C.P.E.バッハ(カール・フィリップ・エマヌエル)
Bach, Carl Philipp Emanuel
生没年 | 1714-1788 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 17646 |
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C.P.E.バッハ(1714-1788)
タルティーニ(1692-1770):
協奏曲とソナタ [ミラ・グロデアヌ、フレデリク・ハース、オーゾニア]発売日:2021年02月12日
CD国内仕様 日本語解説付き 価格:2,970円(税込)
どちらも理論家にして名手――
弦楽器と鍵盤、とびきりの演奏で見つめ直す18世紀タルティーニとC.P.E.バッハ。どちらも18世紀半ば、バロックから古典派への過渡期とも言える時代を生きた作曲家でした。生前はそれぞれヴァイオリンと鍵盤楽器の名手であり、そしてどちらも音楽理論書を残している――共通点を多く持ちながら、生前の接点はまず無かったであろうこの二人の天才を並べたアルバム。 ベルギーHITASURAレーベの創設者であり、筋の通った作品解釈で知られるチェンバロ奏者フレデリク・ハースとこの試みを実現したのは、ルーマニア出身で「東」の民俗情緒を漂わせた演奏を聴かせるバロック・ヴァイオリン奏者ミラ・グロデアヌ。ル・ポエム・アルモニークの弦楽合奏リーダーとしても知られる彼女独特のテンポ感と装飾的弓奏の「悪魔のトリル」で始まるプログラムは、知る人ぞ知るC.P.E.バッハの協奏曲や晩期の鍵盤曲、演奏機会の少ないタルティーニの協奏曲などを経て、彼ら二人の作曲家の音楽理論が確かに息づいていた「ありのままの18世紀」へと私たちを誘います。 その選曲と解釈の秘訣は、ハース書き下ろしの解説に詳しく記述。通奏低音以外は各パート一人ずつの室内楽編成が、丁寧なエンジニアリングを得て音楽の輪郭を触感確かに伝えます。 -
C.P.E.バッハ(1714-1788):
鍵盤楽器とヴァイオリンのソナタ全集 [デュオ・ベルダー・キムラ]発売日:2020年08月28日
CD 2枚組 価格:3,075円(税込、送料無料)
アムステルダムを拠点に活躍するヴァイオリンの木村理恵とチェンバロのピーター=ヤン・ベルダーによる「デュオ・ベルダー・キムラ」が演奏するC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ全集。 木村の伸びやかな音色もさることながら、ベルダーの技巧を駆使した華やかな演奏が聴きどころ。ベルダーはチェンバロとフォルテピアノを弾き分けることで、バロック期から古典派にかけての鍵盤楽器の発展と、これに伴い変化した作曲様式までをも示そうとしています。ヴァイオリンとピアノが対等に語り合い、親密な音楽を奏でます。
収録作曲家:
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尾関友徳(ピアノ)
PRINCIPES - プランシップス
(C.P.E.バッハ、ベートーヴェン) [尾関友徳(ピアノ)]Piano Recital: Ozeki, Tomonori - BACH, C.P.E. / BEETHOVEN, L. van (Principes)
発売日:2019年12月06日
NMLアルバム番号:Khagga-001
CD国内盤 価格:3,080円(税込、送料無料)
独自の道を歩む尾関友徳が示すピアノ哲学。
録音から編集までのすべてを自身で監修した異色のアルバム。ピアニスト・尾関友徳の自主レーベルからの第1弾! アーティスト自らのプロデュースによる、C.P.E.バッハとベートーヴェンをお愉しみください。 バロック期から古典派へ。時代の過渡期に活躍したC.P.E.バッハのギャラント様式による端正な作品と、その影響を強く受けながら、自身のスタイルの確立を目指すベートーヴェンの初期の作品。尾関友徳は両者から共通項を見出しながらも、様式も楽器も大きく変化していく時代を見据え、その特色を生かす中で豊かな表現を聴かせています。ロマン派の作品のように大きく歌うのではなく、あくまでも切れ味の鋭いタッチで作品を克明に描き出していくことで、ムダのない引き締まった音楽を生みました。 録音から編集まで自身で監修したという「こだわりの音」にも注目です。 -
C.P.E.バッハ(1714-1788):
4つのハンブルク交響曲とチェロ協奏曲 [ペトル・スカルカ(チェロ)/カフェ・ツィンマーマン(古楽器使用)]BACH, C.P.E.: Sinfonias, Wq. 182 / Cello Concerto, Wq. 172 (Skalka, Café Zimmermann, Valetti)
発売日:2018年09月12日
NMLアルバム番号:ALPHA345
CD日本語帯付き 価格:1,520円(税込)
ヴァイオリン奏者パブロ・バレッティと、鍵盤奏者セリーヌ・フリッシュを中心に結成されたカフェ・ツィンマーマン。J.S.バッハの協奏曲集が世界的な評価を受けている彼らですが、その活動のもう一つの柱が、C.P.E.バッハの作品です。 今回再発売されるのは、2005年録音の最初の作品集。名付け親でもあるテレマンの後任として赴任したハンブルクで書かれ、代表作の一つでもある弦楽のための6つの交響曲(ハンブルク交響曲)から4曲を収録し、人気のチェロ協奏曲を併せるという聴き応えたっぷりの内容。1パート1人でのアプローチが多いカフェ・ツィンマーマンですが、ここでは比較的多い人数で臨んでおり、持ち味である細やかなアーティキュレーションの面白さに加え、響きの豊かさも楽しむことが出来ます。
収録作曲家:
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
フルート協奏曲集
無伴奏フルート・ソナタ [ジュリエット・ユレル(フルート)/アリー・ファン・ベーク(指揮)/オーヴェルニュ管弦楽団]BACH, C.P.E.: Flute Concertos, Wq. 166-168 / Flute Sonata, Wq. 132 (Hurel, Auvergne Orchestra, Beek)
発売日:2018年09月12日
NMLアルバム番号:ALPHA346
CD日本語帯付き 価格:1,520円(税込)
大のフルート愛好家として知られるフリードリヒ大王に仕えていた頃の、C.P.E.バッハが残したフルート協奏曲と無伴奏フルート・ソナタを収録。3つの協奏曲はチェロ協奏曲としても人気で、鍵盤楽器がソロを取る版も伝わります。 ロッテルダム・フィルの首席奏者を長年務めるユレルはモダン・フルート奏者ながら、ピリオド・アプローチも柔軟に取り入れ独自に昇華させた解釈で古楽ファンにも高い人気を誇り、2003年録音のこのアルバムでもしなやかな演奏を聴かせています。
収録作曲家:
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
宗教的合唱曲集[5枚組BOX]BACH, C.P.E.: Sacred Choral Music (Rheinische Kantorei, Das Kleine Konzert, H. Max) (5-CD Box Set)
発売日:2018年04月27日
CD 5枚組BOX
通常価格:2,850円→ 特価!:1,990円(税込)2018年に没後230年の記念年を迎える「カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ」の宗教的合唱曲集。J.S.バッハの次男として生まれ、父よりも“名付け親”テレマンの作曲様式を受け継ぎ、古典派音楽の基礎を築いた人物として知られています。偉大な父を終生尊敬した彼は、父が残したカンタータやオラトリオを更に発展させ、ハンブルクで活躍した時代から亡くなるまでの約20年間に、20曲の受難曲と約70曲のカンタータ、他、様々な合唱作品を書き上げました。 この5枚組には最高傑作のひとつ「イエスの復活と昇天」をはじめとした選りすぐりの名作が、名手ヘルマン・マックスの演奏を中心に収録されています。全てピリオド・アプローチによる生き生きとした演奏です。
収録作曲家:
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
祝祭カンタータ集 [マウフ/オイツィンガー/カントゥス・チューリンギア/クラップロット]BACH, C.P.E.: Ich will dem Herrn lobsingen / Wer sich rühmen will (Große Festkantaten) (Mauch, Oitzinger, Cantus and Capella Thuringia, Klapprott)
発売日:2017年04月21日
NMLアルバム番号:777958-2
CD 価格:2,640円(税込)
このアルバムに収録された2曲の祝祭カンタータは、それぞれC.P.E.バッハの生誕300年を記念して2014年3月8日にライプツィヒの聖トーマス教会で演奏、収録されたものです。最初のカンタータは、C.P.E.バッハがハンブルクに転出した頃の作品で、テキストはテレマンとも協力関係にあった牧師Christian Wilhelm Alersによって書かれており、C.P.E.バッハ自身の交響曲にも匹敵するほどの華麗な曲が付けられています。2曲目は合唱部分に工夫が凝らされており、シンプルでありながらも、時には叙情的な雰囲気も感じられる魅力的なカンタータ。鍵盤奏者としても名高いクラップロットが、これら未知の作品を現代に鮮やかに甦らせています。
収録作曲家:
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テレマン(1681-1767):
晩年の祝祭カンタータ集 [ヴィンター/オイツィンガー/ライニッシュ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/マックス]TELEMANN, G.P.: Veni sancte spiritus / BACH, C.P.E.: Gott hat den Herrn auferweckt (Winter, Oitzinger, Rheinische Kantorei, Das Kleine Konzert, Max)
発売日:2016年12月16日
NMLアルバム番号:777946-2
CD 価格:2,640円(税込)
J.S.バッハの二男として生まれたC.P.E.バッハは、父からの影響よりも、父の友人で名付け親になったテレマン(彼の名の一つであるフィリップはテレマンの名前にちなんだ)の音楽様式を受け継ぎ、最終的には古典派音楽の基礎を作ったことで知られています。 2014年に開催された「第22回マグデブルク・テレマン祝祭音楽祭」では、テレマンと関連の深かったC.P.E.バッハの生誕300年を記念して「Generations=2つの世代」と題された2人の作品の類似性と独自性を探る興味深い演奏会が権威者ヘルマン・マックスによって行われ、その模様がこのアルバムに収録されています。 晩年のテレマン(1681-1767)は若い世代の音楽家たちを応援しながら、自身の作風も模索し、新しい作品を創り上げていましたが、この晩年の祝祭カンタータも、そんな探究心から生まれた作品群で、当時の作曲家たちが尊敬してやまなかったテレマンらしい貫禄と余裕あふれる堂々たる作品になっています。その背中を追うC.P.E.バッハの見事なカンタータも聴きものです。
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
オルガン・ソナタ集 Wq.65/32&Wq.70/2-6 [クイン]BACH, C.P.E.: Organ Sonatas, Wq. 65/32 and 70/2-6 (Quinn)
発売日:2016年12月21日
NMLアルバム番号:8.573424
CD 価格:1,200円(税込)
偉大なJ.S.バッハの二男として生まれたカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)。やはり音楽家として大成しましたが、彼は父バッハよりも父の友人テレマンの様式を受け継ぎ、より簡素でメロディを追求するギャラント様式を経て、古典派の礎を創り上げたことで知られています。そのためか、彼はオルガンの演奏法にはあまり熟達してたとは言えず、時には「ペダルの使い方を見失った」と友人に告白するほどでした(同じ鍵盤楽器でもクラヴィコードは得意だった)。 しかし彼がオルガンのために作曲した一連の作品、中でも1755年にフリードリヒ2世の妹アンナ・アマーリアのために作曲したWq.70のソナタ集は、アンナからもフリードリヒ2世から大絶賛されたというほどに素晴らしい出来栄えを誇ります。装飾性豊かなメロディに支えられた流麗な響きをお楽しみください。
収録作曲家:
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ハンブルクを拠点に、現代音楽とバロック音楽を中心とした幅広いレパートリーに取り組む「アンサンブル・レゾナンス」。1994年に創設され、数々の作品を演奏し2014年には拠点のホール「レゾンナンツラウム(元は防空壕)」をオープンさせるなど活発な活動を続け、2016年には細川俊夫の新作をハンブルクで初演したことで大きな話題となりました。 常任指揮者を置くことはなく、その時々に最も適合した音楽家を「アーティスト・イン・レジデンス」として迎え、数多くの奏者たちとも共演、常に新たな音楽を探求しています。2016年12月には初来日も予定されている注目のアンサンブルです。ブックレットには日本語解説がついています。
収録作曲家:
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
鍵盤音楽集 [ジョヴァンニ・トーニ]BACH, C.P.E.: Keyboard Music (Togni)
発売日:2016年09月28日
NMLアルバム番号:CDS7762
1)
CD 価格:2,080円(税込)
「タンジェントフリューゲル=タンジェント・ピアノ」はモーツァルトの時代に生まれた鍵盤楽器で、タンジェントと呼ばれる木片を弦で突き上げ音を出すのが特徴です。チェンバロからピアノへと時代が変化する際に生まれた様々な楽器の一種類であり、繊細な響きと表情豊かな音色を持っています。 フランツ・ヤコプ・シュペート(1714-1786)と、クリストフ・フリードリヒ・シュマール(1739-1814)は、この楽器の最も有名な製作者であり、現在その楽器はスイスの個人所蔵となっていますが、その優美な音色は現代においても変わることがありません。 C.P.E.バッハは大バッハの次男であり、父よりもテレマンの作曲様式を受け継ぎ、古典派音楽の基礎を築いたと言われる人。彼は当時最先端のクラヴィーア奏者でもあり、その作品も流麗なメロディと「ギャラント様式」と呼ばれるシンプルなテクスチュアは同世代の人々にも多大なる影響を与えました。ここで聞ける一連のソナタもそんな作風で書かれており、楽器の特徴も生かされた洗練された作品となっています。
収録作曲家:
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ハンブルクの市民隊長のための音楽 1780年
C.P.E.バッハ(1714-1788):
オラトリオとセレナード集 [バロックヴェルク・ハンブルク/ホックマン]BACH, C.P.E.: Hebt an, ihr Chöre der Freude [Oratorio] / Der Trommeln Schlag (Barockwerk Hamburg, Hochman)
発売日:2016年05月25日
NMLアルバム番号:555016-2
CD 価格:2,608円(税込)
十字軍への貢献が認められ、12世紀に商業上の特権が認められたハンブルク。その後、様々な変遷を経てハンザ同盟の一員として富裕な有力都市となり、17世紀までにはローマ皇帝から「自由都市」の特権が与えられ、自治権を獲得します。三十年戦争やナポレオン戦争で打撃を受けるも、その都度復興。常に独立心溢れるこの地域の住民たちは、軍隊を持つことをせず、自衛団を結成し、強盗や海賊の襲撃に備えていました。そして毎年グループの隊長を任命し、その祝典儀式では、ハンブルクの音楽監督が華麗な音楽を作曲し、演奏されたのです。 1780年の祝典儀式ではテレマンの後任であったC.P.E.バッハが音楽を提供。これらはトランペットとティンパニが活躍する「戦争と平和」の対比を描いた壮麗な作品となっています。
収録作曲家:
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バッハ一族の鍵盤協奏曲集 [インジュシナ/ハンブルク・カメラータ/ゴトーニ]
BACH, C.P.E. / BACH, J.C. / BACH, J.S.: Keyboard Concertos (Injushina, Hamburger Camerata, Gothoni)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2013年02月20日
NMLアルバム番号:ODE1224-2
8)
CD
通常価格:2,224円→ 特価!:690円(税込)4歳でピアノを始め、サンクトペテルブルク音楽院で学び、10歳でオーケストラと共演したという若手女性ピアニスト、インジュシナの演奏する魅惑的なバッハ一族の協奏曲集です。彼女は1991年からフィンランドに移住し、シベリウス・アカデミーで研鑽を重ね、ミュンヘン国際コンクールで入賞し国際的な名声を獲得しました。彼女はソロ活動だけでなく室内楽演奏にも力を入れていて、2009年からはヘルシンキ室内楽音楽祭の芸術監督を務めるなどアンサンブルに傾倒しています。 このバッハはそんな彼女らしく、極めて統制のとれた緊密な音楽を聴かせるもので、指揮者ゴトーニも彼女の意思を汲んで、積極的なアプローチをかけながらも、ピアノ・パートを際立たせることに留意、古典的なフォルムの中に自由な創意を持たせた、余裕ある音楽を奏でています。
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
プロイセン王のソナタ集 Wq48 [イサシ弦楽四重奏団]BACH, C.P.E.: Keyboard Sonatas, Wq. 48, "Prussian Sonatas" (Alexander-Max)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2012年08月22日
NMLアルバム番号:8.572674
CD 価格:1,200円(税込)
J.S.バッハとマリア・バルバラの間に二男として生まれたカール・フィリップ・エマヌエル。彼は父の音楽よりも、テレマンの様式を色濃く受け継ぎ、複雑な対位法を駆使することよりも、旋律とハーモニーを生かした音楽を追求し、その作風は直接ハイドンやベートーヴェンに影響を与えたことで知られています。彼は20代の半ばからプロイセン王国の皇太子であるフリードリヒ(後のフリードリヒ大王)の宮廷でチェンバロ奏者として仕え、王の即位とともに、宮廷楽団員となり、ヨーロッパ全土で名前が知られるほどの有名な演奏家となりました。このアルバムに収録されているのは、フリードリヒ大王に献呈されたソナタ集であり、彼がいかに「先見の明」を持っていたかがつぶさにわかるものとなっています。整った形式の中に溢れる創意工夫、そして自由自在な楽想と色彩感溢れる和声は、確かに後世の作曲家たちの良き見本であり、また孤高の世界を樹立したと言えるでしょう。
収録作曲家:
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ハンブルクの聖なる音楽集1600-1800年
C.P.E.バッハ(1714-1788):
ハンブルク四半期の音楽 [ヒムリッシェ・カントライ/レサミ・ド・フィリッペ/レミー]BACH, C.P.E.: Choral Music (Hamburger Quartalsmusiken) (Himlische Cantorey, Les Amis de Philippe, Rémy)
■宗教曲
発売日:2010年09月15日
NMLアルバム番号:777594-2
2CD 価格:5,216円(税込、送料無料)
バッハの次男であるC.P.E.バッハは、20代の頃、ベルリンの宮廷楽団員としてフリードリヒ国王に仕え、多くの鍵盤楽器のための作品を書きました。しかし、1768年にテレマンの後任としてハンブルクの宮廷楽長に就任、ここでは夥しい数の宗教作品を書いています。このアルバムに収録されているのはハンブルクの5つの重要な教会のために書かれた4つの作品です。これらは慣習的なカンタータとは異なり、教会の特定の行事のために書かれているもので、その日(日曜日)が来ると5つの教会で一斉に演奏されたのです。どの曲も3本のトランペット、ティンパニー、そしてオルガンを含む華やかな響きを有していますが、曲は使いまわしも多く、それは彼自身の作品であったり、父バッハの作品であったりと、それを探すのもなかなか面白いかと思います。
収録作曲家:
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
マルコ受難曲 [エウロパ・コール・アカデミー/メンデルスゾーン・シンフォニア/ダウス]BACH, C.P.E.: St. Mark Passion (Daus)
■宗教曲
発売日:2009年04月01日
NMLアルバム番号:C60132
8)
CD 価格:2,600円(税込)
収録作曲家:
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C.P.E.バッハ(1714-1788):
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 [コーゾフ]BACH, C.P.E.: Viola da Gamba Sonatas
■室内楽
発売日:2008年06月11日
NMLアルバム番号:8.570740
1)
CD 価格:1,200円(税込)
父バッハを凌ぐ才能の持ち主、2番目の息子、カール・フィリップ・エマヌエルバッハの息子たちのなかでもとりわけ高く評価されているのがこのカール・フィリップ・エマヌエルでしょう。生前は父よりも名声が高かったにもかかわらず、決して奢ることのない人柄が愛されていました。この3曲のソナタはどれもがテレマンの様式を受け継ぎながらもメロディーがすばらしい霊感に溢れています。このアルバムでは、曲によってハープシコードとピアノを使い分け、表現に多彩な変化をつけています。
収録作曲家:
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Bach ist der Vater, wie sind die Buben
バッハは父、われらは子
バッハとその周辺のオルガン作品集 [ピーター・ホルダー(オルガン)]Organ Recital: Holder, Peter - BACH, C.P.E. / BACH, W.F. / BACH, J.S. (Bach ist der Vater, wie sind die Buben)
発売日:2021年01月29日
NMLアルバム番号:FSRCD015
CD 価格:2,325円(税込)
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ピアノへのイントロダクション
クリストファー・ノーザム [クリストファー・ノーザム(ピアノ)]Piano Recital: Northam, Christopher - BACH, J.S. / BEETHOVEN, L. van. / HAYDN, J. / MOZART, W.A. / SCHUMANN, R. (An Introduction to the Piano)
発売日:2020年08月14日
NMLアルバム番号:HS950701
CD 価格:2,175円(税込)
このアルバムでは、初心者のためのピアノ曲の中でも特に優れた作品を紹介しています。イギリスのピアニスト、クリストファー・ノーザムの演奏で、バードからドビュッシーまでの3世紀に渡る作曲家を網羅しており、どの年代の学習者にも満足していただけるようなピアノ音楽を厳選収録しました。あまり録音されていない貴重な作品も多いため、より多くのピアノ・ファンにもお楽しみ頂ける内容となっています。 バッハの「メヌエット ト長調」やベートーヴェンの「エリーゼのために」、ブルグミュラーの「25の練習曲」より“アラベスク”と“無邪気”などのピアノ学習者にはお馴染みの有名曲から、パフルスキ「前奏曲 第1番 Op. 100」や、アルカンの「エスキース Op. 63」などのあまり顧みられることのなかった逸品も収録されています。
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天上のハープ - ハープ名曲集 [様々な演奏家]
HEAVENLY HARP - Best Loved Classical Harp Music
発売日:2020年06月26日
NMLアルバム番号:8.578182
CD 価格:1,200円(税込)
数多い楽器の中でも、最も古くから愛されてきたハープ。ギリシャ、アッシリア、エジプトの古代文明に登場した頃は弓に弦を張った単純な形でしたが、時代とともに発展を繰り返し、現代では47本の弦と7本のペダルを持つ巨大な楽器に成長、オーケストラの中で美しい形と音色を誇るだけでなく、独奏楽器としても活躍しています。 このアルバムには、自然界を巧みに描写した曲や、聴き手の心をひきつける抒情的な曲など、ハープの音色を存分に楽しめる様々な曲が収録されています。
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J.S. Bach-Stiftung, St. Gallen
J.S.バッハ(1685-1750):
〈カンタータ 第31集〉
第43番 BWV 43
第145番 BWV 145
第17番 BWV 17 [ルドルフ・ルッツ(指揮)/バッハ財団合唱団/バッハ財団管弦楽団]BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 31 - BWV 17, 43 and 145 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)
発売日:2020年06月26日
NMLアルバム番号:BSSG-B857
CD 価格:3,525円(税込、送料無料)
ルドルフ・ルッツが指揮するバッハのカンタータ全集シリーズ。第31集には昇天節用のカンタータ第43番、復活節第3日用の第145番、三位一体後第14日曜日用の第17番が収録されています。 1726年に初演された第43番は、第7曲のバスによるアリアにトランペットのオブリガートが付いていますが、このアルバムには再演時に差し替えられたというヴァイオリンのオブリガート版も収録されており、それぞれの違いを楽しむことができます。 第145番についてはバッハの直筆譜は残されておらず、現在、C.P.E.バッハの複写譜のみで作品を知ることができます。旧全集版では7曲として登録されていますが、最初の2作は偽作(2曲目はテレマン作)であり、ピカンダーのテキストによる5曲のみが真作として新全集版に登録されています。この録音では、7曲版と5曲版を並べて演奏、5曲版にはルッツ自身が作曲したシンフォニアが置かれています。 第17番は2部構成からなる小さ目のカンタータ。『ルードルシュタット詩華撰』からテキストが採られており、明快な構成の中に、神への賛美を盛り込んだ華やかな曲です。
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年9月号)★-
《DOUBLE》
2つのクラリネットのための協奏曲集
シュターミッツ、テレマン、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、C.P.E.バッハ [ミシェル・ポルタル(クラリネット)、ポール・メイエ(クラリネット/指揮)、ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団]Clarinet Duo Recital: Portal, Michel / Meyer, Paul - BACH, C.P.E. / MENDELSSOHN, Felix / STAMITZ, C. / TCHAIKOVSKY, P.I. / TELEMANN, G.P. (Double)
発売日:2020年06月05日
NMLアルバム番号:ALPHA415
CD国内仕様 日本語解説付 価格:2,970円(税込)
夢のような顔合わせ!
いずれ劣らぬクラリネットの大御所がAlphaで「古典」と向き合うAlphaレーベルではシュポアの協奏曲全曲録音やエリック・ル・サージュとのフォーレやシューマンの室内楽録音で名演を聴かせたフランス随一のクラリネット奏者ポール・メイエ。確かな歴史を持つベルギー屈指の室内管弦楽団とともに彼が新たに録音した新譜はなんと、ジャズや現代音楽にも通じながら古典的レパートリーでも抜群の解釈を聴かせつづける同業の異才ミシェル・ポルタルをゲストに迎えてのヴァラエティ豊かな協奏曲集! 両者の共演はもちろんこれが初めてではなく、すでに10年以上前にEMIで無伴奏二重奏のアルバムも制作しているほどではありますが、互いのキャリアがなお深まった今、丁寧な音盤作りで知られてきたAlphaというカリスマレーベルでこの二人が相まみえ、このように多彩なプログラムを提案してくれるのは実に嬉しい驚きです。 ワロニー室内管弦楽団は、古楽大国ベルギーにあって現代楽器でのみずみずしい演奏を続けてきた知る人ぞ知る実力派集団。今回はクラリネット黎明の時代にあたるバロック期のテレマン(中低音を活かした両ソリストの音作りが絶妙)、古典派のC.シュターミッツなどのほかメンデルスゾーンの隠れ名作2曲、チャイコフスキー作品の武満編曲版……と、緩急自在のプログラムが心を捉え続けます。 作品の美しさを隅々まで引き出す、圧倒的なブレスコントロールの妙と、積年の解釈の深み。Alphaならではの素晴らしい録音です。 -
SCARLATTI & MORE
クリスティーナ・ビアンキ
ハープ・リサイタル [クリスティーナ・ビアンキ(ハープ)]Harp Recital: Bianchi, Cristina - SCARLATTI, D. / TAILLEFERRE, G. / BACH, C.P.E. / BALTIN, A.A. (Scarlatti and More)
発売日:2020年01月24日
NMLアルバム番号:OC1715
CD 価格:1,950円(税込)
7歳でハープのレッスンを始めたクリスティーナ・ビアンキ。16歳でミラノ音楽学校を卒業、1989年から1995年まで「EUユース管弦楽団」の首席奏者を務めた後、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団の首席奏者を経て、2001年から2008年にはバイエルン放送交響楽団の首席奏者を務めるなど着実にキャリアを重ね、現在では大学で教える傍らソリストとして活躍しています。 ビアンキは長年に渡りドメニコ・スカルラッティの作品を研究しており、このアルバムでは彼の一連の作品をハープで演奏。本来は鍵盤のためのソナタ(ギターで演奏されることもしばしば)を違った視点で聴かせます。合間には、タイユフェール、C.P.E.バッハ、ロシアの近代作曲家バルティンの珍しい作品を挿入し、選曲にユニークなアクセントを施しています。
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アーリー・ピアノ
~ フォルテピアノ・歴史的ピアノによる21世紀の精選名盤集
[10枚組BOX] [インマゼール、リュビモフ、ル・サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコ ほか]発売日:2019年09月27日
CD 10枚組日本語帯付き 価格:4,800円(税込、送料無料)
ALPHAならでは! 作曲当時の響きに迫る古楽器ピアノの音色を楽しむ、特別価格の好企画BOXALPHAとZig-Zag Territoiresからリリースされた膨大なカタログから、現代ピアノとは違う、作曲家たちが知っていた18~19世紀当時のフォルテピアノ・歴史的ピアノで録音された重要盤を集めた10枚組BOX。使用楽器は個々それぞれに全く違う楽器と言っても過言ではないほどですが、演奏者はどのアルバムでも演奏作品に最適な楽器を厳選、どのアルバムでも作曲家自身が聴き知っていた音のイメージに肉薄してみせています。 演奏者もインマゼール、リュビモフ、ル・サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコなど、楽器ごとに最適な歴史的奏法でずばぬけた解釈を体現してきた新旧世代の一流ぞろい。シューベルト作品に寄り添うヴァルター・モデルの響きからチェンバロ風のジルバーマン・モデルによるC.P.E.バッハ、曲中の隠れた面白さに次々と気づかされるハイドン演奏、楽器のスペックすれすれに攻めるスリルがたまらないプレイエルでのリストまで、このBOXひとつで歴史的ピアノの多彩さと深さが概観できる、よく練られた決定盤的内容になっています。
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人類における「最も古い楽器」の一つとして認知されているフルートはもともと“空洞の管に息を吹きつけて発音する楽器”を指し、縦笛、横笛の区別はありませんでした。しかし、いつからか横笛のことをフルートと呼ぶようになり、19世紀半ばの楽器製作者テオバルト・ベームが改良したことで、更に進化した楽器に変貌。正確な音程と優雅な姿を備えた人気の楽器になったのです。 このアルバムではバッハ時代の作品(まだキー装置は備えていない)からドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」といった近代の作品までを収録。フルートのエレガントで美しい響きが存分に味わえる楽しい1枚となっています。
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1985年設立、ケルンに本拠を置くドイツ屈指の古楽器オーケストラ「コンチェルト・ケルン」の名演集。常任指揮者を置かず、2005年からはフルート、リコーダー奏者マルティン・ザンドホフが芸術監督を務め、17世紀から18世紀にかけての作品を中心に活発な演奏活動を行っています。 時代考証とテクニックを駆使し、アーティキュレーションに工夫を凝らすことで、曲が作られた当時の響きを蘇らせることを探求する彼らの演奏は、創造的で活気のあるものとして知られており、ヴィヴァルディやJ.S.バッハの有名曲だけでなく、設立当時はまだ耳なじみのなかったマルティン・クラウスや、バッハの息子たちの作品も数多く演奏、並み居る古楽アンサンブルの中でもひときわ優れた存在感を示しています。
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CHACONNERIE [シルビア・マルケス・チュリリャ(チェンバロ)]
Harpsichord Recital: Márquez Chulilla, Silvia - STORACE, B. / ROSSI, M. / CABEZÓN, A. de / LIGETI, G. / COUPERIN, L. / HANDEL, G.F. (Chaconnerie)
発売日:2019年01月25日
NMLアルバム番号:IBS-52018
CD 価格:2,400円(税込)
スペイン、アラゴン州サラゴサで生まれ、ハープシコードとオルガンを学んだマルケス・チュリリャ。イベリアのチェンバロ協奏曲集(IBS122017)でソリストを務めた彼女のソロ・アルバムとなるこの「CHACONNERIE」はシャコンヌ形式(定型の繰り返される低声部の上で、同じモティーフが次々を変奏されていくもの)で書かれた作品が集められた1枚です。 スペインでは1600年頃からシャコンヌの存在が確認されたとされ、またイタリアでも幅広く流行していたとされており、このアルバムでもストラーチェやカベソンから、新しいところではリゲティやシエッラまで多種多彩なシャコンヌを聴くことができます。チュリリャの目の覚めるような鮮やかな技巧でお楽しみください。
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ダニエル・ミュラー=ショット
#CELLO REIMAGINED
バッハ/ハイドン/モーツァルト [ミュラー=ショット/ラルテ・デル・モンドエールハルト]Cello and Orchestra Music - MOZART, W.A. / HAYDN, J. / BACH, J.S. (#CelloReimagined) (Müller-Schott, L'Arte del mondo, Ehrhardt)
発売日:2018年01月26日
NMLアルバム番号:C920171A
CD 価格:2,325円(税込)
常に好奇心と魅力に溢れるアルバムをリリースするチェリスト、ダニエル・ミュラー=ショット。今作ではバロックから前古典派の3人の作曲家、C.P.E.バッハ、ハイドン、モーツァルトの作品を演奏しています。とはいっても、ハイドンとモーツァルトの協奏曲は、それぞれ原曲はヴァイオリンとフルートのために書かれたものであり、チェロで演奏することには音域や表現方法などにかなりの工夫が要求されます。ミュラー=ショットは、あたかも最初からチェロのために書かれたかのような錯覚を起こすほど極めて自然に演奏。聴き手を陶酔に誘います。 バックを務めるのは斬新な響きを追求することで知られるエールハルト率いるラルテ・デル・モンド。最初のC.P.E.バッハの作品からスリリングな演奏が楽しめます(モダン・ピッチを採用)。
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バッハの息子たちの音楽
Orchestral Music – BACH, J.C.F. / BACH, W.F. / BACH, C.P.E. / BACH, J.C. (Music of the Bach Sons) (Concerto Köln)
発売日:2016年12月16日
CD 価格:1,680円(税込)
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ジョルジュ・シフラ
C.P.E.バッハ、D.スカルラッティ、
クープラン、リスト [ジョルジュ・シフラ - 録音:1955年]Piano Recital: Cziffra, Gyorgy - LISZT, F. / BACH, C.P.E. / COUPERIN, F. / SCARLATTI, D. (Cziffra in Prague, 1955)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2011年01月26日
NMLアルバム番号:ICAC5008
1)
CD 価格:1,650円(税込)
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アンドレス・セゴビア
1950年代アメリカ録音集 第1集 [セゴビア]SEGOVIA, Andres: 1950s American Recordings, Vol. 1 (Segovia, Vol. 3)
■器楽曲(ギター)
発売日:2007年11月14日
NMLアルバム番号:8.111089
1)
CD 価格:1,200円(税込)