、CD1の5-10(ヘルシンキ音楽祭での録音)はオリジナルのテープが紛失されているため、BBCによる中継を音源としており、音質に若干の難があるものの、その出来栄えが素晴らしいのでリリースするとのことです。

  • 商品番号:BIDD85061

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    マイラ・ヘスと弦楽器奏者達との共演を復刻した「弦のBiddulph」らしいアルバム。 ヘスは1916年にロンドンでイェリー・ダラーニと初めて会って意気投合、3歳違いの二人は親友となり、20年以上にわたって共演を重ねました。1928年には『テレグラフ』に「これほど素晴らしいデュオはイザイとブゾーニ以来無かった」と絶賛する記事が出るほどの高い評価を得ています。このアルバムでは英コロンビアへのピアノ三重奏曲の録音を復刻していますが、チェロ奏者も豪華。シューベルトの第1番ではエルガーのチェロ協奏曲の初演者として知られるフェリックス・サモンド、ブラームスの第2番では日本でもなじみ深いガスパール・カサドが参加しています。 両曲とも第1楽章では拍をしっかり刻むヘスのピアノに乗って音楽が堂々と進み、緩徐楽章では夢見るような柔らかな音に変貌、スケルツォは小気味よく弾み、明るく粒のそろったピアノの高音は真珠に例えたくなるほど。シューベルトの終楽章は朗々とした歌が生き生きと紡がれてゆき、ブラームスでは非常にエネルギッシュ。彼女はこの前年に大きな手術をして体調を崩していましたが、それが信じられないほどの燃えようです。 ダラーニのテクニックと高音の輝かしさも見事で、特徴的なポルタメントもしっかり録音されています。チェロの二人が彼女らに伍して引けをとらないことは言うまでもありません。ヘスはブラームスの第2番を戦後シゲティ&カザルスと録音しており、そちらが有名になった分、このSP時代の録音はほぼ埋もれた状態でした。このCDは貴重な復刻です。 間にはさまれたシューベルトのピアノ・ソナタは「おまけ」のように見えますが、彼女の演奏を味わうには最適かもしれません。第1楽章はアレグロ・モデラートの指定ながら、ゆったりと優雅な歩みで楽想を愛でてゆくよう。第2楽章アンダンテもほとんどアダージョのようで優美の極み。第3楽章では一転して快速なテンポ。輝くような音色と躍動的な演奏が爽快かつチャーミングです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2487

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,850円(税込)

    ミクローシュ・シュパーニによるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの鍵盤独奏作品全集の第42集。第40集から続く鍵盤楽器とオーケストラのために書かれた協奏曲の編曲版を収録しています。曲間にはソナタの初稿の楽章も収録されており、C.P.E.バッハの創作過程をたどることができます。 Wq 43の協奏曲の編曲版はC.P.E.バッハが1772年に6つの協奏曲を出版する際、愛好家が自分で演奏して楽しめるように作ったもの。これまでタンジェント・ピアノを中心に使用してきたシュパーニですが、本作ではクラヴィコードを選択しました。その理由について、「クラヴィコードは極めて繊細なダイナミクスのニュアンスを生み出せる楽器であり、楽曲が必要とするダイナミクスの対比を的確に表現できる」と述べています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2538

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    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    2006年の「ピアノ・ソナタ集」に続く待望のエフゲニー・スドビンによるスクリャービン作品集卓越したテクニックと作品への強い共感を感じさせる解釈で注目されるスドビン。彼はスクリャービンの大ファンで、当CDのブックレットにも自ら筆を執り、「その作品は神秘主義への独自のアプローチを示しており、ある種の宗教儀礼のように人を虜にしてしまう効果がある。弾き手も聴き手も気を付けましょう」という趣旨のことを書いています。見事なピアニズムと考え抜かれた曲順が相まって、アルバムは激しい陶酔と深い瞑想をたどる旅のよう。初期作品の、左手のための2曲がひたすらに美しく夢のように締めくくります。 エフゲニー・スドビンは1980年サンクトペテルブルク生れ。ドイツとイギリスで研鑽を積み現在はロンドンに在住。BISレーベルからスカルラッティのソナタ集でデビューした後、チャイコフスキー、ベートーヴェン、ラフマニノフ作品のアルバムで高く評価されています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2734

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    運命が許すなら
    パーセルとその同時代の作曲家たちの音楽 詳細ページ
    [ヘレン・チャールストン、サウンズ・バロック]

    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    新時代のイギリスの歌姫ヘレン・チャールストンが鮮やかに表現する、
    稀代の“ソングメーカー、パーセル”の歌世界を堪能できる1枚
    ヘレン・チャールストンは、2018年にロンドン・ヘンデル・コンペティションで優勝し、レザール・フロリサンのアカデミー「声の庭」に参加(2021-22)、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト(2021-23)に選出されました。セカンド・アルバム「Battle Cry」がグラモフォン・アワード(ベスト・コンセプト・アルバム)とBBCミュージック・マガジン・ヴォーカル・アワードに輝くなど、今、注目の的となっている若きメゾ・ソプラノ歌手です。 彼女がBISレーベルにおける初のソロ・アルバムに選んだのは、2021年のロンドンでの古楽祭でその音楽に魅了され、その後のリサイタル・プログラムに必ず作品を組み込むようになったという、彼女にとって特別な作曲家であるパーセル。「束の間の音楽」「音楽が愛の糧であるなあらば」などの有名曲から、取り上げられることの少ない曲まで、パーセルの歌の粋が集められたプログラムで、そこにイギリスにおける劇音楽作曲家の代表格であるジョン・エクルズと、パーセルの実の息子ダニエル・パーセルの歌、ヴァイオルの名手だったクリストファー・シンプソンのディヴィジョン、パーセルの師にして友人だったジョン・ブロウのチェンバロ独奏のためのグラウンドを挟み込むことで、アルバムとしての完成度が高められています。ジョナサン・マンソン、ウィリアム・カーター、ジュリアン・パーキンスというイギリス古楽界の名手たちによる通奏低音の上で、美しいパーセルの音楽を、透明感と色彩感を併せ持つ落ち着いた声質で繊細に、そして華麗に歌い上げています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:CKD774

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    新鋭ピアニスト、アリエル・ラニのデビューCDイスラエル出身のアリエル・ラニは、2021年のリーズ国際ピアノ・コンクールで3位、同年にはLINNから配信のみのシューベルト・アルバムでデビューし、2023年にはルドルフ・ブッフビンダーが選出する若いアーティストのためのピアノ賞プリ・セルダンに選出、2024年にALPHAからリリースされた「次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.9」でロンドのソリストも務めた若き俊英です。 今回の初リサイタルCDでは、オルガンとピアノの響きの関係とそれぞれの豊かな表現力を追及。一般にはオルガンの印象が強いとは言えないながら、この楽器を深く理解していたモーツァルトと、フランク、レーガーといったオルガン史に残る2人のピアノ作品から、オルガンのもつ独特の壮麗さとピアノの持つ柔軟性を併せ持った魅力を引き出しています。

  • 商品番号:CVS113

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    発売日:2025年05月23日

    2CD+DVD+Blu-ray 全4枚枚組日本語字幕無し価格:5,025円(税込、送料無料)

    作品に潜む普遍的魅力をスタイリッシュかつ精緻に伝える《アティス》新録音フランス王ルイ14世の王室音楽監督リュリによる最大の傑作の一つ《アティス》新録音。 1676年の初演以来ルイ14世が深く愛し「王のオペラ」の異名を持つ本作に、欧州歌劇界を賑わせるアルゼンチン出身の異才アラルコンによる最新録音が映像付きで登場。ヴェルディやワーグナーの大作でも活躍するマシュー・ニューリン演じる主役アティスと、イタリア・バロック作品解釈で知られるG.ブリデッリ、アラルコンの数々の名盤で重要な役柄を演じてきたA.キンタンスによる2人の女主人公との悲恋の物語を、精緻な解釈に脈々と情熱を宿した音作りでじっくり聴かせます。ルイ14世生前の度重なる再演時と同じく序幕を省き、作品に潜む普遍的魅力を追求した采配はコンテンポラリーダンスの名匠として有名な演出家プレルジョカージュの判断でもあり、付属の映像では日本の能にヒントを得たオーガニックで抽象的な舞台展開から企図がよく伝わることでしょう。 演出家・指揮者へのインタビュー(1987年のW.クリスティ初録音にも触れています)を含む充実のブックレット(仏・英・独語)も読み応え充分。CD録音と映像は一部別キャストながら双方錚々たるソリストが揃い、深く温もりある声が印象的なニューリンの傍らユンカー、ブロンデール、オヴィティら古楽作品のスペシャリストたちも抜群の存在感で応えます。撥弦・鍵盤が各2人加わる充実のオーケストラは2023年に惜しまれながら亡くなったフローランス・マルゴワールがコンサートマスターを務め、アルバムは彼女の思い出に捧げられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS153

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    〈5月23日発売予定〉予約受付中

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    ラモー(1683-1764)
    舞踏喜歌劇《プラテー》 詳細ページ
    [マティアス・ヴィダル、マリー・リス、ザッカリー・ワイルダー 他 ヴァランタン・トゥルネ、ラ・シャペル・アルモニーク]

    発売日:2025年05月23日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    フランス新世代の星トゥルネが名歌手陣と意欲充分に聴かせる、ラモー屈指の人気作フランス古楽シーンの最前線で名演を重ねている1996年生まれの若き古楽指揮者ヴァランタン・トゥルネが、同国の歌劇界を沸かせ続けるヴィダル、リス、ワイルダーらの名歌手たちと聴かせるラモー屈指の人気作《プラテー》全曲録音。 浮気の噂をはぐらかして妻ジュノンの嫉妬を宥めるべく、カエルたちを従えた醜悪な沼の精プラテーと偽りの恋愛を見せつけ、冗談だと笑い合うことにした大神ジュピテールの悪ふざけを描いたこのオペラは、1745年にフランス王太子ルイとスペイン王女マリー=テレーズの婚礼祝での初演時から大成功で、ラモー歿後まで頻繁に再演されました。日本でも21世紀になって複数の異なる古楽器楽団が実演を披露している有名作で名盤も少なくありませんが、本場フランスの2020年代を担う新世代トゥルネは作品の起伏をよく捉え、ラモーのダイナミックなオーケストレーションから躍動感と繊細な心情描写を引き出し、フランス語に通じた歌手勢の巧みな表現が際立つ名演にまとめあげています。 器楽勢にはカフェ・ツィマーマンの主宰者パブロ・バレッティ、ソロ・アルバム多数のオーボエ奏者クリストファー・パラメタら名手の名も。ヴェルサイユの歴史的空間に広がる古楽器演奏を通じてフランスの「いま」を脈々と感じられる新録音と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP0624

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    ジャン=ポール・デシー:
    動物たちの声 詳細ページ
    [ジャン=ポール・デシー、アンサンブル・ミュジーク・ヌーヴェル]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    動物が発する音を単なる環境音としてではなく、音楽的な要素として捉え、楽曲の構成に取り入れてみようというアルバム。サンプリングされた動物の声と人間の楽器演奏、エレクトロニクスを融合させるという革新的な試みを通じて、音楽の新たな可能性を探求する作品です。 コウモリの発する超音波は人間の可聴音域まで変調し、その他の動物たちの「歌」と共に人間の耳に届け、それらと楽器や電子音との対話を通じて、人間と動物の関係性や、私たちを取り巻く世界の音の豊かさを再認識させてくれます。

  • 商品番号:DE3609

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    2022年オレゴン州ユージーンで開催された世界陸上競技選手権大会に先立ち、ユージーン交響楽団が地元の伝説的ランナー、スティーヴ・プリフォンテーン(1951-1975)に捧げる作品として、やはりオレゴン州出身のデイヴィッド・シフに委嘱した「プリフォンテーン」を収録したアルバム。プリフォンテーンの「自分のベストを尽くさないことは、才能を犠牲にすることだ」という言葉からインスピレーションを受けた全3楽章35分ほどの作品で、サクソフォンを含む3管編成の大規模な管弦楽を用いて、彼が駆け抜けた24年の短い生涯を描きつつその功績を讃えています。 カップリングのアンドレア・ラインケマイヤーによる「ウォーター・シングス・ファイア」は、リー・バルドゥーゴの短編小説『When Water Sang Fire』からインスピレーションを得ており、野心と裏切りが地味な人魚ウラを荒れ狂う海の魔女(アースラ)へと変身させるという寓話が描かれています。いずれも調性感の強い親しみやすい作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG841

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    人生よ、ありがとう 詳細ページ [アンヌ=リス・ポルクロペク、フェデリコ・ティボーネ、ピエール・ラニオ]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    ヨーロッパで活動の幅を広げているフランスのメゾ・ソプラノ、アンヌ=リス・ポルクロペクは、言語学や建築の学位を持ちヴァイオリニストとしても活動するという才女。その初めてのリサイタル・アルバムは、自らの人生と音楽的探求を反映した野心的な内容となっています。 クラシックとポピュラーを結びつけ、多様な作曲家を通して人生の普遍的なテーマを探ることで、聴き手に新たな発見と感動を与える一枚です。

  • 商品番号:IBS12025

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    シューベルト(1797-1828)
    〈ピアノ・ソナタ集 第3集〉
    ピアノ・ソナタ 第4番・第13番・第17番 詳細ページ
    [矢野泰世(フォルテピアノ)]

    SCHUBERT, F.: Piano Sonatas, Vol. 3 - Nos. 4, 13, 17, "Gasteiner Sonate" (Yasuyo Yano)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:IBS-12025

    CD価格:2,475円(税込)

    『レコード芸術』特選や『朝日新聞』推薦など、高い評価を得ている矢野泰世のシューベルト・シリーズ第3作。ドラマティックで幻想的な趣の濃い第4番、晴朗な性格の第13番、一段とスケールが大きく楽想の深まりを見せる第17番と、シューベルトのソナタ創作の多面性を凝縮したような1枚です。シューベルトが所有していたグラーフの楽器をモデルにクリストファー・クラークが独自の工夫を凝らして作り上げたフォルテピアノから矢野が引き出すサウンドは、繊細にしてダイナミック。整備・調律はポール・マクナルティで、このサウンドは現代の名工二人のコラボレーションの賜物です。 「フォルテピアノが出せる音量の限度は、モダンピアノとは比較にならないほど小さい。シューベルトは生前フォルテピアノで演奏するしかなかったので、その強弱記号は物理的な音量の大小もさることながら、情動や心理的なインパクトの強さを表すものと考えてもいいだろう。それぞれの和音の特質を見極め、タッチの速度や重さの組み替えなどでドラマティックな説得力のあるフォルテを創り上げることや、フォルテピアノに出せる音量の崖縁に立たされているような限界ギリギリのフォルテを探ることで、切実な心境をフォルテ「f」に託すことが可能になる」と語っていた矢野の演奏は、これら初期と中期の作品においても、時として「シューベルトのがけっぷち」に迫る響きを聴かせて強い印象を残します。特に第17番は後期ソナタへの入り口に立っていることを感じさせる演奏となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS22025

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    ハイパークラヴィーア
    ヤナーチェク(1854-1928)
    フェーベル(1952-)

    ピアノとアンサンブルのための作品集 詳細ページ
    [オスカル・マルティン、フアン・ガルシア・ロドリゲス、サイール・エンセンブレ]

    Piano Music (20th-21st Centuries) - FEBEL, R. / JANÁČEK, L. (Hyperklavier) (Martin, Zahir Ensemble, Rodríguez)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:IBS-22025

    CD価格:2,475円(税込)

    19世紀のチェコに生まれたヤナーチェクと20世紀のドイツ生まれのフェーベル、ほぼ100歳違いの2人の作品を合わせて収録したアルバム。いずれもピアノ(カプリッチョは左手ピアノ)とやや大きめのアンサンブルのために書かれた作品です。 「ハイパークラヴィーア」は独奏ピアノと弦楽四重奏にコントラバスに、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、パーカッション各1という編成。独創的な楽器の組み合わせや即興的な要素が盛り込まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MYCL00058

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    発売日:2025年05月23日

    CD国内盤価格:3,410円(税込、送料無料)

    実力派ピアニスト、川﨑翔子の才能が煌めく! 鍵盤芸術の極みに挑む!国内外の国際コンクールの受賞歴を持ち、現在ドイツを中心に活動を広げる実力派ピアニスト、川﨑翔子の最新アルバムです。今作は“Die Tastenkunst”=鍵盤芸術の極みと題し、三人の大作曲家による「練習曲」を収録。「練習曲」というジャンルを通じ、ショパン、ドビュッシー、リゲティのピアニズムに迫ります。また、川﨑のアイデアによる曲順も注目です。ショパンの「練習曲 作品25」を軸に、もうふたりの作品が織り交ざり、あたかも22曲から成る壮大で、新しい一つの「練習曲」作品が誕生したかのようで、各作曲家の新たな魅力も感じられることでしょう。昨今人気高まりつつあるリゲティの「練習曲」も要チェックです。 川﨑翔子の華麗な音色と卓越したテクニック。色鮮やかにこれらの曲を描きます。 「練習曲」を通して描かれる鍵盤芸術の世界をお楽しみ下さい。

  • 商品番号:OABD7318BD

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    発売日:2025年05月23日

    Blu-ray 3枚組価格:5,250円(税込、送料無料)

    英国ロイヤル・バレエより
    コンテンポラリー・ダンスの魅力を凝縮したマクレガー・コレクション・ボックス登場!
    ダンサーの身体表現の可能性を極限まで追求し、その美を開花させる鬼才ウェイン・マクレガーが、英国ロイヤル・バレエのレジデント・コレオグラファーとして振り付けた小品集『クローマ/インフラ/リーメン』、英国の女性作家を代表するひとりヴァージニア・ウルフの小説に題材を取った『ウルフス・ワーク』、そしてダンテの『神曲』を舞踏化するという野心的な試み『ダンテ・プロジェクト』の3作を集成。 英国ロイヤル・バレエ、コンテンポラリー・ダンスのファン必携のボックスセットです。

  • 商品番号:ORC100374

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    2010年のBBCヤング・ミュージシャン・コンクール優勝者のララ・メルダが、念願だったというピアノ五重奏版のショパンのピアノ協奏曲を録音。メルダはこれら2曲のピアノとオーケストラとの繊細な対話のような特質に強く惹かれ、その美質をもっともよく引き出すために弦楽四重奏との演奏を選びました。 彼女が目指したのは、ショパン自身が演奏していたサロンのような親密な空間でのニュアンスに富んだ演奏。録音に使われたShigeru Kawaiのピアノの音も効果を発揮したと語っています。

  • 商品番号:ORC100377

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    バイロン・アダムズ(1955-)
    バーバー(1910-1981)
    コンティ(1955-)

    ヴァイオリンとオーケストラのための作品集 詳細ページ
    [ジャック・リーベック、マイケル・ポール、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    このアルバムでは「アメリカン・モダニズムにおける叙情的表現の探求」という共通のテーマを持つ3つの作品を取り上げています。これらの作品は、豊かな音色と精緻なオーケストレーション、私的な感情の率直な表現を通じて、明確なアメリカの音楽的アイデンティティを打ち出していますが、20世紀中頃に発展した理知的なセリー音楽や、その反動として現れたミニマリズムに対しては、意図的に異なる道が選ばれています。 アメリカの画家トーマス・デューイングの絵画にインスパイアされたバイロン・アダムスの「真夏の音楽」は、印象主義的な性格を持ち、森林の中で得た視覚的インスピレーションが音楽へと昇華された作品。自身の歌曲や17世紀の民謡が引用ています。バーバーのヴァイオリン協奏曲は、シベリウスやエルガーに通じる語法をもち、初期アメリカ作曲家のロマン的な叙情性が反映されています。デイヴィッド・コンテの「シンフォニエッタ」は、切れ目なく演奏される3楽章構成で、序奏的な第1楽章はフランス風序曲を思わせるリズムを持ち、続く第2楽章は、コープランド風の哀愁を帯びた楽章で、ため息のような弦と木管の対話が印象的です。終楽章では、パリでナディア・ブーランジェに師事した経験を思わせる、プーランク風の調和に満ちた祝祭的なフィナーレが描かれます。 ジャック・リーベックはORCHID、SONY CLASSICAL、Hyperionなどに録音が多数あり、特にロマン派から近現代の音楽で高い評価を得ています。

  • 商品番号:ORC100380

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    2022年のカール・ニールセン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第1位とオーケストラ賞を獲得した、エストニア出身のハンス・クリスティアン・アーヴィク(1998年生まれ)のアルバム。既にグラモフォン誌の「注目のアーティスト」として評価される彼は、エストニア国立交響楽団やタリン室内管弦楽団などでソリストとして活躍、室内楽奏者としても高く評価されています。 このアルバムではブルッフと母国エストニアの作曲家トゥールの作品を演奏。ブルッフでは持前の伸びやかな音色で旋律を美しく歌わせ、ウイスキーの熟成過程で蒸発する分を表す「天使の分け前」のタイトルを持つトゥールでは、倍音や不安定なリズムを用いた浮遊感ある音楽から美しさを引き出し、作品の特色を最大限に生かし切っています。 オーデンセ響を指揮するジェンマ・ニューは2021年にサー・ゲオルク・ショルティ賞を受賞、現在ニュージーランド交響楽団の首席指揮者を務める俊英。

  • 商品番号:ORC100381

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    ジョージ・フレデリック・マッケイは1899年、ワシントン州の開拓者家庭に生まれ、創設されたばかりのイーストマン音楽学校でクリスティアン・シンディングとセリム・パルムグレンに師事、初の作曲学位を取得しています。ガーシュウィン、コープランド、バルトーク、ストコフスキーら多くの音楽家と交流し、彼の作品は国内の主要オーケストラで演奏されました。またワシントン大学では作曲科(Composition Department)を設立し、40年以上にわたり教授を務め後進を育てています。 このアルバムには、彼が「他のどの形式よりも好んだ」という弦楽四重奏曲を収録。30代に書かれた第1番と第2番、円熟期の1950年に書かれた「時の流れ」をテーマにした第3番、同じく1950年、長く温めてきた素材をわずか4日で作品に仕上げたという第4番を聴くことができます。どれもロマン主義とネイティヴ・アメリカン音楽の影響が融合した聴きやすい音楽です。 演奏は現代音楽を積極的に紹介するフォルモサ四重奏団。

  • 商品番号:RAM2403

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    欧州最前線の古楽器奏者たちが示す、スリリングなバッハ世界活況が続くヨーロッパの古楽器演奏シーンでも最前線をゆく、古楽器大国ベルギーとフランスを中心に活躍する錚々たる名手たちが集結してのバッハ作品集。ライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督となって以降、鍵盤音楽家として自身の作曲世界を追求してゆく傍ら数多くの後進を育てたバッハは、既存の自作や先人の作品をもとに、複数のチェンバロで門弟たちが共演できる協奏曲を何作も残しており、ここでは3台以上の鍵盤を必要とする現存作品3作が全て集められています。 さらに、編曲を通じたバッハの鍵盤語法模索の過程を模す形で、彼がケーテン宮廷楽長時代に書いた9つの弦楽器と通奏低音のための「ブランデンブルク協奏曲 第3番」を、4台のチェンバロで共演する形に編曲したヴァージョンも収録。編曲を手がけたベルトラン・キュイエやharmonia mundi franceに名盤の多いジャン=リュク・オーらソロ活動が目立つ名手の傍ら、ピグマリオンやカフェ・ツィマーマン、ネヴァーマインドなど第一線のアンサンブルを支える俊才弦楽器奏者たちが参加、少数精鋭で聴かせる緊密なバッハ世界は実にスリリング! ALPHAレーベル初期盤群で頭角を現したユーグ・デショーがエンジニアを務め、繊細な撥弦音の重なりとガット弦の響きが交錯する妙味を余さず収めてくれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC475

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    鍵盤音楽帳
    バッハと先達たち 詳細ページ
    [バッハと先達たちの鍵盤作品]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    バッハの若き日に刺激を与えた巨匠たち、その傑作群の素顔とはヴァイマール宮廷奉職時代にヴィヴァルディの音楽に開眼し、最新のイタリア音楽に息づくみずみずしい歌心や和声感覚を身につけていったバッハが、それより前にドイツ中北部のオルガン音楽をじっくり吸収していた青年期以前に出会った音楽世界を探る1枚。 リューネブルクの寄宿学校にいた少年バッハにオルガンの構造と音楽語法を教え込んだゲオルク・ベーム、バッハと同じくヴァイオリンとオルガンを等しく弾きこなした夭逝の天才ブルーンスなど、17世紀末のドイツを代表する重要な大家が続々登場。リュートの響きを想定したというバッハ作品の他はオルガン向けの音楽が大半ですが、当時のオルガン奏者たちも教会にいない時にはクラヴィコードやチェンバロで研鑽に勤しんでいたことを思えば、オルガンと同じく足鍵盤を備えたチェンバロの演奏を通じてこれらの作品を味わえることは、バッハや彼以前の巨匠たちの創作現場により近い音響体験に繋がると言ってよいでしょう。 この時代のドイツ音楽解釈に豊かな実績を持つフランスの名手ヨアン・ムーランが、バッハとほぼ同世代の楽器をモデルとする再現楽器を用い、主調和声の純正さと不協和音の対比が効果的なバロック式調律によって、それぞれの音楽に潜む機微をじっくり引き出してゆきます。

  • 商品番号:SMGG003

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    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid日本語解説付き価格:3,750円(税込、送料無料)

    個性派名人集団フィルハーモニクスが描く、バルト三国の音楽的印象ウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバーを中心とした名手が集い、目の覚めるようなテクニックと息の合ったアンサンブルで、ボーダレスな音楽をエンターテイメント性たっぷりに聴かせるフィルハーモニクス。彼ららしくジャンルを自在に行き交う音楽を集めたシリーズ「ウィーン・ベルリン・ミュージック・クラブ」の第4弾が、新レーベルSUPREME CLASSICSより登場。 今回はバルト三国をテーマに、メンバーのセバスティアン・ギュトラーが当地に伝わるメロディ、民謡、童謡からインスパイアされて作曲した個性的な作品を集めています。彼らにとって既に重要なレパートリーになっているというこれらの曲は、いずれも親しみやすいメロディとリズムを持ち、ある時は伝統的なクラシック、ある時は素朴な民謡、そしてある時は洗練された映画音楽のような響きで聴く者を惹きつけます。 彼らの名人芸と美しい音楽を存分に楽しむことのできる素晴らしいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0702

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,250円(税込)

    典雅で重厚、パーセルの珠玉の傑作『8つの組曲』をピアノで演奏ブカレスト出身の音楽家の両親の下に生まれたクリスティアン・サンドリンは、古典派からロマン派の音楽に意欲的に取り組んできましたが、ここで一気に時代をさかのぼり、イギリス初期バロックの作曲家パーセルの組曲に挑戦。 レーベルによれば、これら8つの組曲を現代のピアノで演奏したディスクは初めてとのこと。これらの組曲はプレリュードに始まり、アルマンド、クーラントなどと続くフランス風の舞踏組曲の構成を採っており、バッハのフランス組曲が好きな人ならば文句なく楽しめるタイプの音楽です。 サンドリンの演奏は巧みなトリルと控えめなペダルワークにより、現代のコンサート・グランド・ピアノの良さを損なうことなくバロック音楽に相応しいスタイルを実現しています。随所に『音楽のはしため』の小品を追加し、アルバム最後に、ロンドンの聴衆を魅了したカストラート歌手がイタリアへ帰る際に捧げた名作「シファーチェの別れ」を置いているのも心憎い選曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0703

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,250円(税込)

    エルガーとフォーレ、それぞれ唯一の弦楽四重奏曲をカップリングした1枚。ともにホ短調で急緩急の3楽章構成の両曲、似ているのは外観だけでなく、作曲家の創作活動の後期に書かれ、諦念や哀感を帯びつつ気品を湛えた抒情という点でも共通しています。2人の作曲家は1908年に一度会ったきりで、その後特に親交を育んだとは伝えられていませんが、フォーレの訃報に接したエルガーは彼を「素晴らしい紳士で最高級のフランス人」と讃えました。同じディスクに収録することで、両者に通じるもの、時代の空気、そしてそれぞれの個性が浮かびあがります。 アルバムには、ピアニスト、指揮者、作曲家、編曲家として活躍するイアン・ファーリントンによる編曲作品が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555559

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    ラウタヴァーラ(1928-2016)
    ヴァイオリン協奏曲
    愛する人へのセレナード
    秋の庭 詳細ページ
    [ウルフ・ヴァリン、アリ・ラシライネン、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    RAUTAVAARA, E.: Violin Concerto / 2 Sérénades: I. Sérénade pour mon amour / Autumn Gardens (Wallin, Turku Philharmonic, Rasilainen)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555559-2

    CD価格:2,775円(税込)

    自然や神秘主義の傾倒など、個性的な作風で知られたエイノユハニ・ラウタヴァーラの作品集。 ヴァイオリン協奏曲は1969年に構想され、1977年に完成しました。第1楽章は幻想的、第2楽章は情熱的な性格を持っています。 彼が国際的な名声を得たのは1990年代後半で、1999年の「秋の庭」はBBCプロムスのための管弦楽曲。第1楽章はオペラ《太陽の家》のテーマを基にした自然の景観美を追求した庭園を思わせる音楽、第2楽章はシベリウスの交響曲第6番を思わせる荘厳な響き、終楽章はサラバンドの調べで締めくくられます。 最後の完成作品「愛する人へのセレナード」は、ヒラリー・ハーンのために作曲されました。ヴォーン・ウィリアムズやシベリウスの後期作品に通じる、美しく親密な趣のある作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555615

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    マイヤー(1812-1883)
    交響曲 第4番・第6番 詳細ページ
    [ヤン・ヴィレム・デ・フリーント、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    MAYER, E.: Symphonies Nos. 4 and 6 (North German Radio Philharmonic, Vriend)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555615-2

    CD価格:2,775円(税込)

    30歳で作曲家の道を選んだエミーリエ・マイヤー。この決断は当時の女性としては異例でしたが、シュテッティンでカール・レーヴェ、ベルリンでアドルフ・ベルンハルト・マルクスに師事。ウィーン楽派の影響を受けながら、数多くの作品を残しています。 アルバムに収録された交響曲第6番は1853年の作品。第1楽章は抒情的な弦楽器の響きが美しく、続く第2楽章は断片的な葬送行進曲として、瞑想的な雰囲気を漂わせます。第3楽章は陽気で遊び心のあるスケルツォで、終楽章は各楽器の響きが精巧に絡み合い、力強い結末を迎えます。 1851年の交響曲第4番はオリジナルのオーケストラスコアが現存しておらず、アンドレアス・N・タルクマンが残された4手ピアノ版をマイヤーのオーケストレーションの特徴を考慮して管弦楽版に編曲しました。彼の編曲は19世紀当時の自然倍音を重視した金管楽器の使用が特徴であり、シューマンのオーケストレーションも参考にしつつ、マイヤーのソロ楽器を大切にするという作曲意図も反映されています。ロ短調という悲劇的な調性が用いられるも第1楽章の冒頭から堂々とした表現が生かされており、ニ長調に転ずる第2主題は「まるで賛美歌のように独創的である」とタルクマンが高く評価しています。第2楽章はホ長調で書かれ、ヴァイオリンが主導するメロディーが管楽器の音色と溶け合い、美しい情景を描きます。第3楽章は、急降下するヴァイオリンの旋律で始まり、管楽器が加わって対位法を駆使した展開となります。第4楽章では、ロ短調の主題が再登場し、活発で爽快な終結を迎えます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555624

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    ファランク(1804-1875)
    フィルソヴァ(1950-)
    ボニス(1858-1937)

    室内楽作品集 詳細ページ
    [アンサンブル・ルイーズ・ファランク]

    Chamber Music - FARRENC, L. / FIRSOVA, E. / BONIS, M. (Ensemble Louise Farrenc)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555624-2

    CD価格:2,775円(税込)

    3人の世代を超えた女性作曲家による室内楽作品を収録したアルバム。2025年に没後150年を迎えるルイーズ・ファランクは、芸術家の家庭に生まれ、両親は女性が芸術的な職業に就くことを自然に受け入れていたため、彼女は優れた教育を受けることができました。15歳でアントン・ライヒャから作曲を学び、17歳でフルート奏者アリスティード・ファランクと結婚、夫は彼女の作曲活動を支援し、ヨーロッパ各地でツアーを行い作品を広めました。彼女のピアノ五重奏曲はフンメルから影響を受けたもので、巧みな作曲技法と繊細かつ憂鬱な主題が聴衆を魅了し、シューベルトの「ます」を思わせる完成度を誇る作品です。 かたや、1858年生まれのメラニー・ボニス(ボニ)は作曲家として表立って活動することが困難でした。このピアノ四重奏曲変ロ長調は結婚や出産などの激動の時期に書かれたものです。陰鬱な第1楽章、浮遊感のある第2楽章、深い悲しみを漂わせた第3楽章が続き、情熱的なフィナーレで劇的に締めくくられています。 1950年レニングラード生まれのエレナ・フィルソヴァは、ソフィア・グバイドゥーリナと並ぶ現代ロシアの主要な作曲家の一人。モスクワ音楽院で作曲を学び、作曲家ドミトリー・スミルノフと結婚。共に音楽界で重要なパートナーとして活躍し、彼女たちの指導者であるエディソン・デニソフの支援を受け、西側でも作品が演奏されるようになりました。フィルソヴァは音楽と愛を人生の究極の要素と捉えており、このピアノ四重奏曲第1番は2016年にオーストリアの室内楽コンサートシリーズ「Pforte」から委託され、大成功を収めました。金川真弓が参加していることも注目です。

  • 商品番号:555625

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    ヒラー(1811-1885)
    交響曲 ホ短調 Op.67 「それでも春は来るはずだ」
    交響曲 ヘ短調 詳細ページ
    [ハワード・グリフィス、フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団]

    HILLER, F.: Symphony, Op. 67 / Symphony in F Minor (Frankfurt Brandenburg State Orchestra, Griffiths)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555625-2

    CD価格:2,775円(税込)

    フェルディナント・ヒラーはフランクフルトの裕福な実業家の家に生まれ、10歳からワイマールでヨハン・ネポムク・フンメルに師事しました。1829年から36年までパリで過ごした後、メンデルスゾーンと親交を結んだライプツィヒを中心に指揮者として活動しました。1850年にケルンに定住し、ケルンではギュルツェニヒ管弦楽団の指揮者を務め、ライン音楽祭を12回開催しました。彼の作品は一時期顧みられることはありませんでしたが、現在は再評価が進んでいます。 ここに収録された2つの交響曲は激しくドラマティックな作風を示しています。交響曲ホ短調「それでも春は来るはずだ」はヒラーの唯一の出版された交響曲であり、最も成功した作品です。初演は1849年で、ニューヨークでも1858年に演奏されましたが、1871年のドイツ帝国統一後は忘れられてしまいました。19世紀の詩人エマヌエル・ガイベルが1841年に発表した詩「希望」からインスパイアされ、冬から春への移行が表現されています。ベートーヴェンやワーグナーの影響を受けつつも、独自の表題音楽のアプローチを試みたことを示しており、交響曲の伝統の中で重要な位置を占める作品と言えるでしょう。 交響曲ヘ短調は、1832年10月に完成し、1833年12月に初演。批評家からは、第1楽章の風変わりな展開が批判されたものの、リズムが印象的な第2楽章や、牧歌的な雰囲気を持つのどかな第3楽章、ソナタ形式とロンド形式が融合した終楽章など、個性豊かな作品として仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555629

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    モール(1863-1931)
    ピアノ三重奏曲全集 詳細ページ
    [ストリオーニ三重奏団]

    MÓOR, E.: Piano Trios (Complete) (Storioni Trio)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555629-2

    CD 2枚組価格:2,775円(税込)

    ハンガリー出身のエマヌエル・モールはコンサートピアニストとしてアメリカにわたり演奏活動を行い、1888年に結婚後イギリスに移住しましたが、ピアニストとしての熱意が薄れたため作曲に専念。コンサート活動から退き、ヨーロッパを広く旅しながら200曲以上の作品を書き上げています。第一次世界大戦後には楽器の発明に注力し、手鍵盤を上下2段に重ねたエマヌエル・モール式ピアノフォルテ(デュプレックス・カプラー・ピアノ)など新しい楽器の設計を試みています。 このアルバムに収録された3つのピアノ三重奏曲は、モール熟練の作曲技法が見事に展開されており、明瞭で表現力豊かなメロディー、独創的なハーモニーが特徴です。ニ長調 Op. 74は明快なテーマから始まり、スタッカートが多用された軽快な第2楽章を経て、活力に満ちたフィナーレを迎えます。最初の妻アニタに捧げられたハ長調 Op. 81は、荘厳なメロディーの第1楽章、瞑想的なラルゴ楽章を経て、ダイナミックなアレグロで締めくくられます。変ロ長調 Op. 89はパブロ・カザルスに捧げられた作品。穏やかなメロディーから始まり、軽快なスケルツォ、抒情的なアダージョ、活動的なアレグロで終わります。 1995年に結成されたストリオーニ三重奏団の演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555654

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    トラエッタ(1727-1779)
    オラトリオ「ソロモン王」 詳細ページ
    [ズザンネ・イェロスメ、エレオノーラ・ベロッチ 他、クリストフ・ルセ、テレジア、ノヴァ・カント]

    TRAETTA, T.: Rex Salomone [Oratorio] (Jerosme, Bellocci, Munger, NovoCanto Vocal Ensemble, Theresia Orchestra, Rousset)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555654-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    1727年イタリア南東部の町ビトントに生まれたトンマーゾ・トラエッタは、ナポリでニコラ・ポルポラらに師事し、オペラ作曲家として名を成した後に、パルマ宮廷の楽長となっています。当地では、ラモーらフランスの作曲家たちの音楽悲劇(トラジェディ・リリク)の様式を取り入れ、大成功を収めました。この成功により、ロシアのエカテリーナ二世から招かれて、宮廷楽長として厚遇を受け、オペラ・セリアや宗教音楽を数多く作曲。しかし、ロシアで体調を崩し、その後、ロンドンを経てイタリアに戻り、ヴェネツィアで没しています。 オラトリオ「ソロモン王」は旧約聖書の『列王記』第1章をベースに、ソロモン王とモーゼの十戒の石板が収められた「契約の箱」を題材とした作品で、1766年にヴェネツィアのデレリッティ慈善院(通称:オスペダレット)の合唱指揮者に就任したトラエッタにとって、当地でのデビュー作となったものでした。ソロモン王の他、シバの女王、アビアタル、司祭ツァドク、アモン人のアドンといった登場人物は、オスペダレットの優れた女性歌手のために、すべて女声の音域で書かれています。このオラトリオは大成功を収め、初演以降何度も上演されたことが記録に残っています。1776年の上演に当たっては音楽と台本に変更が加えられましたが、この演奏はこの時の版を基にしています。壮麗さと優美さを兼ね備えたアリアが各場面に1曲ずつ各役柄に与えられ、特に主役であるソロモンのアリアには力が入っており、作品の聴きどころとなっています。少ないながらも効果的に加えられる合唱(女声三部)も注目点でしょう。 この録音は、2023年のインスブルック古楽音楽祭においてクリストフ・ルセの指揮で行われた公演を収録したもの。サリエーリやグルックといったバロック以降の18世紀の作曲家たちの貴重な劇作品を演奏・録音してきたルセの卓越した指揮の下、古楽作品やバロック・オペラを得意とする若手実力派女性歌手たちが素晴らしい歌唱を披露しています。 テレジアは「女帝」マリア・テレジアの名を冠して2012年に結成されたピリオド楽器オーケストラで、世界約40か国から集められた若手奏者から成り、古典派時代の作品を主要レパートリーとしています。現在では、ヨーロッパ全域に活動の幅を広げ、CPOレーベルから、気鋭の指揮者たちと18世紀の貴重な作品の録音をリリースしています。 ジャケット絵画:ジャンバティスタ・ティエポロ派「ソロモン王の前のシバの女王」(1760年)

    収録作曲家:

  • 商品番号:555700

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    ミュンツァー(1489-1525)
    ドイツ福音ミサ
    ドイツ教会典礼 詳細ページ
    [アマルコルド]

    MÜNTZER, T.: Deutsche Evangelische Messe / Deutsches Kirchenamt (Amarcord Ensemble)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555700-2

    CD価格:2,100円(税込)

    トーマス・ミュンツァーは、16世紀ドイツの農民戦争の指導者として知られる宗教改革時代の宗教者。1519年にマルティン・ルターと知り合い、すぐにその信奉者となり、ツィヴィッカウで説教者となりました。しかし諸侯との融和を図っていたルターと次第に対立するようになり、やがてドイツ農民戦争の指導者として諸侯連合軍と戦いますが、その末に捕らえられ、処刑される運命を辿りました。困窮する民衆の側に寄り添い、その救済のために戦い、敗れ、命を落としたミュンツァーの処刑(1525年)から500年の記念の年に、この録音がリリースされます。 ここには、ミュンツァーが教会の典礼改革の一環として創作した2つの作品が収録されています。これらは1523年と1524年に楽譜付きで出版されました。ミュンツァーは聖書の言葉や典礼のテキストをラテン語からドイツ語に翻訳して用いています。そのテキストを伝統的なコラールの旋律に乗せたシンプルで民衆にも親しみやすい典礼音楽となっています。 トーマス教会の合唱団出身のメンバーで1992年に結成された5人組の声楽アンサンブル、アマルコルドは、ドイツにおける男性声楽アンサンブルの代表的存在。優れた声楽技巧と魅力的なステージパフォーマンスで世界中で高く評価され、これまでに世界15か国で2500回以上のコンサートを行ってきました。RaumklangやCARUSといったドイツのレーベルから数多くのCDをリリースし、国際的な賞も獲得しています。この録音では、高い技術と表現力、抜群のアンサンブル能力を誇るアマルコルドの歌唱が、ミュンツァーの素朴な音楽に色どりを加え、深い瞑想感を与えています。ルターと敵対したことで「悪魔」と呼ばれ、激しく非難され、忘れ去られていたミュンツァーの典礼音楽が500年の時を経て蘇ります。 CDジャケット絵画:「説教するミュンツァー」(1527年に出版されたヨハン・リヒテンベルガーの著作「予言」所収の挿絵)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8033

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    ガスマン(1729-1774)
    歌劇《鳥刺したち》 詳細ページ
    [ブリンディス・グズヨンスドッティル、マッシモ・フリガート 他、エンリコ・パガーノ、ICOマグナ・グレシア交響楽団]

    発売日:2025年05月16日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    フローリアン・レオポルト・ガスマンはボヘミア出身の作曲家。18世紀ウィーンの主要なオペラ作家のひとりで、ウィーンの宮廷楽長を務めた他、サリエリの才能を見出し、ウィーンで教えたというエピソードでも知られています。1759年にヴェネツィアで初演された歌劇《鳥刺したち》は当時大人気を誇り10年間にわたり多くの劇場で上演されたオペラ・ブッファ。貴族のカップルと3人の鳥刺し、2人の小間使いによる愛の駆け引きが描かれています。このアルバムは2023年のヴァッレ・ディートリア音楽祭で収録されたもので、モダン楽器を用いながらも、ピリオド奏法や通奏低音の使用に注意を払った溌剌とした演奏です。 (あらすじ)鳥刺しのピエロット、チェッコ、トニオーロは小間使いのロッコリーナとマリアンニーナと出会い、恋の相手を探します。リッカルド侯爵はアルメリンダ伯爵夫人に興味を示しますが冷たくあしらわれます。伯爵夫人はチェッコに関心を持ち、愛を告白しますが、彼は戸惑います。一方、嫉妬した侯爵はチェッコを亡き者にしようと企てますが、小間使いたちの助けで阻止されます。最終的にはチェッコとロッコリーナ、トニオーロとマリアンニーナが結ばれ、伯爵夫人と侯爵も和解。独り残ったピエロットを除き、愛の神を称える合唱で幕を閉じます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8061

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    メルカダンテ(1795-1870)
    フルートと弦楽のための四重奏曲 第2集 詳細ページ
    [マリオ・カルボッタ、マリオ・ホッセン、マルタ・ポトゥルスカ、リリアーナ・ケハヨヴァ]

    MERCADANTE, S.: Quartets for Flute and Strings, Vol. 2 - Nos. 3, 10, 12 (Critical Editions by M. Dellaborra) (Carbotta, Hossen, Potulska, Kehayova)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:CDS8061

    CD価格:2,175円(税込)

    歌劇《群盗》や《ヴェスタの巫女》などの一連の歌劇で知られるイタリアの作曲家メルカダンテのフルートと弦楽のための四重奏曲第2集。協奏的な四重奏のスタイルを持つ彼の作品は、どの曲も全ての楽器が見せ場を持つとともに、ロッシーニの歌劇のアリアを思わせる美しい旋律を彩る華麗な装飾が特徴です。 このアルバムではチェロをリリアーナ・ケハヨヴァが担当。音楽学者マリアテレサ・デッラボーラによる最新の校訂版が用いられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8071

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    ヴィオッティ(1755-1824)
    ヴァイオリン協奏曲全集 詳細ページ
    [フランコ・メッツェーナ、シンフォニア・ペルジナ、ヴィオッティ室内管弦楽団、ミラノ・クラシカ室内管弦楽団]

    発売日:2025年05月16日

    CD 10枚組価格:5,925円(税込、送料無料)

    18-19世紀のイタリアでは、オペラの隆盛と対照的に、器楽作曲家たちは苦労し、多くは国外で成功を求めざるを得ませんでした。この時代に活躍したヴァイオリニスト・作曲家ヴィオッティもその一人。トリノの宮廷に仕え、イタリア国内で演奏旅行を行いましたが、1782年のパリでのコンセール・スピリチュエルでの衝撃的なデビューが彼を一躍有名にし、ヴェルサイユ宮殿に仕えたり歌劇場を設立するなど大活躍しました。しかし、フランス革命が勃発。彼は1792年にイギリスへ亡命し一旦はパリに戻るも最期はロンドンで生涯を終えました。 ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲は、フランス・ヴァイオリン楽派に強い影響を与えただけではなく、パガニーニら後世のヴァイオリニストたちにも大きなインスピレーションを与えました。このBOXに収録されたのは29曲のヴァイオリン協奏曲で、その作風はギャラント様式から初期ロマン派までと時代とともに変遷しています。特にロンドン時代の作品は、彼の音楽的な成熟と変化を示すものと言えるでしょう。 演奏するフランコ・メッツェーナは、1953年イタリア・トレント生まれのヴァイオリニスト。サルヴァトーレ・アッカルドに10年間師事し、研鑽を積みました。ヨーロッパ、日本、アメリカ、南米など世界各地のコンサートホールや音楽祭で演奏し、「イ・ムジチ」や「イ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ」とともにツアーを行い好評を博しています。この1990年から2004年に収録されたヴィオッティのヴァイオリン協奏曲全集は、世界初の企画として高く評価されたものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99332

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    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,550円(税込)

    シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」と、作曲時期が比較的近いフンメルのピアノ五重奏曲を並べたアルバム。どちらの曲もピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスという編成で、当時の家庭での音楽会で好んで演奏されたと考えられます。レミ・バロー・アンサンブルによるこの演奏は、ウィーン風のまろやかな響きを活かしつつ、活気に満ちており、これまで幾度となく行われてきた「ます」の録音に新たな風を吹き込むものです。 レミ・バローはパリ生まれ、ウィーン国立歌劇場管弦楽団に10年以上在籍。室内楽奏者、指揮者として活躍、クラングコレクティフ・ウィーンの芸術監督も務めています。近年はブルックナー所縁のザンクトフローリアン修道院で行われる夏の音楽祭「ブルックナー週間」の常任指揮者を務め、交響曲全曲を録音したことでも注目を集めました。 ピアノのフォゥグ・浦田陽子はウィーン国立音楽大学で学び、数々のコンクールで優勝。ウィーン・ピアノ三重奏団およびウィーン・ピアノ五重奏団のメンバーとして活動しています。ヨアゲン・フォゥグはデンマーク出身、1975年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーを務めた後、ウィーン・ピアノ五重奏団でも演奏しています。ヴィオラのイリス・バローはクラングコレクティフ・ウィーンのコンサートマスター。ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍中。マンフレッド・ヘッキングはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に在籍後、音楽と医学の道を両立させています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99334

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    素敵なあなた
    エリアスとイディッシュの乙女たち 詳細ページ
    [シーラ・カルモン、クララ・モントッキオ、エリアス・メイリ]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,550円(税込)

    イディッシュ語の有名な歌「Bei Mir Bistu Sheyn」をタイトルに据えたアルバム。イスラエルとユダヤのルーツを持ちクラシックからジャズまでを歌うシーラ・カルモン、ウィーン出身のジャズ歌手&シンガーソングライター、クララ・モントッキオと、地中海・オリエンタルの影響を受けたイスラエル生まれのジャズピアニスト、エリアス・メイリ。この三人が、イディッシュの名曲やヘブライ民謡、オリジナル曲を演奏。グルーヴ感にあふれスウィングするリズムとメロディ、その中に見え隠れするメランコリックな風情が魅力的な音楽です。

  • 商品番号:GRAM99347

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    発売日:2025年05月16日

    CD 2枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    1745年に製作されたヨハネス・ダニエル・ドゥルケンのチェンバロ(収蔵番号SAM 726)は、美しい音色を持つだけでなく、楽器に施された華麗な装飾も目をひきます。最初の所有者については何も分かっていませんが、約150年の歳月を経て、製作地であるアントウェルペンからウィーンへと渡り、1921年に美術史美術館の古楽器コレクションに収蔵。その後、数十年にわたる修復作業を経て演奏可能な状態となり、今回のCDで初めてその音色が披露されました。楽器の制作年に近い1741年に出版された「ゴルトベルク変奏曲」は、まさに理想的な選曲と言えそうです。 演奏は国際的な賞を多数受賞しているオーストリアのオルガニスト兼チェンバロ奏者シュテファン・ドンナー。100分ほどをかけた落ち着いたテンポによる演奏とオンマイクの録音で、楽器の響きを堪能させてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MLSR-12702

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    発売日:2025年05月16日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    ダマーズ演奏の第一人者・山田磨依、
    待望の新作は世界初「エチュード全集」
    フルートやハープなどの室内楽作品で人気の高いフランスの作曲家ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013年)はピアノの名手でもあり、演奏会向けから教育用まで全30曲のエチュードを遺しています。世界初となる全曲録音に、前作『ダマーズ:ピアノ作品集』で高い評価を得た山田磨依が挑みました。《8つのエチュード》は「リストの再来」と呼ばれた大ピアニスト、ジョルジュ・シフラを念頭に書いたと作曲家自身が語った難曲。 「エチュード」の副題を持つ《自転車》はダマーズらしからぬドライヴ感あふれる珍品で、ダマーズ・ファンも度肝を抜かれること請け合いです。 ダマーズの全ピアノ曲演奏をライフワークとする山田磨依。2023年リリースのセカンドアルバム『ダマーズ:ピアノ作品集』はレコード芸術の特選盤に選ばれ、月刊ショパン、朝日新聞(for your Collectionで推薦盤)、東京新聞・中日新聞、週刊東洋経済でも取り上げられました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC1740

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    ドビュッシー(1862-1918)
    〈ピアノ・デュオ作品全集 第1集〉
    放蕩息子より
    ディヴェルティスマン 詳細ページ
    [ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ]

    DEBUSSY, C.: Piano Duo Works (Complete), Vol. 1 (Genova and Dimitrov Piano Duo)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:OC1740

    CD価格:2,475円(税込)

    幼少期からピアノに親しみ、学生時代には8手ピアノのための作品にも触れ、ピアノ・デュオの表現にも親しんでいたドビュッシー。彼は作曲する際、オーケストラ作品のピアノ版を作ることがしばしばありました。「放蕩息子」はその一例で、ローマ賞応募作のカンタータとして作曲した後、2曲をピアノ連弾用に編曲しました。同時期に作られた「ディヴェルティスマン」は連弾用のオリジナル作品で、出版されたのは2002年のことです。 彼の代表作の一つ、マラルメの詩に基づく夢幻的な作品「牧神の午後の前奏曲」の2台ピアノ版からは、オーケストラを思わせるサウンドが随所に聞かれます。1880年代に作曲された「管弦楽組曲第1番」は楽譜が紛失したとされていましたが、20世紀に連弾版とオーケストラ版の自筆譜が発見されました。ロマン主義的な響きと舞台音楽的な構成を持っています。「春」はボッティチェリの絵画からインスパイアされ、2台ピアノと合唱のために作曲されましたが、当時のパリ芸術アカデミーに受け入れられず、1904年まで正式に出版されることはありませんでした。その後に作られたオーケストラ版は彼自身の編曲ではありません。 「リンダラハ」は、ドビュッシーが2台ピアノのために作曲した最初のオリジナル作品で、スペイン風のリズムやギターのような和音を取り入れた色彩豊かな曲です。曲名はアルハンブラ宮殿にある「リンダラハの中庭」に由来し、異国情緒あふれる響きを特徴としています。 演奏するジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオは、世界的に高い評価を受けるピアノ・デュオ。1995年の結成からわずか2年の間にARDミュンヘン国際音楽コンクールなどで優勝、一躍注目を集め、以降世界中で活躍しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-586

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    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    ピアニスト、作曲家として知られるポーランド系ドイツ人作曲家フィリップ・シャルヴェンカ。彼の3歳違いの弟フランツ・クサヴァーも優れた音楽家でした。フィリップは、ベルリンの新音楽アカデミーで弟とともに音楽を学び、1874年にはコンサートで自作の序曲と交響曲を発表、当時ドイツの作曲家たちの最先端を行く存在として注目されましたが、華やかな作品を書いた弟に比べ、作風が保守的であったためか、その作品は死後ほどなくして忘れられてしまいました。 この第2集には彼の初期の作品を収録。ショパンやブラームスの影響を感じさせるフモレスケ(ユーモレスク)やマズルカ、ラプソディなどが含まれています。第1集と同じく、ルイス・ピーパによる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-727

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    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    スイスの作曲家リヒャルト・フルーリーの管弦楽作品第4集。 収録されている交響曲第2番は彼がしばしば訪れていたスイス南部のティチーノ地方からインスパイアされた作品。イタリア語圏スイスの旋律が用いられており、第1楽章はルガーノの教会の鐘のモチーフを、第2~4楽章は民謡を基にしています。ブルックナーの交響曲の形式を踏襲していますが、彼の親友ヨーゼフ・マルクスがオーケストラで描いた自然画にも似た雰囲気を持っています。1936年8月1日、スイス建国記念日にルガーノで自身の指揮で初演、スイス全土のラジオで放送されました。 「夜想詩」は夢の中の幻想的な場面を音楽で描写した作品で、リヒャルト・シュトラウスを思わせる曲想です。こちらも作曲家自身の指揮、ベルン市立管弦楽団によって1939年10月16日に初演されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-762

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    ヴィエル(1926-1998)
    ピアノ曲と室内楽曲集 詳細ページ
    [イルメラ・レルケ、ダニエラ・ブラウン、アンナ・カレヴェ]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    ルーマニアの作曲家アナトール・ヴィエルは、古典的手法、前衛的モダニズム、民俗的要素を融合させた独自の音楽を創り上げました。ユダヤ系の血統と、1944年にヤシのゲットーで起きたホロコーストからの生還という背景も彼の音楽に影響を与えています。また1989年のルーマニア革命後にはポストモダニズムに傾倒。壮大なストーリー性を持つ交響曲やオペラを生み出しました。 このアルバムには室内楽曲を収録。後期交響曲の要素が昇華した三重奏曲や、小さな素材にどんどん新しい素材を付け加えていくという彼独特の手法“加算的音楽”による「聖句」などを聴くことができます。 2016年にヴィエルの音楽に出会ったピアニスト、イルメラ・レルケが、作品の独創性に魅了され研究・演奏を開始、ヴィエルの娘や作曲家ダン・デディウの協力を得て制作されたアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-767

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    インジェニェーリ(1536-1592)
    〈作品集第5集〉
    教会歴のモテット集 詳細ページ
    [ガレス・ウィルソン、ケンブリッジ大学ガートン・カレッジ合唱団 他]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    モンテヴェルディの師として知られるインジェニェーリ。ウィルソンの録音プロジェクト第5集は、教会歴に基づく作品を収録。すべて世界初録音です。単旋律聖歌を曲の素材として効果的に用いており、作品に典礼的な統一感を与えています。トラック7と11はインジェニェーリのマドリガーレに基づくオルガン演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCN0036

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    アイルランドのチェロとアコーディオン作品集 詳細ページ [エイドリアン・マントゥ、ダーモット・ダン]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    アコーディオンとチェロという珍しい楽器の組み合わせで聴くアイルランドの作曲家の作品集。冒頭に置かれたのは17世紀後半から18世紀前半にかけて活躍した盲目のハープ奏者ターロック・オキャロランの軽快な民謡調の作品。フルートの旋律がチェロに置き換えられたことで、ロマンティックな雰囲気が増しています。他にはブリテンと親しかったトリンブル、ヴォーン・ウィリアムズに師事したボイルら女性作曲家の作品や、ダウランド・コンソートの創設者ボイデル、フランスで活躍したオケリー、アメリカ生まれのヘネシーなどの多彩な作品を楽しめます。 演奏はチェリストのエイドリアン・マントゥとアコーディオン奏者のダーモット・ダン。世界初録音の作品も含まれています。

  • 商品番号:TOCN0040

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    〈ウクライナからのポストカード 第1集〉
    ヴァイオリン小品集
    詳細ページ
    [マルキヤン・メルニチェンコ、ピーター・デ・ジェイガー、ベンジャミン・マーティン]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    ウクライナはアジアとヨーロッパの交差点に位置しており、そのせいか西ヨーロッパの長調・短調の概念はウクライナではあまり定着しなかったようです。この国の作曲家たちは、民族音楽にインスピレーションを得ながら自らの音楽的立場を貫いてきました。 このアルバムでは、19世紀のナショナリズムの高まりに触発され、自国の民族音楽に回帰することで「ウクライナ国民楽派」を築いた作曲家たちの作品をウクライナ系オーストラリア人のヴァイオリニスト、マルキヤン・メルニチェンコが紹介しています。世界初録音を多数含む、きらびやかで熱のこもったこれらのヴァイオリン作品は、まさにウクライナの知られざる音楽遺産といえるでしょう。

  • 商品番号:8.551471

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    ツァイスル(1905-1959)
    〈歌曲集 第3集〉
    バルバラのための小品 詳細ページ
    [サラ・ハーシュコヴィッツ、ソマン・ジェーガル、グロリア・チェン]

    ZEISL, E.: Lieder, Vol. 3 / Piano Pieces (S. Hershkowitz, So-Mang Jeagal, Gloria Cheng)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.551471

    CD価格:1,900円(税込)

    エーリヒ・ツァイスルは幼少期から音楽の才能を示し30歳までにはウィーンを代表する作曲家の一人とみなされていました。しかし、1938年のドイツによるオーストリア併合を受けてアメリカに亡命。ハンス・アイスラーの紹介で映画音楽に携わりましたが、製作主との意見の違いなどにより、その才能を十分に発揮することはできなかったようです。亡命後には歌曲の作曲を行わなかったため、1938年の「Komm süsser Tod」が最後の曲となります。 アルバムに収録されているピアノ曲は、彼の娘バルバラのためのもので、若い学習者向けに書かれた易しいながらも魅力的な作品が並べられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574621

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    アダン(1803-1856)
    バレエ・パントマイム
    「グリゼルディス または五つの感覚」 詳細ページ
    [ダリオ・サルヴィ、ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団]

    ADAM, A.: Griseldis, ou Les cinq sens [Ballet-Pantomime] (Jelić, Sofia Philharmonic Choir and Orchestra, Salvi)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.574621-22

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    バレエ『ジゼル』や『海賊』で広く知られるアドルフ・アダン。これらの作品は19世紀のロマン派バレエの発展に大きな影響を与えました。 このアルバムに収録された『グリゼルディス または五つの感覚』はアダンの11番目のバレエ曲。ボヘミアの皇太子エルフリッドがモルドバの王女グリゼルディスに会うために旅をする中で、愛の探求をテーマに、五感の活性化による発見が描かれています。合唱、ソプラノ独唱、ハルモニウムなども用いられた色彩豊かで革新的な作品で、当時の著名なダンサー、カルロッタ・グリジやリュシアン・プティパが主演を演じ1848年にパリ・オペラ座で初演されました。 オーベールの序曲シリーズで素晴らしい演奏を披露したダリオ・サルヴィが、ここでも華やかな音色を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574687

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    〈ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第6集〉
    ラフマニノフ(1873-1943)
    悲しみの三重奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [ブラームス・トリオ]

    RACHMANINOV, S.: Trios élégiaque Nos. 1 and 2 (History of the Russian Piano Trio, Vol. 6) (Brahms Trio)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.574687

    CD価格:1,900円(税込)

    NAXOSの人気シリーズ「ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史」。ここからは“銀の時代”と“アール・ヌーヴォーの時代”に焦点を当てていきます。 幕開けを飾るのはラフマニノフの2つの悲しみの三重奏曲。どちらも彼がモスクワ音楽院在学中に書いた作品です。第1番の美しいテーマは、エピローグで葬送行進曲に変化し、チャイコフスキーの訃報を受け書かれた第2番にも苦しみと死の象徴が随所に織り込まれており、ラフマニノフが好んだ「怒りの日」のモティーフや鐘の音が組み込まれ、passus duriusculus(下降する半音階)が死の象徴として繰り返されます。終盤では、正教会の典礼の旋律「聖人たちに安らぎを」が響き、容赦なく迫る時の流れを暗示します。 ブラームス・トリオは、1990年に結成されたロシアを代表する室内楽団の一つ。タチアナ・ガイダモヴィチやルドルフ・バルシャイらの影響を受け、メンバーはモスクワ音楽院の教授を務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660578

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    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《ランメルモールのリュシー》(フランス語版) 詳細ページ
    [カテリーナ・サーラ、パトリック・カポンゴ 他/ ピエール・デュムソー、オーケストラ・リ・オリジナーリ]

    DONIZETTI, G.: Lucie de Lammermoor [Opera] (Priante, Kabongo, Sala, Henric, Astorga, Lorenzi, Orchestra Gli Originali, Dumoussaud)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.660578-79

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    ドニゼッティは、フランスの聴衆のために自身の傑作悲劇《ランメルモールのルチア》(1835年ナポリ初演)をフランス語台本による《ランメルモールのリュシー》(1839年パリ初演)として改作しました。この改作に当たって、作曲家はイタリア語の台本を単にフランス語に置き換えるのではなく、登場人物の何人かを入れ替えた上、台本の歌詞と音楽に少なからぬ変更を加えました。パリでの初演は好評を博し、オリジナルの《ランメルモールのルチア》に批判的だったベルリオーズも、この改作版を高く評価したことが知られています。 2021年のドニゼッティ音楽祭で《愛の妙薬》のアディーナ役を歌い、絶賛された新星ソプラノ、カテリーナ・サーラが題名役に挑戦。新人らしからぬ安定した技巧と伸びやかで豊かな美声が〈狂乱の場〉では圧倒的な歌唱となり、聴き手を震撼させずにはおきません。また、ドニゼッティ音楽祭での本公演がイタリア・デビューとなったフランスの俊英ピエール・デュムソーが、19世紀のオペラをピリオド楽器で演奏する目的で創設されたオーケストラ・リ・オリジナーリと、ミラノ・スカラ座アカデミー合唱団を率い、《ランメルモールのリュシー》のドラマと音楽を陰影豊かに描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1060

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    ラロ(1823-1893)
    歌劇《イスの王》 詳細ページ
    [ユディト・ファン・ヴァンロイ、ケイト・アルドリッチ、シリル・デュボワ 他 ジェルジ・ヴァシュヘジ、ハンガリー国立フィルハーモニ管弦楽団]

    発売日:2025年05月09日

    CD+BK 2枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    ラロの野心的オペラ、国際的なベスト・キャストによる迫真の新録音登場!カルナック王子率いる隣国との戦争がついに終結しようというイスの国が舞台。和平条約の条件は、カルナック王子がイスのマルガレード王女と結婚すること。しかし彼女が愛していたのは、妹ローゼンの許嫁であるミリオでした。この叶わぬ恋が復讐心を煽り、やがて恐ろしい洪水を引き起こすことになります。 歌劇での成功を目指していたエドゥアール・ラロはこの物語にインスピレーションを大いに刺激され、緊迫感あふれる劇的な展開を音楽で見事に描き出しました。登場人物たちは激しい情熱に突き動かされ、ワーグナーの影響を強く受けた色彩豊かなオーケストレーションがこれを支えます。中でもマルガレードは、フランス・ロマン派のオペラにおいて最も成功した役の一つに数えられるべき存在でしょう。 本作は1881年の完成後演奏の機会に恵まれませんでしたが、ついに1888年パリで初演されて大成功を収め、その後フランス国内外で再演されるたびに熱狂的な反響を呼びました。上演時間はわずか2時間足らずでありながら、描かれる場面は実に劇的。ブルターニュの祭り、サン・コランタンの超自然的な顕現、オルガンの響きに包まれる結婚式、そしてクライマックス――その荒れ狂う表現は、圧倒的な迫力を持っています。 1957年のクリュイタンスによるEMI盤以降、決して録音に恵まれているとは言えないこの作品に、ハンガリーから突如新録音が登場。フランス勢の生きの良い歌手たちに加え、マルガレードを演じるのはアメリカの大物メゾ、ケイト・アルドリッチ、指揮はバロックを皮切りにロマン派、現代まで高いクオリティで聴かせ評価を得ているジェルジ・ヴァシュヘジという万全の布陣です。 19世紀音楽の再評価に意欲的なロマン派フランス音楽センター(パラツェット・ブリュ・ザーネ)のお墨付きの実に刺激的な演奏。ハードカバー型ブックレットには歴史的なステージの書き割りなどの資料の他、フランス語と英語による詳細な解説とリブレットを掲載しています。この作品の新たな決定盤といえそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20329

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    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,400円(税込)

    カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴは、トム・ポスターとエレーナ・ユリオステによって2017年に結成され、知られざるレパートリーの紹介と興味深いプログラミングによって高い評価を確立してきたアンサンブルです。この「ブラームス&コンテンポラリーズ」は、ブラームスのピアノ四重奏曲と、同時代のあまり知られていない作曲家の作品を並べるという意欲的なプログラム。ル・ボーの作品を紹介した第1集に続くこの第2集では、ルイーズ・エリット=ヴィアルドのピアノ四重奏曲を取り上げています。 ルイーズ・エリット=ヴィアルドは、フランスの歌手、ピアニスト、作曲家。パリでポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアとルイ・ヴィアルドの長女として生まれました。幼い頃から音楽に親しみ歌手として活躍した後は、クララ・シューマンの協力を得て、フランクフルトのホッホ音楽院で声楽教師として活躍、作曲家としても300曲以上の作品を残しており、このピアノ四重奏曲は1883年に出版されています。「Im Sommer(夏に)」と題された本作は、4つの楽章それぞれに標題が付けられた、ストーリー性のある作品です。 一方、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番は、1855年に最初のスケッチが作られるも、彼自身が仕上がりに満足せず、20年以上の歳月を経て1875年に完成されました。クララ・シューマンとの関係が指摘されることもある暗い情念を帯びた美しい作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS148

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    ギラン(1680頃-1739以降)
    4つのオルガン組曲
    モレル(1680頃-1740頃)
    ヴィオール作品集 詳細ページ
    [トマ・オスピタル、アンサンブル・サントノレ(サシャ・レーヴィ、ブリス・サイー他)]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    音量と音質の対比が浮き彫りにする、フランス・バロック器楽芸術の粋バッハやヘンデルと同世代のフランス人作曲家、ギランとモレル。前者はオルガン、後者はヴィオールの作品集がある以外は生涯を辿れる史料もほとんどありませんが、残された曲集には質の高い作品が多く含まれ、現代最前線をゆく古楽器奏者たちも様々なテーマのプログラムにそれらの曲を盛り込み、録音が存在する曲も少なくありません。 ここでは両者とも当時のフランスを代表する鍵盤音楽家の一人ルイ・マルシャンに曲集の献辞で言及しているという僅かな共通点に基づき、ギランのオルガン組曲4編の間にモレルのヴィオール曲を挿入。闊達な動きをみせるヴィオールの弦音をもう1つのヴィオール、クラヴサン、小オルガンからなる通奏低音陣が色彩感豊かに支え、親密かつ繊細な室内楽世界が織り上げられるモレル作品に対し、ギランの曲では礼拝堂空間全体に広がる堂々たる響きが聴かれ、大オルガンの存在感もひときわ強く感じられるのはまさにプログラム構成の妙。 来日公演の好評も相次ぐトマ・オスピタルはパリ聖ウスターシュ教会の専属オルガニストで、ルイ14世治世末期の設置当初の姿に修復されたヴェルサイユの楽器をよく鳴らし、300年前の音響空間を脈々と現代に伝えてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS163

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    クレランボー(1676-1749)
    姦淫の女の物語
    テ・デウム 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、グヴェンドリーヌ・ブロンデール、ガイ・カッティング 他 ナミュール室内合唱団、ア・ノクテ・テンポリス]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランスの巨匠クレランボーの声楽適性をいかんなく示す宗教曲解釈フランス宮廷式の音楽作法に、イタリア様式の影響を手際よく織り交ぜたフランス・バロックの作曲家クレランボー。同世代のヴィヴァルディが協奏曲集を続々出版していた頃、1710~26年に計5集の曲集を刊行したカンタート(フランス語歌詞による小規模世俗声楽曲)のエキスパートであると同時に、パリ聖シュルピス教会の専属オルガニストも務め教会音楽でも才能を発揮しましたが、それらはカンタートに比して滅多に録音されません。その渇を潤して余りある新録音が本場ヴェルサイユから登場。 祝祭的な合唱曲「テ・デウム」と、イエスの言葉「罪なき者だけが彼女に石を投げなさい」で有名な逸話を扱った珍しいラテン語小オラトリオ「姦淫の女の物語」の組み合わせです。演奏は音大時代からクレランボーに惚れ込み、ALPHAでも彼のカンタート集を録音している名歌手ファン・メヘレンの指揮に、2部のヴァイオリン各3、フルート2(アンナ・ベッソン参加)、トランペット&ティンパニ各1と通奏低音からなる器楽陣(ヴィオラ・ダ・ガンバは上村かおり)、各パート3~4人からなる精鋭ナミュール室内合唱団。 両曲とも室内楽的な緊密さを活かしながら、精緻なアンサンブルが光るオラトリオもさることながら、ナチュラル・トランペットの妙音が映える「テ・デウム」でも合唱のみならず、ファン・メヘレンらソリストたちの美声がよどみない旋律美を描きます。ラモー台頭前夜のフランス音楽の粋に迫った充実の1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP4667

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    Bleu Ardent - 鬼火
    ジェジュプレ(1995-)作品集 詳細ページ
    [アポリーヌ・ジェジュプレ、マヤ・レヴィ、 ジャン=ポール・デシー、ジャック・ファン・ステーン]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    ベルギーの作曲家アポリーヌ・ジェジュプレのCypresからのアルバム第2弾。 彼女はクロード・ルドゥの下で研鑽を積み様々な賞を受賞、現在は多くのアーティストや音楽祭などから作品を委嘱されています。その音楽は表現力と内面性、繊細さと高揚感の絶妙なバランスの上に成り立つ美しいもので、楽器の音色の追及や洗練されたテクスチャーにより、大編成のアンサンブルからソロに至るまで精緻な曲作りが追求されています。

  • 商品番号:DSL-92274

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    デイヴィス(1973-)
    アースワークス 詳細ページ
    [シルヴィア・マイロ、ネイサン・デイヴィス]

    DAVIS, N.: Planetary Home Improvement: From Just-in-time to Geological Time: Earthworks (N. Davis, Milo, Rubin, Modney, Kleijn, Lorenzo)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:DSL-92274

    CD価格:2,325円(税込)

    ネイサン・デイヴィスの「Earthworks」は、ランド・アートや環境活動、ミュージック・コンクレートの要素を融合させたユニークな作品です。 デイヴィスは、掘削や水圧破砕、削る、割るといった現代建築の過程から生じる音をオーケストレーションし、人間の声を織り交ぜた音響的タペストリーを作り上げました。この作品はもともとサウンド・インスタレーションとして制作され、フィールド・レコーディングを活用し、屋外の素材そのものをスピーカーや共鳴器として用いたマルチチャンネル作品です。まるで現代の採石場を歩くような神秘的で夢のような音響体験を生み出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DSL-92285

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    ヒッキー(1950-)
    サピエンス - 人類の簡単な歴史 詳細ページ
    [ウラデイーミル・ルミヤンツェフ]

    HICKEY, S.: Sapiens: A Brief History of Humankind (Rumyantsev)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:DSL-92285

    CD価格:2,325円(税込)

    イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ(1976-)の『サピエンス全史』に触発された作品。作曲者ヒッキーは、人類の歴史を形作った概念や神話に音楽で向き合おうと試み、ピアノを「メタ楽器」として捉えたと語ります。作品は人間の一息から始まり、人類の夜明けに生まれた音楽を想起させます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG850

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    ポンティチェロ 詳細ページ [ヴァンサン・セガール、ステファン・ケレキ、アリエル・ベッソン]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    20年に渡りパリの音楽シーンを牽引してきたヴァンサン・セガールとステファン・ケレキが2022年夏に出会い、お互いの楽器を融合させるような音楽を作るべく始動したプロジェクト「ポンティチェロ」。バッハ、メシアン、フォーレといったクラシックやジャズ、南米音楽、アメリカン・フォークなどからの多彩な影響を取り入れたオリジナルに、ハンプトン・ホーズやスコット・ラファロのジャズ・スタンダードなども組み込んだプログラムを聴かせます。また2人が長く共演しているアリエル・ベッソンをゲストに迎えており、その音色がアンサンブルに深みを持せたました。

  • 商品番号:GP948

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    〈現代中国のピアノ作品集〉
    チェン・イ、ジョウ・ロン、ブライト・シェン
    タン・ドゥン、フアン・リュー、ヤオ・チェン
    詳細ページ
    [プン・キウトン]

    Piano Music (Chinese) - SHENG, Bright / CHEN, Yi / HUANG, Ruo / TAN, Dun / YAO, Chen / ZHOU, Long (One Piano, Two Cultures) (Kiu Tung Poon)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:GP948

    CD価格:2,175円(税込)

    「1台のピアノ、2つの文化」と題されたこのアルバムには、現代中国の6人の作曲家によるピアノ作品が収録されています。これらの作品は、中国と西洋の音楽的特性を融合させるとともに、作曲家の文化的ルーツや創造性が反映されており、作曲家ごとに異なるスタイルを持っていることも大きな特徴です。特に文化大革命後の中国から米国へと移住したチェン・イやタン・ドゥンらの作曲家たちのユニークな作風が際立っています。 プン・キウトンは、ヤング・スタインウェイ・アーティストとして、タングルウッドやウィーン・コンツェルトハウスなど世界各地で演奏活動を行う実力派。彼女の演奏は「抒情と技巧を兼ね備える」と高く評価されており、タングルウッド音楽祭ではサミュエル・バーバーの『エクスカージョンズ』をマーク・モリス・ダンス・グループとともに世界初演を果たしました。現在は香港中文大学で講師を務めています。

  • 商品番号:PA0022

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    ダウランド(1563-1626)
    『ラクリメ、または七つの涙』(全曲) 詳細ページ
    [スキップ・センペ、カプリッチョ・ストラヴァガンテ・ルネサンス・オーケストラ]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    英国音楽の至宝『ラクリメ』に新たな光を当てる「ルネサンスの管弦楽」16世紀から17世紀にかけイングランド内外で活躍したリュート奏者=作曲家ダウランド。その最も有名な器楽合奏曲集『ラクリメ、または七つの涙』は一般に大小のヴァイオルを揃えた室内楽編成で演奏されますが、表題ページでは他にリュートやヴァイオリンなどの使用も提案されており、使用楽器は柔軟に選べるものと理解できます。その前提を踏まえ、カプリッチョ・ストラヴァガンテはヴァイオル合奏(リュシル・ブーランジェなど参加)にリコーダー、木管コルネット、サックバットをそれぞれ複数加え、さらに鍵盤楽器も複数盛り込んだ充実編成で400年前の音世界に迫ります。 楽譜出版は作曲家の貴重な宣伝手段であり、そこで時に充実した楽隊を擁する権力者たちの要求に応えるべく柔軟な編成が提案されていたなら、こうした大編成での解釈も当時の作曲家たちの狙いに適うはず……とはブックレットにある音楽監督センペの言。曲集には7曲のパヴァーンによる「涙」の後に多数の舞曲が収録されていますが、これも曲集編纂上の慣習に過ぎないため、一部の曲を移調しながらパヴァーンとガリアードの組み合わせを軸とする当時の組曲風に曲順を編み替えたセンペの対処も適切と言えるでしょう。 ヴァイオルだけの静謐な響きは時にヴィオローネが豊かな低音を添え、管楽器が加わる豊かな厚みも、鍵盤の撥弦音が加わる玄妙な味わいも、ソリスト続々の豪華な演奏陣によって聴く者の心を捉えてやみません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19165CD

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    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,400円(税込)

    アメリカに生まれ、カウント・ベイシー・オーケストラなどで活躍した伝説的な作・編曲者、サミー・ネスティコ(1924-2021)。彼とSWR ビッグ・バンドのコラボレーションは2004年から、ネスティコが80歳という年齢で始まったにもかかわらず、真の友情といえる発展をみせ5枚のアルバムをリリース、それらは全てベストセラーを記録しています。 ネスティコが96歳で亡くなって約2か月後、SWR ビッグ・バンドが彼へのオマージュとして、彼が残した膨大なスコアの中から厳選されたレパートリーをセッション録音したのが今回のアルバム。ネスティコのオリジナルの他、「サウンド・オヴ・ミュージック」などのスタンダードも多数収録しています。 トゥトゥ・プワネなどがゲスト参加。スウィングを基調としながら、フュージョンの要素やソウルの影響まで感じさせるネスティコの音楽の魅力を最大限に引き出し、SWR ビッグ・バンドの卓越した演奏力を堪能できる、聴き応えのあるアルバムです。

  • 商品番号:8.226928

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    シューベルト(1797-1828)
    歌曲集「冬の旅」 詳細ページ
    [ヤコブ・ブロック・イェスペルセン、シャロン・プルシャンスキ]

    SCHUBERT, F.: Winterreise (Jespersen, Prushansky)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:8.226928

    CD価格:2,400円(税込)

    シューベルトの歌曲集『冬の旅』は、ヴィルヘルム・ミュラーの詩に基づき、失恋した青年が孤独な冬の旅に出る物語を描いた作品です。シューベルト自身も苦悩と孤独に直面しながら作曲し、音楽史上屈指の名作が生まれました。 このアルバムでは、デンマークのバス・バリトン、ヤコブ・ブロック・イェスペルセンが、鍵盤楽器奏者のシャロン・プルシャンスキーが弾くフォルテピアノと共演。希望から絶望までを内包したそれぞれの歌曲で息のあった演奏を聴かせます。使用されているフォルテピアノはシューベルト在世中の1810~1815年頃にウィーンのJakob Bertscheが製作した楽器を模したもので、「ファゴットストップ」を含む6つのペダルによる豊かな音色変化が特徴です。 ブックレットにはデンマークの写真家トーベ・カーツヴァイルのセピア色の風景写真を掲載。作品の世界観を視覚的に表現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85058

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    発売日:2025年05月02日

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    1920年代から30年代にかけて欧州各国でツアーを行い、ヨーロッパ屈指のアンサンブルとの声望を得ていたベルギー王宮三重奏団がコロンビアのベルギー部門に行った録音をBiddulphが復刻。 ベルギー王宮三重奏団は19122/23シーズンに創設され、当初メンバーはヴァイオリンがエミール・ショーモン(1878-1942)、チェロがモーリス・ダンボワ(1889-1969)、ピアノがエミール・ボスケ(1878-1959)でした。その後、ヴァイオリンがHector Crockers(1901-65)を経て1927年からアルフレッド・デュボワ(1898-1949)に代わり、デュボワの死をもって活動を停止しています。3人ともイザイと所縁が深く、ダンボワはイザイの弦楽三重奏団や弦楽四重奏団のメンバーとして活躍し、無伴奏チェロ・ソナタを献呈されました。 ボスケもイザイとしばしば共演。デュボワもイザイと共演したほか、その後任としてブリュッセル音楽院の教授に迎えられ、グリュミオーを指導したことは広く知られています。彼らの演奏はフランコ=ベルギー派の典型的なスタイルを伝えるものとして、またモーツァルトから当時の現代音楽であったトゥリーナに至るピアノ三重奏曲がどのように演奏されていたかを伝える貴重なドキュメントです。 余白にはデュボワがピアノのフェルナン・フイエンスと共演した小品9曲を収録。ポルタメントを始め、彼の弓使い・指使いがよく伝わる録音となっています。

  • 商品番号:BIDD85060

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    発売日:2025年05月02日

    CD価格:2,175円(税込)

    全曲初出。プリムローズ弦楽四重奏団の放送用ライヴ音源!トスカニーニのために腕利き奏者を集めて旗揚げしたNBC交響楽団、その中から更に選りすぐりの演奏家たちが1938年に結成したのがプリムローズ弦楽四重奏団でした。プリムローズは「我々よりも演奏能力に秀でたカルテットは過去には存在しなかったと信じている」と明言しており、その演奏は実際に高い評価を得て、RCAは録音曲の選択を白紙委任していたと伝えられます。 しかし、第2次世界大戦が起きてアメリカが戦時経済に移行すると、1942年に音楽家組合が商業録音を自粛する取り決めを行い、その後メンバーが他のオーケストラやソロ活動に転身するなどしたため、録音はごくわずかしかありません。プリムローズはベートーヴェンの弦楽四重奏曲に格別の愛着を持っており、演奏会でもとりあげ、RCAで全曲録音する企画を立てました。しかし、上述のような事情で1曲も録音することなくカルテットは活動停止してしまいました。 Biddulphが今回発掘したのは1939年に行われた放送用のライヴ音源。幻に終わった彼らのベートーヴェン演奏を2曲聴けるのが貴重です。余白にはモーツァルト作品の一部を収録。K 424の演奏者名はクレジットされていませんが、ヴィオラがプリムローズなのは間違いないとして、ヴァイオリンは彼が「これまで出会った中で最高のヴィルトゥオーゾ」と称えたシュムスキーか、あるいはプリムローズと同じイザイ門下のギンゴールドか、想像しながら聴くのも楽しいでしょう。

  • 商品番号:C240121

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    レオンカヴァッロ(1857-1919)
    歌劇《道化師》 詳細ページ
    [プラシド・ドミンゴ、イレアナ・コトルバシュ 他、アダム・フィッシャー、ウィーン国立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年05月02日

    CD価格:1,800円(税込)

    入手困難となっていた1985年のウィーン国立歌劇場のライヴ録音、アダム・フィッシャーが指揮し、プラシド・ドミンゴが歌う《道化師》が復活しました。この上演は、ジャン=ピエール・ポネルがウィーン国立歌劇場で演出を手掛けた最後の作品の一つで、ドミンゴの完璧なパフォーマンスがセンセーションを引き起こしたものです。 ドミンゴはその比類なき声と表現力豊かな演技で聴衆を魅了し、この歌劇を非常に説得力あるものにしました。また、他の歌手たちも素晴らしく、コトルバシュはネッダの内面の葛藤を巧みに表現し、シルヴィオ役のシェーネは若々しい声で間男を歌い、ツェドニクは独特な声でペッペに新たな性格を与えました。またマヌゲーラは恐ろしいトニオを演じています。アダム・フィッシャーも破竹の勢いを感じさせる演奏で全体をまとめました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C3012

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    フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917)
    クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)

    ヴァイオリンとピアノのための作品集 詳細ページ
    [キム・ヨラ、マッテオ・ウェーバー]

    SCHARWENKA, X. / SCHARWENKA, P.: Violin Sonatas (Yoerae Kim, M. Weber)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:C3012

    CD価格:1,800円(税込)

    フィリップとクサヴァー・シャルヴェンカの兄弟は、プロイセンのサムテル(現在のポーランド、シャモトゥイ)で生まれ、ベルリンで本格的な音楽教育を受けました。兄のフィリップは作曲を中心に学んで音楽理論の教師となり、弟のクサヴァーはピアニストとして成功します。クサヴァーは1860年代にいくつかの室内楽作品を作曲しましたが、1870年代にコンサートピアニストとしての活動に専念するため作曲から離れ、その後ベルリンやニューヨークで主に教育者として活躍しました。 フィリップはピアノ曲や室内楽の作曲に重点を置き、ここに収録された「組曲ト短調」や、技巧的で独創的な構成が特徴の「ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調」など、数々の作品を生み出しました。このアルバムでは、キム・ヨラとマッテオ・ウェーバーが兄弟の音楽の特徴を鮮やかに描き出しています。 キム・ヨラは韓国出身のヴァイオリニスト。フランツ・リスト音楽アカデミーやマンハイム音楽大学で学び、バイエルン放送交響楽団の第1ヴァイオリン奏者やカッセル州立劇場のコンサートマスターを務めました。室内楽でも活躍し、複数のコンクールで受賞を果たし、2021年より、ラインラント=プファルツ州立フィルの第2コンサートマスターを務めています。 マッテオ・ウェーバーは2002年にドイツで生まれたピアニスト。11歳からピアノを学び、13歳でバッハ・コンクールに優勝しました。その後、パリ国際音楽祭やセザール・フランク国際コンクールなどで受賞を重ね、2019年にカールスルーエ音楽大学に進学。著名なピアニストのマスタークラスを受講し、奨学金を受けながら研鑽を積んでいます。

  • 商品番号:C5533

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    ケクラン(1867-1950)
    交響曲 第1番
    3つの歌曲
    交響詩「はるかに」 詳細ページ
    [パトリシア・プティボン、アリアーヌ・マティアク、ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    KOECHLIN, C.: Symphony No. 1 / Au loin / 3 Mélodies, Op. 17 (Petibon, Württembergische Philharmonie Reutlingen, Matiakh)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:C5533

    CD価格:2,475円(税込)

    1867年にパリで生まれ、アルザス出身の両親のもとで育ったシャルル・ケクラン。病気のため工科大学での学業を中断した後、音楽に専念することを決意し、パリ音楽院でジュール・マスネやガブリエル・フォーレに師事しました。作曲家として活躍する一方、ラヴェルやフローラン・シュミットとともに音楽協会を設立し、同時代の音楽の振興に貢献しました。また、教師として数多くの作曲家を育て上げただけでなく、ステレオスコープ写真家としての顔を持ち、作家としてはガブリエル・フォーレの伝記を執筆するなど、多彩な活動を展開したことで知られています。 彼は4曲の交響曲を残しており、このアルバムに収録された交響曲第1番は、弦楽四重奏曲第2番を管弦楽曲へと発展させたもので、1937年のハルフェン賞を受賞しています。ほかにも、1933年の「セヴン・スターズ・シンフォニー」(CAPRICCIO C5449)、1936年の「The Symphony of Hymns」、そして第二次世界大戦中に作曲された交響曲第2番が存在します。ケクランの作品は、当時のフランス音楽の流れを汲みつつも、独自の視点と形式を持つものと言えるでしょう。また、交響詩「はるかに」は、もともと1896年にコールアングレとピアノのために作曲、その後、管弦楽曲へと編曲されました。 彼は歌劇にはあまり関心を示さなかったものの、声楽作品には関心を寄せ、約100曲の歌曲を作曲し、その多くをオーケストラ伴奏へと編曲しています。アルバムに収録された「3つの歌曲」も「ハチドリ」以外は作曲者自身の編曲となっており、パトリシア・プティボンが美しく輝かしい歌声で歌い上げています。 ケクランの交響曲を録音するにあたっては、スコアの発掘、編集、演奏可能な素材への整理が必要とされ、アリアーヌ・マティアクはこの作業に1年半を費やしました。さらに、作品を学ぶ意欲のあるオーケストラを見つけ、録音の機会を確保することも課題だったと語っています。ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団は、マティアクの期待に応え、見事な演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHSA5356

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《サロメ》 詳細ページ
    [マリン・ビストレム、ゲルハルト・ジーゲル、カタリーナ・ダライマン他、エドワード・ガードナー、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月02日

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    名コンビ、ガードナーとベルゲン・フィルの充実ぶりを伝える《サロメ》のライヴが登場。
    北欧&ドイツ勢の強力歌手陣にも注目!
    2021/22シーズンからロンドン・フィルの首席指揮者に就任したエドワード・ガードナーは日本ではシンフォニー指揮者のイメージが強いですが、2007年には32歳でイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督に就任、現在もノルウェー国立オペラ&バレエの音楽監督を務めるなど、舞台作品でも高い評価を得ています。 この録音は、ガードナーが2015年から首席指揮者を務めるベルゲン・フィルを率いてエジンバラ音楽祭に登場した時のライヴで、手塩にかけてきたオーケストラの充実ぶりを遺憾なく伝えてくれます。声楽陣も強力で、現代のサロメ歌いとして定評のあるマリン・ビストレムを筆頭に、北欧とドイツのすぐれた歌手を揃え、聴きごたえ十分。録音データによれば1日限りのライヴ収録とのことですが、このクオリティは見事。 ガードナーが2023/24シーズン終了でベルゲン・フィルの首席指揮者を退任した際、オーケストラはその功績を讃え、今後の共演継続を願って名誉指揮者の称号を贈りました。この録音ではスコットランドを拠点とするLINNレーベルの創設者で、名エンジニアとして名高いフィリップ・ホッブスがプロデュースと収録を担当。勝手知ったるアッシャー・ホールで、複雑なスコアが生み出すダイナミックで濃密なサウンドと圧倒的な歌唱を匠に収録しました。SACDハイブリッド・ディスクでの発売です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OA1357BD

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    発売日:2025年05月02日

    DVD 37枚組価格:40,500円(税込、送料無料)

    シェイクスピアの生地ストラトフォード・アポン・エイボンに本拠を置く、
    王立劇団RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)より、
    シェイクスピア演劇の最新映像による浩瀚なコレクション登場
    ・35演目(37DVD) ・優れた演出家、新鋭、人気俳優を結集 ・映像:HD収録2013年~2024年 ・字幕:全編に英語(原語)字幕付 ・総収録時間:96時間41分

  • 商品番号:ODE-1449

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    スメラ(1950-2000)
    交響曲 第1番・第6番 詳細ページ
    [オラリー・エルツ(指揮)、エストニア国立交響楽団]

    SUMERA, L.: Symphonies Nos. 1 and 6 (Estonian National Symphony, Elts)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:ODE1449-2

    CD価格:2,475円(税込)

    Ondineレーベルが20世紀後半のエストニアを代表するレポ・スメラの交響曲全集を開始。
    エストニア国立交響楽団の演奏、指揮は同響音楽監督でスメラと同郷タリン生まれのオラリー・エルツ!
    ソ連時代のエストニアに生まれたスメラは同国の音楽界に多大な影響を与えたヴェリヨ・トルミスやヘイノ・エッレルに学び、後にはモスクワ音楽院でも学びました。無調音楽に傾倒し、コンピュータ・ミュージックを導入したかと思えば、わかりやすく感情に伝えかける映画音楽でも手腕を発揮し、38歳の年からはエストニア文化省の大臣も務め、50歳の若さで亡くなりました。1981年から2000年にかけて書かれた6曲の交響曲は、多くの顔を持つ作曲家スメラの中でもシリアスな面を代表する作品群とされています。 エルツの全集第1作は、最初と最後の作品のカップリング。どちらも2楽章構成で、すべての楽章が弱音で消えてゆくように終わります。第1番の第1楽章はアルヴォ・ペルトのティンティナブリ様式を思わせる鐘の音を模した壮大かつ厳粛なサウンドと、同じくペルトに通じる静謐で瞑想的な音楽がコントラストを成しています。第2楽章は吹き渡る風を思わせるオーケストラのサウンドが弱音で延々と続いたのち、突如としてショスタコーヴィチを思わせる行進曲風の音楽や戦争の描写のような場面が割り込み、再び風と静寂の世界に戻ってゆく音楽。同じモチーフを繰り返しつつ巧みに楽器を変えてゆくことで独特の効果を挙げています。第6番の第1楽章も静謐な音楽と大音響とのコントラストが強烈ですが、大音量部分のサウンドはより破壊的となり、その強烈な対比はカンチェリのオーケストラ作品を思わせます。第2楽章は悲痛な雰囲気を湛えた謎めいた音楽。 スメラの交響曲全集はパーヴォ・ヤルヴィがBISに録音していましたが、第1番から第5番はマルメ交響楽団(第6番のみエストニア国立交響楽団)だったので、当全集が完成の暁には、エストニアのオケと指揮者による初の全集となる見込みです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM442

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    ソナタと変奏
    トランペットとピアノのための20世紀音楽集 詳細ページ
    [ラインホルト・フリードリヒ、竹沢絵里子]

    発売日:2025年05月02日

    CD価格:2,175円(税込)

    名トランペット奏者ラインホルト・フリードリヒとピアニスト竹沢絵里子によるデュオは、これまで にARSレーベルから2枚のアルバムを発表して高く評価されています。今回は ロマン派の終焉から現代へと移行する20世紀の作品を取り上げて、トランペット音楽史において独自の価値を持つ作品に新たな命を吹き込みました。古典的な4楽章構成をとりつつ作曲家の個性が発揮されたアンタイルのソナタや、日本では主にフォーレのピアノ曲の録音を通じて知られるユボーのソナタ(モーリス・アンドレも録音しています)などを収録しています。

  • 商品番号:SM484

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《エレクトラ》 詳細ページ
    [バルバラ・クリーガー、サーニャ・アナスタシア、ヨッヘン・クプファ―、ジュリアン・サレムクール、オーケストラ・エクスペリエンス]

    STRAUSS, R.: Elektra [Opera] (Krieger, Charalampous, Kupfer, Anastasia, A. Weber, Salemkour)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:SM484

    CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    大作《エレクトラ》をカラオケで録音?
    コロナ禍が生んだ、録音ならではのプロダクションが登場。
    人が集まること、特に歌うことが禁じられたコロナ禍にあって、どうしても《エレクトラ》を演奏・録音したかったジュリアン・サレムクール。彼が思いついたのは、まずオーケストラを収録し、それぞれの歌手に後から個別に歌ってもらうことでした。これはこれで難しい部分もあったと推測されますが、実際の舞台では難しいバランスの調整などが容易になること、また歌手がオケに気兼ねなく何度でも歌えることなどがメリットとして挙げられています。 その結果、クリテムネストラのアリアや、後半でエレクトラが復讐に燃えて歌う箇所などが一切のカット無しに収録されました。まさにコロナ禍における意思と知恵と技術の成果と言えるのではないでしょうか。タイトルロールは、近年エレクトラやイゾルデ役で特に評価されているバーバラ・クリーガー。強靭な声が印象的です。 ※ブックレットには作品解説と演奏者のプロフィールをドイツ語で掲載。歌詞は掲載されていません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM488

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    ビーチ(1867-1944)
    交響曲 ホ短調「ゲーリック」
    コンサート・アリア 詳細ページ
    [カミーユ・シュノール、ジョセフ・バスティアン、ミュンヘン交響楽団]

    BEACH, A.: Bal masqué / Jephthah's Daughter / Symphony, Op. 32, "Gaelic Symphony" (Brower, Schnoor, Munich Symphony, Bastian)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:SM488

    CD価格:2,175円(税込)

    エイミー・ビーチの交響曲ホ短調「ゲーリック」は、アメリカ人女性作曲家が書いた交響曲として史上初めて出版されたものとされています。「ゲーリック」とはゲール風、すなわちケルト風の意味。第1楽章に現れれるケルト風の旋律(ビーチの歌曲による)に由来しています。ビーチは当時のアメリカに伝わるイングランド、スコットランド、アイルランドのメロディーを素材にしました。アメリカ初演は成功、ドイツ公演も大成功を収め「ヨーロッパ並みのクオリティで作曲できるアメリカ人女性の出現」と、ややバイアスがかかった賞賛を受けました。 交響曲の後には、コンサート・アリアや管弦楽版伴奏歌曲を収録。シラーの戯曲による「急ぎ行く雲!」、女性差別への反対を込めた「イエフタの娘」、ヴィクトル・ユーゴーのテキストにインスパイアされた「エクスタシー」、いずれも世界初録音です。最後には軽快なワルツ「仮面舞踏会」が置かれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555238

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    ラハナー(1803-1890)
    交響曲 第4番
    アンダンテ - ブラス・アンサンブルのための 詳細ページ
    [ゲルノート・シュマルフス、エヴァーグリーン交響楽団]

    LACHNER, F.P.: Symphony No. 4 / Andante for Brass Instruments (Evergreen Symphony, Schmalfuss)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555238-2

    CD価格:2,775円(税込)

    19世紀ドイツの作曲家、フランツ・ラハナーの交響曲第4番。シューベルトの盟友で、1822年からウィーンで指揮者として活動していましたが、とても不安定な立場にあり、特にウィーンの歌劇場では経営陣が変わるたびに解雇の可能性がありました。そのため、1834年にマンハイムの宮廷指揮者のオファーを受け入れましたが、この職は彼の野心的なキャリア計画には合わず、またマンハイムでは彼への聴衆の関心も薄く、チャンスも限られていました。 この時期に彼は複数の交響曲を完成、この第4番は1835年10月31日にウィーンのケルントナートーア劇場で初演され、音楽雑誌で高く評価されました。特に、そのオーケストレーションとモチーフの独創性が称賛されたものの、1836年に再度演奏された後は、忘れ去られてしまい、出版されることもありませんでした。しかし批評家からは「完璧な例」と絶賛されたこの作品、改めて聴いてみると他の作曲家の作品に引けを取らない見事なものであることがわかるでしょう。 「金管楽器のためのアンダンテ 変イ長調」は、彼がウィーンに滞在していた最後の年である1833年10月29日の作品。この曲はウィーン音楽院の学生コンサートのために書かれた可能性があり、1833年から1834年の冬に行われたコンサートで演奏されたとされています。A-B-A'の三部構成で書かれたホルン4本、トランペット2本、トロンボーン3本のための作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555379

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    ヴィヴァルディ(1678ー1741)
    ピゼンデルのためのヴァイオリン協奏曲集 詳細ページ
    [フェデリコ・グリエルモ、ラルテ・デラルコ]

    VIVALDI, A.: Violin Concertos, RV 205, 237, 314a, 328, 340 (Per Pisendel) (Guglielmo, L'Arte dell'Arco)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555379-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴィヴァルディに霊感を与えたヴァイオリン奏者といえば、最近ではアンナ・マリアやキアーラといったピエタ慈善院の女性ヴァイオリン奏者に注目が集まっていますが、もう一人忘れてはならない人物がピゼンデルでしょう。ヨハン・ゲオルグ・ピゼンデル(1687-1755) は、18世紀ヨーロッパで最高の楽団と謳われたドレスデンの宮廷楽団で、長年コンサートマスターを務めた天才ヴァイオリン奏者として知られ、あのバッハの無伴奏ヴァイオリン作品は彼を想定して書かれたとされています。1716年には、ヴェネツィアでヴィヴァルディの教えを受け、ドレスデンにヴィヴァルディの作品を持ち帰ったことでも知られています。最近では作曲家としての側面にも注目を浴び、ピゼンデルの技巧的な協奏曲やソナタ等をCDで聴けるようになりました。ヴァイオリンに対する天賦の才を持っていたピゼンデルのために、ヴィヴァルディはいくつかの作品を献呈しました。ピゼンデルがドレスデンに持ち帰ったヴィヴァルディの作品の中には、そうした作品も含まれていたようです。 このCDには、ヴィヴァルディがピゼンデルのために書いたとされる技巧的なヴァイオリン協奏曲が集められています。当代随一と言われたピゼンデルの圧倒的な技巧を想定して書かれたヴァイオリン協奏曲というだけあり、各協奏曲には、様々なヴァイオリン技法が散りばめられています。特に、重音奏法や超高音でのパッセージなど、火の出るような超絶技巧が連続するニ長調の協奏曲RV 205は、その最たるものでしょう。またRV 205とRV 340の第3楽章に登場するカデンツァも聴きものです。 演奏は、ラルテ・デラルコ。卓越した技巧を持つヴァイオリニスト、フェデリコ・グリエルモ率いる1994年創設のイタリアのピリオド楽器アンサンブルで、音楽学者と密接な連携を図り、最新の学説を取り入れた演奏に定評があります。主にヴェネツィアのバロック音楽を有名作品から世界初録音作品まで幅広く録音し、高く評価されています。ヴィヴァルディ作品の録音では「アンナ・マリアのための6つのヴァイオリン協奏曲」(cpo 777078)、ドレスデン宮廷での演奏を想定した管楽器を伴う「四季」(cpo 777037)などが話題を呼びました。この録音では、フェデリコ・グリエルモが、ピゼンデルもかくやという超絶技巧で、ヴィヴァルディがピゼンデルに寄せた協奏曲を一気に聴かせてくれます。グリエルモのヴァイオリンに牽引されるように推進力あるオーケストラの演奏も魅力的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555408

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    ブクステフーデ(1637-1707)
    オルガン作品全集 第3集 詳細ページ
    [フリードヘルム・フランメ(オルガン)]

    BUXTEHUDE, D.: Organ Works (Complete), Vol. 3 (Flamme)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555408-2

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    cpoのオルガン作品のカタログにおいて重要な役割を担うフリードヘルム・フランメ。本作はブクステフーデのオルガン作品全集を締めくくるものとなります。 デンマーク出身でありながらドイツのリューベックを中心に活躍したブクステフーデは、約40年に渡りリューベックの聖母マリア教会のオルガニストを務め、朝や日曜日の礼拝時でのオルガン演奏のほか、前任のトゥンダーが始めた演奏会「夕べの音楽」を拡大し、多くの聴衆たちを喜ばせたことでも知られています。 この2枚のSACDはそれぞれ、おおまかにオルガンコラールと自由形式の作品に分かれており、自由曲の多くには即興的な前奏曲と対位法を凝らしたフーガを含んでいます。若きバッハが強く魅了され、リューベックに旅したことでも知られるブクステフーデの音楽が、ここで改めて輝きを放ちます。グラウホフのトロイトマン=オルガンの美しい低音の響きが存分に捉えられた高音質の録音も聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555561

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    モンテヴェルディ(1567-1643)
    救済のマリアのためのミサ 詳細ページ
    [ローランド・ウィルソン、ムジカ・フィアタ、ラ・カペラ・ドゥカーレ]

    MONTEVERDI, C.: Messa per Maria Salute (La Capella Ducale, Musica Fiata, R. Wilson)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555561-2

    CD価格:2,100円(税込)

    1630年、海の都ヴェネツィアはペストの脅威に襲われます。時のヴェネツィア総督は、聖母マリアにペストの脅威からの解放を願い、「救済の聖母マリア」のための聖堂を建築することを誓いました。1631年になると、ペストの脅威が去り、1631年11月21日、ペストから救済してくださった聖母マリアに感謝をささげるための荘厳なミサが行われることになりました。そのミサの音楽を作曲したのが当時サン・マルコ寺院の楽長を務めていたモンテヴェルディでした。ローランド・ウィルソン率いるドイツの老舗古楽アンサンブル、ムジカ・フィアタと声楽アンサンブル、ラ・カペラ・ドゥカーレがこのミサを再構成し、録音しました。 この「救済のマリアのためのミサ」で使用された楽曲がモンテヴェルディのどの作品であったかは明確にはなっていないようですが、ここでは、1641年に出版された「倫理的・宗教的な森」の中から、「グローリア」など主要な曲が選ばれています。各声部が技巧的なフレーズを競うように歌うコンチェルトタート様式による「7声のグローリア」は、輝かしい旋律と祝祭的な雰囲気がまさにペスト終焉を祝うミサにふさわしい楽曲です。また「クレド」は不完全な楽曲をローランド・ウィルソンが復元して演奏しています。他にも超絶技巧的なバスの独唱が聴ける「我、永遠より立てられ」、「アリアンナの嘆き」の歌詞を変えた「聖母の涙」、祈りに満ちた「聖母のリタニア」など充実した楽曲が典礼形式に並べられ、当時のミサに参加しているような体験を与えてくれます。 ローランド・ウィルソンは17世紀ドイツ・イタリア音楽の専門家で、1975年に、ピリオド楽器グループ、ムジカ・フィアタを、1992年には声楽グループ、ラ・カペラ・ドゥカーレを創設し、ドイツ・ハルモニア・ムンディやcpoなどのレーベルで、17世紀音楽の重要な録音を残してきました。モンテヴェルディはまさに彼の主戦場。当時、ヴェネツィアで野外での行事で使用されたとされる特殊なトランペット、トロンベ・スカルチアートも使用されるなど、使用楽器にもこだわりがあります。優れた歌い手と超一級の器楽奏者たちによるモンテヴェルディの演奏は格別なものになるでしょう。17世紀ヴェネツィアのペスト終焉を祝う雰囲気をモンテヴェルディの音楽を通して感じることのできる格好の一枚です。

  • 商品番号:555583

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    デマンティウス(1567-1643)
    ヨハネ受難曲 詳細ページ
    [アレクサンダー・シュナイダー、アンサンブル・ポリハルモニーク]

    DEMANTIUS, C.: Johannes-Passion (Ensemble Polyharmonique, Schneider)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555583-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ドイツ・ルネサンス最後期の作曲家デマンティウスのヨハネ受難曲は、バッハの作品から100年以上前に作られた受難曲で、ドイツ語による聖書の言葉がルネサンス様式の全編多声音楽で歌われます。これは台詞を合唱で歌う、いわゆる「通作受難曲」というジャンルのもので、デマンティウスの「ヨハネ受難曲」はその代表的作とされています。イエス・キリストの受難の物語のリアルな再現よりも、多声音楽によるテキストの表現に重要度が置かれた受難曲なのです。 この録音では、デマンティウスのヨハネ受難曲に、デマンティウスの他の作品や、シュッツ、シャイン、シャイト、ハンマーシュミット、ゼヒリウスといったデマンティウスの後輩に当たるドイツ初期バロックの作曲家の、マドリガーレのようにテキスト表現に注力されたモテットやコンツェルト様式の教会音楽が組み込まれ、受難曲を主体となるルター派の聖金曜日の礼拝を再現するかのように構成されています。 名だたる古楽アンサンブルで主力として活躍してきた百戦錬磨のカウンターテナー、アレクサンダー・シュナイダー率いるアンサンブル・ポリハルモニークは、17-18世紀の音楽、主にドイツ音楽を専門とする古楽アンサンブルで、特にシュッツなど17世紀ドイツの教会音楽の演奏で世界的に高い評価を得ている今注目のアンサンブルです。この録音は、当時、ドイツの一部で用いられていたa=465 Hzのミーントーンで歌われています。その高いピッチによって強い緊張感が生み出されたポリハルモニークの歌唱は、引き締まった見事なアンサンブルでデマンティウスの音楽の真髄を引き出しています。ポリフォニックな受難曲の音楽史上の重要度とその面白さを認識させてくれるまたとない一枚です。

  • 商品番号:555666

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    ゲオルク・シューマン(1866-1952)
    オラトリオ「ルツ」 詳細ページ
    [マルツェリナ・ロマン、ジュリー=マリー・スンダル 他、イェルク=ペーター・ヴァイグレ、フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団]

    SCHUMANN, G.: Ruth [Oratorio] (Román, Sundal, Müller-Brachmann, J. Böhm, Philharmonischer Chor Berlin, Frankfurt Brandenburg State Orchestra, Weigle)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555666-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ドイツのザクセン州出身の作曲家ゲオルク・シューマン。ライプツィヒ音楽院でピアノと作曲を学び、指揮者として経験を重ねた後、1907年にベルリンのプロイセン芸術アカデミーに招かれて、ブルッフの後任として作曲科の教師に就任。1934年から45年まで院長を務めつつ、ベルリン・フィルにソリスト及び指揮者として繰り返し出演、ベルリン音楽界の大立者として活躍しました。葬儀の際はベルリン・フィルが演奏したと伝えられています。 このオラトリオ「ルツ」は彼の最高傑作と目される大作。聖書の『ルツ記』を基にダビデ王の詩篇や伝道の書、雅歌などのテキストを用いてシューマン自身が台本を作成。4人の独唱者、合唱団、管弦楽団によってナオミ、ルツ、ボアズらの登場人物の物語を生き生きと描き出しています。1908年12月9日にハンブルクで初演されたこの作品は大成功を収め、その熱狂は大西洋を越えて米国にまで急速に広がったものの、ナチスの圧力を受けて改変されます。1946年のシューマン80歳の誕生日に元の形に戻して再演されましたが、その後は演奏されることがありませんでした。 この作品、シューマンの同時期に活躍したリヒャルト・シュトラウスの退廃的な《サロメ》に対抗するかのような、純粋な愛の賛歌として再度注目されるのではないでしょうか。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555705

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    シューバック(1726-1784)
    ブロッケス受難曲 詳細ページ
    [フランツ=ペーター・フーバー、カペラ・カテドラリス・フルダ、ラルパ・フェスタンテ]

    SCHUBACK, J.: Für die Sünde der Welt sterbende Jesus(Der) [Oratorio] (Bibra, Blömer, Rohrbach, Capella Cathedralis Fulda, L' Arpa festante, Huber)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555705-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    18世紀ハンブルクの外交官にして詩人ブロッケスが四つの福音書から編纂し、韻文として書き上げた受難曲の台本は、ラインハルト・カイザー(1712年)を皮切りに、テレマン(1716、1722、1723年)、マッテゾン(1718年)、ヘンデル(1719年)など、18世紀ドイツで計13人の作曲家によって作曲・上演された、当時の人気の台本でした。ここに取り上げられたシューバックによる作品は、1754年に作曲されたものです。 ハンブルクの市長の息子として生まれたヤコブ・シューバック(1726-1784)は大学で法律を学ぶかたわら、幼いころから学んでいた音楽を続け、ハンブルク市の公人として働きながらも、テレマンに作曲法を学び、ピエトロ・メタスタージオの台本に作曲するなど、作曲家としても活動していました。また公人として、音楽家に対する支援も行い、市のコンサートホールの建設に携わったこともあったようです。このコンサートホールでは、テレマンやカール・フィルップ・エマヌエル・バッハらハンブルクで活躍した18世紀の大作曲家たちもコンサートを開催していたといいます。 シューバックの「ブロッケス受難曲」は彼がまだ30際になる前に作曲された作品です。作曲の師であるテレマンの作品の影響を色濃く残しながら、すでにバロック音楽のスタイルからは離れ、和声などには多感主義の音楽の特徴が感じられます。合唱の役割は最小限にとどめられ、華麗なアリアやレチタティーヴォが中心となっており、シンプルな構造によってテキストの表現がストレートに分かりやすく示された受難曲となっています。先行するヘンデルやテレマンの「ブロッケス受難曲」、またバッハの受難曲との違いには興味が湧くことでしょう。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:555733

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    ペッテション=ベリエル(1867-1942)
    交響曲全集
    ヴァイオリン協奏曲
    ヴァイオリン・ソナタ 第1番 詳細ページ
    [ミハイル・ユロフスキ、ザールブリュッケン放送交響楽団、ノールショピング交響楽団、ウルフ・ヴァリン]

    発売日:2025年04月25日

    CD 6枚組価格:7,800円(税込、送料無料)

    ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエルは、スウェーデンでは広く知られる作曲家です。学生時代にエドヴァルド・グリーグの音楽に出会い強い影響を受け『フレースエーの花々』などの田園風のピアノ小品や民族音楽の影響を受けた歌曲を作曲しました。このBOXには彼が遺した5曲の交響曲と管弦楽曲、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン小品を収録。演奏はミハイル・ユロフスキが指揮するノールショッピング交響楽団が中心(CD1のみザールブリュッケン放送交響楽団)、ヴァイオリンは名手ウルフ・ヴァリンが担当。北欧情緒に溢れた作品を存分にご堪能いただけます。 交響曲第1番「旗」は第1楽章の「旗の主題」が全楽章で用いられた若き作曲家による野心的な作品。交響曲第2番「旅は南風とともに」は、北欧の若者が南ヨーロッパの文化や風景に触れ、精神的成長を遂げる過程を描いた曲。彼にとって南ヨーロッパとは、単なる地理的な場所ではなく、古代の遺産や精神的基盤を象徴するものだったようです。 交響曲第3番「ラップランド」は彼の北スウェーデンへの愛が凝縮された作品。友人ティレンが記譜したラップランドの旋律が用いられており、単なる民俗音楽ではなく、自然との深い結びつきを持つ独自の芸術的要素が作品へ昇華されています。愛する都市ストックホルムが描かれているのが第4交響曲。「ホルミア」とはストックホルムを意味する近世ラテン語です。地方出身のスウェーデン人である彼が首都を訪れた際の体験が音楽で表現されています。 交響曲第5番「孤独」は、ペッテション=ベリエルが過去の経験や雰囲気を表現した曲で、ここでは単なる個人的な孤立ではなく、より広範な感覚の孤独や寂寥感が描かれています。一時期はヴァイオリンを学んでいたという彼のヴァイオリン曲も、聴きごたえのある美しいものばかりです。

  • 商品番号:555738

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    ボッケリーニ(1743-1805)
    29の交響曲
    チェロ協奏曲/八重奏曲 詳細ページ
    [ヨハネス・ゴリツキ、ドイツ・カンマーアカデミー、シュトゥットガルト室内管弦楽団]

    発売日:2025年04月25日

    CD 9枚組価格:9,975円(税込、送料無料)

    ルイジ・ボッケリーニは、イタリアの作曲家・チェリスト。あの愛らしい「メヌエット」を耳にしたことのない人はいないでしょう。しかし彼の生涯の詳細は知られておらず、とりわけ1936年から39年のスペイン内戦で多くの文書が失われたこともあり、研究に遅れが生じてしまいました。しかし近年では彼の人物像が少しずつ明らかになっています。チェロの名手だった彼は、チェロが華々しく活躍する協奏曲や弦楽五重奏曲の他、交響曲も数多く遺しています。 このBOXは以前cpoから発売された28曲収録のBOXに、2009年に発売された交響曲1曲と2曲のチェロ協奏曲を収録した1枚を加え、再編成されたもの。優雅で美しい旋律を持つ交響曲に加え、指揮者ヨハネス・ゴリツキ自身がチェロを弾く協奏曲も聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555747

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    ブクステフーデ(1637-1707)
    オルガン作品全集 詳細ページ
    [フリードヘルム・フランメ(オルガン)]

    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid 6枚組価格:9,450円(税込、送料無料)

    フリードヘルム・フランメによる「北ドイツ・バロックのオルガン作品シリーズ」の頂点をなすブクステフーデのオルガン作品全集。2018年から2020年に録音された各々のアルバムは、ブクステフーデ作品の多様性と、トロイトマン・オルガンの音色を紹介する、エキサイティングなコンサート・プログラムとして考案されています。 フランメはデトモルト音楽アカデミーで音楽教育、宗教音楽、オルガン、指揮、音楽学、作曲、神学を学び、ドイツ最高の宗教音楽学位(A-Examen)を取得、優秀な成績で大学院を修了しました。パーダーボルン大学では宗教教育の学位を取得し、フリードリヒ・グルダの作品に関する論文で博士号を取得。2018年にはデトモルト音楽大学の名誉教授に任命されました。これまでにヴィルヘルム・フリーデマン・バッハとカール・ニールセンのオルガン曲や、CD20枚以上に及ぶcpoレーベルでの「北ドイツ・バロックのオルガン作品シリーズ」などを録音し、どれも高く評価されています。2004年には、モーリス・デュリュフレのオルガン作品全集の録音がインターネット・クラシック賞を受賞。国際オルガンフェスティバル「Vox Organi」の芸術監督も務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573702

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    ペトラッシ(1904-2003)
    管弦楽のための協奏曲 第1番-第3番 詳細ページ
    [フランチェスコ・ラ・ヴェッキア、ローマ交響楽団]

    PETRASSI, G.: Concertos for Orchestra Nos. 1-3 (Orchestra Sinfonica di Roma, La Vecchia)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.573702

    CD価格:1,900円(税込)

    ゴッフレード・ペトラッシはイタリアの作曲家、教育者、指揮者。ローマのサルヴァトーレ教会で聖歌隊を務めた後、サンタ・チェチーリア音楽院で学び、後に教師となりました。1937年から1940年にかけては、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場の監督を務め、現代音楽のフェスティバルを主宰しました。 「管弦楽のための協奏曲 第1番」は、1933年に作曲を開始し、翌年に完成しました。1935年にベルナルディーノ・モリナーリの指揮で初演されています。第1楽章は鋭い音型によるテーマで始まり、金管楽器とピアノが主導します。アダージョでは、弦楽器の旋律をクラリネットとオーボエが引き継ぎ、トランペットとピアノが深みを加え、サクソフォンの印象的な旋律で曲を閉じます。終楽章では、金管楽器の壮大な響きとともに曲が締めくくられます。 「第2番」は、1951年にパウル・ザッハーの委嘱で作曲され、1952年にバーゼルで初演されました。4つの楽章は連続して演奏されます。弦楽器のポリフォニーで始まり、木管楽器が躍動的に展開する第1楽章に続き、アレグレットでは、木管と弦楽の対話が突如として爆発的な響きへと発展、緩やかな楽章へ移行します。終楽章では速いテンポのもと、独奏楽器の掛け合いが続きます。 「第3番」は、1952年から翌年にかけて作曲され、1953年に初演されました。第1楽章は、打楽器と金管楽器の導入で始まり、緊張感のある展開を見せます。間奏曲風の第2楽章を経て、終楽章は軽快に始まり、最後はシンバルの一撃で意外なほどあっさりと締めくくられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574502

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    ファジル・サイ(1970-)
    ヴァイオリン協奏曲 第2番
    「レパード」
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
    弦楽四重奏曲 詳細ページ
    [フリーデマン・アイヒホルン、グロピウス・カルテット、クリストフ・エッシェンバッハ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団]

    SAY, F.: Violin Concerto No. 2 / String Quartet / Sonata for Solo Violin / Leopards (Eichhorn, Gropius Quartett, Eschenbach)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.574502

    CD価格:1,900円(税込)

    ファジル・サイは、優れたピアニストとして25年以上にわたり活躍しクラシック音楽界において独自の存在感を放つだけではなく、作曲家としても精力的に活動し、交響曲からピアノ曲まで多岐に渡る110曲以上の作品と多数のアルバムを発表。その作品はどれも、自然や個人的な経験から深くインスピレーションを得ています。 このアルバムには世界初録音を含む全4曲を収録。ヴァイオリン協奏曲第2番「隔離生活における春の朝」は、2020年の新型コロナウイルス感染症のロックダウン中、トルコのウルラにある自宅で作曲されました。毎朝、人のいないビーチを散歩しながら目にした日の出や朝の雰囲気がインスピレーションとなっています。第1楽章は田園的な雰囲気を持ち、第2楽章は活動的な「ジャズダンス」、第3楽章は静かな朝が描かれ、そして最終楽章は独奏ヴァイオリンによる瞑想的なエピローグで締めくくられます。独奏ヴァイオリンは、サイの長年の友人でもあるフリーデマン・アイヒホルンが担当。エッシェンバッハが指揮するベルリン・コンツェルトハウス管とともに共感溢れる演奏を聴かせます。 弦楽六重奏による「レパード(ヒョウ)」は、サイが訪れたサファリでの経験に基づく曲で、ヒョウの俊敏さと力強さが描写されるとともに、自然保護の重要性にも焦点が当てられています。この曲はクロンベルク・アカデミーの委嘱作です。 無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、2020年に亡くなった彼の親友でヴィオラ奏者ルーシェン・ギュネシュに捧げられた追悼の作品。本来はヴィオラのための曲ですが、ヴァイオリン版やチェロ版も存在します。 タイトル通り、深い哀悼の念を感じさせます。 「離婚」と題された弦楽四重奏曲は、彼の個人的経験が反映された作品。第1楽章は不規則なリズムとジャズ風の要素を持ち、第2楽章はメランコリックで内向的、最終楽章では憎しみや対立が音楽的に表現されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574638

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    モーツァルト(1756-1791)
    〈ミサ曲全集 第5集〉
    K.139, 259, 337 詳細ページ
    [クリストフ・ポッペン、ケルン室内管弦楽団、ケルン大聖堂声楽アンサンブル]

    MOZART, W.A.: Masses (Complete), Vol. 5 - K. 139, 259, 337 (Cologne Cathedral Vocal Ensemble, Cologne Chamber Orchestra, Poppen)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.574638

    CD価格:1,900円(税込)

    クリストフ・ポッペンが指揮するケルン室内管弦楽団によるNAXOSのモーツァルトのミサ曲全集シリーズ。この第5集も第4集に続き、1996年設立のケルン大聖堂声楽アンサンブルが合唱を担当しています。 アルバムには「孤児院ミサ」と呼ばれるモーツァルト12歳の大規模な作品を中心に3曲を収録。「孤児院ミサ」K. 139はウィーンの孤児院の教会の献堂式のための作品で、父レオポルトの助言を受けながらもトロンボーンやトランペットを含む大規模な編成で書かれており、初演時はウィーナー・ツァイトゥング紙でも大絶賛されました。 ハ長調ミサ K. 259は1775年~76年の作品。「オルガン・ソロ・ミサ」と呼ばれるのは、短いクレドとサンクトゥスが終わると、曲がト長調に転じ、オルガンがソリストを華やかに先導することに由来します。 荘厳ミサ曲 K. 337は1780年に書かれたザルツブルク大司教のための最後の作品。ファゴットを用いた優雅なオーケストレーションなど細部まで工夫が凝らされています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574657

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    D.スカルラッティ(1685-1757)
    ソナタ全集 第30集 詳細ページ
    [ファン・リーシャン]

    SCARLATTI, D.: Keyboard Sonatas (Complete), Vol. 30 (Rixiang Huang)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.574657

    CD価格:1,900円(税込)

    ドメニコ・スカルラッティの555曲の鍵盤ソナタは、ポルトガルのマリア・バルバラ王女のために書かれたと考えらており、18世紀スペインの宮廷音楽の魅力を伝えるとともに、その芸術性によって今なお演奏家や愛好家を惹きつけています。各々のソナタの正確な作曲年代を特定するのは困難で、一般的にはカークパトリックによる分類が用いられています。 このアルバムには17曲のソナタを収録。活気に満ちたリズミカルなK. 298をはじめ、オーケストラを思わせる豊かな響きを持つK. 356や、スペイン風のリズムが強調されたK. 366、シンコペーションや抒情的表現を特徴とするK. 489などが演奏されており、スカルラッティの鍵盤音楽の多面性が明確に示されています。 演奏するファン・リーシャンは中国出身。スタインウェイ アーティストとして認められる傍ら、教育者としても活躍。カリフォルニアのエンパイアミュージックアカデミーの創設者兼芸術監督を務めるほか、幅広く活動しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579171

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    サルガード(1903-1977)
    〈室内楽作品集 第2集〉
    ヴァイオリン・ソナタ
    ピアノ五重奏曲 第2番
    小品集 詳細ページ
    [カンザス・ヴィルトゥオージ]

    SALGADO, L.H.: Chamber Music, Vol. 2 (Kansas Virtuosi)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.579171

    CD価格:1,900円(税込)

    ルイス・ウンベルト・サルガードは、エクアドル出身のピアニスト兼作曲家です。ピアノ・リサイタルを行いながら、キトの国立音楽院で音楽理論を教えるなど教育活動にも尽力しました。また、新聞のコラムではヨーロッパの音楽シーンを紹介し、作曲家としてはエクアドルを離れることなく独学で作曲を学んでいます。彼の作品には、十二音技法を取り入れた先駆的なものがあり、民族主義とモダニズムを融合させた作風が特徴です。エクアドルの民俗音楽に基づく作品や、無調で複雑な和声言語を持つモダニズム的な作品も手がけました。生前は作品が演奏される機会は稀でしたが、近年では録音の機会が増え、再評価が進んでいます。 アルバムの最初の2曲は、エクアドルを代表する音楽ジャンルであるサンフアニートで、ヴァイオリン2、チェロ、コントラバス、クラリネット、フルートの六重奏版で演奏されています。次に収録されている「未来派のサンフアニート、ミクロダンサ」はピアノのための小品で、十二音技法を用いながらも民族音楽の要素を保持した、彼の代表作の一つです。 そのほか、ヨーロッパのワルツから派生したパシージョに基づく「夜に」、作詞家としても卓越した才能を発揮したソプラノのための歌曲、親交のあったチェリスト、ボグミル・シコラに捧げられた「スペイン狂詩曲」、さらにヴァイオリン・ソナタと小品、エクアドルの民族舞踊を取り入れた「ピアノ五重奏曲第2番」など、個性的な作品を楽しむことができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ARIADNE5040

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    ホルスト(1874-1934)
    ベニ・モラ
    合唱交響曲 詳細ページ
    [マルコム・サージェント、BBC交響楽団、BBC合唱団&合唱協会]

    HOLST, G.: Beni Mora / First Choral Symphony (Harper, BBC Chorus, BBC Choral Society, BBC Symphony, Sargent)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ARIADNE5040

    CD価格:2,250円(税込)

    ベニ・モラは、アルジェリアを訪れたホルストが、ストリート・ミュージシャンが同じフレーズを延々と繰り返しているのを聴いて感銘を受けて書いた作品。3つの楽章からなり、8つの音からなるモチーフが163回も繰り返される最終楽章はミニマル・ミュージックの先取りと評されることがあります。 合唱交響曲はリーズの音楽祭の委嘱で書かれたもので、プレリュードとそれに続く4つの楽章から成り、第3楽章にスケルツォを置くなど、伝統的な器楽交響曲の形式を意識した作りになっています。 ホルストと親交があり、『惑星』を2度にわたってセッション録音しているマルコム・サージェントの指揮。 ベニ・モラはHMV BSD 754(LP)からの復刻、合唱交響曲はBBCの放送音源からのCD化です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2090

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    ファーゲルルンド(1972-)
    秋分
    アルカンティオ
    スカイII 詳細ページ
    [ラップランド室内管弦楽団、ヨーン・ストルゴーズ、ニーク・デ・フロート]

    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    BISが継続的に作品を録音しているファーゲルルンドは、1972年フィンランド生まれで世界的に高く評価されています。「秋分」は2017年のデルフト室内楽フェスティバルの委嘱作。ファーゲルルンドがイングマール・ベルイマンの映画を基にして作曲したオペラ《Höstsonaten 秋のソナタ》のライトモティーフなどを取り入れて、シューベルトの八重奏曲と同じ楽器編成で書かれています。 ラップランド室内管弦楽団の委嘱作「アルカンティオ」は、ファーゲルルンドの協奏曲シリーズの一環として作曲されたコントラバスと室内オーケストラのための変奏曲。彼はこれまでに12曲の協奏曲を手がけ、それぞれの楽器の技術的な可能性を生かした多彩な作品を生み出してきました。作品は初演者でありこの録音でもソリストを務めるオランダの名コントラバス奏者ニーク・デ・フロートのために書かれています。タイトルの「アルカンティオ」は古風な旋律を持つ歌の意味を持ちます。 「スカイII」はもともとバロック・アンサンブルのために作曲された「スカイ」を現代の楽器編成に置き換えたもの。置き換える際、チェンバロは不可欠であるとされ編成に残されており、曲中ではギターとチェンバロに即興の機会も与えられています。ミニマル調の曲は力強く盛り上がり、最後は静かに曲を閉じます。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:BIS2703

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    シューベルトの四季
    季節にまつわる歌曲集 詳細ページ
    [キャロリン・サンプソン、ジョゼフ・ミドルトン]

    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして、バッハのカンタータをはじめ、ヘンデルやパーセルなどのバロック作品、さらにはマーラーやストラヴィンスキーまで幅広いレパートリーを持ち、伸びやかな歌声と完璧なコロラトゥーラ技術で知られる歌姫、キャロリン・サンプソン。本アルバムは、彼女にとって3作目となるシューベルトの歌曲集です。 アルバム全体を通じてシューベルトの自然への愛が鮮やかに表現されており、四季の移り変わりが歌曲を通して描かれています。冬では失われた愛を描く3曲が歌われ、春では自然の目覚めとともに希望が広がります。「岩の上の羊飼い」では、名クラリネット奏者マイケル・コリンズが参加し、ヨーデル風の趣を持つこの曲に瑞々しい響きを加えています。夏には人生の最高潮が表現されるものの愛の行方には不安が残り、秋には主人公の失望が描かれ、自然の衰退とともに希望も薄れていくというストーリー。 ピアノ伴奏は、サンプソンと数多く共演してきたジョゼフ・ミドルトン。サンプソンが絶大な信頼を寄せる彼は、彼女の歌に寄り添いながら素晴らしい演奏を聴かせています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2726

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    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    初期の器楽作品が人間の声による表現を理想としていたことは良く知られていますが、それが顕著だったのがイタリア。このアルバムでは、オルガンやチェンバロの低音の上で古楽器のコルネット(ツィンク)とヴァイオリンが語り合い、絡み合う、イタリア初期バロックの器楽作品の愉悦が味わえます。古典派以降の作品に見られるような長く伸びるカンタービレではなく、即興精神を感じさせる俊敏な音の動きは雄弁な劇を思わせ、右に位置するコルネットと左側のヴァイオリンによるかけあいはステレオ効果満点です。 現代音楽も手掛けるサクソフォン奏者から古楽管楽器奏者に転じたダーヴィド・ブルッティは時にオーバーブロー奏法も交えてダイナミックでエキサイティングな演奏を披露。エンリコ・ガッティや寺神戸亮に学び、ゼフィロやアンサンブル・アウローラなどのリーダーも務めたヴァイオリンのロセッラ・クローチェが鮮やかに応じる様は実に聞きごたえがあります。17世紀前半に作られた歴史的オルガンのイタリアらしい音色が魅力を更に増しています(トラック4、5、8、9を除く)。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:BIS2735

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    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    ヴィラ=ロボスは多数の楽器を操りましたが、中でもギターの演奏は卓越しており、かのセゴビアも感服したと伝えられています。彼のギター作品は現代のギタリストにとって重要なレパートリーの一つ。どの曲もブラジルの伝統音楽を巧みに取り入れています。 「12の練習曲」はギターにおけるショパンの練習曲のような存在とされ、ブラジル民謡組曲やショーロ第1番は作曲家の若き日の多彩な経験を反映。「5つの前奏曲」もブラジル民俗音楽の要素を取り入れた小品集として構成されています。さらに、最近発見された「ワルツ・ショーロ」や、未完の「演奏会用ワルツ第2番」などの貴重な作品も収録。シンコペーションのリズム、エキゾチックなハーモニー、心沸き立つような官能的なメロディが織りなす刺激的なプログラムです。 ハラースはアンドレス・セゴビア国際ギターコンクールと瀬戸大橋国際ギターコンクールで優勝した名手。ニューヨーク・デビューは「衝撃的」と評され、スペイン音楽を収めたソロ・デビューCDはセゴビアを超えると称賛されました。NAXOSとBISレーベルに数多くの録音があり、とりわけニャタリのアルバム「Alma Brasileira」(BISSA2086)はラテン・グラミー賞を受賞するなどどれも高く評価されています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2739

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    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    ジュリアン・アズクールが芸術監督を務める「ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ United Strings of Europe」は、王立音楽アカデミーの学生により結成され、2012年から活動を始めました。これまでに4枚のアルバムを発表。いずれも高く評価されています。 今作「オマージュ」で彼らは神話や伝説、そして20世紀の巨匠たちに敬意を表し伝統と現代を結びつけるプログラムを披露します。アルバムの中心には、アズクール自身が編曲したストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」が置かれ、その前後に、アインシュタインが1905年に提唱した「光量子仮説」から着想を得たというタバコヴァの「オルガヌム・ライト」、アルゼンチンの音楽に思いを馳せたゴリホフの「ラスト・ラウンド」、バルカンと北欧伝説からインスパイアされたムスネンの「九重奏曲」が並び、最後は巨匠カザルスを偲んで書かれた、バッハのコラール前奏曲に着想を得た「アポテオーシス」で幕を閉じます。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:C560275

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    ブラジル、ノルデスチの音楽 詳細ページ [ペルナンブーコ・カルテット]

    発売日:2025年04月25日

    CD価格:2,775円(税込)

    ノルデスチ(ブラジル北東部)の魅力を伝える一枚ブラジルのカーニバルというと、海外ではリオやバイーアで行われるものが知られますが、ブラジル最古の都市のひとつレシフェで行われるカーニバルもまた、現地の多彩な音楽と踊りに彩られた魅力あふれるものです。 ラジオ・フランスのチームがそのレシフェのカーニバルを録音するためペルナンブーコ州を訪れた際、この地方の素晴らしい音楽文化を世界に広めるためのグループ結成を現地のプロデューサー、アマロ・フィリョに提案し、卓越した才能を持つ4人のミュージシャンを集めて結成されたのがペルナンブーコ・カルテット。彼らのデビューアルバムとなる今作では、港町レシフェからセルタンと呼ばれる内陸部の乾燥地帯までの、様々なスタイルの音楽が集められています。 それぞれの楽曲はペルナンブーコの音楽を世界に知らしめたルイス・ゴンザーガの作品のほか、多くがメンバーたちによるもの。「カイピラの小さな汽車」[12]はブラジル最大のクラシック作曲家ヴィラ=ロボスのメロディに、ブラジル現代詩の巨匠フェヘイラ・グラールの詩を乗せています。

  • 商品番号:CHAN20319

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    ギップス(1921-1999)
    〈管弦楽作品集 第4集〉
    ヴァイオリン協奏曲
    交響曲 第5番
    リヴァイアサン 詳細ページ
    [ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック、チャーリー・ラヴェル=ジョーン]

    GIPPS, R.: Orchestral Works, Vol. 4 - Symphony No. 5 / Violin Concerto / Leviathan (Lovell-Jones, B. Anderson, BBC Philharmonic, Gamba)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHAN20319

    CD価格:2,400円(税込)

    好評シリーズ、ルース・ギップスの管弦楽作品集。第4集には世界初録音となるヴァイオリン協奏曲と、リヴァイアサン、大規模な編成の交響曲第5番が収録されています。 ヴァイオリン協奏曲は1943年、ギップスが21歳の時に兄ブライアンのために作曲、その翌年に初演されました。しかし広く知られることはなく未出版のまま残されました。「リヴァイアサン」はロンドン・フィルのファゴット奏者ヴァレンタイン・ケネディの依頼で作曲されたコントラファゴットをフィーチャーした作品。海の生き物、もしくは怪物などを連想させるタイトルとおり、音楽は半音階的に滑らかに動き、最後はほぼ最低音のB♭で締めくくられます。 交響曲第5番はギップス最大のオーケストラ作品で、4管編成に加え、6本のホルン、2台のハープ、チェレスタと数多くの打楽器を要す大作。ウォルトンに献呈されましたが、編成が大きすぎたこともありBBCに放送を拒否されるなど、彼女の生前には広く知られることがありませんでした。荘厳な前奏曲で始まる第1楽章、コールアングレとオーボエの旋律と柔らかいホルンの和音が印象的な第2楽章、エネルギッシュな第3楽章に続き、作品の核となる「オーケストラのためのミサ・ブレヴィス」と題されたフィナーレが続きます。この楽章は声楽を持たないミサであり、詩篇127篇の「主が家を建てるのでなければ」で始まり、キリエ、グローリア、クレド、ホザンナ、ベネディクトゥス、アニュス・デイが続き、コールアングレによるドナ・ノビス・パーチェムへと導かれます。最後は速いコーダで締めくくられ、弦楽器の和音とハープのグリッサンドが静かに消えていきます。 ヴァイオリン独奏はチャーリー・ラヴェル=ジョーンズ。15歳でロイヤル・フェスティバル・ホールでデビューして以来、世界各地の主要オーケストラと演奏を行い、現在はシンフォニア・オヴ・ロンドンのリーダーを務めています。ファゴットのビル・アンダーソンは12歳で楽器をはじめ、ジュリアン・ロバーツに師事。香港フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラファゴット奏者、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団を経て、現在はBBCフィルハーモニックのメンバーとして活躍中です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20328

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    ヴァインベルク(1919-1996)
    〈弦楽四重奏曲集 第5集〉
    第3番、第9番、第14番 詳細ページ
    [アルカディア・クァルテット]

    WEINBERG, M.: String Quartets, Vol. 5 - Nos. 3, 9, 14 (Arcadia Quartet)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHAN20328

    CD価格:2,400円(税込)

    2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成され、2014年の大阪国際室内楽コンクールをはじめとする多くのコンクールで優勝したアルカディア・クァルテット。前作の第4集はレコード芸術ONLINEで「表情のえぐり込みが深く、既存の全集とは違った個性がある。優秀な録音もアドヴァンテージだ」として推薦盤になりました。この第5集には、ヴァインベルクの異なる時期の作品が収録されています。 1944年に書かれた第3番は、彼の最初の成熟した四重奏曲と見なされる作品です。後の1987年には、彼自身がこの曲を「室内交響曲第2番」として改訂しています。1963年の第9番は、第二次世界大戦後、ギレリスやコーガン、コンドラシンといった著名な音楽家たちに支持された「輝かしい10年」の産物です。1978年に作曲された第14番は、ショスタコーヴィチの死後3年を経た時期の作品であり、5つの楽章がアタッカで切れ目なく演奏され、楽章ごとにメトロノーム記号のみが標示されています。 「インプロヴィゼーションとロマンス」は、スターリン時代に生まれた作品です。当時、作曲家たちは国家の求める「理解しやすい」音楽を書かざるを得ませんでしたが、ヴァインベルクは自らの音楽に独自の叙情性を織り込むことに成功していたと言えるでしょう。「インプロヴィゼーション」は、弱音器をつけて演奏されるアダージョで、流麗かつ美しい旋律が展開します。続く「ロマンス」は、彼のピアノ作品『子供の雑記帳』に通じる親しみやすい作風を持っています。この作品は彼の生前に演奏されることはなく、2018年6月にダネル四重奏団によって初演されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHSA0408

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    グリーン(1695-1755)
    オラトリオ「ジェフサ(イェフタ)詳細ページ
    [クリスティアン・カーニン、アーリー・オペラ・カンパニー]

    GREENE, M.: Jephtha [Oratorio] (Staples, Bevan, Mofidian, J. Budd, Early Opera Company, Curnyn)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHSA0408

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    ヘンデルの主要作品を中心に、18世紀イギリスの歌劇作品を数多く録音しているクリスティアン・カーニンとアーリー・オペラ・カンパニーが、18世紀イギリスの作曲家モーリス・グリーンのオラトリオ「ジェフサ(イェフタ)」を世界初録音! 牧師の子として生まれたモーリス・グリーンは、幼い頃よりセント・ポール大聖堂の聖歌隊員として音楽を学び、やがて同大聖堂のオルガニストに就任。その後、チャペル・ロイヤルのオルガニスト兼作曲家、ケンブリッジ大学の音楽教授にも就き、最終的には、王室音楽師範(Master of the King’s Music)にもなったイギリス音楽史上の重要な作曲家です。グリーンが1737年に作曲した「ジェフサ」は、ヘンデルが隆盛させたジャンルである英語によるオラトリオにおいて、イギリス出身の作曲家としての初の成功作となりました。旧約聖書の士師記のエフタの物語に基づくオラトリオで、台本は、詩人であり、やがて英国国教会で重要な役職に就くことになるジョン・ホードリーが担当、旧約聖書のエフタの物語にほぼ忠実なストーリーとなっています。これは、新たな登場人物を加え、話が大きく改変されたヘンデルの同名のオラトリオ(グリーンの作品から約15年後の1751年に作曲)とは対照的です。色彩的なオーケストラ、変化に富んだ合唱、英語の語感が活かされた、感情を強く揺り動かす劇的なアリアや二重唱は、グリーンのすばらしい才能を示しています。 18世紀イギリスの劇作品を現代に復活させる重要な上演・録音を行ってきたクリスティアン・カーニンとアーリー・オペラ・カンパニーが、サイモン・ラトル、ダニエル・ハーディング、イヴァン・フィッシャーらと世界中のコンサートホール、歌劇場で共演し、ベルリン・フィルにも何度も登場するイギリス人テノール歌手アンドルー・ステイプルズをジェフサに、ヘンデルなどバロック・オペラやオラトリオの分野で目覚ましい活躍を示しているイギリス人ソプラノ、メアリー・ベヴァンをジェフサの娘に迎えた、充実の布陣による演奏です。現代でも取り上げられることの少ないモーリス・グリーンの作品の貴重な録音となるだけでなく、18世紀のイギリス人の作曲家の再評価につながる内容でしょう。ヘンデルの陰に隠れてきた音楽の復活にご期待ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD779

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    アンラヴェルド
    サクソフォン四重奏によるラヴェル・トリビュート 詳細ページ
    [ケビヤール]

    Chamber Music (Saxophone Quartet) - RAMEAU, J.-P. / RAVEL, M. / URQUIZA, M. (Unraveled: Homage to Maurice Ravel) (Kebyart Ensemble)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CKD779

    CD価格:2,775円(税込)

    ラヴェル生誕150年、サクソフォン四重奏によるトリビュート・アルバムバルセロナのサクソフォン四重奏団ケビヤールのLINN RECORDS第3弾は、2025年に生誕150年を迎えるモーリス・ラヴェルへのトリビュート・アルバム。 ラヴェルと言えば「ボレロ」や「展覧会の絵」でサクソフォンを効果的に取り入れ、歴史の浅かったこの楽器のために重要なレパートリーを残したことが知られます。ケビヤールはここでその偉業に敬意を表し、その代表作の一つにしてクラシック随一の美メロで知られる「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「クープランの墓」を自ら編曲し、深い愛着を持って歌い上げています。併せてフランス・バロックの巨匠ラモーと現代の作品を収録することで、ラヴェルがラモーの装飾法へ贈った賞賛から、現代の作曲家に与えた影響までを俯瞰する見事なプログラムです。

  • 商品番号:CVS161

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    フィリドール(1726-1795)
    歌劇《ノルウェーの王女エルヌリンド》(全曲) 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、ユディト・ファン・ヴァンロイ、トマ・ドリエ 他 マルティン・ヴォールベルグ、オルケステル・ヌール]

    発売日:2025年04月25日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    北欧を舞台にした古典派フランス・オペラ、精鋭演奏陣で真価をあらわす18世紀中~後半のフランスで絶大な人気を誇ったオペラ作曲家で、チェスの名手としても歴史に名を残したF-A.D.フィリドール(通称「大フィリドール」)が1767年に披露、その後もたびたび改作されながら人気を保った《ノルウェーの王女エルヌリンド》の全曲録音。知られざる18世紀オペラ発掘において豊かな実績を誇るフランス第一線の名歌手たちを、作品の舞台でもあるノルウェーに拠点を持つ古楽器楽団オルケステル・ヌールが支えます。 既にモーツァルトやグレトリーのオペラ解釈で高い評価を博している彼らは指揮者マルティン・ヴォールベルグのもと、本盤でも抜群の和声感覚に裏打ちされた確かな結束力をみせ、ラモーとハイドンの間をゆくようなフィリドールの色彩感豊かなオーケストレーションを見事な味わいで聴かせ、これに応える独唱者たちの歌唱もメリハリ充分。父ロアルドと不仲な貴族の子サンドミールと惹かれ合うエルヌリンド、権力を振りかざし彼女に結婚を迫る暴君リシメールらが繰り広げるドラマを、幸福な幕切れまでスリリングに聴かせ続けます。 北欧最前線の古楽器演奏のクオリティに驚かされると同時に、ルイ16世の時代まで人気を保った大フィリドールのスタイリッシュな音楽作りにも目を見開かされる充実録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:EUCD2976

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    Tel ve Ten 詳細ページ [オザン・バイサル]

    発売日:2025年04月25日

    CD価格:2,025円(税込)

    トルコの作曲家、音楽家、研究者であるオザン・バイサルによるデビュー・アルバム。 オザンは中央アジアや中東の牧畜・遊牧民文化に由来するアナトリア地方のバーラマ(長いネックを持つリュート属の撥弦楽器)の演奏スタイルである「şelpe」を専門としています。研究を通じて習熟したparmak vurma(指で叩く)、tel çekme(弾く)、pençe(かき鳴らす)などの奏法に加え、現代的なアイデアを取り入れるため特注のダブルネックのバーラマを生み出し、即興演奏、オリジナル曲、伝統的なアナトリアのメロディーを再構築。ジャズ的なハーモニー要素と融合させて、多様な音色を披露しています。

  • 商品番号:GRAM10005

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    ブルックナー(1824-1896)
    モテット集 詳細ページ
    [ヨハネス・ヒーメツベルガー、シネ・ノミネ合唱団、マルティン・ハーゼルベック(オルガン)]

    発売日:2025年04月25日

    LP価格:4,425円(税込、送料無料)

    オーストリアを代表する合唱団の一つ、シネ・ノミネ合唱団が歌うブルックナーのモテット集。このうえなく美しいハーモニーを存分に聴かせます。各曲の間には、オルガンの優れた即興演奏家として知られたブルックナーを称え、名手マルティン・ハーゼルベックの巧みな即興演奏を収録しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV137

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    ジャズ・エイジの物語
    ガーシュウィン、ラヴェル、
    プーランク、シュルホフ、ヴァイル 他
    詳細ページ
    [フロリアン・ノアック]

    Piano Recital: Noack, Florian - AKST, H. / DOUCET, C. / GERSHWIN, G. / ORNESTEIN, L. / POULENC, F. / RAVEL, M. / WALLER, F. (Tales of the Jazz Age)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:LDV137

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    フロリアン・ノアックが誘う、「狂騒の20年代」への旅ベルギー出身のピアニストで、ピアノが持つ可能性を駆使しながら作品の魅力を最大限引き出すトランスクリプションで高い評価を得ているフロリアン・ノアック。La Dolce Voltaから5枚目となるこのアルバムでは、これまでロシア音楽を中心としてきたレパートリーから大きく目先を変え、1920年代のベルリンとパリを舞台に、アメリカからもたらされた自由な音楽に揺れ、ジャズ、ダダ、キャバレーに彩られた作品を集めています。 2つの世界大戦の狭間にあったこの時代、芸術はまさに狂騒の様相を呈しており、人々は第一次世界大戦の記憶を忘れようとし、やがて訪れる第二次世界大戦への不安をかき消そうとしているかのようでした。ノアックは今回のアルバムで、そんな時代への大胆な旅に聴く者を連れ出します。 彼自身の編曲により饒舌で洗練された響きを味わうウォーラー、ガーシュウィン、ヴァイルのほか、プーランク、シュルホフ、ドゥーセらによる珠玉のオリジナル作品を収録。激動の時代の詩情を、その音楽の歓びと輝きの中に見出す——魅力と超絶技巧に満ちたアルバムが、あの時代の息吹を今に伝えます。

  • 商品番号:MYCL00061

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    Gifts for Trombonists 詳細ページ [玉木優(トロンボーン)、高良仁美(ピアノ)]

    発売日:2025年04月25日

    CD国内盤価格:3,410円(税込、送料無料)

    トロンボーン片手に縦横無尽に世界を舞台に活躍するトロンボーン奏者、玉木優にとって4枚目となるソロ・アルバムです。今回のアルバムでは、トロンボーン奏者にとって大事な名作レパートリー8曲を収録。玉木が長年演奏を繰り返し温めてきたこれらの曲。まさに渾身のアルバムとなりました。玉木の圧倒的な技術の高さ、音楽性が存分に発揮されています。 世界中で高く評価される玉木の豊潤なサウンド。トロンボーン奏者にとってまさに「Gifts」のようなアルバムです。音楽に色彩を与える高良仁美のピアノも注目です。

  • 商品番号:MYCL00064

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    発売日:2025年04月25日

    CD国内盤価格:3,410円(税込、送料無料)

    幻の問題作 プリングスハイム「管弦楽のための協奏曲」再演ライヴ!1935年東京で初演されると賛否両論を巻き起こしたプリングスハイム「管弦楽のための協奏曲」。1974年に山田一雄によって再演されたものの、演奏用の楽譜が紛失されて幻の作品となっていましたが、ニッポニカによって新たな演奏譜面が作成され、50年ぶりに演奏されました。その記念すべき復活公演のライヴ盤です。 プリングスハイムはマーラーの弟子で、ベルリン・フィルに度々招聘され、フルトヴェングラー常任指揮者時代にはマーラー・チクルスを指揮するなど華々しい活躍をしました。1931年東京音楽学校に招聘されてから、日本においてもマーラーを積極的に取り上げ、多くの日本人作曲家、指揮者に影響を与えたことで有名です。 日本音楽と西洋音楽の「総合」を目指したこの作品。さらに日本を代表する作曲家、三善晃と大栗裕の同名タイトルも収録。音楽的背景の違う3人が描く「管弦楽のための協奏曲」の世界をお聴き下さい。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100371

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第9番 ニ短調 WAB 109 ノーヴァク版 詳細ページ
    [カール=ハインツ・シュテフェンス、ノールショピング交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 9 (original 1894 version, ed. L. Nowak) (Norrköping Symphony, Steffens)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ORC100371

    CD価格:2,175円(税込)

    スウェーデンの名門オーケストラの一つ、ノールショピング響がブルックナーの生誕200年の誕生日に先立って録音した交響曲第9番が登場。指揮は2020年から同響の首席指揮者を務めるシュテフェンス。バイエルン放送響とベルリン・フィルの首席クラリネット奏者を歴任したのち指揮に転じたシュテフェンスの作る音楽は、中庸のテンポで落ち着きのあるオーソドックスなもの(演奏時間は24:29/11:24/24:57)。 この録音の翌日にはモーツァルトのクラリネット協奏曲と当作品による、大作曲家の白鳥の歌と呼ぶべきプログラムを演奏して好評を博しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100375

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    〈Beethoven/5 Vol.3〉
    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ協奏曲 第2番
    アンドレス(1985-)
    ブラインド・バニスター 詳細ページ
    [ジョナサン・ビス、ペッカ・クーシスト、スウェーデン放送交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concerto No. 2 / ANDRES, T.: The Blind Banister (Beethoven/5, Vol. 3) (Biss, Swedish Radio Symphony, Kuusisto)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ORC100375

    CD価格:2,175円(税込)

    1980年生まれのジョナサン・ビスは、2015年にセントポール室内管弦楽団と共同で、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲それぞれにインスパイアされた新作を5人の作曲家に委嘱し、両曲をペアで演奏する「Beethoven/5」というプロジェクトを立ち上げました。 この第3集には、ペッカ・クーシストの指揮するスウェーデン放送交響楽団とともに演奏した、ベートーヴェンの協奏曲第2番とティモ・アンドレスの《ブラインド・バニスター》を収録。アンドレスは、ベートーヴェンの第2協奏曲のカデンツァに着目し、旋律の要素(アルペジオや下降音型)を出発点として発展させ、新しい音楽を構築しました。第1楽章では、ピアノが主要テーマを奏で、オーケストラがそれを発展させながら、不協和音の層を積み重ね、第2楽章では、オーケストラのリズミックな下降音型が楽章を先導、ピアノが半音階的な旋律を連ねていきます。 この作品は2016年のピューリッツァー賞の最終候補となり、その後、ニューヨーク・フィルハーモニックなどによって演奏されています。

  • 商品番号:ORC100378

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    ベートーヴェン:
    〈弦楽四重奏曲全集 第1集〉
    弦楽四重奏曲 Op.18(第1番-第6番) 詳細ページ
    [アリエル四重奏団]

    BEETHOVEN, L. van: String Quartets (Complete), Vol. 1- Nos. 1-6 (Ariel Quartet)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ORC100378

    CD 2枚組価格:2,175円(税込)

    1998年、イスラエルの学校で学ぶ学生たちによって結成されたアリエル四重奏団。彼らは10代からコンサート活動を開始し、2003年の「フランツ・シューベルトと現代音楽コンクール」で最優秀賞を受賞。本格的なキャリアがスタートしました。結成27年を迎えた今も、創設メンバー3名が在籍し、定番レパートリーに新たな息を吹き込みながら、現代音楽の普及にも貢献。ベートーヴェンの全曲演奏を若くして成し遂げ、著名作曲家からの委嘱作品を手掛けてきました。 そんなアリエル四重奏団が、2028年の創立30周年に向けてベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集録音に取り組みます。第1集はOp. 18の四重奏曲6作を収録。多くの演奏家たちが手掛けてきたこの作品を、彼らは徹底的に研究した上で、さらに直感的なアプローチを大切にし、技術的な精度を加え演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0700

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    イギリスの田園詩
    ヴェナブルス、フィンジ、
    ガーニー、ブリスのヴァイオリン曲集
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    [ヤン・チューユー、エリック・マッケロイ]

    Violin and Piano Recital: Yang, Chu-Yu / McElroy, Eric - GURNEY, I. / FINZI, G. / VENABLES, I. / BLISS, A. (An English Pastoral)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:SOMMCD0700

    CD価格:2,250円(税込)

    英国近代作曲家のヴァイオリンのための作品集。フィンジ、ガーニー、ブリスの作品は田園風景の雰囲気を採り入れた作品で知られており、同じ系譜に連なるイアン・ヴェナブルスの音楽もまた、伝統を受け継ぎながらモダニズムの要素を取り入れた独自のスタイルを築いています。 アルバムはヴェナブルスの1989年の技巧的なソナタで始まり、次にガーニーがスタンフォードに師事する前の1908〜1909年に作曲したヴァイオリンとピアノのための世界初録音となる7つの作品を収録。ここにはエルガーの影響が感じられる抒情的な作品や、軽快なフモレスケ(ユーモレスク)が含まれています。 ブリスの単一楽章のヴァイオリン・ソナタは、1916年の「ソンムの戦い」で負傷した彼自身の経験が基になっていますが、田園的な温かさも感じられ、彼の音楽のスタイルのを象徴しています。フィンジの「エレジー」は、一見穏やかでありながら、第一次世界大戦で兄弟と恩師を失った個人的な悲しみが内包されており、バッハの影響が見られる対位法的な書法と緻密なリズムが際立っています。最後はヴェナブルスがウスターへ移住した際に触れたセヴァーン渓谷の風景を描いた1986年の「3つの小品」で締めくくられます。 ヤン・チューユーは台湾出身のヴァイオリニスト。王立バーミンガム音楽院で学び英国を中心に活躍。英国音楽の振興に尽力しています。

  • 商品番号:SOMMCD0701

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    発売日:2025年04月25日

    CD価格:2,250円(税込)

    ウクライナ出身の作曲家たちが書いたピアノ曲を収録した1枚。 ウクライナ民謡「ドゥムカ」の研究で知られるリセンコや、彼の弟子で教師としても名高いレヴツキーの他、ソ連とナチスの弾圧を受けたボルトキエヴィチ、レヴツキーと同世代で後期ロマン派の影響を強く受けたバルヴィンスキーとコセンコ、1940年代のジダーノフ批判を乗り越え交響曲の作曲家としても知られるリャトシンスキー、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻後、ベルリンへ避難し、活動の拠点を移し現在でも活動を続けているシルヴェストロフ。収録作品は1877年から2005年までに作曲されており、ソ連時代は「ロシア人」として認識されてきた彼らの豊かな創造性を改めて感じることができるでしょう。 演奏するマーガレット・フィンガーハットはウクライナ出身の祖父を持ち、現在はロンドンを中心に活動するピアニスト。慈善事業にも熱心に取り組んでおり、このアルバムの売り上げの一部も「British-Ukrainian Aid」に寄付され、ウクライナの医療支援の資金として活用されます。

  • 商品番号:MECO-1084

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    発売日:2025年04月23日

    SACD-Hybrid国内盤価格:3,850円(税込、送料無料)

    アルティメイト・サウンド・シリーズ第1弾
    太鼓の巨匠、林英哲、渾身の集大成
    林英哲、全曲ニューレコーディングによる18年ぶりのアルバムは、まさに円熟の極みに達した林英哲の音世界の集大成となりました。 「音」にフォーカスしたオーディオマニア垂涎の「スーパー・サウンド・アドベンチャー・シリーズ」の血統をそのまま引き継ぐ「アルティメイト・サウンド・シリーズ」第1弾を飾る当アルバムは、DSD11.2MHzレコーディング、32bit/352.8KHzポストプロダクションによる林英哲ならではの大太鼓の熱演を驚異の超重低音として浮かび上がらせます。まさに再生装置のフィデリティの限界を問う震撼のアルバムです。 精緻なアンサンブルを披露する英哲風雲の会を従え、スペシャルゲストとして邦楽界のトップランナー藤原道山(尺八)、藤舎貴生(能管)を迎えた比類なき音世界をご堪能下さい。 再生時の注意:超ワイドなダイナミック・レンジ及びフリークエンシー・レンジの音が収録されているため、小さめのボリュームから再生して下さい。スピーカーを壊す恐れがあります。

  • 商品番号:MECO-1085

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    さくやひめ
    アルマ 詳細ページ
    [さくやひめ(奥脇泉&河野智美)]

    発売日:2025年04月23日

    SACD-Hybrid 2枚組国内盤価格:3,850円(税込、送料無料)

    アルティメイト・サウンド・シリーズ第2弾
    さくやひめ デビュー! 心に寄り添う、魂の歌と響き
    ソプラノ歌手奥脇泉とクラシックギターの河野智美のユニット「さくやひめ」のデビューアルバムです。「さくやひめ」という名は木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という日本神話の神様から採られています。火の中でも出産したという逸話から、困難な状況でも強く美しく生きる女性像を標榜しています。古今東西、永く歌い継がれ弾き継がれてきた世界の名曲、そしていにしえの古楽まで珠玉の全15曲を「さくやひめ」の奏でる癒しの響きでお楽しみ下さい。

  • 商品番号:900359

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    プッチーニ(1858-1924)
    歌劇《妖精ヴィッリ》 詳細ページ
    [アニータ・ハルティク、ワン・カン、ボリス・ピンハソヴィチ、イヴァン・レプシッチ、ミュンヘン放送管弦楽団]

    PUCCINI, G.: Villi (Le) [Opera] (Hartig, Kang Wang, Pinkhasovich, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:900359

    CD価格:2,325円(税込)

    1883年春、ミラノの出版社エドアルド・ソンゾーニョが1幕物オペラのコンクールを開催しました。プッチーニはミラノ音楽院卒業前にこのコンクールの存在を知り、賞金と宣伝効果を期待して参加を決意。師ポンキエッリの紹介で台本作家フォンターナと組み、《妖精ヴィッリ》を急いで作曲し、締め切りギリギリに提出したものの、楽譜が浄書されていなかったことなどを理由にこの作品は選ばれませんでした。 しかし、この作品に目を留めたアッリーゴ・ボーイトの支援を受け、1884年5月31日にミラノのテアトロ・ダル・ヴェルメで初演されると大成功。プッチーニは18回ものカーテンコールに応じたと言われています。アルフォンス・カールの小説『ウィリス』を基に、ハイネの『自然の精霊』やアドルフ・アダンのバレエ《ジゼル》の物語を採り入れた、フォンターナのゴシック・ロマン的な台本も人気を博しました。初演後、プッチーニは作品を2幕版に改訂しています。 この録音は、2024年のプッチーニ没後100年を記念して、演奏会形式で行われた公演のライヴ収録です。アンナ役を歌うのは、ルーマニア出身のソプラノ、アニータ・ハルティク。クルジュ=ナポカのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーで学び、学生時代に《ラ・ボエーム》のミミ役でデビュー後、2009年から2014年までウィーン国立歌劇場アンサンブルのメンバーを務め、以降メトロポリタン歌劇場やウィーン国立歌劇場などで活躍する実力派です。ここではテノールのカン・ワン、バリトンのボリス・ピンハソヴィチとともに、抒情豊かな歌唱を披露しました。 指揮は、ベルリン・ドイツ・オペラをはじめドイツの歌劇場で活躍、2019年には新国立劇場の《椿姫》で好評を博したイヴァン・レプシッチ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A578

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    ヘンデル(1685-1759)
    ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 詳細ページ
    [ヴァンヴィテッリ四重奏団]

    HANDEL, G.F.: Violin Sonatas (Se in fiorito ameno prato) (Quartetto Vanvitelli)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:A578

    CD価格:2,775円(税込)

    謎多きヘンデル作品の「素顔」を見定め、瑞々しい息吹を呼び起こす名解釈イタリア最前線をゆく古楽器アンサンブル、ヴァンヴィテッリ四重奏団の新たな冒険は、昔からヘンデルの名作として知られながら、史料の曖昧さによって作曲家の真意が見定めにくくなっている一連のヴァイオリン・ソナタの「素顔」を探る意欲的企画。 本場イタリアで研鑽を積んだ後ロンドンの歌劇界で成功を収めたヘンデルは、オペラの傍らアマチュア奏者たちが少人数で演奏できる室内楽曲も多く書きましたが、その中には彼の関与しないところで未承認楽譜が出版されてしまったヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ群があります。19世紀にはそれら18世紀の出版譜を底本にピアノ伴奏で弾ける楽譜が作られ、作曲者の企図が歪められた形のまま流布していましたが、ヴァンヴィテッリ四重奏団はヘンデルの作曲習慣に立ち返り、ソナタ群と作曲時期が重なるオペラ《エジプトのジューリオ・チェーザレ》などから楽想を引用して挿入、あるいは他作品の楽章を挿入するなど、広く知られた作品像を一新する復元ヴァージョンを作成(詳細はトラックリストに明記あり)。精彩に富んだ演奏で驚くほど新鮮な解釈を聴かせてくれます。 古楽器で作曲者の真意を辿る意義を改めて気づかせてくれる充実の1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1122

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    ハレルヤ・ジャンクション
    アダムズ、ストラヴィンスキー、ガーシュウィン、コープランド 詳細ページ
    [ルーカス・ゲニューシャス&アンナ・ゲニューシェネ]

    Piano Duo Recital: Geniušas, Lukas / Geniushene, Anna - ADAMS, J. / STRAVINSKY, I. / GERSHWIN, G. / COPLAND, A. (Hallelujah Junction)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:ALPHA1122

    CD価格:2,775円(税込)

    ロシア出身のピアニスト夫妻が描く、アメリカ2010年のショパン・コンクールと2015年のチャイコフスキー・コンクールで2位のルーカス・ゲニューシャス、2022年クライバーン・コンクールで2位のアンナ・ゲニューシェネという、揃って輝かしい入賞歴を誇るピアニスト夫妻のデュオ・アルバムが登場。ロシア出身で現在はリトアニアを拠点に活動している2人はここで、アメリカ合衆国の作曲家による2台ピアノのための作品を収録しています。 管弦楽で知られる「キューバ序曲」「エル・サロン・メヒコ」「ダンバートン・オークス」からジェフスキやアダムズまで、年代の違いこそあれどの作品もモダンで洗練されており、たいへん聴き映えのするもの。カナダ出身でバリ島に住んみガムランを研究、後年はアメリカに帰化したマクフィーの作品も異彩を放っています。 2人は持ち前のテクニックと活き活きとした表現で、これらの作品の魅力を十二分に引き出し、楽しませてくれます。

  • 商品番号:BIDD85057

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    発売日:2025年04月18日

    CD価格:2,175円(税込)

    アーサー・カテラルは、アルバート・サモンズと共に20世紀前半の英国楽壇を代表するヴァイオリニストで、英コロンビア等に録音も行いましたが、なぜかLP、CDを通じて復刻盤が非常に少なく、当盤は貴重なものです。1883年に音楽家の家庭に生まれたカテラルは早熟の才能を発揮し、9歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を公開の場で演奏。10歳前にハレ管弦楽団のコンサートマスター、ウィリー・ヘスの指導を受けた後、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を初演したアドルフ・ブロツキーに学び、強い影響を受けました。1902年からハレ管の指揮者を務めていたハンス・リヒターがカテラルにほれ込み、バイロイト音楽祭に招いて祝祭管弦楽団と共演。二人はその後何度も共演しています。 カテラルの名声はアメリカにも及び、1913年から25年にかけてハレ管のコンサートマスターを務めていた間、1920年にピエール・モントゥー率いるボストン響からコンサートマスターに招かれましたが、英国に残ることを選んで辞退しました。1929年にはエイドリアン・ボールトの下に新設されたBBC交響楽団のコンサートマスターに招かれ、36年まで務めました。カテラルはソロ、室内楽、更には指揮者としても活動し、彼によって初演・英国初演された同時代作品も多数あります。 ここに復刻されたモーツァルトとブラームスは史上初の全曲盤だったとのこと。ただしモーツァルトの第2楽章と第3楽章に少しカットがあります。ブックレットには歴史的録音の研究家Jonathan Woolf氏による8ページの解説(英語のみ)とカテラルの写真3点が掲載されています。

  • 商品番号:CDS-8058

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)
    物語
    ソネットとセレナード 詳細ページ
    [エリザべート・ヘルツベルク、シモネッタ・ヘーガー]

    CASTELNUOVO-TEDESCO, M.: Stories, Sonnets and Serenades (Hertzberg, Heger)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:CDS8058

    CD価格:2,175円(税込)

    アンドレス・セゴビアのために作曲した数多くのギター作品で知られる作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ。このアルバムにはあまり耳にすることのない歌曲とピアノ曲が収録されています。彼の歌曲にはさまざまな詩人のテキストが用いられていますが、とりわけハイネの詩への作品が高く評価されています。アルバム前半ではハイネの詩による歌曲集を紹介。 ピアノのための「ヨゼフの物語」は1955年の作品。同年8月に亡くなったトーマス・マンを偲んで書かれたもので、マンの『ヨゼフとその兄弟たち』からインスパイアされています。1929年の「La canzone di Usigliano ウジリアーノのカンツォーネ」はテデスコの義兄弟フェルナンド・リウッツィの詩を用いた曲。トスカーナ地方の民謡が用いられています。「インドのセレナーデ」はイギリスの詩人シェリーの恋の詩に基く小品、こちらもフォルリヴェシ社から出版されました。「3つのポルトガル語からのソネット」はエリザベス・バレット・ブラウニングの詩を元に1928年にロンドンのチェスター社から出版されました。テデスコはブラウニングの詩を好み、自伝で、フィレンツェのアパートからブラウニングの墓を眺めた思い出を語っています。 アメリカ出身のソプラノ歌手、エリザベス・ハーツバーグとミラノ音楽院で学び、チェンバロ奏者としても活躍するシモネッタ・ヘーガーの2人が親密な演奏を聴かせます。

  • 商品番号:CVS125

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    オルレアン公フィリップ(1674-1723)
    音楽悲劇《アルミードの顛末、または解放されたエルサレム》 詳細ページ
    [マリー・リス、ヴェロニク・ジャンス、グヴェンドリーヌ・ブロンデール、シリル・デュボワ ほか レオナルド・ガルシア・アラルコン、カペラ・メディテラネア]

    発売日:2025年04月18日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    フランスにイタリア様式を根づかせた要人が自ら見せた、驚くべき作曲手腕!太陽王ルイ14世の政策で自国の音楽様式が強く推奨されてきたフランスにあって、王の甥にあたるオルレアン公フィリップ2世は若い頃からイタリア様式の音楽を偏愛。イタリア人作曲家たちを同国に招き、太陽王歿後はルイ15世の幼少期を摂政として支える傍ら、晴れてイタリア音楽をフランスに流行させ、伊仏両様式の融合に大きく寄与したことで知られています。 このオルレアン公が自ら作曲も学び、カンタートや抒情悲劇など充実した作品を書き残していたとは! 研究の進展で全曲演奏が可能となったオペラ《アルミードの顛末》は、ヘンデル《リナルド》やリュリ《アルミード》に語られる文豪タッソの傑作『解放されたエルサレム』の重要なエピソードを軸に、恋するクロリンダを殺めてしまったタンクレーディも登場、イスラム勢力とキリスト教徒たちの相克と恋の行方を起伏豊かな音楽で綴ってゆく充実作となっています。フランス古来の様式を踏襲しながら歌心豊かなイタリア様式を大きく取り入れたその音楽は、管楽器のソロなど器楽パートの妙にも目を見開かされる瞬間に事欠きません。 地中海とフランスのバロック声楽に圧倒的な適性をみせるアラルコンの指揮のもと、撥弦のキート・ガートやモニカ・プスティルニク、大ヴェテランのコントラバス奏者エリック・マトートら俊才揃いの器楽勢に支えられ、フランス随一の名歌手たちが縦横無尽に活躍。フランス音楽史の思わぬ1頁に驚かされる全曲録音です。

  • 商品番号:OC1732

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    ル・ボー(1850-1927)
    室内楽曲と歌曲集 詳細ページ
    [ル・ボー・アンサンブル]

    LE BEAU, L.A.: Chamber Music and Songs (Le Beau Ensemble)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:OC1732

    CD価格:2,475円(税込)

    19世紀に活躍し「ドイツ初の傑出した女性作曲家」と評されたルイーゼ・アドルファ・ル・ボー。幼少期から音楽教育を受け、クララ・シューマンにピアノを学び、ヘルマン・レヴィやハンス・フォン・ビューローの推薦を得て、ミュンヘンのヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガーに作曲を師事しました。彼が彼女を生徒として受け入れたのはヴァイオリン・ソナタ Op.1を聴いた後で、その音楽を「男性的で、女性が作ったとは思えない」と驚愕したと言われています。その後、交響曲、ピアノ曲、室内楽など多岐にわたる作品を書き上げ、中でも声楽曲はその多くが生前に出版されましたが、1902年に作曲した唯一のオペラ《Der verzauberte Kalif 魔法にかけられたカリフ》がカールスルーエ歌劇場のプログラムから外されたことを契機に、女性作曲家への偏見を告発するため1910年に『女性作曲家の回想録』を出版しました。この書は、同時代の音楽界についての貴重な記録でもあります。 このアルバムには彼女の歌曲とピアノ四重奏曲を収録。Op. 4の歌曲は1865年に作曲され、1877年に出版されました。ドイツ・ロマン主義の詩人のテキストを用いた若々しさ溢れる作品です。Op. 11の「5つの歌」は1876年の作品で、特に「Kornblumen und Haidekraut」では、詩の語りと音楽の表現が見事に融合しており、ラインベルガーもこの作品を称賛しています。ここではヘンリク・アヤックスが編曲したピアノ四重奏伴奏版で聴くことができます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-752

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    W.H.シュミット(1961-)
    ピアノ曲
    室内楽曲と歌曲 詳細ページ
    [アンケ・フォンドゥンク、クララ・シューマン四重奏団 他]

    SCHMITT, W.H.: 14 Variations on Es geht ein dunkle Wolk herein / 4 Lieder / Three Pictures (Vondung, Valotta, Adami, Clara Schumann Quartet)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0752

    CD価格:2,175円(税込)

    マンハイム出身のヴェルナー・ハインリヒ・シュミットは、少年時代にピアノを学び始め、平行して作曲も学びました。以降、ピアニストとして活躍しながら時間の許す限り作曲を続けています。10代の頃には映画音楽を学ぼうと考えていたという彼の作曲スタイルは後期ロマン派の影響を受けた調性音楽です。 歌手フォンドゥンクから作曲を依頼された「ヘルマン・ヘッセの詩による4つの歌曲」は彼女の希望で声楽とピアノ五重奏の組み合わせで書かれており、言葉と音楽が結び付いた詩情豊かな世界が展開されています。母の死を悼んで書いた「思い出」は自然豊かな中国の風景や、母のための葬送行進曲、エジプトの死者のための祈りの音楽が続き、最後は明るいヘルダーリンの「ヒュペリオン」で終わります。 他には彼の得意分野であるピアノのための小品と、チェロやクラリネットのアンサンブルを収録。シュミットの作曲家としての才能が遺憾なく発揮された作品集です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-754

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    ソハル(1939-)
    〈弦楽四重奏曲集〉
    弦楽四重奏曲 第1番、第3番-第5番 詳細ページ
    [ピアッティ四重奏団]

    SOHAL, N.: String Quartets Nos. 1, 3, 4, 5 (Piatti Quartet)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0754

    CD価格:2,175円(税込)

    1939年、インドのパンジャブ地方で生まれ、現在はイギリスを拠点に活躍する作曲家ナレシュ・ソハル。彼はクラシック音楽の分野で国際的に認められたインド人作曲家の先駆的存在であり、無調や12音技法を取り入れつつ、形式には柔軟なアプローチを採択、作品にはインドの詩、哲学的思想、テキストを採り入れるなど、ヒンズー哲学の世界観を西洋音楽のイディオムで表現しようと試みています。 このアルバムには4曲の弦楽四重奏曲を収録。1976年の「キアロスクーロ II」は実質的な第1番で、ヴァイオリンとヴィオラがそれぞれ独自のリズムを刻んで始まり、チェロが四分音やコル・レーニョなどを用いた旋律を奏で、タイトルの「キアロスクーロ(光と影)」を具現化しています。 その後、ソハルは30年近く四重奏曲の作曲をしませんでしたが、2005年に第2番(このアルバムには収録されていません)を書いたのを皮切りに、相次いで作品を発表。内省的な表情と複雑な対位法を駆使した第3番、ショスタコーヴィチを思わせる激しい曲想を持つ第4番、東洋的な響きと鋭いリズムが際立つ第5番とどの曲も聴きごたえがあります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-759

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    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0759

    CD価格:2,175円(税込)

    ドイツの作曲家ギュンター・ラファエル。1925年からアルノルド・メンデルスゾーンに作曲を学び、その翌年には交響曲第1番がヴィルヘルム・フルトヴェングラーによってライプツィヒで初演されるほど注目されました。後にライプツィヒ音楽院で教鞭を執りましたが、ユダヤ系の出自であるため、1930年代になるとドイツでの活動が制限されてしまいます。しかし訪問先のフィンランドでは温かい歓迎を受け、作品がラジオで放送されるなど人気を博しました。 そして出会ったのがオルガニスト、エリス・モルテンソン(1890-1957)でした。モルテンソンはドイツで研鑽を積み、1939年にシベリウス音楽院の初代オルガン教授に就任するなど高く評価された演奏家で、彼はラファエルの、プロテスタントの賛美歌の旋律に基づく伝統的な形式を守ったオルガン作品を擁護し、1933年には「パルティータ」Op. 22-1をフィンランド初演しています。1939年に作曲された「フィンランドのコラールに基づく幻想曲とフーガ、パルティータ、パッサカリア」はモルテンソンに献呈されており、1940年9月、ヘルシンキのミカエル・アグリコラ教会で彼が初演しました。モルテンソンはその後も、1938年にはラファエルのオルガン協奏曲 Op. 57や未出版の作品を初演するなど、ラファエル作品の紹介に尽力しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-760

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    ガードナー(1917-2011)
    〈オルガン作品全集 第2集〉
    シネ・ノミネによる変奏曲とフーガ
    5つの舞曲 詳細ページ
    [トム・ウィンペニー(オルガン)]

    GARDNER, J.: Organ Music (Complete), Vol. 2 (Winpenny)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0760

    CD価格:2,175円(税込)

    イギリスの作曲家ジョン・ガードナーは、幼少期からオルガンを演奏し、生涯にわたりオルガン作品を作曲しました。その作風は、ジャズやルネッサンス、バロックの技法、古典的な対位法を巧みに取り入れつつ、リズミカルで技巧的な側面も備えています。舞曲の要素も多く採り入れられており、シリアスな作品にも時折ユーモラスな場面が垣間見えます。 このアルバムには1952年から1988年の作品を主に収録。交響曲第1番が成功を収めた直後、プロの作曲家として知人夫婦のために書いた初のオルガン作品「結婚行進曲」から、円熟期の「ベートーヴェンよりジャズの方が好きになった」時期に書かれた「5つの舞曲」など様々な曲を聴くことができます。 なお、彼は1947年に自身の作品を整理し、「公式カタログ」に含めるための新しい作品番号シリーズを開始しました。初期の作品は破棄されることはなかったものの、ガードナー自身も初期作品の仕上がりには批判的で、演奏されることもなく、長らく忘れられてしまったのです。彼の死後、家族がその一部を「オールドシリーズ(旧作品番号)」として発表。このアルバムに収録された「序奏、グラウンドとコーダ」と「戴冠式後奏曲」はそこから採られています。 名手トム・ウィンペニーが見事な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559955

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    ドアティ(1954-)
    ブルー・エレクトラ
    サーフでのラスト・ダンス
    新世界へ 詳細ページ
    [アン・アキコ・マイヤース、エリッサ・ジョンストン、デイヴィッド・アラン・ミラー、オールバニ交響楽団]

    DAUGHERTY, M.: Blue Electra / Last Dance at the Surf / To the New World (A.A. Meyers, Albany Symphony, D.A. Miller)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.559955

    CD価格:1,900円(税込)

    グラミー賞受賞作曲家、マイケル・ドアティの『飛行』にまつわる作品集。 「ブルー・エレクトラ」 は、女性飛行士アメリア・イアハートの波乱に満ちた人生と、謎の失踪に着想を得たドラマティックなヴァイオリン協奏曲。イアハートは、1932年に女性として初めて大西洋単独横断飛行を成功させ、1937年には赤道上世界一周に挑戦しましたが、南太平洋上で消息を絶ちました。曲のタイトルは、彼女の愛機「ロッキード・エレクトラ10E」に由来し、4つの楽章では勇気や挑戦など、彼女のさまざまな心情が描かれています。独奏は名手アン・アキコ・マイヤース。見事なヴァイオリンを披露します。 「サーフでのラスト・ダンス」 は、ロックンロールの伝説的シンガーソングライター、バディ・ホリーを題材にした作品です。ホリーは1959年、最後のツアー「ウィンター・ダンス・パーティー」の11日目にアイオワ州クレアレイクの「サーフ・ボールルーム」でパフォーマンスを行い、その数時間後、飛行機事故により悲劇的な死を遂げました。この曲はホリーの想い出に捧げられています。 「新世界へ」 は、アポロ11号による人類初の月面着陸を記念した作品。トラック6冒頭にはケネディ大統領による「我々は月に行くという選択をした」というスピーチとアポロ11号発射の際のカウントダウンの記録音声、トラック7冒頭にはアポロ11号のニール・アームストロング船長の「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」という有名な記録音声が使われています。 グラミー賞受賞指揮者デイヴィッド・アラン・ミラーが指揮するオールバニ交響楽団の演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559959

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    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.559959

    CD価格:1,900円(税込)

    ラテン・グラミー賞の受賞経験がある作曲家ロベルト・シエッラ。カリブ音楽と独創的なモダニズムが融合した作風は世界的に評価されています。このアルバムには彼のおよそ10年にわたる作品が収録されており、時間の概念やソナタ形式の革新的な応用、ラテン・アメリカ音楽のイメージ喚起といったテーマが探求されています。 聴き手に「音楽は時間を刻むものなのか、それとも時間を変容させるものなのか」と問いかける「6つの介在期間」、シェリル・セルツァーとジョエル・サックスのために作曲された様々な音楽的アイデアが生かされた「小品集」、作曲者が過去10年間にわたって追求したソナタ形式によるヴァイオリン・ソナタ、その形式を更に発展させたヴィオラ・ソナタ第1番。どちらのソナタにもラテンのリズムが用いられています。 ニューメキシコ州の地名“エンジェルファイア”からインスパイアされた「天使の炎」は、ルネサンス期や植民地時代のラテンアメリカの宗教画に見られるような、善と悪の天上の戦いを想起させます。 1983年のプエルトリコでのツアー以来、シエッラとコンティニュームは良好な関係を保ち、数多くの彼の作品を初演、録音。またメンバーのチェリスト、クリスティーナ・レイコ・クーパーはデュオ「クリスティーナ・アンド・ローラ」での活躍も知られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574624

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    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ「復活」 詳細ページ
    [カリン・ティニー、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ 他、アッティリオ・クレモネージ、ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団]

    発売日:2025年04月11日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    ヘンデルの「復活」は、1707年に作曲された彼の初の宗教的オラトリオ。キリストの受難から復活までの出来事を扱っており、劇的な音楽が特徴です。中でもキリストの死を悼む歌と天使とルシファーの激しい応酬が聴きどころ。 ヘンデルはカペーチェの台本からインスピレーションを得て、多彩な楽器編成による輝かしくドラマティックな音楽を書きあげており、1708年4月の初演時にはアルカンジェロ・コレッリが指揮者を務め、聴衆や批評家の間でセンセーションを巻き起こしました。しかし、この上演に女性歌手マルゲリータ・ドゥラスタンティが参加したため、当時のローマの規則に反すると教皇クレメンス11世から戒告を受けています。とはいえ、ヘンデルはこの作品を気に入っていたようで、モチーフやセクションを後の歌劇やオラトリオに転用しています。 ヘンデルをはじめとするバロック・オペラをレパートリーにするマッズーリやトムキェヴィチの生き生きとした歌唱に加え、指揮者アッティリオ・クレモネージが1708年にローマで行われたこの作品の初演について広範囲にわたる研究を行い、その成果を演奏に生かしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579141

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    ショール(1970-)
    〈作曲家のノート 第3集〉
    幼年時代の思い出
    ヴェルディアーナ 詳細ページ
    [レミ・ジュニエ、ファブリツィオ・メローニ、マッシミリアーノ・カルディ、ダニエル・ライスキン、キーウ・ヴィルトゥオージ]

    SHOR, A.: Composer's Notebook, Vol. 3 - Childhood Memories / Verdiana (Geniet, Meloni, Kyiv Virtuosi Orchestra, Caldi, Raiskin)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.579141

    CD価格:1,900円(税込)

    現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショール。彼の作品は、国際的に活躍する音楽家たちによって、多くの演奏や録音が行われています。この『作曲家のノート 第3集』にはショールの3作品を収録。 「幼年時代の思い出」は、もともと14楽章で構成されていたピアノ曲を、オーケストラと共演するために9楽章の組曲にアレンジしたもの。幼少から青年、成人へと至る過程での思い出をたどりつつ心の成長も音で描く、物語的な構成です。冒頭の「ホタルを追いかけて」は、軽快なテンポと遊び心のあるやり取りが特徴で、好奇心と興奮を象徴。続く「花咲く五月」は、流れるようなメロディーと豊かなハーモニーで春の美しさを表現します。「砂場」は、活気あるリズムと鮮やかなオーケストレーションが子供の想像力を描き「砂時計」は時間の経過を象徴する内省的な雰囲気が漂います。「夏の終わりの日々」はメランコリックな雰囲気で、過ぎ去る日々への郷愁を表現。「純真さ」はシンプルなテクスチャと和声で子供時代の無邪気さを強調し「成人」ではドラマティックなクライマックスを展開。「憂鬱」は組曲の中で最も内省的な楽章となり、最後の「初恋」でロマンティックで情熱的な結末を迎えます。 「マリオネット・ワルツ」 は、組曲のアンコールとして機能し、ワルツのリズムを基に親しみやすいメロディーを展開。軽やかながらも抒情的であり、聴き手の心に余韻を残します。2013年のエリザベート・コンクールでギルトブルグに次ぐ第2位となり、国際的に活躍、日本でも人気のあるレミ・ジュニエが作品にふさわしい洒落っ気と抒情味のある演奏を聴かせます。 ラテンアメリカ・ツアーの際に作曲された「ヴェルディアーナ」はジュゼッペ・ヴェルディへのオマージュ作品。ヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》《仮面舞踏会》《ドン・カルロ》《リゴレット》から有名なメロディーのいくつかを、サンバ、ボサノバ、タンゴなどのラテンスタイルにアレンジ。クラシック音楽の愛好家にも一般のリスナーにも同様にアピールする、親しみやすい作品が生まれました。 かつてミラノ・スカラ座管弦楽団の首席クラリネットを務め、ヴェルディの旋律に人一倍親しんでいるメローニが歌心のあるソロを聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1034

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    平均律クラヴィーア曲集 第2巻 詳細ページ
    [アーロン・ピルザン]

    BACH, J.S.: Well-Tempered Clavier (The), Book 2, BWV 870-893 (Pilsan)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:ALPHA1034

    CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    こだわりの不等分律による『平均律』第2巻!2020年にアーロン・ピルザンがALPHAへの初録音としてリリースした『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』は、バッハが目指したWohltemperierte(程よい調律)を求めて徹底的にこだわりぬいた不等分率と、それによって調号が増えるにつれて生じてくる音のうなりもバッハが計算していたという解釈のもと、見通しの良い演奏も相まって世界中で高い評価を得ました。 約3年の時を経て録音された第2巻では、第1巻と同じコンセプトに基づき、調律師からエンジニア、録音場所までも同じく揃えて制作されたもの。現在でも高い人気を誇る第1巻から約20年の時を経て作曲された第2巻は、より大胆な和声などを取り入れた意欲的な内容となっていますが、ピルザンは第1巻の録音から3年の間に世界で起こったパンデミックやロシアのウクライナ侵攻といった変化に思いを馳せつつ、より深化したバッハ解釈を聴かせています。 メリハリが明晰で細やかな表現ながらすっきりとした彼の演奏は今回も強い説得力を持ち、クリアな録音と相まって、たいへん美しいアルバムに仕上がりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1128

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    Rebelle - 立ち向かう女
    《カルメン》の初演歌手ガリ=マリエのためのアリアを集めて 詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ピエール・デュムソー、フランス国立リール管弦楽団]

    Opera Arias (Mezzo-Soprano): Zaïcik, Eva - BIZET, G. / OFFENBACH, J. / THOMAS, A. / MASSENET, J. (Rebelle)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:ALPHA1128

    CD価格:2,775円(税込)

    ザイシクの快挙!
    初演150周年に寄せ、最初のカルメン役歌手が見た地平に迫る
    2025年に初演150周年を迎えるフランス・オペラの最高峰、ビゼーの《カルメン》。その初演歌手セレスティーヌ・ガリ=マリエ(1837-1905)は、日本でも大正期以来「君よ知るや南の国」で知られてきたトマの傑作歌劇《ミニョン》(1866)初演時の表題役も歌っていた大物メゾ・ソプラノでした。 他にもオッフェンバックや若きマスネなど、第二帝政~第三共和政期を代表するフランスの歌劇作曲家たちが続々と新作初演を任せたガリ=マリエに敬意を表し、その活動歴を彩った作品からのアリアを集め彼女の在りし日の輝きを蘇らせたのは、フランス・バロックの名解釈者として最前線の指揮者たちから絶大な信望を集めるエヴァ・ザイシク! 歌詞と旋律線を明瞭に伝える衒いない歌声をしなやかに操り、カルメンと同じく何者にも縛られず運命に立ち向かう女主人公たちを活き活きと描き出します(アルバム表題はカルメンのハバネラ「恋は野の鳥 L’amour est un oiseau rebelle」に由来)。 ポワズやデフェスら生前の人気に比して滅多に作品が録音されない重要歌劇作曲家たち、またパルディルやマッセなど静々と再評価されつつある名匠たちの「これぞ舞台音楽」ともいうべき芸術性に触れられるのも嬉しいところ。ボルドー歌劇場でのドビュッシー《ペレアスとメリザンド》全曲録音(ALPHA752/国内仕様盤NYCX-10240)で好評を博したピエール・デュムソーも、リール管弦楽団を絶妙のドライブ感で率いてザイシクの歌を丁寧に彩り、各作品の魅力を十全に伝えてくれます。

  • 商品番号:ALPHA1129

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    フランソワ・クープラン(1668-1733)
    ルソン・ド・テネブル
    ド・ラランド(1657-1726)
    ミゼレーレ 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    発売日:2025年04月11日

    CD価格:2,775円(税込)

    容赦ない死のイメージが隣り合う、中低音男声による異色の「ルソン」像カトリックの宗教施設では、復活祭に先立つ早春の受難週に際し、未明から日の出にかけ旧約聖書の『哀歌』を唱えて罪の悔悛を促す「ルソン・ド・テネブル〔暗闇の朝課〕」の祈りが行われていました。17~18世紀のフランスではこの祈りを半日ずらし、器楽の参入を通奏低音のみに絞った質素な祈りの音楽が日中に演奏されており、シャルパンティエ、ド・ラランド、クープランなどの大家が名作を残しています。特にクープランの3曲は名盤が多く存在しますが、ほぼ全て女声かカウンターテナーによる高音歌唱での解釈。それは作品が女性向け施設で演奏されていたことに起因しますが、フランス最前線で活躍するレ・シュルプリーズは他の宗教施設における男性の歌唱でも同作が演奏されていたであろうことを意識、中低音の男声歌唱でこれらの名曲を演奏しています。 温もりあるテノールとバリトンの美声で描き出されるクープラン作品は、『哀歌』の作者とされる預言者エレミア自身が切々と語っているかのような説得力に満ちた演奏。前後や曲間では他の作曲家による作品が男声合唱で歌われ、冒頭では17世紀の南仏の作曲家ブジニャックによる峻厳な合唱曲が、容赦ない死の現実を突きつけるかのように響き、本盤の独特な音世界へと聴き手を引きずり込みます。

  • 商品番号:C434CD

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    〈カンタータ 第49集〉
    第106番、117番、154番 詳細ページ
    [ルドルフ・ルッツ(指揮)バッハ財団管弦楽団・合唱団]

    発売日:2025年04月11日

    CD価格:5,175円(税込、送料無料)

    ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第49集。 第117番「至高の善に讃美と栄光あれ」は、1728~31年頃の作品。使われているコラールが特定の典礼に関するものではないため、教会暦のどこに該当するかわかっていません。自由詩を用いず、ヨハン・ヤーコプ・シュッツ(1640-1690)のコラール全9節をそのまま採用、全ての楽章の終わりには「我らの神に栄光を帰せよ!」という句が置かれ、全体の統一感を生み出しています。曲は力強い合唱で始まり、バスのレチタティーヴォ、テノールのアリアが続きます。短いコラールの後、アルトのレチタティーヴォとバスのアリアが置かれ、アルトのアリアへとつながります。最後はテノールの短いレチタティーヴォを挟み、力強く歌い上げるコラールで締めくくられます。 第106番「神の時こそいと良き時」は哀悼行事とも呼ばれる葬儀用の小さなカンタータ。1768年に作曲、22歳のバッハの透徹した死生観が反映された劇的な作品です。ルッツのチェンバロに導かれた、死者の眠りを描くかのような美しい序奏に始まり、合唱が「神の時こそいと良き時」を歌い継ぎます。テノールのアリオーソとバスのアリアを経て、壮大な合唱「これは古き契約」が歌われ、ソプラノ、アルト、バスのアリアが続き、最後は晴れやかなコラール合唱で曲を終えます。 第154番「わが最愛のイエスは失われり」は1724年1月9日初演、顕現節後最初の日曜日のためのカンタータ。ルカ福音書2章41-52節の「神殿における12歳のイエス」のエピソードが用いられており、神殿で学者と問答するイエスと、彼を見失い不安となった両親の心情、再会の喜びが描かれています。冒頭には合唱は置かれておらず、ソリストの歌が主体。オーケストラの編成規模も小さくコンパクトにまとめられています。テノールのアリアには劇的な表現が求められており、ここではベルンハルト・ベルヒトルトが素晴らしい歌唱を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS182

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    ラモー(1683-1764)
    舞踏音楽劇《ピグマリオン》
    バイユー(1730頃-1800)
    カンタティユ『ピグマリオン』 詳細ページ
    [カミーユ・ドラフォルジュ、アンサンブル・イル・カラヴァッジョ、ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団]

    発売日:2025年04月11日

    CD価格:2,775円(税込)

    冴えわたるラモーの独自性を浮き彫りにする新旧小品まで見事な1枚自ら彫り出した石像ガラテイアに恋してしまった青年彫刻家ピグマリオンの一途な思いに女神アフロディテが心打たれ、その石像に命を吹き込んで生身の女性とし、両者を幸せへと導く古代ギリシャの神話。名高いオヴィディウス『転身物語』にも語られるこのストーリーは18世紀フランスでも人気を博し、少なからぬ画家や作家が作品の題材に用いています。音楽ではラモー全盛期の1幕物舞踏音楽劇が出色で、1748年の初演から歿後に至るまで、同世紀を通じて最も頻繁に上演された彼の作品の一つとなりました。バロックと古典派の間でユニークな作曲語法を使いこなしたラモーの独自性を端的に示すこの一編を中心に、彼が影響力を持った時代のカンタティユ(小カンタータ)と、当初ラモーの斬新さに辟易した保守派が神と仰いだリュリの劇付随音楽をカップリング。 恋の病が全く異なる顛末を導き出す前後時代の2作品との対比によってラモーの驚くべき才能のありようを浮き彫りにし、メリハリある音楽作りで各作品の魅力をよく伝えてくれるのは、フランスのシーン最前線で18世紀以前の知られざる名品を紹介し続ける俊才集団アンサンブル・イル・カラヴァッジョと実力派歌手たち。ロマン派以降のオペラでも大活躍のマティアス・ヴィダル演じるピグマリオンは圧巻の演技力を宿した歌唱が素晴しく、ハイドン世代の作曲家バイユーの古典派風佳品を伸びやかに聴かせるカトリーヌ・トロットマン、リュリ作品の機微を精緻に伝えるアポリーヌ・ライ=ヴェストファルと共にフランス楽壇の層の厚さを実感させてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21123

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    鏡の中で 女性作曲家の音楽
    ディルノット・ジョンソン、モンゴメリー
    ヒグドン、クルサード、ブーランジェ 他
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    [ヘザー・トゥアク、三角よう子]

    Cello and Piano Recital: Tuach, Heather / Misumi, Yoko - HIGDON, J. / JOHNSON, L. / MONTGOMERY, J. / TABAKOVA, D. / TUACH, H. (In the Mirror)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:DDX21123

    CD価格:2,475円(税込)

    英国を中心に活躍するグリニッジ・トリオのチェリスト、ヘザー・トゥアックとピアニスト、三角ようこが演奏する現代の女性作曲家による内省・癒し・希望をテーマにした作品を集めたアルバムです。新型コロナウイルスのパンデミックの最中に始まったこのプロジェクトは、病を乗り越えた三角においても特別な1枚になりました。 アルバムの中心となるリズ・ディルノット・ジョンソンの「鏡の中で」は、喪失と再生をテーマにした4楽章の作品。ジェシー・モンゴメリーの「平和」はパンデミック中に作曲されたヴァイオリンとピアノのための曲。アルバムのためにチェロとピアノ用に編曲されました。タバコヴァの「ささやく子守唄」はゲーテの『ファウスト』に触発された作品で、フービッキの「孤独な湖」はモルバーン丘陵の美しい風景が描かれています。 他にはヒグドン、マコンキーやブーランジェらの作品も収録。女性作曲家の創造性を称えたこの1枚は、音楽の持つ慰めとインスピレーションの力を証明するものと言えるでしょう。

  • 商品番号:GP949

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    20世紀マルタのピアノ作品集
    カミレーリ、パーチェ、ディアコーノ、
    マリア・プルヴィレンティのピアノ曲
    詳細ページ
    [シャーリーン・ファルジア]

    Piano Music (20th Century Maltese) - CAMILLERI, C. / DIACONO, C. / MALLIA PULVIRENTI, J. / PACE, C. (Melita) (C. Farrugia)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:GP949

    CD価格:2,175円(税込)

    地中海のマルタ島は様々な文化が行き交う舞台となってきました。フェニキアやローマ帝国、北アフリカのイスラム勢力、ノルマン人、シチリア王国、ナポレオン時代のフランス、聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)、イギリス...と支配者が入れ替わり、地理的に近い北アフリカの影響も受けています。 このアルバムには20世紀に活躍したマルタの作曲家たちの作品を収録。カミレーリの「アフリカの夢」は、この地域固有の強烈なリズムと旋律で描かれ、パーチェとディアコーニの作品はリストやショパンの世界を継承しています。プルヴィレンティの「交響的印象」はもともとオーケストラのための曲で、レスピーギやベートーヴェンとワーグナーの影響も感じさせる野心的な作品です。 マルタのピアニスト、シャーリーン・ファルジアは、英国王立音楽院で学び、ボリス・ペトルシャンスキーにも師事しました。左手のピアノレパートリーに関する論文で博士号を取得。数多くの賞を受賞し、現在はクロアチアのユライ・ドブリラ大学のピアノ准教授として後進を指導する傍ら、ヨーロッパ、北米、極東で広くツアーを行っています。

  • 商品番号:GRAM99341

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    ポルポラ(1685-1768)
    サルヴェ・レジーナと三声の室内シンフォニア 詳細ページ
    [ニコラス・スパノス、パンドルフィス・コンソート]

    PORPORA, N.: Salve regina / Nisi Dominus / Regina coeli (Salve) (Spanos, Czech Ensemble Baroque Choir, Pandolfis Consort)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:Gramola99341

    CD価格:2,550円(税込)

    後期バロックの作曲家ニコラ・ポルポラ。声楽教師として活躍し、ロンドン時代はヘンデルのライバルと目され、ウィーン時代にはハイドンを指導したというポルポラの音楽は、華やかな色彩と豊かな楽想に満ちたものです。 このアルバムは、1744年にヴェネツィアのオスペダレット教会における聖母被昇天祭の音楽を想定して、現存するポルポラの作品を組み合わせたもの。パンドルフィス・コンソートは当時の楽器を駆使して、現在ではあまり顧みられることのないポルポラの音楽を演奏。ニコラス・スパノスらによる華麗な歌唱と合唱との見事な掛け合いにも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99343

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    発売日:2025年04月11日

    CD価格:2,550円(税込)

    このアルバムにはオーストリアのピアニスト、マルティン・ヌーバウアーが選んだ5種の歴史的ピアノで演奏したショパンの作品が収録されています。レパートリーは主に1840年前半に作曲された作品で、ショパンがノアンで穏やかに創作に励んでいた時期のもの。充実した内容を持つ作品群です。ヌーバウアーはショパンが好んだ当時のピアノの音色とタッチを再現するために1829年から1853年に製作された楽器を使用。初期の透明感のある響きから、1842年のプレイエル・グランドピアノや1853年のエラール・グランドピアノの豊かで丸みのある音へと進化する様が手にとるようにわかるでしょう。 ヌーバウアーは1997年オーストリア生まれ、14歳の頃からピリオド楽器を演奏し、2016年にブルージュ国際古楽コンクールで川口成彦に次ぐ3位に入賞した実力者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS172024

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    グリーディ(1886-1961)
    歌劇《ミレンチュ》 詳細ページ
    [ウナイ・ウレチョ(指揮)、ビルバオ交響楽団、ビルバオ合唱協会]

    GURIDI, J.: Mirentxu [Opera] (Goikoetxea, Artaza, Munguía, Bilbao Choral Society, Bilbao Symphony, Urrecho)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:IBS-172024

    CD 2枚組価格:2,850円(税込)

    この歌劇《ミレンチュ》は、バスクの自然と風景を背景に、製粉所の娘ミレンチュと、孤児のレイムンド、そしてミレンチュの親友プレセンの心情が描かれた2幕の作品。 レイムンドとプレセンは互いに愛し合っていますが、レイムンドはミレンチュにも慕われており、感謝の気持ちからミレンチュに恋しているふりをします。プレセンは嫉妬に苦しみながらも、レイムンドを赦そうとし、この三角関係はミレンチュの病と死で幕を閉じます。この作品は一定の人気を得て、上演が行われ、部分的な録音もされてきましたが、全曲録音はこれが初とのことです。 この録音は、ビルバオ合唱協会が推進する舞台作品の出版プロジェクトの一環であり、2021年に録音されたシャルル・コランの《マイテナ》(IBS152021)、2022年のサントス・インチャウスティの《リーデ・タ・イクシドール》(IBS82022)に続くものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LBM074

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    アーン(1874-1947)
    バレエ音楽「青い神」 詳細ページ
    [ディラン・コーレイ、フリヴォリテ・パリジェンヌ管弦楽団]

    HAHN, R.: Dieu bleu (Le) [Ballet] (Orchestre des Frivolités Parisiennes, Corlay)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:LBM074

    CD価格:2,775円(税込)

    コクトー&アーンによる幻のバレエ「青い神」レイナルド・アーンがディアギレフ率いるバレエ・リュスのために作曲した『青い神』は、初演当時22歳のジャン・コクトーの手によるヒンドゥー教の伝説に基づいた物語。若い娘が、愛する青年が寺院の僧侶になるための儀式を妨害したため、魔物に捕らえられ処刑されようとするところ、青い神と女神が蓮の花から現れて笛を奏でて魔物を鎮め、彼女を助けるというもの。 音楽はエキゾチックな主題を持ちつつも紋切り型の異国情緒に陥らぬため、フランス近代ならではの半音階的な動きや旋法的な技法に実験的なポリフォニーも取り入れるという、ディアギレフの要望に応じた画期的なものでしたが、当時は観衆の理解を得ることが出来ず、バレエ・リュスの他のレパートリーとは趣が大きく異なったこともあり、初演は大きな失敗に終わってしまいました。これはニジンスキーが大きく注目された『牧神の午後』初演のわずか2週間前、フォーキンの『ダフニスとクロエ』の3週間前のこと。翌年には『春の祭典』が大きなスキャンダルとなり、『青い神』はレパートリーから外され、その後陽の目を見ることはありませんでした(コクトーは初演失敗後ディアギレフに「僕を驚かせてごらん」と挑発され一念発起、5年後にはサティ作曲の『パラード』で大スキャンダルを呼び起こすことになります)。 アーンの手による音楽は70人以上のオーケストラを要する大規模なものでしたがバレエと共に封印され、バレエ・リュスの他のレパートリーが音楽だけでも現在世界中で演奏されるにもかかわらず、フランス国内ですらこれまで演奏されてきませんでした。今回発売となるライヴ録音で、その音楽が実験的要素と音楽的魅力を両立させた、たいへん聴き応えのあるものであることが証明されることでしょう。 ディラン・コーレイ率いるフリヴォリテ・パリジェンヌの好演も相まって、不当に忘れられた作品の魅力が最大限引き出された注目の一枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV145

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    モダンタイムズ
    ラヴェル、アレンスキー、スルンカ(1975-)
    ピアノ三重奏曲集 詳細ページ
    [トリオ・パントゥム]

    Piano Trios - RAVEL, M. / ARENSKY, A.S. / SRNKA, M. (Modern Times) (Trio Pantoum)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:LDV145

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    若きピアノ・トリオの意欲的デビュー・アルバム2016年、パリ国立高等音楽院の学生によって結成されたトリオ・パントゥム。初めて集まって初見で弾いた曲がラヴェルのピアノ三重奏曲第2楽章「パントゥム」だったことが名前の由来という彼らは、各地の名高い国際コンクールに積極的に参加、2023年だけでウィーン、リヨン、ミュンヘン、そして大阪など6つのコンクールに出場し、栄えある賞に輝いています。 そのデビュー・アルバムの軸にラヴェルを据えるのは当然の成り行きであったといいますが、彼らは一つの美学にとらわれることなく、好奇心に導かれるままに、対照的で多彩なレパートリーを探求することを目指しました。そのためここには彼らの最も愛する作品に加え、ロシアのロマン派アレンスキーの佳作、そしてチェコ音楽界新進気鋭のスルンカによるSNSを題材とした作品を組み合わせ、それぞれの影響を明らかにしています。その演奏はリリカルで瑞々しくダイナミックですが、単に若々しいだけでなく、どの作品にも思慮深く誠実に対峙しているのがよく表れた、たいへん美しく好感の持てるものとなっています。 ピアノを担当する岡田浩二朗は1999年ボルドー生まれ。ベルギーやスペインで開催されたコンクールに度々入賞するなど、ソロでも実績を重ねてきた期待の新鋭です。

  • 商品番号:LDV150

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    渡り鳥 詳細ページ [ナタリー・デセイ、フィリップ・カサール]

    Vocal Recital (Soprano): Dessay, Natalie - BARBER, S. / CHAUSSON, E. / HAHN, R. / MENOTTI, G.C. / PREVIN, A. / SONDHEIM, S. (Oiseaux de passage)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:LDV150

    CD日本語解説・歌詞対訳付き価格:2,475円(税込)

    デセイのラスト・ツアーを記念したカサールとのラスト・アルバム目も眩むような輝きを放つ夜の女王から、深い感動を呼ぶルチアやアミーナ、そしてヴィオレッタを演じてきたナタリー・デセイは、2012年以降フィリップ・カサールと共に歌曲の世界でも新しい挑戦を続けてきました。2025年カサールと行う引退ツアーのため、彼女は愛してやまないプレヴィンやソンドハイム、バーバーといったアメリカ音楽をプログラムに加え、得意としてきたフランスのレパートリーと共に今回のアルバムを作り上げています。デセイの艶のある歌声、幅広い表現力をこれまで以上に堪能することのできる、大変美しい一枚です。 なお短時間収録のため特別価格となっておりますが、原盤ブックレットには日本語解説が掲載され、ナクソス・ジャパン輸入盤には山下賢司氏による歌詞対訳ブックレットが付属します。

  • 商品番号:MEX-77123

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    カウイー(1943-)
    岩の音楽
    ピアノ・ソナタ 第1番-第3番 詳細ページ
    [ロデリック・チャドウィック]

    COWIE, E.: Piano Sonatas Nos. 1, "Igneous", 2, "Sedimentary", 3, "Metamorphic" (Rock Music) (Chadwick)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:MEX77123

    CD価格:2,475円(税込)

    自然界の地質学的プロセスにインスパイアされた3部作ソナタを収録したカウイーのアルバム。3つのソナタにはそれぞれ岩石の名が付されており、ソナタ第1番「火成岩」は、火山の爆発的エネルギーとマグマの流れを表現。第2番「堆積岩」 は、岩石の層状化と変容を描き、第3番「変成岩」は、熱と圧力による変容を変奏曲で探求、壮大なクライマックスを迎えます。チャドウィックは全曲を力強く演奏。カウイーの音楽が持つ複雑なディテールとダイナミズムを見事に表現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEX-77212

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    LEAPS & BOUNDS
    ランス・ヒュームの音楽 詳細ページ
    [ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団、Wildcat 9 サクソフォン・オーケストラ 他]

    HULME, L.: Leaps and Bounds / Appalachian Advent / Siren's Song (Boysen, Bieler, Covach, Wildcat 9 Saxophone Orchestra, Brno Philharmonic, Toms)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:MEX77212

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    ランス・ヒュームは、作曲家・指揮者として世界的に活躍、多彩なスタイルによる彼の作品はアメリカ、ヨーロッパ、アジア、南米で演奏され高く評価されるとともに、アレンジャー、教育者としても活躍しています。このアルバムは、ヒュームの作品を包括的に紹介することで、彼の独創的な作曲技法、多文化的視点を浮き彫りにします。 アルバムにはホメロスの『オデュッセイア』に基づく交響的三部作「「Sirens’ Song」やサクソフォンアンサンブルのための「Wildcat」、ロック風フルートと尺八の響きの融合を表現した「JethroZen」をはじめ、民俗音楽の要素を採り入れた曲、数学的な構造を音楽に応用した曲、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの聖歌と電子音響を融合させた「Setting the Diamond」など多彩なアプローチによる作品が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC470

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    ヘンデル(1685-1759)
    ディクシット・ドミヌス
    コロンナ(1637-1695)
    コンチェルタート様式による5声のミサ曲 詳細ページ
    [レオナルド・ガルシア=アラルコン、ナミュール室内合唱団、カペラ・メディテラネア]

    COLONNA, G.: Messa a 5 Concertata / HANDEL, G.F.: Dixit Dominus (Namur Chamber Choir, Cappella Mediterranea, García Alarcón)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:RIC470

    CD価格:2,775円(税込)

    ボローニャ楽派の知られざる至宝と、若きヘンデルの脈動を伝える快演!青年期のヘンデルが、バロック声楽の本場イタリアで豊かな教会音楽の伝統と最先端技法を学ぶ中で書いた初期の名作『ディクシット・ドミヌス』と、その少し前までボローニャで教会音楽の大家として活躍していたコロンナによるミサ曲のカップリング。 コロンナはブクステフーデと同じ1637年生まれで、ローマでベネヴォリに師事した後1659年にボローニャ聖ペトロニオ大聖堂のオルガニストとなり、1674年以降は同じ大聖堂の楽長として活躍、同市の音楽研究会アカデミア・フィラルモニカでも若きコレッリの入会から間もなく会長に就任、晩年はローマ教皇庁からも楽長職の打診があった大家です。同時進行する各パートが主役格の存在感を示すコンチェルタート様式を使いこなし、コレッリの合奏協奏曲の声楽版ともいうべき多声の教会用合唱曲を多く残しました。 楽曲構造の精緻さを損ねることなく地中海音楽のパッションを脈々と伝えるアラルコンは、その紹介者として最適の指揮者。独唱5人、5パート各4人の合唱に弦16+金管・木管計6をオルガン、ハープ、テオルボからなる通奏低音が支える編成と共に、両作品に内在する躍動感を鮮やかに引き出していきます。知と情の両輪ありきのイタリア芸術の真髄を伝える名演です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM475

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    シュナイダー(1950-)作品集
    交響曲 第8番「鐘」
    ヴァイオリン協奏曲
    ヴィオラ協奏曲 詳細ページ
    [フリードマン・アイヒホルン、アレクシア・アイヒホルン、ユリア・ゾフィー・ワーグナー 他]

    SCHNEIDER, E.: Birds (The) - Wisdom and Magic / Fatal Harmonies of Black Sweetness / Symphony No. 8, "The Bell - Bridge to Infinity" (Venzago)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:SM475

    CD価格:2,175円(税込)

    1950年生まれのエンヨット・シュナイダーは、オペラや交響曲をはじめとした多くの作品を世に送るとともに、なんと600本以上もの映画のための音楽も作っているドイツの作曲家。このアルバムに収録された3つの作品は、「無限」という視点を通じて解放と transcendence(超越)を表現したものです。 ヴァイオリン協奏曲「鳥たち - 知識と魔術」は、鳥の象徴性を通じて、進化・神・自由とのつながりが描かれています。第3楽章の「白鳥」は、カザルスが愛奏したカタロニア民謡の「鳥の歌」の旋律に基づいた、シュナイダーによる平和へのメッセージ。 ヴィオラ協奏曲はカルロ・ジェズアルドの音楽を基に、存在の矛盾と光と影の対比を主題とした作品です。 「交響曲第8番」は、2015年に出版された「鐘の文化史を巡る旅」にインスパイアされたソプラノ・ソロと合唱を伴う大規模な作品で、鐘の音を通じて人々の目覚めと無限への導きが表現されています。鐘にまつわる古代中国の詩人張継やルーミーの詩が紹介され、鐘の音が持つ悪魔的な響きの描写が続き、第4楽章ではウィリアム・バードへの賛辞が描かれます。第5楽章はドイツの詩人、オットー・ユリウス・ビーアバウムの詩「憧れ」で鐘の神秘性が歌われ、最後はフリードリヒ・シラーの詩「鐘」でクライマックスを迎えます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM476

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    ショイブレ(1906-1988)
    〈管弦楽作品集〉
    クラリネット協奏曲
    交響的協奏曲
    2つのヴァイオリンのための音楽 詳細ページ
    [ポール・メイエ、オリヴァー・トリンドル 他、アレクサンダー・メルツィン、シンフォニエッタ・リーガ]

    SCHAEUBLE, H.: Clarinet Concerto, Op. 46 / Sinfonia-Concertante Music, Op. 33 (P. Meyer, Triendl, Lingenfelder, Karmon, Sinfonietta Rīga, Merzyn)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:SM476

    CD価格:2,175円(税込)

    スイスの作曲家ハンス・ショイブレの作品集。 ドイツ人の両親の下に生まれたショイブレは、幼い頃から音楽に接し作曲も行っていました。20歳を過ぎた頃からライプツィヒに留学、ピアノと作曲を学び、歌劇場ではマーラーとヒンデミットの作品に魅了されたといいます。1930年からはフリーの作曲家として活躍。生涯に50作以上を作曲、その中には26作の歌劇も含まれています。 このアルバムには協奏的作品を3作収録。「クラリネット協奏曲」は1959年から62年の作品で、翌年63年に初演されました。多拍子の技法や旋法和声を駆使しながら、軽快な旋律が溢れています。単一楽章3部構成の「交響的協奏曲」は、1949年の作品。数度の改訂を経て1977年にチューリッヒ・トーンハレで初演されました。「2つのヴァイオリンと弦楽オーケストラのための音楽」は彼の初のヴァイオリン協奏曲でしたが、戦時中に自筆譜やオーケストラ・パートが失われ、1950年にショイブレ自身が草稿から再構成し、1978年までに3度改訂を加えられています。新古典的な様式の中にバロックのコンチェルト・グロッソの影響が感じられる技巧的な作品です。 ポール・メイエやオリヴァー・トリンドルら名手たちが顔を揃えた見事な演奏も聴きどころ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19164CD

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    ベルティーニ&シュトゥットガルト放送響
    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第5番 詳細ページ
    [ガリー・ベルティーニ、シュトゥットガルト放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 5 (Stuttgart Radio Symphony, Bertini)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:SWR19164CD

    CD価格:2,400円(税込)

    ベルティーニ&シュトゥットガルト放送響の音源発掘シリーズに待望のマーラーが登場!ガリー・ベルティーニは首席指揮者を務めたケルン放送交響楽団のイメージが強いですが、シュトゥットガルト放送響にも1978年の初共演以来繰り返し招かれ、1996年には日本ツアーも行っています。ここにCD化されるのは1981年のマーラー5番のライヴ。現地で大きな評判となり、シュトゥットガルト放送響の特典盤として限定頒布されたことのある演奏です。 ベルティーニのマーラー解釈は、徹底したリハーサルを経てマーラーの複雑なスコアを明晰に音にすることで、作品自体に語らせるようなものでした。ここに収められた演奏も指揮者の統率が細部まで行き届いている印象がありますが、それが窮屈さではなく解放感につながっています。アダージェットにおける息長く高揚を続ける音楽の明晰さと力強さ、その果てに訪れるクライマックスの輝かしい官能性はベルティーニならでは。録音は少ないマイクによるものか、各楽器の分離はいま一つですが、オーケストラ全体で作る響きはよく感じられます。ベルティーニ・ファンにとっては1990年のケルン放送響盤との比較も興味深いでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.504062

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    平均律クラヴィーア曲集 第1巻・第2巻 詳細ページ
    [イディル・ビレット]

    BACH, J.S.: Well-Tempered Clavier (The), Books 1 and 2 (Biret)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:8.504062

    CD 4枚組価格:2,850円(税込)

    1941年生まれのトルコの名ピアニスト、イディル・ビレットは幼少期からバッハの音楽に触れており、とりわけ、4歳の時に78回転レコードで聴いたエトヴィン・フィッシャーが弾く「平均律クラヴィーア曲集第2巻」のヘ短調を聴いて深い感銘を受けたと言います。しかし当時の彼女のテクニックでは前奏曲はなんとか演奏できたものの、フーガの様々な音を演奏することまではできなかったようです。 その後もバッハを演奏するたびにその作品を「時代を超えた存在」として捉え、回顧録やインタビューでは「バッハが音楽の核心にあり、彼への信頼は変わらない」と語るビレット。この2015年に録音された「平均律クラヴィーア曲集」全曲では、彼女の深い愛情と熟練の解釈による見事なバッハを聴くことができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574683

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    ヴィルトゥオーゾ
    ユーフォニアムとブラスバンドのための作品集
    ツィゴイネルワイゼン、ヴェニスの謝肉祭、浜辺の歌 他 詳細ページ
    [デイヴィッド・チャイルズ、ニコラス・チャイルズ、ブラック・ダイク・バンド]

    Euphonium and Brass Band Music - SARASATE, P. de / ROSSINI, G. / MOZART, W.A. / GLENNIE, E. (Virtuoso) (D. Childs, Black Dyke Band, N. Childs)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:8.574683

    CD価格:1,900円(税込)

    ユーフォニアムの名手デイヴィッド・チャイルズ、
    叔父ニコラスとともに名曲を演奏!
    英国の音楽一家に生まれたユーフォニアム奏者デイヴィッド・チャイルズ。高名なユーフォ二アム奏者ロバートを祖父に持ち、幼い頃からコーリー・バンドの指揮者を務める父、ロバート・チャイルズの指導を受け才能を発揮。2000年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションでユーフォニアム奏者として初めてファイナリストになりました。父のバンドで10年以上にわたり首席奏者を務めた他、指導者としても活躍。英国とアメリカを中心に楽器の魅力を伝えています。 この“ヴィルトゥオーゾ”と題されたアルバムでは、オリジナル曲の少ないユーフォニアムのために、様々なアレンジャーが楽器の特質を生かしつつ、時にその限界に挑戦するかのような編曲を施した超絶技巧を駆使する作品が、彼の叔父であるニコラス・チャイルズが指揮する名門ブラック・ダイク・バンドをバックに披露されます。伝承曲から、モーツァルト、ロッシーニなどの古典的な名曲、そして見事なショーピースまで様々なレパートリーを集められており、「クリアでフォーカスされた音」とベルベットのように「柔らかくふくよかな音」を巧みに吹き分けるチャイルズの演奏を存分に味わえる1枚です。

  • 商品番号:ACD-340

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    ポーランドの音楽
    エルスネル、マラフスキ、タンスマン、
    マギン、パデレフスキの室内楽曲
    詳細ページ
    [Aka Duo(アカデュオ)]

    ELSNER, J.A.F.: Violin Sonata, Op. 10, No. 2 / MAGIN, M.: Andante / MALAWSKI, A.: Burlesque (In Polish Music) (AKA Duo)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:CDAccordACD340

    CD日本語解説付き価格:3,675円(税込、送料無料)

    国際室内楽コンクール3冠、ウィーンを拠点とする新星デュオ「Aka Duo(アカデュオ)」がポーランド室内楽の知られざる名作を紹介するアルバムが登場。ショパンの師匠エルスネルや耳に残る個性的な音使いのマギン、演奏機会の非常に少ないタンスマンやパデレフスキのソナタなど、熱心な音楽ファンの間で名前は知られているものの、実際の演奏に触れることの少ない古典~近現代までの傑作が並びます。 ヴァイオリニスト松岡井菜とピアニスト木口雄人が結成したAka Duoは2025年で7年目。2022年から2023年にかけて3つの国際コンクールで優勝したのを皮切りに欧州・アメリカで活躍の場を広げ、2024年夏には「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭デビュー、2025年春にはウィーン楽友協会でのリサイタルなど活躍の場を広げています。 当CDは、ポーランド音楽国際コンクール(2023)優勝を果たした際、その演奏・解釈に感銘を受けたNIMiT(ポーランド国立音楽舞踏研究所)が提案して実現したもの。ポーランド室内楽の隠れた至宝と呼ぶべき作品群が、緻密な構成力と大胆で生き生きした解釈で収録された聴きごたえのある1枚です。Aka Duoは2024年度第34回青山音楽賞バロックザール賞を受賞し、日本での今後の活動も大いに期待されています。

  • 商品番号:C5535

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    ロージャ(1907-1995)
    協奏交響曲
    ハンガリー風夜想曲
    ラプソディ 詳細ページ
    [ハリエット・クライフ、ニキータ・ボリソ=グレブスキー、グレゴール・ビュール、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団]

    RÓZSA, M.: Sinfonia concertante / Cello Rhapsody / Notturno ungherese (Boriso-Glebsky, Krijgh, Rheinland-Pfalz State Philharmonic, Bühl)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:C5535

    CD価格:2,475円(税込)

    ハンガリー出身のミクローシュ・ロージャのチェロ作品集。1929年の「ラプソディ」では当時ゲヴァントハウス管弦楽団の首席チェロ奏者クラウス・ミュンヒ=ホラントに助言を求め、魅力的なチェロ・パートが生まれました。作品はピエール・モントゥーの指揮で初演され好評を博しています。その後、ロージャはパリに移住し、作曲家として成功を収めましたが、少しずつ映画音楽作曲家としての手腕が認められ、1939年にはハリウッドに渡航、そのままアメリカに定住することとなります。 ハリウッドでは17回のアカデミー賞ノミネートを受けるなど評価された彼は、コンサート音楽の作曲も続け様々な作品を生み出しました。1958年にグレゴール・ピアティゴルスキーとヤッシャ・ハイフェッツのためにヴァイオリンとチェロの二重協奏曲を作曲。ソリスト同士のバランス調整で苦労し、第2楽章の削除や改訂が繰り返され、ジャン・マルティノンが指揮するシカゴ交響楽団によって初演されたものの「長すぎる」と判断され、短縮版が出版されるなど紆余曲折を経た作品です。 1963年には休暇先のローマ滞在中で「ハンガリー風夜想曲」を作曲。この作品は、ハンガリーの田舎の夜を表現したもので、1964年にオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によって初演されました。ドヴォルザークやハイドンの協奏曲などで知られるハリエット・クライフの確かな技巧が作品を引き立たせています。 ヴァイオリンのボリソ=グレブスキーは2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで2位、2010年のジャン・シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで優勝した実力者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1459

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    宗教合唱曲集 詳細ページ
    [ラトヴィア放送合唱団、シグヴァルズ・クラーヴァ]

    MENDELSSOHN, Felix: Sacred Choral Works - Psalms / Die deutsche Liturgie / 6 Sprüche (Latvian Radio Choir, Kļava)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:ODE1459-2

    CD価格:2,475円(税込)

    世界最高レベルとの定評のあるラトヴィア放送合唱団が歌うメンデルスゾーン12歳から詩篇の作曲を始めたメンデルスゾーンは、1840年代に無伴奏合唱曲の作曲に取り組み、多くの作品が生まれました。詩篇100篇「世界よ、耳をすませよ」は1844年の作品。ハンブルクの改革派ユダヤ教寺院からの委嘱の可能性があるものの、最終的にベルリン聖歌隊のために作曲されたと考えられます。この曲のテキストはメンデルスゾーン自身にとって特別な意味を持ち、晩年には英国国教会向けに改作も行いました。 「ドイツ典礼」は1846年作曲。プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の依頼により、ベルリン大聖堂の聖歌隊のために作曲されました。10の短い楽章から成り、プロテスタント礼拝用を意図していますが、完全な形で出版されたのは1997年のことでした。ここではキリエ、グローリア、サンクトゥスの3曲が歌われています。 1843-46年の「6つのアンセム」は1年ごとの祝祭日を教会暦に沿ってテーマにした賛美歌集で、全体に統一感のある簡潔な仕上がりになっています。「3つの詩篇」は1843~45年の大規模な作品。詩篇の間に2曲が挟まれており、世界初録音となるトラック14の「父に栄光あれ」は「ドイツ典礼」の頌歌として作曲されたもので、メンデルスゾーンはこのテキストを他にも用いるなど大切に扱っています。 最後に置かれた「夕べの祝福のために」は、彼が24歳の1833年の作品で、存命中に出版された初期のモテットです。厳粛な雰囲気を持ち、対位法には彼が敬愛していたバッハの影響が窺えます。 トラック11から15では、島根県出身でリガ在住、合唱指揮者でもある山﨑志野がアルトを歌っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SMGG001

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    イタリアーナ! 詳細ページ [リッカルド・ムーティ、フィルハーモニック・ブラス]

    発売日:2025年04月04日

    SACD-Hybrid日本語解説付き価格:3,750円(税込、送料無料)

    超絶ブラス・アンサンブル再び!
    ムーティのタクトでイタリア音楽を!
    ベルリン・フィルとウィーン・フィルという、世界二大オーケストラを中心としたスター・プレイヤー達により編成されたブラス・アンサンブル、フィルハーモニック・ブラス。2023年4月にウィーンのムジークフェラインでお披露目され、トゥガン・ソヒエフがタクトを取ったデビュー・アルバム『Overture!』(Decca)も大ヒットとなりました。今回は新レーベルSUPREME CLASSICSからその第2弾が登場。イタリアをテーマにヴェルディやロッシーニなどのオペラの名曲からレスピーギの管弦楽作品までを収めており、指揮を務めるのはリッカルド・ムーティという、この上なく贅沢な内容となっています。 イタリア・オペラにおける舞台や舞台裏の別動隊オーケストラ(バンダ)は、そのオペラがヨーロッパ諸国で受け入れられる歴史の中で各地の吹奏楽団(バンド)を育てる一端を担ったという面があり、今回のようなブラス・アンサンブルとは縁が深いともいえます。そのような作品の数々を所属オーケストラもバックグラウンドも使用楽器(ホルンはフレンチとウィンナが半々など)も違うメンバーたちが力強くも美しく奏でており、調和のとれたハーモニーや軽やかなピッコロ・トランペットが作り出す響きは、金管打楽器だけということを忘れさせるほど豊かなもの。多くの音楽ファンに聴いていただきたい一枚です。

  • 商品番号:TOCN0035

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    古典派の知られざる
    ヴィオラとチェロのための二重奏曲集
    ヴトキー(1735-1813)
    3つの二重奏曲 Op.2
    グリースバック(1762-1833)
    3つの二重奏曲 Op.1 詳細ページ
    [ジェニー・ヨエルソン、ルジウス・ドゥブス]

    GRIESBACH, J.H.: 3 Duets, Op. 1, Nos. 2-3 / WUTKY, C.: Duo for Viola and Cello (Joelson, Dubs)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:TOCN0035

    CD価格:2,175円(税込)

    18~19世紀に活躍した2人の作曲家、カイェタン・ヴトキーとジョン・ヘンリー・グリースバックによるヴィオラとチェロのための二重奏曲集。 ヴトキーはオーストリア出身。幼少期から音楽教育を受け、ホルン奏者として貴族の宮廷に仕えました。特にプレスブルク(現ブラティスラヴァ)の宮廷で活躍したことが知られています。 グリースバックはドイツの音楽一家に育ち、イギリスに移住した家族を追って1780年に渡英。カール・フリードリヒ・アーベルに作曲を学びました。1783年にはシャーロット王妃の庇護を受け、活躍した作曲家です。 長らく埋もれていた彼らの作品の魅力をこのアルバムで知ることができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCN0039

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    フォーク・トレイルズ
    ヨーロッパ、ロシア、アジア、アメリカの様々な国のピアノ曲集 詳細ページ
    [アーニャ・アレクセーエフ]

    Piano Recital: Alexeyev, Anya - ALBERGA, E. / BARTÓK, B. / CHEE, C. / KOMITAS, V. / PELECIS, G. / SIBELIUS, J. / TAJCEVIC, M. (Folk Trails)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:TOCN0039

    CD価格:2,175円(税込)

    民謡や伝承音楽は、作曲家たちにとって今も昔もインスピレーションの源泉となっています。このアルバムでは世界各国の民謡を素材にした様々な作品を収録、どの曲からもその地特有の旋律が聞こえてくるようです。 アーニャ・アレクセーエフはモスクワの音楽家一家に生まれ、グネーシン音楽学校、モスクワ音楽院で学んだ後、ロンドン王立音楽大学に留学。数々の賞を受賞し、ロンドンの主要ホールをはじめ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、コロン劇場など世界的な会場に出演。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィル、サンクトペテルブルク・フィルなどのオーケストラと共演しています。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、1995年にはポール・マッカートニーの組曲「A Leaf」を初演しました。新作や、珍しい作品の発掘に情熱を注ぐことで知られています。

  • 商品番号:8.226926

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    カバレフスキー(1904-1987)
    シューマン(1810-1856)

    チェロ協奏曲 詳細ページ
    [テオドール・リングスタット、エヴァ・オッリカイネン、コペンハーゲン・フィル]

    KABALEVSKY, D.B.: Cello Concerto No. 2 / SCHUMANN, R.: Cello Concerto, Op. 129 (Lyngstad, Copenhagen Phil, Ollikainen)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.226926

    CD価格:2,400円(税込)

    1993年生まれ、25歳の若さでコペンハーゲン・フィルの首席奏者に抜擢されたリングスタットのデビュー・アルバム。カバレフスキーの協奏曲第2番はショスタコーヴィチの影響を受けながらも独自の魅力を持ち、晩年に作曲されたシューマンの協奏曲は憂愁に溢れた響きが美しい傑作で、リングスタットは持前の感性とテクニックで聴き手をひきつけます。 テオドール・リングスタットはデンマーク王立音楽アカデミーとマンハッタン音楽学校で学び、数々の賞を受賞。この録音ではデンマーク王立音楽アカデミーが所有する“テストーレ“のチェロを演奏。数多くの受賞歴を持つ録音プロデューサー、ダニエル・ダヴィドセンが銘器のつややかな美音を余すことなく捉えています。

  • 商品番号:8.551486

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    リース(1784-1838)
    ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op.143
    ピアノ三重奏曲 ヘ短調 WoO 86 詳細ページ
    [トリオ・エグモント]

    RIES, F.: Piano Trios, Op. 143 and WoO 86 (Trio Egmont)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.551486

    CD価格:1,900円(税込)

    ベートーヴェンの弟子として知られるフェルディナント・リースは、ボンの音楽一家に生まれ、ウィーンで1803年から3年間彼の弟子となりました。後にロンドンへ移り、1815年にはロンドン・フィルハーモニック協会のディレクターに就任して、ベートーヴェンに「交響曲第9番」を委嘱するきっかけを作りました。1824年以降はドイツに戻り、「ニーダーライン音楽祭」の指揮を務めるなど、作曲家・指揮者として活動。ウィーン古典派からロマン派への架け橋となる作品を残しています。 このアルバムには彼がイギリスからドイツに戻ってから書いた2つのピアノ三重奏曲を収録。1826年の「ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op. 143」は詩的な緩徐楽章を中心に、技巧的な第1楽章とタランテッラ風の終楽章が印象的な歌心溢れる作品です。世界初録音となるヘ短調の三重奏曲は1836年作曲。ベートーヴェンを思わせる絶望から情熱、平穏へと至る感情の流れが描かれた第1楽章、穏やかな第2楽章、ポーランド風のリズムで始まる第3楽章と次々と主題が入れ替わるジプシー風の終楽章で構成された大胆な音楽です。 トリオ・エグモントは2019年に創設された古楽器アンサンブル。2021年に開催された歴史的楽器による室内楽コンクール「Beethoven in seiner Zeit」で第1位を受賞。またリースのピアノ三重奏曲作品2の演奏に対してフェルディナント・リース協会から特別賞が贈られました。この録音ではガット弦を使用したヴァイオリン、チェロと1826/27年製のコンラート・グラーフのフォルテピアノが用いられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574552

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    ヘンデル(1685-1759)
    ブロッケス受難曲 HWV 48 詳細ページ
    [ロバート・セリアー、ヴァネッサ・ヴァルトハルト、ミヒャエル・ホフシュテッター、ヘンデル音楽祭管弦楽団 他]

    HANDEL, G.F.: Brockes Passion (Sellier, Waldhart, Sokolik, Lichtenstein, Zehe, Halle Opera Chorus, Halle Handel Festival Orchestra, Hofstetter)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.574552-53

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    18世紀初頭にハンブルクを拠点に政治家、外交官としても活躍した作家ベルトルト・ハインリヒ・ブロッケスが、キリストの受難の物語を、主に聖書に寄りつつ独自の登場人物(「シオンの娘」や「信ずる魂」など)を加えて台本を執筆。そのテキストに、ドイツ後期バロック時代の錚々たる作曲家、ヨアヒム・カイザー、ゲオルク・フィリップ・テレマン、ヨハン・マッテゾンらが競って作曲しました。ハレの学生時代からブロッケスの朋友だったヘンデルもそのひとり。しかし、バロック時代の典型的な受難曲のスタイルとは異なり、ヘンデルは後に彼の得意ジャンルとなるオラトリオとしてこの作品を創作しました。 この録音は、2023年作曲家の生地ハレのヘンデル音楽祭での収録。バロックから近代のオペラまでをレパートリーとして活躍するミヒャエル・ホフシュテッターのダイナミズムに溢れるタクトのもと、福音史家役のロバート・セリアー、シオンの娘役のヴァネッサ・ヴァルトハルトを初めとした歌手たちの入魂の歌唱と、群衆としてドラマに参加する合唱によって、ヘンデルによるキリストの受難劇が描かれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574591

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    ミランダ(1948-)
    ピアノ協奏曲
    ピアノ・コンチェルティーノ
    水平線/ベートーヴェン再訪 詳細ページ
    [エドゥアルド・モンテイロ、ファビオ・メケッティ、ミナスジェライス・フィルハーモニー管弦楽団]

    MIRANDA, R.: Piano Concerto and Concertino / Horizontes / Variações Temporais (E. Monteiro, Minas Gerais Philharmonic, Mechetti)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.574591

    CD価格:1,900円(税込)

    ロナウド・ミランダはリオデジャネイロ生まれ。リオデジャネイロ連邦大学音楽学校で学び、エンリケ・モレレンバウムに作曲、ドゥルセ・ジ・サウレスにピアノを師事。1977年に開催された第2回ブラジル現代音楽ビエンナーレで第1位を受賞し、1986年にブダペスト国際作曲コンクール第1位、2001年にはカルロス・ゴメス賞受賞など受賞歴も多く、ブラジル国内外で高く評価される作曲家です。 冒頭のピアノ協奏曲はサンパウロ州立交響楽団の委嘱作で、バルトーク風の鋭いリズムを持つ無調の第1楽章、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の緩徐楽章をモデルとした弦とピアノの対比が美しい第2楽章、主題と変奏形式で書かれた終楽章で構成された技巧的な作品。ピアノ・コンチェルティーノはテンポが頻繁に変化するエネルギッシュな第1楽章、ピアソラ風の旋律も聴こえる第2楽章による小規模な作品です。 他にはクリストファー・コロンブスの新世界への航海を描いた「水平線」と、べートーヴェンの最も有名なモチーフやテーマを独創的にアレンジした「ベートーヴェン再訪」が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574614

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    リスト(1811-1886)
    〈ピアノ曲全集 第65集〉
    ハンガリーの主題による作品集 詳細ページ
    [クリストファー・ウィリアムズ]

    LISZT, F.: Piano Works on Hungarian Themes (Liszt Complete Piano Music, Vol. 65) (Christopher Williams)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.574614

    CD価格:1,900円(税込)

    大人気シリーズ、リストのピアノ曲全集。第65集にはリストの心のよりどころとも言えるハンガリーの旋律に基づく作品が収録されています。 「ラコッツィ行進曲」はハンガリー狂詩曲第15番を原曲とするもので、多くの編曲版がありますが、恐らくは管弦楽版が最も知られており、ここでは管弦楽版に忠実なピアノ独奏版が収録されています。主テーマはイ短調、第2テーマはヘ長調で展開され、短い劇的な展開を経て、重厚なコーダで締めくくられます。アルバムには同曲の簡易版(トラック13)も収録。こちらは短いながらも演奏の難度は長尺版と同程度です。 「ハンガリーの民族旋律集」は“ハンガリー音楽の擁護者”を自認していたリストならではの作品で、多くの曲は後にハンガリー狂詩曲へと発展します。「ハンガリーのテンポ」はハンガリー狂詩曲第6番の冒頭に用いられた旋律ですが、狂詩曲とはリズムなどが異なります。「ハンガリーの有名な旋律」は同じく第6番の後半部分の旋律と同じもの。狂詩曲に比べ易しく書かれており、曲の終わりは完全に書き直されています。 演奏はウェールズ生まれのピアニスト、クリストファー・ウィリアムズ。知られざる作品の普及に務めており、GRAND PIANOレーベルのバルモーチン:ピアノ作品集は高く評価されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574647

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    フォーレ(1845-1924)
    マスクとベルガマスク
    主題と変奏
    カリギュラ/魔神たち 詳細ページ
    [ルース・ロジク、タラ・エロート、ジュリアン・ドラン、ベンジャミン・ラッセル、ジャン=リュック・タンゴー、アイルランド国立交響楽団]

    FAURÉ, G.: Masques et bergamasques / Theme and Variations / Caligula / Les Djinns (Rosique, Chamber Choir Ireland, Ireland National Symphony, Tingaud)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.574647

    CD価格:1,900円(税込)

    ジャン=リュック・タンゴーが指揮する、フォーレのあまり知られていない合唱曲と管弦楽作品のアルバム。 ヴィクトル・ユゴーの詩による「魔神たち」は合唱と管弦楽版を収録。「カリギュラ」はアレクサンドル・デュマ(父)の劇のためにフォーレが初めて手掛けた劇音楽で、冒頭の壮麗な金管のファンファーレに続き、ローマ宮廷の女性たちの生活を描いた牧歌的な音楽が続きます。最後は皇帝を眠りに誘う子守歌風の旋律で幕を閉じます。 「主題と変奏」の原曲はフォーレの大規模なピアノ曲。これをデジレ=エミール・アンゲルブレシュトが1955年に編曲したオーケストラ版を収録。アンゲルブレシュトは、それぞれの変奏曲の主要な旋律を異なる楽器で演奏させることで、作品の引き立たせています。 「マスクとベルガマスク」は19世紀後半に人気があったフェート・ガラント様式を反映した組曲で、フォーレは過去の自作曲を用いながら古風でノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579169

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    ノトケル・バルブルス(840頃-912)
    賛歌集 詳細ページ
    [シカゴ・スコラ・アンテクァ、マイケル・アラン・アンダーソン]

    NOTKER BALBULUS: Liber ymnorum (Schola Antiqua of Chicago, M.A. Anderson)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.579169

    CD価格:1,900円(税込)

    ノトケル(ノートカーとも)・バルブルスは、スイスのザンクト・ガレン修道院のベネディクト会修道士で作曲家、詩人、学者として活躍、「西方教会の重要人物」と評された人物で、最古のセクエンツィア(続唱)の作者とされています。「続く」という意味のラテン語から名が採られたセクエンツィアは、グレゴリオ聖歌とは異なり、中世西欧で独自に発展したもので、極めて多くの曲が書かれたものの、16世紀のトリエント公会議で4曲を除き廃止。1727年に1曲が追加され、現在は5曲が公認されています。 このアルバムには『Liber ymnorum 聖歌集』に含まれる典礼暦に基づく楽曲が収録されており、キリストの生涯や聖人の祝日を祝うためのセクエンツィアを収録。ノトケルの作曲技法では、旋律の繰り返しが詩節全体や内部の細かな構造にも適用されており、歌い手が旋律をより確実に記憶できるよう工夫されています。当時の演奏慣習は明確には分かっていませんが、大規模な合唱ではなく、独唱または少人数の歌い手によって歌われていたと考えられます。この録音においても、旋律とテキストの明瞭な表現を重視し、ドイツ語圏の学者が用いるゲルマン的なラテン語発音を採用しています。 シカゴ・スコラ・アンテクァは、2000年に設立されたシカゴを拠点とする古楽声楽アンサンブル。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A577

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    メタモルフォーゼ
    無伴奏ヴァイオリンとバッハ
    パルティータ 第2番
    トッカータとフーガ
    無伴奏チェロ組曲 第1番&第2番
    詳細ページ
    [マルコ・セリーノ]

    BACH, J.S.: Toccata and Fugue, BWV 565 / Partita for Solo Violin No. 2 / Suites for Solo Cello Nos. 1 and 2 (Metamorphoses) (Serino)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:A577

    CD価格:2,775円(税込)

    冴えわたる銘器の美音を通じ、変容による新たな魅力で広がるバッハ世界現代楽器と古楽器をどちらも弾きこなし、イ・ムジチのメンバーでもあったイタリアのヴァイオリン奏者マルコ・セリーノは、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの厚い信望も得て活躍を続けてきました。バッハ研究者としての顔も持つセリーノはさまざまな作品の成立経緯を辿って復元・再構成も手がけており、彼が準備した楽譜はジュリアーノ・カルミニョーラやコンチェルト・ケルンの録音でも使われています。 アマティの銘器とトゥルト(トゥルテ)の弓を手に臨んだこのソロ録音では、ヴァイオリン音楽であった可能性が示唆されている有名な「トッカータとフーガ」と、19世紀以来ヴァイオリン独奏版もたびたび編まれている『無伴奏チェロ組曲』からの2編を編曲。もともと無伴奏ヴァイオリンのための作品であるパルティータ第2番に始まり、鮮烈な高音域と分散和音が印象的なトッカータとフーガを経て、チェロの音域と不可分と思われた楽想が意外にもバロック・ヴァイオリンに馴染んで聴こえる編曲世界へと向かう入念なプログラムを聴かせてくれます。 楽器の巧みなコントロールによって導き出される美しい響きを、溢れんばかりの自身の歌心に任せず適切な音楽解釈へと昇華してゆくセリーノの演奏は実に見事。曲順の妙と相俟って深く聴き極めたくなること必至の充実録音に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-343

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    エルスネル(1769-1854)
    〈室内楽作品集〉
    ピアノ三重奏曲
    ピアノ四重奏曲
    ポロネーズ 詳細ページ
    [ピオトル・パヴラク、ミコワイ・ズグウカ、ジェーン・ロジャース、ヤロスワフ・ティエル]

    ELSNER, J.A.F.: Chamber Works (Zgółka, Rogers, Thiel, Pawlak)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:CDAccordACD343

    CD価格:3,675円(税込、送料無料)

    少年時代のショパンに音楽理論と作曲を教え、その才能を見出したことで知られるユゼフ・エルスネル(ヨゼフ・エルスナー)。彼の室内楽作品の多くは20代から30代にかけて作曲されました。このアルバムに収録されたピアノ三重奏曲と四重奏曲では、ウィーン様式を学んだ古典派の正統な継承者としての側面がうかがえます。また、ショパン以前にポロネーズの様式を確立した作品の他、技巧的な「シャコンヌ」では、彼が優れたヴァイオリニストであったことを窺わせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-345

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    アウグスティン(1951-)
    パガニーニの主題による変奏曲
    モノソナタ 詳細ページ
    [クシシュトフ・クションジェク]

    AUGUSTYN, R.: Piano Music (Ingresso) (Książek)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:CDAccordACD345

    CD価格:3,675円(税込、送料無料)

    ポーランドで活躍するラファウ・アウグスティンは、作曲家、ピアニスト、音楽評論家、作家、そして文献学者。作曲家としては交響曲、室内オーケストラ曲、声楽曲から電子音楽、さらには劇音楽までおよそ70作を発表、とりわけピアノが重要な役割を果たす作品が多いのが特徴です。1990年代半ば以降はヴィジュアル・アーティストや建築家、写真家と協力し、多くのマルチメディア作品を制作しています。 このアルバムには「パガニーニの主題による変奏曲」とリゲティの影響が感じられる「モノソナタ」を中心に収録。彼の作品は伝統的な対位法を用いたり、単なる音響の混合から生まれるのではなく、旋律線の独立した動きと絶えず変化する和声に彩られているのが特徴です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1098

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    女の声
    17世紀イタリアの女性作曲家たち 詳細ページ
    [レ・カプスベルガールズ]

    Vox Feminae - BEMBO, A. / CAMPANA, F. / LEONARDA, I. / QUINCIANI, L. / STROZZI, B. (Les Kapsber'girls)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:ALPHA1098

    CD価格:2,775円(税込)

    次々と姿を現す、闇に沈められていた17世紀イタリアの女性芸術家の世界バロック期の音楽を中心に、作品成立時の佇まいをよく見定め曲の味わいを引き出してゆく女性奏者集団レ・カプスベルガールズの新作は、歴史に埋もれていた17世紀イタリアの作曲家たちに光を当てる好企画。名高い貴婦人作曲家バルバラ・ストロッツィや多作な修道女作曲家イザベッラ・レオナルダ、「麗しのアマリッリ」の作者ジューリオ・カッチーニの娘フランチェスカなど既に比較的録音に恵まれている作曲家たちはもちろん、14歳の若さでローマの有名楽譜出版社が作品刊行に踏み切ったフランチェスカ・カンパーナ、コレッリの同時代人で近年再評価めざましいアントニア・ベンボといった女性たちの名品も数多く収録しています。 バロック初期のレチタール・カンタンド(歌いながら語る)様式の残照から1700年前後の充実したカンタータ風の作品に至るまで、声楽のよき伴侶を務めた楽器テオルボの名手カプスベルガーの作品も挟みながら、さまざまな女性芸術家たちの感性を通じて17世紀音楽の多様さにも気づかされる内容の充実も嬉しいところ。小編成ならではの親密なアンサンブルで、21世紀ならではの古楽的発見の面白さを存分に味わえる1枚となっています。

  • 商品番号:ALPHA1123

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    モレキュール:
    交響曲 第1番 「量子」[LP] 詳細ページ
    [モレキュール、アレクサンドル・ブロック、フランス国立リール管弦楽団]

    発売日:2025年03月28日

    LP価格:3,300円(税込、送料無料)

    ロマン・ド・ラ・ヘイ=セラフィニ、通称モレキュールは、フィールド・レコーディングをトレードマークとするエレクトロニック音楽のコンポーザー、DJ、そして音楽的な冒険家です。ブルターニュ出身の彼は長距離ヨットレースのヴァンデ・グローブに参加、北大西洋やポルトガルのナザレの荒波を越えて数年間にわたり世界中で音を集め、それを彫刻のように自らの作品として仕上げてきました。 2年前、彼は新たな試みとして交響楽団の中に飛び込み、マーラーやベートーヴェンが作った音楽のほか楽器それぞれの音もサンプリング。それらをもとに83人の奏者のための交響曲を完成させました。国立リール管弦楽団とアレクサンドル・ブロックはこの前例のない探求からの挑戦を受け入れ、モレキュールの初の交響曲を披露します。この作品は、過去と未来を結ぶ架け橋であるだけでなく、ユニークなアーティストによる内省的な作品でもあります。

  • 商品番号:ALPHA1124

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    プロコフィエフ(1891-1953)
    ピアノ協奏曲 第2番
    ショール(1970-)
    ピアノ協奏曲 第1番 詳細ページ
    [ベフゾド・アブドゥライモフ、ヴァシリー・ペトレンコ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団]

    PROKOFIEV, S.:Piano Concerto No. 2 / SHOR, A.: Piano Concerto No. 1 (Abduraimov, Royal Philharmonic, Petrenko)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:ALPHA1124

    CD価格:2,775円(税込)

    アブドゥライモフのショールがALPHAからも登場、カップリングはプロコフィエフの2番!2009年のロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝して以降、着実に演奏経験を重ねてきたウズベキスタン出身のピアニスト、ベフゾド・アブドゥライモフ。ALPHAからのアルバム第3弾は協奏曲を収めたもので、プロコフィエフ第2番とショール第1番という待望の内容となっています。 プロコフィエフがサンクトペテルブルク音楽院在学中に完成させ、1913年に作曲者自身がソリストを務めて初演されたピアノ協奏曲第2番は、先鋭的な内容が大きな反響を呼んだもののその手稿はロシア革命を挟む混乱の中で行方不明となり、現行版は1923年に記憶を基に復元のうえ改訂された版となっています。力強く野性的、かつモダンでロマン性も高いこの作品をアブドゥライモフは得意としており、2023年6月のNHK交響楽団定期公演でも披露し、圧巻の演奏を聴かせてくれたことも記憶に新しいところ。ここでもペトレンコ率いるロイヤル・フィルの力演もあり、ダイナミックで歌心に溢れる期待以上の演奏となっています。 カップリングはウクライナ出身で現在ではニューヨークを拠点に活動するアレクセイ・ショールのピアノ協奏曲。ショールは近年注目を集めていますが、アブドゥライモフは2024年12月の来日公演でここに収められたピアノ協奏曲第1番の日本初演を行い、NAXOSにもショールの協奏作品を録音(8.579140)するなど、その作品を高く評価しています。多分にロマンティックで美しく聴きやすいショールの作品は、プロコフィエフの野性味と好対照をなしながら反発することはなく、むしろお互いに共鳴していると感じられるほど自然な組み合わせとなっていることに驚かされます。アブドゥライモフはここでも作品に深く寄り添い、その美しさを十二分に引き出し色彩感を際立たせた伸びやかな演奏を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1125

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    輪廻
    シューマン(1810-1856)
    女の愛と生涯
    フォーレ(1845-1924)
    イヴの歌 詳細ページ
    [ケイト・リンジー、エリック・ル・サージュ]

    SCHUMANN, R.: Frauenliebe und -leben / Myrthen (excerpts) / FAURÉ, G.: La chanson d'Ève (Samsara) (Lindsey, Le Sage)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:ALPHA1125

    CD価格:2,775円(税込)

    名花ケイト・リンジーが歌い上げる「女の愛と生涯」アメリカはヴァージニア州生まれで現在は英国を拠点に活動するメゾ・ソプラノ、ケイト・リンジー。古楽から現代、ジャズまで幅広いレパートリーを持ち、その類稀な表現力で高い評価を得ている彼女がALPHAからリリースする4枚目のソロ・アルバムは、よく知られたシューマンの名作『女の愛と生涯』と、知名度では落ちるもののフランス歌曲ファンの間では根強い人気を持つ、フォーレの『イヴの歌』の2作を柱とした一枚です。どちらの歌曲集も、恋する女性と楽園のイヴという女性を主人公としており、「無垢、発見、喜び、悲しみ、そして最終的には経験によってのみ得られる人生のより深い理解を扱っています」とリンジーは語っています。そして彼女はこのアルバムを、生から死、そして新たな生へと続く命のサイクルを想起させる『サンサーラ(サンスクリット語で輪廻)』と名付けました。 『ミルテの花』からの数曲や、「月の光」なども収録。シューマンとフォーレのいずれに関してもスペシャリストという絶好の共演者、ル・サージュのピアノも素晴らしいサポートを聴かせます。リンジーの持つ声と表現の美しさを堪能するこのとできるアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1154

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第5番 嬰ハ短調[LP 2枚組] 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    発売日:2025年03月28日

    LP 2枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレによるマーラーの交響曲全集始動!マーラーの交響曲にはこれまでに何度も取り組み、フランクフルト放送響とライヴ映像での全集(C-major)も完成させているパーヴォ・ヤルヴィですが、それから10年以上の時が経ち、本人が「適切な時間を待っていた」と語るセッションでの全集録音が、いよいよ始動しました。首席指揮者を務めるチューリヒ・トーンハレ管弦楽団をこの大きな企画の相棒に選び、第一弾として送り出されるのは第5番。第1番から第4番までの様々な試みを経て、作曲家本人の新たな展開と器楽のみによる交響曲の新境地を切り開いたこの作品は、まさに門出にふさわしいものと言えるでしょう。 周到に準備された演奏、そして録音も万全なもの。パーヴォが描く細部にまでこだわったフレージングと長大な作品を堅固に組み上げる見事な構築力、トーンハレ管の緻密なアンサンブル、そしてこのオケが持つ独特の輝かしさと翳りが深いコントラストを刻み、作品を彫の深いものに仕上げてその巨大なスケールを引き立てています。 ヴァイオリン両翼配置をはじめ、第3楽章のホルン・ソロを他のホルン・パートの逆サイドに立たせるなど、オーケストレーションの面白さやアイデアを引き立てる見通しの良い録音も特筆すべきものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AN28893

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    ヴァイオリン協奏曲全集 詳細ページ
    [ジェイムズ・エーネス、川崎洋介、アレクサンダー・シェリー、ナショナル・アーツ・センター管弦楽団 他]

    発売日:2025年03月28日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    誠実なるヴァイオリニスト、満を持してのバッハ協奏曲録音現代カナダを代表するヴァイオリニストの一人ジェイムズ・エーネス。近年ではCHANDOSやONYXなど英国のレーベルでの活躍も目覚ましいところ、今回は久々にフランス語圏カナダのANALEKTAからのリリースです。 同レーベルでは21世紀初頭に無伴奏曲やチェンバロ奏者リュック・ボーセジュールとのソナタ群などバッハ作品を録音し好評を博していますが、今回は満を持してのバッハの協奏曲録音。「志を同じくするパートナーがいなくては録音できないと思っていた、30年にわたる共演歴を通じ、その理想を満たす存在と思い当たり録音に臨んだ」とエーネス自身がライナーノートで語るオタワのナショナル・アーツ・センター管弦楽団とのアンサンブルはまさに一心同体、エーネスならではの端正かつ誠実なアプローチを受けてカナダの演奏陣も意欲充分にバッハの世界へと分け入ってゆきます。 18世紀当時の解釈スタイルを志す古楽器演奏やピリオド・アプローチが身近になって以降ならではの、作品の造形をよく捉えながら隅々まで生気が漲ったアンサンブルの妙は、何度でも嚙み締めたくなる味わい深さ。失われたヴァイオリンのためのソロ・パートを鍵盤向けに移したと言われるチェンバロ協奏曲群からの原曲復元はエーネス自ら「可能な限り原作を崩さず、原作の様式内と思われる補筆に留め」行っており、一貫性ある解釈のこだわりあればこその比類ない音楽美を味わえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CCS47425

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    バルトーク(1881-1945)
    2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲
    ベリオ(1925-2003)
    2つのヴァイオリンのための二重奏曲 詳細ページ
    [マリア・ミルシテイン、マティユー・ファン・ベッレン]

    BARTÓK, B.: 44 Duos for 2 Violins, Vol. 1 / BERIO, L.: Duos for 2 Violins (Milstein, Bellen)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:CCS47425

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    教育用に書かれながらも異彩を放つ名作2曲をカップリングモスクワで音楽一家に生まれベルギーでオーギュスタン・デュメイに師事、現在はアムステルダム音楽院で後進の指導にもあたるヴァイオリニスト、マリア・ミルシテインと、オランダの名手マティユー・ファン・ベッレンによるヴァイオリン・デュオのための大作2題。 バルトークが教育用に書いた44の二重奏曲は東ヨーロッパ諸国の民謡が元になっており、順を追って難易度が増す趣向ですが、独創的な和声や印象的な不協和音なども聴かれるたいへんユニークなもの。ここでは演奏者の解釈によって独自の順で演奏されています。ベリオの二重奏曲もまた教育用として書かれたもので、技巧的にも曲想的にも多彩でそれぞれの曲には献呈先あるいは先人達の名前が付けられています。第1曲「ベラ」はバルトークへのオマージュ。 CHALLENGE CLASSICSからも既にデュオのアルバムをリリースしているミルシテインとファン・ベッレンは、彼らならではの息の合った演奏と隙の無いテクニック、そして鋭い表現で最後まで集中を切らすことがありません。倍音が重なり合い、2挺の音にはとても聴こえないような響きも楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20382

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    スパニッシュ・アルバム
    ファリャ、タレガ、ラヴェル、ボッケリーニ、アルベニス 他 詳細ページ
    [クシシュトフ・メイシンゲル、パトリツィヤ・ベトリー、メイシンゲル・ソロイスツ]

    Guitar and String Quintet Music - FALLA, M. de / TÁRREGA, F. / RAVEL, M. / BOCCHERINI, L. (The Spanish Album) (Meisinger, Betley, Meisinger Soloists)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:CHAN20382

    CD価格:2,400円(税込)

    1984年ポーランド生まれのクシシュトフ・メイシンゲル(マイジンガーとも)。アニエロ・デシデリオやクリストファー・パークニングらの名手に学び、ペペ・ロメロに匹敵する才能と評されるギタリストです。東京をはじめ、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホール、パリのシャトレ座など世界中で演奏する他、数々の音楽祭にも出演。2017年からはシュチェチンで「メイシンゲル音楽祭」を創設、芸術監督を務め、多くのアーティストを招聘しています。 このアルバムは「20世紀のギター作品集(CHAN20225)」、「スペイン作品集(CHAN20278)」に続くCHANDOSへの3枚目の録音で、1700年代から1900年代初頭のスペイン音楽を中心に選曲。パーカッション奏者のパトリツィヤ・べトリーと自らの名を冠した弦楽アンサンブル「メイシンゲル・ソロイスツ」とともに躍動感溢れる演奏を聴かせます。 使用しているのはイグナシオ・フレタ・ペスカドール製ギターの復元楽器(アンドレス・シュテルナー製)です。

  • 商品番号:CKD758

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    発売日:2025年03月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    20世紀ポーランドの重要作曲家たちによる管弦楽作品トマス・セナゴーと彼が音楽監督を務めるロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管による、20世紀ポーランドを代表する3人の作曲家の管弦楽作品集。バツェヴィチの「序曲」はナチス占領下の1943年、状況に抗うように書かれた作品。シマノフスキによる官能的なオペラ《ロジェ王》は英国の作曲家ファリントンによる新しい編曲で演奏され、後期ロマン派の響きに地中海とポーランドの要素を融合させています。 ルトスワフスキの交響曲第3番は民族音楽と現代的な技法を取り入れて、ロマン派を超えてポーランド音楽を前進させた記念碑的作品。それぞれ独自の音楽言語を用いてポーランドの音楽的アイデンティティを再構築した重要作を、セナゴーが深い共感をもって描きあげています。

  • 商品番号:CVS135

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    ミサ曲 ロ短調 BWV 232 詳細ページ
    [ジョン・エリオット・ガーディナー、ベサニー・ホラク=ハレット、レジナルド・モブリー 他 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団]

    発売日:2025年03月28日

    DVD+Blu-ray 各1枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    深化し続ける巨匠のバッハ解釈。
    ルイ14世の礼拝堂に響く至高のミサ
    1960年代にモンテヴェルディをはじめとするバロック合唱作品でデビューして以来、半世紀以上のキャリアを通じ管弦楽指揮やオペラでも活躍、幅広い演目で名演を重ねてきた英国人指揮者ジョン・エリオット・ガーディナー。その心は常に大バッハから離れず、モンテヴェルディ合唱団と共に立ち上げた自主レーベルも、かの作曲家が楽譜の末尾に書き添えた言葉を引きSoli Deo Gloriaと命名。21世紀以降も教会カンタータの数々や幾多の大作合唱曲、合奏曲などバッハ録音史を塗り替える名盤の数々を世に送り出し、2014~2019年にはライプツィヒ・バッハ・アルヒーフの主幹も務めています。若き日にリヨン歌劇場の音楽監督を務めて以降フランスとも縁深く、近年はパリのフィラルモニーやヴェルサイユ宮殿でも名演を披露。2023年4月、ルイ14世の存命中に完成した王室礼拝堂を会場に行われたバッハ畢生の大作『ミサ曲 ロ短調』演奏は、創設以来歴史を重ねてきた楽団を離れる直前の集大成とも言える充実解釈となり、映像ソフト化は画期的です。 バッハがその作風を確立しつつあった時代に築かれた、絢爛なバロック建築空間に集う音楽家たちを魅せるカメラワークの充実も頼もしいところ。ヴィオラのアネット・イサーリスやオーボエのミヒャエル・ニーゼマンなど大ヴェテランも健在、ナチュラルホルンのアンネケ・スコット、チェンバロのパオロ・ザンズなど名ソリストも活躍する器楽勢の傍ら、精緻な響きを重ねる合唱・独唱の説得力は圧巻というほかありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS147

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    ガスパリーニ(1661-1727)
    オラトリオ『アタリア』 詳細ページ
    [エマニュエル・レシュ=カゼルタ、カミーユ・プル、バスティアン・リモンディ、メロディ・ルヴィオ、フリオ・ザナシ 他 アンサンブル・エミオリア]

    発売日:2025年03月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    過渡期ならではの新旧様式の交錯……だけではない充実のオラトリオ!バロック後期の巨匠A.スカルラッティとほぼ同じ時期を生き、ローマとヴェネツィアで充実した活躍をみせた作曲家ガスパリーニ。その再評価はこの数十年で静々と、しかし着実に進んでおり、ヴェネツィア歌劇界を盛り上げる前、ローマ時代に作曲した数々の宗教音楽劇(オラトリオ)の魅力にも光が当たる機会が増えてきました。ヴェルサイユに集うフランスの若き才人たちによって録音されたこの『アタリア』全曲録音もまさに近年の研究成果が詰まった充実名演です。 欧州西部で覇権を確立したフランスの太陽王ルイ14世のもと、大家ラシーヌが1691年に発表した戯曲『アタリ』を元に、親仏姿勢を強めつつあった教皇庁の本拠ローマで翌1692年に上演された本作は、当時のオラトリオにはまだ珍しかったダ・カーポ・アリア形式を積極的に導入、少し前にストラデッラが試み始めた合奏協奏曲風の書法を取り入れるなど新技法が目立つ内容。野蛮な暴君アタリアに殲滅された王族に仕えてきた大祭司と乳母が、将軍オルマーノと共に復讐を果たす起伏に富んだ物語です。 これを時にソロを挟んでコントラスト豊かな響きを聴かせる弦楽(編成は4/4/2/4/2)に支えられ、バロックから現代まで幅広いレパートリーで躍進中のカミーユ・プルを始めとした5人の歌手が合唱も兼ね、充実の歌唱で伝えています。同時期のコレッリ作品にも通じる音使いの妙、ヴィヴァルディ前夜の刺激的なイタリア・バロック世界をじっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP4666

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    発売日:2025年03月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    ベルギー生まれ、アメリカ育ちの若きチェリスト、ピエール・フォントネル初のソロ・アルバム。アンドレア・カサルビオス、キャロライン・ショウ、リーナ・エスメイルといった女性作曲家たちを中心に、ブルーグラスのバンド、パンチブラザーズまで収録。自らが育った21世紀のアメリカを通じ、伝統的なクラシック、ブルース、ジャズ、ロック、ワールドミュージックを融合する多様性を表現した意欲作です。

  • 商品番号:IBS212024

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    モーツァルト(1756-1791)
    プーランク(1899-1963)

    2台ピアノのための協奏曲 詳細ページ
    [デュオ・デ・バレ、パブロ・ゴンザレス、カスティーリャ・イ・レオン交響楽団]

    発売日:2025年03月28日

    CD価格:2,475円(税込)

    ビクトルとルイス兄弟による「デュオ・デル・バレ」はソフィア王妃高等音楽院で学び、2005年に開催されたARDミュンヘン国際音楽コンクールで最高賞と聴衆賞を受賞。以来、ヨーロッパを中心に活躍するスペインのピアノ・デュオです。このアルバムではモーツァルトとプーランクの2台ピアノのための協奏曲を演奏。流麗なモーツァルトと美しい旋律に溢れたプーランクを聴かせます。 他にはピアノ・デュオのみの演奏でプーランクの2つの小品を収録。カプリースは1932年に作曲された「仮面舞踏会」に基づく曲で、彼は作品にジャズの雰囲気を盛り込み、シンコペーションが際立つ遊び心溢れる作品に仕上げました。「シテール島への船出」は、アントワーヌ・ヴァトーのロココ調の絵画からインスパイアされた曲で、キャバレー風のワルツに仕上げられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS222024

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    ヘンデル(1685-1759)
    オペラ・アリアと序曲集 詳細ページ
    [ルシア・カイウエラ、ラポテオーゼ]

    発売日:2025年03月28日

    CD価格:2,475円(税込)

    クープランの『L'Apothéose de Corelli(コレッリ讃)』のタイトルにちなんで名付けられたラポテオーゼは、2017年に結成されたスペインの古楽器アンサンブル。トラヴェルソ、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロの4名の奏者で構成され、多くの国際コンクールで受賞歴を誇るほか、国際的な音楽祭への出演や、スペイン最大の音楽機関“Centro Nacional de Difusión Musical(CNDM)“のアーティスト・イン・レジデンスを務めるなど、幅広い活動を展開しています。 これまでに、知られざるスペインの古楽作品の復興をはじめ、カール・シュターミッツの作品(CKD684)、『ヘンデル・トリビュート』(IBS162019)などの録音を発表、高く評価された彼らですが、本アルバムでは、メンバーを加え総勢13名の管弦楽編成で、ヘンデルのオペラおよびオラトリオから厳選したアリアと器楽作品を演奏、初期の《アグリッピーナ》から後期の《イメネーオ》や《ヘラクレス》まで、幅広い時期の作品を取り上げ、鮮やかに聴かせます。 ルシア・カイウエラはマドリード生まれ。地元の音楽院で学んだ後、アムステルダム音楽院に留学し、古楽唱法を修めました。イタリアのマドリガーレやバロック・オペラ、フランス歌曲などを得意とするメゾ・ソプラノです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:KCD-2103

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    福田ひかり(ピアノ)
    ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)
    ソナタ集 詳細ページ
    [福田ひかり(ピアノ)]

    SCARLATTI, D.: Keyboard Sonatas (Hikari Fukuda)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:KCD-2103

    CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)

    後期バロック作品の研究を続けている福田ひかり。バッハ2作に続く本作はドメニコ・スカルラッティ。徹底的なイタリアとスペインでの調査や古楽器研究を経て、かねてから温めてきたレパートリーに取り組んだ。フラメンコのギターやカスタネット、歌と踊り、街の喧騒、太陽に焼かれた乾いた土、光と陰のくっきりとした明暗。イタリア的性質と後半生で得たスペイン的性質の見事なコラボレーションの賜物。550余曲のソナタにおいて展開された独創的な音世界。本録音でも選び抜いた「C. Bechstein Model D-282」の可能性を極限まで追求。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV141

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    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:LDV141

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    2024年11月初めての来日公演を秋田で行ったクレマン・ルフェーブル。その演目でもあったOp. 14と28を含む、スクリャービン若き日の作品集が登場です。1897年パリで書き始められたソナタ第3番、それよりも前に書かれた即興曲集、そして幻想曲や詩曲とほぼ作曲順に続き、神秘主義へと傾倒してゆく時期に書かれたワルツで終わる構成。 ショパンを始めとした先人作曲家たちの影響を感じさせながらも、独創的な美しさに溢れたこれらの作品を、ルフェーブルは定評のあるその詩的センスで優雅に、かつ華麗に聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NXW76178

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    Prelude to the Divine Realm
    (神域への前奏曲) 詳細ページ
    [ガオ・ホン(高虹)、チャオ・シャオシャ(趙暁霞)]

    発売日:2025年03月28日

    CD価格:2,025円(税込)

    中国琵琶の名手ガオ・ホン(高虹)と古琴の名手チャオ・シャオシャ (趙暁霞)。若い世代の中国伝統音楽のトップ・アーティストである二人が「梅花三弄」や「陽関三畳」など中国でよく知られた伝統的な曲に、即興演奏と創造的魅力に満ちたアレンジで新たに取り組みます。 アルバム『Prelude to the Divine Realm(神域への前奏曲)』は、ただ素朴な聴覚的な饗宴ではなく、精神的な旅、哲学的な思索でもあります。二人の美しい即興演奏を通して、聴き手は音楽の純粋さと美しさを体験し、伝統文化の無限の魅力に満ちたイマジネーションの世界へと導かれます。 伝統と現代性の完璧な融合、芸術と哲学の間の深い対話であり、ガオ・ホンとチャオ・シャオシャの卓越した音楽性を示す作品になっています。

  • 商品番号:900360

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    ブラームス(1833-1897)
    21のハンガリー舞曲(管弦楽版) 詳細ページ
    [ロベルト・アバド、ミュンヘン放送管弦楽団]

    発売日:2025年03月21日

    CD価格:2,325円(税込)

    19世紀初頭以降、ハンガリーの民俗音楽の旋律は西ヨーロッパで大きな人気を博しました。特に「ハンガリー音階」もしくは「ロマ音階」として知られる独特の短音階がその魅力の一部になっており、これらはリスト、バルトークなどの作曲家に影響を与え数多くの作品が生まれました。ブラームスの「ハンガリー舞曲」もその代表的な例の一つです。原曲はピアノ4手のために書かれましたが、その後ブラームス自身が最初の10曲をピアノ独奏用に編曲するとともに、一部の曲をオーケストラ用に編曲、このアルバムには彼の編曲の他、友人や後の音楽家による編曲が収録されています。 ロベルト・アバドはクラウディオ・アバドを叔父に持つイタリアの指揮者。フェニーチェ劇場でフランコ・フェラーラから指揮法を学び、サンタ・チェチーリア国立アカデミーでも研鑽を積みオペラを中心に世界中で活躍、2022年からボローニャ歌劇場フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。2009年と2012年にはイタリアの批評家賞「プレミオ・アッビアーティ賞」を受賞しました。この録音は1991年から1998年にかけてミュンヘン放送管弦楽団の音楽監督を務めていた時期のもので、オペラで培った歌心をオーケストラから存分に引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ARIADNE5037

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    ボールトのエルガー
    エルガー(1857-1934)
    交響曲 第2番(1963年ステレオ録音) 詳細ページ
    [エイドリアン・ボールト、スコティッシュ・ナショナル管、BBC響&合唱団 他]

    発売日:2025年03月21日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    放送音源やプライベート盤などを音源にした貴重な復刻を行っているSOMMレーベルのARIADNEシリーズから、長らく廃盤だったボールトとスコティッシュ・ナショナル管によるエルガーの交響曲第2番が登場。その他にも貴重音源とインタビューを収録、短いながらエルガーの愛娘キャリスとの対話もあります。 大成功を収めた交響曲第1番に続くべく、1911年に作曲者の指揮で初演されたエルガーの第2番ですが、評判は第1番に及びませんでした。この曲を名作として認識させる転機となったのは1920年の演奏会で、その時の指揮者がエイドリアン・ボールト。半世紀以上後の1975年に彼がロンドン・フィルを振ったEMI盤(現Warner)は決定的名盤と呼ばれています。 ここに収録された第2番は1963年の録音で、イギリスのWaverlyレーベルからリリースされ、1971年にはClassic for Pleasureから再発売されましたが、これを最後にカタログから消えていました。アルバムの副題通りの「忘れられた録音」です。ロンドン・フィル盤と比べると演奏時間は全曲で2分ほど短くなっていますが、解釈自体はすでに出来上がっており、悠揚とした音楽の足取りと息の長い高揚の果てにもたらされるカタルシスは、この作品にどっぷりと浸らせてくれます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8059

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    ベートーヴェン・フォー・ハープ 詳細ページ [パオラ・ペルッチ]

    BEETHOVEN, L. van: Harp Music (Perrucci)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:CDS8059

    CD価格:2,175円(税込)

    18世紀後半、クロマティック・ペダルの発明によりハープにおける半音の演奏が容易になったことで、主にフランスの上流階級の間で人気が高まりました。パリがハープ普及の中心地となり、とりわけ王族や貴族の間で広く愛奏され、フランス革命後もその人気は衰えることはありませんでした。そのため、1750年から1850年にかけてハープのために膨大な作品が作曲されるとともに、人気作品のハープ用編曲も数多く行われました。 このアルバムにはベートーヴェンがピアノまたはハープのためにと記した「スイスの歌による6つの変奏曲」と、偽作の可能性のある「3つのディヴェルティスマン」、名手ジョン・トーマスによる「月光」やニコラ=シャルル・ボクサが編曲した「易しいバガテル」と、原曲の譜面通りに演奏したピアノ・ソナタ第16番の「アダージョ・グラツィオーソ」が収録されています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHSA5366

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    SHIFT
    トロンボーンとブラスバンドのための作品集 詳細ページ
    [ピーター・ムーア、トレデガー・バンド、イアン・ポートハウス]

    Trombone and Brass Band Music - PRYOR, A. / LANGFORD, G. / LEIDZÉN, E. / DOBSON, S. / SPARKE, P. (Shift) (P. Moore, Tredegar Band, Porthouse)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:CHSA5366

    SACD-Hybrid価格:2,700円(税込)

    スーパー・トロンボーン、
    ピーター・ムーア初の協奏曲集登場!
    ベルファストに生まれ、グレーター・マンチェスターで育ったトロンボーン奏者ピーター・ムーア。2008年12歳にしてBBCヤング・ミュージシャン・コンペティションで最年少優勝、CHANDOSレーベルには2010年にグレグソンの協奏曲のソリストとして初登場(14歳!)、2014年には18歳にしてロンドン交響楽団最年少楽団員として副首席奏者に迎えられるなど、輝かしい経歴を持ちます。2018年には初のソロ・アルバム「ライフ・フォース」(RUBICON)をリリース、首席奏者としても活躍したロンドン交響楽団を現在は退きソロ活動に専念する彼が、今回初の協奏曲集をリリースすることになりました。共演が英国式ブラスバンドの雄トレデガー・バンド(トレデガー・タウン・バンド)というのもたいへん豪華。 「口笛吹きと子犬」の作者としても知られる当時の有名トロンボーン奏者でスーザ・バンドでも活躍したアーサー・プライヤーが、スコットランド民謡「アニー・ローリー」を基に書き上げた華麗な変奏曲に始まり、ブラスバンド作品で知られる英国の作曲家サイモン・ドブソンがムーアのために書いた協奏曲の世界初録音、フィリップ・スパークがトロンボーンと吹奏楽のための書いた協奏曲の終楽章を作曲者自ら編曲した「サンベージ」などのほか、讃美歌や黒人霊歌、スタンダード・ジャズの編曲も収録しています。ムーアならではの目の覚めるような超絶技巧から、幅広い音域もムラなく歌い上げる伸びやかなカンタービレまでを堪能でき、トロンボーンが持つ魅力を極限まで楽しませてくれる素晴らしいアルバムです。

  • 商品番号:COL20476

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    マーラー・プロジェクト
    「どこに行くのか?」 詳細ページ
    [フラヌイ、ハワード・アーマン、バイエルン放送合唱団]

    発売日:2025年03月21日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    東チロルの高原の名を冠したアンサンブル「フラヌイ」。1993年に同地出身の音楽家たちによって結成され、以降クラシック、民族音楽、ジャズ、現代を融合させた独自のスタイルで、シューベルトやマーラーの歌曲を演奏、高く評価されています。 このアルバムではマーラーの「大地の歌」最終楽章からの1節「Wohin ich geh どこに行くのか」をテーマとし、フラヌイのメンバーでアレンジャー、マルクス・クレーラーとアンドレス・シェットの編曲によるマーラー、レーヴェやリヒャルト・シュトラウスの作品を交え、民謡詩集を起源とするマーラーの歌曲と“その後の世界”を探求しています。 演奏にはハワード・アーマン率いるバイエルン放送合唱団も参加、アンサンブルと合唱団の融合が新たな音楽体験を創出しています。

  • 商品番号:DSL-92280

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    ソルヴァルドスドッティル(1977-)
    Ubique 詳細ページ
    [クレア・チェイス、コリー・スマイス、カティンカ・クライン、セス・パーカー・ウッズ]

    THORVALDSDÓTTIR, A.: Ubique (Chase, Smythe, Kleijn, S.P. Woods)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:DSL-92280

    CD価格:2,325円(税込)

    世界が注目するアイスランドの作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティルの「Ubique =ラテン語でいたるところにの意」。全曲はほぼ46分の長さで、フルート、グランドピアノ、2台のチェロで演奏され、事前に準備されたエレクトロニクスによる低音のドローンが、神秘的なハーモニーを包み込みながら進行する、11部構成の抒情的な作品です。

  • 商品番号:DSL-92282

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    アエクオラ
    現代アイスランドの作品集 詳細ページ
    [ミステリー・ソナタ]

    SIGFÚSDÓTTIR, M.H.M.: Aequora (Mystery Sonata)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:DSL-92282

    CD価格:2,325円(税込)

    「ミステリー・ソナタ」はザカリー・カレッティンとミナ・ガイッチによるデュオ。これまでソロで活動してきた2人は、現代作品やクラシック以外の作品を紹介する際にこのデュオ名を用いています。 ここではアイスランドの音楽文化と伝統にインスピレーションを受けた4人の作曲家の作品を演奏、どれも神秘的、かつモダンな響きを湛えています。

  • 商品番号:HSP011

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    発売日:2025年03月21日

    CD価格:2,775円(税込)

    バッハ世界に深く傾倒する名手、満を持してのパルティータ3編ベルギーを中心に活躍するフランスのチェンバロ奏者フレデリク・ハースが「今ならできると思えた」と自主レーベルHitasuraで録音に踏み切ったのは、バッハが終生の職となるライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督の座に就いて数年後、自費出版で毎年1編ずつ刊行していったチェンバロ組曲群からの3編。これらの組曲は1731年に6編が揃い『鍵盤練習曲集 第1巻』という曲集にまとめられ、今日では『6つのパルティータ』の名で知られています。 その後1741年の『ゴルトベルク変奏曲』まで全4編が世に出ることになる「鍵盤練習曲集」シリーズの全てにハースは深く惚れ込みながらも「よりよく弾きたいと思った瞬間からすぐ学び始めなくては人生が間に合わない、越えがたい嶮山」と考えており、この録音も「自分が常々聴きたい、聴かせたいと思ってきた姿を提示するものであって、何かの成果を誇示するものではない」と語っています。 しかし彼が弾き続けてきた1751年製オリジナル二段鍵盤の楽器から流れ出す解釈は、ごく自然な佇まいに満ちていながら隅々まで確信に貫かれた安定感があり、ほどよい残響で伝わる美音と共に作品の魅力を幾倍にも引き立ててやみません。「この演奏から“[バッハの世界は]もっと深く潜れるはず”と感じていただけたら」との言葉と共に送り出された作品像をじっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEX-77135

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    悪魔の夢
    ドハーティ(1987-)
    室内楽作品集 詳細ページ
    [ソノロ四重奏団 他]

    DOHERTY, S.: Devil's Dream (The) / Drochshaol / Lament for the Poets / No Go (Sonoro Quartet)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:MEX77135

    CD価格:2,475円(税込)

    アイルランドの作曲家・フィドル奏者ショーン・ドハーティの作品集。ドハーティの作品は、アイルランド伝統音楽とクラシックを融合させ、イースター蜂起や大飢饉、戦争など歴史的なテーマを鮮やかに描き出しています。 演奏にはソノロ四重奏団の他、アイルランドの民族楽器イリアン・パイプスの名手マーク・レドモンド、コンサーティーナ(アコーディオンに似た楽器)奏者のモリー・トビンらが参加。アイルランドの豊かな音楽文化の一端を知ることができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEX-77209

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    コノリー(1933-2020)
    弦楽とその他の楽器のための音楽 詳細ページ
    [ピーター・シェパード・スケアヴェズ、ミハイロ・トランダフィロフスキ 他]

    CONNOLLY, J.: Ceilidh / Celebratio / Collana / String Trio (Music for Strings) (B. and N. Turetzky, Heaton, Skærved, Trandafilovski, Heyde)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:MEX77209

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    ジャスティン・コノリーはロンドン生まれ。ジャーナリストで作家の父を持ち、ウェストミンスター・スクール卒業後、兵役を経て音楽家を志しました。王立音楽大学で作曲をピーター・ラシーン・フリッカー、指揮をサー・エイドリアン・ボールトに学び、卒業後は1963–65年にイェール大学に留学し更に研鑽を積んでいます。帰国後、王立音楽大学および王立音楽アカデミーで教え、1995年に引退。2020年にロンドンで生涯を終えました。 彼の音楽は、知的な厳格さと抒情性、遊び心を兼ね備えており、かつてピエール・ブーレーズが「最も魅力的なイギリスの作曲家の一人」と評しました。しかし、20世紀後半に創作活動が中断したこともあって、近年は演奏機会が減少。このアルバムは、彼の独自の音楽世界を再評価する貴重な機会となるでしょう。 演奏はチェリストのニール・ハイドとクロイツェル四重奏団のメンバーたちを中心に、王立音楽アカデミーの学生たちも参加し、世代を超えた音楽的対話が楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC1738

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    ユーロポリス
    オランダからキプロス、ヨーロッパ27か国のピアノ曲 詳細ページ
    [マリア・レットベリ]

    Piano Recital: Lettberg, Maria - MOZART, W.A. / BEETHOVEN, L. Van / CHOPIN, F. / SCARLATTI, D. / FIELD, J. / FRANCK, C. / ALBÉNIZ, I. (Europolis)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:OC1738

    CD価格:2,475円(税込)

    スクリャービンのピアノ作品全集(Capriccio C49586)などのアルバムが高く評価されるピアニスト、マリア・レットベリ。彼女は、ヨーロッパ連合の27か国から1曲ずつピアノ作品を厳選。ルネサンスから20世紀音楽、ミニマリズムまで多様な様式を網羅した作品を通じて、各国の音楽の魅力を伝えています。

  • 商品番号:ORC100366

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    リュート組曲 BWV 996-998
    (E. バインドマンによるピアノ編) 詳細ページ
    [エレノア・バインドマン]

    BACH, J.S.: Lute Suite, BWV 996 / Lute Partita, BWV 997 / Prelude, Fugue and Allegro, BWV 998 (arr. for piano) (Absolute) (E. Bindman)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:ORC100366

    CD価格:2,175円(税込)

    「ブランデンブルク・デュエット」や「無伴奏チェロ組曲」、「管弦楽組曲」のピアノ版編曲で知られるエレノア・バインドマン(エレオノール・ビンドマン)の新アルバム。バッハがリュートもしくはラウテンヴェルク(リュートに近い音のチェンバロ)のために作曲した作品をピアノ編曲で紹介し、その精巧な構造や豊かなテクスチャを再現しました。ヨハネ受難曲の「とくと見つめよ、わが魂よ」もリュートが活躍する曲です。 バインドマンはベーゼンドルファーを使用、中低音域の豊かな音色がバッハの音楽の魅力を引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100368

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    BEYOND
    オペラと現代管弦楽 -
    アデス、ダヴ、オーコイン、ミューリー
    詳細ページ
    [ピーター・ムーア、ティモシー・レドモンド、BBCスコティッシュ交響楽団]

    Orchestral Music (21st Century) - ADÈS, T. / DOVE, J. / AUCOIN, M. / MUHLY, N. (Beyond) (P. Moore, BBC Scottish Symphony, T. Redmond)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:ORC100368

    CD価格:2,175円(税込)

    現代オペラの作曲に力を入れる4人の作曲家の作品を収録したアルバム。 トーマス・アデスの「3つの小品による組曲」は2025年に初演から30周年を迎える彼の出世作《彼女に化粧を》からの作品。親しみやすい旋律が楽しめます。 ダヴの《Stargazer》は「トロンボーンと管弦楽のためのオペラ」という副題を持ち、奏者ピーター・ムーアはこれまでにもこの作品を何度も演奏、今回満を持して録音に臨んでいます。 ニコ・ミューリーの「ライアー組曲」はウィンストン・グレアムの小説「マーニー」を題材にした歌劇からの音楽。歌ではなく楽器が、悲しい主人公の物語を描き出しています。 オーコインの「ユーリディス」は自身の歌劇《ユーリディス》のオーケストラ組曲。死者が忘却の川を渡ったことを告げる金属的な音で始まり、音楽は冥界と地上を行き来します。もう1作の「ヒース」は『リア王』に登場する荒涼たる場所の名前。全てを失った王が最後に行き着く場所をイメージした作品です。

  • 商品番号:ORC100369

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    モーツァルト(1756-1791)
    ヴァイオリン協奏曲 第5番
    ドヴォルザーク(1841-1904)
    ロマンス
    4つのロマンティックな小品 詳細ページ
    [グレース・パク、エマニュエル・ヴィヨーム、プラハ・フィルハーモニア]

    DVOŘÁK, A.: Romances, Opp. 11 and 75 / MOZART, W.A.: Violin Concerto No. 5, "Turkish" (Grace Park, Prague Philharmonia, Villaume)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:ORC100369

    CD価格:2,175円(税込)

    2018年、ナウムバーグ国際ヴァイオリン・コンクールの優勝者グレース・パクのソロ・デビュー・アルバム。ドヴォルザークとモーツァルトを収録したこの1枚からは、彼女の実力と音楽性、美音を存分に味わえます。 グレース・パクはロサンゼルス生まれ。コルバーン音楽院とニューイングランド音楽院で学び、ミリアム・フリード、ロバート・リプセットらに師事しました。ニューヨーク・ユース管のソリストとしてカーネギーホールに出演、プラハ・フィルハーモニアとルドルフィヌムで演奏、ソウルではミンコフスキ指揮するグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊のソリストを務めました。米国各地でマスタークラスを開催し、後進の指導にもあたっています。 使用楽器は1717年製ジュゼッペ・フィリウス・アンドレア・グァルネリ。

  • 商品番号:SOMMCD0698

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    テレマン(1681-1767)
    〈パリ四重奏曲 第1集〉
    6つのクァドリ(1730) 詳細ページ
    [ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ]

    TELEMANN, G.P.: Paris Quartets, Vol. 1: 6 Quadri (London Handel Players)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:SOMMCD0698

    CD価格:2,250円(税込)

    英国古楽界の腕利き奏者を集めて2000年に旗揚げしたロンドン・ヘンデル・プレイヤーズが、テレマンの『パリ四重奏曲集』全曲録音を開始。 『パリ四重奏曲集』には1730年にハンブルクで出版された「クァドリ」(6曲)と1738年にパリで出版された「新しい四重奏曲集」(6曲)があり、前者がパリの音楽家たちの間で評判になったことから1737年にテレマンにとって最初で最後のパリ行きが実現し、その折に演奏した曲を書き留めたのが後者とされています。後者だけを「パリ四重奏曲集」と呼ぶこともありますが、当プロジェクトは「クァドリ」を含むもの。その名の通り4声で書かれ、合奏協奏曲形式、室内ソナタ(ソナタ・ダ・カメラ)、フランス風の舞曲組曲各2曲から成り、当時の代表的な様式を使いこなしつつ楽器の個性を活かした譜面を見たパリの音楽家たちの間でセンセーションが巻き起こったのでした。 ソリストとして、また古楽オーケストラやアンサンブルの一員として豊かな経験を持つロンドン・ヘンデル・プレイヤーズの演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0699

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    ハバネラ
    8人のチェロと声楽のための作品集 詳細ページ
    [アナ・ビアード・フェルナンデス、ロデリック・ウィリアムズ、エンデリオン・チェリスツ 他]

    Vocal and Instrumental Ensemble Music - FALLA, M. de / MONTSALVATGE, X. / RAVEL, M. (Habanera) (A.B. Fernández, R. Williams, The Endellion Cellists)

    発売日:2025年03月21日 NMLアルバム番号:SOMMCD0699

    CD価格:2,250円(税込)

    2023年の“エンデリオン・サマー・ミュージック・フェスティバル”での企画から生まれた1枚。 バリトンのロデリック・ウィリアムズと、チェリストのジョエリー・クースが中心となり、エンデリオン・チェリスツやソプラノのアナ・ビアード・フェルナンデスが演奏に参加。ウィリアムズ自身も第8チェロとしてメンバーに名を連ねています。 収録曲は、スペイン、ラテン色の濃いプログラムの中に、スペインつながりでショスタコーヴィチの作品を織り込んでいます。最後にアンコールとして、ラモーのオペラ=バレ《優雅なインドの国々》より「平和な森」がアルバムを華やかに締めくくります。

  • 商品番号:555039

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    カッポーニ(1680-1744)
    マンドリンと通奏低音のための6つのソナタ 詳細ページ
    [アンナ・トルゲ 、ゲーラルト・ハンビッツァー、アンドレアス・ナハツハイム、マルクス・メ―レンベック]

    CAPPONI, R.: Mandolin Sonatas Nos. 1-6 (Torge, Hambitzer, Nachtsheim, Mollenbeck)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:555039-2

    CD価格:2,100円(税込)

    後期バロックの作曲家ラニエーリ・カッポーニ。その生涯と作品についてはほとんど知られていませんが、残された数少ない資料によれば、宗教家であるとともに、大いに影響力のある音楽家だったとされています。彼が没した1744年、兄ルベルトがフィレンツェで12曲のソナタ・ダ・カメラ(室内ソナタ)を出版、これらがケルン大司教クレメンス・アウグスト(1700-1761)に献呈されたことで、かろうじて歴史の中に彼の名が記されることとなりました。ウィーンの図書館に楽譜が保存されたこれらのソナタは、通奏低音付きの旋律楽器のために作曲され、18世紀の音楽様式を反映しています。 このアルバムでは、マンドリン奏者アンナ・トルゲを中心としたアンサンブルがカッポーニの6つのソナタを演奏。バロック・マンドリンは当時人気のある楽器であり、ヴィヴァルディやスカルラッティも作品を残したほどで、カッポーニの作品もバロック・マンドリンでの調弦と演奏技法に適しています。トルゲは楽器の表現力と技巧を最大限に活かしつつ、当時の室内楽作品の美しさを再現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555489

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    ベートーヴェン、リース、ロード:
    弦楽四重奏曲集 詳細ページ
    [シュパンツィヒ・クァルテット]

    String Quartets (19th Century) - BEETHOVEN, L. van / RODE, P. (Schuppanzigh-Quartett)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:555489-2

    CD価格:2,100円(税込)

    このアルバムには、同時代の作曲家ベートーヴェン、ピエール・ロード、フェルディナント・リースによる3つの弦楽四重奏曲を収録。19世紀初旬のウィーンにおける3人の関係を捉えています。 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番は1810年に書かれた作品で、自身で「セリオーソ」と名付けた厳格な曲です。ピエール・ロードはフランス出身のヴァイオリニスト。1812年にベートーヴェンが最後のヴァイオリン・ソナタ第10番を献呈した相手です。ここには1811年に出版されたハイドン風の佇まいを持つロードの四重奏曲が収録されています。そしてロードに献呈されたベートーヴェンのソナタも収録されていますが、こちらは原曲ではなく、ベートーヴェンの弟子であり友人でもあったフェルディナント・リースが1830年代半ばに編曲した弦楽四重奏版です。彼はベートーヴェンの音楽を深く理解しており、その作品を繊細に分析しながら、室内楽作品として新たな形に再構築しました。 演奏するシュパンツィヒ・クァルテットは、ベートーヴェンと深く関わりのあったイグナーツ・シュパンツィヒの名を冠したケルンのアンサンブル。リース作品の演奏が高く評価されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555589

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    アンドレー(1841-1929)
    交響曲 第1番
    フリチョフ組曲 詳細ページ
    [ヘルマン・ボイマー、ノールショピング交響楽団]

    ANDRÉE, E.: Symphony No. 1 / Fritiofs saga Suite (Norrköping Symphony, Bäumer)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:555589-2

    CD価格:2,775円(税込)

    エルフリーダ・アンドレーはスウェーデンの女性オルガニスト・作曲家・指揮者。彼女は卓越した演奏技術で、スカンジナビア諸国で女性として初の大聖堂正オルガニストの地位に就いたことで知られています。 このアルバムには1869年に初演された「交響曲第1番」と「フリチョフ」組曲を収録。交響曲第1番は、初期の作品でもあり、彼女自身はあまり高く評価していませんでしたが、聴衆や批評家は好意的に受け止めました。 「フリチョフ組曲」は、詩人エサイアス・テングネールの叙事詩による、彼女唯一の歌劇《フリチョフの神話》を基にした5曲からなる組曲。この叙事詩は、スウェーデンのほぼすべての子どもが知っているほど有名なものですが、歌劇自体は出版されることなく上演もほとんど行われることがありませんでした。アンドレーは後に5つの楽章からなる組曲に編曲。1909年に自身の指揮で初演しています。荘厳な雰囲気を持つ前奏曲、哀愁漂う「インゲボルクの哀歌」、重厚な「リング王の頌歌」、憧れに満ちた「フリチョフのロマンス」、最後は劇的な「フリチョフの海路」が置かれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555621

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    ベン=ハイム(1897-1984)
    管弦楽曲と室内楽曲集 詳細ページ
    [リフ・ミグダル、ジェスコ・シルヴォー、シュターツカペレ・ワイマール]

    BEN-HAIM, P.: Orchestral and Chamber Music (Migdal, Weimar Staatskapelle, Sirvend)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:555621-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ドイツのミュンヘンで生まれたパウル・フランケンブルガー。ミュンヘン国立歌劇場でブルーノ・ワルターの助手を務め、その後アウクスブルク市立劇場の楽長を務めました。その後は作曲と教育に専念、歌曲を中心とした作品を書きましたが、1931年、ナチスによってアウクスブルクの楽長の地位を解任されて以降、身に迫る厳しい活動の制限、脅迫、社会的孤立を逃れるために、1933年に当時イギリス委任統治領にあったパレスチナへ亡命。西洋文化において発展途上の地とみなされていたパレスチナでミュンヘン出身の彼は重用され、ヘブライ語の「パウル・ベン=ハイム」と改名。1948年のイスラエル独立とともに正式に同国の国民となり、多くの業績を遺しました。 このアルバムではヴァイオリニスト、リフ・ミグダルを中心とした「イズコール」などの協奏的作品や、ヴァイオリンとピアノのデュオ、歌曲、「無言歌」と題された独奏楽器と弦楽のための作品などが収録されており、これらからは後期ロマン派の音楽に中東の要素を融合させた独自の作風が窺えます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555646

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    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    歌劇《貞節なニンフ》 RV714 詳細ページ
    [イェヴヘン・ラフマニン、チェルシー・ツルフリュー、キアラ・カッターニ、バロックオーケストラ:ユング]

    VIVALDI, A: Fida ninfa (La) [Opera] (Zurflüh, Welle, Balducci, White, Rakhmanin, Barockorchester: Jung, Cattani)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:555646-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    このアルバムは2023年8月のインスブルック古楽音楽祭で上演されたヴィヴァルディの《貞節なニンフ》をライヴ収録したもの。1732年に初演されたこの歌劇は、美しい旋律に満たされた多彩なアリアやアンサンブルを持つ作品。 1993年ウクライナ出身のバス、ラフマニンをはじめとした新進気鋭の歌手たちと、キアラ・カッターニが指揮する、この上演のために結成された「バロックオーケストラ:ユング」の生き生きとした演奏が魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555686

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    スマレーリャ(1854-1929)
    歌劇《イストリアの結婚式》 詳細ページ
    [アナマリア・クネゴ、ホルヘ・プエルタ、ジモン・クレチッチ、リエカ歌劇場交響楽団 他]

    SMAREGLIA, A.: Nozze istriane [Opera] (Knego, Surian, Polinelli, Puerta, Počkaj, Findrik, Rijeka Opera Choir and Symphony Orchestra, Krečič)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:555686-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    アントニオ・スマレーリャはイタリア人の父とクロアチア人の母の下、当時オーストリア=ハンガリー帝国領だったイストリアで生まれた作曲家。この歌劇《イストリアの結婚式》は父の故郷を舞台とした物語で、ルイージ・イッリカの台本が用いられており、ヴェリズモ・オペラの手法とプッニーニ風の旋律美を持つスマレーリャの代表作の一つです。 マルッサを歌うのはリエカ生まれのソプラノ、アナマリア・クネゴ。他のキャストもリエカを中心に活躍する実力派の歌手たちが歌い、スロヴェニアの指揮者ジモン・クレチッチが全体をまとめています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574659

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    チャイコフスキー(1840-1893)

    ヴァイオリン協奏曲集 詳細ページ
    [ギド・サンタナ、ティエリー・フィッシャー、サンパウロ交響楽団]

    MENDELSSOHN, Felix / TCHAIKOVSKY, P.I.: Violin Concertos (G. Sant'Anna, São Paulo Symphony, T. Fischer)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:8.574659

    CD価格:1,900円(税込)

    2005年、サンパウロ生まれのヴァイオリニスト、ギド・サンタナ。2018年にユーディ・メニューイン国際コンクールに参加、聴衆賞と室内楽賞を受賞した後、2022年、フリッツ・クライスラー国際ヴァイオリン・コンクールで南米出身の奏者として初の優勝を果たしました。現在は、クロンベルク・アカデミーで学びつつ、ブラジル、ヨーロッパ、韓国ほか世界各国の主要オーケストラと共演しています。 このアルバムでは、2020年からサンパウロ交響楽団の音楽監督兼首席指揮者を務めるティエリー・フィッシャーとともに、メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏。名曲中の名曲とも言える王道レパートリーに向き合い、1874年製ジャン=バティスト・ヴィヨームのヴァイオリンを操り、張りのある美しい音色と豊な感性に支えられた演奏を披露します。

  • 商品番号:8.574664

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    トリゴス(1965-)
    〈ギター作品集 第1集〉
    スペインのフォリアによる12の変奏曲とフーガ
    リチェルカーレ・デ・カマラ VII
    パルティータ
    詳細ページ
    [ディーター・ヘニングス、ポール・ヴァイアンクール]

    TRIGOS, J.: Guitar Works, Vol. 1 - 12 Variations and Fugue on the Folia de España / Ricercare de Cámara VII / Partita (D. Hennings, Paul Vaillancourt)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:8.574664

    CD価格:1,900円(税込)

    メキシコ系アメリカ人の作曲家フアン・トリゴスは「abstract folklore=抽象的フォークロア」という概念に基づき曲を書いています。これは、さまざまな文学的要素、および音楽的伝統を作曲に採り入れる手法を用いたもので、本アルバムでも、その一端を聴くことができます。 大規模な「スペインのフォリアによる12の変奏曲とフーガ」はおなじみのフォリアの主題がシンコペーションのリズムと融合、時代を超えた幽玄な世界を作り上げています。バロック期の作品を思わせる古典的な佇まいと壮大な対位法に彩られた終曲のフーガが聴きどころ。「リチェルカーレ・デ・カマラ VII」はギターとパーカッションが競い合い、技巧的な旋律を奏でる作品。「パルティータ」も一種の変奏曲で、こちらも舞曲を想起させながらも現代的な響きが楽しめます。 ディーター・ヘニングスはバロックから現代まで幅広いレパートリーを持つ奏者。現在はケンタッキー大学の音楽教授を務めるとともに、UKインターナショナル・ギターシリーズの企画運営も行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660576

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    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《アルフレッド大王》 詳細ページ
    [アントニーノ・シラグーザ、ジルダ・フィウメ 他、コッラード・ロヴァーリス、ドニゼッティ歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年03月14日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    生き別れとなっていたアルフレッド王とアマーリア王妃は、羊飼いのグリエルモの助けで再会を果たし、イングランドに侵攻したデーン人と戦う意思を固めます。王の居場所を突き止めたデーン人の将軍アトキンスが彼らを襲いますが、臣下エドゥアルドの機転で脱出し、やがて彼の旗下に集結した兵士や民衆と共にデーン人と戦い、イングランドから放逐します。 1823年にナポリのサン・カルロ劇場で初演されたこの作品は、台本の弱さなどの理由で数回の上演で打ち切られ、お蔵入りとなりました。しかし、2023年にベルガモの「ドニゼッティ音楽祭」によって200年ぶりに蘇演され、その際の演奏がこのアルバムに収録されています。 この上演では、ロッシーニ・テノールとして知られるアントニーノ・シラグーザがアルフレッド役を、ヴェルディ・ソプラノのジルダ・フィウメが王妃アマーリア役を務め、コッラード・ロヴァーリスが指揮を振り、ドニゼッティ歌劇場管弦楽団とハンガリー放送合唱団が溌剌とした演奏を披露しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A576

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    ローマのアリアンナ
    17世紀イタリア
    女声歌手たちに捧げられたアリア、カンタータ、ラメント
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    [カルロッタ・コロンボ、ガブリエーレ・プロ、アニマ・エ・コルポ]

    Arianna in Rome - FRESCOBALDI, G.A. / KAPSBERGER, G.G. / ROSSI, L. (Arias, Cantatas and Laments for the Seventeenth-Century Virtuose) (Colombo)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:A576

    CD価格:2,775円(税込)

    「歌いながら語る」技法を支えた女声歌手たちの軌跡を傑作で辿る17世紀前半、つまりバロック初期の時代にあって独唱という新たな曲種が大いに発展をみたイタリアでは、すぐれた女声歌手たちの存在が大きな意味を持ちました。女性の躍進に何かと反発する権威者が多かった西方教会の総本山ローマでさえ、彼女たちは芸術に関心の高い有力者の後援を得、重要な作曲家たちに声の技芸を通じて刺激を与え、さまざまな作品のインスピレーション源となったのです。 そうしたバロック初期の「永遠の都」における重要な女性声楽家たちの足跡を丁寧に辿り、注目すべき作曲家たちの名品を通じて彼女たちの活躍に迫ったのがこのアルバム。演目の大半はローマの作曲家たちによるものですが、初演者の演技力が大きな成功に繋がった象徴的な作品として、マントヴァ宮廷で初演されたモンテヴェルディの傑作「アリアンナの嘆き」も収録。 独唱のカルロッタ・コロンボは、昨今アカデミア・ビザンティナやイル・ポモ・ドーロとの共演で躍進めざましい新世代イタリア人歌手。イタリアの古楽器楽団アニマ・エ・コルポも、充実した通奏低音陣の柔軟なアンサンブルや闊達なヴァイオリン演奏によって、詩句の魅力をじっくり引き出す彼女の名唱をよく支えています。

  • 商品番号:ALPHA1040

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    モーツァルト(1756-1791)
    管楽のためのセレナード
    〈古楽器によるクラリネットのための作品全集 第1巻〉 詳細ページ
    [ニコラ・バルディルー、アレクサンドル・シャボ、ガブリエル・ピドー、ダヴィド・ゲリエ ほか]

    MOZART, W.A.: Works for Clarinet (Complete), Vol. 1 (Baldeyrou, Chabod)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:ALPHA1040

    CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    名手バルディルーがモーツァルトのクラリネット作品を古楽器で集成する企画第1弾!フランス出身のニコラ・バルディルーは、ミュンヘン国際コンクールなど多くのコンクールに入賞後、ソリスト、室内楽奏者として世界中で活躍しながらリヨン音楽院などで教鞭をとり、ビュッフェ・クランポン社のアンバサダーも務めるなど、現在最も注目されているクラリネット奏者の一人。アーノンクールやノリントンらと出会い古楽演奏でも活躍している彼が、モーツァルトがクラリネットのために書いた室内楽曲と協奏曲を全曲古楽器で録音するというプロジェクトを始動しました。 第1弾は「グランパルティータ」ほか全3曲の管楽セレナード集。ホルンとトランペット二刀流の名手ダヴィド・ゲリエや、若手のガブリエル・ピドー、名吹奏楽団ギャルド・レピュブリケーヌの首席奏者たちなど、たいへん豪華な顔ぶれが並びます。モーツァルトを当時の楽器で演奏することには技術的な課題があり、現代の楽器のように均一的な音色で演奏しようとすると限界がありますが、「その困難こそが音楽的な語り口に独特の彩りを添え、モーツァルトが愛した美学と一致する自然なフレージングを明らかにする」というバルディルーの言葉通り、活き活きとしたその音楽と溶け合う音色の美しさは格別。ここでは第11番と第12番でもコントラバスを加えて第2ファゴットの一部に重ねることで、より豊かな響きが得られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1082

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    モレキュール:
    交響曲 第1番 「量子」 詳細ページ
    [モレキュール、アレクサンドル・ブロック、フランス国立リール管弦楽団]

    MOLECULE: Symphony No. 1, "Quantique" (Orchestre National de Lille, A. Bloch)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:ALPHA1082

    CD価格:2,475円(税込)

    ロマン・ド・ラ・ヘイ=セラフィニ、通称モレキュールは、フィールド・レコーディングをトレードマークとするエレクトロニック音楽のコンポーザー、DJ、そして音楽的な冒険家です。ブルターニュ出身の彼は長距離ヨットレースのヴァンデ・グローブに参加、北大西洋やポルトガルのナザレの荒波を越えて数年間にわたり世界中で音を集め、それを彫刻のように自らの作品として仕上げてきました。 2年前、彼は新たな試みとして交響楽団の中に飛び込み、マーラーやベートーヴェンが作った音楽のほか楽器それぞれの音もサンプリング。それらをもとに83人の奏者のための交響曲を完成させました。国立リール管弦楽団とアレクサンドル・ブロックはこの前例のない探求からの挑戦を受け入れ、モレキュールの初の交響曲を披露します。この作品は、過去と未来を結ぶ架け橋であるだけでなく、ユニークなアーティストによる内省的な作品でもあります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1121

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    ミケランジェロの詩による組曲
    交響詩「十月革命」 詳細ページ
    [マティアス・ゲルネ、ミッコ・フランク、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Suite on Words by Michelangelo (Sung in Russian) / October (Goerne, Orchestre Philharmonique de Radio France, M. Franck)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:ALPHA1121

    CD価格:2,775円(税込)

    ゲルネとフランクによるショスタコーヴィチ第2弾ショスタコーヴィチの死の前年に完成し、その死生観が色濃く反映した「ミケランジェロの詩による組曲」と、十月革命50周年を記念して社会主義リアリズムに則って作曲された「十月革命」を収録。ゲルネの奥行きと重量感のある歌声、フランク率いるフランス放送フィルによるシャープな演奏が、演奏機会の少ないこれら2作品の真価を伝えています。アスミク・グリゴリアンとの共演で話題となった交響曲第14番に続くリリースです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1059

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    ビゼー(1838-1875)
    〈稀少作品集〉
    ジャミレ、ヴァスコ・ド・ガマ、カンタータ、序曲イ短調
    さまざまな歌曲、合唱曲、ピアノ曲
    詳細ページ
    [フランソワ=グザヴィエ・ロト、ジュリアン・ショーヴァン、アデル・シャルヴェ、レイナウト・ファン・メヘレン、シリル・デュボワ、アンソニー・ロマニウク 他]

    BIZET, G.: Djamileh / Vasco de Gama / Cantates / Mélodies (Druet, Ratia, Martin, Chœur de l'Opéra de Lille, Les Siècles, Roth)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:BZ1059

    4CD+BOOK 4枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    ビゼーの希少作品を豪華演奏陣で!
    その多面的な才能を読み解く好企画
    2025年が歿後150周年にあたるビゼー。《カルメン》と『アルルの女』が極度に有名で演奏機会もきわめて多い一方、他の作品となると初期の交響曲、オペラ《真珠採り》や《美しきパースの娘》、ピアノ連弾のための『子供の遊び』などが比較的取り上げられるだけで、36年余の人生に比して多作と言ってよいほどの数に上る彼の音楽は、大半が忘却の淵に沈んだままと言っても過言ではありません。 記念年に寄せてロマン派フランス音楽センター(Palazetto Bru Zane)から登場するこの4枚組は、幻の初期カンタータ『ヴィルジニの帰還』が2024年5月に初演(!)された際に収録された世界初録音を筆頭に、管弦楽を要する大作を含む活動初期から、早すぎた晩年までの演奏機会に恵まれていない作品を厳選しています。特に、ローマ賞受賞で若き作曲家に活路を拓いた『クローヴィスとクロティルド』、初演時に低評価だったもののビゼーが「我が道を見出した」と語ったオペラ=コミーク《ジャミレ》(台詞部分も音楽とトラックを分けて全て収録した全曲録音)は、僅かに存在する既存録音に比肩しうるドラマティックな演奏内容。前者はフランス近代音楽の古楽器演奏で優れた実績を重ねてきたロト指揮レ・シエクル、後者はALPHAのモーツァルト録音の数々で知られるショーヴァン&ル・コンセール・ド・ラ・ロージュという錚々たる演奏陣による解釈です。 19世紀当時の奏法による古楽器録音はどちらも世界初です。ラロやデュパルクら同時代人の傑作に劣らぬどころかビゼー特有の個性が光る歌曲群は、シャルヴェ、ブーロンという名歌手に加えユニークな来日公演でも好評を博しているアンソニー・ロマニウクがピアノで参加。早世した第一級の声楽・劇音楽作曲家ビゼーの才能がいかに多面的であったか、錚々たる演奏陣による名演の数々とBru Zaneレーベルならではの充実解説(仏語、英語)でじっくり読み解ける好企画です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C561177

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    スウェーデン
    ニッケルハルパの芸術 詳細ページ
    [ダニエル・ペッテション、シェシュティ・ストービ、マリア・ヨンソン、オルフ・ミスイェルド]

    発売日:2025年03月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    スウェーデンの民族楽器、ニッケルハルパの名手ダニエル・ペッテションが2003年にラジオ・フランスで録音したアルバムの再発売。 鍵盤で音程を変えて弓で弾くメロディ弦のほか共鳴弦とドローン弦を持つニッケルハルパは、素朴な音色ながらも複数の楽器が合奏しているかのような豊かな響きが特徴。ここではほかの弦楽器や歌との共演のほか、ドローン弦だけで共鳴弦を持たないコントラバスハルパ(低音楽器ではありません)や、18世紀後半のフランスで流行した五弦の弓弦楽器カントンに共鳴弦が付いたカントン・ダ・モーレなど、珍しい楽器の響きを味わうことができることも魅力です。

  • 商品番号:CHSA5354

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    シューベルト(1797-1828)
    〈交響曲全集 第4集〉
    交響曲 第9番
    オーケストラ伴奏付きの歌曲集 詳細ページ
    [エドワード・ガードナー、バーミンガム市交響楽団、メアリー・ベヴァン]

    SCHUBERT, F.: Symphonies, Vol. 4 - No. 9 / Orchestral Songs (M. Bevan, City of Birmingham Symphony, E. Gardner)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:CHSA5354

    SACD-Hybrid価格:2,700円(税込)

    エドワード・ガードナーのシューベルト交響曲全集の最後を飾るのは第9番「グレート」です。ガードナーはバーミンガム市交響楽団を操り、これまでの交響曲と同じく全体をすっきりとまとめ、極めてスタイリッシュかつ歌心溢れる演奏を聴かせます。アルバムには『ロザムンデ』からのロマンスや後世の作曲家がオーケストラ伴奏に編曲した歌曲も収録。英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞を獲得し、世界で活躍するソプラノ、メアリー・ベヴァンが詩情豊かに歌い上げます。 CHANDOSが誇るプロデューサー:ブライアン・ピジョン&録音エンジニア:ラルフ・カズンズのコンビによる収録、SACDでのリリースです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD759

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    フーガの技法 BWV 1080(全曲) 詳細ページ
    [ファンタズム]

    BACH, J.S.: Art of Fugue (The), BWV 1080 (Phantasm, Hyde)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:CKD759

    CD価格:2,775円(税込)

    霊妙なガンバ合奏の響きが映える、バッハ未完の金字塔的傑作大バッハが晩年の作曲技巧の粋を尽くして書き進めながら、死の前年に終曲を書きかけたところで未完のまま残されることとなった充実作『フーガの技法』。現存する手稿譜には実演時にどの楽器を用いるかの指定がありませんが、作曲家自身が得意とした鍵盤楽器での演奏が前提になっていたに違いないとする研究者も少なくありません。 バロック期にはオルガン独奏のために書かれた曲をヴィオラ・ダ・ガンバの合奏に編み替えて演奏することも少なくなかったところ、世界的に知られた古楽大国イギリスの最前線で活躍するガンバ・コンソートのファンタズムによる同曲の全曲録音が登場。いくつかの曲では俊才ダニエル・ハイドがオルガン独奏で臨み、当時におけるガンバ合奏との互換性にも気づかせてくれる構成になっています。 この楽器ならではの、長い音の静かな膨らみやパート間で生まれる響きの味わいを、LINNレーベルの名技師フィリップ・ホッブズがごく自然な佇まいと共に余すところなく収め、作品自体の深みを自ずから引き出してゆく丁寧な解釈の妙がひときわ映える仕上がり。終曲は補筆なし未完の状態で演奏されており、独特の浮遊感の中ふいにバッハのペンが途絶えたところで音が止み、筆舌に尽くしがたい余韻を残して終わります。 ファンタズムという団体の充実した活動歴あればこその深遠な解釈にぜひ触れて頂きたい1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS149

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    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アルセスト》(全曲) 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、ネイサン・バーグ、シリル・オヴィティ、ギレム・ヴォルムス ほか ステファーヌ・フュジェ、レゼポペー、ヴェルサイユ王室歌劇場]

    発売日:2025年03月14日

    CD 3枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    リュリ最盛期の傑作に、本場ヴェルサイユ発の新名盤が登場!マルゴワール(1994)とルセ(2017)の新旧名盤が録音史上に燦然と輝く、17世紀フランス・オペラ屈指の傑作《アルセスト》ですが、このたび本場ヴェルサイユ宮殿で収録された驚異の新名演が登場します。 太陽王ルイ14世の王室音楽総監督リュリが1674年に披露したこの抒情悲劇は、希代の台本作家キノーの協力を得、反リュリの気配も立ち込める中でも王室からの熱烈な歓迎を受け、新たな定番演目となりました。戦いで落命したアドメート王を救うため、託宣に従い死を選んだ妃アルセストを、王の友人たる英雄アルシード(ヘラクレス)が冥府に降って救い出す全5幕の物語を、フランスのシーン最前線で絶大な信望を受け活躍するステファーヌ・フュジェが、名演奏家たちと共にきわめて繊細にして闊達な解釈に昇華。ジャンスとオヴィティという希代の名歌手2人が王妃と王を、幅広い活躍が続くネイサン・バーグがアルシードを表現力豊かな歌唱で演じ、他の歌手陣もそれぞれ深い役作りを鮮やかに声に息づかせています。 鍵盤奏者マリー・ヴァン・レインを筆頭に通奏低音陣は詩句と歌をよく引き立て、無孔ナチュラル・トランペットを吹きこなすジャン=フランソワ・マドゥーフ、オーボエとミュゼット(鞴式バグパイプ)の持ち替えで活躍するヴァンサン・ロバンら実力派が揃うオーケストラはリュリの楽団とほぼ同規模の員数。合唱との連携も巧みで、リュリの音楽性を改めて強く印象づけられる名演に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP1687

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    発売日:2025年03月14日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    Cypresからこれまで4枚のソロ・アルバムをリリースしているブリュッセルを拠点に活躍するピアニスト、エロディ・ヴィニョンの新たな挑戦は、彼女が愛してやまないドビュッシーのピアノ作品を作曲順に全曲録音するというもの。 第1集となる今回は、ナタニエル・グーアンをゲストに迎えて作曲者自身が2台ピアノ用に編曲した「牧神」を前奏曲に据え、初期の「夢」などから収録しています。彼女ならではの美しいタッチで作品の魅力を十二分に堪能することが出来る、聴き応えのある企画です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG840

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    The Dancing Violin
    ハチャトゥリアン(1903-1978)
    ヴァイオリン・ソナタ
    ソナタ=モノローグ ほかヴァイオリン作品集 詳細ページ
    [ダヴィド・ハルトゥニアン、グゼニア・マリアレヴィチ]

    KHACHATURIAN, A.I.: Violin Works (Complete) (The Dancing Violin) (Haroutunian, Maliarevitch)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:FUG840

    CD価格:2,775円(税込)

    アルメニア出身のヴァイオリニスト、ダヴィド・ハルトゥニアンは、カントロフとベルキンの門下でヨーロッパ東西それぞれの演奏伝統を受け継ぐ名手。フランスで活躍するピアニスト、グゼニア・マリアレヴィチと共に、祖国の大作曲家ハチャトゥリアンのヴァイオリン作品を深い愛情と共感を持って歌い上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GP951

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    F.X.モーツァルト(1791-1844)
    ピアノ・ソナタと変奏曲集 詳細ページ
    [ロバート・マーカム]

    MOZART, F.X.: Piano Sonata in G Major / Variations / Fantasy and a Krakowiak (Robert Markham)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:GP951

    CD価格:2,175円(税込)

    かのアマデウス・モーツァルトの末っ子として生まれ、兄弟の中で唯一音楽家の道を歩んだフランツ・クサヴァー。前作のポロネーズ集(GP941)に続くこのアルバムには、彼のソロ・ピアノ作品の中でも最大の規模を誇るピアノ・ソナタが収録されています。彼が得意とした舞曲の要素と、推進力を兼ね備えた見事な作品をお聴きください。 また、活気に満ちた「ロシアの歌とクラコヴィアクによる幻想曲」と「ロシアの主題による変奏曲」、父のオペラ《ドン・ジョヴァンニ》の主題による変奏曲も収録。ここではフランツ・クサヴァーの高度な装飾技法と遊び心が存分に発揮されています。 演奏は英国のピアニスト、ロバート・マーカム。チータム音楽学校でヘザー・スレイド=リプキンに、ジュリアード音楽院でオクサナ・ヤブロンスカヤに師事。現在は王立バーミンガム音楽院で講師を務めながらフランツ・クサヴァー・モーツァルトの研究を行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM92001

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    発売日:2025年03月14日

    CD価格:2,025円(税込)

    カラヤンが指揮するウィーン・フィルを、ジョン・カルショウのプロデュースによりゾフィエンザールで録音。Decca黄金時代の象徴的名盤の一つ。 これらの曲の代表的名演奏として、そして名録音としても語り継がれてきたもので、特に「ツァラトゥストラ」冒頭部分は映画「2001年宇宙の旅」で使われ、同曲を一躍有名にしました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM92002

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    発売日:2025年03月14日

    CD価格:2,025円(税込)

    世界屈指のヴィルトゥオーゾ・オーケストラ=シカゴ響の基礎を築いたハンガリー出身のフリッツ・ライナーによるRCAの名盤。情に溺れない剛毅な音楽作りは今聴いても特徴的。バルトークは長らく決定盤とされていたもの。

  • 商品番号:GRAM92003

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲 第9番「合唱付き」 詳細ページ
    [エーリッヒ・クライバー、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 他]

    発売日:2025年03月14日

    CD価格:2,025円(税込)

    Decca原盤。この指揮者らしい、端正でノーブルな「第九」。歌唱と演奏も現代とは一味違った音色を聴かせるところも魅力。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM92004

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    発売日:2025年03月14日

    CD価格:2,025円(税込)

    管弦楽版はRCA Living Stereoシリーズのライナーとシカゴ響のキリっとした名演、名録音。ピアノ版はモスクワでのセッション録音によるMelodiya原盤です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM92005

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    スメタナ(1824-1884)
    連作交響詩『わが祖国』 詳細ページ
    [ラファエル・クーベリック、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年03月14日

    CD価格:2,025円(税込)

    クーベリック十八番の「わが祖国」。洗練と活気を併せ持つ演奏に加え、Decca黄金時代の名録音を多数生み出したゾフィエンザールでの収録も魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM92006

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    発売日:2025年03月14日

    CD価格:2,025円(税込)

    将来を大いに嘱望されながら早世したスペイン生まれの指揮者アタウルフォ・アルヘンタ(1913-1958)がDeccaに遺した名盤をカップリング。いずれもオーケストラの個性豊かな音色と優秀録音が相まって高い評価を得ました。 アランフェス協奏曲ではソリストとオケもスペインという組み合わせです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99336

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    フランスのヴァイオリン・ソナタ集
    フォーレ、メシアン、ルクー、ラヴェル、プーランク 詳細ページ
    [トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー、ミヒャエル・コルスティック]

    Violin and Piano Recital: Irnberger, Thomas Albertus / Korstick, Michael - FAURÉ, G. / LEKEU, G. / RAVEL, M. (French Violin Sonatas)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:Gramola99336

    SACD-Hybrid 2枚組価格:3,750円(税込、送料無料)

    19世紀から20世紀にかけて書かれたフランスのヴァイオリン・ソナタを収録した2枚組。 出発点となるのは、フォーレの2つのソナタ。第1番はサン=サーンスから「傑作」と称賛された作品。それから42年を経て作曲された第2番は調性が希薄で、フォーレ晩年ならではの透明感ある清冽な音楽です。ロマンスやシシリエンヌなどの4つの小品が続き、最後にはメシアンがヴァイオリニストであった最初の妻に捧げた《主題と変奏》が収録されています。このメシアン初期の作品は印象主義的な要素を色濃く残した魅力溢れるものです。 2枚目のアルバムには、イザイが委嘱・初演したルクーのソナタ、ブルースの要素を採り入れたラヴェルのソナタとガルシア・ロルカに捧げられたプーランクの洒脱なソナタ、ラヴェルの名作「カディシュ」、師であるフォーレに献呈された「子守歌」が収録されており、アルバム全体で印象主義から現代へと至る音楽の軌跡を辿ることができるでしょう。 演奏するイルンベルガーとコルスティックのアンサンブルは比類ない正確さと表現力で各方面から絶賛されています。

  • 商品番号:GRAM99338

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    オデッセイ
    シマノフスキ、ヒンデミット、
    コリリアーノ、プッツ:

    ヴァイオリンとピアノのための作品集 詳細ページ
    [コシマ・スレーズ=ラリヴィエール、フィリップ・ショイヒャー]

    Violin and Piano Recital: Lariviere, Cosima Soulez / Scheucher, Philip - CORIGLIANO JR., J. / HINDEMITH, P. / SZYMANOWSKI, K. (Odyssey)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:Gramola99338

    CD価格:2,550円(税込)

    「オデッセイ」と題されたこのアルバムでは、ヴァイオリニストのコシマ・スレーズ・ラリヴィエールと、ピアニスト、フィリップ・ショイヒャーが、まるで伝説の世界を巡るような旅へと誘います。冒頭のシマノフスキの「神話」はギリシャ神話を題材にした作品で、続くヒンデミットのヴァイオリン・ソナタは、印象主義と古典的な音楽語法が融合。コリリアーノのヴァイオリン・ソナタは抒情的な雰囲気の中、複雑なリズムが光ります。最後はケヴィン・プッツの美しい「アリア」で締めくくられます。 コシマ・スレーズ・ラリヴィエールは、メニューイン音楽学校やハノーファー音楽演劇メディア大学で研鑽を積んだ奏者。ヨーゼフ・ヨアヒム国際コンクール入賞やバルトーク国際コンクール第1位など、多くの賞を受賞経験を持ち、これまでコンセルトヘボウやウィグモア・ホールなど世界各地で演奏、現代曲や室内楽にも力を注ぎ、兄であるヴィオラ奏者サオ・スレーズ・ラリヴィエールとの共演も頻繁に行っています。

  • 商品番号:GRAM99340

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    グルダ(1930-2000)
    ヴァイル(1900-1950)

    ヴァイオリン協奏曲 詳細ページ
    [ベンヤミン・シュミット、ハンスイェルク・アンゲラー、ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニー]

    GULDA, F. / WEILL, K.: Concertos for Violin and Wind Orchestra (Schmid, Salzburg Wind Philharmonic, Angerer)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:Gramola99340

    CD価格:2,550円(税込)

    「ベニ・シュミット」の名前でジャズ・ヴァイオリニストとしても活躍するベンヤミン・シュミット。今作ではハンスイェルク・アンゲラーが指揮するザルツブルク・ウインド・フィルハーモニーとともにフリードリヒ・グルダとクルト・ヴァイルの協奏曲に挑みます。 グルダの曲はもともとチェロのために書かれたもので、独奏楽器にはマイクを用いることが指定されていますが、この録音ではエレクトリック・ヴァイオリンを使用。作品にふさわしい響きを得ています。技巧的なカデンツァや終楽章での祝祭的な盛り上がりが聴きどころ。 クルト・ヴァイルのヴァイオリン協奏曲の伴奏は、管楽器、打楽器、コントラバスのみで構成されており、特にユーモラスな第2楽章では、この編成ならではの独創的な響きが生み出されています。 アルバムにはクルト・ヴァイルの「ユーカリ」と、ベンヤミン・シュミット自身の「フリッツへ」も収録されています。

  • 商品番号:GRAM99349

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    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:Gramola99349

    CD価格:2,550円(税込)

    ウィーンの歌姫アグネス・パルミザーノ。彼女は学生時代の2001年にドゥーデル(ヨーデルに似たコロラトゥーラによるウィーンの伝統的な歌唱法、2010年からユネスコの無形文化遺産に登録)と出会いました。しかしその時点で、これを歌える歌手は高齢のトゥルーデ・マリーしかおらず、パルミザーノはこの伝統を絶やさないために、ウィーンのホイリゲと民謡に残る伝統的なドゥーデルを当時70歳のマリー本人から学ぶとともに、民謡研究者や演奏者たちとともに楽譜を探し、独自のレパートリーを会得しました。 このアルバムでは約200年の歴史から選んだ様々な作品を披露。彼女の美しい声、かつ親密な表現と高度な技術は聴き手を魅了します。

  • 商品番号:ICAB-5183

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    レオポルド・ストコフスキー
    BBCレジェンズ・グレート・レコーディングス Vol. 2
    [6枚組 BOX] 詳細ページ
    [レオポルド・ストコフスキー]

    STOKOWSKI, Leopold: Great Recordings from the BBC Legends Archive, Vol. 2

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:ICAB5183

    CD 6枚組価格:6,675円(税込、送料無料)

    半分が初出! BBCレジェンズのストコフスキーBOX第2弾BBCレジェンズ・レーベルからリリースされていたアルバム5枚と、オランダの総合ラジオ放送協会の音源をセットにした第1弾が大変好評だった、ストコフスキーの「グレート・レコーディングス」に第2弾が登場。今回は初出時から好評だったロシア・プログラム、ワーグナー・プログラムと、ストコフスキー唯一の録音となるティペットの協奏曲を収録したアルバムの3タイトルが含まれます。 そしてさらに、BBCのアーカイヴから今回新たにCD化される音源が3枚分登場。「第九」「展覧会の絵」など、彼のレパートリーの中でも爆演・妙演で知られる作品が含まれるのも嬉しいところで、RCAへの録音の約1か月後となる「新世界」、Decca盤の録音直後の「第九」、同じくDecca盤録音直前のチャイコフスキー5番など、有名な名演前後に同じオーケストラとソリストで行なわれたライヴの熱い記録が聴けるのは、大きな目玉と言えるでしょう。いずれもこれまでオフィシャルに発売されたことのない貴重な音源です。 今回もRe:Soundのポール・ベイリーが、ストコフスキー自身が書き残した彼が理想とする音を目標として丁寧にリマスター。その特異なアゴーギクや楽器法を鮮明かつダイナミックに楽しむことが出来ます。 アンコールとして演奏された《ホヴァンシチナ》の前には、ストコフスキー自身が聴衆に向かってユーモアたっぷりに語りかける様子も収録。ファンには堪らないお宝BOXと言えそうです。セットにブックレットは封入されておらず、収録データなどはスリーブケースに記載されています。

  • 商品番号:LBM073

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    グラス(1937-)
    アナザー・ルック・アット・ハーモニー パート4
    バシリ(1705-1777)
    16声の同度のカノン 詳細ページ
    [レ・メタボール、ヨアン・エロー、レオ・ヴァリンスキ]

    GLASS, P.: Another Look at Harmony, Part 4 (Les Métaboles, Warynski)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:LBM073

    CD価格:2,775円(税込)

    2010年レオ・ヴァリンスキによって設立されたヴォーカル・アンサンブル、レ・メタボール。ここではフィリップ・グラスが混声合唱団とオルガンのために書いた作品と、18世紀イタリアのカノンを並べ、時代を超えて見事に呼応する声の芸術の世界を描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV148

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    ヴィルトゥオジティ礼讃
    リスト、モーツァルト、ブラームス、ラフマニノフ 詳細ページ
    [ミシェル・ダルベルト]

    Piano Recital: Dalberto, Michel - BRAHMS, J. / LISZT, F. / MOZART, W.A. / SCHUBERT, F. (Virtus)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:LDV148

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    名手ダルベルトが誘う、ヴィルトゥオジティの思いもよらぬ頂2025年に70歳を迎えるミシェル・ダルベルトが、日本のマネージャーと交わした「聴衆を惹きつける華麗で迫力満点なヴィルトゥオジティ(超絶技巧)」についての会話がヒントとなり、このアルバムは制作されました。それは、速く大音量で演奏すること、自分が思うままに指を動かすこと、それだけが本当にヴィルトゥオジティの定義なのだろうかという考察へと発展します。 注目したのは、ヴィルトゥオジティの起源は「美徳」にあり、もともとは道徳的な資質の集合を意味したという点で、それがやがて単に技術的なものを指すように変化していったのです。ダルベルトは彼が選んだブラームス、モーツァルト、リストらの作品を通し、これらをより深く理解するための長い旅へと私たちを誘います。その演奏の難しさは、曲を創作者の意図通りに響かせ、その才能を余すところなく表現するための手段の一つにすぎません。楽譜の上では易しいとされる、ここに収められたモーツァルトのソナタもまた然り。そして立ち現れる音楽が、作曲家と演奏者双方の人間性をも露わにしていくのです。 ヴィルトゥオジティ本来の意義を探る、ダルベルトならではの興味深い一枚です。

  • 商品番号:SWR19160CD

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    バレエ音楽「白鳥の湖」(抜粋)
    組曲 第4番 詳細ページ
    [ユーリ・アーロノヴィチ、バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Swan Lake / Suite No. 4(South West German Radio Symphony Orchestra, Baden-Baden, Stuttgart Radio Symphony, Ahronovitch)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:SWR19160CD

    CD価格:2,100円(税込)

    近頃人気が再燃している指揮者ユーリ・アーロノヴィチ(1932-2002)。ソ連時代のレニングラード(現サンクトペテルブルク)で生まれ、同地の音楽院で学んだあと、国内の主要オーケストラや劇場で指揮して高い評価を得ました。1972年にイスラエルに亡命した後はいち早く西側での活動を展開。1975年にはギュンター・ヴァントの後任としてケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席指揮者に招かれています。 チャイコフスキーは彼の得意曲目であり、とりわけ「白鳥の湖」は彼の人生において特別な位置を占めていました。彼がこのバレエを初めてみたのは、わずか5歳の時。キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)での公演でしたが、その魅力にすっかり心を奪われた彼は、両親に向かって「自分は指揮者になる」と宣言したといいます。 スウェーデンのテレビ番組で、アーロノヴィチは「私は決してオーケストラを”指揮する”人間ではなかった。常に同僚であり、友人であり、パートナーだった」と語りましたが、その人間味あふれる姿勢に加え、飾り気のない自然体のアプローチ、そして完璧主義が、彼の指揮スタイルを特徴づけていると言えるでしょう。 このアルバムには1996年の放送用スタジオ収録『白鳥の湖』抜粋(CD 93.234で既出)に加え、今回が初出となる「モーツァルティアーナ」(1995年のライヴ)を収録。伸縮自在のテンポと強烈なダイナミックスの対比など、煽るような高揚感が強調されがちなアーロノヴィチですが、「モーツァルティアーナ」では古典的に整った造形感覚や、洗練されたエレガンスの表現を再認識させてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900646

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    〈musica viva #46〉
    ヨハネス・カリツケ
    リュック・フェラーリ
    詳細ページ
    [ヨハネス・カリツケ、バイエルン放送交響楽団]

    KALITZKE, J.: Zeitkapsel / FERRARI, L.: Histoire du Plaisir et de la Désolation (musica viva, Vol. 46) (Bavarian Radio Symphony, Kalitzke)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:900646

    CD価格:2,325円(税込)

    2023年11月10日の「musica viva」コンサートのライヴを収録したアルバム。1959年生まれの指揮者・作曲家ヨハネス・カリツケが自作とリュック・フェラーリの作品を演奏しています。 カリツケの「Zeitkapsel タイムカプセル」は2022-23年のバイエルン放送委嘱作品。様々な時代の音楽的要素が用いられ、曲の最後には、歴史上初めての音響記録である「1860年の蝋紙上の音波記録」の断片が響きます。フェラーリの「Histoire du Plaisir et de la Désolation 快楽と悲嘆の物語」は1979-81年にラジオ・フランスから委嘱されたもので、1982年にパリで初演されました。ミュジーク・コンクレートの先駆者として知られるフェラーリがオーケストラ作品に挑戦した意欲作で、快楽と悲嘆のテーマが独創的な展開をもって描かれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-46

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    ウェルドン(1676/77-1736)
    仮面劇《パリスの審判》 詳細ページ
    [トーマス・ウォーカー、ジョナサン・ブラウン 他、ジュリアン・パーキンス、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2025年03月07日

    CD価格:2,475円(税込)

    英国楽団を驚かせたウェルドンの歌劇《パリスの審判》、世界初録音!1701年に開催されたウィリアム・コングリーヴの台本「パリスの審判」によるオペラの作曲コンクールで、大本命をおさえて若きジョン・ウェルドンが優勝し、ロンドンの音楽界を驚かせました。このCDはその作品を世界で初めて収録した全曲盤です。 このコンクールは裕福な英国貴族たちが主催し、羊飼いパリスがヴィーナス、パラス・アテネ、ジュノーの三女神の中から最も美しい者を選び、勝者に黄金のリンゴを渡すという筋書の作品を競うものでした。前評判では、台本作者の友人で劇作品での実績もあり、更に人気女優を自作に起用できるジョン・エクルズが本命視されていましたが、ウェルドンはヴィーナスの勝利を讃える壮麗なコーラスなどドラマティックな音楽作りを行い、また編成を絞るなどしてコンクール当日の短いリハーサル時間で作品を練り上げることに成功して勝利を収めたのでした。 18世紀のロンドンがイタリア・オペラによって席捲されたため埋もれてしまった当作品ですが、すぐれた研究者と演奏家たちが協力して実現した当録音でよみがえりました。ウェルドンの旋律美と機知に富んだドラマは今聞いても新鮮で、指揮者ジュリアン・パーキンスも「ウェルドンが勝者となったことに納得した」と述べています。 演奏の主役を担ったケンブリッジ・ヘンデル・オペラ・カンパニーは、「歴史的なインスピレーションによる演出」でバロック・オペラを上演する団体。様々なアウトリーチ活動も行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85056

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    発売日:2025年03月07日

    CD価格:2,175円(税込)

    ラヴェルやバルトークに名作を書かせたダラーニ、
    英コロンビアに録音した小品を集成
    ラヴェルのツィガーヌやバルトークの2曲のヴァイオリン・ソナタの来歴を調べたことのある人ならば、それらを献呈され、作曲者と演奏を重ねたヴァイオリニストとしてイェリー・ダラーニの名前に見覚えがあることでしょう。1893年、ハンガリーに3人姉妹の末っ子として生まれたイェリーは、当初ピアノを学んで6歳で初のコンサートを行ったものの、8歳の時に姉アディラのヴァイオリンを指導した人物に才能を見込まれて転向。アディラから6週間の指導を受けた後にブダペスト・アカデミーに合格し、フバイらの指導を受けました。 10歳で大叔父ヨーゼフ・ヨアヒムの前でシュポアの協奏曲を演奏、ヨアヒムが将来の指導を約束しますが、イェリーが成長する前にヨアヒムは亡くなってしまい、以後ほとんど独学でヴァイオリンの演奏を続けました。そのこともあってか、姉アディラは洗練されたスタイル、妹イェリーは野生的で奔放とのイメージがありますが、ここに聴く小品の数々では、高音域の敏捷な弓捌きをはじめとする洗練されたテクニックに加え、繊細で甘美な抒情の表出にも長けていたことがわかります。 イェリーは10代で姉のアディラ(結婚後の姓ファキーリで知られる)と共にイギリスに移住し、ソロ、姉とのデュオ、マイラ・ヘスとのデュオやトリオなどで活躍。ウィグモア・ホールでのリサイタルはタイムズ紙で「音色で何ができるか、音色とはいかにあるべきかの手本を示した」と称賛され、プロムスには43回も出演。第2次大戦前のヨーロッパ楽壇のミューズとして多くの聴衆、演奏者、作曲家を魅了して、新作の献呈を受け、初演も行いました。 (曲目・内容欄に続く)

  • 商品番号:C240111

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    モーツァルト(1756-1791)
    孤児院ミサ
    ハイドン(1732-1809)
    ネルソン・ミサ 詳細ページ
    [ミヒャエル・ギーレン、ウィーン放送交響楽団、マックス・エマヌエル・ツェンチッチ、エレナ・モシュク 他]

    MOZART, W.A.: Missa solemnis, K. 139 "Waisenhausmesse" / HAYDN, J.: Mass No. 11, Hob.XXII:11, "Nelsonmesse" (ORF Vienna Radio Symphony, Gielen)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:C240111

    CD価格:2,400円(税込)

    モーツァルトのハ短調ミサ曲はウィーンの孤児院教会(ヴァイゼンハウスキルヒェ)の献堂を記念して委嘱された作品。当時、わずか12歳のモーツァルトが宮廷で初演を指揮し大きな称賛を得ました。 ハイドンの「ネルソン・ミサ」はナイルの海戦で功績をあげたホレーショ・ネルソン提督にちなみこの名で呼ばれるようになり、1800年にはネルソン自身がエステルハージ宮殿を訪れてこの曲の演奏を聞いたとされ、このタイトルで落ち着きました。ギーレンはネルソン・ミサを1999年にバーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団と録音しており、お気に入りの作品だったようです。 モーツァルトでソプラノ・パートを歌うツェンチッチは、録音当時ウィーン少年合唱団に在籍中でした。その飛び抜けた美声がこのミサ曲でも際立っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5511

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    ザウアー(1862-1942)
    アンゾルゲ(1862-1930)

    ピアノ協奏曲集 詳細ページ
    [オリヴァー・トリンドル、ローランド・クルティヒ、ベルリン放送交響楽団]

    SAUER, E. von: Piano Concerto No. 1 / ANSORGE, C.: Piano Concerto, Op. 28 (Triendl, Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin, Kluttig)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:C5511

    CD価格:2,475円(税込)

    19世紀の偉大なピアニスト、フランツ・リストは、多くの弟子たちにピアノの演奏技術や作曲法を指導しました。このアルバムに登場するエミール・フォン・ザウアーとコンラート・アンゾルゲは、リストの弟子の最後の世代に属し、それぞれ独自の方法でリストの伝統を20世紀に伝えました。 エミール・フォン・ザウアーは、母親からピアノの手ほどきを受け、リストとニコライ・ルビンシテインに師事しました。若くしてピアニストとして成功し、ザクセンの宮廷ピアニストやウィーン音楽院での教育活動を通じて影響力を広げるとともに、主としてピアノ曲の作曲に専念し、高度な技巧を要する作品を残しました。このピアノ協奏曲第1番ホ短調は、師のニコライ・ルビンシテインに捧げられ、1900年に初演。批評家の評価は控えめで「時代遅れの作品」と見做されてしまいましたが、聴衆からは絶大な人気を得ました。華麗な旋律と超絶技巧を駆使した後期ロマン派の特徴を備えた美しい作品です。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20333

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    ラロ(1823-1892)
    スペイン交響曲
    サン=サーンス(1835-1921)
    ヴァイオリン協奏曲 第3番
    サラサーテ(1844-1908)
    カルメン幻想曲 詳細ページ
    [ジェイムズ・エーネス、ファンホ・メナ、BBCフィルハーモニック]

    LALO, E.: Symphonie espagnole / SAINT-SAËNS, C.: Violin Concerto No. 3 / SARASATE, P. de: Carmen Fantasy (Ehnes, BBC Philharmonic, Mena)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:CHAN20333

    CD価格:2,400円(税込)

    前作のシベリウスのヴァイオリン作品全集(CHSA5267)がガーディアン誌ほか各誌で絶賛されたジェイムズ・エーネス。今作ではスペインの指揮者ファンホ・メナ率いるBBCフィルハーモニックを従えて、サラサーテにまつわる3つの作品を演奏。 スペイン生まれのサラサーテは、幼少期にパリ音楽院で学び、その後の一生をパリで過ごしました。多くの作曲家が彼に協奏曲を献呈、このアルバムに収録されたラロの「スペイン交響曲」とやサン=サーンスの第3ヴァイオリン協奏曲もサラサーテのために書かれた作品です。加えてサラサーテ自作の「カルメン幻想曲」も収録。どれもソリストの技巧の見せ場がふんだんに用意された華麗な曲で、エーネスは旋律を情熱的に歌い上げており、とりわけ「カルメン幻想曲」では様々な奏法を駆使した躍動的な演奏が楽しめます。

  • 商品番号:DDX-21122

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    デュアリティズ
    ピアノ・デュオのための作品集 詳細ページ
    [インヴェンシア・ピアノ・デュオ]

    Piano Duo Recital: Invencia Piano Duo - LISZT, F. / RAVEL, M. / ALBÉNIZ, I. / SCRIABIN, A. / KASPAROV, A. (Dualities)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:DDX21122

    CD価格:2,475円(税込)

    幅広いレパートリーと説得力ある解釈で高く評価されるアンドレイ・カスパロフとオクサナ・ルツィシンによるインヴェンシア・ピアノ・デュオのアルバム。アルメニアとウクライナにルーツを持つ二人は、モスクワ国立音楽院とインディアナ大学で学び、現在は米国バージニア州ノーフォークのオールド・ドミニオン大学で教鞭を執るほか、ノーフォーク室内楽団の芸術共同監督も務めています。カスパロフは作曲家・アレンジャーとしても評価が高く、このアルバムでも彼自身の編曲によるリストの「死の舞踏」やラヴェルの「ラ・ヴァルス」などを披露。2台ピアノと連弾の多彩な表現を探ります。 2003年に設立されたデュオは、2014年、Veer Magazine Music Awardsのベスト・クラシック部門を受賞するなど、演奏と録音の両面で国際的な評価を得ています。

  • 商品番号:DDX-21375

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    アレクサンドロフ(1888-1982)
    ピアノ・ソナタ全集 詳細ページ
    [クラリス・テオ]

    ALEXANDROV, A.N.: Piano Sonatas (Complete) (Clarisse Teo)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:DDX21375

    CD 3枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    ロシアの作曲家・ピアニスト、アナトーリ・アレクサンドロフ。モスクワ音楽院で学び、タネーエフやイグムノフに師事し、1916年に卒業。メトネルやラフマニノフ、スクリャービンの影響を受けつつも、師であるタネーエフに倣ったロシア音楽の伝統を尊重した独自の作風による作品を発表しました。この3枚組には世界初録音を含む、彼のピアノ・ソナタを全曲収録。約60年にわたる作曲活動の中で、活動の初期には印象派風の神秘的な曲を書いていた彼が、1930年代以降は社会主義リアリズムの影響を受けて作風を簡素化、調性を明確にした伝統的な様式へと移行していったことが窺える内容です。 シンガポール出身のピアニストのクラリス・テオは、この全曲録音を通じてアレクサンドロフのソナタを20世紀音楽の重要な作品として提示し、作品の魅力を丁寧に伝えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:Ekkozone05

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    レイノルズ(1934-)
    The Promises of Darkness 詳細ページ
    [マティアス・ロイメルト・グループ]

    REYNOLDS, R.: Promises of Darkness (The) / Mistral / Dionysus / Positings (Mathias Reumert Group, Reumert)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:Ekkozone05

    CD価格:2,475円(税込)

    ピューリッツァー賞受賞作曲家ロジャー・レイノルズと指揮者マティアス・ロイメルトのコラボ・アルバム。ここには1975年から2013年にかけて書かれた4作品を収録しています。 アルバムのタイトル曲「The Promises of Darkness」はベトナム戦争終結後の世界情勢に想起された不安感を描き、レイノルズが尊敬するロベルト・ジェラールへのオマージュとして作曲されました。「ミストラル」はチェンバロとアンサンブルによる作品で、繊細な響きは地中海の風にインスパイアされています。「ディオニュソス」は調性を探求し、表情豊かなソロが際立ち、「Positings」はライヴ演奏と電子音を融合した革新的な作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-698

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    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:TOCC0698

    CD価格:2,175円(税込)

    フランス、アルザスの作曲家マリー・ジョゼフ・エルプは、5歳の時にベルリオーズが指揮する「キリストの幼時」を聴き感銘を受け、パリでサン=サーンス、ウジェーヌ・ジグー、クレマン・ロレに学び、その後ストラスブールでオルガニスト、教師として活躍、フランツ・リストやアルベルト・シュヴァイツァーらとも親交を持ちました。このアルバムには名奏者、ヤン・レヘトラがエルプの3つの作品を収録しています。 「カトリック典礼のコラール主題によるソナタ」は1905年に作曲され1911年に出版。彼の師であるウジェーヌ・ジグーに捧げられたこの作品は、フランクの影響を受けた見事なオルガン・ソナタとして当時の批評家から絶賛されました。「教会礼拝のための20のオルガン小品」は前奏曲、間奏曲、後奏曲などで構成された曲集で、1908年の出版。ストラスブール大聖堂のオルガン奏者マティアス神父に捧げられており、ここでは曲集から6曲が紹介されています。「大オルガンのための組曲」はオルガン奏者ジョセフ・ボネに献呈され、1920年にボストン音楽協会から出版され、ミュージカル・オブザーバー紙で絶賛されるなどこちらも高く評価されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-706

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    ガスト(1854-1918)
    歌曲集 詳細ページ
    [エレナ・ガルヴァン、マルティン・ヌスパウマー、フィリップ・ロペス、パウル・シュヴァルツ]

    GAST, P.: Lieder (Galván, Nusspaumer, Lopez, Schwatz)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:TOCC0706

    CD価格:2,175円(税込)

    ドイツの作曲家ペーター・ガスト。本名はヨハン・ハインリヒ・ケーゼリッツといい、フリードリヒ・ニーチェの弟子・友人です。ザクセン州アンベルクで生まれ、ライプツィヒ大学で音楽を学んだ後、バーゼル大学に進みニーチェとの友情を築きました。そしてニーチェの視力が悪化した際には、代読や口述筆記を行い、ニーチェの全作品の準備を手伝い、特に「人間的な、あまりに人間的な」の作成時に大きな役割を果たしました。 ケーゼリッツは作曲家としても才能を発揮、「ペーター・ガスト」のペンネームもニーチェから与えられたものです。しかし、彼の作品は半世紀にわたり共産主義の東ドイツで厳重に封印されていたため、最近まで演奏されることがありませんでした。このアルバムに収録された歌曲の多くは、ドイツ・ロマン派のリートの伝統を継承した、愛、人生、春、酒、若々しい情熱を主題としたもの。ドイツ・ロマン派のリートの伝統を継承しており、ワーグナーと決別した後のニーチェは、これらの明るい雰囲気を持つ作品を高く評価しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-749

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    マクス(1998-)
    〈弦楽四重奏曲集〉
    弦楽四重奏曲集 第1番-第4番 詳細ページ
    [ティペット四重奏団]

    MAX, N.: String Quartets Nos. 1, "The Man Who Planted Trees", 2, 3 and 4 (Morpurgo, Tippett Quartet)

    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:TOCC0749

    CD価格:2,175円(税込)

    ロンドンを拠点に活躍する作曲家ノア・マクス。このアルバムに収録された4曲の弦楽四重奏曲はどれも20代の作品ですが、その作風は多岐にわたります。 第1番はジャン・ジオノの「木を植えた男」が基になっており、英国の田園詩からの影響も受けています。「戦火の馬」で知られる英国の詩人マイケル・モーパーゴの味わい深い語りも印象的です。第2番と第3番は、クルターグやリゲティの影響が感じられる現代的な作品。ほとばしるような不協和音が刺激的です。第4番は更に狂気じみたリズムとパッセージが交錯する野性的な作品です。

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  • 商品番号:TOCC-756

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    発売日:2025年03月07日 NMLアルバム番号:TOCC0756

    CD価格:2,175円(税込)

    ニューヨーク出身の作曲家、アーノルド・ロスナー。彼はウインド・バンドに関心が高く「吹奏楽のための第8交響曲」の他、このアルバムに収録された7つの吹奏楽作品を書き上げました。彼の音楽は民謡の素材や自然現象、宗教的要素を採り入れたバランスの良いサウンドが特徴です。 「ダンス・オヴ・イニシエーション」は1993年にウィスコンシン大学オークレア校で初演。古風なスタイルによる第1楽章、アルト・サックスのソロが際立つ第2楽章、ブラジルやユーゴスラビアの民族舞踊音楽に影響された変則的なリズムを持つ第3楽章で構成されています。 皆既日食を音楽で表現した「エクリプス」、インド古典音楽の旋法や理念を現代の音楽語法に落とし込んだ「ラーガ!」、伝統的なパッサカリア形式が用いられた「深き淵より」などが続き、ロスナー自身の弦楽六重奏曲「Nun komm’ der Heiden Heiland」の第2楽章をコンサートバンド用にアレンジした「Now Cometh the Redeemer」、北の大地と気候にインスピレーションを得た交響詩的な作品「3つの北方のスケッチ」が収められています。最後の「Lovely Joan」はヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーヴス」に倣い、イギリスの民謡を題材として書かれた曲です。

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