ウォーロック(ピーター) Warlock, Peter
生没年 | 1894-1930 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 22753 |
23 件 / 23件中
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COLOURISE
ヴォーン・ウィリアムズ/
バークリー/ウォーロック:
作品集 [ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)/アンドルー・ステイプルズ(テノール)/エリナ・ユリオスティ(ヴァイオリン)/ロンドン・コーラル・シンフォニア/マイケル・ウォルドロン(指揮)]Vocal and Choral Music - VAUGHAN WILLIAMS, R. / BERKELEY, L. / WARLOCK, P. (Colourise) (Staples, R. Williams, London Choral Sinfonia, Waldron)
発売日:2022年07月15日 NMLアルバム番号:ORC100200
CD価格:1,950円(税込)
Ochird Classics通算200枚目のリリースとなるアルバムは、イギリスを代表する作曲家たちの作品を集めた1枚です。合唱が盛んな英国らしい選曲はもちろんのこと、2022年のヴォーン・ウィリアムズ生誕150年を記念するアルバムにもなっています。 冒頭に置かれたヴォーン・ウィリアムズの「5つの神秘的な歌」は弦楽とピアノの伴奏によるバリトンを伴う合唱のための編曲。これは作曲家自身のアレンジで、このヴァージョンは世界初録音となります。英国歌曲でおなじみ、ベテランのバリトン歌手ロデリック・ウィリアムズがソリストを務めました。 アンドルー・ステイプルズが歌うレノックス・バークリーの「オーランド・ギボンズの賛歌による変奏曲」も世界初録音。約70年前のオールドバラ音楽祭で初演され、ブリテンが「素敵な作品」と称賛した曲です。 ウォーロックの人気作「カプリオール組曲」が続き、最後はオーケストラのパートを合唱が歌うという驚きのアレンジによる「揚げひばり」で締めくくられます。
収録作曲家:
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ピーター・ウォーロック・クリスマス [ルイス・ホールジー(指揮)/アレグリ・シンガーズ]
PETER WARLOCK CHRISTMAS (A) (Allegri Singers, Halsey)
発売日:2019年05月24日 NMLアルバム番号:SOMMCD011
CD-R価格:2,250円(税込)
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イギリス歌曲の一世紀第3集 [サラ・レナード(ソプラノ)/ジョナサン・ヴェイラ(バリトン)/マルコム・マルティノー(ピアノ)/]
Vocal Recital: Leonard, Sarah - GURNEY, I. / WARLOCK, P. / QUILTER, R.(A Century of English Song, Vol. 3) (Leonard, Veira, Martineau)
発売日:2019年02月15日 NMLアルバム番号:SOMMCD224
CD価格:2,250円(税込)
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ウォーロック(1894-1930):
合唱作品集 [カリス・シンガーズ/パリス]WARLOCK, P.: Choral Music (The Carice Singers, Parris)
■声楽曲 ■合唱曲
発売日:2014年08月27日 NMLアルバム番号:8.573227
CD価格:1,900円(税込)
「ウォーロック=魔法使い」。この作曲家の本名はフィリップ・アーノルド・ヘゼルタイン(1894-1930)。これでわかるとおり、ウォーロックはいわゆるペンネームになります。彼はロンドンに生まれ、主に古典文学を学んだ人です。作曲はほとんど独学であり、自身が好きだったディーリアスやクィルター、ディーレンの作品を研究し、音楽語法を手に入れたといいます。また、彼は幼い頃父を亡くしましたが、母が再婚したためモンゴメリーシャーに移り住んだことで、ウェールズ語を学び、それがきっかけとなりケルト語の知識が増えたといい、これらはいくつかの作品「コーンウォールのクリスマス・キャロル」などに生かされました。 そんな彼のこの合唱作品は、英国音楽の系譜にしっかりと根ざしたものであり、美しい歌詞とそれにマッチした旋律は、素朴でありながらも聴き手の心を揺さぶる大いなる力を有しています。36歳という短い生涯、そしてその早すぎる晩年には創作能力もほとんど衰えてしまったと言われるウォーロックですが、その瞬間の煌きはまさに魔法と言えるものです。
収録作曲家:
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Gods, Ghosts and Monsters
神、亡霊、怪物
室内アンサンブル伴奏の歌曲集 [コンセプツ(アンサンブル)]Vocal Music - BRIDGE, F. / BUTTERWORTH, G. / COLLINS, T. / HOLST, G. / WARLOCK, P. / (Gods, Ghosts and Monsters) (Conceptus)
発売日:2024年05月24日 NMLアルバム番号:DDX21133
CD価格:2,475円(税込)
ドイツを拠点に活躍するアンサンブル「コンセプツ」のデビュー・アルバム。ここではテノール歌手、スコット・ロバート・ショウを交えた室内アンサンブルのためのさまざなイギリス音楽を聴くことができます。 コリンズの「Sea Song」は2018年の作品。老い、喪失、悲しみを主題とするキャサリン・マンスフィール ドの詩を深く掘り下げたコリンズが穏やかな音楽をつけています。 他の4作品は、どれもコリンズがコンセプツのために室内アンサンブル伴奏にアレンジしたもの。若者の繊細な心の動きを描いたバターワースの「シュロップシャーの若者」からの6つの歌、アイルランドの広大な自然への畏怖から生まれたウォーロックの長編「カーリュー」、古代サンスクリット語で書かれた「リグ・ヴェーダ」からインスパイアされたホルストの「リグ・ヴェーダからの合唱賛歌」、そしてアルバムの最後にはフランク・ブリッジの3つの曲がおかれており、スコット・ロバート・ショウの伸びやかな歌声を支えるアンサンブルの親密な響きが聴きものです。
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Venite, Gaudete!
クリスマスの合唱作品集 [デイヴィッド・ダネット(オルガン)/デイヴィッド・ヒル(指揮)/アイコン(合唱)]Choral Music (Christmas) - NILES, J.J. / JOUBERT, J. / KIRKPATRICK, W.J. / HOLST, G. (Venite, Gaudete: Music for the Christmas Season) (Ikon, D. Hill)
発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:8.574575
CD価格:1,900円(税込)
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ON THIS SHINING NIGHT
この輝く夜に
ウォーロック/バーバー/
ビーミッシュ/ディーリアス:
弦楽四重奏を伴うイギリス歌曲集 [ジェイムス・ギルクリスト(テノール)/ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)/ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)/コウル四重奏団]Vocal Music - WARLOCK, P. / BARBER, S. / BEAMISH, S. / DELIUS, F. (On This Shining Night) (R. Williams, Gilchrist, Bevan, Coull Quartet)
発売日:2022年09月09日 NMLアルバム番号:SOMMCD0654
CD価格:2,250円(税込)
英国を代表する声楽家、ジェイムズ・ギルクリストとロデリック・ウィリアムズ、ソフィー・ベヴァンが歌う歌曲集。これらはすべて弦楽四重奏と歌という組み合わせが魅力です。伴奏は1974年、英国王立音楽院の学生たちによって創立、以降イギリス作品を中心に活発に活動を続けるコウル四重奏団が担当しています。 ヴィオラ奏者でもあるビーミッシュの「木のキャロル」は初録音。ロデリック・ウィリアムズが弦楽四重奏の伴奏に編曲した5曲も初録音です。 ディーリアスの親友であったウォーロックの繊細な11曲、バーバーの「ドーヴァー・ビーチ」と共に、当代きっての英国歌曲の歌い手3人の歌唱、しっとりと落ち着いた弦の響きでお楽しみください。
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The Sweet and Merry Month
甘く楽しい月
メイ・モーニングの音楽 [オックスフォード大学モードリン・カレッジ合唱団/マーク・ウィリアムズ(合唱指揮)]発売日:2022年05月13日 NMLアルバム番号:OACD9049D
CD価格:2,250円(税込)
「May Morning メイ・モーニング」とはオックスフォードで毎年5月1日に開催される恒例のイヴェントのこと。500年以上の歴史を持つこのイヴェントは、午前6時に始まり、モードリン・カレッジ合唱団がモードリン・タワー(鐘楼)の屋上でマドリガーレや5月に関する曲を歌い上げます。そして大勢の人々が合唱を聴くために集まり、祈りを捧げるとともに踊ったりし、イヴェントを心から楽しむことで知られます。2020年は新型コロナ感染症のパンデミックにより、イヴェントはヴァーチャルで開催されましたが、2021年は5月1日の前の週に秘密裏に開催。実際の聴衆こそ不在だったものの、このモードリン・タワーでの演奏はオンラインで披露され喝采を浴びました。 このアルバムは、メイ・モーニングで歌われる曲を収録した1枚。カレッジの時計台の鐘の音を冒頭と最後に置き、伝統的な曲から現代の曲まで、さまざまな音楽が集められており、聴き手も長い伝統を体感することができます。
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キャスリーン・フェリアー
20世紀英国歌曲の宝物 [キャスリーン・フェリアー(コントラルト) 他]Vocal Recital (Contralto): Ferrier, Kathleen - QUILTER, R. / RUBBRA, E. / STANFORD, C.V. / VAUGHAN WILLIAMS, R. (20th Century British Treasures)
発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:ARIADNE5010
CD価格:2,250円(税込)
20世紀前半を代表するコントラルト歌手キャスリーン・フェリアー。41年という短い生涯の間に数々の名唱を遺し、これらの録音は現在でも広く愛されています。 このアルバムは、彼女が歌うあまり知られていない英国歌曲を収録。これらの中で、もっとも初期の録音は1946年に録音されたブリテンの《ルクレシアの凌辱》の「花の歌」で、以降、1953年に彼女が亡くなる9か月前までの様々な時期の歌唱が収録されています。これらはどれもDECCAとBBCのために録音された音源ですが、レノックス・バークリーの「アビラの聖テレサの4つの詩」はこれまでに発表されたことがありません。 アルバムに添えられたブックレット(英文)を執筆したのは、現在「キャスリーン・フェリアー賞」の管財人を務めるバリトン歌手、トーマス・アレン。作品の解説とともにフェリアーの類まれなる才能とその歌唱に改めて光を当てています。
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発売日:2021年05月14日
CD 25枚組価格:14,400円(税込、送料無料)
ナクソスが誇る屈指の名シリーズのBOX化!
シリーズ外としてリリースされたブリテンの「スコットランド歌曲集」も収録。数多いナクソスの名盤の中でも、とりわけ高く評価されているのが、この『英国歌曲』のシリーズです。フィンジ、アイアランド、ガーニー、バターワース、クィルターなど19世紀後半から20世紀にかけて活躍した作曲家から、ブリテン、ヴェナブルズ、ダヴと言った近現代の作曲家までの多彩な歌曲を一挙収録。素朴な旋律に精巧な編曲を施したブリテンの「民謡編曲集」や、若者の秘めた情熱を伝えるフィンジの一連の歌曲、第一次世界大戦の不安な世情が反映されたガーニーやバターワースの歌曲など、イングランドの土地と風景、そして人間の感情の機微が丁寧に描き出された心尽くしの曲が並びます。 ロードリック・ウィリアムズ、フェリシティ・ロット、アンソニー・ロルフ・ジョンソンをはじめとする英国を代表する歌手たちの名唱で、これら美しい旋律をお楽しみください。 -
『おお、偉大なる神秘よ』
クリフトン大聖堂のクリスマス [クリフトン大聖堂聖歌隊、クリストファー・ウォーカー(指揮)、ジョン・ギボンズ(オルガン)]発売日:2021年05月28日
CD価格:2,175円(税込)
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FREMDE HEIMAT - 見知らぬ故郷
ラファエル・フィンガーロス
バリトン・リサイタル [ラファエル・フィンガーロス(バリトン)/サーシャ・エル・ムイジ(ピアノ)]Vocal and Piano Recital: Fingerlos, Rafael / Mouissi, Sascha el - BRAHMS, J. / SCHUBERT, F. / WOLF, H. / STRAUSS, R. / SCHUMANN, R. (Fremde Heimat)
発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:OC1711
CD価格:2,475円(税込)
2017年に発売された『Stille und Nacht 静寂と夜』(OC1879)に続く、美声バリトン、フィンガーロスのコンセプト・アルバム。今作の『FREMDE HEIMAT見知らぬ故郷』には、19世紀ドイツ・ロマン派を中心に多く取り上げられた“さすらい人”をテーマにした曲が集められており、聴き手は彼の歌を通して、住み慣れた故郷を後にし、苦しくも楽しい旅を重ねるとともに、深い郷愁を感じるさすらい人のさまざまな感情に共感を抱くことでしょう。 ピアノ伴奏は前作と同じサーシャ・エル・ムイジが担当。最後の曲では2人で編曲を行うなど、フィンガーロスが信頼を寄せるピアニストです。
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O HOLY NIGHT - 合唱で聴くクリスマス [マイケル・ウォルドロン(指揮)/ロンドン・コーラル・シンフォニア]
Christmas Choral Concert: London Choral Sinfonia - MATHIAS, W. / CANNING, C. / GAUNTLETT, H.J. / WARLOCK, P. (O Holy Night)
発売日:2019年11月29日 NMLアルバム番号:ORC100110
CD価格:1,950円(税込)
イギリスの指揮者マイケル・ウォルドロン率いる「ロンドン・コーラル・シンフォニア」はトリニティ礼拝堂でのコンサートを開催するために、2008年、ケンブリッジ大学の若く才能ある学生たちによって結成された声楽アンサンブル。年間を通じイギリス国内の様々なホールで幅広いレパートリーを披露しています。 このアルバムでは、伝承曲を始めとしたお馴染みのクリスマス作品を心を込めて歌っています。どの曲も手の込んだアレンジが施されており、編曲を担当した一人、デヴィッド・ウィルコックスは現代イギリスにおける劇場音楽の第一人者たちです。またマックス・パッペンハイムはこのアンサンブルのオルガニスト。歌手たちの声を知り尽くした変幻自在なアレンジが見事です。とりわけ「オー・ホーリー・ナイト」ではオルガン、トランペットの華やかな響きと、中間部の荘厳な対位法が聴きどころです。
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クリスマス - チェルシーのキャロル集 [ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団/ウィリアム・ヴァン(指揮)]
CHRISTMAS MUSIC - Carols from Chelsea (Chapel Choir of the Royal Hospital Chelsea, Orford, G. Hatton, Vann)
発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:SOMMCD0161
CD価格:2,250円(税込)
1682年にチャールズ2世によって創設されたチェルシー王立病院。イギリス軍を引退した兵士たちが老後の余生を過ごす施設として知られており、毎年5月には花の展覧会が行われ、またクリスマスには盛大なパーティが開催されます。ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団は施設専属の合唱団であり、とりわけクリスマスの時期には特別な演奏会を開催、施設で過ごす人々だけでなく、近隣住民も彼らの歌声を楽しむのが恒例行事となっています。 おなじみのクリスマス・キャロルからイギリスの伝承曲、近現代の曲、バッハやブラームスの曲など盛りだくさんの感動的なプログラムをご一緒にお楽しみください。
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ヴォーン=ウイリアムズ(1872-1958):
ウェンロックの断崖にて
ウォーロック/ブリス/ガーニー:
近代英国歌曲集 [ジェイムズ・ギルクリスト (テノール)、アンナ・ティルブロック (ピアノ)、ミカエル・コクス (フルート)、ギャレス・ハルス (コーラングレ)、フィッツ・ウィリアム弦楽四重奏団]発売日:2019年01月30日
CD価格:2,475円(税込)
1996年に医師から音楽家へ転向して以来、英国音楽のスペシャリストとして歩んだギルクリストによる、LINNレーベル2枚目のアルバム。かつてSACDでのリリースされたアルバムの、通常CDでの再発売。室内楽伴奏の歌曲を集めたもので、テノールに弦楽四重奏とピアノ(あるいはほかの楽器)という編成で、これだけ名曲が揃うというのも近代英国音楽の特徴と言えそうです。 作曲家の特性を知り抜いた器楽陣の情感豊かなサポートと、ギルクリストの張りのある歌声が、各作品の魅力を余すところなく伝えます。
収録作曲家:
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Christmas with Sonoro -
クリスマスとソノーロ [ソノーロ/マイケル・ヒギンズ/ニール・フェリス]発売日:2018年10月31日
CD価格:2,240円(税込)
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発売日:2018年08月24日
CD価格:2,240円(税込)
ルネサンス、バロック期に書かれた作品と、現代の作品をバランス良く配した「クリスマスのための」1枚。どの曲も静かな喜びに満たされています。 演奏している‘クィーンズ・シックス’は、イングランド女王エリザベス1世の即位450年(1558年)を記念して2008年に創設された男声ヴォーカル・アンサンブル。ウィンザー城に拠点を置き、女王の宮廷に仕えていた音楽家たち、タリス、バード、ギボンズらの作品を得意としながら、現代作品も積極的に演奏する注目の歌手たちです。
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クリスマス with セプトゥーラ [セプトゥーラ]
Brass Septet Music - BACH, J.S. / HANDEL, G.F. / RACHMANINOV, S. / WARLOCK, P. (Christmas with Septura)
発売日:2016年11月23日 NMLアルバム番号:8.573719
CD価格:1,900円(税込)
「セプトゥーラ」のメンバーは、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、バーミンガム市交響楽団、スコットランド歌劇場、オーロラ・オーケストラで活躍する若手金管奏者たちによって構成されています。これまでにリリースされた4枚のアルバムでも、その驚嘆すべき技術と音楽性で聴き手を魅了してきましたが、今回は、金管楽器の魅力が最も発揮される「クリスマス」の音楽集です。 もとより金管楽器の音色は「神を賛美する」ための響きであり、キリストの誕生を祝すために、これ以上ふさわしい楽器はありません。このアルバムにはおよそ450年の広範囲に渡る年代の作品が収録されており、華やかな曲も、しっとりとした曲も、どれもが輝かしくも荘厳な音色で演奏されています。お馴染みの「きよしこの夜」がアルバムの最後を飾ります。
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クリスマスの夜に
On Christmas Night
発売日:2016年10月28日
CD価格:2,250円(税込)
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海の夜明け
英国民謡のコレクション [ブロッサム・ストリート]Choral Concert: Blossom Street - MACMILLAN, J. / DUGGAN, J. / GRAINGER, P. / CAMPBELL, H. / TURNBULL, S.M. / BURKE, P. / ANDREW, K. (Down By the Sea)
■声楽曲 ■合唱曲
発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:8.573069
CD価格:1,900円(税込)
普段は超絶難解な響きを愛するマクミランでさえ、ここではひたすら静謐なハーモニーを追求しているのには驚くばかり。それほどまでに「英国民謡」は人々の心を捉えているのでしょうか。15人の近現代作曲家たちによる各々の曲は、どれもが個性的でふくよかな表情を見せています。ヴォーン=ウィリアムズ、グレインジャー、ホルスト、ウォーロックと言った前世紀の作曲家たちの端正なハーモニーに比べ、現代に生きる作曲家たちの作品はモダンな音に彩られていますが、やはり根底に流れるのは民俗意識であり、脈々と受け継がれたイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの伝統でしょう。 ここで豊かな合唱を披露している「プロッサム・ストリート」はヨーク大学の学生メンバーを主とする聖歌隊です。2003年に結成され、テレビやラジオなどで幅広く活躍、クリスマスや国の行事にはひっぱりだこになるほどの人気を誇っています。そんな彼らのクリスマス・ソング集(8.572868)もオススメします。
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IN TERRA PAX 地に平和を
クリスマス・アンソロジー [ドイル/ウィリアムズ/シティ・オブ・ロンドン合唱団/ボーンマス響/ウェットン]CHRISTMAS ANTHOLOGY (A) - In Terra Pax (Doyle, Williams, City of London Choir, Bournemouth Symphony, Wetton)
■合唱曲 ■宗教曲
発売日:2009年12月16日 NMLアルバム番号:8.572102
CD価格:1,900円(税込)
1年で最も大切な祝祭日であるクリスマスのために古来から様々な合唱作品が書かれてきたのはご存知の通りです。荘厳な祈りから小さな子どもたちの素朴な歌まで、この神聖な日のために数えきれないほど多くの歌が歌われてきました。イギリスのキャロルは、最初は13世紀頃にフランスから伝えられた小さな舞曲が発祥。14世紀から15世紀に100曲あまりが作曲され主に女子修道院で歌われたようです。そんな素朴な歌が、時代を経るに従って複雑な声部を纏い、壮麗な形へと発展していくのですが、その根底に流れるのは全て「喜び、感謝」の気持ちです。街の喧噪を離れ、一人静かに良き日に思いを馳せるための極上の1枚です。
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イギリス弦楽小曲集 第6集 [ロイヤル・バレエ・シンフォニア/ロイド=ジョーンズ]
ENGLISH STRING MINIATURES, Vol. 6
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2006年11月01日 NMLアルバム番号:8.557753
CD価格:1,900円(税込)
思わず愛してしまうミニアチュールの宝箱イギリスの弦楽作品のシリーズは、どの作品を聴いても、思わず好きになってしまう魅力でいっぱいの宝箱。大言壮語だけが音楽ではないのです。ホルスト、パーセル、ウォーロックといった英国を代表する作曲家の作品をお薦めするのはもちろんですが、他のラインアップにもご注目を! とろけるような美しい旋律をたたえた5。何だか嬉しくなっちゃうカースの組曲。風光明媚な田園風景を想起させるカーの小品。ミュージカルで有名なアンドルーの父にあたるウィリアム・ロイド・ウェッバーの洒落たワルツ。セインズベリーの内省的な夜想曲。リプキンの組曲は少々難解ですが、ヴィヴァルディの「四季」を引用しています!
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イギリス弦楽小曲集 第2集 [イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア/ロイド=ジョーンズ]
ENGLISH STRING MINIATURES, Vol. 2
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2001年05月01日 NMLアルバム番号:8.555068
CD価格:1,900円(税込)
マニア心をくすぐる美しい弦楽の調べ弦楽合奏王国イギリスより、爽やかな珠玉の作品たちをお届けします。比較的ライトなものからどっしりとした本格派まで、様々なスタイルの作品が収録されていますが、どの曲もしなやかに、そして豊かに歌う弦楽器の特性を存分に活かしきり、紳士の国の品らしい上品な美しさに貫かれていて、聴くものの耳を魅了します。特に1曲紹介するならば、自由な形式の作品が多い中で異彩を放っている、クラシック色の強いウッドの「幻想協奏曲」でしょうか。相当にヴィルトゥオジックな書法も駆使した力作で、第3部での対位法的展開なども見事です。BGMとしても最高級品ばかりですが、秘曲マニアの方にも強くおすすめしたい一枚です。