ヘンゼルト(アドルフ) Henselt, Adolf
生没年 | 1814-1889 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 16608 |
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ヘンゼルト(1814-1889):
ピアノ作品集 [ガッロ]HENSELT, A. von: Piano Works (Gallo)
発売日:2015年12月23日
NMLアルバム番号:GP661
1)
CD価格:1,710円(税込)
バイエルンのシュヴァバッハ町の中央広場に置かれたヘンゼルト(1814-1889)の銅像は、現在でも変わることなく威厳を放っています。1814年に生まれた彼はフンメルに師事し、演奏会ピアニストとして大成功を収めます。しかし、彼の同世代にはショパン、シューマン、タールベルク、そしてリストなど優れたピアニスト&作曲家がいたためか、ヘンゼルトは一時期「舞台恐怖症」に陥り、しばらく静養しなくてはなりませんでした。しかしその演奏技術は確固たるもので、リストには「ピロードの掌」と賞賛され、またラフマニノフも彼を高く評価していたと言われています。 ピアノ協奏曲も1曲だけ残してはいるものの、基本的に彼の作品はピアノのための小品に集中しており「もしも私が鳥だったら」を筆頭に、どれも甘美な雰囲気を持っています。しかし彼は、なぜか30代で作曲活動をやめてしまったというのですから、なんとも残念です。
収録作曲家:
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セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)
PIANIST AND CONDUCTOR
ピアニストとして、指揮者として
伝説の録音集 1919-1942[9枚組 BOX] [セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ/指揮)]発売日:2023年04月28日
CD 9枚組価格:5,850円(税込、送料無料)
生誕150年記念! ラフマニノフが演奏家として遺した伝説的録音を集成!1917年に母国ロシアを離れたラフマニノフはその翌年アメリカに渡り、コンサート・ピアニストとしての活動を始めました。この頃にはすでに録音技術が実用化されており、ラフマニノフはまずエジソンレコード社と契約しましたが、やがてビクタートーキングマシン社(のちのRCAビクター社)と契約を結び、多くの録音を生み出しました。この時に記録された78rpmディスクは、音楽史上最も重要な記録遺産の1つと言えるでしょう。 このBOXには、エジソンレコード社とビクタートーキングマシン社に録音された録音の中から、自身の作品を含むソロの録音と、ストコフスキーとオーマンディが指揮するフィラデルフィア管弦楽団をバックにした4曲のピアノ協奏曲、更に指揮者としての彼の録音の全てである「交響曲第3番」と「死の島」「ヴォカリーズ」が収められています。いくつかの音源は当時発売されることのなかった幻の音源です。 ウォード・マーストンとマーク・オーバート=ソーンによって行われたリマスターは、録音当時の音を鮮やかに蘇らせています。
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ピアニスト=コンポーザーの黄金時代[6枚組 BOX]
ヘンゼルト、フリードマン、ホフマン、
コルトー、パルムグレン、メトネル
[さまざまな演奏家]THE GOLDEN AGE OF PIANIST-COMPOSERS
発売日:2022年05月13日
CD 6枚組価格:5,100円(税込、送料無料)
Grand Pianoレーベル10周年記念企画!19世紀から20世紀前半にかけて“ピアニスト=作曲家の黄金時代”と言われます。ピアニストは個性を際立たせ、磨き上げた「名人芸」を競い合ったのです。「名人芸」といっても技巧的な華麗さだけではなく、語り口の妙、祖国へのこだわりなど、様々な“芸”で聴衆の心を掴みに行きました。そのための大切なツールが得意なピアノ奏法を活かした自作&自編曲でした。異様に広がる特異な手で弾くための可憐な難曲を書いたヘンゼルト、蕩けるように甘い和声で飾られた優雅な小品を量産したフリードマン(op.27-1は好例)、ピアノの美を知り尽くした繊細な書法が光るホフマン(特にop.40)、フランクのヴァイオリン・ソナタのピアノ・ソロ用編曲に代表されるコルトーの編曲魔術、冷涼なフィンランドの情緒を暖かな視線で300曲以上のピアノ作品で描いたパルムグレンなど、このBOXはそんな音楽のショーケースです。 ――吉池拓男(監修)
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ロマンティック・
ピアノ・コンチェルト 第1集 [マイケル・ポンティ(ピアノ)/ハンス・カン(ピアノ)/ルクセンブルグ放送管弦楽団 他]発売日:2021年12月24日
CD 2枚組価格:1,950円(税込)
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ラフマニノフ(1873-1943):
〈ピアノ・ソロ録音集 第6集〉
ビクター・トーキングマシン録音集(1922-1924) [セルゲイ・ラフマニノフ (ピアノ)/レオポルド・ストコフスキー (指揮)/フィラデルフィア管弦楽団]RACHMANINOV, Sergey: Piano Solo Recordings, Vol. 6 - Victor Recordings (1922-1924)
発売日:2020年04月10日
NMLアルバム番号:8.111413
CD価格:1,600円(税込)
珍しいテイクを含むラフマニノフの ピアノ・ソロ録音集。この第6集では、トーマス・エジソンとの契約終了後、ビクター・トークングマシンへ移籍してからの録音が収録されています。ビクターは、このスター・ピアニストの録音に熱心に取り組み、数多くの演奏を記録しており、ここでは、彼の自作だけではなく、ショパンやモシュコフスキーなどのアンコール・ピースや、シロティが編曲したサン=サーンスの「白鳥」のテスト・プレス、そして1924年当時、最高の技術を用いて録音されたストコフスキーとの「ピアノ協奏曲第2番」の第1楽章のこれまでに公開されなかったテイクを聴くことができます。
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「音楽新時報」で
シューマンが見出した新しき才能たち [コボウ/シュティッケン]Vocal and Instrumental Music - SCHUMANN, R. / MENDELSSOHN, Felix / SPOHR, L. (Sammlung von Musik-Stücken alter und neuer Zeit) (Kobow, Sticken)
発売日:2010年09月15日
NMLアルバム番号:777595-2
CD価格:5,216円(税込、送料無料)
シューマンの生誕200年を記念して発売されるこの3枚組のアルバムは、評論家としての彼の活動に光をあてるものです。新音楽時報(Die Neue Zeitschrift fur Musik)は、ドイツで現在でも発行されている隔月刊の権威ある音楽雑誌ですが、これを創刊したのがシューマンであることは多くの人がご存知でしょう。創刊されたのは1834年4月で、初代主筆はユーリウス・クノルでしたが、記事のほとんどはシューマンが書いていました。その翌年、出版元が変わり、それに伴いシューマンが主筆となり、多数の評論文を発表し、独特の文体とその慧眼で多くの才能を世に出したのです。1843年6月に彼が去ってからも多くの才能を紹介し続け、現在に至っているのです。このアルバムは、1834年から1843年の間に彼が紹介した39人の男性、及び女性作曲家たちの歌曲、ピアノ曲、器楽作品、そして合唱作品を集めたものです。19世紀初めの音楽の流行から、不朽の名作が誕生する瞬間まで様々な角度から楽しむことができます。