知られざる作曲家の新譜
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ウィーン国立歌劇場
歌劇《ペルシネット》 [ブライオニー・ドワイヤー/ルーハニョ・モヤケ/モニカ・ボイネツ 他/指揮:ギレルモ・ガルシア・カルボ/ウィーン国立歌劇場ステージ・オーケストラ]発売日:2023年10月27日
DVD日本語字幕なし価格:2,850円(税込)
ウィーン国立歌劇場から子供のためのオペラ《ペルシネット》登場!17世紀末にフランスで出版された童話『ペルシネット』は、グリム童話の『ラプンツェル』と同様に、「魔女によって塔に閉じ込められた長い髪の娘を王子が救う」という欧州各地に伝わる民話に基づいています。 本作品は、ウィーン国立歌劇場で上演される子供のためのオペラ・シリーズのひとつとして、台本作家のビルギット・マトンと作曲家アルビン・フリースにこの童話のオペラ化が委嘱され、2019年12月に上演されて好評を博しました。このシリーズの『シンデレラ』でも題名役を歌ったブライオニー・ドワイヤーが主役ペルシネットを務め、アルビン・フリースが書き下ろしたロマンティックな音楽に乗せた物語は、子供から大人まで楽しめるものとなっています。
収録作曲家:
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コエーリョ(1555頃-1635頃):
音楽の花束(1620) 第2集
- 鍵盤楽器とハープのための [アンドレ・フェレイラ(オルガン)/アルス・ルシターナ(声楽アンサンブル)]発売日:2023年10月27日
CD価格:2,100円(税込)
ポルトガル・ルネサンス期のオルガニスト、作曲家マヌエル・ロドリゲス・コエーリョの現存する唯一の作品集「Flores De Mvsica 音楽の花束」。1620年に印刷され、スペイン王フィリペ3世に献上された500ページ以上にもなるこの曲集は、17世紀に印刷された音楽作品としては最大級のものです。中には24のティエント、比較的単純なハーモニーで書かれた101のオルガン伴奏による賛美歌などのコエーリョ作品に加え、当時の作曲家たちの作品も収録されています。 第1集(INV1009)に続く第2集では、メインのオルガン曲をアンドレ・フェレイラが演奏。2011年にマリア・ベイリーが設立したポルトガルの声楽アンサンブル、アルス・ルシターナが賛美歌を歌います。
収録作曲家:
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Apocalypse - 黙示録
ランカスター(1960-):
合唱作品集 [ポール・ゲームソン(指揮)/エクス・コルデ・ヴォーカル・アンサンブル]発売日:2023年10月27日
CD価格:2,100円(税込)
デイヴィッド・ランカスターはイギリスの作曲家。このアルバムには中世の詩「Pricke of Conscience=良心の呵責」に基づく「Apocalypse」や、14世紀前半の女性隠遁者エマ・ロートンの生涯を描いた「世界の果てで」など、中世のヨークで生活していた人々の生活や信念を題材にした合唱作品が収録されています。
収録作曲家:
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Songs for Our Times - われらの時代の歌
マクレー(1976-)/ヒューズ:
歌曲集 [ニック・プリッチャード(テノール)/イサベル・ハイレ(ソプラノ)/クリストファー・グリン(ピアノ)]発売日:2023年10月13日
CD価格:2,250円(税込)
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フェルスター II世(1616-1673):
Sacrae cantiones- 聖歌集 [アンジェイ・コセンジャク(指揮)/ヴロツワフ・バロック・アンサンブル(声楽&古楽器アンサンブル)]発売日:2023年09月29日
CD価格:3,225円(税込、送料無料)
カスパー・フェルスターはダンツィヒで生まれ、音楽家の父から音楽を学んだ後、ワルシャワで宮廷音楽長を務めていいたマルコ・スカッキに師事。1638年から43年まで宮廷でバス歌手を務めながら合唱団を指揮し、やがてコペンハーゲンでフレデリク3世の宮廷楽長を務めました。1655年にデンマークとスウェーデンの間に起きた戦争を機にポーランドに戻りますが、1661年にはデンマークに再度赴き、フレデリク3世のもとで働きます。そしてヴェネツィアを訪問しジャコモ・カリッシミにも師事、イタリアの音楽スタイルを北欧に持ち込み発展させました。 彼の作品のほとんどは2つのヴァイオリンと通奏低音を備えたカンタータですが、この「Sacrae cantiones」はワルシャワ大学音楽学研究所によって編纂された“Fontes Musicae in Polonia”のシリーズに含まれるもので、フェルスターの現存する作品から選ばれた十数曲のモテットが収録されています。
収録作曲家:
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ディネスク(1953-):
無伴奏ヴァイオリン作品集 [イリーナ・ムレサヌ(ヴァイオリン)]DINESCU, V.: Solo Violin Works (Muresanu)
発売日:2023年09月29日
NMLアルバム番号:MEX77106
CD価格:2,250円(税込)
ヴィオレタ・ディネスクはルーマニアで生まれ、現在はドイツで活動する作曲家。オーケストラ、室内楽、合唱、声楽のための数多くの作品を書き、国際的な賞を受賞しています。 このアルバムの冒頭に収録されている「Aretusa」は同郷のヴァイオリニスト、イリーナ・ムレサムがモントリオール国際コンクールで演奏したという思い出の曲で、以降、ムレサムはディネスク作品をレパートリーとして演奏。幻想的な雰囲気とユニークな響きを持つデイネスク作品の普及に努めています。
収録作曲家:
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カストロ(1864-1907)/
ポンセ(1882-1948):
ピアノ協奏曲 [ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)/カルロス・ミゲル・プリエト(指揮)/ミネリア交響楽団]Piano Recital: Osorio, Jorge Federico - PONCE, M.M. / CASTRO, R. (Conciertos románticos)
発売日:2023年09月22日
NMLアルバム番号:CDR90000-221
CD価格:2,025円(税込)
19世紀末のメキシコにおけるクラシック音楽の発展に寄与した2人の作曲家、カストロとポンセのピアノ協奏曲を中心に収録したアルバム。 カストロはメキシコシティの国立音楽院でピアノと和声、作曲を学び、1883年5月にはベネズエラで開かれたシモン・ボリバル生誕百年祭に彼の作品が送られるなど高い評価を受けるとともに、ピアニストとして活躍。1900年には音楽院の作曲家教授に就任し、後進の指導にも力を尽くしました。彼のピアノ協奏曲は、メキシコ人作曲家として初めてのもので、華麗なピアノ・パートと、それを支える壮大なオーケストラの響きが魅力的です。 ポンセはカストロの次世代を代表する作曲家の一人。10代でサンディエゴ教会のオルガニストを務めた後、イタリアとドイツに留学、帰国後はカストロの後任としてメキシコ国立音楽院のピアノ科教授に就任するなど活躍します。後年、アンドレス・セゴビアと交流し、数多くのギター曲を書いたことでも知られています。このピアノ協奏曲は「ロマンティコ」のタイトル通り、フランツ・リスト作品を思わせる妙技と美しさを兼ね備えています。 メキシコ生まれのホルヘ・フェデリコ・オソリオが自国の偉大な作曲家への共感を込めた熱い演奏を披露しています。
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リュリ(1632-1687):
グラン・モテ集 Vol.3 [ステファーヌ・フュジェ、レゼポペー]発売日:2023年09月22日
CD価格:2,475円(税込)
リュリの真価をしみじみ実感させる精鋭陣の好企画、第3弾登場!精鋭メンバーによる2022年来日が好評を博したレゼポペーが、本場ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂で進めるリュリのグラン・モテ録音第3弾。 18世紀以前の作品研究を反映させた古楽解釈が盛んなフランスにあって、21世紀を担う逸材として高い評価を得ているステファーヌ・フュジェは今回、ルイ14世の筆頭後継者たる男子誕生を祝う「ガリアよ、歓呼の声を上げて喜べ」でプログラムを始め、リュリの急逝2年前に書かれた「神はユダヤの地で知られ」まで、この作曲家がフランス王室で最も確たる権勢を見せていた時期の作を幅広く選んでいます。 また同シリーズ初の試みとして、リュリの傍ら彼より前から王室に迎えられ、ルイ14世時代ならではの教会音楽の確立に先んじて寄与していた大家デュ・モンの充実作「マニフィカト」も収録、両者の作風の違いを軸にリュリ流儀の教会音楽の特徴が自ずと浮かび上がるようにしています。 25~37名編成の合唱にはグヴェンドリーヌ・ブロンデール、クレール・ルフィリアトル、シリル・オヴィティ、マルク・モイヨンら個性派ソリストも多く、坂本久美、湯川亜也子ら日本の気鋭歌手の名も。加えてオルガンとチェンバロをそれぞれ2台、曲によっては30人を超える弦楽奏者を含む大編成の古楽器オーケストラ(オルガンにマリー・ファン・レイン、低弦にエマニュエル・ジャック、リコーダーとバスーンでメラニー・フラオー……と多面的活躍で知られる名手たちも参加)が奏でる響きは、当時これらの作品の演奏に求められていた壮麗さはもちろん、両作曲家の細部まで考え抜いた音使いの繊細さにも柔軟に対応。きわめて幅広い表現力で17世紀フランスの王室礼拝堂音楽の至芸を追求、各作品の魅力を十全に引き出してゆきます。 ヴェルサイユ・バロック音楽センターの音楽学者トマ・ラコントによる解説も充実(仏・英語)。舞台音楽ばかりではないリュリ芸術の真価を実感できる1枚です。
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MIRABILIS
スティーヴン・ハフ(1961-)の合唱曲集 [ジェイムズ・オーフォード(オルガン)/マイケル・ウォルドロン(指揮)/ロンドン・コーラル・シンフォニア合唱団]発売日:2023年09月22日
CD価格:1,950円(税込)
名ピアニスト、スティーヴン・ハフが書いた無伴奏合唱曲を収めた1枚。 ハフは歌が好きで、2歳になった時には童謡を70曲も覚えていたそうです。ハフによれば「人生最初の20年は作曲に熱中していたが、次の20年はすっかりご無沙汰していた」そうで、高校時代にブリテンの『ミサ・ブレヴィス』に感銘を受けてミサ曲を書きましたが、その後はアンコール用の編曲以外に楽譜を書くことはなかったといいます。 そんな彼が40代前半になって作曲活動を再開した際に、最初に書いたのはこのアルバムに収録されている「アドヴェント・カレンダー」で、これは新年を祝う4部からなるア・カペラ作品でした。やがて彼は次々と合唱作品を発表。2007年にはウェストミンスター大聖堂聖歌隊のために「ミサ・ミラブリス」を作曲。19歳でローマ・カトリックに改宗したハフの信条が反映された見事なミサ曲になっています。また、アンコールのように最後に置かれた「ダニー・ボーイ」はハフにとってとても重要な作品です。 スティーヴン・ハフを心から崇拝するという指揮者マイケル・ウォルドンによる演奏でお楽しみください。
収録作曲家:
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チハラ(1938-):
ピアノ作品全集 [クィン・グエン(ピアノ)/相沢 吏江子(ピアノ)/ロンドン交響楽団/スティーヴン・バーロウ(指揮)]CHIHARA, P.: Piano Works (Complete) - Concerto-Fantasy / Bagatelles / 4 Reveries / Ami (Quynh Nguyen, Rieko Aizawa, London Symphony, S. Barlow)
発売日:2023年09月08日
NMLアルバム番号:8.559894
CD価格:1,600円(税込)
日系アメリカ人作曲家ポール・チハラ。彼は1975年に発表されたアメリカ映画「デス・レース2000年」のエキサイティングな音楽をはじめ、100作以上の映画やテレビの音楽の他、オーケストラ、合唱、室内楽作品など数多くの作品を発表、国内外で高い評価を得ています。また彼はネヴィル・マリナーの下で発足したロサンゼルス室内管弦楽団の最初のコンポーザー・イン・レジデントを務めた他、多くのオーケストラからの委嘱作も手がけました。 このアルバムに収録された世界初録音となる「協奏曲 - 幻想曲」は、ベトナムのピアニスト、クィン・グエンのために作曲されたもので、伝統的なベトナム音楽からインスパイアされた旋律を持ち、時にジャズ風な味わいを見せながらも、平和な過去への憧れが表現されています。 ほかに、親しみやすい作風の「4つのベートーヴェン幻想」、俳句に題材を求めた「バガテル集」を収録。そしてピアニスト、パスカル・ロジェとアミ夫人の結婚を祝して書かれた連弾曲「アミ」は、第4曲目の素材に「赤とんぼ」が使われるなど日本に縁がある作品で、この演奏には相沢吏江子が参加しています。
収録作曲家:
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J.P.ジョンソン(1894-1955):
歌劇《デ・オーガナイザー》
歌劇《ドリーミー・キッド》(抜粋) [ダーネル・イシュメル(バリトン)/モニク・スペルス(コントラルト)/オリヴィア・ドゥヴァル(ソプラノ)他/ケネス・キースラー(指揮)/デ・オーガナイザー合唱団/ミシガン大学交響楽団]JOHNSON, J.P.: Organizer (De) / The Dreamy Kid (excerpts) (R. Davis Dunn, O. Duval, E. Gray, L.C. Hicks, University of Michigan Symphony, Kiesler)
発売日:2023年09月08日
NMLアルバム番号:8.669041
CD価格:1,600円(税込)
ラグタイムから派生した「ストライドピアノ」(左手が鍵盤の上を飛び跳ねるの意味)の名手で「ストライドの父」と呼ばれたジェイムズ・プライス・ジョンソン。彼は1920年代から30年代にかけてオペラやショーの音楽を精力的に手掛けていました。 このアルバムに収録された2つの短編オペラ《デ・オーガナイザー》《ドリーミー・キッド》もその時期に書かれた作品で、どちらも第一次世界大戦後のアフリカ系アメリカ人の生活が題材で、一方は貧困と人種差別を克服する希望に満ちた物語、かたや不当な人種差別の中で警察の暴力を描いた悲劇と、2つの世界が対照的に描がかれています。 どちらの作品もジャズ、スウィング、ブルース、ラグタイムがふんだんに使用されています。
収録作曲家:
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アルベルト・ウィリアムス(1862-1952):
ヴァイオリン・ソナタ 第2番・第3番 [デュオAM]WILLIAMS, Alberto: Violin Sonatas Nos. 2 and 3 (Aldana, Martino)
発売日:2023年08月25日
NMLアルバム番号:8.579120
CD価格:1,600円(税込)
アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれの作曲家アルベルト・ウィリアムス。幼い頃からピアノの演奏に長けており、7歳の時に演奏会を開いたという記録もあります。地元の学校で音楽を学んだ後、奨学金を得て1880年代にはフランスに留学。セザール・フランクに師事するとともに、当時流行していたワーグナーの音楽に傾倒し、これらに影響を受けた作品を書きました。彼のヴァイオリン・ソナタ第2番は、確かにフランク風であるとともに、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを思わせる抒情性も持ち合わせています。 その翌年に作曲された第3番は、シンコペーションのリズムで始まる野心作。ピアノとヴァイオリンが対等に扱われ、まるで協奏曲を思わせるかのような対立を感じさせるほどにピアノ・パートが重要な働きを見せます。まるでシューベルトのような軽やかな第2楽章も魅力的。3拍子で書かれた第3楽章は、全音階的な和声進行と目まぐるしく変化する楽想が特徴。最後は転調を繰り返し、ピアノのオクターヴの連打で曲を閉じます。
収録作曲家:
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エック(1901-1983):
歌劇《コロンブス》 [エルンスト・グートシュタイン(バリトン)/フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)/リア・モントーヤ(ソプラノ)他/ヴェルナー・エック(指揮)/バイエルン放送合唱団/バイエルン放送交響楽団]EGK, W.: Columbus [Opera] (Gutstein, Wunderlich, Montoya, Boysen, Pekny, Bavarian Radio Symphony Chorus and Orchestra, Egk)
発売日:2023年08月11日
NMLアルバム番号:C240032
CD 2枚組価格:2,250円(税込)
ヴェルナー・エックの歌劇《コロンブス》は1930年に初演されたミヨーの《クリストフ・コロンブ》に触発され、1933年にラジオ・オペラとして作曲されたものを、1942年に舞台用に改訂した作品。台本はエック自身の作で、ストラヴィンスキーの『オイディプス王』からも影響を受けており、あらすじの大概は朗読で語られ、合唱が重要な働きを担います。主人公たちのやりとりは簡潔に描かれるも、主役を演ずるコロンブスには壮大なオペラと同じような感情表現も要求されています。 1942年、ミュンヘンでの初演時は絶賛され、フライブルク劇場でも同年のレパートリーに加わりました。この1963年の上演は、エック自身が指揮を執り、題名役をエルンスト・グートシュタイン、彼の息子フェルディナントをフリッツ・ヴンダーリヒが歌うという豪華な配役です。
収録作曲家:
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LOS CISNES EN PALACIO
宮殿の白鳥
アリエータ(1821-1894):
歌曲集 [サビーナ・プエルトラス(ソプラノ)/ルベン・フェルナンデス・アギーレ(ピアノ)]発売日:2023年08月04日
CD価格:2,250円(税込)
アルバム・タイトルの「宮殿の白鳥」とはスペイン女王イサベル2世(在位1833/36-1868)のこと。イサベル2世が庇護した芸術家の中に作曲家エミリオ・アリエータがいます。アリエータは10代でイタリアに渡りミラノ音楽院に入学、ニコラ・バッカイに指導を受けました。1846年に作曲した歌劇《イルデゴンダ》がイタリア、スペインの両国で好評を博したのち、女王お気に入りの作曲家として多くの歌劇に加え、50作以上のサルスエラも作曲しました。 このアルバムには甘く抒情的な旋律を持つアリエータの歌曲を収録しています。アルバム最後の曲「LOS CISNES EN PALACIO」は、2021年のエミリオ・アリエータの生誕200年の記念して作曲された20分を要する7部からなる歌曲。
収録作曲家:
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スタンプ(1954-):
〈室内楽作品集 第1集〉
管楽器と弦楽器のための音楽集 [アップタウン・ブラス/ミル・シティ・チェンバー・プレイヤーズ/ハイドアウェイ木管管五重奏団/ウィッティア弦楽三重奏団 他]STAMP, J.: Chamber Music, Vol. 1 (Benedict, Uptown Brass Quintet, Whittier String Trio, University of Minnesota Jazz Ensemble, Sorenson)
発売日:2023年07月14日
NMLアルバム番号:TOCC0687
CD価格:1,950円(税込)
ジャック・スタンプは吹奏楽の世界で知られるアメリカの作曲家。TOCCATAレーベルへのデビューとなるこのアルバムでは、木管楽器、金管楽器、弦楽器のための作品を紹介。ジャズの要素を取り入れた陽気で華やかな曲から、伝統的な賛美歌を採り入れた思索的な曲まで、さまざまな雰囲気の作品が楽しめます。 とりわけ最後に置かれたトランペットとジャズ・アンサンブルのための「コンチェルティーノ」が聴きどころです。
収録作曲家: