大作曲家の新譜

※複数語による AND OR 検索はできません

156 件 / 156件中 準備中…

  • 商品番号:NYCX-10469

    詳細ページを見る

    〈5月3日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年05月03日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年中にブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン)を録音する企画 「#bruckner2024」の第15弾。 交響曲作家ブルックナーのデビュー作「第1番」をめぐる興味深いアルバム。最後に収められた1865年作のスケルツォは第1番のスケルツォ楽章として作曲されたと見られますが、後に差し替えられたため、演奏・録音の機会に恵まれませんでした。主部は第1稿、第2稿のスケルツォとは別物ですが、トリオの素材は共通しており、ブルックナーの音楽的成長を知る上で興味深いものです。ここでは1995年に出版された楽譜を使用。もはやブルックナーのスペシャリストの感のある当コンビの録音は貴重な資料となります。 交響曲第1番は1865年に着手され、翌66年に完成(第1稿)、68年にリンツで初演された後、1877年以後数回の改訂を経て91年に改訂版(第2稿)が完成しました。2つの稿の間には基本的な素材や構造の面では大きな違いはありませんが、第8番までの経験をふまえて世に出された第2稿ではオーケストレーションがより熟達し、アーティキュレーションやフレーズは理解しやすいように整えられています。 この点をブルックナーのオリジナルの発想が薄められたと見るか、完成度が高められたと取るか、評価の分かれるところですが、作曲家が公認して出版した演奏会用バージョンとしての第2稿の地位が揺らぐことはなく、両者を比べて楽しみたいところです。 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10470

    詳細ページを見る

    〈5月3日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    リース(1784-1838)
    交響曲 第1番&第2番 詳細ページ
    [ヤンネ・ニソネン(指揮)/タピオラ・シンフォニエッタ]

    発売日:2024年05月03日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    にわかに脚光を浴びるリースの交響曲。北欧から全集録音がスタート!フェルディナント・リースは人気コンポーザー・ピアニストとして欧州各地を席巻し、ピアノ・ソナタやピアノ協奏曲をはじめ、交響曲、弦楽四重奏曲からオペラやオラトリオに至る幅広いジャンルに作品を書きました。しかし師が余りにも偉大であったためか、「ベートーヴェンの弟子」のイメージが強く、その交響曲もベートーヴェン作品を思わせるフレーズが出て来ることに関心が向けられがちで、なかなか独自の評価を得られずにいました。 状況が変わったのは2020年代になってから。日本でリースの評伝が出版され、2024年2月には飯森範親の指揮でパシフィック・フィルハーモニア東京が全曲演奏会を開始。更にリースが1813年に演奏会を行ったことのあるフィンランドのONDINEから交響曲全集の開始が発表されたのです。 リースの交響曲全集録音はハワード・グリフィス指揮、チューリヒ室内管(1997-2002、cpoレーベル)が今のところ唯一の存在。ここに登場したニソネン盤はオケのサイズは大差無いと思われますが、アプローチにはかなり違いがあります。基本テンポが快速であること、舞曲を思わせるフレーズでの軽やかに跳ねるような処理、アクセントの利いたティンパニやブラスなど、古楽演奏のスタイルに通じる点が多く、音色は多彩で楽想ごとの表情付けは細かく且つ濃密。ころころと表情を変えてゆくリースの音楽を、爽快な流れに乗って細大漏らさず伝え、その創意の豊かさで聴き手を驚かせます。 世界初の全集として高品位のスタンダードを目指したであろう端正なグリフィス盤に対して、ニソネン盤は作品の持つ感情表現のポテンシャルを引き出すことに挑戦し、見事な成果を挙げています。ベートーヴェンの名を借りなくても、聴く人を驚かせ感心させる作品であることを知らしめる快演と言えるでしょう。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10467

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    後期の傑作群への推移を示す充実作3作。
    スリルと深みの交錯はアントニーニならでは!
    40年近くの歳月を通じて100曲以上の充実した交響曲を書き、門弟ベートーヴェンの同分野における新境地の開拓を導いた“交響曲の父”ハイドン。作曲家生誕300周年の2032年までに、時に関連作も交えつつ現存する彼の交響曲を全て録音する「HAYDN 2032」プロジェクトで指揮を務めるのは、古楽器演奏の分野で目覚ましい存在感を発揮し続けてきた異才ジョヴァンニ・アントニーニ。2014年の企画開始以来、指揮者と演奏者たちの才気と深い洞察が隅々まで行き届いた才気煥発な新解釈で注目を集めてきました。 入念かつ順調に中盤に差し掛かったプロジェクトの第15弾に選ばれたのは、ハイドンの作曲活動の拠点エステルハージ侯爵家での創造力の結実が遠隔地から注目を集めつつあった作曲家40~50代の充実作3曲。宮廷劇場を沸かせた舞台音楽に由来するドラマティックな書法を駆使、民俗調と知的洗練の間でスリリングなバランスを聴かせるハイドン随一の手腕の魅力に、アントニーニのタクトが余すところなく光を当ててゆきます。 ナチュラル金管やティンパニが華やかに活躍する第50番、全楽章が同一調による異色の第62番、そしてフランス王妃マリー=アントワネットが愛したという逸話で知られる「パリ交響曲」中の白眉・第85番…古楽器を使いこなすバーゼル室内管弦楽団の妙演もさることながら、最新研究を踏まえた背景解説(英仏独3言語、国内仕様盤では追補情報を含む日本語全訳付き )、テーマに沿った美麗写真を多数含むブックレットの充実もこのシリーズならでは。 作風の深まりに垣間見るハイドンの底知れぬ深さに気づかされる3曲、今回もじっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10468

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    DISSONANCE(不調和)
    ラフマニノフ(1873-1943)
    歌曲集 詳細ページ
    [アスミク・グリゴリアン、ルーカス・ゲニューシャス]

    発売日:2024年04月26日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    アスミク・グリゴリアンによるダイナミックなラフマニノフ!
    歌詞日本語訳付国内仕様が登場
    ザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭、コヴェント・ガーデン王立歌劇場などのステージにおいて、圧倒的な歌唱力と表現力で聴衆を魅了し続けているアスミク・グリゴリアン。今や日本でも、ノット指揮東京交響楽団による《サロメ》の成功などで高い人気を誇る彼女にとって、初のソロ・アルバムであったラフマニノフの歌曲集に国内仕様盤が登場。 彼女自身が「ラフマニノフの歌曲はオペラなみの力強い表現が必要。彼は数分のオペラを何曲も書いた」と語るように、ここで聴かせる彼女のダイナミックな歌唱には驚かされます。そしてそれをピアノで支えるのは、ショパン・コンクール、チャイコフスキー・コンクールなどでの輝かしい受賞歴のほか、世界中の大ホールで演奏経験を積んできたルーカス・ゲニューシャスという万全の布陣。グリゴリアンの幅広い表現の魅力を存分に味わうことの出来る、聴き応えたっぷりのアルバムです。 国内仕様盤には『ラフマーニノフ歌曲歌詞対訳全集』などの著書のある伊東一郎氏による日本語解説と、歌詞日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50352

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    チャイコフスキー(1840-1893)
    歌劇《チャロデイカ》 詳細ページ
    [フランクフルト歌劇場/アスミク・グリゴリアン(ソプラノ)/イアン・マクニール(バリトン)/アレクサンドル・ミハイロフ(テノール) 他/指揮:ヴァレンティン・ウリューピン/フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年04月26日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    フランクフルト歌劇場よりチャイコフスキー円熟期の隠れた名作歌劇《チャロデイカ》登場 ――
    アスミク・グリゴリアンが歌う迫真の愛憎ドラマ!
    チャイコフスキーが生涯に完成させた11作(改作を除くと10作)のオペラの最後から3番目に当たる歌劇《チャロデイカ》は、同名の戯曲の作者、劇作家イッポリート・シュパジンスキーに台本を委嘱。1885年から作曲に取りかかり1887年初冬、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場でチャイコフスキー自身の指揮で初演されました。 交響曲第5番(1888年)、バレエ『眠りの森の美女』(1890年)、歌劇《スペードの女王》(1890年)などに先立つ作曲家の円熟期に作曲されたこの作品は、その初演時にドラマトゥルギーの弱さ(冗長さ)から酷評を受けたと伝えられています。作曲家は、それにめげることなく「…私は決して絶望していません。これは慣れなければならないオペラなのです。聴衆の耳がこのオペラに慣れれば、いずれはレパートリーとして定着するでしょう…(旧暦1887年11月9日付ユリア・シュパジンスカヤ宛の手紙)」と、述べています。 しかし、3年後1890年のモスクワ初演もさしたる成功を収めることもなく、20世紀中盤にソ連時代のロシアでの蘇演はあったものの、国際的にはほとんど上演されることのない作品として、現在に至っています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50354

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《当惑した家庭教師》 詳細ページ
    [ドニゼッティ音楽祭/アレッサンドロ・コルベッリ(バリトン)/アレックス・エスポージト(バス・バリトン)/フランチェスコ・ルチイ(テノール) 他/指揮:ヴィンチェンツォ・ミッレタリ/ドニゼッティ歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年04月26日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    若きドニゼッティの秀作歌劇《当惑した家庭教師》 ――
    ローマ初演版による蘇演舞台映像!
    若きドニゼッティが作曲した歌劇《当惑した家庭教師》は1824年、ローマで初演され大好評を博したと伝えられています。本作は、ドニゼッティの生地ベルガモのドニゼッティ財団と市の共同プロジェクトとして2015年に発足し、ドニゼッティの作品上演に革新的な新風を吹き込んできた「ドニゼッティ音楽祭」の新制作となるローマ初演版の蘇演舞台です。 「ドニゼッティ音楽祭」の芸術監督、フランチェスコ・ミケーリによる演出は、舞台を2042年の近未来に置き、デジタル技術(SNS、タブレット、VRゴーグル、アバターと思しき登場人物など)が教育現場を席巻する様を諷刺しつつ、旧弊な道徳に囚われた父親と自由な男女交際を求める息子たち、その間を取り持つ家庭教師の姿を活写しています。 ドン・ジューリオ役のアレッサンドロ・コルベッリ、家庭教師グレゴーリオ役のアレックス・エスポージトというオペラ・ブッファの重鎮たる二人の名歌手を中心に、ドニゼッティ劇場財団が運営するマスタークラス「ボッテーガ・ドニゼッティ」の研修生から選抜された活きの良い若手歌手たちが、1990年生まれの新鋭ヴィンチェンツォ・ミッレタリの軽快で瑞々しいタクトに導かれた音楽に応えて、溌剌とした演技歌唱を繰り広げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10465

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲 第3番 「英雄」
    「コリオラン」序曲 詳細ページ
    [イヴァン・フィッシャー、ブダペスト祝祭管弦楽団]

    発売日:2024年04月12日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,630円(税込、送料無料)

    精悍にして気品と詩情を併せ持つ、
    イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管による「英雄」
    第7番(2006年)、第4番と第6番(2010年)、第1番と第5番(2017年)と、稀に見るスロー・ペースで進められているイヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管によるベートーヴェン・シリーズに「英雄」が登場。53分(繰り返し全てあり)という、近年ではゆったり目のテンポ設定ながら遅いという印象をほとんど感じさせません。精悍で引き締まった第1楽章に始まり、低い重心でじっくりと歌い込まれフーガのクライマックスも雄大な第2楽章、特徴的なリズムを際立たせた第3楽章、堅固な構造美を感じさせながら気品と力強さを両立させた第4楽章と、心地よい緊張の糸が切れることのない素晴らしい演奏となっています。 「コリオラン」もメリハリのある骨太の演奏で聴き応えあり。DSD256録音による高音質を最大限引き出すSACDハイブリッド・ディスクでの発売も嬉しいところです。 国内仕様盤には鈴木淳史氏による日本語解説付。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10466

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    サン=サーンス(1835-1921)
    歌劇《デジャニール》(全曲) 詳細ページ
    [山田和樹、モンテカルロ・フィル、ケイト・アルドリッチ、ジュリアン・ドラン、アナイス・コンスタン ほか]

    発売日:2024年04月12日

    CD 2枚組+Book国内仕様 日本語解説・歌詞全訳付き価格:7,260円(税込、送料無料)

    山田和樹の快挙!
    サン=サーンス最後のオペラ《デジャニール》世界初録音
    1898年、ルイ・ガレによる悲劇のための劇付随音楽としてベジエの野外競技場で初演された『デジャニール』でしたが、サン=サーンスはこれを音楽的に発展させ歌劇として再構成することを計画。劇音楽初演の年にガレが亡くなったことを受けて台本はサン=サーンス自らが手を入れ、1911年、歌劇《デジャニール》はモンテカルロで初演されました。 物語はギリシャ神話のヘラクレスの最期を題材としたもので、古代ギリシャのトラキスが舞台。トラキス地方の町オエカリアを征服したエルキュール(ヘラクレス)は、王の娘イオール(イオレ)を我が物にしようとするものの、妻のデジャニール(デーイアネイラ)の激しい拒否にあい、さらに友人のフィロクテート(ピロクテーテス)に裏切られイオールを奪われてしまいます。デジャニールはエルキュールが殺めたケンタウロスであるネッシュ(ネッソス)の血の付いた上着をエルキュールに着せると、その魔法の力で彼の心を変えられると信じて計画を練りますが…。 サン=サーンスが残した最後のオペラであるこの作品は、コーラングレ、バス・クラリネット、ソプラノ・サクソフォン、コントラファゴット、バス・トランペット、ハープ2台などを含む3管編成の管弦楽のほか舞台裏にブラスバンドを置くという大規模な編成で書かれており、スペクタクルな響きや美しいメロディ・ラインなどサン=サーンスらしい場面に溢れるほか、丁々発止のやり取りに添えられた鬼気迫る音楽などはワーグナーを思わせるところもあり、これまでほとんど顧みられなかったことが不思議なほどの充実ぶり。初演の地モンテカルロで山田和樹が持ち前の牽引力を発揮し、作品の魅力を十二分に引き出す素晴らしい演奏を披露しています。 原盤ブックレットは写真資料も豊富な145ページに及ぶもの(仏・英語)。国内仕様盤にはオペラ研究家岸純信氏による解説と、山下賢司氏による貴重な歌詞全訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10464

    詳細ページを見る

    〈4月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第7番 ホ長調(ホークショー版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/ウィーン放送交響楽団]

    発売日:2024年04月05日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導でブルックナーの交響曲全11曲全18ヴァージョン(稿)を録音する企画 「#bruckner2024」に名作の誉れ高い第7番が登場。新校訂版の使用と、ポシュナー&ウィーン放送響の高度に洗練された演奏にも注目です。 ICMA(International Classical Music Award)2024の特別賞「Spcecial Achivement Award」を受賞、「私たちが習慣にしてきた聴き方と伝統と見なしてきたものを問い直す」と讃えられた#bruckner2024。第7番ではポール・ホークショーによる新校訂版(NBG III/1: 7、2024年2月時点で未出版)を使用しています。 アルトゥール・ニキシュやヘルマン・レヴィが「ベートーヴェン亡き後に書かれた交響曲の中で最も重要なもの」等と高く評した第7番は、早くに成功を収めたこともあり、稿は一つしかありません。しかし、ウィーン国立図書館に所蔵されている自筆総譜(整理番号 Mus.Hs 19479/1-3)には、1883年9月の完成から1885年に印刷用の彫版を起こすまでの間に書き込まれた追加や変更が少なからずあり、作曲家が意図した最終形を読み取る上での課題となって来ました。ハースは曲が最初に完成した時の姿を求め、ブルックナー自身によるものも含めて後から書き加えられた部分を除去し、ノーヴァクは取捨選択の上で(しばしばカッコに入れるなどして)加筆部分を盛り込んでいますが、そこにはブルックナー以外の人物による加筆も含まれています。 新ブルックナー全集の編集主幹で#bruckner2024の監修者でもあるホークショーは、上記自筆総譜においてブルックナー自身が書いたか、承認したとされるものをすべて盛り込むべく努めたと当CDの原盤解説(英語とドイツ語)で書いています(第2楽章クライマックスではシンバルとトライアングルが効果的に用いられています)。詳細は楽譜出版と校訂報告を待たねばなりませんが、演奏上の選択肢が複数提示されている箇所もあると思われます。 (曲目・内容欄に続く) ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10463

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    メンデルスゾーン(1809-1847)
    交響曲全集
    劇音楽『夏の夜の夢』(抜粋) 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    発売日:2024年03月29日

    CD 4枚組国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳付き価格:6,930円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレ管のメンデルスゾーン、一挙全集で登場!交響曲全5曲に『夏の夜の夢』まで収録した4枚組のボリュームで登場の、パーヴォ・ヤルヴィによるメンデルスゾーン。この作曲家らしい瑞々しいメロディと躍動的なリズム、そして若々しい疾走感といった各作品の魅力を十二分に生かした、美しくもテンションの高い演奏を聴かせています。 ドイツを中心とした歌劇場で活躍するチェン・レイスとカタリナ・コンラディ、バロックから古典派の宗教作品を得意とするマリー・ヘンリエッテ・ラインホルトとパトリック・グラール、来日ツアーも成功させているプエルトリコ系アメリカ人ソプラノのソフィア・ブルゴスと、個性的な歌手陣が随所で持ち味を生かしているのもポイント。 さらに低音金管古楽器の名手パトリック・ヴィバールが『夏の夜の夢』にオフィクレイドで、「宗教改革」には(原盤ブックレットに表記がありませんが)セルパンで参加、「讃歌」のオルガンは名手クリスティアン・シュミットが務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50348

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ニールセン(1865-1931)
    歌劇《仮面舞踏会》 詳細ページ
    [フランクフルト歌劇場/アルフレート・ライター(バス)/スーザン・ブロック(ソプラノ)/マイケル・ポーター(テノール) 他/指揮:ティトゥス・エンゲル/フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年03月29日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    斬新な新制作歌劇の上演で注目を集めるフランクルト歌劇場が放つ
    ニールセン唯一のコミック・オペラ《仮面舞踏会》!
    近代デンマークを代表するシンフォニスト、ニールセンによる歌劇《仮面舞踏会》。この作品はヴェルディによる同名のオペラが悲劇なのに対し、ヨハン・シュトラウスやオッフェンバックのオペレッタをも連想させるコミック・オペラです。 18世紀初頭のデンマーク=ノルウェー同君連合時代の高名な作家、哲学者のルズヴィ・ホルベアの戯曲をもとにニールセンの盟友ヴィルヘルム・アンデルセンが執筆した台本に作曲。その音楽は、流麗で親しみやすい楽想や溌剌としたバレエ音楽など、ニールセンの声価を高めた交響曲とはかなり異なる相貌を見せています。 2021年12月にフランクフルト歌劇場でプレミエ上演された新制作《仮面舞踏会》は、この公演のために気鋭の演出家マーティン・G.ベルガーが、オリジナルのデンマーク語台本から新訳のドイツ語台本を作成。いま世界のオペラシーンで最も注目を浴びる演出家のひとりトビアス・クラッツァーの、舞台を現代に置き換えた刺激的な演出と共に、デンマークでは国民的オペラとして定着しているこの傑作を、国境を越えて広めようという意図で制作されました。 バロック音楽から、現代オペラ、バレエ音楽まで、幅広いレパートリーを誇るティトゥス・エンゲルの振るフランクフルト歌劇場のオーケストラの活気溢れる演奏に乗せて、イェロニムス役のアルフレート・ライター、マグデローネ役のスーザン・ブロック、ふたりの名歌手を中心にフランクフルト歌劇場所属の若手アンサンブル・メンバーとダンサーたちが舞台狭しと歌唱演技、ダンスを繰り広げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50350

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブゾーニ(1866-1924)
    歌劇《ドクトル・ファウスト》 詳細ページ
    [フィレンツェ五月音楽祭/ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)/ダニエル・ブレンナ(テノール)/ヴィルヘルム・シュヴィングハマー(バス) 他/指揮:コルネリウス・マイスター/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年03月29日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    フェルッチョ・ブゾーニ没後100年周年記念企画!
    フィレンツェ五月音楽祭よりブゾーニ畢生の大作 歌劇《ドクトル・ファウスト》登場
    ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、作曲家、編曲者、指揮者、教育者として19世紀末から20世紀初頭にかけて多彩な音楽活動を繰り広げたブゾーニが、そのキャリアの集大成として取り組んだ歌劇《ドクトル・ファウスト》は、ヨーロッパ中世のファウスト伝説に基づく人形劇(プッペンシュピーレ)とシェイクスピアと同時代のイングランドの劇作家クリストファー・マーロウの戯曲『フォースタス博士』を素材にブゾーニ自身が台本を執筆。完成間近にブゾーニの死によって未完となったこの作品は、弟子のフィリップ・ヤルナッハに引き継がれ作曲家の死の翌年(1925年)ドレスデンで初演されました。 その作風は、同世代の作曲家リヒャルト・シュトラウス(後期ロマン派)やピエトロ・マスカーニ(ヴェリズモ・オペラ)らと一線を画す、「起こり得ないことの現実性による劇作法」を標榜した作曲家の真価を示す作品として、近年、再評価の機運が高まっています。 フィレンツェ五月音楽祭で上演された本作は、イタリア演出界の鬼才ダヴィデ・リヴェルモーレのプロジェクション・マッピングを大胆に使用した演出により、ゴシックホラーと見まがうばかりの不気味な雰囲気を湛えています。1997年、リヨン歌劇場でファウスト役を演じて以来、この役を嵌まり役とするディートリヒ・ヘンシェル、加えてウィーン国立歌劇場でそのキャリアを築いてきた、パルマ公爵夫人役のオルガ・ベスメルトナを始めとした粒ぞろいの歌手たちを起用。近現代の作品をその中心レパートリーとするコルネリウス・マイスターの雄弁なタクトが、複雑に構成されたブゾーニの音楽から劇的な響きと抒情的な陰影を見事に引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10456

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    ヴァイオリン協奏曲集『四季』
    ラ・フォリア
    アリア「太陽の強い輝きは」 詳細ページ
    [ジュリアン・ショーヴァン、ポール=アントワーヌ・ベノス=ディアン、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ]

    VIVALDI, A.: Four Seasons (The) / Trio Sonata, RV 63, "Follia" (Chauvin, Le Concert de la Loge)

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA1005

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    新鮮解釈、ショーヴァンの「四季」と「ラ・フォリア」モーツアルトの後期交響曲や「レクイエム」のような有名作をこれまでにない視点からの新解釈で披露し、世界中の音楽ファンを新鮮な驚きと共に楽しませてくれているジュリアン・ショーヴァンによる『四季』が登場。 子供たちや俳優など様々な人々とこの作品で共演してきたという彼ら。特に、パリ五輪の公式ダンスでも話題のフランスの振付師ムラッド・メルズキのダンサー達からは大きな影響を受けたと言い、極端な独創性や誇張されたダイナミクスなどに頼ることなく、自然な身体的バランスと呼吸、自発性から今回の演奏が生まれたということです。 とはいえ、ここに聴く演奏は十分に刺激的。曲順は通常の「春」からではなく「秋」から始められており、間に近年発見されたヴァイオリンのオブリガート付きアリアを挟み、最後にはフォリアを置くという構成となっています。弦楽を各パート一人ずつに絞った緊密なやり取りの中で映えるショーヴァンの緩急織り交ぜた妙技のほか、テオルボとバロック・ギターには名手キート・ガートも参加してアンサンブルを支え、時には煽るように先導することも。 名盤あまたの『四季』ですが、異彩を放つ注目盤がまた一つ加わりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10460

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第6番&第8番
    3台のピアノのための協奏曲 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン(タンジェント・ピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ローレンス・カミングズ(チェンバロ/指揮)/ボヤン・チチッチ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2024年03月15日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。第4集は1776年にザルツブルクで作曲された協奏曲を集めています。 注目は鍵盤楽器の選択。当時のザルツブルクではチェンバロまたはクラヴィコードという言葉が鍵盤楽器全般を指して使われていました。モーツァルトが「チェンバロ」と書いた曲に強弱記号があるのもそうした背景によります。 レヴィンはこれらの作品に取り組むにあたり「チェンバロとフォルテピアノの中間的な存在でクラヴィコード的な性格もある」タンジェント・ピアノ(タンゲンテンフリューゲル)を使用。フォルテピアノに比べると音質は軽くて音量も小さめですが、4/3/2/2/1の弦の編成とうまくマッチして俊敏な音楽を透明なテクスチュアで奏でています。 3台の鍵盤楽器のための協奏曲ではフォルテピアノとチェンバロを加えることで3種の音色が生み出す華麗な効果が生まれ、各パートの音の動きを追いやすくなりました。 今回も64ページのブックレット(英語のみ)に、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、製作スタッフの回想等を掲載し、充実した内容となっています。ジャケットにはこのシリーズ共通で、AAMの創設者ホグウッドが愛好したパウル・クレーの絵が使われています。 ※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10454

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第3番 ニ短調(第3稿 ノーヴァク版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/リンツ・ブルックナー管弦楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 3 (1889 version, ed. L. Nowak) (Complete Symphony Versions Edition, Vol. 13) (Linz Bruckner Orchestra, M. Poschner)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:C8088

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年中にブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン) を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第13弾。 ブルックナーの第3番には3つの稿があり、第1稿、第2稿、第3稿と進むにつれて小節数は少なくなります。1872年に一旦の完成を見た第1稿から1889年の第3稿までの間には、オーケストラに自作の演奏を拒否されたこともありましたが、第7番ではついに大きな成功をおさめ、第8番(第1稿)の初演も成し遂げていました。そうした体験を経て改訂された第3番の第3稿は、先行の稿に比べて洗練されて無駄がなく、より効果的な音楽となっており、1890年の初演も大成功に終わりました。 一方で、荒々しいファンタジーが噴出し渦巻く「ブルックナーらしさ」が減ってしまったとの指摘もあります。ブルックナー研究者のトーマス・レーダーが「何はともあれ、作曲者が他の稿の演奏を禁じてこれを『決定稿』とした事実は重んじられなければならない」と語る第3稿、練達のブルックナー解釈者となったポシュナーの指揮は、各楽想に応じたテンポと表現の描き分けが精緻で明快。この曲の古典的な造形とロマン的な雰囲気を十全に伝えてくれます。 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10455

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    R.シュトラウス(1864-1949)
    バレエ音楽『ヨゼフ伝説』 Op.63 TrV 231 詳細ページ
    [ファブリース・ボロン(指揮)/シュターツカペレ・ハレ]

    STRAUSS, R.: Josephslegende(The Legend of Joseph) (Staatskapelle Halle, Bollon)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:8.574551

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    1914年、第1次世界大戦による世界情勢不安の時期に誕生したリヒャルト・シュトラウスのバレエ『ヨゼフの伝説』。1912年、ディアギレフのロシア・バレエ団(バレエ・リュス)の公演に感銘を受けた詩人ホフマンスタールが、バレエ団のために作品を書くことを構想。友人のケスラー伯爵とともに、旧約聖書から「エジプト王宮の侍従長ポティファルの妻の誘惑を拒み、苦境に陥る若者ヨゼフの物語」をもとに台本を作成し、シュトラウスに作曲を依頼しましたが、シュトラウスは、この清廉潔白な物語になじめず「退屈なものに音楽をつけるのは難しい」と語り、最初につけた音楽はモーツァルトを思わせる18世紀風のものでした。 このバレエをニジンスキーに踊ってもらうことを想定していたホフマンスタールはこの音楽に満足することなく、ケスラーと共に台本を修正、作曲を渋るシュトラウスを再度奮い立たせることで、ようやくコントラファゴットまでを用いた大編成のオーケストラによるエキゾチックな響きが存分が盛り込まれた煌びやかな作品が完成しました。しかし、初演時にニジンスキーがバレエ団を離れてしまったため、主役はレオニード・マシーンが躍ることになるなどトラブルが続出。実は、シュトラウスは若きマシーンを評価していませんでしたが、それでも1914年5月14日のパリ・オペラ座初演は成功裡に終わり、上演後にシュトラウスは盛大なカーテンコールを受けています。 その後ロンドンでトーマス・ビーチャムの指揮で6回公演が行われるなど、一時的に人気を博しました。戦時中は演奏されることがありませんでしたが、戦後に各地で演奏されるようになり、作品の再評価が進みました。 作曲家、アレンジャーとしても活躍する指揮者ファブリース・ボロンが、シュターツカペレ・ハレから官能的な響きを紡ぎだしています。 ※国内仕様盤には広瀬大介氏による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10459

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第6番 イ短調 詳細ページ
    [サイモン・ラトル(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 6 (Bavarian Radio Symphony, Rattle)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:900217

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    「首席指揮者ラトル」遂に始動!
    バイエルン放送響75周年の記念すべき年に放つ得意曲のライヴ録音
    2023/24シーズンからヤンソンスの後を継いでバイエルン放送響の第6代首席指揮者に就任したサイモン・ラトル、マーラーの第6番やハイドンの天地創造といった得意曲でシーズン・オープニングを飾りました。特にマーラーの第6番はベルリン・フィルへの初登場(1987年)と同フィル首席指揮者としての最後の演奏会(2018年)でもとりあげた曲で、それをバイエルン放送響の任期の始めに持ってきたところに特別な思いと万全の自信がうかがわれます。 演奏はいかにも曲を手の内に収めたもので、躍動感も流動性も十分に全曲が流れてゆく様はオケの妙技と相俟って圧巻です。悲劇一色で塗りこめることなく、重層する音楽のテクスチャーをそのままに矛盾や希望もはらんだ巨大で多面的な建築物のように描き込んだ演奏は情報量も豊か。録音会場となったイザールフィルハーモニー・イン・ガスタイクHP8の音響の良さも演奏の細部を伝える上で貢献しています。 尚、ラトルとバイエルン放送響はCDリリース後の2024年3月から5月にかけてウィーン、フンランクフルト、ケルン、シカゴ、フィラデルフィア、ニューヨークで、8月から9月にかけてザルツブルク、ルツェルン、ベルリン、ロンドンでマーラーの第6番を演奏する予定で、ここからも同曲への自信が感じられます。 ※国内仕様盤には増田良介氏による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10453

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈次世代ソリストによるモーツァルト Vol.8〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第18番・第21番 詳細ページ
    [ジョナタン・フルネル、ハワード・グリフィス、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団]

    発売日:2024年02月23日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    次世代ソリストによるモーツァルトのシリーズに、ジョナタン・フルネル登場!若手から中堅までの注目ソリストが登場するモーツァルトの協奏曲シリーズ第8弾に、2021年エリザベート王妃コンクールの覇者ジョナタン・フルネルが登場。2021年にALPHAから発売されたブラームスはコンクール直前のセッション録音だったということもあり、彼にとって待望の新録音でもあります。 曲は、そのエリザベート王妃コンクールのセミ・ファイナルでも素晴らしい演奏を披露した第18番と、人気曲第21番という絶好の組み合わせ。CPOでのリース交響曲全集など古典派や初期ロマン派の解釈に秀でたハワード・グリフィス率いるモーツァルテウム管弦楽団と共に、隅々までよく歌いつつたいへん伸びやかなモーツァルトを聴かせおり、持ち前の高い表現力を存分に発揮しています。第21番でリパッティのカデンツァを弾いているのも嬉しいところ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50344

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    音楽劇『ただ憧れを知る者だけが』
    構成&演出 クリストフ・ロイ 詳細ページ
    [フランクフルト歌劇場/ウラジスラフ・スリムスキー/オレーシャ・ゴロヴニョーワ(ソプラノ) 他/マリウシュ・クウブチュク(ピアノ) /フランクフルト歌劇場管弦楽団団員 他]

    発売日:2024年02月23日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    チャイコフスキーの歌曲による音楽劇、フランクフルト歌劇場より登場!本作は、世界中のオペラ・シーンで引く手あまたの演出家クリストフ・ロイが、チャイコフスキーがその生涯を通じて作曲した100曲余りの歌曲から24曲を抽出し、数曲の器楽曲を加えて構成制作した音楽劇『ただ憧れを知る者だけが』――コロナ禍下のフランクフルト歌劇場での無観客上演の収録です。 クリストフ・ロイは、かつてチャイコフスキーの《エフゲニー・オネーギン》の演出をした際、同様に声楽作品である作曲家の「歌曲」を集中的に研究し、その結果、本来はモノローグである歌曲を組み合わせてダイアローグとして立体化することにより、作曲家チャイコフスキーの生涯を象徴的なドラマとして描くことに思い至った、とインタビューで語っています。 作曲家になぞらえられた主人公に、世界の檜舞台で活躍するバリトンのウラジスラフ・スリムスキー、彼を取り巻く男女4人に舞台演技にも秀でた実力派の歌手を起用。チャイコフスキーの憧憬、憂愁、諧謔、そして激情に彩られた歌曲の数々から編み出されたドラマが、深い余韻を伴って繰り広げられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50346

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《キアラとセラフィーナ》 詳細ページ
    [ドニゼッティ音楽祭/グレタ・ドヴェーリ/ファン・ジョウ/ピエトロ・スパニョーリ 他/セスト・クアトリーニ(指揮)/オーケストラ・リ・オリジナーリ/スカラ座アカデミア合唱団]

    発売日:2024年02月23日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    若きドニゼッティの秀作《キアラとセラフィーナ》200年の時を経て復活!――世界初映像化!
    ドニゼッティ歌劇場&スカラ座アカデミア共同制作
    ドニゼッティは、ナポリ、ローマでの歌劇上演の成功を経て、20代半ばにしてミラノ・スカラ座より誉れある新作を委嘱されます。その歌劇《キアラとセラフィーナ》は、高名な作家フェリーチェ・ロマーニが台本を担当。しかし、その台本執筆の大幅な遅れにより、ドニゼッティは、ごく短期間での作曲を余儀なくされた上、リハーサルもままならない最悪のコンディションで初演(1822年10月26日)を迎えます。その結果、この作品は大不評を喫し、数回の舞台で打ち切られ、お蔵入りとなってしまいました。 本作は、その初演から200年を経た2022年12月、ドニゼッティの生地、ベルガモでの復活蘇演の舞台収録です。19世紀のオペラをピリオド楽器で演奏する目的で創設されたオーケストラ、リ・オリジナーリを、このジャンルのエキスパート、セスト・クワルティーニが率い、新国立歌劇場の《フィガロの結婚》(2017年)のアルマヴィーヴァ伯爵役で日本でもお馴染みのピエトロ・スパニョーリを中心に、スカラ座アカデミアの若手歌手を起用。イタリアの著名な服飾デザイナーで演出家のジャンルカ・ファラスキによるポップでカラフルな仮装、衣装を身につけた歌手たちの溌剌とした演技と歌唱によって若きドニゼッティの意欲作を、鮮やかに現代に蘇らせました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10449

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第2番 ハ短調(第1稿 キャラガン版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/ウィーン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 2 (1872 version, ed. W. Carragan) (Complete Symphony Versions Edition, Vol. 12) (ORF Vienna Radio Symphony, M. Poschner)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:C8093

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年中にブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン) を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第12弾。第1稿のウィリアム・キャラガン校訂版による演奏ですが、第2楽章と第3楽章の順番を入れ替えている点が目を引きます。 1868年にリンツで交響曲第1番を初演したブルックナーは続いてニ短調の交響曲に取り組み、翌69年に完成させますが、この曲に当初予定していた第2番を与えることなく、Nulte=無効と書いて封印してしまいました(今日では第0番と呼ばれることが多い)。心機一転、1871年に着手して翌年に仕上げたのがここに録音されている第2番(第1稿)です。初演は1873年、ブルックナー自身の指揮で行われました。 この録音では2005年に出版されたキャラガン版を使っていますが、第2楽章をアダージョ、第3楽章をスケルツォという、出版楽譜とは逆の配置にしています。これについて、当シリーズの監修者ポール・ホークショーは原盤解説(英語・ドイツ語)で、現在オーストリア国立図書館に収蔵されている自筆総譜ではアダージョ、スケルツォの順であること等を理由に挙げています。結果として、第7番までと同じく第2楽章に緩徐楽章、その次にスケルツォという構成になりました。 ポシュナーの演奏はこれまでと同様に曲の構造に応じてテンポを明瞭に切り替えるもので、他の録音と比べて速い箇所はより速く進めて軽快かつ迫力ある印象を与えますが、緩やかな箇所はしっかりとテンポを落として清澄な抒情の雰囲気を描き出します。全体の演奏時間は61分弱で、ブロムシュテット指揮のゲヴァントハウス盤と並んで同曲の最短レベルですが、ブロムシュテットと比べると第1楽章とスケルツォが速く、アダージョとフィナーレはより長い時間をかけています。 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10451

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    R.シュトラウス(1864-1945)
    4つの最後の歌 (管弦楽伴奏版&ピアノ伴奏版) 詳細ページ
    [アスミク・グリゴリアン、マルクス・ヒンターホイザー、ミッコ・フランク、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    STRAUSS, R.: 4 Last Songs (Grigorian, Hinterhäuser, Orchestre Philharmonique de Radio France, Franck)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:ALPHA1046

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞対訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    アスミク・グリゴリアンによる「4つの最後の歌」、
    管弦楽版とピアノ版のカップリングで登場!
    今世界で最も注目されているソプラノの一人、2022年にはヤナーチェク《イェヌーファ》でレコード・アカデミー賞ビデオ・ディスク部門を受賞し、ノット指揮東京交響楽団による《サロメ》で成功を収めたのも記憶に新しい、アスミク・グリゴリアンによる「4つの最後の歌」が登場。しかも管弦楽とピアノの伴奏版2つを組み合わせるという興味深い内容となっています。 伴奏を務めるのはそれぞれミッコ・フランク指揮フランス放送フィルと、ロマン派から現代までを得意とするマルクス・ヒンターホイザーという万全の布陣。グリゴリアンも管弦楽版ではよりダイナミックに、ピアノ版ではより繊細にと大きく違いをつけ、歌曲からオペラまで幅広い表現力に定評のある彼女の実力をありありと見せつけるとともに、リヒャルト・シュトラウス最晩年の傑作が持つ様々な表情を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10447

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    コレッリとカンタン
    フラウト・トラヴェルソによるソナタ集 詳細ページ
    [アンナ・ベッソン、ミリアム・リニョル、ジャン・ロンドー]

    発売日:2024年01月26日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    俊英3人、18世紀フランス流の横笛の離れ業を艶やかに!2023年の来日公演で新たな成果をあげ、ますます注目が集まる新世代の古楽鍵盤奏者ジャン・ロンドーと、彼と共に凄腕揃いのユニット、ネヴァーマインドのメンバーでもあるトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソン、様々なアンサンブルで引く手あまたであり、ソロでも「バッハ: 無伴奏チェロ組曲 ヴィオール版」などのリリースで注目を集めるミリアム・リニョル。この3人の顔合わせによる「18世紀フランスのイタリア式ソナタ」をテーマとしたアルバムがリリースとなりました。 18世紀フランスの人々をイタリア音楽に開眼させたコレッリの作品5のヴァイオリン・ソナタ集から当時の編曲版で3曲と、ネヴァーマインドのデビュー盤でもスリリングな演奏を聴かせたタルティーニ世代のフランスの作曲家カンタンのソナタを収録しています。全て当時流のフラウト・トラヴェルソで吹きこなすアンナ・ベッソンの出どころ・引きどころを踏まえた味わい深い吹奏の傍ら、阿吽の呼吸で巧みな合いの手を入れてゆくリニョルとロンドーも随所に聴きどころを散りばめます。 コレッリ作品は重音奏法を前提としたフーガ楽章もありながら、編曲版でその処理を自然に聴かせる手腕も圧巻。ALPHAの名技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧な仕事で、個々の楽器の美音が最大限に味わえるのも嬉しいところです。作品解説はベッソン自身が執筆(国内仕様盤は日本語訳付)。隅々まで音楽愛に満ちたフランス最前線の古楽アルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10448

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第4番
    森の精/悲しきワルツ 詳細ページ
    [サントゥ=マティアス・ロウヴァリ、エーテボリ交響楽団]

    発売日:2024年01月26日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ロウヴァリのシベリウス第4弾は、
    難曲第4番と若き日の隠れた傑作「森の精」、そして「悲しきワルツ」
    サントゥ=マティアス・ロウヴァリが手兵エーテボリ交響楽団と進めるシベリウスの交響曲チクルス第4弾は、全7曲の交響曲の中で最も難解と見られがちながら、傑作の呼び声もまた高い第4番です。 シリーズのこれまでのアルバムで個性的でありつつも説得力のある解釈を聴かせ、作品の新しい魅力を知らしめてきたロウヴァリ。今回も終始暗い影が支配するこの作品から、彼ならではの際立って精緻なスコア整理と、細部まで行き届いたコントロールと表現力によって様々な側面を引き出し、その充実した内容をあぶり出すことに成功しています。 併せて収録されたのは、30歳を目前にしたシベリウスがスウェーデンの詩人ヴィクトル・リュードベリの詩に基づいて書き上げた標題音楽「森の精」。20分を超える演奏時間を要する力作ながら、なぜか半世紀以上忘れられていたというこの作品をロウヴァリは素晴らしい躍動感と物語性で描き上げ、その完成度の高さを証明してみせました。 そして最後は人気曲「悲しきワルツ」のメリハリのある引き締まった演奏で、余韻を残すラストの引きも見事。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50340

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ワーグナー(1813-1883)
    歌劇《さまよえるオランダ人》 詳細ページ
    [ソフィア国立歌劇場/マルクス・マルクヴァルト/クルト・リドル/ラドスティーナ・ニコラエワ 他/指揮:ロッセン・ゲルゴフ/ソフィア国立歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年01月26日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    パンチャレヴォ音楽祭より湖畔の《さまよえるオランダ人》登場!
    俊英ロッセン・ゲルゴフ指揮
    クルト・リドルがダーラント役と歌唱指導を兼務
    ブルガリアの首都ソフィア郊外、風光明媚なパンチャレヴォ湖の湖畔で開催されるパンチャレヴォ音楽祭。本作は2022年夏に開催されたこの音楽祭でのソフィア国立歌劇場による《さまよえるオランダ人》の上演収録です。 湖畔に組み立てられたステージは、上演の演出も務める歌劇場の芸術監督プラメン・カルタロフが20世紀イギリスの彫刻家バーバラ・ヘップワースへのオマージュとして設計製作したユニークなもの。題名役のドイツの歌劇場を中心に活躍するマルクス・マルクヴァルト、ゼンタ役のブルガリア歌劇場生え抜きの名花ラドスティーナ・ニコラエワ、同じくブルガリア出身で国際的なキャリアを築きつつある新鋭アレクサンドリーナ・ストヤノヴァがマリー役で見事な歌唱を聴かせます。加えてオールドファンに懐かしい「ザ・メガ・バス」の異名をとるクルト・リドルがダーラント役を務めているのも注目です(クルト・リドルは本公演の歌手たちにドイツ語の歌唱指導も行っています)。 西に傾く日差しの中で始まり、次第に暮色が深まり暗い夜へと移っていく湖畔の風景を背景としたステージで、カルタロフ演出のもとブルガリアの俊英ロッセン・ゲルゴフ率いるソフィア歌劇場オーケストラのダイナミックで引き締まった演奏による《オランダ人》が雰囲気豊かに繰り広げられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50342

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    サン=サーンス(1835-1921)
    歌劇《サムソンとデリラ》 詳細ページ
    [コヴェント・ガーデン王立歌劇場/エリーナ・ガランチャ/ソクジョン・ベク/ウカシュ・ゴリンスキ 他/指揮:アントニオ・パッパーノ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年01月26日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    サン=サーンスの《サムソンとデリラ》 2022年コヴェント・ガーデン新制作
    エリーナ・ガランチャ、デリラ役で登場!
    パッパーノ指揮/リチャード・ジョーンズ演出
    旧約聖書の士師記にその題材を採った台本に作曲された《サムソンとデリラ》は、サン=サーンスの代表作の一つであるとともに、フランスの近代オペラの頂点をなす作品の一つ。本作は、2002年より20年に渡りコヴェント・ガーデンの音楽監督を務め、2023/24のシーズンでその任期を満了するアントニオ・パッパーノと、9回のオリヴィエ賞受賞(2023年11月現在)に輝くイギリス演出界の名匠リチャード・ジョーンズのコラボレーションによる新プロダクションの収録です。 題名役の二人に、2018年よりウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ザルツブルク音楽祭など世界の名だたる舞台でデリラ役を演じ、現代最高のデリラ歌手と評されるメゾ・ソプラノのエリーナ・ガランチャ、力強く純朴な歌唱でガランチャと見事に渡り合うサムソン役の韓国出身のテノール、ソクジョン・ベク。パッパーノ率いるコヴェント・ガーデンのオーケストラと合唱団が、題名役の二人を始めとした優れた歌唱陣と共にスペクタクルなシーンに満ちた音楽ドラマを、精緻に、かつダイナミックに描きだしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10443

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第1番 ハ短調 (第1稿/レーダー版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/リンツ・ブルックナー管弦楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年中にブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン) を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第11弾。「リンツ稿」の本来の姿に迫ろうとするトーマス・レーダー版の楽譜を使用しています。 1863年にへ短調の習作交響曲を書き上げ、1865年にはミサ曲ニ短調(第1番)で成功を収めたブルックナーが、いよいよ交響曲作家として名乗りを挙げようと取り組んだのが第1番。1865年に着手し、66年に完成、68年にリンツで初演されました。ブルックナーはその後、1877年にこの曲に改訂を施し、87年からは更なる改訂作業に取り組んで91年に改訂版が完成しました。前者(第1稿)は「リンツ稿」、後者(第2稿)は「ウィーン稿」とも呼ばれます。しかし、ハース版、ノーヴァク版ともに出版された「リンツ稿」にはその後の改訂による素材が取り込まれていました。#bruckner2024の監修者ポール・ホークショーによる原盤解説によれば、ここで使用されているトーマス・レーダー校訂版は、1868年の初演時のパート譜をもとに後年の改訂部分を取り除いて初演時の姿を再構成する試みで、新ブルックナー全集の一環として2016年に出版されたものです(NBG III/1: 1/1)。リンツ初演以後の改訂で生じた要素を除去する試みとしてはウィリアム・キャラガン校訂版という先例があり、ティントナーやシャラーが録音しています。異同が注目されるところです。 曲は古典的な4楽章構成。ドイツ・ロマン派的な語法によりつつ、後年のブルックナーらしさも時折顔を出します。ポシュナーは引き締まったサウンドと造形を基本に、アダージョではブルックナーらしい抒情を堪能させます。 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574308

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ピアソラ(1921-1992)
    ブエノスアイレスの四季
    チン・チン/天使の復活/ムムキ 他
    ヴァイオリンと弦楽のための編曲集 詳細ページ
    [トーマス・コーティク(ヴァイオリン)/ケン・セルデン(指揮)/マーティンゲイル・アンサンブル]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:1,900円(税込)

    アストル・ピアソラの『Nuevo Tango=新しいタンゴ』はタンゴというカテゴリーを超え、全世界の人々に影響を及ぼすほどの人気を獲得しています。このアルバムでは、ピアソラが自身の五重奏団のために作曲した器楽作品を、独奏ヴァイオリンと弦楽オーケストラのために編曲したヴァージョンを演奏。 最も有名なのはレオニード・デシャトニコフによる「ブエノス・アイレスの四季」でしょう。他の7曲は、ポートランド州立大学管弦楽団の音楽監督を務める指揮者ケン・セルデンが編曲。ピアソラのオリジナル演奏の録音を参考にしたという即興演奏も組み込まれるなど、創意工夫が凝らされています。 ヴァイオリン独奏はNAXOSに2枚のピアソラ・アルバムを録音しているトマス・コーティク。ヴァイオリンとピアノのための編曲集(8.573789)でも「ブエノスアイレスの四季」を披露していますが、今回では更に華やかな演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574541

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:1,900円(税込)

    2022年に開催された第1回「European Bach Guitar Award ヨーロッパ・バッハ・ギター・アワード」コンクールで第1位を獲得した期待の新人ゲオルギ・ディミトロフのバッハ・アルバム(同コンクールでは山下愛陽が第3位に入りました)。 2000年ブルガリア生まれのディミトロフは幼い頃からギターをはじめ、パコ・デ・ルシアに賞賛された才能の持ち主。ブルガリアの国立音楽アカデミーで学び数多くの賞を受賞、その後はグラーツ音楽舞台芸術大学での研鑽を積みながらバロック・ギターとヴィオラ・ダ・ガンバのクラスも受講し、現在はロンドンの王立音楽アカデミーで学んでいます。 このアルバムでは、彼が得意とするJ.S.バッハのギター用に編曲された作品を演奏。バッハ自身が無伴奏ヴァイオリン・パルティータをリュート用に編曲した組曲第4番 BWV 1006aを冒頭に置き、バルエコが編曲した無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、リュートとチェンバロのどちらでも演奏できるBWV 998、そして最後に無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番のシャコンヌが壮大なクライマックスを築きます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A542

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    J.S.バッハ(1685-1750)
    ピアノ(チェンバロ)協奏曲 第1番-第5番 詳細ページ
    [ギル・ベ、アントニオ・ピオヴァーノ、サンタ・チェチーリア音楽院弦楽合奏団]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,775円(税込)

    気鋭のピアニスト、ギル・ベとピオヴァーノによるバッハ登場オランダ出身で韓国にルーツを持ち、現在はイタリアを中心にヨーロッパ各地で精力的に活動しているピアニスト、ギル・ベによるバッハの協奏曲が登場。共演はアントニオ・ピオヴァーノ率いるサンタ・チェチーリア音楽院弦楽合奏団で、全曲の映像がDVDで付属するうえ、映像にのみピオヴァーノが編曲したイタリア協奏曲のピアノ協奏曲版も収録されているという豪華なもの。全編にわたって溌溂としてよく歌うベのピアノに伸び伸びとしたストリングスが絡む、美しく清涼感溢れる演奏に仕上がっています。協奏曲を鍵盤楽器1台で表現するコンセプトの大もとへと引き戻されたイタリア協奏曲も面白い出来栄え。 なおデジタル配信版ではDVDの代わりに、イタリア協奏曲も音声ファイルとしてアルバムに組み込まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1038

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,775円(税込)

    香港が生んだ若き俊英、エリム・チャン初のフル・アルバム香港に生まれアメリカで指揮を学んだエリム・チャン(陳以琳)。2014年ドナテッラ・フリック指揮者コンクールで女性として初めて優勝、2019年からアントワープ交響楽団の首席指揮者を務めています。 これまで協奏曲の伴奏やコンクールのライヴはあったものの、初めてのフル・アルバムのテーマとして今回彼女が選んだのは舞曲。プロコフィエフ『ロメオとジュリエット』の組曲から独自に選曲した8曲とラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲では、大仰な表現は控えながら細部まで歌い込み、さらに引き締まったリズムとしなやかさを兼ね備えた深い音楽を聴かせます。 そしてアメリカの作曲家オゴネクによる「管弦楽のための3つの舞曲」のサブタイトルの付いた『ALL THESE LIGHTED THINGS』では、曲の特性の深い理解に基づき、多彩なパーカッションと弦や管によるリズムの交感を巧妙に描き、たいへん魅力的に仕上げています。 巨匠然とした重さとも鋭角的な表現とも違う、創造性と柔軟性の高い音楽を作り上げる新しい才能を感じさせるアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA1044

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    Piano Dances
    ピアノのための舞曲集 詳細ページ
    [アンナ・ヴィニツカヤ]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴィニツカヤが描き上げるピアノの舞曲ロシア出身で2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのほか数々のコンクールを制し、2009年にCDデビュー、同年より母校でもあるハンブルク音楽演劇大学で後進の指導にもあたっているヴィニツカヤ。 2021年の「ショパン: バラードと即興曲」以来3年ぶりとなる今作のテーマは舞曲。ラヴェルの名作2曲では、持ち前のテクニックに支えられた繊細かつダイナミックな表現を存分に聴かせます。ショスタコーヴィチの「人形の踊り」は彼が映画などのために書いた曲を再構成した子供のための易しいピアノ曲ながら、ヴィニツカヤはほんの10年ほど前に出会ってぜひ録音したいと願っていたもので、愛らしい曲想を慈しむように聴かせます。 カーネギーホールの依頼で2012年に書かれたヴィトマンの「サーカス・ダンス」は、芸術的あるいはピアニスティックな視点のみならず、彼自身の履歴書のような意味合いがある作品とされ、ヴィニツカヤは今回の録音の前にヴィトマンと語り合う機会を得たことで、作品理解が大きく深まったと語っています。 その終曲はヴィトマン自身のオペラ《バビロン》から引用された軍楽隊の賑やかな行進曲。

  • 商品番号:ALPHA687

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    2LP+1CD+DL 3枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    交響曲全曲録音シリーズ第10弾に豪華アナログ盤登場ハイドン生誕300周年となる2032年までに、その100曲を越える交響曲を全て実演・録音してリリースするプロジェクト「HAYDN 2032」第10作目に、CDのほかハイレゾのダウンロード用コードまで付属した豪華なアナログ盤が登場。毎回テーマ性ある選曲が興味深く、そこに他の作曲家の作品などが適宜盛り込まれるのも面白いところですが、今作には作曲当初から連作として構想されていたことが明らかな初期の3曲「朝」「昼」「晩」を収録。 ハイドンがエステルハージ侯爵家に副楽長として雇われて間もなくの1761年に発表されたと考えられるこれらの作品は、宮廷楽団の名手たちの技量と新任副楽長の才覚を存分に印象づけるべく、多様な作曲様式が盛り込まれた傑作です。弦楽器で奏でられるレチタティーヴォ、フルートからコントラバスまで様々な楽器が随所で繰り広げるソロなど聴きどころ満載で、現代の演奏団体にとっても腕が試される作品群ですが、イル・ジャルディーノ・アルモニコは流石の腕利き揃いで、隅々まで才気あふれる演奏を味わえます。 選び抜かれた古楽器の素材感に満ちたサウンドもさることながら、アンサンブル全体が一つの生き物のような一体感で伸縮自在のダイナミズムを堪能でき、ハイドンならではの曲作りの面白さが存分に伝わる痛快さ。各交響曲が朝から晩(夕)まで、一日の三つの時間をそれぞれ表現しているハイドン作品の続きとして、モーツァルトがザルツブルクの音楽夜会のために書いた「セレナータ・ノットゥルナ」を“夜”にあたる曲として併録。こちらも首席ヴァイオリンのバルネスキによる当意即妙な即興パッセージが心地良く、全編を通じて生気に満ちた音作りがたまりません。 当シリーズの常通り、音楽学者モーリッツ・バウアーによる最新研究をふまえた作品解説も添えられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDC-25753

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    SACD-Hybrid 3枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    シューラ・チェルカスキーやブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したドイツの中堅ピアニスト、ブルカルト・シュリースマンが弾くシューマン作品集。 タイトルに「幻想」が付く作品を中心とした選曲で、シューマンの内なる世界を表現しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NBD0159V

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ワーグナー(1813-1883)
    舞台祝祭劇《ニーベルングの指環》第2夜
    楽劇《ジークフリート》 詳細ページ
    [ベルリン・ドイツ・オペラ/ニーナ・シュテンメ/クレイ・ヒーリー/イアン・パターソン 他/指揮:ドナルド・ラニクルズ/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団]

    発売日:2024年04月26日

    Blu-ray日本語字幕付き価格:4,200円(税込、送料無料)

    ベルリン・ドイツ・オペラの最新作《ニーベルングの指環》4部作映像、分売第3弾!
    楽劇《ジークフリート》
    ワーグナー作品の上演に輝かしい伝統を持つベルリン・ドイツ・オペラは、2021年の年末に世界中のオペラシーンで引く手あまたの演出家ステファン・ヘアハイムを招いて、音楽総監督ドナルド・ラニクルズの指揮による新制作《ニーベルングの指環》全4部作の通し上演を果たしました。その全4部作収録映像《ニーベルングの指環》から分売第3弾の楽劇《ジークフリート》をお届けします。 この《指環》4部作に共通するキー・オブジェ『グランドピアノ』を舞台の中心に据え、ヘアハイム入魂の創意によるドラマトゥルギーとスペクタクルなシーンに溢れた舞台を、ラニクルズの端正なタクトが導くオーケストラの雄渾なワーグナー・サウンドが見事に支えています。 歌唱陣は当代切ってのブリュンヒルデ歌いのニーナ・シュテンメにジークフリート役で世界中の歌劇場から引く手あまたの新星クレイ・ヒーリー、さすらい人(ヴォータン)役のイアン・パターソンらバイロイト音楽祭でもお馴染みの顔ぶれに加えて、今回もミーメ役のヤーツォン・ホァンが大活躍。 演出、オーケストラ、歌唱演技の3拍子揃った新時代の《ジークフリート》です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OACD9051D

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    グラズノフ(1865-1936)
    バレエ音楽『ライモンダ』(タマラ・ロホ版) 詳細ページ
    [ギャヴィン・サザーランド(指揮)/イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニック]

    発売日:2024年04月26日

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    グラズノフ:バレエ音楽『ライモンダ』(タマラ・ロホ版)新登場!
    フィリップ・ホッブス(Linn Records)が録音を担当
    イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)は、タマラ・ロホの芸術監督就任(2012年)以来、アンナ=マリー・ホームズ振付『海賊』やアクラム・カーン振付『ジゼル』など数々の斬新な企画で注目を浴び、大きな飛躍を遂げました。そのタマラ・ロホがサンフランシスコ・バレエの芸術監督への転身に先立ち、ENBでの最後のプロジェクトとして取り上げ、自身の振付家としてのデビュー作ともなったのが、グラズノフ作曲、プティパ原振付のバレエ『ライモンダ』。2022年1月に初演されたこのタマラ・ロホ版『ライモンダ』は、大好評を博しました(同月ENBの最高位リード・プリンシパルに昇格した加瀬栞がライモンダ役で出演)。 タマラ・ロホは、物語の舞台をプティパ版の十字軍時代の中世フランスから19世紀のイギリスとクリミアへと移し、題名役ライモンダをクリミア戦争の従軍看護師フローレンス・ナイチンゲールに見立て、十字軍の騎士ジャン・ド・ブリエンヌをイギリス軍の兵士ジョン・デ・ブライアン、サラセンの騎士アブデラフマンをオスマン帝国軍の将校アブドゥル・ラーマンに置き換え、この主役の3人を軸にした、より劇的な起伏に富むストーリーに転換。新国立劇場バレエ公演『眠りの森の美女(2014年)』、『ラ・シルフィード/Men Y Men(2016年)』の指揮者として日本でもお馴染みのバレエ音楽のスペシャリスト、ギャヴィン・サザーランドがこのストーリーを元にグラズノフのスコアを再構成しました。 本作は、このタマラ・ロホ版『ライモンダ』のイングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニック(ギャヴィン・サザーランド指揮)によるセッション録音です。録音エンジニアはLinn Recordsのフィリップ・ホッブス。作品的にもオーディオ的にも注目のリリースです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC1730

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    エルガー(1857-1934)
    交響曲 第1番
    序曲「コケイン」 詳細ページ
    [アレクサンダー・ソディ(指揮)/マンハイム国立劇場管弦楽団]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,475円(税込)

    2016/17年のシーズンからマンハイム国立劇場管弦楽団の音楽監督を務め、オーケストラのレパートリーを飛躍的に拡大させた功績が知られる1982年オックスフォード生まれの中堅指揮者アレクサンダー・ソディ。前作のメシアン:トゥーランガリラ交響曲(OEHMS OC472)では大規模なオーケストラを自在に操り、煌びやかな音楽を披露しましたが、今作では彼のお国もののエルガーの2作品を演奏。 明るく賑やかな序曲「コケイン」、長大重厚な「交響曲第1番」と、各々の作品の持つ性格を鮮やかに描き分け、共感溢れる演奏を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100291

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    1980年生まれのジョナサン・ビスは若いうちから脚光を浴び、共演した音楽家たちからも篤い信頼を得てきました。35歳になる2015年にはセントポール室内管と合同で、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲それぞれにインスパイアされた新作を5人の作曲家に委嘱し、両曲をペアで演奏するBeethoven/5というプロジェクトを立ち上げました。ORCHID CLASSICSは、それら5組の協奏曲の録音を順次リリースしてゆく予定です。 第1弾として「皇帝」とブレット・ディーンの「グナイクセンドルフの音楽 - ある冬の旅」が登場。「皇帝」はスケールが大きく、正攻法の堂々たる演奏。ベートーヴェンのソナタ全集の録音も完成させたビスの円熟を示す演奏となっています。 ディーンの作品名にあるグナイクセンドルフはベートーヴェンの弟ヨハンの家があった街。自殺未遂を起こした甥のカールを連れたベートーヴェンが1826年の秋から初冬にかけて滞在した後、ウィーンに戻る旅の途中で体調を崩し、それから4カ月足らずで世を去りました。 作品は急緩急の3楽章構成で演奏時間約25分。熱にうなされて乱れがちな意識の中に「皇帝」のフレーズが浮かんでは消えるといった趣きで、全編を通じてピアノにはヴィルトゥオーゾ的なテクニックが求められます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:RES10333

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    プーランク(1899-1963)
    青春時代の作品集
    歌曲と管弦楽曲 詳細ページ
    [ソラヤ・マフィ/ジュリアン・ヴァン・メレールツ/ローレンス・ザッゾ/ジョン・アンドルーズ(指揮)/マンチェスター・カメラータ]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,325円(税込)

    幼い頃から音楽的環境に恵まれていたプーランクは音楽の専門教育を受けることなく才能を発揮、10代の終わりにはすでにピアニスト、作曲家としてパリの芸術家たちの中でも特別な存在になっていました。彼の初期作品を収録したこのアルバムでは、優雅さと機知を備えた、ユニークな編成によるプーランクらしい曲を室内アンサンブルと歌で楽しむことができます。 収録曲は、サティの影響下にあった1918年に書かれ、後に9つの楽器のために編曲された「3つの無窮動」やアポリネールの詩による歌曲集「動物詩集」、コクトーとラディゲの台本による管楽器と声のための劇音楽「理解されない憲兵」、1921年に初演された管楽アンサンブルと歌のための「マックス・ジャコブの4つの歌」、16世紀の作曲家クロード・ジェルヴェーズの作品を基に大胆なオーケストレーションを施した「フランス組曲」の6作品です。 ナイロビで生まれ、ケンブリッジ大学で音楽と歴史を学び、ベラ・バルトーク国際オペラ指揮者コンクールでの受賞経験を持つ指揮者ジョン・アンドルーズ率いるマンチェスター・カメラータの巧みなアンサンブルでお聴きください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RES10337

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,325円(税込)

    ラウティオ・ピアノ三重奏団はピリオド楽器を用いて18世紀から19世紀作品を中心に演奏するアンサンブル。2016年に発表したモーツァルトの三重奏曲が高く評価されて以降、優れたアルバムを世に送り出すとともに、近年はモダン楽器も操り、現代作品の初演も数多く行うなど活動の幅を広げています。 当アルバムはベートーヴェンのピアノ三重奏曲シリーズの第2弾となるもので、1793年から1795年に書かれた第3番と、1797年作曲の有名な「街の歌」、そして「14の変奏曲」の3曲が収録されています(14の変奏曲の主題はベートーヴェンの創作とされていましたが、最近の研究ではディッタースドルフの旋律であることがわかっています)。 18世紀に登場したピアノ三重奏曲の形式が、ピアノの機能の発展に伴い変化していく最中に書かれたベートーヴェンの野心溢れるこれらの作品を、ラウティオは1805年に製作されたピアノで見事に演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM457

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ハイドン(1732-1809)
    弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.20 No.5
    リゲティ(1923-2006)
    弦楽四重奏曲 第1番「夜の変容」
    メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)
    弦楽四重奏曲 変ホ長調 H. 277 詳細ページ
    [ケイオス弦楽四重奏団]

    HAYDN, J.: String Quartet No. 23 / LIGETI, G.: String Quartet No. 1 / MENDELSSOHN-HENSEL, F.: String Quartet (Chaos String Quartet)

    発売日:2024年04月26日 NMLアルバム番号:SM457

    CD価格:2,175円(税込)

    2019年創設のケイオス弦楽四重奏団は、ウィーン音楽演劇大学でヨハネス・マイスルに指導を受け、その後カザルス四重奏団に師事しました。2022年にはミュンヘンARDとボルドーという名門コンクールで優勝し、2023-25年の「BBC Radio3 新世代アーティスト」に選出されるなど注目を集めています。 デビュー・アルバムとなる当盤は、「高度に洗練された技術と実験的かつエネルギッシュなアプローチが生み出す情熱的演奏」を標ぼうするこのグループにふさわしく、弦楽四重奏の多面性を見せてくれるプログラムです。

  • 商品番号:VOXNX3038CD

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    グリーグ(1843-1907)
    交響的舞曲
    抒情組曲/2つの悲しい旋律 詳細ページ
    [モーリス・アブラヴァネル(指揮)/ユタ交響楽団]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    高音質録音で名高いエリート・レコーディングズ制作のVOX原盤を現代の名エンジニア、マイク・クレメンツがオリジナル・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化するVOX AUDIOPHILE EDITION。 VOXに数多いアブラヴァネルの録音から、グリーグの管弦楽作品集を復刻。録音場所は明記されていませんが当時ユタ響が主な録音会場として使っていたモルモン・タバナクルと想像されます。 豊かな響きを伴ったオーケストラの一体感のあるサウンドからソロ・パートを奏でる楽器が小さめの音像ながらふわりと浮かび上がる様子は、録音エンジニアのマーク・オーボートならでは。今回のリマスターでS/Nが改善しました。「中庸の美」を音にしたような演奏は極端な表現に走ることなく、それでいて民族的な舞曲は十分ダイナミックに、感傷的な旋律には哀感を湛えて、安心して曲の魅力に浸ることが出来ます。 ブックレットには初出時のジャケットと解説を転載しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3041CD

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    スメタナ(1824-1884)
    連作交響詩『わが祖国』 詳細ページ
    [ヴァルター・ジュスキント(指揮)/セントルイス交響楽団]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    高音質録音で名高いエリート・レコーディングズ制作のVOX原盤を現代の名エンジニア、マイク・クレメンツがオリジナル・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化するVOX AUDIOPHILE EDITION。 プラハ生まれの指揮者ヴァルター・ジュスキントが1968年から75年まで音楽監督を務めたセントルイス響を指揮した「わが祖国」、彼の任期最終年を飾った録音です。オケの音色が落ち着いて中欧的に感じられるのは指揮者のカラーが浸透していたことを思わせます。 録音エンジニアのマーク・オーボートは極力少ないマイクで録音することを心がけていたと言いますが、オケの溶け合いの良さ、ソロ・パートの音像が大きくならずに自然に定位しているところはその効果と言えるでしょう。 演奏・録音共にまさにナチュラル。派手さ志向の音作りではないので一聴地味に聴こえがちですが、耳をすませばまろやかな響きの中に豊かなディテールを聞き取ることができる、味わい深い名録音です。 ブックレットには初出時のジャケットと解説を転載しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:WHR085

    詳細ページを見る

    〈4月26日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,175円(税込)

    アメリカ合衆国ミネソタ州出身のピアニスト、ダニエル・リーペルのアルバム。モーツァルトの残したソナタの中でも大規模で劇的な性格を持つ第14番と、一緒に出版された幻想曲を冒頭に収録。そしてコープランドからシューマンへと、振り幅の大きなプログラムを安定した技術と彫の深い表現で有機的に聴かせています。

  • 商品番号:900220

    詳細ページを見る

    〈4月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ベルリオーズ(1803-1869)
    幻想交響曲 Op.14 詳細ページ
    [コリン・デイヴィス(指揮)/ バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2024年04月19日

    CD価格:2,325円(税込)

    バイエルン放送交響楽団75周年記念。
    コリン・デイヴィス十八番の「幻想交響曲」にライヴならではのドラマティックな演奏が登場。
    2024年に創立75周年を迎えたバイエルン放送交響楽団(BRSO)のアーカイヴから、第3代首席指揮者コリン・デイヴィスが得意とした「幻想交響曲」の初出音源が登場。すでに4種の録音があるデイヴィスの同曲ですが、他の録音とは一味違う演奏が展開されています。 デイヴィスの「幻想交響曲」にはロンドン響(1963年)、コンセルトヘボウ管(1974年)、ウィーン・フィル(1990年)、ロンドン響再録音(2000年)があり、特にコンセルトヘボウ盤はフィリップス・レーベル黄金期の名録音として同曲のベスト盤にしばしば挙げられてきました。 感心するのは、この4種の録音を通じて演奏時間がほぼ同じであること。最短のコンセルトヘボウ盤(55:14)と最長のロンドン響再録音盤(56:44)との間の違いが1分半しかなく、各楽章の演奏時間にも大きなブレがありません。デイヴィスの解釈がいかに完成されたものであったかを物語ります。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5519

    詳細ページを見る

    〈4月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月19日

    CD価格:2,475円(税込)

    優れたピアニストでもあった作曲家ドホナーニが書いた作品を、彼が所有していた歴史的ピアノで演奏した1枚。 ハンガリーの作曲家エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)は優れたピアニストであり、楽器の発明や改良にも強い関心を持っていました。彼はとりわけ半円を描くように湾曲した鍵盤を備えたピアノが気に入り、1909年から1910年頃にはこの楽器の推進者となりました。 この方式の鍵盤は、高音、中音、低音のどこを弾く時も体の中心からの距離がほとんど変わらないため、体を動かすことなく演奏できるのがポイントで、1820年代に開発されると、オーストリア、ロンドン、ドイツで競って実用化が行われた後、オーストラリアの音楽家・発明家のフレデリック・クラッサム(1869-1934)が1907年12月に特許を取得しました。クラッサムは1908年末もしくは1909年初頭にベルリンで新楽器を発表するとともに、著名ピアニストやピアノメーカーに協力をもちかけ、ドホナーニも有名なピアノ製造社「イバッハ」製の楽器を演奏、普及に尽力しました。その後、各地の音楽大学に納入される予定でしたが、実際に購入されることはほとんどなかったようです。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8015

    詳細ページを見る

    〈4月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    パガニーニ(1782-1840)
    Sonata a Preghiera - 祈りのソナタ 詳細ページ
    [ルカ・ファンフォーニ(ヴァイオリン) 他]

    発売日:2024年04月19日

    CD価格:2,175円(税込)

    DYNAMICレーベルが力を入れているパガニーニのシリーズの最新作。冒頭に置かれた「祈りのソナタ」は、ロッシーニの歌劇《エジプトのモーゼ》から主題を採り変奏曲に仕立てた「モーゼ変奏曲」として知られる作品。通常は1855年に出版されたピアノとヴァイオリン版が演奏されますが、このアルバムは、I.ヴェスコーヴォがソロ・パートの欠けている箇所を補筆完成させたオリジナルの管弦楽伴奏版を収録。世界初録音となります。また変則調弦ヴァイオリンのための断章や、カプリッチョ、アジタートは未出版作品でこちらも世界初録音です。 最後の「うつろな心」の主題による序奏と変奏曲は、全体に超絶技巧が施された極めてよく知られる華麗な曲。もともとは1830年にカール・グール(1787-1848)が出版した『ヴァイオリン物語』の付録として印刷されたもので、現在でもこの譜面が一般的に使われていますが、完全な自筆原稿は残っておらず、グールが自身の記憶を辿って譜面にしたと主張していました(ベルリンの国立図書館に保存されているパガニーニの未完成の自筆譜はグールの印刷譜と一致しています)。 ファンフォーニの素晴らしい演奏でお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99320

    詳細ページを見る

    〈4月19日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月19日

    CD 2枚組価格:3,750円(税込、送料無料)

    ハイドンの『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』は1786年、スペインのカディス大聖堂からの依頼によって書かれたもので、聖金曜日の礼拝において福音書のキリストの十字架上での7つの言葉をそれぞれ読み、瞑想する時間に演奏されるための音楽です。もともとは管弦楽のために書かれましたが、後にハイドン自身によって弦楽四重奏版とオラトリオ版が作られ、クラヴィーア用の編曲版も作られました。 初演時は「前奏の後、司祭は説教壇に上がり、7つの言葉のうちの1つを読み上げ黙想しました。それが終わるとすぐに、彼は説教壇から降りて祭壇の前にひざまずき この時間は音楽によって満たされました。そして司教は二回目、三回目と説教壇に登場、説教終了後に再び管弦楽が演奏。 私の作品はこの表現にふさわしいものでなければなりませんでした。」とハイドンが振り返っており、このアルバムは初演時の構成に倣いつつ、カペラ・パウラーナによる弦楽四重奏版が演奏されています。 7つの言葉についての考察はFSSP(Fraternitas Sacerdotalis Sancti Petri 聖ペトロ司祭兄弟会)のユリウス・カッペル司祭(1993年生まれ)のもので、ここではドイツの名俳優ミヒャエル・ケーニヒが朗読を行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555289

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月12日

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    2012年から続くゲルハルト・ヴァインベルガーの
    レーガー:オルガン作品全集録音、遂に完結!
    レーガーのオルガン作品はどれも複雑な対位法が巡らされ厚みのある響きを持つだけではなく、旋律は半音階的に進行するなど難解なものが多く、例えば、このアルバムに10曲が収録されている「52のやさしいコラール前奏曲」も、演奏は決して容易ではありません。彼自身は、この作品はバッハが書いた多くのコラール前奏曲に比肩するものと自負していたといいます。 そんなレーガーのオルガン作品全集に挑んだのは、すでにバッハのオルガン全集(cpo 777363)で高い評価を受けているドイツのオルガニスト、ゲルハルト・ヴァインベルガー。バッハの流れを汲むレーガー作品の演奏には、これ以上ない人選であると言えるでしょう。彼は10年以上の年月をかけ、アルバムに収録されている作品に最もふさわしいオルガンを選定、演奏と録音を続けてきました。最終巻となるこの第9集ではケムニッツのザウアー=オルガンとシュヴィーツのゴル=オルガンを使用、この上なく美しい響きを紡ぎ出しています。 また、これまでと同じくマルチ・チャンネル対応のSACDフォーマットで、オルガンの美しい響きが余すことなく捉えられており、高音質を楽しむことができる2枚組となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555546

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    テレマン(1681-1767)
    カンタータ『雷のオード』
    晩年の教会音楽 詳細ページ
    [ジョナサン・セルズ/ソロモンズ・ノット(声楽アンサンブル)/メレト・リュティ(ヴァイオリン&指揮)/レ・パシオン・ド・ラーム]

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:2,775円(税込)

    テレマンは晩年になっても創作意欲が衰えることがなく、70歳を超えて書かれた「イエスの死」や81歳の時の「審判の日」など高齢になっても次々と熟練の作品を生み出していきました。 このアルバムに収録されたのは、テレマン晩年の充実した声楽作品の一つである『雷のオード』を中心とした一連の作品です。これは、雷鳴を思わせるバス二重唱とティンパニ・ソロが絡み合うなど当時としては先進的な書法が用いられた大胆なカンタータで、1756年に初演された第1部「Wie ist dein Name so groß」と、1756年に書かれ1760年にハンブルクで初演された(当時の新聞では「第2部が追加された」と報じられた)「Mein Herz is voll」を合わせて『雷のオード』と呼ばれています。2つの作品の主題は異なりますが、どちらも創造神を崇拝するものです。 アルバムには世界初録音となる2曲のカンタータも収録。イギリスのアンサンブル、ソロモンズ・ノットと、ビーバーなどの作品を得意とするレ・パシオン・ド・ラームの素晴らしい演奏でお楽しみいただけます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555613

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    C.P.E.バッハ(1714-1788)
    J.G.グラウン(1703-1771)

    ヴィオラ協奏曲集 詳細ページ
    [マティス・ロシャ(ヴィオラ)/スティーヴン・ワーツ(ヴァイオリン)/ハワード・グリフィス(指揮)/カメラータ・シュヴァイツ]

    BACH, C.P.E.: Cello Concerto, Wq. 171, H. 436 (arr. for viola) / GRAUN, J.G.: Concertante / Viola Concerto (Rochat, Camerata Schweiz, H. Griffiths)

    発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:555613-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ヨーロッパで注目されている若手ヴィオラ奏者マティス・ロシャが宿願だったというC.P.E.バッハのチェロ協奏曲に挑んだアルバム。 ロシャはケルンでアントワン・タメスティに、ライプツィヒでタチヤナ・マスレンコに師事、現在はミゲル・ダ・シルバと共にベルギーのエリザベート王妃音楽院でアーティスト・イン・レジデンスを務めつつ、ベルギー、ドイツ、フランス、スイスなどで演奏活動を行っています。2021年にはラフマニノフのチェロ・ソナタや歌曲をヴィオラで演奏したアルバムをリリースして、そのテクニックと歌心あふれる演奏が注目されました。 ここでは彼がかねてからの夢だったと語るC.P.E.バッハのチェロ協奏曲 変ロ長調 Wq 171のソロをヴィオラで演奏。原盤解説(英語・独語)では「この曲の軽やかなヴィルトゥオジティはヴィオラに向いている」と語る一方、10代の頃からの相談役であった指揮者ハワード・グリフィスに賛同してもらうためにアレンジには周到な工夫を凝らしたとも語っています。 他にはヴァイオリンの名手だったグラウンの作品を2曲収録。コンチェルタンテで共演しているのは2014年メニューイン国際コンクールの覇者、オランダのステファン・ワーツ。グリフィス率いるカメラータ・シュヴァイツが見事なサポートを聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660549

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《ラ・ファヴォリート》 詳細ページ
    [アンナリーザ・ストロッパ/ハビエル・カマレナ/フロリアン・センペイ 他/リッカルド・フリッツァ(指揮)/ドニゼッティ歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年04月12日

    CD 3枚組価格:3,900円(税込、送料無料)

    「お気に入り、愛妾」を意味する《ラ・ファヴォリート》は、ドニゼッティが1839年に作曲した《ニシダの天使》を転用し、フランス語の台本を用いて書き上げた作品。1840年のパリ・オペラ座での上演は大成功を収めました。 《ラ・ファヴォリータ》として知られるイタリア語版が、20世紀の後半に至るまで、世界各地での上演の主流となりましたが、近年、ドニゼッティの作品を作曲家の意図したオリジナルの姿で上演する機運が高まり、ドニゼッティ音楽祭2022における本上演でも、レベッカ・ハリス=ウォリックによるオリジナルのフランス語台本による、比較校訂版スコア(1997 リコルディ社)が用いられています。 レオノール役のアンナリーザ・ストロッパ、フェルナン役のハビエル・カマレナ、アルフォンス11世役のフロリアン・センペイ、バルタザール役のエフゲニー・スタヴィンスキーら錚々たる歌唱陣が歌い上げる名アリアと重唱の数々に彩られたこの壮大な作品を、ドニゼッティ音楽祭の音楽監督を務めるリッカルド・フリッツァの引き締まったタクトが表情豊かに描き尽くしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1026

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    Mozart, You Drive Me Crazy!
    モーツァルト(1756-1791)
    ダ・ポンテ三部作名場面集 詳細ページ
    [ゴルダ・シュルツ、アントネッロ・マナコルダ、カンマーアカデミー・ポツダム、ジュリー・ロゼ、アミタイ・パティ ほか]

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:2,775円(税込)

    劇的かつ繊細!
    様式感確かなマナコルダ共演によるゴルダ・シュルツのモーツァルト
    欧州歌劇界の舞台のみならず歌曲リサイタルでも躍進中の南アフリカ出身歌手ゴルダ・シュルツによる、モーツァルト後期の重要なオペラ3作から名場面を集めたアルバム。基本的には彼女が主役のアリア集ですが、かなり大掛かりなアンサンブルや二重唱も意欲的に選曲されています。その共演歌手たちについても、今まさに注目を集めつつある新時代の気鋭ソリストが多く名を連ねている点からも、ゴルダ・シュルツという歌手へのシーン全体の期待感が伝わります。 アルバムを通して彼女の歌唱はきわめてドラマティックでありながら繊細な表情も圧巻で、アンサンブルでの真に迫った対話や心情描写と共に深い作品理解のあり方が窺えます。各オペラの物語全体を見据えながら1枚のアルバムとして意義ある形を構築する見識の高さは、古今東西の女性作曲家たちの歌曲を集めた先行アルバム(ALPHA799)にも通じるところ。 近年相次ぐ来日公演でも話題を呼んでいるアントネッロ・マナコルダ指揮のもと、18世紀の奏法を踏まえた抜群の解釈を響かせるカンマーアカデミー・ポツダムと共に、21世紀ならではのモーツァルト像を存分に味わわせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1032

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    HIMMELFAHRT
    バッハ(1685-1750)
    テレマン(1681-1767)

    昇天祭のための教会カンタータ 詳細ページ
    [リオネル・ムニエ、ヴォクス・ルミニス、フライブルク・バロック管弦楽団、フィオラ・ブラッヘ、ズュジ・トート、アレクサンダー・チャンス ほか]

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:2,775円(税込)

    ナチュラル金管も絶好調!
    昇天祭を寿ぐバッハとテレマン3傑作に聴くアンサンブルの妙
    各パート2~3人の小編成で古楽シーンを牽引する名歌手が集い、欧州各地の古楽祭を中心に見事なアンサンブル歌唱を聴かせてきたヴォクス・ルミニス。世界的古楽器オーケストラのフライブルク・バロック管弦楽団との共演による今回のアルバムでは、十字架で亡くなった後に復活した救世主イエスが天に上げられたことを祝う昇天祭のため、バッハとテレマンが残した3傑作をとりあげます。 トランペットとティンパニが祝祭感を盛り上げるバッハの活動後期の充実作「昇天祭オラトリオ」は、大編成の迫力に甘んじない緩急自在の音作りのしなやかさが圧巻。残る2作はそれぞれテレマンがハンブルクの、またバッハがライプツィヒの音楽監督職に就いて間もない時期の作で、いずれもふくよかなナチュラルホルンの響きが美しい1720年代の名品。高音域まで見事なナチュラル金管の美音もさることながら、コンサートマスターに迎えられた名手ライラ・シャイエークを筆頭に、ヴィオラの朝吹園子、バスーンのシャビエル・サフラ、リュートのリー・サンタナら器楽勢も鮮やかなサポートを聴かせます。 ヘレヴェッヘとの共演でも名唱が多いズュジ・トートやバッハ・コレギウム・ジャパンでも活躍する水越 啓、近年躍進めざましいアレクサンダー・チャンスら歌手勢も俊才揃いなのはヴォクス・ルミニスならでは。ドイツ語圏の春を寿ぐ充実の音楽を通じて欧州最前線の古楽シーンの活況に触れられる素晴しいアルバムの登場です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1036

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:2,775円(税込)

    ゲルナー、リストのソナタを16年ぶりに再録音1969年アルゼンチン生まれ、日本でも多くのファンを持つネルソン・ゲルナーによるリスト。Cascavelleレーベルに残した2枚のアルバム以来のまとまったリスト録音となります。 高い演奏技術に裏打ちされた鮮やかな場面描写と色彩感、そして気品に溢れる表現が大きな魅力。堅固な構成力で聴かせるソナタは、録音の少し前に行われた2023年1月の来日公演でも披露され聴衆を魅了しており、今回が再録音となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C368CD

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    J.S.バッハ(1685-1750)
    〈カンタータ 第46集〉
    カンタータ 第31番・第85番・第178番
    詳細ページ
    [テリー・ウェイ/ゲオルク・ポプルッツ/マルクス・フォルペルト 他/ルドルフ・ルッツ(指揮)/バッハ財団管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:5,175円(税込、送料無料)

    ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第46集。 第31番「天は笑い、地は歓呼す」は復活祭用のカンタータ。ザロモン・フランクの台本が用いられたこの作品は3本のトランペット、ティンパニ、3本のオーボエとオーボエ・ダ・カッチャを含む祝祭的な楽器編成が用いられており、キリスト復活の喜びが表現されています。初演は1715年4月21日。その翌年にも再演されています。ソナタと題された協奏曲風の器楽合奏で幕をあけ、バス、テノール、ソプラノのアリアが続き、最後は輝かしいコラールで曲を閉じます。 第85番「われは善き羊飼いなり」は、1725年4月15日に初演された復活後第2日曜日のカンタータ。よき羊飼いとしてのイエスの姿が示されています。落ち着いたバスのアリアで曲が始まり、装飾的な前奏に導かれたアルトのアリアが続きます。牧歌的なソプラノのコラールが続き、弦楽器による三連符のモテーフが際立つテノールの美しいアリア、最後は簡素なコラールで聴き手を慈悲と神の加護の世界へと導きます。 1724年7月30日に初演された第178番「主なる神、われらがもとにあらずば」は、ユストゥス・ヨナスのコラールを基にした劇的な内容を持つカンタータ。コラールは詩篇第12篇によるもので、神の下、敵と戦うことをテーマにしています。付点音符が際立つ合奏が印象的な冒頭の合唱、手の込んだ手法で書かれたアルトのレチタティーヴォ、そして舟の心地よい揺れを表す低弦の響きに乗ったバスのアリアが続きます。信仰と理性が葛藤する人々を諫めるかのようなテノールのコラールとアリア、最後は天と地、全てを掌握する神を湛えるコラールが続きます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG826

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:2,775円(税込)

    1992年トルコ生まれの若きピアニスト、サーリ・ジャン・ゲヴレック。2011年にはロンドンのロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックに入学、ドミトリー・アレクセーエフに師事してアーティスト・ディプロマを取得し、エリザベート王妃音楽院のアーティスト・イン・レジデンスを務めています。 彼にとって初のフル・アルバムとなる今作は、「管弦楽のない協奏曲」がテーマ。シューマンのソナタ第3番は、その規模の大きさからまさに「管弦楽のない協奏曲」あるいは「グランド・ソナタ」と呼ばれたもの。 続いて協奏曲の楽器の対照を鍵盤楽器1台で表現したバッハの傑作、そしてラフマニノフの規模の大きな作品へと繋がるプログラム。ゲヴレックの深い作品解釈と多彩な表現力が、ばらばらの時代の作品たちを有機的に関連付けています。

  • 商品番号:LBM059

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シューマン(1810-1856)
    ピアノと弦楽器のための三重奏曲、四重奏曲 詳細ページ
    [テオ・フシュヌレ、ピエール・フシュヌレ、ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール、リズ・ベルトー]

    発売日:2024年04月12日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    フシュヌレ兄弟を中心として録音が続けられるシューマンの室内楽ライヴ録音シリーズの第3弾。2017年エリザベート王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者ジュリアン=ラフェリエールを迎えた三重奏曲、ル・サージュほか多くのアーティストの信頼篤くアンサンブルやソリストとして活躍するリズ・ベルトーをさらに加えた四重奏曲を収録しています。 ライヴならではの緊張感と彼らの深い交感が生み出す親密さにより、たいへん心地よい演奏に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1437

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    J.S.バッハ(1685-1750)
    フーガの技法 BWV 1080 詳細ページ
    [アーポ・ハッキネン(チェンバロ) 他]

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    ボブ・ファン・アスペレンやピエール・アンタイに師事し、今や北欧を代表する古楽鍵盤奏者・指揮者として目覚ましい活躍を繰り広げるハッキネンがフーガの技法を録音しました。 ハッキネンはバッハの死後出された出版譜ではなく1740年代に書かれた自筆譜の順番で演奏しており、その理由を「作品の持つ周期性と対称性がわかり易いから」としています。同時に、部分的には出版譜の解釈を採用し、未完のコントラプンクトゥス14は含まず、古風なコンソート・スタイルに通じるコントラプンクトゥス12はヴィオール・コンソートで(ハッキネンは参加せず)、トリオ・ソナタの書法を採り入れたコントラプンクトゥス13はヴァオリンとチェンバロのデュオで演奏しています。 使われた楽器はアンドレアス・ルッカースが1614年に製作した2段鍵盤のオリジナルで、後に作曲家ジョン・ブロウの手に渡り、ヘンデルも演奏した記録も残っています。録音で聴くと、非常に豊かな響きを持つ楽器のようです。 原盤ブックレットの作品解説にはバッハの伝記作者でもある音楽史家フィリップ・シュピッタ(1841-1894)が1880年に書いたものを採用しています(英語・ドイツ語)。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-582

    詳細ページを見る

    〈4月12日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月12日

    CD価格:2,175円(税込)

    ウェールズ出身のジョン・トーマスは、18世紀後半に最も称賛されたハープ奏者・作曲家の一人。ヴィクトリア女王専属のハープ奏者を務め、その洗練された技巧で広く愛されました。 この第4集には当時流行していたマイアベーアの歌劇《ディノラ》や、ベッリーニの《ノルマ》の旋律を用いたパラフレーズ、イタリア歌曲集でおなじみのアルディーティの作品を行進曲風にアレンジした「くちづけ」、トーマス自身のハープ協奏曲のアンダンティーノをピアノとハープのために編曲したものなどが収録されています。 シリーズを通じて演奏する「デュオ・プラクセディス」は18世紀末から20世紀初頭までの知られざるハープとピアノ二重奏曲の復興に力を注ぐアンサンブルです。

  • 商品番号:900194

    詳細ページを見る

    〈4月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第3番 ニ短調 詳細ページ
    [ナタリー・シュトゥッツマン/テルツ少年合唱団 他/マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 3 (Stutzmann, Tölz Boys' Choir, Bavarian Radio Chorus, Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2024年04月05日 NMLアルバム番号:900194

    CD 2枚組価格:2,700円(税込)

    2010年はヤンソンスがマーラーの3番に取り組んだ年でした。2月にコンセルトヘボウ管(RCO)を指揮した演奏はCDと映像でリリースされ、11月にはRCOとの来日公演でも演奏して聴衆に深い感銘を残しました。 このCDは、その翌月にミュンヘンで行われたバイエルン放送交響楽団とのライヴ録音。常に準備周到だったヤンソンスですが、これはまさに万全の状態で臨んだ演奏会だったと言えるでしょう。各楽章の演奏時間はRCO盤とほぼ同じで、ここでもヤンソンスの解釈が迷いのないものであったことがうかがわれます。 全6楽章、100分近い長丁場を弛緩することなく曲の持つドラマ性を提示しながら、丁寧にオーケストラをまとめるヤンソンスの手腕の見事さ。第4楽章でのシュトゥッツマンの独唱は暗闇の中に射し込む一筋の光のように鮮烈な輝きを放ち、第5楽章での少年たちの歌声はまさに天使の合唱、そして最終楽章の荘厳かつ壮麗なクライマックスはオーケストラの実力を存分に見せつけるとともに、ライヴならではの高揚感に満ちています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900219

    詳細ページを見る

    〈4月5日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《無口な女》(ハイライト) 詳細ページ
    [ハンス・ホッター/フリッツ・ヴンダーリヒ/インゲボルグ・ハルシュタイン 他/ハインツ・ワルベルク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2024年04月05日

    CD価格:2,325円(税込)

    バイエルン放送交響楽団創立75周年。豪華歌手を揃えた未発表音源をCD化《無口な女》は1934年に完成され、1935年6月24日にカール・ベームの指揮によりドレスデンで初演されましたが、台本作者のツヴァイクがユダヤ人だったこともあって3回の上演だけでナチスによって禁止処分となり、復活は終戦後の1946年まで待たねばなりませんでした。 作品の舞台は1780年頃のロンドン近郊。年老いた元軍人モロズス卿と、彼の甥でオペラ歌手のヘンリー、彼の妻アミンタ(高度なコロラトゥーラ歌唱が求られる)、《セビリアの理髪師》のフィガロを彷彿させる理髪師と彼に横恋慕する家政婦など様々な人物が登場。ドタバタ騒ぎの末、最後はモロズス卿の「Wie schön ist doch die Musik - aber wie schön erst, wenn sie vorbei ist! 音楽は美しい、しかしもっと美しいのは音楽が終わったあとだ」の印象的な独白で幕を閉じます。 このCDで聴けるのはその抜粋(名場面集)で、1960年11月6日のテレビ向け公開収録の前日と前々日に行われていたセッション録音。モロズス卿にハンス・ホッター、ヘンリーにフリッツ・ヴンダーリヒ、理髪師にヘルマン・プライと、前年夏にベームとウィーン・フィルがザルツブルクで上演した際と同じ豪華キャストによる歌が聴きものです。 指揮はN響への客演でも親しまれたハインツ・ワルベルク。ドイツとオーストリアで歌劇場やオーケストラのポストを歴任し、ウィーン国立歌劇場では450回以上も指揮をした実力者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MECO-1082

    詳細ページを見る

    〈4月3日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年04月03日

    SACD-Hybrid国内盤価格:3,850円(税込、送料無料)

    赤坂達三が満を持して放つ、実に12年ぶりのフルアルバム。
    ブラームス最晩年の傑作と滋味溢れるシューマンの名作を聴く。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS123

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヘンデル(1685-1759)
    歌劇《インドの王ポーロ》(全3幕) 詳細ページ
    [マルコ・アンジョローニ、イル・グロヴィリオ、クリストファー・ローリー、ルシア・マルティン・カルトン、マルコ・アンジョローニ ほか]

    発売日:2024年03月29日

    CD 3枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    待望の新たな全曲録音!
    名歌手陣に加え、指揮者自ら重要役を歌うヘンデル「ポーロ」
    1731年2月、数々の商売敵たちと共にロンドン歌劇界を賑わせていたヘンデルの《ポーロ》は王立歌劇場で初演されて成功を収め、その後も再演の機会がロンドン内外でたびたびありました。 台本は当時の歌劇台本詩人の最高峰メタスタージオが、ナポリの名匠レオナルド・ヴィンチのため2年前に用意した《インドのアレッサンドロ》を転用して作られたもの。インドを征服したアレッサンドロ(アレクサンドロス大王)に結婚を迫られる王妃クレオフィーデが、平服の戦士に扮し処刑を免れた夫王ポーロと共に生きる術を探り、万策尽きたところでアレッサンドロの寛大さに救われる……という全3幕を、名歌手マルコ・アンジョローニが自らアレッサンドロを演じつつ指揮。 伝統あるゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭でも活躍が目立つクリストファー・ローリー、躍進めざましいスペイン出身のルシア・マルティン=カルトンやジュゼッピーナ・ブリデッリらの女声勢など頼もしい歌手陣と共に、自ら2018年に結成したイル・グロヴィリオの俊才勢と作品美をよく捉えた解釈で楽しませてくれます。 《ポーロ》全曲録音はビオンディ指揮による2000年の録音と、2006年のゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭でのコンラート・ユングヘーネル指揮による録音以来。2020年代にふさわしい充実の新録音を、ヴェルサイユ宮殿の「十字軍の間」という歴史的空間の響きで味わえる待望のリリースです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDV-24172

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年03月29日

    CD価格:1,950円(税込)

    ルクセンブルクで活躍するピアニスト、リー・チアフ(別名チア=チア)とユリア・ヴェルシニナのデュオによるJ.S.バッハのインヴェンション。タイトルに「(リ)」とあるようにリーはオリジナルを全くの新しい形に編曲。ポップス、ミニマリズム、スムーズジャズなどを融合させたクロスオーヴァーな作品に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21001

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ベートーヴェン(1770-1827)
    35のピアノ・ソナタ全集 詳細ページ
    [本間たまみ(ピアノ)]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Sonatas (Complete) (Tamami Honma)

    発売日:2024年03月29日 NMLアルバム番号:DDX21001

    CD 10枚組価格:19,005円(税込、送料無料)

    日系アメリカ人ピアニスト、本間たまみが弾くベートーヴェンの「選帝侯ソナタ」を含む35曲のソナタ全集が登場。 現在サンフランシスコに拠点を置き、ソリスト、室内楽奏者、教師として活躍する彼女は、これまでにも「弦楽四重奏伴奏によるショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番」(SOMM Recordings SOMMCD061)やマッケイブ、クラークらの現代作品の録音を行い、これらは高く評価されています。 今回の録音にあたっては、ベートーヴェンの研究者として知られるイギリスの音楽学者バリー・クーパーが歴史的資料を綿密に調査したうえで編集・校訂を行った新版(ABRSM=The Associated Board of the Royal Schools of Music 出版)を用いるとともに、クーパー氏と議論を交わしたうえで、35のソナタに取り組んでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21244

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ジョン・ボイデンを讃えて
    シューベルト(1797-1828)
    ピアノ五重奏曲「ます」/『美しき水車小屋の娘』
    ベートーヴェン(1770-1827)
    ワルトシュタイン・ソナタ 詳細ページ
    [ロバート・ギブス(ヴァイオリン)/ボジダル・ヴコティッチ(チェロ)/デイジー・スパイアーズ(ヴィオラ)/ヴェラ・ペレイラ(コントラバス)/ジョナサン・ヒギンズ(ピアノ)/ジョン・リル(ピアノ)/イアン・パートリッジ(テノール)/ジェニファー・パートリッジ(ピアノ)]

    発売日:2024年03月29日

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    英国音楽界の重鎮、ジョン・ボイデン(1936-2021)を記念するアルバム。 長年、レコーディング業界で重要な役割を果たすとともに、著名なプロデューサーとして活躍したボイデンはClassics for Pleasureレーベルを立ち上げ、4年間で400万枚のレコードを販売するという驚異的な業績を収めました。また1975年にはロンドン交響楽団のマネージング・ダイレクターに就任して楽団の発展に寄与しました。その後、ピリオド楽器演奏を近代にまで推し進めるべくニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団を創設して、20世紀初頭の英国での演奏スタイルの再現を目指しました。 このアルバムには、ボイデンがプロデュースした名盤群からジョン・リルのベートーヴェンのワルトシュタイン・ソナタとイアン・パートリッジの「美しき水車小屋の娘」を収録。またニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団の奏者たちによる新録音『ます』も含まれています。

  • 商品番号:GRAM99287

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ハンスイェルク・アンゲラー(ナチュラルホルン)
    モーツァルト(1756-1791)
    ホルン協奏曲全集 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アンゲラー(ナチュラルホルン)/ヴォルフガング・ブルンナー(指揮)/ザルツブルク・ホーフムジーク(古楽器オーケストラ)]

    発売日:2024年03月29日

    CD価格:2,550円(税込)

    モーツァルトの4つのホルン協奏曲をナチュラルホルンで演奏した1枚。使用した楽器は1800年頃にボヘミアで製作されたもので、バルブを持たないシンプルな構造から生まれる音色は、現代の楽器とは大きく異なり、自然倍音の美しさがより味わえます。 演奏するハンスイェルク・アンゲラーはチロル出身。ザルツブルクのモーツァルテウムで学び、インスブルック交響楽団のホルン奏者を務めた後、ソリスト、教授として活躍しています。ドイツ・グラモフォンには「モーツァルト:管楽作品全集」を指揮者、ホルン奏者として録音。こちらも高い評価を受けています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NBD0158V

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ワーグナー(1813-1883)
    舞台祝祭劇《ニーベルングの指環》第1夜
    楽劇《ワルキューレ》 詳細ページ
    [ベルリン・ドイツ・オペラ/ニーナ・シュテンメ/イアン・パターソン/アニカ・シュリヒト 他/指揮:ドナルド・ラニクルズ/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団]

    発売日:2024年03月29日

    Blu-ray日本語字幕付き価格:4,200円(税込、送料無料)

    ベルリン・ドイツ・オペラの最新作《ニーベルングの指環》4部作映像、分売第2弾!
    楽劇《ワルキューレ》
    ワーグナー作品の上演に輝かしい伝統を持つベルリン・ドイツ・オペラは、2021年の年末に世界中のオペラシーンで引く手あまたの演出家ステファン・ヘアハイムを招いて、音楽総監督ドナルド・ラニクルズの指揮による新制作《ニーベルングの指環》全4部作の通し上演を果たしました。その全4部作収録映像《ニーベルングの指環》から分売第2弾の楽劇《ワルキューレ》をお届けします。 この《指環》4部作に共通するキー・オブジェ『グランドピアノ』を舞台の中心に据え、ヘアハイム入魂の創意によるドラマトゥルギーとスペクタクルなシーンに溢れた舞台を、ラニクルズの端正なタクトが導くオーケストラの雄渾なワーグナー・サウンドが見事に支えています。 歌唱陣は当代切ってのブリュンヒルデ歌いのニーナ・シュテンメ、ヴォータン役のイアン・パターソン、ジークリンデ役のエリザベト・タイゲ、フンディング役のトビアス・ケーラーらバイロイト音楽祭でもおなじみの顔ぶれに加えて、フリッカ役のアニカ・シュリヒトを始めとしたベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブル・メンバーが大活躍。 演出、オーケストラ、歌唱演技の3拍子揃った新時代の《ワルキューレ》です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC989

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《ダリンダ》 詳細ページ
    [リディア・フリードマン/ルチアーノ・ガンチ/パオロ・ボルドーニャ/内山 建人 他/フェリックス・クリーガー(指揮)/ベルリン・オペラグループ管弦楽団&合唱団]

    DONIZETTI, G.: Dalinda [Opera] (L. Fridman, L. Ganci, Bordogna, Yajie Zhang, Oštrek, A.M. García, Berliner Operngruppe Choir and Orchestra, Krieger)

    発売日:2024年03月29日 NMLアルバム番号:OC989

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    1833年、ドニゼッティがユゴーの戯曲『リュクレース・ボルジア』をもとに作曲しミラノで初演された歌劇《ルクレツィア・ボルジア》。この作品をナポリで上演するために、ドニゼッティは大幅な手直しを行行い《ダリンダ》と改題したものの検閲を通すことができず、この版は未上演のまま忘れられてしまいました。 近年、この楽譜が音楽学者エレオノーラ・ディ・シンティラによって発見され、彼女の綿密な調査とドニゼッティ研究家のロジャー・パーカーの協力により作品を復元、リコルディ社から比較校訂版が出版されました。それによって実現した2023年5月14日の本公演(セミステージ上演)は、ドニゼッティが意図したイスラム教徒とキリスト教徒の間の宗教的、社会的軋轢が上手く描き出されたことで評判となりました。 題名役ダリンダを歌うリディア・フリードマンは高い歌唱力を生かし、息子への愛と自身の忠誠心の間で揺れ動く取り乱した母親を演じ、息子イルデマロ役のルチアーノ・ガンチも絶妙な歌唱を聴かせます。敵対するアクメットを歌うパオロ・ボルドーニャはビロードのような声で統治者のプライドを歌いきっています。騎士の一人には日本のバス・バリトン、内山建人もキャスティングされています。 2010年にフェリックス・クリーガーによって設立されたベルリン・オペラグループは年に1回、珍しい歌劇を表演することで知られる団体。これまでにマスカーニの《イリス》などを上演、非常に高く評価されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100287

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    アルベルト・ナヴァーラ(フルート)
    モーツァルト、ライネッケ、ニールセン:
    協奏曲集 詳細ページ
    [アルベルト・ナヴァーラ(フルート)/クラウディア・ルチア・ラマンナ(ハープ)/ホリー・ヒョン・チェ(指揮)/オーデンセ交響楽団]

    発売日:2024年03月29日

    CD価格:2,175円(税込)

    2022年にデンマークで開催された「カール・ニールセン国際音楽コンクール」で優勝、一躍注目を浴びたフルート奏者アルベルト・ナヴァーラのデビュー・アルバム。2022/23年のシーズンからベルリン・フィルハーモニーのカラヤン・アカデミーのメンバーに加わるとともに、ソリストとしてオーフス交響楽団、オーデンセ交響楽団と共演、各地の音楽祭で演奏するなど着々と活動の場を広げています。 アルバムではフルーティスト定番のレパートリー、ニールセンとライネッケの協奏曲に加えて、ハープ奏者ラマンナとともにモーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」を披露。巧みな技術から生まれる輝かしい音色と卓越した音楽性で聴き手を魅了します。

  • 商品番号:PHASMA053

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    バッハ(1685-1750)
    ゴルトベルク変奏曲 詳細ページ
    [ジュリー・ヴェントゥーラ]

    BACH, J.S.: Goldberg Variations, BWV 988 (Ventoura)

    発売日:2024年03月29日 NMLアルバム番号:PHASMA053

    CD 2枚組価格:3,075円(税込、送料無料)

    アテネでピアノを学んだ後にチェンバロに出会い、アテネ、ウィーン、パリで研鑽を積んだジュリー・ヴェントゥーラによるゴルトベルク変奏曲。全曲に約95分をかけた堂々たる演奏で、主題の扱いと装飾音符がたいへん個性的。

    収録作曲家:

  • 商品番号:S230101

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    イェルク・ヴィトマン(クラリネット)
    モーツァルト(1756-1791)
    クラリネット協奏曲[LP] 詳細ページ
    [イェルク・ヴィトマン(クラリネット)/ペーター・ルジツカ(指揮)/ベルリン・ドイツ交響楽団]

    発売日:2024年03月29日

    LP価格:4,050円(税込、送料無料)

    近年作曲家としての目覚ましい活躍で知られるクラリネット奏者、イェルク・ヴィトマン。このアルバムでは演奏家としての彼の本領発揮とも言えるモーツァルトのクラリネット協奏曲を披露しています。 7歳の時にこの作品に出合い、クラリネットの演奏を選ぶきっかけとなったと言うヴィトマンは、曲のすみずみまでを丹念に読みこみ、モーツァルトがこの作品に込めた様々な思いを拾い上げながら、見事な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM450

    詳細ページを見る

    〈3月29日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    回想 - 聖フローリアンのブルックナー
    ブルックナー(1824-1896)
    合唱曲 詳細ページ
    [聖フローリアン少年合唱団/マルクス・シュトゥンプナー(指揮)/フランツ・ファルンベルガー(ピアノ) 他]

    BRUCKNER, A.: Erinnerung / Ave Maria / Im April / Locus iste / Mein Herz und deine Stimme (St. Florian Boys' Choir, Stumpner)

    発売日:2024年03月29日 NMLアルバム番号:SM450

    CD価格:2,175円(税込)

    2024年のブルックナー生誕200年を祝して制作されたアルバム。 ブルックナー所縁の地、聖フローリアン(ザンクトフローリアン)修道院の少年合唱団は1071年に設立された長い歴史を誇り、ほぼ全てのコンサートで必ずブルックナーの作品を披露することが知られています。なかでもモテット「Locus iste」は長らく合唱団の秘密の讃歌となった特別な作品です。 アルバムには1846年から1896年までブルックナーが大切に使用していた1846年製のベーゼンドルファーを用いて演奏したピアノ曲「回想」の他、合唱団の歌う「詩篇第22番」やモテットをファルンベルガーが伴奏したトラックを収録。また聖フローリアン少年合唱団の出身で、現在はカウンターテナー歌手として活躍するミュールバッハが歌う希少歌曲や、合唱団卒業生たちによるモテット、更には有名なブルックナー・オルガンの演奏も収録された、全てがブルックナーにまつわる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574524

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    マイール(1763-1845)
    ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ短調 詳細ページ
    [アンナ・ファイト/ボグナ・ベルナギエヴィチ/フレイア・アプフェルスタット/マルクス・シェーファー 他/フランツ・ハウク(指揮)/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス(古楽器オーケストラ)]

    発売日:2024年03月22日

    CD 2枚組価格:2,500円(税込)

    ヨハン・ジモン・マイールの音楽を積極的に紹介するフランツ・ハウクとコンチェルト・デ・バッスス。今回のアルバムでは200年ほどの間、顧みられることのなかったマイールの「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)」を演奏しました。 この作品は、以前NAXOSからリリースされた「グローリア・ミサ」(8.574203)と同じく、17世紀イタリアで流行した「ミサ・コンチェルタータ」(各々の曲は連続せず、独立して奏される)の様式に根差しており、歌い手とオーケストラが巧みな掛け合いを聴かせ、とりわけ「オーケストラ・パートの優れた対位法の書法は当時の聴衆に強烈な印象を与えた」と、マイールの最初の伝記作家ジローラモ・カルヴィ(1791-1872)が書き残したほどです。 70作以上の歌劇を残したマイールの抒情的な旋律美は、これらの宗教的作品でも健在です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574545

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    リスト(1811-1886)
    〈ピアノ曲全集 第61集〉
    オペラ・トランスクリプション集 詳細ページ
    [マーティン・カズン(ピアノ)]

    LISZT, F.: Opera Transcriptions (Liszt Complete Piano Music, Vol. 61) (M. Cousin)

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:8.574545

    CD価格:1,600円(税込)

    このアルバムには、若い頃のリストが得意としていたオペラの旋律のトランスクリプション5作が収録されています。 冒頭に置かれたマイヤベーアの《ユグノー教徒》の旋律を用いた幻想曲は1836年の作曲。リストはこの曲を3回改訂していますが、改訂ごとに曲が整理されたため、この初稿が一番長いものとなっています。2曲目のメルカダンテの旋律による「スカラ座の回想」にはメルカダンテの他、誰のものかは特定できない旋律も使われています。幻想的ロンドは、スペインの作曲家マヌエル・ガルシアのサルスエラ《密輸人》の旋律に基づく作品。スペイン風の情熱的なリズムに支えられた技巧的な手の跳躍が使われた「ラ・カンパネラ」を思わせる曲です。《ローエングリン》のトランスクリプションは、比較的原曲に忠実なアレンジが施されています。最後の「マンドラゴラ」はリスト晩年の作品。37小節のみの断片ですが、当時リストが試みていた無調の使用など実験的な要素が見られます。 演奏はイギリスのピアニスト、マーティン・カズン。オスカー獲得の映画『シャイン』でピアニストの“手”を演じたことでも知られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.578375

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    大作曲家ロベルト・シューマン
    朗読と音楽で綴る生涯 詳細ページ
    [さまざまな演奏家]

    SCHUMANN, Robert: Great Composers in Words and Music

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:8.578375

    CD価格:1,600円(税込)

    ドイツ・ロマン派を代表する作曲家の一人シューマンは、音楽評論家としても尊敬され、また小説や劇作品などに文学的才能も発揮していました。音楽と文学の融合を試みた彼の足跡と、妻でピアニストのクララから受けた影響などを探りながら、その創作の軌跡を追います。 彼が生み出したフロレスタンとオイゼビウス、この2面性が潜むピアノ曲や、交響曲、そして一時期集中的に書かれた歌曲、生前に決して演奏されることのなかったヴァイオリン協奏曲などの名作を紹介した1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1055

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    フォーレ(1845-1924)
    ピアノを伴う室内楽曲全集
    夜想曲全集[6枚組 BOX] 詳細ページ
    [エリック・ル・サージュ、樫本大進、フランソワ・サルク、アレクサンドル・タロー、エベーヌ弦楽四重奏団、ポール・メイエ、エマニュエル・パユ ほか]

    発売日:2024年03月22日

    CD 6枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    歿後100周年を記念するにふさわしいシリーズ、
    夜想曲集を加えて新装BOXに
    創設当初から新鮮な音楽体験に満ちた古楽アルバムで注目されてきたALPHAレーベルが初めて本格的にタッグを組んだ現代ピアノの名手、エリック・ル・サージュ。シューマンのピアノ曲・室内楽作品全集の成功に続き2011~13年にリリースされ大きな反響を呼んだフォーレのピアノ入り室内楽シリーズは、2015年にBOX化されたものの長くプレス切れのまま再登場が期待されていました。フォーレ歿後100周年の2024年を記念すべく登場する待望の新仕様には、旧BOXリリース後に登場したル・サージュ独奏の夜想曲全集も加わり、より充実した内容になっています。 最初期の歌曲「夢のあとに」のチェロ版から作曲家が亡くなる直前に完成されたピアノ三重奏曲(通常のものに加えて、フォーレが当初考えていたクラリネット三重奏版も収録)まで、パユ(フルート)、タロー(ピアノ連弾)、樫本大進(ヴァイオリン)、サルク(チェロ)、エベーヌ弦楽四重奏団と、豪華な共演陣と共にじっくり向き合った名演の数々は、フランスの現在を知る奏者たちならではの機微と精妙な客観性とのバランスが素晴らしく、作曲家が生涯を通じて書き続けた夜想曲という曲種での名作群と併せ、記念年を機にフォーレの音楽世界へ分け入ってゆく絶妙の伴侶となることでしょう。 ア・カペラ古楽から近現代まで多様な音楽の味わいを適切に伝える名技師ジャン=マルク・レネーのエンジニアリングも頼もしい、筋の通ったBOXです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AN953

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    J.S.バッハ(1685-1750)
    マタイ受難曲(フェリックス・メンデルスゾーン版) 詳細ページ
    [クリストファー・ジャクソン、ベスレヘム・バッハ合唱団、バッハ祝祭管弦楽団]

    発売日:2024年03月22日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    メンデルスゾーンの手で19世紀流にアレンジされた傑作の驚くべき響き!バッハの歿後80年近くが経とうとしていた1829年、古い時代の音楽に関心を寄せる人が多く集まっていたベルリンで行われた『マタイ受難曲』の蘇演は、当時ごく一部の音楽愛好家にしか知られていなかった昔日の巨匠の真価に人々が開眼する大きなきっかけとなりました。 この時に指揮を務めただけでなく、一部の曲を省いて当時の聴き手にも接しやすく構成を調え、すでに使われなくなっていた楽器のパートをクラリネットやフルート、ピアノ等に移し替えて楽譜を用意したのが若きフェリクス・メンデルスゾーン。彼は1841年に楽譜を再校訂した形で世に送り出し、ロマン派の人々のバッハ受容に大きく貢献することになります。 このメンデルスゾーン版『マタイ受難曲』はかなり前に先行録音もリリースされていますが、アメリカ最古のバッハ合唱団を標榜するベスレヘム・バッハ合唱団によるこのアルバムはベーレンライター社から2023年に刊行された最新校訂版に基づく新録音。オーケストラは現代楽器ながら歴史的奏法を踏まえ初期ロマン派風の趣きをよく再現、時に重厚な響きの中でも決して透明感を失わない明晰な解釈を聴かせてくれます。 救世主イエスを糾弾する群衆を演じながら同時に信徒の声も代弁する合唱も意欲充分で聴きごたえあり。バッハを捉え直す上で見逃せない版の面白さを十全に伝えてくれます。

  • 商品番号:ARIADNE5025

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈ブルックナー・フロム・アーカイヴ 第1巻〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 ヘ短調
    交響曲 第1番(リンツ稿、ノーヴァク版) 詳細ページ
    [クルト・ヴェス(指揮)/リンツ・ブルックナー管弦楽団/オイゲン・ヨッフム(指揮)/バイエルン放送交響楽団 他]

    発売日:2024年03月22日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    ブルックナー生誕200年記念! アメリカ・ブルックナー協会の協力を得て、ARIADNEレーベルの「ブルックナー・フロム・アーカイヴ」シリーズが始動。全6巻、各2枚組で計12枚。レーベル情報によれば、11曲の交響曲を中心に初CD化を多数含む貴重な歴史的演奏が続々登場予定です。 ブルックナー・ファンにとって見逃せないシリーズとなることでしょう。 この企画はアメリカ・ブルックナー協会の事務局長ジョン・F・バーキーが保有する11,000種余りの録音から厳選した演奏をCD化するもの。CD化に際してはARIADNEレーベルの復刻で評価の高いラニ・スパールがマスタリングを担当し、アメリカ・ブルックナー協会の総裁で新アントン・ブルックナー全集の編集委員でもあるベンジャミン・コーストヴェットが解説を寄稿します(英語のみ)。 第1巻は習作とされるへ短調の交響曲と第1番他を収録。へ短調交響曲はN響をはじめ日本での客演が多かったクルト・ヴェスによるステレオ録音というのが嬉しい驚きです。第1番の指揮はブルックナー指揮者の代名詞的存在オイゲン・ヨッフム。ヨッフムの同曲録音は2種類ありましたが、手兵バイエルン放送響とのものはこれが初めてです。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CCSBOX7824

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年03月22日

    CD 8枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    名手ポッジャーとクーパーが、18世紀当時の響きに迫ったモーツァルト全曲録音21世紀の古楽器演奏を牽引してきたバロック・ヴァイオリン奏者レイチェル・ポッジャーが、経験豊かなチェンバロ&フォルテピアノ奏者ゲイリー・クーパーと共に古典派世界へ踏み込み、CHANNEL CLASSICSの精妙なエンジニアリングが捉える古楽器の響きと共に18世紀当時の作品像に迫ったモーツァルトの二重奏ソナタ全曲録音シリーズ。8枚のCD全てを収めたBOX版が待望の再登場です。 17世紀に遡る幅広いレパートリーに通じたクーパーの細やかな解釈は、緩急のメリハリに富んでいながら気品に貫かれたポッジャーのヴァイオリンと絶妙のアンサンブルを繰り広げ、作品像の奥深さを探求してゆく喜びを堪能させてやみません。パリとロンドンを巡った若き日のソナタ群では18世紀半ばに人気だった英国の名工カークマンによるチェンバロのオリジナルを用い、モーツァルトが愛奏したヴァルター工房の楽器に基づくフォルテピアノを用いたザルツブルク時代や後年の名作群との対比を味わえるのも魅力的。 各タイトル初出時から好評だったことも頷ける、改めて隅々まで聴き深め甲斐のある充実内容です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8028

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    バルトーク(1881-1945)
    ヴァイオリンとピアノのための作品集 詳細ページ
    [マッテオ・コス(ヴァイオリン)/ブルーノ・カニーノ(ピアノ)]

    BARTÓK, B.: Rhapsodies Nos. 1 and 2 / Violin Sonata No. 1 (Cossu, Canino)

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:CDS8028

    CD価格:2,175円(税込)

    サンタ・チェチーリア国立アカデミアで学び、ソリスト・室内楽奏者として世界的に活躍するヴァイオリニスト、マッテオ・コスと名手ブルーノ・カニーノが演奏するバルトーク・アルバム。 2曲あるヴァイオリンとピアノのための狂詩曲は、どちらも1928年の作品。東欧の民謡を素材とし、ゆったりとした第1部と速いテンポによる第2部で構成されており、第1番は彼の親しい友人だったヨーゼフ・シゲティに、第2番はゾルターン・セイケイに献呈されています。 ヴァイオリン・ソナタ第1番は1921年の作品で、ラヴェルのツィガーヌを初演し献呈を受けたイェリー・ダラーニに捧げられています。壮大なアルペッジョで幕を開ける第1楽章、神秘的な響きに彩られた第2楽章、民俗的な要素を用いたチャールダッシュ風の終楽章と、技巧的な見せ場も多いソナタです。 コスとカニーノの息のあったデュオをお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RAM2301

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    Bach Triple
    バッハ(1685-1750)
    フルート、ヴァイオリンと
    チェンバロを中心とした作品集 詳細ページ
    [フランク・テュンス、ソフィー・ジェント、ベルトラン・キュイエ、レ・ムファッティ]

    発売日:2024年03月22日

    CD価格:2,775円(税込)

    欧州古楽シーンの層の厚さを実感する、自発性と深みに満ちたバッハ解釈フィリップ・ヘレヴェッヘやジョス・ファン・インマゼールの古楽器オーケストラで活躍をみせ、師バルトルド・クイケンの後を受けブリュッセル王立音楽院で多くの門弟を育ててきたフラウト・トラヴェルソの名手フランク・テュンスが、同じく多くの一流古楽器楽団に加わるバロック・ヴァイオリン奏者ソフィー・ジェントと共に、ナントの古楽器奏者家系出身の俊才ベルトラン・キュイエを指揮者に迎えたベルギーの実力派集団レ・ムファッティと、バッハの器楽作品集を録音しました。 弦楽3/3/2/2/1にテオルボとチェンバロを加えたその編成には、多忙な低弦奏者ブノワ・ファンデン・ベムデン(この録音では基本的にコントラバスを演奏。ブランデンブルク協奏曲第5番のみヴィオローネを使用)、日本でも活躍するバロック・ヴァイオリンの中丸まどかや大野しほ、自身ポルトガルでボンヌ・コルドを主宰するバロック・チェロのディアナ・ヴィナグレら頼もしいメンバーが結集しています。 緊密なアンサンブルの中でも各パートの自発性が生きる演奏は、ベルギー古楽界の充実度を改めて実感できる味わい深さ。自身ラ・プティット・バンドやイル・フォンダメントなどの古楽器アンサンブルにヴァイオリン奏者として加わっていた名技師、ライナー・アルントの明敏な耳あればこそのエンジニアリングも絶妙で、ソリスト3人の魅力的な解釈を通じ、それぞれの古楽器の持ち味がよく伝わってきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3036CD

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ショパン(1810-1849)
    ピアノと管弦楽のための作品全集 第2巻 詳細ページ
    [アビー・サイモン(ピアノ)/ヘリベルト・バイセル(指揮)/ハンブルク交響楽団]

    発売日:2024年03月22日

    CD価格:2,175円(税込)

    ニューヨーク生まれのピアニスト、アビー・サイモン(1920-2019)によるショパンのピアノと管弦楽のための作品全集。1972年に録音され、1973年に3枚組LPとして発売された全集を新リマスターでCD2枚に復刻、これはその第2巻です(第1巻:VOXNX3032CD)。 ヨーゼフ・ホフマンに師事したサイモンは、録音当時52歳。定評のあったロマンティックな詩情漂う演奏を聞かせます。日本の音楽ファンには懐かしいヘリベルト・バイセルが格調高い指揮で共演しています。 優秀録音で名高いエリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。ピアノがクローズアップ気味に録られ、オーケストラが奥行きと広がりを持って展開する録音パターンになっています。 ブックレットには初出時のLPのジャケット写真と解説が転載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3037CD

    詳細ページを見る

    〈3月22日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ラヴェル(1875-1937)
    組曲『ダフニスとクロエ』
    マ・メール・ロワ 詳細ページ
    [スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)/ミネソタ管弦楽団/セント・オラフ合唱団]

    発売日:2024年03月22日

    CD価格:2,175円(税込)

    LP時代からオーディオファイルの間で評判の名盤、スクロヴァチェフスキとミネソタ管によるラヴェルがオリジナル・マスターからの最新リマスターで登場! スクロヴァチェフスキの指揮は、フランス印象派絵画を思わせる、時に霞がかったような柔らかな音色が実は高精度のオーケストラ・コントロールから生まれることを示し、少ない本数のマイクを適切に配置したマーク・オーボートの収録は、その演奏を広く濁りの無い音場と高い解像度によって再現します。 その高評価ゆえ、過去にはRefernce RecordingsやMobile Fidelityといったオーディオファイル向けのレーベルがライセンスを受けてLPやSACDでリリースしてきましたが、今回、当代きっての録音エンジニアの一人マイク・クレメンツがオリジナル・テープから新たにデジタル化しました。従来盤との聴き比べも楽しみです。ブックレットには初出時のLPのジャケット写真と解説が転載されています。 VOXのスクロヴァチェフスキとミネソタ管のラヴェルは当初クワドラフォニックのLP4枚組で管弦楽曲全集としてリリースされました。今後全編が当シリーズでリリースされてゆく予定です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555438

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    テレマン(1681-1767)
    フランス風典礼歴カンタータ集 1714/1715 第3集 詳細ページ
    [クラウス・メルテンス/ハンス・イェルク・マンメル 他/グーテンベルク・ソロイスツ/フェリックス・コッホ(指揮)ノイマイヤー・コンソート]

    発売日:2024年03月15日

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    テレマン作品の復興に力を注ぐcpoレーベル、このアルバムは1714/15の教会歴(典礼歴)のために作曲された大きな編成によるカンタータ全72曲の録音プロジェクトの第3弾にあたります。 第3集となるこの2枚組には7曲の三位一体節後の日曜日のカンタータと、聖ミカエルの祝日のカンタータ、そして4曲のコラール前奏曲を収録。ここでもテレマンの熟練の作曲技法に支えられた音楽表現が楽しめます。 演奏はこれまでと同じ、フェリックス・コッホの指揮で、クラウス・メルテンスやハンス・イェルク・マンメルといったバロック歌唱に実績のあるヴェテラン歌手がソリストを務め、このプロジェクトのために選抜された若き歌手たちが組織するヴォーカル・アンサンブル「グーテンベルク・ソロイスツ」が合唱を務めています。テレマン・ファンだけではなく多くの人にお聴きいただきたい1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555603

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    テレマン(1681-1767)
    ハイニヒェン(1683-1729)

    初期カンタータ集 詳細ページ
    [アンサンブル・ポリハルモニーク/アレクサンダー・シュナイダー(指揮)/オルキェストラ(古楽器アンサンブル)]

    TELEMANN, G.P.: Cantatas, TWV 1:1101, 1284 / HEINICHEN, J.D.: Der Herr ist nahe (Ensemble Polyharmonique, {oh!} Orkiestra Historyczna, A. Schneider)

    発売日:2024年03月15日 NMLアルバム番号:555603-2

    CD価格:2,775円(税込)

    プロテスタントの神学者で詩人のエルドマン・ノイマイスター(1671-1756)が教会歴のすべての日曜日と祝日のための一連のテキストを集めて1702年に出版した「Geistliche Cantaten(聖なるカンタータ)」は、変化に富んで文学的にも充実しており、レチタティーヴォ、アリア、合唱、コラールを組み合わせた曲作りに適していました。 ここでは、若きテレマンがこのテキストを用いて様々な作曲技法を駆使したカンタータを収録。同じ頃にライプツィヒに住んでいたハイニヒェンの、オペラティックなカンタータも収録されています。 声楽も器楽も各パート1名で演奏。見通しのよいテクスチュアで聞かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900214

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第8番 ハ短調 Op.65 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 8 (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:900214

    CD価格:2,325円(税込)

    バイエルン放送響創設75周年、ハイティンク生誕95周年。
    重厚なショスタコーヴィチ8番が初CD化!
    2024年に創設75周年を迎えるバイエルン放送響のアーカイヴから貴重な初出音源が登場。オケよりも20歳先輩と言えるハイティンクは1958年にバイエルン放送響に初登場し、以後極めて長期にわたり共演を続けました。 ここにリリースされるのは2006年9月に行われたショスタコーヴィチの第8番のライヴ。レパートリーの広いハイティンクにあってもショスタコーヴィチは特別な作曲家だったようで、西側の指揮者として初めてショスタコーヴィチの交響曲全集の録音を完成(Decca)させ、マーラーに通じる重層的かつ多面的な表現を秘めた交響曲作家としての真価を明かしました。 その中でも第8番はコンサートでも定期的にとりあげていたようですが、CDとなると前述の全集に含まれている1982年のコンセルトヘボウ管とのものしかありません。当盤の楽章毎の演奏時間は26:08/6:39/6:59/9:09/15:52(total 64:47)と、コンセルトヘボウ盤の26:02/6:16/5:58/8:49/14:49(total 61:54)に比べると第2楽章以降は全般的に少し長めとなっています。 近年ライヴ音源のCD化が進むハイティンクですが、ショスタコーヴィチに関しては同曲異演盤が極めて少ない状況なので、コンセルトヘボウ盤から24年後の解釈を聴ける当盤の意義は大きいものがあります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1054

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年03月08日

    CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    ステージパフォーマンス特有の臨場感で蘇る「スターバト・マーテル」2傑作の再解釈!中世、ルネサンス、バロックなど古楽のレパートリーを、20世紀以降の近・現代音楽と組み合わせたステージパフォーマンスで大きな成果をあげてきたフランスの声楽&器楽アンサンブル、ラ・タンペート。ALPHAレーベルではその成果の一端を音響面で味わえる注目すべきアルバム制作を続けていますが、本作では作曲された時代が大きく異なる二つの「スターバト・マーテル」の傑作を組み合わせたユニークなプログラムに驚かされます。 555曲を超える鍵盤ソナタで知られるドメニコ・スカルラッティの『スターバト・マーテル』は、指揮者ベスティオンが「古楽のレパートリーで最も美しい作例」と讃える名作で、ルネサンスを意識した多声様式で書かれた異色作。ベスティオンはまた、大管弦楽を伴うドヴォルザークの『スターバト・マーテル』を思春期に歌う機会を得て大きな衝撃を受けた経験があり、どちらも同じ中世の宗教詩に根ざしたこれら2曲を組み合わせてみたかったと語っています。 後者はドヴォルザーク自身のピアノ譜も参考にベスティオン自身が編曲、ピアノを通奏低音のように使いながら、テオルボを軸にした解釈による前者(こちらもベスティオンが演奏譜を調えています)のバロック様式と驚くほど一貫性ある響きに。十字架で苦しむ我が子=救世主を前にした聖母マリアの嘆きを歌った原詩の真意に迫る独特の音響体験は、指揮者インタビューを掲載した解説(仏・英・独語)と共に味わうことでいっそう深いものとなるでしょう。

  • 商品番号:AN952

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年03月08日

    CD価格:2,775円(税込)

    2019年に12回のリサイタルでシューベルトのソナタ全曲を弾き切ったマチュー・ゴーデ。その直後から開始されたソナタ全曲と主要ピアノ作品を網羅するプロジェクトの第9弾。 ピアノ・ソナタ第10番の独自の補筆完成版を収録しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD696

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    メンデルスゾーン(フェルディナント・ダヴィット編)
    無言歌集 ~ヴァイオリンとピアノのための 詳細ページ
    [ミヒャエル・バレンボイム、ナタリア・ペガルコヴァ=バレンボイム]

    発売日:2024年03月08日

    CD価格:2,775円(税込)

    メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲初演者ダヴィットによる、無言歌編曲版フェリックス・メンデルスゾーンの幼馴染みで、彼が若くして亡くなるまで親交を結んだ名ヴァイオリニスト、作曲家フェルディナント・ダヴィット。かのヴァイオリン協奏曲ホ短調の初演者であるばかりでなく、交響曲からオペラ、トロンボーン小協奏曲まで幅広い作品を残した作曲家、著名な楽譜校訂者でもある彼が、メンデルスゾーンの歿後23年の頃に出版したヴァイオリンとピアノのための編曲版「無言歌集」。 メンデルスゾーン家とは家族ぐるみの付き合いであったとされるダヴィットだけに、ファニーとフェリックスのライフ・ワークと言える「無言歌」への思い入れはかなり強かったと思われますが、ここで彼は出版の約2年前に世に出たばかりだった第8集を除き、それぞれ6曲ずつの7つの曲集からヴァイオリン向きと思われる作品を抜粋してアレンジしています。いずれも原曲の美しく親しみやすいメロディの生きた、ヴァイオリンのための愛らしい小品に生まれ変わりました。 今回ヴァイオリンを担当するのは、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団などで活躍し、LINNからはこれが2枚目のアルバムとなるミヒャエル・バレンボイム。ピアノを務めるのはプライベートでもパートナーであるナタリア・ペガルコヴァ=バレンボイムで、息の合ったパフォーマンスで作品の素晴らしさを引き立てています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:EKKOZONE01

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    Argumenta
    マヌリ(1952-)/ラヴェル(1875-1937)
    作品集 詳細ページ
    [マティアス・ロイメルト(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション、ピアノ)/アンデシュ・エルテン(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション)]

    MANOURY, P.: Argumenta / RAVEL, M.: Le tombeau de Couperin (Reumert, Elten)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:EKKOZONE01

    CD価格:2,250円(税込)

    世界的な活躍を誇るデンマーク出身の打楽器奏者、指揮者マティアス・ロイメルト。このアルバムには、彼が現代作曲家フィリップ・マヌリとタッグを組み、数年間にわたるコラボレーションから生まれた作品が3曲収録されています。議論などを意味する「Argumenta」はロイメルトとエルテンのために書かれた曲で、マヌリによれば「これまでにキーボードパーカッションのために書いた作品の集成」という作品。多くのテクニックとアイデアが組み込まれています。 ラヴェルの「クープランの墓」はロイメルト自身の編曲によるもの。バロック調のタイトルの中に、ラヴェルの思いが込められたピアノ曲をロイメルトはエキサイティングなパーカッション作品として生まれ変わらせることに成功しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS182023

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    La Contemplazione - 熟考
    フンメル(1778-1937)
    シューベルト(1797-1828)

    ピアノ作品集 詳細ページ
    [エロイ・オルサイス(フォルテピアノ)]

    HUMMEL, J.N.: 6 Bagatelles: No. 3. La contemplazione / SCHUBERT, F.: 3 Klavierstücke (Orzaiz Galarza)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:IBS-182023

    CD価格:2,475円(税込)

    1820年代後半、ヨーロッパの音楽は古典派からロマン派への移行期を迎えていました。ピアニストのエロイ・オルサイスはこの時代に活躍したフンメルとシューベルトの作品を取り上げ、同時代に制作されたフォルテピアノを用いて演奏。多くの作曲家たちが伝統的な形式から新たな表現を模索していた時代の雰囲気を伝えます。 エロイ・オルサイスは1983年生まれのスペインの鍵盤奏者。ルネサンスから現代までの幅広いレパートリーを持ち、ソリスト、室内楽奏者、通奏低音奏者として演奏活動を行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ICAC-5177

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第5番
    眠りの森の美女(抜粋)
    プロコフィエフ(1891-1953)
    交響曲 第1番 「古典」 詳細ページ
    [アルヴィド・ヤンソンス、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団、ソヴィエト国立交響楽団]

    発売日:2024年03月08日

    CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    至宝! アルヴィド・ヤンソンスのステレオ・ライヴ、BBCのアーカイヴから登場何度も重ねた来日や東京交響楽団との共演で日本でも親しまれた、ラトビアの名指揮者アルヴィド・ヤンソンス(1914-1984)。やはり日本で親しまれ、2019年に亡くなったマリス・ヤンソンスの父としても知られる彼の生誕110年、没後40年となる今年、BBCに残された貴重な録音が初めて正規発売となります。 彼は英国とも繋がりが深く、1965年にはバルビローリの招きでハレ管弦楽団の首席客演指揮者に就任しており、1984年、そのハレ管とのマーラー交響曲第5番演奏直後に心臓発作で倒れ、マンチェスターで没しました。 そんな彼が1971年9月13日プロムスで演奏した『眠れる森の美女』は過去にモノラルのCDが存在しましたが、同日の「フランチェスカ・ダ・リミニ」、その4日後のチャイコフスキー交響曲第5番、そして1983年ソヴィエト国立交響楽団との「古典」は今回が初出とみられます。しかも全てがステレオ。巨大なロイヤル・アルバート・ホールで収録された2曲はさすがに分離感が低いですが、ヒストリカル録音のマスタリングで定評のあるポール・ベイリーが丁寧にリマスターを行い、演奏の質をダイレクトに伝える見事な音に仕上げました。大きな生き物のように一体となってうねる弦、強烈な圧力で迫る金管の咆哮など、ムラヴィンスキーに鍛え上げられた全盛期のレニングラード・フィルのパフォーマンスも強烈で、これをダイナミックかつ細やかにコントロールするヤンソンスの素晴らしい力量も満喫することが出来ます。 プロムスならではのホールが揺れるような大歓声も会場の興奮を物語っていますが、チャイコフスキーの5番は録音状態も良く出色の出来栄えと言えるでしょう。録音が少ないアルヴィド・ヤンソンスの実力の高さを改めて知らしめる、必聴の音楽遺産です。

  • 商品番号:ICAC-5178

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年03月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    アニー・フィッシャー蔵出し音源、
    BBCアーカイヴから良質のステレオ・セッション録音登場
    2024年に生誕110年となる、ハンガリー出身の名手アニー・フィッシャー(1914-1995)のBBCスタジオでの録音がCD初登場。シューマンとシューベルトは彼女が得意とした作曲家ですが、ここに収められた2作品の全曲録音は、他には後年のハンガリーでのライヴくらいという貴重なもの。中でもシューマンのソナタ第1番は、同時代のピアニストには珍しいレパートリーと言えます。明瞭なステレオ録音であり、ヒストリカル・レコーディングのマスタリングで世界中から篤い信頼を得ているポール・ベイリーの手により、音の立ち上がりから余韻まで大変クリアに仕上げられており、今まさに目の前で弾かれているような質感を体験できます。 フィッシャーの明快且つ繊細なタッチと真っ直ぐな表現、硬派と言われるその迷いのない音楽を体験できる素晴らしいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MYCL00043

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    プロコフィエフ(1891-1953)
    ピアノ・ソナタ 第6番・第7番・第8番 詳細ページ
    [アブデル=ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)]

    発売日:2024年03月08日

    SACD-Hybrid国内盤価格:3,740円(税込、送料無料)

    圧巻のピアニズム。現代の名匠エル=バシャが奏でるプロコフィエフ「戦争ソナタ」。 現代を代表する巨匠ピアニストの一人、アブデル=ラーマン・エル=バシャの最新アルバムです。ラ・フォル・ジュルネなどの公演も多く日本でもファンの多いエル=バシャ。精巧な技術と洗練された音楽性によってプロコフィエフ独特の世界が構築されます。エル=バシャの深い音楽眼、明快な解釈、そして陰影に満ちた美しい音色と圧倒的な技術。まさに円熟の至芸です。現代随一のピアニズムによるプロコフィエフをお聴き下さい。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC485

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブルックナー(1824-1896)
    〈オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 9〉
    交響曲 第9番 ニ短調 WAB 109 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)]

    BRUCKNER, A.: Symphonies (Organ Transcriptions), Vol. 9 - Symphony No. 9 (H. Albrecht)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:OC485

    CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    2024年のブルックナー生誕200周年のための記念企画、指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められたオルガン版ブルックナー交響曲全集も遂に第9番に到達。シリーズで毎回異なるオルガンを使用してきたアルブレヒト、今作ではブルックナーが1880年にスイスのチューリヒで演奏を行ったことにちなみ、同市のフラウミュンスター教会のオルガンを演奏しています。 未完で終わったブルックナーの交響曲第9番は、彼が完成させた第3楽章で曲を閉じるか、ブルックナーが示唆したとされる「テ・デウム」を演奏する、もしくは後世の人が補筆した第4楽章を演奏するなどの選択肢があります。アルブレヒトはが採択したのは、指揮者、オルガニストでブルックナーの交響曲全集の録音も行った経験を持つゲルト・シャラー(1965-)による再構築版でした。 シャラーは様々な異稿版を含む交響曲だけでなく、ミサ曲や詩編、そしてブルックナーのオルガン作品の全てを録音しているという、いわばアルブレヒトの先達的存在。シャラー自身による全4楽章のオルガン編曲版も存在しますが、アルブレヒトは第1楽章から第3楽章まではこれまでにも親しんできたエルヴィン・ホルンによるオルガン編曲版を演奏し、シャラーによる編曲版の使用は第4楽章のみとなっています。 このシリーズでおなじみの「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称するブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作は、フィリツプ・マインツの「コラール前奏曲第8番」を収録。深い闇の中でうねるような旋律の中に時折垣間見える印象的なコラール、そして曲が最高潮に達した際、ミサ曲ニ短調(交響曲第9番の第3楽章に引用された)の旋律を暗示するかのような稲妻のように大きなクラスターが襲い掛かるという、このアルバムにふさわしい作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0682

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ビゼー(1838-1875)
    劇音楽『アルルの女』 Op.23(全曲)
    アルフォンス・ドーデの5幕劇の付随音楽 詳細ページ
    [ミシェル・プラッソン(指揮)/トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団]

    BIZET, G.: Arlésienne (L') [Opera] (Orchestre de Chambre national de Toulouse, Plasson)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:SOMMCD0682

    CD価格:2,250円(税込)

    ビゼーの『アルルの女』はアルフォンス・ドーデの劇のために書いた27曲からなる付随音楽。ビゼーは、この南フランスの村アルルで繰り広げられる愛憎の物語から強いインスピレーションを得て、短い期間で付随音楽全曲を書き上げました。初演は不評でしたが、現在では全曲から抜粋した2つの組曲が広く演奏されています。 このアルバムはフランス音楽を得意とするミシェル・プラッソンが1985年にオリジナルの全曲を収録したもの。それまで知られていなかった作品の全貌を明らかにしたと高く評価されている1枚です。 また、当盤にはドーデの短編小説を新たに翻案し、ドキュメンタリー作家ジョン・トランスキーが朗読したトラックが追加されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19141CD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブゾーニ(1866-1924)
    ピアノ協奏曲 ハ長調 Op.39 詳細ページ
    [デイヴィッド・ライヴリー(ピアノ)/ミヒャエル・ギーレン(指揮)/バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団/ヘレンコーア・フライブルク・ヴォーカルアンサンブル]

    BUSONI, F.: Piano Concerto (Lively, Freiburg Vocal Ensemble, South West German Radio Symphony Orchestra, Baden-Baden, Gielen)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:SWR19141CD

    CD価格:2,400円(税込)

    フェルッチョ・ブゾーニの没後100年記念リリース。 1902年から1904年に作曲された彼唯一のピアノ協奏曲は、全5楽章、演奏時間は約80分近く、そして終楽章には男声合唱が入るという長大で大規模な曲。ピアノ・パートの難度は高いものの、決して派手な技巧を追うわけではなく、ブラームスの協奏曲のようにオーケストラの一部として機能します。 終楽章の男声合唱はデンマークの劇作家アダム・エーレンスレーヤーの戯曲「アラジン」の終幕の部分をブゾーニ自身がドイツ語に翻訳したものを高らかに歌いますが、こちらも決して劇内容を表現しているわけではありません。破天荒な内容の上、合唱も必要とする編成のためか、それほど実演の機会が多い作品ではありませんが、20世紀音楽と大編成作品を得意とするミヒャエル・ギーレンが見事な演奏を聴かせます(ギーレンによるこの作品の録音は、これが唯一のものとなります) ピアノを演奏するフランス系アメリカ人のデイヴィッド・ライヴリーは、過去にエリザベート王妃コンクール、ジュネーブ国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールなどの入賞歴を誇るピアニスト。現代作品も積極的に手掛け、多くの作曲家たちの新作の演奏も行い高い評価を受けています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SNRT2401

    詳細ページを見る

    〈発売中〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ベートーヴェン
    ピアノソナタ集
    詳細ページ
    [三原貴之(ピアノ)]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Sonatas Nos. 14, "Moonlight", 30 and 31 (Takayuki Mihara)

    発売日:2024年02月25日 NMLアルバム番号:SNRT2401

    CD国内盤価格:3,080円(税込、送料無料)

    新鋭 三原貴之の1stレコーディングは、ベートーヴェンの傑作ピアノソナタ3曲。若きピアニストが等身大の共感をもって描き出すベートーヴェンで、作品へのひたむきな眼差しが音楽の熱量となってダイナミックに迫ります。2019年に急逝した恩師 杉谷昭子との思い出に捧げられており、全体を貫く敬虔さが音楽に深みを与えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574420

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    バルトーク(1881-1945)
    〈ピアノ作品集 第9集〉
    ピアノ・ソナタ
    ピアノ・メソード 詳細ページ
    [ゴラン・フィリペツ(ピアノ)]

    BARTÓK, B.: Piano Music, Vol. 9 - Piano Sonata (1898) / Early Pieces / BARTÓK, B. / RESCHOFSKY, S.: Piano Method (Filipec)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:8.574420

    CD価格:1,600円(税込)

    NAXOSの人気シリーズ、バルトークのピアノ作品集。この第9集にはリスト作品の名演で名高いゴラン・フィリペツの演奏で2つの重要な作品を収録。 ピアノ・ソナタ Op.19は17歳のバルトークがブダペストに留学する前に書いたもので、公に発表されることのなかった作品。長い間失われていたとされましたが、フィリペツが自筆譜をもとに作曲家の意図を反映し修正や調整を行い、演奏会用ヴァージョンを作成して今回録音に至りました。ブラームスを思わせる後期ロマン派の雰囲気をたたえた曲調ですが、若いバルトークの意欲も感じさせる力作です。 他の初期作品も珍しいものです。『ピアノ・メソード』は、バルトークが、ブダペスト音楽院のピアノ科の教授を務めたレショフスキー(1887-1967)と協力して学生教育用に書き上げた教材集。1913年に音楽学者アンタル・モルナールが「初心者向けながら生き生きとしており、魂を揺さぶり心を動かす作品」と絶賛したこの曲集には、2人の作品のほかに、チェルニーら他の作曲家の作品も含まれています。 このアルバムにはバルトークの手による48曲を収録。技術的には容易であるものの、どの曲も洗練されており、彼のピアノ教育のアイデアを知る良い機会となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574490

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブラームス(1833-1897)
    〈歌曲全集 第5集〉
    5つの歌曲 Op.71/4つの歌曲 Op.70
    7つの歌曲 Op.95/6つの歌曲 Op.97/5つの歌曲 Op.107
    5つのオフェーリアの歌 WoO 22(1873)
    詳細ページ
    [アリーナ・ヴンダーリン(ソプラノ)/キーラン・カレル(テノール)/ウルリヒ・アイゼンロール(ピアノ)]

    BRAHMS, J.: Songs (Complete), Vol. 5 (Wunderlin, Carrel, Eisenlohr)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:8.574490

    CD価格:1,600円(税込)

    NAXOSのブラームス歌曲全集シリーズ。第5集には円熟期に書かれた5つの歌曲集と、A.W.シュレーゲルがドイツ語に翻訳したシェイクスピアの「ハムレット」からの詩にブラームスが旋律をつけた「5つのオフェーリアの歌」を収録。 5つの歌曲集はどれも名作揃いで、とりわけOp.71には人気の高い「Minnelied 愛の歌」が含まれています。過去、現在、未来を主題にしたOp.70の歌曲、そして民謡素材が効果的に用いられたOp. 95とOp. 97、愛をテーマにしたOp. 107とどれもブラームス独自の旋律美にあふれています。 第4集と同じく、クリストフ・プレガルディエンに師事したテノールのカレルと、オペラ、コンサートの両面で活躍するソプラノ、ヴンダーリンの演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1025

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ『テオドーラ』 HWV 68 詳細ページ
    [ジョナサン・コーエン、アルカンジェロ、ルイーズ・オルダー、ティム・ミード、アンナ・ステファニー、ステュアート・ジャクソン、アダム・プラヘトカ]

    HANDEL, G.F.: Theodora [Oratorio] (Alder, Mead, Stéphany, Jackson, Arcangelo, J. Cohen)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:ALPHA1025

    CD 3枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    俊才コーエンと実力派勢によるヘンデル晩期の傑作オラトリオ英国で揺るぎない名声を確立したヘンデルが晩年、その豊かな技量を注ぎ込んだ傑作オラトリオ『テオドーラ』。作曲家が視力を失う直前の時期に仕上げられ1750年3月に初演されたものの、少し前にロンドンを襲った地震の影響で重要な顧客たちが客席にいない状態での上演は失敗に終わりました。 当時の英国におけるオラトリオの通例を離れた殉教物語も理解されませんでしたが、その音楽的充実は後にヘンデル声楽作品が見直されてゆく中で評価が高まり、今や多くの全曲録音にも恵まれている一作となっています。その上でなお、古楽器演奏の名盤群で知られるALPHAが世に問う新録音は、英国を中心に世界的な注目を集めるジョナサン・コーエン率いるアルカンジェロと気鋭歌手陣によるもので、瑞々しく音楽愛に貫かれた名演に仕上がっています。 ローマ帝国末期、ヴィーナス信仰を受け入れずキリスト教徒として命を全うする悲運の女性テオドーラを演じるのは、サイモン・ラトルやキリル・ペトレンコとの共演でも知られロマン派や近代作品の録音でも高い評価を博しているルイーズ・アドラー。ヒロインに寄り添うディディムス役ではドーヴァー海峡の両岸で活躍をみせるティム・ミードが細やかな作品解釈を雄弁な歌唱へと昇華させ、他のソリストたちと共に起伏豊かなドラマを盛り上げます。 古楽器演奏の場のニュアンスを的確に捉えるユーグ・デショー&アリーヌ・ブロンディオらALPHA古参のエンジニアたちの仕事も見事なもので、ホルンやトランペットも加わる色彩豊かなオーケストラの活躍も際立ち、劇音楽に通じたコーエンならではの聴きごたえある音楽展開を何度でも聴き確かめたくなるに違いありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99312

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブラームス(1833-1897)
    ヴァイオリン・ソナタ全集 詳細ページ
    [前田朋子(ヴァイオリン&ピアノ)]

    発売日:2024年02月23日

    CD価格:2,550円(税込)

    ウィーン在住の前田朋子、宿願のブラームス・ソナタ全集!ドイツでの小学生時代にブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番を聴き、「人生の憧れの曲」と感じた前田は、その憧れの強さと恐れとのため、ブラームスがこの曲を作曲したのと同じ年になるまで演奏会で取り組むのを待ったそうです。以来、折に触れて弾き込んできた作品を録音するにあたっては、前作モーツァルトと同じく一人二役での録音を決意。技術的にも音楽的にも要求が極めて高かったと思われますが、ここにその成果を披露します。 クララ・シューマンと死の床にあったその子フェリックスを想ってブラームスが書いた第1番では、録音の半年前に亡くした親友を想い、第2番では同曲で何度となく共演したバドゥラ=スコダへの敬愛と思慕を込めています。 オーストリアの街並みよりはアルプスの大自然が似合うと語る峻厳かつ雄大な第3番も含め、随所から強い感情が伝わる演奏が誕生しました。 ※ ブックレットには前田朋子自身による日本語解説が掲載されております。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NBD0157V

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ワーグナー(1813-1883)
    舞台祝祭劇《ニーベルングの指環》 序夜
    楽劇《ラインの黄金》 詳細ページ
    [ベルリン・ドイツ・オペラ/デレク・ウェルトン/アニカ・シュリヒト/トーマス・ブロンデル 他/指揮:ドナルド・ラニクルズ/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団]

    発売日:2024年02月23日

    Blu-ray日本語字幕付き価格:4,050円(税込、送料無料)

    ベルリン・ドイツ・オペラの最新作《ニーベルングの指環》4部作映像の分売開始!
    第1弾、楽劇《ラインの黄金》
    ワーグナー作品の上演に輝かしい伝統を持つベルリン・ドイツ・オペラは、2021年の年末に世界中のオペラ・シーンで引く手あまたの鬼才ステファン・ヘアハイムの演出、音楽総監督ドナルド・ラニクルズの指揮による新制作《ニーベルングの指環》全4部作の通し上演を果たしました。その全4部作収録映像《ニーベルングの指環》から分売第1弾の楽劇《ラインの黄金》の登場です。 この《指環》4部作に共通するキー・オブジェ『グランドピアノ』を舞台の中心に据え、ヘアハイム入魂の創意によるドラマトゥルギーとスペクタクルなシーンに満ちた舞台を、ラニクルズの端正なタクトが導くオーケストラの雄渾なワーグナー・サウンドが見事に支えています。歌唱陣は、世界の名門歌劇場で活躍するデレク・ウェルトン(ヴォータン役)を中心にベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブル・メンバー、アニカ・シュリヒト(フリッカ役)、ヤーツォン・ホァン(ミーメ役)、トーマス・ブロンデル(ローゲ役)らが大活躍。演出、オーケストラ、歌唱演技の3拍子揃った新時代の《ラインの黄金》として結実しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-715

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    メリカント (1868-1924)
    オルガン作品集 詳細ページ
    [ヤン・レヘトラ(オルガン)]

    MERIKANTO, O.: Organ Music (Lehtola)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:TOCC0715

    CD価格:2,175円(税込)

    2024年に没後100年を迎えるフィンランドの作曲家オスカル・メリカント。民謡の旋律を巧みに取り入れた愛らしい歌曲やピアノ曲が知られていますが、彼はオルガニストとしても高名であり、演奏実践の権威として教会やコンサートホールでのオルガン演奏法に革新をもたらしました。 これまで彼のオルガン作品のほとんどが録音されていると考えられていましたが(ONDINE ODE-973)、最近、未知の作品が発見され、レパートリーに加わりました。このアルバムでは、若き日に書かれた「葬送行進曲」やペダルのための練習曲、100のコラール前奏曲の抜粋などを聴くことができます。またメンデルスゾーンのピアノ曲「前奏曲とフーガ ホ短調」をオルガン用に編曲したものも含まれています。 前述のONDINEのアルバムの他、北欧のオルガン作品を数多く録音してきたヤン・レヘトラの演奏で。

  • 商品番号:VOXNX3034CD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドヴォルザーク(1841-1904)
    チェロ協奏曲
    森の静けさ/ロンド ト短調
    ロマンス ヘ短調/マズルカ ホ短調 詳細ページ
    [ザラ・ネルソヴァ(チェロ)/ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)/ヴァルター・ジュスキント(指揮)/セントルイス交響楽団]

    発売日:2024年02月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    ドヴォルザークの没後120年を記念して、
    VOX音源の中でも特に評価の高いアルバムが新リマスターで登場!
    VOXが1975年に3枚組LPでリリースした「独奏楽器と管弦楽のための協奏的作品全集」は、その演奏・録音両面で高い評価を得、形態を変えつつ再発売を重ねて来ました。このCDには、LP1枚目に収録されていたチェロ作品すべてとLP2枚目のヴァイオリン作品からロマンスとマズルカを収録しています。 チェロ作品のソロを務めるのは1918年カナダ生まれのザラ・ネルソヴァ。12歳の時にはサージェント指揮ロンドン交響楽団とラロのチェロ協奏曲を演奏。ピアティゴルスキー、フォイアマン、カザルスらに師事して世界的に活躍し、バーバーのチェロ協奏曲やブロッホのシェロモを作曲者自身の指揮で録音する際にはソリストに指名されています。ここでのチェロ協奏曲の演奏時間は36分台と同曲録音の中ではかなり速いテンポによるもので、淀みのない流れに乗った豊かな歌が印象的です。「森の静けさ」も深沈とした瞑想よりも緩やかな足取りによる散策を思わせ、音楽が停滞することがありません。 ヴァイオリン小品2曲は演奏・録音される機会が少ない曲ですが、ネルソヴァと同年生まれのルッジェーロ・リッチの独奏は、艶やかなサウンドと民族舞曲風のテンポ処理など見事な出来。アルバムを通じてチェコ生まれのジュスキントがセントルイス響から深みのある響きを引き出し、ドヴォルザークらしいリズムやフレーズをしっかりと聞かせているのも当アルバムの聴きどころ。録音当時は首席指揮者として6シーズン目で、オーケストラを完全に掌握していたようです。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3035CD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドヴォルザーク(1841-1904)
    ピアノ協奏曲
    ヴァイオリン協奏曲 詳細ページ
    [ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)/ルドルフ・フィルクシュニー(ピアノ)/ヴァルター・ジュスキント(指揮)セントルイス交響楽団]

    発売日:2024年02月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    ドヴォルザークの没後120年を記念して、
    VOX音源の中でも特に評価の高いアルバムが新リマスターで登場!
    VOXが1975年に3枚組LPでリリースした「独奏楽器と管弦楽のための協奏的作品全集」は、 その演奏・録音両面で高い評価を得、 形態を変えつつ再発売を重ねて来ました。 このCDには、LP2枚目からヴァイオリン協奏曲とLP3枚目のピアノ協奏曲を収録しています。前者のソリストは1918年生まれのルッジェーロ・リッチ。11歳でカーネギーホール・デビューを成功させ、1947年にはパガニーニの24のカプリースを世界で初めて録音したことでも知られます。ここではロマン派ヴァイオリン協奏曲の王道を行く、朗々とした歌い回しと明るく美しい音が印象的。リッチ自身の1961年Decca録音よりも第1楽章と第2楽章はやや速めのテンポを取り、前者の演奏時間32分余りに対して当盤は29分余り。音質も含めて、聴き比べも大いに楽しめることでしょう。 ピアノ協奏曲のソリストはチェコ生まれで生前は来日も多かったフィルクシュニー。「外連味が無い」と評されることから地味という先入観を持たれがちですが、曲本来のブリリアントな聞かせどころはしっかりと決め、民俗舞曲風のリズムの弾みは自然体、高揚感も穏やかな抒情もオケと一体化して見事です。フィルクシュニーと1歳違いでやはりチェコ生まれのジュスキントが、首席指揮者として6シーズン目を迎えていたセントルイス響から深みのある響きを引き出し、個性の異なる各ソリストに当意即妙に付けているのも聴きどころ。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:555549

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シューベルト(1797-1828)
    歌曲集『美しき水車小屋の娘』 Op.25 D 795
    アンドレアス・N・タルクマンによる歌と器楽アンサンブル編 詳細ページ
    [クラウス・フリーリアン・フォークト(テノール)/アンサンブル・アハト]

    SCHUBERT, F.: Schöne Müllerin (Die) (arr. A.N. Tarkmann for voice and chamber ensemble) (K.F. Vogt, Ensemble Acht)

    発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:555549-2

    CD価格:1,800円(税込)

    現役ヘルデンテノールの最高峰の一人
    クラウス・フロリアン・フォークトがシューベルトのリートを初録音!
    ワーグナー作品で圧倒的な人気と評判を得ているフォークトですが、その華々しいキャリアの割に録音が少ないことに驚かされます。そのフォークト初のシューベルト歌曲集の録音が登場。しかも3大歌曲集の一つ『美しき水車小屋の娘 』と来ては、大注目です。持ち前の輝かしい高音を生かした歌唱は、恋に翻弄される若者の世界にぴったり。 伴奏のアンサンブル・アハトはその名(Acht=8)の通り8人のアンサンブル。シューベルトの八重奏曲を演奏するために結成され、30年以上の活動歴があり、この編成のための新作も数多く委嘱・演奏。ここでは1956年生まれの作曲家タルクマンによる室内アンサンブル版を採用し、揺れ動く若者の心理を色彩豊かに描写してフォークトの歌唱と相乗効果を挙げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555576

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ウェーバー/クルーセル/ベルク:
    ファゴット協奏曲集 詳細ページ
    [ダーグ・イェンセン(ファゴツト/指揮)/グレゴール・ビュール(指揮)/カンマーアカデミー・ポツダム]

    WEBER, C.M. von / CRUSELL, B.H. / BERG, O.: Bassoon Concertos (Jensen, Kammerakademie Potsdam, G. Bühl)

    発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:555576-2

    CD価格:2,475円(税込)

    オーケストラの低音から中音部を担当するファゴット。独特な音色を持つ楽器のための協奏曲はそれほど多くありません。 このアルバムには3曲のファゴット協奏曲を収録。1811年、ミュンヘン宮廷楽団のファゴット奏者を務めていたG. F. ブラントのために書かれたウェーバーの作品は、第2楽章の美しい旋律が魅力。1829年のクルーセルの作品はファゴット奏者F. C. プロマイユのために書かれたものです。最後のオラヴ・ベルクの作品はこのアルバムのソリスト、ダーグ・イェンセンのために書かれた曲で、ブックレットには曲に関する2人の対話(ドイツ語、英語)が掲載されています。 ダーグ・イェンセンはノルウェー出身の奏者。名だたるオーケストラとの共演経験を持ち、とりわけ水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラの奏者として日本でもお馴染みです。

  • 商品番号:555605

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    テレマン(1681-1767)
    パスティッチョによるクリスマス・オラトリオ 詳細ページ
    [ヘルマン・マックス(指揮)/ライニッシェ・カントライのソリストたち/ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)]

    TELEMANN, G.P.: Christmas Oratorio (A) - Pasticcio of 5 Cantatas (Winter, Bierwirth, Poplutz, Vieweg, Rheinische Kantorei, Das Kleine Konzert, H. Max)

    発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:555605-2

    CD価格:2,475円(税込)

    バッハのクリスマス・オラトリオBWV248がカンタータ6曲の連作であるように、クリスマスにちなんだテレマンのカンタータ5作をつなぎ合わせることによって「クリスマス・オラトリオ」を構成するという試みです。発案者はライニッシェ・カントライとダス・クライネ・コンツェルトの指揮者ヘルマン・マックス。ドイツ・バロック音楽の大ベテランならではの楽しいアルバムです。 声楽陣は各パート1人、器楽は弦が3/3/2/1/1という室内楽に近い編成で、木管のあたたかな彩りとトランペットの華やいだ響きがクリスマス気分を盛り立てます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555622

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ペルゴレージ(1710-1736)
    歌劇《奥様女中》
    歌劇《リヴィエッタとトラコッロ》 詳細ページ
    [アマンダ・フォーサイス/クリスティアン・イムラー/カルロッタ・コロンボ/ジェシー・ブルムバーグ 他/ポール・オデット&スティーヴン・スタッブス(音楽監督)/ボストン古楽音楽祭室内アンサンブル]

    発売日:2024年02月16日

    CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)

    16世紀の終わり頃に成立したとされる《歌劇》。もともとはギリシャ悲劇の再来を目指した舞台芸術でしたが、17世紀になると観客の要求に応え、偉大な英雄劇のはざまにコミカルな要素が組み込まれるようになりました。いつしか英雄劇はオペラ・セリアとして発展、コミカルな劇は「インテルメッツォ(幕間劇)」として歌劇のストーリーとは別に演じられ、これらはオペラ・ブッファとして親しまれるようになります。 このアルバムではペルゴレージの代表的なインテルメッツォ2作を、バロックの舞台作品で定評あるポール・オデット&スティーヴン・スタッブスが音楽監督を務めるボストン古楽祭室内アンサンブルの演奏で紹介。演目は《奥様女中》と《リヴィエッタとトラコッロ》ですが、オデットとスタッブスはここに他のペルゴレージとレーオの作品を組み合わせることで、テンポよい展開を持たせています。 2014年に初演、17年に再演されたプロダクションを2023年1月にブレーメンで上演した際にセッションを含めて収録したのが当CD。練り上げられた音楽の流れに乗ってアマンダ・フォーサイスやクリスティアン・イムラーといったバロック作品を得意とする歌手たちが生彩あふれる歌唱を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100281

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヤンネ・ヴァルケアヨキ(アコーディオン)
    ラモーをアコーディオンで 詳細ページ
    [ヤンネ・ヴァルケアヨキ(アコーディオン)/トゥーリ・リンデベリ (ソプラノ)]

    RAMEAU, J.-P.: Pièces de clavecin (arr. for accordion) (Valkeajoki)

    発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:ORC100281

    CD価格:2,175円(税込)

    1992年フィンランド生まれのアコーディオン奏者ヤンネ・ヴァルケアヨキが弾くラモーの作品集。クラヴサン作品の中から2つの組曲と、ソプラノ歌手リンデベリを迎えての《カストールとポリュックス》のアリアが奏されます。ラモー作品の持つ多様性と、アコーディオンという楽器の持つ可能性が感じられます。 ラモーには特別の愛着があると語るヴァルケアヨキが、美しく、ユーモラスで、エキサイティングで、驚きに満ちたラモーを聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100282

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    旅行者
    ヴァインベルク(1919-1996)
    シューベルト(1797-1828)

    ピアノ三重奏曲集 詳細ページ
    [トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン]

    WEINBERG, M. / SCHUBERT, F.: Piano Trios (The Passenger) (Trio con Brio Copenhagen)

    発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:ORC100282

    CD価格:2,175円(税込)

    1999年設立、2024年に結成25周年を迎えるトリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン。デンマークを拠点に世界中で活躍し、これまでにベートーヴェンやチャイコフスキー、ショスタコーヴィチなどの録音で高く評価されるアンサンブルの最新録音は、ヴァインベルクとシューベルトのピアノ三重奏曲集。 第二次世界大戦の混乱の中で書かれ、不安や絶望の影がよぎるヴァインベルクの三重奏曲、短い生涯の最晩年に書かれ、寂寥と晴れやかさの相半ばするシューベルトの曲。アンサンブルのメンバーは作品に漲る細やかな感情の動きを丁寧になぞっていきます。

  • 商品番号:ORC100289

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヴォーン・ウィリアムズ
    レトロスペクト
    詳細ページ
    [マイケル・ウォルドロン(指揮)/ロンドン・コーラル・シンフォニア(合唱、オーケストラ) 他]

    VAUGHAN WILLIAMS, R. In Windsor Forest / Concerto Accademico / Choral Songs (Restrospect) (Liebeck, London Choral Sinfonia, Waldron)

    発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:ORC100289

    CD価格:2,175円(税込)

    指揮者マイケル・ウォルドロンが敬愛するヴォーン=ウィリアムズのさまざまな作品を集めた1枚。歌劇《恋するサー・ジョン》の中の5曲を合唱組曲に編曲した『ウィンザーの森にて』、バッハに倣った古典的な様式で書かれた「ヴァイオリン協奏曲」、他にはJ.S.バッハ作品の編曲など、世界初録音を含む多彩な作品を聴くことができます。 最後は有名な歌曲のオーケストラ伴奏版で。

  • 商品番号:SOMMCD0671

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈プロコフィエフ・マイルストーン 第1集〉
    プロコフィエフ(1891-1953)
    室内楽作品集 詳細ページ
    [ラナ・トロトヴシェク(ヴァイオリン)/ボリス・ビジャク(フルート)/マリア・カニグエラル(ピアノ)]

    Prokofiev Milestones

    発売日:2024年02月16日 NMLアルバム番号:SOMMCD0671

    CD価格:2,250円(税込)

    プロコフィエフの多彩な室内楽作品に焦点を当てるシリーズ『プロコフィエフ・マイルストーン』。 第1集には3つのソナタと組曲『ロメオとジュリエット』を収録。1943年に初演された「フルートとピアノのためのソナタ」は、のちにヴァイオリン・ソナタ第2番へと改作された作品。ウィットに富んだ楽想が魅力で、現在ではフルート、ヴァイオリン、どちらのヴァージョンも愛奏されており、ここでは2つのヴァージョンが演奏されています。「2つのヴァイオリンのためのソナタ」はボリス・ビジャクの手によるフルートとヴァイオリンのための編曲。組曲『ロメオとジュリエット』はとりわけヴァイオリンが活躍するようにアレンジされています。 ボリス・ビジャクはパリのエコールノルマル音楽院でピエール=イヴ・アルトーにフルートを師事。ホフマイスターの作品集(SOMMCD0620)などの録音で高く評価されています。スペイン出身のピアニスト、マリア・カニグエラルと、ルジェーロ・リッチに師事したスロヴェニアのヴァイオリニスト、ラナ・トロトヴシェクが共演。素晴らしいアンサンブルを聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559934

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ガーシュウイン(1898-1937)
    ラプソディ・イン・ブルー
    (クリティカル・エディションによる世界初録音)
    第2ラプソディ/キューバ序曲 詳細ページ
    [ケヴィン・コール(ピアノ)/デイヴィッド・アラン・ミラー(指揮)/ナショナル・オーケストラ・インスティテュート・フィルハーモニック]

    GERSHWIN, G.: Rhapsody in Blue / TOWER, J.: 1920/2019 / STUCKY, S.: Dreamwaltzes (Kevin Cole, National Orchestral Institute Philharmonic, D.A. Miller)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:8.559934

    CD価格:1,600円(税込)

    ミシガン大学と、ガーシュウィン家の協力により2013年から始まった「ガーシュウィン・クリティカル・エディション」を用いた初の録音となる3作品を収録したアルバム。既存のすべての資料に加えて、ピアノ・ロールなどありとあらゆるソースを使用して、作曲家の意図を最も正確に表現することを目指したこのプロジェクトによる演奏は、すでに「パリのアメリカ人」(8.559859)で聴くことができますが、このキューバ序曲、第2ラプソディ、ラプソディ・イン・ブルーの3曲にも新たな研究成果が反映されています。 とりわけ「ラプソディ・イン・ブルー」は、原曲の2台ピアノ版から、オーケストレーションが不得手だったガーシュウィンに代わり、グローフェがオリジナルのジャズ・バンド稿を作成、その後さまざまな稿が作られたという複雑な経緯を持つだけでなく、グローフェのオーケストラ版でさえ複数のヴァージョンがあり、なかなか本当の姿を洗い出すのは困難な作品です。ここではグローフェのシンフォニック・アレンジに基づく版が用いられていますが、ピアニストのコールはもともとのジャズ・バンド稿にあった44小節を加え演奏しているところも聴きどころです。 他にジョン・タワーの推進力に満ちたリズムがはじける「1920/2016」と、スタッキーの幽玄な「ドリームワルツ」が収録されています。

  • 商品番号:8.660538

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ロッシーニ(1792-1868)
    歌劇《イングランドの女王エリザベッタ》 詳細ページ
    [セレーナ・ファルノッキア/パトリック・カボンゴ/メルト・スング(テノール)/アントニーノ・フォリアーニ(指揮)/クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団]

    発売日:2024年02月09日

    CD 2枚組価格:2,500円(税込)

    ロッシーニ15番目の歌劇となる《イングランドの女王エリザベッタ》は、彼が北イタリアの劇場で名を上げたのち、ナポリのサン・カルロ劇場のために作曲した最初の作品。序曲やいくつかのアリアは《セヴィリアの理髪師》などの過去作から転用されているものの、初演は大成功をおさめ、ロッシーニは当時のイタリア音楽界における最も重要な都市ナポリにおける歌劇作曲家としての地位を確立することができました。この作品を初演するために、当時のスター歌手たちが集結。その中にはのちにロッシーニの妻となるイザベラ・コルブランも含まれており、彼はイザベラのために超絶技巧を駆使したアリアを書いています。 この演奏は、2021年バート=ヴィルトバート・ロッシーニ音楽祭での上演記録と、その直前にポーランドのクラクフで行われたオペラ・フェスティヴァルの記録を組み合わせたもの。新型コロナウィルスのパンデミック下という難しい時期の上演でしたが、主役のエリザベッタを歌うセレーナ・ファルノッキアは、低音から高音までむらのない響きを持つ声を生かしながら難しいコロラトゥーラを見事に決めています。物語で重要な役割を担う2人のテノールは、パトリック・カボンゴとメルト・スングが担当。やはり素晴らしい声を披露しました。 指揮のアントニーノ・フォリアーニは、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団とともに「典型的なロッシーニ・スタイル」を詳細に練り上げ、歌手たちとともに拍手喝采を浴びました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900117

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    レクイエム K.626(ジュスマイヤー版) 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MOZART, W.A.: Requiem (completed by F.X. Süssmayr) (Kühmeier, Kulman, Padmore, Plachetka, Bavarian Radio Chorus and Symphony, M. Jansons)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:900117

    CD価格:2,325円(税込)

    2017年5月、マリス・ヤンソンスが指揮するバイエルン放送交響楽団によるモーツァルトの「レクイエム」ライヴ録音。4人の優れた歌手たちを揃えたこの演奏は聴衆たちに称賛され、また音楽誌からも高く評価されました。使用楽譜は一般的な「ジュスマイヤー版」。ヤンソンスはオーケストラの機動力を生かしつつ、重量感のある音色を紡ぎ出しながら、力強い推進力で全曲をきっちりまとめています。 ※『マリス・ヤンソンス・エディション』BOX … 900200からの分売となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A558

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ・ソナタ 第7番・第8番「悲愴」・第12番
    ロンド Op.51-1 詳細ページ
    [ジャンルカ・カシオーリ]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Sonatas Nos. 7, 8, "Pathétique" and 12, "Sonate mit dem Trauermarsch" / Rondo, Op. 51, No. 1 (Cascioli)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:A558

    CD価格:2,775円(税込)

    ベートーヴェンが思い描いた響きを求めて。
    カシオーリ、当時のウィーンの楽器を奏でる
    1990年代半ば巨匠ポリーニに才能を見出され、DGやDECCAなどでの録音で注目されてきたジャンルカ・カシオーリ。現代作曲家として古典的な曲種のピアノ音楽も作曲する一方、演奏家としての幅広い関心は古楽器にも及び、来日公演や近年の録音ではヴァイオリンの庄司紗矢香とモーツァルトのソナタ群を、かの天才作曲家が晩年に弾いていた楽器に近いモデルのフォルテピアノで演奏し話題を呼んでいます。 そこで用いられたウィーンのヴァルター工房1805年モデルに基づくフォルテピアノを再現したのは、アレクセイ・リュビモフやロナルド・ブラウティハムら古楽器演奏に長じたプレイヤーたちからの信頼も厚い名工ポール・マクナルティ。今回は同じ楽器を用い、モーツァルトの少し後に同じウィーンで活躍したベートーヴェン初期の傑作群に迫ります。 収録曲はどれも、作曲家が1803年にパリのエラール社製の楽器を知る前の作品ばかり。適切な楽器の選択もさることながら、現代楽器での豊かな演奏経験に裏打ちされた音楽性は、古楽器の響きの特徴を活かして作品本来の姿へと迫る上でもブレのない濃やかな音色表現で耳を惹きます。 ライナーノートに寄せられたカシオーリへのインタビュー(伊語、英語、仏語)でも明敏な洞察が随所に見られ、その誠実な解釈姿勢がよく伝わってきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85041

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シアトル・コンサート1955
    バッハ、ブラームス、ヴォーン・ウィリアムズ:
    ヴァイオリン作品集 詳細ページ
    [ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)/カルロ・ブソッティ(ピアノ)]

    発売日:2024年02月09日

    CD価格:2,175円(税込)

    シゲティが録音を願いつつ果たせなかったヴォーン・ウィリアムズのソナタを含む注目のライヴ盤が登場!ヨーゼフ・シゲティが1955年に米国シアトルで行ったコンサートのライヴ録音をオリジナル・テープから初復刻しました。注目はヴォーン・ウィリアムズのヴァイオリン・ソナタ。この曲は1954年に作曲され、同年10月12日に作曲者82歳の誕生日を記念するBBCの番組内で初演されましたが、O.W. Neighbour著『Vaughan Williams and His World (ヴォーン・ウィリアムズとその世界)』によれば、コンサートでとりあげたのはシゲティが初めてで、彼は1955年に「楽譜が出版される前にレコードを出したい。実に素晴らしいソナタなので、出版されれば皆が競うように演奏・録音するだろう」と知人宛ての手紙に記したそうです。古典作品の素晴らしい解釈者であると共に、すぐれた同時代音楽の擁護者でもあったシゲティらしいコメントと言えるでしょう。 シゲティはコンサートのプログラムが定番名曲に偏ること、聴衆が知っている曲しか聴かなくなる傾向を憂慮しており、1950年代半ばには「20世紀の傑作11曲」という3日分のシリーズ・コンサートを各地で行っていました。とりあげられた作曲家はバルトーク、ブロッホ、ブゾーニ、ドビュッシー、ヒンデミット、オネゲル、アイヴズ、プロコフィエフ、ラヴェル、ウェーベルン、ヴォーン・ウィリアムズ。彼はこのうち10人の作品を録音しましたが、ヴォーン・ウィリアムズだけは遂に録音を出すことが出来ませんでした。 後年、出版社を介してヴォーン・ウィリアムズの未亡人ウルズラに宛てた手紙では「1959年頃にアメリカ各地の大学で随分演奏したが、そのテープを探し当てることが出来なかった」「こんにちの若いスター演奏家たちがこの傑作にして難曲をとりあげないのは残念だ」と書いており(前掲書より)、同曲に対する強い思いが感じられます。 (曲目・内容欄に続く)

  • 商品番号:BIDD85042

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年02月09日

    CD価格:2,175円(税込)

    レナー弦楽四重奏団初期のベートーヴェン録音を100年の時を経てCD化!ヴァイオリンとヴィオラはフバイの弟子、チェロはポッパーの弟子、全員がハンガリー国立歌劇場(かつてマーラーが音楽監督を務めたこともある)の団員というメンバーによって1918年に結成されたレナー弦楽四重奏団。1922年にウィグモア・ホールでのロンドン・デビューで成功を収めると英コロンビアにスカウトされ、史上初めてベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を録音して、その素晴らしい世界をレコードを通して世界に伝えることとなります。 ここでは、その嚆矢となった1924年録音の第14番と第15番を復刻。記念すべき録音でありながら、アコースティック録音(いわゆるラッパ吹込み)だったため、後にマイクを使った電気録音方式で再録音されるとさしかえられてしまい、忘却されがちだったものです。 レナー弦楽四重奏団は、1年先輩で同様のメンバーで構成されたブダペスト弦楽四重奏団とライバル視されました。4人の奏者が対等な表現を行い、厳格なアプローチを見せる傾向にあったブダペストSQに対して、レナーSQは第1ヴァイオリンが牽引し、ロマンティックかつドラマティックな表現をする傾向にあり、この録音でそれがうかがわれます。100年前の録音ながらノイズはSP復刻としてはかなり抑えられている一方、楽器の質感は良好で、復刻に使った原盤の状態が良かったものと推測されます。 Biddulphの解説書の常連タリー・ポッターによる解説(英文のみ)では、レナーのベートーヴェン録音がオルダス・ハクスリーやヴァージニア・ウルフに及ぼした影響にも考察が及んでおり、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲の受容史の上でも興味深い読み物となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C220021

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブリテン(1913-1976)
    ヴァイオリン協奏曲
    二重協奏曲 詳細ページ
    [バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)/イヴァン・ヴクチェヴィチ(ヴィオラ)/マリン・オルソップ(指揮)/ウィーン放送交響楽団]

    BRITTEN, B.: Violin Concerto / Double Concerto (Skride, Vukčević, ORF Vienna Radio Symphony, Alsop)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:C220021

    CD価格:2,700円(税込)

    ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデと名指揮者マリン・オルソップが共演。曲目はブリテンの「ヴァイオリン協奏曲」と、あまり演奏されることのない「二重協奏曲」という興味深いものです。 ヴァイオリン協奏曲は1939年、ブリテン25歳の作品。高度な技巧が要求される、激しく創意に富んだ第2楽章を、内省的な第1楽章とパッサカリア形式による荘重な第3楽章で挟んだ構成となっており、第二次世界大戦の開戦による不安な心情と反戦意思が反映された曲と言われています。ブリテンは1950年に作品をハイフェッツが演奏することをきっかけに、最終楽章のヴァイオリン・パートを書き直すなどの改訂を行い、その後も小さな改訂を加え、現在の形に落ち着いています。 かたや二重協奏曲は、ブリテンが王立音楽大学に在学していた時期の作品。克明に書き込まれたスケッチがあるものの、なぜか総譜としては完成しておらず、彼の生前に演奏されることもありませんでした。ブリテンの死後、コリン・マシューズがスケッチに基づいてオーケストレーションを補筆完成、1997年6月15日にようやく初演されたという作品です。 スクリデの演奏は、どちらの曲でもブリテン作品の持つ内省的、神秘的な雰囲気を大切にしながら、技巧的な部分では鮮やかに楽器を駆使し、最後まで緊張感をゆるめることなく一気に弾き切っています。二重協奏曲でヴィオラを弾くのはスイス・イタリア語放送管弦楽団のソロ・ヴィオラ奏者を務めるイヴァン・ヴクチェヴィチ。スクリデと息のあった演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD742

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    イタリア組曲
    ヴィヴァルディ、ソッリマ、ストラヴィンスキー 詳細ページ
    [ヨニアン・イリアス・カデシャ、チャーツ・チェンバー・アーティスツ]

    Violin Recital: Kadesha, Jonian Ilias - VIVALDI, A. / SOLLIMA, G. / STRAVINSKY, I. (Suite italienne)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:CKD742

    CD価格:2,775円(税込)

    アテネ出身のヴァイオリンの名手ヨニアン・イリアス・カデシャ、LINNへの第2弾は様々な時代の協奏的作品集で、イタリアへのオマージュがテーマとなっています。オケとソロとの一体感が高く勢いのあるヴィヴァルディに始まり、カデシャの委嘱によって書かれたソッリマの作品では超絶技巧を絡めた聴かせどころが随所に。イタリア組曲はチャーツ・チェンバー・アーティスツのチェリスト兼マネージャーであるアンドレアス・フレックの編曲により、原曲の「プルチネッラ」に近い風合いで楽しむことが出来ます。

  • 商品番号:FUG823

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    時につれ
    ラフマニノフ(1873-1943)
    コレッリの主題による変奏曲
    バッハ(1685-1750)
    フランス組曲 第3番
    ラモー(1683-1764)
    ト調の組曲 詳細ページ
    [コンスタンチン・エメリャノフ]

    Piano Recital: Emelyanov, Konstantin - RAMEAU, J.-P. / RACHMANINOV, S. / BACH, J.S. (Over Time)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:FUG823

    CD価格:2,775円(税込)

    2019年のチャイコフスキー国際コンクールで第3位に入賞したコンスタンチン・エメリャノフによるFUGA LIBERA第2弾アルバム。有名な「未開人」を含むラモーの組曲とバッハ「フランス組曲」というバロック時代の2つの組曲で、ラフマニノフによるバロック作品が元になった変奏曲を挟むというプログラムとなっています。 高い技術力に裏打ちされた端正なタッチと個性あふれる音楽性で、聴く者を引き込んでやまない魅力的なアルバムです。

  • 商品番号:LBM058

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シューマン(1810-1856)
    管楽器のための室内楽作品集 詳細ページ
    [フィリベール・ペリーヌ、フローラン・プジュイラ、フェリックス・ロト、カロリーヌ・シプニエフスキ、サラ・フシュヌレ、テオ・フシュヌレ ほか]

    SCHUMANN, R.: Works with Wind Instruments (Pujuila, Perrine, F. Roth, S. Fouchenneret, Sypniewski, Cartier-Bresson, T. Fouchenneret)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:LBM058

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴァイオリンとピアノのための作品集に続くシューマン・コレクションの第2弾。パリ・オペラ座管弦楽団やパリ室内管弦楽団などで活躍する名手たちを集め、管楽器とピアノを含む室内楽作品を収録しています。 それぞれの作品にそっと寄り添うような美しい演奏。なお1-8のピアノの担当は明記されていません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19130CD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドヴォルザーク(1841-1904)
    交響曲 第7番・第8番 詳細ページ
    [ピエタリ・インキネン(指揮)/ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    DVOŘÁK, A.: Symphonies Nos. 7 and 8 (German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Inkinen)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:SWR19130CD

    CD価格:2,400円(税込)

    ドイツ放送フィルによるドヴォルザーク交響曲全集第6弾。前半3枚を指揮したチチョンより、第4弾からインキネンが引き継ぎ、素晴らしい演奏を披露しています。 今作に収録されているのは、ドヴォルザークの交響曲の中でもとりわけ人気の高い第8番と第7番。1884年から85年に書かれた第7番は、第3楽章にチェコ民族舞曲フリアントのリズムが使われるなどスラヴ要素の濃い作品。第8番は更にボヘミアの要素が高く、とりわけ第3楽章の哀愁を帯びた旋律も一度聴いたら忘れられないほどの魅力があります。 2017年からドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者と務めるインキネンは、作品のスコアを丹念に読み込み、細かい対旋律までをも際立たせることでオーケストラから明瞭な響きを引き出し、メリハリあるテンポで全曲を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.578374

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    大作曲家 シューベルト
    朗読と音楽で綴る生涯 詳細ページ
    [さまざまな演奏家]

    SCHUBERT, Franz: Great Composers in Words and Music

    発売日:2024年01月26日 NMLアルバム番号:8.578374

    CD価格:1,600円(税込)

    美しい歌曲やピアノ曲の作曲家フランツ・シューベルト。31年という短い生涯に数多くの作品を遺しましたが、出版できた作品はその4分の1ほどにすぎませんでした。彼は貴族やパトロンからの援助を受けることもなく、ことさら有名になることもありませんでしたが、良い仲間たちに恵まれたことで幾多の歌曲、室内楽、交響曲、ピアノ曲の傑作を書き上げることができたのです。 このアルバムでは「ます」や「子守歌」「魔王」などの誰もが知っている曲とともに、あまり耳にすることのない彼の歌劇からの音楽などを交えながら、その足跡をたどっていきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A557

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    J.S.バッハ(1685-1750)
    6つのパルティータ BWV 825-830 詳細ページ
    [ジュリア・ヌーティ]

    BACH, J.S.: Partitas Nos. 1-6, BWV 825-830 (Nuti)

    発売日:2024年01月26日 NMLアルバム番号:A557

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    バッハ作品に深い造詣を示すヌーティ、
    満を持して作曲家の鍵盤作品の集大成的傑作へ
    Deutsche Harmonia MundiとARCANAにそれぞれ録音したフランス音楽アルバムが高い評価を博す一方、イタリア・バロックの通奏低音奏法についての著書もある古楽鍵盤奏者ジュリア・ヌーティ。ロンドン王立音楽大学(RCM)で研鑽を重ね、ヴィクトリア&アルバート美術館の協力演奏家として意欲的な活動を続けた後は故郷イタリアの最前線をゆくイル・ポモ・ドーロやモード・アンティクオ、ナタリー・シュトゥッツマンの古楽器楽団オルフェオ55などでも実績をあげてきた実力派です。 バッハ作品への深い理解はキアラ・ザニシと共にARCANAで録音したヴァイオリンと鍵盤のためのソナタ集(A426)でも示されましたが、今回はライプツィヒ市の音楽監督となったバッハが自身の鍵盤技法の集大成を試み自費出版を始めた『鍵盤練習曲集』の最初の結実である6つのパルティータを全曲録音。瑞々しいタッチで力むことなく、しかし音楽の特質を隅々まで捉えた精緻な解釈で紡ぎ出される演奏は実に新鮮でありながら豊かな含蓄も感じさせ、バッハの世界に深く分け入る喜びを改めて強く喚起してくれます。 使用楽器はバッハと同時代を生きたパリの名工エムシュによる1751年製作楽器に基づく精巧な再現。エムシュの師はテレマンの友人でもあったハノーファーの鍵盤製作家アントン・ファーター(1715年に工房を開いたパリでの仏語名はアントワーヌ・ヴァテール)で、モデルとなった楽器はパリで作られながらファーター流の伝統に従っており、二段鍵盤を使うドイツ音楽の演奏に選ばれることも多い銘器(Hitasuraレーベルのフレデリク・ハースもバッハ録音で愛用しています)。 古楽器録音に通じたARCANAならではの、くっきりとした音像と残響のバランスが心地よい自然なエンジニアリングも嬉しいところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BAC524

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ラモー(1683-1764)
    歌劇《プラテー》 詳細ページ
    [パリ・オペラ座/ローレンス・ブラウンリー/ジュリー・フックス/ジャン・テジャン 他/指揮:マルク・ミンコフスキ/ルーヴル宮音楽隊/パリ・オペラ座合唱団]

    発売日:2024年01月26日

    Blu-ray日本語字幕なし価格:3,525円(税込、送料無料)

    パリ・オペラ座2022年収録
    ミンコフスキ&ペリーによる名舞台《プラテー》20年振りの再演映像登場!
    マルク・ミンコフスキとロラン・ペリーの新鋭コンビによるフランス・バロック音楽の巨星、ジャン=フィリップ・ラモーの傑作喜劇オペラ《プラテー》の斬新なプロダクション(1999年パリ・オペラ座 プレミエ上演)は、当時バロックオペラ上演の通念を覆すものとして話題を集めました。その後このプロダクションはパリ・オペラ座のレパートリーとして定着、2001年、2002年、2006年、2009年、2015年、2022年に再演されています。 本作は、ミンコフスキの円熟のタクトによる音楽作りと、アクロバティックな舞踏とスペクタクルなシーンに更に磨きをかけたロラン・ペリーの演出による、2022年の再演舞台の新収録。題名役のプラテーに世界をリードするスター・テノールの一人ローレンス・ブラウンリー、狂言回しの要となるタリー&フォリー役に本作上演の常連ジュリー・フックスらの優れた歌唱陣を起用、前作(2002年収録)と比べても一段とその魅力を増した映像作品となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP1685

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年01月26日

    CD価格:2,475円(税込)

    ブリュッセルを拠点に活躍するピアニスト、エロディ・ヴィニョンのCypresから4枚目(企画参加を加えると6枚目)のアルバムで、初の管弦楽との共演盤。 フォーレとファリャによるピアノと管弦楽のための作品をシベリウスの管弦楽作品で挟むという構成で、伝説や夢の世界を美しく、また躍動的に描いています。

  • 商品番号:GRAM99303

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シュペートレーゼ
    モーツァルト、ブラームス、ショパン:
    ピアノ曲集 詳細ページ
    [アンドレアス・エッゲルツベルガー(ピアノ)]

    Piano Recital: Eggertsberger, Andreas - MOZART, W.A. / BRAHMS, J. / CHOPIN, F. (Spätlese)

    発売日:2024年01月26日 NMLアルバム番号:Gramola99303

    CD価格:2,325円(税込)

    「シュペートレーゼ Spätlese」とは遅摘み、遅い収穫の意味。完熟ぶどうを用いたワインを指すことが多く、まろやかで熟成された味を楽しむことができるというもの。このタイトルに併せ、モーツァルト、ブラームス、ショパン。3人の作曲家の円熟期の作品を集めた1枚です。 円熟期とはいえ、モーツァルトの幻想曲とソナタは20代に書かれた曲ですが、すでに大家としての風格を備えており、ベートーヴェンを予感させる堂々たる曲です。 ショパンのソナタは34歳の時の作品。力強く壮大な規模を持つショパンの代表作のひとつです。 ブラームスの3つの間奏曲は59歳の時の作品。晩年のブラームスらしい滋味あふれる旋律を持ちながら、精妙な対位法が凝らされた名作です。 オーストリアとアメリカでカール・ハインツ・ケンマーリングとオレグ・マイセンベルクからピアノを学んだアンドレアス・エッゲルツベルガーの共感溢れる演奏が魅力です。

  • 商品番号:GRAM99305

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シューベルト(1797-1828)
    即興曲集 詳細ページ
    [イングリット・マルゾナー(ピアノ)]

    SCHUBERT, F.: 4 Impromptus, D. 899 / 3 Klavierstücke, D. 946 / Allegretto in C Minor, D. 915 (Marsoner)

    発売日:2024年01月26日 NMLアルバム番号:Gramola99305

    CD価格:2,325円(税込)

    オーストリアのピアニスト、イングリット・マルゾナーが弾くシューベルト。 音楽一家に生まれ4歳からピアノを始めたマルゾナーは、11歳でグラーツ国立音楽大学に入学し、エドヴィン・フィッシャーの弟子、ゼバスティアン・ベンダに師事した後、パウル・バドゥラ・スコダやアルフレッド・ブレンデル、タチアナ・ニコラーエワらから教えを受け、数多くのコンクールで優勝しています。J.S.バッハからウィーン古典派の作品を得意としており、これまでにGramolaレーベルから6枚のアルバムを発売し、どれも高く評価されています。 このアルバムは2008年に発売された「ソナタ第13番、第16番」(Gram98808)に続くもので、端正な表現の中に深みを増した解釈が感じられる魅力ある演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99307

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    ヴァイオリン協奏曲 第3番-第5番 詳細ページ
    [ベンヤミン・シュミット(指揮・ヴァイオリン)/ムシカ・ヴィーテ室内管弦楽団]

    MOZART, W.A.: Violin Concertos Nos. 3-5 (B. Schmid, Musica Vitae Chamber Orchestra)

    発売日:2024年01月26日 NMLアルバム番号:Gramola99307

    CD価格:2,325円(税込)

    オーストリアのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット、待望のモーツァルト協奏曲集。 ウィーンとザルツブルクで育ち、モーツァルトは最も大切な作曲家の一人という彼は、1990年にハンス・グラーフが指揮するザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団とともにモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番と第2番を録音、これは評論家たちから高く評価されました。その後、モーツァルトの協奏曲を数えきれないほど演奏してたシュミットですが、32年の歳月を経て、第3番-第5番の録音を実現させました。 今回バックを務めるのはシュミットが率いるムシカ・ヴィーテ室内管弦楽団。「モーツァルト解釈の鍵は、歌うことと話すこと」と語るシュミットらしく、持前の美音を生かしながら、オーケストラと一体となり、確固たる意志がみなぎる演奏を繰り広げています。 第3番第2楽章のカデンツァを除き、他のカデンツァはシュミット自身のものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3032CD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年01月26日

    CD価格:1,950円(税込)

    1920年ニューヨーク生まれのピアニスト、アビー・サイモン(1920-2019)によるショパンのピアノと管弦楽のための作品全集。1972年に録音され、1973年に3枚組LPとして発売された全集から3曲が新リマスターで復刻されました。残る3曲も近日発売予定となっています。 サイモンは幼いうちから音楽の才能を発揮し、カーティス音楽院でヨーゼフ・ホフマンに師事。自身を「19世紀のピアニスト」と呼び、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストでもあった作曲家の作品に強い親近感を持っていました。華麗な技巧を持ちながらも前面に出すことを避け、繊細な詩情を漂わせた演奏が高く評価され、辛口評論家として知られたハロルド・ショーンバーグにも絶賛されました。 ここに収められたのはサイモン52歳のもの。ピアノの響きは輝かしく、演奏はロマンティックな詩情を漂わせ、協奏曲のクライマックスでは十分な迫力も聴かせます。 指揮は日本の音楽ファンには懐かしいヘリベルト・バイセル。ケルンでギュンター・ヴァントに指揮を、フランク・マルタンに作曲を学び、ボン歌劇場のコレペティートルを振り出しにキャリアを築き、ハンブルク交響楽団の首席指揮者を15年にわたって務めました。ここでは格調高い響きと柔軟な「付け」を披露しています。 優秀録音で名高いエリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。ピアノがクローズアップ気味に録られ、オーケストラが奥行きと広がりを持って展開する録音パターンになっています。ブックレットには初出時のLPのジャケット写真と解説が転載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3033CD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    プロコフィエフ(1891-1953)
    カンタータ『アレクサンドル・ネフスキー』
    組曲『キージェ中尉』 詳細ページ
    [クロディーヌ・カールソン/アーノルド・ヴォケタイティス/レナード・スラットキン(指揮)/セントルイス交響楽団・合唱団]

    発売日:2024年01月26日

    CD価格:1,950円(税込)

    映画のための音楽から生まれたプロコフィエフ作品を集めたアルバム。スラットキンはプロコフィエフの演奏でも高い評価を得ていますが、なぜか録音は少なく、これは貴重な1枚であると共に、合唱を含むシンフォニックなサウンドを見事に収めた優秀録音としても聴きごたえがあります。 エイゼンシュテイン監督の映画『アレクサンドル・ネフスキー』の音楽から編まれた同名のカンタータはドラマティックな迫力と繊細な抒情が見事な音楽を織りなしています。「プスコフ入城」末尾での壮大な高揚は圧巻です。『キージェ中尉』は楽しくユーモラスな音楽。ここでは声楽付きバージョンで演奏しているのも注目されます。 エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。マーク・オーボートによる録音は広がりと奥行きを感じさせ、ソロ楽器はクローズアップされることなく自然に浮かび上がります。旧CDでもその特徴は伝わりましたが、24bit/192kHzリマスターにより本来のサウンドに更に近付きました。 ブックレットには初出LPの解説書から該当作品の解説とジャケット写真が転載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900348

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    プッチーニ(1858-1924)
    管弦楽伴奏歌曲集 詳細ページ
    [チャールズ・カストロノヴォ/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    発売日:2024年01月19日

    LP価格:4,800円(税込、送料無料)

    プッチーニ没後100周年記念、
    シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲をカストロノヴォの美声で聴く
    19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したイタリアのオペラ作曲家たちの多くはまとまった数の歌曲を残していますが、プッチーニの場合は生前に出版された歌曲は11曲だけで、それらもまとまった作品としてではなく、キャリアの初期から後期にかけて散発的に書かれたものでした。 2010年に出版された最初の校訂版「歌曲集」には16曲が収められており、当CDにはそのピアノ・パートを大オーケストラのための管弦楽伴奏に編曲したものを収録しています。 編曲を手掛けたのは1985年ドイツ生まれの作曲家・指揮者ヨハネス・クサヴァー・シャハトナー。楽譜は2020年にBoosey & Hawksから出版され、これが初録音となります。プッチーニの歌曲は基本的にベルカントのスタイルで書かれており、ピアノはシンプルな伴奏に留まることが多いのですが、シャハトナーはプッチーニのオペラでのオーケストレーションを参考にしつつも、時に大胆かつ独創的なアレンジを施しています。 今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの力強く輝かしい歌唱がこの録音の魅力を一層高めています。 ※CD『ジャコモ・プッチーニ:管弦楽曲と歌曲集』(900349)の歌曲集部分と同一の音源です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-326

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ショパン・プロジェクト
    ショパンのピアノ曲をチェロ四重奏で 詳細ページ
    [ポーランド・チェロ・クァルテット]

    CHOPIN, F.: Waltzes / Mazurkas / Preludes (Chopin Project) (Polish Cello Quartet)

    発売日:2024年01月19日 NMLアルバム番号:CDAccordACD326

    CD価格:3,225円(税込、送料無料)

    ポーランド人の心ともいえるショパンのピアノ曲をチェロ四重奏にアレンジ。 それぞれがソリスト、室内楽奏者として活躍するポーランド・チェロ・クァルテットのメンバーたちは、ショパンの友人でチェリストとして知られるオーギュスト・フランショーム(1808-1884)がチェロ用にアレンジしたショパン作品や、ポーランドの伝説的ヴォーカル・クァルテット“NOVI SINGERS”の並外れた歌唱力による演奏に感銘を受け、人間の声に似ているチェロでショパン作品を演奏するというプロジェクトを実現しました。 彼らが「素晴らしい芸術的な冒険」と呼ぶこのプロジェクト、軽やかな「小犬のワルツ」や、もともとチェロ向きの旋律を持つ「練習曲 嬰ハ短調」、そして「雨だれ」など、ピアノで聴くのとはまた違った味わいを存分に堪能させてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-329

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    ヴァイオリン協奏曲 第1番-第3番 詳細ページ
    [ロベルト・クヴィアトコフスキ(ヴァイオリン/指揮)/ポーランド・バルト・フィルハーモニー管弦楽団]

    MOZART, W.A.: Violin Concertos Nos. 1, 2 and 3 (Kwiatkowski, Polish Baltic Philharmonic)

    発売日:2024年01月19日 NMLアルバム番号:CDAccordACD329

    CD価格:3,225円(税込、送料無料)

    ポーランド・バルト・フィルのコンサートマスターを務める他、各地のオーケストラと共演、高く評価されているヴァイオリニスト、ロベルト・クヴィアトコウスキが演奏するモーツァルトの3曲のヴァイオリン協奏曲。長年、これらを演奏してきたというクヴィアトコウスキは、熟考の末、自ら書いたカデンツァを演奏しています。 これまでモーツァルトの協奏曲を演奏する際、既存のカデンツァは「過度にロマンティックで手強い技術的問題が満載されているうえ、その表現が重すぎる」と感じていたというクヴィアトコウスキが熟考の上に書き上げたカデンツァは「主旋律から始めるのではなく、比較的簡潔で、その時代に用いられていたボウイングや旋律、リズムに基づいている」というものです。 彼自身が指揮し、のびのびと演奏するモーツァルトをぜひお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8011

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    カヴァッリ(1602-1676)
    賛歌、詩篇とカンツォン 詳細ページ
    [クリスティーナ・ファネッリ/フランチェスカ・サンティ/マルタ・フマガッリ/ピエルフランチェスコ・ペラ(ヴァイオリン)/マウロ・スピネッツェ(ヴァイオリン)/アルテム・ジェガノフスキー(ヴァイオリン) 他/ブルーノ・ジーニ(指揮)/クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団]

    CAVALLI, F.: Hymns, Psalms, and Song (Coro Claudio Monteverdi di Crema, Ensemble Claudio Monteverdi di Crema, Gini)

    発売日:2024年01月19日 NMLアルバム番号:CDS8011

    CD価格:1,950円(税込)

    イタリア・バロック期の作曲家フランチェスコ・カヴァッリの宗教的作品集。現在では優れた歌劇作曲家として名を遺すカヴァッリですが、宗教曲の分野でも、ヴェネツィア楽派伝統の複合唱様式の中に、持前の流麗で美しい旋律を融合した作品を多く書き上げており、これらはモンテヴェルディ作品と比較しても遜色のないほどの出来栄えを誇っています。声楽パートの充実も見事ですが、器楽パートにも凝った手法が用いられており、声と楽器が織りなすポリフォニーが聴きどころです。 讃歌と詩篇集(CDS-7902)に続くこのアルバムには、1656年に出版されジャン・カルロ・デ・メディチ(1611-1663)に捧げられた28曲の作品集の中から6曲が収録されています。その中の Confitebor「主よ、心をこめてあなたに告白します」は世界初録音。4声部のコーロ・ファヴォリート(ここでは1パート1人で演奏)と、2群のコーロ・ディ・リピエーノ(各パート3~4人の合唱)に器楽を伴う壮麗な作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM425

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ショパン(1810-1849)
    ピアノ協奏曲 第1番&第2番 詳細ページ
    [マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)/リッカルド・ミナージ(指揮)/ラ・シンティッラ管弦楽団/マルティン・ハーゼルベック(指揮)/ウィーン・アカデミー管弦楽団]

    CHOPIN, F.: Piano Concertos Nos. 1 and 2 (Höhenrieder, La Scintilla Orchestra, Vienna Academy Orchestra, Haselböck, Minasi)

    発売日:2024年01月19日 NMLアルバム番号:SM425

    CD価格:1,950円(税込)

    マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集。彼女の深いショパン理解から生まれたアルバムです。 長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを、歴史的な資料を元に修復した楽器でこの録音に臨みました。この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持っています。彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリによる指使いを取り入れています。 共演は、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラ管弦楽団、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指揮するウィーン・アカデミー管弦楽団。どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.551477

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    フォーレ(1845-1924)
    エネスク(1881-1955)

    ピアノ四重奏曲集 詳細ページ
    [カタリン・シェルバン(ピアノ)/カン・スヨン(ヴァイオリン)/ロリーナ・エレラ(ヴィオラ)/アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)]

    FAURÉ, G. / ENESCU, G.: Piano Quartets (Mélodies infinies) (Suyeon Kang, Errera, Ioniţă, Șerban)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:8.551477

    CD価格:1,600円(税込)

    ルーマニアのピアニスト、カタリン・シェルバンを中心に、優れた3人の音楽家たちが集まりフォーレとエネスクのピアノ四重奏曲を演奏した1枚。アルバムのメインはシェルバンの同郷の作曲家、エネスクのピアノ四重奏曲ですが、シェルバンはこの曲にはエネスクの師、フォーレのピアノ四重奏曲を併せることが理想的だと語っています。 1876年頃から構想されたフォーレのピアノ四重奏曲第1番は、当時のフランスでは一般的ではなかったピアノ四重奏の分野の先駆けとなった作品で、ブラームスの影響を感じさせながらも、フォーレならではの流麗な旋律美にあふれています。一方、1909年に作曲されたエネスクのピアノ四重奏曲第1番は、シェルバンが強く魅了されたという、ドイツ後期ロマン派の影響が感じられる作品。大胆な和声と巧みな対位法に支えられています。 どちらの作品もメランコリックな緩徐楽章が特徴で、2人の作曲家のスタイルの違いの中にも親和性が感じられます。

  • 商品番号:8.574513

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ドヴォルザーク(1841-1904)
    弦楽四重奏曲 第2番
    バガテル集
    ロンド ト短調 詳細ページ
    [ファイン・アーツ四重奏団/諸岡亮子(ハルモニウム)/ステパン・シモニアン(ピアノ)]

    DVOŘÁK, A.: String Quartet No. 2 / Bagatelles / Rondo, B. 171 (Fine Arts Quartet, Ryoko Morooka, S. Simonian)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:8.574513

    CD価格:1,600円(税込)

    NAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、ついに完結1995年にスタートしたNAXOSのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、途中で演奏者がプラハ・ヴラフ四重奏団からファイン・アーツ弦楽四重奏団に代わり、作曲家の没後100年目についに完結です。 弦楽四重奏曲第2番は1869年頃に書かれた、演奏時間50分余りの大曲。当時ワーグナーの音楽に魅了されていた若き作曲家による、半音階的な和声と転調が多用された野心的な作品です。後にドヴォルザークはこの譜面を破棄してしまいますが、20世紀になってパート譜の写しが発見され、1932年に初演、1962年にようやく出版されました。民謡の要素は薄く、全体の構成も比較的自由に書かれています。 アルバムの最初に収められた「バガテル」は1878年の作品。2つのヴァイオリン、チェロとハルモニウムという珍しい編成で書かれており、古いボヘミアの民謡からの旋律が効果的に用いられた魅力的な曲集です。 ハルモニウムを演奏している諸岡亮子は、ドイツを拠点に演奏と教育で活躍するオルガン奏者。最後に置かれた「ロンド」は、ドヴォルザークがニューヨークに旅立つためのお別れツアーで演奏された小品。耳なじみよい旋律とチェロの妙技が際立ちます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574536

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    フランク(1822-1890)
    交響曲 ニ短調
    ショーソン(1855-1899)
    交響曲 変ロ長調 詳細ページ
    [ジャン=リュック・タンゴー(指揮)/ベルリン放送交響楽団]

    FRANCK, C.: Symphony in D Minor / CHAUSSON, E.: Symphony in B-Flat Major (Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin, Tingaud)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:8.574536

    CD価格:1,600円(税込)

    フランクとショーソン、それぞれ唯一の交響曲をフランス出身のジャン=リュック・タンゴーが演奏したアルバム。 ベートーヴェンの影響を受けながらも、当時、革新的な循環形式を用いたフランクの「交響曲ニ短調」、フランクの弟子であり、やはり循環形式を用いつつ、ワーグナーの影響が感じられるショーソンの「交響曲変ロ長調」。タンゴーはベルリン放送交響楽団の力強い響きを生かしながら、各々の作品の素晴らしさを引き出しています。 なお、ショーソンの交響曲については、出版されている総譜には多くの疑問点を持つというタンゴー自身が自筆譜を入念に研究し、細心の注意を払って校訂した版を用いて演奏しているところにも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574538

    詳細ページを見る

    〈発売中〉お取り寄せ

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    スッペ(1819-1895)
    交響的幻想曲
    序曲と前奏曲集 詳細ページ
    [オーラ・ルードナー(指揮)/トーンキュンストラー管弦楽団]

    SUPPÉ, F. von: Fantasia Symphonica / Orchestral Overtures and Preludes (Tonkünstler Orchestra, Rudner)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:8.574538

    CD価格:1,600円(税込)

    「ウィンナ・オペレッタの父」スッペの”幻の交響曲”が登場!このアルバムの指揮者オーラ・ルードナーは、ウィーン・フォルクスオーパー管やウィーン響のコンサートマスターを歴任し、ウィンナ・オペレッタを熟知しています。 彼は、スッペに大オーケストラのための「幻の交響曲」があることを知り、ウィーンの博物館・図書館に遺されたスッペの手稿譜を丹念に調査して見つけたのがここに収められた「交響的幻想曲」。当盤が初録音となります。全4楽章、演奏時間30分余りの作品で、ドラムロールで始まる長大な序奏のついた第1楽章、典雅という言葉がぴったりくるアンダンテの第2楽章、スケルツォ風の陽気な第3楽章、対位法的な展開を織り交ぜつつ見事に盛り上げる終楽章と聴きどころ満点。ロマン派交響曲のファンには見逃せない作品です。 冒頭と最後に有名曲を置き、あまり知られていない作品をはさんだ構成も巧みで、ウィーンを拠点とするトーンキュンストラー管弦楽団の美しいサウンドと相まって、スッペの管弦楽作品の醍醐味を味わえるアルバムとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660534

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《エルナーニ》 詳細ページ
    [フランチェスコ・メーリ/マリア・ホセ・シーリ/ロベルト・フロンターリ/ ヴィタリー・コワリョフ他/ジェイムズ・コンロン(指揮)/フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団]

    VERDI, G.: Ernani [Opera] (Meli, Siri, Frontali, Kowaljow, Tziouvaras, Fiorentino Maggio Musicale Chorus and Orchestra, Conlon)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:8.660534-35

    CD 2枚組価格:2,500円(税込)

    歌劇《エルナーニ》は、ヴェルディがその素材をフランス・ロマン派演劇の嚆矢とされるヴィクトル・ユゴーの戯曲『エルナニ』に求め、台本をフランチェスコ・マリア・ピアーヴェに依頼した作品。複雑な関係にある登場人物一人ひとりの心の動きを、アリアと重唱によって巧みに表現するという、ヴェルディの音楽的な劇作法の進境が著しい作品として知られています。 エルナーニ役の気品溢れるテノールのフランチェスコ・メーリ、エルヴィーラ役のドラマティックな高揚感が目覚ましいソプラノのマリア・ホセ・シーリ、国王ドン・カルロ役のヴェルディ・バリトンとして名高い、ロベルト・フロンターリ、そしてシルヴァ役の性格俳優的なバスのヴィタリー・コワリョフと、万全の布陣がなされた歌手陣と、名匠ジェイムズ・コンロンが率いるオーケストラと合唱団による演奏で、若きヴェルディの鮮烈なドラマをご堪能ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900218

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第7番 ホ長調 WAB107 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 7 (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:900218

    CD価格:2,250円(税込)

    ハイティンクが後半生で特に愛着を示したブルックナーの第7番、
    クーベリック時代のサウンドを残したオケを振った52歳の時のライヴが登場
    ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、1981年のブルックナー:交響曲第7番が初CD化。この時期、バイエルン放送響は18年にわたって楽団を率いたラファエル・クーベリックが1979年に退任し、ようやく後任に決めたキリル・コンドラシンが81年春に急逝して、首席指揮者が空白のまま3シーズン目に入っていました(同市内のライバル、ミュンヘン・フィルは79年からチェリビダッケが就任)。そのような中で楽団を支えた客演指揮者の一人がハイティンクでした。 ハイティンクは1963年から72年にかけてブルックナーの交響曲全集を録音(第7番は66年)。そこでは思い切ったテンポの伸縮や強奏強打をまじえてドラマティックな面を強調する解釈が聞かれますが、1978年の第7番の再録音(オケはどちらもコンセルトヘボウ管)では、そうした操作は目立たないようになり、作品の持つ自然な流れの中でドラマを紡いでゆく巧者ぶりが発揮されています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:900349

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    プッチーニ(1858-1924)
    管弦楽曲と歌曲集 詳細ページ
    [チャールズ・カストロノヴォ/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    PUCCINI, G.: Orchestral Songs and Works (I Canti) (C. Castronovo, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:900349

    CD価格:2,250円(税込)

    プッチーニ没後100周年記念、
    シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲をカストロノヴォの美声で聴く
    19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したイタリアのオペラ作曲家たちの多くはまとまった数の歌曲を残していますが、プッチーニの場合は生前に出版された歌曲は11曲だけで、それらもまとまった作品としてではなく、キャリアの初期から後期にかけて散発的に書かれたものでした。2010年に出版された最初の校訂版「歌曲集」には16曲が収められており、当CDにはそのピアノ・パートを大オーケストラのための管弦楽伴奏に編曲したものを収録しています。 編曲を手掛けたのは1985年ドイツ生まれの作曲家・指揮者ヨハネス・クサヴァー・シャハトナー。楽譜は2020年にBoosey & Hawksから出版され、これが初録音となります。プッチーニの歌曲は基本的にベルカントのスタイルで書かれており、ピアノはシンプルな伴奏に留まることが多いのですが、シャハトナーはプッチーニのオペラでのオーケストレーションを参考にしつつも、時に大胆かつ独創的なアレンジを施しています。 今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの力強く輝かしい歌唱がこの録音の魅力を一層高めています。稀少なオーケストラ作品を併録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A556

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    王のギター
    フランチェスコ・コルベッタのギター音楽 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アレクサンドル・ブロック(指揮)、フランス国立リル管弦楽団]

    CORBETTA, F.: Guitarre Royalle (La) (Vallerotonda, Zuljan, I Bassifondi)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:A556

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴァッレロトンダとズリヤン。
    異能の撥弦奏者二人が探る17世紀の光と闇
    フランスの太陽王ルイ14世が私的に愛奏したスペイン式ギター(バロックギター)の名手で、フランスと英国をまたにかけ活躍した名手コルベッタ。17世紀初頭にボローニャで生まれ、世紀半ばまではイタリア半島を拠点にスペイン式ギターのための曲集を何冊か出版していましたが、1650年代にルイ14世の祭典に加わり頭角をあらわし、1660年代には王政復古期のイングランドでも新王チャールズ2世や有力貴族たちから広く愛顧を受けました。 それぞれ英仏両王に捧げられた2集の『王のギター』(1671年と1674年に出版)は今日でもバロックギター奏者たちの重要なレパートリーとして有名ですが、イタリアの異才撥弦奏者が集うイ・バッシフォンディの主宰者シモーネ・ヴァッレロトンダはここで、イタリア時代に遡ってコルベッタの作品を集めた網羅的な選曲でこの作曲家の至芸を概観。ギター二重奏を中心に、曲によっては打楽器や歌唱も加え、長いネックが特徴的な南イタリアの民俗楽器コラショーネ、かき鳴らす奏法に特化したキタラバッテンテなども使いつつ、欧州各地の宮廷文化に留まらないこの作曲家の着想源の豊かさを広く伝える選曲と解釈を聴かせてくれます。 ギター二重奏のパートナーは、中世まで遡るリュート研究と幅広い演奏スタイルの使い分けで注目を集めるスロヴェニア出身の名手ボル・ズリヤン! 作品背景を適切にふまえながら流麗なサウンドを自在に駆使するヴァッレロトンダと共に、モンテヴェルディ存命中のイタリアからリュリ全盛期のフランス様式まで、既存の録音群とは一味違った新鮮なコルベッタ像をお楽しみください。

  • 商品番号:ALPHA1028

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    父祖たちの影
    プロコフィエフ、ラヴェル、サイダミノヴァ 詳細ページ
    [ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ)]

    Piano Recital: Abduraimov, Behzod - PROKOFIEV, S. / RAVEL, M. / SAIDAMINOVA, D. (Shadows of My Ancestors)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:ALPHA1028

    CD価格:2,475円(税込)

    アブドゥライモフの幅広さを実感するALPHA第2弾は、
    来日公演でも披露された意欲的プログラム!
    2009年のロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝して以降、着実に演奏経験を重ねてきたウズベキスタン出身の新世代ピアニスト、ベフゾド・アブドゥライモフ。ムソルグスキー『展覧会の絵』とドビュッシー『子供の領分』にショパンの24の前奏曲を組み合わせた2021年のALPHAデビュー盤に続く待望の第2弾は、2023年6月に東京で行われたリサイタルで披露された演目。個性的な小品が続くプロコフィエフ『ロメオとジュリエット』と神秘的な三つの章からなるラヴェル『夜のガスパール』という対照的な2作の間に、同じウズベキスタン出身でソ連時代から活躍する作曲家ディロロム・サイダミノヴァの作品を挟んだ意欲的なプログラムです。 抜群のコントロールで各作品の機微を鮮やかに浮き彫りにしながら、全体としてスケール豊かな音楽を紡いでゆく解釈は聴きどころ満載。サイダミノヴァの作品は故郷の古都ブハラを古代まで遡りながら描出する組曲で、アブドゥライモフは楽章ごとに異なる音響構成を鮮やかに描き分け、スリリングな展開から詩情豊かな余韻まで多彩な味わいを堪能させてくれます。 静謐さと蠱惑な絢爛さの間を自在に行き来する『夜のガスパール』での幅広い表現と的確な構成力も隅々まで耳を惹く解釈。彼の新たな一面に驚かされる1枚です。

  • 商品番号:CKD736

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    トランペットによるヘンデル
    協奏曲とアリアによるトランペットのための再構成 詳細ページ
    [ジョナサン・フリーマン=アットウッド、アンナ・シャウツカ、トム・フリーマン=アットウッド]

    HANDEL FOR TRUMPET (J. and T. Freeman-Attwood, Szałucka)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:CKD736

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴァイオリンのレイチェル・ポッジャーなどを手掛けた名音楽プロデューサーであり、2008年から英国王立音楽院の学長も務めるトランペット奏者フリーマン=アットウッドによる、トランペットとピアノのためのレパートリー集。 今回は自身とティモシー・ジョーンズの編曲によるヘンデルの作品集。中でも協奏曲から編曲された4つのソナタに注目です。ヘンデルの輝かしい作品をトランペットの音色が引き立てる魅力的なアレンジとなっています。

  • 商品番号:CVS126

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アティス》(全曲) 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、リー・リス、アンブロワジーヌ・ブレ ほか クリストフ・ルセ、レ・タラン・リリク]

    発売日:2024年01月12日

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    本場ヴェルサイユに響く「王のオペラ」。
    最新録音はレ・タラン・リリクと精鋭歌手陣で!
    イタリアからもたらされたオペラという新しい舞台芸術に触発され、フランス語の台本を朗唱しながら舞踏や独唱歌を交えつつ一大悲劇を描きあげてゆく抒情悲劇という形式を確立、フランス歌劇史の扉を開いたジャン=バティスト・リュリ。太陽王ルイ14世の王室音楽総監督として、彼はこの形式で王室のための新作を続々と披露しましたが、その中でもとくに太陽王の気に入り「王のオペラ」として後代まで再演されたのが、1676年に初演された《アティス》でした。 女神シベールの恋慕を逃れ川の妖精サンガリードとの仲を深めたアティスが、女神の怒りで樹木に変えられてしまう悲恋の物語。20世紀のバロック・オペラ復権の流れの中、ウィリアム・クリスティ指揮レザ―ル・フロリサンが決定的成功を収めた演目でもありますが、それ以降の音楽学研究の進展を経た21世紀の新録音として、近年リュリ作品の演奏で絶大な成果をあげているクリストフ・ルセ&レ・タラン・リリクの解釈がヴェルサイユ宮殿のレーベルChâteau de Versaillesから登場。近年ますます活躍の場を広げているレイナウト・ファン・メヘレンを表題役に、濃やかな歌唱で緻密な心情描写を聴かせる名歌手たちの至芸がルセ随一のコントロールで、一貫性と一体感に満ちた演奏へ昇華されてゆく希代の名演に仕上がりました。 自身もアンサンブル指揮者であるコルネール・ブロンデットとルセが2台の鍵盤楽器に向かい、バス・ド・ヴィオロンのエマニュエル・ジャック、ヴィオールのミリアム・リニョルなど充実の通奏低音陣はじめオーケストラにも経験豊かな名手が続々。バロック・オペラ録音史に新たなページを飾るリリースと言ってよいでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DSL-92261

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    Sonic Alchemy
    モーツァルト/ペルト/ヴァスクス:
    ヴァイオリン、チェロとピアノのための作品集 詳細ページ
    [キム・イェウン(ヴァイオリン)/ミナ・ガイック(ピアノ)/コールマン・イツコフ(チェロ)]

    Violin, Cello and Piano Music - MOZART, W.A. / PÄRT, A. / VASKS, P. (Sonic Alchemy) (YuEun Kim, Itzkoff, Gajić)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:DSL-92261

    CD価格:2,100円(税込)

    日常における“時間の概念”を解き放つような作品を集めた1枚。広大な雪景色の中に佇むような気分を味わえるヴァスクスの「白い景色」に始まり、静謐な雰囲気を持つペルトの「フラトレス」、モーツァルトの2曲の幻想曲と、ピアノ・ソナタ第2番の第2楽章の旋律を効果的に用いたペルトの「モーツァルト - アダージョ」、神秘的かつ、古き良き時代の永続性を秘めたバルト海の風景が描かれたヴァスクスの「内なる城」が続き、ゆったりとした時間が流れるペルトの「鏡の中の鏡」でアルバムが締めくくられます。

  • 商品番号:FUG817

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    フランク(1822-1890)
    オラトリオ『至福』 詳細ページ
    [ゲルゲイ・マダラシュ、ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団、アンヌ=カトリーヌ・ジレ、エロイーズ・マス ほか]

    FRANCK, C.: Béatitudes (Les) [Oratorio] (Hungarian National Chorus, Liège Royal Philharmonic, Madaras)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:FUG817

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    フランクの200回目の誕生日に生地リエージュで行われた大作オラトリオのライヴがCD化壮年期のフランクが10年もの歳月をかけて取り組んだオラトリオ『至福』は、ジョゼフィーヌ・コロムによるマタイの福音書などを元にしたフランス 語の歌詞によるもの。プロローグから表情豊かな歌唱を聴かせてくれるサルキシャン始めフランス歌劇の第一線で活躍する歌手を揃えた、力の入った素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。 指揮は日本のオーケストラにも相次いで客演して注目度急上昇のマラダシュ。2019年から音楽監督を務めるリエージュ・フィルと母国から招聘した合唱団を率いて、渾身の演奏を繰り広げています。 幻のオペラ《フルダ(ユルダ)》に続く、フンラキスト大注目の録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LBM057

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    シューベルト(1797-1828)
    冬の旅 ~メゾソプラノとバリトンによる 詳細ページ
    [ヴィクトワール・ビュネル、ジャン=クリストフ・ラニエス、ロマン・ルヴォー]

    SCHUBERT, F.: Winterreise (Voyage d'hiver) (Bunel, Lanièce, Louveau)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:LBM057

    CD価格:2,475円(税込)

    メゾ・ソプラノとバリトンによって歌い分けられる『冬の旅』。曲順も独自の解釈で入れ替えが行われています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1446

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    J.S.バッハ(1685-1750)
    6つのヴァイオリン・ソナタ BWV 1014-1019 詳細ページ
    [シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(バロック・ヴァイオリン)/トゥイヤ・ハッキラ(フォルテピアノ)]

    BACH, J.S.: Sonatas for Violin and Keyboard, BWV 1014-1019 (Kaakinen-Pilch, Hakkila)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:ODE1446-2D

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    バッハの6つのヴァイオリン・ソナタは1720年前後に成立したとされていますが、晩年の1740年代にいたるまで改訂が続けられていたようです。1774年に彼の息子カール・フィリップ・エマヌエル・バッハが史上最初のバッハ伝の作者フォルケルに送った包みには、伝記的資料と共にこのソナタ集の楽譜の写しが含まれており、同封された手紙には「作曲から50年を経た今でも立派に響くので、私は楽しんでいます」と書かれていました。 このソナタはバッハによってチェンバロが指定されていますが、ここでは晩年のバッハとC.P.E.バッハが共に愛したジルバーマンのフォルテピアノをモデルとした楽器を使い、彼らが弾き、聴いたかもしれない響きを奏でています。 ヴァイオリンのカーキネン=ピルクは、ルーシー・ファン・ダールらにバロック・ヴァイオリンを学び、ブリュッヘン、クイケン、モルテンセン、ヘレヴェッヘらのオーケストラで演奏してきました。ハッキラはFinlandiaレーベルのモーツァルト:ピアノ・ソナタ集をはじめ、時代楽器による古典派からロマン派音楽の録音も多くあります。 ヴァイオリンの美しい音色と自然なフレージング、フォルテピアノによる柔らかく深い響き。この名曲に注目すべき録音が生まれました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19137CD

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年01月12日

    CD価格:2,175円(税込)

    鮮烈なデビュー・アルバムの録音から、ほぼ3年を経て作られたロベルト・ノイマンの2枚目のアルバム。 選ばれたのはシューマンの「クライスレリアーナ」とムソルグスキーの「展覧会の絵」という、高い表現力を要する曲目で、ここでのノイマンはテクニックの誇示よりも曲の性格的描写に主眼を置き、ドラマティックな起伏に富んだ聴きごたえのある演奏を披露しています。