ゴドフスキー(レオポルド)
Godowsky, Leopold
生没年 | 1870-1938 | 国 | ポーランド |
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辞書順 | 「コ」 | NML作曲家番号 | 26067 |
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ゴドフスキー(1870-1938):
〈ピアノ作品集 第15集〉
ショパンのエチュードによる53の練習曲 第2集 [コンスタンティン・シェルバコフ(ピアノ)]発売日:2023年10月27日
CD価格:1,950円(税込)
シェルバコフによる「ゴドフスキー:ピアノ作品集」のシリーズが始まったのが1996年。ファンの間でいつリリースされるのかと話題になっていた「ショパンのエチュードによる53の練習曲」が遂に完結しました。 1894年、23歳のゴドフスキーが構想し、そのおよそ20年後にようやく完成。音楽評論家のハロルド・ショーンバーグが「ピアノのために書かれた作品でこれ以上ありえないほど難しい」と評したこの曲集は、もともと演奏困難なショパンの「練習曲=エチュード」にゴドフスキーが独自の編曲を加え、更に難しく仕立てたもの。主として左手の鍛錬を目的として書かれており、いくつかの作品は左手のみで奏されますが、どれも複雑な声部を持ち、幾多の旋律が絡み合い、曲によっては原曲の姿をとどめないほどに手が加えられるなど、演奏家だけでなく聴き手にとっても興味深い編曲がなされています。この第2集には、複数の練習曲を同時に演奏するという試みがなされたトラック28、29などのまさに技巧の限りを尽くした作品が並びます。またゴドフスキーは「黒鍵のエチュード」として知られるOp.10-5を偏愛し、この曲だけで7つのヴァージョンを展開しています。 これまでに全曲録音をリリースしているのは、この曲集の知名度を高めたマルカンドレ・アムランなどの数人だけ。NAXOSレーベルきってのヴィルトゥオーゾ、シェルバコフはこの曲集に果敢に挑み、鮮やかな技巧を駆使して全ての曲を完璧に制覇しています。
収録作曲家:
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ゴドフスキー(1870-1938):
〈ピアノ作品集 第14集〉
ショパンのエチュードによる53の練習曲 第1集 [コンスタンティン・シェルバコフ(ピアノ)]GODOWSKY, L.: Piano Music, Vol. 14 (Scherbakov) - 53 Studies on the Chopin Études, Vol. 1
発売日:2020年02月28日
NMLアルバム番号:8.225372
CD価格:1,950円(税込)
ゴドフスキーの問題作、シェルバコフの演奏で遂に登場!シェルバコフによる「ゴドフスキー:ピアノ作品集」のシリーズが始まったのが1996年。その時から、ファンの間でいつリリースされるのかと話題になっていた「ショパンのエチュードによる練習曲」が遂に登場します。 音楽評論家のハロルド・ショーンバーグが「ピアノのために書かれた作品でこれ以上ありえないほど難しい」と評したこのゴドフスキーの曲集は、もともと演奏困難なショパンの「練習曲=エチュード」にゴドフスキーが独自の編曲を加え、更に難しく仕立てたもの。主として左手の鍛錬を目的として書かれており、いくつかの作品は左手のみで奏されますが、曲によっては、複数の練習曲を同時に演奏するという試みがなされているなど、まさに技巧の限りを尽くした作品が並びます。どの曲も複雑な声部を持ち、幾多の旋律が絡み合い、曲によっては原曲の姿をとどめないほどに手が加えられるなど、演奏家だけでなく聴き手にとっても興味深い編曲がなされています。 これまでに全曲録音をリリースしているのは、この曲集の知名度を高めたマルカンドレ・アムランをはじめ片手の指で数えられるピアニストのみ。2019年には日本での全曲コンサート(ピアノはフランチェスコ・リベッタ)が行われ、日本中の「超絶技巧好き」が注目したのも記憶に新しい出来事でした。 NAXOSレーベルきってのヴィルトゥオーゾ、シェルバコフはこの曲集に果敢に挑み、鮮やかな技巧を駆使して全ての曲を完璧に制覇しています。
収録作曲家:
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ゴドフスキー(1870-1938):
〈ピアノ作品集 第13集〉 [シチェルバコフ]GODOWSKY, L.: Piano Music, Vol. 13 (Scherbakov) - 6 Pieces for the Left Hand Alone / Transcriptions
発売日:2015年12月23日
NMLアルバム番号:8.225367
CD価格:1,936円(税込)
ポーランドで生まれ、アメリカで活躍した天才ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキー。彼の「難攻不落」のテクニックを要する作品群は、今日も世界中のチャレンジャーに愛されています。この第13集には、一連の「左手のための」作品と、他の作曲家の作品を元にした「パラフレーズ」=「元々の作品を置き換えること、編曲の意味もある」が収録されています。彼のオリジナル作品もそれは見事ですが、やはり聴きものは「パラフレーズ」でしょう。ある楽曲を他の楽器に移し変える「トランスクリプション」よりも自由度の高い「パラフレーズ」の形式は、ほとんどの場合、原曲を自由に解釈し、新たな命が吹き込まれることが常であり、もちろんゴドフスキーもオリジナル作品に実にユニークな編曲を施しています。 サン=サーンスの「白鳥」は比較的耳にする機会が多い曲ですが、他の作品も聴いてみてください。特に最後の「こうもり」は彼の代表作の一つです。名手シチェルバコフのテクニックはここでも冴えまくっています。
収録作曲家:
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ゴドフスキー(1870-1938):
〈ピアノ作品集 第12集 〉
左手のための6つの詩的なワルツ
演奏会用練習曲/編曲集 [シチェルバコフ]GODOWSKY, L.: Piano Music, Vol. 12 (Scherbakov) - 6 Waltz Poems for the Left Hand Alone / Transcriptions
発売日:2014年10月22日
NMLアルバム番号:8.225364
CD価格:1,936円(税込)
ポーランド(現在はリトアニア)のソズウィに生まれ、14歳のときに一時期ベルリン高等音楽院で学ぶも、たった3ヶ月で辞めてしまい、以降、音楽の才能を独自に切り開いてきた天才ゴドフスキー(1870-1938)。9歳で最初の作品を出版、10歳ですでにコンサート・ピアニストとして活躍していた彼らしく、その作品は恐ろしいまでに超絶技巧が張り巡らされていることで知られています。 このアルバムは彼の特異な作品集の第12集となり、他の作曲家たちの作品の編曲物と、自身の「左手のためのワルツ」を聞く事ができます。冒頭のシュトラウスの「セレナーデ」はあのギーゼキングも独奏用に編曲していますので、聞き比べも楽しいかもしれません。シューマンやシューベルトの曲は思いの他、シンプルな編曲が施されていたりしますが、ウェーバーの2つの作品は、もうゴドフスキーの独壇場とも言えるもので、例えば「舞踏への勧誘」の入り組んだメロディは、もう聞いていて混乱するばかり(笑)。彼のオリジナル作品もなかなかいい味出しています。演奏しているのはシチェルバコフ。説明不要のテクニシャンです。
収録作曲家:
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ゴドフスキー(1870-1938):
ヴァイオリンとピアノのための作品集
12の印象
告白/詩的なワルツ他 [ラシドヴァ/チャドウィック]GODOWSKY, L.: Violin and Piano Music - 12 Impressions / Avowal / Waltz Poems (Rashidova, Chadwick)
■器楽曲(ヴァイオリン) ■器楽曲(ピアノ)
発売日:2013年07月24日
NMLアルバム番号:8.573058
CD価格:1,600円(税込)
ゴドフスキー(1870-1938)の音楽と言えば、あの複雑怪奇で豪華絢爛なピアノ・トランスプリクションを思い浮かべる人も多いことでしょう。確かに彼は「ピアニストの中のピアニスト」と呼ばれるほどに、ピアノに精通していた人です。もちろんその作品はピアノ曲が中心ですが、その中に、まるで宝石のようなヴァイオリンのための曲があるのをご存知でしょうか? それは、かのクライスラーとその妻に捧げられたという「12の印象」です。ほとんどが3分程度の長さ(例外的に第6曲が6分越え)の12の小品からなるこの曲集。そのほとんどが三拍子の甘く切ない雰囲気を持ったウィーン風。この郷愁に満ちた調べを書いた人が、あの「誰にも演奏できそうもない」ような超絶技巧のピアノ曲を書いた人とは思えないでしょう。また「懐かしいウィーン」も彼の一つの代表作です。
収録作曲家:
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ゴドフスキー(1870-1938):
〈ピアノ作品集 第10集〉 [シチェルバコフ]GODOWSKY, L.: Piano Music, Vol. 10 (Scherbakov) - Walzesmasken
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2010年05月19日
NMLアルバム番号:8.225276
CD価格:1,936円(税込)
名ピアニスト、および作曲家であるゴドフスキー(1870-1938)の作品集第10集です。この作品は1912年、ウィーン音楽院で教鞭をとっていた時期の作品で、ヴィルヘルム・シュテケル博士へ献呈されています。24の小さいワルツからなる曲集で、各々の曲は、明らかに19世紀の作曲家たちの作品を示唆しています。それは、副題にあからさまな作曲家名が記されているものもあれば、曲中に少しだけ「あっ」と思わせる引用があったりと様々な手法が凝らされていますが、とにかく面白いものばかりです。技術的な演奏難易度は他の曲に比べると、若干低いかもしれませんが、表現力には最大級のものが求められます。超絶技巧が好きな方はトラック25の「芸術家の生涯」をどうぞ。
収録作曲家:
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ゴドフスキー(1870-1938):
〈ピアノ作品集 第9集〉
ショパン=ワルツ・トランスクリプションズ
アラベスク/バルカローレ・ワルツ [シチェルバコフ]GODOWSKY, L.: Piano Music, Vol.9 (Scherbakov) - Chopin Waltz Transcriptions / Arabesque / Barcarolle-Valse (Scherbakov)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2010年03月17日
NMLアルバム番号:8.225226
CD-R価格:1,936円(税込)
10本の指の機能を全て駆使し、鍵盤の上から下まで余すことなく使いきることで知られる「ショパンの練習曲に基づく53の練習曲」を始めとした、ピアノにおける超絶技巧の限界を追求した作品で知られるゴドフスキーの作品集第9集です。このアルバムのメインは、ショパンのワルツをもとにした編曲集。6曲のワルツが重厚な音の衣を纏って目の前に立ち現れます。原曲の味わいを残した「演奏会用編曲」と、全く別物に変貌した「演奏会用パラフレーズ」の違いもぜひお楽しみください。ちなみに5曲のゴドフスキーのオリジナル作品は以外にシンプルですっきりしています。このシリーズをずっと担当している名手シチェルバコフは、今回も煌めくばかりの技巧でこれらの曲を易々と弾き切っています。とはいえ、ゴドフスキの残した膨大なる作品の全容はまだまだ明らかにされていません。前述の「ショパンによる練習曲」の録音も期待したいところです。
収録作曲家:
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Heifetz Favorites
ハイフェッツのお気に入り
ヤッシャ・ハイフェッツによる編曲集とアンコール・ピース [ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)/アリアーネ・ヘーリンク(ピアノ)]Violin and Piano Recital: Schmid, Benjamin / Haering, Ariane - DONCHEV, A. / DRIGO, R. / FAURÉ, G. (Heifetz Favorites - Transcriptions and more)
発売日:2021年02月12日
NMLアルバム番号:Gramola99236
CD価格:2,250円(税込)
「ヴァイオリニストの王」と呼ばれたヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)。20世紀を代表する偉大な巨匠の生誕120年を記念し、オーストリアのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットが、妻アリアーネ・ヘーリングとともに“ハイフェッツのお気に入り”作品を録音しました。 コンサートで大成功を収めた「剣の舞」やゴドフスキーの「古きウィーン」などの巧みなアレンジ作品や《ポーギーとベス》のジャズ風アレンジの曲、またハイフェッツが好んでンコールで採り上げたクロルやパラディスの煌めくような小品を選ぶだけでなく、ジャズから想起されたというデューク・エリントンのインスパイア作品も取り混ぜることで、ハイフェッツへの敬意を捧げるとともに、21世紀の名手であるシュミット自身の“お気に入り”もアピールしています。
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〈クライスラー 録音全集 第10集〉
クライスラー(1875-1962)
1928年-1929年 [フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)/カール・ラムソン(ピアノ)]KREISLER, Fritz: Complete Recordings, Vol. 10 (1928-1929)
発売日:2021年01月29日
NMLアルバム番号:8.111411
CD価格:1,600円(税込)
1925年、電気式録音によるSPレコードが発売されたとき、クライスラーはまだ活動の絶頂期にありました。この第10巻には1928年から1929年にかけての一連の録音を収録、当時最新鋭の技術で、50代前半のクライスラーの美しい音色が存分に捉えられています。 1928年3月、カーネギーホールでのコンサートを行い、その後はヨーロッパ・ツアーを行い好評を博すなど、この時期のクライスラーはトップクラスの地位を保っていましたが、実は、1925年にアメリカの市民権を得たヤッシャ・ハイフェッツらの台頭や、1929年の妻ハリエットの病、兄フューゴの逝去、ウォール街大暴落などにより、彼の生活はストレスに晒されていたようです。しかし、そんな中での一連の録音は、彼ならではの絶大な求心力を持っています。 未発表テイクの貴重な音源を含む魅力的な1枚です。
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FAKE BACH
バッハ編曲の旅 [ルイージ・パロンビ(ピアノ)]Piano Recital: Palombi, Luigi - BACH, J.S. / BRAHMS, J. / GODOWSKY, L. / GOUNOD, C. (Fake Bach - A Journey into Bach Arrangements)
発売日:2021年01月22日
NMLアルバム番号:CDS7891
CD価格:1,575円(税込)
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Exiles in Paradies - 楽園に追われた者たち
ハリウッドへ移住した作曲家
(アクロン、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ガーシュウィン、グルーエンバーク、コルンゴルト、ラフマニノフ、ローザ、シェーンベルク、ストラヴィンスキー、トッホ、ワックスマン) [ブリントン・アヴリル・スミス(チェロ)/エヴリン・チェン(ピアノ)]Cello and Piano Recital: Smith, Brinton Averil / Chen, Evelyn (Exiles in Paradise - Émigré Composers in Hollywood)
発売日:2020年03月20日
NMLアルバム番号:8.579055
CD価格:1,600円(税込)
20世紀前半のヨーロッパにおける政治危機と反ユダヤ主義の高まりにより、多くの才能に溢れた音楽家たちがアメリカに移住、彼らはハリウッド近郊に拠点を構え、素晴らしいコミュニティの一つを形成しました。このアルバムに収録された作品の作曲家たちはその一部であり、他にも数多くの作曲家や演奏家など音楽にまつわる人々がやってきて、文化的繁栄をもたらしたのです。 この録音は、そんな作曲家たちによる「チェロのための作品」を集めたもの。オリジナルの作品もあれば、やはりこの地に亡命してきたハイフェッツが編曲した作品など、さまざまな形態による小品が含まれています。ウィーンの面影を残すことで知られるコルンゴルトの組曲「から騒ぎ」やゴドフスキーの「古きウィーン」などの郷愁に溢れた曲だけではなく、シェーンベルクやストラヴィンスキーの先進的な曲や「カルメン幻想曲」のチェロ編曲版など、個性溢れる作品をアヴリル・スミスのチェロが見事に表現しています。
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本を愛する人のための音楽 [さまざまな演奏家]
MUSIC FOR BOOK LOVERS - Classical Music for Reading
発売日:2019年12月27日
NMLアルバム番号:8.578359
CD価格:1,000円(税込)
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ホルヘ・ボレット(1914-1990)
ピアノ・リサイタル 1988年5月14日
シュヴェツィンゲン音楽祭
(メンデルスゾーン/ベートーヴェン/リスト/ゴドフスキー/モシュコフスキ) [ホルヘ・ボレット]Piano Recital: Bolet, Jorge - MENDELSSOHN, Felix / BEETHOVEN, L. van / LISZT, F. (Schwetzinger Festspiele Edition, 1988)
発売日:2019年04月19日
NMLアルバム番号:SWR19413CD
CD価格:1,800円(税込)
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〈クライスラー 録音全集 第3集〉
クライスラー(1875-1962):
1914年-1916年 [録音:1914年-1916年]KREISLER, Fritz: Complete Recordings, Vol. 3 (1914-1916)
発売日:2011年08月17日
NMLアルバム番号:8.112064
5)
CD価格:1,600円(税込)
えっ? クライスラーのピアノが聴ける? グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/クライスラー完全録音集 第3集名ヴァイオリニスト、クライスラーのとても魅力的な録音をお楽しみください。彼は世界中でコンサートを開催し、多くの人々を魅了しました。彼がもう少し遅く生まれていれば、もっともっと長い曲を録音していたのでしょうが、この当時は小品を記録するのが精一杯。しかし、これらの小さな曲でも、彼の類い稀なる音楽性がたちどころに分かることは間違いありません。このアルバムで最も聴きどころとなるのは、最後に収録された「ユモレスク」で、ここでのクライスラーはヴァイオリンをピアノに持ち替え(?)涙が出るほどに美しい演奏を披露しています。