けっこう有名な作曲家の新譜

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  • 商品番号:NYCX-10517

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    人間の声
    ~マラン・マレの知られざるフルート音楽~ 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ、リュシル・ブーランジェ、エリック・ベロック]

    MARAIS, M.: Flute Music (Voix humaines) (Les Musiciens de Saint-Julien)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:ALPHA1126

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ラザレヴィチが新発見手稿譜から読み解く、意外な作曲家によるフルート音楽の機微太陽王ルイ14世の庇護下で、自身も演奏に秀でていた弓奏弦楽器ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のため600曲近く作品を残したフランス・バロックの巨匠マレ。他にオペラや室内楽なども作曲、その録音もヴィオール曲ほどではないにせよ少なくありませんが、ことフルートを主役に据えマレが作曲した(つまり編曲ではない)作品となると、専門家の間ですらその存在が全く認識されていませんでした。 しかし2023年、18世紀に書かれたフルート向け手稿譜が2揃い相次いで急浮上。そこにマレの名を冠しながら、既知の彼のヴィオール作品群に原曲が見つからないフルート作品が少なからず含まれていたのです。 それらを徹底検証、他の稀少作品も交え「マレのフルート曲」と認識しうる未知の音楽に光を当てるのは、バロック期のフランス音楽に深い知見を持ち、トラヴェルソ(バロックフルート)の他さまざまなバグパイプも吹きこなす名手フランソワ・ラザレヴィチ。名歌手ドミニク・ヴィスとの共演で知られる大ベテラン撥弦奏者エリック・ベロック、ソロ活動も好調なヴィオール奏者リュシル・ブーランジェらの共演を得て、通奏低音にチェンバロを用いない親密な響きの中で綴られる音楽はいずれ劣らぬ繊細な名曲ばかり、名手揃いの宮廷楽団を指揮していたマレがフルートに関心を寄せ作曲していた可能性も示唆する内容になっています。 奏者自身による解説(国内仕様盤には全訳付)と併せ、作曲家像にもフランス音楽解釈にも新風を呼び込む1枚と言えそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10514

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    発売日:2025年02月28日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    フェリックスとファニー、
    2人の「無言歌」をパシチェンコが1836年製オリジナルのグラーフで奏でる
    イル・ガルデリーノとの共演によるモーツァルトの協奏曲録音が世界的に高い評価を得ているオルガ・パシチェンコ。久しぶりとなるソロ録音は、2人のメンデルスゾーンの作品集です。 フェリックス・メンデルスゾーンが残した愛らしい小品集として人気の『無言歌集』ですが、その創始者は姉のファニーという説もあり、彼女もまた多くの「無言歌(ピアノのための歌)」を残しています。この2人による数多くの無言歌からの抜粋を中心に、その作品の魅力をCD1枚めいっぱいの30曲盛り込みました。 パシチェンコがここで選んだ楽器は2人が存命中に製造されたコンラート・グラーフのオリジナル。美しい声で語り掛けてくるようなその音色は、詩情豊かなこれらの作品を表現するのに実にふさわしく、パシチェンコが持ち前の高い感性で瑞々しく歌い上げています。

  • 商品番号:8.574679

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:1,900円(税込)

    ヴァインベルクが生涯に作曲したチェロとオーケストラのための全作品を収録したアルバム。 1948年にわずか4日間で書かれたとされる「チェロ・コンチェルティーノ」は、音楽学者マナシル・ヤクボフの遺品から発見された、チェロ協奏曲の原型とも言える作品です。弦楽器のみを伴奏とするコンパクトな4楽章構成で、物思いにふけるような旋律が弦と巧みに交わりながら高揚し、カデンツァを経て、終楽章で静かに幕を閉じます。 同年に着手された「チェロ協奏曲」は1956年に改訂され、1957年にロストロポーヴィチの独奏で初演。ロマン派の伝統に則った構成とフルオーケストラによる色彩豊かな書法が特徴で、ヴァインベルク作品の中でも特に演奏機会の多い大規模な作品です。民謡風の旋律に始まり、イディッシュ音楽のリズムが用いられた第2楽章、戦闘的な緊張感を湛えた第3楽章、そして終楽章では冒頭の旋律が回帰して締めくくられます。 1952年から53年のチェロと管弦楽のための「幻想曲」は、ダニール・シャフランによってピアノ版が1953年に初演されたものの、管弦楽版の初演記録は残っていません。協奏曲的要素を持ちつつも自由な構成を採り、抒情性と劇的な対比を兼ね備えた、ヴァインベルク中期の傑作のひとつです。 ニコライ・シュガーエフはモスクワ音楽院でチェロを学び、その後ルガーノのスヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院でエンリコ・ディンドにも学びました。近年は指揮活動にも注力しています。ここでは技巧を誇示することなく悲哀を帯びたドラマティックな音楽をじっくりと聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A579

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    ロココ社会を魅了した当時の響きで、ヴェネツィアの巨匠の鍵盤世界へ18世紀中盤、後期バロックから初期古典派の時代に絶大な人気を誇ったヴェネツィアの歌劇作曲家ガルッピ。同じ頃に水の都を席捲した劇作家ゴルドーニと手を携えながら、ヘンデルの歌劇作曲引退後頃からポルポラやレーオらナポリの先人たちと共に、イタリア・オペラの全欧州的人気を支えました。 彼の歌劇作品は近年ようやく演奏機会を取り戻しつつありますが、その名を現代人の記憶にとどめたのはむしろ、ベネデッティ=ミケランジェリを筆頭に20世紀の名手たちもレパートリーにしていた鍵盤ソナタの存在でした。同時代の先達スカルラッティとはやや異なる、端正で感傷的な魅力に満ちたそれらのソナタは、単一楽章の佳品もあれば複数楽章からなる充実作もあり、現代ピアノの演奏家たちによっても数多く録音されていますが、ここでは1738年製のモデルに基づくチェンバロを通じ、18世紀の人々が耳にしたであろう響きを通じてガルッピの音世界の素顔に迫ります。 長調曲・短調曲それぞれに味わい深い協奏曲では、ジョルディ・サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンが最近録音したヴィヴァルディ『四季』でもソリストを務めたアルフィア・バキエヴァら5人の弦楽器奏者が加わり、こちらも18世紀風の室内楽編成で親密な響きの機微をよく活かした解釈を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555559

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    ラウタヴァーラ(1928-2016)
    ヴァイオリン協奏曲
    愛する人へのセレナード
    秋の庭 詳細ページ
    [ウルフ・ヴァリン、アリ・ラシライネン、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    RAUTAVAARA, E.: Violin Concerto / 2 Sérénades: I. Sérénade pour mon amour / Autumn Gardens (Wallin, Turku Philharmonic, Rasilainen)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555559-2

    CD価格:2,775円(税込)

    自然や神秘主義の傾倒など、個性的な作風で知られたエイノユハニ・ラウタヴァーラの作品集。 ヴァイオリン協奏曲は1969年に構想され、1977年に完成しました。第1楽章は幻想的、第2楽章は情熱的な性格を持っています。 彼が国際的な名声を得たのは1990年代後半で、1999年の「秋の庭」はBBCプロムスのための管弦楽曲。第1楽章はオペラ《太陽の家》のテーマを基にした自然の景観美を追求した庭園を思わせる音楽、第2楽章はシベリウスの交響曲第6番を思わせる荘厳な響き、終楽章はサラバンドの調べで締めくくられます。 最後の完成作品「愛する人へのセレナード」は、ヒラリー・ハーンのために作曲されました。ヴォーン・ウィリアムズやシベリウスの後期作品に通じる、美しく親密な趣のある作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8071

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    ヴィオッティ(1755-1824)
    ヴァイオリン協奏曲全集 詳細ページ
    [フランコ・メッツェーナ、シンフォニア・ペルジナ、ヴィオッティ室内管弦楽団、ミラノ・クラシカ室内管弦楽団]

    発売日:2025年05月16日

    CD 10枚組価格:5,925円(税込、送料無料)

    18-19世紀のイタリアでは、オペラの隆盛と対照的に、器楽作曲家たちは苦労し、多くは国外で成功を求めざるを得ませんでした。この時代に活躍したヴァイオリニスト・作曲家ヴィオッティもその一人。トリノの宮廷に仕え、イタリア国内で演奏旅行を行いましたが、1782年のパリでのコンセール・スピリチュエルでの衝撃的なデビューが彼を一躍有名にし、ヴェルサイユ宮殿に仕えたり歌劇場を設立するなど大活躍しました。しかし、フランス革命が勃発。彼は1792年にイギリスへ亡命し一旦はパリに戻るも最期はロンドンで生涯を終えました。 ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲は、フランス・ヴァイオリン楽派に強い影響を与えただけではなく、パガニーニら後世のヴァイオリニストたちにも大きなインスピレーションを与えました。このBOXに収録されたのは29曲のヴァイオリン協奏曲で、その作風はギャラント様式から初期ロマン派までと時代とともに変遷しています。特にロンドン時代の作品は、彼の音楽的な成熟と変化を示すものと言えるでしょう。 演奏するフランコ・メッツェーナは、1953年イタリア・トレント生まれのヴァイオリニスト。サルヴァトーレ・アッカルドに10年間師事し、研鑽を積みました。ヨーロッパ、日本、アメリカ、南米など世界各地のコンサートホールや音楽祭で演奏し、「イ・ムジチ」や「イ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ」とともにツアーを行い好評を博しています。この1990年から2004年に収録されたヴィオッティのヴァイオリン協奏曲全集は、世界初の企画として高く評価されたものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99332

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    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,550円(税込)

    シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」と、作曲時期が比較的近いフンメルのピアノ五重奏曲を並べたアルバム。どちらの曲もピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスという編成で、当時の家庭での音楽会で好んで演奏されたと考えられます。レミ・バロー・アンサンブルによるこの演奏は、ウィーン風のまろやかな響きを活かしつつ、活気に満ちており、これまで幾度となく行われてきた「ます」の録音に新たな風を吹き込むものです。 レミ・バローはパリ生まれ、ウィーン国立歌劇場管弦楽団に10年以上在籍。室内楽奏者、指揮者として活躍、クラングコレクティフ・ウィーンの芸術監督も務めています。近年はブルックナー所縁のザンクトフローリアン修道院で行われる夏の音楽祭「ブルックナー週間」の常任指揮者を務め、交響曲全曲を録音したことでも注目を集めました。 ピアノのフォゥグ・浦田陽子はウィーン国立音楽大学で学び、数々のコンクールで優勝。ウィーン・ピアノ三重奏団およびウィーン・ピアノ五重奏団のメンバーとして活動しています。ヨアゲン・フォゥグはデンマーク出身、1975年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーを務めた後、ウィーン・ピアノ五重奏団でも演奏しています。ヴィオラのイリス・バローはクラングコレクティフ・ウィーンのコンサートマスター。ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍中。マンフレッド・ヘッキングはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に在籍後、音楽と医学の道を両立させています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574621

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    アダン(1803-1856)
    バレエ・パントマイム
    「グリゼルディス または五つの感覚」 詳細ページ
    [ダリオ・サルヴィ、ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月09日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    バレエ『ジゼル』や『海賊』で広く知られるアドルフ・アダン。これらの作品は19世紀のロマン派バレエの発展に大きな影響を与えました。 このアルバムに収録された『グリゼルディス または五つの感覚』はアダンの11番目のバレエ曲。ボヘミアの皇太子エルフリッドがモルドバの王女グリゼルディスに会うために旅をする中で、愛の探求をテーマに、五感の活性化による発見が描かれています。合唱、ソプラノ独唱、ハルモニウムなども用いられた色彩豊かで革新的な作品で、当時の著名なダンサー、カルロッタ・グリジやリュシアン・プティパが主演を演じ1848年にパリ・オペラ座で初演されました。 オーベールの序曲シリーズで素晴らしい演奏を披露したダリオ・サルヴィが、ここでも華やかな音色を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C240121

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    レオンカヴァッロ(1857-1919)
    歌劇《道化師》 詳細ページ
    [プラシド・ドミンゴ、イレアナ・コトルバシュ 他、アダム・フィッシャー、ウィーン国立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年05月02日

    CD価格:1,800円(税込)

    入手困難となっていた1985年のウィーン国立歌劇場のライヴ録音、アダム・フィッシャーが指揮し、プラシド・ドミンゴが歌う《道化師》が復活しました。この上演は、ジャン=ピエール・ポネルがウィーン国立歌劇場で演出を手掛けた最後の作品の一つで、ドミンゴの完璧なパフォーマンスがセンセーションを引き起こしたものです。 ドミンゴはその比類なき声と表現力豊かな演技で聴衆を魅了し、この歌劇を非常に説得力あるものにしました。また、他の歌手たちも素晴らしく、コトルバシュはネッダの内面の葛藤を巧みに表現し、シルヴィオ役のシェーネは若々しい声で間男を歌い、ツェドニクは独特な声でペッペに新たな性格を与えました。またマヌゲーラは恐ろしいトニオを演じています。アダム・フィッシャーも破竹の勢いを感じさせる演奏で全体をまとめました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5533

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    ケクラン(1867-1950)
    交響曲 第1番
    3つの歌曲
    交響詩「はるかに」 詳細ページ
    [パトリシア・プティボン、アリアーヌ・マティアク、ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月02日

    CD価格:2,475円(税込)

    1867年にパリで生まれ、アルザス出身の両親のもとで育ったシャルル・ケクラン。病気のため工科大学での学業を中断した後、音楽に専念することを決意し、パリ音楽院でジュール・マスネやガブリエル・フォーレに師事しました。作曲家として活躍する一方、ラヴェルやフローラン・シュミットとともに音楽協会を設立し、同時代の音楽の振興に貢献しました。また、教師として数多くの作曲家を育て上げただけでなく、ステレオスコープ写真家としての顔を持ち、作家としてはガブリエル・フォーレの伝記を執筆するなど、多彩な活動を展開したことで知られています。 彼は4曲の交響曲を残しており、このアルバムに収録された交響曲第1番は、弦楽四重奏曲第2番を管弦楽曲へと発展させたもので、1937年のハルフェン賞を受賞しています。ほかにも、1933年の「セヴン・スターズ・シンフォニー」(CAPRICCIO C5449)、1936年の「The Symphony of Hymns」、そして第二次世界大戦中に作曲された交響曲第2番が存在します。ケクランの作品は、当時のフランス音楽の流れを汲みつつも、独自の視点と形式を持つものと言えるでしょう。また、交響詩「はるかに」は、もともと1896年にコールアングレとピアノのために作曲、その後、管弦楽曲へと編曲されました。 彼は歌劇にはあまり関心を示さなかったものの、声楽作品には関心を寄せ、約100曲の歌曲を作曲し、その多くをオーケストラ伴奏へと編曲しています。アルバムに収録された「3つの歌曲」も「ハチドリ」以外は作曲者自身の編曲となっており、パトリシア・プティボンが美しく輝かしい歌声で歌い上げています。 ケクランの交響曲を録音するにあたっては、スコアの発掘、編集、演奏可能な素材への整理が必要とされ、アリアーヌ・マティアクはこの作業に1年半を費やしました。さらに、作品を学ぶ意欲のあるオーケストラを見つけ、録音の機会を確保することも課題だったと語っています。ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団は、マティアクの期待に応え、見事な演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20328

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    ヴァインベルク(1919-1996)
    〈弦楽四重奏曲集 第5集〉
    第3番、第9番、第14番 詳細ページ
    [アルカディア・クァルテット]

    WEINBERG, M.: String Quartets, Vol. 5 - Nos. 3, 9, 14 (Arcadia Quartet)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHAN20328

    CD価格:2,400円(税込)

    2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成され、2014年の大阪国際室内楽コンクールをはじめとする多くのコンクールで優勝したアルカディア・クァルテット。前作の第4集はレコード芸術ONLINEで「表情のえぐり込みが深く、既存の全集とは違った個性がある。優秀な録音もアドヴァンテージだ」として推薦盤になりました。この第5集には、ヴァインベルクの異なる時期の作品が収録されています。 1944年に書かれた第3番は、彼の最初の成熟した四重奏曲と見なされる作品です。後の1987年には、彼自身がこの曲を「室内交響曲第2番」として改訂しています。1963年の第9番は、第二次世界大戦後、ギレリスやコーガン、コンドラシンといった著名な音楽家たちに支持された「輝かしい10年」の産物です。1978年に作曲された第14番は、ショスタコーヴィチの死後3年を経た時期の作品であり、5つの楽章がアタッカで切れ目なく演奏され、楽章ごとにメトロノーム記号のみが標示されています。 「インプロヴィゼーションとロマンス」は、スターリン時代に生まれた作品です。当時、作曲家たちは国家の求める「理解しやすい」音楽を書かざるを得ませんでしたが、ヴァインベルクは自らの音楽に独自の叙情性を織り込むことに成功していたと言えるでしょう。「インプロヴィゼーション」は、弱音器をつけて演奏されるアダージョで、流麗かつ美しい旋律が展開します。続く「ロマンス」は、彼のピアノ作品『子供の雑記帳』に通じる親しみやすい作風を持っています。この作品は彼の生前に演奏されることはなく、2018年6月にダネル四重奏団によって初演されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8058

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)
    物語
    ソネットとセレナード 詳細ページ
    [エリザべート・ヘルツベルク、シモネッタ・ヘーガー]

    CASTELNUOVO-TEDESCO, M.: Stories, Sonnets and Serenades (Hertzberg, Heger)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:CDS8058

    CD価格:2,175円(税込)

    アンドレス・セゴビアのために作曲した数多くのギター作品で知られる作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ。このアルバムにはあまり耳にすることのない歌曲とピアノ曲が収録されています。彼の歌曲にはさまざまな詩人のテキストが用いられていますが、とりわけハイネの詩への作品が高く評価されています。アルバム前半ではハイネの詩による歌曲集を紹介。 ピアノのための「ヨゼフの物語」は1955年の作品。同年8月に亡くなったトーマス・マンを偲んで書かれたもので、マンの『ヨゼフとその兄弟たち』からインスパイアされています。1929年の「La canzone di Usigliano ウジリアーノのカンツォーネ」はテデスコの義兄弟フェルナンド・リウッツィの詩を用いた曲。トスカーナ地方の民謡が用いられています。「インドのセレナーデ」はイギリスの詩人シェリーの恋の詩に基く小品、こちらもフォルリヴェシ社から出版されました。「3つのポルトガル語からのソネット」はエリザベス・バレット・ブラウニングの詩を元に1928年にロンドンのチェスター社から出版されました。テデスコはブラウニングの詩を好み、自伝で、フィレンツェのアパートからブラウニングの墓を眺めた思い出を語っています。 アメリカ出身のソプラノ歌手、エリザベス・ハーツバーグとミラノ音楽院で学び、チェンバロ奏者としても活躍するシモネッタ・ヘーガーの2人が親密な演奏を聴かせます。

  • 商品番号:LDV145

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    モダンタイムズ
    ラヴェル、アレンスキー、スルンカ(1975-)
    ピアノ三重奏曲集 詳細ページ
    [トリオ・パントゥム]

    Piano Trios - RAVEL, M. / ARENSKY, A.S. / SRNKA, M. (Modern Times) (Trio Pantoum)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:LDV145

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    若きピアノ・トリオの意欲的デビュー・アルバム2016年、パリ国立高等音楽院の学生によって結成されたトリオ・パントゥム。初めて集まって初見で弾いた曲がラヴェルのピアノ三重奏曲第2楽章「パントゥム」だったことが名前の由来という彼らは、各地の名高い国際コンクールに積極的に参加、2023年だけでウィーン、リヨン、ミュンヘン、そして大阪など6つのコンクールに出場し、栄えある賞に輝いています。 そのデビュー・アルバムの軸にラヴェルを据えるのは当然の成り行きであったといいますが、彼らは一つの美学にとらわれることなく、好奇心に導かれるままに、対照的で多彩なレパートリーを探求することを目指しました。そのためここには彼らの最も愛する作品に加え、ロシアのロマン派アレンスキーの佳作、そしてチェコ音楽界新進気鋭のスルンカによるSNSを題材とした作品を組み合わせ、それぞれの影響を明らかにしています。その演奏はリリカルで瑞々しくダイナミックですが、単に若々しいだけでなく、どの作品にも思慮深く誠実に対峙しているのがよく表れた、たいへん美しく好感の持てるものとなっています。 ピアノを担当する岡田浩二朗は1999年ボルドー生まれ。ベルギーやスペインで開催されたコンクールに度々入賞するなど、ソロでも実績を重ねてきた期待の新鋭です。

  • 商品番号:8.226926

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    カバレフスキー(1904-1987)
    シューマン(1810-1856)

    チェロ協奏曲 詳細ページ
    [テオドール・リングスタット、エヴァ・オッリカイネン、コペンハーゲン・フィル]

    KABALEVSKY, D.B.: Cello Concerto No. 2 / SCHUMANN, R.: Cello Concerto, Op. 129 (Lyngstad, Copenhagen Phil, Ollikainen)

    発売日:2025年03月28日 NMLアルバム番号:8.226926

    CD価格:2,400円(税込)

    1993年生まれ、25歳の若さでコペンハーゲン・フィルの首席奏者に抜擢されたリングスタットのデビュー・アルバム。カバレフスキーの協奏曲第2番はショスタコーヴィチの影響を受けながらも独自の魅力を持ち、晩年に作曲されたシューマンの協奏曲は憂愁に溢れた響きが美しい傑作で、リングスタットは持前の感性とテクニックで聴き手をひきつけます。 テオドール・リングスタットはデンマーク王立音楽アカデミーとマンハッタン音楽学校で学び、数々の賞を受賞。この録音ではデンマーク王立音楽アカデミーが所有する“テストーレ“のチェロを演奏。数多くの受賞歴を持つ録音プロデューサー、ダニエル・ダヴィドセンが銘器のつややかな美音を余すことなく捉えています。

  • 商品番号:GRAM99340

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    グルダ(1930-2000)
    ヴァイル(1900-1950)

    ヴァイオリン協奏曲 詳細ページ
    [ベンヤミン・シュミット、ハンスイェルク・アンゲラー、ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニー]

    GULDA, F. / WEILL, K.: Concertos for Violin and Wind Orchestra (Schmid, Salzburg Wind Philharmonic, Angerer)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:Gramola99340

    CD価格:2,550円(税込)

    「ベニ・シュミット」の名前でジャズ・ヴァイオリニストとしても活躍するベンヤミン・シュミット。今作ではハンスイェルク・アンゲラーが指揮するザルツブルク・ウインド・フィルハーモニーとともにフリードリヒ・グルダとクルト・ヴァイルの協奏曲に挑みます。 グルダの曲はもともとチェロのために書かれたもので、独奏楽器にはマイクを用いることが指定されていますが、この録音ではエレクトリック・ヴァイオリンを使用。作品にふさわしい響きを得ています。技巧的なカデンツァや終楽章での祝祭的な盛り上がりが聴きどころ。 クルト・ヴァイルのヴァイオリン協奏曲の伴奏は、管楽器、打楽器、コントラバスのみで構成されており、特にユーモラスな第2楽章では、この編成ならではの独創的な響きが生み出されています。 アルバムにはクルト・ヴァイルの「ユーカリ」と、ベンヤミン・シュミット自身の「フリッツへ」も収録されています。

  • 商品番号:LBM073

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    グラス(1937-)
    アナザー・ルック・アット・ハーモニー パート4
    バシリ(1705-1777)
    16声の同度のカノン 詳細ページ
    [レ・メタボール、ヨアン・エロー、レオ・ヴァリンスキ]

    GLASS, P.: Another Look at Harmony, Part 4 (Les Métaboles, Warynski)

    発売日:2025年03月14日 NMLアルバム番号:LBM073

    CD価格:2,775円(税込)

    2010年レオ・ヴァリンスキによって設立されたヴォーカル・アンサンブル、レ・メタボール。ここではフィリップ・グラスが混声合唱団とオルガンのために書いた作品と、18世紀イタリアのカノンを並べ、時代を超えて見事に呼応する声の芸術の世界を描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-344

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    ヴァインベルク(1919-1996)
    〈弦楽のための作品集〉
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
    2つのヴァイオリンのためのソナタ 詳細ページ
    [シモン・クシェショヴィエツ、バルトウォミェイ・ニジョウ、エルズビエタ・ムロジェク=ロスカ、アダム・クシェショヴィエツ]

    WEINBERG, M.: String Music - Sonata for 2 Violins / Sonata No. 2 for Solo Violin / String Trio (S. Krzeszowiec, Nizioł, Mrożek-Loska, A. Krzeszowiec)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:CDAccordACD344

    CD価格:3,675円(税込、送料無料)

    ミェチスワフ・ヴァインベルクの弦楽のための作品集。 このアルバムに収録された全ての作品は、モスクワとその周辺地域で書かれ初演されたもので「ロシアの作品」と思われがちですが、彼自身はロシア人ではなくポーランド出身のユダヤ人で、ワルシャワからの亡命者でした。作品を初演したヴァイオリニストたちもウクライナ出身のユダヤ人で、ヴァインベルクの父がかつて劇場でヴァイオリン奏者として働いていた、オデッサ在住の奏者でした。 今作では、ポーランドの名手クシェショヴィエツ兄弟と友人たちがこれらの作品を演奏。三重奏曲の4楽章版は世界初録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHSA5360

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    ウォルトン(1902-1983)
    〈管弦楽作品集 第1集〉
    ヴァイオリン協奏曲
    歌劇《トロイラスとクレシダ》による交響的組曲 詳細ページ
    [チャーリー・ラヴェル=ジョーンズ、ジョン・ウィルソン、シンフォニア・オブ・ロンドン]

    WALTON, W.: Violin Concerto / Troilus and Cressida Suite / Portsmouth Point Overture (Lovell-Jones, Sinfonia of London, J. Wilson)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:CHSA5360

    SACD-Hybrid価格:2,700円(税込)

    ジョン・ウィルソンとシンフォニア・オヴ・ロンドンによる新しいシリーズはウィリアム・ウォルトンの作品集。第1集にはヴァイオリン協奏曲を含む3作品を収録しています。 歌劇《トロイラスとクレシダ》は、当時のパートナーであったアリス・ウィンボーンからの影響を受けて構想されました。しかし、台本がやや冗長で扱いにくいうえに歌手たちの調達がうまくできず、1954年ロンドンの初演の際は、準備不足がたたり音楽面での評価は分かれてしまいました。この作品はその後、他の都市でも上演されたものの、結局批評家からは厳しい意見を受け、ウォルトンは改訂を行いました。このアルバムに収録されているのは、1987年、アレンジャー、クリストファー・パーマーが作品をもとに製作した4曲からなる交響的組曲です。各曲は登場人物や事件を表現しており、最後には悲劇的なクライマックスを迎えます。 ヴァイオリン協奏曲は、ヤッシャ・ハイフェッツからの委嘱作ですが、当時のウォルトンは映画音楽の作曲に心が動いており、こちらを優先すべきか迷っていたといいます。しかしここでもアリス・ウィンボーンが彼の背中を押しこの協奏曲が書かれることになりました。第2楽章の情熱的なタランテッラが作品を難度の高いものにしています。1938年に全曲が完成、翌年アメリカで初演。1943年にはオーケストラ・パートの改訂を行い、ウォルトンの代表作の一つとなりました。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS150

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    シャルパンティエ(1643-1704)
    聖母被昇天のミサ曲 詳細ページ
    [ガエタン・ジャリ、ルイ・シャンピオン、ダヴィド・トリクー、ロマン・シャンピオン ほか マルグリット・ルイーズ管弦楽団&合唱団]

    発売日:2025年02月28日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランスの実力派たちが伝える「偉大なる世紀」の宗教音楽の集大成ルイ14世の王室音楽総監督リュリがその台頭を恐れて活動を妨害、フランス王室直属のポストを得られずパリ市内を中心に活躍を続けた天才作曲家シャルパンティエ。イタリア仕込みのみずみずしい感性で多様なジャンルの音楽を追究したこの作曲家が晩年に織り上げた一大ミサ曲を中心に、聴かれる機会の少ない器楽曲や同時代のオルガン曲なども収録した充実アルバムが、ヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂で収録されました。 フランスの古楽シーンで確かな信頼を集めるダヴィド・トリクーやロマン・シャンピオンといった歌手たちと共に、驚くべき玄妙な響きを聴かせる児童合唱を伴う合唱団と繊細な古楽器演奏でそれらの演目を形にしてゆくのは、近年フランス・バロック音楽劇シーンで豊かな実績を築いてきたガエタン・ジャリ率いるアンサンブル、マルグリット・ルイーズ。トラヴェルソのセバスティアン・マルクやテオルボのマルク・ヴォルフ、低音管楽器セルパンの名手パトリック・ヴィバールら実力派続々の器楽陣の頼もしさもさることながら、フランス流のラテン語の響きを魅力的に聴かせる独唱者勢と合唱も見事なもの。 同レーベルの常通り解説(仏語、英語、独語)も充実、『真夜中のミサ曲』や『テ・デウム』といった有名曲のさらに先をゆくシャルパンティエ晩年の新境地をじっくり聴き確かめられる1枚に仕上がっています。

  • 商品番号:ORC100362

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    マルコム・アーノルド(1921-2006)の音楽
    オルガン協奏曲、ヴァイオリン協奏曲と合唱作品集 詳細ページ
    [ロンドン・コーラル・シンフォニア 他]

    ARNOLD, M.: Organ Concerto / The John Clare Cantata / Concerto for 2 Violins (Liebeck, A. Sitkovetsky, Orford, London Choral Sinfonia, Waldron)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:ORC100362

    CD価格:2,175円(税込)

    ロンドン・コーラル・シンフォニアの新アルバムは、世界初録音を含むマルコム・アーノルドの作品集。ディレクターのマイケル・ウォルドロンは、幼少期に触れたアーノルド作品への思いを新型コロナのロックダウン中に再燃させ「ジョン・クレアのカンタータ」などの合唱曲を発掘、このアルバムで紹介しています。 また壮大かつ神秘的なオルガン協奏曲や、ジャック・リーベックとアレクサンダー・シトコヴェツキーが魅力的な演奏を披露する「2つのヴァイオリンのための協奏曲」なども収録。アーノルドのエネルギーと機知を象徴するダイナミックな作品を存分に堪能できます。 最後に収録された「パドストウの救命ボート」は、吹奏楽ファンにもおなじみの作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC471

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    マレ(1656-1728)
    音階、およびその他の合奏曲
    鐘、音階、マレ流儀のソナタ 詳細ページ
    [ザ・スケール・ニッターズ]

    MARAIS, M.: Sonnerie de Ste. Genevieve du Mont de Paris (La) / La Gamme en forme de petit Opera (The Scale Knitters)

    発売日:2025年02月28日 NMLアルバム番号:RIC471

    CD価格:2,775円(税込)

    マレ晩年の個性的曲集を、フランス屈指の名手たちと近世フランスの貴族社会で最も愛された弦楽器ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の達人で、ルイ14世の王室楽団の指揮者として活躍したマラン・マレの偉業は、5集に及ぶヴィオール作品集に凝縮されています。その傍ら彼はイタリアの音楽にも早くから関心を寄せ、かの南国の音楽家たちが得意としたヴァイオリンのためにイタリア流儀のソナタも書きました。 そのマレが亡くなる5年前、1723年に出版した『音階、およびその他の合奏曲』に収められた3つの充実作の全てを、古楽器演奏シーンの第一線で活躍を続けてきたフランス屈指の名手たちのアンサンブルで聴ける最新録音が登場。レ・タラン・リリークはじめ多くの楽団で活躍する酒井 淳、ル・ポエム・アルモニークのコンサートマスターとして知られるフィオナ=エミリー・プパール、フランス古楽に通暁したブリス・サイーらが練り上げた演奏解釈の機微を、古楽器の響きを40年以上にわたり録り続けてきたエンジニア=音楽学者のジェローム・ルジュヌが隅々まで余さず収録。 シンプルな音階の上下から小さなオペラのような展開が広がる異色作「音階」、伊仏両様式の間で作曲家の個性が光る「マレ風ソナタ」、そして執拗な低音音型の繰り返しの上でヴァイオリンが変幻自在の立ち回りをみせる「鐘」、いずれ劣らぬ名作の味わいをじっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555375

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    シンディング(1856-1941)
    ピアノ三重奏曲集 Op.23、64、87
    チェロとピアノのための6つの小品 Op.66 詳細ページ
    [ハイペリオン・トリオ]

    SINDING, C.: Piano Trios, Opp. 23, 64, 87 / 6 Stücke (Hyperion Trio)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:555375-2

    CD 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    美しいピアノ曲「春のささやき」で知られるノルウェーの作曲家クリスティアン・シンディング。この2枚組には1893年から1908年に作曲されたピアノ三重奏曲を中心に収録。 第1番は勇壮な旋律で幕を開け、アンダンテ楽章では楽器の複雑な絡み合いを通じてアール・ヌーヴォーの美学を表現、終楽章では第1楽章の動機を再現させて統一感を持たせています。第2番では第1楽章展開部の力強い旋律でヴァイオリンにスル・ポンティチェロ奏法を使って効果を上げ、第3番はグリーグ、ワーグナーへのオマージュを取り入れた創意あふれる作品です。 1903年のチェロとピアノのための「6つの小品」はシンプルな構成ながら、物語性と感情的な深みを持つ曲集。第5曲「ロマンス」の憂愁に溢れたチェロの旋律がとりわけ印象的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CCS48725

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    エルガー(1857-1934)
    ヴァイオリン協奏曲/愛の挨拶
    ディーリアス(1862-1934)
    ヴァイオリンと管弦楽のための組曲(室内楽編曲版) 詳細ページ
    [ニコラ・ドートリクール、フレデリック・シャスラン、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、カプリチオ弦楽四重奏団]

    ELGAR, E.: Violin Concerto, Op. 61 / Salut d'amour / DELIUS, F.: Suite (Dautricourt, Chaslin, Capriccio Quartet, BBC National Orchestra)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:CCS48725

    CD価格:2,775円(税込)

    高い技術力と幅広い音楽性で世界中から高く評価されているフランスのヴァイオリニスト、ニコラ・ドートリクールのCHANNEL CLASSICSへの初録音。 エルガーの大作ヴァイオリン協奏曲と、彼が婚約者のために名作「愛の挨拶」を書いたのと同じ年、ディーリアスが書き上げた組曲を収録。ドートリクールの張りのある音色と表現力が冴えわたります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RES10353

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    パッヘルベル(1653-1706)
    オルガン作品全集 第4集 詳細ページ
    [マシュー・オーウェンズ(オルガン)]

    発売日:2025年02月21日

    CD価格:2,325円(税込)

    イギリスで様々な要職に就く実力派オルガニスト、マシュー・オーウェンズによるパッヘルベルのオルガン作品集第4集。 「パッヘルベルのカノン」が突出して有名なパッヘルベルですが、その鍵盤作品は同時代のブクステフーデらと並び、当時から称賛され、J.S.バッハにも大きな影響を与えました。古楽演奏が盛んになってから徐々に鍵盤作品の録音も出てきてはいますが、まだまだ体系的な録音は少ないので、マシュー・オーウェンズによるこのシリーズも完成が待望されています。今作では、パッヘルベルの巧みな対位法書法が聴ける作品と独創的なコラール前奏曲が選曲されています。当時のルター派のオルガン音楽の魅力が詰まった作品群です。 オーウェンズは、この録音で、現代オルガン製作の名工オーベルタンが2015年に製作したイーストサセックス州にある私邸に設置された比較的小型のパイプオルガンを使用。卓越した演奏でパッヘルベルのオルガン作品の真価を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0695

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    グラス(1937-)
    ピアノ・エチュード選集 詳細ページ
    [ジュスト・ディ・ラッロ]

    GLASS, P.: Piano Etudes (Di Lallo)

    発売日:2025年02月21日 NMLアルバム番号:SOMMCD0695

    CD価格:2,250円(税込)

    フィリップ・グラスの「20のピアノ・エチュード」出版10周年記念リリース。ジュスト・ディ・ラッロはこの曲の既存の録音の多くが、作曲者の意図とは異なるテンポやダイナミクスやフレージングで演奏されていることに注目、10曲を選び楽譜通りの演奏を目指しています。 ジュスト・ディ・ラッロは、1996年以来、ソリスト、伴奏者として活躍。レパートリーは古典派から現代音楽、実験音楽までと幅広く、近年はイタリアと英国でフィリップ・グラスの「エチュード」を特集したコンサートシリーズを行い高く評価されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1080

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    キアロスクーロ
    ゴドフスキー、フランク、ラフマニノフ 詳細ページ
    [ロマン・ボリソフ]

    Piano Recital: Borisov, Roman - GODOWSKY, L. / FRANCK, C. / RACHMANINOV, S. (Chiaroscuro - Piano Stories)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:ALPHA1080

    CD価格:2,775円(税込)

    若き俊英ロマン・ボリソフが卓越した表現力で描く「過去との対話」2022年、若いピアニストたちの登竜門として知られるキッシンゲン国際ピアノ・オリンピック(キッシンガー・クラヴィアオリンプ)に最も若いコンテスタントとして19歳で出場、見事に優勝を果たしたロシア出身のロマン・ボリソフ。2023年にはALPHAの<次世代ソリストたちによるモーツァルト>シリーズに登場、協奏曲第11番、第13番の素晴らしい演奏を聴かせましたが、初のリサイタル盤となるこのアルバムでは、ピアノ音楽の巨人たちが過去の作曲家と向き合った作品を集めています。 超絶技巧で知られるゴドフスキーがラモーやコレッリといった作曲家たちの作品を自由に編曲した「ルネサンス」全16曲から5曲、フランクによる大バッハへのオマージュとも言われる作品、ボリソフの祖国の大ピアニストであったラフマニノフが、亡命したアメリカで最後に完成させたピアノ曲であるコレッリによる変奏曲と続けられるプログラム。それは現代の若き世代であるボリソフが、さらにこれらの作品と対話するという入れ子のような構造も連想させます。 ピアニスティックな魅力に溢れる難曲揃いですが、ボリソフは高い技術力でこれらを危なげなく弾きこなすのはもちろん、滾々と泉が湧くような実に瑞々しい表現で作品の魅力を十二分に引き出しています。

  • 商品番号:SM479

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    イザイ(1858-1931)
    無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ 詳細ページ
    [エルヴィン・ホッジャ・ガニエフ(ヴァイオリン)]

    YSAŸE, E.: 6 Sonatas for Solo Violin, Op. 27 (Hoxha Ganiyev)

    発売日:2025年02月14日 NMLアルバム番号:SM479

    CD価格:2,175円(税込)

    1997年生まれのヴァイオリニスト、エルヴィン・ホッジャ・ガニエフが弾く、瑞々しい解釈によるイザイのヴァイオリン・ソナタ集。 5歳でヴァイオリンを始めたガニエフは、チューリッヒ音楽院の若手学生プログラムに入学し、8歳で祖父のサーバー・ガニエフと共に初めてオーケストラとのコンサートを行いました。その後は10歳でモスクワ・ヴィルトゥオーゾと共演するなど才能を発揮、ドイツのハノーファー音楽舞台芸術大学でクリストフ・ヴェグリズィン教授に師事し修士号を取得、またスペインのレイナ・ソフィア音楽院でザハール・ブロン教授のクラスで学び学士号を取得しました。現在はエッセンのフォルクヴァング芸術大学でアレクセイ・セメネンコ教授のもとで学んでいます。 彼は数々の国際コンクールの受賞歴があり、2023年にはカロル・シマノフスキ国際音楽コンクールで2位を獲得、2021年にはジョルジェ・エネスク国際ヴァイオリンコンクールで特別賞を受賞。2021年には、現代作曲家ジェム・エセンとファジル・サイの作品を録音し、現在も新たな録音プロジェクトが進行中です。 使用楽器は1715年製のジュゼッペ・グァルネリ「フィリウス・アンドレア」です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5540

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    シンディング(1856-1941)
    〈交響曲全集〉
    交響曲 第1番-第4番 詳細ページ
    [カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮)、ノールショピング交響楽団]

    SINDING, C.: Symphonies Nos. 1-4 (Norrköping Symphony, Steffens)

    発売日:2025年02月07日 NMLアルバム番号:C5540

    CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    美しいピアノ曲「春のささやき」で知られるノルウェーの作曲家クリスティアン・シンディング。彼は鉱山の町コングスベルグで生まれ、父の死などの苦難を経て音楽の道へ進み、ライプツィヒ音楽院でヴァイオリンと作曲を学び、後に作曲家に転向。成功を収めました。 シンディングはワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受け、特に交響曲第1番(1890年発表、後に改訂)は高い注目を集めました。甘美な旋律や色彩豊かな楽器編成はチャイコフスキーやメンデルスゾーンの影響もあるものの、重厚な響きや感傷的な旋律からはすでに確立した彼の個性が感じられます。 第2番(1917年初演)は、スケルツォを排した3楽章構成。批評家や聴衆からは若干時代遅れとみなされてしまいましたが、初演時には「メンデルスゾーンとワーグナーの出会い」と評されています。 交響曲第3番は、53歳の時にオスロで作曲を開始し、翌年、アルトゥール・ニキシュ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって初演され大成功を収めました。当時はシェーンベルクやプロコフィエフなど革新的な作曲家も台頭していましたが、シンディングの音楽は後進的とはみなされず、最もドイツ的な性格を持つ北欧の作曲家」としてバックスやヴォーン・ウィリアムズと並ぶロマンチックな交響曲の作り手として称えられています。ちなみにこの時期、彼の年金は増額され、ロチェスターのイーストマン音楽学校で教える機会もありましたが、すぐに辞職。オスロの王城敷地内のアパートに移り住み、そこで余生を送りました。 彼の最後の独創的作品となった交響曲第4番は80歳の誕生日の2日後に初演、もともと「霜と春 - 管弦楽のための狂詩曲」として構想され、バスクラリネット、ハープ、ピアノを加えたオーケストレーションが特徴で、彼の作品の中で最もリヒャルト・シュトラウス的な要素を持っています。また代表作「春のささやき」との関連が考えられ、物語的な要素とシンフォニックな展開が融合した作品です。 シンディングの交響曲全集はこれで3種目で、ドイツの指揮者とスウェーデンのオーケストラのコンビがこれらの曲の「ドイツ的な性格」が持つ魅力を適切に引き出しています。

    収録作曲家: