交響曲 最新アルバム

  • 商品番号:NYCX-55975

    NAXOS

    芥川 也寸志(1925-1989)
    エローラ交響曲
    交響三章
    オーケストラのためのラプソディ 詳細ページ
    [湯浅 卓雄(指揮) ニュージーランド交響楽団]

    AKUTAGAWA: Ellora Symphony / Trinita Sinfonica / Rhapsody

    発売日:2020年09月18日 NMLアルバム番号:8.555975

    CD国内仕様 価格:1,980円(税込)

    作家・芥川龍之介の三男として生まれるも、2歳の時に父を失った芥川也寸志。父が遺したSPレコードの中からストラヴィンスキーの「火の鳥」と「ペトルーシュカ」を愛聴して育ち、中学生の時に作曲家を志しました。まず橋本國彦に師事しその才能を開花させたのち、伊福部昭に師事して強い影響を受け、その野性味あふれる作風を手に入れることとなります。 最初期の作品「交響三章」(1948)は、憧れの地であるソ連(当時)に持参して大作曲家達の目に止まり、当地で出版されるという快挙を成し遂げた記念作。その10年後の作品「エローラ交響曲」ではかつての叙情性は影をひそめ、鈍く暗いクラスター的な不協和音と、随所で起こる爆発的な音響の効果が特徴的です。1971年の「オーケストラのためのラプソディ」は打楽器を多用しており、作曲家自身が「魔法使いが小さな魔法の杖を振り回す音楽」と呼んだという、せわしない音型が全曲にわたって支配し巨大な咆哮で終わります。 片山杜秀氏によるオリジナル解説も読みごたえ充分です。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.555975J]のブックレットから転載となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-57693

    NAXOS

    黛 敏郎(1929-1997)
    曼荼羅交響曲
    バレエ音楽「舞楽」
    シンフォニック・ムード/ルンバ・ラプソディ 詳細ページ
    [湯浅 卓雄(指揮) ニュージーランド交響楽団]

    MAYUZUMI: Bugaku / Mandala Symphony / Rumba Rhapsody

    発売日:2020年09月18日 NMLアルバム番号:8.557693

    CD国内仕様 価格:1,980円(税込)

    第二次世界大戦後の日本作曲界を代表する音楽家の一人、黛敏郎。彼は日本国内で約250本もの映画音楽を担当しただけではなく、ハリウッドに進出し、ジョン・ヒューストン監督の『天地創造』(1966)の音楽ではアカデミー賞にノミネートされました。また数多くの音楽団体や文化団体の運営に携わり、1964年からは30年以上もテレビの音楽番組「題名のない音楽会」の企画と司会を務めるなど、メディアでの幅広い活躍で知られています。 しかし彼自身の作品については、一部の有名作を除いて十分に紹介されてきたとはいえません。「シンフォニック・ムード」や、後にその一部に組み込まれ生前には演奏されることのなかった、ラテンのリズムが炸裂する「ルンバ・ラプソディ」などは、これが世界初録音となります。1958年の「涅槃交響曲」に連なる仏教(密教)の思想に触発された「曼荼羅交響曲」、彼の作品の中ではよく知られる「舞楽」も収録。どの曲も一聴すると異国風でありながら、じっくり聴くと日本人ならではの美意識が感じとれます。目を見張るばかりの鮮やかなオーケストレーションと、ふくよかな響きを生かした全4作品を湯浅卓雄の指揮でお楽しみください。 片山杜秀氏によるオリジナル解説も読みごたえ充分です。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.557693J]のブックレットから転載となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC472

    Oehms Classics

    メシアン(1908-1992)
    トゥーランガリラ交響曲 詳細ページ
    [タマラ・ステファノヴィッチ(ピアノ)/トマ・ブロシュ(オンド・マルトノ)/アレクサンダー・ソディ(指揮)/マンハイム国立劇場管弦楽団]

    発売日:2020年09月18日

    CD 価格:1,950円(税込)

    メシアンの代表作の一つ「トゥーランガリラ交響曲」。作品のタイトルは2つのサンスクリット語(梵語)の“Turaṅga”(時、天候、リズムなどの意)と“Līlā” (遊戯、愛、演奏などの意)を合わせたものであり、メシアン自身は作品を「愛の歌」もしくは「喜びの讃歌」などと呼んでいました。全10楽章で構成された巨大な作品で、演奏には数多くの打楽器やピアノ、メシアンが愛したオンド・マルトノが効果的に使用され、絢爛豪華な響きが楽しめます。 このアルバムでオンド・マルトノを演奏しているのは作曲家としても知られるトマ・ブロシュ。楽器を知り尽くした彼ならではの巧みな演奏をお楽しみください。 この破天荒な曲をまとめるのは、2016/17年のシーズンからマンハイム国立劇場管弦楽団の音楽監督を務めるアレクサンダー・ソディ。1982年オックスフォード生まれの若手で、就任以来、オーケストラのレパートリーを飛躍的に拡大させた功績が知られており、このメシアンでもオーケストラと一丸となり見事な演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC476

    Oehms Classics

    ブルックナー(1824-1896)
    〈オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 0〉
    交響曲 ニ短調「第0番」
    序曲 ト短調 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)]

    発売日:2020年09月18日

    CD日本語帯付き 価格:1,950円(税込)

    2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念リリース、全10巻からなるオルガン版ブルックナーの交響曲全集の登場です。毎年2~3巻をリリース、2024年に完結予定となります。 ブルックナー自身も優れたオルガニストであったこともあり、彼のオーケストラ曲にはオルガン風の響きが多用されています。そのため、これまでにも数多くの交響曲オルガン版がリリースされ、どれも好評を得ていますが、今回のシリーズでは、各々の交響曲に、現代の作曲家によるブルックナー作品からインスパイアされた新作をボーナス・トラックとして追加するという試みを行い、独自性を追求しました。このアルバムには、ドイツを中心に活躍する作曲家、フィリップ・マインツの「キリエ XI」のオルガン版を収録。原曲はブルックナーの「ミサ曲」から触発された合唱作品です。 名オルガニスト、ハンスイェルク・アルブレヒトがオーストリアのリンツにあるザンクト・フローリアン修道院の通称「ブルックナー・オルガン」を演奏しています。この修道院はブルックナーの墓所があることで知られており、そのオルガンはブルックナー自身が若き日にオルガニストを務め、ウィーンに転出してからも好んで演奏していたと言われます。まさに最適の楽器と言えましょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19099CD

    ロスバウト、ドイツの放送局でのマーラー録音を集大成SWRが進めるハンス・ロスバウト・エディションの第11弾。ドイツの放送局(SWR、WDR)で録音されたマーラーを全て集めた嬉しい企画です。このうち第1番、第7番、第9番、「大地の歌」などはこれまで他のレーベルからの復刻がありましたが、今回初めてSWRとWDRのオリジナル・マスターテープから新たにリマスタリングされてのリリースとなります。鬼才の残した特異なマーラーの全貌が、初めて明らかになります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574274

    NAXOS

    マネン(1883-1971)
    ヴァイオリン協奏曲 第3番「イベリコ」
    交響曲 第2番 「イベリカ] 詳細ページ
    [アナ・マリア・バルデラマ(ヴァイオリン)/ダレル・アン(指揮)/バルセロナ交響楽団&カタルーニャ管弦楽団]

    発売日:2020年09月11日

    CD 2枚組日本語帯付き 価格:2,400円(税込)

    知られざる作曲家マネンの作品をダレル・アンの指揮で!バルセロナ出身の作曲家フアン・マネン(1883-1971)。近代スペインを代表する作曲家アルベニスやグラナドス、ファリャに続く、トゥリーナと同時代の作曲家です。他の作曲家たちがピアノ曲を重視したのに対し、彼は専らヴァイオリニストとして活動し、ドイツを中心に、ヨーロッパからアメリカで4000回以上のリサイタルを行って、同国人のサラサーテを凌駕する才能の持ち主として高く評価されました。一時期は世界的な人気を誇り、1959年、76歳まで演奏活動を続けたマネンですが、公式録音をほとんど残さなかったためか、現在ではほとんど顧みられることがありません。 作曲家としては7作の歌劇を始め、数多くの管弦楽曲から歌曲までを残しており、このアルバムに収録された交響曲と協奏曲は、どちらもロマンティックな雰囲気を湛えたスペイン情緒豊かな作品です。 2011年のサラサーテ国際コンクールに優勝したスペインの若き奏者バルデラマの伸びやかな音で奏でます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA630

    Alpha

    ピエール・アンリ(1927-2017)
    第10交響曲 ~ ベートーヴェンを讃えて 8楽章版 詳細ページ
    [ブノワ・ラモー(テノール)、マルゼーナ・ディアクン (指揮)、ブルーノ・マントヴァーニ (指揮)、パスカル・ロフェ (指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ音楽院管弦楽団、フランス放送合唱団、パリ青年合唱団]

    発売日:2020年09月11日

    CD 価格:2,325円(税込)

    フランス実験電子音楽の巨匠が描く、ベートーヴェンの一大コラージュ!2017年に亡くなったピエール・アンリが、ベートーヴェンの残した9つの交響曲を大胆にコラージュ。1979年にテープ作品として発表されて以来、1988年にエレクトロアコースティック、1998年にリミックスとしてアルバム・リリースされましたが、今回初めて、アンリ自身が熱望していた生楽器による録音となりました。本来12楽章の作品ですが、ここではそのうち1、2、8、9を省いた8つの楽章を全楽章として構成しています。 ベートーヴェンの交響曲からの様々なフレーズを細切れにして再び繋ぎ合わせたスコアを、3人の指揮者が3つに分けたオーケストラをフルに活用し、終盤には声楽も投入しつつ、全く違うテンポで重ね合わせていきます。それはまるで、複数のターンテーブルあるいは予め録音した演奏を用いているかのようであり、アンリが祖の一人とされるミュジック・コンクレートを生で再現する非常にスリリングな試みでもあります。一聴するとばらばらで無秩序のようですが、重なる和声やリズムは緻密に計算されており、その音響に身を任せているとどうしたわけかたいへん心地良いという、実に不思議な作品です。ブックレットには、ヘッドフォンで立体的な音響を体験できるバイノーラル・ヴァージョンのダウンロード・リンク付き。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG764

    Fuga Libera

    ベルリオーズ(1803-1869)
    幻想交響曲
    アンドリーセン(1892-1981)
    苦痛の鏡 詳細ページ
    [クリスティアンネ・ストーテイン (メゾ・ソプラノ)、ドミトリー・リス (指揮)、南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2020年09月11日

    CD 価格:2,325円(税込)

    リスとオランダの名手たちが描く、アンドリーセンの美しい歌曲と色彩豊かな「幻想」リンブルフ交響楽団とブラバント管弦楽団が合併し2013年に誕生した、南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団(南ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団)。2016-17年のシーズンより当団初の首席指揮者を務めるドミトリー・リスとの3枚目のアルバム。「幻想交響曲」に、20世紀オランダの作曲家・オルガニスト、ヘンドリク・アンドリーセンが、フランスの詩人・劇作家アンリ・ゲオン(1875-1944)の「イエスの鏡」から「苦痛の鏡」に曲を付けた歌曲集を収録。 キリストの受難の物語のうち逮捕から死までを描いた「苦痛の鏡」は、声楽とオルガンのために書かれた作品の伴奏を弦楽合奏に書き改めたもの。ゆったりとした弦に乗ってメゾ・ソプラノが切々と歌い上げ、苦痛そのものというよりはその癒しまでを表現するかのようなたいへん美しい作品で、これまでベイヌムによる録音のほかはあまり知られていないのが、実にもったいない佳曲です。メゾ・ソプラノのクリスティアンネ・ストーテインは、自身の出身である音楽王国オランダを中心に多くの名手たちと共演を続けており、ここでもその繊細な表現力と安定した声量で作品を引き立てています。 「幻想交響曲」もこけおどしは微塵も感じさせない演奏で、第2楽章で加えられたコルネットを始め各パートを極端に強調することなく、大オーケストラを隅々まで生かし、全体をパレット上で絵具を混ぜるがごとく溶け合わせながら、作品の色彩感と狂気を実に巧みに描きあげています。

  • 商品番号:NYCX-10164

    Ricercar

    モーツァルト(フンメル編曲)
    ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
    ベートーヴェン(フンメル編曲)
    交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
    フンメル(1778-1837)
    ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 Op.20 詳細ページ
    [アウレリア・ヴィショヴァン(フォルテピアノ)、アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ)、チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン)、マルクス・ファン・デン・ムンクホフ(チェロ)]

    発売日:2020年09月11日

    CD国内仕様 価格:2,970円(税込)

    ベートーヴェン記念年に知るべき楽聖の好敵手!
    古楽器だからこそ伝わる作品の真の魅力
    2020年に生誕250年を迎えたベートーヴェンに関連した、この機会ならではの注目企画が相次いでいます。すぐれた古楽器録音にかけては40年の実績を誇るRicercarも、まさに古楽のパイオニアならではの目線が光るアルバムをリリース。録音技術がなかった19世紀当時、大管弦楽が必要になる大作を音楽愛好家たちがプライベートな場で堪能するのに貢献した「室内楽編曲版」に光をあてた注目盤です。 一度聴いただけでは隅々まで味わいきれない充実した音楽……モーツァルト中期以降の傑作やベートーヴェンの大作群は、その複雑さや味わい深さが群を抜いていることで同時代の人々に驚かれ、時に賛否両論さえ巻き起こしました。そこで楽譜の出版や批評記事の流布と同じくらい理解者の増加に貢献したのが、音楽愛好家が数人で演奏できるようにした室内楽編曲版。 早熟の天才としてモーツァルト門下に学び、のちにハイドンの後継者にしてベートーヴェンの好敵手、かつ理解者となったフンメルが後年手がけた抜群のセンスによる編曲版は、モーツァルトの異色の短調協奏曲やベートーヴェン最初の交響曲を驚くほど明確に解きほぐし、作品の味わいを損ねず伝える内容となっていますが、その真価は当時の楽器をすぐれた名手が弾いてこそ理解できると言えるでしょう。欧州で躍進めざましい俊才4人が、かの楽聖の作と同じくソナタ形式の常道では語れないフンメル自身のソナタも含め、19世紀のオリジナル鍵盤をはじめとするピリオド楽器で200年前そのままの「編曲の妙」をあざやかに甦らせてくれます。

  • 商品番号:900191

    BR KLASSIK

    ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団
    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第5番 ニ短調 Op.47 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2020年09月04日

    CD日本語帯付き 価格:2,100円(税込)

    2014年4月から5月にかけて収録されたヤンソンスの指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番。大成功を収めたミュンヘンでのこのコンサートの直後、ヤンソンスは同曲を携えアメリカ大陸ツアーに出発。ブエノスアイレスを皮切りに行われたコンサートは、各地で大絶賛されました。 ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、ヤンソンスにとって強い思い入れがある作品。彼が長く助手を務めたエフゲニー・ムラヴィンスキーの代役としてレニングラード・フィルの来日公演の指揮を担ったエピソードも知られています。 「ショスタコーヴィチの音楽はますます世界中の人々を魅了し、聴き手の感情の最も深い部分にアピールしています。他には見られない実存する人間の感情と時代を超越した表現力は、心的外傷を伴う政治的な証人にもなります」とヤンソンスは語り、重ねて「ショスタコーヴィチは同時代の中で、最も誠実な作曲家の一人です」と称えるほど作曲家に対して共感を抱いていた彼らしい、熱い演奏が繰り広げられています。 この演奏は、有名な1997年のウィーン・フィルハーモニーの演奏に比べると、全体的に、少しだけゆったりとしたテンポになっているのも興味深いところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:WS021

    Wiener Symphoniker

    ブラームス(1833-1897)
    交響曲全集 詳細ページ
    [フィリップ・ジョルダン(指揮)/ウィーン交響楽団]

    発売日:2020年09月04日

    CD 4枚組 価格:4,950円(税込、送料無料)

    前作、ベートーヴェンの交響曲全集(WS018)で、各曲に斬新な解釈を加えながらスマートな演奏を披露し高く評価されたフィリップ・ジョルダン。2020年にウィーン交響楽団の音楽監督をアンドレス・オロスコ=エストラーダに引き継ぎ、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任する彼が、2019年9月に録音したブラームスの交響曲ツィクルスが登場します。 ジョルダンは、ブラームスの“内なる声”に耳を傾けながら、各曲の性格を描き分けつつ、オーケストラを自由自在に操り入念な音楽を創り上げていきます。ジョルダンの信頼に応えたオーケストラも、ダイナミックかつ芳醇な音楽を奏でており、ムジークフェライン「黄金のホール」の豊かな響きも相俟って、バランスの良い美しいサウンドが生まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555293

    CPO

    マイヤー(1812-1883)
    交響曲 第1番&第2番 詳細ページ
    [レオ・マクフォール(指揮)/NDR放送フィルハーモニー]

    MAYER, E.: Symphonies Nos. 1 and 2 (North German Radio Philharmonic, McFall)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:555293-2

    CD 価格:2,475円(税込)

    1812年、メクレンブルク=フォアポンメルン州の町フリートランドで薬局を経営する父ヨハンと母ヘンリエッタのもとに生まれたエミーリエ・マイヤー。早くから音楽の教育を受け、ピアノも演奏しましたが、少女時代には自身の体調や家庭の問題を抱えていたため、作曲家を志したのは30歳近くになってカール・レーヴェに師事してからのことでした。しかし、1842年に作品を出版したところ、すぐに評判を呼び、ファニー・メンデルスゾーンやクララ・シューマンと並ぶ優れた女性作曲家として脚光を浴びるようになります。 このアルバムに収録された2曲の交響曲は1847年に初演されましたが、作曲年代はそれ以前のレーヴェから作曲を学んでいた時期まで遡ると推測されています。しかし完成度は高く、とりわけ第1番は、古典的な枠の中に、独創的な和声をしのばせたユニークな作風を持っており、レーヴェの影響から脱したマイヤーならではの個性が感じられる力作になっています。また「第2番」は更にスケールアップした壮大な作品に仕上っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:777702

    ナチスにより「退廃音楽」の烙印を押され、存在を抹消されかけたものの、20世紀末になって再評価され、最近は人気作曲家の仲間入りを果たしたフランツ・シュレーカー。彼は10歳の時に父を失うも、貧困の中、1892年に奨学金を得てウィーン音楽院に進学、ロベルト・フックスに作曲を師事し、卒業年に作曲した「間奏曲」は“新音楽新聞”誌から賞金を授与されています。卒業後は作曲家、指揮者として活動を始めたシュレーカーですが、すぐには認められず、1908年に上演された『王女の誕生日』で注目を集め、1912年に初演された歌劇《はるかなる響き》の初演でようやく名声を確固たるものにしました。 このアルバムにはシュレーカーの初期作品が5曲収録されており、彼が作風を確立していく過程を、後期ロマン派を得意とするスローン指揮の演奏で辿ることができます。学生時代に書かれた交響曲は、師フックスを模範として4楽章形式で書かれましたが、後に最終楽章が散逸。第1楽章から第3楽章のみが残されています。第3楽章の冒頭、ホルンの息の長い旋律が耳に残ります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574132

    NAXOS

    カラファーティ(1869-1942)
    交響曲 イ短調
    伝説/ポロネーズ ヘ長調 詳細ページ
    [バイロン・フィデツィス(指揮)/アテネ・フィルハーモニー管弦楽団]

    KALAFATI, V.: Symphony in A Minor / Légende / Polonaise (Choir of the Music Department of the University of Athens, Athens Philharmonia, Fidetzis)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:8.574132

    CD 価格:1,200円(税込)

    ヴァシリー・カラファーティ(1869-1942)はギリシャで生まれ、ロシアで活躍した作曲家、音楽教師。ギリシャ人の両親を持ち、8歳で最初の音楽教育を受けたカラファーティは、サンクトペテルブルク音楽院に留学、リムスキー=コルサコフの作曲クラスで学び、1892年にはサンクトペテルブルクでの永住権を取得。やがて音楽院の対位法教授となりヘイノ・エッレルやショスタコーヴィチらを教えました。教師として活躍しただけではなく、作曲家としても歌劇やピアノ曲を発表、師リムスキー=コルサコフの作風を継承した重厚な作品を残しています。 このアルバムに収録された「交響曲 イ短調」はカラファーティの唯一の交響曲であり、4楽章という伝統的な形式を遵守した壮大な作品です。重厚な第1楽章に始まり、2楽章のスケルツォの優雅な旋律はチャイコフスキーを思わせ、郷愁溢れる旋律で綴られた第3楽章、華麗な第4楽章が続きます。 生涯、自身をギリシャ人とみなしていたカラファーティの交響曲は、2017年になってようやくギリシャで初演されました。この録音はその記録です。後期の作品「伝説」と祝祭的な「ポロネーズ」も聴きどころです。

  • 商品番号:SM339

    Solo Musica

    シューベルト(1797-1828)
    交響曲 第3番&第7番 詳細ページ
    [ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指揮)/ミュンヘン交響楽団]

    SCHUBERT, F.: Symphonies Nos. 3 and 7 (Munich Symphony, Edusei)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:SM339

    CD 価格:1,950円(税込)

    2015年、ミュンヘン交響楽団の首席指揮者に就任したケヴィン・ジョン・エドゥセイによるシューベルトの交響曲シリーズ。“新しい地平線へ!”というフレーズがモットーのこのアルバムには、シューベルト18歳の作品「交響曲第3番」と大半がスケッチのみの未完の作品「交響曲第7番」が収録されています。 モーツァルトやハイドンの影響から脱し、自身の個性を確立させ始めた「交響曲第3番」、1821年頃に着手されるも、なぜか完成されることなく放置されてしまった「交響曲第7番」(この録音ではイギリスのシューベルト研究家、ブライアン・ニューボールトの補筆版を使用)。エドゥセイならではの瑞々しい感性を生かし、活力に満ちた演奏で、シューベルトが目指した新しい地平線をくっきりと描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574123

    NAXOS

    シルヴェストロフ(1937-)
    交響曲 第7番
    ナイチンゲールへの頌歌
    ピアノ・コンチェルティーノ
    カンタータ 第4番/詩と音楽の瞬間 詳細ページ
    [イナ・ガラテンコ(ソプラノ) 他/クリストファー・リンドン=ジー(指揮)/リトアニア国立交響楽団]

    SILVESTROV, V.: Ode to a Nightingale / Symphony No. 7 / Piano Concertino (Galatenko, Bezborodko, Lithuanian National Symphony, Lyndon-Gee)

    発売日:2020年08月14日 NMLアルバム番号:8.574123

    CD日本語帯付き 価格:1,200円(税込)

    「ポスト・モダニズム」の作曲家として伝統的な調性や旋法を用い、ゆったりとしたテンポで聴き手の望郷や回顧の念を呼び起こす音楽が人気が集めるヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-)。しかし、彼がこのような作風に転向したのは1970年代以降であり、それ以前にはマデルナに大絶賛されるほどの前衛的な作品を書いていました。 このアルバムには3曲の世界初録音を含む、シルヴェストロフの80年代以降の作品が収録されています。冒頭の「ナイチンゲールへの頌歌」はジョン・キーツの詩(ロシア語訳)を用いた、アルバム中最も「先進的な」響きを持つ作品。もともとは室内オーケストラの伴奏による歌曲でしたが、シルヴェストロフが試行錯誤を重ね、この形に仕上げたものです。 2014年の「カンタータ第4番」と2015年の「ピアノ・コンチェルティーノ」には、いくつかの共通する素材が用いられています。2003年の「詩と音楽の瞬間」にはパウル・ツェランの詩が断片的に用いられており、聴き手のイメージを喚起しています。同じく2003年に書かれた「交響曲第7番」も、冒頭こそ不協和音の嵐が続くものの、いつしか曲は落ち着き、失ったものを追憶するかのように静かに消えていきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19090CD

    SWR Klassik

    ミヒャエル・ギーレン・エディション 第9集
    1967-2007
    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲全集/序曲集
    ミサ曲 ハ長調 詳細ページ
    [ミヒャエル・ギーレン(指揮)/バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団 他]

    発売日:2020年08月14日

    10枚組(9CD+DVD) 価格:5,475円(税込、送料無料)

    ユニークな解釈と演奏で知られる名指揮者ミヒャエル・ギーレン。彼が残した膨大な録音の中から南西ドイツ放送(SWR)に保存されている音源を体系的にリリースしているのがこのギーレン・エディションです。これまでも初出音源を含む興味深いレパートリーが紹介されてきましたが、第9集となる今作は、交響曲全曲を中心に収めたベートーヴェン作品集。ベートーヴェン生誕250年の記念年にふさわしいBOXセットです。 1997年から2000年収録の交響曲全集は、ギーレンにとって2度目の録音。彼のイメージが確立されたとされる、一切の虚飾を排した1980年代~90年代の1回目録音に比べ、ここでのギーレンは、若干ゆったりとしたテンポと豊かな表現による演奏を行っています。 また、今回のエディションには、2007年の「ミサ曲 ハ長調」などいくつかの初出音源が含まれているだけではなく、交響曲第3番では、1970年のフランクフルト放送交響楽団、1980年のシンシナティ交響楽団(VOX音源)、1987年のバーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団(映像)を加えた計4種類の演奏を収録。切れ味鋭い初期の演奏から後期のゆったりとした演奏まで、聴き比べを存分に楽しむことができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555087

    CPO

    エクルンド(1927-1999)
    交響曲 第3番 「シンフォニア・ルスティカ」
    交響曲 第5番「クアドリ」
    交響曲 第11番「シンフォニア・ピッコラ」 詳細ページ
    [ヘルマン・ボイマー(指揮)/ノールショピング交響楽団]

    発売日:2020年08月07日

    CD 価格:2,475円(税込)

    スウェーデン出身の作曲家ハンス・エクルンド(1927-1999)の交響曲集。 1947年から1952年まで、王立音楽院でラーシュ=エリク・ラーションに指導を受け、ベルリンとローマに留学し作曲家として活動を始めたエクルンド。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会で、スウェーデン人として初めて作品が演奏され注目を集めましたが、最後まで無調を採用することはありませんでした。彼は生涯に13曲の交響曲を書き、第4番を除く全ての作品にイタリア語のタイトルを付しています。 このアルバムには、バルト海周辺の風光明媚な「ゴットランド島」の風景と民謡に触発された豊かな響きをもつ第3番、破壊的な戦争を主題とし、全体的に暗い雰囲気が支配する、鋭いリズムが特徴的な第5番、「シンフォニア・ピッコラ(小さい交響曲)」と題されているものの、実質上、彼の最長の作品の一つであり、恩師ラーシュ=エリク・ラーションへの追悼の意も込められている第11番、この3つの交響曲が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559852

    NAXOS

    ラウズ(1949-2019)
    交響曲 第5番
    サプリカ/管弦楽のための協奏曲 詳細ページ
    [ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)/ナッシュヴィル交響楽団]

    ROUSE, C.: Symphony No. 5 / Supplica / Concerto for Orchestra (Nashville Symphony, Guerrero)

    発売日:2020年07月22日 NMLアルバム番号:8.559852

    CD 価格:1,200円(税込)

    ピューリッツァー賞とグラミー賞を受賞したアメリカの作曲家、クリストファー・ラウズ(1949-2019)。1949年ボルティモアに生まれ、様々なジャンルの音楽を身につけたラウズについて、ニューヨーク・タイムズ紙は「周囲の記憶に最も残る音楽を書く人」と紹介しました。その作品はウィット、ジョーク、神聖なもの、ロックなど、たくさんの要素で構成されています。 このアルバムには2015年に書かれた「交響曲第5番」を含む3作品を収録。「交響曲第5番」は彼が幼いころに聴いて衝撃を受けたベートーヴェンの第5交響曲にインスパイアされた作品です。ブルックナーやマーラーの緩徐楽章を思わせるゆったりとした「サプリカ」、オーケストラの奏者たちそれぞれに見せ場を持たせた「管弦楽のための協奏曲」など、どれもがラウズの個性が生かされた聴きごたえのある作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:COL20273

    col legno

    Nocturnal Walks
    コーグルマン - ハイドン作品集
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第27番
    コーグルマン(1947-)
    夜の散歩 詳細ページ
    [グスタフ・クーン(指揮)/ボルツァーノ=トレント・ハイドン管弦楽団/ペーター・ブルヴィーク(指揮)/20世紀アンサンブル-11]

    HAYDN, J.: Symphony No. 27 (Kuhn) / KOGLMANN, F.: Nocturnal Walks (Burwik)

    発売日:2020年07月22日 NMLアルバム番号:WWE1CD20273

    CD 価格:1,725円(税込)

    ハイドンの交響曲第27番にインスパイアされたという、コーグルマンの「夜の散歩」。2007年に書かれたこの曲は交響曲と所縁の深いルーマニアのシビウ市(ドイツ名ヘルマンシュタット)から委嘱されたもので、コーグルマンはハイドンを素材として用いながら、同地出身の哲学者エミール・シオランの肉声を織り込むことで作品を作り上げました。 アルバムには、グスタフ・クーンとボルツァーノ=トレント・ハイドン管弦楽団が演奏した原曲を収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC470

    Oehms Classics

    ラフマニノフ(1873-1943)
    合唱交響曲『鐘』
    タネーエフ(1856-1915)
    聖イオアン・ダマスキン 詳細ページ
    [アンナ・サムイル(ソプラノ)/ドミトロ・ポポフ(テノール)/ヴラジスラフ・スリムスキー(バリトン)/ドミートリー・キタエンコ(指揮)/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/チェコ・フィルハーモニー合唱団ブルノ]

    RACHMANINOV, S.: Bells (The) / TANEYEV, S.I.: Ioann Damaskin (Czech Philharmonic Choir, Cologne Gürzenich Orchestra, Kitayenko)

    発売日:2020年07月22日 NMLアルバム番号:OC470

    CD 価格:1,950円(税込)

    ラフマニノフの合唱交響曲『鐘』は、1913年に作曲された合唱作品。アメリカの詩人エドガー・アラン・ポー(1809-1849)の詩をロシアの詩人、コンスタンチン・バリモントがロシア語に訳したものを自由に用いながら、4つの場面「そりのベル=若さ」「結婚」「激動の幕開け」「弔い」を象徴する鐘の音を通して人生の機微を描いています。ラフマニノフが好んだ「怒りの日=ディエス・イレ」の旋律も効果的に使われた中期の傑作の一つです。かたやタネーエフの「聖イオアン・ダマスキン」は宗教的なカンタータ。7~8世紀に実在した聖人(ダマスコのヨハネ)の祈祷文をトルストイが翻案したテキストの中から、タネーエフは16行を選択、感動的な作品に仕上げました。タネーエフ初の成功作品としても知られ、いかにもロシアの合唱曲らしい荘厳な雰囲気を持っています。 キタエンコは、その特徴とも言える重低音を強調した響きを、30年以上に渡り彼と演奏を続けているケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団から引き出し、メリハリのある音楽を作っていきます。また、チェコで作曲家としても活躍するペトル・フィアラが指導するチェコ・フィルハーモニー合唱団ブルノの力強く、清冽なハーモニーも聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555114

    CPO

    ライネッケ(1824-1910)
    〈管弦楽作品集 第1集〉
    交響曲 第1番・第3番
    歌劇《マンフレッド王》より
    勝利の行進曲 詳細ページ
    [ヘンリー・ラウダレス(指揮&ヴァイオリン)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    REINECKE, C.: Orchestral Works, Vol. 1 - Symphonies Nos. 1 and 3 / King Manfred (excerpts) (Munich Radio Orchestra, Raudales)

    発売日:2020年07月17日 NMLアルバム番号:555114-2

    CD 価格:2,475円(税込)

    ドイツ・ロマン派の作曲家、教育者カール・ライネッケの管弦楽作品集第1集。高名な音楽教育者を父に持ち、7歳で作曲を始め12歳でピアニストとして公開演奏を行うほど早熟だったライネッケは、85歳という長寿を全うする直前まで作曲活動を続け、未出版作品も含めると1000曲以上の作品を書き上げました。 その作風は保守的であり、同時代の評論家たちに酷評されても、「自分を先駆的な天才とみなす大胆さはなかった」と述べ、作風を変化させることはありませんでした。とはいえ、時代の流れや他の作曲家たちの作品を念入りに研究したライネッケは、さまざまな技法を自在に操りながら、自身の作法を常に熟成させていきます。 このアルバムに収録された2曲の交響曲のうち、第1番は1858年、第3番は1895年に作曲されており、どちらも美しく心に染み入る旋律に満たされています。残念ながら成功作とはならなかった歌劇《マンフレッド王》もシューマンを思わせる充実した作品。最後に置かれた「勝利の行進曲」は「燃えるような情熱と祝祭の精神」を持った華やかな小品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-55350

    NAXOS

    山田 耕筰(1886-1965)
    序曲 ニ長調
    交響曲 ヘ長調「かちどきと平和」
    交響詩「暗い扉」/交響詩「曼陀羅の華」 詳細ページ
    [ニュージーランド響/湯浅卓雄]

    YAMADA: Symphony in F Major, 'Triumph and Peace'

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2020年07月17日 NMLアルバム番号:8.555350

    CD日本語解説付き 価格:1,980円(税込)

    君は正しく知っていたか、この先駆者の偉大さを!日本の芸術音楽は何処から来て何処へ行こうとしているのか。全ての始まりを聴くことは、21世紀の歴史を刻もうとする私たちに必須の音楽体験である筈です。日本人初の管弦楽曲で、これが世界初録音になる「序曲ニ長調」こそ、正に感涙の小品。当然、日本人初の交響曲である「かちどきと平和」と併せ、西洋音楽との出会いの感動が凝縮されています。僅か一年後の二つの交響詩では、同じ作曲家とは思えないスタイルの変化がみえます。 ここで私たちは、夢と希望に溢れて渡欧し、名前を西欧人的に綴り自らを売り出した若者の足跡の偉大さに、平伏するのです。名前だけは誰でも知っている山田耕筰、その真の姿を今、貴方も確認してみませんか?

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-57971

    NAXOS

    山田 耕作(1886-1965)
    長唄交響曲「鶴亀」
    交響曲「明治頌歌」
    舞踊交響曲「マグダラのマリア」 詳細ページ
    [都響/湯浅卓雄]

    YAMADA, K.: Nagauta Symphony / Meiji Symphony / Maria Magdalena

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2020年07月17日 NMLアルバム番号:8.557971

    CD日本語解説付き 価格:1,980円(税込)

    日本人は西洋音楽で何を為せるか、耕筰の苦闘の軌跡長唄交響曲「鶴亀」は、今や西洋古典音楽が巷に溢れかえる現代を生きる私たちに、どんな感情を抱かせるでしょう。驚愕か、新鮮か、懐古か。当作品は19世紀半ばの長唄をそのまま演奏し、そこに管弦楽を付したもの。「明治頌歌」は、鎖国時代に始まり黒船来襲・文明開化・明治天皇崩御などを描きながら、やはり西洋音楽の受容がテーマと考えられる交響曲、また「マグダラのマリア」は、今さらながら作曲者の輝かしい才能に恐れ入る、堂々たる管弦楽曲で、いずれも欧米諸国でも演奏されました。 この記念碑的なアルバムにより、私たちは日本の作曲界における偉大な先駆者の苦闘を再認識し、感謝の念を新たにするのです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SSM-1024

    Seattle Symphony Media

    ニールセン(1865-1931)
    交響曲 第1番&第2番 詳細ページ
    [トマス・ダウスゴー(指揮) シアトル交響楽団]

    NIELSEN, C.: Symphonies Nos. 1 and 2, "The Four Temperaments" (Seattle Symphony, T. Dausgaard)

    発売日:2020年07月10日 NMLアルバム番号:SSM1024

    CD 価格:1,950円(税込)

    デンマーク出身の指揮者トマス・ダウスゴー。1997年から2019年までスウェーデン室内管弦楽団の首席指揮者を務めるかたわら、デンマーク国立交響楽団の首席指揮者(2004-2011)を経て、現在はBBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者とシアトル交響楽団の音楽監督を兼任。創造性と革新性に満ちた演奏で聴き手を魅了しています。 今作では彼が得意とするニールセンの交響曲第1番と第2番を演奏。これは、すでにリリースされた第3番(2017年録音)と第4番(2015年録音)に続くニールセン交響曲ツィクルスの第2作となります。ブラームスら、ドイツ・ロマン派の影響が感じられる若々しい作風による第1番、人間の気質を表すとされる4つの楽章で構成された第2番、どちらもニールセンの創意工夫と、豊かな描写力溢れる画期的な作品であり、ダウスゴーは各々の曲の特色を生かし、聴き応えのある演奏を繰り広げています。 ダウスゴーはこれまでシアトル交響楽団と3枚のアルバムを録音しており「マーラー:交響曲第10番」は2017年のGramophone賞にノミネートされるなど高い評価を受けていますが、自国の音楽を大切にしてきたダウスゴーならではの説得力あるニールセンの交響曲は、ベナロヤ・ホールの芳醇な響きと相俟って、聴き手に素晴らしい感動をもたらすことでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555101

    CPO

    シュペルガー(1750-1812)
    コントラバス協奏曲 第2番&第15番
    シンフォニア 第30番 詳細ページ
    [ロマン・パトコロ(コントラバス)/ヨハネス・シュレーフリ(指揮)/マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団]

    発売日:2020年06月26日

    CD 価格:2,475円(税込)

    モラヴィア出身の作曲家シュペルガーのコントラバス協奏曲集。シュペルガーはウィーンで音楽教育を受け、1777年にプレスブルク(現ブラチスラヴァ)大司教の宮廷楽師に就任。コントラバスのヴィルトゥオーゾとして1778年にウィーン音楽家協会に入会し自作のコントラバス協奏曲を演奏し、名をあげました。1783年から1786年までルートヴィヒ・フォン・エルデーディ伯爵の宮廷楽団のメンバーとして活躍、その後は1789年にはメクレンブルク宮廷楽団の首席コントラバス奏者となり、各地で演奏を行ったことで知られています。 40曲以上の交響曲など数多くの作品を残しましたが、なかでも18曲あるコントラバス協奏曲は、勇壮な旋律をコントラバスが歌う、シュペルガーの音楽性と技術が存分に発揮されています。このアルバムでは名手パトコロが第2番と第15番の協奏曲を演奏。華麗な技巧を披露しました。 同時収録のシンフォニアは、ハイドンを思わせる熟練の筆致で書かれた明るい曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559870

    NAXOS

    ドーソン(1899-1990)
    ニグロ・フォーク・シンフォニー
    ケイ(1917-1995)
    幻想変奏曲/ウンブリアの情景 詳細ページ
    [アーサー・フェイゲン(指揮)/ウィーン放送交響楽団]

    DAWSON, W.L.: Negro Folk Symphony / KAY, U.: Fantasy Variations / Umbrian Scene (Vienna Radio Symphony, Fagen)

    発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:8.559870

    CD 価格:1,200円(税込)

    アフリカ系アメリカ人作曲家ウィリアム・ドーソンの代表作「ニグロ・フォーク・シンフォニー」。古典的な形式の中に黒人霊歌の要素をふんだんに折り込んだこの作品は、1934年にレオポルド・ストコフスキーが指揮するフィラデルフィア管弦楽団によって初演され、爆発的な人気を獲得しました。しかしこの人気は一過性のものであり、人々はすぐさま作品への興味を失ってしまいました。とはいえ、ドーソンはこの作品を大切にしており、1952年に西アフリカへ旅行した際に体感した、アフリカのリズムを再度作品に折り込み作品を改訂。1963年にはストコフスキーがこの改訂版をシンフォニー・オブ・ジ・エア(旧NBC交響楽団)と再録音したことでも知られています。ドヴォルザークの「新世界より」を思わせる哀愁漂う旋律と、重厚なオーケストレーションが魅力で、ストコフスキーが愛奏したのも頷ける力作です。 同時収録のユリシーズ・ケイもアフリカ系アメリカ人作曲家で、彼の「幻想変奏曲」は、指揮者アーサー・ベネット・リプキンの委嘱で書かれた作品。実際の主題は最後まで演奏されることがありません。決してイタリア風ではなく、ドイツ風の音楽が展開する「ウンブリアの情景」も楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1348

    Ondine

    トレヴィーノ指揮/マルメ交響楽団
    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲全集 詳細ページ
    [ロバート・トレヴィーノ(指揮) マルメ交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Symphonies Nos. 1-9 (Malmö Symphony, R. Trevino)

    発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:ODE1348-5Q

    SACD-Hybrid 5枚組 価格:4,800円(税込、送料無料)

    2020年ベートーヴェン生誕250年記念リリース。
    注目の指揮者トレヴィーノによる交響曲全曲をSACDハイブリッドで!
    2019年10月、スウェーデンのマルメで開催された “ベートーヴェン・フェスティヴァル” ライヴ!
    タクトを執るのは2019年9月にマルメ交響楽団の首席指揮者就任したばかりの俊英ロバート・トレヴィーノ。30代半ばのトレヴィーノは、同世代の若手指揮者の中でも最近急速に頭角を現わしてきた注目の存在です。古典派作品から現代曲まで、幅広いレパートリーを新鮮かつ想像力に富んだ解釈で聴かせるトレヴィーノは、ベートーヴェンにおいてもマルメ交響楽団から精緻な響きを紡ぎ出し、自然で音楽性に満ちた表現を引き出すことに成功。これまで多くの指揮者が取り組んできたベートーヴェン演奏に新風を吹き込みました。 トレヴィーノはピリオド・アプローチを採用しつつもオーケストラの響きを存分に生かし、各曲の個性を際立たせます。古典的な作風による第1、第2交響曲ではモーツァルトを思わせる典雅な表情をもたせ、第3交響曲では、沈痛な葬送行進曲さえ重くなり過ぎることはありません。ベートーヴェンの作風転換期に書かれた第4番には、幾分ロマンティックな表現を与え、第5交響曲ではベートーヴェンが目指した苦悩から勝利への思いが力強く描き出されています。各楽章の描き分けが見事な第6番が続き、舞曲の要素が強い第7番と第8番では、楽章ごとのテンポ設定に心が配られた、鮮やかな音楽を楽しむことができます。とりわけ第7番終楽章の快速テンポに注目。オーケストラはトレヴィーノの無茶とも思える要求をクリアし、目の覚めるような演奏を披露します。第9番のソリストは、若々しい声の歌手が揃えられており、トレヴィーノが目指したであろう新鮮なベートーヴェン像が構築されています。 ホールの豊かな残響を余すことなく捉えた録音も聴きどころで、SACD層にはマルチチャンネルも収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-462

    Toccata Classics

    キーリー(1960-)
    〈管弦楽作品集〉
    2つのオーボエ、コーラングレと弦楽の三重協奏曲
    オーケストラのための変奏曲
    フルート協奏曲/交響曲 第2番 詳細ページ
    [ポール・マン(指揮)/マラガ・フィルハーモニー管弦楽団/リエパーヤ交響楽団]

    KEELEY, R.: Orchestral Music (S. Desbruslais, Turnbull, Sluman, Flanaghan, Málaga Philharmonic, Liepāja Symphony, P. Mann)

    発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:TOCC0462

    CD 価格:1,950円(税込)

    1960年生まれの南ウェールズ出身の作曲家、ロバート(ロブ)・キーリー(1960-)は幼い頃からロンドンの音楽的な生活に親しみ、様々なジャンルから影響を受けてきました。彼の「交響曲第2番」は尖った所もありつつも牧歌的な作品で、時折、ストラヴィンスキーの鋭角的なメロディやティペットのようなの浮遊するリズムが聴こえてきます。「フルート協奏曲」ではフランス流の新古典主義への傾倒をあっさりと告白しており、三重奏曲では、テレマンのテイストがあることも明らかにしています。 また、彼の最近の交響楽作品では、“敬愛するエルガー”の「エニグマ変奏曲」がモデルとなっていることも公表しています。キーリーはこういった直接的な刺激を取り入れながら独自の作品に昇華させ、見事な音楽語法を創り出し、明確さと軽めのタッチ、ダンスやユーモアへの関心を示しています。 「オーケストラのための変奏曲」は、実はこのアルバムの他の曲の録音修了後にスペイン南部のマラガで完成され、ヨーロッパの反対側のリエパーヤで録音し、急遽、追加収録したとのことです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-562

    Toccata Classics

    タバコフ(1947-)
    〈交響曲全集 第5集〉
    交響曲 第2番
    交響曲 第6番 詳細ページ
    [エミール・タバコフ(指揮)/ブルガリア国立放送交響楽団/プロヴディフ・フィルハーモニー管弦楽団]

    TABAKOV, E.: Symphonies (Complete), Vol. 5 (Bulgarian National Radio Symphony, Plovdiv Philharmonic, Tabakov)

    発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:TOCC0562

    CD 価格:1,950円(税込)

    指揮者として世界で活躍するブルガリア出身のエミール・タバコフ(1947-)は、日本へも自国やトルコのオーケストラと共に訪れ、オーケストラ・アンサンブル金沢などでは自作のコントラバス協奏曲を演奏するなど日本でも馴染みのある存在です。作曲家としても9つの交響曲をはじめ、様々な作品を世に出しています。 作品の多くは大規模で人間の暗い側面に光を当てる厳かな作風が特徴です。ここに収録された「交響曲第2番」は2つの楽章から成り、第2楽章の野性的で足を踏み鳴らすような騒々しさは、第1楽章で悲しみに打ちひしがれ、蓄積されたエネルギーの解放のようです。「交響曲第6番」は4楽章から成り、ショスタコーヴィチ中期の作品のような荒涼とした悲劇的な世界観が広がります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559838

    NAXOS

    カーニス(1960-)
    カラー・ホイール
    交響曲 第4番「クロメロデオン」 詳細ページ
    [ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)/ナッシュヴィル交響楽団]

    KERNIS, A.J.: Color Wheel / Symphony No. 4, "Chromelodeon" (Nashville Symphony, Guerrero)

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:8.559838

    CD 価格:1,200円(税込)

    ピューリッツァー賞とGRAMMY賞を受賞した作曲家カーニス(1960-)は、現代アメリカで最も作品の演奏回数の多い作曲家の一人です。このアルバムに収録されている2作品は、洗練されたオーケストレーションが際立ち、作曲年代の15年ほどの開きが全く感じられないほど、よく似た雰囲気を有しています。 フィラディルフィア管弦楽団の創立100周年を記念して書かれた「カラーホイール」はオーケストラの各セクションの妙技を際立たせるための工夫が凝らされており、ソリストではなく、楽器のグループ毎の掛け合いが楽しめる作品に仕上がっています。 2018年作曲の「交響曲第4番」は、21世紀になって“時代遅れ”とも言える交響曲というものに、全世界を含めるという試みのもと書かれた作品。タイトルの「クロメロデオン」は、1960年代後半に活躍したカルト・ロック・バンドの名前と、ハリー・パーチが発明した楽器の名前に由来していますが、カーニスはこのタイトルに「オーケストラが演奏する色彩豊かでメロディアスな音楽」という意味を込め、全く新しい音楽として創り上げています。また第3楽章にはヘンデルの引用が用いられるなど、大胆なアプローチがなされています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574120

    NAXOS

    フィビフ(1850-1900)
    〈管弦楽作品集 第5集〉
    交響曲 第3番 ホ短調 Op.53
    歌劇《シャールカ》序曲/歌劇《嵐》第3幕 序曲
    歌劇《メッシーナの花嫁》 葬送行進曲 詳細ページ
    [マレク・シュティレツ(指揮)/ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団]

    FIBICH, Z.: Orchestral Works, Vol. 5 - Symphony No. 3 / Overtures / The Bride of Messina: Funeral March (Janáček Philharmonic, Štilec)

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:8.574120

    CD日本語帯付き 価格:1,200円(税込)

    チェコ国民楽派の草創期を築いた作曲家の一人、ズデニェク・フィビフ(フィビヒ)。同時代の作曲家の中では、とりわけドイツ・ロマン派の影響を強く受け継いでいるとされ、作品の多く、とりわけ管弦楽作品は、チェコ民謡を素材として用いながらも、重厚なオーケストレーションに彩られた響きが特徴です。 管弦楽作品シリーズ第5作目となるこのアルバムには、亡くなる2年前に作曲された交響曲第3番を中心に、チェコ民話を素材とした歌劇の序曲や挿入曲を収録。19世紀末に多くの作曲家たちが追求した“闇から光へ”をモティーフにした「交響曲第3番」では、起承転結のはっきりした活気ある音楽を楽しめます。また、オペラの序曲では『スメタナの後継者』と言われるフィビヒのチェコ民話への巧みなアプローチを感じることができます。第1集から第4集まで、チェコ・ナショナル交響楽団とともに演奏を行ってきたシュティレツは、今作ではヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団を起用し、シリーズの最後を飾っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-55787

    NAXOS

    伊福部 昭(1914-2006)
    シンフォニア・タプカーラ
    リトミカ・オスティナータ
    交響ファンタジー 第1番 詳細ページ
    [サランツェヴァ/ロシア・フィル/ヤブロンスキー]

    IFUKUBE: Sinfonia Tapkaara / Ritmica Ostinata / Symphonic Fantasia No.1

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:8.557587

    CD日本語解説付き 価格:1,980円(税込)

    天下無双の生命力、偉大なる伊福部サウンドの底力!もはや言をまたない、日本音楽史上のあまりに巨大な峰となってそびえる、伊福部昭の作品集がついに本シリーズに登場。並居る日本楽壇中央の俊英を押しのけてのチェレプニン賞の衝撃的受賞(1935年)以来、伊福部昭は教師として、「ゴジラ」に代表される映画音楽の大家として、何よりその圧倒的な魅力を放出する偉大な作品群によって、絶大な影響を音楽界に与え続けています。 本CDでは戦後の伊福部の代表的3曲を収録。ファンにとって、伊福部昭の音楽を荒々しいロシアのオーケストラで聴いてみたいというのは、ひとつの夢ではなかったでしょうか。ロシア・フィルは野生的な骨太のサウンドでその期待に見事に応え、リトミカ・オスティナータでのサランツェヴァのピアノ・ソロも実に鮮烈。伊福部家のルーツから説き起こす片山杜秀氏の気迫の解説文も素晴らしい読み応えです。必携の1枚! ★レコード芸術誌 準特選盤

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19093CD

    SWR Klassik

    ドヴォルザーク(1841-1904)
    〔交響曲全集 第5集〕
    交響曲 第6番 ニ長調 Op.60 B112
    歌劇《いたずら農夫》序曲
    歌劇《ヴァンダ》序曲
    序曲《フス教徒》 詳細ページ
    [ピエタリ・インキネン(指揮) ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:SWR19093CD

    CD日本語帯付き 価格:2,175円(税込)

    インキネンとドイツ放送フィルのドヴォルザーク第2弾は、充実の第6番!ドイツ放送フィルによるドヴォルザーク交響曲全集第5弾。前半3枚を指揮したチチョンより、前回からインキネンがが引き継ぎ、いよいよ傑作揃いの後半に入ります。 この第6番はドヴォルザークが40歳を目前に作り上げており、ブラームス、特にその交響曲第2番の影響を強く受けているとされています。明るく充実した内容を持ち、中でも舞曲的性格のスケルツォ楽章の出来栄えは、あとに続く3曲に引けを取らないもの。初めて出版された彼の交響曲であったため、以前は「第1番」とされていました。躍動的な作風はインキネンの面目躍如といえ、ドイツ放送フィルをぐいぐいと引っ張り、その魅力を十二分に引き出しています。 併せて収録されたのは、11作も残しながら不遇とも言える扱いを受けているドヴォルザークの歌劇からの序曲2つと、フス教徒を扱った演劇のための音楽として誕生し、現在では演奏会用序曲として高い人気を誇る《フス教徒》。 大きな期待を背負ったインキネンのバイロイト音楽祭デビューが、新型コロナウイルス禍により2022年に延期される見込みとなった中でのリリースではありますが、その実力のほどを実感させてくれる素晴らしいアルバムといえるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-445

    Toccata Classics

    エルコック(1957-)
    〈管弦楽作品集 第2集〉
    Haven: J.S.バッハの主題による幻想曲 Op.4
    交響曲 第5番 Op.21
    Incubus - インキュバス Op.28 詳細ページ
    [ドミトリー・ヴァシリエフ(指揮)/シベリア交響楽団]

    ELCOCK, S.: Orchestral Music, Vol. 2 - Haven / Symphony No. 5 / Incubus (Siberian Symphony, Vasiliev)

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:TOCC0445

    CD 価格:1,950円(税込)

    英国の作曲家スティーヴ・エルコック(1957-)の作品集。第1集(TOCC-400)には「交響曲第3番」など、感情の起伏が激しい3つの作品が収録されていましたが、第2集でも、個性的な作品を聴くことができます。 彼自身の弦楽四重奏曲「Night after Night」に基づく、眠ることの恐怖を描いた交響詩「インキュバス」、バッハのパルティータ第1番「サラバンド」による「Haven」、ベートーヴェンの“第5交響曲”をモデルに、新たなモデルを創り上げた「第5交響曲」。どの曲も力強く緊張感に満ちています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:UP0136

    ArcoDiva

    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
    スメタナ(1824-1884)
    勝利の交響曲 ホ長調 Op.6 - 第3楽章
    マルティヌー(1890-1959)
    シンフォニエッタ「ラホヤ」 イ長調 H. 328 詳細ページ
    [朝比奈智子(ピアノ)/マルコ・イヴァノヴィチ(指揮)/チェコ室内管弦楽団パルドビツェ]

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 2 / SMETANA, B.: Triumph Symphony / MARTINŮ, B.: Sinfonietta La Jolla (Tomoko Asahina, Ivanovic)

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:UP0136-2

    CD 価格:1,650円(税込)

    ベートーヴェン初期の名作「交響曲 第2番」、近年注目が高まるスメタナの「勝利の交響曲」から第3楽章、縦横無尽に活躍するピアノを効果的に用いたマルティヌーのシンフォニエッタ「ラホヤ=宝石」。 この3つの時代の作品を、チェコ室内管弦楽団パルドビツェが演奏。小編成によるアンサンブルの妙技をじっくり楽しめます。ピアノを担当する朝比奈智子の軽妙な演奏も聴きどころ。

  • 商品番号:GRAM99211

    Gramola Records

    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第2番 ハ短調 WAB102
    (1872年初稿版 … 2005年ウィリアム・キャラガン校訂) 詳細ページ
    [レミ・バロー(指揮)/ザンクトフローリアン・アルトモンテ管弦楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 2 (1872 first version, ed. W. Carragan) (Altomonte Orchester St. Florian, Ballot)

    発売日:2020年05月29日 NMLアルバム番号:Gramola99211

    SACD-Hybrid 2枚組日本語帯付き 価格:3,525円(税込、送料無料)

    1872年に初稿が完成したブルックナーの「交響曲第2番」は、彼の多くの交響曲と同じく、生涯の間に多数の改訂や修正が施されました。完成年の1872年に初演が予定されたものの、オーケストラの一部の団員から「演奏不能」とされてしまい中止。その翌年にブルックナー自身の手により改訂がなされ、初演もブルックナーが行いました。1876年の再演の際にも若干の改訂が施されましたが、その翌年には友人ヘルベックの助言により大幅に改訂。出版に際しても細部の改訂がなされた他、ブルックナーの弟子たちの校訂も加わり、一時期は原形を知ることすら難しい状態になっていました。 しかし、ブルックナーの初稿は聖フローリアン修道院のアーカイヴにあり、これに研究者ウィリアム・キャラガンが校訂を加え、初演稿以降にカットされたパッセージも全て復元。またベートーヴェンの第九をモデルにしたとされる初稿通り、第2楽章と第3楽章の順序も入れ替えることで、作品全体をブルックナーの最初の構想に近づけました。 レミ・バローも最近人気の高いこのキャラガン版を使用し、ブルックナーの初心をじっくりと描き出しています。オーケストラと一体になった見事な演奏を高音質にて存分にお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573871

    NAXOS

    グローヴェン(1901-1977)
    交響曲 第1番「山脈に向かって」
    交響曲 第2番「真夜中の時」 詳細ページ
    [ペーテル・シルヴァイ(指揮)/クリスチャンサン交響楽団]

    GROVEN, E.: Symphonies Nos. 1 and 2 (Kristiansand Symphony, Szilvay)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:8.573871

    CD日本語帯付き 価格:1,200円(税込)

    ノルウェー南西の都市テレマルク出身の作曲家グローヴェン(1901-1977)。この地域は20世紀初頭に工業地帯として栄えるとともに、民族音楽の宝庫としても知られ、グローヴェンも15歳になる前に、200を超える民謡舞曲を作曲し、ハルダンゲルヴァイオリンで演奏したことが知られています。 民謡の魅力に取りつかれたグローヴェンは、オスロに定住し、正式な音楽教育を受けたあとも、いかにして人々に民謡の素晴らしさを伝えるかに注力、ラジオ番組や記事で積極的に紹介するだけではなく、2000曲ほどのノルウェー民謡を収集し、時にはアラスカまで出掛けエスキモーに伝わる旋律も集めています。 このアルバムに収録されている2つの交響曲は、どちらも独特な舞曲のリズムと響きに満たされており、聴き手に斬新な印象を与えます。ノルウェーの中堅指揮者で、ヤンソンスの助手を務めた経験を持つシルヴァイの情熱的な演奏が作品の魅力を引き立てています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA561

    Alpha

    『フランク・バイ・フランク』
    フランク(1822-1890)
    交響曲 ニ短調 Op.48
    交響詩「人、山上で聞きしこと」 詳細ページ
    [ミッコ・フランク (指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    FRANCK, C.: Symphony / Ce qu'on entend sur la montagne (Franck by Franck) (Radio France Philharmonic, M. Franck)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:ALPHA561

    CD日本語帯付き 価格:2,325円(税込)

    フランクが手兵フランス放送フィルと熱く語るフランク!数度の来日で日本でもお馴染みのフィンランドの指揮者ミッコ・フランクと、彼が2015年からシェフを務めるフランス放送フィルとの(セザール・)フランクの交響曲が登場。カップリングは、ヴィクトル・ユゴーの詩に触発され、リストの同名作品よりも先に書かれた交響詩です。オペラも得意とするフランクならではの見通しの良いサウンドと、劇的な音楽づくりが聴きどころ。フランス放送フィルとAlphaの共同制作第1弾。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-55351

    NAXOS

    矢代 秋雄(1929-1976)
    ピアノ協奏曲
    交響曲 詳細ページ
    [岡田博美/アルスター管/湯浅卓雄]

    YASHIRO: Piano Concerto / Symphony

    ■現代音楽

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:8.555351

    CD片山杜秀氏による日本語解説書付き 価格:1,980円(税込)

    20世紀音楽史のエッセンスが凝縮された才能、矢代秋雄の代表作ドビュッシー、ラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー、ベルク、プロコフィエフ・・・メシアン。20世紀前半の音楽史そのままに、革新的作曲家たちのエッセンスを師である橋本國彦や伊福部昭から受け継ぎ、ヨーロピアン・スタイルの音楽を完璧なまでに自己の作品へ昇華させた矢代秋雄。「この録音が日本の作曲家の地位を高めるきっかけになる」と矢代への共感を惜しまない湯浅卓雄の指揮、初演者・中村紘子の名演に対する岡田博美の新しい解釈、そしてアルスター管の深い音色を得たこの一枚は、ヨーロッパ楽壇に対する日本からの“誇り高き返礼”だと言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19086CD

    SWR Klassik

    プロコフィエフ(1891-1953)
    交響曲 第3番 ハ短調 Op.44(1929)
    交響曲 第6番 変ホ短調 Op.111(1947) 詳細ページ
    [ピエタリ・インキネン (指揮) ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    PROKOFIEV, S.: Symphonies Nos. 3 and 6 (German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Inkinen)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:SWR19086CD

    CD日本語帯付き 価格:2,175円(税込)

    インキネンのプロコフィエフ交響曲全集第1弾!2020年バイロイト音楽祭で新演出の《指環》を託され、世界中から大きな期待を寄せられているインキネン。彼の新しいプロジェクト、プロコフィエフの交響曲全集第1弾です。亡命時代に書かれ歌劇《炎の天使》に登場する主題を交響曲へと昇華させた傑作第3番と、第二次世界大戦の影を引きずったやや難解な第6番という組み合わせ。 プロコフィエフならではのダイナミックなオーケストレーションを細部までコントロールすると同時に最大限に鳴らし切る、インキネンらしさが十二分に発揮された快演。今後の展開が楽しみです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19089CD

    SWR Klassik

    ロスバウト・コンダクツ・ベートーヴェン
    交響曲集/序曲集
    ヴァイオリン協奏曲
    ピアノ協奏曲 第5番 「皇帝」 詳細ページ
    [ハンス・ロスバウト (指揮) ジネット・ヌヴー (ヴァイオリン) ゲザ・アンダ (ピアノ) トリエステ三重奏団 南西ドイツ放送交響楽団 ケルン放送交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Symphonies / Concertos / Overtures (Cologne Radio Symphony, South West German Radio Symphony, Baden-Baden, Rosbaud)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:SWR19089CD

    CD 7枚組 価格:4,650円(税込、送料無料)

    ベートーヴェン・イヤー注目盤、
    ヌヴー、アンダとの共演を含むロスバウトの堂々たる名演がBOX化!
    古典派から現代まで幅広いレパートリーを持ち、特に同時代音楽の擁護者として続く世代の音楽家たちに大きな影響を与えたロスバウト。彼が南西ドイツ放送交響楽団の音楽監督時代に録音した、主に放送用音源からベートーヴェンの名演を集めたBOXが登場。西部ドイツ放送(WDR)提供音源によるケルン放送響との初発売の第2番と、2種類の第8番を含む交響曲集と序曲集、ヌヴーとのヴァイオリン協奏曲、アンダとの「皇帝」など評価の高い演奏がまとめられています。今のピリオド解釈を経た世代を思わせるような切れ味の鋭さ、重心の低い堂々とした響きと圧倒的な解放感というロスバウトの様々な顔と、往年のヴィルトゥオーゾたちの妙技を際立たせる手腕を併せて堪能できるセットです。 SWRのオリジナルマスターテープからのデジタルリマスタリング。

    収録作曲家: