ネヴィン(エセルバート) Nevin, Ethelbert
生没年 | 1862-1901 | 国 | アメリカ |
---|---|---|---|
辞書順 | 「ネ」 | NML作曲家番号 | 23353 |
-
フリッツ・クライスラー
〈ベル・テレフォン・アワー録音集 第2集〉 [フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)]発売日:2022年11月18日
CD価格:1,725円(税込)
クライスラー・ファン大注目!
ベル・テレフォン・アワー第2集も初出音源収録1940年から1958年まで放送されたアメリカの人気ラジオ番組ベル・テレフォン・アワー。クラシック、ジャズ、ポップスのスターが出演し、聴取者は8百万人から9百万人に達したといいます。クライスラーも1944年から1950年にかけて出演しましたが、その演奏はごく一部を除いて録音として世に出ることはありませんでした。Biddulphは「個人所蔵の、望みうる最上のコンディションの素材」をもとにベル・テレフォン・アワーでのクライスラーの演奏をCD3枚に復刻予定です。 クライスラーは1941年にニューヨークで交通事故に遭い、一時はステージ復帰も危ぶまれましたが、1943年にカムバック、「奇跡の復活」と呼ばれました。ベル・テレフォン・アワーの録音集は、その「奇跡の復活」直後から1950年の引退までのクライスラーの姿を伝える貴重なものです。 第2弾となる当CD、レーベルの資料によればトラック1、6、8、9はクライスラーによる同曲初録音とのこと。コレッリのラ・フォリアは荘重な出だしがバロック舞曲というより葬送行進曲のよう。ヴァイオリン・パートの音も今日聞くものとは随所で大きな違いがあり、堂々たるカデンツァまで用意されてロマン派ヴィルオゥオーゾ・ピースに変貌しています。これはもう編曲というよりはクライスラーによる再創造と呼ぶべきでしょう。 ラフマニノフの2曲はラフマニノフが亡くなった2年後の演奏で、親交があったクライスラーとしては特別な思いがあったのではないでしょうか。リムスキー=コルサコフの ロシアの主題による幻想曲も含めて、これら4曲にはクライスラー編曲の楽譜を使った他のヴァイオリニストたちによる録音がありますが、クライスラー自身の解釈を伝える録音の持つ意義は計り知れません。 最後に置かれたショーソンの詩曲はクライスラー72歳の時の演奏。独自のアゴーギクが彼の到達した解釈を伝えます(この曲のみ1994年にBiddulphから復刻されていました)。 -
〈クライスラー 録音全集 第9集〉
クライスラー(1875-1962):
1927年-1928年
(コレッリ、シューマン、ビゼー、アルベニス、ファリャ、ドホナーニ、クライスラー) [フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン) 他]KREISLER, Fritz: Complete Recordings, Vol. 9 (1927-1928)
発売日:2020年02月28日
NMLアルバム番号:8.111410
CD価格:1,600円(税込)
1925年、電気式録音によるSPレコードが発売されたとき、クライスラーはまだ活動の絶頂期にありました。この第9巻には1927年から1928年にかけての一連の録音を収録。当時52歳のクライスラーの円熟した技巧と美しい音色が余すことなく捉えられています。 アルバムには自作の「ジプシー・カプリース」の最初の録音や、1928年ニューヨークで録音が行われたエルネー・ドホナーニの大曲「ハンガリー牧歌」の他、彼の弟フーゴを伴いベルリンで録音された、一連のピアノ三重奏曲版の演奏も聴くことができます。
-
A SPAN OF TIME
ジュリアン・ロイド・ウェバーの芸術
[4枚組BOX]JULIAN LLOYD-WEBBER – A SPAN OF TIME (4-CD Box Set)
発売日:2018年04月27日
CD 4枚組BOX
通常価格:2,700円→ 特価!:2,190円(税込)イギリスのチェロ奏者ジュリアン・ロイド・ウェバー(1951-)。父ウィリアム・ロイド・ウェバーと兄アンドルー・ロイド・ウェバーは作曲家、妻ジアシンはチェロ奏者という音楽ファミリーの一員です。イギリスや北欧の小品を得意とする彼は、このBOXに収録されているイギリスの小品集(CD2)では、自らイギリス室内管弦楽団を指揮しながらチェロを演奏。指揮者としても才能を発揮しました。また、編曲家としても知られており、父ウィリアムの作品をはじめ、様々な曲を独奏用、もしくは二重奏用に編曲することで、曲の新たな魅力を引き出すとともに、知られざる曲の美しさを伝えています。 CD4のヴィヴァルディは、2014年に病のため、惜しくもチェロ奏者としての引退を発表した彼のチェリストとしての最後の録音となりました。
-
2台のチェロの物語(2台チェロのための作品集) [ジュリアン&ジアシン・ロイド・ウェバー/レナハン]
Cello Duet Arrangements (A Tale of Two Cellos) (Julian and Jiaxin Lloyd Webber, Lenehan)
■器楽曲(チェロ)
発売日:2013年11月20日
NMLアルバム番号:8.573251
1)
CD価格:1,600円(税込)
編曲の世界に魅せられた作曲家は、いつの時代にも数多く存在します。それは憧れの存在を身近に引き寄せるようなものなのでしょうか? 名チェリスト、ジュリアン・ロイド・ウェバーもそんな一人で、彼は古今東西の声楽曲をチェロのために編曲し、声楽作品と器楽作品を自由に行き来して、これらの曲の魅力を存分に伝えることに力を尽くしています。このアルバムでは、モンテヴェルディからペルトまで時代を超えた「二重唱」の名作を2台のチェロ用にアレンジ。ジュリアンと彼の妻ジアシンが2人で寄り添いながら、哀愁に満ちた調べをゆったりと奏でます。
-
〈クライスラー 録音全集 第3集〉
クライスラー(1875-1962):
1914年-1916年 [録音:1914年-1916年]KREISLER, Fritz: Complete Recordings, Vol. 3 (1914-1916)
発売日:2011年08月17日
NMLアルバム番号:8.112064
5)
CD価格:1,600円(税込)
えっ? クライスラーのピアノが聴ける? グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/クライスラー完全録音集 第3集名ヴァイオリニスト、クライスラーのとても魅力的な録音をお楽しみください。彼は世界中でコンサートを開催し、多くの人々を魅了しました。彼がもう少し遅く生まれていれば、もっともっと長い曲を録音していたのでしょうが、この当時は小品を記録するのが精一杯。しかし、これらの小さな曲でも、彼の類い稀なる音楽性がたちどころに分かることは間違いありません。このアルバムで最も聴きどころとなるのは、最後に収録された「ユモレスク」で、ここでのクライスラーはヴァイオリンをピアノに持ち替え(?)涙が出るほどに美しい演奏を披露しています。
-
ザ・マッコーマック・エディション 第6集
1915-1916年 アコースティック録音集 [マッコーマック - 録音:1914年-1915年]MCCORMACK, John: McCormack Edition, Vol. 6: The Acoustic Recordings (1915-1916)
■声楽曲 ■オペラ
発売日:2008年06月11日
NMLアルバム番号:8.111316
CD価格:1,600円(税込)
-
クライスラー(1875-1962):
クライスラー・プレイズ・クライスラー [録音:1942年-1946年]KREISLER: Kreisler Plays Kreisler (1942-1946)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2001年12月01日
NMLアルバム番号:8.110947
1)
CD価格:1,600円(税込)
ヴァイオリンの王、最後の録音フリッツ・クライスラー(1875-1962)は20世紀初頭以来、半世紀に近い録音歴を誇りましたが、このCDはその最後期のSP録音を復刻したものです。第一次世界大戦中には、滞在中のアメリカで「敵国オーストリアのスパイ」扱いをされて演奏が出来なかった逸話を持つクライスラーですが、第二次世界大戦の時期には自由に活動できました。ただし皮肉なことに演奏家組合のストライキにまきこまれて43年と44年には録音が出来ませんでした。ここに収められた録音がその前後に分かれているのは、そのためです。小曲の名手だった彼の自作が演奏されています。(山崎浩太郎)