ペルゴレージ(ジョヴァンニ・バッティスタ)
Pergolesi, Giovanni Battista
生没年 | 1710-1736 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 21191 |
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モーツァルト(1756-1791):
《バスティアンとバスティエンヌ》(フランス語版・全曲)
ペルゴレージ(1710-1736):
《奥様女中》(1754年フランス語版・全曲) [ガエタン・ジャリ、アデル・カルリエ、マルク・スコフォーニ、ダヴィド・トリクー、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]発売日:2023年09月08日
CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)
フランスを軸とした18世紀音楽の変遷に迫る、意外な2作品の「フランス語版」イタリア・オペラがフランスに根付くきっかけを作ったペルゴレージの傑作喜歌劇《奥様女中》と、当時のフランス語オペラを手本にして少年モーツァルトが書いたドイツ語音楽劇《バスティアンとバスティエンヌ》を、それぞれ異なる歴史的文脈の中で生まれたフランス語訳ヴァージョンで録音した2枚組アルバム。1752年にパリのオペラ座(王室音楽アカデミー歌劇場)がとりあげたイタリア語オペラ《奥様女中》は、フランス独自の音楽発展を目指すラモーらの猛反発と百科全書派の大絶賛を巻き起こし、その両派の激しい対立は「ブフォン論争」の名で音楽史にも刻まれました。 そんな中、ペルゴレージの音楽の魅力を先入観なしに知ってもらおうと、弁護士ボーランは台本を訳し1754年に《奥様女中》フランス語版を作成。レチタティーヴォはオーケストラ付き部分以外省かれ、台詞の対話に替えられました。 他方、劇作家&歌手のファヴァール夫妻は《奥様女中》の向こうを張るフランス語による牧歌劇パロディ《バスティアンとバスティエンヌの恋》をその前年に披露。後年オーストリアでフランス劇団に接する機会もあった少年モーツァルトはこれを下敷きにしたドイツ語台本に曲をつけ、1768年に1幕物のジングシュピールを完成(K. 50)。こちらは19世紀末にフランスの文芸批評家ウィリと作家アルトマンがフランス語版を作成しています。 ヴェルサイユ宮殿に集う古楽器楽団は今回、俊才歌手3人と共にこれら2作のフランス語版を録音。フランス・バロック作品の演奏に秀でたガエタン・ジャリは台本の持ち味をよく生かした音作りで、両作曲家の母語では見えてこなかった典雅な音楽的魅力に迫り、18世紀音楽の奥深さを改めて実感させてくれます。
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ペルゴレージ(1710-1736):
スターバト・マーテル(1769年パリ版)
ハイドン(1732-1809):
交響曲 第49番 ヘ短調「受難」 [ジョディ・デヴォス、アデル・シャルヴェ、ジュリアン・ショーヴァン]PERGOLESI, G.B.: Stabat Mater / HAYDN, J.: Symphony No. 49, "La passione" (Devos, Charvet, Maîtrise de Radio France, Le Concert de la Loge, Chauvin)
発売日:2022年02月11日
NMLアルバム番号:ALPHA784
CD国内仕様 歌詞日本語訳/解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)
ペルゴレージの「スターバト・マーテル」合唱付きと、
ハイドンの教会音楽風交響曲の相性フランスのシーン最前線で最もダイナミックな活躍をみせている古楽器オーケストラの一つで、とりわけ古典派以降の作品解釈で評価が高いル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。ここで聴かせるのは競合多きペルゴレージの傑作『スターバト・マーテル』……と思いきや、演奏陣にはこちらも近年ますます存在感を強めつつあるフランス少年少女合唱団の名が。ごく一般的な独唱二人版と音楽そのものは同じでありながら、ここでは1769年にパリで楽譜出版された合唱入りヴァージョンを使用。随所で合唱が響きに膨らみを持たせ絶妙なアクセントとなっており、それは冒頭から素晴らしい効果をあげています。 ナポリの作曲家ペルゴレージが1736年に早世した後も、彼の『スターバト・マーテル』は畢生の傑作として愛され、特にイタリア音楽の愛好者が増えつつあったパリでは定期演奏会コンセール・スピリチュエルの定番曲として、折々に編成を変えながら再演され続けました。指揮者ショーヴァンは今回グヮダニーニ1780年製オリジナルのヴァイオリンを携えコンサートマスターとして楽隊を率い、20名程度の合奏を40名規模の合唱と効果的に対話させながら、俊才デヴォスとシャルヴェの美声とともにメリハリある音楽作りを聴かせます。 さらに興味深いことに、アルバム後半には当の楽譜がパリで出版される前年、ハイドンが古来の教会音楽作法を駆使して作曲した、交響曲第49番「受難」を併録(作品の性質をふまえ通奏低音楽器としてオルガンを導入)。演奏の精妙さとあいまって両作は驚くほど自然に繋がり、これらの作品が人気を誇った18世紀後半のパリの気配が鮮やかに甦るかのよう。 ヴェルサイユ・バロック音楽センターのジュリアン・デュブリュクとショーヴァンによる、当時の演奏実践をふまえた解説も興味深い内容となっています。 -
-★『レコード芸術』特選盤(2021年6月号)★-
ペルゴレージ(1710-1736)
ヴィヴァルディ(1678-1741):
スターバト・マーテル他 [サミュエル・マリーニョ、フィリッポ・ミネッチア、マリー・ファン・レイン、ヴェルサイユ旧王室歌劇場管弦楽団]発売日:2021年03月12日
CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:2,970円(税込)
18世紀には男声で歌われていたイタリアの傑作、その姿どおりに精鋭演奏陣で再現!バロック後期の傑作、26歳で早世したナポリの天才作曲家ペルゴレージによる「スターバト・マーテル」。その絶大な人気の一端を支えたのがパリで、18世紀中盤以降この作品は定期演奏会コンセール・スピリチュエルで最も頻繁に取り上げられた曲目の一つでした。当時の教会音楽は男声で歌われることが圧倒的に多く、イタリア・オペラの舞台を賑わせた人気のカストラート(去勢男声高音歌手)たちに抵抗感を示す人が多かったフランスでさえ、ルイ15世の礼拝堂歌手だった男声歌手たちがこの作品を歌って大成功を収めたほど。 ベネズエラ出身で欧州各地の歌劇場を沸かせており、先ごろORFEOからソロ・デビュー盤(C998201)もリリースしたサミュエル・マリーニョと、カウンターテナー界で着実に知名度をあげつつあるフィリッポ・ミネッチアの二人が歌うこの傑作、ヴェルサイユに集う精鋭古楽陣が検証の末たどり着いた小編成による演奏もみごとな仕上がり! 併録作にヴィヴァルディの独唱のためのモテットと「スターバト・マーテル」、さらにオルガンが弦楽器のソロとわたりあう珍しい協奏曲まで収録されているのも嬉しいところです。 解説にも作品成立背景が端的に説明されており、18世紀の傑作が当時の人々にどう聴こえたのか、ヴェルサイユの歴史的会場の響きで追体験できる充実企画です。
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年6月号)★-
ペルゴレージ(1710-1736):
スターバト・マーテル
ポルポラ(1686-1768):
サルヴェ・レジーナ
レーオ(1694-1744):
ベアトゥス・ヴィル [サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、クリストファー・ロウリー(コントラルト=カウンターテナー)、クリストフ・ルセ指揮 レ・タラン・リリーク]PERGOLESI, G.B.: Stabat Mater (Piau, Lowrey, Les Talens Lyriques, Rousset)
発売日:2020年03月13日
NMLアルバム番号:ALPHA449
CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付価格:2,970円(税込)
ルセ待望の新録音がAlphaから!
ピオーを迎え、ナポリ楽派の傑作としてのペルゴレージ2019年秋の来日も全国で大好評だったクリストフ・ルセが、思いがけない新録音をAlphaからリリースします。 1995年、DECCA/OISEAU-LYREで録音してから四半世紀ぶりの時を経て、新たに録音されたペルゴレージ畢生の大作『スターバト・マーテル』を、同じナポリ楽派に連なる押しも押されもせぬ2人の巨匠作曲家たちの厳選名品と並べたプログラム。前回の録音はペルゴレージ尽くしでしたが、これで名盤あまたの傑作にさらなる新たな光が当たりそうです。 ペルゴレージの『スターバト・マーテル』は、ナポリ楽派の大家アレッサンドロ・スカルラッティの作例を手本に、それを上書するかたちで早世直前のペルゴレージが仕上げた作品。2人の独唱者と簡素な弦編成による抑制された美しさは、またたくまにナポリ外の各地でも高い評価にむすびつきました。 ルセが今回独唱に迎えたうちの一人はサンドリーヌ・ピオー! カップリングにはナポリ最大の人気作曲家ポルポラがオペラでの経験値を教会音楽に反映させた独唱モテットと、宗教曲は珍しいレーオの同種作。「ナポリのペルゴレージ」の素顔に迫る企画、ナポリ楽派研究の先端をゆくディンコ・ファブリスが解説文を書いているのも見逃せません。 -
イベリアのチェンバロ協奏曲集 [シルビア・マルケス・チュリリャ(チェンバロ)/アルフォンソ・セバスティアン(チェンバロ)/ラ・テンペスタ(古楽器アンサンブル)]
Concertos (Iberian) - PALOMINO, J. / NARRO, M. / PERGOLESI, G.B. (Chulilla, Sebastián, La Tempestad)
発売日:2019年01月25日
NMLアルバム番号:IBS-122017
CD価格:2,400円(税込)
2015年2月、マドリードの「Universo Barroco」において、スペインの古楽アンサンブル「ラ・テンペスタ」により、長い間忘れられていたナーロとペルゴレージの2曲の協奏曲の復活蘇演が行われました。これらは音楽学者オルテガ・ロドリゲスが監修を行ったもので、当時のスペインにおけるイタリアの影響が強く感じられる色彩豊かな音楽です。このアルバムが世界初録音となるペルゴレージの協奏曲も、技巧的で華やかな音で彩られています。 チェンバロを演奏するマルケス・チュリリャは、スペインを代表する鍵盤奏者の一人。ビオンディやカルミニョーラらと共演を重ね、ソロと室内楽の両面で活躍する奏者です。
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ペルゴレージ(1710-1736):
ミサ曲 ニ長調
モテット「然るべき賛美の歌を」
[日本語解説付き] [ペーターゼン/フマガッリ/ギスリエーリ合唱団&コンソート/ギスリエーリ管/プランディ]PERGOLESI, G.B.: Mass in D Major / Dignas laudes resonemus (M. Petersen, Fumagalli, Ghislieri Choir and Consort, Ghislieri Orchestra, Prandi)
発売日:2018年07月27日
NMLアルバム番号:A444
CD価格:2,970円(税込)
このアルバムは、ペルゴレージの教会音楽のなかから2編、これまで一度も録音されたことのなかった作品を選んでお届けするものです。二つの作品は、ペルゴレージの教会音楽方面における才覚をいかんなく示す大作にほかなりません――いずれも5パートからなる合唱が2群、これに合奏団がひとつ(ないし2つ)添えられ、何人もの独唱者たちが加わる大規模な編成のための作品です。その規模の大きさのなかで、ペルゴレージは大編成の楽隊すべてを緻密な音の動きのなかで十全に使いこなし、時には各パートひとりずつに絞って打ち解けた気配も演出しながら、独唱ないし重唱を弦楽合奏だけで伴奏してみせたり、そのあいだに合唱が活躍する楽節を盛り込むなど、実に精彩ゆたかな音楽を仕上げてみせています。 ペルゴレージの書いた作品として残っている音楽のなかには偽作も多いところですが、魔術的ともいえるバランス感覚でこれほど緊迫感あふれる音楽を続けてみせている才覚のほどから察するかぎり、これら2曲はまず間違いなく真筆の作と考えてよいのではないでしょうか。(解説文より)
収録作曲家:
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ペルゴレージ(1710-1736):
ミサ曲 ニ長調
モテット「然るべき賛美を歌いましょう」 [ペーターゼン/フマガッリ/ギスリエーリ合唱団&コンソート/ギスリエーリ管/プランディ]PERGOLESI, G.B.: Mass in D Major / Dignas laudes resonemus (M. Petersen, Fumagalli, Ghislieri Choir and Consort, Ghislieri Orchestra, Prandi)
発売日:2018年07月27日
NMLアルバム番号:A444
8)
CD
通常価格:2,475円→ 特価!:1,790円(税込)2018年の春、新聞や音楽誌を騒がせたペルゴレージの新発見作品「ミサ曲 ニ長調」。およそ300年ぶりに発見されたと話題になりましたが、実際には2016年にすでにジュリオ・プランディの指揮で演奏、録音されていました。畢生の名作「スターバト・マーテル」を書き上げ、結核のため26歳でこの世を去ったペルゴレージは、その短い生涯の間に10曲ほどのオペラとカンタータ、器楽曲などを残しました。死後に人気が出たため、いくつもの偽作が出回りましたが、この作品は1733年から1734年頃に作曲された真作。ヨーロッパ全域の図書館に散らばっていた楽譜を音楽学者たちが継ぎ合わせて再現したものです。 アルバムにはもう1曲、ペルゴレージの知られざるモテット「Dignas laudes resonemus」を収録。ペーターゼン、フマガッリら実力派歌手をソリストに据え、2018年に創立15周年を迎えるギスリエーリ合唱団&コンソートが2つの傑作を演奏、ペルゴレージの知られざる側面を明らかにしています。
収録作曲家:
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ペルゴレージ(1710-1736):
スターバト・マーテル
オルフェオ [クレッパー/ヘプス/バンベルク弦楽四重奏団]PERGOLESI, G.B.: Stabat mater / Orfeo (Klepper)
■声楽曲
発売日:2009年04月01日
NMLアルバム番号:C10517
CD価格:2,600円(税込)
収録作曲家:
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タイユフェール(1892-1983):
ピアノ作品集 第1集 [ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)]TAILLEFERRE, G.: Her Piano Works, Revived, Vol. 1 (Horvath)
発売日:2022年04月15日
NMLアルバム番号:GP891
CD価格:1,950円(税込)
フランスの作曲家グループ「六人組」唯一の女性メンバーとして活躍したジェルメーヌ・タイユフェール。新古典主義の様式とエスプリに富んだスタイリッシュな作品を数多く遺し、プーランクやミヨーに匹敵する才能と称えられました。しかし彼女の音楽はあまり演奏される機会がなく、忘れられてしまった作品がようやく近年再発見されつつあります。 ニコラス・ホルヴァートによるこのアルバムは、3集からなるタイユフェールのピアノ曲全集の第1集となるもので、作曲家の孫娘が「タイユフェール自身がこれらの作品を演奏しているかのようだ」と評しています。 アルバムには学生時代に書かれた魅惑的な「ロマンス」や「和声の練習」、イタリアとフランス18世紀の作曲家たちの作品を徹底的に研究した証しともいえる「小さい序曲と古風なエア集」など若い頃の作品から、1937年のパリ国際博覧会のために書かれたきらびやかな曲調を持つ「アルザスのパビリオン」まで、世界初録音を含む多彩な作品が収録されており、タイユフェールの魅力的な作品を堪能することができます。
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フェリックス・サモンド(チェロ)
米コロムビア録音集(1926-30) [フェリックス・サモンド(チェロ)]発売日:2021年09月24日
CD 2枚組価格:2,475円(税込)
気品あるスタイル!
名教師としても知られるフェリックス・サモンドの小品集、初復刻1888年11月、バリトン歌手の父とピアニストの母の下にロンドンに生まれたフェリックス・サモンドは、作曲家・ヴィオラ奏者フランク・ブリッジの薫陶を受けました。1909年のロンドン・デビュー・リサイタルは好評で、ヘンリー・ウッドはサモンドを繰り返しプロムスに招き、エルガーはチェロ協奏曲初演のソリストに指名するなど、英国を代表するチェロ奏者の一人として活躍。 1922年にアメリカに拠点を移して演奏活動を続ける一方、名教師としても高く評価され、レナード・ローズ、バーナード・グリーンハウスといった20世紀アメリカを代表するチェロ奏者たちや、ベルリン・フィルとコンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者を歴任したティボール・デ・マヒュラ等がサモンド門下から世に出ました。 このCDは1926年から30年の間に米コロムビアにサモンドが行った電気録音のうち、ピアノとのデュオ録音を集成したもので、LP・CDを通じて初の復刻。美音と気品あるスタイルで「英国紳士を絵に描いたような」と評されたサモンドの演奏を伝えます。 ブルッフのコル・ニドライには、初出時にSP盤2面に収めるために行ったカットがあります。 -
「ナポリ」
~南イタリア随一の古都、
大衆音楽と芸術音楽の交わるところ
バロックと伝統歌のはざまで~[10枚組BOX] [アッコルドーネ、ナジッロ、ほか]発売日:2019年10月18日
CD 10枚組
通常価格:4,500円→ 特価!:3,490円(税込、送料無料)ARCANAレーベルならではの充実度! 伝承歌と大衆音楽、バロックから前古典派までのナポリBOXERATO、ASTREEなどで成功を収めてきた伝説的プロデューサー、ミシェル・ベルンステンが1993年に起こし、創設者の歿後はイタリアに拠点を移して、本格的な音楽学者が企画するレーベルとして歴史を刻んできたARCANAレーベル。「声の魔術師」マルコ・ビズリーや日本でも熱烈に支持されているエンリーコ・ガッティ、その名パートナーでもあるチェロのガエターノ・ナジッロなど、すぐれた奏者が集う古楽レーベルとしての本分をいかんなく発揮して、古都ナポリに焦点をあてた充実BOXが登場します。 Alphaレーベルの白シリーズやZig-Zag Territoiresなど、現在ARCANAで録音を続けているアーティストが過去に刻んだ名盤も含め、10枚のディスクが多角的に浮き彫りにしてゆくその古都の姿は、古代遺跡や昔年の文化財のかたわら、異教の伝統が根強く息づき、あけすけなまでに地中海的な人々の生活に何気なく歴史が宿っている、まさに「生のままのナポリ」。音楽を通じての歴史旅行が楽しめるのも、個々のアルバムがリリース当初から高い評価を得ている名盤ばかりだからでしょう。美麗パッケージとあわせ、旅好きな友人への格好のプレゼントにもなりそうです。
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THE GRAND MOGUL - ムガール大帝
バロック期のフルート協奏曲集 [バルトルド・クイケン(バロックフルート)/インディアナポリス・バロック管弦楽団]Flute Concertos - BLAVET, M. / LECLAIR, J.-M. / PERGOLESI, G.B. / TELEMANN, G.P. (The Grand Mogul) (B. Kuijken, Indianapolis Baroque Orchestra)
発売日:2019年06月28日
NMLアルバム番号:8.573899
CD価格:1,600円(税込)
バルトルド・クイケンが演奏する「バロック音楽の再発見」のシリーズ。ここでは5曲の協奏曲を演奏しています。 17世紀の協奏曲といえば、さまざまな楽器がオーケストラと対話する「合奏協奏曲」が主流でしたが、18世紀はじめにイタリアで出現した「独奏楽器のための協奏曲」がまたたくまにヨーロッパ中に普及、以降、この形式が協奏曲の主流を占めることとなりました。 このアルバムに収録された5つの作品は、フルートのための協奏曲が、ドイツ、イタリア、フランスでどのように異なるかを示しています。ヴィヴァルディの技巧的な作品、優雅で美しいブラヴェの作品、豊富な旋律と豊かなハーモニーを持つテレマンの作品など、どれもがバロックの理念である「まるで歌うように楽器を奏でる」を実証しています。
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コンチェルト・ケルン名演集 [コンチェルト・ケルン]
発売日:2019年03月15日
CD 10枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
1985年設立、ケルンに本拠を置くドイツ屈指の古楽器オーケストラ「コンチェルト・ケルン」の名演集。常任指揮者を置かず、2005年からはフルート、リコーダー奏者マルティン・ザンドホフが芸術監督を務め、17世紀から18世紀にかけての作品を中心に活発な演奏活動を行っています。 時代考証とテクニックを駆使し、アーティキュレーションに工夫を凝らすことで、曲が作られた当時の響きを蘇らせることを探求する彼らの演奏は、創造的で活気のあるものとして知られており、ヴィヴァルディやJ.S.バッハの有名曲だけでなく、設立当時はまだ耳なじみのなかったマルティン・クラウスや、バッハの息子たちの作品も数多く演奏、並み居る古楽アンサンブルの中でもひときわ優れた存在感を示しています。
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発売日:2018年08月24日
CD 18枚組BOX価格:5,100円(税込、送料無料)
バロック音楽と言えば、だれもが思い浮かべる数々の名曲・・・ヴィヴァルディの「四季」やJ.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」、「ゴルトベルク変奏曲」「無伴奏チェロ組曲」などはもちろんのこと、ラモーの「クラヴサン組曲」やパーセルの「ダイドーとイニーアス」など一度は聴いておきたい作品を網羅した18枚組BOXが再プレスされました。 レオンハルトやコクセの定評ある名演に加え、クルレンツィスとムジカエテルナなどの最先端の演奏も含むこのBOXは、初めてバロック音楽を聴く人だけでなく、この時代の作品に慣れ親しんでいる人にも新たな喜びをもたらします。
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A SPAN OF TIME
ジュリアン・ロイド・ウェバーの芸術
[4枚組BOX]JULIAN LLOYD-WEBBER – A SPAN OF TIME (4-CD Box Set)
発売日:2018年04月27日
CD 4枚組BOX
通常価格:2,700円→ 特価!:2,190円(税込)イギリスのチェロ奏者ジュリアン・ロイド・ウェバー(1951-)。父ウィリアム・ロイド・ウェバーと兄アンドルー・ロイド・ウェバーは作曲家、妻ジアシンはチェロ奏者という音楽ファミリーの一員です。イギリスや北欧の小品を得意とする彼は、このBOXに収録されているイギリスの小品集(CD2)では、自らイギリス室内管弦楽団を指揮しながらチェロを演奏。指揮者としても才能を発揮しました。また、編曲家としても知られており、父ウィリアムの作品をはじめ、様々な曲を独奏用、もしくは二重奏用に編曲することで、曲の新たな魅力を引き出すとともに、知られざる曲の美しさを伝えています。 CD4のヴィヴァルディは、2014年に病のため、惜しくもチェロ奏者としての引退を発表した彼のチェリストとしての最後の録音となりました。
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バロック・オペラ・クラシックス
[DVD 9枚組 BOX]BAROQUE OPERA CLASSICS (9-DVD Box Set) (NTSC)
発売日:2016年03月30日
DVD 6枚組日本語字幕付き(一部)価格:5,670円(税込、送料無料)
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2台のチェロの物語(2台チェロのための作品集) [ジュリアン&ジアシン・ロイド・ウェバー/レナハン]
Cello Duet Arrangements (A Tale of Two Cellos) (Julian and Jiaxin Lloyd Webber, Lenehan)
■器楽曲(チェロ)
発売日:2013年11月20日
NMLアルバム番号:8.573251
1)
CD価格:1,600円(税込)
編曲の世界に魅せられた作曲家は、いつの時代にも数多く存在します。それは憧れの存在を身近に引き寄せるようなものなのでしょうか? 名チェリスト、ジュリアン・ロイド・ウェバーもそんな一人で、彼は古今東西の声楽曲をチェロのために編曲し、声楽作品と器楽作品を自由に行き来して、これらの曲の魅力を存分に伝えることに力を尽くしています。このアルバムでは、モンテヴェルディからペルトまで時代を超えた「二重唱」の名作を2台のチェロ用にアレンジ。ジュリアンと彼の妻ジアシンが2人で寄り添いながら、哀愁に満ちた調べをゆったりと奏でます。
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誰もが知ってる宗教的な作品集 [サマリー/ハラーシュ/ヴィルトナー/コヴァーチ]
Sacred Music - TALLIS, T. / ALLEGRI, G. / PERGOLESI, G.B. / MOZART, W.A. (Favourite Sacred Masterpieces) (Summerly, Halasz, Wildner, Kovacs)
■合唱曲 ■宗教曲
発売日:2013年01月23日
NMLアルバム番号:8.578210
1)
CD価格:1,000円(税込)
世界で最も愛されている「神聖な作品」の幾つかがこのアルバムに収録されています。例えばアレグリのミゼレーレはずっと門外不出でしたがモーツァルトが一度聴いて覚えてしまったというエピソードは有名ですし、バッハの平均律(鍵盤楽器のための一種の練習曲)に、グノーが妙なる旋律を載せて生まれた究極の名曲「アヴェ・マリア」は耳にしたことがない人はいないでしょう。他にも心洗われる名作「天使の糧」や夭折の天才ペルゴレージの「スターバト・マーテル」、混じり気のない美しさを誇るタリスの「汝のほかにわれ望みなし」、美しい旋律のくせに歌われている言葉はかなり悲惨なモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。あまりの美しさに言葉を失います。