葛甘孺(ゲ・ガンリュ) Ge, Gan-Ru

生没年 1954-
辞書順 NML作曲家番号 26209
  • 商品番号:GP940

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    ゲ・ガンリュ 葛甘孺(1954-)
    〈ピアノ作品集 第2集〉
    拡張ピアノ奏法のための12の練習曲 詳細ページ
    [チャン・イミン(ピアノ)]

    GE, Gan-Ru: Piano Music, Vol. 2 - 12 Études for Extended Piano (Yiming Zhang)

    発売日:2024年08月09日 NMLアルバム番号:GP940

    CD価格:2,175円(税込)

    1954年、上海生まれの作曲家ゲ・ガンリュ(葛甘孺)。文化大革命の後、上海音楽院でヴァイオリンを学び1983年コロンビア大学に留学。周文中の弟子となり研鑽を積みました。「全ての音楽は音程、リズム、音色、ダイナミクスの4つの要素で構成されており、東洋と西洋の音楽はこれらの4つの点が全く異なる」と述べる彼の音楽は、調性から離れながらもところどころに中国風の五音音階が効果的に用いられています。 このアルバムには世界初録音となる「拡張ピアノ奏法のための12の練習曲」を収録。ピアニストのチャン・イミンとの綿密な対話から生まれたこの作品は、曲ごとに異なるピアノ内部奏法が用いられており、例えば、第1曲はピアノ内部の金属弦の倍音を用い、第2曲ではピアノの最低音のA弦のみを使用し打楽器のような効果を生み出します。第3曲は弦をつま弾くピッツィカート、第4曲は片手で弦を抑え片手で鍵盤を演奏、神秘的な音色が生まれます。他にも弦に紙をはさんだり、ゴムや磁石を置いたり、ゴム製のマレットで弦を擦ったりと、多彩かつユニークな響きが楽しめます。 チャン・イミンは現在、星海音楽学院のピアノ科で教鞭を執る名手。中国のピアノ曲の紹介に尽力しています。

  • 商品番号:GP835

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    ゲ・ガンリュ 葛甘孺(1954-)
    〈ピアノ作品集〉
    12の前奏曲/古風な音楽
    Wrong, Wrong, Wrong!
    Hard, Hard, Hard! 詳細ページ
    [チャン・イミン(ピアノ、トイ・ピアノ 他)]

    GE, Gan-Ru: Piano Music - 12 Preludes / Ancient Music / Wrong, Wrong, Wrong! / Hard, Hard, Hard! (Yiming Zhang)

    発売日:2020年10月23日 NMLアルバム番号:GP835

    CD価格:1,950円(税込)

    1954年、上海生まれの作曲家ゲ・ガンリュ(葛甘孺)。文化大革命の後、上海音楽院でヴァイオリンを学び1983年コロンビア大学に留学。周文中の弟子となり研鑽を積みました。彼は「全ての音楽は音程、リズム、音色、ダイナミクスの4つの要素で構成されており、東洋と西洋の音楽は、これらの4つの点が全く異なる」と述べており、初期の作品「12の前奏曲」では調性から離れながらも、ところどころに中国風の五音階が効果的に用いられています。 ここでは2019年に作曲家自身によって改訂が施された版が収録されています。「古風な音楽」では中国伝来の楽器の音色を表現するためにプリペアド・ピアノを使用。またトイ・ピアノのために書かれた2作品も聴きどころ。とりわけ「Hard, Hard, Hard!」はピアノだけでなく、おもちゃの楽器や叫び声を交えた実験的な作品です。

  • 商品番号:8.570609

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    ゲ・ガンリュ 葛甘孺(1954-)
    上海の回想
    バタフライ序曲 詳細ページ
    [ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/葉聡]

    GE, Gan-Ru: Shanghai Reminiscences / Butterfly Overture (Royal Scottish National Orchestra, Tsung Yeh)

    発売日:2015年02月25日 NMLアルバム番号:8.570609

    CD価格:1,900円(税込)

    上海で生まれ、アメリカのコロンビア大学で博士号を得た作曲家 葛甘孺(ゲ・ガンリュ 1954-)の作品集です。以前の弦楽四重奏曲では、微分音や特殊奏法を駆使した不思議なハーモニーで魅了しましたが、今作の「上海の回想」は自らの体験を基にした「大河ドラマ」のような作品となっています。5歳からヴァイオリンを始めた彼の幼い視点は、様々な街の音を拾いながら、少しずつ芸術家としての使命を見据えていきます。彼が生まれた1954年は、すでにヴァイオリンを学ぶことに対しての偏見があり、幼い彼がレッスンをするときには、両親は彼のヴァイオリンにミュート(弱音器)をつけなくてはいけなかったのです。そして勃発した「文化大革命」のため、高校卒業後に強制収容所に送られ農作業に従事するも、その才能が認められ、ヴァイオリニスト、作曲家として成功するのです。そんな思い出がきっちり描かれたこの作品が演奏されるだけでも、中国という国の良い変化が見て取れるのではないでしょうか。素晴らしい文化を有する国の将来に幸福があることを祈らずにはいられません。