2024年11月

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  • 商品番号:NYDX-50378

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    ヘンデル(1685-1759)
    ブロッケス受難曲 詳細ページ
    [ロバート・セリアー、ヴァネッサ・ヴァルトハルト 他、ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)、ヘンデル音楽祭管弦楽団]

    発売日:2024年11月22日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    ブロッケス受難曲 ― ヘンデル作曲の受難曲をドラマとして映像化!18世紀初頭にハンブルクを拠点に政治家、外交官としても活躍した作家ベルトルト・ハインリヒ・ブロッケスが、キリストの受難の物語を聖書を中心に、独自の登場人物(「シオンの娘」や「信ずる魂」など)を加えて台本を執筆。そのテキストに、ドイツ後期バロック時代の錚々たる作曲家、ヨアヒム・カイザー、ゲオルク・フィリップ・テレマン、ヨハン・マッテゾンらが競って作曲しました。 ハレの学生時代からブロッケスの朋友だったヘンデルもそのひとり。しかし、バロック時代の典型的な受難曲のスタイルとは異なり、ヘンデルは後に彼の得意ジャンルとなるオラトリオとしてこの作品を創作しました。 本映像は、2023年、作曲家の生地ハレのヘンデル音楽祭にて、2021/22のシーズンからハレ歌劇場の芸術監督を務める演出家ウォルター・サトクリフが、台本の物語をポップな現代劇として視覚化。バロックから近代のオペラまでをレパートリーとして活躍するミヒャエル・ホフシュテッターのダイナミズムに溢れるタクトのもと、福音史家役のロバート・セリアー、シオンの娘役のヴァネッサ・ヴァルトハルトを初めとした歌手たちの入魂の歌唱と、群衆としてドラマに参加する合唱によって、ヘンデルによるキリストの受難劇がヴィヴィッドに描かれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50380

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    ボーイト(1842-1918)
    歌劇《ネローネ》 詳細ページ
    [ミヘイル・シェシャベリゼ、ロベルト・フロンターリ 他、フランチェスコ・チッルッフォ(指揮)、カリアリ歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2024年11月22日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    初演100周年、
    カリアリ歌劇場よりボーイトの遺作《ネローネ》登場!
    アッリーゴ・ボーイトは、ヴェルディの《オテロ》《ファルスタッフ》、ポンキエッリの《ジョコンダ》など、いくつもの傑作オペラの台本を手がけた作家として、さらにその青年時代にゲーテの『ファウスト』に基づいて台本を書き、作曲した歌劇《メフィストーフェレ》の作曲者としてその名を残しています。その作風は、私淑したワーグナーと先達ヴェルディの両雄に影響を受けながら、ヴェリズモの要素を取り入れた劇的な表現と静謐な抒情に満ちたもの。ボーイトの2作目のオペラとなる《ネローネ》は自身の死によって未完に終わりましたが、作曲家アントニオ・ズマレリアとヴィンチェンツォ・トンマジーニにより補作され、トスカニーニの指揮で1924年にミラノ・スカラ座にて初演されました。初演は成功を収めたものの、それ以降、上演される機会に恵まれませんでした。この初演から100年目に当たる2024年、隠れた名作の発掘に定評のあるカリアリ歌劇場での《ネローネ》の上演は、「この稀少な歌劇《ネローネ》の復活に喝采!」(ANSA通信)と報道されました。 表題役を歌うのはドラマティックな役柄に定評のあるジョージア出身の新鋭テノール、ミヘイル・シェシャベリゼ。ファヌエル役は、ヴェルディ・バリトンとして名高く、数多くの来日で日本でもお馴染みのロベルト・フロンターリ。魔術師シモン役は、カリアリ歌劇場のチレア《グロリア》でバルド役を務め、暗い情念に溢れる歌唱で好評を博したフランコ・ヴァッサッロ。アステリア役のイタリアの歌劇場を中心に活躍するリリコ・スピント、ヴァレンティーナ・ボーイら実力派の歌手たちを起用。演出のファビオ・チェレーザは、ミラノ・スカラ座の演出助手を振り出しに、フィレンツェ五月音楽祭やヴァッレ・ディトリア音楽祭などで活躍する気鋭の若手演出家。作曲家の遺志を体現したかのようなスペクタクルな舞台演出が見ものです。近現代の作品を中心にレパートリーとするフランチェスコ・チッルッフォが導くカリアリ歌劇場のオーケストラが、ボーイトのドラマティックな起伏に満ちた音楽を陰影豊かに奏で、粒よりの歌手たちと共にこの作品を今に蘇らせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50382

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    プッチーニ(1858-1924)
    歌劇《蝶々夫人》 詳細ページ
    [コヴェント・ガーデン王立歌劇場、アスミク・グリゴリアン、ジョシュア・ゲレーロ 他、ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指揮)、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2024年11月22日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    アスミク・グリゴリアンの蝶々さん、
    満を持してコヴェント・ガーデンに登場!
    2024年3月、今をときめく歌姫、アスミク・グリゴリアンが蝶々夫人役としてコヴェント・ガーデンに登場し大きな話題を呼びました。グリゴリアンのコヴェント・ガーデン出演による舞台映像は、好評を博したヤナーチェク《イェヌーファ》、ドヴォルザーク《ルサルカ》に続く3作目。この上演では、未知の世界に憧れる純真な少女から、母となり、愛する夫の帰宅を待ち続ける忍耐強く、誇り高い女性へと変身を遂げる主人公を、期待に違わぬ迫真の歌唱で演じています。伸びやかな美声を聴かせるピンカートン役のジョシュア・ゲレーロ、表情豊かなシャープレス役のラウリ・ヴァサル、ゴロー役の演技派ヤーツォン・ホァン、蝶々さんに寄り添う健気なスズキ役のホンニー・ウーら、脇を固める粒よりの歌手たちの好演が光ります。 コヴェント・ガーデンの《蝶々夫人》の定番となっているモッシュ・ライザー&パトリス・コーリエのコンビによる演出は、作品の佇まいを端正に描く洗練されたもの。タクトを執るケヴィン・ジョン・エドゥセイが率いるオーケストラと合唱によるプッチーニの音楽の豊かな情感と流麗な響きは、グリゴリアンを中心とした歌手たちによる歌唱演技を見事に支え、その始まりから悲劇の結末に至るまで、観る者を釘付けにせずにはおきません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10499

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    〈11月15日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年11月15日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    バボラーク得意のモーツァルトとライヒャ、
    2024年モーツァルト週間の圧巻ライヴが登場
    当代屈指のホルン・プレイヤー、ラデク・バボラークが、2001年に結成したバボラーク・アンサンブルを率いて2024年のモーツァルト週間に出演した際の演奏です。バボラークの卓越した技巧は難所を難所と感じさせない滑らかさと華麗さ。緩徐楽章では朗々とした歌が溢れます。「以心伝心で通じ合えるから、やりたい音楽を自由に表現することができる」と語るバボラーク・アンサンブルの面々との丁々発止のやり取りも聴きものです。 ライヒャはアド・リブ(任意)とされているコントラバスを加えたバージョン。アンコール2曲はバボラークがアレンジしたモーツァルト作品。クラリネット五重奏曲の第2楽章はホルンが自在に装飾を散りばめ、しみじみした味わいに華やぎを加えています。交響曲第22番のフィナーレは躍動感とスピード感のある名技に加えユーモラスな演出もあり、最後は歓声と拍手に包まれます。 ※国内仕様盤には今泉晃一氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10500

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    シューマン(1810-1856)
    交響曲 第2番
    バーンスタイン(1918-1990)
    ディヴェルティメント 詳細ページ
    [レナード・バーンスタイン(指揮)、バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2024年11月15日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    バーンスタインがこよなく愛したシューマンの第2番に
    バイエルン放送響との1983年ライヴが登場!
    バイエルン放送傘下の楽団の録音をリリースするレーベルBR-KLASSIKの発足15周年を記念して、同放送のアーカイヴからバーンスタイン指揮のシューマンの第2番の入神の演奏が登場。1983年11月のライヴです。 1976年のアムネスティ・インターナショナルのためのコンサートで意気投合したバーンスタインとバイエルン放送響は1980年代に入ると定期的に共演を重ねました。当CDではバーンスタインが終生愛して曲と一体化するかのように没入して指揮したシューマンの第2番を、優秀な楽団が全力でサポートした演奏が展開されています。 魑魅魍魎が跋扈するような第2楽章、陶酔的で幻想的かつ繊細さの極みといった趣の第3楽章、神々しいばかりの輝きと推進力が感じられる第4楽章といった解釈の基本は1985年11月に録音されたウィーン・フィル盤と同じですが、演奏時間が各楽章わずかに短くなっており、引き締まった演奏となっています。ヘルクレスザールの音響もあいまってオケが溶け合って温かみのあるサウンドを聴かせるのも魅力です。 同日に演奏されたディヴェルティメントはリラックスした雰囲気の中でオケの名技が発揮された演奏。 ※国内仕様盤には舩木篤也氏による日本語解説が付属します。

  • 商品番号:NYCX-10501

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    モンテヴェルディの遺言
    ~もう一つの「聖母マリアの夕べの祈り」~ 詳細ページ
    [ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク、エヴァ・ザイシク、シリル・オヴィティ ほか]

    発売日:2024年11月15日

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:4,400円(税込、送料無料)

    作曲者晩年の曲集から浮かび上がる、
    劇的かつ繊細な「もう一つの晩課」!
    イタリア・ルネサンスの音楽語法を知り尽くした上で、17世紀の新しい声楽書法を極めバロック初期の発展を促した巨匠モンテヴェルディ。カトリック礼拝でも特に音楽が多用された晩課の祈祷文を用い、新旧の技法を網羅的に駆使してまとめた『聖母マリアの夕べの祈り(晩課)』(1610)は彼の代表作の一つと目され名盤も少なくありませんが、本盤はそれとは異なる作品集。モンテヴェルディが晩年にまとめた充実曲集『宗教的・倫理的な森』と歿後出版された曲集から、当時の音楽礼拝の慣習に従って聖母マリアに捧げる晩課向けの曲を抽出、マドリガーレからの転用編曲やバロック流儀の即興を交え、完全に新しい晩課曲集を構成しています。 ALPHAでレーベル創設初期から多くの名盤を制作してきたヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークは、17世紀フランス音楽と共にイタリア初期バロックを何より得意とする団体。ここでも作曲家晩期に辿り着いた境地を示す名品の数々を隅々まで精緻な解釈のもと、はっとするほど美しく説得力に富んだ表現で形にしてゆきます。 活躍目覚ましい6人の独唱者とSATB各6名の合唱に対し、器楽勢はヴァイオリンと木管コルネット各2にサクバット(トロンボーン)3、通奏低音には弓奏弦3、撥弦3、木管1にポジティフオルガンという編成。詩句が明瞭に聴こえる美声とセンスよい古楽器演奏とが織りなす、新たな発見に満ちた究極のモンテヴェルディ世界をどうぞ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10498

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    リスト・フェイヴァリッツ 詳細ページ [ゴラン・フィリペツ(ピアノ)]

    発売日:2024年11月08日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,200円(税込)

    現代屈指のリスト弾きフィリペツがファン待望の名曲集をリリース。
    超絶技巧が唸り、詩的センスが輝く「フィリペツ版」での演奏多数!
    ゴラン・フィリペツはリスト作品の研究と演奏で特に名高いヴィルトゥオーゾタイプのピアニスト。ジュネーヴ・フランツ・リスト協会の共同創設者で会長を務め、『リスト:パガニーニ練習曲』(国内仕様盤 NYCX-10139/輸入盤 8.573458)と『リスト:ハンガリー幻想曲』(NYCX-10188 国内仕様盤/8.573866 輸入盤)の録音はブダペスト・リスト協会のグラン・プリを受賞しました。 このアルバムは彼の「お気に入り」を集めた1枚。フィリペツは往時の名ピアニストたちが即興やトランスクリプション(編曲、アレンジ)を重視していたことに基づき、楽譜通りの演奏にこだわらず「創造的精神に基づく自由なアレンジ」を加えて弾くことで作品に生命を吹き込むことをモットーにしていますが、もともと演奏難度の高いこれらの作品においても華麗なパッセージが一層引き立つように様々なアレンジを加え、作品の新たな魅力を引き出しています。アルバムの最後に置かれた「ラ・カンパネッラ」では2つの版を組み合わせ、自由な装飾を施したアレンジが聴き圧巻です。 リスト・ファン、ピアノ音楽ファン注目の一品です。 ※国内仕様盤にはゴラン・フィリペツによる原盤解説の日本語訳が付属いたします。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10490

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    リース(1784-1838)
    交響曲 第4番&第5番 詳細ページ
    [ヤンネ・ニソネン(指揮)、タピオラ・シンフォニエッタ]

    発売日:2024年11月01日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ニソネン&タピオラ・シンフォニエッタによるリース第2弾、早くも登場!2020年代からにわかに注目を集める「ベートーヴェンの弟子」フェルディナント・リース。これまでハワード・グリフィス指揮チューリヒ室内管のcpo盤が唯一の交響曲全集でしたが、高性能室内オケとして知られるタピオラ・シンフォニエッタがONDINEレーベルで全曲録音を開始しました。2024年5月発売の第1番&第2番に続いて、早くも第2弾が登場。ニソネン盤は曲が内包する爆発的なエネルギーと色彩の面にフォーカスしており、非常にエキサイティングな演奏となっています。前作に続いて城代さや香(きのしろさやか)が第2ヴァイオリンをリードしています。 リース作品の番号付けは作曲順とは異なることが多く、ここに収録された第4番は1818年、第5番は1813年の作品で、後者は2番目の交響曲になります。当時リースは、ハイドンのロンドン交響曲をプロデュースしたヨハン・ペーター・ザロモンと出会ってロンドンに拠点を移しており、第5番はロンドン楽壇へのデビュー作。第1楽章は「運命動機」をはじめとしてベートーヴェンの第5交響曲を思わせるモチーフが頻出し、あたかもベートーヴェンの後継者であることを宣言しているかのよう。「運命動機」はその後も随所に顔を出します。第4番でも、あちこちでベートーヴェンの交響曲のモチーフがこだましているのを聞き取ることができるでしょう。それらがリース独自のモチーフと共に、彼の作品の特徴である大胆な転調やリズムの変化を多用した疾風怒濤風の表現に織り込まれているところが聞きどころです。 国内仕様盤には相場ひろ氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10495

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    〈HAYDN 2032 第16集〉
    ~驚き~
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第90番・第94番・第98番 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、バーゼル室内管弦楽団]

    発売日:2024年11月01日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    驚きの登場!
    当シリーズ初の『ロンドン交響曲』と、ロッシーニ!
    「交響曲の父」ことハイドンの生誕300周年となる2032年までに、現存する彼の交響曲全107曲を全て、最新の知見をふまえた古楽器演奏で演奏・録音する「ハイドン2032」シリーズ。2014年からALPHAレーベルで進行中の録音プロジェクトも今や中盤ですが、初期と中期の知られざる充実作群の面白さを重点的に紹介してきた過去15作の後に登場する今回のリリースは「驚き」の副題通り、後期の最も有名な大編成作品群(通称『ロンドン交響曲』)を収録した1枚となりました。 副題の出自である第94番「驚愕」(緩徐楽章が静かに始まって間もなく、不意に総奏のフォルティシモが鳴り響く有名作)はもちろん、他の2曲も終楽章終盤まで気が抜けない思いがけぬ展開が潜んでおり、18世紀の演奏様式をふまえダイナミックかつ濃密な解釈を聴かせるアントニーニがここまで披露してきた若きハイドンの機知が、これら後期作でも同様に脈々と生きていたことを深く実感できる名演を存分に愉しめます。 今回はプロジェクトを共同で担ってきた2楽団の合同で(弦楽編成は8/8/5/5/3)コンサートマスターのバルネスキ他、ソリストとして活躍する古楽器奏者も多数参加。ブルージュの古楽コンクール優勝者のブッカレッラが、通奏低音ではなく第98番第4楽章のごく一部で聴かれるソロのみに参加するという贅沢さ。 アルバム末尾にロッシーニ初期作の序曲があるのもまた驚きですが、音楽学者モーリッツ=バウアーの解説(独・英・仏語/国内仕様盤は日本語全訳付き)を踏まえてこの流れの古楽器演奏で聴くことによって、イタリア歌劇の巨匠がいかにハイドンに多くを負っていたかも実感できることでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10496

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    フォーレ(1845-1924)
    レクイエム(1888年初演版)
    ヴィレルヴィルの漁師たちのミサ
    ラシーヌ讃歌 詳細ページ
    [ティボー・レナールツ、ナミュール室内合唱団、ミレニアム・オーケストラ]

    発売日:2024年11月01日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞対訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ナミュール室内合唱団の美演で甦る、フォーレ「レクイエム」初演時の姿今年(2024年)歿後100年を迎えるフォーレ。その代表作の1つである「レクイエム」が1888年1月16日、パリのマドレーヌ寺院で初演された時の編成での録音が登場。 この作品は初演後すぐにトランペットとホルンを加えて改訂されたため、通常演奏される1888年版はその編成となっていますが、今回の録音はヴァイオリンを除く弦楽合奏とヴァイオリン独奏、ハープ、ティンパニ、オルガンによるものです(声楽は混声)。また曲には、後に加えられた「奉献唱」と「リベラ・メ」は含まれていません。ホルンの鳴らない「サンクトゥス」などは、むしろ新鮮に聴こえることでしょう。 フォーレがニデルメイエール音楽学校の卒業作品として作曲し1等賞を獲得した「ジャン・ラシーヌの讃歌」は、翌年に作成された弦楽五重奏を含む版(ここでは弦楽合奏)で収録しています。そのほか、当時まだ学生であったメサジェと共作した「ヴィレルヴィルの漁師たちのミサ」などラテン語とフランス語によるフォーレの合唱作品を、作曲当時の楽器と演奏様式に沿った解釈で注目を集めてきたミレニアム・オーケストラの器楽勢とナミュール室内合唱団による、作品に深く寄り添う美しい演奏で収録。それぞれの作品の珍しさを越えて、その素晴らしさを堪能することの出来るアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10497

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    シューベルト(1797-1828)
    交響曲 第5番・第8番「未完成」
    ロンド 詳細ページ
    [マキシム・エメリャニチェフ、スコットランド室内管弦楽団]

    発売日:2024年11月01日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    エメリャニチェフ&SCOのシューベルト第2弾に「未完成」登場!今年(2024年)創立50周年を迎えたスコットランド室内管弦楽団と、その首席指揮者マキシム・エメリャニチェフによるシューベルト。世界中で高い評価を得た前作「グレート」に続き、「未完成」と第5番という2つの人気曲を収録したアルバムが登場します。 大きな反響を呼んだ読売日本交響楽団との共演による「グレート」(2024年9月5日)の記憶も新しいところ、印象的だったそのテンポと同様今回の2曲においても快速をキープ。しかしながら表情にごつごつとしたところが無くたいへん滑らかで、ドラマ性を必要以上に強調することも避け、シューベルトならではの歌が自然と浮かび上がるたいへん美しい演奏に仕上がっています。 最後に収められた「ロンド」は、交響曲第5番と同時期(1816年)に書かれた弦楽合奏とヴァイオリンのための作品で、SCOコンサートマスターのゴンリーが伸びやかな演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MECO-1083

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    〈11月20日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年11月20日

    SACD-Hybrid国内盤価格:3,850円(税込、送料無料)

    “ロック&ジャズ”ルーツの鬼怒無月と、“クラシック&現代音楽”ルーツの鈴木大介による究極の化学反応。 The DUO結成17年の集大成を問う15の果実。

  • 商品番号:555500

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    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    チプリアーニ・ポッターはイギリスのピアニスト兼作曲家で、幼少期に父から音楽教育を受け、その後イギリスの音楽家や、ウィーンでベートーヴェンの紹介によりアロイス・フェルスターに師事、帰国後すぐに人気作曲家、ピアニストとして名声を得ました。彼の音楽は魅惑的なメロディーが特徴で、特に交響曲が評価されています。 このアルバムには彼の2つの交響曲を中心に収録。交響曲ハ短調は初稿、改訂稿ともに彼の生存中には演奏されることはありませんでしたが、古典的な形式の中に様々なアイデアが重ね合わせられた興味深い作品。第1楽章は劇的な再現部と印象的なコーダが特徴的なソナタ形式。第2楽章は5部形式で田園的な雰囲気を持ち、第3楽章は付点リズムのメヌエット風スケルツォ。フィナーレはトッカータのような序章で始まり、哀愁のある主題が展開されます。 交響曲変ロ長調も存命中には演奏されず、1839年に演奏された改訂版は第1楽章の一部が残存していますが、このアルバムでは1821年の初稿が演奏されています。 コンチェルタンテは、当時の名手たちのために書かれたと推測され、初演の際のコントラバスはドメニコ・ドラゴネッティが担当しました。序曲「嵐」はポッターの最後の管弦楽曲で、以後は小品の作曲、もしくは過去作品の改訂のみを行ったとされています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555515

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    パッヘルベル(1653-1706)
    マニフィカト集 第2集 詳細ページ
    [ヤン・コボウ指揮、ヒムリッシェ・カントライ]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。cpoレーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。 パッヘルベルは、ニュルンベルクで過ごした晩年に教会音楽家として多くの宗教音楽を作曲しました。彼は特に「マニフィカト」(聖母マリアを賛美する歌)を多数手がけ、優れた創造力と劇的な表現力を発揮しました。このアルバムに収録された2曲のマニフィカトは、2つのオーボエとファゴット、6つのパートの弦楽アンサンブル(オルガンと通奏低音を含む)と、それぞれ2人のソプラノ、アルト、テノール、バスの声楽アンサンブルで演奏されます。 彼の声楽作品の多くは、息子カールが売却したとされ、現在はイギリスのテンベリーにあるセント・マイケルズ・カレッジの図書館に保存されており、その大部分が唯一の現存する写本として重要です。これらの作品には、ラテン語の宗教音楽や夕べの礼拝用の曲が含まれ、ニュルンベルクの主要教会で演奏されていたことが示されています。 演奏は第1集と同じく、自身もテノール歌手であるヤン・コボウの指揮によるヒムリッシェ・カントライです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555563

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    フォルケル(1749-1818)
    4つのピアノ協奏曲 詳細ページ
    [トビアス・コッホ(フォルテピアノ)、ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)、ケルン・アカデミー]

    発売日:2024年11月15日

    CD 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    バッハの評伝の著者として知られるフォルケルのピアノ協奏曲をピリオド楽器で演奏したcpoらしい企画。全曲世界初録音。 フォルケルは1749年にコーブルク近郊に生まれ、地元のカントルから音楽を学びました。その後、ゲッティンゲン大学で法律を学ぶ傍ら、音楽理論や歴史の研究にも取り組み、音楽教育や学術的なコンサートの開催を通じて音楽の発展に寄与しました。熱烈なバッハ信奉者であった彼は1802年にバッハの初の伝記を出版し、バッハの偉業をドイツの国民的遺産として称賛したことでも知られています。 フォルケルの作品には22の協奏曲があり、そのうち12曲の筆写譜が現存しています。このアルバムには世界初録音となる4曲のピアノ協奏曲を収録。彼の作曲活動は1769年から1796年まで続き、初期の鍵盤楽曲ではチェンバロを想定していたようですが、後期になるとフォルテピアノを指定することが増えてゆき、この録音でもフォルテピアノを使っています。

  • 商品番号:555565

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    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,100円(税込)

    バルトークよりも4年早く生まれたドホナーニは優れたピアニストでもあった作曲家。作品にはハンガリーのさまざまな民族音楽の要素が取り込まれているものの、バルトークの作品ほどに民族色は濃くなく、どちらかというとブラームスに近いドイツ・ロマン派風の音楽です。リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタは23歳の作品。華やかな演奏効果が得られるとともに高度な演奏技術が要求される曲です。 演奏はハンブルク生まれのヴァイオリニスト、ヘレン・ヴァイスを中心としたメンバーによるもの。ヴァイスは幼少期から活躍を開始し、15歳でハンブルク交響楽団と共演し、1年後に若い音楽家のためのコンクール「Concertino Praga」で第1位を受賞。エルプフィルハーモニーやベルリン・フィルハーモニーなどで一流オーケストラと共演し、室内楽にも参加しています。ポール・リヴィニウスは1970年生まれで、5歳からピアノを学びました。ドイツ連邦ユーゲント管弦楽団やグスタフ・マーラー・ユース管弦楽団のメンバーを務め、室内楽トリオでも受賞歴あり。モーツァルト・ピアノ四重奏団のメンバーです。セレナードではNAXOSでもおなじみのガブリエル・シュヴァーベと1981年上海生まれのヴィオラ奏者ツェン・ウェンシャオが参加。親密な演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555658

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    テレマン(1681-1767)
    『イーノ』
    ソプラノのためのカンタータとオペラ・アリア集 詳細ページ
    [アマンダ・フォーサイス(ソプラノ)、ボストン古楽音楽祭管弦楽団]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    ギリシャ神話を素材にしたカンタータ『イーノ』は、アタマスの後妻イーノが、前妻ネペレとの間に生まれた2人の子供を邪魔に感じ、彼らを亡き者にしようと企てるという物語。作曲時のテレマンはすでに80歳を過ぎていましたが、その音楽は年齢を感じさせない若々しいものでした。今回の録音ではイーノ役をボストン古楽音楽祭のメンバーでもあるアマンダ・フォーサイスが務め、圧倒的な歌唱で聴き手を魅了します。 他にはテレマンのオペラ作曲家としての実力を感じさせるモノドラマから陽気な喜劇のアリアが並べられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555661

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    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    cpoの人気シリーズ、グラジナ・バツェヴィチの交響的作品全集を締めくくる第3集。 1942年から45年に書かれた交響曲第1番は、このアルバムが世界初録音。第1番と附番されているものの、実際には2番目の交響曲で、1938年に書かれた実質上の第1番はバツェヴィチ自身によってカタログから削除されてしまいました。この曲も出版が許可されておらず、今回は自筆譜に基づいて演奏が行われています。 「ポーランド序曲」は1954年の作品。こちらも出版されることのなかった作品ですが、複雑な変拍子を用いた活力あるリズムが優れた効果を生み出しています。他には1955年作曲の新古典派的な「パルティータ」と亡くなる2年前の1967年に書かれた「In una parte」を収録。 ウカシュ・ボロヴィチ指揮のケルンWDR交響楽団は、初期の実験的な作品から、多彩な音色を用いた後期の作品まで、見事な演奏を披露します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555698

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    1624年ドレスデン、クリスマスの礼拝
    ロヒール・ミヒャエル(1553頃-1623)
    クリスマス物語 詳細ページ
    [アレクサンダー・シュナイダー(指揮)、アンサンブル・ポリハルモニーク]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    400年前のクリスマスにドレスデン宮廷に響いた音楽を再現したアルバム。 ロヒール・ミヒャエル(・フォン・ベルゲン)はフランコ・フレミッシュ楽派の作曲家、指揮者。幼少期にウィーンに移住、音楽の才能を磨きました。1569年から1572年までヴェネツィアでアンドレア・ガブリエリに師事し、その後ドイツに戻り、1575年からドレスデン宮廷楽団に参加します。1587年にはザクソン選帝侯の宮廷楽団の指揮者に任命され、彼の息子たちも音楽家として育ちました。当時流行していたイタリアの音楽に影響されつつも、自身の作曲スタイルを確立し、1602年に作曲した「クリスマス物語」はドレスデンの宮廷で50年間も演奏されるほどの成功を収めました。 このアルバムは1624年クリスマス・イヴの一連の演奏会を再現したもので、もともとの「クリスマス物語」に他の作曲家のモテットや、コラール、賛美歌などをはさみながら礼拝の典礼として成立させています。その音楽は派手さはないものの、作曲者の信仰の深さを感じさせ素朴な美しさに溢れています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555702

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    レハール(1870-1948)
    交響的作品集/ピアノ・ソナタ集
    39の歌曲[6枚組 BOX] 詳細ページ
    [ハノーヴァー北ドイツ放送交響楽団、ベルリン放送交響楽団、ヴォルフハーデン 他]

    発売日:2024年11月15日

    CD 6枚組価格:6,600円(税込、送料無料)

    2011年発売の『ベスト・オブ・シンフォニック・レハール』(4枚組)に歌曲集を加えた6枚組BOXの登場。 レハールは《オペレッタ》のジャンルで大成功しましたが、他の分野の曲を書かなかったわけではありません。彼のスコアは驚くほど精緻で、その和声は同時期のマーラーやリヒャルト・シュトラウスに匹敵するほどに重厚で洗練されたものでした。しかし、当時の聴衆が求めたのは、彼のしたたり落ちるように美しいワルツや、泣かせるオペレッタのアリアだったのです。 このBOXに収録されたさまざまな管弦楽作品、レハール初のピアノ曲「ヘ長調ソナタ」を含む習作時代のピアノ曲集、そしてオペラッタとは異なる、シリアスな表情を持つ曲も含む39曲の歌曲集を通じて、"もう一つの" レハールの世界を垣間見ることができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900341

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    ヴェルディ(1813-1901)
    バレエ音楽全集 詳細ページ
    [イヴァン・レプシッチ(指揮)、ミュンヘン放送管弦楽団]

    発売日:2024年11月15日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    イタリア・オペラの巨匠ヴェルディがパリでの上演のために書いたバレエ音楽を集めた2枚組。ルイ14世の時代以来、舞台芸術においてバレエが高い地位を占めてきたパリでは、オペラ座でのグランド・オペラ上演の際にはディヴェルティスマンとしてバレエを含める伝統がありました。 ヴェルディもこれに従い、1847年から1894年の間に7つのオペラのためにバレエ音楽を作曲。フランス以外の国ではストーリー展開に関係の無い「付け足し」とみなされて省略されることも多かったバレエですが、まぎれもないヴェルディの作品であり、そのクオリティの高さゆえに近年ではフランス以外でも上演に組み込まれることが増えてきました。 指揮はハノーファー歌劇場の音楽総監督等を歴任、2025/26シーズンからライプツィヒ歌劇場の音楽総監督就任が決まっているレプシッチ。コロナ禍前の2019年11月には新国立劇場で《椿姫》を指揮し、迫力と精妙さを併せ持つ音楽作りで好評を博しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A571

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    天国の天使
    ストラデッラ(1643-1682)
    歌手マルカントニオ・オルリゴーニのための作品集 詳細ページ
    [シルヴィア・フリガート、アンドレア・デ・カルロ、アンサンブル・マーレ・ノストルム]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    才能あるカストラート歌手の技量が導き出したストラデッラの至芸の数々17世紀中~後半にイタリア北部で溢れんばかりの才能を発揮しながら、男女関係のいざこざで各地を転々とし、最後は暗殺された作曲家ストラデッラ。劇的な生涯ばかり知られ長く見過ごされていた作品は近年急速に再評価が進んでいますが、そこでは多くの音楽学者や古楽演奏家たちの尽力、特にローマ出身のガンバ奏者=指揮者アンドレア・デ・カルロの熱心な紹介が大きな貢献を果たしてきました。 自らの楽団マーレ・ノストルムと共にARCANAで多くの大作を録音してきた彼は今回、ストラデッラが世を去る数年前に出会った実力派歌手マルカントニオ・オルリゴーニとの関係に注目。この歌手のために作曲家が残した3つのオペラに加え、他の作曲家の作品上演時にストラデッラが補筆した楽章も集め、歌手が携行した架空の音楽帳の掲載曲という体裁で作曲家後期の業績を紹介するアルバムを作り上げました。 独唱は伝説的古楽集団ラ・ヴェネクシアーナの一員で、デ・カルロの録音にも多く参画してきた名歌手シルヴィア・フリガート。アンサンブル・マーレ・ノストルムは今回も管楽器抜き&通奏低音陣厚め(ヴァイオリン2挺に対しガンバ1、コントラバス1、撥弦3、チェンバロ)の室内楽編成の緊密さと機敏さを活かし、フリガートの伸びやかな歌唱を的確にサポート、コレッリ前夜の端正かつ自在なストラデッラ芸術の粋を存分に味わわせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1084

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    ORLANDO
    ある憂鬱な男の肖像

    ラ・タンペートによるラッスス(1532-1594) 詳細ページ
    [シモン=ピエール・ベスティオン、ラ・タンペート]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    16世紀ネーデルラント楽派を代表する大家を、現代のサウンドスケープに文脈づける異色作柔軟な音楽性の持ち主であるシモン=ピエール・ベスティオンを中心に、選び抜かれた声楽家たちと器楽奏者たちが集まり、テーマ性の強い独特なステージ体験を提供しつづけるラ・タンペート。古楽から近現代までさまざまな作曲家の作品を意外なコンテクストに置き直し、ジャンルの垣根を超えさまざまなアーティストをゲストに招きつつ意欲的な企画を聴かせてきました。今回のプロジェクトでは、フランス語圏ベルギーの古都モンス出身でバイエルン選帝侯家から絶大な信頼を得、イタリアやフランスに旅し広範な音楽性を養った16世紀の巨匠ラッススに光をあて、自在なアプローチでその音楽世界に迫ります。 この作曲家を紹介するドキュメンタリーへの音楽提供依頼から生まれたプログラムで、ベスティオンはそれまで殆ど知らなかったラッススについて学ぶうち、その多面性のある作品と生涯に急速に惹かれてゆき、できるだけ自由にその音楽を捉えたいと考えたとのこと。ア・カペラ作品のピアノ独奏アレンジに始まり、ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏や木管コルネット&サクバット、トリプルハープなどを使った古楽色の強いラ・タンペートの演奏陣が紡ぎ出すサウンドを軸に、ドラムスやサクソフォンなど現代楽器がごく自然に加わって、ロックやジャズを日常的に知る21世紀人の音感覚に驚くほどすんなり16世紀ポリフォニーの響きがなじむ独特な音楽体験が詰まっています。 ジャズや現代音楽の側から古楽の魅力を知る一歩になりそうな異色の1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1086

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    アデル・ユゴー(1830-1915)
    ヴィクトル・ユゴーの詩による歌曲集 詳細ページ
    [カリーヌ・デエ、サンドリーヌ・ピオー、イサベル・ドゥルエ、アクセル・ファニョ、アナイス・コンスタン、ローラン・ナウリ、ジャン=フランソワ・ヴェルディエ]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    文豪ヴィクトル・ユゴーの次女アデルの歌曲集が登場!ヴィクトル・ユゴーの次女(5番目の末子)アデル・ユゴー。繊細で感受性豊かな彼女は幼いころから音楽への強い情熱を抱き、ピアノを習得するとすぐに作曲を始めるなど、若くしてその才能を開花させました。しかしその後は精神の不安定に苦しみ総合失調症を発症、24歳の頃出会ったイギリスの将校に恋をし、その後41歳になるまで彼を世界中追いかけて生きたという劇的な半生は、フランソワ・トリュフォーの映画『アデルの恋の物語』の下地となりました。フランスに戻ってからは42歳から85歳で亡くなるまで、パリ郊外の精神病院で後半生を過ごしたといわれます。 そして近年、若い日の彼女の手による多くの手稿譜が発見されました。ヴィクトル・ユゴー博物館はこれをローザンヌ生まれの作曲家リシャール・デュビュニョンに託します。デュビュニョンは、彼女の父ヴィクトル・ユゴーによる詩や『レ・ミゼラブル』のテキストに基づく、断片を含むこれらの手稿を研究して再構築のうえ伴奏にオーケストレーションを施し、管弦楽伴奏による歌曲と、ピアノ伴奏の5つの器楽作品へと仕上げました。作品は優しく繊細な美しさを感じさせるものが多く、『レ・ミゼラブル』に登場する浮浪児ガヴローシュの歌での快活さなど(そしてラストは哀しい運命の暗示)も聴きもので、いずれもアデルの豊かな才能を今に伝えてくれる秀作揃いです。 フランス楽壇きっての名歌手たちとユゴーの名を冠した管弦楽団が、活き活きとした演奏で作品の素晴らしさを引き立てます。

  • 商品番号:ALPHA1104

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    輝かしい鉄
    騎士と中世の物語 詳細ページ
    [フロリアン・センペイ、ヴィクトル・ジャコブ、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    フロリアン・センペイがおくる、騎士と中世の物語の歌2009年にボルドー国立歌劇場で《魔笛》のパパゲーノを歌ってデビューしたフロリアン・センペイ。その後は欧米各地の有名歌劇場で成功を収め、日本でも大きな評判を呼んでいるのは周知の通りです。 2022年のロッシーニ・アルバムに続く2枚目のソロは、初期古典派から現代までの歌劇に限らない様々な作品から、中世のファンタジーと騎士をテーマにセンペイ自身が選曲したコンセプト色の強い内容となりました。所縁のボルドーの管弦楽団と共に、一夜のプログラムのように管弦楽作品も間に挟みつつ進められるバラエティに富んだ内容で、センペイの深みと艶のある歌声を堪能することが出来ます。 タイトルの「輝かしい鉄」は彼の母方の祖父が鍛冶屋で剣などを作っていたことに由来し、長い年月をかけて輝かしく鍛え上げられる声ともかけているとのこと。アルバムは今年(2024年)若くして亡くなったソプラノ歌手ジョディ・デヴォスに捧げられています。

  • 商品番号:ALPHA1105

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    人間喜劇
    バルザックの時代の歌 詳細ページ
    [レ・リュネジアン (アルノー・マルゾラーティ、リュシール・リシャルド、シリル・デュボワ、パトリック・ヴィバール、ダニエル・イゾワール 他)]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    名手揃いのメンバーで描かれる、バルザックの生きた世界様々な階級の人々の生活、その目を通して見た社会を描いた小説を多数発表し、それらを『人間喜劇』という題でくくった作家オノレ・ド・バルザック(1799-1850)。彼が描いた人々の暮らしと同じ目線で作られた同時代の歌を集めたアルバムが登場します。 演奏はアルノー・マルゾラーティ率いるレ・リュネジアン。流動的なメンバーによる伸縮自在の編成で、ナポレオンの生涯を当時の歌で綴った「セントヘレナ」などコンセプチュアルな良質アルバムを多数リリースしている彼ららしく、今回も精鋭のアーティストが揃っています。リュシール・リシャルド、シリル・デュボワらによる表情豊かな歌はもちろん、ダニエル・イゾワールが弾く19世紀中盤のプレイエルの端正ながら粒のそろった美しさが花を添えているほか、低音金管ピリオド楽器の名手パトリック・ヴィバールの巧みな伴奏も大きな聴きどころです。

  • 商品番号:CVS127

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    ド・ヴィゼー(1652-1730)
    「ある詩人の追憶に捧ぐ組曲」
    およびその他の17~18世紀フランス作品集 詳細ページ
    [ティボー・ルーセル、ペリーヌ・ドヴィレル、マティルド・ヴィアル、ミリアム・リニョル]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランス・バロックのリュート芸術を総括する大家を多角的に見つめなおす充実企画通奏低音楽器として開発され、17世紀には独奏楽器としても発展をみた大型リュートの一種、テオルボ。その名手の一人で希代のギター奏者でもあったロベール・ド・ヴィゼーは、フランスにおけるリュート音楽の栄華の歴史が終わろうとしていた時期、その最後の名匠となった作曲家でした。 現代ギターでも古楽器でも、演奏機会や録音が少なくないバロック作曲家の一人ですが、フランスで幅広い活躍をみせるティボー・ルーセルが3人の敏腕演奏仲間と共に製作した今回のアルバムは、前後の時代に発表された他の作曲家たちの声楽曲などを交え、ド・ヴィゼーの音楽世界をより多角的に味わえるようにした選曲が魅力。プログラムの中軸をなすのは、彼の作品出典として名高いヴォドリ・ド・セズネ写本(1699年から筆写開始)にある組曲5編で、これらは他にもパリのフランス国立図書館にある写本(Res 1106・Res F 1820)やボルドー~トゥールーズ間にあるアジェンの古文書館の写本を比較参照して演奏しています。 声楽伴奏でも力を発揮したテオルボという楽器の存在意義をルイ13世の時代に遡って検証、ヴィオールとの相性も18世紀の出版譜で堪能するプログラムの中、ソロでの活躍もめだつ歌手ドヴィレルやヴィオール奏者リニョルらの作る響きも格別。ALPHAに名盤の多い名技師ユーグ・デショーによるエンジニアリングで、撥弦と残響の自然な味わいがよく伝わるのも嬉しいところです。

  • 商品番号:CVS137

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    モーツァルト(1756-1791)
    オラトリオ『第一戒律の責務』 K.35 詳細ページ
    [カミーユ・ドラフォルジュ、アンサンブル・イル・カラヴァッジョ、グヴェンドリーヌ・ブロンデール、アデル・シャルヴェ、アルタヴァスト・サルキシャン 他]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    天才の原点ここに!
    少年モーツァルト最初の劇音楽を全編、作曲当時の楽器と奏法で
    モーツァルト11才の年、オペラの本場イタリアに向かう前に故郷ザルツブルクで1767年に仕上げた『第一戒律の責務』は、後に偉大な歌劇作曲家として歴史に名を残すことになるこの天才少年が、生涯で初めて完成させ披露した音楽劇。後に彼を解雇した大司教コロレドの前任者であるザルツブルク大司教ジギスムント3世の依頼により、同じザルツブルク宮廷に仕えるミヒャエル・ハイドンおよびアントン・カイェタン・アードルガッサーと手がけた合作ですが、他2者が手がけた第2・3部の楽譜は消失、モーツァルトによる第1部だけが残るオラトリオです。台本はドイツ語ですが(宗教的ジングシュピールとも呼ばれるのはそのため)、すでに当時最新のイタリア音楽語法が見事に使いこなされており、初演時の好評で褒賞が与えられたのも頷けます。 意外に録音が出ない重要作の一つで、今回は実に10年以上ぶりの新全曲録音。女性作曲家の復権にも尽力しフランスを中心に着実に成果を上げてきた指揮者カミーユ・ドラフォルジュの指揮のもと、躍進中ののジョルダン・ムアイシアはじめ欧州歌劇界最前線の名歌手たちが鮮やかな歌唱を聴かせる中、熱気充分でありながら抜群の結束力をみせる古楽器オーケストラが鮮やかな演奏でこれに応え、少年作曲家の才能の迸りをよく伝えてくれます。 モーツァルト作品に没頭した自身の少女時代を振り返りながらのドラフォルジュの解説を含む、Chateau de Versailles Spectaclesならではの充実したライナーノート(仏、英、独語)にも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21116

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    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,475円(税込)

    川村友乃は3歳からヤマハの音楽教室で学び、同音楽振興会から奨学金を得て英国王立音楽院に留学、クリストファー・エルトンと故マリア・クルシオに師事し研鑽を積み、現在はイギリスを中心に活動しています。 この「回想」と題されたアルバムでは数多くの名曲の中から、彼女の好きな曲や思い入れのある曲を厳選、卓越した技術と詩的な感性で各々の作品を生き生きと演奏しています。アルバムには彼女の自作である「変奏曲」も収録されています。

  • 商品番号:IBS102024

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    ジュアン・ギンジュアン:
    初期作品集
    〈ピアノ作品全集 第2集〉 詳細ページ
    [アルフォンソ・カルデロン・デ・カストロ(ピアノ)]

    GUINJOAN, J.: Early Piano Works, Vol. 2

    発売日:2024年11月15日 NMLアルバム番号:IBS-102024

    CD価格:2,475円(税込)

    スペインのピアニスト、作曲家ジョアン・ギンジュアンは、独自の作風で新古典主義の道を切り開きました。彼の作品は、抽象的な思考からではなく、職人技と音楽的素材の対話から生まれるものであり、作曲することは「自分自身に向き合う挑戦」と捉えていたと言います。 ピアニストのアルフォンソ・カルデロン・デ・カストロは、2010年にギンジュアンと出会い作曲家が亡くなるまで友情を育みました。以降、彼のピアノ作品に隠された側面を明らかにし録音を続けています。カストロの演奏は、ギンジュアンの作品に詩的で絶妙なニュアンスを与えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS132024

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    ミニマリスト
    グラス、グレツキ、ホルト、
    カンチェリ、ペルト、キラール:

    ピアノと管弦楽のための作品集 詳細ページ
    [シモン・ネーリング(ピアノ)、ミハウ・クラウザ(指揮)、ポーランド放送管弦楽団]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,475円(税込)

    1960年代後半、当時音楽評論家として活動していたマイケル・ナイマンが、シンプルさを特徴とする新しい音楽美学を「ミニマリズム」と呼びました。ラ・モンテ・ヤングやスティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスといった作曲家の「反復構造を持つ音楽」やシメオン・テン・ホルトやアルヴォ・ペルトの一部の音楽のような「催眠効果」をもたらす音楽もミニマルと表現されることもあります。雨の単調な音に耳を澄まし、曇った日の鈍い灰色を愛し、ある種の世界の停止を楽しむことができるような音楽。このアルバムはそんなミニマル・ミュージックを集めた1枚。 ポーランド出身のピアニスト、シモン・ネーリンクは、2017年のアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクールでポーランド人として初めて優勝し、19歳でショパン国際ピアノコンクールのファイナリストにもなりました。彼は多くの著名なオーケストラや指揮者と共演し、故クシシュトフ・ペンデレツキとの共演や録音も行っています。

  • 商品番号:IBS142024

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 詳細ページ
    [ジゼラ・クルトロ(ヴァイオリン)]

    BACH, J.S.: Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001-1006 (Curtolo)

    発売日:2024年11月15日 NMLアルバム番号:IBS-142024

    CD 2枚組価格:2,850円(税込)

    かつてヴェネツィアのフェニーチェ劇場のコンサートマスターを務め、今はアバドが創設したモーツァルト管弦楽団やクリストフォリ・アンサンブルなどで活躍するジゼラ・クルトロが宿願だったバッハの無伴奏作品を録音。躍動感のある演奏に加え、バッハ時代の楽器を潤い豊かに鳴らした美しいサウンドにも注目です。 1969年にイタリアに生まれたクルトロはフランコ・グッリやサルヴァトーレ・アッカルド、マリオ・ベンヴェヌーティに師事。バッハの無伴奏作品には40年以上も研究し取り組んできましたが、2002年にライプツィヒで開かれたバッハ国際ヴァイオリン・コンクールで受賞したのをきっかけに歴史的演奏とバロック時代の文献研究の重要さに目覚め、以後はピリオド楽器による演奏に意欲的に取り組んできました。 満を持して臨んだこの録音ではダヴィッド・テクラー David Tecchler が1727年に作った楽器と二コラ・ピエール・トルテ(トゥルト)が1750年から60年にかけて作った弓を使用。バッハのアーティキュレーションは厳守しつつ、リピートでは積極的に装飾を加えています。同時にクルトロが若い頃に受けた伝統的でロマンティックなイタリア流の演奏法で培われたと思われる美しい音と歌に対する感覚があり、急ぎ足にならないテンポ設定(シャコンヌは13分余り)と相まって、中庸の美の極みと呼びたくなる演奏を繰り広げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS92024

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    ソロサバル(1897-1988)
    〈合唱作品集 第1集〉 詳細ページ
    [エンリケ・アスルサ(指揮)、ケア・ヴォーカル・アンサンブル]

    SOROZÁBAL, P.: Choral Works I (Kea Vocal Ensemble, Azurza)

    発売日:2024年11月15日 NMLアルバム番号:IBS-92024

    CD価格:2,475円(税込)

    パブロ・ソロサバルは、バスク地方のドノスティア出身のスペインの作曲家。ライプツィヒとベルリンで学び、指揮者としても活躍し、作曲家としては20曲以上のサルスエラと合唱音楽の両方で成功を収めました。彼は、バスク地方の合唱運動に影響を受け、合唱団に数多くの作品を捧げました。またベルツォラリ(即興詩人)だった父親から受け継いだバスク語と民族音楽への愛が彼の音楽に大きな影響を与えています。 このアルバムには、ソロサバルの合唱作品を収録。どれも活力に満ちた魅力ある作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEW2308

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    リシャフォール(1480頃-1550頃)
    2つのミサ曲 詳細ページ
    [カペラ・マリアーナ(ハナ・ブラジコヴァー、バルバラ・カバートコヴァー 他)]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    ハプスブルク家とフランス王家に仕えたジョスカンの高弟の至芸活躍初期と後期はハプスブルク家が治めるネーデルラント(現ベルギー)の諸都市で活躍、生涯の大半を通じルイ12世やブルターニュ出身の王妃アンヌ、ルイ12世の後を継いだ広範な文化擁護者フランソワ1世らフランス王室に仕えた名匠ジャン・リシャフォール。恩師と言われる大家ジョスカン・デ・プレの死を悼むレクイエムがつとに有名なこの作曲家の至芸を、ここでは2曲の多声ミサ曲とその源流となる作品を通じて紹介。 演奏は日本でもバッハ・コレギウム・ジャパンとの名演で知られるハナ・ブラジコヴァーを筆頭に、彼女との共演による中世作品の名演が多いバルバラ・カバートコヴァー、古楽と近現代歌曲に抜群の適性をみせてきたトマーシュ・クラールら実力派が揃う8人編成のア・カペラ声楽アンサンブル。SUPRAPHONやACCENTでのチェコ系プレイヤーの声楽録音に実績の多い技師アレシュ・ドヴォジャークの敏腕により、教会堂のほどよい残響のなか各パートの動きが明瞭に伝わる録音になっているのも魅力です。 師ジョスカンも模索したパロディ・ミサ(既存の特定旋律を全ての楽章の根幹に使ったミサ曲)の技法を縦横無尽に展開、時に特定パートをソロ的に活かし自在にくりひろげられるポリフォニーの妙をお楽しみ下さい。

  • 商品番号:MEX-77107

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    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,475円(税込)

    タイトルの『Magpie マグパイ』とは「カササギ、なんでも集めたがる人」を表す言葉。ケヴィン・ラフテリーのこのアルバムにはレオナルド・ダ・ヴィンチの芸術に触発された「Meditation in Brown」、パンデミック中に作られた「チェンバロ五重奏曲」、愛する人の喪失を表現した「2つの捧げもの」、そして個人的な絶望から生まれた「Naked Before God」など、アルバム・タイトルのとおり、自身の経験や家族の歴史などを反映させた多種多様な音楽が収録されています。 アメリカ出身のラフテリーは1989年からロンドンで活動。現在はニュー・ロンドン室内合唱団で歌い、アンサンブルではファゴットを演奏、またリッチモンド・コンサート・ソサエティの音楽監督も務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEX-77131

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    遠い声、新しい世界
    イングランドの歌、風景、歴史にインスパイアされた作品集 詳細ページ
    [ニュー・ミュージック・プレイヤーズ、オーケストラ・オヴ・サウンド・アンド・ライト]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,475円(税込)

    このアルバムでは、イギリスの5人の現代作曲家が、イングランドの風景と文化史をテーマに作曲した音楽を紹介しています。中心となるのは、2022年にソプラノとアンサンブルのために委嘱された「South Downs Songbook」(トラック2、4、7、9)で、4名の作曲家がサウスダウンズの丘陵地を題材にした歌曲を提供したもの。他には、トマス・タリスのモテット「In ieiunio et fletu」を素材としたヒューズの曲や、ネルソン・マンデラへのオマージュであるトンプソンの「Mighty Mandela」、俳句を題材としたフィカラのピアノ曲、14世紀のアルス・スブティリオル(繊細な技法)に触発されたシーランの作品など、現代音楽の語法と歴史的要素を融合した作品が並べられています。 ニュー・ミュージック・プレイヤーズとオーケストラ・オヴ・サウンド・アンド・ライトは、どちらもエド・ヒューズによって設立されたアンサンブル。バロックやクラシックからジャズ、現代音楽まで幅広いジャンルの作品を演奏し、高い評価を得ています。

  • 商品番号:ORC100342

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    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,175円(税込)

    2000年に結成され、今やイタリアを代表する弦楽四重奏団の一つに数えられるクレモナ四重奏団。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集やシューベルトの録音でも知られる彼らが、今作ではJ.S.バッハの「フーガの技法」に挑戦します。 楽器編成が指定されていないために鍵盤楽器のソロや二重奏からオーケストラまで様々な演奏の可能性を持つ作品に取り組むにあたり、クレモナ四重奏団は弦楽四重奏をベースとしつつ、一部のパートをテノールヴィオラやリコーダーに持ち替えることで音色の均質性と変化とのバランスを巧みにとっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100351

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    モーツァルト(1756-1791)
    フルートとハープのための協奏曲 詳細ページ
    [ジュリアン・ボーディモン(フルート)、アナイス・ゴドゥマール(ハープ)、フィリップ・ベルノルド(指揮)、リヨン国立管弦楽団]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,175円(税込)

    1777年、若きモーツァルトは母親と共に、当時の音楽の中心地マンハイムを訪れました。この街で、彼は後に妻となるコンスタンツェ・ウェーバーや彼女の姉妹と出会い、また、フルート奏者フェルディナント・デジャンとのコラボレーションを通じて、フルート協奏曲や四重奏曲を作曲しました。さらに、パリでは象徴的なフルートとハープの協奏曲 K. 299を完成させましたが、母親の死という悲劇も経験します。 ジュリアン・ボーディモンの新しいアルバムは、モーツァルトのこの重要な時期の作品に焦点を当て、その感情的な深さと技巧を見事に表現しています。リヨン国立歌劇場管弦楽団との共演によるアルバムは、モーツァルトの天才を見事に捉えています。ハープのゴドゥマールは2012年、イスラエルで開催された国際ハープコンクールで第1位を獲得、2016年にはミュンヘンのARD国際音楽コンクールで2位を受賞後、世界的に活躍する奏者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RAM2302

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    恋して幸せでいたいなら
    ラ・バルのエールと器楽曲 詳細ページ
    [ステファーヌ・フュジェ、レゼポペー、クレール・ルフィリアトル、リュク・ベルタン=ユゴー]

    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    世界がときめく古楽歌手と名匠フュジェらが聴かせる、フランスならではのバロック声楽太陽王ルイ14世の治世前半に活躍したジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バルは、1歳違いのリュリがイタリア出身で通奏低音ありきの外来音楽作法をフランス宮廷に根付かせたのと対照的に、歌詞の詩としての美がよく伝わる、文学的洗練と表裏一体なフランス古来の声楽芸術を大きく発展させました。 彼の作品はエール・ド・クール(宮廷歌曲)を集めた録音盤でもよくとりあげられますが、単独でアルバムが編まれる機会は意外に貴重。待望のリリースとも言えるこの新しい録音は、ALPHAレーベル初期の名盤群を彩った稀代の古楽歌手クレール・ルフィリアトルの美声を軸に、近年のフランス古楽界で確たる信望を集める指揮者ステファーヌ・フュジェのアンサンブルによるもの。 ラ・バル芸術との相性はきわめて良好で、物語が聞こえてきそうなフュジェのクラヴサンもさることながら、フランス語詩にそっと寄り添うヴィオールのガット弦の響きも、絶妙のタイミングで音を連ねるテオルボの繊細な音も息をのむ美しさ。気鋭男性歌手ベルタン=ユゴーの温もりある声も詩句の妙をよく伝えてやみません(このアルバムは録音後に若くして亡くなったニコラ・ワティンヌの思い出に捧げられています)。 来日機会も増えてきたルフィリアトルやフュジェの妙技の最先端に触れられる充実盤です。

  • 商品番号:RIC468

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    発売日:2024年11月15日

    CD価格:2,775円(税込)

    才人ボル・ズリアン、16世紀の演奏慣習に妥協なく迫る故郷スロヴェニアでジャズを学んだ後に古楽に転じ、フランス語圏屈指の古楽研究拠点ジュネーヴで研鑽を重ね、演奏実践と奏法研究の双方で世界の最前線をゆくキーパーソンとなりつつあるリュート奏者ボル・ズリアン。ジョスカン・デプレやジェズアルドなど有名な器楽作品が知られていない声楽作曲家たちの多声音楽を、ルネサンス期の作法に則りリュートで演奏したアルバム(RIC403、RIC434、RIC446)に続き、今回はもう一歩ルネサンス期の内奥へ踏み込み、当時リュートを手にした音楽家たちが行っていた即興演奏の作法を現代に蘇らせるプロジェクトをCDアルバムの形で提案。 録音にあたっては中世末期のハープを参考にして音のビリつきを活かせるブレイ・リュート含め、16世紀のモデルに基づく5つの楽器を使い分けています。ギターピックの祖先にあたるプレクトラムの使用が一般的だった中世末期の伝統まで遡り(一部のトラックは実際にプレクトラムを使って演奏)、印刷譜の普及により複数の指でポリフォニーを弾く作法が広まった時期の作曲家たちの現存作品を軸に、それらの即興展開や多声での即興演奏、古今の詩人の作を吟唱しながらの演奏など、厳密な検証の末にルネサンス期におけるリュートをとりまく音楽環境を徹底再現。リュートやビウエラと並行して用いられた撥弦楽器ヴィオラ・ダ・マーノを弾くモニカ・プスティルニクとの共演も、人文主義全盛期の高度な音楽対話を彷彿とさせます。

  • 商品番号:SM474

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    ベートーヴェン、リスト:
    ピアノ作品集 詳細ページ
    [ジャン=ニコラ・ディアトキン(ピアノ)]

    Piano Recital: Diatkine, Jean-Nicolas - BEETHOVEN, L. van / LISZT, F. / WAGNER, R. (Live 2021 and 2023)

    発売日:2024年11月15日 NMLアルバム番号:SM474

    CD価格:2,175円(税込)

    6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。 長年歌曲の伴奏者として活躍してきたディアトキンですが、近年は自身で「歌」を奏でるべく、さまざまな作品を演奏しています。このアルバムは、ライヴ演奏に重点を置き、過去の音楽家たちが追求した「生きた音楽」の信条に基づいて制作されました。スタジオ録音や編集を避け、瞬間に生まれる音楽表現に焦点を当てています。 演奏曲目はベートーヴェン晩年の作品「バガテル」とリストの「ロ短調ソナタ」他、ワーグナーに関係する2作品。これらは、2021年と2023年にパリのサル・ガヴォーでライヴ録音されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559954

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    アイヴズ(1874-1954)
    〈管弦楽作品集〉
    ラグタイム・ダンス 詳細ページ
    [ジェイムズ・シンクレア(指揮)、オーケストラ・ニュー・イングランド、ナバラ交響楽団]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:1,900円(税込)

    チャールズ・アイヴズの多彩な小品コレクション。このアルバムには、7曲の世界初演作を含む彼の代表的なラグタイムや行進曲など、様々な作品が収録されています。賛美歌の旋律をラグタイムに取り入れた「ラグタイム・ダンス」や、十二音技法を使用し、絶え間ないピアノのアルペジオに乗って弦楽器や管楽器が独自の旋律を奏でる実験的でユニークな作品「Chromâtimelôdtune(クロマティック、タイム、メロディー、チューンを組み合わせた造語)」や「4つの調によるフーガ」も、多調性を取り入れたアイヴズの音楽の特徴を示しています。 さらに、「池」や「虹」といった作品では、多彩な楽器が使用され、アイヴズの創造性が発揮されています。特に「虹」は、ウィリアム・ワーズワースの詩から想起された、詩的な表現が反映された曲です。また、「An Old Song Deranged 錯乱した古き歌」は、アイヴズが母親に捧げた美しい歌曲を編曲したもの。他には彼が手がけたシューベルトの行進曲やシューマンのワルツの編曲も含まれています。 演奏は、アイヴズ研究の第一人者であるジェイムズ・シンクレアが指揮するオーケストラ・ニュー・イングランド(または一部はナバラ交響楽団)によるもので、曲ごとに最適な編成が組まれ、作品への深い理解と愛情に裏打ちされた素晴らしい演奏を楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574160

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    レスピーギ(1879-1936)
    〈管弦楽伴奏歌曲集〉
    子守歌/日没/3つの歌曲 詳細ページ
    [アレッサンドラ・ヴィセンティン(コントラルト)、サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(指揮)、ニューヨーク室内管弦楽団]

    RESPIGHI, O.: 3 Liriche / Berceuse / Lamento d'Arianna / Il tramonto / Aretusa (A. Visentin, Chamber Orchestra of New York, Di Vittorio)

    発売日:2024年11月08日 NMLアルバム番号:8.574160

    CD価格:1,900円(税込)

    レスピーギによる声楽とオーケストラのための作品集。 モンテヴェルディの失われたオペラ《アリアンナ》の一部として伝わる「アリアンナの嘆き」にレスピーギがオーケストレーションを施したものは、レスピーギの評価を高めました。「子守歌」は1902年に作曲された弦楽器のための小品。ワーグナーを思わせる「日没」と「アレトゥーザ」は、いずれもイングランドの詩人シェリーの詩に基づいており、『ローマの泉』の前兆ともいえるドラマティックな雰囲気を持っています。 『3つの歌曲』は、もともとメゾソプラノとピアノのために別々に作曲された3つの歌曲をまとめたもので、レスピーギ自身がオーケストレーションを行うも未完となっていた曲集。「霧」と「雨」は、パヴァロッティの歌唱でも知られています。レスピーギの作品カタログ編纂者がこの曲集を発見し、作品リスト出版後に新たにP.99aと附番し追加。作曲家でもあるサルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオは、レスピーギの姪にあたる人物の個人的な依頼を受けて、2013年に出版された批判校訂版のためにオーケストレーションを完成させました。 アレッサンドラ・ヴィセンティンは、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院とクラウディオ・アバド音楽院で学んだコントラルト。これまでにミラノのスカラ座、ニューヨークのカーネギーホール、ランス歌劇場、ザルツブルク音楽祭、ラヴェンナ音楽祭などに出演しており、リッカルド・ムーティ、ズービン・メータ、リッカルド・シャイーなど、多くの名指揮者と共演、その魅力的な声が高く評価されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574505

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    リエーティ(1898-1994)
    ピアノ協奏曲 第1番-第3番
    2台のピアノのための協奏曲 詳細ページ
    [アレッサンドロ・マランゴーニ(ピアノ) 他、ジュゼッペ・グラツィオーリ(指揮)、ミラノ交響楽団]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:1,900円(税込)

    ヴィットーリオ・リエーティはイタリア移民の第3世代としてエジプトで生まれ、第一次世界大戦後にイタリアに移住し、レスピーギやカゼッラに作曲を学びました。1925年にはパリで更なる研鑽を積み、バランシンのためにバレエ曲を作曲、その後は1940年にアメリカに移住し、1944年に市民権を取得します。以降、アメリカとヨーロッパを行き来しながら、管弦楽曲、室内楽、映画音楽など多様なジャンルの作品を書き上げました。 このアルバムには彼の全ピアノ協奏曲を収録。ピアノ協奏曲第1番は、1920年代のパリで書かれ、プーランクに捧げられました。曲の明るい雰囲気はリエティ自身の結婚と息子ファビオの誕生の喜びが反映されています。第2番は、もともとワンダ・ランドフスカのためのチェンバロ協奏曲として作曲されましたが、後にピアノ協奏曲として改作されました。第3番のピアノ協奏曲は、深い感情を込めた緩徐楽章が特徴的で、ここでは改作される前の初稿版が演奏されています。一方、2台のピアノとオーケストラのための協奏曲は、映画音楽を思わせるテーマを取り入れた溢れるような活力に満ちた作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574530

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    〈チェロとピアノの作品全集 第2集〉
    チェロ・ソナタ 第3番-第5番 詳細ページ
    [ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)、ニコラス・リンマー(ピアノ)]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:1,900円(税込)

    フォイアマン、ロストロポーヴィチ、フルニエといった名手の名を冠した3つの国際チェロ・コンクールで受賞経験を持つガブリエル・シュヴァーベによる、ベートーヴェンのチェロ作品全曲録音の第2集です。このアルバムには、チェロ・ソナタ第1番と第2番の完成から10年を経て、1808年に再びこのジャンルに取り組んだベートーヴェンの充実した作風が見てとれる第3番のチェロ・ソナタと、1815年に相次いで書かれた第4番および第5番が収録されています。 第3番を作曲していた時期は、交響曲第5番および第6番と同じ頃で、輝かしい旋律と技巧に彩られた傑作です。第4番と第5番は短いながらも凝縮された作品で、とりわけ第5番にはバッハに倣ったフーガが取り入れられているのが特徴です。ヘンデルの「見よ、勇者は帰る」の主題による変奏曲は、チェロよりもピアノに主眼が置かれた作品で、「エロイカ変奏曲」を思わせるようなベートーヴェンらしい緻密な構成による変奏が繰り広げられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574587

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    フォーレ(1845-1924)
    ヴァイオリン協奏曲(未完)より
    歌劇《ペネロープ》 前奏曲
    エレジー/ロマンス/ドリー組曲 詳細ページ
    [ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)他、ジャン=リュック・タンゴー(指揮)、アイルランド国立交響楽団]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:1,900円(税込)

    フォーレの隠れた名作で、唯一の歌劇《ペネロープ》からの前奏曲と、未完となったヴァイオリン協奏曲に加え、彼のピアノ曲や器楽曲を、他の作曲家たちがオーケストラ版に編曲した作品を収録した1枚。 1878年から79年にかけて書かれたヴァイオリン協奏曲は、第1楽章と第2楽章が完成したものの、現存するのは第1楽章のみ。この第1楽章の素材は弦楽四重奏曲の元になり、失われた第2楽章は後年「アンダンテ」作品75として改作されました。このアルバムではフランスの人気ヴァイオリニスト、ピエール・フシュヌレがソリストとして演奏。伸びやかな美音を生かし、フォーレならではの美しい旋律を歌わせています。 他には子守歌やエレジーなどの人気作と、ピアノ・デュオの名作「ドリー組曲」のオーケストラ版も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574677

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    ウクライナのクリスマス 詳細ページ [ソロミヤ・イヴァヒフ(ヴァイオリン)、セルヒー・ホロヴェツ(指揮)、リヴィウ国立フィルハーモニー交響楽団]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:1,900円(税込)

    ウクライナには長く活気に満ちたクリスマスキャロルの伝統があり、そのメロディーと意味は、今、これまで以上に国民の心の中で重要な位置を占めています。キャロルの多くは、さまざまなテーマを持っていますが、どれも天上と地上の美しさと、救世主の到来への感謝という共通の想いで結びついています。このアルバムでは、ウクライナの作曲家ボーダン・クリヴォプストが伝統のキャロルに華やかなアレンジを加え、ヴァイオリニスト、イヴァヒフが演奏。旋律の美しさを引き立てるとともに、祝祭ムードを盛り上げます。 アルバムにはクリヴォプスト自身の「幻想曲」と、誰もが知っている「きよしこの夜」も収録されています。

  • 商品番号:8.660531

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    ブゾーニ(1866-1924)
    歌劇《ドクトル・ファウスト》 詳細ページ
    [ディートリヒ・ヘンシェル、ダニエル・ブレンナ 他、コルネリウス・マイスター(指揮)、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団]

    発売日:2024年11月08日

    CD 3枚組価格:3,900円(税込、送料無料)

    フェルッチョ・ブゾーニ没後100年を記念する特別企画!19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した多才な音楽家、ブゾーニの代表作である《ドクトル・ファウスト》は、中世のファウスト伝説とクリストファー・マーロウの戯曲『フォースタス博士』を基にしています。ブゾーニは自ら台本を執筆しましたが、彼の死によって未完のまま遺されました。作品は1925年に弟子のフィリップ・ヤルナッハによって完成され、ドレスデンで初演されました。ブゾーニの作風はリヒャルト・シュトラウスやピエトロ・マスカーニとは異なり、「起こり得ないことの現実性による劇作法」を掲げ、その独自性が再評価されています。 1997年、リヨン歌劇場でファウスト役を演じて以来、この役を嵌まり役とするディートリヒ・ヘンシェル、加えてウィーン国立歌劇場でそのキャリアを築いてきた、パルマ公爵夫人役のオルガ・ベスメルトナを始めとした粒ぞろいの歌手たちを起用。近現代の作品をその中心レパートリーとするコルネリウス・マイスターの雄弁なタクトが、複雑に構成されたブゾーニの音楽から劇的な響きと抒情的な陰影を見事に引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AN955

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,775円(税込)

    弦楽器の響きが描く儀式モントリオールを中心に活躍しALPHAからも複数の意欲的なアルバムをリリースする弦楽九重奏、コレクティフ9による儀式をイメージしたアルバム。静謐な祈りから宗教的高まりまで、2000年に渡る時を超えた音楽で構成しています。曲によりメンバーのソロをフィーチャーしているほか、ヒルデガルトとマーロックの作品ではヴァイオリン2名を加えた編成となっています。

  • 商品番号:BIDD85053

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    ハイフェッツの生き生きとしたライヴ・パフォーマンスが蘇る稀少放送録音集。ハイフェッツのラジオ番組での「パフォーマンス」を収めたディスクが登場。ここに収められた音源の多くは人気番組だった「ベル・テレフォン・アワー」出演時のもので、聴衆を前にしたハイフェッツの切れ味の良い、滑らかな演奏を満喫できます。おそらくライヴの一発録りと思われますが、重音も、込み入った音符もスルスルと進んでしまうので、時としてオケが遅れそうになってしまうのもかえってリアリティを感じさせます。ヴィエニャフスキのバラードとポロネーズ、ノヴァーチェクの常動曲(無窮動)などは正規録音が無く、この音源は貴重。またヴィラ=ロボスなど当時の現代音楽を盛り込んでいる点も見逃せません。 アメリカのラジオらしいのはパイド・パイパーズのリハーサル。出演者との打ち合わせらしいトークで始まり、ブギウギ調の一節をハイフェッツが練習、披露しています。コメディ・スキットでは、大人気コメディアンのジャック・ベニーがサプライズ登場。かつてバンドでヴァイオリンを弾いていたベニーとの楽し気なトークに加え、最後はハイフェッツとベニーがピアノの伴奏でコミカルなデュエットを披露。ブックレットにはこの時の写真が8点も掲載され、ストライプのスーツを着たハイフェッツが真剣な表情でコメディを演じる様子が見られます。 ヴァイオリンをクローズアップした録音で、アメリカの音楽家組合が市販用レコード制作を自粛していた期間(1942年8月~1944年11月)の演奏が聴ける点も貴重です。

  • 商品番号:CCS45924

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,775円(税込)

    名手ニン・フェンによるショスタコーヴィチとプロコフィエフ2006年パガニーニ国際コンクールの覇者で、中国出身で現在はベルリンを拠点に活動しているヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ニン・フェンが弾くショスタコーヴィチとプロコフィエフの協奏曲二題。美しいメロディと瞑想的な側面を持つプロコフィエフと、シニカルで先鋭的なショスタコーヴィチの大作を、切れ味鋭く高い技術力と歌心で見事に描き分けています。

  • 商品番号:CKD743

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    マシュー・マーティン(1976-)
    ミサ曲、頌歌、モテット 詳細ページ
    [マシュー・マーティン、ケンブリッジ大学ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,775円(税込)

    ケンブリッジ大学ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団による、その音楽監督マシュー・マーティンの作品集。オックスフォード大学と英国王立音楽院で学んだマーティンが2004年から2022年の間に作曲した作品は、伝統的なミサやモテットから複雑な讃歌や頌歌まで様々で、世界初録音も含まれています。 彼の多様なスタイルは英国国教会とカトリックの伝統の両方を行き来し、オルガンの活躍する祝祭的な曲から、古いヨーロッパの聖歌やポリフォニーの要素を感じさせる曲まで幅広く、聴き応えのあるものです。

  • 商品番号:FUG835

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,775円(税込)

    困難の時代、レドキンが奏でる「戦争ソナタ」1991年ロシア生まれ。2015年チャイコフスキー・コンクール第3位、2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位など数多くのコンクールに入賞したセルゲイ・レドキン(レーディキン)2枚目のアルバムは、祖国の大作曲家プロコフィエフが第二次世界大戦開始前後の同時期に書いた、3つの所謂「戦争ソナタ」からの2曲。その持ち前のテクニックとダイナミックな表現力をいかんなく発揮しています。 これらの作品についてレドキンは、「人間と機械、個と集団、複雑さと単純さの対立が物語の核心にあります。私とこの2つのソナタとの関係は長い年月をかけて築かれたものであり、現在の困難な時代において、この音楽がどのように私に共鳴するのかを瞬間的に捉えることに非常に興味がありました」と語っています。 併せて、プロコフィエフが作曲家としての活動初期に書いた野心作、全5曲の「風刺」から前半の3曲を収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG838

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    〈11月8日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,775円(税込)

    ウィーンに暮らし、学んだ作曲家たちによるヴァイオリン作品集1992年作曲家エディソン・デニソフの孫としてモスクワに生まれたヴィルトゥオーゾ、フョードル・ルディンと、1985年やはりモスクワ生まれのボリス・クズネツォフのコンビによる2枚目のアルバム。 2019年から3シーズン、ウィーン・フィルの最も若い団員としてコンサートマスターを務め、現在は指揮者としても活躍するルディン。ここでは高いテクニックはもちろん、より深みを増した音楽性で「音楽の故郷ウィーン」をテーマに、そして彼ら自身の故郷への思いも滲ませる素晴らしい演奏を聴かせています。

  • 商品番号:GP927

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    ヴィルヘルム・グロス(グロシュとも)はウィーン生まれの作曲家、ピアニストであり、指揮者や録音ディレクターとしても知られた多才な音楽家です。リヒャルト・ロベルト、フランツ・シュレーカーらに師事し、マンハイムやウィーンで活動後、ベルリンでウルトラフォン・グラモフォン社(Ultraphone Gramophone)の芸術監督となりました。ナチスの台頭により1934年にイギリスへ移住、映画音楽やポップス系の作品で成功を収めました。2024年は彼の生誕130年にあたります。 このアルバムには、ヴェルフェルの劇「鏡人」のための音楽をはじめ、ジャズやタンゴを採り入れた「舞踏組曲」や、「-2」というユニークな作品番号を持つ「E-H-A-E」ソナチネ、作曲家で音楽記者の友人に捧げられたソナタなどの1920年代に完成された作品と、晩年の作品で、ゴスペル唱法やタンゴの雰囲気を想起させる「12の即興曲」を収録。『20世紀のフォックストロット』シリーズで見事な演奏を披露したゴットリープ・ヴァリッシュが巧みな演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GP937

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    N.チェレプニン(1873-1945)
    A.チェレプニン(1899-1977)

    〈ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集〉 詳細ページ
    [ジョルジオ・コウクル(ピアノ)、クライディ・サハチ(ヴァイオリン)、ヨハン・セスティアン・パエチュ(チェロ)]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    ニコライ・チェレプニンと息子アレクサンドルのヴァイオリンとピアノのための作品集父ニコライ・チェレプニンは、セルゲイ・ディアギレフのロシア・バレエ団に指揮者として参加し、最初のパリ公演でも指揮を務めました。その作品にはフランス印象派の影響が感じられます。アルバムに収録された「幻想的カデンツァ」は、スクリャービンを彷彿とさせる夢と狂気の狭間を漂うような作品です。また、「パストラール」と「古い歌」は、もともと木管楽器のために書かれた作品ですが、ここではヴァイオリンで演奏されています。 息子アレクサンドルは、父ニコライから音楽の手ほどきを受け、家族とともに移住したパリではフランス6人組と親交を持ち、その後はアジアの民謡に関心を寄せ、日本の音楽界にも大きな影響を与えました。このアルバムに収録された「ヴァイオリン・ソナタ ハ短調」は、最近バーゼルのポール・ザッハー財団のアーカイヴで発見され、ジョルジオ・コウクルが編集した新しい版で演奏されています。「トリオ・コンチェルタンテ」は、1930年に作曲された三重協奏曲をアレクサンドル自身がピアノ三重奏に編曲したものです。他には「アラベスク」と「ピアノ三重奏曲」が収録されています。 ピアニストのジョルジオ・コウクルは、GRAND PIANOレーベルにアレクサンドルのピアノ作品全集を録音しており、このアルバムでも安定感のある演奏を披露しています。ヴァイオリンのクライディ・サハチは、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の第1コンサートマスターです。

  • 商品番号:LDV127

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    発売日:2024年11月08日

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    エヴァ・ザヴァロ、待望のソロ・デビュー・アルバム1995年、フランス人とポーランド人の血を引きパリの音楽一家に生まれたエヴァ・ザヴァロ。14歳でガーディナー指揮ロンドン響のソリストを務めるなど活躍し、2018年にリリースされたヴィスメールの協奏曲集(Claves)でも注目されました。 エリオス・トリオの一員として来日公演も成功させている彼女にとって初めてのソロ・アルバムは、自らのルーツであるフランスとポーランドを代表する2人の作曲家、一世代違いで同時代を生きたフォーレとシマノフスキを対置する興味深いプログラム。その冴えわたるテクニックと知的な表現を堪能できるアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19159CD

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    カバレフスキー(1904-1987)
    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    チャイコフスキー(1840-1893)

    チェロのための作品集 詳細ページ
    [リオネル・マルティン(チェロ)、デミアン・マルティン(ピアノ)、ギエドレ・シュレキーテ(指揮)、南西ドイツ放送交響楽団、ハワード・グリフィス(指揮)、カメラータ・シュヴァイツ]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,400円(税込)

    2013年に発足した、優れた若手アーティストがキャリアをスタートするためのサポート「SWR ニュー・タレント・プログラム」。2021年からこのプログラムに参加しているチェリストのリオネル・マルティンの最新アルバムです。彼はテュービンゲン音楽学校でヨーゼフ・ハーステンに師事、2020年からはチューリヒ芸術大学でトーマス・グロッセンバッハーに師事して研鑽を積んでいます。 2017年にはダン・エッティンガーが指揮するシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団をバックにチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」でデビュー・コンサートを行い、以降、ヨーロッパから南米まで幅広く演奏活動を行うとともに、2017年にはアンネ・ゾフィー・ムター財団の奨学生になり、ムターや他の奨学生とツアーを行うなど才能が高く評価されています。 彼はこのアルバムで19世紀と20世紀のロシアのレパートリーに挑戦。着実な成長を感じさせる見事な演奏です。

  • 商品番号:TOCC-711

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    〈11月8日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    ウェールズ出身のジョン・トーマスは、18世紀後半に最も称賛されたハープ奏者・作曲家の一人。ヴィクトリア女王専属のハープ奏者を務め、その洗練された技巧で広く愛されました。 この第5集にはグノーやドニゼッティ、ベッリーニらの歌劇からの編曲作品と、自作カンタータからの編曲、ロンドンで活躍していた作曲家アルベルト・ラッデッガーのカンツォーネなどの作品を収録。演奏には超絶技巧が必要ですが、どれも原曲の魅力的な旋律を生かしつつ、ハープの響きの優雅さも楽しめる粋な編曲が施されています。 デュオ・プラクセディスは18世紀末から20世紀初頭までの知られざるハープとピアノ二重奏曲の復興に力を注ぐアンサンブルです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-743

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    〈11月8日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    リヒャルト・シュテールは、同時期に活躍したコルンゴルトやシェーンベルクと同じく、ナチスにより祖国を追われ、アメリカに亡命した作曲家。激動の人生を送りながらも93年という長命を得て、7つの交響曲をはじめ、室内楽、歌曲、合唱曲、ピアノ曲などの膨大な作品を残しました。 この第3集には1942年に作曲された3作品を収録。彼はこの年に20曲ほどの作品を書き上げましたが、どれもウィーン時代を懐古するかのような美しい響きを保っていて、とりわけ交響曲第2番はマーラー作品を思わせる音楽になっています。原盤解説によれば、この曲は、亡くなったマーラーをしのんで書いた作品を改作したものである可能性があるそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-744

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    ピプコフ(1904-1974)
    〈ピアノ作品全集 第2集〉 詳細ページ
    [ドブロミール・ツェーノフ(ピアノ)]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    ブルガリアの作曲家リュボミール・ピプコフのピアノ作品集シリーズの第2集。 作曲家の父のもとに生まれ、ソフィアの音楽アカデミーで学んだ後パリに留学。エコールノルマル音楽院でポール・デュカスとナディア・ブーランジェに作曲を師事し、帰国後はソフィア歌劇場のコレペティートル兼合唱指揮者を務め、やがて音楽監督に就任。ブルガリアのいわゆる「第2世代」の代表的な作曲家の一人として評価されました。 後半生はブルガリアの民族音楽の伝統に魅せられ一連のピアノ小曲集を作曲。このアルバムに収録された「メトロ・リズムの研究」は代表作の一つで、ブルガリアの民族舞踊に見られる不規則なリズムの中に、ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキーのような現代作曲家たちによるリズムの融合を試みています。 他にはブルガリア組曲や、自作の歌劇《モムヒル》からの舞曲、彼の最後のピアノ組曲となった「子供の喜び」(世界初録音)を収録。第1集と同じくブルガリアの若きピアニスト、ドブロミール・ツェーノフの演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-745

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    スタンプ(1954-)
    ブラス・バンドのための作品集 詳細ページ
    [マイケル・ハルステンソン(指揮)、レイク・ウォビゴン・ブラスバンド]

    発売日:2024年11月08日

    CD価格:2,175円(税込)

    1954年にメリーランド州で生まれたジョン・スタンプは、一般的に「ジャック」として知られ、インディアナ大学ペンシルベニア校で25年間教鞭を執り、2008–09年度には「University Professor」の称号を授与されました。彼はイギリスのブラスバンド音楽にも関心を持ち、2019年から23年にはグライムソープ・コリアリー・バンドのInternational Composer-in-Associationを務め、バンドの発展に寄与しました。その作品は、ジャズの要素を取り入れた陽気で華やかな曲から、伝統的な賛美歌を採り入れた思索的な曲まで多彩で、どれも世界中で広く演奏されています。 このアルバムには、イングランドの様々な地から感銘を受けて書かれた連作「コンクリートから石畳へ」や、エリザベス女王崩御を知って、女王を偲んで作曲した「クリモンドの想い出」、「スカボローフェア」など、イギリスの民俗音楽や歴史に関連した作品が含まれています。 演奏するレイク・ウォビゴン・ブラス・バンド(LWBB)は、1992年にミネソタ州で結成され、チャールズ・オルソンを指揮者に迎えて活動をスタート。30年以上にわたり、275回以上のコンサートを行い、国内外の音楽フェスティバルや教育者大会で演奏しています。2002年からマイケル・ハルステンソンが音楽監督を務め、イギリスへのツアーも複数回実施。2023〜24シーズンは、ハルステンソンの最後のシーズンとして、新しいアルバムの製作を行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900229

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    発売日:2024年11月01日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    初出! バーンスタインとBRSO、
    1987年の雄大な「グレート」がオリジナル・テープからCD化。
    バーンスタインは1976年にアムネスティ・インターナショナルのためのコンサートでバイエルン放送交響楽団を指揮、ここで楽団と意気投合し、1980年代に入ると定期的に指揮するようになりました。1981年に録音された《トリスタンとイゾルデ》(フィリップス/現デッカ。レコード・アカデミー賞受賞)のようにバーンスタインらしさを優秀な楽団が全力でサポートする演奏が展開されていたことが想像されますが、レーベルの契約の関係で世に出たものは多くありません。 ここに登場するのは1987年のシューベルト:ザ・グレートのライヴ。同年に録音されて高い評価を得たコンセルトヘボウ盤(DG)のものと解釈の基本は同一で、各楽章の演奏時間もほぼ同じ。バーンスタインの解釈がそのままに反映された雄大で雄弁、細部までリズムと歌がゆきわたった緻密な演奏が50分間にわたって展開されています。 CD2はリハーサル(ドイツ語)が62分にわたっておさめられています。シューベルトにジャズの要素を見出したり、バーンスタインの解釈を言葉と音でたどれる興味深いものとなっています。尚、リハーサルの文字起こしはありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900645

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    〈musica viva #45〉
    ニコラウス・ブラス 詳細ページ
    [タベア・ツィマーマン、サラ・マリア・サン 他/バイエルン放送響]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,325円(税込)

    ミュンヘンとベルリンで医学と作曲を学び、ハノーファーではヘルムート・ラッヘンマンに師事。長年医師として活動しながら、様々なオーケストラや音楽祭からの委嘱作品を数多く作曲しているニコラウス・ブラス。このアルバムには、音楽を「流れる時間、秩序と混乱、人間の存在の側面を反映するもの」と捉える彼の3つの作品のライヴ演奏が収録されています。 スイスの詩人フィリップ・ジャコテ(1925–2021)の短い詩からインスパイアされた「大地の色で」、ソプラノ独唱を伴う「黄金の道」、4人の男声のヴォカリーズを伴う「庭園」。これらの作品はすべて、バイエルン放送のムジカ・ヴィヴァの委嘱によるものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A570

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    これぞオーボエ属の原風景。
    フランス風アンサンブルで読み解くバロック欧州世界
    ルイ14世の王室で活躍したオーボエ属中心の管楽合奏団ラ・グランド・エキュリー(大厩舎楽団)をモデルに、オーボエ属の楽器だけでコンソートを組み室内楽編成で活動するラ・プティット・エキュリー。2022年の英国バロック作品集(A527)に続き、今度は時代も地域も拡げパリ、ロンドン、ハンブルク、ヴェネツィアなど欧州各地の音楽都市で、17世紀末から18世紀にかけ活躍した重要作曲家たちの作品を集めたアルバムを制作しました。 アルバムのタイトルNo Strings Attachedは「見返りを求めず人助けに臨む」という意味の慣用表現ですが、今回はその字面通り弦楽器を使わない彼らなりの編成で、本来ヴァイオリン属の合奏を想定して書かれている曲を数多く選曲。使える楽器だけで編曲演奏することが当然とみなされたバロック期の習慣に立ち返り、基本的にオーボエ属の響きだけで、適宜打楽器も盛り込んでヴィヴァルディやヘンデルの作品を演奏しています。きわめて新鮮な響きでありながら、作品様式をふまえた演奏解釈も相まって、思わぬところで効果的なアクセントを添える打楽器も含め、自然に瑞々しく味わえるのが驚きです。「当時の響き」に対する認識を新たにしてくれる充実の1枚です。

  • 商品番号:ALPHA1079

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    ベンヤミン・アップルの
    クリスマス・アルバム 詳細ページ
    [ベンヤミン・アップル、レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団、フローリアン・ヘルガート、ミュンヘン放送管弦楽団]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    ドイツ新時代の名歌手、懐かしき故郷レーゲンスブルクの名門合唱団とのクリスマス古楽器オーケストラとの共演から近現代まで幅広いレパートリーで活躍、オペラと歌曲の双方で高い評価を博している新時代ドイツの名歌手ベンヤミン・アップルが歌うクリスマス名曲集。共演は彼の故郷レーゲンスブルクで中世に遡る歴史を持つ名門聖歌隊で、彼が少年時代に初めて本格的な歌唱経験を積んだのもこの団体でのことでした。 ミュンヘン放送管弦楽団も加わっての古典的名曲をはじめとするアップルの歌唱はどのトラックでも豊かな温もりにあふれ、清廉な荘厳さをもって曲ごとの特質に合った精緻な解釈をみせるレーゲンスブルク少年合唱団との相性も抜群。ツィターやシュタイアー式アコーディオンが加わるナンバーでのトラッド的躍動感もたまりません。 ドイツ各地の古都のクリスマスマーケットのような賑わいと伝統の確かさに貫かれた、馥郁と本場の魅力を感じられる1枚です。

  • 商品番号:ALPHA1083

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    〈11月1日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    デュオ・ヤテコックによる、2台のピアノで聴く名曲集現代音楽を中心としたパフォーマンスが人気を呼び、フランスで大いに受けているデュオ・ヤテコック。「Les Boys」(ALPHA388)、「動物の謝肉祭」(ALPHA749/LP ALPHA773)に続くALPHA3枚目のアルバムは、リストのピアノ・ソナタをサン=サーンスが2台ピアノに編曲した版のほか、クラシックの名曲をずらっと並べて2台ピアノで演奏したたいへん楽しい一枚。息の合った2人の積極的な音楽表現が作品に魔法をかけるように、その魅力を大きく引き立てています。 なお「火祭りの踊り」の編曲については明記がありません。また「禿山の一夜」は連弾用の編曲ですが、ここでは2台で演奏している模様です。

  • 商品番号:ALPHA1085

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    〈11月1日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    アストリグ・シラノシアンが紐解く、
    フランス20世紀前半の知られざるチェロ・ソナタの魅力
    リヨン出身、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの出演などで日本でもお馴染みのチェリスト、アストリグ・シラノシアンと、彼女と長く共演を続けているナタナエル・グーアンによる、知られざる作品を集めたアルバム。 アンリ・デュパルクと生涯親交を持ち、軍人でもあったジャン・クラがまだ22歳の若きフランス海軍士官だった頃のソナタは30分の演奏時間を要する立派なもので、形式とテクスチャー構成の習得における彼の早熟さを物語っています。 フローラン・シュミットに師事し音楽評論家としても活躍したピエール=オクターヴ・フェルーのソナタは、小規模ながら洒脱な親しみやすい作品。将来を嘱望された彼ですが、このソナタを作曲した4年後に交通事故で亡くなってしまいます。 マルセル・スラージュはパリのコンセルヴァトワールでナディア・ブーランジェの教えを受け、その作品は多くの賞を受賞し戦後はコンセルヴァトワールで音楽理論の教授も務めていました。現在ではその名前を聴くことはあまりありませんが、ここに収められたソナタも独創性に溢れています。 シラノシアンはフランス近代音楽史からいつの間にか見えなくなってしまったこれらの作品に深く寄り添い、その魅力と重要性を引き出す素晴らしい演奏を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1096

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    発売日:2024年11月01日

    CD 15枚組価格:5,925円(税込、送料無料)

    ベルチャQのALPHA、Zig Zagへの全録音、
    世界的評価を得たデビュー盤を含む空前の名演集!
    1994年、ロンドンの王立音楽院の学生たちで結成されたベルチャ弦楽四重奏団。2001年にZig Zag Territoiresから発売された、彼らの初めてのアルバムであるヤナーチェクはディアパソン・ドールを受賞、その後は世界中での演奏活動の傍らEMI(現Warner Classics)を中心に多くのアルバムをリリースしました。2012年から古巣Zig Zag Territoiresよりベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を発表、これが世界中で高く評価され、現在まで続く大ロングセラーとなります。それからは同レーベルとその活動を引き継いだALPHA CLASSICSで精力的な活動を展開、タベア・ツィンマーマンとジャン=ギアン・ケラスを招いたブラームスの弦楽六重奏曲のヒットは記憶に新しいところです。 そのZig ZagとALPHAでの全録音を集めたBOXが15枚組のボリュームで登場。彼らの代名詞とも言えるベートーヴェン全集はもちろん、ブラームス、ショスタコーヴィチ、新ウィーン楽派、そして17年ぶりとなったヤナーチェク新録音のほか、入手困難となっていた結成メンバーによるヤナーチェク旧録音も含まれるのが嬉しいところです。

  • 商品番号:ALPHA689

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    発売日:2024年11月01日

    LP 2枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    ハイドン全曲録音第11集のアナログが、CDとハイレゾ・ダウンロード付限定盤で登場!作曲家の生誕300周年にあたる2032年に向けて、ハイドンの交響曲全てを録音してゆくアントニーニのプロジェクトの11作目にハイスペック・アナログ盤が登場。中期の作品が中心となっていたこれまでの選曲から一歩進んで、作曲家50過ぎの重要作2作が軸となるプログラムを高音質でお楽しみいただけます。 テーマは「パリの人々のお気に入り」。オーケストラ演奏会が新たな娯楽として注目され始めていた当時のパリでは、ドイツ語圏で書かれた交響曲が人気を集めていましたが、その活況に大きく貢献した作曲家の一人がハイドンでした。彼の交響曲第82~87番の6曲は、かのフランスの首都で開催されていた演奏会の一つコンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピークのために作曲されたため『パリ交響曲集』と呼ばれており、今回は「熊」の綽名で知られる大編成向け第82番と、やや小ぶりの編成が緻密に活かされた第87番の2曲がこのセットから選ばれています。他の2曲はいずれも初期作品で、それらの作曲に至る「前史」となった重要作。その経緯を含め、指揮者アントニーニと音楽学者モーリッツ=バウアーによって現場経験と最新研究をふまえ書かれた解説文(独・英・仏語)は興味深い内容となっています。 バーゼル室内管弦楽団は今回、コンサートマスターや管楽器のトップ奏者に平素イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍するプレイヤーたちも編入、ピリオド楽器を使う意義が十全に伝わってくるメリハリの効いた解釈はここでも絶好調。初期のエステルハージ宮廷楽団のサイズまで員数を絞った第2番のクリスピーさから、トランペットとティンパニが存分に存在感を発揮する「熊」の豪奢な響きまで、変幻自在の創意が秘められているハイドン世界の魅力を存分にお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AVA10762

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    ワールド・タンゴ・オデッセイ 詳細ページ [ロビー・ラカトシュ&ギャング・タンゴ]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    ラカトシュが奏でる世界のタンゴ!ヴィルトゥオーゾ・ロマ・ヴァイオリン、ロビー・ラカトシュと、ポーランドのタンゴ・バンド「ギャング・タンゴ」が手を組み、世界中のタンゴを集めたアルバム。 「ジェラシー」や「オブリビオン」「ラ・クンパルシータ」といった有名なものから「Vale Mousiki」「Rookgordijnen」などの知られざる名曲まで、弾けるような躍動感と目の覚めるような超絶技巧と共に楽しませてくれます。

  • 商品番号:BZ3001

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    ビゼー(1838-1875)
    歌劇《カルメン》
    初演舞台再現版 詳細ページ
    [ディーパ・ジョニー、スタニスラス・ド・バルベラック ほか ベン・グラスバーグ、ルーアン・ノルマンディ歌劇場管弦楽団]

    発売日:2024年11月01日

    DVD+Blu-ray 各1枚組日本語字幕無し価格:5,025円(税込、送料無料)

    19世紀人たちが味わった衝撃を再現!
    初演時の演出を瑞々しく再現した《カルメン》
    世界で最も頻繁に上演されるフランス・オペラと言ってもまず過言ではない《カルメン》。作曲者ビゼーが亡くなる少し前に行われた初演は、設定の生々しい現実味や救いのない結末のため不評に終わったとのことで、音楽だけでなく筋書きの展開や舞台演出も公演の成否につながってくる総合芸術の難しさを再認識させられます。 近年パリの歴史博物館で、《カルメン》初演時の衣装や大道具の詳細はもちろん、合唱の動きや照明の色・数まで子細に記された演出ノートが発見され、当時人々に鮮烈な印象を与えた舞台の様子が詳しく分かるようになりました。今回の映像はそのノートをもとに、同時代の他の史料も参考にしつつ「初演時の舞台」を可能な限り忠実に再現したルーアン・ノルマンディ歌劇場のプロダクション。楽譜は作曲家の友人ギローが手がけたレチタティーヴォ入りシュダンス版をもとにロマン派フランス音楽センター(Palazetto Bru Zane)が独自監修した最新校訂版を用い、フランス歌劇界の最前線を担う歌手たちと共にきわめて精彩に富んだステージを味わわせてくれます。 指揮のベン・グラスバーグは1994年生まれの若手ながら2021年からルーアン・ノルマンディ歌劇場の音楽監督を務め、2024年からはウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督も兼務する逸材。作品に通底する独特のスペイン情緒を誠実かつ熱のこもった演奏で鮮やかに浮かび上がらせています。 Bru Zaneの常通りブックレットは挿絵や史料引用も充実(仏英独伊語)、映像の細部まで企図をよく伝えるリリースとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C230163

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《ドン・カルロ》 詳細ページ
    [ギャウロフ、コレッリ、ヴェヒター、ヤノヴィッツ 他、ホルスト・シュタイン(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2024年11月01日

    CD 3枚組価格:3,750円(税込、送料無料)

    1970年10月25日にウィーンで上演された新演出による《ドン・カルロ》。この上演は、1964年に芸術監督を辞任したカラヤンの復帰が期待されていましたが、カラヤンが指名したホルスト・シュタインが指揮を務めたため、大きな物議を醸しました。そのためシュタインはウィーン国立歌劇場で高く評価されていたにもかかわらず、カーテンコールでブーイングを浴びてしまいます。しかし、それは彼の引き締まった演奏とは無関係なものでした。 対照的に、豪華なキャストであった歌手たちは大きな歓声を受けました。グンドゥラ・ヤノヴィッツの清楚な中にも芯のあるエリザベッタ、全盛期のニコライ・ギャウロフの張りのある美声など聴きどころがもりだくさん。また、若きエディタ・グルベローヴァの瑞々しい声も魅力です。 ブックレットには、この上演にまつわるスキャンダルや舞台セットのアーカイブ写真が掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5528

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    〈11月1日発売予定〉予約受付中

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    カプースチン(1937-2020)
    ピアノ協奏曲 第2番&第6番 詳細ページ
    [フランク・デュプレー(ピアノ)、南西ドイツ放送ビッグバンド、ドミニク・ベイキルヒ(指揮)、南西ドイツ放送交響楽団]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,475円(税込)

    「ジャズを演奏し始めたとき、それが自分に合っていると理解しました。二つの音楽を融合させなければならないと分かったのです。」(ニコライ・カプースチン) カプースチンの音楽は、このアルバムに収録されている作品も含め、まるでオスカー・ピーターソンの即興演奏のように聞こえますが、その楽譜には即興に聞こえる部分まですべて克明に記されています。 1961年にモスクワ音楽院を卒業した後、カプースチンは11年間にわたりオレーク・ルントストレムのジャズ・オーケストラで演奏し、この経験が作曲を始める弾みとなり、最初のピアノ協奏曲Op.2や変奏曲、ジャズのコードで始まるトッカータ(このアルバムが世界初録音)といった作品が生まれました。1970年代には夜想曲やコンサート・ラプソディを作曲し、時代とともにそのスタイルを進化させました。その後、1980年に作品番号はようやくOp. 30に到達、この年はまた、モスクワで彼のピアノ協奏曲第2番が初演された年でもありました。 以降も彼はビッグバンド・ジャズの音楽を作品に反映し、音楽の素材やオーケストラとの関係にも柔軟に対応し続けました。とりわけ、1993年のピアノ協奏曲第6番は、ハーモニーがより複雑化し、ファンクの要素が取り入れられましたが、ソリストへの要求は依然として高く、演奏は更に困難を極めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5534

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    エルガー(1857-1934)

    チェロ協奏曲 詳細ページ
    [ハリエット・クライフ(チェロ)、マルティン・ジークハルト(指揮)、トーンキュンストラー管弦楽団]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,475円(税込)

    優雅さと確かな表現力で観客を魅了する注目のチェリスト、ハリエット・クライフ。彼女は過去6年間にCapriccioレーベルから6枚のディスクをリリースしており、いずれも高く評価されている他、最近はヴァイオリニスト、バイバ・スクリデとの共演でも見事な演奏を披露しています。 このアルバムでは、彼女が長い間録音を望んでいたというドヴォルザークとエルガーの協奏曲を披露。一層磨きのかかった表現で、美しい旋律を歌い上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C561174

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    約80あるとされるエチオピアの少数民族の1つ、アリ族の多声的音楽を現地録音したアルバム。手拍子によるリズムを伴奏として複数のフレーズを同時に繰り返す構成を中心に、不安定なパターンの笛などの楽器も入る、素朴でいて陶酔的な音楽を聴くことが出来ます。 2002年に発売されたC560174の再発売。

  • 商品番号:CCSBOX7624

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    発売日:2024年11月01日

    CD 35枚組価格:14,400円(税込、送料無料)

    名手ウィスペルウェイの’90年代から’00年代の偉業を集成!現代オランダを代表するチェロ奏者の一人で、古楽器奏者たちとの共演によるガット弦でのバロック作品から現代音楽まで、幅広い演目を出色の解釈で聴かせてきたピーター・ウィスペルウェイ。19世紀の室内楽作品では作品に合わせたモデルの歴史的ピアノとも共演するだけでなく現代ピアノとの録音もあり、作品の本質に迫る柔軟な演奏姿勢はリスナーだけでなく演奏家たちにも大きな刺激を与え続けています。 CHANNEL CLASSICSではレーベル創設間もない頃から多くの注目作を録音、世界的な批評誌のレビュー賞に輝いたアルバムも少なくありません。パオロ・ジャコメッティやデヤン・ラツィックなどピリオド楽器にも適性をみせるピアニストたち、俊英続々の古楽器楽団フロリレジウムや近年ますます世界的注目が高まるリチャード・トネッティ&オーストラリア室内管弦楽団など、共演者もユニークな才人揃い。シーン最前線をひた走ってきたウィスペルウェイが同レーベルに刻んだ音源がこのたび一挙35枚組でBOX化、その全貌を見渡しやすくなったことは、世紀の変わり目を跨いでのチェロ演奏史の先端を辿れるという意味でも貴重と言えるでしょう。 バッハやベートーヴェン、ブラームスなど異なる時期に再録音した演目は新旧どちらも収録、共演者の違いや解釈スタイルの変化も聴きどころになっています。

  • 商品番号:CHAN20304

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    ブゾーニ(1866-1924)
    ヴァイオリン・ソナタ集
    4つのバガテル 詳細ページ
    [フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン)、フランチェスカ・レオナルディ(ピアノ)]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,400円(税込)

    ブゾーニの没後100年記念アルバム。
    フランチェスカ・デゴのヴァイオリン・ソナタ集
    イタリアのヴァイオリニスト、フランチェスカ・デゴ。前作のブラームス/ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲(CHSA5333)に続き、ヴァイオリンとピアノのための2つのソナタと4つのバガテルを録音しました。どちらのヴァイオリン・ソナタもホ短調で書かれており、作品からはドイツ・ロマン派の影響が強く感じられます。 第1番のソナタはブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番からインスパイアされたロマンティックな作品ですが、10年後に完成された第2番は内容が更に深まり、複雑な対位法が駆使されています。第3楽章にはJ.S.バッハのコラール「Wie wohl ist mir 幸いなるかな、おお魂の友」を主題とした長大な変奏曲が置かれています。 2つのソナタよりも以前に書かれた4つのバガテルは、作曲家エゴン・ペトリのために書かれた作品で、ブゾーニはエゴン・ペトリの母親に恋をしていたとされており、それもあってか、ブゾーニの作品には珍しく軽快な音楽で、「生きる喜び」が感じられます。 フランチェスカ・デゴは日本でも既にNHK交響楽団をはじめ様々なオーケストラと共演し、多くのファンを獲得、また室内楽でも活躍しており、ピアニスト、フランチェスカ・レオナルディとは定期的にリサイタルで共演を行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP8623

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    パリのキキ 詳細ページ [アルバーヌ・カレール、エルザ・デ・ラセルダ、マガリ・リシェット]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    「モンパルナスのキキ」に捧ぐ、時代を超えたフランス歌曲集モンパルナスのキキ(本名アリス・プラン〔1901-1953〕)は恋人であったマン・レイによる「アングルのヴァイオリン」(当ジャケット)や「ヴェールをかぶったキキ」で知られる女性。他にも藤田嗣治、キスリング、ユトリロ、モディリアーニらのモデルを務めたほか、コクトーやデスノスなどと交流、歌手としてナイトクラブのステージに立ち、女優としても活動し、さらに自身も画家としてデビューしていたという才女でした。しかしながら後半生は波乱に満ち、不遇の晩年を送ったことでも知られます。 このCDは、ウィーン生まれで現在はフランスを中心に活躍するメゾ・ソプラノ、アルバーヌ・カレールとベルギーの作曲家ジャン=リュック・ファフシャンらによる、キキへのトリビュート・アルバム。19世紀末から20世紀初頭にかけての歌曲のほか、ピアフなどのシャンソン、ホシなど近年のポップ・ソング、トランペット奏者で詩人でもあったボリス・ヴィアンの詩にファフシャンが曲を付けたオリジナルまで、幅広いフランスの歌を収録。後半にはドラムやベースによるビートや多重録音も導入し、昔日のミューズへの思いを歌い上げています。

  • 商品番号:DDX-21132

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    ナフテル(1956-)
    管弦楽、室内楽、器楽作品集 詳細ページ
    [ノーザン・フィルム・オーケストラ弦楽四重奏団、チャンピオン・オーケストラ 他]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,475円(税込)

    1956年マンチェスター生まれの作曲家フレデリック・ポール・ナフテル。このアルバムでは、風景、自然、歴史的出来事など、さまざまな要素からインスピレーションを得る彼の多彩な作品が紹介されています。 「格言的な印象」、弦楽四重奏曲第2番、民謡組曲は2020年から23年にかけて書かれた作品で今回が初録音。グレゴリオ聖歌を用いた「パスカルズ・ヴィクティム」、ヘブライの聖歌に基づく雅歌、イギリスの田園風景を描いた「牧歌的なオーバード」、スペイン音楽にインスパイアされた「ビジャンシーコ」などの作品も収録されています。

  • 商品番号:DDX-21136

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,475円(税込)

    1963年ウェールズ生まれの作曲家ジェイムズ・クック。活動の初期には交響曲や合唱作品を発表していましたが、近年は聖書をもとにした歌劇や声楽曲やオルガン作品で注目を集めています。 このアルバムには2曲のオルガン交響曲を収録。第8交響曲「オリンピアン」は、ギリシャ神々の神話上の住処であるオリンポス山からインスピレーションを得た作品、第9交響曲「アポロニアン」はビクトリア朝やエドワード朝時代の夏の一日が鮮やかに描かれた作品です。 グラスゴー大学記念礼拝堂のオルガンをイギリスの名手ケヴィン・ボウヤーが演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21247

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    エストルンド(1975-)
    夢想 詳細ページ
    [ミリアム・ハイドバー=ディッキンソン(フルート)、エフゲニー・ブラフマン(ピアノ) 他]

    発売日:2024年11月01日

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    スウェーデン出身の作曲家ジョナサン・エストルンドのDIVINE ARTレーベルにおける6作目となるこのアルバムには、オーケストラ作品から声楽曲、合唱曲、器楽曲、室内楽曲などさまざまなジャンルの作品を収録。その多くは自然からインスパイアされたフランス語のタイトルを持つ印象派風の作品ですが、ベートーヴェン作品を元にした曲もあり、どれも夜の幻想的な雰囲気を湛えた、優雅さと現代的なセンスを併せ持つ美しい作品です。 収録曲はいずれも初録音で、エストルンドの音楽に感銘を受けたフルート奏者のミリアム・ハイドバー=ディッキンソンやピアニストのエフゲニー・ブラフマンを中心とする大勢のソリストのチームによる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:INC007

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    Impression Stream
    インプレッション・ストリーム
    詳細ページ
    [Stéphane Guillaume ステファン・ギョーム]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランスのサクソフォン&フルート・プレイヤー、ステファン・ギョームがチェロやバスーンを編成に加え、室内楽の領域との融合を試みたアルバム。

  • 商品番号:INV1015

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,325円(税込)

    ウィリアム・バードの没後400年記念アルバム。英語による教会音楽の一大傑作「グレート・サーヴィス」の登場です。国教会のために作曲された英語による「グレート・サーヴィス」(大典礼楽)は、第一次世界大戦後にテューダー朝の教会音楽シリーズ第2巻として出版され、1924年にニューカッスルで蘇演されて以来、現在では最も優れたイギリス国教会音楽のひとつとされています。この録音は蘇演100周年を祝うものでもあります。 この「グレート・サーヴィス」は、アングリカン(聖公会)礼拝の主要な7つの祈祷、朝の礼拝から「ヴェニテ」「テ・デウム」「ベネディクトゥス」、聖餐式から「キリエ」「クレード」、夕べの礼拝から「マニフィカト」「ヌンク・ディミティス」で構成されており、10声部を用いたバードの巧みな作曲技法が反映された作品です。演奏は本来、無伴奏、もしくは小さなオルガンの伴奏のみで行われますが、テューダー朝後期およびステュアート朝時代のイギリスの宗教声楽曲の慣例として、サックバットとコルネットも加え、壮麗な響きが生まれています。 アルバムには7曲の英語アンセムも収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV5005

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    発売日:2024年11月01日

    CD 16枚組価格:9,975円(税込、送料無料)

    名手イゾワールの偉業バッハ全集、
    『フーガの技法』を加えて新リマスターで再登場
    20世紀フランスを代表するオルガニストの一人アンドレ・イゾワール(1935-2016)。セザール・フランクやマルセル・デュプレの系譜をひくフランスのオルガン演奏の伝統を受け継ぎ、ミシェル・ブヴァールやエマニュエル・アイムなど多くの才能ある後進を育てながら、同時にオルガンの構造にも深い知見を持ち、世界各地の新たな銘器の建造に携わってきた経歴の持ち主でもあります。 彼が1975年から15年以上の歳月をかけ達成したバッハのオルガン独奏曲全曲録音は、リリース当初から世界中で絶賛を博し、数多くの賞を受賞したバッハ演奏史上の金字塔的シリーズ。初出時のレーベルCalliopeでもLP時代以来プレスと仕様変更を重ね、多くの人々を魅了してきました。原盤がLa Dolce Voltaに移って以降2014年に一度BOX化がなされましたが、今回の新仕様では全曲録音シリーズの15枚に加え、1999年の『フーガの技法』オルガン独奏による全曲録音を新たに追加、より広範な形でイゾワールのバッハ解釈の妙を味わうことができます(16枚のCDは今回のBOX化に際し全て新たにリマスター)。 イゾワール自身が建造時から携わった楽器や18世紀の歴史的銘器を含め、全てドイツの建造家による6つのオルガンを使用。ブックレットには修業時代からキャリア形成にかけての思い出、バッハ解釈にかける思いなどに触れる演奏者へのインタビューに加え、全使用楽器の写真とレジストレーションも完備(仏・英語/日本語解説無し)。細やかで堅牢なドイツ音楽理解とフランスのオルガニストならではの、音色美の追求が併存する深遠なオルガン音楽世界を堪能いただけます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV6006

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    発売日:2024年11月01日

    CD 7枚組日本語解説付き価格:6,975円(税込、送料無料)

    イザイQのベートーヴェン全集が登場!1984年にパリ・コンセルヴァトワールの学生たちにより結成、2014年1月に解散するまでのおよそ30年に渡り、Deccaを中心とした数々のレコーディングやコンサートで世界中の音楽ファンを魅了したイザイ弦楽四重奏団。彼らが2008年にオルセー美術館で行った、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲演奏会のライヴ録音が一挙登場します。一部(第3番、第10番、第16番)のみ2013年に自主レーベルのYsaye Recordsからリリースされていましたが、それも今では入手困難となっており、今回の全曲CD化はたいへん嬉しいところです。 モーツァルトやハイドン、フランスの作品や同時代作品で高い評価を得てきた彼らですが、ベートーヴェンが残した一連の四重奏曲は、その活動の最後期に於いて最も重要なレパートリーでした。ここでは円熟期を迎えたメンバーたちのアグレッシヴでありながら深い音楽性、ライヴならではの緊張感と一体感、そして完璧な技術といった、このカルテットの魅力を十二分に堪能することが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEW2410

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    北方に花開いたイタリア語ポリフォニーの粋を、イタリア最高の声楽集団の名解釈でヨーロッパ各地で多声音楽の全盛期を支えたネーデルラント(現在のベネルクス三国とその近辺に相当)の名匠たちが、16世紀後半にイタリアの作曲家たちから刺激を受けつつ地元ネーデルラントで出版したイタリア語重唱曲=マドリガーレを厳選。ナポリで活躍したデ・マッケ(ド・マック)や、ヴェネツィアのA. ガブリエーリ、ローマのマレンツィオなどイタリアに軸足を置いていた作曲家たちの作品も含め、全ての収録曲はこの地域の文化拠点アントウェルペンで出版されていながら(1603年に出版されたフェルドンクの1曲〔トラック7〕以外は全て1580~90年代に刊行)歌詞は全てイタリア語で、オランダ独立戦争の動乱をよそに、ヨーロッパの南と北をまたにかけた刺激的な文化活動のあったことが判ります。 コルネやフェルドンクなど重点的に紹介される機会の少ない作曲家たちも興味深く、緻密なポリフォニーや歌詞を活かした音作りの機微を存分に味わえる内容。しかも演奏は、音楽監督の早世により惜しまれながら活動休止したイタリアの名団体ラ・ヴェネシアーナのメンバーを多く含む気鋭集団、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ。温もりをたたえながら曲構造を明瞭に聴かせる精緻な歌唱で、濃やかな和声変化や多声書法の味わいをよく伝える解釈の妙はさすがというほかありません。 Musique en Wallonieレーベルの常通りブックレットも美麗図版の数々はじめ情報満載です(伊語歌詞、仏・英・蘭・独語歌詞訳&解説)。

  • 商品番号:MEX-77211

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    ヴィル(1952-)
    2つの歌劇
    《神々に奪われて》
    《切れた弦》 詳細ページ
    [マルクス・シュテンツ、アルメイダ・オペラ、ロンドン・シンフォニエッタ]

    発売日:2024年11月01日

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    インド出身でロンドンを拠点に活躍する作曲家パラム・ヴィル。このアルバムには、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェの委嘱によって作曲され、1996年にBBCラジオ3で放送された2つの歌劇が収録されています。 《神々に奪われて》は、タゴールの叙事詩『Debatar Gras』に基づく作品で、巡礼者たちが自然の猛威と神への恐怖に直面する物語です。作品にはベルク、ブリテン、メシアンの影響が感じられます。《切れた弦》は、古代仏教の物語「Guttil Jatak」をもとに、若い音楽家ムシルと盲目の音楽家グットゥルの対決を描いており、嫉妬の愚かさと真の芸術的才能がテーマとなっています。 マルクス・シュテンツが指揮する、1968年に創設されたロンドン・シンフォニエッタと、アルメイダ・オペラによる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1445

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    〈AMERICASCAPES 2〉
    アメリカン・オーパス
    ウォーカー、クラム、レブエルタス 詳細ページ
    [ロバート・トレヴィーノ(指揮)、バスク国立管弦楽団]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,475円(税込)

    メキシコ系アメリカ人で近年はヨーロッパでの活動がめざましく、来日公演でも好評を博しているロバート・トレヴィーノが、「アメリカとは何か」という問いの答えにふさわしい作曲家を厳選した1枚。 「アドレス・フォー・オーケストラ」はウォーカーがトレヴィーノに「いつか録音してほしい」と語っていた作品で、民謡やゴスペルを採り入れた音楽からは、アメリカの未来に対する楽観的なヴィジョンが感じられます。 クラムの「A Haunted Landscape 亡霊の出る情景」はニューヨーク・フィルハーモニックのための作品。謎めいた音の世界が数多くの打楽器を交えて描かれています。 メキシコで生まれ、アメリカで多くの時間を過ごしたレブエルタスの「ラ・コロネラ」は作曲家が世を去る直前の作品で、メキシコの民俗音楽バンドマリアッチやメキシコ民謡、アメリカ民謡、ジャズから実験音楽、セリエル音楽など様々な種類の音楽が融合されています。

  • 商品番号:ODE-1447

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    マルティナイティーテ(1973-)
    合唱作品集 詳細ページ
    [シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮)、ラトヴィア放送合唱団]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,475円(税込)

    ロシアに生まれ現在はニューヨークを拠点とするリトアニア人作曲家マルティナイティーテの無伴奏合唱作品を、世界最高レベルとの定評のあるラトヴィア放送合唱団が演奏しました。 アルバム冒頭の「ALETHEIA 真実」は、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始したのと合わせて作曲を始めたという、沈痛な趣き、祈りの雰囲気を感じさせる作品。「ウルレーションズ」は、戦争に行った家族の男たちや愛する者を失った女性たちが声を上げて悲しむ様を、森で夜通し鳴くフクロウの声を模して表現します。 どの作品にも歌詞らしい歌詞は無く、緩やかに起伏しながら移ろいゆくヴォカリーズの綾は神秘的、幻想的、瞑想的といった言葉がぴったり。解説書の写真によれば合唱団は23名ですが、超絶的なコントロールが生み出すハーモニーが揃う時の完璧さとずらす時の精緻さ、その繊細微妙な推移は合唱に関心のあるならばため息モノです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RES10342

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    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,325円(税込)

    1955年に上海で生まれたイェ・シャオガンは、現代中国を代表する現代作曲家の一人です。彼は1978年から1983年まで中国中央音楽院の作曲科で学び、その後1987年からイーストマン音楽学校に留学、サミュエル・アドラーやルイ・アンドリーセンに師事しました。1994年に帰国後、中央音楽院の作曲科教授として教育に携わるとともに、中国を中心に様々な音楽祭の芸術監督を務め、音楽文化の発展に貢献してきました。2013年からは、彼の「中国のさまざまな地域」をテーマにした作品をフィーチャーしたコンサート・シリーズが始まり、ニューヨークや北京など各地で演奏会が開催されています。彼は自作に中国の民間伝承のエピソードや風景、自然などのモティーフを取り入れることで知られ、演奏会用の音楽だけでなく、数多くの映画音楽で権威ある賞を受賞するなど、その作品は高く評価されています。 このアルバムには、シャオガンの1989年から2023年までの30年以上にわたる室内楽作品が収録されており、どの作品も中国の文化遺産との深い結びつきが顕著で、リズミカルでメロディアスなモチーフやドラマチックな形式が息づいています。また「ガーデニア」では中国の伝統楽器である琵琶が印象的に使われています。 演奏はフィデリオ・トリオとその仲間たちによって行われ、「九頭の馬」にはクラリネット奏者の橋本杏奈も参加しています。

  • 商品番号:VTS-29

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    発売日:2024年11月01日

    CD国内盤価格:3,080円(税込、送料無料)

    凝縮された響きによるミクロコスモス、数多のフランキストたちに捧げる渾身のアルバム!ヴァイオリンとピアノによるフランク晩年の作品集です。中でもE.アルデルが編曲した「交響曲」の録音はとても希少で、その凝縮された響きのミクロコスモス(小宇宙)に聴く者を誘います。フランスを代表するヴァイオリニスト、ニコラ・ドートリクールと日本のピアニストの上野真がタッグを組み、真摯な演奏で『大器晩成』と言われるフランクの魅力を余すことなく描き出しています。 『レコード芸術』特選盤に選ばれた2枚組からの編集盤。

    収録作曲家: