大作曲家の新譜

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  • 商品番号:NYCX-10443

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    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第1番 ハ短調 (第1稿/レーダー版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/リンツ・ブルックナー管弦楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年中にブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン) を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第11弾。「リンツ稿」の本来の姿に迫ろうとするトーマス・レーダー版の楽譜を使用しています。 1863年にへ短調の習作交響曲を書き上げ、1865年にはミサ曲ニ短調(第1番)で成功を収めたブルックナーが、いよいよ交響曲作家として名乗りを挙げようと取り組んだのが第1番。1865年に着手し、66年に完成、68年にリンツで初演されました。ブルックナーはその後、1877年にこの曲に改訂を施し、87年からは更なる改訂作業に取り組んで91年に改訂版が完成しました。前者(第1稿)は「リンツ稿」、後者(第2稿)は「ウィーン稿」とも呼ばれます。しかし、ハース版、ノーヴァク版ともに出版された「リンツ稿」にはその後の改訂による素材が取り込まれていました。#bruckner2024の監修者ポール・ホークショーによる原盤解説によれば、ここで使用されているトーマス・レーダー校訂版は、1868年の初演時のパート譜をもとに後年の改訂部分を取り除いて初演時の姿を再構成する試みで、新ブルックナー全集の一環として2016年に出版されたものです(NBG III/1: 1/1)。リンツ初演以後の改訂で生じた要素を除去する試みとしてはウィリアム・キャラガン校訂版という先例があり、ティントナーやシャラーが録音しています。異同が注目されるところです。 曲は古典的な4楽章構成。ドイツ・ロマン派的な語法によりつつ、後年のブルックナーらしさも時折顔を出します。ポシュナーは引き締まったサウンドと造形を基本に、アダージョではブルックナーらしい抒情を堪能させます。 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50334

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    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《ラ・ファヴォリート》 詳細ページ
    [ドニゼッティ歌劇場/アンナリーザ・ストロッパ/ハビエル・カマレナ/フロリアン・センペイ 他/指揮:リッカルド・フリッツァ/ドニゼッティ歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2023年12月22日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    ドニゼッティ・オペラの聖地ベルガモより
    充実の《ラ・ファヴォリート》登場!
    《ラ・ファヴォリート》(1840)は、《アンナ・ボレーナ》(1830)、《愛の妙薬》(1832)、《ランメルモールのルチア》(1835)、《連隊の娘》(1839)などのヒット作により一世を風靡する人気作曲家としてパリを訪れたドニゼッティが、フランス語の台本に作曲。パリ・オペラ座での上演は大成功を収めました。 後にこの作品は、フランス国外での上演に際し、翻訳された台本に当局の検閲により登場人物の相関関係に改変が加えられた結果、《ラ・ファヴォリータ》として知られるイタリア語版が、20世紀の後半に至るまで、世界各地での上演の主流となりました。しかし近年、ドニゼッティの作品を作曲家の意図したオリジナルの姿で上演する機運が高まり、ドニゼッティ音楽祭2022における本上演でも、レベッカ・ハリス=ウォリックによるオリジナルのフランス語台本による、比較校訂版スコア(1997 リコルディ社)を採用しています。 スペインの舞踏集団ラ・フラ・デルス・バウスで活躍し、2012年ブエノスアイレスのコロン劇場の《ニーベルングの指環》の短縮版の上演で演出を担当して話題を集めたヴァレンティナ・カラスコによる演出は、シンプルな舞台装置によってドラマの流れを明確に示しつつ、第2幕の戦勝を祝うバレエのシーンでは、王宮に侍(はべ)る大勢の年老いた愛妾たちが踊りながら王を嬲(なぶ)るものの最後は檻に閉じ込められる、というユニークな解釈を加えています。 レオノール役のアンナリーザ・ストロッパ、フェルナン役のハビエル・カマレナ、アルフォンス11世役のフロリアン・センペイ、バルタザール役のエフゲニー・スタヴィンスキーら錚々たる歌唱陣が歌い上げる名アリアと重唱の数々に彩られたこの壮大な作品を、ドニゼッティ音楽祭の音楽監督を務めるリッカルド・フリッツァの引き締まったタクトが表情豊かに描き尽くしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10440

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    モーツァルト(1756-1791)
    レクイエム(ミヒャエル・オストシガ補筆完成版)
    アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
    エクスルターテ・ユビラーテ K.165
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    [ジョン・ネルソン、マリー・リス、ベス・テイラー、シリル・デュボワ、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン、ローザンヌ声楽アンサンブル、ローザンヌ室内管弦楽団]

    発売日:2023年12月08日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞対訳付き価格:2,970円(税込)

    モーツァルト「レクイエム」、
    オストシガ補筆完成による新エディションに基づく初録音
    バロックからロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、ベルリオーズの大作で高い評価を得ているジョン・ネルソンと、コルボとの数々の名演で知られるローザンヌ声楽アンサンブルとのモーツァルト・ライヴ。 レクイエムはドイツの作曲家ミヒャエル・オストシガによる補筆完成版を使用しています。オストシガ版は2019年に一旦完成しラインガウ音楽祭で試演され、その後フローリアン・ヘルガートの指揮で録音もされておりますが(COVIELLO CLASSICS)、今回の録音には2022年にベーレンライターから出版された楽譜が初めて用いられました。 オストシガ版はジュスマイヤー版を底本としながら、バイヤー版などと同様ジュスマイヤーによる甘美な音の上塗りや過度に劇的な表現を排除し、モーツァルトが残したほかの宗教作品を参考にしながら、その晩年に於いて顕著となったヘンデルとバッハの影響も考慮してオーケストレーションにも多くの修正を加えています。 また「ラクリモサ」「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」では演奏者に稿の選択肢を与えていることも特徴的。今回ネルソンはヘルガート盤と違い「ラクリモサ」はアーメン・フーガ無し、「サンクトゥス」はニ長調の稿という、ジュスマイヤー版に近い選択をしています。しかしながら特に「サンクトゥス」以降では、大仰な表現やフレーズが容赦なく削られ曲のサイズなども変わり、聴きなれた「レクイエム」とは大きく違う部分も随所に。 ネルソンはそのようなスコアを整理して曲の流れを重視した解釈を聴かせており、声楽陣を中心に演奏のクオリティも高く、さらに見透し良い録音も相まって、たいへん美しい演奏を楽しめることも嬉しいところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10441

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    フォークト/パリ室内管弦楽団
    メンデルスゾーン(1809-1847)
    ピアノ協奏曲 第1番&第2番 詳細ページ
    [ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)/パリ室内管弦楽団]

    MENDELSSOHN, Felix: Piano Concertos Nos. 1 and 2 / Capriccio brillant (L. Vogt, Orchestre de Chambre de Paris)

    発売日:2023年12月08日 NMLアルバム番号:ODE1400-2

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ドイツの中堅世代を代表するピアニストとして敬愛されてきたラルス・フォークト(1970.9.8 - 2022.9.5)。2020年7月にパリ室内管弦楽団の音楽監督に就任すると、意欲的なプログラムを組み、彼を慕う第一級のソリストたちを招いたコンサート・シリーズを展開して、高い評価と人気を獲得しました。パリ室内管とは3年の契約でしたが、オーケストラはいち早く2025年までの延長を申し出ました。そのような充実した関係の中で録音され、作曲家の没後175周年に向けてリリースされたのが、このメンデルスゾーンのピアノ協奏曲集でした。 メンデルスゾーン22歳の時に書かれた第1番は冒頭の激しいパッセージが印象的。第2番とともにメンデルスゾーンらしい優雅な旋律、技巧的なパッセージが多用されたピアノ・パート、力強いオーケストラ・パートが特徴。「華麗なカプリッチョ ロ短調」はゆったりとしたピアノの独奏に先導され、オーケストラが巧みな伴奏を付けていきますが、突然激しい曲調に変わるなど、カプリッチョ(奇想曲)のタイトルにふさわしい華やかな作品です。フォークトが奏する目の覚めるようなパッセージに耳を奪われることでしょう。 ※今回発売の国内仕様盤には、飯田有抄氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50332

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    英国ロイヤル・バレエ
    プロコフィエフ(1891-1953)
    バレエ『シンデレラ』 フレデリック・アシュトン版 詳細ページ
    [マリアネラ・ヌニェス/ワディム・ムンタギロフ/アクリ瑠嘉/ギャリー・エイヴィス/ベネット・ガートサイド/金子扶生 他/指揮:コーエン・ケッセルス/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年12月01日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    英国初演75周年 ―
    英国ロイヤルバレエよりアシュトン版『シンデレラ』リバイバル上演映像登場!
    フレデリック・アシュトン振付によるバレエの代表作として知られる『シンデレラ』が、コヴェント・ガーデンで初演された1948年から75周年となる2023年春、衣裳・舞台美術の大胆なリニューアルを伴ってリバイバル上演されました。 本上演は、アシュトンによるオリジナル振付を忠実に再現しつつ、初演時に大きな話題を呼んだシンデレラの二人の義姉(アグリー・シスターズ ― アシュトン自身も同役の一人として出演)の現代的なアップデートや、草花をイメージさせる色鮮やかな衣裳、プロジェクション・マッピングによるスペクタクルな舞台美術など新たな見どころが満載。シンデレラ役のマリアネラ・ヌニェス、王子役のワディム・ムンタギロフを始め、コミカルな義姉役のギャリー・エイヴィスとアクリ瑠嘉、仙女役の金子扶生、道化役の中尾太亮らによる、めくるめくアシュトン・ステップが舞台一杯に繰り広げられます。 プロコフィエフによるバレエ音楽『シンデレラ』は、前作『ロミオとジュリエット』と同様に、登場人物や情景を示すライトモチーフを使用しながらも、よりクラシック・バレエの舞踏形式とポスト・チャイコフスキーのバレエ音楽の伝統を意識して作曲された名作。バレエ音楽演奏の名匠コーエン・ケッセルスの導くオーケストラが、ウィットと生気に溢れる演奏でこの舞台を見事に支えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10439

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    発売日:2023年11月24日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ヘレヴェッヘ2度目のシューマン交響曲全集完結ヘレヴェッヘが、1996年と2006年に古楽器オーケストラのシャンゼリゼ管弦楽団と録音し、高い評価を得たシューマンの交響曲。その経験を経た今回の全集再録音では、機能性の高いモダン楽器のオーケストラによってさらに深化した解釈と幅の広い表現を聴くことが出来ます。 引き締まったアクセントと各楽器の伸びやかな歌、そしてダイナミックなオーケストラの鳴りが素晴らしく、なかでも「春」のスケルツォや「ライン」冒頭などは格別の響き。2010年に自主レーベルPhiを立ち上げて以降、「本当に取り組みたい曲だけ指揮する」と標榜するヘレヴェッヘが敢えて臨んだ再録音だけに、大きな意味のある全集になったといえるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50330

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    ワーグナー(1813-1883)
    楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガ―》 詳細ページ
    [ヨハン・ロイター(バス・バリトン)/アルベルト・ペーゼンドルファー(バス)/クラウス・フロリアン・フォークト(テノール)/ハイディ・ストーバー(ソプラノ) 他/ジョン・フィオーレ(指揮)/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団]

    発売日:2023年11月24日

    Blu-ray 2枚組国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    ベルリン・ドイツ・オペラより
    渾身の新制作《マイスタージンガー》登場!
    ワーグナーのオペラ上演に歴史的な伝統を持ち、1963年ヴィーラント・ワーグナー演出、ロリン・マゼール指揮による《トリスタンとイゾルデ》の日本初演や、《ニーベルングの指環》4部作の通し上演(1987年ゲッツ・フリードリヒ演出)など、日本のワーグナー作品の上演史にも大きな足跡を残すベルリン・ドイツ・オペラが、2021年年末に話題を集めたステファン・ヘアハイム演出の《ニーベルングの指環》全4部作の上演に続き、2022年6月に新制作《ニュルンベルクのマイスタージンガー》のプレミエ上演を果たしました。 ヨッシ・ヴィーラーらによる演出は、舞台を中世のニュルンベルクの街から現代の音楽学校の構内に移し、ハンス・ザックスを始めとするマイスタージンガーたちは音楽学校の教員、ワルター・フォン・シュトルツィングは校長(ファイト・ポーグナー)の娘(エーファ)を誘惑し、学校の規律を乱す闖入(ちんにゅう)者として描いています。全編を通じてハンス・ザックス、ワルター、エーファ、ベックメッサーを中心に男女の恋愛感情のもつれと、その潜在意識を舞台演技として顕在化させる演出は刺激的。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10437

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    「フィラルモニカ夫人」と
    17世紀末のロンドンの音楽愛好家たち
    詳細ページ
    [ル・コンソート、ルイーズ・エアトン]

    Baroque Chamber Music - PURCELL, H. / MATTEIS SR., N. / MRS PHILARMONICA (Philarmonica) (Le Consort)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ALPHA1011

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    フランス最前線の俊才たちが奏でる、みずみずしいロンドンの南国趣味これまで2度の来日公演を成功させ2020年代の古楽シーンを日本でも賑わせているフランスのチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーが、ウィリアム・クリスティとの共演でも注目される気鋭バロック・ヴァイオリン奏者テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルトをはじめ、新世代の名手たちと伸縮自在の編成で新鮮な演奏を聴かせる古楽器アンサンブル、ル・コンソート。好評が続くALPHAレーベルでのリリース最新作は、バロック後期の英国を舞台にしたアルバムです。18世紀初頭、声楽の本場イタリアで成功を重ねた若きヘンデルの渡英後すぐロンドンでオペラが流行しましたが、それはその頃までに同地でイタリア人音楽家たちの技量が定評を得ていたため。このアルバムでは17世紀後半にナポリからロンドンに渡ったヴァイオリンの名手マッテイスを筆頭に、イタリアのトリオ・ソナタに大きな影響を受けた世代であるパーセルの小編成作品、そしてヘンデル渡英の時期に「フィラルモニカ〔=音楽愛好〕夫人」の筆名の下、イタリア語の表題を添えロンドンで刊行された2つの曲集から選曲し、起伏に満ちたプログラムで1700年前後の英国人たちのイタリア熱狂を活写します。いずれ劣らぬ気品に満ちた構成が美しい英国の音楽と、マッテイスが綴った情熱的な響きとのコントラストも絶妙。英国の大都市の気風と南国の音楽家とが互いに刺激を与えあった300年前の世界の躍動を、ル・コンソートならではの精緻とパッションの調和する演奏が遺憾なく甦らせてゆくさまが、古楽器の味わいをよく捉えた俊才技師ユーグ・デショーのエンジニアリングで克明に味わえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10435

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    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第5番 変ロ長調 (ノーヴァク版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/ウィーン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 5 (1878 version, ed. L. Nowak) (Complete Symphony Versions Edition, Vol. 10) (ORF Vienna Radio Symphony, M. Poschner)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:C8090

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(ヴァージョン) を録音しようという企画、 「#bruckner2024」第10弾。 稿の問題の無い第5番ではノーヴァク版を使用。1908年にアルミン・クナープがいち早く指摘した通り「冒頭の22小節に作品全体の主題と動機の原形がすべて詰まって」いて、それらを素材に構築された壮大な対位法の織物を、ポシュナーはしっかりと音にして伝えてくれます。 約71分という演奏時間はやや速めのテンポを思わせますが、フレージングやアーティキュレーション、アクセントを細かく丁寧に処理しているため、「速さ」が前面に感じられることはありません。神秘的、瞑想的、時にメランコリックなコラール風の旋律はしっかりと腰を据えて聴かせます。 ポシュナーはフィナーレをクライマックスととらえているようで、ヨッフム/ドレスデンやヴァント/北ドイツ放送響とほぼ同じタイムをかけた第4楽章は特に聴きものとなっています。 ※国内仕様盤には専門誌等で好評を得ている石原勇太郎氏(国際ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10436

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第7番&第10番 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)/ローレンス・カミングズ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2023年11月10日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて突如再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。第3集は複数楽器のための協奏曲がテーマで、2台ピアノのための協奏曲2篇に加え、レヴィンが補筆完成した協奏曲楽章を収録しています(K.242は3台ピアノ用の協奏曲をモーツァルトが2台ピアノ用に編曲したもの)。 2台ピアノのための協奏曲ではロバート・レヴィンとヤ=フェイ・チュアンの夫妻が息の合ったダイナミックな演奏を聴かせます。チュアンはブレンデルが高く評価しており、レヴィンとのデュオでは古典派から現代に至るレパートリーをピリオド楽器とモダン楽器で演奏、録音でもグリーグ、デュティユー、それにレーガーによるワーグナー作品の編曲などがあります。ここではモーツァルト=レヴィンのスタイルによる音の会話を楽しませてくれます。 ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章は1778年のマンハイム滞在中に協奏曲の第1楽章として構想されたとされるもの。かつてモーツァルト研究の大家アルフレート・アインシュタインは「これが未完に終わったことはモーツァルトの芸術にとって最大の損失」と語ったそうです。120小節が遺されていますが、ファンファーレ風の最初のトゥッティこそ完全にオーケストレーションがなされているものの、ソロ楽器(モーツァルトの自筆譜では「チェンバロとヴァイオリン」。チェンバロは当時、鍵盤楽器全般の呼称でもありました)の登場後のオーケストラは、第1ヴァイオリンと低音パートしか書かれていません。レヴィンはここでも、モーツァルトの語法に則った、明るく躍動感のある楽章に仕上げています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10438

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    交響曲 第3番 「スコットランド」
    交響曲 第5番 「宗教改革」 詳細ページ
    [マキシム・エメリャニチェフ、スコットランド室内管弦楽団]

    MENDELSSOHN, Felix: Symphonies Nos. 3 and 5 (Scottish Chamber Orchestra, Emelyanychev)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:CKD667

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    スコットランド室内管創立50周年、
    エメリャニチェフとの「スコットランド」「宗教改革」
    スコットランド室内管弦楽団と首席指揮者マキシム・エメリャニチェフにより、その就任前に録音されたシューベルト「グレート」(NYCX-10112/CKD619)は、「同曲の最もスリリングな演奏」(BBCマガジン)など各所で絶賛されました。 2024年1月に迎える楽団創立50周年を記念すべく今回録音されたのは、メンデルスゾーンがスコットランドを旅行中その自然に触発されて構想してから10年以上、彼の一生の半分近い歳月をかけて手を加えられ、生涯最後に完成させた交響曲となった第3番「スコットランド」。そして、若きメンデルスゾーンが試作的な第1番に続いて2つ目の交響曲として完成させた、ルター派のコラール「神はわがやぐら」を引用する第5番「宗教改革」を併せて収録しています。どちらの作品でもヴィブラートを抑えた少人数の弦の透明感が印象的。「スコットランド」は各パートをよく鳴らし、メロディの歌謡的な美しさのみならず、オーケストレーションの面白さも前面に出す快演となっています。 「宗教改革」も力強くオーケストラを歌わせ、エコーのような効果も心地よく生かしつつメロディを伸びやかに表現し、この作品の素晴らしさを十二分に発揮。なお古楽鍵盤奏者としてピリオド奏法に造詣の深いエメリャニチェフらしく、第4楽章では本来の指定通りにセルパンを使用しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50316

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    ヴェルディ(1813 -1901)
    歌劇《エルナーニ》 詳細ページ
    [フランチェスコ・メーリ(テノール)/マリア・ホセ・シーリ(ソプラノ)/ロベルト・フロンターリ(バリトン)/ヴィタリー・コワリョフ(バス) 他/ジェイムズ・コンロン(指揮)/フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団]

    発売日:2023年11月03日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    主役4歌手の万全な布陣による若きヴェルディの傑作《エルナーニ》登場!歌劇《エルナーニ》は、ヴェルディがその素材をフランス・ロマン派演劇の嚆矢とされるヴィクトル・ユゴーの戯曲『エルナニ』に求め、台本をフランチェスコ・マリア・ピアーヴェに依頼。ヴェルディとピアーヴェのその後の実り多い協力関係(ピアーヴェはヴェルディに最も多い9作の台本を執筆提供)の記念すべき第一作となりました。この作品は複雑な関係にある登場人物一人ひとりの心の動きを、アリアと重唱によって巧みに表現するという、ヴェルディの音楽的な劇作法の進境が著しい作品として知られています。 本映像では主役4役に、エルナーニ役の気品溢れるテノールのフランチェスコ・メーリ、エルヴィーラ役のドラマティックな高揚感が目覚ましいソプラノのマリア・ホセ・シーリ、国王ドン・カルロ役のヴェルディ・バリトンとして名高い、ロベルト・フロンターリ、そしてシルヴァ役の性格俳優的なバスのヴィタリー・コワリョフと、この作品にふさわしい万全の布陣がなされています。 レオ・ムスカートの洗練された舞台演出を背景に、名匠ジェイムズ・コンロンが率いるオーケストラと合唱団による、若きヴェルディの鮮烈なドラマをご堪能ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10431

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    コダーイ(1882-1967)
    組曲『ハーリ・ヤーノシュ』
    夏の夕べ
    交響曲 ハ長調 詳細ページ
    [ジョアン・ファレッタ(指揮)/バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団]

    KODÁLY, Z.: Háry János Suite / Summer Evening / Symphony in C Major (Buffalo Philharmonic, Falletta)

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:8.574556

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    民族色豊かなコダーイの名作と、トスカニーニに捧げた晩年の交響曲をカップリング20世紀ハンガリーを代表する作曲家の一人、ゾルターン・コダーイ。彼は祖国の民俗音楽を丹念に収集・研究し、バルトークと共に民謡集の出版を行います。また音楽教育の分野でも活躍、教育用の曲を多数書き、その手法は「コダーイ・メソッド」と呼ばれるほどにハンガリー内外に重要な影響を与えました。彼の管弦楽作品はどれも色彩的でリズミカル。このアルバムの中心となる『ハーリ・ヤーノシュ』は彼の同名の歌劇からの管弦楽組曲で、原作はハンガリーの詩人、ガライ・ヤーノシュ(1812-1853)の叙事詩。元軍人のハーリ・ヤーノシュが酒場で語る波乱万丈の冒険談が描かれています。組曲は歌劇の進行とは関係なく組まれており、第3曲と第5曲では伝統楽器ツィンバロムが使用されているのも特色です。 「夏の夕べ」は作曲家自身が「牧歌」と呼んだ作品で、もともとはハンガリー王立音楽院の卒業作品として書かれたもの。1906年に初演された以降は忘れられてしまったものの、1929年にアルトゥーロ・トスカニーニの勧めにより改訂が行われ、1930年にトスカニーニが指揮するニューヨーク・フィルにより演奏されました。 交響曲はトスカニーニのすすめにより1930年代に構想されましたが、完成したのは1961年のこと。1957年に世を去ったトスカニーニの思い出に捧げられたこの曲は、1961年にフェレンツ・フリッチャイ指揮、ルツェルン祝祭管弦楽団によって初演されました。急緩急の3楽章構成、演奏時間27分ほどで、ルーセルやストラヴィンスキーを思わせる新古典主義のスタイルによる作品です。明瞭な調性をもとにした晦渋さのない楽想、抒情に満ちた緩徐楽章を生気とユーモアに富んだ両端楽章がはさみ、結尾へ向けての盛り上げ方など、一聴しただけでは1960年代の作品と思えない親しみ易さの中にコダーイ晩年の境地が滲む魅力的な音楽です。 演奏はジョアン・ファレッタが指揮するバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団。機動力とパワーを生かした闊達な音楽が紡ぎ出されています。 ※国内仕様盤には、東欧の音楽史と民族音楽学を専門とし、『中東欧音楽の回路』(サントリー学芸賞受賞)等の著書のある伊東信宏氏の日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50326

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    〈発売中〉在庫あり

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    ドリーブ(1836-1891)
    歌劇《ラクメ》 詳細ページ
    [サビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)/フレデリック・アントゥーン(テノール)/ステファヌ・ドゥグー(バリトン)/ラファエル・ピション(指揮)/ピグマリオン(合唱・管弦楽)]

    発売日:2023年10月27日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    ドゥヴィエル主演、ピション指揮、ペリー演出の新制作《ラクメ》 ――
    初演の地オペラ=コミック座より登場!
    バレエ『コッペリア』の作曲家として知られるレオ・ドリーブによる歌劇《ラクメ》は、1883年パリのオペラ=コミック座で初演され、当時の楽壇と聴衆の異国趣味を反映した親しみやすい音楽とドラマティックな筋立てで大好評を博しました。以来、この作品は同劇場で現在に至るまで1600回以上の公演を重ね、フランスのオペラ・コミック(セリフ入りのオペラ)の大ヒット作となっています。 本作は、20年以上に亘って斬新な創意工夫によりオペラ演出界に新風を吹き込んで来た鬼才ロラン・ペリーの演出による、オペラ=コミック座の新制作。意表を突く無彩色を基調とした舞台美術を背景に、悲恋の物語が繰り広げられます。 タイトル・ロールは、バロック音楽に始まりベルカント・オペラ、近代作品まで幅広いレパートリーを誇る歌姫サビーヌ・ドゥヴィエル。澄み渡る美声と精確な歌唱技術が、コロラトゥーラの名アリア〈鐘の歌〉や、侍女マリカ(アンブロワジーヌ・ブレ)と共に歌う〈花の二重唱〉などで輝いています。 さらに、娘ラクメの掟破りと、信徒の指導者たる神官としての葛藤に苦しむニーラカンタ役のステファヌ・ドゥグーら充実の歌唱陣を起用。近年、その演奏活動が高い関心を集め、『マタイ受難曲』で2022年度のレコード・アカデミー賞金賞に輝いたラファエル・ピション率いる古楽アンサンブル、ピグマリオンが《ラクメ》の初演地であるオペラ=コミック座で鮮やかな歌唱と演奏を繰り広げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10433

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    J.S.バッハ(1685-1750)/チャド・ケリー:
    ゴルトベルク変奏曲 リイマジンド 詳細ページ
    [レイチェル・ポッジャー、ブレコン・バロック、チャド・ケリー]

    BACH, J.S.: Goldberg Variations (arr. C.M. Kelly) (Podger, Brecon Baroqe)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:CCSSA44923

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,630円(税込、送料無料)

    ポッジャーの快挙!
    「ゴルトベルク」室内管弦楽のための新編曲版登場
    バロック・ヴァイオリン現代随一の名手として、実演録音共に刺激的な活動で世界中の音楽ファンを楽しませてくれるレイチェル・ポッジャー。2007年に彼女が組織したブレコン・バロックとの久しぶりのアルバムは、なんと「ゴルトベルク変奏曲」の新編曲版です。 イギリス出身の鍵盤奏者・指揮者で、現在はオーストラリアを中心に活躍するチャド・ケリーによる、「リイマジンド」と呼ばれる一歩踏み込んだ編曲は、原曲の素材を最大限生かしながら、「もしバッハがこの作品を編曲したら?」を基本的なコンセプトとして進められたもの。バッハが残した他の作品を参考に、例えば冒頭のアリアはヴァイオリンとオブリガート・チェンバロによる緩徐楽章風に始められ、以降ポッジャーのヴァイオリンを中心としながら、トリオ・ソナタ風、フルート・ソナタ風、室内協奏曲風、チェンバロ協奏曲風と、変奏ごとに趣向を変えて様々な顔を見せてくれます。また第30変奏やアリア・ダ・カーポなどでの木管楽器の扱いに特徴的なモダンな手法もアクセントとなり、古楽器の響きが絶妙な効果も与えてたいへん新鮮。名編曲の多い「ゴルトベルク」の中でも異色かつ出色の出来栄えと言えるでしょう。 編曲者のケリーは古楽の鍵盤奏者としても活躍しており、ガーディナーやピノックとも共演を重ねた経歴の持ち主。今回もチェンバロで録音に参加し、ポッジャーほか名手揃いのアンサンブルをがっちりと支える頼もしい演奏を聴かせます。 国内仕様盤には澤谷夏樹氏による日本語解説付。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10424

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    ブラームス(1833-1897)
    二重協奏曲 Op.102
    ヴィオッティ(1755-1824)
    ヴァイオリン協奏曲 第22番
    ドヴォルザーク(1841-1904)
    森の静けさ 詳細ページ
    [クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/ターニャ・テツラフ(チェロ)/パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)/ベルリン・ドイツ交響楽団]

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:ODE1423-2

    CD国内仕様 インタビューの日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    ラルス・フォークトの思い出をブラームスに重ねて...このアルバムはラルス・フォークト(1970-2022)と共演を重ねてきたクリスティアン・テツラフとターニャ・テツラフが、フォークトとの友情を記念すべく企画したもの。フォークトが敬愛していたブラームスと、彼を取り巻く友情をヒントに組まれたプログラムです。 ブラームスの「二重協奏曲」は彼の最後の管弦楽作品であり、ブラームスが“8本の弦のために書いた”というこの曲は、一度は友情が途切れてしまった彼の親友ヨーゼフ・ヨアヒムとの和解のきっかけを作った作品でもあったことから、ラルスとの不変の友情を記念して今回の録音曲に決定したというもの。テツラフ兄妹による親密な対話が聴きどころです。 2曲目は、そのブラームスが高く評価していたというヴィオッティのヴァイオリン協奏曲。ブラームスはヨアヒムが演奏するこのイ短調協奏曲に心を奪われ、クララ・シューマンに熱狂的な手紙を書き送り、二重協奏曲の中にも旋律を引用しており、テツラフはやはり友情の証としてこの曲を演奏したといいます。 最後の「森の静けさ」はターニャからの友情の証。ドヴォルザークとブラームスの友情に加え、この曲を「チェロのための最も素晴らしく美しい小さな宝石」と語るターニャが、自らの悲しみ、喪失感と愛を表現するのにふさわしい曲として選んだということです。ベルリン・ドイツ交響楽団を指揮するのは、ラルス・フォークトの親友でもあったパーヴォ・ヤルヴィ。万全の演奏でテツラフ兄妹を支えています。 ※国内仕様盤には、フレデリーケ・ヴェスターハウスによるテツラフ兄妹へのインタビューの日本語訳が付属いたします。

  • 商品番号:NYCX-10425

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    ショパン(1810-1849)
    マズルカ全集 第2集 詳細ページ
    [ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)]

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:ODE1431-2

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    スウェーデン出身のピアニスト、ペーテル・ヤブロンスキーが演奏するショパンのマズルカ全曲集。好評の第1集(NYCX-10345/ODE-1412)に続く第2集は第30番から第51番までの後期のマズルカと、遺作の6つのマズルカを収録。パリで活躍を始めたショパンが、生涯を通じてポーランドの作曲家としての心の拠り所としていたマズルカをじっくり味わうことができます。とりわけ死の数週間前に作曲した第49番の悲痛な曲調は耳に残ることでしょう。遺作の6曲はショパン10代から20代前半の作品。瑞々しい息吹に溢れた華麗な作風が聴きどころです。 今作でもヤブロンスキーは卓越したテクニックによって積年の演奏経験を通じて育んだショパンへの共感を表現。ブックレットに自ら解説を寄稿(共著、英語)しています。 ※日本仕様盤には原盤解説の日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10430

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    ハイドン(1732-1809)
    〈後期交響曲集 第2集〉
    交響曲 第96番-第98番 詳細ページ
    [アダム・フィッシャー(指揮)/デンマーク室内管弦楽団]

    HAYDN, J.: Late Symphonies, Vol. 2 - Nos. 96-98 (Danish Chamber Orchestra, A. Fischer)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:8.574517

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    アダム・フィッシャー、ハイドンへ還る。
    後期交響曲の再録音第2集!
    ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの番号付きの全交響曲を録音した唯一の指揮者アダム・フィッシャー。デンマーク室内管弦楽団の首席指揮者就任から25年となる記念の年に彼が世に問うのはハイドンの後期交響曲シリーズの再録音です。第2集となる今回の演奏も、オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団との旧全集録音に比べると更にシェイプアップ、テンポアップされており、ダイナミックスの切り替えやアクセントも鮮烈。まさに見通しのよいすっきりとしたハイドン像が構築されています。 この第2集には、交響曲「奇跡」を含む第96番から第98番の3曲を収録。第96番のニックネーム「奇跡」とは初演時に会場のシャンデリアが落下するも、観客がハイドン見たさのためにステージ近くに集まっていたため、けが人が出なかったというエピソードに由来するもの(しかし近年の研究では、この出来事は102番の初演時だったということが判明しています)。他には第2楽章に弦楽器の特殊奏法である「スル・ポンティチェロ」が用いられた第97番、終楽章にチェンバロが使用されることで知られる第98番を収録。どの曲も小回りの利いたオーケストラの奏者たちの演奏技術も存分に発揮されています。 当盤の3曲とも第3楽章にはメヌエットが置かれており、ここでも第1集と同じく、ティンパニの打撃が良いアクセントとなった、滑らかなリズムと疾走感にあふれた爽やかな音楽が楽しめます。 ※国内仕様盤には「ミヒャエル・ハイドン・プロジェクト」創設者で、古楽から実験音楽のパフォーマーとしても活躍する布施砂丘彦氏の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10427

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    バルトーク(1881-1945)
    管弦楽のための協奏曲
    ヴィオラ協奏曲 詳細ページ
    [アミハイ・グロス、アレクサンドル・ブロック、リール国立管弦楽団]

    BARTÓK, B.: Concerto for Orchestra / Viola Concerto (Grosz, Lille National Orchestra, Bloch)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:ALPHA1013

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    圧倒的統率力! アレクサンドル・ブロックによるバルトーク、
    ソリストにはアミハイ・グロスが登場
    アレクサンドル・ブロックとリール国立管弦楽団によるALPHA第5弾は、バルトークの管弦楽のための協奏曲とヴィオラ協奏曲という組み合わせ。細部まで行き届いたコントロールと全体を見通す堅固な構築力で、高いテンションを保ちながら難曲を鋭利にまとめ上げるブロックの高い統率力と、それに十全に応えるリール国立管の集中力と演奏技術は今回も健在で、両作品の素晴らしさを十二分に引き出しています。 ヴィオラ協奏曲ではベルリン・フィル首席奏者のアミハイ・グロスが登場。見事な技術で緊張感漲る演奏を聴かせますが、一瞬の弛緩や解放で表情に幅を持たせつつ集中を持続させる表現力の高さはさすがの一言に尽きます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10428

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    モーツァルト(1756-1791)
    ミサ曲 ハ短調 (ケンメ補筆版)
    C.P.E.バッハ(1714-1788)
    聖なるかな、万軍の主なる神 詳細ページ
    [ジョン・バット、ダニーデン・コンソート]

    MOZART, W.A.: Mass No. 18, "Great" (reconstructed by C. Kemme) / BACH, C.P.E.: Heilig (Dunedin Consort, Butt)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:CKD721

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ダニーデン・コンソートとジョン・バットが描く、
    校訂・補筆を経たモーツァルト未完の傑作
    18世紀当時のモデルの楽器と演奏様式を徹底追求、バッハやヘンデルの大作声楽曲などでユニークな演奏解釈を送り出してきたダニーデン・コンソートが、古典派の未完大作を録音、同じく二重合唱を活かしたC.P.E.バッハ晩年の充実作と共に一つのアルバムにまとめました。モーツァルトが結婚式を挙げるためザルツブルクに一時帰郷した1783年に作曲したものの未完に終わったハ短調ミサ曲K. 427は、20世紀以降ランドン(1956)、バイヤー(1989)、モンダー(1990)、レヴィン(2005)など数々の音楽学者により校訂・補筆がなされましたが、ここではブライトコップフ&ヘルテル社から2018年に刊行されたオランダの音楽学者クレメンス・ケンメによる補筆が採用されています。 ケンメの補筆校訂は2012年に録音されたペーター・ダイクストラ指揮の録音でも話題になりましたが、先行録音はあるものの、コンパクトな編成で楽譜の特徴をよく伝えるダニーデン・コンソートの解釈は、2023年8月6日のBBCプロムスでも演奏、放送もされ大きな反響を呼びました。 同日のプログラム前半でも演奏されたC.P.E.バッハ晩年の合唱曲「聖なるかな」は、ミサのサンクトゥスの章をラテン語ではなくドイツ語で、出典である新約聖書の羊飼いへのお告げの場面を生々しく描写するよう仕上げた音楽。こちらも短いながら金管・打楽器が二重合唱を効果的に盛り上げ、声楽・器楽パートの精妙な解釈と相俟ってC.P.E.バッハ特有の書法が大いに迫力を発揮します。 両作曲家の異同にも気づかされる刺激的な新録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50324

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    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《ドン・パスクワーレ》 詳細ページ
    [ブリン・ターフェル(バス・バリトン)/オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ)/イオアン・ホテア(テノール)/マルクス・ウェルバ(バリトン) 他/エヴェリーノ・ピド(指揮)/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2023年09月29日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    コヴェント・ガーデンより
    底抜けに愉快なターフェル&ペレチャッコの《ドン・パスクワーレ》登場!
    2019年コヴェント・ガーデンにおける鬼才ダミアーノ・ミキエレット演出による、《愛の妙薬》と並ぶドニゼッティのオペラ・ブッファの傑作《ドン・パスクワーレ》は、舞台に現代風俗を取り入れ、スマートで愉快なアプローチが光る新制作のプレミエ上演。タイトル・ロールはこのオペラ・ハウスの顔ともいえるブリン・ターフェルが初挑戦、ヒロイン、ノリーナ役はその卓越した技巧と美声で人気を集める歌姫オルガ・ペレチャッコのコヴェント・ガーデンへのデビューと、初めてずくめの上演記録です。 ターフェル演ずるドン・パスクワーレは、これが同役デビューとは信じられないほど見事な役への嵌まりぶり、コミカルでコケティッシュな演技と歌唱が目覚ましいペレチャッコと丁々発止のやりとりを繰り広げます。 脇を固めるマルクス・ウェルバ(ワルぶりが板についたマラテスタ役)と、イオアン・ホテア(脳天気な純情青年エルネスト役)らも舞台を大いにもり立て、ドニゼッティとベッリーニのオペラをそのレパートリーの中心におく名匠エヴェリーノ・ピドの端正で気品溢れるタクトが、この作品に新鮮な息吹をもたらしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10420

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    ヴィラ=ロボス(1887-1959)
    チェロ協奏曲 第1番・第2番
    チェロと管弦楽のための幻想曲 詳細ページ
    [アントニオ・メネセス(チェロ)/イサーク・カラブチェフスキー(指揮)/サンパウロ交響楽団]

    VILLA-LOBOS, H.: Cello Concertos Nos. 1 and 2 / Fantasia for Cello and Orchestra (A. Meneses, São Paulo Symphony, Karabtchevsky)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:8.574531

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。 今作はブラジルを代表する作曲家ヴィラ=ロボスのチェロと管弦楽のための作品集。収録曲は、サイレント映画のサウンドトラックを思わせる第1番、セルゲイ・クーセヴィツキーに捧げられた3つの楽章からなる「幻想曲」、最晩年の大作第2番の3作品。幼い頃に父からチェロを学び、生涯を通じてこの楽器に強い愛着を抱いていたというだけあり、どれも素晴らしい仕上がりを誇ります。 ヴィラ=ロボス交響曲全集の名演が印象に残るカラブチェフスキーとサンパウロ交響楽団の名コンビが世界的チェリストのアントニオ・メネセスをソロに迎えた、「チーム・ブラジル」による待望の録音の登場です。 ※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者、日本ヴィラ=ロボス協会会長)による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10423

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    エーラー(1980-)(リイマジンド)

    パルティータ
    第1番・第2番・第5番 (室内管弦楽版) 詳細ページ
    [トレヴァー・ピノック、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル ほか]

    BACH, J.S.: Partitas, BWV 825, 826, 829, 830 (arr. T. Oehler) (Royal Academy of Music Soloists Ensemble, Glenn Gould School, Pinnock)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:CKD730

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ピノックが”振る” 『パルティータ』室内管弦楽版ユゼフ・コフレル編曲「ゴルトベルク変奏曲」が大きな話題となったトレヴァー・ピノックとロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルによる、バッハの鍵盤楽器のための名作を室内管弦楽で演奏する企画第2弾。今回は同様の編成による新しい編曲をロイヤル・アカデミー出身の作曲家トーマス・エーラーに依頼しました。 コフレルの編曲のような親しみやすさと、それとは異なるアプローチを目指すエーラーが6曲のパルティータから選んだのは1番、2番、5番、そして6番からコレンテで、編成は弦(4/4/3/3/1)、フルート、オーボエ、コーラングレ、ファゴットが各1というもの。編曲よりも一歩踏み込んだ「リイマジンド(再想像)」という作業を経て生み出された作品は、バッハの書いた音型のみを使いながら様々な楽器がフレーズを受け継いで声部の動きを鮮やかな色彩感で表現しており、さらに和声を厚く印象的に響かせることで、バッハの鍵盤作品の最高峰という完成度を保ちながら、ロマン派を思わせる超時代的な美しさを纏わせることに成功しています。 最後にはエーラーのオリジナル作品「光の小川」を収録。ドイツ語のBach(小川)に掛けたタイトルのこの作品は、パルティータの回想もかすかに姿を現しつつ、バッハの音楽が人々の魂を照らし出すイメージを表現しているということです。見通しの良い録音も相まって、たいへん爽やかなアルバムに仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10419

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    メータ/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲全集 詳細ページ
    [ズービン・メータ(指揮)フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団]

    発売日:2023年09月15日

    CD 5枚組国内仕様 日本語解説付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    メータ初のベートーヴェン交響曲全集が遂に登場!ズービン・メータは1936年生まれ。小澤征爾(1935年生まれ)と同じ世代になります。ウィーンで学び、1959年にはウィーン・フィルとベルリン・フィルを指揮して好評を博し、以来国際的な活躍は60年を越えました。そのメータにしてベートーヴェンの交響曲全集の録音・録画が今まで無かったのには驚かされます。 メータが初めてベートーヴェンの交響曲を録音したのは1974年録音の第7番。ロサンゼルス・フィルの音楽監督に就いてから実に12年目のことで、ベートーヴェンの交響曲に対してはかなり慎重に臨んでいたことがうかがわれます。その後、1978年に第5番と第8番を、1980年に第3番をニューヨーク・フィルと録音。セッション録音されたものはこれがすべて、という少なさです。 一方コンサートでは定期的に取り上げており、第3、5、6、8、9番にはライヴ録音盤があります。第5番には、ベルリン・フィルとイスラエル・フィルとの合同コンサートという極めて特別なイベントのライヴがあり、第9ではニューヨーク・フィルとの特別演奏会(1983年)、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、バイエルン国立管の合同オーケストラとの東日本大震災復興支援コンサート(2011年)、東京バレエ団創立50周年記念公演のモーリス・ベジャール振付によるバレエ版(イスラエル・フィル、2014年)の3種があります。これらからメータがベートーヴェンの交響曲に特別な思いを持っていることが想像されます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50320

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    メータ/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲全集 詳細ページ
    [ズービン・メータ(指揮)フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団]

    発売日:2023年09月15日

    Blu-ray 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    メータ初のベートーヴェン交響曲全集が遂に登場!ズービン・メータは1936年生まれ。小澤征爾(1935年生まれ)と同じ世代になります。ウィーンで学び、1959年にはウィーン・フィルとベルリン・フィルを指揮して好評を博し、以来国際的な活躍は60年を越えました。そのメータにしてベートーヴェンの交響曲全集の録音・録画が今まで無かったのには驚かされます。 メータが初めてベートーヴェンの交響曲を録音したのは1974年録音の第7番。ロサンゼルス・フィルの音楽監督に就いてから実に12年目のことで、ベートーヴェンの交響曲に対してはかなり慎重に臨んでいたことがうかがわれます。その後、1978年に第5番と第8番を、1980年に第3番をニューヨーク・フィルと録音。セッション録音されたものはこれがすべて、という少なさです。 一方コンサートでは定期的に取り上げており、第3、5、6、8、9番にはライヴ録音盤があります。第5番には、ベルリン・フィルとイスラエル・フィルとの合同コンサートという極めて特別なイベントのライヴがあり、第9ではニューヨーク・フィルとの特別演奏会(1983年)、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、バイエルン国立管の合同オーケストラとの東日本大震災復興支援コンサート(2011年)、東京バレエ団創立50周年記念公演のモーリス・ベジャール振付によるバレエ版(イスラエル・フィル、2014年)の3種があります。これらからメータがベートーヴェンの交響曲に特別な思いを持っていることが想像されます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10414

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    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第2番 ハ短調(第2稿/ホークショー版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮) リンツ・ブルックナー管弦楽団]

    発売日:2023年09月08日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画、 「#bruckner2024」の第9弾。問題の多い第2番の第2稿に新たな光を投げかけるホークショー版による録音が登場。 #bruckner2024の監修者で当CDに使われた楽譜(NBG III/1: 2/2 出版準備中)の校訂者ポール・ホークショーは、当CDに寄せた原盤解説の中で第2番の歴史をこのように整理しています。1871年作曲着手、翌72年9月完成。同年中の演奏を目指してオットー・デッソフ指揮ウィーン・フィルがリハーサルに取り組むも、演奏は却下。1873年10月26日、ブルックナー自身の指揮するウィーン・フィルにより初演。1876年2月20日、同じ顔触れで再演。1877年、大幅に改訂(=第2稿)。 以後1877年の第2稿と称する楽譜は、1892年ウィーンのAlbert J. Gutmann社よりブルックナーの弟子シリル・ヒュナイス(ツィリル・ヒューナイス)校訂により刊行されたのを初めに、1934年ハース版、1965年ノーヴァク版、2007年キャラガン版と刊行されてきました。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10415

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    レスピーギ(1879-1936)
    ローマ三部作
    ローマの噴水/ローマの祭り/ローマの松 詳細ページ
    [ロバート・トレヴィーノ(指揮)/RAI国立響]

    RESPIGHI, O.: Roman Trilogy - Pines of Rome / Fountains of Rome / Roman Festivals (RAI National Symphony, R. Treviño)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:ODE1425-2

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    トレヴィーノとRAI国立響の初録音、
    近代イタリアを代表する名作「ローマ三部作」で堂々登場!
    衝撃的なベートーヴェン交響曲全集の次はラヴェルの2枚のアルバムで聴き手を震撼させ、続くラウタヴァーラとアメリカ作品集で新たな側面を見せた指揮者ロバート・トレヴィーノ。2017/18シーズンからバスク国立管の音楽監督を務め、2021/22シーズンからはRAI国立交響楽団の首席客演指揮者も兼務しています。 RAI国立響はローマ、トリノ、ミラノ、ナポリにあったRAI交響楽団を1994年に統合して発足したオーケストラで、当盤はトレヴィーノとの記念すべき初録音。選ばれたのはレスピーギの通称「ローマ三部作」。2022年11月23日のコンサートで練り上げた演奏を披露した後、3日間のセッション録音を組んで入念に収録したアルバムです。 1913年、ローマに職を得たレスピーギが訪れたローマ各地の名所から受けたインスピレーションと、その土地の歴史や自然を織り込んだこの3つの交響詩は、師の一人リムスキー=コルサコフ譲りの見事な管弦楽法が花開いた彼の代表作。三部作の中で最初に作曲され、洗練された管弦楽法の繊細な部分を最も堪能できる「ローマの噴水」、大編成のオーケストラと多彩な打楽器群による絢爛豪華な音絵巻を繰り広げつつ、マンドリンを導入したセレナーデも盛り込んだ「ローマの祭り」、 同じく大編成のオーケストラと舞台裏のトランペット、録音された夜鳴きウグイスの声までが用いられた人気作「ローマの松」。これらをトレヴィーノとRAI国立響が深い共感を持って、熱く鮮やかに描いています。 なおレスピーギがサクソルン族の金管楽器を想定して書いた「アッピア街道の松」のバンダは、通常ではトランペットやトロンボーンで代用されることが多いのですが、ここではフリューゲルホーン(トランペット持ち替え)、ワーグナーチューバ、ユーフォニアムが用いられており、特に全体を包むようなユーフォニアムの響きは、この演奏を特徴づけるものとなっています。 ※国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10416

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第9番&第24番 詳細ページ
    [ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)/パリ室内管弦楽団]

    MOZART, W.A.: Piano Concertos No. 9, "Jeunehomme" and 24 (L. Vogt, Orchestre de Chambre de Paris)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:ODE1414-2

    CD国内仕様 原盤解説の全訳、解説付き価格:2,970円(税込)

    ラルス・フォークトの遺産がまた一つ登場。
    53回目の誕生日にモーツァルト・アルバムをリリース
    ドイツの中堅世代を代表するピアニストとして敬愛されてきたラルス・フォークト(1970.9.8 - 2022.9.5)が世を去ると、多くの演奏家から痛切な感情を伴った追悼メッセージが発信されました。そこで異口同音に讃えられていたのは、その真摯で虚飾の無い音楽性とあたたかな人柄。フォークトが生前に遺していた録音としては、先にテツラフ兄妹とのシューベルト:ピアノ三重奏曲集が発売されて大きな反響を呼んでいます。彼の53回目の誕生日となる2023年9月8日にリリースされる当モーツァルト・アルバムも、フォークトの音楽を愛する人にとってかけがえのないものとなることでしょう。 フォークトは2020年にパリ室内管弦楽団の音楽監督に着任すると、次々と意欲的なプログラムに取り組みましたが、期せずして病が進行し、このコンビの録音としてはメンデルスゾーンのピアノ協奏曲集(ODE-1400として発売済)とここに収録されたモーツァルトの2曲だけとなってしまいました。原盤解説書(英語と独語)には当録音のプロデューサーであるクリストフ・フランケ氏が7ページ余りにおよぶ回想を寄せています。それによればフォークトは録音期間中も闘病という現実に向き合いつつも常にものごとを前向きに考え、相反する感情の中を生きていたと言います。 ここに聴かれる演奏も、決して自らの死を予感した人の悲しみ一色の演奏というようなものではなく、第9番の若々しい華やぎと中間楽章の悲嘆、第24番の暗く力強いドラマにはさまれた中間楽章の無垢な音の戯れなど、フォークトの円熟が自然体で伝わるものとなっています。フォークトの遺産としてのみならず、現代にふさわしい美感と様式感を備えた両曲の名演奏の一つとして聴き継がれるに値する1枚と言えるでしょう。 第24番のカデンツァはラルス・フォークトの自作。マルティン・ヘルムヒェンもPENTATONE盤でこのカデンツァを演奏しています。 ※国内仕様盤には原盤解説の全訳に加え、 大津聡氏による解説が付属します 。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10417

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    発売日:2023年09月08日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    金管・打楽器が映える充実編成!
    中期作を中心にハイドンの真価に迫る
    作曲家生誕300周年となる2032年までに「交響曲の父」ハイドンが残した107曲もの交響曲を全て録音してゆくHAYDN 2032シリーズでは、指揮を務めるジョヴァンニ・アントニーニ自身のグループであるイル・ジャルディーノ・アルモニコと共に、古楽器を使いこなし瑞々しい演奏を聴かせるバーゼル室内管弦楽団も既に多くの名演を聴かせてくれています。 第14弾の演目に選ばれたのは、作曲家の生前から高い人気を誇り、19世紀半ばに「帝国 L’Impériale」の綽名が添えられた交響曲第53番をはじめ、トランペットとティンパニが添えられ勇壮な響きが堪能できる中期の充実作3編。当初は契約により、エステルハージ侯爵家のために書いた作品の宮廷外での発表を禁じられていた宮廷楽長ハイドンでしたが、この頃には主君の計らいもあってパリやロンドン、アムステルダムなど大都市を中心に多くの作品が各地でさかんに演奏されるようになり、急速に国際的な知名度を築きつつあった時期でした。短期間のうちに何度か手直しされ序奏や金管パートの拡張があった第54番、初期作品では異例とも言える大編成をとる第33番に加え、第53番フィナーレの異稿としても使われた人形音楽劇のための序曲も収録。舞台音楽でも経験を積みつつあったハイドンの真相に迫ります。 今回もアントニーニ自身のコメントや最新研究を踏まえた作品解説などライナーノートも充実(英、仏、独語/国内仕様盤は日本語訳付)。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10418

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    心と口と行いと命もて
    J.S.バッハ(1685-1750)
    カンタータ BWV 6・99・147 詳細ページ
    [フィリップ・ヘレヴェッヘ、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント]

    発売日:2023年09月08日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ヘレヴェッヘの指揮で聴く「主よ、人の望みの喜びよ」
    カンタータ集に第147番登場
    ヘレヴェッヘが自主レーベルPhiで続けている、200曲近いバッハの教会カンタータからの厳選録音に、人気曲第147番が登場。 今回収録された3曲は1723年から25年までの間にライプツィヒ聖トーマス教会のために作曲されたもので、いずれも各声部にアリアやレチタティーヴォがあり合唱との鮮やかな対照を聴かせるほか、管楽器も随所でオブリガート的に活躍するなど、聴きどころの多い作品です。1723年、聖母マリアのエリザベト訪問の祝日のために書かれた第147番は2部構成の大掛かりなもので、トランペットも用いられて冒頭から華やか。終曲の合唱が「主よ、人の望みの喜びよ」の名で(第1部の終曲も同じ音楽に違う歌詞を載せたもの)広く有名です。併せて1724年の三位一体後第15主日のために書かれた第99番、1725年の復活節第2日のために書かれた第6番といった傑作を収録しています。 声楽陣は各パート3名の精鋭で固められ、アルト(カウンターテナー)にアレックス・ポッター、バスにペーター・コーイといったお馴染みの名歌手を配置。ソプラノにはドロテー・ミールズのほか、ミュンヘン在住の岡村知由紀も参加しています。ヘレヴェッヘはいずれの作品でも自然な躍動感と伸びやかさを大切にし、それぞれの歌詞が表出する世界観を瑞々しく歌い上げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.551477

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    フォーレ(1845-1924)
    エネスク(1881-1955)

    ピアノ四重奏曲集 詳細ページ
    [カタリン・シェルバン(ピアノ)/カン・スヨン(ヴァイオリン)/ロリーナ・エレラ(ヴィオラ)/アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:1,600円(税込)

    ルーマニアのピアニスト、カタリン・シェルバンを中心に、優れた3人の音楽家たちが集まりフォーレとエネスクのピアノ四重奏曲を演奏した1枚。アルバムのメインはシェルバンの同郷の作曲家、エネスクのピアノ四重奏曲ですが、シェルバンはこの曲にはエネスクの師、フォーレのピアノ四重奏曲を併せることが理想的だと語っています。 1876年頃から構想されたフォーレのピアノ四重奏曲第1番は、当時のフランスでは一般的ではなかったピアノ四重奏の分野の先駆けとなった作品で、ブラームスの影響を感じさせながらも、フォーレならではの流麗な旋律美にあふれています。一方、1909年に作曲されたエネスクのピアノ四重奏曲第1番は、シェルバンが強く魅了されたという、ドイツ後期ロマン派の影響が感じられる作品。大胆な和声と巧みな対位法に支えられています。 どちらの作品もメランコリックな緩徐楽章が特徴で、2人の作曲家のスタイルの違いの中にも親和性が感じられます。

  • 商品番号:8.574513

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    弦楽四重奏曲 第2番
    バガテル集
    ロンド ト短調 詳細ページ
    [ファイン・アーツ四重奏団/諸岡亮子(ハルモニウム)/ステパン・シモニアン(ピアノ)]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:1,600円(税込)

    NAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、ついに完結1995年にスタートしたNAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、途中で演奏者がプラハ・ヴラフ四重奏団からファイン・アーツ弦楽四重奏団に代わり、作曲家の没後100年目についに完結です。 弦楽四重奏曲第2番は1869年頃に書かれた、演奏時間50分余りの大曲。当時ワーグナーの音楽に魅了されていた若き作曲家による、半音階的な和声と転調が多用された野心的な作品です。後にドヴォルザークはこの譜面を破棄してしまいますが、20世紀になってパート譜の写しが発見され、1932年に初演、1962年にようやく出版されました。民謡の要素は薄く、全体の構成も比較的自由に書かれています。 アルバムの最初に収められた「バガテル」は1878年の作品。2つのヴァイオリン、チェロとハルモニウムという珍しい編成で書かれており、古いボヘミアの民謡からの旋律が効果的に用いられた魅力的な曲集です。 ハルモニウムを演奏している諸岡亮子は、ドイツを拠点に演奏と教育で活躍するオルガン奏者。最後に置かれた「ロンド」は、ドヴォルザークがニューヨークに旅立つためのお別れツアーで演奏された小品。耳なじみよい旋律とチェロの妙技が際立ちます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574536

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    フランク(1822-1890)
    交響曲 ニ短調
    ショーソン(1855-1899)
    交響曲 変ロ長調 詳細ページ
    [ジャン=リュック・タンゴー(指揮)/ベルリン放送交響楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:1,600円(税込)

    フランクとショーソン、それぞれ唯一の交響曲をフランス出身のジャン=リュック・タンゴーが演奏したアルバム。 ベートーヴェンの影響を受けながらも、当時、革新的な循環形式を用いたフランクの「交響曲ニ短調」、フランクの弟子であり、やはり循環形式を用いつつ、ワーグナーの影響が感じられるショーソンの「交響曲変ロ長調」。タンゴーはベルリン放送交響楽団の力強い響きを生かしながら、各々の作品の素晴らしさを引き出しています。 なお、ショーソンの交響曲については、出版されている総譜には多くの疑問点を持つというタンゴー自身が自筆譜を入念に研究し、細心の注意を払って校訂した版を用いて演奏しているところにも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574538

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    スッペ(1819-1895)
    交響的幻想曲
    序曲と前奏曲集 詳細ページ
    [オーラ・ルードナー(指揮)/トーンキュンストラー管弦楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:1,600円(税込)

    「ウィンナ・オペレッタの父」スッペの”幻の交響曲”が登場!このアルバムの指揮者オーラ・ルードナーは、ウィーン・フォルクスオーパー管やウィーン響のコンサートマスターを歴任し、ウィンナ・オペレッタを熟知しています。 彼は、スッペに大オーケストラのための「幻の交響曲」があることを知り、ウィーンの博物館・図書館に遺されたスッペの手稿譜を丹念に調査して見つけたのがここに収められた「交響的幻想曲」。当盤が初録音となります。全4楽章、演奏時間30分余りの作品で、ドラムロールで始まる長大な序奏のついた第1楽章、典雅という言葉がぴったりくるアンダンテの第2楽章、スケルツォ風の陽気な第3楽章、対位法的な展開を織り交ぜつつ見事に盛り上げる終楽章と聴きどころ満点。ロマン派交響曲のファンには見逃せない作品です。 冒頭と最後に有名曲を置き、あまり知られていない作品をはさんだ構成も巧みで、ウィーンを拠点とするトーンキュンストラー管弦楽団の美しいサウンドと相まって、スッペの管弦楽作品の醍醐味を味わえるアルバムとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660534

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《エルナーニ》 詳細ページ
    [フランチェスコ・メーリ/マリア・ホセ・シーリ/ロベルト・フロンターリ/ ヴィタリー・コワリョフ他/ジェイムズ・コンロン(指揮)/フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年01月12日

    CD 2枚組価格:2,500円(税込)

    歌劇《エルナーニ》は、ヴェルディがその素材をフランス・ロマン派演劇の嚆矢とされるヴィクトル・ユゴーの戯曲『エルナニ』に求め、台本をフランチェスコ・マリア・ピアーヴェに依頼した作品。複雑な関係にある登場人物一人ひとりの心の動きを、アリアと重唱によって巧みに表現するという、ヴェルディの音楽的な劇作法の進境が著しい作品として知られています。 エルナーニ役の気品溢れるテノールのフランチェスコ・メーリ、エルヴィーラ役のドラマティックな高揚感が目覚ましいソプラノのマリア・ホセ・シーリ、国王ドン・カルロ役のヴェルディ・バリトンとして名高い、ロベルト・フロンターリ、そしてシルヴァ役の性格俳優的なバスのヴィタリー・コワリョフと、万全の布陣がなされた歌手陣と、名匠ジェイムズ・コンロンが率いるオーケストラと合唱団による演奏で、若きヴェルディの鮮烈なドラマをご堪能ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900218

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第7番 ホ長調 WAB107 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:2,250円(税込)

    ハイティンクが後半生で特に愛着を示したブルックナーの第7番、
    クーベリック時代のサウンドを残したオケを振った52歳の時のライヴが登場
    ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、1981年のブルックナー:交響曲第7番が初CD化。この時期、バイエルン放送響は18年にわたって楽団を率いたラファエル・クーベリックが1979年に退任し、ようやく後任に決めたキリル・コンドラシンが81年春に急逝して、首席指揮者が空白のまま3シーズン目に入っていました(同市内のライバル、ミュンヘン・フィルは79年からチェリビダッケが就任)。そのような中で楽団を支えた客演指揮者の一人がハイティンクでした。 ハイティンクは1963年から72年にかけてブルックナーの交響曲全集を録音(第7番は66年)。そこでは思い切ったテンポの伸縮や強奏強打をまじえてドラマティックな面を強調する解釈が聞かれますが、1978年の第7番の再録音(オケはどちらもコンセルトヘボウ管)では、そうした操作は目立たないようになり、作品の持つ自然な流れの中でドラマを紡いでゆく巧者ぶりが発揮されています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:900349

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    プッチーニ(1858-1924)
    管弦楽曲と歌曲集 詳細ページ
    [チャールズ・カストロノヴォ/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:2,250円(税込)

    プッチーニ没後100周年記念、
    シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲をカストロノヴォの美声で聴く
    19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したイタリアのオペラ作曲家たちの多くはまとまった数の歌曲を残していますが、プッチーニの場合は生前に出版された歌曲は11曲だけで、それらもまとまった作品としてではなく、キャリアの初期から後期にかけて散発的に書かれたものでした。2010年に出版された最初の校訂版「歌曲集」には16曲が収められており、当CDにはそのピアノ・パートを大オーケストラのための管弦楽伴奏に編曲したものを収録しています。 編曲を手掛けたのは1985年ドイツ生まれの作曲家・指揮者ヨハネス・クサヴァー・シャハトナー。楽譜は2020年にBoosey & Hawksから出版され、これが初録音となります。プッチーニの歌曲は基本的にベルカントのスタイルで書かれており、ピアノはシンプルな伴奏に留まることが多いのですが、シャハトナーはプッチーニのオペラでのオーケストレーションを参考にしつつも、時に大胆かつ独創的なアレンジを施しています。 今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの力強く輝かしい歌唱がこの録音の魅力を一層高めています。稀少なオーケストラ作品を併録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A556

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    王のギター
    フランチェスコ・コルベッタのギター音楽 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アレクサンドル・ブロック(指揮)、フランス国立リル管弦楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴァッレロトンダとズリヤン。
    異能の撥弦奏者二人が探る17世紀の光と闇
    フランスの太陽王ルイ14世が私的に愛奏したスペイン式ギター(バロックギター)の名手で、フランスと英国をまたにかけ活躍した名手コルベッタ。17世紀初頭にボローニャで生まれ、世紀半ばまではイタリア半島を拠点にスペイン式ギターのための曲集を何冊か出版していましたが、1650年代にルイ14世の祭典に加わり頭角をあらわし、1660年代には王政復古期のイングランドでも新王チャールズ2世や有力貴族たちから広く愛顧を受けました。 それぞれ英仏両王に捧げられた2集の『王のギター』(1671年と1674年に出版)は今日でもバロックギター奏者たちの重要なレパートリーとして有名ですが、イタリアの異才撥弦奏者が集うイ・バッシフォンディの主宰者シモーネ・ヴァッレロトンダはここで、イタリア時代に遡ってコルベッタの作品を集めた網羅的な選曲でこの作曲家の至芸を概観。ギター二重奏を中心に、曲によっては打楽器や歌唱も加え、長いネックが特徴的な南イタリアの民俗楽器コラショーネ、かき鳴らす奏法に特化したキタラバッテンテなども使いつつ、欧州各地の宮廷文化に留まらないこの作曲家の着想源の豊かさを広く伝える選曲と解釈を聴かせてくれます。 ギター二重奏のパートナーは、中世まで遡るリュート研究と幅広い演奏スタイルの使い分けで注目を集めるスロヴェニア出身の名手ボル・ズリヤン! 作品背景を適切にふまえながら流麗なサウンドを自在に駆使するヴァッレロトンダと共に、モンテヴェルディ存命中のイタリアからリュリ全盛期のフランス様式まで、既存の録音群とは一味違った新鮮なコルベッタ像をお楽しみください。

  • 商品番号:ALPHA1028

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    父祖たちの影
    プロコフィエフ、ラヴェル、サイダミノヴァ 詳細ページ
    [ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ)]

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    アブドゥライモフの幅広さを実感するALPHA第2弾は、
    来日公演でも披露された意欲的プログラム!
    2009年のロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝して以降、着実に演奏経験を重ねてきたウズベキスタン出身の新世代ピアニスト、ベフゾド・アブドゥライモフ。ムソルグスキー『展覧会の絵』とドビュッシー『子供の領分』にショパンの24の前奏曲を組み合わせた2021年のALPHAデビュー盤に続く待望の第2弾は、2023年6月に東京で行われたリサイタルで披露された演目。個性的な小品が続くプロコフィエフ『ロメオとジュリエット』と神秘的な三つの章からなるラヴェル『夜のガスパール』という対照的な2作の間に、同じウズベキスタン出身でソ連時代から活躍する作曲家ディロロム・サイダミノヴァの作品を挟んだ意欲的なプログラムです。 抜群のコントロールで各作品の機微を鮮やかに浮き彫りにしながら、全体としてスケール豊かな音楽を紡いでゆく解釈は聴きどころ満載。サイダミノヴァの作品は故郷の古都ブハラを古代まで遡りながら描出する組曲で、アブドゥライモフは楽章ごとに異なる音響構成を鮮やかに描き分け、スリリングな展開から詩情豊かな余韻まで多彩な味わいを堪能させてくれます。 静謐さと蠱惑な絢爛さの間を自在に行き来する『夜のガスパール』での幅広い表現と的確な構成力も隅々まで耳を惹く解釈。彼の新たな一面に驚かされる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS126

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    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アティス》(全曲) 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アレクサンドル・ブロック(指揮)、フランス国立リル管弦楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    本場ヴェルサイユに響く「王のオペラ」。
    最新録音はレ・タラン・リリクと精鋭歌手陣で!
    イタリアからもたらされたオペラという新しい舞台芸術に触発され、フランス語の台本を朗唱しながら舞踏や独唱歌を交えつつ一大悲劇を描きあげてゆく抒情悲劇という形式を確立、フランス歌劇史の扉を開いたジャン=バティスト・リュリ。太陽王ルイ14世の王室音楽総監督として、彼はこの形式で王室のための新作を続々と披露しましたが、その中でもとくに太陽王の気に入り「王のオペラ」として後代まで再演されたのが、1676年に初演された《アティス》でした。 女神シベールの恋慕を逃れ川の妖精サンガリードとの仲を深めたアティスが、女神の怒りで樹木に変えられてしまう悲恋の物語。20世紀のバロック・オペラ復権の流れの中、ウィリアム・クリスティ指揮レザ―ル・フロリサンが決定的成功を収めた演目でもありますが、それ以降の音楽学研究の進展を経た21世紀の新録音として、近年リュリ作品の演奏で絶大な成果をあげているクリストフ・ルセ&レ・タラン・リリクの解釈がヴェルサイユ宮殿のレーベルChâteau de Versaillesから登場。近年ますます活躍の場を広げているレイナウト・ファン・メヘレンを表題役に、濃やかな歌唱で緻密な心情描写を聴かせる名歌手たちの至芸がルセ随一のコントロールで、一貫性と一体感に満ちた演奏へ昇華されてゆく希代の名演に仕上がりました。 自身もアンサンブル指揮者であるコルネール・ブロンデットとルセが2台の鍵盤楽器に向かい、バス・ド・ヴィオロンのエマニュエル・ジャック、ヴィオールのミリアム・リニョルなど充実の通奏低音陣はじめオーケストラにも経験豊かな名手が続々。バロック・オペラ録音史に新たなページを飾るリリースと言ってよいでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:PHASMA053

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    バッハ(1685-1750)
    ゴルトベルク変奏曲 詳細ページ
    [ジュリー・ヴェントゥーラ]

    BACH, J.S.: Goldberg Variations, BWV 988 (Ventoura)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:PHASMA053

    CD 2枚組価格:3,075円(税込、送料無料)

    アテネでピアノを学んだ後にチェンバロに出会い、アテネ、ウィーン、パリで研鑽を積んだジュリー・ヴェントゥーラによるゴルトベルク変奏曲。全曲に約95分をかけた堂々たる演奏で、主題の扱いと装飾音符がたいへん個性的。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19137CD

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    発売日:2024年01月12日

    CD価格:2,175円(税込)

    鮮烈なデビュー・アルバムの録音から、ほぼ3年を経て作られたロベルト・ノイマンの2枚目のアルバム。 選ばれたのはシューマンの「クライスレリアーナ」とムソルグスキーの「展覧会の絵」という、高い表現力を要する曲目で、ここでのノイマンはテクニックの誇示よりも曲の性格的描写に主眼を置き、ドラマティックな起伏に富んだ聴きごたえのある演奏を披露しています。

  • 商品番号:555349

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    C.P.E.バッハ(1714-1788)
    マニフィカト
    クリスマス・カンタータ 詳細ページ
    [ハンナ・ハーフルトナー/エルヴィラ・ビル/ゲオルク・ポプルッツ/マティアス・フィーヴェク/マルクス・フォルペルト/ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)/ケルン・アカデミー]

    発売日:2023年12月22日

    CD価格:2,475円(税込)

    1768年から1788年に亡くなるまで、ハンブルクの5つの主要教会の音楽監督を務めたカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの宗教合唱作品集。このアルバムにはマニフィカトとクリスマス・カンタータを中心とした4作品を収録。 マニフィカトは1749年にベルリンで作曲された後1779年にハンブルクで改訂されたもので、改訂の際に3本のトランペット、2本のホルン、ティンパニが加えられ、祝祭的な輝きが増しています。トラック10にはその第4曲の合唱「Et misericordia」をオリジナルのベルリン版で収録、比較を楽しむことが出来ます。 華麗なクリスマス・カンタータは1775年の作曲。彼はこの作品をとても気に入り、何度も演奏しています。 最後に置かれた合唱「Spiega, Ammonia fortunata」はヨーゼフ・マルティン・クラウスが仕えたことで知られるスウェーデンのグスタフ3世がハンブルクを訪問した際の祝祭的な作品。C.P.E.バッハはこれを作曲するために12時間しか時間がなかったと自伝に記していますが、にわかには信じがたいほどの完成度の高い作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555424

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    ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)
    白鳥の歌 SWV 482-494 詳細ページ
    [ローランド・ウィルソン(指揮)/ラ・カペラ・ドゥカーレ/ムジカ・フィアタ]

    発売日:2023年12月22日

    CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)

    バッハの100年前に生まれたドイツ初期バロック音楽の巨匠シュッツ。その生涯最後の作品『白鳥の歌』に、この分野で実績豊富なベテラン、ローランド・ウィルソンによる録音が登場。2度にわたりイタリアで学び、ガブリエリとモンテヴェルディから影響を受けたシュッツが、復合唱やコンチェルトといったルネサンスから初期バロックの諸様式を統合し、ドイツ語の宗教的テキストと融合させた渾身の作品です。 この作品は8声部の二重合唱のうち2声部の楽譜が逸失しており、ここではウィルソンが復元しています。また器楽は2台のオルガンがあれば演奏可能ですが、ウィルソンはシュッツ自身が書き遺した言葉やドレスデン宮廷楽団のバス歌手デデキントがシュッツから聞いたという言葉を参考に器楽パートを補強しており、これにはシュッツの初期の大作『ダヴィデ詩篇曲集』に取り組んだ経験が参考になったと原盤解説で語っています。 合唱は1パート1人の計8名で鮮明なテクスチャーを実現。2つに分かれた合唱にはそれぞれ木管コルネット(ツィンク)とトロンボーン(サクバット)のアンサンブルを重ね、曲によってヴァイオリンやヴィオラを加えています。また通奏低音は2台のオルガンに加えてドゥルツィアン、キタローネなども加わり、ややもすれば禁欲的に演奏されがちなこの曲集に壮麗な色合いを加えています。 初期バロック音楽のファンにとっては注目の録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555579

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    クラウス(1756-1792)
    序曲集 詳細ページ
    [クラウディオ・アストロニオ(指揮)/テレジア管弦楽団(古楽オーケストラ)]

    発売日:2023年12月22日

    CD価格:2,475円(税込)

    スウェーデンで活躍したドイツ生まれの指揮者、作曲家ヨーゼフ・マルティン・クラウス。若い頃からグルックに憧れていたクラウスは劇音楽を好んでおり、ストックホルムのグスタフ3世の宮廷作曲家となったのちに宮廷のために歌劇、劇音楽を数多く書き上げました。 添えられている序曲は各々の物語の内容を示す大きな役割を果たす魅力的な音楽です。なかでも、1790年に書かれた歌劇《カルタゴのアエネアス》には、3つの長大で劇的な序曲が書かれるほどに、クラウスにとって重要な作品でした。アルバムには彼が仕えたグスタフ3世のためのカンタータ用の3曲の序曲も含まれています。 テレジア管弦楽団は歴史的考証を踏まえた古典派作品の演奏実践を目的に2012年にEUと共同で創設されたユース・オーケストラで、28歳未満の楽団員で構成されます。CPOでは今後、クラウスの管弦楽作品の全集録音が予定されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1048

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    発売日:2023年12月22日

    CD価格:2,475円(税込)

    少人数での引き締まったアンサンブルで定評のあるヘット・コレクティーフによるメシアンの傑作が登場。高い緊張感を持続しながらもしなやかさを併せ持つ豊かな表現で、絶望的な状況の中で書かれたこの作品が持つ独特の色彩感を引き出しています。 併せて収録されたミュライユの作品は、メシアンの四重奏曲が書かれたゲルリッツのナチス捕虜収容所の名であるStalag VIIIaをタイトルとして同じ編成で書かれた、歴史的名作へのオマージュです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C279CD

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    〈カンタータ 第45集〉
    カンタータ 第74番・第86番・第41番 詳細ページ
    [ウルリケ・ホフバウアー/ベンジャミン・ウィリアムソン/ヤコブ・ピルグラム/マティアス・ヘルム/テリー・ウェイ 他/バッハ財団合唱団/バッハ財団管弦楽団/ルドルフ・ルッツ(指揮)]

    発売日:2023年12月22日

    CD価格:4,500円(税込、送料無料)

    ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第45集。 第74番「われを愛する者は、わが言葉を守らん」は1725年5月20日の聖霊降臨祭の日曜日のためのカンタータ。ヨハネの福音書第14章の23~31節が用いられた内容は、人々のイエスへの愛と、イエスを愛する人々への神の愛、イエスの再臨を待ち望む思いが綴られた真摯なものです。冒頭の合唱は1723年のカンタータ第59番からの転用ですが、第74番ではトランペットとオーボエ、合唱が増強された華やかなものに変更されています。ソプラノ、バス、テノール、アルト、それぞれの技巧的なアリアが続き、最後は救いへの思いが短いコラールで歌われます。 1724年5月14日に初演された、ロガーテの主日(復活節第5主日)のための第86番「まことに、まことに、われ汝らに告ぐ」は、ヨハネの福音書第16章の23~30章のイエスの別れの言葉から採られた歌詞によるもの。キリストを信じる者が痛みと苦しみを受けたときに、神はすぐに助けてくれるわけではなくとも、あきらめることなく信頼するように。と説きます。バスの簡素なアリアで曲が始まり、美しいヴァイオリン・ソロを従えたアルトのアリアが続きます。この曲で独唱を担うテリー・ウェイの清冽な歌唱が聴きどころです。喜びに満ちたテノールのアリアが続き、最後は希望に満ちたコラールで曲を閉じます。 第41番「イエスよ、今ぞたたえられん」は1725年の元日に初演されたカンタータ。3本のオーボエ、3本のトランペットとティンパニを用いたイエスの名を呼ぶ華麗な合唱ではじまり、ソプラノとテノールの2曲のアリアが続きます。第2曲のソプラノのアリアでは3本のオーボエが活躍、また第4曲のテノールのアリアではチェロ・ピッコロも用いられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99308

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    ハイドン(1732-1809)
    ヴァイオリン協奏曲集
    二重協奏曲 詳細ページ
    [トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)/バルバラ・モーザー(フォルテピアノ)/ミュンヘン・カンマーフィルハーモニー・ダカーポ/フランツ・ショットキ(指揮)]

    発売日:2023年12月22日

    SACD-Hybrid価格:2,550円(税込)

    ザルツブルクを拠点に世界で活躍するヴァイオリニスト、トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。今作で取り組んだのはハイドンのヴァイオリン協奏曲です。 ハイドンの器楽曲の多くは、どれもエステルハージ侯の宮廷楽団のメンバーたちにソリストとして演奏する機会を与えるという目的があったと考えられています。イルンベルガーは華やかな技巧を駆使した作品をドラマティックに演奏。楽器の美音も優秀録音で余すことなく捉えられています。 二重協奏曲でフォルテピアノを演奏するのはオーストリア出身のバルバラ・モーザー。ウィーン・フィルとの共演や室内楽の分野で高く評価される奏者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS132023

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    ブラームス(1833-1897)
    管弦楽伴奏による合唱曲集 詳細ページ
    [アグニエシュカ・レーリス/マドリード・コミュニティ管弦楽団&合唱団/ジョセップ・ビーラ・イ・カサニャス(合唱指揮)/マルゼーナ・ディアクン(指揮)]

    発売日:2023年12月22日

    CD価格:2,250円(税込)

    ブラームスの管弦楽伴奏による合唱作品を集めた1枚。ややもすれば「アルト・ラプソディ」や「運命の歌」などの重厚で陰影の濃い作品が注目されがちですが、軽妙な「愛の歌 - ワルツ」や、女声合唱と2つのホルンとハープによる繊細な透明感のある「4つの歌」も収録し、このジャンルにおけるブラームス作品の多彩さ、懐の深さを聴かせます。 ポーランド出身の指揮者マルゼーナ・ディアクンはクルト・マズア、ピエール・ブーレーズ、マリン・オルソップらの薫陶を受け、スペイン、ドイツ、フランスを中心に進境著しい指揮者。2021年秋からマドリード州立管弦楽団(ORCAM)の芸術監督を務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:WHR070

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    『レノックス・イン・パリ』
    バークリー、ブーランジェ、プーランク:
    ヴァイオリンとピアノのための作品集 詳細ページ
    [エマニュエル・バック、ジェニー・スターン]

    Violin and Piano Recital: Bach, Emmanuel / Stern, Jenny - BERKELEY, L. / BOULANGER, L. / POULENC, F. (Lennox in Paris)

    発売日:2023年12月22日 NMLアルバム番号:WHR070

    CD価格:2,175円(税込)

    英国の作曲家レノックス・バークリーは、国内で学んだ後にフランスに渡りナディア・ブーランジェの教えを受け、プーランクほか当地の作曲家たちと広く交流を持ちました。英国音楽特有の清涼感と伸びやかさの中に、フランスのウィットが感じられる魅力的な作品を残しています。 リリ・ブーランジェとプーランクによる作品も収録し、その影響を探る1枚。

  • 商品番号:WHR085

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    発売日:2023年12月22日

    CD価格:2,175円(税込)

    アメリカ合衆国ミネソタ州出身のピアニスト、ダニエル・リーペルのアルバム。モーツァルトの残したソナタの中でも大規模で劇的な性格を持つ第14番と、一緒に出版された幻想曲を冒頭に収録。そしてコープランドからシューマンへと、振り幅の大きなプログラムを安定した技術と彫の深い表現で有機的に聴かせています。

  • 商品番号:ARIADNE5024

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    〈12月15日発売予定〉予約受付中

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    エイドリアン・ボールト指揮
    ベルク(1885-1935)
    歌劇《ヴォツェック》
    ストラヴィンスキー(1882-1971)
    カプリッチョ
    ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)
    交響曲 第4番 詳細ページ
    [エイドリアン・ボールト指揮/BBC交響楽団&合唱団ハインリヒ・ニリウス/シュザンヌ・ダンコ/パリー・ジョーンズ/ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団]

    発売日:2023年12月15日

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    20世紀の名指揮者エイドリアン・ボールト(1889-1983)の没後40年記念アルバム。2つの歴史的なライヴ録音の初CD化に加え、1965年のヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4番を収録した貴重な2枚組です。 イギリス音楽の演奏で評価の高いボールトですが、ベートーヴェンやブラームスなどのドイツ音楽も得意としていたことで知られます。ベルクの《ヴォツェック》はボールトがイギリス初演を指揮、この1949年の録音はイギリスでの2回目の演奏を収録したもので、ヴォツェツクをハインリヒ・ニリウス(バリトン)、マリーをシュザンヌ・ダンコが歌うなど配役も万全です。またボールトの同時代音楽への関心の高さはストラヴィンスキー作品にも及んでおり、この「カプリッチョ」の録音でも素晴らしい技術を備えたオーストラリア人ピアニスト、ノエル・ミュートン=ウッドとともに見事な演奏を披露しています。 またボールトは1965年にロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団を指揮し、およそ30年前に初演したヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4番を取り上げ、歴史的録音のスペシャリストであるジョン・トランスキーが「主に不協和音で構成され、しばしば激しく爆発する」と評するこの作品を表情豊かに演奏しています。 ボーナストラックとして収録されたのは、1965年にボールトがBBCラジオのためにバーナード・キーフとの対話。BBC交響楽団の首席指揮者として務めた19年間についての様々なエピソードを聴くことができます(英語)。 CD化に際しては歴史的音源の復刻で定評のあるポール・ベイリーがマスタリングを行っています。

  • 商品番号:DSL-92261

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    Sonic Alchemy
    モーツァルト/ペルト/ヴァスクス:
    ヴァイオリン、チェロとピアノのための作品集 詳細ページ
    [キム・イェウン(ヴァイオリン)/ミナ・ガイック(ピアノ)/コールマン・イツコフ(チェロ)]

    Violin, Cello and Piano Music - MOZART, W.A. / PÄRT, A. / VASKS, P. (Sonic Alchemy) (YuEun Kim, Itzkoff, Gajić)

    発売日:2023年12月15日 NMLアルバム番号:DSL-92261

    CD価格:2,100円(税込)

    日常における“時間の概念”を解き放つような作品を集めた1枚。広大な雪景色の中に佇むような気分を味わえるヴァスクスの「白い景色」に始まり、静謐な雰囲気を持つペルトの「フラトレス」、モーツァルトの2曲の幻想曲と、ピアノ・ソナタ第2番の第2楽章の旋律を効果的に用いたペルトの「モーツァルト - アダージョ」、神秘的かつ、古き良き時代の永続性を秘めたバルト海の風景が描かれたヴァスクスの「内なる城」が続き、ゆったりとした時間が流れるペルトの「鏡の中の鏡」でアルバムが締めくくられます。

  • 商品番号:DSL-92269

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    Without Words
    メンデルスゾーン(1809-1847)
    ウォルデン:

    無言歌集 詳細ページ
    [ブルース・レヴィングストン(ピアノ)]

    Songs without Words - MENDELSSOHN, Felix / WALDEN, C.P. (Levingston)

    発売日:2023年12月15日 NMLアルバム番号:DSL-92269

    CD価格:2,100円(税込)

    アメリカ現代作品とショパンを組み合わせた「Citizen」(DSL-92228)や、リストやブラームス、ペルトなど夜にまつわる作品を集めた「Night Break」(DSL-92144)など、ユニークなアルバムを発表しているピアニスト、ブルース・レヴィングストン。 このアルバムは、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた時期に治療に当たっていた医師から、亡くなった人たちとコロナに立ち向かう人たちの記念になるものを作って欲しいとの申し出を受けて制作されたもの。彼がとりわけ愛するメンデルスゾーンの「無言歌」を中心に、彼と親しく、やはりメンデルスゾーンを愛するウォルデンに委嘱した7曲の「無言歌」を併せて演奏しています。 メンデルスゾーンの繊細な音楽と、これにインスパイアされたウォルデンの音楽は、聴き手のさまざまな感情を呼び起こします。

  • 商品番号:SOMMCD0679

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    発売日:2023年12月15日

    CD価格:2,025円(税込)

    イギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーによる、ラフマニノフ生誕150周年を記念アルバム。 ピアノ協奏曲第2番の成功後に構想された「ショパンの主題による変奏曲」で幕を開け、ラフマニノフが1892年の卒業リサイタル、及び亡くなる6週間前に開催した最後の公開リサイタルで演奏したというショパンのソナタ第2番、そして、同じくラフマニノフが愛奏したショパンのソナタ第3番が演奏されており、ドノホーは2人の作曲家の繋がりを紐解いていきます。 ロシアの音楽評論家マリーナ・フロローヴァ=ウォーカーが「ラフマニノフはショパンなしでは考えられない」と語ったように、ラフマニノフが終生ショパン作品を大切にしてきたことを感じさせる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574477

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第19番・第25番
    (イグナツ・ラハナーによる弦楽四重奏とコントラバス伴奏版) 詳細ページ
    [アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)/ファイン・アーツ四重奏団/リジー・バーンズ(コントラバス)]

    発売日:2023年12月08日

    CD価格:1,600円(税込)

    1781年、ウィーンに戻ってからのモーツァルトは、フリーの音楽家として精力的に作曲活動を始めました。1784年の後半に書かれたピアノ協奏曲第19番は、この年に書かれた6曲のピアノ協奏曲の最後を飾るもので、のちの1790年10月にはレオポルト2世の戴冠式を祝して催された演奏会でモーツァルト自身がピアノを演奏したことでも知られます。 第25番は1786年の作品。最も編成の大きな第24番に比べ、クラリネットは加わらないものの、トランペットとティンパニを加えた編成から生まれる華麗なオーケストラと精緻なピアノ・パートが特徴です。 ラハナーの編曲は、ピアノ・パートにはほとんど手を加えず、伴奏部の弦楽四重奏にコントラバスを加えることで豊かな響きが味わえるとともに、管楽器パートの旋律もうまく弦楽器へと移し替えられています。また第25番第1楽章のカデンツァはゴールドスタイン自身によるものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574489

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    ブラームス(1833-1897)
    〈歌曲全集 第4集〉
    6つの歌曲 Op.6/8つの歌とロマンス Op.14
    5つの詩 Op.19/7つの歌 Op.48
    詳細ページ
    [アリーナ・ヴンダーリン(ソプラノ)/キーラン・カレル(テノール)/ウルリヒ・アイゼンロール(ピアノ)]

    発売日:2023年12月08日

    CD価格:1,600円(税込)

    NAXOSのブラームス歌曲全集シリーズ。第2集と第3集は民謡集でしたが、第4集では20代の頃に書かれた独唱のための歌曲に焦点が当てられています。 ボレロのリズムによる「スペインの歌」を含むOp. 6は20歳頃の作品。Op. 14は彼の恋人となったアガーテ・フォン・シーボルトとの出会いがきっかけで書かれたと言われる歌曲集。どちらの曲集も、当時彼が魅了されていた民謡をベースとした簡素な作風でありながら、ブラームスらしい旋律美があふれています。 「Op. 19のタイトルは「歌(Gesänge、Lieder、Romanzeなど)」ではなく「詩(Gedichte)」とされているのが特徴。どの曲もピアノ・パートにも重要な役割が与えられています。 「7つの歌」Op. 48は約10年の歳月をかけて書かれたもので、スイス民謡からの影響が感じられる「恋しい人のもとへ」や、コラールを思わせる「心変わり」、シューベルトを思わせる長調と短調がめまぐるしく交代する「涙の中の慰め」など聴きどころの多い曲集です。 クリストフ・プレガルディエンに師事したテノール、カレルと、オペラ、コンサートの両面で活躍するソプラノ、ヴンダーリンの演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660536

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    カヴァッリ(1602-1676)
    歌劇《セルセ》 詳細ページ
    [ルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)/エカテリーナ・プロツェンコ(ソプラノ)/ガイア・ペトローネ(メゾ・ソプラノ) 他/フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)/オーケストラ・バロッカ・モード・アンティクオ(古楽器使用)]

    発売日:2023年12月08日

    CD 2枚組価格:2,500円(税込)

    興味深い蘇演プロジェクトの数々で話題を集めるヴァッレ・ディトリア音楽祭より、イタリア・バロック・オペラの創始者モンテヴェルディの高弟として、17世紀中盤に絶大な人気を誇ったフランチェスコ・カヴァッリの歌劇《セルセ》、DYNAMICから発売され好評を博した映像のCDが登場です。 《セルセ》といえば、ヘンデルのオペラがその冒頭のアリア〈オンブラ・マイ・フ〉と共によく知られていますが、この台本は作家ニコロ・ミナートが元々はカヴァッリのために書いたもの。作品は1655年ヴェネツィア初演の後1660年パリで再演され、カヴァッリの声価はフランスでも大いに高まりました。 外題役のカルロ・ヴィストーリ、セルセの弟アルサメーネ役のガイア・ペトローネら中堅、若手を中心としたフレッシュな歌手陣による歌唱は、バロック・オペラの名匠、フェデリコ・マリア・サルデッリ率いるオーケストラ・バロッカ・モード・アンティクオの伸びやかな演奏と相まって、この隠れていた名作を見事、現代に蘇らせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8002

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 詳細ページ
    [マッテオ・リーヴァ/エレナ・ヴァレンティーニ]

    発売日:2023年12月08日

    CD価格:1,950円(税込)

    バッハの「ゴルトベルク変奏曲」には様々な編曲が存在します。このアルバムではドイツの作曲家でオルガニストとしても活躍したヨーゼフ・ラインベルガーが1883年に2台ピアノのために編曲したヴァージョンを収録。 ラインベルガーは終生バッハを尊敬し、その作品からインスピレーションを得ていました。彼は二段鍵盤のチェンバロのために書かれたゴルトベルク変奏曲を、当時流行していた2台ピアノで演奏しやすいように、また複雑なポリフォニーの綾がわかり易くするなるように試みましたが、単に2台のピアノで分担しただけでは腕の立つ演奏者にとっては物足りない部分が出てしまうため、部分的に原曲に無い音や旋律線などを加えています。また、通常は曲の最後に冒頭のアリアが再現されますが、ラインベルガーの編曲では第30変奏のクオドリベットで曲を閉じるのも特徴です。 このラインベルガー版を基にマックス・レーガーが1915年に編曲した2台ピアノ版も存在し、そちらには複数の録音が存在しますが、ラインベルガー版の録音は極めて貴重なものです。 演奏するエレナ・ヴァレンティーニとマッテオ・リーヴァは2017年にデュオを結成、まずレーガーの編曲版を演奏したのち、こちらのラインベルガー版を選んで録音したということです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:COL40004

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    カメラータ・モンテグラル
    シューベルト、ヒンデミット、ベートーヴェン
    詳細ページ
    [グスタフ・クーン(指揮)/カメラータ・モンテグラル]

    発売日:2023年12月08日

    CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)

    2021年3月、イタリアのルッカでグスタフ・クーンによって設立されたオーケストラ「カメラータ・モンテグラル」のアルバム。クーンが主催する若手奏者の養成機関「アカデミア・ディ・モンテグラル」の理念を踏襲するこの楽団は、チロル音楽祭オーケストラ他、イタリア複数のオーケストラの若きメンバーによって構成されています。 ヒンデミットの「四気質」でピアノを演奏するのは2005年、ヴァン・クライバーン国際コンクールの入賞者ダヴィデ・カバッシです。

  • 商品番号:CVS118

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    モンテヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《ポッペーアの戴冠》 詳細ページ
    [エルサ・ブノワ、ジェイク・アルディッティ、アンブロワジーヌ・ブレ ほか レオナルド・ガルシア・アラルコン、カペラ・メディテラネア]

    発売日:2023年12月08日

    DVD+Blu-ray 2(各1)枚組日本語字幕付き価格:3,975円(税込、送料無料)

    ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場で収録、アラルコンの《ポッペーア》映像で登場!2022年のエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演され高い評価を得た、テッド・ハフマン演出、レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮による《ポッペーアの戴冠》。そのプロダクションをヴェルサイユ宮殿王室歌劇場で収録した映像作品が登場しました。 皇帝ネローネ(ネロ)を誘惑し強大な権力を我が物にする妖婦ポッペーアに、近年古楽ばかりでなく古典派からマーラーまで幅広いレパートリーで躍進するエルサ・ブノワ、ネローネ役にはバロック・オペラを中心に幅広い活動をしながら現代音楽にも定評のあるジェイク・アルディッティ、ネローネの皇后として夫の横暴に抗うべく策略を巡らすオッターヴィアに、安定した技術と卓越した演技力で古楽界に信頼の篤いアンブロワジーヌ・ブレという万全の布陣。 現在残る楽譜に楽器指定のないアンサンブルは、アマンディーヌ・ソラノとステファニー・ド・ファイー2人のヴァイオリンとコルネット2(うち一人は世界的名手ドロン・シャーウィン)、リコーダー2にコントラバスという編成に加え、通奏低音はマルゴー・ブランシャールほかヴィオラ・ダ・ガンバ2、キート・ガートほか3人の撥弦楽器にチェンバロとオルガンが加わる強力なものとなっており、アラルコンの指揮のもと、カペラ・メディテラネアらしい熱い演奏で物語を盛り立てています。 演出のハフマンは、バロックから現代までの幅広いオペラで現代社会と交錯させるなど、先鋭的でありながら説得力のある演出で定評のあるアメリカの演出家。ロシアによるウクライナ侵攻などの社会問題を鏡のように映し出し、観るものの道徳的価値観に直接疑問を投げかける見事な舞台となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:EKKOZONE01

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    Argumenta
    マヌリ(1952-)/ラヴェル(1875-1937)
    作品集 詳細ページ
    [マティアス・ロイメルト(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション、ピアノ)/アンデシュ・エルテン(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション)]

    発売日:2023年12月08日

    CD価格:2,250円(税込)

    世界的な活躍を誇るデンマーク出身の打楽器奏者、指揮者マティアス・ロイメルト。このアルバムには、彼が現代作曲家フィリップ・マヌリとタッグを組み、数年間にわたるコラボレーションから生まれた作品が3曲収録されています。議論などを意味する「Argumenta」はロイメルトとエルテンのために書かれた曲で、マヌリによれば「これまでにキーボードパーカッションのために書いた作品の集成」という作品。多くのテクニックとアイデアが組み込まれています。 ラヴェルの「クープランの墓」はロイメルト自身の編曲によるもの。バロック調のタイトルの中に、ラヴェルの思いが込められたピアノ曲をロイメルトはエキサイティングなパーカッション作品として生まれ変わらせることに成功しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3030CD

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    発売日:2023年12月08日

    CD価格:1,950円(税込)

    ニューヨーク生まれのアピー・サイモン(1920-2019)は、3歳の時にラジオで聴いた音楽をピアノで完璧に再現できたといいます。ヨーゼフ・ホフマンに師事し、ラフマニノフやプロコフィエフなどヴィルトゥオーゾ・ピアニストでもあった作曲家の作品に強い親近感を持っていました。超絶技巧を持ちながらもそれを前面に出すことをせず、うつろいやすい繊細な詩情を漂わせた演奏を持ち味とした彼を、辛口評論家として知られたハロルド・ショーンバーグは「スーパーヴィルトゥオーゾ」と絶賛しました。スラットキン&セントルイス響と共演したラフマニノフのピアノ協奏曲全集はサイモンの最良の遺産と言ってよいでしょう。 既にAudiophile Editionでリリースされている第2番&第3番(VOXNX3014CD)では旧盤に比べてピアノもオーケストラも硬さが取れ、高域は輝かしく抜けが良く、低域は一層の重量感と歯切れよさも加わり、音場全体も立体感が増して、かなり大きな音質改善が見られました。今作でも同様の効果が期待されます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3031CD

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    合唱交響曲「鐘」
    カンタータ「春」
    3つのロシアの歌 詳細ページ
    [レナード・スラットキン(指揮)/マリアンナ・クリストス(ソプラノ)/ウォルター・プランテ(テノール)/アーノルド・ヴォケタイティス(バス・バリトン)/セントルイス交響楽団&合唱団セントルイス交響楽団]

    発売日:2023年12月08日

    CD価格:1,950円(税込)

    スラットキンとセントルイス響がVOXに録音したラフマニノフの管弦楽作品全集(LP4枚組)から、合唱の加わる作品を集めた1枚。オリジナル・マスターから24bit/192kHzでリマスターしたAudiophile Editionの1枚です。 「鐘」はグラミー賞の「Best Choral Performance=最優秀合唱」部門にノミネートされた名演奏で、合唱にも管弦楽にも厚みがありながら濁らず清澄なサウンドを聴かせる点が特徴。広々として澄んだ音場にオーケストラ、合唱、ソロが距離感をもって展開、ソロは不自然にクローズアップされることも合唱に埋もれることもなく、Elite Recordingsならではの巧みな録音に唸らされます。旧盤CDでも録音の優秀さは伝わりますが、新リマスターにより音の硬さが取れて、特に高域に抜けの良さと柔らかさが加わり、名録音の真価を楽しめます。 ブックレットには歌詞と英訳が掲載されています(1-4は英語歌詞のみ)。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VTS-22

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    発売日:2023年12月08日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    愉悦の音楽 第2弾!!
    音楽史の陰にあったもう一つのウィーン黄金時代
    近年、活動の幅を広げる瀬尾和紀が、10代の頃から魅了されていたというチェコの作曲家マティーカにまつわる2つの作品を取り上げたアルバム。ややもすれば歴史の流れの中に埋もれてしまいがちな「ニッチな作曲家」の作品を、彼は仲間たちとともに、実に楽し気に演奏し、その真価を聞き手に問いかけます。 同時収録のベートーヴェンのセレナーデは、こちらもマティーカによるフルート、ヴィオラ、ギターのための編曲版による演奏。すぐれたギタリストだったというマティーカの面目躍如たるアレンジが聴きどころです。

  • 商品番号:8.574504

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    ハイドン(1732-1809)
    〈バリトン三重奏曲集 第2集〉
    第6・35・67・71・93・113番 詳細ページ
    [バレンシア・バリトン・プロジェクト]

    HAYDN, J.: Baryton Trios, Hob.XI:6, 35, 67, 71, 93, 113 (Treasures from the Esterháza Palace, Vol. 2) (Valencia Baryton Project)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.574504

    CD価格:1,600円(税込)

    ヨーゼフ・ハイドンは、ほぼ25年間にわたり、裕福なエステルハージ家の宮廷音楽家として奉職していました。とりわけ彼が宮廷楽長を務めていた時期の当主ニコラウス1世(1714-1790)は音楽に深い理解を示し、ハイドンの活動を奨励したため、ハイドンはそれに応えるべく数多くの作品を生み出し、熱心に演奏したのです。 そのニコラウス1世が好んだのが「バリトン」でした。これは17世紀後半に発案されたヴィオール属の擦弦楽器で、通常6本~7本のガット弦と、前面を板で覆われた9本から24本(12本が多い)の金属弦を持っており、こちらは共鳴弦であると同時に、左手の親指ではじくことが出来るというもの。しかし、弦が多いため調弦も演奏も難しく、19世紀にはほとんど廃れてしまいました。 ハイドンはこの楽器についてほとんど知識がなかったようですが、主君のために楽器を研究し、バリトンとヴィオラ、チェロによる126曲もの三重奏曲をはじめ、二重奏曲や協奏曲を作曲しています。これらの三重奏曲は5巻のシリーズで出版されましたが、楽器の希少性のためか、現在ではほとんど演奏されることがありません。尚、この楽器に最も適した調性はイ長調なので、多くの曲はイ長調で書かれています。 第1集(8.574188)に続くこのアルバムにも6曲のバリトン三重奏曲を収録、マシュー・ベイカーが演奏するのは2004年に制作されたOwen Morse-Brownによる復元楽器で、18世紀の典雅な響きが忠実に再現されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574509

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    稀少ピアノ作品集
    初期のソナタ、無言歌 詳細ページ
    [クリストファー・ウィリアムズ(ピアノ)]

    MENDELSSOHN, Felix: Piano Rarities - Early Piano Sonatas, MWV U19 and U23 / Lieder ohne Worte (Songs Without Words) (Christopher Williams)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.574509

    CD価格:1,600円(税込)

    早熟の天才で「神童」とも呼ばれたメンデルスゾーンは、幼少の頃からピアノ曲や室内楽曲、弦楽のための交響曲など数多くの作品を書きました。しかしそのほとんどは、内輪の演奏会用に作曲されたもので、長い間出版されることはありませんでした。また長じてからは、やはりたくさんの作品を書いたものの、自己批判により生前に出版されなかった作品も多く、これらは最近になってようやく出版され、その正確な作曲年代が判明するようになりました。 このアルバムにはそんなあまり知られていない作品を収録。11歳頃の初期の曲から晩年の作品、稿違いなど珍しい曲を聴くことができます。とりわけ冒頭に置かれた2曲のソナタは、ベートーヴェンの影響も感じさせながら、驚くほどの成熟を示しています。 ピアニスト、クリストファー・ウィリアムズはウェールズ出身、現在カーディフ大学のピアノ講師を務める傍ら、ソリスト、室内楽奏者として活躍、希少作品の紹介にも力を注いでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.578373

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    大作曲家 メンデルスゾーン
    朗読と音楽で綴る生涯 詳細ページ
    [さまざまな演奏家]

    MENDELSSOHN, Felix: Great Composers in Words and Music

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.578373

    CD価格:1,600円(税込)

    銀行家のアブラハムを父親に、作曲家ファニーを姉に持つ、裕福な家に生まれたフェリックス・メンデルスゾーンは、幼い頃から才能を発揮、モーツァルトに匹敵すると言われた神童でした。やがて彼は、当時は忘れられていたJ. S. バッハ作品の復興を図るとともに、自身でも幅広いジャンルの作品を書き上げ、ライプツィヒ音楽院を設立するなど当時の音楽界に多大な貢献を果たします。 20世紀の中頃までは、彼の音楽は、その優雅さや上品な魅力、バランスの良さが際立つためか「大胆さを放棄したサロン風の作品」とされがちでしたが、近年は研究と再評価が進んでいます。この伝記ではあまり耳にすることのない作品も紹介しながら、メンデルスゾーンの波乱に富んだ生涯をつぶさに描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900351

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》 詳細ページ
    [ガレアーノ・サラス(テノール)/ニーノ・マチャイゼ (ソプラノ)/レーカ・クリストーフ (ソプラノ)他/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団/バイエルン放送合唱団]

    VERDI, G.: Lombardi alla prima crociata (I) [Opera] (Machaidze, Kristóf, Pretti, Salas, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:900351

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    イヴァン・レプシッチによるヴェルディ初期歌劇シリーズ、
    第4作目は《第1回十字軍のロンバルディア人》
    2017年9月、ヴェルディの歌劇《ルイザ・ミラー》を指揮、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてデビューを飾ったイヴァン・レプシッチ。2018年には《2人のフォスカリ》2019年には《アッティラ》を演奏。どれもBR-KLASSIKから全曲盤CDとして発売され高く評価されています。 今回のアルバムは2023年4月23日に上演された《第1回十字軍のロンバルディア人》のライヴ収録。1843年に初演されたヴェルディの4作目にあたるこの歌劇は、11世紀ミラノを舞台に、圧政からの民族解放とローマ貴族の兄弟の確執を描いた重厚な物語。政治批判や宗教的なテーマが問題視されながらも、若きヴェルディの成功作となり、1847年にはニューヨークで上演されるなど大人気を博しました。 アルヴィーノを歌うのはアメリカで学んだ若きテノール、ガレアーノ・サラス。張りのある高音と役への感情移入で聴き手を魅了します。ジゼルダ役のニーノ・マチャイゼは新国立劇場でも歌ったおなじみのソプラノ。パガーノを歌うミケーレ・ペルトゥージらヴェテランの歌唱も光ります。レプシッチの指揮は、若きヴェルディの鮮烈なドラマを見事に描きだしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1001

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.7〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第19番
    ホルン協奏曲 第1番
    フルートとハープのための協奏曲 詳細ページ
    [アーロン・ピルザン、ニコラ・ラメズ、ディレン・ドゥラン、エリーザベト・プランク、ハワード・グリフィス、トマス・ツェートマイヤー、ウィーン放送響]

    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    次世代ソリストたちによるモーツァルト第7弾に、アーロン・ピルザン登場無名の若き名手から中堅まで幅広いソリストの登場が話題を呼んでいる<次世代ソリストたちによるモーツァルト>の第7弾。今回はALPHAからリリースした2タイトルのソロ・アルバムが既に高い評価を得ているアーロン・ピルザンが登場。リリカルでよく澄んだピアノを聴かせます。 フランスの若きホルン奏者ニコラ・ラメズはストラスブール・フィルの首席を2021年から務めるほか、アンサンブルやソリストとして国内外で活躍して高く評価されており、ここでも安定感抜群のテクニックと伸びやかな音色で素晴らしい演奏を聴かせます。 ドイツのフルート奏者ディレン・ドゥランは、Gramolaなどで既にソロ・アルバムをリリースして活躍しているハープ奏者エリーザベト・プランクと共に、溌溂とした演奏で楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD732

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    ブラームス(1833-1897)
    ピアノ協奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [シモン・トルプチェスキ、クリスティアン・マチェラル、ケルンWDR交響楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    1979年マケドニア生まれのピアニスト、トルプチェスキのLINN第4弾は、ブラームスの大作協奏曲を全2曲収録した意欲作です。 彼持ち前の力強さを兼ね揃えた高いテクニックがいかんなく発揮され、作曲家の若き日に書かれた第1番での深く情熱的なアプローチや、充実期に書かれた第2番でのリリカルな歌心とダイナミックな表現が見事。マチェラルもWDR響を雄大に鳴らし、巨大な協奏曲の中でソリストをしっかりと支えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS107

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    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ『メサイア』(全曲) 詳細ページ
    [フランコ・ファジョーリ、カタルーニャ音楽堂室内合唱団、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    人気絶頂のカウンターテナー、ファジョーリが描き上げる
    ヘンデルの金字塔的名作
    現代を代表するカウンターテナーの一人で、2018年の来日時にも多くの人を虜にしたフランコ・ファジョーリが、自ら当たり役を多く演じてきた作曲家であるヘンデルの代表作に指揮者として臨んだ注目の新録音。ヴェルサイユ宮殿に集う気鋭奏者たちからなる室内オーケストラ(弦楽編成は5/5/3/3/1、管楽器は各パート1人ずつの配置)、バルセロナの歴史ある劇場を拠点とし古楽復興に大きな功績を果たしてきた合唱協会を母体とする室内合唱団と一体感あるアンサンブルを織り上げ、頼れる独唱陣と共に起伏に富んだドラマを鮮やかに織り上げてゆきます。 テンポ変化を活かしながらも古楽器演奏に多い鋭角的な表現をいたずらに誇示せず、ニュアンスと濃やかな色彩感を追求した解釈が作品全体を通じてきわめて効果的で、歌詞の味わいが際立つ歌いまわしと共に、ヘンデルの音作りの粋がおのずから浮かび上がる仕上がり。 Zig-Zag Territoiresで長く活躍した俊才エンジニアのフランク・ジャフレスの仕事ぶりも頼もしく、ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂空間に響きわたる、新時代の瑞々しさに満ちた傑作の味わいを見事に収めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS138

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    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    協奏曲集『四季』
    オーボエ協奏曲 詳細ページ
    [ステファン・プレヴニャク、ミハエラ・フラバーンコヴァー、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    フランスの古楽シーンをヴェルサイユから牽引する
    精鋭勢のみずみずしいヴィヴァルディ
    ずば抜けたヴァイオリン演奏能力と作曲センスを誇り、聖職者でありながら礼拝よりも音楽活動で国際的に注目を集め「赤毛の司祭」の綽名とともに音楽史の1ページを飾ったヴェネツィアの作曲家ヴィヴァルディ。生前からその人気はパリにも及んでおり、20世紀に彼の名が再び有名になるきっかけとなった傑作曲集『四季』は特に大きな関心を集めたばかりか、「春」に至っては作曲者の歿後何十年も公に演奏され続けたほどでした。 そうしたヴィヴァルディ受容を語る上で見過ごせないフランスの古楽シーン最前線を代表する拠点のひとつヴェルサイユ宮殿から古楽器オーケストラによる『四季』最新録音が登場。近年オペラ上演でも活況をみせている王室歌劇場を舞台に、知られざる18世紀以前のオペラの指揮でも実績をあげつつヴィヴァルディの「パリ協奏曲集」(CVS065)やハイドンの「朝・昼・晩」(CVS094)など器楽録音でも注目を集めているステファン・プレヴニャクを中心に、フランス、ポーランド、チェコなど欧州各地から俊才が集うヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団が、傑作の内から湧き上がる興奮を絶妙の一体感の中で鮮やかにドライヴしてゆく精緻な解釈がたまりません。 劇音楽の指揮経験が如実にあらわれるプレヴニャクの芸達者ぶりと妙技にも目を見張るばかり。ヨーロッパ最前線の古楽器演奏の面白さを隅々まで堪能できる『四季』に加え、浮き立つ愉悦と躍動感に貫かれたオーボエ協奏曲ではチェコの俊才ミハエラ・フラバーンコヴァーがバロック楽器の美音とニュアンスの豊かさを存分に楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99311

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲全集 [11枚組 BOX] 詳細ページ
    [レミ・バロー(指揮)/聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団/オーバーエスターライヒ・ユース交響楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD 11枚組価格:9,975円(税込、送料無料)

    ブルックナー演奏の聖地ザンクト・フローリアンにおけるレミ・バローの交響曲全集、
    新録音を加えてBOXとして集成!
    リンツ郊外のザンクト・フローリアンにある聖フローリアン修道院は、かつてアントン・ブルックナーが聖歌隊で歌い、オルガニストを務め、今はその墓所となっている場所。ここでは、古くは朝比奈隆と大阪フィルの第7番、カラヤンやブーレーズとウィーン・フィルの第8番など巨匠たちによる記念碑的なブルックナー演奏が繰り広げられてきました。 同地でブルックナーの没後100年を記念して1996年に創設されたのが、聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団とブルックナー週間(Bruckner-Tage)音楽祭。その常任指揮者レミ・バローが指揮して行われた10曲の交響曲のライヴ録音をBOX化しました(第6番と第8番はオーバーエスターライヒ・ユース交響楽団の演奏) 。 会場となった聖フローリアン修道院はとても長い残響があり、チェリビダッケに師事したことのあるバローは、響きの混濁を避けつつ、長く美しい残響と音楽を一体化するためにテンポをゆったりと保ち、雄大な音楽として聴かせます。このため、第3番と第5番では89分、第8番では103分を越える演奏時間となりました。同時にバローは最新の楽譜校訂研究にも目配りしており、一部の曲では新しい校訂版を使用。このBOXが初出となる交響曲ニ短調ではディヴィッド・チャプマンによる2023年校訂版を使っています。 ※第1番から第9番までの単独アルバムはSACDハイブリッド盤で発売されていましたが、このBOXではお求めやすい価格にするために通常CDでの発売となります。 ※レーベルからの情報によれば交響曲ニ短調は通常CDとして2024年に単独リリースが予定されているとのことです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:HSP010

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    考え抜かれた曲順で「王の主題」の神秘を解き明かす、
    才人ハース流のバッハ解釈
    ベルギーに拠点を置くフランス人チェンバロ奏者フレデリク・ハースを中心に、多忙な俊才たちが集う古楽器アンサンブル、オーゾニア。一連の協奏曲群や『ゴルトベルク変奏曲』、『平均律クラヴィーア曲集』など、自ら主宰するHitasuraレーベルでバッハ作品を積極的に取り上げてきたハースとオーゾニアですが、今回バッハ晩年の異色作『音楽の捧げもの』に取り組む上で考えたのは「すでにバランスが完璧に整っている傑作のバランスを組み直すことで、完璧以上にしっくりくる不均衡を見出したい」とのことで、有名な3声のリチェルカーレをあえて冒頭から外したり、最も大規模な6声のリチェルカーレを半ばに配するなど珍しい曲順が選ばれています。 結果的に、この謎多き大作を通して聴いた時の印象は一般的な曲順の場合とかなり異なり、フリードリヒ大王がバッハ謁見時に即興で紡ぎ出したと言われる不思議な「王の主題」の存在感がくっきり際立つ不思議な聴覚体験をもたらします。 ル・ポエム・アルモニークのコンサートマスターとしても活躍するミラ・グロデアヌ、ドレスデンのフランス人奏者ビュッファルダンのモデルによるトラヴェルソを吹きこなすアンヌ・パリゾら各プレイヤーが奏でる音の美しさも特筆に値する、細部の魅力の集成ともいうべき充実したバッハ解釈。ハース自身が執筆した解説(仏、英語)も読みごたえがあり、長く聴き深めるのに向く充実度に貫かれた1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ICAC-5176

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:1,950円(税込)

    シルヴェストリ初出レパートリー!
    ショスタコーヴィチの第8と《コラ・ブルニョン》登場
    シルヴェストリと翌年には彼が首席指揮者の座に就くことになるボーンマス交響楽団との、1961年のライヴ録音。シルヴェストリのショスタコーヴィチといえばウィーン・フィルとの第5番、モスクワ放送響との第1番、日本でのN響との第1番ライヴ、ルーマニアでの第10番ライヴなどが知られますが、第8番の登場は初めてとなります。 さらに、同時収録の《コラ・ブルニョン》もまた初レパートリーという嬉しい1枚。BBCのアーカイヴからのCD化で、Re:Sound社のポール・ベイリーによる丁寧なリマスタリングにより、モノラルながらシルヴェストリらしい演奏の凄まじさがひしひしと伝わる音に仕上がっています。

  • 商品番号:OC484

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    ブルックナー(1824-1896)
    〈オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 8〉
    交響曲 第8番 ハ短調 WAB 108 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)]

    BRUCKNER, A.: Symphonies (Organ Transcriptions), Vol. 8 - Symphony No. 8 (H. Albrecht)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:OC484

    CD 2枚組価格:2,850円(税込)

    2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第9弾です。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。 番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ大作第8番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回アルブレヒトは、1892年に同作品が初演されたウィーン楽友協会の大ホールにあるオルガンで演奏しています。 ここで用いられたのは1890年に改訂された第2稿。ヘルマン・レヴィに「演奏不可能」とされた初稿をブルックナーが全面的に改訂した稿で、この現在広く演奏されているヴァージョンを、バーゼルでオルガンを学んだ作曲家エベルハルト・クロツが編曲を担当、スケールの大きな音楽をオルガンに移し替えています。 大オルガンといえども一度に鳴らせる音の数と使える音色の多彩さでは巨大なオーケストラに及びませんが、楽曲の構造とモチーフの重要性を吟味した編曲からは、オーケストラでは埋もれがちなモチーフが浮かび出る瞬間もあって意外な発見があります。オルガンならではの魅力が特に活きていると感じるのはアダージョで、崇高で神秘的、瞑想的なたたずまいは深く印象に残ります。 第8番全曲での演奏時間は約92分(18:28/15:07/32:14/25:58)と長大。アルバムの冒頭ではアルブレヒト自身が編曲したモテット「見よ、大いなる司祭を」が高らかに奏されます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM433

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    ショパン(1810-1849)
    ピアノ・ソナタ 第3番
    前奏曲全集 詳細ページ
    [ジャン=ニコラ・ディアトキン(ピアノ)]

    CHOPIN, F.: Piano Sonata No. 3 / Préludes (Complete) (Diatkine)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM433

    CD価格:1,950円(税込)

    6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。 これまでリストやベートーヴェン作品の録音を発表してきたディアトキン、今作ではショパンを演奏。作品の中でも、独奏曲として最も規模の大きなソナタ第3番と、万華鏡のような小品の集まりである24の前奏曲を併せることで、ショパンの多様性と構成力を表現しています。 アルバムには「24の前奏曲」に含まれない2曲の前奏曲も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM434

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    INNER SPACES
    J.S.バッハ(1685-1750)
    パルティータ集 詳細ページ
    [セッラ・タヴサンリ(ピアノ)]

    BACH, J.S.: Partitas Nos. 1 and 3 / Toccata, BWV 911 / Overture (Partita) in the French Style (Inner Spaces) (Tavsanli)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM434

    CD価格:1,950円(税込)

    イスタンブール生まれのピアニスト、セッラ・タヴサンリのバッハ・アルバム。 収録作品は、バッハの名前「B-A-C-H」にちなんだ調性で並べられており、Bのパルティータ変ロ長調(B-Dur)は信仰を表し、Aのパルティータイ短調(A-Moll)は希望、Cのトッカータハ短調(C-Moll)は愛、Hのフランス風序曲ロ短調(H-Moll)は現在を表すといい、これらはタヴサンリの内面世界を表現に通じるということです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM441

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    ブラームス(1833-1897)
    ピアノ協奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [アンドレア・カウテン(ピアノ)/ティーモ・ハンドシュ(指揮)/ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    BRAHMS, J.: Piano Concertos Nos. 1 and 2 / 6 Piano Pieces (Kauten, Württembergische Philharmonie Reutlingen, Handschuh)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM441

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    ハンガリーに生まれ、スイスのバーゼルで学んだピアニスト、アンドレア・カウテン。「ブラームスの2つのピアノ協奏曲を録音することは長年の夢でした」と語る彼女がその夢をかなえたアルバムです。 彼女は、すでに第1番を2017年に地元のハンガリーで録音していますが、今作では2曲ともドイツで演奏。共感溢れる素晴らしい演奏を聴かせます。 またアルバムにはブラームス晩年の小品も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SMLP431

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    ショパン(1810-1849)
    ピアノ協奏曲 第1番・第2番[LP 2枚組] 詳細ページ
    [マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)/リッカルド・ミナージ(指揮)/ラ・シンティッラ管弦楽団/マルティン・ヘーゼルベック(指揮)/ウィーン・アカデミー管弦楽団]

    発売日:2023年11月24日

    LP 2枚組価格:7,125円(税込、送料無料)

    マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集。第1番はすでにCDで発売されていました(SM400)が、今回は初登場となる第2番も併せてLP2枚組と発売。彼女の深いショパン理解から生まれた感じられるアルバムです。 長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを歴史的な資料と手法を用いて専門的に改修した楽器でこの録音に臨みました。 この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持つ楽器です。彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリから引き継いだ指使いを取り入れています。 そして、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラ管弦楽団、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指揮するウィーン・アカデミー管弦楽団が伴奏を担当。どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3028CD

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:1,950円(税込)

    スラットキンとセントルイス響の画期的業績の一つ、ラフマニノフの管弦楽作品全集から交響曲第3番他が24bit/192kHzリマスターによる「VOX AUDIOPHILE EDITION」で復活。先にリリースされていた第2番&ヴォカリーズは『ステレオ』誌上での既発盤との比較で「最も顕著な違いはオーケストラの立体感。前後左右の広がりと距離感が正確で、ステージの奥行きも深みを増す。グロッケンシュピールのようにトゥッティで他の楽器に埋もれやすい楽器の音も鮮明に聴こえるので、管弦楽の演奏効果を熟したラフマニノフならではの工夫が伝わり、演奏に引き込む力が一気に強まる」と高評を得ました。 スラットキンは第3番を2011年にデトロイト響と再録音していますが、全3楽章を通じて演奏時間はほぼ同じで、当盤時点で解釈は熟成の域に達していたことがうかがわれます。 初出時に『レコード芸術』で「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高評価を得ました。アナログ・テイストを留めるリマスターによりリフレッシュされた名録音の魅力に浸ることが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3029CD

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    交響曲 第1番
    交響詩「ロスティスラフ公」 詳細ページ
    [レナード・スラットキン(指揮)/セントルイス交響楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD価格:1,950円(税込)

    スラットキンとセントルイス響の画期的業績の一つ、ラフマニノフの管弦楽作品全集から交響曲第1番他が24bit/192kHzリマスターによる「VOX AUDIOPHILE EDITION」で復活。先にリリースされていた第2番&ヴォカリーズは『ステレオ』誌上での既発盤との比較で「最も顕著な違いはオーケストラの立体感。前後左右の広がりと距離感が正確で、ステージの奥行きも深みを増す。グロッケンシュピールのようにトゥッティで他の楽器に埋もれやすい楽器の音も鮮明に聴こえるので、管弦楽の演奏効果を熟したラフマニノフならではの工夫が伝わり、演奏に引き込む力が一気に強まる」と高評を得ました。 この第1番は初出時に『レコード芸術』で「セントルイス響の名技を生かした明晰な表現が作られている」(小石忠男氏による演奏評)、「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高く評価されました。アナログ・テイストを留めるリマスターによりリフレッシュされた名録音の魅力に浸ることが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BELVED08071

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    ニコラウス・アーノンクール
    モーツァルト週間へのデビュー・コンサート
    交響曲 第34番・第35番
    オーボエ協奏曲、《魔笛》序曲
    詳細ページ
    [ニコラウス・アーノンクール(指揮)/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/カメラータ・ザルツブルク]

    発売日:2023年11月17日

    CD 3枚組価格:4,050円(税込、送料無料)

    モーツァルトの生地に響いた革新の音、
    アーノンクールのザルツブルク・モーツァルト週間デビュー・コンサートがCD初登場
    モーツァルトの生誕200周年にあたる1956年に生地ザルツブルクで始まった音楽祭「モーツァルト週間」は、毎年彼の誕生日(1月27日)前後にオーストリア内外から演奏家を迎えて開催されます。この3枚組のセットでは、CD1にニコラウス・アーノンクールがコンセルトヘボウ管弦楽団を率いて初登場した1980年の演奏を収録。CD2とCD3には2006年の公開リハーサルを収めています。 1980年の演奏は、アクセントの強調、時に極端と思えるテンポ設定、ダンスのステップを思わせるリズムの強調が聴かれ、抑制されたヴィブラートや、荒々しいほどに強奏される金管と打楽器といった、今では珍しくないHIPスタイル。聴衆の拍手は好意的に聞こえますが、『クーリエ』祇には「彼らはモーツァルトのメロディの自然な流れにわざわざ逆らうようなフレージングで演奏した」との批判的な評が載りました。当時はカラヤンやバーンスタインらが名声を極めており、この演奏の3日後には音楽祭にベームが登場して最後の3つの交響曲を指揮しました。後に話題となるアーノンクールとコンセルトヘボウ管の一連のモーツァルト録音はまだ世に出る前で、この演奏は当時の主流や伝統と異なる、非常に挑戦的なものとして響いたことが想像されます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85038

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    発売日:2023年11月17日

    CD 2枚組価格:2,700円(税込)

    ハイフェッツ唯一のバッハ無伴奏曲集をBiddulphが初期盤から復刻20世紀を代表する名ヴァイオリニストを多数輩出したレオポルト・アウアー門下の音源復刻に取り組むBiddulphから、ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)唯一のバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ(全曲)が登場。初期盤LPからの復刻です。 ハイフェッツは帝政ロシア時代のヴィルナ(現リトアニアの首都ヴィリニュス)に生まれ、9歳にしてアウアーの門下に迎えられました。12歳でアルトゥール・ニキシュ指揮のベルリン・フィルと共演、16歳でカーネギーホールにデビューした早熟の天才で、その卓越した技巧と音楽性を長く保ち、圧倒的な名声を築きました。 ハイフェッツによるバッハ:無伴奏ソナタ&パルティータの全曲録音はこの1952年のRCA盤が唯一。バロック舞曲の要素を取り入れた解釈が広まる遥か前の演奏なので、古楽器演奏に慣れた耳には少し違和感があるかもしれませんが、虚飾を排して1台のヴァイオリンからバッハが意図した重層的な音構造を描き出す演奏は見事で、速めのテンポながら全体を通してヴァイオリンならではの美感が損なわれていない点も魅力です。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7994

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    ベートーヴェン=リスト:
    〈交響曲全集 第3集〉
    交響曲 第5番/第2番
    (フランツ・リストによるピアノ独奏編 S464/R128) 詳細ページ
    [ガブリエレ・バルドッチ(ピアノ)]

    LISZT, F.: Beethoven Symphonies (Complete), Vol. 3 - Symphonies Nos. 2 and 5 (Baldocci)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:CDS7994

    CD価格:1,950円(税込)

    フランツ・リストは25年という長い年月をかけてベートーヴェンの交響曲をすべてピアノ独奏用に編曲しました。これらはオリジナルのスコアを忠実にピアノで再現できるように、きわめて緻密に書かれています。もちろん演奏も至難で、ピアニストは楽器から立体的な響きを紡ぎだすことが要求されます。 マルタ・アルゲリッチの信頼も厚く、幾たびも共演経験を持つイタリアのピアニスト、ガブリエレ・バルドッチがこの全曲録音に取り組んでおり、今回の第3集では第5番と第2番を演奏。しなやかな表現と見事な技巧で聴き手を魅了します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LPDCD115

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    発売日:2023年11月17日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    内戦で銃殺されたスペインの詩人ロルカを偲ぶプーランクの傑作ヴァイオリンソナタ、映画を見ているかのように描かれるグロテスクな鮮烈さ。精神を蝕まれる直前の絶頂期に書かれたシューマンのソナタ第1番。ほか、プーランクとシューマンの小品を収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100261

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    発売日:2023年11月17日

    CD価格:1,950円(税込)

    上岡敏之が2016年から首席指揮者を務めるコペンハーゲン・フィルとの初CDが登場。洒落た選曲と演奏者の劇場的センスも活きた、粋で魅力的なアルバムです。 ドイツ各地の劇場とオーケストラのポストを歴任してきた上岡にとってリヒャルト・シュトラウスは自家薬籠中のレパートリーの一つ。ここに収録されているのは、楽団の首席奏者をソリストに立てた協奏曲を2篇と、各パートにソリスティックな見せ場が多く、室内楽的なアンサンブル能力を要する組曲『町人貴族』という、楽団の規模に合わせ、その能力を活かした巧みな選曲です。 コペンハーゲン・フィルはコペンハーゲンの名所チボリ公園のホールで演奏するために、作曲家ハンス・クリスチャン・ロンビが主導して1843年に創設された楽団を起源とし、現在は65名の楽団員を擁して年間120回ほどの公演を行っています。管弦楽のレパートリーに加え、国立歌劇場や王立劇場の舞台上演でも定期的に演奏。また夏の間は創設以来の伝統でチボリ公園のホールでの演奏会も行っています(その際は「チボリ交響楽団」の別名を使用)。ホルンのカイディングは1993年から、オーボエのフォスダルは2003年から、楽団の首席奏者(ソロ奏者)を務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100265

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    発売日:2023年11月17日

    CD価格:1,950円(税込)

    2001年の結成以来、不動のメンバーで活動を続けるイギリスのサッコーニ弦楽四重奏団がウィーン古典派の大作2曲をカップリングした大胆な1枚。破格の7楽章構成で極めて独創的なベートーヴェンの第14番と、デモーニッシュな楽想に満ちたシューベルトの第14番「死と乙女」です。 選曲の理由を「20年以上弾き込んで、最も強い心の絆を感じ、私たちを情熱的にさせ、私たちの演奏で聴いて欲しいと願う曲だから」と語っています。2022/23シーズンにはベートーヴェンの第14番を照明を落とした舞台で暗譜で弾く「ベートーヴェン・イン・ザ・ダーク」というコンサートを行うほどの入れ込みよう。両曲ともコントラストの大きな演奏です。 グループ名はイタリアのヴァイオリン製作者・修復家でストラディヴァリの研究者としても名高いシモーネ・フェルナンド・サッコーニ(1895-1973)にちなんでおり、2つのヴァイオリンとヴィオラはサッコーニ作の楽器です。

  • 商品番号:ORC100270

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    2台ピアノのための
    フランス音楽集
    プーランク、ドビュッシー、ミヨー 詳細ページ
    [チャールズ・オーウェン(ピアノ)/カーチャ・アペキシェヴァ(ピアノ)]

    発売日:2023年11月17日

    CD価格:1,950円(税込)

    2人の傑出したピアニストたちが織り成す4手ピアノの芸術。チャールズ・オーウェンとカーチャ・アペキシェヴァはこれまでにもラフマニノフやストラヴィンスキー作品で、素晴らしいアンサンブルを披露しています。 今作で2人はフランスものに挑戦。ミヨーの生彩溢れる「スカラムーシュ」ではじまり、2台ピアノでも演奏されることのある「ソナタ FP8」や自身の映画音楽『アメリカ旅行』の中の曲である「シテール島への船出」をはじめとしたプーランクの多面性が発揮された5つの作品が続き、最後に置かれているのが、ラヴェル編曲のドビュッシーの「夜想曲」というラインナップです。息のあったデュオが、作品の繊細な魅力を存分に引き出しています。

  • 商品番号:RES10326

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    バード(1540-1623)
    鍵盤のための音楽集 詳細ページ
    [スティーヴン・ファー(オルガン)]

    発売日:2023年11月17日

    CD価格:2,100円(税込)

    英国の作曲家ウィリアム・バードの没後400年記念の1枚。 ケンブリッジ大学のクレア・カレッジでオルガンを学び、現在はナイツブリッジのセント・ポール教会や、オックスフォード大学のウスター・カレッジの音楽監督を務めるイギリスでも高名なオルガニスト、スティーヴン・ファーが演奏するのは、2014年にアメリカの「テイラー&ブーティ社」で製造された室内用の小さなオルガン。J.S.バッハ以前の作品にふさわしい音色です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VTS-23

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    チェロ・ソナタ&ピアノ・ソナタ 詳細ページ
    [松元 あや(ピアノ)/ゼフィラン・レイ=ベレ (チェロ)]

    発売日:2023年11月17日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    若き演奏家が奏でる、美しくも哀愁漂うラフマニノフ若きピアニスト、松元あやとチェリスト、ゼフィラン・レイ=ベレが奏でるラフマニノフの作品集。これまでも数多の名演が存在するこれらの曲を、2人は全く臆することなく、自らの歌を高らかに歌い上げています。 チェロ・ソナタでの、たっぷりとしたルバートに支えられたチェロの旋律を美しく彩るピアノの調べ。これは決して強く主張するのではなくとも余韻を残す歌い方が印象的。ヴォカリーズもまた然り。チェロとピアノの対話が心行くまで楽しめます。圧巻は松元のソロで聴く「ピアノ・ソナタ第2番」。冒頭から溢れるような激情とともに雪崩落ちるピアノの響きは耳を捉えて離すことがありません。濃厚な音楽の中にラフマニノフ特有の哀愁も漂う名演といえるでしょう。 松元あやの演奏は、楽譜から新たな価値を創造していこうというスタンスではなく、今までに積みあげられてきた演奏の歴史、すなわち聴取の歴史に立ち会って動いた「自らの琴線」の一瞬一瞬から、新たな聴衆に丁寧にはたらきかけていくような音楽だ。全体として雄大な情景や巨大な熱量を題材とした音楽であっても、松元はその熱量自体のコントラストを描こうとはしない。むしろ通常はそうした熱量に呑まれてしまいがちな宇宙の小さな気まぐれにも、ひらめきと大きな情感をもって一つ一つ対峙していこうとするスタンスが、人々の共感を呼ぶところなのではないだろうか。 (菊地 裕介 ピアニスト)

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579147

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    ブラームス(1833-1897)
    オルガン作品全集
    11のコラール前奏曲、前奏曲とフーガ 詳細ページ
    [コンスタンティン・ヴォロストノフ(オルガン)]

    BRAHMS, J.: Organ Works (Complete) (Volostnov)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:8.579147

    CD価格:1,600円(税込)

    重厚壮大な管弦楽作品に対して、ブラームスのオルガン曲は自身の感情を吐露するために書かれています。 1850年代の作品は、彼がJ.S.バッハに魅せられていた頃のもので、敬愛するクララ・シューマンの勧めによって書かれました。どれもバッハの影響が感じられる見事な作品です。 そして最晩年の1896年、彼は再びバッハに立ち返り、「11のコラール前奏曲」を書き上げました。苦しみと死を主題としたこの曲集は、晩年のブラームスにおける死生観と諦観、クララへの仄かな思いが込められた、心に染み入るような美しさを有しています。 アルバムには第5番と第10番の別ヴァージョンの演奏を収録。音色が違う第5番も興味深いですが、とりわけ第10番では曲の終わりが短調か長調かでがらりと印象が変わります。 1979年生まれ、モスクワ国立チャイコフスキー音楽院で学んだコンスタンティン・ヴォロストノフの演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660543

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    リムスキー=コルサコフ(1844-1908)
    歌劇《クリスマス・イヴ》 詳細ページ
    [ゲオルギー・ヴァシリエフ(テノール)/ユリア・ムジチェンコ(ソプラノ)/エンケレイダ・シュコーザ(メゾ・ソプラノ) 他/セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)/フランクフルト歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年11月10日

    CD 2枚組価格:2,700円(税込)

    コサックの娘オクサーナは、自分が一番美しいと思い、愛の告白をしてきたヴァクーラに「女帝の靴が欲しい」と無理難題を吹っ掛けます。一方ヴァクーラの母ソローハは魔女で、悪魔と愛し合っています。その悪魔を捕まえたヴァクーラは、「女帝の靴」を手に入れるために十字架の力で悪魔を手下にして・・・ 作家ニコライ・ゴーゴリが1832年に出版した創作民話集『ディカーニカ近郷夜話』の中の1編『クリスマス・イヴ』を原作に、リムスキー=コルサコフが独創的な和声法によるオーケストレーションを駆使して作曲。その音楽は初演当時から高く評価されたものの、舞台演出の難しさから上演される機会が少なかった作品です。こちらは先行する同キャストによる映像の音声をCDに収録したものです。 歌唱陣では主役ヴァクーラに、美声テノールのゲオルギー・ヴァシリエフ、オクサーナ役に表情豊かな新鋭ソプラノのユリア・ムジチェンコ、ソローハ役にベテラン、エンケレイダ・シュコーザ、悪魔役にアンドレイ・ポポフらを配し、日本でもおなじみの名指揮者セバスティアン・ヴァイグレ率いるフランクフルト歌劇場の合唱団、オーケストラが、リムスキー=コルサコフの豊潤な音楽を鮮やかに奏でます。

  • 商品番号:ALPHA1009

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    無伴奏チェロ組曲 第3番・第4番 詳細ページ
    [ソニア・ヴィーダー=アサートン]

    BACH, J.S.: Suites for Solo Cello Nos. 3 and 4, BWV 1009-1010 (Wieder-Atherton)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA1009

    CD価格:2,475円(税込)

    ソニア・ヴィーダー=アサートン、
    限定アナログ盤でリリースされた第1番第2番に続く無伴奏登場
    1986年のロストロポーヴィチ国際コンクール入賞以降、ソリストとしての広範な活躍を通じて古典的レパートリーでの名演はもちろん、現代作曲家たちの新作初演や伝統音楽・古楽レパートリーへの独特なアプローチ、演劇とのコラボレーションなど意欲的な活動でも注目されてきたソニア・ヴィーダー=アサートン。 RCAとNAÏVEでの数々の名盤を経て近年はフランスのALPHAで録音を続けていますが、満を持してのバッハ無伴奏組曲の録音はアルバム1作ごと2編ずつリリースするというこだわりを感じさせる丁寧な取り組み。NAÏVEで長く仕事をしてきた録音技師ピエール=アントワーヌ・シニョレと共に、フランスの古い修道院で新たに2つの組曲を収録、2020年の第1弾(組曲第1・2番/アナログ・レコード限定盤)に続く待望の第2弾の登場です。深々とした呼吸でじっくり綴られながら過剰な気負いとは全く無縁、曲本来の舞曲的性質を捉えた安定と独特なインスピレーションとが共存をみせ、聴き深めるほどに味わい深い解釈は聴き逃がせません。 「バッハの組曲を弾くと、ジャコメッティ(細身の人物像で知られる造形芸術家)の手がこねた土から人間の表情が生み出される様子を思い出す」と語るヴィーダー=アサートンは、修道院で陽が落ちるのを待ち、夜の静寂の中で録音し始めたとのこと。稀代の傑作と現代屈指の名演奏家との出会いがもたらした深い音楽体験がここに詰まっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA939

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    リコーダーとチェンバロによるソナタ編曲集 詳細ページ
    [ジュリアン・マルタン、オリヴィエ・フォルタン]

    BACH, J.S.: Sonatas, BWV 1035, BWV 527 / Lute Partita, BWV 997 (Transcriptions) (Martin, Fortin)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA939

    CD価格:2,475円(税込)

    リコーダーの静謐さと奥深さがチェンバロの精妙と出会う、独特のバッハ体験鬼才スキップ・センペを中心とした実力派集団カプリッチョ・ストラヴァガンテで、長く中核メンバーとして活躍してきたリコーダー奏者ジュリアン・マルタンとチェンバロ奏者オリヴィエ・フォルタン。彼らがバッハのさまざまな独奏曲や室内楽曲から自由に作品を選び、この2つの楽器の味わいを最大限に引き出した編曲を通じて、傑作群の思いがけない美に光を当ててゆくアルバム。 バッハが自作品をさまざまな編成のために編曲したことはよく知られていますが、教会カンタータや協奏曲などでも印象的な活躍の場を与えられていながら彼自身のオリジナルの室内楽曲がほとんど残されていないリコーダーが、バッハ自身も演奏を得意としたチェンバロの響きとのミニマムな二重奏で驚くほど自然な活躍をみせるのは、演奏者二人の豊かな演奏経験と並外れた音楽性あればこそのことでしょう。 中音域での深々とした味わい、高音域まで一貫して丁寧な粒立ちの音でのびやかに奏でられるリコーダーの傍ら、フォルタンのチェンバロも細部までキメ細かな解釈を聴かせ、両者の対照的な響きの交錯にどこまでも聴き入ってしまうプログラム。ピエール・グアン編曲のチェンバロ独奏版で聴かれる有名なシャコンヌも、ごく自然な佇まいで壮大な音世界が繰り広げられてゆくさまがたまりません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEW2307

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    ジョスカン・デ・プレ(1450/55-1521)
    モテットとシャンソン 詳細ページ
    [ジェシー・ローディン、カット・サークル]

    JOSQUIN DES PREZ: Motets and Chansons (Cut Circle, Rodin)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:MEW2307

    CD価格:2,475円(税込)

    時代の最前線をゆくカット・サークルが示す、ジョスカン芸術の精髄2003年にアメリカで結成され、北米はもちろん大西洋をまたにかけヨーロッパでも演奏活動を展開、着実に成果を挙げてきたカット・サークル。創設20周年となる2023年、ついに満を持してフランドル楽派の最重要作曲家と言っても過言ではないジョスカン・デ・プレの作品集をリリースします。 ジョスカン作品だけのアルバムは、この時代の音楽に高い適性を示してきた彼らにとっては意外にもこれが初。教会音楽ばかりに光が当たりやすいジョスカンですが、その驚くべき多声書法は俗世向けの歌、なかんずくフランス語の詩句による短い重唱歌曲(シャンソン)でも発揮されており、ここではその双方での実績を探求すべく、恋愛をテーマにした曲が多い分野であるシャンソンと教会向けのモテットを初期から晩期まで幅広く選曲。最古の楽譜史料があるジョスカン最初期の作「アヴェ・マリア」(アルバム冒頭曲)からおそらく最後の作と言われる1520年の「天にまします我らが父よ」まで、幅広い作品を通じてCD1枚でジョスカン芸術の粋を解き明かしてゆきます。 各パート1人ずつの編成ならではの見通しの利いたポリフォニー体験をさらに盛り上げるのがライナーノート。音楽学者でもある指揮者ジェシー・ローディンの音楽愛に満ちた明快な解説(英・仏・独・蘭語)に加え、多くのカラー図版で写本の実例や同時代の装飾画なども味わえ、時代の空気と共にジョスカン随一の精妙な音作りをじっくり味わえるアルバムに仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1435

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    ペンデレツキ(1933-2020)
    宗教合唱作品集 詳細ページ
    [シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮)/ラトヴィア放送合唱団]

    PENDERECKI, K.: Sacred Choral Works (Latvian Radio Choir, Kļava)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ODE1435-2

    CD価格:2,250円(税込)

    豊かな低音が支える精緻なアンサンブル、
    ラトヴィア放送合唱団によるペンデレツキ
    2023年に生誕90年を迎えたクシシュトフ・ペンデレツキ。作曲年代によって作風を変化させてきたペンデレツキですが、このアルバムに収録された宗教的作品でも、トラック3やトラック6のような前衛的な響きをまとったものから、トラック1や8-13の「ミサ・プレヴィス」のような親しみやすく美しいものまで様々な雰囲気を持つ曲を聴くことができます。 シグヴァルズ・クラーヴァが指揮するラトヴィア放送合唱団の高度なアンサンブルは、どの作風の曲にも柔軟に対応し、曇りなき響きを紡ぎだします。とりわけ大地を揺るがすかのような、深く美しい低声は聴き手の耳をとらえることでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900212

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    ハイティンク指揮/バイエルン放送交響楽団
    ブルックナー(1824-1896)
    テ・デウム
    交響曲 第8番 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団 他]

    発売日:2023年10月27日

    CD 2枚組価格:2,400円(税込)

    ハイティンクとバイエルン放送響、
    緻密で壮大なブルックナー第8番が登場
    ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、バイエルン放送収録の音源から2010年のブルックナー:テ・デウムと1993年の交響曲第8番が初CD化。緻密かつ壮大な第8番が特に聴きものです。 ハイティンクのブルックナー:テ・デウムの録音にはコンセルトヘボウ管(1966)とウィーン・フィル(1988)があり(共にPhilips/現Decca)、これが3種目。ブルックナーを得意とする指揮者でも必ずしもこの作品を録音するわけではないので、ハイティンクがこの曲に寄せる格別な思いがうかがわれます。ここでも、作品の壮大さと神秘的な美しさを遺憾なく表現した演奏を展開しています。 しかし、その後に収められた交響曲第8番は、その上をいく聴きもの。ハイティンクの同曲録音には6種があります。コンセルトヘボウ管との1969年盤は速めのテンポを基本としつつも緩急強弱を細かく操作し、後年のハイティンクを知る人が驚くようなアッチェレランドをかけるなどドラマティックな面を強調した演奏ですが、同じオケを振った1981年盤では慌てず騒がずの正攻法による堂々とした演奏が展開され、解釈が完成の域に入ったことが感じられます。そのスタイルはその後の演奏にも一貫し、1995年のウィーン・フィル盤はレコード・アカデミー賞に輝きました。 このバイエルン盤の演奏も基本的に変わりませんが、他の演奏に比べるとわずかながらテンポを落とし、すべての楽想を噛みしめて緻密に抉り出そうとするかのような緻密さを大きなスケール感の中で実現した演奏になっています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:ARIADNE5023

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    シューベルト(1797-1828)
    歌曲集『冬の旅』
    ジョン・キャロル・ケース(バリトン)生誕100年 詳細ページ
    [ジョン・キャロル・ケース(バリトン)/レイモンド・カルクラフト(ピアノ)]

    SCHUBERT, F.: Winterreise (Centenary Tribute) (Case, Calcraft)

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:ARIADNE5023

    CD価格:2,025円(税込)

    イギリスのバリトン歌手ジョン・キャロル・ケース(1923-2012)の生誕100年を記念したアルバム。 ソールズベリーで生まれ、ケンブリッジのキングス・カレッジの奨学金を獲得したケースは、優れたバリトン歌手として1950年代半ばからさまざまな音楽祭に出演、合唱を伴う作品やフィンジをはじめとした英国歌曲、サリヴァンのオペラなどを歌いました。とりわけクレンペラーが指揮したJ.S.バッハの「マタイ受難曲」での歌唱は現在でも高く評価されています。 この『冬の旅』は1973年に録音されましたが、これまで公開されることはありませんでした。今回、オスカー・トーレス、ポール・ベイリー、アンドルー・キーナーのマスタリングによって、ケースの美声があますことなく再現されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ARV016

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    ベルリオーズ(1803-1869)
    抒情的情景「エルミニー」
    「夏の夜」
    抒情的情景「クレオパトラ」 詳細ページ
    [バーバラ・ヘンドリックス、ヤン・セーデルブルム、ポリ・シンフォニエッタ]

    発売日:2023年10月27日

    CD価格:2,475円(税込)

    バーバラ・ヘンドリックス蔵出し音源のベルリオーズその50年に渡るキャリアの中でフランス歌曲はたいへん大きな位置を占めていたと語るバーバラ・ヘンドリックス。中でも「夏の夜」は重要なレパートリーの一つでしたが、今回初登場となる「エルミニー」「クレオパトラ(の死)」を含むベルリオーズ・アルバムが登場しました。25歳のベルリオーズがローマ賞へ応募し惜しくも2位となった「エルミニー」には、後に「幻想交響曲」の固定楽想へと転用される主題が聴かれます。 師のジェニー・トゥーレルへのオマージュであるというこのアルバムで、ヘンドリックスはメゾを思わせる豊かな中低音域と張りのある高音で奥行きのある歌声を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC1727

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    タリス(1505頃-1585)
    バード(1540頃-1623)
    ギボンズ(1583-1625)

    鍵盤作品集 詳細ページ
    [フリーデリケ・シュレク(チェンバロ&オルガン)]

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:OC1727

    CD価格:2,250円(税込)

    ウィリアム・バードとイギリス・ルネサンスの音楽をこよなく愛するフリーデリケ・シュレクによるバードの没後400周年記念盤。 バーゼル・スコラ・カントルムでチェンバロを学んだシュレクはこれまでにOEHMSレーベルで「バード:鍵盤作品集」(OC1724)、「時よとどまれ」 (OC1864)、「From Byrd to Byrd - バードからバードへ」(OC1702)を発表しています。 バードの没後400年を記念した当アルバムは、バードとその師タリス、バードの後輩でイギリス・バロックの鍵盤音楽に大きな貢献を成したギボンズの作品を合わせて収録しています。これらは「ヴァージナル音楽」と呼ばれますが、17世紀半ばまでのイギリスでは「ヴァージナル」は撥弦鍵盤楽器の総称で、実質的にチェンバロと同義でした。 当ディスクのチェンバロ演奏では、イギリスに大きな影響を与えたイタリア製の楽器を使っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100262

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    パッサカリア
    レスピーギ(1879-1936)
    ショスタコーヴィチ(1906-1975)

    ヴァイオリン・ソナタ集 詳細ページ
    [パヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)/マリア・メエロヴィチ(ピアノ)]

    RESPIGHI, O. / SHOSTAKOVICH, D.: Violin Sonatas (Passacaglia) (P. Berman, Meerovitch)

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:ORC100262

    CD価格:1,950円(税込)

    名ピアニスト、ラザール・ベルマンを父に持つヴァイオリニスト、パーヴェル・ベルマンのアルバム。収録されている2つのソナタは、どちらも終楽章をパッサカリアとするもので、旋律を活かしたレスピーギ、十二音の技法を取り入れたショスタコーヴィチと、作曲家によって異なる主題の発展を楽しむことができます。 ベルマンは1987年のパガニーニ・コンクールで17歳で第2位、1990年のインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールでは第1位と金メダルを獲得。彼が演奏する1702年クレモナ製のストラディヴァリウスは、かつてオイストラフが弾いていた楽器です。

  • 商品番号:ORC100266

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    発売日:2023年10月27日

    CD価格:1,950円(税込)

    ベートーヴェンの晩年の傑作「ディアベリ変奏曲」を、ベートーヴェンの生家の隣にあるベートーヴェン・ハウスの室内楽ホールで録音したアルバム。 粒の揃ったタッチと集中力溢れる演奏を披露するジョルジュ・ルボウはフランス系アメリカ人のピアニスト。国際ベートーヴェン・プロジェクトの創設者であり、これがベートーヴェン作品シリーズの初録音となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0675

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    CASCADE - カスケード
    ベートーヴェン/プロコフィエフ/シューマン:
    ピアノ作品集 詳細ページ
    [コーデリア・ウィリアムズ(ピアノ)]

    Piano Recital: Williams, Cordelia - BEETHOVEN, L. van / PROKOFIEV, S. / SCHUMANN, R. (Cascade)

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:SOMMCD0675

    CD価格:2,025円(税込)

    2006年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー・コンクールのピアノ部門で第1位を獲得、世界的に注目を浴びた英国出身のコーデリア・ウィリアムズ。これまでにSOMMレーベルからJ.S.バッハ、シューベルト、シューマンからペルトなどの作品を収録した4枚のアルバムを発表。海外の音楽誌で高く評価されました。 今回の「CASCADE=滝が落ちるように」と題されたアルバムでは、タイトル通り様々な小品が次々と現れるプログラム構成がユニーク。ベートーヴェンの「ちょっとしたもの」の意味を持つバガテル、万華鏡を見るかのようなプロコフィエフ、森で出会う情景が描かれたシューマン。どこを聴いても楽しめます。

  • 商品番号:SOMMCD0676

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    〈Handel at Home 第2集〉
    Total Eclipse
    ヘンデル(1685-1759)作品集 詳細ページ
    [ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ]

    HANDEL, G.F.: Chamber Music (Handel at Home, Vol. 2 - Total Eclipse) (London Handel Players)

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:SOMMCD0676

    CD価格:2,025円(税込)

    ヘンデルの名を冠したアンサンブル「ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ」の新アルバム。第1集(SOMMCD055)と同じく、録音の無い時代に、ヘンデル作品を家で楽しみたい・・・そんな希望を叶えたであろう編曲集です。 17世紀から18世紀にかけて活躍した出版業者ジョン・ウォルシュによる室内楽版の編曲版に加え、メンバーのフルート奏者レイチェル・ブラウンらが新たに編曲を行った『サムソン』や《ラダミスト》からのアリアや序曲を収録。《リナルド》の名アリア「泣かせてください」はウォルストンがアレンジしたチェンバロ独奏版でお楽しみいただけます。 親しみやすく楽しい1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0677

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    ピアノ・デュオによる
    ベートーヴェン交響曲全集 第4集
    詳細ページ
    [テッサ・アイス(ピアノ)/ベン・スクーマン(ピアノ)]

    BEETHOVEN, L. van: Symphonies Nos. 1 and 6 / BUSONI, F.: Duettino concertante … (Symphonies, Vol. 4) (Uys, Schoeman)

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:SOMMCD0677

    CD価格:2,025円(税込)

    全6集が予定されているフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの編曲による4手ピアノ版ベートーヴェンの交響曲全集。今回の第4集で取り上げられているのは、交響曲第1番と第6番「田園」です。 編曲をしたシャルヴェンカはポーランド系ドイツの作曲家。彼の兄ルートヴィヒ・フィリップ・シャルヴェンカも作曲家として知られています。シャルヴェンカ兄弟はツェルニーの弟子テオドール・クラクにピアノを師事しており、ここに聴く編曲にはツェルニー直系のピアニズムや、その師ベートーヴェンへの敬意もうかがわれます。 アルバムの余白にはブゾーニによるモーツァルトのピアノ協奏曲を翻案した作品も収録。原曲に華やかな声部を加えた華麗な編曲は聴きものです。 今作も南アフリカのケープタウン出身のピアニスト、テッサ・アイスと、同じく南アフリカ出身のペン・スクーマンによるピアノ・デュオ。このシャルヴェンカ編曲による交響曲全9曲の録音を行うとともに、ロンドンを中心に各地でコンサートを行い好評を得ています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3026CD

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    〈序曲と劇音楽集 2〉 詳細ページ
    [スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)/ミネソタ管弦楽団/ミネソタ・バッハ・ソサエティ]

    発売日:2023年10月27日

    CD価格:1,950円(税込)

    好評のVOX AUDIOPHILE EDITIONでスクロヴァチェフスキのベートーヴェン:序曲と劇音楽集が完結。VoxBoxレーベルからSVBX 5156としてリリースされたLP3枚組全17曲が先にリリースされたVOXNX3017CDと合わせて揃いました。 1970年代末ともなるとアナログの録音も成熟期。堅固な造形と力強い推進力によるスクロヴァチェフスキ&ミネソタ管の演奏とサウンドがベートーヴェンの音楽にベストマッチしています。ブックレットには初出時の曲目解説が転載され、初出LPのジャケット写真がカラーで載っています。 尚、トラック4-7はDennis Ronneyのプロデュース、ミネアポリスのSound 80 Studiosの制作です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:WHR087

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ・ソナタ
    第14番「月光」
    第17番「テンペスト」
    第21番「ワルトシュタイン」 詳細ページ
    [ジュリアン・ジェイコブソン]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Sonatas No. 14, "Moonlight", 17, "Tempest" and 21, "Waldstein" / 11 Bagatelles: No. 5 (J. Jacobson)

    発売日:2023年10月27日 NMLアルバム番号:WHR087

    CD価格:2,100円(税込)

    強い影響力を持つコンポーザー・ピアニスト、ジュリアン・ジェイコブソンによるベートーヴェンの有名なソナタ3曲を収録したアルバム。彼はベートーヴェン「マラソン」でも知られており、2022年11月にも自身の75歳を記念し、32曲のソナタ全曲を暗譜で弾き切っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:WHR088

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    発売日:2023年10月27日

    CD価格:2,175円(税込)

    英国王立音楽院でチェロを学び、アメリカやニュージーランドで室内楽の活動の後バロック・チェロを志したというリンデン・クランハム。エンシェント室内管弦楽団などで活躍し、イングリッシュ・バロック・ソロイスツの一員としてガーディナーの「バッハ・カンタータ巡礼」のプロジェクトにも参加した彼女による無伴奏第2弾。 第1弾の録音は、ウエスト・サセックスで彼女が見つけた響きの美しい教会が、パンデミックの影響で多くの集会が中止になったために実現したものでしたが、人々の活動が日常に戻ることで皮肉なことにスケジュール確保が困難になる中、忍耐をもって全集録音を完成させることが出来ました。1750年頃ドイツ製の名器の音色が楽しめます。 また第6番では、アイルランド出身で現在はイギリスのケントに工房を持つヴィオラ・ダ・ガンバ製作者シェム・マッケイが、彼女のために製作した5弦チェロを使用しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A555

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    発売日:2023年10月20日

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    大ヴェテラン続々!
    イタリア随一の古楽器合奏団が贈る鮮烈なバッハ名演がBOX化
    1989年、古楽器演奏の先進国オランダや英国で研鑽を積んだ気鋭イタリア人奏者たちが故郷で結成した古楽器アンサンブルのゼフィーロは、徐々にさまざまな名手と信頼関係を重ね、やがてゼフィーロ・バロック・オーケストラ名義で大規模な作品の演奏にも乗り出し、丁寧な作品解釈と地中海的パッションを宿した演奏の瑞々しさで世界中から喝采を浴びてきました。21世紀に同国のレーベルとして再出発したARCANAでも広範なレパートリーの録音を続け、バロック秘曲群のみならず王道レパートリーでも群を抜く解釈で話題を呼んでいます。 今回は2017~18年に相次いでリリースされ、古楽器の味わいを活かしながら安定感を失わず鮮烈な演奏に仕上げたことで注目されたバッハの傑作管弦楽作品群が待望のBOX化! フランス宮廷音楽の流儀を意識した低いピッチが独特の味わいをもたらす『ブランデンブルク協奏曲集』、ゼフィーロならではの緊密なアンサンブルを活かしつつもダイナミックな音響対比が痛快な管弦楽組曲群や教会カンタータから復元された序曲楽章、いずれも作品像をみずみずしく問い直す名演の連続です。 リコーダーのオーバーリンガーやカヴァサンティ、チェンバロのコルティ、トランペットのカッソーネなど圧巻のテクニックで存在感を発揮するソリストたちにもはっとさせられること必至。古楽器演奏世界の進展と深まりを強く実感できるバッハ解釈と言ってよいでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1002

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    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:ALPHA1002

    CD価格:2,475円(税込)

    ドヴォルザークとシューベルトの一連の録音が好評を博しているブッシュ三重奏団による、ラヴェルとショスタコーヴィチ。対照的とも言える2人の作曲家が生み出したこれらの作品は、自身のルーツであるバスク地方の舞曲などにインパイアされたラヴェル、友人イワン・ソレルチンスキーの追悼のために書かれたショスタコーヴィチと、曲の成り立ちも性格的にも違っていながら、いずれも第3楽章にパッサカリアが採用されており、さらにそれぞれ第一次、第二次の世界大戦が影を落としているという共通点を持っています。 どちらも聴衆の心を深く揺さぶる力を持つこれらの作品を、ブッシュ三重奏団はごく自然な流れで一枚のアルバムに収めました。彼ららしい瑞々しい表情で陰りも深く刻み、それぞれの特色を明確にしながら、これらの作品の新しい側面を開くことにも成功しています。

  • 商品番号:ALPHA918

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第14番 「死者の歌」
    5つの断章 詳細ページ
    [ミッコ・フランク、アスミク・グリゴリアン、マティアス・ゲルネ、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 14 / 5 Fragments (Radio France Philharmonic, M. Franck)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:ALPHA918

    CD価格:2,475円(税込)

    ゲルネとフランクによるショスタコーヴィチ第1弾、
    グリゴリアン参加の「死者の歌」
    ドイツの実力派バリトン、マティアス・ゲルネと、ミッコ・フランク指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団が、ショスタコーヴィチが残したバスと管弦楽のための作品のリリースを開始。 第1弾の交響曲第14番には今世界で最も注目されているソプラノの一人、2022年にはヤナーチェク《イェヌーファ》でレコード・アカデミー賞ビデオ・ディスク部門を受賞し、ノット指揮東京交響楽団による《サロメ》で成功を収めたのも記憶に新しい、アスミク・グリゴリアンが参加しています。深みのある声で低音域も美しく響かせるゲルネと、豊かな声量と艶を持つグリゴリアン、2人の表情が死について歌われたこの作品に奥行きを生み、フランクによるオーケストラの繊細なコントロールと相まって、濃厚な陰影を感じさせる秀演となっています。 今後は交響曲第13番「バビ・ヤール」と、「ミケランジェロの詩による組曲」のリリースを予定。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA997

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    ピアノ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.28(オリジナル版)
    前奏曲集 Op.32 より 詳細ページ
    [ルーカス・ゲニューシャス]

    RACHMANINOV, S.: Piano Sonata No. 1 / 13 Preludes, Op. 32 (excerpts) (Geniušas)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:ALPHA997

    CD価格:2,475円(税込)

    ゲニューシャスが作曲家自身のピアノで明らかにする、ソナタ第1番が生まれたときの姿!ショパン・コンクール、チャイコフスキー・コンクールなどで輝かしい受賞歴を誇るルーカス・ゲニューシャス。アスミク・グリゴリアンとの共演によるラフマニノフに続くALPHA第2弾は、やはりラフマニノフによるピアノ・ソナタ第1番。しかもゲニューシャス自身がロシア国立音楽博物館にコンタクトを取り、そこに保管されているオリジナルの手稿譜を使っての初録音が実現しました。 難曲として知られるこの作品ですが、1907年にドレスデンで作曲されるも周囲に受け入れられず、翌年初演を行うピアニスト、コンスタンティン・イグムノフらの提案で大幅なカットが施されています。しかしモスクワに保管されている未出版の手稿譜には元の形が完全に残されており、それは現在演奏されるものより100小節以上も長く、特に第1楽章後半、第3楽章の中盤以降に大きな違いが聴かれ、難易度はさらに上がっています。ゲニューシャスはこの作品に「圧倒的な力強さと壮大さはピアノ協奏曲第3番に並ぶ」と惚れ込んでおり、持ち前の技術力と強靭な表現力でその魅力を最大限に引き出しました。 今回はさらに、スイスのルツェルン湖畔に残るラフマニノフの別荘に於いて、彼の60歳の記念にスタインウェイが贈った楽器を使って録音。生誕150年没後80年となる2023年にふさわしい、記念すべき一枚となりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AN29026

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第20番・第23番 詳細ページ
    [シャルル・リシャール=アムラン、ジョナサン・コーエン、レ・ヴィオロン・デュ・ロワ]

    発売日:2023年10月20日

    CD価格:2,475円(税込)

    リシャール=アムラン&コーエンによるモーツァルト第2弾シャルル・リシャール=アムランとジョナサン・コーエン率いるケベックの室内管弦楽団レ・ヴィオロン・デュ・ロワとのモーツァルトの協奏曲。2020年にリリースされた第22番、第24番に続く第2弾が登場です。 第20番冒頭の管弦楽から気合十分で、バロック・オペラを得意とするコーエンの面目躍如といったところ。リシャール=アムランはここにすっと入ったかと思うと、豊かなフレーズ感で音楽をごく自然にリードしていきます。 第20番のカデンツァは自作で、第1楽章では二重フーガ風に始まり劇的な展開を聴かせ、第3楽章では色彩感豊かに鮮やかな技巧を散りばめ、その多才ぶりを発揮しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7962

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    発売日:2023年10月20日

    CD 2枚組価格:2,100円(税込)

    長年にわたりピアノ独奏曲を作曲していたシューマンが、室内楽のジャンルに取り組み始めたのは30代になってからのこと。とりわけピアノ三重奏曲はドレスデンに移って以降の円熟期に書かれています。 第1番は1847年、妻クララの誕生日を祝して書かれたもので、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番から影響を受けたシューマンらしいロマンティシズムに溢れた作品。 その直後に着手され同年10月に完成した第2番は、第1番とは対照的な性格を持つ、明るく生き生きとした内容の曲。クララもこの曲を愛奏したと言われています。 第3番は1851年の作品。試演を行ったクララが「情熱的で創意に満ちている」と評しています。 幻想小曲集 作品88は1842年に作曲されたものの、シューマン自身は仕上がりに満足せず、何度も改訂を繰り返し、ようやく1850年に出版された、4つの小品からなる作品。シューマンらしい情感に満ちた曲集です。 演奏はイタリアのアンサンブル「エス・トリオ」。2005年にデビューし、世界中の音楽祭やホールで演奏、女性作曲家の作品を積極的に取り上げる他、演劇やジャズ・アーティストなどとコラボレーションを行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8005

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    幻想曲
    カプリス/変奏曲 詳細ページ
    [イ・シヒャン(ピアノ)]

    MENDELSSOHN, Felix: Fantasies, Caprices, Variations (Shihyun Lee)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:CDS8005

    CD価格:1,950円(税込)

    2018年にベルリンで開催された「フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ国際コンクール」で第1位と最優秀解釈賞に輝いたイ・シヒャンのメンデルスゾーン・アルバム。 代表作の一つ「厳格な変奏曲」をはじめ、イギリスとの関連の深い「夏の名残のバラ」による幻想曲、自らが“スコットランド風ソナタ”と呼んだ「幻想曲 嬰ヘ短調」や、のどかなウェールズの雰囲気が織り込まれた「3つの幻想曲あるいはカプリス」を収録しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DBCD210

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    Scotland
    スコットランドにちなんだ音楽 詳細ページ
    [サイモン・クロフォード=フィリップス(指揮)/ヴェステロース・シンフォニエッタ]

    MENDELSSOHN, Felix: Symphony No. 3 / GRIME, H.: Elegiac Inflections / MAXWELL DAVIES, P.: Strathclyde Concerto No. 10 (Scotland) (Crawford-Phillips)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:dBCD210

    CD価格:2,250円(税込)

    スコットランドに因んだ3つの作品を紹介するアルバム。 メンデルスゾーンの交響曲第3番は、タイトルに「スコットランド」とあるように、彼が同地を旅行していた際に構想されたもの。ヘレン・グライムはスコットランド生まれの現代作曲家。2016年からウィグモア・ホールのコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど活躍しています。 マクスウェル=デイヴィスの「ストラスクライド協奏曲」はスコットランド室内管弦楽団のために書かれた10曲からなる協奏曲の中の最後の曲。なかでも、各奏者たちの妙技が生かされた快活な終楽章が聴きどころです。

  • 商品番号:FUG822

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    バルトーク(1881-1945)
    舞踏組曲
    ヒルボリ(1954-)
    孔雀物語 ミレニアム
    ドビュッシー(1862-1918)
    詳細ページ
    [ダンカン・ウォード、ヴァレンティン・ミショー、南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団]

    BARTÓK, B.: Dance Suite / HILLBORG, A.: Clarinet Concerto, "Peacock Tales" (Millenium version) / DEBUSSY, C.: La mer (Michaud, Philzuid, Ward)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:FUG822

    CD価格:2,475円(税込)

    南オランダ・フィル5枚目のアルバムは、首席指揮者ダンカン・ウォードとのバルトークとドビュッシーの人気作品。色彩感豊かな演奏が魅力です。 ヒルボリの孔雀物語は元々クラリネット協奏曲として書かれたもので、ここでのソリスト、ヴァレンティン・ミショーの依頼でソプラノ・サクソフォンと管弦楽のために再構成されたもの。様々な実験的音響と超絶技巧を聴くことが出来ます。

  • 商品番号:GRAM99283

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第1番 ハ短調 WAB 101 ウィーン稿(1891) 詳細ページ
    [レミ・バロー(指揮)/聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 1 (1891 Vienna revision, ed. G. Brosche) (Altomonte Orchester St. Florian, Ballot)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:Gramola99283

    SACD-Hybrid価格:2,550円(税込)

    リンツ大聖堂のオルガニストとして働いていたブルックナーが、オルガン演奏と並行して1865年から作曲を開始、翌年に完成、1868年に初演された「交響曲第1番」。彼は初演後に幾度かの改訂を行っていますが、交響曲第8番完成・改訂後の1890年から1891年にかけて大規模な改訂を行いました。これは初期の作品をもう一度演奏したいという指揮者ハンス・リヒターの要請によるものとされ、この稿の初演は1891年12月13日にリヒターが指揮するウィーン・フィルハーモニーが行っています。番号こそ「第1番」であるものの、改訂されたのが晩年であることもあり、同じ主題を持ちながらも曲の様式は1877年改訂のいわゆる「リンツ稿」とは随分変化しており、洗練された作風から生まれた響きは朴訥さよりも濃厚なものになっています。 聖フローリアン修道院教会の長く美しい残響を活かしたテンポ設定による雄大な演奏を高音質で存分にお楽しみいただけます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99301

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    In a Magic Hour - マジックのレッスンで
    フルート作品集 詳細ページ
    [サビエル・ラック(フルート)/ダニエル・リントン=フランス(ピアノ)]

    Flute and Piano Recital: Luck, Xavier / Linton-France, Daniel - KUHLAU, F. / LINDON-FRANCE, D. / SCHUBERT, F. (In einer Zauberstunde)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:Gramola99301

    CD価格:2,325円(税込)

    オーストラリア出身のフルート奏者サビエル・ラックと彼の友人でピアニスト、ダニエル・リントン=フランスによる「マジックのレッスンで」と題されたアルバム。歌曲や歌劇の旋律からインスピレーションを受けた作品が選ばれており、その中心となるのはシューベルトの「しぼめる花の主題による変奏曲」です。 リントン=フランスの作品はどちらも世界初録音で、なかでも「マジックのレッスンで」はモーツァルトの《魔笛》のフレーズが用いられた技巧的な作品です。またディアベリがフルート用に編曲したシューベルトの「小川の子守歌」も世界初録音。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-361

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    メル・ボニス(1858-1937)
    〈ピアノ曲全集 第1集〉 詳細ページ
    [チェン・メンイイ(ピアノ)]

    BONIS, M.: Solo Piano Music (Complete), Vol. 1 (Mengyiyi Chen)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:TOCC0361

    CD価格:1,950円(税込)

    フランスのブルジョワジーの家庭に生まれたメラニー・ボニス。ピアノを独学で練習するなど幼い頃に楽才を示しましたが、その才能には無関心だった彼女の両親を説得したのは、パリ音楽院でコルネットを教えていたアンリ・モリーでした。 彼女は12歳頃から音楽を学び、やがてモリーの紹介でセザール・フランクに師事。彼の勧めでパリ音楽院に入学します。ピエルネやドビュッシー、ショーソンが在籍していた音楽院で彼女は和声楽と作曲を学びましたが、当時のフランスでは女性が作曲をすることは推奨されておらず、彼女はメラニーではなく、男性名の「メル・ボニス」で作品を発表。波乱万丈の生涯を送りながら、数多くのピアノ曲や室内楽作品を作曲・出版しました。 彼女の作品は初期には師フランクの影響が感じられるものの、やがて印象主義へと変遷していき、同時代のドビュッシーを思わせる美しく幻想的な雰囲気を持っています。そのほとんどはサロン風の小品であり、このアルバムに収録された世界初録音となる「子供時代の情景」は、彼女の母親としての優しい視点も感じさせます。 演奏は1993年武漢生まれのチェン・メンイイ。地元の音楽院で学び、マンハッタン音楽学校で更なる研鑽を積んだ実力派です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-703

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    ルクス(1820-1895)
    〈オルガン作品集 第2集〉 詳細ページ
    [ヤン・レヘトラ(オルガン)/ペトリ・コムライネン(ホルン)]

    LUX, F.: Organ Works, Vol. 2 (Komulainen, Lehtola)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:TOCC0703

    CD価格:1,950円(税込)

    19世紀ドイツの作曲家フリードリヒ・ルクスのオルガン作品。作曲家の父の下に生まれ初期の音楽教育を受けたのち、17歳の頃からオルガニストとして活躍、その後デッサウでフリードリヒ・シュナイダーに師事、1841年から1850年までデッサウ宮廷歌劇場の音楽監督を務めました。その後、1851年から1857年まではマインツで合唱指揮者、オルガニストとして活躍しながらいくつかの歌劇を作曲した他、数多くのピアノやオルガン曲を書いています。 彼のオルガン作品を紹介するシリーズ第2集では、ヘンデル、ハイドンからワーグナー作品のオルガン編曲を中心に、オルガン曲のジャンルでは珍しい「無言歌」や、自然を巧みに描写した「田園幻想曲」などのオリジナル曲を収録。優れたオルガニストであったルクスの技量を窺うことができます。 演奏は北欧の作曲家を中心に知られざる作品を発掘、紹介するオルガニスト、ヤン・レヘトラです。

  • 商品番号:8.574050

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    ペンデレツキ(1933-2020)
    交響曲 第6番 「中国の歌」
    トランペット・コンチェルティーノ 詳細ページ
    [ダヴィド・ゲリエ(トランペット)/アレクサンドラ・クルス(ヴァイオリン)/ヤロスラフ・ブレンク(バス・バリトン)/チェ・ハヨン(チェロ)/シン・シャオリン(二胡)/アントニ・ヴィト(指揮)/ノールショピング交響楽団]

    PENDERECKI, K.:Symphony No. 6, "Chinese Songs" / Trumpet Concertino / Concerto doppio (Brek, Hsiao Ling Hsin, Guerrier, Kuls, Hayoung Choi, A. Wit)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:8.574050

    CD価格:1,600円(税込)

    ペンデレツキの交響曲第6番は、バス・バリトンと小オーケストラのための作品。ハンス・ベトゲがドイツ語に翻案した「中国の詩」を用いた8楽章で構成されており、要所要所に二胡のソロが挿入されています。第6番と附番されていますが、長い間スケッチのみが知られていたものを、第8交響曲『はかなさの歌』を完成させた後の2008年再度とりあげ、およそ9年の歳月をかけて完成させた、実質ペンデレツキ“最後の交響曲”となります。ベトゲの詩から想起するのはマーラーの「大地の歌」ですが、この交響曲はまさにマーラー風の響きを持つ後期ロマン派の作風に倣ったもの。哀愁を帯びた旋律が耳に残ります。 2012年のヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲(この演奏はチェロとヴァイオリン)と2015年のトランペット協奏曲は新古典派風の活発な作品。トランペット協奏曲でソロを吹くダヴィド・ゲリエは2003年ミュンヘン国際コンクール・トランペット部門で1位受賞。2004~2009年フランス国立管弦楽団、2009~2010年ルクセンブルク・フィルのソロ・ホルン奏者を務めたトランペットとホルン二刀流の名手。ここでは超絶技巧を駆使した素晴らしいトランペットを披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574165

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    シューベルト(1797-1828)
    ピアノのための舞曲集 詳細ページ
    [ディディエ・カストル=ジャコマン(ピアノ)]

    SCHUBERT, F.: Waltzes and Écossaises (Castell-Jacomin)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:8.574165

    CD価格:1,600円(税込)

    生粋のウィーンっ子だったシューベルト。社交界の付き合いとして、ウィーンにオープンした数多くのサロンや、彼の仲間たちの集い「シューベルティアーデ」のために多くの舞曲を作曲しました。これらは大評判となり、若きシューベルトは楽譜の出版と販売の機会を得ることができました。どれも小さいながら、ウィットに富んだメロディとハーモニーを持ち、時にはスイスのヨーデルの模倣さえも聴かれる、湧き上がるような自然な楽想に満ちています。 また『12のエコセーズ』 D 299はリンツに住み、彼と生涯にわたる友情を結んだヨーゼフ・フォン・シュパウンの妹マリーに献呈されており、ウィーン市以外で演奏されたシューベルトの初めての曲とされています。自筆譜は一部のみが現存するだけですが、ここでは、初版と筆写譜に基づいた1982年のヘンレ版を用いて演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660529

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    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アシスとガラテア》 詳細ページ
    [ジャン=フランソワ・ロンバール(テノール)/エレナ・ハルシャーニ(ソプラノ)/ヴァレーリア・ラ・グロッタ(ソプラノ) 他/フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団]

    LULLY, J.-B.: Acis et Galatée [Opera] (J.-F. Lombard, E. Harsányi, L. De Donato, Fiorentino Maggio Musicale Chorus and Orchestra, Sardelli)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:8.660529-30

    CD 2枚組価格:2,500円(税込)

    フランス・バロックの作曲家、ジャン=バティスト・リュリが不慮の事故による病で他界する前年、1686年に貴族の祝宴のために作曲し、作曲家最後の完成したオペラとなった牧歌劇《アシスとガラテア》。ルイ14世の王太子ルイ・ド・フランスがアネット城を訪問した際、彼をもてなすために書かれた作品で、フランス風序曲で荘重に始まり、数々の歌唱とバレ(舞踊)が繰り広げられ、華々しいパッサカリアで締めくくられるというリュリならではの秀作です。 ガラテア役にはエレナ・ハルシャーニ、アシス役にはジャン=フランソワ・ロンバールと優れた若手歌手を起用、フィレンツェ五月音楽祭オーケストラがピリオド楽器に持ち替え、活気と古雅な味わいに満ちた演奏を繰り広げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5512

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    レーガー(1873-1916)
    レクイエム
    マーラー(1860-1911)
    さすらう若人の歌/リュッケルト歌曲集
    管弦楽伴奏歌曲 詳細ページ
    [アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)/トビアス・ベルント(バリトン)/クリストフ・シュペリング(指揮)/コルス・ムジクス・ケルン(合唱)/ダス・ノイエ・オルケスター(ピリオド楽器アンサンブル)]

    REGER, M.: Requiem / An die Hoffnung / MAHLER, G.: Orchestral Lieder (Vondung, Berndt, Chorus Musicus Köln, Das Neue Orchester, Spering)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:C5512

    CD価格:2,250円(税込)

    レーガーとマーラーの管弦楽伴奏歌曲をピリオド楽器の演奏で!2023年に生誕150年を迎えたマックス・レーガーの管弦楽伴奏歌曲と、ほぼ同時代を生きたグスタフ・マーラーの歌曲を並べた1枚。ロマン派音楽にピリオド奏法で取り組む第一人者シュペリングの指揮に注目です。 レーガーが死の前年に作曲した「レクイエム」は戦争の犠牲になったドイツ兵に捧げたもので、メゾ・ソプラノ独唱と合唱を交えた大編成で書かれており、民謡風の親しみやすい旋律を用いたマーラー作品に比べると、その複雑な書法が際立っています。レクイエムでソロを歌うのは、ドイツ生まれのアンケ・フォンドゥング。ミュンヘン国際音楽コンクールなどで入賞し、 ヨーロッパを中心に活躍、ドラマティックで真摯な歌唱で魅了します。バリトンはフィッシャー=ディースカウにも 師事したドイツの歌手トビアス・ベルント。やはり数々のコンクールで入賞を飾り、高く評価されています。 クリストフ・シュペリングが1988年に創設したダス・ノイエ・オルケスターは、19世紀のロマン派音楽をレパートリーの中心に据えたピリオド楽器オーケストラとしてはドイツで最初のものでした。最近はバッハのカンタータにまでレパートリーを広げていますが、当盤のレパートリーは彼らにとって本領発揮。曲により10型または12型となるオーケストラと57名の合唱団が醸しだすサウンドは、濁ることなく厚みを生み出し、繊細微妙なハーモニーの移り変わりを見事に伝えてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CCSBOX7723

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    ピアノ協奏曲 全集
    前奏曲集/ユース・シンフォニー[3枚組 BOX] 詳細ページ
    [アンナ・フェドロヴァ、モデスタス・ピトレナス、ザンクト・ガレン交響楽団]

    発売日:2023年10月13日

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    2023年は生誕150年没後80年、フェドロヴァによるラフマニノフがBOX化!ウクライナのキーウ出身、2009年のルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの優勝を始め、オランダを中心に世界的に活躍し数度の来日公演でも素晴らしい演奏を聴かせているアンナ・フェドロヴァ。彼女が完成させたラフマニノフのピアノ協奏曲全集がBOXで登場します。 フェドロヴァのラフマニノフといえば、YouTubeにアップされている2013年9月アムステルダム・コンセルトヘボウでの協奏曲第2番のライヴ映像が、10年間で4000万回近く再生されているというから驚きです。今回の一連の録音では比較的ゆったりとしたテンポを取っており、表情をダイナミックに付けていくピアノと大きくうねるようなオーケストラとの絡みが、作品の持つ叙情性と力強さを十二分に引き出しています。 2023年現在、ロシアの侵攻による母国の現状に深く心を痛めるフェドロヴァは「今は多くの人がロシア音楽の演奏を控えようとしていますが、ラフマニノフを演奏することは私にとって重要なのです。それはその音楽が美しさと力強さ、感動に満ちたものであるとともに、彼自身がロシアという国家に圧力を受けた被害者であったからです」と語ります。 セット化にあたり組替えが行われており、第1番からパガニーニ狂詩曲までが作曲順に収められているのも嬉しいところ。組み合わせて収録されていた前奏曲と「ユース・シンフォニー」も収録されておりますが、第3番と一緒に収録されていたシルヴェストロフの「使者」は、今回収録されておりません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21111

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    ショパン(1810-1849)
    バラードと夜想曲集 詳細ページ
    [ジョナサン・フィリップス(ピアノ)]

    CHOPIN, F.: Ballades Nos. 1-4 / Nocturnes Nos. 2, 4, 9, 15, 17 (J. Phillips)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:DDX21111

    CD価格:2,250円(税込)

    タイムズ誌で「真のクォリティと技巧を備えた音楽家」と称賛された英国のピアニスト、ジョナサン・フィリップス。前作「Tranquillity」(DDX-21102)では編曲版を含むJ.S.バッハ作品を演奏。その格調高い演奏で聴き手を魅了しました。 今作はショパンのバラード全曲と夜想曲を選んで演奏。全ての曲を2つのテイクだけで収録して編集を極力避け、ライヴのような一貫した流れを保とうとしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:S100467

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    発売日:2023年10月13日

    LP 3枚組原盤解説日本語訳を添付価格:9,000円(税込、送料無料)

    バイエルン国立管弦楽団創立500周年記念!
    カルロス・クライバーが指揮したベートーヴェン交響曲のライヴ録音のLPが復活!
    「ここでカルロス火を吹いた」のキャッチコピーと共にLP末期にORFEOから登場したクライバーのベートーヴェン第4番は大きな話題となりました。当時、クラシック音楽通の間でベートーヴェンの交響曲第4番は、シューマンの言葉を引用して「北欧神話の二人の巨人(第3番と第5番)にはさまれたギリシャの乙女」のイメージで語られることが多かったのですが、クライバーが聴かせた第4番の演奏は強烈な推進力とはち切れんばかりの躍動感で息もつかせぬ演奏となっていて、曲のイメージを一新してしまうほどの力がありました。また、クライバーの指揮に同化して渾身の演奏を展開するバイエルン国立管弦楽団も強烈な印象を残しました。その後、同じ日の音源から第7番がリリースされ、更に別の日に収録された第6番も登場し、いずれもロングセラーとなっています。 ORFEOでは、2023年がバイエルン国立管弦楽団の500周年にあたることから、2015年にLPのセットでリリースした際のマスターを使って再生産。広瀬大介氏による原盤解説日本語訳を添付してお届けいたします。 ※輸入盤につき、外装に多少のへこみやこすれ、盤面にも若干のスレ傷などがある場合があります。再生に支障のない場合は交換の対象外とさせていただきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19138CD

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    リムスキー=コルサコフ(1844-1908)
    シェエラザード
    リャードフ(1855-1914)
    魔法にかけられた湖 詳細ページ
    [ナタリー・チー(ヴァイオリン)/ドミートリー・キタエンコ(指揮)/シュトゥットガルト放送交響楽団]

    RIMSKY-KORSAKOV, N.A.: Scheherazade / LIADOV, A.K.: The Enchanted Lake (Stuttgart Radio Symphony, Kitayenko)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:SWR19138CD

    CD価格:2,175円(税込)

    ドミトリー・キタエンコは1940年にレニングラード(現サンクトペテルブルク)に生まれました。同地で学んだ後、モスクワでレオ・ギンズブルグに、ウィーンでハンス・スワロフスキーに師事。1969年、第1回ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮者コンクールで第2位に入賞して国際的なキャリアをスタートし、1990年に西側に出た後はフランクフルト放送交響楽団の首席指揮者をはじめ要職を歴任しましたが、中でもケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と録音したチャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの交響曲全集は高く評価されています。 ここに聴くシュトゥットガルト放送響との録音でも、持ち前の重厚な音楽作りは健在。色彩感と躍動感に溢れる音楽を引き出しています。

  • 商品番号:SWR19140CD

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    グリーグ(1843-1907)
    ピアノ協奏曲
    シューベルト(1797-1828)
    さすらい人幻想曲 詳細ページ
    [オレグ・マイセンベルク(ピアノ)]

    GRIEG, E.: Piano Concerto / SCHUBERT, F.: Wanderer Fantasy (Maisenberg, SWR Symphony Orchestra, Baden-Baden and Freiburg, A. Fischer)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:SWR19140CD

    CD価格:2,175円(税込)

    オレグ・マイセンベルクは、ソ連時代の1945年にオデッサ(現ウクライナのオデーサ)に生まれ、モスクワのグ ネーシン音楽学校で学びました。1967年ウィーンで開催された国際シューベルト・コンクールで第2位、同年同地で行われた「20世紀の音楽」コンクールに優勝。ソ連国内で活躍した後、1981年にウィーンに移住しました。それ以降はソリストのみならず、特に室内楽や歌曲のピアニストとして一流演奏家たちの信頼を得て活躍しました。そのためか、マイセンベルクにはソロの録音が非常に少なく、 シューベルトの「さすらい人幻想曲」には1982年のORFEO盤があるものの、グリーグのピアノ協奏曲は正規盤初出レパートリーとなります。 また21世紀に入ってからの録音も非常に少ないので、この2004年のグリーグはその点でも貴重。ソリストとしてのマイセンベルクの芸術を伝える重要なリリースです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555585

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    オッフェンバック(1819-1880)
    喜歌劇《ヴァイオリン弾き》
    喜歌劇《66》 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ブエンディア(ソプラノ)/ピエール=アントワーヌ・ショミアン(テノール)/アルマンド・ノゲラ(バリトン)/ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)/ケルン・アカデミー(古楽アンサンブル)]

    発売日:2023年10月06日

    CD価格:2,475円(税込)

    1855年、ジャック・オッフェンバックがパリに設立したオペラ・ブフとオペレッタの公演のための劇場ブフ・パリジャン座。劇場は収容300人ほどの小さいものでしたが、パリ万国博覧会の正面入り口の真向かいにあり、多くの人々が訪れたため、オッフェンバックにも多大な成功をもたらしました。 この年の夏に初演されたのが《ヴァイオリン弾き》(副題《ブルターニュの伝説》)でした。この作品で主役を歌ったホルテンス・シュナイダーは素晴らしい演技で観客を魅了し大人気となりました。 その翌年の1856年7月31日には同じく1幕物の《66》が初演され大成功。こちらも《ヴァイオリン弾き》と同じく登場人物は3人のみ。小さい規模ながらもチロルの民俗音楽が効果的に用いられた、ちょっぴり皮肉の効いた楽しい作品です。ちなみにタイトルの「66」とは主人公のフランツが購入した宝くじの番号のこと。 ケルン・アカデミーによるこの演奏は、19世紀の楽器を用いピリオド奏法によって行われたもので、初演時の雰囲気が良く伝わります。3人の歌手の巧みな歌唱も魅力的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900211

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    ワーグナー(1813-1883)
    楽劇《ジークフリート》 詳細ページ
    [サイモン・オニール(テノール)/ピーター・ホーレ(テノール)/ミヒャエル・フォッレ(バリトン)/アニャ・カンペ(ソプラノ)/サイモン・ラトル(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    WAGNER, R.: Ring des Nibelungen (Der): Siegfried [Opera] (O'Neill, Hoare, Volle, Nigl, Selig, Kampe, Bavarian Radio Symphony, Rattle)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:900211

    CD 3枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    ラトルとバイエルン放送響の新時代開始を告げる《ジークフリート》!任期中に急逝したマリス・ヤンソンスの後を受けて、2023/24シーズンからバイエルン放送響の第6代首席指揮者に着任するサイモン・ラトル。その新シーズン幕開けに合わせてリリースされるのがこの《ジークフリート》です。このコンビが2015年から進めてきた《ニーベルングの指環》演奏会形式上演のライヴ録音の第3作で、今回も実力のある歌手陣と世界最高峰の機能性を誇るオーケストラの妙技で聴きどころがいっぱいです。 《指環》の中では少数の歌手で演じられる《ジークフリート》。それだけに歌手たちの表現力とアンサンブルの妙が成功のカギとなります。 ここでは題名役ジークフリートを現代最高峰のワーグナー歌手の一人サイモン・オニールが歌い、ミーメには現代オペラを中心に演技力のある歌唱で人気を博すピーター・ホーレ、さすらい人には《ラインの黄金》でヴォータンを歌ったベテランのミヒャエル・フォッレ、ブリュンヒルデには人気と実力を兼ね備えたアニャ・カンペと、それぞれの役柄に合った歌手たちが登場します。森の小鳥役のダナエ・コントラの清冽な歌唱も注目です。 前2作ではヘルクレスザールが会場でしたが、今回の会場「イザールフィルハーモニー・イン・ガスタイクHP8」はより大きく、豊田泰久と彼の事務所「永田音響」が手掛けた音響設計の妙と相まって、更なる空間の広がりを感じられる録音となりました。 「《ジークフリート》には、ワーグナーが書いた音楽の中でも最もドラマティックで色彩豊かで魅惑的な音楽があります」というラトルの言葉通り、バイエルン放送響の精妙な音色、精緻なソロ、スケールの大きなトゥッティと響きを紡ぎ出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900346

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    シューベルト(1797-1828)
    オーケストラ伴奏による歌曲集 詳細ページ
    [ベンヤミン・アップル(バリトン)/オスカー・ヨッケル(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    SCHUBERT, F.: Lieder Arrangements for Voice and Orchestra (Appl, Munich Radio Orchestra, Jockel)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:900346

    CD価格:2,250円(税込)

    フィッシャー=ディースカウ最後の弟子と言われるドイツの注目バリトン、ベンヤミン・アップル。これまでにALPHAレーベルから「禁断の果実」(ALPHA912)やシューベルトの『冬の旅』(ALPHA854)をリリース、大好評を博しています。 このアルバムではアップルは、シューベルトの名歌曲のピアノ伴奏パートを、後世の作曲家たちがオーケストラ版に編曲した作品を歌いました。もともと親密な雰囲気を持つシューベルトの歌曲ですが、これらの編曲によって現代の巨大なホールでも遜色なく響くことになるとともに、更なる歌手の表現力も求められます。アップルは以前にもヴォルフの管弦楽伴奏版歌曲を歌い、(cpo 555380)管弦楽伴奏版の歌曲はお手の物と言えますが、今作でもこの要求に見事に応え、朗々たる歌声を響かせています。レーガーをはじめとしたさまざまな作曲家たちの個性あふれる編曲も聴きどころの一つと言えるでしょう。 また歌曲の間にはオーストリアの指揮者・作曲家ヨハン・ヘルベック(1831-1877)の手による「ドイツ舞曲」のオーケストラ編曲版を収録し、シューベルトと民俗音楽のつながりを探っています。ミュンヘン放送管弦楽団を作曲家としても高く評価されるオスカー・ヨッケルが指揮するオーケストラにも注目。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS094

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    発売日:2023年10月06日

    CD価格:2,475円(税込)

    マリー=アントワネットを描いたバレエ音楽として生まれ変わった、傑作の響き後に「交響曲の父」と綽名されることになるハイドンが若い頃、長く仕えることとなったエステルハージ侯爵家に来て間もなく宮廷催事のために書いた3連作の交響曲「朝・昼・晩」。さまざまな楽器のソロを含む聴きどころ満載の物語性豊かなこの傑作は、同じオーストリアの音楽史を舞台音楽の領域で大いに盛り上げたグルックの改革オペラ第1作《オルフェオとエウリディーチェ》とほぼ同時期に生まれました。 フランス南西部ビアリッツに拠点を置くバレエ・カンパニー「マランダン・バレエ・ビアリッツ」を率いるティエリー・マランダンは、後年フランス王室に迎えられフランス王妃となった元オーストリア公女のマリー=アントワネットを描いた新作バレエのため、この3連作交響曲とグルックのオペラからの抜粋を音楽として選択。刺激に満ちたステージを彩った選曲をそのまま、ほかでもないアントワネット妃の本拠にもなったヴェルサイユ宮殿を舞台に古楽器演奏で録音したアルバムの登場です。 エステルハージ侯爵邸での交響曲演奏では使われなかったとも言われるチェンバロも、ここでは当時の一般的な演奏習慣に倣って導入。その響きも絶妙な効果をあげる中、近年カウンターテナー歌手ヤクプ・ヨゼフ・オルリンスキとの共演でも注目されているポーランドの気鋭古楽指揮者ステファン・プレフニャクが全編にわたりメリハリの利いたスリリングな演奏解釈を聴かせ、ハイドンとグルックの綴った作品の造形美を隅々まで堪能させてくれます。 バレエとは別に音楽だけで鑑賞する甲斐のある充実録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ENP014

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    J.S.バッハ:
    無伴奏チェロ組曲(全6曲) 詳細ページ
    [ヴァレリー・エマール]

    BACH, J.S.: Suites for Solo Cello Nos. 1-6, BWV 1007-1012 (Aimard)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:ENP014

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    確かな作品解釈が自ずから導き出す傑作の魅力ピアニストのピエール=ローラン・エマールの妹ヴァレリー・エマールが、満を持してバッハの傑作組曲を録音。 パリ国立高等音楽院でミシェル・ストロースとフィリップ・ミュレールに師事した後、ボザール・トリオのメンバーとしても名高いバーナード・グリーンハウス門下で大きな影響を受け、マールボロ音楽祭などでも活躍してきた彼女は「コンクールに頻繁に出ていた頃から“あなたのバッハにとても惹かれた”と言われることが多かった、ただ書かれた音符と向き合っていただけなのに」と語ります。 1980~90年代に急速に注目が高まった古楽器演奏にも意識を向けつつ、グリーンハウス門下では「自分を示せ」との教えを受けた彼女のバッハ解釈は、きわめて誠実でありながら凡庸とは程遠い、安定したテンポと磨き抜かれた音の魅力で聴き手を捉えて離さない演奏に結晶しています。 歴史的に貴重な銘器と弓を伝って響き渡る確かなバッハ像、じっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG808

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    エネスク(1881-1955)

    弦楽八重奏曲 詳細ページ
    [ロレンツォ・ガット、ミゲル・ダ・シルヴァ、エリザベート王妃音楽院のソリストたち]

    MENDELSSOHN, Felix / ENESCU, G.: String Octets (Gatto, Silva, Queen Elisabeth Music Chapel Soloists)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:FUG808

    CD価格:2,475円(税込)

    ベルギーのエリザベート王妃音楽院の学生たちと、音楽院ゆかりのロレンツォ・ガット、ミゲル・ダ・シルヴァによる弦楽八重奏の名作を2曲。どちらもはじけるような瑞々しい表現が素晴らしく、作品の魅力を十二分に引き出しています。

  • 商品番号:LBM054

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    ブラームス(1833-1897)
    ティークの「マゲローネ」によるロマンス
    ティーク『美しきマゲローネ』と
    15世紀の作者不詳の写本による朗読付き
    詳細ページ
    [ステファーヌ・デグー、マリールー・ジャカール、アラン・プラネス、ロジェ・ジェルムゼール]

    BELLE MAGUELONE (LA) (Degout, Jacquard, Planès, R. Germser)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:LBM054

    CD価格:2,475円(税込)

    古くから知られた「美しきマゲローネ」の物語を元に、ルートヴィヒ・ティークが著した小説『美しきマゲローネとプロヴァンスのペーター伯爵の恋物語』。そこに含まれる15編の詩にブラームスが作曲した『ティークの「マゲローネ」によるロマンス』は、物語風ではあるもののそのままではストーリーが繋がらないため、元の小説による語りを挟んで演奏されることがあります。 フランスの名バリトン歌手ステファーヌ・テグーはこの歌曲集に取り組むにあたり、プロヴァンスが舞台であるこの物語のティークよりもさらに前のテキストに立ち返りたいと考え、1453年に作られたこの伝説の最古の写本を参照、その15世紀のフランス語を語り手ロジェ・ジェルムゼールの妻エリザベットが現代フランス語に整えたものを使用しました。かくしてこのテキストは聴衆の心を捉えドイツ語の歌唱部を大きくフォローし、出演者たちの情感豊かな表現も相まって、ライヴに大きな成功をもたらしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MYCL00044

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    シューベルト(1797-1828)
    弦楽五重奏曲 ハ長調 作品163 D956(H.ウルリッヒによるピアノ連弾版) 詳細ページ
    [寺田悦子(ピアノ)/渡邉規久雄(ピアノ)]

    SCHUBERT, F.: String Quintet, Op. 163 (arr. H. Ulrich) / Rondo, Op. 107, "Grand Rondeau" / Fantasie, Op. 103 (Etsuko Terada, Kikuo Watanabe)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:MYCL-00044

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    ピアノ連弾で奏でるシューベルト最晩年の傑作集。互いがソリストとして活躍する傍ら、長年デュオとして共に歩んできた寺田悦子と渡邉規久雄。待望の美しいシューベルトの連弾作品を収録。2023年6月「シューベルト 奇跡の1828年」と題したコンサートのライヴ・レコーディング盤です。 収録曲は、31年という短い生涯の中の最後の一年に書かれたシューベルト音楽の最高峰の傑作群で、シューベルトの崇高な楽想と美しい調べ、音楽の神髄がそこにあります。まさに「奇跡」の一年です。また寺田・渡邉がはじめてデュオを取り組むこととなった「幻想曲」。珍しいH.ウルリッヒによる弦楽五重奏曲などシューベルトの世界に存分に浸れるアルバムとなりました。ピアノ連弾による流麗な音楽をお聴き下さい。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD729

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    エルガー(1857-1934)
    ヴァイオリン協奏曲
    ブリテン(1913-1976)
    4つの海の間奏曲 詳細ページ
    [ミヒャエル・バレンボイム、アレッサンドロ・クルデーレ、フィルハーモニア管弦楽団]

    BRITTEN, B.: Peter Grimes: 4 Sea Interludes / ELGAR, E.: Violin Concerto, Op. 61 (M. Barenboim, Philharmonia Orchestra, Crudele)

    発売日:2023年09月29日 NMLアルバム番号:CKD729

    CD価格:2,475円(税込)

    クルデーレのLINN第2弾は、ミヒャエル・バレンボイムとの共演レスピーギ作品によるLINNデビュー盤が好評をもって迎えられたアレッサンドロ・クルデーレ。第2弾となる今回はフィルハーモニア管弦楽団を指揮して2つの対照的なイギリスの作品を収録しました。 ブリテンの「4つの海の間奏曲」ではオーケストラを隅々までコントロールし、モダンな響きと多彩な曲想を見透し良くスタイリッシュに描いています。 抒情的な曲想で一貫されるエルガーの協奏曲では、ウェスト=イースタン・ディヴィアン管弦楽団などで活躍するミヒャエル・バレンボイムが登場。その高い技術力に裏打ちされた、父ダニエル・バレンボイム譲りのリリカルな表現を存分に聴かせており、クルデーレの伸びやかなサポートも光っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.578365

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    大作曲家 ムソルグスキー
    朗読と音楽で綴る生涯 詳細ページ
    [デイヴィニア・キャディ作/ニコラス・ブルトン(朗読)]

    MUSSORGSKY, M.P.: Great Composers in Words and Music

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:8.578365

    CD価格:1,600円(税込)

    『展覧会の絵』で知られるムソルグスキー。裕福な大地主の家庭に生まれ、13歳の時にピアノ曲「騎士のポルカ」を出版、ほぼ独学で音楽学び、何かに駆り立てられるかのように、リアリズム的な表現を追求した作品を次々と書きあげました。 しかし彼の存命中には作品のほとんどが理解されることがなく、ついには精神的衰弱とアルコール依存症に苦しみながらこの世を去った男の生涯を音楽と語りで探求します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA990

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    ヴィラ=ロボス(1887-1959)
    組曲「アマゾンの森」
    グラス(1937-)
    メタモルフォシス I (「アマゾンの流れ」より) 詳細ページ
    [シモーネ・メネセス、カミラ・プロヴェンツァーレ、フィルハーモニア・チューリッヒ]

    VILLA-LOBOS, H.: Floresta do Amazonas / GLASS, P.: Metamorphosis I (Provenzale, Philharmonia Zürich, Menezes)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:ALPHA990

    CD価格:2,475円(税込)

    シモーネ・メネセスが深い共感を持って描き上げる、
    ヴィラ=ロボス最後の大作「アマゾンの森」
    ブラジル出身でパーヴォ・ヤルヴィの助手を務め、現在はフランスを拠点に活躍するシモーネ・メネセス。2019年には初来日を成功させ、2022年にリリースされたドキュメント映像『メタノイア』(Accentus Music)は世界各地でたいへん高い評価を得ています。 近現代とブラジルの作品を得意とする彼女が深い愛情を寄せているのが、晩年のヴィラ=ロボスが映画『緑の館』のために書いた曲を演奏会用に再構成した「アマゾンの森」。今回はAcademia Brasileira de Músicaの新校訂版から、メネセスが管弦楽とソプラノ独唱のための11曲(約45分)を抜粋、組曲版として収録しています。全曲版に聴かれる合唱の参加こそないものの、熱帯雨林の厳しい自然と熱量を大オーケストラで表現する音楽を雄大に歌い上げています。ソプラノ独唱にはメネセスと同じイタリア系ブラジル人のカミラ・プロヴェンツァーレ(プロヴェンサリ)が参加、深みのある歌声を聴かせます。 併せて収録されたのは、フィリップ・グラスがブラジルの創作パーカッション・グループ、ウアクチのために書き下ろし、後に管弦楽版も作成した「アマゾンの流れ」から終曲「メタモルフォシス I」。ループするように繰り返されるリズムが心地よい作品です。 またこのプロジェクトは報道やドキュメント写真で名高いセバスチャン・サルガドとのコラボレーションとなっており、「アマゾンの森」の各曲に対応する美しい写真をサルガドが提供、メネセスのコンサート会場で展示されるほか、このアルバムのブックレットにも掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDR90000223

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    Dependent Arising
    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    メニーアン(1976-)

    ヴァイオリン協奏曲集 詳細ページ
    [レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)/ティート・ムニョス(指揮)/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団]

    MANEEIN, E.: Dependent Arising / SHOSTAKOVICH, D.: Violin Concerto No. 1 (Barton Pine, Royal Scottish National Orchestra, Muñoz)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:CDR90000-223

    CD価格:2,025円(税込)

    シカゴ生まれのレイチェル・バートン・パインの新作は挑発的な内容に注目です。ライプツィヒのバッハ・コンクールに優勝し、シゲティやクライスラー・コンクールにも入賞してキャリアを築いてきたパインですが、10代でヘヴィメタルに目覚めたという一面も持っており、ヘヴメタ・スピリットに通じる闘争や反抗の精神の感じられる2曲をカップリングしました。 メニーアンはヴァイオリニスト、アレンジャーとしても活躍する作曲家。メタル、ハードコア、クラシックの要素を融合した彼の音楽は、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルヒーヨも称賛しています。 アルバム・タイトルの「Dependent Arising」は仏教用語の「縁起」の英訳です。

  • 商品番号:CVS087

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    リュリ(1632-1687)
    グラン・モテ集 Vol.3 詳細ページ
    [ステファーヌ・フュジェ、レゼポペー]

    発売日:2023年09月22日

    CD価格:2,475円(税込)

    リュリの真価をしみじみ実感させる精鋭陣の好企画、第3弾登場!精鋭メンバーによる2022年来日が好評を博したレゼポペーが、本場ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂で進めるリュリのグラン・モテ録音第3弾。 18世紀以前の作品研究を反映させた古楽解釈が盛んなフランスにあって、21世紀を担う逸材として高い評価を得ているステファーヌ・フュジェは今回、ルイ14世の筆頭後継者たる男子誕生を祝う「ガリアよ、歓呼の声を上げて喜べ」でプログラムを始め、リュリの急逝2年前に書かれた「神はユダヤの地で知られ」まで、この作曲家がフランス王室で最も確たる権勢を見せていた時期の作を幅広く選んでいます。 また同シリーズ初の試みとして、リュリの傍ら彼より前から王室に迎えられ、ルイ14世時代ならではの教会音楽の確立に先んじて寄与していた大家デュ・モンの充実作「マニフィカト」も収録、両者の作風の違いを軸にリュリ流儀の教会音楽の特徴が自ずと浮かび上がるようにしています。 25~37名編成の合唱にはグヴェンドリーヌ・ブロンデール、クレール・ルフィリアトル、シリル・オヴィティ、マルク・モイヨンら個性派ソリストも多く、坂本久美、湯川亜也子ら日本の気鋭歌手の名も。加えてオルガンとチェンバロをそれぞれ2台、曲によっては30人を超える弦楽奏者を含む大編成の古楽器オーケストラ(オルガンにマリー・ファン・レイン、低弦にエマニュエル・ジャック、リコーダーとバスーンでメラニー・フラオー……と多面的活躍で知られる名手たちも参加)が奏でる響きは、当時これらの作品の演奏に求められていた壮麗さはもちろん、両作曲家の細部まで考え抜いた音使いの繊細さにも柔軟に対応。きわめて幅広い表現力で17世紀フランスの王室礼拝堂音楽の至芸を追求、各作品の魅力を十全に引き出してゆきます。 ヴェルサイユ・バロック音楽センターの音楽学者トマ・ラコントによる解説も充実(仏・英語)。舞台音楽ばかりではないリュリ芸術の真価を実感できる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS099

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    発売日:2023年09月22日

    CD価格:2,475円(税込)

    フランス古楽界の中軸を担う名団体によるクープランの傑作、満を持して登場ウィリアム・クリスティのレザ―ル・フロリサンやジェラール・レーヌのイル・セミナリオ・ムジカーレなど、フランスにおける古楽復興の躍進を担った重要団体で長くコンサートマスターを務めたパトリック・コーエン=アケニヌが、2000年に自ら結成したレ・フォリー・フランセーズ。Pierre Verany、ALPHA、Cypres、NoMadMusicなど常にシーン最前線のレーベルで名盤を刻んできたこのアンサンブルが、満を持して自国の音楽史に名高い傑作室内楽曲を録音しました。 クープランの『王宮のコンセール』はルイ14世の治世末期に書かれたイタリア風の編成によるフランス様式の曲集で、かつてはイタリア風の音楽を演奏することさえ憚られたフランス王室にあって、異国の様式を適切に取り込み「趣味の融合」を図ったこの作曲家ならではの細やかな趣向が凝らされた充実曲集。ヴィヴァルディ『四季』と同時期の1724年に出版され、20世紀以降は多くの名盤にも恵まれてきましたが、18世紀当時のフランス宮廷音楽の演奏再現を徹底追及してきたコーエン=アケニヌらの様式感豊かな演奏はやはり格別。アンサンブル創設期から長く共演してきた重要メンバーに新世代の気鋭バスーン奏者ニエルス・コラン=コッパルが加わる顔ぶれが、それぞれの楽器から引き出しうる音色の多彩さを最大限に生かした精妙な解釈を織り上げてゆきます。 作曲者と同じフランス語話者たちだからこそ探り当てうる機微の妙、じっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ICAC-5172

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    ベルリオーズ(1803-1869)
    劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 (抜粋)
    スクリャービン (1872-1915)
    法悦の詩 詳細ページ
    [ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、BBC交響楽団、BBC交響合唱団、ロンドン交響楽団]

    BERLIOZ, H.: Roméo et Juliette / SCRIABIN, A.: Poème de l'extase (Le) (BBC Symphony Chorus and Orchestra, London Symphony, Rozhdestvensky)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:ICAC5172

    CD価格:1,950円(税込)

    瞠目! ロジェストヴェンスキー2つの初出音源登場2018年に亡くなったロシアの巨匠ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーは、自国の音楽の優れた解釈者であると同時に、ロシアを超えて広くレパートリーを求め続けたことでも知られますが、今回BBCのアーカイヴから登場する2つの初出レパートリーは、国や時代の異なる作品に対応する彼の高い音楽性と統率力を堪能出来る内容となっています。 ロジェストヴェンスキーのベルリオーズといえば、1971年レニングラード・フィルとのロンドンでの爆演を始めとした数種類の「幻想交響曲」が有名ですが、ここにハイライトとは言え、大作「ロメオとジュリエット」が登場することはたいへん喜ばしいことと言えるでしょう。「幻想」からさらに磨きを掛けた絢爛豪華なオーケストレーションの妙を存分に発揮させ、BBC響を自在に操った細部のコントロールと力の解放はロジェストヴェンスキーの面目躍如。 その5年前のライヴとなるロンドン響とのスクリャービンも、自国で生まれた革新的な作品への深い理解と表現意欲をひしひしと感じる熱量の高いものとなっています。ライヴの音場感をよく伝え、レンジも広く見透しのクリアなポール・ベイリーによるリマスターも、この演奏の素晴らしさを十二分に伝えています。

  • 商品番号:KCD-2095

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    バリトン・トリオとニコラウスの館 詳細ページ [トリオ・シュタットルマン]

    発売日:2023年09月22日

    CD国内盤価格:3,000円(税込、送料無料)

    世界でも珍しい弦楽器バリトンを擁した、スイスで結成し活動する日本人による三重奏、トリオ・シュタットルマン。結成10周年を迎え、ハイドン作曲のバリトン・トリオ作品全曲演奏プロジェクトを行っている東京雑司ヶ谷拝鈍亭の協力を受け、初の録音作品をリリース。現存する唯一のホルン2本を含む五重奏曲も収録!

    収録作曲家:

  • 商品番号:MYCL00045

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    村川千秋(指揮)/山形交響楽団
    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第3番
    カレリア組曲
    「フィンランディア」 詳細ページ
    [村川千秋(指揮)/山形交響楽団]

    SIBELIUS, J.: Symphony No. 3 / Karelia Suite / Finlandia (Yamagata Symphony, Chiaki Murakawa)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:MYCL-00045

    SACD-Hybrid国内盤価格:3,520円(税込、送料無料)

    高らかに鳴り響く魂のシベリウス!
    巨匠・村川千秋と山形交響楽団による記念碑的アルバム。
    山形交響楽団の創立者で今年90歳を迎える巨匠、村川千秋と同楽団の初CDが遂に登場です。当録音は、山形交響楽団の創立50周年記念となる第300回定期演奏会と、村川千秋の90歳を祝ったやまぎん県民ホールでの公演の記念碑的なライヴ・レコーディングです。 50年前村川が種を蒔き山形県民によって愛され育った山形交響楽団。収録曲は村川千秋が最も大事にするレパートリーであるシベリウス。情熱の漲る村川のタクトによって、山形の自然を想起させる壮大で豊かなシベリウスの音楽が威風堂々奏でられます。温かみのある美しい弦楽器、色彩豊かなソロイスティックな木管楽器、力強く輝かしい金管、打楽器セクション。日本の地方オーケストラの雄へと成長した、現在の充実した山響のサウンドが堪能出来ます。 村川千秋が自身を捧げ、心血を注ぎこんできた山響とシベリウス。次の未来へと繋ぐ決意漲る魂のハーモニーです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100257

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    シューマン 41/51
    野生的なフロレスタンと穏やかなオイゼビウス
    2つの交響曲第4番
    詳細ページ
    [ジョン・アクセルロッド(指揮)/ブカレスト交響楽団]

    SCHUMANN, R.: Symphony No. 4 (1841 and 1851 versions) (Schumann 41/51: Florestan and Eusebius) (Bucharest Symphony, Axelrod)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:ORC100257

    CD価格:1,950円(税込)

    シューマンの交響曲第4番は1841年の初稿と1851年の改訂版、2つのヴァージョンの存在が知られています。クララと結婚した1841年に書かれたニ短調交響曲(初稿)は、シューマン自身は作品に自信を持っていたものの、初演時に成功を収めることがなく、出版は見送られてしまいました。 10年後の1851年、シューマンはオーケストレーションなどの変更を行い、また楽章も切れ目なく続けて演奏されるように改訂。1853年にシューマン自身の指揮で初演され、翌年出版。一方初稿は、シューマンの死後ブラームスが編集を行い、クララの反対意見を受けながらも楽譜を1891年に出版しました。 現在ではもっぱら1851年の改訂版が演奏されますが、このアルバムでは2つのヴァージョンを演奏。シューマン自身の言葉によると「野生的なフロレスタン(初稿)と穏やかなオイゼビウス(改訂版)」ほどに違うという各々の作品を、2022年からブカレスト交響楽団の首席指揮者を務めるジョン・アクセルロッドが掘り下げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC459

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    発売日:2023年09月22日

    CD 16枚組価格:6,000円(税込、送料無料)

    古楽大国ベルギーのレーベルRICERCARが誇る名匠の金字塔的録音、待望の再登場!RICERCARが15年がかりで制作した体系的録音に2008年の新録音を加え、CD16枚にわたり大バッハのオルガン作品の全貌を解き明かした名匠ベルナール・フォクルールの全曲録音、待望のカタログ復活です。 作曲家が知っていた当時のモデルの楽器とその奏法を研究・再現することにより、作品が生まれた当時の企図に迫ろうとする古楽的アプローチが大きな進展をみせた20世紀の後半、その最前線地域の一つベルギーで発足したのがRICERCARでしたが、この全集の演奏者ベルナール・フォクルールはそこで当初から重要な録音を連発してきたリチェルカール・コンソートの一員であり、同時にエクス=アン=プロヴァンス歌劇音楽祭やブリュッセル王立モネ劇場などの芸術監督を歴任してきたオルガン奏者=作曲家。当時まさに18世紀以前の状態への修復が進んでいたヨーロッパ各地の歴史的なオルガンの数々での録音は、バッハが好んだ足鍵盤の重低音を活かしたダイナミックな響きばかりでなく、時には18世紀の教会オルガン本来の、残響に頼らない直接音の味わいが生きる音響も再現されています。歴史的楽器ならではの音色美の違いを巧みに活かしながら、過剰に構えず自然な音運びの魅力を浮き彫りにしてゆくフォクルールの解釈は、21世紀にもなお新鮮さを失わず、聴くたびに豊かな説得力の中で新たな発見をもたらしてくれることでしょう。 フォクルール自身による長大な解説(仏・英・独語)や各楽器紹介、収録作品アルファベット索引など充実した140ページ以上に及ぶライナーノートも貴重な資料となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3021CD

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    発売日:2023年09月22日

    CD価格:1,950円(税込)

    アブラヴァネル生誕120年&没後30年、ユタ響とのチャイコフスキー復刻第5弾ピアノ協奏曲第1番やバレエ音楽「白鳥の湖」と相前後して書かれた交響曲第3番は、長調で始まる5楽章構成というチャイコフスキーの交響曲としては例外的な作品です。アブラヴァネルの明晰な指揮は、民族舞曲の要素を的確に打ち出しつつ、各楽章をくっきりと性格づけており、オケの明るめのサウンドと相まって楽しめる録音になっています。 「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、ややもすれば重苦しく晦渋になりがちな曲ですが、アブラヴァネルとユタ響は曲のドラマ的な展開を明瞭に音にしてゆき、クライマックスでは壮絶なサウンドを聴かせます。混濁の少ない広々とした音場の中に、金管・木管がクリアかつ自然に立ち現れる録音が大きな効果を挙げています。 *ブックレットには初出時のジャケット写真と原盤解説が掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3025CD

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    発売日:2023年09月22日

    CD価格:1,950円(税込)

    アブラヴァネル生誕120年&没後30年、ユタ響とのマンフレッド交響曲登場!チャイコフスキーの交響曲全集を作る時にこの曲を除外する指揮者は少なくありませんが、アブラヴァネルとユタ響の録音はこの曲のファンにとって嬉しい贈り物と言えるでしょう。 アブラヴァネルの解釈と指揮は楽曲の構造と音楽の展開をわかりやすく伝える点で「啓蒙的」と呼びたくなるようなもの。ここでも緩急の巧みな推移によってドラマの展開をわかりやすく伝えてくれます。同時にチャイコフスキーが用いた様々な管楽器のサウンドを誇張なくクリアに捉え、広い音場の中に再現する録音も見事で、これが50年前のものと知って感心する人は多いでしょう。緩やかな歌と巧みなテンポアップとの対比は「スラヴ行進曲」で一層の効果を挙げています。 *ブックレットには初出時のジャケット写真と原盤解説が掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VTS-21

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    発売日:2023年09月22日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    海野幹雄が原曲に正面から向き合い編み出した新たな弦楽三重奏版
    名手3人が真摯ながら躍動感溢れる対話を繰り広げる熱演を!
    J. S. バッハの名曲、ゴルトベルク変奏曲にはたくさんの編曲版が存在し、中でもシトコヴェツキによる弦楽三重奏版は一つの決定版と見られています。私たちもこの楽譜を基にたくさん演奏を重ねて参りましたが、いつしか私はそれとは異なる角度から弦楽器の良さを引き出した新たな編曲版を作りたいと思うようになりました。違った視点からこの名曲の本質に近づいてみたいという理想を追求した一つの結果としてお聴き頂ければ幸いです。 (海野 幹雄)

    収録作曲家:

  • 商品番号:MECO-1079

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    発売日:2023年09月20日

    SACD-Hybrid 2枚組国内盤価格:4,950円(税込、送料無料)

    三輪の椿が織りなす、重厚でエモーショナルなロシアの息吹人気ピアノ・トリオ「椿三重奏団」のセカンド・アルバムです。デビュー・アルバム「メンデルスゾーン&ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」では、艶やかで薫り立つようなカンタービレが聴く者の琴線に響き「レコード芸術誌特選盤」に選出されてベストセラーとなりました。 このアルバムでは一転、ロシア音楽を代表するチャイコフスキーとショスタコーヴィチの名作による、その重厚でエモーショナルなアンサンブルが圧巻の魅力となっています。眼前で繰り広げられる丁々発止のまさに手に汗握る迫真の演奏が、DSD11.2MHz 超ハイレゾレコーディングにより刻印されました。

  • 商品番号:BIDD85035

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    ナタン・ミルシテイン
    1953年の協奏曲録音集
    - メンデルスゾーン、ブルッフ、チャイコフスキー - 詳細ページ
    [ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)/ピッツバーグ交響楽団/ウィリアム・スタインバーグ(指揮)/ボストン交響楽団/シャルル・ミュンシュ(指揮)]

    発売日:2023年09月15日

    CD価格:2,025円(税込)

    ロマン派のヴァイオリン協奏曲の名曲3篇、
    ミルシテイン2度目の録音が復活
    帝政ロシア(現ウクライナ)のオデーサに生まれたナタン・ミルシテインは、一度も来日しなかったにもかかわらず、卓越した技巧と美音、品格を感じさせる演奏により日本でも多くのファンを持っています。ここに収められた3曲に関して、ミルシテインにはSP、モノラル、ステレオと3から4種類の録音があり、加えていくつかのライヴ録音がCD化されています。 Biddulphが今回CD化したのは、いずれもミルシテインにとって2度目にあたるモノラルLP時代の録音。1904年1月13日(ユリウス暦では1903年12月31日)生まれのミルシテインは録音時には49歳。「脂が乗り切った」と形容したくなる推進力に富んだ快演が繰り広げられています。メンデルスゾーンとブルッフの2曲をわずか1日のセッションで録り終えているのは、演奏の完成度の高さあればこそでしょう。 しかし、その後間もなくステレオ録音の時代となって、ミルシテインも1959年にはこれら3曲をステレオで録音し直しました。更にチャイコフスキーとメンデルスゾーンについては、1972年にアバド指揮ウィーン・フィルと録音したDG盤が代表盤とされてきたことから、1953年のモノラル盤が注目されることはありませんでした。 Biddulphレーベルは、これらの演奏が聴かれないのは余りにも惜しいと考えて復刻に取り組みました。同じ1953年の録音ですが、チャイコフスキーはミルシテインのRCAレッドシール時代最後の録音で、メンデルスゾーンとブルッフはキャピトルに看板アーティストとして迎えられてからの録音。彼の録音キャリアにとっての節目が刻まれたCDになります。また原盤解説によれば、メンデルスゾーンとブルッフの第1番という定番のカップリングを初めて採用したのがこのミルシテイン盤だったとのことです。 ブックレットには、ミルシテインが使っていた1716年製ストラディヴァリウスの胴体部分の写真と、メンデルスゾーン&ブルッフの初出LPのジャケット写真がカラーで掲載されており、スタインバーグとの録音セッションの写真が2点モノクロで掲載されています。

  • 商品番号:BSOREC0003

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    オラトリオ『エリヤ』 Op.70 詳細ページ
    [ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)/バイエルン国立管弦楽団/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ他]

    発売日:2023年09月15日

    CD 2枚組価格:4,350円(税込、送料無料)

    バイエルン国立管弦楽団500周年&サヴァリッシュ生誕100周年記念。
    エリヤの伝説的ライヴ録音が初CD化!
    バイエルン国立管弦楽団の創設500周年を記念して、バイエルン国立歌劇場の豊富なアーカイヴからのCD化プロジェクトが始動。第1弾に選ばれたのは1984年7月4日に行われた『エリヤ』の歴史的ライヴ。ミュンヘン・オペラフェスティバルの開幕公演で、指揮を執ったのはミュンヘン生まれで当時の劇場総監督サヴァリッシュ。タイトルロールのフィッシャー=ディースカウ以下、ドリーム・キャストを見事に統率した壮麗な演奏が展開しています。 サヴァリッシュは1986年のN響の第1000回定期公演、2001年のN響75周年記念公演といった特別な機会にも『エリヤ』を取り上げており、この作品を「勝負曲」の一つとしていたことがわかります。 録音でも1968年のゲヴァントハウス管とのものが長らく名盤とされてきましたが、彼の生誕100年&没後10年の節目に登場する本拠地ミュンヘンでのライヴ盤は大いに注目されるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C203CD

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    〈カンタータ 第44集〉
    第14番・第144番・第72番 詳細ページ
    [ジョアン・ラン(ソプラノ)/ゼーレン・リヒター(テノール)/ドミニク・ヴェルナー(バス)/ヌリア・リアル(ソプラノ) 他/ルドルフ・ルッツ(指揮)/バッハ財団管弦楽団&合唱団]

    BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 44 - BWV 14, 72 and 144 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)

    発売日:2023年09月15日 NMLアルバム番号:BSSG-C203

    CD価格:4,500円(税込、送料無料)

    ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ集。第144番にはヌリア・リアルが参加しています。 第14番「神もしわれらと共になかりせば」は1735年の顕現後第4日曜日用のカンタータ。未完となった1724/25年のコラール・カンタータ年巻を補うものとして作曲されました。基になったのは詩篇第124篇に基づくルターのコラールで、苦境に立った時や脅威にさらされた時に助けてくれる神を称える内容です。 第144番「汝のものをとりて去りゆけ」は1724年2月6日、七旬節主日に初演された作品。作詞者は不明ですが「現状に不満を抱くことなく、全ては神が与える自身の取り分のみに感謝するように」という内容が歌われます。曲は4声のモテットで始まり、最後は簡素なコラールで締めくくられます。 第72番「すべてただ神の御心のままに」は1726年1月27日の顕現後第3日曜日用の作品。ザロモン・フランクによる詩は、マタイ伝からの「重い皮膚病を患った人を癒したイエスの奇跡」のエピソードが元になっており、冒頭は力強い合唱で人間の迷いのない確固たる信念が歌われます。レチタティーヴォに続き、弦楽器が活躍するアルトのソロでは「Herr、 so du willt 主により」の言葉が何度も繰り返すことで厚い信仰心が表明されています。そしてバスのレチタティーヴォに続き、軽やかなソプラノのアリアが続きます。最後は神への感謝が歌われた輝かしいコラールで曲を閉じます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CCS45123

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    孤独
    シューマン(1810-1856)
    ヴァイオリン・ソナタ 第2番・第3番
    クララ・シューマン(1819-1896)
    3つのロマンス 詳細ページ
    [ニーク・バール、ベン・キム]

    SCHUMANN, R.: Violin Sonatas Nos. 2 and 3 / SCHUMANN, C.: 3 Romances (arr. for violin and piano) (Solitude) (Baar, Kim)

    発売日:2023年09月15日 NMLアルバム番号:CCS45123

    CD価格:2,475円(税込)

    ニーク・バールのセカンド・アルバムは、ベン・キムとの共演!オランダのヴァイオリニスト、ニーク・バールは、デン・ハーグの王立音楽院でフィリップ・グラファン、ペーター・ブラントらに学んだ後、ベルリンにてシュテファン・ピカールやクリストフ・ポッペンの元でさらなる研鑽を積みました。オランダ国内はもとより各国のコンクールで入賞を重ねており、今回がセカンド・アルバムとなります。 片やアメリカ出身のピアニスト、ベン・キムは、2006年のミュンヘン国際コンクールで優勝後世界各地で活躍しており、SONYとDECCAからソロ・アルバムもリリースしています。2022/23年シーズンに共演を重ねている2人がここで聴かせるのはシューマン夫妻による作品。 最初の1音から、彼らがこれらの作品に傾ける深い情熱が伝わってくるような力演で、両者ともよく歌いながら振幅の大きな表現もぴったりと息の合った、素晴らしいパフォーマンスを聴かせています。

  • 商品番号:CDS-7997

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    発売日:2023年09月15日

    CD 4枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    フランチェスコ・チェーラ、
    満を持して「平均律」全2巻を一挙リリース!
    イタリアのチェンバロ/オルガン奏者・指揮者として活躍するフランチェスコ・チェーラが遂にバッハの「平均律」を録音。積年の経験を傾注して自ら調律にも凝った力作です。 1967年ボローニャに生まれたフランチェスコ・チェーラは、フェルディナンド・タリアヴィーニとグスタフ・レオンハルトに学び、イル・ジャルディーノ・アルモニコのチェンバロ/オルガン奏者を経て、ソリストとして、また自らのアンサンブルを指揮してルネサンスからバロック期の声楽・器楽曲の演奏と録音に取り組んで来ました。 そのチェーラがバッハの「平均律」を遂に録音。チェーラは長年にわたり「平均律」の基本的性格を「規律」と「内面性」の2点からとらえて来たといいます。「規律」とは対位法に代表される厳格さであり、それを音として具現するために必要な頭と指のトレーニング。また「内面性」は楽想と構造が時に省察や瞑想へと導く性格を持っていること。これらを演奏で表現する準備が整ったとして録音に臨みました。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:DSL-92263

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    MARROW
    J.S.バッハ(1685-1750)
    無伴奏チェロ組曲全曲 詳細ページ
    [サユウン・ソルステインスドッティル(チェロ)]

    BACH, J.S.: Cello Suites Nos. 1-6, BWV 1007-1012 (Marrow) (Thorsteinsdóttir)

    発売日:2023年09月15日 NMLアルバム番号:DSL-92263

    CD 2枚組価格:2,700円(税込)

    バッハの無伴奏チェロ組曲全曲を「人間らしく生きる上でのエッセンス」と語るサユウン・ソルステインスドッティル。1番から6番への調の推移に必然性を感じる彼女は、その「流れ」をより強く感じるためにリピートを省いて演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC483

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    ブルックナー(1824-1896)
    〈オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 7〉
    交響曲 第7番 ホ長調 WAB 107 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)]

    BRUCKNER, A.: Symphonies (Organ Transcriptions), Vol. 7 - Symphony No. 7 (H. Albrecht)

    発売日:2023年09月15日 NMLアルバム番号:OC483

    CD価格:2,250円(税込)

    2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第8弾です。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。 番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ第7番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回は第7番初演の地ライプツィヒでの収録です。 オルガン編曲はシリーズの常連エルヴィン・ホルン。前半2楽章は美しく息の長い旋律に満ちていますが、第1楽章では壮大さよりも敬虔さを、ワーグナー追悼が込められた第2楽章では詠嘆よりも瞑想や祈りを強く感じさせます。スケルツォの迫力と、対位法的に手の込んだフィナーレは、前半とは違ったオルガンの特性が活かされたダイナミックな演奏。録音会場となったのは、1981年に落成したホールに備えられた6638本のパイプを持つポツダム・シュッケ社のパイプオルガン(東ドイツ時代に作られた最大のオルガン)で、その壮麗な響きも聴きどころです。 このシリーズでは「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称して、ブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作も収録しています(Vol.5では収録時間の関係で配信のみ)。ここではVol.0とVol.4にも登場したドイツの作曲家フィリップ・マインツによるコラール前奏曲「テ・デウム」を収録。交響曲第7番の素材を用いた重厚な作品です。最初に置かれた前奏曲は1884年の作品。ブルックナーがワーグナー没後1周年のバイロイト音楽祭に赴いた際、意気投合したペルクの革職人ディルンハーファーの依頼により作曲された27小節の短いオルガン曲で、ハ長調に基づきつつ半音階の使用が目立つワーグナー風の音楽です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100221

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」[LP] 詳細ページ
    [スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)/アンドルー・コンスタンティン(指揮)/BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団]

    発売日:2023年09月15日

    LP価格:3,525円(税込、送料無料)

    ピアニスト・作曲家として活動する注目のピアニスト、スチュワート・グッドイヤーが2020年のベートーヴェン生誕250年記念として録音したピアノ協奏曲全集から第5番「皇帝」をLP化したもの。 アンドルー・コンスタンティンが指揮するBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団とともにエネルギッシュ、かつ華麗な演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19435CD

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    イングリット・ヘブラー(ピアノ)
    シューベルト(1797‐1828)
    ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調
    4つの即興曲 Op.90 詳細ページ
    [イングリット・ヘブラー(ピアノ)]

    SCHUBERT, F.: Piano Sonata No. 18, D. 894 / 4 Impromptus, D. 899 (I. Haebler) (1954-1957)

    発売日:2023年09月15日 NMLアルバム番号:SWR19435CD

    CD-R価格:1,800円(税込)

    日本でもファンの多い名ピアニストの一人、イングリット・ヘブラー(1926/9-2023)。貴族階級の父を持ち、幼少期をポーランドで過ごした彼女の自宅には、エトヴィン・フィッシャー、ロベール・カサドシュ、クラウディオ・アラウ、ブロニスラフ・フーベルマンらの音楽家たちがしばしば訪れ、幼い彼女はその薫陶を受けました。やがて第二次世界大戦が始まるとザルツブルクに移住。ザルツブルク・モーツァルテウムでハインツ・ショルツに師事し、1949年に卒業します。その後は1952年と1953年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第2位を獲得し、1954年のミュンヘン国際音楽コンクールでは第1位に輝き、ウィーン国際シューベルト・コンクールでも第1位を獲得。この年にザルツブルク音楽祭にデビューしました。 モーツァルトとベートーヴェンの演奏が広く知られていますが、シューベルトも彼女の得意なレパートリーです。このアルバムに収録されたシューベルトの「4つの即興曲」は1954年、「ピアノ・ソナタ第18番」は1957年の録音。彼女の持ち味でもある美しいタッチと端正な解釈が存分に発揮された若き日の名演です。 ※当ディスクはCD-Rになります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555458

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    ブクステフーデ(1637-1707)
    われらがイエスの四肢 Bux WV75 詳細ページ
    [グレゴール・メイヤー(指揮)/オペラ・ムジカ(古楽アンサンブル)]

    BUXTEHUDE, D.: Membra Jesu Nostri (Opella Musica, Meyer)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:555458-2

    CD価格:2,475円(税込)

    ブクステフーデの受難カンタータを収めた1枚。連作カンタータ「われらがイエスの四肢」はブクステフーデ唯一のラテン語詞によるカンタータで、彼の代表作の一つとされるもの。磔刑に処されたイエスの身体の各所に思いを馳せつつ、瞑想的で神秘的なサウンドが時に驚くほどの不協和音を伴って聴き手の心に強く訴えかけます。併録の「げに彼はわれらの病をにないたもう」は、より劇的な起伏を持つ作品。 オペラ・ムジカは2011年創設、ドイツ初期バロックの声楽作品に取り組んでいます。ここではSSATBの5名の歌手にヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ2、ヴィオローネ、トゥルツィアン、リュートとオルガンが加わり、繊細緻密な演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:777858

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    レハール(1870-1948)
    喜歌劇《ウィーンの女たち》 詳細ページ
    [ジークリンデ・フェルトホーファー(ソプラノ)/トーマス・ブロンデル(テノール)/ゲルト・フォーゲル(バリトン) 他/マリウス・ブルケルト(指揮)/フランツ・レハール管弦楽団/レハール祝祭バート・イシュル合唱団]

    LEHÁR, F.: Wiener Frauen [Operetta] (Feldhofer, Vogel, Blondelle, Bad Ischl Lehár Festival Choir, Franz Lehár Orchestra, Burkert)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:777858-2

    CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)

    軽快な「ネヒレディル行進曲」が知られる喜歌劇《ウィーンの女たち》。レハールにとって初めて上演された記念碑的な作品ですが、第1作でありながらもすでに完成度は高く、上演当時から高い人気を博しました。主人公のクレールとその婚約者フィリップ。そして彼女が以前恋心を抱いていたヴィリバルドと彼にアプローチする音楽教師ネヒレディルの3人の娘たち。そしてフィリップの小間使いジャネッテ。この登場人物たちが美しい音楽に載せて織り成す物語です。 この録音は、2022年、バート・イシュルで開催された“レハール音楽祭“でのライヴ収録。バート・イシュルに長く住み名誉市民の称号を得たレハールに敬意を表した全曲上演です。 クレールを歌うのは近年オペレッタで次々と主役を演じるジークリンデ・フェルトホーファー。彼女が思いを寄せるヴィリバルド役をヴェテランのゲルト・フォーゲルが歌います。また音楽教師ネヒレディルを演じるのは50年以上の経歴を誇り宮廷歌手(Kammersänger)の称号を持つヨーゼフ・フォルストナーと万全の配役です。オペレッタを得意とするマリウス・ブルケルトが全体を見事にまとめています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573938

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    ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)
    ソナタ全集 第28集 詳細ページ
    [カン・サンウ(ピアノ)]

    SCARLATTI, D.: Keyboard Sonatas (Complete), Vol. 28 (Sang Woo Kang)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:8.573938

    CD価格:1,600円(税込)

    ドメニコ・スカルラッティのソナタは、現在600曲ほどの存在が確認されています。 NAXOSのソナタ全曲録音のシリーズでは、各々のアルバムで異なるピアニストをフィーチャーすることで、作品だけでなく演奏家の個性を味わう趣向も凝らされています。この第28集に収録されているのは快活なイ短調のソナタ K.7や、三拍子で書かれたト長調のソナタ K.55、スペインのフラメンコのリズムを想起させるソナタ嬰ヘ短調 K.142など全17曲。どれもスカルラッティの汲めども尽きぬアイディアに貫かたものばかりです。 演奏は韓国出身、ジュリアード音楽院で学んだピアニスト、カン・サンウ。2013年録音の「モーツァルト:フーガ、ロンドと幻想曲集」(8.573114)も高く評価されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574549

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第5番・第9番 詳細ページ
    [ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)/香港フィルハーモニー管弦楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphonies Nos. 5 and 9 (Hong Kong Philharmonic, van Zweden)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:8.574549

    CD価格:1,600円(税込)

    マーラーとショスタコーヴィチの「交響曲第10番」に続く香港フィルハーモニー管弦楽団とヤープ・ヴァン・ズヴェーデンの新録音はショスタコーヴィチの2つの交響曲です。 収録されているのは第5番と第9番。2012年よりオーケストラの音楽監督を務めるズヴェーデンはかつて香港ポスト誌のインタヴューで「オーケストラはカメレオンのようでなければならないと考えます」と語ったように、このアルバムでもオーケストラの高い機能性を用い、性格の異なる2つの交響曲(重厚、複雑な第5番、かたや新古典的な様式を持つ軽妙な第9番)を鮮やかに描きわけ、ショスタコーヴィチの多面性を際立たせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A550

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    ヴィヴァルディの三つの季節
    ~ヴァイオリン協奏曲集~ 詳細ページ
    [ジュリアーノ・カルミニョーラ、リッカルド・ドーニ、アッカデーミア・デラヌンチアータ]

    VIVALDI, A.: Violin Concertos (The Three Seasons of Antonio Vivaldi) (Carmignola, Accademia dell'Annunciata, Doni)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:A550

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    初録音あり! ヴィヴァルディの本領に名手カルミニョーラが正面から向き合う水の都ヴェネツィアで聖職につきながら礼拝には加わらず、むしろ他の追従を許さないヴァイオリン演奏の妙技や作曲、オペラ興行手配などで名声を博した「赤毛の司祭」ヴィヴァルディ。その膨大な作品群は今や数々のオペラや声楽曲、珍しい室内楽曲に至るまで無数の名盤に刻まれていますが、その本領はやはり独奏協奏曲、とりわけ当人が名演奏家だったヴァイオリン協奏曲の数々にあったと言ってよいでしょう。 名手ジュリアーノ・カルミニョーラはこれまでも数々の録音でこの作曲家と向き合ってきましたが、同じイタリアの最前線をゆく古楽器楽団アッカデーミア・デラヌンチアータと満を持して3枚組で世に問う今回のアルバムは、そんなヴィヴァルディの活動歴を、初期から後年まで全てヴァイオリン協奏曲だけで辿ってゆく意欲作! CD1枚ごと春(最初の躍進期)、夏(全盛期)、秋(名声安定期)と作曲年代で作品を集め、変則調弦(スコルダトゥーラ)の活用やスリリングな超絶技巧、オペラにも通じる歌心、細やかな音響表現の妙と、多岐にわたるヴィヴァルディ語法の魅力を隅々まで徹底分解してゆきます。 カルミニョーラならではの圧巻のソロは今回もダイナミックでありながら気品に満ち、弦楽と通奏低音だけの編成にもかかわらず作品の機微をよく読み解き、驚くほど多彩な響きを繰り出してゆくアッカデーミア・デラヌンチアータの才人たちと味わい深くも興奮を誘う対話を続けてゆきます。 世界初録音も含むプログラム構成は、ヴィヴァルディ研究の最前線で見過ごしがたい実績をみせている音楽学者オリヴィエ・フレが全面協力、ライナーノートも執筆しています(英・仏・伊語)。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA685

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    〈HAYDN 2032〉
    Vol.9 別れのとき[LP 2枚組]
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第35番・第45番・第15番
    ベレニーチェの告別の場面 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、サンドリーヌ・ピオー]

    発売日:2023年09月08日

    2LP+1CD+ハイレゾDL価格:5,250円(税込、送料無料)

    交響曲全曲録音第9巻がアナログに!
    「別れ」をテーマにした厳選3曲、ピオーが歌うハイドン晩年の稀少声楽曲入り
    イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内管弦楽団を指揮して進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN 2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、第9弾のテーマは「別れ」。 旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占めるのはやはり「告別」の綽名で知られる第45番。疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始まる各楽器のソロ部分は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。 エステルハージ宮廷楽団着任後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダイナミックかつスタイリッシュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲は、贅沢にも名歌手ピオーの歌で聴くことができます。 発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説(仏、英、独語)も充実の内容です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1053

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    マスネ(1842-1912)
    歌劇《アリアーヌ》全曲 詳細ページ
    [アミーナ・エドリス、ケイト・オールドリッチ、ジャン=フランソワ・ボラス、ローラン・カンペローネ、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団]

    MASSENET, J.: Ariane [Opera] (Edris, Aldrich, Borras, Bou, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Campellone)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:BZ1053

    3CD+BK 3枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    初演の大成功にもかかわらず忘れられていたマスネ後期の傑作、初の全曲録音!《エロディアード》(1881)、《マノン》(1884)、《ウェルテル》(1892)など数々の成功作によりフランス近代歌劇の世界で不滅の名を築いたマスネが1906年に初演、大成功を収めながらも再演の機会に恵まれず忘れられていった大作《アリアーヌ》。理想的な演奏陣による初の全曲録音登場です。 迷宮の怪物ミノタウロスを退治した英雄テゼー(テーセウス)と心を通じ合ったはずの王女アリアーヌ(アリアドネ)が、テゼーの故郷アテネに向かう途中、ナクソス島に置き去りにされるまでの物語。アリアーヌは冥府に下り、王妃ペルセフォーヌに妹のフェードル(パイドラ)を返してくれるよう懇願しますが、そのフェードルがテゼーと恋仲になり、姉を残して二人は去ってしまうのでした。長大なストーリーが、豊かな管弦楽と圧倒的な旋律美の交錯のなか緻密な音楽を通じて描き出されています。 近代の稀少オペラ蘇演に確かな実績を持つカンペローネは、演奏機会の少ない作品でも抜群のパフォーマンスを聴かせるミュンヘン放送の楽団と共に充実した解釈を聴かせ、ミンコフスキのマイアベーア《悪魔のロベール》でも主人公アリス役で際立った存在感を見せたアミーナ・エドリスによる表題役を筆頭に、歌手たちの歌唱も実に見事。初演前からフォーレが絶賛していたという作品の魅力を存分に味わえる演奏の確かさと相俟って、今後の再評価が大いに期待されるところです。 Bru Zaneレーベルの常通り、ライナーノート(仏・英語)も図版満載の充実した内容となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS105

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    モーツァルト(1756-1791)
    《バスティアンとバスティエンヌ》(フランス語版・全曲)
    ペルゴレージ(1710-1736)
    《奥様女中》(1754年フランス語版・全曲) 詳細ページ
    [ガエタン・ジャリ、アデル・カルリエ、マルク・スコフォーニ、ダヴィド・トリクー、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年09月08日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    フランスを軸とした18世紀音楽の変遷に迫る、意外な2作品の「フランス語版」イタリア・オペラがフランスに根付くきっかけを作ったペルゴレージの傑作喜歌劇《奥様女中》と、当時のフランス語オペラを手本にして少年モーツァルトが書いたドイツ語音楽劇《バスティアンとバスティエンヌ》を、それぞれ異なる歴史的文脈の中で生まれたフランス語訳ヴァージョンで録音した2枚組アルバム。1752年にパリのオペラ座(王室音楽アカデミー歌劇場)がとりあげたイタリア語オペラ《奥様女中》は、フランス独自の音楽発展を目指すラモーらの猛反発と百科全書派の大絶賛を巻き起こし、その両派の激しい対立は「ブフォン論争」の名で音楽史にも刻まれました。 そんな中、ペルゴレージの音楽の魅力を先入観なしに知ってもらおうと、弁護士ボーランは台本を訳し1754年に《奥様女中》フランス語版を作成。レチタティーヴォはオーケストラ付き部分以外省かれ、台詞の対話に替えられました。 他方、劇作家&歌手のファヴァール夫妻は《奥様女中》の向こうを張るフランス語による牧歌劇パロディ《バスティアンとバスティエンヌの恋》をその前年に披露。後年オーストリアでフランス劇団に接する機会もあった少年モーツァルトはこれを下敷きにしたドイツ語台本に曲をつけ、1768年に1幕物のジングシュピールを完成(K. 50)。こちらは19世紀末にフランスの文芸批評家ウィリと作家アルトマンがフランス語版を作成しています。 ヴェルサイユ宮殿に集う古楽器楽団は今回、俊才歌手3人と共にこれら2作のフランス語版を録音。フランス・バロック作品の演奏に秀でたガエタン・ジャリは台本の持ち味をよく生かした音作りで、両作曲家の母語では見えてこなかった典雅な音楽的魅力に迫り、18世紀音楽の奥深さを改めて実感させてくれます。