ヒラー(フェルディナンド) Hiller, Ferdinand
生没年 | 1811-1885 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ヒ」 | NML作曲家番号 | 47464 |
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ヒラー(1811-1885):
ピアノ四重奏曲 第3番 Op.133
ピアノ五重奏曲 Op.156 [オリヴァー・トリンドル(ピアノ)/ミンゲット四重奏団]発売日:2022年05月27日
CD価格:1,800円(税込)
ドイツのロマン派時代に活躍したフェルディナント・ヒラー。10歳から作曲をはじめ、ヨハン・ネポムク・フンメルに師事、ピアニストとして才能を開花させるとともに作曲の腕を磨きました。以降、作曲家・指揮者としてヨーロッパ全域で名を馳せましたが、死後は残念なことにその名声が忘れられ、作品の演奏機会も失われてしまいました。 このアルバムに収録された2つの作品、ピアノ四重奏曲第3番とピアノ五重奏曲はヒラーの円熟期である1860年代から70年代に作曲されたもの。ピアノ四重奏曲第3番は、ピアノ・パートの華やかさが際立つ、シューマンの影響を感じさせる劇的で創造力に富んだ作品。終楽章はイ長調に転じ輝かしく終わります。ピアノ五重奏曲はより抒情的で、第1楽章の主題が最終楽章にも現れて統一感を持たせています。 初演時こそ高く評価されたものの、コンサート・レパートリーになることのなかったこれら不遇の作品を、ミンゲット四重奏団とオリヴァー・トリンドルが見事な演奏で聴かせます。
収録作曲家:
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発売日:2018年02月23日
CD価格:2,100円(税込)
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Spirit of Hope - スピリット・オヴ・ホープ
「知恵と平和、精神」を主題にした歌曲集 [シラ・カルモン(ソプラノ)/パウル・グルダ(ピアノ)]Vocal Recital (Soprano): Karmon, Shira - ABADO, M. / BEETHOVEN, L. van / GULDA, P. / MOZART, W.A. / SULZER, S. (Spirit of Hope)
発売日:2022年02月18日
NMLアルバム番号:Gramola99231
CD価格:2,325円(税込)
イスラエル出身の歌手シラ・カルモンが歌う「知恵、平和、精神」の歌。アルバムが生まれるまでには、カルモンとピアニストであるパウル・グルダの綿密な話し合いが行われ、まずはイスラエルへのツアーが行われるなど2人はこの企画を大切に育ててきました。 1791年に書かれたモーツァルトのカンタータから、この企画のために作曲された歌まで何世紀にもわたるドイツ語圏の文化から生まれたこれらの歌には、16世紀以降のユダヤの人々の想いも反映されており、対立や憎しみを経て、さまざまな知恵と精神によって人々が希望と平和を手にするまでが描かれています。
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ロマンティック・
ピアノ・コンチェルト 第1集 [マイケル・ポンティ(ピアノ)/ハンス・カン(ピアノ)/ルクセンブルグ放送管弦楽団 他]発売日:2021年12月24日
CD 2枚組価格:1,950円(税込)
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ピアノ・ファントム [レヴィン]
Piano Recital: Lewin, Michael - NIEMANN, W.R. / LYAPUNOV, S.M. / GRIEG, E. / TAUSIG, C. / MEDTNER, N. / DVORAK, A. (Piano Phantoms)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2013年06月19日
NMLアルバム番号:DSL-92168
CD価格:2,085円(税込)
亡霊、幽霊の存在を信じない人でも、ちょっと背筋がぞくぞくする「夏向き」のアルバムです。亡霊や幽霊、そして精霊の存在は、国によっても扱いが違い、日本のようにちょっと不気味なものから、ヨーロッパのゴブリンのように自然界に普通に存在するものなど、その表情も様々です。ここでピアノを演奏しているマイケル・レヴィンは、現代アメリカで最も期待されているピアニストの一人であり、数多くのコンクール受賞歴と、40曲を超えるピアノ協奏曲のレパートリーを誇る名手です。このはかり知れない才能を秘めたピアニストが贈る「想像力を駆使した」音楽集、お楽しみいただけることは間違いありません。
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「音楽新時報」で
シューマンが見出した新しき才能たち [コボウ/シュティッケン]Vocal and Instrumental Music - SCHUMANN, R. / MENDELSSOHN, Felix / SPOHR, L. (Sammlung von Musik-Stücken alter und neuer Zeit) (Kobow, Sticken)
発売日:2010年09月15日
NMLアルバム番号:777595-2
CD価格:5,216円(税込、送料無料)
シューマンの生誕200年を記念して発売されるこの3枚組のアルバムは、評論家としての彼の活動に光をあてるものです。新音楽時報(Die Neue Zeitschrift fur Musik)は、ドイツで現在でも発行されている隔月刊の権威ある音楽雑誌ですが、これを創刊したのがシューマンであることは多くの人がご存知でしょう。創刊されたのは1834年4月で、初代主筆はユーリウス・クノルでしたが、記事のほとんどはシューマンが書いていました。その翌年、出版元が変わり、それに伴いシューマンが主筆となり、多数の評論文を発表し、独特の文体とその慧眼で多くの才能を世に出したのです。1843年6月に彼が去ってからも多くの才能を紹介し続け、現在に至っているのです。このアルバムは、1834年から1843年の間に彼が紹介した39人の男性、及び女性作曲家たちの歌曲、ピアノ曲、器楽作品、そして合唱作品を集めたものです。19世紀初めの音楽の流行から、不朽の名作が誕生する瞬間まで様々な角度から楽しむことができます。