マーキュリー(フレディー) Mercury, Freddie
生没年 | 1946-1991 | 国 | タンザニア、イギリス |
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辞書順 | 「マ」 | NML作曲家番号 | 27574 |
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バッハへの階段
60年代と70年代のシンフォニック・ロックと
バッハ作品をオルガンで [スヴェン=イングヴァル・ミッケルセン(オルガン)]STAIRWAY TO BACH - Rock Classics with a Hint of Bach Mikkelsen)
発売日:2024年06月21日 NMLアルバム番号:8.226920
CD価格:2,400円(税込)
アルバムタイトルのStairway to Bachは言うまでもなくレッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段 Stairway to Heaven」をもじったもの。ここにアルバムのコンセプトが凝縮されています。 60年代から70年代のロック・ミュージック・シーンではシンセサイザーやメロトロン、オルガンやオーケストラを導入して、分厚いシンフォニックなサウンドを構築したり、バロック風のフレーズを織り込んだりした曲が多数制作されました。バッハの音楽を自らのルーツの一つとして演奏・引用したELPのキース・エマーソンのような存在も影響を与えたと思われます。 このアルバムは世界的なヒットを記録したロックの名曲をアレンジしてオルガンで弾きまくり、バッハと組み合わせたもの。こうして聴くと、これら往年のロックの名作がクラシックの仲間入りをする日も遠くないと思われます。
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色彩におぼれて
パーセルからクイーンまで [イザベル・プフェファーコルン]発売日:2023年06月09日
CD価格:2,475円(税込)
クラシックとポップを自在に渡る、
イザベル・プフェファーコルンのソロ・デビュー・アルバムクラシックのメゾ・ソプラノとして古楽から現代まで幅広いレパートリーを持ち、ヨーロッパから北米までの世界中で活躍するオーストリア出身のイザベル・プフェファーコルン(プフェファーコーン)。ポップスやジャズのシンガーとしても本格的な活動を行っています。 今回リリースされる彼女のソロ・デビュー・アルバムは、4本のチェロとの共演というたいへん個性的な形態。冒頭の「コールド・ソング」はクラシックのファンよりもむしろ、エイズに倒れたポップスのカウンターテナー歌手クラウス・ノミによりカウンター・カルチャー方面で有名と言えますが、ここでのプフェファーコルンの表現も古楽よりはノミに近く、スル・ポンティチェロを効かせたチェロの音色もあいまって激しいものとなっています。そして続く一連のクラシック作品では彼女の幅広い表現力と美声が生きており、その実力を堪能することが出来ます。 後半はポピュラー音楽を収録していますが、チェロによる伴奏形態は変わらないため大きな違和感は無し。トム・ウェイツ、ジュディ・ガーランド、ブリトニー・スピアーズ、フレディ・マーキュリーといった選曲から、社会的弱者に向けられる彼女の視線や深い自己探求も感じられるところです。中でも「虹の彼方に」などで聴かれるセンス溢れる歌いまわしは、ポップス方面での経験豊富な彼女ならではといえ、クラシック中心の歌手が歌うものとは大きく違う印象を与えることでしょう。 ラストには自作曲も収録。新しい世代の歌手による注目の一枚です。 -
『そして愛が語ったこと…』
イギリス、フランス、ベルギーの英語歌曲 [ジョディ・デヴォス、ニコラス・クリューガー]Vocal Recital (Soprano): Devos, Jodie - BRITTEN, B. / BRIDGE, F. / GURNEY, I. / MILHAUD, D. / WALTON, W. (And Love Said … )
発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:ALPHA668
CD価格:2,475円(税込)
注目のソプラノ、デヴォス、ソロ第2弾は英語で歌う愛の歌古楽界における新世代の精鋭たちから巨匠エルヴェ・ニケまで幅広い層のアーティストに信頼篤く、バロックから近代までフランスを中心としたオペラや声楽作品に、近年引っ張りだこのジョディ・デヴォス。大好評だったオッフェンバックのアリア集(ALPHA437/NYCX-10039)に続くソロ第2弾は、ベルギーに生まれイギリスで学び現在フランスに住むという、彼女自身深い思い入れのある3つの国から、様々な形の愛が歌われたものを中心に英語の歌曲を集めたというもの。 ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズ、ミヨーといった有名作曲家から、ポルドフスキの名で活躍した、大ヴァイオリニスト・作曲家ヘンリク・ヴィエニャフスキの娘イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニャフスカや、ピアニストとしてデヴォスとの共演も多いベルギーのパトリック・ルテルムの作品なども収録。そして最後にはなんとクイーンの名曲を聴かせてくれます。 「私はオペラよりも前に、クイーンの魅力を発見していました。ハイドパークでピアノを弾きながら“テイク・マイ・ブレス・アウェイ”を歌うフレディ・マーキュリーに、圧倒されたのです。リサイタルでは私もこのラヴ・ソングを歌っています。」と彼女は語っています。
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発売日:2019年07月26日
CD価格:2,475円(税込)
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MOTHER a musical tribute [アンダーソン・アンド・ロエ・ピアノ・デュオ]
Piano Duo Recital: Anderson and Roe Piano Duo - DVOŘÁK, A. / MERCURY, F. / RACHMANINOV, S. /SIMON, P. / GRIEG, E. (Mother: A Musical Tribute)
発売日:2018年04月27日 NMLアルバム番号:SWR19058CD
CD価格:2,400円(税込)
このアルバムは、創造の原型である「母性」の様々な側面を想起させる作品を集めた1枚で、シューベルトの「アヴェ・マリア」からクィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」まで、多彩な選曲がなされています。 演奏しているのはアメリカを拠点とするピアノ・デュオ「アンダーソン&ロウ」。以前から過激なレパートリーで聴き手を唖然とさせることで知られており、既に他レーベルからリリースされているアルバムでも、エッジの効いた選曲が好評。来日経験もある連弾好きにはおなじみのデュオです。“クラシック・ミュージック界のロックスター”と称される彼らのサウンドをぜひお楽しみください。