Alpha Classics

古楽器の録音に力を入れており、そのクオリティは世界トップクラス。発足してまだ7年ながらフランスを代表するレーベルへと成長を遂げた。

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  • 商品番号:ALPHA1042

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    〈6月7日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    アホネンが描き上げる、東洋と西洋の架け橋フィンランドの作曲家、ピアニストのアルト・コスキネンは、北インドの古典音楽をヨーロッパの伝統的な多声音楽に取り込んで発展させ、さらにはアフリカ系アメリカ人の即興性にも強い影響を受けるという独特な作品を発表し続けています。様々なラーガの要素によるファンタジアなどを収録したこの作品集はニューエイジ・ミュージックを思わせる聴きやすさと美しさで、楽想の激しい発展や技巧的なフレーズなども時折挿入され、華やかな印象も与えています。 コパチンスカヤとのデュオでもお馴染みで、現代音楽の初演なども多く手掛けているフィンランドのヨーナス・アホネンが、作品に寄り添った透明感と神秘性のある演奏を聴かせています。

  • 商品番号:ALPHA1051

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.9〉
    モーツァルト(1756-1791)
    協奏交響曲
    ホルン協奏曲 第2番
    ロンド K.382&386 詳細ページ
    [ユーハン・ダーレネ、アイヴィンド・リングスタッド、アレクサンドル・ザネッタ、アリエル・ラニ、ハワード・グリフィス、ザルツブルク・モーツァルテウム管]

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    若手ソリストによるモーツァルトのシリーズに、
    俊英ユーハン・ダーレネ登場!
    2000年ノルウェー生まれのユーハン・ダーレネは、スウェーデンBISより2019年からこれまで4枚のアルバムをリリース、2度の来日公演を通じて日本の聴衆にも大きなインパクトを与えている俊英。2012年のユーロビジョン・ヤング・ミュージシャンズの覇者であるアイヴィンド・リングスタッドと共に、切れ味のよい演奏を聴かせています。 ホルンのアレクサンドル・ザネッタは1990年生まれのフランス出身、ベルリンでマリー=ルイーズ・ノイネッカーに師事するなど研鑽を積んだ後、バーゼル・スコラ・カントルムでナチュラル・ホルンを習得しました。ここでも細やかなトリルや装飾音など見事な技巧とセンスを聴かせ、作曲家が本来想定したホルンの音色で作品を楽しませてくれます。 1997年イスラエル生まれのアリエル・ラニは2023年、ルドルフ・ブッフビンダーが選出する若いアーティストのためのピアノ賞プリ・セルダンに選出された新鋭で、粒のそろった音色で安定した美しい演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA869

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    ブラウンシュタイン(1971-)
    アビイ・ロード・コンチェルト
    ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)
    揚げひばり
    ディーリアス(1862-1934)
    ヴァイオリン協奏曲 詳細ページ
    [ガイ・ブラウンシュタイン、アロンドラ・デ・ラ・パーラ、ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    名手ブラウンシュタインが奏でるビートルズ・メロディ、
    共演はデ・ラ・パーラ!
    ビートルズ最後のスタジオ録音アルバムである『アビイ・ロード』。これをベルリン・フィルの第一コンサートマスターを2000年から約14年務めたガイ・ブラウンシュタインが編曲し、クラシカルな楽曲に仕立てて自ら奏でるアルバムが登場。「アイ・ウォント・ユー」のリフによる序曲、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のフレーズを挿入したカデンツァなどビートルズへの愛が全編に詰まっており、技巧的なアクセントも随所に散りばめられた聴き応えたっぷりの35分間です。 併せて同じく英国由来の名曲2作、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」とディーリアスの協奏曲を収録。どちらもゆったりとした作品ですが、ブラウンシュタインの歌心が冴えわたり、作品の美しさを満喫することが出来ます。特にひばりの描写は天国的。 2024年からマドリード州立管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督への就任が決まっているアロンドラ・デ・ラ・パーラによる、隅々まで行き届き抑制の効いたコントロールも素晴らしいものです。

  • 商品番号:ALPHA1033

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    〈5月24日発売予定〉予約受付中

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    メシアン(1908-1992)
    「地と天の歌」
    「ミのための詩」
    「多くの死」 詳細ページ
    [バーバラ・ハンニガン、ベルトラン・シャマユ、ヴィルデ・フラング、チャールズ・シー]

    発売日:2024年05月24日

    CD価格:2,775円(税込)

    ハンニガンとシャマユが歌い上げるメシアン近現代声楽作品における世界最高峰の表現者として北米やヨーロッパで活躍するバーバラ・ハンニガンと、こちらも現代音楽で高く評価されるピアニスト、ベルトラン・シャマユが組んだメシアン歌曲集。 収録作品はいずれもメシアン自身が歌詞を手掛けており、妻のクレール・デルボス(愛称ミ)の名を冠し官能と神聖の間を行き来する「ミのための詩」、2人の間の息子が生まれた直後に書かれ、家族との愛情と宗教的な愛の暗喩を絡めた「天と地の歌」、宗教的な主題にさらに踏み込んだ「多くの死」までを収録しています。 劇的な激しいフレーズから恍惚とした表情までを自在に行き来するハンニガンの歌唱力、表現力がフルに発揮された聴き応えのある内容。人気ヴァイオリニストのヴィルデ・フラングらが参加した「多くの死」の、余韻を引く美しさも素晴らしいものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1056

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    Ship of Fools
    レインヴェレ(1971-)
    管弦楽作品集 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、エストニア祝祭管弦楽団、マーリカ・ヤルヴィ、モニカ・マティエセン]

    発売日:2024年05月24日

    CD価格:2,775円(税込)

    パーヴォ・ヤルヴィが強い共感を持って描く、エストニアの俊英ユリ・レインヴェレの管弦楽作品1971年エストニアのパルヌに生まれた作曲家ユリ・レインヴェレの作品集。彼は、パーヴォ・ヤルヴィが設立しエストニアの同時代音楽の紹介に力を入れているパルヌ音楽祭で、かつて同国の文化大臣を務めた作曲家レポ・スメラの名を冠した賞を2019年に受賞しています。また2021年には、「隣の部屋で目覚めたアンナ・マリア」がアンドリス・ネルソンスの指揮でベルリン・フィルの公演で取り上げられ、好評を博しました。 そしてこのアルバムに収められた「2つのフルートのための協奏曲」は同じソリストにより、2019年日本でも紹介されています。詩人でもあるレインヴェレの音楽の多くは詩的な言葉に触発されたものですが、その音楽はドビュッシーのような美しさを湛えた室内楽的な響きから、大音量のカオス、ブルックナーを思わせる輝かしい金管楽器、多彩な打楽器の野性的なリズムを伴うものまでさまざま。 アルバムのタイトルにもなった「Ship of Fools(阿呆船)」は16世紀のベストセラー小説にあったラテン語のフレーズ「Mundus vult decipi, ergo decipiatur (世界は欺かれることを願っている、故に欺かれる)」からインスピレーションを得たもので、SNSを通じて常に欺き合っているような現代人に対する風刺が含まれているということです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1037

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    《シチリアの恋》
    ~スペイン領イタリア南部の音楽による2幕のオペラ~ 詳細ページ
    [レオナルド・ガルシア・アラルコン、カペラ・メディテラネア、アナ・ヴィエイラ・レイテ、マリアナ・フローレス、ヴァレリオ・コタルド ほか]

    発売日:2024年05月10日

    CD価格:2,775円(税込)

    バロック期の作品を厳選、
    精彩に富んだ全く新しいオペラとして組み直したアラルコンの新境地
    オペラや宗教曲などバロック期の声楽作品、とりわけイタリアやスペインの17世紀音楽に抜群の適性を示してきた古楽指揮者レオナルド・ガルシア・アラルコンが新たに臨んだのは、17~18世紀の作曲家たちが残した知られざる声楽曲を再構成して一編のオペラに仕立て上げるという新作パスティッチョの試み。スペインやオスマン帝国など大国に翻弄されてきた南イタリアやマルタに手稿譜などで残る楽曲を入念に並べ直し、昔日のシチリアを舞台に繰り広げられる起伏豊かな恋と裏切りの物語を織り上げます。 アリアや重唱などがレチタティーヴォを交えて進行する展開は、さながら17世紀に実際に書かれた2幕物のオペラのような自然さ。地中海のパッションを感じさせるスペインやナポリ王国の作曲家たちの音楽は、アラルコンと深い信頼で結ばれたフローレス、レイテ、コタルドら名古楽歌手たちの美声と敏腕古楽器奏者たちによって、鮮明かつ生々しい息吹で蘇ります。 器楽陣もアルゼンチン・タンゴと古楽の融合を実現した異才キート・ガート(撥弦&打楽器)、アラルコンとの共演も多い多芸なバロック・ヴァイオリン奏者ド・ファイーらをはじめ強者揃い。ダイナミズムにも細やかさにも事欠かないアラルコン随一のバロック解釈をじっくりお楽しみください。

  • 商品番号:ALPHA941

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    フローラン・シュミット(1870-1958)
    劇付随音楽『サロメの悲劇』 Op.50
    悲歌 詳細ページ
    [アラン・アルティノグル、アンバー・ブライド、フィリップ・シュテムラー、フランクフルト放送交響楽団]

    発売日:2024年05月10日

    CD価格:2,775円(税込)

    アルティノグルとフランクフルト放送響の名手たちが色彩豊かに描き上げる『サロメの悲劇』コンサートのみならずオペラでも世界的に高い評価を得ているアラン・アルティノグル(アルティノグリュ)と、彼が2021年から首席指揮者を務めるフランクフルト放送交響楽団とのアルバム第2弾。 フローラン・シュミットの人気曲『サロメの悲劇』は、1907年に黙劇の付随音楽として小管弦楽のために書かれ、その後バレエ・リュスの依頼を受け大編成の管弦楽によるバレエ音楽として1913年に改作上演されました。1907年版は管楽器10パート(Fl&Picc、Cl、Ob、Eh、Fg、Tp、2Hr、2Tb)と打楽器3名、弦五部とハープという編成で、小さなオーケストラ・ピットに対応する人数で演奏することも可能ですが、今回の演奏では弦楽器だけでも30人以上を導入しており、大編成版に劣らないシンフォニックな解釈で聴き応え十分。高い演奏技術で知られるフランクフルト放送響の妙技を通じ、作品の持つ美しさと躍動、そして大きなクライマックスを十二分に楽しむことが出来ます。 チェロとピアノのために1899年から1903年の間に書かれた「悲歌」は、30歳前後の感性で瑞々しく書かれた美しい小品ですが、ここでは管弦楽に熟練した1911年に作曲者自ら編曲した版で聴くことが出来ます。

  • 商品番号:ALPHA994

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    6つのパルティータ BWV 825-830 詳細ページ
    [マルティン・ヘルムヒェン(タンジェント・ピアノ)]

    発売日:2024年05月10日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    現代ピアノの名手が、作品への誠実さを貫き辿り着いた楽器での充実解釈ドイツの最前線を代表するピアニストの一人マルティン・ヘルムヒェン。これまでも協奏曲の録音でフィリップ・ヘレヴェッヘ(メンデルスゾーン/Pentatone)やアンドルー・パロット(ベートーヴェン/ALPHA)など古楽器畑出身の指揮者たちと共演していますが、今回バッハ作品の録音に初めて臨むにあたって選んだ楽器は、タンジェント・ピアノ。18世紀中盤以降ドイツ西部を中心に普及した、打鍵時にタンジェント(タンゲンテ)と呼ばれる小片が弦を打つ構造の鍵盤楽器です。 チェンバロと違い打鍵のニュアンスを音に反映できる点はバッハも好んだクラヴィコードに似ており、普及した時代こそバッハの活躍期より遅く分布地域もやや異なるものの「チェンバロでも現代ピアノでも辿り着き得ないバッハ作品の一面に触れられる」と語るヘルムヒェン(詳細はライナーノートの本人コメント〔独・英・仏語〕を参照)。現代ピアノを通じての彼ならではの誠実な解釈姿勢そのままに、バッハの想定していた音作りの真意に迫る機微豊かな演奏の魅力を、ヘルムヒェンの録音の多くを手掛けガーディナーのバッハ教会カンタータ録音群(SDG)などでも実績のあるトーンマイスター、ゼバスティアン・シュタインの丁寧な仕事が隅々まで隈なく伝えます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10467

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    〈5月3日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年05月03日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    後期の傑作群への推移を示す充実作3作。
    スリルと深みの交錯はアントニーニならでは!
    40年近くの歳月を通じて100曲以上の充実した交響曲を書き、門弟ベートーヴェンの同分野における新境地の開拓を導いた“交響曲の父”ハイドン。作曲家生誕300周年の2032年までに、時に関連作も交えつつ現存する彼の交響曲を全て録音する「HAYDN 2032」プロジェクトで指揮を務めるのは、古楽器演奏の分野で目覚ましい存在感を発揮し続けてきた異才ジョヴァンニ・アントニーニ。2014年の企画開始以来、指揮者と演奏者たちの才気と深い洞察が隅々まで行き届いた才気煥発な新解釈で注目を集めてきました。 入念かつ順調に中盤に差し掛かったプロジェクトの第15弾に選ばれたのは、ハイドンの作曲活動の拠点エステルハージ侯爵家での創造力の結実が遠隔地から注目を集めつつあった作曲家40~50代の充実作3曲。宮廷劇場を沸かせた舞台音楽に由来するドラマティックな書法を駆使、民俗調と知的洗練の間でスリリングなバランスを聴かせるハイドン随一の手腕の魅力に、アントニーニのタクトが余すところなく光を当ててゆきます。 ナチュラル金管やティンパニが華やかに活躍する第50番、全楽章が同一調による異色の第62番、そしてフランス王妃マリー=アントワネットが愛したという逸話で知られる「パリ交響曲」中の白眉・第85番…古楽器を使いこなすバーゼル室内管弦楽団の妙演もさることながら、最新研究を踏まえた背景解説(英仏独3言語、国内仕様盤では追補情報を含む日本語全訳付き )、テーマに沿った美麗写真を多数含むブックレットの充実もこのシリーズならでは。 作風の深まりに垣間見るハイドンの底知れぬ深さに気づかされる3曲、今回もじっくりお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1035

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    甘美な静寂
    17世紀フランス宮廷の歌曲と舞曲 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ、ジュリー・ロゼ、リュシル・リシャルド、レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアン]

    発売日:2024年05月03日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランス古楽界の本領発揮!
    ラザレヴィチら豪華演奏陣が描く太陽王時代のフランス
    フランス17世紀のエール・ド・クール(宮廷歌曲)を中心に、当時のフランス文化を牽引したフランス王ルイ14世宮廷の舞曲を数多く盛り込んだプログラム。民俗音楽のバグパイプも巧みに奏でる古楽フルート奏者フランソワ・ラザレヴィチを中心に、フランスの最前線をゆく古楽のソリストたちが結集した、ALPHAレーベルならではの少数精鋭演奏陣が頼もしいアルバムです。 独唱のジュリー・ロゼは、バロックオペラの異才指揮者レオナルド・ガルシア・アラルコンのステージで名演を重ねてきた俊才、リュシル・リシャルドもピグマリオンやアンサンブル・コレスポンダンス、レザール・フロリサンなどフランス随一のグループでソリストとして活躍してきた名歌手で、徹底した歌詞のニュアンスへのこだわりに裏打ちされた細やかな歌唱が圧倒的な求心力で耳を惹きつけてやみません。 本盤最大の特徴と言ってもよい器楽編成の的確さと充実も特筆に値します。リュートひとつで伴奏されることも多いエール・ド・クールには、ここでは曲の内容に応じてヴィオール、トラヴェルソ(バロック・フルート)、ミュゼットなど旋律楽器も参入。さながら後代のフランス語カンタートやオペラにも通じるその色彩感もさることながら、クレマン・ジャヌカン・アンサンブルを支えてきた百戦錬磨のリュート奏者エリック・ベロック、ソロでの活躍も頼もしいヴィオール奏者リュシル・ブーランジェらがラザレヴィチならではの霊妙な吹奏と共に音楽の深みを堪能させてくれます。 舞曲のリズムへの圧倒的に自然な適性にも驚かされる、フランス古楽界の本領発揮と言ってよい新名盤です。

  • 商品番号:NYCX-10468

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    DISSONANCE(不調和)
    ラフマニノフ(1873-1943)
    歌曲集 詳細ページ
    [アスミク・グリゴリアン、ルーカス・ゲニューシャス]

    発売日:2024年04月26日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    アスミク・グリゴリアンによるダイナミックなラフマニノフ!
    歌詞日本語訳付国内仕様が登場
    ザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭、コヴェント・ガーデン王立歌劇場などのステージにおいて、圧倒的な歌唱力と表現力で聴衆を魅了し続けているアスミク・グリゴリアン。今や日本でも、ノット指揮東京交響楽団による《サロメ》の成功などで高い人気を誇る彼女にとって、初のソロ・アルバムであったラフマニノフの歌曲集に国内仕様盤が登場。 彼女自身が「ラフマニノフの歌曲はオペラなみの力強い表現が必要。彼は数分のオペラを何曲も書いた」と語るように、ここで聴かせる彼女のダイナミックな歌唱には驚かされます。そしてそれをピアノで支えるのは、ショパン・コンクール、チャイコフスキー・コンクールなどでの輝かしい受賞歴のほか、世界中の大ホールで演奏経験を積んできたルーカス・ゲニューシャスという万全の布陣。グリゴリアンの幅広い表現の魅力を存分に味わうことの出来る、聴き応えたっぷりのアルバムです。 国内仕様盤には『ラフマーニノフ歌曲歌詞対訳全集』などの著書のある伊東一郎氏による日本語解説と、歌詞日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA687

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    発売日:2024年04月26日

    2LP+1CD+DL 3枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    交響曲全曲録音シリーズ第10弾に豪華アナログ盤登場ハイドン生誕300周年となる2032年までに、その100曲を越える交響曲を全て実演・録音してリリースするプロジェクト「HAYDN 2032」第10作目に、CDのほかハイレゾのダウンロード用コードまで付属した豪華なアナログ盤が登場。毎回テーマ性ある選曲が興味深く、そこに他の作曲家の作品などが適宜盛り込まれるのも面白いところですが、今作には作曲当初から連作として構想されていたことが明らかな初期の3曲「朝」「昼」「晩」を収録。 ハイドンがエステルハージ侯爵家に副楽長として雇われて間もなくの1761年に発表されたと考えられるこれらの作品は、宮廷楽団の名手たちの技量と新任副楽長の才覚を存分に印象づけるべく、多様な作曲様式が盛り込まれた傑作です。弦楽器で奏でられるレチタティーヴォ、フルートからコントラバスまで様々な楽器が随所で繰り広げるソロなど聴きどころ満載で、現代の演奏団体にとっても腕が試される作品群ですが、イル・ジャルディーノ・アルモニコは流石の腕利き揃いで、隅々まで才気あふれる演奏を味わえます。 選び抜かれた古楽器の素材感に満ちたサウンドもさることながら、アンサンブル全体が一つの生き物のような一体感で伸縮自在のダイナミズムを堪能でき、ハイドンならではの曲作りの面白さが存分に伝わる痛快さ。各交響曲が朝から晩(夕)まで、一日の三つの時間をそれぞれ表現しているハイドン作品の続きとして、モーツァルトがザルツブルクの音楽夜会のために書いた「セレナータ・ノットゥルナ」を“夜”にあたる曲として併録。こちらも首席ヴァイオリンのバルネスキによる当意即妙な即興パッセージが心地良く、全編を通じて生気に満ちた音作りがたまりません。 当シリーズの常通り、音楽学者モーリッツ・バウアーによる最新研究をふまえた作品解説も添えられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1038

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    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,775円(税込)

    香港が生んだ若き俊英、エリム・チャン初のフル・アルバム香港に生まれアメリカで指揮を学んだエリム・チャン(陳以琳)。2014年ドナテッラ・フリック指揮者コンクールで女性として初めて優勝、2019年からアントワープ交響楽団の首席指揮者を務めています。 これまで協奏曲の伴奏やコンクールのライヴはあったものの、初めてのフル・アルバムのテーマとして今回彼女が選んだのは舞曲。プロコフィエフ『ロメオとジュリエット』の組曲から独自に選曲した8曲とラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲では、大仰な表現は控えながら細部まで歌い込み、さらに引き締まったリズムとしなやかさを兼ね備えた深い音楽を聴かせます。 そしてアメリカの作曲家オゴネクによる「管弦楽のための3つの舞曲」のサブタイトルの付いた『ALL THESE LIGHTED THINGS』では、曲の特性の深い理解に基づき、多彩なパーカッションと弦や管によるリズムの交感を巧妙に描き、たいへん魅力的に仕上げています。 巨匠然とした重さとも鋭角的な表現とも違う、創造性と柔軟性の高い音楽を作り上げる新しい才能を感じさせるアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA1044

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    Piano Dances
    ピアノのための舞曲集 詳細ページ
    [アンナ・ヴィニツカヤ]

    発売日:2024年04月26日

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴィニツカヤが描き上げるピアノの舞曲ロシア出身で2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのほか数々のコンクールを制し、2009年にCDデビュー、同年より母校でもあるハンブルク音楽演劇大学で後進の指導にもあたっているヴィニツカヤ。 2021年の「ショパン: バラードと即興曲」以来3年ぶりとなる今作のテーマは舞曲。ラヴェルの名作2曲では、持ち前のテクニックに支えられた繊細かつダイナミックな表現を存分に聴かせます。ショスタコーヴィチの「人形の踊り」は彼が映画などのために書いた曲を再構成した子供のための易しいピアノ曲ながら、ヴィニツカヤはほんの10年ほど前に出会ってぜひ録音したいと願っていたもので、愛らしい曲想を慈しむように聴かせます。 カーネギーホールの依頼で2012年に書かれたヴィトマンの「サーカス・ダンス」は、芸術的あるいはピアニスティックな視点のみならず、彼自身の履歴書のような意味合いがある作品とされ、ヴィニツカヤは今回の録音の前にヴィトマンと語り合う機会を得たことで、作品理解が大きく深まったと語っています。 その終曲はヴィトマン自身のオペラ《バビロン》から引用された軍楽隊の賑やかな行進曲。

  • 商品番号:ALPHA993

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    リゲティ作品集 詳細ページ [ピエール・ブリューズ 、アンサンブル・アンテルコンタンポラン]

    LIGETI, G.: Violin Concerto / Cello Concerto / Piano Concerto / Chamber Concerto / Capriccios Nos. 1 and 2 (Ensemble InterContemporain, Bleuse)

    発売日:2024年04月26日 NMLアルバム番号:ALPHA993

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    リゲティの経歴をほぼカバーする、アンサンブル・アンテルコンタンポランとブリューズによる2枚組アンサンブル・アンテルコンタンポランと、2023/24年のシーズンからその音楽監督を務めるピエール・ブリューズによるリゲティの作品集が2枚組で登場。 1枚目にはメンバーが務めるソリストと20-30人規模のアンサンブルによる3つの協奏曲を収録。これらはアンサンブル・アンテルコンタンポランにとって約10年ぶりの再録音となります。 2枚目には小規模な編成のための作品を収録。1940年代から1990年代までリゲティの活動期間をほぼカバーしており、様々な新しい手法を取り入れ発展させた作風の変転を俯瞰することが出来る、有意義な作品集となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1032

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    HIMMELFAHRT
    バッハ(1685-1750)
    テレマン(1681-1767)

    昇天祭のための教会カンタータ 詳細ページ
    [リオネル・ムニエ、ヴォクス・ルミニス、フライブルク・バロック管弦楽団、フィオラ・ブラッヘ、ズュジ・トート、アレクサンダー・チャンス ほか]

    Choral Concert: Vox Luminis - BACH, J.S. / TELEMANN, G.P. (Himmelfahrt)

    発売日:2024年04月19日 NMLアルバム番号:ALPHA1032

    CD価格:2,775円(税込)

    ナチュラル金管も絶好調!
    昇天祭を寿ぐバッハとテレマン3傑作に聴くアンサンブルの妙
    各パート2~3人の小編成で古楽シーンを牽引する名歌手が集い、欧州各地の古楽祭を中心に見事なアンサンブル歌唱を聴かせてきたヴォクス・ルミニス。世界的古楽器オーケストラのフライブルク・バロック管弦楽団との共演による今回のアルバムでは、十字架で亡くなった後に復活した救世主イエスが天に上げられたことを祝う昇天祭のため、バッハとテレマンが残した3傑作をとりあげます。 トランペットとティンパニが祝祭感を盛り上げるバッハの活動後期の充実作「昇天祭オラトリオ」は、大編成の迫力に甘んじない緩急自在の音作りのしなやかさが圧巻。残る2作はそれぞれテレマンがハンブルクの、またバッハがライプツィヒの音楽監督職に就いて間もない時期の作で、いずれもふくよかなナチュラルホルンの響きが美しい1720年代の名品。高音域まで見事なナチュラル金管の美音もさることながら、コンサートマスターに迎えられた名手ライラ・シャイエークを筆頭に、ヴィオラの朝吹園子、バスーンのシャビエル・サフラ、リュートのリー・サンタナら器楽勢も鮮やかなサポートを聴かせます。 ヘレヴェッヘとの共演でも名唱が多いズュジ・トートやバッハ・コレギウム・ジャパンでも活躍する水越 啓、近年躍進めざましいアレクサンダー・チャンスら歌手勢も俊才揃いなのはヴォクス・ルミニスならでは。ドイツ語圏の春を寿ぐ充実の音楽を通じて欧州最前線の古楽シーンの活況に触れられる素晴しいアルバムの登場です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10463

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    交響曲全集
    劇音楽『夏の夜の夢』(抜粋) 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    発売日:2024年04月12日

    CD 4枚組国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳付き価格:6,930円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレ管のメンデルスゾーン、一挙全集で登場!交響曲全5曲に『夏の夜の夢』まで収録した4枚組のボリュームで登場の、パーヴォ・ヤルヴィによるメンデルスゾーン。この作曲家らしい瑞々しいメロディと躍動的なリズム、そして若々しい疾走感といった各作品の魅力を十二分に生かした、美しくもテンションの高い演奏を聴かせています。 ドイツを中心とした歌劇場で活躍するチェン・レイスとカタリナ・コンラディ、バロックから古典派の宗教作品を得意とするマリー・ヘンリエッテ・ラインホルトとパトリック・グラール、来日ツアーも成功させているプエルトリコ系アメリカ人ソプラノのソフィア・ブルゴスと、個性的な歌手陣が随所で持ち味を生かしているのもポイント。 さらに低音金管古楽器の名手パトリック・ヴィバールが『夏の夜の夢』にオフィクレイドで、「宗教改革」には(原盤ブックレットに表記がありませんが)セルパンで参加、「讃歌」のオルガンは名手クリスティアン・シュミットが務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA974

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    イヴァン(1891-1965)
    オペレッタ《イエス!》 詳細ページ
    [レ・フリヴォリテ・パリジェンヌ]

    YVAIN, M.: Yes [Operetta] (Orchestre des Frivolités Parisiennes)

    発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA974

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    1920年代から30年代にかけてパリで人気を博したオペレッタ、ミュージカル作曲家モーリス・イヴァンによる作品。厳格な父から結婚を命じられた放蕩息子が、それを避けるために周囲の男女と繰り広げる策と恋愛事情が絡み、フランスのル・トゥケとロンドンを行き来するちょっと複雑なドタバタ劇。 1928年1月に初演されて大ヒットした舞台を出来る限り再現し、現存する音楽素材も最大限盛り込んだ、当時の熱気が伝わる楽しいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1026

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    Mozart, You Drive Me Crazy!
    モーツァルト(1756-1791)
    ダ・ポンテ三部作名場面集 詳細ページ
    [ゴルダ・シュルツ、アントネッロ・マナコルダ、カンマーアカデミー・ポツダム、ジュリー・ロゼ、アミタイ・パティ ほか]

    MOZART, YOU DRIVE ME CRAZY! (Schultz, Kammerakademie Potsdam, Manacorda)

    発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA1026

    CD価格:2,775円(税込)

    劇的かつ繊細!
    様式感確かなマナコルダ共演によるゴルダ・シュルツのモーツァルト
    欧州歌劇界の舞台のみならず歌曲リサイタルでも躍進中の南アフリカ出身歌手ゴルダ・シュルツによる、モーツァルト後期の重要なオペラ3作から名場面を集めたアルバム。基本的には彼女が主役のアリア集ですが、かなり大掛かりなアンサンブルや二重唱も意欲的に選曲されています。その共演歌手たちについても、今まさに注目を集めつつある新時代の気鋭ソリストが多く名を連ねている点からも、ゴルダ・シュルツという歌手へのシーン全体の期待感が伝わります。 アルバムを通して彼女の歌唱はきわめてドラマティックでありながら繊細な表情も圧巻で、アンサンブルでの真に迫った対話や心情描写と共に深い作品理解のあり方が窺えます。各オペラの物語全体を見据えながら1枚のアルバムとして意義ある形を構築する見識の高さは、古今東西の女性作曲家たちの歌曲を集めた先行アルバム(ALPHA799)にも通じるところ。 近年相次ぐ来日公演でも話題を呼んでいるアントネッロ・マナコルダ指揮のもと、18世紀の奏法を踏まえた抜群の解釈を響かせるカンマーアカデミー・ポツダムと共に、21世紀ならではのモーツァルト像を存分に味わわせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1036

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    リスト(1811-1886)
    ピアノ・ソナタ ロ短調
    3つのペトラルカのソネット
    忘れられたワルツ 第2番
    演奏会用練習曲 第2番 詳細ページ
    [ネルソン・ゲルナー]

    LISZT, F.: Piano Sonata in B Minor / Années de pèlerinage (excerpts) / Valse oubliée No. 2 (Goerner)

    発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA1036

    CD価格:2,775円(税込)

    ゲルナー、リストのソナタを16年ぶりに再録音1969年アルゼンチン生まれ、日本でも多くのファンを持つネルソン・ゲルナーによるリスト。Cascavelleレーベルに残した2枚のアルバム以来のまとまったリスト録音となります。 高い演奏技術に裏打ちされた鮮やかな場面描写と色彩感、そして気品に溢れる表現が大きな魅力。堅固な構成力で聴かせるソナタは、録音の少し前に行われた2023年1月の来日公演でも披露され聴衆を魅了しており、今回が再録音となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10462

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    風景
    フランス・ロマン派の歌曲、管弦楽曲集(管弦楽伴奏歌曲集) 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、エルヴェ・ニケ、ミュンヘン放送管弦楽団]

    Vocal Recital (Soprano): Gens, Véronique - CHAUSSON, E. / DUBOIS, T. / FAURÉ, G. / GOUNOD, C.-F. / HAHN, R. / MASSENET, J. (Paysage)

    発売日:2024年04月05日 NMLアルバム番号:ALPHA1030

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    歌姫ジャンスと奇才ニケによる、フランス・ロマン派の秘曲集豪華共演によるフランス・ロマン派の管弦楽伴奏歌曲を集めた一枚。パラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)の全面協力のもと、歌曲はもとより間奏曲のように挿入された管弦楽曲も含め、現在ではほとんど知られていない作品ばかりなのも嬉しいところです。 ゆったりとしたテンポながら大きな山を築く曲想が多く、ジャンスの柔らかな声質とドラマティックな表現が、ニケにより妥協なく組み上げられる構成に支えられ作品の中で美しく映えています。

  • 商品番号:ALPHA1023

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    チェロの誕生
    ~ナポリ、ボローニャ、モデナ~ 詳細ページ
    [ブリュノ・コクセ、レ・バッス・レユニ]

    NASCITA DEL VIOLONCELLO (LA) - Napoli / Bologna / Modena (Les Basses Réunies, Cocset)

    発売日:2024年04月05日 NMLアルバム番号:ALPHA1023

    CD 2枚組+Book価格:5,025円(税込、送料無料)

    「チェロ」と呼ばれる低音弦楽器の源流を探って、名手コクセはイタリア半島の北と南へ。ALPHAでレーベル創設初期からアルバム制作を続け、バロック~古典派の低音弦楽器のための音楽の真相を問い続けてきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセとレ・バッス・レユニ。今回は「チェロ」という呼称が定まる前の時代まで遡って、イタリアでどのように低音弦楽器のための音楽が発展し、今日知られるチェロのイメージが形成されていったかを探ります。 軸になるのは学術都市として知られると共に、弦楽器のための音楽に通じた知識人たちが多かったボローニャとモデナ、そして南の王都ナポリ。それぞれの地域で16~18世紀に活躍した作曲家たちの作品を厳選、時に高音部も演奏できる楽器なども交え、一筋縄ではいかないチェロ芸術の多様なルーツを精妙に解きほぐしてゆくプログラムの妙は興味が尽きません。今回もこれまで通り古い弦楽器の構造に通じた製作家シャルル・リシェ、初期のチェロの研究に通じた音楽学者マーク・ヴァンスヘーウェイクの全面協力のもと、多種多様な楽器を使い、60ページに及ぶブックレット(英・仏語)でそれぞれの使用論拠もカラー写真入りで詳述。 近年では他のバロック・チェロ奏者たちもさかんにとりあげているヤッキーニ、ガブリエッリ、スプリアーニなどの作品の数々ですが、抜群の音楽性と作品理解を誇るコクセらの解釈による演奏は目が覚めるような新鮮な体験をもたらし、低音弦楽器の世界の奥深さに改めて開眼させられるに違いありません。 ALPHA初期からの名技師ユーグ・デショーのこだわりぬいた仕事ぶりにも驚かされ、各楽器そのものの音色はもちろん会場の気配まで克明に伝えるそのエンジニアリングは見事なもの。充実の2枚組です。

  • 商品番号:NYCX-10456

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    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    ヴァイオリン協奏曲集『四季』
    ラ・フォリア
    アリア「太陽の強い輝きは」 詳細ページ
    [ジュリアン・ショーヴァン、ポール=アントワーヌ・ベノス=ディアン、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ]

    VIVALDI, A.: Four Seasons (The) / Trio Sonata, RV 63, "Follia" (Chauvin, Le Concert de la Loge)

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA1005

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    新鮮解釈、ショーヴァンの「四季」と「ラ・フォリア」モーツアルトの後期交響曲や「レクイエム」のような有名作をこれまでにない視点からの新解釈で披露し、世界中の音楽ファンを新鮮な驚きと共に楽しませてくれているジュリアン・ショーヴァンによる『四季』が登場。 子供たちや俳優など様々な人々とこの作品で共演してきたという彼ら。特に、パリ五輪の公式ダンスでも話題のフランスの振付師ムラッド・メルズキのダンサー達からは大きな影響を受けたと言い、極端な独創性や誇張されたダイナミクスなどに頼ることなく、自然な身体的バランスと呼吸、自発性から今回の演奏が生まれたということです。 とはいえ、ここに聴く演奏は十分に刺激的。曲順は通常の「春」からではなく「秋」から始められており、間に近年発見されたヴァイオリンのオブリガート付きアリアを挟み、最後にはフォリアを置くという構成となっています。弦楽を各パート一人ずつに絞った緊密なやり取りの中で映えるショーヴァンの緩急織り交ぜた妙技のほか、テオルボとバロック・ギターには名手キート・ガートも参加してアンサンブルを支え、時には煽るように先導することも。 名盤あまたの『四季』ですが、異彩を放つ注目盤がまた一つ加わりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1027

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    O’er the Moor - 荒野を越えて
    スコットランドとアイルランドの歌と舞曲 詳細ページ
    [クラーケン・コンソート]

    O'ER THE MOOR: Songs and Dances from Scotland and Ireland (The Kraken Consort)

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA1027

    CD価格:2,775円(税込)

    古楽の世界でソリストとして、またアンサンブルの一員としてフランスを中心に活躍するテオルボ奏者ブリュノ・エルストロフェール、アメリカ生まれでアイルランドとスコットランドにルーツを持ち、ケルト文化に造詣も深いテノール歌手ロバート・ゲッチェル、バロックからロマン派まで幅広いレパートリーを持ち世界の有名オペラハウスで活躍するソプラノ歌手シャンタル・サントン=ジェフリーの3人が中心となり、2021年に結成されたクラーケン・コンソート。 2020年に初来日を成功させているシルヴァン・バルーとロナン・ペレンを始めとしたアイリッシュ、スコティッシュ音楽のスペシャリストが集まり、フランス各地などの音楽もエッセンスとして加えた独自の魅力あふれるパフォーマンスを聴かせています。

  • 商品番号:ALPHA1029

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    The Lamb’s Journey
    子羊の旅 ギボンズからバーバーまで、合唱が紡ぐ物語 詳細ページ
    [クリストファー・ローリー、アンサンブル・アルテラ]

    Choral Concert: Ensemble Altera - GIBBONS, O. / BARBER, S. / BRUCKNER, A. / MESSIAEN, O. / POULENC, F. (The Lamb's Journey)

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA1029

    CD価格:2,775円(税込)

    アメリカのカウンターテナー、クリストファー・ローリーがアメリカ合唱界の中心を担うべく組織したヴォーカル・アンサンブル、アルテラによるアルバム。 「神の子羊」をテーマに様々な時代の合唱作品を集めており、その結成意図に見合った精緻なアンサンブルとダイナミックな表現でたいへん美しい響きを聴かせてくれます。

  • 商品番号:ALPHA1055

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    フォーレ(1845-1924)
    ピアノを伴う室内楽曲全集
    夜想曲全集[6枚組 BOX] 詳細ページ
    [エリック・ル・サージュ、樫本大進、フランソワ・サルク、アレクサンドル・タロー、エベーヌ弦楽四重奏団、ポール・メイエ、エマニュエル・パユ ほか]

    発売日:2024年03月22日

    CD 6枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    歿後100周年を記念するにふさわしいシリーズ、
    夜想曲集を加えて新装BOXに
    創設当初から新鮮な音楽体験に満ちた古楽アルバムで注目されてきたALPHAレーベルが初めて本格的にタッグを組んだ現代ピアノの名手、エリック・ル・サージュ。シューマンのピアノ曲・室内楽作品全集の成功に続き2011~13年にリリースされ大きな反響を呼んだフォーレのピアノ入り室内楽シリーズは、2015年にBOX化されたものの長くプレス切れのまま再登場が期待されていました。フォーレ歿後100周年の2024年を記念すべく登場する待望の新仕様には、旧BOXリリース後に登場したル・サージュ独奏の夜想曲全集も加わり、より充実した内容になっています。 最初期の歌曲「夢のあとに」のチェロ版から作曲家が亡くなる直前に完成されたピアノ三重奏曲(通常のものに加えて、フォーレが当初考えていたクラリネット三重奏版も収録)まで、パユ(フルート)、タロー(ピアノ連弾)、樫本大進(ヴァイオリン)、サルク(チェロ)、エベーヌ弦楽四重奏団と、豪華な共演陣と共にじっくり向き合った名演の数々は、フランスの現在を知る奏者たちならではの機微と精妙な客観性とのバランスが素晴らしく、作曲家が生涯を通じて書き続けた夜想曲という曲種での名作群と併せ、記念年を機にフォーレの音楽世界へ分け入ってゆく絶妙の伴侶となることでしょう。 ア・カペラ古楽から近現代まで多様な音楽の味わいを適切に伝える名技師ジャン=マルク・レネーのエンジニアリングも頼もしい、筋の通ったBOXです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1054

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    D.スカルラッティ(1685-1757)
    ドヴォルザーク(1841-1904)

    スターバト・マーテル(悲しみの聖母) 詳細ページ
    [シモン=ピエール・ベスティオン、ラ・タンペート]

    BESTION, S.-P.: Stabat Mater (after A. Dvořák and D. Scarlatti) (La Tempête, Bestion)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:ALPHA1054

    CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    ステージパフォーマンス特有の臨場感で蘇る「スターバト・マーテル」2傑作の再解釈!中世、ルネサンス、バロックなど古楽のレパートリーを、20世紀以降の近・現代音楽と組み合わせたステージパフォーマンスで大きな成果をあげてきたフランスの声楽&器楽アンサンブル、ラ・タンペート。ALPHAレーベルではその成果の一端を音響面で味わえる注目すべきアルバム制作を続けていますが、本作では作曲された時代が大きく異なる二つの「スターバト・マーテル」の傑作を組み合わせたユニークなプログラムに驚かされます。 555曲を超える鍵盤ソナタで知られるドメニコ・スカルラッティの『スターバト・マーテル』は、指揮者ベスティオンが「古楽のレパートリーで最も美しい作例」と讃える名作で、ルネサンスを意識した多声様式で書かれた異色作。ベスティオンはまた、大管弦楽を伴うドヴォルザークの『スターバト・マーテル』を思春期に歌う機会を得て大きな衝撃を受けた経験があり、どちらも同じ中世の宗教詩に根ざしたこれら2曲を組み合わせてみたかったと語っています。 後者はドヴォルザーク自身のピアノ譜も参考にベスティオン自身が編曲、ピアノを通奏低音のように使いながら、テオルボを軸にした解釈による前者(こちらもベスティオンが演奏譜を調えています)のバロック様式と驚くほど一貫性ある響きに。十字架で苦しむ我が子=救世主を前にした聖母マリアの嘆きを歌った原詩の真意に迫る独特の音響体験は、指揮者インタビューを掲載した解説(仏・英・独語)と共に味わうことでいっそう深いものとなるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10453

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    〈次世代ソリストによるモーツァルト Vol.8〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第18番・第21番 詳細ページ
    [ジョナタン・フルネル、ハワード・グリフィス、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団]

    発売日:2024年02月23日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    次世代ソリストによるモーツァルトのシリーズに、ジョナタン・フルネル登場!若手から中堅までの注目ソリストが登場するモーツァルトの協奏曲シリーズ第8弾に、2021年エリザベート王妃コンクールの覇者ジョナタン・フルネルが登場。2021年にALPHAから発売されたブラームスはコンクール直前のセッション録音だったということもあり、彼にとって待望の新録音でもあります。 曲は、そのエリザベート王妃コンクールのセミ・ファイナルでも素晴らしい演奏を披露した第18番と、人気曲第21番という絶好の組み合わせ。CPOでのリース交響曲全集など古典派や初期ロマン派の解釈に秀でたハワード・グリフィス率いるモーツァルテウム管弦楽団と共に、隅々までよく歌いつつたいへん伸びやかなモーツァルトを聴かせおり、持ち前の高い表現力を存分に発揮しています。第21番でリパッティのカデンツァを弾いているのも嬉しいところ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1024

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    パサージュ・スクレ
    フランスの4手ピアノ作品集 詳細ページ
    [リュドミラ・ベルリンスカヤ 、 アルトゥール・アンセル]

    Piano Duo Recital: Ancelle, Arthur / Berlinskaya, Ludmila Valentinovna - BIZET, G. / DEBUSSY, C. / FAURÉ, G. / RAVEL, M. / AUBERT, L. (Passage Secret)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:ALPHA1024

    CD価格:2,775円(税込)

    MELODIYAの名物ピアノ・デュオ、
    フレンチ・レパートリーでALPHAに登場!
    ロシア出身のリュドミラ・ベルリンスカヤと、フランス出身のアルトゥール・アンセルの夫婦によるピアノ・デュオ。MELODIYAを中心に数々のアルバムをリリースしてきた彼らが初めてALPHAからリリースするのは、フランスの作曲家たちによる4手ピアノの作品集です。しかも、どの作品も有名ながらこれまで彼らが録音してこなかった曲ばかりという嬉しい内容。フレーズ感、テンポ感、バランス、全てにおいて息の合ったアンサンブルはこのデュオならではのもので、ベル・エポックの薫り高いこれらの作品を色彩豊かに、楽しく美しく聴かせています。 アルバム・タイトル「Passage Secret」には音楽的なパッセージを引っかけていると思われますが、フランス語で「密航」というやや意味深なもの。

  • 商品番号:ALPHA1025

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    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ『テオドーラ』 HWV 68 詳細ページ
    [ジョナサン・コーエン、アルカンジェロ、ルイーズ・オルダー、ティム・ミード、アンナ・ステファニー、ステュアート・ジャクソン、アダム・プラヘトカ]

    HANDEL, G.F.: Theodora [Oratorio] (Alder, Mead, Stéphany, Jackson, Arcangelo, J. Cohen)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:ALPHA1025

    CD 3枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    俊才コーエンと実力派勢によるヘンデル晩期の傑作オラトリオ英国で揺るぎない名声を確立したヘンデルが晩年、その豊かな技量を注ぎ込んだ傑作オラトリオ『テオドーラ』。作曲家が視力を失う直前の時期に仕上げられ1750年3月に初演されたものの、少し前にロンドンを襲った地震の影響で重要な顧客たちが客席にいない状態での上演は失敗に終わりました。 当時の英国におけるオラトリオの通例を離れた殉教物語も理解されませんでしたが、その音楽的充実は後にヘンデル声楽作品が見直されてゆく中で評価が高まり、今や多くの全曲録音にも恵まれている一作となっています。その上でなお、古楽器演奏の名盤群で知られるALPHAが世に問う新録音は、英国を中心に世界的な注目を集めるジョナサン・コーエン率いるアルカンジェロと気鋭歌手陣によるもので、瑞々しく音楽愛に貫かれた名演に仕上がっています。 ローマ帝国末期、ヴィーナス信仰を受け入れずキリスト教徒として命を全うする悲運の女性テオドーラを演じるのは、サイモン・ラトルやキリル・ペトレンコとの共演でも知られロマン派や近代作品の録音でも高い評価を博しているルイーズ・アドラー。ヒロインに寄り添うディディムス役ではドーヴァー海峡の両岸で活躍をみせるティム・ミードが細やかな作品解釈を雄弁な歌唱へと昇華させ、他のソリストたちと共に起伏豊かなドラマを盛り上げます。 古楽器演奏の場のニュアンスを的確に捉えるユーグ・デショー&アリーヌ・ブロンディオらALPHA古参のエンジニアたちの仕事も見事なもので、ホルンやトランペットも加わる色彩豊かなオーケストラの活躍も際立ち、劇音楽に通じたコーエンならではの聴きごたえある音楽展開を何度でも聴き確かめたくなるに違いありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1059

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    輝かしき時代
    18世紀フランスにおけるヴァイオリンとヴィオールの共存 詳細ページ
    [リュシル・ブーランジェ、シモン・ピエール、オリヴィエ・フォルタン]

    Golden Hour (The) - FRANCOEUR, F. / REBEL, J.-F. / LECLAIR, J.-M. (Boulanger, Pierre, Fortin)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:ALPHA1059

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴィオールとヴァイオリンの共存期に生まれた18世紀フランスの妙なる音世界フランスで近年めざましい活躍をみせるソリストたちによる18世紀フランス室内楽作品集。ルイ14世の治世に、歌心に富み技巧的な演奏に秀でたヴァイオリンを独奏楽器として扱うイタリア風の音楽に抵抗を示したフランスの人々も、老王の逝去後イタリア音楽愛好で知られたオルレアン公が摂政となった時代を経て、ルイ15世の治世下では急速にこの楽器のための音楽を愛好するようになります。 他方、前世紀以来フランスで愛奏されてきたヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)は徐々に姿を消してゆくのですが、本盤はその直前、どちらの楽器もフランスで名手が腕を競っていた頃に書かれた作品を集めており、ヴァイオリンが主役を占めるソナタでも低音部でヴィオールに大きな活躍の場が与えられた曲が多いのが特徴。アルバムの名義はヴィオール奏者のリュシル・ブーランジェが先に立っており、両者が対等の立場で対話を繰り広げる稀有な音楽世界をじっくり味わえます。 鍵盤のオリヴィエ・フォルタンも自身の楽団アンサンブル・マスクで重ねた豊かな室内楽経験を存分に活かし、ボルドー出身のシモン・ピエールのニュアンスに富んだヴァイオリンやブーランジェの雄弁なヴィオールに全く負けない存在感で各作品の魅力を豊かに引き出してゆきます。

  • 商品番号:NYCX-10451

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    R.シュトラウス(1864-1945)
    4つの最後の歌 (管弦楽伴奏版&ピアノ伴奏版) 詳細ページ
    [アスミク・グリゴリアン、マルクス・ヒンターホイザー、ミッコ・フランク、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    STRAUSS, R.: 4 Last Songs (Grigorian, Hinterhäuser, Orchestre Philharmonique de Radio France, Franck)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:ALPHA1046

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞対訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    アスミク・グリゴリアンによる「4つの最後の歌」、
    管弦楽版とピアノ版のカップリングで登場!
    今世界で最も注目されているソプラノの一人、2022年にはヤナーチェク《イェヌーファ》でレコード・アカデミー賞ビデオ・ディスク部門を受賞し、ノット指揮東京交響楽団による《サロメ》で成功を収めたのも記憶に新しい、アスミク・グリゴリアンによる「4つの最後の歌」が登場。しかも管弦楽とピアノの伴奏版2つを組み合わせるという興味深い内容となっています。 伴奏を務めるのはそれぞれミッコ・フランク指揮フランス放送フィルと、ロマン派から現代までを得意とするマルクス・ヒンターホイザーという万全の布陣。グリゴリアンも管弦楽版ではよりダイナミックに、ピアノ版ではより繊細にと大きく違いをつけ、歌曲からオペラまで幅広い表現力に定評のある彼女の実力をありありと見せつけるとともに、リヒャルト・シュトラウス最晩年の傑作が持つ様々な表情を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1012

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    メディテーション
    チェンバロによる瞑想 詳細ページ
    [アンドレアス・シュタイアー]

    Harpsichord Recital: Staier, Andreas - BACH, J.S. / COUPERIN, L. / FISCHER, J.C.F. / FROBERGER, J.J. / FUX, J.J. / STAIER, A. (Méditation)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:ALPHA1012

    CD価格:2,775円(税込)

    現代に息づくバロック的瞑想。
    自作含む名匠シュタイアーの精緻な音楽世界
    ルネサンスから19世紀に至る鍵盤音楽の素顔を、作品が書かれた時代の楽器と奏法によって弾き、深く追求してきたドイツの名匠アンドレアス・シュタイアー。今回ALPHAから初のソロ・アルバムでは、ドイツ語圏とフランスの17世紀鍵盤音楽を中心とした選曲に、その理念を受け継いだバッハと自作曲(!)を加え、「瞑想」と題した精妙なプログラムを組み上げました。 シュタイアーによれば、ここに収められた楽曲の多くには定旋律(ここでは13世紀にさかのぼる聖歌「パンジェ・リングァ」)と特定の音型を音高を変えつつ繰り返すゼクエンツの2つの技法が用いられており、彼の作品もこの技法に沿っているとのこと。アンクランゲ(こだま、余韻などの意味がある)と題された自作曲は、作曲家ブリス・ポゼとの対話から着想を得てスケッチしたものを、コロナ禍で演奏会が激減したのを機に完成させた作品で、全6曲から成り、演奏時間は30分を越える大作。2024年秋には日本でも披露する予定です。 アルバムを通して聴くと、圧巻というほかないシュタイアーの自然なタッチが紡ぎ出す解釈の味わいと相俟って、収録曲相互の連関性と作曲技法の伝統が静かに浮き上がります。 シュタイアーは今後もALPHAより数枚のアルバム・リリースを予定しています。

  • 商品番号:ALPHA1021

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    ファンタジー
    ヴァイオリンとピアノで辿る幻想の行方
    シューベルト、ストラヴィンスキー、シューマン、メシアン
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    [アリョーナ・バーエワ、ヴァディム・ホロデンコ]

    Violin Recital: Baeva, Alena - SCHUBERT, F. / STRAVINSKY, I. / SCHUMANN / MESSIAEN, O. (Fantasy)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:ALPHA1021

    CD価格:2,775円(税込)

    2名手がALPHAに待望の登場!
    深い共感が無辺に羽ばたかせる想像の翼
    キルギス出身のヴァイオリニスト、アリョーナ・バーエワとウクライナ出身のピアニスト、ヴァディム・ホロデンコ。バーエワは2022年5月に、ホロデンコは2023年12月に来日し、いずれも強い印象を日本の聴衆に遺しました。ルクセンブルクを拠点に活躍する二人は共演歴も長く、他レーベルに録音もあります。 ALPHAレーベルでの初アルバムは「幻想」をテーマに、幻想曲形式の作品や童話世界に取材した4つの傑作を厳選。19世紀初頭から20世紀まで、ロマン主義文化の源泉に触れながら近代まで多様な音楽的ファンタジーを絶妙な音の対話で綴ってゆきます。ここぞというところでソリストらしい存在感をみせるホロデンコのピアニズムと比類ないアンサンブルを聴かせるバーエワのヴァイオリンは、過剰に凄むことなしに縦横無尽、曲それぞれの圧倒的に強い個性を十二分に引き出してゆく柔軟さに、各作品への真摯な傾倒が垣間見えます。 ヴィオラで演奏されることが多いシューマン『おとぎ話の絵』は初版譜でもヴァイオリンが演奏楽器の一つとして指定されており、2人の奥深い解釈と相俟って新鮮さに満ちた作品像がみずみずしく浮かび上がります。

  • 商品番号:NYCX-10446

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    Take 3
    プーランク、バルトーク、シェーンフィールド、ニキフォル 詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ、レト・ビエリ、ポリーナ・レシチェンコ]

    発売日:2024年01月26日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    コパチンスカヤと友人たちのトリオで聴く、東からの風パトリツィア・コパチンスカヤのALPHAデビュー盤であり、様々なアーティストとの二重奏を集めて大きな話題となった『Take Two』から10年。そのアルバムにも参加したクラリネット奏者のレト・ビエリと、こちらも長年の盟友ポリーナ・レシチェンコとの共演による『Take 3』が登場しました。タイトルはもちろん、デイヴ・ブルーベックの演奏で知られる名曲「Take Five」にちなんだものと思われますが、このアルバムでも奏者が3人ということに加え三拍子が重要なテーマとなっています。 プログラムはプーランクとバルトークの作品を中心としたものですが、コパチンスカヤならではのはち切れんばかりのダイナミックな表現はそのルーツに深く切り込み、これらの作品がオーストリアなどのワルツのみならず、東欧の伝承曲やクレズマー、ロマなどと深い関連があることを際立たせています。 またジャズやフォークなどのイディオムを取り込むクロスオーヴァーな作風で知られるアメリカの作曲家ポール・シェーンフィールドの作品を収録しているほか、ルーマニアのシェルバン・ニキフォルによる小品にはイリヤ・グリンゴルツなどのゲストも参加、アルバムに色を添えています。

  • 商品番号:NYCX-10447

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    コレッリとカンタン
    フラウト・トラヴェルソによるソナタ集 詳細ページ
    [アンナ・ベッソン、ミリアム・リニョル、ジャン・ロンドー]

    発売日:2024年01月26日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    俊英3人、18世紀フランス流の横笛の離れ業を艶やかに!2023年の来日公演で新たな成果をあげ、ますます注目が集まる新世代の古楽鍵盤奏者ジャン・ロンドーと、彼と共に凄腕揃いのユニット、ネヴァーマインドのメンバーでもあるトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソン、様々なアンサンブルで引く手あまたであり、ソロでも「バッハ: 無伴奏チェロ組曲 ヴィオール版」などのリリースで注目を集めるミリアム・リニョル。この3人の顔合わせによる「18世紀フランスのイタリア式ソナタ」をテーマとしたアルバムがリリースとなりました。 18世紀フランスの人々をイタリア音楽に開眼させたコレッリの作品5のヴァイオリン・ソナタ集から当時の編曲版で3曲と、ネヴァーマインドのデビュー盤でもスリリングな演奏を聴かせたタルティーニ世代のフランスの作曲家カンタンのソナタを収録しています。全て当時流のフラウト・トラヴェルソで吹きこなすアンナ・ベッソンの出どころ・引きどころを踏まえた味わい深い吹奏の傍ら、阿吽の呼吸で巧みな合いの手を入れてゆくリニョルとロンドーも随所に聴きどころを散りばめます。 コレッリ作品は重音奏法を前提としたフーガ楽章もありながら、編曲版でその処理を自然に聴かせる手腕も圧巻。ALPHAの名技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧な仕事で、個々の楽器の美音が最大限に味わえるのも嬉しいところです。作品解説はベッソン自身が執筆(国内仕様盤は日本語訳付)。隅々まで音楽愛に満ちたフランス最前線の古楽アルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10448

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    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第4番
    森の精/悲しきワルツ 詳細ページ
    [サントゥ=マティアス・ロウヴァリ、エーテボリ交響楽団]

    発売日:2024年01月26日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ロウヴァリのシベリウス第4弾は、
    難曲第4番と若き日の隠れた傑作「森の精」、そして「悲しきワルツ」
    サントゥ=マティアス・ロウヴァリが手兵エーテボリ交響楽団と進めるシベリウスの交響曲チクルス第4弾は、全7曲の交響曲の中で最も難解と見られがちながら、傑作の呼び声もまた高い第4番です。 シリーズのこれまでのアルバムで個性的でありつつも説得力のある解釈を聴かせ、作品の新しい魅力を知らしめてきたロウヴァリ。今回も終始暗い影が支配するこの作品から、彼ならではの際立って精緻なスコア整理と、細部まで行き届いたコントロールと表現力によって様々な側面を引き出し、その充実した内容をあぶり出すことに成功しています。 併せて収録されたのは、30歳を目前にしたシベリウスがスウェーデンの詩人ヴィクトル・リュードベリの詩に基づいて書き上げた標題音楽「森の精」。20分を超える演奏時間を要する力作ながら、なぜか半世紀以上忘れられていたというこの作品をロウヴァリは素晴らしい躍動感と物語性で描き上げ、その完成度の高さを証明してみせました。 そして最後は人気曲「悲しきワルツ」のメリハリのある引き締まった演奏で、余韻を残すラストの引きも見事。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10444

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    反映
    管弦楽伴奏によるフランス歌曲集 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー、ジャン=フランソワ・ヴェルディエ、ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテ管弦楽団]

    発売日:2024年01月12日

    CD国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    歌姫ピオーの美声を堪能!
    管弦楽伴奏によるフランス歌曲集
    2019年にリリースされ世界的ヒットとなった『恋の相手は…』以来となる、サンドリーヌ・ピオーの管弦楽伴奏フランス歌曲集。 前作では、特にバロック歌手として成功してきた彼女に馴染み深いピリオド・オケとの共演でしたが、今回はモダン・オケとの共演となっており、さらに磨きをかけた彼女の幅広い表現を堪能することが出来ます。ドイツ歌曲を集めた『光と影』でも共演したヴェルディエ指揮ヴィクトル・ユーゴー管弦楽団は、ピオーの奥行きのある歌声に終始柔らかく寄り添い、それぞれの作品が持つ浮遊感、儚さ、神秘性などを纏った世界感を美しく描き出します。 管弦楽のみによる2曲のドビュッシー作品は、場面転換のようにアルバム全体を引き締める効果を発揮。歌曲ファンのみならずフランス音楽を愛する広い層にお薦めしたい、たいへん優美な一枚です。

  • 商品番号:NYCX-10445

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    シャルパンティエ(1643-1704)
    デマレ(1661-1741)

    テ・デウム 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    発売日:2024年01月12日

    CD国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    華やぎに満ちたルイ14世時代の祝典音楽を、フランス古楽シーン最前線の精妙な解釈で!毎年正月、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート世界放送時に番組テーマ曲として流れる「トランペットの前奏」が有名な、17世紀フランスの大家シャルパンティエの「テ・デウム」。かの作曲家が生きたルイ14世時代のフランスでは、晴れがましい祝典を彩る華麗な讃美の詩篇曲として「テ・デウム」が数多く書かれました。その活況は、ルイ14世の療養からの快癒を祝う場が王国中に設けられた1687年初頭、最初の絶頂を迎えています(王室音楽総監督リュリは、この機会に自作の「テ・デウム」を指揮していた時の事故がもとで亡くなっています)。 その当時も演奏されたと考えられているシャルパンティエの傑作に加え、ここでは老王の後を継いだルイ15世が1725年にマリー・レグザンスカ妃を迎えたさい演奏された「リヨンのテ・デウム」も収録。作曲者デマレはフランス王室音楽の立役者リュリ亡き後、その至芸を受け継ぐ世代として若い頃から注目されながら、人間関係の問題で長く亡命を余儀なくされており、当の作品も王宮から遠く離れたロレーヌの宮廷で作曲されました。 バロック時代の管楽器ならではのアクセント豊かな響きを十全に活かし、緩急豊かな音作りでフランス音楽の玄妙と華やぎを伝える指揮者ベスティオン・ド・カンブラは、近年の古楽シーンで大きな躍進をみせALPHAにも録音の多い俊才。フランス語圏のメンバーにボスニアのブラニスラフ・ラキチや日本の出口実祈など次世代の注目奏者も混じる古楽器楽団の濃やかな表現が、熱気と一体感に満ちた声楽勢の活躍と美しいハーモニーを見せ、作品の魅力を十全に伝えてやみません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1020

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    シャルパンティエ(1643-1704)
    歌劇《メデ》(全曲) 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、シリル・デュボワ、ユディト・ファン・ヴァンロイ ほか エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル]

    CHARPENTIER, M.-A.: Médée [Opera] (Gens, Dubois, Wanroij, Dolié, Concert Spirituel Chorus and Orchestra, Niquet)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:ALPHA1020

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    ルイ14世の楽団規模を凌駕!?
    精鋭大編成で織りなすフランス最新のシャルパンティエ像
    フランス語による音楽劇の古典的形式(抒情悲劇)を創出したリュリ亡き後、後続世代の作曲家が続々発表したフランス語オペラの一つであるシャルパンティエの《メデ》。尽くした甲斐なく恋敵クレユーズの元へ去ったジャゾンへの憎悪から、彼との間に生まれた子供たちまで自らの手で殺してしまうメデの恐ろしい復讐劇です。1693年の初演こそ失敗に終わりましたが、その充実したドラマは20世紀に入ってシャルパンティエへの再評価が進む中で見直され、今や同作曲家の劇音楽への適性を示す重要作の一つに数えられています。 それにもかかわらず滅多に出ない全曲録音が、劇的起伏と高雅な表現に長けたニケの指揮で待望のリリース! 独唱陣はヴェロニク・ジャンスとシリル・デュボワという申し分ない主役二人を始め今のフランス歌劇界を代表する第一線の名歌手揃い。通奏低音陣はヴィオール(ガンバ)とチェロ、テオルボが二人ずつ配され、ヴィオールの齋藤由香やチェロのトゥルモー・ダレンら名手たちによる頼もしい声楽サポートが光ります。 クラヴサン(チェンバロ)は大ベテランのエリザベート・ガイガー。リコーダーのエロイーズ・ガイヤール、無孔ナチュラル・トランペットのジャン=フランソワ・マドゥーフなど世界的ソリストの名も見られるオーケストラは弦だけで30名。いわばルイ14世の弦楽合奏団「24のヴァイオリン」を凌ぐ規模で、ニケの指揮の下での一体感と才気に満ちた音作りは管楽器勢の活躍と相俟って実に聴きごたえ充分です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1028

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    父祖たちの影
    プロコフィエフ、ラヴェル、サイダミノヴァ 詳細ページ
    [ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ)]

    Piano Recital: Abduraimov, Behzod - PROKOFIEV, S. / RAVEL, M. / SAIDAMINOVA, D. (Shadows of My Ancestors)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:ALPHA1028

    CD価格:2,475円(税込)

    アブドゥライモフの幅広さを実感するALPHA第2弾は、
    来日公演でも披露された意欲的プログラム!
    2009年のロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝して以降、着実に演奏経験を重ねてきたウズベキスタン出身の新世代ピアニスト、ベフゾド・アブドゥライモフ。ムソルグスキー『展覧会の絵』とドビュッシー『子供の領分』にショパンの24の前奏曲を組み合わせた2021年のALPHAデビュー盤に続く待望の第2弾は、2023年6月に東京で行われたリサイタルで披露された演目。個性的な小品が続くプロコフィエフ『ロメオとジュリエット』と神秘的な三つの章からなるラヴェル『夜のガスパール』という対照的な2作の間に、同じウズベキスタン出身でソ連時代から活躍する作曲家ディロロム・サイダミノヴァの作品を挟んだ意欲的なプログラムです。 抜群のコントロールで各作品の機微を鮮やかに浮き彫りにしながら、全体としてスケール豊かな音楽を紡いでゆく解釈は聴きどころ満載。サイダミノヴァの作品は故郷の古都ブハラを古代まで遡りながら描出する組曲で、アブドゥライモフは楽章ごとに異なる音響構成を鮮やかに描き分け、スリリングな展開から詩情豊かな余韻まで多彩な味わいを堪能させてくれます。 静謐さと蠱惑な絢爛さの間を自在に行き来する『夜のガスパール』での幅広い表現と的確な構成力も隅々まで耳を惹く解釈。彼の新たな一面に驚かされる1枚です。

  • 商品番号:ALPHA1048

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    発売日:2023年12月22日

    CD価格:2,475円(税込)

    少人数での引き締まったアンサンブルで定評のあるヘット・コレクティーフによるメシアンの傑作が登場。高い緊張感を持続しながらもしなやかさを併せ持つ豊かな表現で、絶望的な状況の中で書かれたこの作品が持つ独特の色彩感を引き出しています。 併せて収録されたミュライユの作品は、メシアンの四重奏曲が書かれたゲルリッツのナチス捕虜収容所の名であるStalag VIIIaをタイトルとして同じ編成で書かれた、歴史的名作へのオマージュです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10442

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    INFINITE VOYAGE - 終わりなき航海
    シェーンベルク(1874-1951)
    弦楽四重奏曲 第2番
    ベルク(1885-1935)
    弦楽四重奏曲 詳細ページ
    [エマーソン弦楽四重奏団、バーバラ・ハンニガン、ベルトラン・シャマユ]

    Vocal and Chamber Music - SCHOENBERG, A. / HINDEMITH, P. / BERG, A. / CHAUSSON, E. (Infinite Voyage) (Hannigan, Chamayou, Emerson String Quartet)

    発売日:2023年12月08日 NMLアルバム番号:ALPHA1000

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    エマーソン弦楽四重奏団、47年の歴史に幕。
    ラスト・アルバムはバーバラ・ハンニガンとの共演。
    2023年10月をもって解散することを発表した、現代弦楽四重奏の雄エマーソン弦楽四重奏団。ラスト・アルバムの中心演目に選ばれたのは、2015年のバーバラ・ハンニガンとの初共演から録音を決めていたという、シェーンベルクの弦楽四重奏曲第2番。 調性から無調への流れを1つの作品の中で体験するようなこの作品を彼らは「私たちを未知の音響的領域へと誘う、深い感情的な根を持つ、登らなければならない高い樹」に例えており、第3楽章から加わるソプラノ独唱についてハンニガンは「世紀末の原始的な叫びで愛からの解放を願う、重い一撃」だと語ります。 併せて収録されたのは、シェーンベルクの元で学び本格的な作曲家としてデビューしてまもなくのベルクによる弦楽四重奏曲、二十代前半の若きヒンデミットによって書かれ、ハンニガンが「宝石のような作品」と大切にしている「メランコリー」、そしてベルトラン・シャマユが加わり美しく歌い上げられるショーソンの傑作「終わりなき歌」。半世紀近くに渡る彼らの芸術の余韻を重く美しく引くアルバムです。 今回改めて発売となる国内仕様盤には、松平敬氏による解説と歌詞訳が付属します。

  • 商品番号:ALPHA1001

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.7〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第19番
    ホルン協奏曲 第1番
    フルートとハープのための協奏曲 詳細ページ
    [アーロン・ピルザン、ニコラ・ラメズ、ディレン・ドゥラン、エリーザベト・プランク、ハワード・グリフィス、トマス・ツェートマイヤー、ウィーン放送響]

    MOZART, W.A.: Concertos, K. 299, 412, 459 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 7) (Pilsan, Duran, Plank, Rames, Griffiths, Zehetmair)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:ALPHA1001

    CD価格:2,475円(税込)

    次世代ソリストたちによるモーツァルト第7弾に、アーロン・ピルザン登場無名の若き名手から中堅まで幅広いソリストの登場が話題を呼んでいる<次世代ソリストたちによるモーツァルト>の第7弾。今回はALPHAからリリースした2タイトルのソロ・アルバムが既に高い評価を得ているアーロン・ピルザンが登場。リリカルでよく澄んだピアノを聴かせます。 フランスの若きホルン奏者ニコラ・ラメズはストラスブール・フィルの首席を2021年から務めるほか、アンサンブルやソリストとして国内外で活躍して高く評価されており、ここでも安定感抜群のテクニックと伸びやかな音色で素晴らしい演奏を聴かせます。 ドイツのフルート奏者ディレン・ドゥランは、Gramolaなどで既にソロ・アルバムをリリースして活躍しているハープ奏者エリーザベト・プランクと共に、溌溂とした演奏で楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1010

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    〈モーツァルトとマンボ 3〉
    美しきキューバ娘
    (カラーヴァイナル) 詳細ページ
    [サラ・ウィリス、ジョナサン・ケリー、ヴェンツェル・フックス、シュテファン・シュヴァイゲルト ほか]

    発売日:2023年11月24日

    LP 2枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    ベルリン・フィル・メンバーも参加の「モーツァルトとマンボ」完結編に、カラーヴァイナル登場!ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)、2022年の「キューバン・ダンス」(ALPHA878/NYCX-10336)に続く三部作の完結編にカラーヴァイナルが登場。重量盤でこそないものの、情熱的な赤い盤面は多くのファンを喜ばせることでしょう。 「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。 3つのアルバムを合わせてサラ・ウィリスとハバナ・リセウム・オーケストラによるモーツアルトのホルン協奏曲全4曲が揃いますが、ここにもう1曲モーツアルトを加えたいという彼女の熱意に応えて、ベルリン・フィルの首席奏者を始め3人の友人たちがハバナへ駆けつけ、協奏交響曲の録音が実現しました。彼らはアンコールとして19世紀にフランスで活躍したキューバ出身の作曲家・ヴァイオリニスト、ホセ・ホワイト・ラフィットが作曲した「美しきキューバ娘」も演奏。4人のソリストもオーケストラも肩の力を抜いて、音楽を心から楽しんでいるのが伝わる素晴らしい演奏を聴かせています。 最後はキューバ国内はもとより世界中で親しまれている名曲「グァンタナメラ(グァンタナモの娘)」のライヴ感覚溢れるパフォーマンスで、コロナ禍を乗り越えて完結したこのシリーズを締めくくります。

  • 商品番号:NYCX-10437

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    「フィラルモニカ夫人」と
    17世紀末のロンドンの音楽愛好家たち
    詳細ページ
    [ル・コンソート、ルイーズ・エアトン]

    Baroque Chamber Music - PURCELL, H. / MATTEIS SR., N. / MRS PHILARMONICA (Philarmonica) (Le Consort)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ALPHA1011

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    フランス最前線の俊才たちが奏でる、みずみずしいロンドンの南国趣味これまで2度の来日公演を成功させ2020年代の古楽シーンを日本でも賑わせているフランスのチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーが、ウィリアム・クリスティとの共演でも注目される気鋭バロック・ヴァイオリン奏者テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルトをはじめ、新世代の名手たちと伸縮自在の編成で新鮮な演奏を聴かせる古楽器アンサンブル、ル・コンソート。好評が続くALPHAレーベルでのリリース最新作は、バロック後期の英国を舞台にしたアルバムです。18世紀初頭、声楽の本場イタリアで成功を重ねた若きヘンデルの渡英後すぐロンドンでオペラが流行しましたが、それはその頃までに同地でイタリア人音楽家たちの技量が定評を得ていたため。このアルバムでは17世紀後半にナポリからロンドンに渡ったヴァイオリンの名手マッテイスを筆頭に、イタリアのトリオ・ソナタに大きな影響を受けた世代であるパーセルの小編成作品、そしてヘンデル渡英の時期に「フィラルモニカ〔=音楽愛好〕夫人」の筆名の下、イタリア語の表題を添えロンドンで刊行された2つの曲集から選曲し、起伏に満ちたプログラムで1700年前後の英国人たちのイタリア熱狂を活写します。いずれ劣らぬ気品に満ちた構成が美しい英国の音楽と、マッテイスが綴った情熱的な響きとのコントラストも絶妙。英国の大都市の気風と南国の音楽家とが互いに刺激を与えあった300年前の世界の躍動を、ル・コンソートならではの精緻とパッションの調和する演奏が遺憾なく甦らせてゆくさまが、古楽器の味わいをよく捉えた俊才技師ユーグ・デショーのエンジニアリングで克明に味わえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1016

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    ヴァイル、ブレヒト & ハウプトマン:
    《三文オペラ》の音楽[LP 2枚組] 詳細ページ
    [コメディ・フランセーズ、マキシム・パスカル、ル・バルコン]

    発売日:2023年11月10日

    LP 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    《三文オペラ》の歌の数々をコメディ・フランセーズとル・バルコンによる秀演で2023年7月のエクサン・プロヴァンス音楽祭で行われた公演のライヴ。ジョン・ゲイの『ベガーズ・オペラ』のエリザベート・ハウプトマンによるドイツ語訳を元に、ブレヒトが脚色して台本を作成、ヴァイルが曲を付けて大ヒットした《三文オペラ》の音楽を収めています。 歌はコメディ・フランセーズの役者たち、演奏をマキシム・パスカル率いるル・バルコンが担当するという興味深いもので、彼らの相互作用によりたいへん活き活きとした音楽となっており、作品本来の味わいに加え現代的な風合いがセンス良く加えられているのがポイントです。歌詞は新しいフランス語訳を使用。音楽は1928年に初演された時の熱狂を再現するべく、当時の形を元に若干のアレンジが加えられているようです。 またロートレックらを魅了した伝説の歌手イヴェット・ギルベールの詞にヴァイルが曲を付けた「PAUV’ MADAME PEACHUM 貧しいピーチャム夫人」は、今回が初録音という貴重なもの。本来台詞を挟む音楽劇(オペラ/ミュージカル)ですが、このアルバムでは曲の間を今回の演出を担当するトーマス・オスターマイアーが口上役として語りで繋ぐという趣向となっています。 ※180g重量盤

  • 商品番号:ALPHA1009

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    無伴奏チェロ組曲 第3番・第4番 詳細ページ
    [ソニア・ヴィーダー=アサートン]

    BACH, J.S.: Suites for Solo Cello Nos. 3 and 4, BWV 1009-1010 (Wieder-Atherton)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA1009

    CD価格:2,475円(税込)

    ソニア・ヴィーダー=アサートン、
    限定アナログ盤でリリースされた第1番第2番に続く無伴奏登場
    1986年のロストロポーヴィチ国際コンクール入賞以降、ソリストとしての広範な活躍を通じて古典的レパートリーでの名演はもちろん、現代作曲家たちの新作初演や伝統音楽・古楽レパートリーへの独特なアプローチ、演劇とのコラボレーションなど意欲的な活動でも注目されてきたソニア・ヴィーダー=アサートン。 RCAとNAÏVEでの数々の名盤を経て近年はフランスのALPHAで録音を続けていますが、満を持してのバッハ無伴奏組曲の録音はアルバム1作ごと2編ずつリリースするというこだわりを感じさせる丁寧な取り組み。NAÏVEで長く仕事をしてきた録音技師ピエール=アントワーヌ・シニョレと共に、フランスの古い修道院で新たに2つの組曲を収録、2020年の第1弾(組曲第1・2番/アナログ・レコード限定盤)に続く待望の第2弾の登場です。深々とした呼吸でじっくり綴られながら過剰な気負いとは全く無縁、曲本来の舞曲的性質を捉えた安定と独特なインスピレーションとが共存をみせ、聴き深めるほどに味わい深い解釈は聴き逃がせません。 「バッハの組曲を弾くと、ジャコメッティ(細身の人物像で知られる造形芸術家)の手がこねた土から人間の表情が生み出される様子を思い出す」と語るヴィーダー=アサートンは、修道院で陽が落ちるのを待ち、夜の静寂の中で録音し始めたとのこと。稀代の傑作と現代屈指の名演奏家との出会いがもたらした深い音楽体験がここに詰まっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA740

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    ENIGMA ~エニグマ 詳細ページ [サラ・アリスティドゥ、ダニエル・アルカディ・ゲルツェンベルク、イェルク・ヴィトマン]

    Vocal Recital (Soprano): Aristidou, Sarah - SCHUBERT, F. / RACHMANINOV, S. / RAVEL, M. / WOLF, HUGO (Enigma)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA740

    CD価格:2,475円(税込)

    驚異のソプラノ、アリスティドゥ、
    セカンド・アルバム登場
    キプロス島に生まれ、現在はフランスを中心に活躍するサラ・アリスティドゥ。持ち前の驚異的なテクニックで様々な現代作品を全身で表現するほか、バロックからロマン派までの作品を豊かな表現で歌い上げる柔軟性を併せ持つ彼女は、同時代のアーティストたちから既に多くの信頼を得ており、今やヨーロッパ中のホールや歌劇場から声が掛かる存在です。 ファースト・アルバムにはその才能を高く評価するダニエル・バレンボイムやエマニュエル・パユの参加がありましたが、今回は前回も新曲を提供したイェルク・ヴィトマンがクラリネットでも参加するという豪華さ。冒頭を飾るギリシャ出身のツィアルタスの作品を始めとした現代作品で炸裂する超絶技巧がまず聴きどころですが、ラフマニノフやシューベルトで聴かせる声色や歌いまわしにも異能ぶりが発揮されて聴きごたえ十分。 新しい時代を感じさせる素晴らしい表現力をぜひご体験ください。

  • 商品番号:ALPHA939

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    リコーダーとチェンバロによるソナタ編曲集 詳細ページ
    [ジュリアン・マルタン、オリヴィエ・フォルタン]

    BACH, J.S.: Sonatas, BWV 1035, BWV 527 / Lute Partita, BWV 997 (Transcriptions) (Martin, Fortin)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA939

    CD価格:2,475円(税込)

    リコーダーの静謐さと奥深さがチェンバロの精妙と出会う、独特のバッハ体験鬼才スキップ・センペを中心とした実力派集団カプリッチョ・ストラヴァガンテで、長く中核メンバーとして活躍してきたリコーダー奏者ジュリアン・マルタンとチェンバロ奏者オリヴィエ・フォルタン。彼らがバッハのさまざまな独奏曲や室内楽曲から自由に作品を選び、この2つの楽器の味わいを最大限に引き出した編曲を通じて、傑作群の思いがけない美に光を当ててゆくアルバム。 バッハが自作品をさまざまな編成のために編曲したことはよく知られていますが、教会カンタータや協奏曲などでも印象的な活躍の場を与えられていながら彼自身のオリジナルの室内楽曲がほとんど残されていないリコーダーが、バッハ自身も演奏を得意としたチェンバロの響きとのミニマムな二重奏で驚くほど自然な活躍をみせるのは、演奏者二人の豊かな演奏経験と並外れた音楽性あればこそのことでしょう。 中音域での深々とした味わい、高音域まで一貫して丁寧な粒立ちの音でのびやかに奏でられるリコーダーの傍ら、フォルタンのチェンバロも細部までキメ細かな解釈を聴かせ、両者の対照的な響きの交錯にどこまでも聴き入ってしまうプログラム。ピエール・グアン編曲のチェンバロ独奏版で聴かれる有名なシャコンヌも、ごく自然な佇まいで壮大な音世界が繰り広げられてゆくさまがたまりません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1002

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    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:ALPHA1002

    CD価格:2,475円(税込)

    ドヴォルザークとシューベルトの一連の録音が好評を博しているブッシュ三重奏団による、ラヴェルとショスタコーヴィチ。対照的とも言える2人の作曲家が生み出したこれらの作品は、自身のルーツであるバスク地方の舞曲などにインパイアされたラヴェル、友人イワン・ソレルチンスキーの追悼のために書かれたショスタコーヴィチと、曲の成り立ちも性格的にも違っていながら、いずれも第3楽章にパッサカリアが採用されており、さらにそれぞれ第一次、第二次の世界大戦が影を落としているという共通点を持っています。 どちらも聴衆の心を深く揺さぶる力を持つこれらの作品を、ブッシュ三重奏団はごく自然な流れで一枚のアルバムに収めました。彼ららしい瑞々しい表情で陰りも深く刻み、それぞれの特色を明確にしながら、これらの作品の新しい側面を開くことにも成功しています。

  • 商品番号:ALPHA918

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第14番 「死者の歌」
    5つの断章 詳細ページ
    [ミッコ・フランク、アスミク・グリゴリアン、マティアス・ゲルネ、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 14 / 5 Fragments (Radio France Philharmonic, M. Franck)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:ALPHA918

    CD価格:2,475円(税込)

    ゲルネとフランクによるショスタコーヴィチ第1弾、
    グリゴリアン参加の「死者の歌」
    ドイツの実力派バリトン、マティアス・ゲルネと、ミッコ・フランク指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団が、ショスタコーヴィチが残したバスと管弦楽のための作品のリリースを開始。 第1弾の交響曲第14番には今世界で最も注目されているソプラノの一人、2022年にはヤナーチェク《イェヌーファ》でレコード・アカデミー賞ビデオ・ディスク部門を受賞し、ノット指揮東京交響楽団による《サロメ》で成功を収めたのも記憶に新しい、アスミク・グリゴリアンが参加しています。深みのある声で低音域も美しく響かせるゲルネと、豊かな声量と艶を持つグリゴリアン、2人の表情が死について歌われたこの作品に奥行きを生み、フランクによるオーケストラの繊細なコントロールと相まって、濃厚な陰影を感じさせる秀演となっています。 今後は交響曲第13番「バビ・ヤール」と、「ミケランジェロの詩による組曲」のリリースを予定。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA997

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    ピアノ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.28(オリジナル版)
    前奏曲集 Op.32 より 詳細ページ
    [ルーカス・ゲニューシャス]

    RACHMANINOV, S.: Piano Sonata No. 1 / 13 Preludes, Op. 32 (excerpts) (Geniušas)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:ALPHA997

    CD価格:2,475円(税込)

    ゲニューシャスが作曲家自身のピアノで明らかにする、ソナタ第1番が生まれたときの姿!ショパン・コンクール、チャイコフスキー・コンクールなどで輝かしい受賞歴を誇るルーカス・ゲニューシャス。アスミク・グリゴリアンとの共演によるラフマニノフに続くALPHA第2弾は、やはりラフマニノフによるピアノ・ソナタ第1番。しかもゲニューシャス自身がロシア国立音楽博物館にコンタクトを取り、そこに保管されているオリジナルの手稿譜を使っての初録音が実現しました。 難曲として知られるこの作品ですが、1907年にドレスデンで作曲されるも周囲に受け入れられず、翌年初演を行うピアニスト、コンスタンティン・イグムノフらの提案で大幅なカットが施されています。しかしモスクワに保管されている未出版の手稿譜には元の形が完全に残されており、それは現在演奏されるものより100小節以上も長く、特に第1楽章後半、第3楽章の中盤以降に大きな違いが聴かれ、難易度はさらに上がっています。ゲニューシャスはこの作品に「圧倒的な力強さと壮大さはピアノ協奏曲第3番に並ぶ」と惚れ込んでおり、持ち前の技術力と強靭な表現力でその魅力を最大限に引き出しました。 今回はさらに、スイスのルツェルン湖畔に残るラフマニノフの別荘に於いて、彼の60歳の記念にスタインウェイが贈った楽器を使って録音。生誕150年没後80年となる2023年にふさわしい、記念すべき一枚となりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA995

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    幻燈
    アコーディオンの世界 ~バロックから現代まで 詳細ページ
    [テオ・ウルド]

    Accordion Recital: Ould, Théo - RAMEAU, J.-P. / BACH, J.S. / MOZART, W.A. / TCHAIKOVSKY, P.I. (Laterna Magica)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:ALPHA995

    CD価格:2,475円(税込)

    アコーディオンが描く多彩な世界2023年現在25歳の若きアコーディオン奏者テオ・ウルド。6歳でマルセイユ地方音楽院、16歳でパリ国立高等音楽院に進学、在学中から数々のコンクールで入賞し、2019年に卒業以来幅広い活動でアコーディオンの可能性を追求し続けています。アコーディオン4人の「エオリーナ四重奏団」、ヴァイオリンとチェロとの「フィリア・トリオ」としても活動、現代作曲家とのコラボレーションから古典作品の編曲・演奏など、彼の活動が集約されているのが今回のアルバムと言えそうです。 電子楽器との共演によって生み出される多彩な響きから、バッハの「シャコンヌ」での圧巻の表現力まで、彼の演奏とアコーディオンの魅力を堪能できる一枚です。

  • 商品番号:NYCX-10427

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    バルトーク(1881-1945)
    管弦楽のための協奏曲
    ヴィオラ協奏曲 詳細ページ
    [アミハイ・グロス、アレクサンドル・ブロック、リール国立管弦楽団]

    BARTÓK, B.: Concerto for Orchestra / Viola Concerto (Grosz, Lille National Orchestra, Bloch)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:ALPHA1013

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    圧倒的統率力! アレクサンドル・ブロックによるバルトーク、
    ソリストにはアミハイ・グロスが登場
    アレクサンドル・ブロックとリール国立管弦楽団によるALPHA第5弾は、バルトークの管弦楽のための協奏曲とヴィオラ協奏曲という組み合わせ。細部まで行き届いたコントロールと全体を見通す堅固な構築力で、高いテンションを保ちながら難曲を鋭利にまとめ上げるブロックの高い統率力と、それに十全に応えるリール国立管の集中力と演奏技術は今回も健在で、両作品の素晴らしさを十二分に引き出しています。 ヴィオラ協奏曲ではベルリン・フィル首席奏者のアミハイ・グロスが登場。見事な技術で緊張感漲る演奏を聴かせますが、一瞬の弛緩や解放で表情に幅を持たせつつ集中を持続させる表現力の高さはさすがの一言に尽きます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1015

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    ヴァイル、ブレヒト & ハウプトマン:
    《三文オペラ》の音楽 詳細ページ
    [コメディ・フランセーズ、マキシム・パスカル、ル・バルコン]

    WEILL, K.: Dreigroschenoper (Die) (The Threepenny Opera) [Opera] (Sung in French) (Vella, Lepoivre, Hecq, Passerelles Choir, Le Balcon, Pascal)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:ALPHA1015

    CD価格:2,475円(税込)

    《三文オペラ》の歌の数々をコメディ・フランセーズとル・バルコンによる秀演で2023年7月のエクサン・プロヴァンス音楽祭で行われた公演のライヴ。ジョン・ゲイの『ベガーズ・オペラ』のエリザベート・ハウプトマンによるドイツ語訳を元に、ブレヒトが脚色して台本を作成、ヴァイルが曲を付けて大ヒットした《三文オペラ》の音楽を収めています。 歌はコメディ・フランセーズの役者たち、演奏をマキシム・パスカル率いるル・バルコンが担当するという興味深いもので、彼らの相互作用によりたいへん活き活きとした音楽となっており、作品本来の味わいに加え現代的な風合いがセンス良く加えられているのがポイントです。歌詞は新しいフランス語訳を使用。音楽は1928年に初演された時の熱狂を再現するべく、当時の形を元に若干のアレンジが加えられているようです。 またロートレックらを魅了した伝説の歌手イヴェット・ギルベールの詞にヴァイルが曲を付けた「PAUV’ MADAME PEACHUM 貧しいピーチャム夫人」は、今回が初録音という貴重なもの。本来台詞を挟む音楽劇(オペラ/ミュージカル)ですが、このアルバムでは曲の間を今回の演出を担当するトーマス・オスターマイアーが口上役として語りで繋ぐという趣向となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA366

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    アルフォンシーナ
    アルゼンチンの歌さまざま 詳細ページ
    [マリアナ・フローレス、キート・ガート、ロマン・ルキュイエ、ローラン・コンピニ]

    発売日:2023年10月06日

    CD価格:2,475円(税込)

    爽快と情熱の間を軽やかに舞う、アルゼンチンの歌手&撥弦奏者による傑作選異才レオナルド・ガルシア・アラルコンが結成した地中海古楽の精鋭集団ラ・カペラ・メディテラネアの中軸を担う名歌手マリアナ・フローレスと、古楽の枠を軽々と超える活躍を続けてきた撥弦楽器奏者キート・ガート。それぞれに多くの名盤を刻みながら、個性あふれるパフォーマンスで21世紀の古楽シーンを盛り上げてきたアルゼンチンの俊才プレイヤー2人が手を取り、タンゴやフォルクローレに彩られてきた同国の音楽シーンの魅力が凝縮されたソングブック的アルバムを作りました。 マリアナ・フローレスは数年前に大御所撥弦奏者ホプキンソン・スミスとNAIVEでダウランド・アルバムを出したのも記憶に新しい一方、キート・ガートといえば優秀録音レーベルMA Recordingsでタンゴと古楽を垣根なく行き来する精鋭集団ラ・キメラのアルバムもよく知られており、このようなジャンル越境型のアルバムでの両者の出会いは絶好の企画と言ってよいでしょう。 古楽やクラシックの演奏家にも人気の高い「アルフォンシーナと海」ほか、選ばれたナンバーはどれも抜群の軽妙さに言い知れぬ憂愁が滲む忘れがたい歌ばかり。ロマン・ルキュイエのウッドベースが折々に心地よい低音の膨らみを添える中、ガートの撥弦はさまざまな楽器を濃淡鮮やかに弾きこなし、爽快なサウンドで南米世界への憧憬をかきたててやみません。 素材感豊かな撥弦の響きをバックに、晴れやかさの中に深いラテン情緒を感じさせるフロレスの声はどこまでも美しく味わい深く、欧州と深く結びついた都市文化から広大な自然なくしては生まれ得ない独特の抒情まで、海と大河と広野に囲まれたアルゼンチンならではの音楽の魅力を心行くまでお楽しみください。

  • 商品番号:ALPHA984

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    さすらい人 詳細ページ [ジュリエット・ジュルノー]

    Piano Recital: Journaux, Juliette - SCHUBERT, F. / WAGNER, R. / MAHLER, G. (Wanderer Without Words)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:ALPHA984

    CD価格:2,475円(税込)

    「ピアノの森」で吹き替えを担当したジュリエット・ジュルノー、
    ソロ・デビュー盤のテーマは「さすらい人」
    フランス出身で数々のコンクールに入賞、オペラ・コミック座やリール・オペラ座などでコレペティートルとしても活躍したジュリエット・ジュルノー。日本では、2018年に放送されたアニメ「ピアノの森」でソフィ・オルメッソンの吹き替えピアノを担当したことでも知られる彼女にとって、初めてのリサイタル盤が登場です。 「言葉のない”さすらい人”」というテーマからは孤独をイメージするところですが、彼女の表現はむしろ輝かしく、内面に籠るだけではなく外に目を向けたときの美しさや憧憬を感じさせ、「さすらい人」に対する新しい感覚を聴く者に与えてくれるものとなっています。

  • 商品番号:NYCX-10421

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    バッハとイタリア
    ~半音階的幻想曲、イタリア協奏曲 ほか
    詳細ページ
    [ジュスタン・テイラー]

    Harpsichord Recital: Taylor, Justin - BACH, J.S. / MARCELLO, B. / SCARLATTI, A. / VIVALDI, A. (Bach and L'Italie)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:ALPHA998

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    俊英ジュスタン・テイラーが紐解くイタリア音楽のバッハへの影響、
    スコット・ロスゆかりの名器を使用!
    コロナ禍に二度も来日し、私たちに素晴らしい音楽を停滞なしに届けてくれたチェンバロの若き俊才、ジュスタン・テイラーが大バッハとイタリアの関係を紐解く一枚。 バッハは故郷のザクセン地方を離れることは滅多にありませんでしたが、ヨーロッパ中の最新の音楽情報を常に収集していました。なかでもコンチェルタンテ様式の発祥の地であるイタリアの革新的な音楽に細心の注意を払い、ヴィヴァルディやマルチェッロ兄弟の作品を研究し、自身の鍵盤作品に、アルプスの向こうの煌びやかな輝きを巧みに盛り込んでいました。 このアルバムには、バッハが研究のために鍵盤独奏用に編曲したイタリアの作品や、その集大成である半音階的幻想曲やイタリア協奏曲を収録。イタリアのオリジナル作品などの小品で収録曲を繋いでゆく構成も興味深いものです。 スコット・ロスが愛奏したことで知られるアサス城の名器を自在に操るテイラーの生き生きとした表現がたいへん魅力的で、チェンバロにもここまで振幅のある表現が出来るのかと感心させられる一枚です。

  • 商品番号:ALPHA990

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    ヴィラ=ロボス(1887-1959)
    組曲「アマゾンの森」
    グラス(1937-)
    メタモルフォシス I (「アマゾンの流れ」より) 詳細ページ
    [シモーネ・メネセス、カミラ・プロヴェンツァーレ、フィルハーモニア・チューリッヒ]

    VILLA-LOBOS, H.: Floresta do Amazonas / GLASS, P.: Metamorphosis I (Provenzale, Philharmonia Zürich, Menezes)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:ALPHA990

    CD価格:2,475円(税込)

    シモーネ・メネセスが深い共感を持って描き上げる、
    ヴィラ=ロボス最後の大作「アマゾンの森」
    ブラジル出身でパーヴォ・ヤルヴィの助手を務め、現在はフランスを拠点に活躍するシモーネ・メネセス。2019年には初来日を成功させ、2022年にリリースされたドキュメント映像『メタノイア』(Accentus Music)は世界各地でたいへん高い評価を得ています。 近現代とブラジルの作品を得意とする彼女が深い愛情を寄せているのが、晩年のヴィラ=ロボスが映画『緑の館』のために書いた曲を演奏会用に再構成した「アマゾンの森」。今回はAcademia Brasileira de Músicaの新校訂版から、メネセスが管弦楽とソプラノ独唱のための11曲(約45分)を抜粋、組曲版として収録しています。全曲版に聴かれる合唱の参加こそないものの、熱帯雨林の厳しい自然と熱量を大オーケストラで表現する音楽を雄大に歌い上げています。ソプラノ独唱にはメネセスと同じイタリア系ブラジル人のカミラ・プロヴェンツァーレ(プロヴェンサリ)が参加、深みのある歌声を聴かせます。 併せて収録されたのは、フィリップ・グラスがブラジルの創作パーカッション・グループ、ウアクチのために書き下ろし、後に管弦楽版も作成した「アマゾンの流れ」から終曲「メタモルフォシス I」。ループするように繰り返されるリズムが心地よい作品です。 またこのプロジェクトは報道やドキュメント写真で名高いセバスチャン・サルガドとのコラボレーションとなっており、「アマゾンの森」の各曲に対応する美しい写真をサルガドが提供、メネセスのコンサート会場で展示されるほか、このアルバムのブックレットにも掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA992

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    グルックが魅せられた
    オートコントル歌手ルグロ
    フランス17-18世紀のオートコントル歌手たちVol. 3 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、ア・ノクテ・テンポリス]

    Opera Arias (Tenor): Mechelen, Reinoud van - BACH, J.C. / GLUCK, C.W. / GOSSEC, F.-J. / LEGROS, J. / PICCINNI, N. (Legros, haute-contre de Gluck)

    発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:ALPHA992

    CD価格:2,475円(税込)

    モーツァルト時代の多芸な名歌手に寄せられた傑作群、
    ファン・メヘレンの美声で!
    17~18世紀のフランス音楽史を彩り、数々の重要作品の名舞台を華やがせた名歌手たちの活躍に光を当てたアルバムが、近年ALPHAから続々登場しています。 その中でも特に当時のフランスならではのオートコントルと呼ばれる高音域男声歌手たちを紹介してきたのが、この困難な声域で鮮やかな美声を自在に操り、欧州古楽シーンを賑わせてきたベルギーの名歌手レイナウト・ファン・メヘレンと、彼を中心に名手が集まるア・ノクテ・テンポリス。17世紀にリュリの傑作を続々初演したデュメニ、18世紀半ばにラモーと仕事を重ねたジェリオットに続いて彼らが今回紹介するのは、モーツァルトのパリ訪問時の手紙にもたびたび登場する歌手=興行主ジョゼフ・ルグロ(1739~1793)です。 ルイ15世の治世後半、ドイツ語圏の交響曲や協奏曲がパリで注目されつつあった1760年代に頭角を現し、広い音域にわたって演技力の高い柔軟な歌唱を聴かせたその技量は多くの人々に注目され、マリー=アントワネット妃の実家ウィーンから招かれパリを沸かせた名匠グルックも数々のフランス語オペラでルグロを起用、とりわけ『オルフェオとエウリディーチェ』パリ版の表題役は歴史に残る配役となりました。作曲家の知名度にかかわらず1760~70年代のさまざまな名品からルグロのための歌を厳選。ロマン派前夜のドラマティックな表現からロココ絶頂期の艶やかな旋律美まで、充実した古楽器オーケストラと共に古典派時代のフランス音楽特有の味わいをファン・メヘレンの美声で堪能できる興奮と発見に満ちたプログラムは見逃せません。 ヴェルサイユ・バロック音楽センターの二コラ・ソーによる監修を経た珍しい18世紀フランス型のクラリネットの導入など、管弦楽パートの演奏解釈にも趣向が凝らされています。

  • 商品番号:NYCX-10417

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    〈HAYDN 2032 第14集〉
    ~帝国の響き~
    交響曲 第33・53・54番 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、バーゼル室内管弦楽団]

    発売日:2023年09月08日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    金管・打楽器が映える充実編成!
    中期作を中心にハイドンの真価に迫る
    作曲家生誕300周年となる2032年までに「交響曲の父」ハイドンが残した107曲もの交響曲を全て録音してゆくHAYDN 2032シリーズでは、指揮を務めるジョヴァンニ・アントニーニ自身のグループであるイル・ジャルディーノ・アルモニコと共に、古楽器を使いこなし瑞々しい演奏を聴かせるバーゼル室内管弦楽団も既に多くの名演を聴かせてくれています。 第14弾の演目に選ばれたのは、作曲家の生前から高い人気を誇り、19世紀半ばに「帝国 L’Impériale」の綽名が添えられた交響曲第53番をはじめ、トランペットとティンパニが添えられ勇壮な響きが堪能できる中期の充実作3編。当初は契約により、エステルハージ侯爵家のために書いた作品の宮廷外での発表を禁じられていた宮廷楽長ハイドンでしたが、この頃には主君の計らいもあってパリやロンドン、アムステルダムなど大都市を中心に多くの作品が各地でさかんに演奏されるようになり、急速に国際的な知名度を築きつつあった時期でした。短期間のうちに何度か手直しされ序奏や金管パートの拡張があった第54番、初期作品では異例とも言える大編成をとる第33番に加え、第53番フィナーレの異稿としても使われた人形音楽劇のための序曲も収録。舞台音楽でも経験を積みつつあったハイドンの真相に迫ります。 今回もアントニーニ自身のコメントや最新研究を踏まえた作品解説などライナーノートも充実(英、仏、独語/国内仕様盤は日本語訳付)。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA685

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    〈HAYDN 2032 第9集〉
    別れのとき[LP 2枚組]
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第35番・第45番・第15番
    ベレニーチェの告別の場面 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、サンドリーヌ・ピオー]

    発売日:2023年09月08日

    2LP+1CD+ハイレゾDL価格:5,250円(税込、送料無料)

    交響曲全曲録音第9巻がアナログに!
    「別れ」をテーマにした厳選3曲、ピオーが歌うハイドン晩年の稀少声楽曲入り
    イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内管弦楽団を指揮して進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN 2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、第9弾のテーマは「別れ」。 旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占めるのはやはり「告別」の綽名で知られる第45番。疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始まる各楽器のソロ部分は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。 エステルハージ宮廷楽団着任後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダイナミックかつスタイリッシュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲は、贅沢にも名歌手ピオーの歌で聴くことができます。 発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説(仏、英、独語)も充実の内容です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1000

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    INFINITE VOYAGE - 終わりなき航海
    シェーンベルク:弦楽四重奏曲 第2番
    ベルク:弦楽四重奏曲
    ヒンデミット:メランコリー
    ショーソン:終わりなき歌 詳細ページ
    [エマーソン弦楽四重奏団、バーバラ・ハンニガン、ベルトラン・シャマユ]

    Vocal and Chamber Music - SCHOENBERG, A. / HINDEMITH, P. / BERG, A. / CHAUSSON, E. (Infinite Voyage) (Hannigan, Chamayou, Emerson String Quartet)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:ALPHA1000

    CD価格:2,475円(税込)

    エマーソン弦楽四重奏団、47年の歴史に幕。
    ラスト・アルバムはバーバラ・ハンニガンとの共演。
    2023年10月をもって解散することを発表した、現代弦楽四重奏の雄エマーソン弦楽四重奏団。ラスト・アルバムの中心演目に選ばれたのは、2015年のバーバラ・ハンニガンとの初共演から録音を決めていたという、シェーンベルクの弦楽四重奏曲第2番。 調性から無調への流れを1つの作品の中で体験するようなこの作品を彼らは「私たちを未知の音響的領域へと誘う、深い感情的な根を持つ、登らなければならない高い樹」に例えており、第3楽章から加わるソプラノ独唱についてハンニガンは「世紀末の原始的な叫びで愛からの解放を願う、重い一撃」だと語ります。 併せて収録されたのは、シェーンベルクの元で学び本格的な作曲家としてデビューしてまもなくのベルクによる弦楽四重奏曲、二十代前半の若きヒンデミットによって書かれ、ハンニガンが「宝石のような作品」と大切にしている「メランコリー」、そしてベルトラン・シャマユが加わり美しく歌い上げられるショーソンの傑作「終わりなき歌」。 半世紀近くに渡る彼らの芸術の余韻を重く美しく引くアルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10409

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第8番 ハ短調 WAB 108
    ノーヴァク版 第2稿 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 8 (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA987

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ、
    ブルックナー交響曲第8番を再録音!
    パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるブルックナー後期3大交響曲の第2弾として、フランクフルト放送響との全集録音から10年ぶりの再録音となる第8番が登場。約15年ぶりの再録音となった前回の第7番では全ての楽章においてテンポが速くなっているのが特徴でしたが、第8番では逆に全楽章で遅くなっており、特に第4楽章では2分30秒を超える差が生じています。しかしながら演奏は、むしろより引き締まった印象を与えるもので、たいへん力強く聴きごたえのある出来栄え。またホールの特性もあってか各パートのフレーズが際立ち、見通しのよい録音であることも良い結果をもたらしているといえるでしょう。 今回もヴァイオリンを両翼、左奥にコントラバスという弦の配置を採用していますが、金管楽器については、前回第7番で右に独立して配置したワーグナー・チューバはホルンと持ち替えとなるために左へ集約、その代わりバス・チューバ(シンカポール交響楽団の夏目友樹がエキストラ参加)をティンパニ隣の最上段ほぼ中央に配してワーグナー・チューバとのアンサンブルに親和性を持たせ、その右にトロンボーン、さらに右にトランペットという、やや特殊な配置となりました。中央に低音金管楽器が置かれることで得られる安定感に加え、第1楽章クライマックスではトランペットとホルンによるリズム動機が左右から鳴り響くという効果も得られています。 パーヴォの拘りが大きな実を結んだブルックナー・シリーズ、今後発売予定の第9番にも期待が大きく膨らむところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10410

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    バッハ・ミニマリスト
    J.S.バッハ、グレツキ、アダムズ 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、シモン=ピエール・ベスティオン、ラ・タンペート]

    BACH MINIMALISTE (Camboulas, La Tempête, Bestion)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA985

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    刺激的な美しさ!
    バッハとミニマル、インプロヴィゼーションの出会い
    シモン=ピエール・ベスティオンが2015年に結成したラ・タンペート。これまで主に声楽アンサンブルとしてCDをリリースしてきましたが、器楽アンサンブルにも力を入れている彼らならではの、目の覚めるような弦楽合奏によるアルバムが届けられました。 ベスティオンが「まるで現代の曲のように聴こえる」という大バッハのチェンバロ協奏曲第1番第1楽章から、同じニ短調で書かれたグレツキの協奏曲になだれ込むというオープニングからたいへんスリリング。チェンバロは、指揮者ベスティオンの弟でアンサンブル・レ・シュルプリーズの共同主宰者でもあるルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラが担当しています。またガット弦を用いているため、ジョン・アダムズなどはたいへん新鮮な響き。 現代ノルウェーの作曲家クヌート・ニーステッドが、バッハのコラール「甘き死よ来たれ」BWV 478を元にゆったりとしたインプロヴィゼーションの要素を加えて作曲した合唱曲「不滅のバッハ」は、弦楽合奏版とラ・タンペートのためのア・カペラ版と2回収録しており、トーンクラスターが美しく響くこの作品で、今回ただ1曲だけ彼らの高度な合唱(メンバーはアンサンブルと兼任)を聴くことが出来ます。最後は、視力を失った死の床のバッハが口伝で譜面を起こさせたという伝説を持つ美しいコラールを小編成で収録。 これまでのアルバムでも古楽と現代を行き来する先鋭的なプログラムを得意としてきた彼らですが、今回はより刺激的な構成になっているといえるでしょう。

  • 商品番号:NYCX-10412

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    『モーツァルトとマンボ』 3
    美しきキューバ娘 詳細ページ
    [サラ・ウィリス、ジョナサン・ケリー、ヴェンツェル・フックス、シュテファン・シュヴァイゲルト ほか]

    Horn Recital: Willis, Sarah - FERNÁNDEZ, J. / MOZART, W.A. / OLIVERO, E. / WHITE LAFITTE, J. (Mozart y Mambo: La Bella Cubana)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA937

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    世界的大ヒット企画が完結!
    ベルリン・フィル・メンバーも参加の「モーツァルトとマンボ」第3弾
    ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)、2022年の「キューバン・ダンス」(ALPHA878/NYCX-10336)に続く三部作の完結編が登場。「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。 3つのアルバムを合わせてサラ・ウィリスとハバナ・リセウム・オーケストラによるモーツアルトのホルン協奏曲全4曲が揃いますが、ここにもう1曲モーツアルトを加えたいという彼女の熱意に応えて、ベルリン・フィルから3人の首席奏者たちがハバナへ駆けつけ協奏交響曲の録音が実現しました。 彼らはアンコールとして19世紀にフランスで活躍したキューバ出身の作曲家・ヴァイオリニスト、ホセ・ホワイト・ラフィットが作曲した「美しきキューバ娘」も演奏。4人のソリストもオーケストラも肩の力を抜いて、音楽を心から楽しんでいるのが伝わる素晴らしい演奏を聴かせています。 最後はキューバ国内はもとより世界中で親しまれている名曲「グァンタナメラ(グァンタナモの娘)」のライヴ感覚溢れるパフォーマンスで、コロナ禍を乗り越えて完結したこのシリーズを締めくくります。

  • 商品番号:ALPHA1007

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    魂は音
    グルヌラン(1625/35頃-1700頃)
    ギターによるフランス風組曲集(1680) 詳細ページ
    [ブリュノ・エルストロフェール、シャンタル・サントン=ジェフリ]

    GRENERIN, H.: Suites Françaises (L'âme-son) (Helstroffer)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA1007

    CD価格:2,475円(税込)

    新時代型バロック撥弦奏者が見出した、ルイ14世お気に入りの楽器ギターの名手による作品集フランス・バロックの独奏曲といえば何といってもクラヴサン(チェンバロ)やヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の音楽が有名ですが、同国の音楽美学を確立させた一大文化人である国王ルイ14世はそれらの名手を宮廷に多く抱えながら、自身はスペイン風ギターを好んで奏でていました。世紀初頭にスペイン人ブリセーニョによってパリに紹介され、当時クラヴサン音楽家たちもその作品を手本と仰いだリュートより弾きやすく、和音を中心に鳴らす奏法の手軽さもあって、世紀末頃にはテオルボの名手でもあったド・ヴィゼーが、ギター向けの音楽で王から信頼を得ていたことも知られています。 しかしルイ14世の治世全盛期のギター音楽は意外に知られておらず、王室音楽総監督リュリと同世代のアンリ・グルヌランという作曲家の作品が、4編の組曲他こうしてまとめて紹介されることとなったのは画期的というほかありません。グルヌランについてはこれまでその作品が顧みられず、生涯もほとんど知られていません。しかし1680年に発表された彼の曲集には、ルイ・クープランのクラヴサン曲を連想させる「小節線のない」プレリュードや分散和音を生かした書法がギターに合うよう応用されており、同時代のリュート音楽とはまた違った機動性豊かな舞曲の魅力を味わうことができます。 世紀前半と後半の様式をそれぞれ代表するボエセとカンペールの声楽作品では、バロックから近代歌曲までフランス作品に抜群の適性をみせるサントン=ジェフェリも参加。テオルボの名手として現代と17世紀の作品を行き来するブリュノ・エルストロフェールの自在な撥弦、細やかな音使いを的確に収めたALPHAならではの自然派録音で、その魅力をじっくりお楽しみください。

  • 商品番号:ALPHA983

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    発売日:2023年08月25日

    LP 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    シャンソン歌手、俳優、ソングライターとして20世紀のフランスに大きな足跡を残しながら、その言動が常に物議をかもしたセルジュ・ゲンスブール。彼の手によるシャンソンの数々を、フランスの由緒ある国立劇団の1つ、コメディ・フランセーズの芸達者な役者たちが、歌い奏でるアルバム。 皮肉、ユーモア、エロス、背徳といった要素を存分に封じ込めた、雰囲気たっぷりのアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA988

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    サン=ジャンの私の恋人
    バロックから近代シャンソンまで 詳細ページ
    [ステファニー・ドゥストラック、ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    Vocal Music (Mezzo-Soprano): d'Oustrac, Stéphanie - CARCEL, R. / CARRARA, E. / DELMET, P. / GROUYA, T. / MARINIER, P. (Mon amant de Saint-Jean)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA988

    CD価格:2,475円(税込)

    新鮮! 近代フランスの歌を自然に紡ぐ古楽器の響き、
    古のフランスの響きに馴染むアコーディオン
    16~17世紀のエール・ド・クールやフランス各地に口承で伝わってきた民衆歌など、ルイ14世の時代よりもさらに古いフランス音楽を高雅で自然に現代に蘇らせ、世界中から熱いまなざしを集めてきた21世紀のユニークな古楽グループ、ル・ポエム・アルモニーク。イタリア・バロックでも実績を示しつつ、中心メンバーの母語であるフランス語を歌詞とする音楽への適性はやはり抜群で、詩句の味わいを最大限に引き出す新鮮で薫り高い演奏解釈はどの時代の作品でも出色の仕上がりを誇ります。 その親和性が「古楽」の枠に縛られないことを立証するユニークな選曲のアルバムが登場。彼らと同じくフランス民衆世界の古謡を得意とするレ・リュネジアンの『うんざりだ、冬ってやつは』(ALPHA887)でも絶妙な妙声を聴かせたステファニー・ドゥストラックの味わい深い歌い口は、さりげなく織り交ぜられたバロック宮廷音楽と近代シャンソンを易々と行き来し、無理なく即興的な音を紡いでゆくアコーディオンと共に、時にはシャンソンを古楽のように、また古楽をシャンソンのように聴かせる巧妙さ。古楽器アンサンブルをバックバンドとして、サティやトゥルーズ=ロートレック、モディリアーニらが生きた1900年前後から20世紀中盤までの、古き良きフランスの芳香に満ちたシャンソンの名曲群をしなやかに歌いこなすそのセンスは、もはやクロスオーヴァ―やジャンル越境などといった表現が陳腐に思えるほど、圧倒的に自然な「フランスの息吹」に貫かれています。 聴くほどに惹きつけられるその魅力に、主宰者デュメストルが学究性に閉じこもらないセンス抜群の古楽プレイヤーであることを改めて強く認識する1枚です。

  • 商品番号:ALPHA1006

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    発売日:2023年07月07日 NMLアルバム番号:ALPHA1006

    CD価格:2,475円(税込)

    パーヴォ・ヤルヴィが描くトゥビンと、バルトークへのオマージュパーヴォ・ヤルヴィとエストニア祝祭管弦楽団によるALPHAレーベル第4弾。彼らの祖国エストニアが誇る大作曲家トゥビンの出世作である『クラット』からの組曲と弦楽のための音楽、そしてバルト三国のお隣ポーランドの2曲を収録しています。 トゥビンの出世作でありエストニアの音楽史上初めてのバレエ音楽とされる『クラット』は、ブタペストで出会ったコダーイから民謡を研究するよう勧めらた後に構想され、ストラヴィンスキーやバルトークの手法も参考に書き上げられた、エストニアに伝わるクラット(悪鬼=ゴブリン)の神話を元にした作品。1943年ナチス・ドイツ占領下のエストニアで初演され、1961年には組曲が編まれました。多彩な管弦楽法が用いられた、たいへん聴き映えのする作品です。また新古典主義的な「弦楽のための音楽」では、トゥビンの様々な手法のエッセンスを味わうことが出来ます。 バツェヴィチの「弦楽のための協奏曲」はバルトークの「管弦楽のための協奏曲」をヒントに、バロックの合奏協奏曲の様式とポーランドの民族舞踊の要素を昇華させた作品。 ルトスワフスキの「葬送音楽」は、バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」に影響され、その思い出に捧げられた代表作の一つで、独自の解釈による十二音技法を展開させています。 ヤルヴィとエストニア祝祭管はそれぞれの作品への深い共感とエッジの効いた演奏で、その魅力を十二分に伝える快演を聴かせます。

  • 商品番号:ALPHA929

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    コンスタンティン・クリンメル(バリトン)
    シューベルト(1797-1828)
    美しき水車小屋の娘 詳細ページ
    [コンスタンティン・クリンメル、ダニエル・ハイデ]

    SCHUBERT, F.: Schöne Müllerin (Die) (Krimmel, Heide)

    発売日:2023年07月07日 NMLアルバム番号:ALPHA929

    CD価格:2,475円(税込)

    クリンメルの「水車小屋」登場1993年ドイツ生まれのバリトン、コンスタンティン・クリンメルのALPHAレーベル3枚目のソロ・アルバム。 ドイツ・ロマン派のバラード集(ALPHA549)、ウィーン古典派のアリア集(ALPHA892)に続く今作は、待望の正統派歌曲集「美しき水車小屋の娘」となりました。彼の美しく滑らかな歌声をこれまで以上に堪能できるアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA982

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    自然のロマン
    ドイツ・ロマン派のフルート音楽 詳細ページ
    [ジュリエット・ユレル、エレーヌ・クヴェール、エマニュエル・ベルトラン]

    Flute Music and Arrangements - REINECKE, C. / SCHUBERT, F. / WEBER, C.M. von (Nature romantique) (Hurel, Couvert E. Bertrand)

    発売日:2023年07月07日 NMLアルバム番号:ALPHA982

    CD価格:2,475円(税込)

    ユレルとクヴェールが盟友ベルトランを迎えて描く自然へのオマージュロッテルダム・フィルの首席フルート奏者を1998年から務めるジュリエット・ユレルと、ピアニスト、エレーヌ・クヴェールの共演30周年を記念するアルバムで、「水の精」を意味するライネッケの「ウンディーネ」を中心とした、自然から与えられるロマンティックなインスピレーションへのオマージュとなっています。 ウェーバーのトリオでは二人の盟友エマニュエル・ベルトランも参加。それぞれの作品に深く寄り添い、歌心溢れる音楽を聴かせています。

  • 商品番号:ALPHA912

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    禁断の果実 詳細ページ [ベンヤミン・アップル、ジェームズ・ベイリュー]

    Vocal Recital (Baritone): Appl, Benjamin - CASUCCI, L. / DEBUSSY, C. / EISLER, H. / FAURÉ, G. / GRIEG, E. / GURNEY, I. (Forbidden Fruit)

    発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:ALPHA912

    CD価格:2,475円(税込)

    ベンヤミン・アップルが問いかける、禁断の果実とは?フィッシャー=ディースカウ最後の弟子と言われるドイツのバリトン、ベンヤミン・アップルのALPHAレーベル第2弾。エデンの園でアダムとエバ(イヴ)が食べた禁断の果実をモチーフとした、民謡からロマン派、近代、現代、そしてミュージカルのナンバーまでを収め、その解釈の多様性を巡りながら、現代の禁断の果実とはなにか、蛇は今もどこかに潜んでいないかと、問いかける内容となっています。 長くパートナーを務めるジェームズ・ベイリューとの息もぴったり。曲間にはアップルが語る『創世記』からの語句が短く添えられ、彼の美声と幅広い表現力を様々な角度から堪能することの出来るアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA991

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.6〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第11番・第13番
    オーボエ協奏曲 詳細ページ
    [ロマン・ボリソフ、ガブリエル・ピドー、ハワード・グリフィス、ウィーン放送交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団]

    MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 11 and 13 /Oboe Concerto, K. 314 (Borisov, Pidoux, ORF Vienna Radio Symphony, Griffiths)

    発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:ALPHA991

    CD価格:2,475円(税込)

    注目のシリーズ第6弾には、ガブリエル・ピドーとロマン・ボリソフが登場!無名の若き名手から中堅まで幅広いソリストの登場が話題を呼んでいる<次世代ソリストたちによるモーツァルト>の第6弾。数々の受賞歴と古楽器での活躍、YouTubeでのパフォーマンスと話題を振りまきながら、2022年にALPHAからデビュー・アルバム「ロマンス」(ALPHA789)を発売したオーボエのガブリエル・ピドーと、2021年のルール・ピアノ・フェスティバルに参加しラフマニノフの素晴らしいパフォーマンスで聴衆を圧倒したロマン・ボリソフが登場。両者とも、明朗ながら細やかな歌いまわしで、作品の素晴らしさをごくシンプルかつ効果的に打ち出す才は、まさに新世代の俊英だといえるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA933

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    POÉTIQUES DE L'INSTANT 瞬間の詩法 II
    ラヴェル(1875-1937)
    弦楽四重奏曲 ほか
    ブルーノ・マントヴァーニ(1974-)
    弦楽四重奏曲 第5番 詳細ページ
    [ヴォーチェ四重奏団、ジュリエット・ユレル、レミ・ドゥラングル、エマニュエル・セイソン]

    Chamber Music (20th-21st Centuries) - RAVEL, M. / MANTOVANI, B. (Poétiques de l'instant, Vol. 2) (Quatuor Voce, Hurel, Delangle, Ceysson)

    発売日:2023年06月09日 NMLアルバム番号:ALPHA933

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴォーチェ四重奏団が豪華ゲストと共に紡ぐプロジェクト第2弾!ヴォーチェ四重奏団のプロジェクト、「POÉTIQUES DE L'INSTANT」。ラヴェルあるいはドビュッシーによる弦楽四重奏のための名作を他の作品や新作と併せて並べ、一連の絵画のように関連付けたプログラムを構成する企画の第2弾が登場です。ドビュッシーの弦楽四重奏曲をメインに据えた前作(ALPHA798)に続き、今回はラヴェルの弦楽四重奏曲を中心として、「序奏とアレグロ」とハープのエマニュエル・セイソンが編曲した「マ・メール・ロワ」でゲストと共演しています。 近代フランスに於いて多いとは言えない弦楽四重奏曲の作例の中でも、ドビュッシーと並んで傑作とされるラヴェルの作品は、新進作曲家としての地位を確立した27歳の頃に書かれ、循環形式の応用のほか、美しいメロディと変拍子やポリリズムを前向きな曲想の中に盛り込んだ、たいへんラヴェルらしもの。またセイソンの編曲による「マ・メール・ロワ」は、鳥の鳴き声や銅鑼の模倣など、耳を惹く意外性も併せ持った美しい出来栄えとなっています。 新作は現代フランスの作曲家ブルーノ・マントヴァーニがヴォーチェ四重奏団のために書いた弦楽四重奏曲第5番。鋭いアクセントや半音階進行などを盛り込みトレモロを多用したフレーズが、4つの楽器に次々と伝播していくような構造を持っており、バラバラなようでいて楽器同士が忙しく会話をしているような統一感のあるたいへん興味深い作品です。 ジュリエット・ユレル、レミ・ドゥラングルといった豪華なゲストとヴォーチェ四重奏団は、これらの作品を活き活きと瑞々しく聴かせ、その魅力を十二分に表出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA975

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    レグレンツィ(1626-1690)
    オラトリオ『悔悛者の心の死』 詳細ページ
    [オリヴィエ・フォルタン、アンサンブル・マスク、ラファエレ・ジョルダーニ、クリスティーナ・ファネッリ、ハナ・ブラジコヴァ]

    LEGRENZI, G.: Morte del cor penitente (La) [Oratorio] (Blažíková, Fanelli, Giordani, Shelton, Ensemble Masques, Fortin)

    発売日:2023年06月09日 NMLアルバム番号:ALPHA975

    CD価格:2,475円(税込)

    室内編成で驚くほど豊かに織り上げられる、
    17世紀後半イタリアのオラトリオ
    17世紀半ばから後半にかけ、ミラノやボローニャ、ヴェネツィアなどで活躍した作曲家レグレンツィは、カヴァッリやカリッシミら17世紀中盤のイタリアを代表する作曲家たちの後を受け、コレッリやA.スカルラッティら後期バロックと呼びうる時代の大家たちとの橋渡しをなす存在。複数のヴァイオリンが歌い交わす室内楽曲の発展に大きく寄与した一方、声楽作品も多く残していますが、録音は必ずしも多くありません。 ここではヴェネツィア滞在中の1673年に初演された、人間の罪深さを自覚し信心深く生きることを促すカトリック寓意物語『悔悛者の心の死』を、長くスキップ・センペの頼れるアシスタントとして活躍してきたオリヴィエ・フォルタンを中心に集まった名手たちがコントラスト鮮やかに全曲演奏。コレッリやムファットなどにも通じる端正な音作りやA.スカルラッティやボノンチーニの初期作品にも比しうる歌心には、すでに次の世紀の到来さえ予感させるものがあります。 鈴木雅明やフィリップ・ヘレヴェッヘらとの共演でも注目されるハナ・ブラジコヴァーを筆頭に表現力きわだつ歌手たちの妙技を、欧州各地で多忙な活躍を続ける腕利きの器楽勢が鮮やかにサポート。通奏低音以外は各パート一人ずつとは思えない変幻自在の響きの聴きごたえに唸らされます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA981

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    ドビュッシー(1862-1918)
    夢ごこち(管弦楽編曲歌曲集)
    詳細ページ
    [ヴァンニーナ・サントーニ、ミッコ・フランク、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    DEBUSSY, C.: Mer (La) / HOLLOWAY, R.: C'est l'extase (Santoni, Radio France Philharmonic, Franck)

    発売日:2023年06月09日 NMLアルバム番号:ALPHA981

    CD価格:2,475円(税込)

    ミッコ・フランクによるドビュッシー「海」と歌曲集、
    注目のヴァンニーナ・サントーニ参加
    ALPHAレーベルからの、ミッコ・フランクとフランス放送フィルによるドビュッシー第2弾。「選ばれし乙女」と「夜想曲」ほかを組み合わせた前作(NYCX-10297/ALPHA777)同様、声楽を伴う管弦楽曲と純粋な管弦楽曲を組み合わせていますが、今回収録された声楽曲は、ブラームスの編曲などでも高い評価を得ている現代イギリスの作曲家ロビン・ホロウェイが、ドビュッシーの「忘れられたアリエッタ」と「3つの歌曲(メロディ)」ほかを管弦楽伴奏の歌曲集に仕立てたもの。作品へのリスペクトが溢れた編曲で、それぞれの曲が持つ世界観をぐっと広げました。 歌うのは今注目されているフランスのソプラノ、ヴァンニーナ・サントーニ。大きな評判となったロトとレ・シエクルによる《ペレアスとメリザンド》(HMF)でメリザンドを歌ったことも記憶に新しい彼女が、艶やかな歌声を披露しています。 併せて収録された「海」では、暗い海から立ち上がる色彩感をじっくりと豊かに描いており、ミッコ・フランクとフランス放送フィルの面目躍如たる素晴らしい演奏を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10402

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年7月号)★-

    ヴェネツィア弓決戦
    18世紀のヴェネツィア共和国とヴァイオリンの名手たち 詳細ページ
    [シュシャーヌ・シラノシアン、アンドレア・マルコン、ヴェニス・バロック・オーケストラ]

    Violin Recital: Siranossian, Chouchane - LOCATELLI, P.A. / TARTINI, G. / VERACINI, F.M. / VIVALDI, A. (Duello d'archi a Venezia)

    発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:ALPHA935

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ヴィヴァルディと肩を並べた個性派続々!
    豪華な顔合わせで聴く鮮烈バロック
    鬼才インマゼールとのデュオ・アルバムや古楽器によるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲録音で話題を呼び、その後もタルティーニ、ロンベルク、バッハと幅広い時代の音楽で痛快な名演を聴かせ続けるヴァイオリン奏者シュシャーヌ・シラノシアン。 タルティーニの協奏曲集に続くアンドレア・マルコン&ヴェニス・バロック・オーケストラとの新たな録音は「赤毛の司祭」ヴィヴァルディが自ら鮮やかなカデンツァまで書いた協奏曲「ムガール大帝」に、いずれ劣らぬ同時代の実力派作曲家3人の協奏曲をカップリングした充実企画! いずれもバロック期にしてはかなり長大と言ってよい力作ばかりで、ヴェラチーニの管楽器入り協奏曲、無伴奏カプリッチョをカデンツァ風に添えてのロカテッリ『ヴァイオリンの技法』からの1編、タルティーニの艶やかな旋律と和声に陶然とさせられるD 61と、それぞれの作曲家の個性の違いが明確になる選曲が絶妙。シラノシアンはますます冴えわたる弓さばきで18世紀イタリアならではの歌心とヴィルトゥオジティを縦横無尽に披露し、マルコン率いる合奏勢もこれに応えて地中海の情熱をはらんだ起伏豊かなドラマを聴かせてくれます。 バロック舞踏とヴィヴァルディ研究で注目されるオリヴィエ・フレの解説(国内仕様盤は日本語訳付)も的確かつ注目の情報を盛り込んだ読み応えある内容。多角的に生々しい18世紀へ引きずり込まれること必至の、ALPHAレーベルならではの突き抜けたイタリア・バロック・アルバムの登場です。

  • 商品番号:ALPHA886

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    デュティユー(1916-2013)
    チェロ協奏曲「遙かなる遠い国へ」
    デュサパン(1955-)
    チェロ協奏曲「アウトスケイプ」(改訂版) 詳細ページ
    [ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール、デイヴィッド・ロバートソン、クリスティーナ・ポスカ、フランス国立管弦楽団]

    DUTILLEUX, H.: Tout un monde lointain / DUSAPIN, P.: Outscape (Julien-Laferrière, Orchestre National de France, D. Robertson, Poska)

    発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:ALPHA886

    CD価格:2,475円(税込)

    ジュリアン=ラフェリエールが弾く
    現代チェロ協奏曲の傑作二題
    1990年フランス生まれのジュリアン=ラフェリエール。2017年に新設されたエリザベート王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者となり、ALPHAからは既に2枚のアルバムをリリース、高い評価を得ています。 今回のアルバムは現代のチェロ協奏曲を2曲収録。1970年にロストロポーヴィチによって初演されたデュティユーの「遥かなる遠い国へ」は、ボードレールの『悪の華』をモチーフにした5楽章からなる作品。2015年に作曲されたデュサパンの「アウトスケイプ」は、今回が世界初録音となっています。 高度なテクニックと鋭い感性で、近現代作品にこれまでも高い親和性をみせてきたジュリアン=ラフェリエールらしく、ここでも冴えわたる演奏で作品の世界観を表現しきっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA896

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    シューマン(1810-1856)
    クライスレリアーナ
    創作主題による変奏曲
    ヴィトマン(1973-)
    11のユモレスク 詳細ページ
    [アーロン・ピルザン]

    SCHUMANN, R.: Kreisleriana / Geistervariationen / WIDMANN, J.: Elf Humoresken (Pilsan)

    発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:ALPHA896

    CD価格:2,475円(税込)

    アーロン・ピルザンが弾くシューマンとヴィトマン1995年オーストリア生まれのアーロン・ピルザンは、モーツァルテウムでカール=ハインツ・ケマーリングに学んだのち、ハノーファー音楽学校のラルス・フォークトのもとで研鑽を積みました。2014年にCDデビュー、2021年にはALPHAより、こだわりの不等分律によるバッハの「平均律」をリリースし、大きな話題を呼んでいます。 ALPHA第2弾となる今作ではシューマンの2作品と、シューマンから大きな影響を受けているというヴィトマンを収録。シューマン若き日の傑作の一つ「クライスレリアーナ」は際立った構成力で物語を語るように聴かせ、シューマンの生涯最後の作品とされる変奏曲では、慈しむような美しいタッチで魅了します。 ヴィトマンによる「ユモレスク」はその第10曲に、後に収められたシューマンの変奏曲が1小節引用されているなど、関連性の深い作品。ピルザンはこの作品でも持ち前のメリハリの効いたコントロールで、現代的な音の間に散りばめられた美しいフレーズをごく自然に引き立て、浮かび上がらせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA936

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    BECAUSE
    黒人霊歌と黒人作曲家による歌曲集 詳細ページ
    [レジナルド・モブリー、バティスト・トロティニョン]

    Vocal Recital (Counter-Tenor): Mobley, Reginald L. - BURLEIGH, H.T. / PRICE, F.B. / STRONG, B. / TROTIGNON, B. / WHITFIELD, N. (Because)

    発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:ALPHA936

    CD価格:2,475円(税込)

    カウンターテナーとジャズ・ピアノによる、ポップスのような黒人霊歌ジョン・エリオット・ガーディナーなど一流の古楽指揮者に信頼を置かれているアメリカ出身のカウンターテナー、レジナルド・モブリー。ジャズやポップスでの活動も多く、プロとしての初舞台は日本のミュージカル・シアターで、当時は東京ディズニーランドのアクター/シンガーとして働いていたのだそう。 今回の彼にとって初めてのソロ・アルバムは、黒人霊歌と黒人作曲家による歌曲を集めたもので、共演はクラシカルな作品の発表も多いフランスのジャズ・ピアニスト、バティスト・トロティニョン。黒人霊歌の多くはトロティニョンによるアレンジで収められており、冒頭からフュージョンを思わせるビートに乗せた疾走感溢れる演奏で惹きつけられます。 さらに、初の黒人女性作曲家と言われるフローレンス・プライスの作品から、モータウン・レコードのソングライター、バレット・ストロングによるソウル・ナンバーまでを収録、張りのあるカウンターテナーで楽しむことが出来ます。

  • 商品番号:ALPHA928

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.5〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第15番、第16番、第17番 詳細ページ
    [クレア・フアンチ、ハワード・グリフィス、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団]

    MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 15-17 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 5) (Claire Huangci, Salzburg Mozarteum Orchestra, Griffiths)

    発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:ALPHA928

    CD価格:2,475円(税込)

    次世代アーティストのシリーズに、クレア・フアンチが登場!2006年浜松国際ピアノコンクール奨励賞、2011年ミュンヘン国際音楽コンクールに最年少で出場して第2位、2018年にゲザ・アンダ国際ピアノコンクール優勝など多くの入賞歴を持つクレア・フアンチ。既に様々なレーベルからCDを発売し来日公演も成功させている彼女が、次世代アーティストによるモーツァルトの協奏曲のシリーズに登場します。 モーツァルトが独自のピアノ協奏曲を確立した1784年作曲の3曲を収録していますが、フアンチは作品を自己のものとして完全に消化し、溌溂として瑞々しい音楽を繰り広げています。 彼女との共演も多く、このシリーズではお馴染みのハワード・グリフィス率いるモーツァルテウム管弦楽団のサポートも素晴らしく、ピアノと丁々発止のやり取りを展開しスリリングで躍動的な音楽づくりに貢献しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA934

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    ECHO - 谺
    シューベルト、レーヴェ、
    シューマン、ヴォルフ:

    歌曲集 詳細ページ
    [ゲオルク・ニグル、オルガ・パシチェンコ]

    Vocal Recital (Baritone): Nigl, Georg - SCHUBERT, F. / LOEWE, C. / SCHUMANN, R. / WOLF, H. (Echo)

    発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:ALPHA934

    CD価格:2,475円(税込)

    ニグルとパシチェンコの共演によるバラード・アルバムバロックや現代のオペラで活躍するバリトン歌手ニグルと、歴史的な楽器での演奏を中心に世界的に活躍するピアニスト、パシチェンコの共演によるアルバム第2弾。演奏に15分もかかるシューベルトの「すみれ」ほか、物語性の高いバラードを集めたアルバムです。 ニグルの歌唱はやさしく語り掛けるような表現がたいへん印象的ですが、時折聴かせるドラマティックな高揚や、品の良いユーモアも大変魅力的。寄り添うようなパシチェンコのピアノも素晴らしく、一部ではグラーフの楽器が装備するヤニチャーレン・ペダル(トルコ風の打楽器が鳴るペダル)や、特殊なストップによる音色の変化も楽しむことが出来ます。 ジャケットは前作(ALPHA646)に続き作曲家パスカル・デュサパンによる写真。

  • 商品番号:ALPHA946

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    ブリテン(1913-1976)
    ヴァイオリン協奏曲
    ブルッフ(1838-1920)
    ヴァイオリン協奏曲 第1番
    イン・メモリアム 詳細ページ
    [カーソン・レオン、パトリック・カーン、フィルハーモニア管弦楽団]

    Violin Recital: Leong, Kerson - BRITTEN, B. / BRUCH, M. (Violin Concertos)

    発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:ALPHA946

    CD価格:2,475円(税込)

    カナダの俊英ヴァイオリニストによる名作協奏曲ALPHA第1弾「イザイ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」(ALPHA455)も高い評価を得ているカーソン・レオンが弾く協奏曲集。ブリテンが第2次世界大戦が始まった1939年にレオンの祖国カナダで書き上げた協奏曲と、高い人気を誇るブルッフの協奏曲第1番、そして演奏機会が多くは無いもののその美しさに魅了されるファンが多い「イン・メモリアム」を収録しています。 レオンの目の覚めるようなテクニック、切れ味鋭い表現力などが随所で発揮されるほか、その音色の美しさも素晴らしく、それぞれの作品が持つ魅力を十二分に引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA927

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    ヴェネツィアの夜
    7世紀ヴェネツィアの教会音楽、世俗音楽 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、アンサンブル・レ・シュルプリーズ ほか]

    NUIT À VENISE (Ensemble Les Surprises, Camboulas)

    発売日:2023年04月28日 NMLアルバム番号:ALPHA927

    CD価格:2,475円(税込)

    フランス古楽シーン最前線の実力あればこそ、
    17世紀の生々しい響き!
    ヴェロニク・ジャンスやマティアス・ヴィダルといった名歌手たちとの緊密なアンサンブルで、フランス17~18世紀の知られざる声楽作品の魅力を脈々と伝えてきたアンサンブル・レ・シュルプリーズ。演奏作品が作曲された当時のあり方と妥協なく対峙し、現代のリスナーの興奮を誘う演奏へと昇華させるそのセンスは、フランスのバロック音楽様式にも大きな影響を与えたイタリア音楽にも抜群の適性をみせることが、今回のアルバムで立証されました。 17世紀の“水の都”ヴェネツィアを舞台に、その音楽活動の一大拠点だったサン・マルコ教会の音楽監督として巨匠モンテヴェルディが迎えられていた時代に光を当て、知られざる作曲家たちの作品も含め声楽・器楽および聖俗両面の作品を鮮やかに組み合わせ、17世紀後半に至る豊かな音楽遺産を起伏に富んだプログラムで堪能させてくれます。 弦・管・鍵盤8人からなる器楽勢のアンサンブルも魅力なら、詩句とメロディの官能性を鮮やかに引き出してゆく歌手それぞれの声と各楽器の音色の溶けあいや交錯も実にエキサイティング。サン・マルコ教会に限られない諸々の教会や貴族の私邸、アーケードの下に陣取った楽隊などの音楽によるヴェネツィアの祝祭シーズンを再現したかったと語る指揮者ベスティオン・ド・カンブラの狙いは、ALPHAならではの自然派録音が捉えた響きの克明さも手伝って十二分に実現していると言ってよいでしょう。

  • 商品番号:ALPHA930

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    MEETING MY SHADOW
    ベートーヴェン:エロイカ変奏曲
    ブラームス、メシアン、スクリャービン、スカルラッティ 詳細ページ
    [ギオルギ・ギガシュヴィリ]

    Piano Recital: Gigashvili, Giorgi - SCARLATTI, D. / BEETHOVEN, L. van / BRAHMS, J. / SCRIABIN, A. (Meeting My Shadow)

    発売日:2023年04月28日 NMLアルバム番号:ALPHA930

    CD価格:2,475円(税込)

    ジョージアの若き俊英ギオルギ・ギガシュヴィリ、
    注目のデビュー・アルバム
    2000年ジョージア(グルジア)生まれのギオルギ・ギガシュヴィリ。現在ネルソン・ゲルナーに師事している彼は、2019年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール第3位と聴衆賞、2021年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでオルタンス・アンダ=ビュールレ賞など数多くの受領歴を誇り、同じくジョージア出身のヴァイオリニスト、リサ・バティアシュヴィリのアルバム(ドイツ・グラモフォン)ではフランクのソナタで共演しています。またエロクトロ・ユニットTsdunebaのシンガーでもあり、ポップスを最も愛するという彼に、マルタ・アルゲリッチは「ピアノも一緒に続けるように」と強く勧めたといいます。 そんな彼の初めてのアルバムがALPHAから登場。彼にとってクラシックのピアノ演奏は自分の「影」の面ということかもしれませんが、弱冠22歳にしてその表現の幅広さと奥深さには驚くべきものがあり、時代も国も多岐にわたるプログラムに統一感と物語性を与える構成力も素晴らしいものです。

  • 商品番号:ALPHA947

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    MAYRIG(母)
    ~アルメニアの母たちに捧ぐ~
    歌、ヴァイオリン、ピアノによるアルメニアの音楽
    詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ダヴィド・ハルトゥニアン、クセニャ・マリアレヴィチ]

    Vocal Recital (Mezzo-Soprano): Zaïcik, Eva - APRIKIAN, G. / KOMITAS VARDAPET / AGHABAB, H. / GANATCHIAN, P. (Mayrig: To Armenian Mothers)

    発売日:2023年04月28日 NMLアルバム番号:ALPHA947

    CD価格:2,475円(税込)

    苦難の歴史を辿った東ヨーロッパの国に生きる女性たちに、ザイシクらが迫る古代の王国にまで遡る民族と言語の歴史を持ちながら、近世にはトルコやペルシャ、ロシアなどの大国の支配を受け、ソ連崩壊とともに再び独立国家となったアルメニア。ハチャトゥリアンやアルチュニアンなどソ連時代の作曲家たちの故郷としても有名ですが、ここではマーラーやR.シュトラウスと同世代でアルメニア音楽の国際的認知に大きな貢献を果たしたコミタスと、メシアンに師事しパリのシパン=コミタス合唱団を長く指揮してきたガブリス・アプリキアンの曲を中心に、ソプラノ、ピアノ、ヴァイオリンという編成でアルメニアの近代音楽を紹介する内容となっています。 土の香りを感じさせるコミタスの舞曲や歌、アプリキアンの柔軟な音作りによる「東」を感じさせる音楽を通じて打ち出されるテーマは「母」。女性という存在の社会における大きさに迫りながら、個人としての喜怒哀楽を描き出す音の機微は、フランスの古楽シーンで圧倒的な存在感を誇る新世代歌手エヴァ・ザイシクの声を得て迫真の表現で浮き彫りになってゆきます。 カントロフとベルキンの門下でヨーロッパ東西それぞれの演奏伝統を受け継ぐアルメニア出身の名手ダヴィド・ハルトゥニアンのヴァイオリンが紡ぎ出す妖艶な響きにも陶然とさせられます。

  • 商品番号:NYCX-10389

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年6月号)★-

    聖女マリア/母マリア/娼婦マリア 詳細ページ [アンナ・プロハスカ、パトリツィア・コパチンスカヤ、カメラータ・ベルン]

    発売日:2023年04月21日

    CD国内仕様 解説・歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    プロハスカとコパチンスカヤ、
    挑戦を恐れない2つの個性が描く、2人のマリアの物語
    2022年に発売されたイザベル・ファウストとの共演盤『カフカ断章』(HMF)が高い評価を受けたアンナ・プロハスカ。ALPHAレーベルからも個性的なアルバムをリリースしてきている彼女が、今回は長年の盟友、奇才パトリツィア・コパチンスカヤと手を組み、新約聖書に登場する聖母マリアとマグダラのマリアという2人の物語に挑みます。 コパチンスカヤにとっては2019年リリースの『つかの間と、永遠と』の流れを汲む企画と言え、そこでマルタンの『キリスト受難の6つの印象(複連祭壇画)』を中心に据えたのと同様、今回も同じマルタンの『マリア三部作(三連祭壇画)』を核とした選曲により、聖なるマリア、母としてのマリア、そして卑しい身分の象徴としてのマリアとその救済という側面に切り込み、西洋世界に於ける女性のイメージの二面性を描き出すとともに、その意味を問うという内容となっています。 2人が絶大な信頼を置く作曲家、ヴァイオリニストであるミチ(美智)・ウィアンコが多くの曲で編曲を務めており、カメラータ・ベルンの高いアンサンブル能力と、その音色が持つ煌びやかさを内に秘めたほの暗さを魅力的に引き出しました。さらにはプロハスカとコパチンスカヤによる、作品の振幅の激しさをものともしない表現力と強烈な個性が、時に寄り添い時に激しくぶつかり合いながら、このアルバムの得も言われぬ魅力を作り出しています。

  • 商品番号:NYCX-10390

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年6月号)★-

    J.S.バッハ(1685-1750)
    三位一体節のためのカンタータ(第47番・第60番・第78番)
    トリオ・ソナタ 第2番 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン、モード・グラットン、セリーヌ・シェーン、トーマス・ホッブズ、ブノワ・アルヌー、ル・バンケ・セレスト]

    発売日:2023年04月21日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ル・バンケ・セレストによるバッハのカンタータ第3弾日本でも高い知名度と人気を誇るカウンターテナー、ダミアン・ギヨン率いるル・バンケ・セレストによるバッハ。ALPHAとZIG-ZAGからこれまでアルト独唱を中心としたカンタータのアルバム2枚をリリースしましたが、今回は三位一体節に関わる、全くの趣の異なった3つの作品を収録しています。声楽器楽ともに世界中で活躍する名手たちが、1パート1人で担当する声部の綾が素晴らしく、さらにきめ細かかつダイナミックな表現も楽しめるアルバムです。 また使用されているオルガンは、歴史的オルガンに通じたドミニク・トマ工房が18世紀テューリンゲン式のモデルで建造したもので、カンタータの間には名手モード・グラットンによる独奏も収録。カンタータ第47番の前には、その冒頭合唱曲の主題の元となったBWV 546の前奏曲も聴くことが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10387

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    ダウランド(1563-1626)
    ラクリメ、あるいは7つの涙 詳細ページ
    [ミュジカル・ユモール(ジュリアン・レオナール、ミリアム・リニョル、リュシル・ブーランジェ、トーマス・ダンフォード ほか)]

    発売日:2023年04月14日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    名手たち集結のコンソートで聴くダウランドジュリアン・レオナールを中心に、フランスほかヨーロッパで活躍するヴィオール(=ヴァイオル、ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者たちとリュートのトーマス・ダンフォードによるアンサンブル、ミュジカル・ユモールが奏でるダウランド。1604年に出版された『ラクリメ、あるいは7つの涙』全21曲を収録しています。 トレブル、テナー、ベースそれぞれ2種類の楽器を使用。通常続けて演奏される7つの「涙」を、間に動きのあるガリアードを挟んで分ける曲順とすることで各曲の個性と美しさが際立ち、たいへん新鮮に響きます。 名手たちそれぞれが奏でる声部の綾もたいへん魅力的。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10388

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    発売日:2023年04月14日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    アデル・シャルヴェ、躍進!
    伸縮自在の古楽アンサンブルと聴かせるヴィヴァルディ時代の息吹
    バロック・オペラが歌劇界を沸かせ、古楽に高い適性を持つ歌手たちが広く活躍するフランス。その最前線で躍進を見せるメゾ・ソプラノのアデル・シャルヴェが、同国の新世代を代表するチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーとバロック・ヴァイオリン奏者テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルトを中心とする才人集団ル・コンソートと共に、待望のソロ名義によるオペラ・アリア集をALPHAレーベルに録音しました。「赤毛の司祭」ヴィヴァルディが熾烈な競争社会で人気を博した頃のヴェネツィア歌劇界に光をあて、当時の水の都を席捲した人気劇場の一つサンタンジェロ劇場を沸かせた作品の数々をじっくり聴かせます。 近年ヴィヴァルディ研究に大きな貢献を果たしている音楽学者で、自身バロック・ヴァイオリンを弾く古楽舞踏の専門家でもあるオリヴィエ・フレ(ライナーノートも担当)の協力のもと、収録作の大半は今回が世界初録音! ヴィヴァルディはもちろんのこと、後年ドイツやスウェーデンでも重用されたケッレーリ、バッハも憧れたドレスデン宮廷楽団での活躍も知られるリスト―リら、ヴィヴァルディ作品に全く遜色のない音楽を書く作曲家たちがヴェネツィアにひしめいていたことが強く実感できる選曲に驚かされます。 いかなる秘曲もこれほど瑞々しく味わえるのは、リート歌手として先に注目を集めたシャルヴェならではの緻密で繊細な表現力もさることながら、柔軟に各作品の機微に触れてゆくル・コンソートの精妙な解釈あればこそ。大型リュートの一種テオルボをチェロと同数(3挺)起用し、数人だけの室内楽的な語らいから精悍なオーケストラ・サウンドまで伸縮自在の編成が、来るべきロココへの一歩を予感させるバロック後期の音楽世界の魅力を余すところなく伝えてやみません。

  • 商品番号:ALPHA923

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    モーツァルト(1756-1791)
    弦楽四重奏曲 第19番 「不協和音」
    チャイコフスキー(1840-1893)
    弦楽四重奏曲 第1番
    スヨン・リュー(1980-)
    YESSORI 詳細ページ
    [エスメ弦楽四重奏団]

    String Quartets - MOZART, W.A. / TCHAIKOVSKY, P.I. / LYUH, Soo Yeon (Yessori - Sound from the Past) (Esmé Quartet)

    発売日:2023年04月14日 NMLアルバム番号:ALPHA923

    CD価格:2,475円(税込)

    エスメ弦楽四重奏団、ALPHAから第2弾2016年にケルン音楽大学で結成され、「愛する」という意味の古いフランス語からその名を取ったエスメ弦楽四重奏団。韓国出身の女性4人組で、2018年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクール優勝をはじめ4つの賞に輝くなど、ヨーロッパ各地のコンクールで高い評価を得ています。2022年には初来日公演も成功させました。 彼女たちのアルバム第2弾となる今作には、モーツァルトの『ハイドン・セット』から「不協和音」、「アンダンテ・カンタービレ」を第2楽章に持つチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番という有名作を披露。さらに朝鮮半島伝統の二胡であるヘグム(奚琴/けいきん)の名手スヨン・リューが、2016年にクロノス・クァルテットのために書いた「Yessori」(You Tubeにはスヨン・リューが弾くヘグムとクロノス・クァルテットの5人による演奏がアップされていますが、ここでは弦楽四重奏版)を高い技術と表現センスでたいへん面白く聴かせます。 彼女たちの音楽が持つ幅広い表現力、力強さと推進力の魅力をたっぷりと味わうことの出来るアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA949

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    『無骨なる美しさ』
    ~テレマンとバロック期の民衆伝承音楽~ 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ、レ・ミュジシャン・デュ・サン=ジュリアン]

    BEAUTÉ BARBARE (Richaud, Les Musiciens de Saint-Julien, Lazarevitch)

    発売日:2023年04月14日 NMLアルバム番号:ALPHA949

    CD価格:2,475円(税込)

    民俗音楽の気配からバロックが浮かび上がる、ラザレヴィチの真骨頂!今や世界的な活躍をみせるフランスの個性派フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)奏者フランソワ・ラザレヴィチは、世界各地の横笛や各種の縦笛、バグパイプなども使いこなす名手。バロックの古典的レパートリーだけでなく、時に民俗音楽プレイヤーも加わる主宰団体レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアンでは中世音楽からフランス17-19世紀の俗謡、アイルランド伝統音楽など広範な演目に柔軟な音楽性を発揮。今回のアルバムでは、生前は同世代のバッハよりも高い人気を誇ったテレマンを扱いますが、いかにもラザレヴィチらしい変幻自在の選曲に驚かされます。 20代の頃ポーランドのシロンスク(シュレジエン)地方の貴族に仕えていた頃、スラヴ系の民俗音楽の豊かな「無骨なる美しさ」に衝撃を受け、後年も「彼らの即興に接していれば、僅か数週間で一生分のメロディに出会える」と語ったほど大きな影響を受けたテレマンの音楽から、民俗音楽との関連を示す作品を厳選、伝統音楽のフィールドで活躍する奏者を交えつつ、ツィンバロムやバラバン、フルラといった民俗楽器を使って野趣あふれる演奏を繰り広げます。原盤解説でも「18世紀音楽の再現より、テレマン作品に潜むエネルギーを引き出したかった」と語りながら、作品の本質を見失わず確かな筋道を探り当ててゆくセンスはさすが新時代の本格古楽器奏者と言えるでしょう。 民衆音楽から大きな影響を受けていたバロック期の宮廷音楽の素顔に、意外な角度から迫った1枚。ALPHA初期から活躍する技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧なエンジニアリングも魅力の一端を担っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10382

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年5月号)★-

    モーツァルト(1756-1791)
    レクイエム(1804年パリ初演版)
    パイジェッロ(1740-1816)
    ナポレオン1世戴冠式のためのミサ 詳細ページ
    [ジュリアン・ショーヴァン、サンドリーヌ・ピオー ほか ナミュール室内合唱団、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ]

    発売日:2023年03月24日

    CD国内仕様 解説・歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ナポレオン治世下で絶賛された傑作の異版を、最前線の古楽器演奏でソリストとしても活躍してきたヴァイオリン奏者ジュリアン・ショーヴァンと共に、フランスの古楽器演奏シーンの最前線をゆくル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。ALPHAで好評のうちにスタートしたモーツァルト後期作品シリーズ第3弾は『レクイエム』が演目の中心ですが、革命期前後のフランスにおける演奏習慣を常に意識している団体だけに、一般的なジュスマイヤー補筆版に手を加えた1804年パリ初演版という意外なヴァージョンで臨みます。 1800年前後は歿後間もないモーツァルトの作品復権が進み、フランスでも『フィガロの結婚』や『魔笛』が上演され話題を呼んでいた頃で、その成功を受け1804年12月21日にケルビーニ指揮によるこのヴァージョンで披露された『レクイエム』も熱狂をもって迎えられました。パリでも人気のあった18世紀ナポリ楽派の巨匠ヨンメッリの同題作冒頭が最初に盛り込まれているほか、ジュスマイヤーの手による後半を中心に大胆なカットも加えられて演奏時間は30分あまり。しかしながら、バセットホルンの代わりにコーラングレ(イングリッシュホルン)が使われ、「喇叭は不思議な響きをTuba mirum」のトロンボーン独奏が冒頭は堂々たる金管のユニゾン、その後はバスーンに置き換えられるなど随所に聴きどころが秘められており、その魅力をショーヴァンの元に集まった古楽器の名手たちがコントラスト豊かに伝えます。 カップリングは人気オペラ作曲家として欧州を席巻した後、ナポレオンに忠誠を誓い、充実したイタリア歌劇様式でこのフランス皇帝を魅了した大御所パイジェッロが、同年12月2日のナポレオン皇位着任を祝う式典のために書いたミサ曲。こちらも当時流の管楽器が聴かせる豊かな響きと相俟って聴き応え充分。「クレド」に挿入されたハープ独奏も美しさに満ちています。 ピオー、サントン=ジェフェリ、ヴィダル……とフランス最前線の実力派が揃った申し分ない独唱陣の立ちまわりも聴き逃せません。

  • 商品番号:ALPHA926

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    マレ(1656-1728)
    歌劇《アリアーヌとバッキュス》 詳細ページ
    [ユディト・ファン・ヴァンロイ、ヴェロニク・ジャンス、マティアス・ヴィダル ほか エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル]

    MARAIS, M.: Ariane et Bacchus [Opera] (Wanroij, Perbost, Carpentier, Concert Spirituel Orchestra, Niquet)

    発売日:2023年03月24日 NMLアルバム番号:ALPHA926

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,990円(税込)

    貴重な全曲盤、ニケとフランス古楽界を代表する歌手たちによる待望の録音!ヴィオールの比類ない名手として名を馳せたフランスの作曲家マラン・マレは、王室楽団でオペラ指揮者としても活躍。1693年にはジャン=バティスト・リュリの後を継いで王室音楽総監督の座にあった息子ルイ・リュリとの共作で《アルシード(エルキュールの勝利)》を作曲、その後《アリアーヌとバッキュス》(1696)、《アルシオーヌ》(1706)、《セメレ》(1709)と3編の抒情悲劇を独力で完成させ、オペラを書く手腕でも高く評価されました。 18世紀以前のフランス・オペラ蘇演に確かな実績を持つ鬼才エルヴェ・ニケによる今回の録音は、リュリ亡き後の歌劇作曲家としてマレが本格的な歩みを始めた重要作でありながら全曲録音に恵まれてこなかった《アリアーヌとバッキュス》の全貌に触れられる待望のプロジェクト! ミノタウロス退治の恋人テーセウスに去られ悲しむアリアーヌに迫る酒神バッキュスの物語で、同じパリを沸かせたルーセル作品を130年以上先取りする名品をダイナミックに聴かせます。 抜群の心理表現を見せるヴェロニク・ジャンス、21世紀のフランス歌劇界で圧倒的な活躍をみせるマティアス・ヴィダルと活躍目覚ましいファン・ヴァンロイによる表題役の鮮やかな歌唱もさることながら、二人のテオルボ奏者が加わる豪華な通奏低音勢をはじめ、1700年頃のパリ・オペラ座の編成を忠実に再現したオーケストラも存在感抜群! ALPHAレーベルの真骨頂ともいうべきバロックオペラ録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA948

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    シェーンベルク(1874-1951)
    弦楽三重奏曲
    レガメイ(1907-1982)
    クラリネット、ファゴット、
    ヴァイオリン、チェロとピアノのための五重奏曲 詳細ページ
    [ニコラ・アルトシュテット、イリヤ・グリンゴルツ、アレクサンダー・ロンクヴィヒ ほか]

    SCHOENBERG, A.: String Trio / REGAMEY, C.: Clarinet Quintet (Gringolts, Power, Altstaedt, Bieri, Sambeek, Lonquich)

    発売日:2023年03月24日 NMLアルバム番号:ALPHA948

    CD価格:2,475円(税込)

    アルトシュテットとロッケンハウス音楽祭のメンバーによる、
    シェーンベルクの名作と知られざるレガメイの注目作
    1946年、心筋梗塞で倒れ生死をさまよったシェーンベルクがその直後に書き始め、身体的心象的状況を反映させた弦楽三重奏曲は、通しても20分に満たない演奏時間ながら、3挺の弦楽器のみによる表現の限界に挑むかのような起伏の激しい難曲。クリンゴルツ、パワーそしてアルトシュテットの3人が、息もつかせぬ緊張感の高い演奏を聴かせています。 1907年、現ウクライナのキーウにスイス・ポーランド系のユダヤ人として生まれたコンスタンティン・レガメイは、作曲家のほか、ピアニスト、音楽評論家としても活躍し、1936年からはワルシャワ大学でインド言語学の講師も務めていたという多才な人物。収録された五重奏曲は彼がポーランドのレジスタンス運動に加わった1942年に作曲が始められ、ノルマンディー上陸作戦当日の1944年6月6日、秘密裏に初演されました。特異な編成であることも含めてメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を連想させますが、時代の重い空気を帯びているものの動きある作品で、メンバーの妙技が随所で発揮されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA978

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    『コメディ・フランセーズ、ゲンスブールを歌う』 詳細ページ [コメディ・フランセーズの俳優たち]

    発売日:2023年03月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    シャンソン歌手、俳優、ソングライターとして20世紀のフランスに大きな足跡を残しながら、その言動が常に物議をかもしたセルジュ・ゲンスブール。彼の手によるシャンソンの数々を、フランスの由緒ある国立劇団の1つ、コメディ・フランセーズの芸達者な役者たちが、歌い奏でるアルバム。皮肉、ユーモア、エロス、背徳といった要素を存分に封じ込めた、雰囲気たっぷりの一枚です。

  • 商品番号:ALPHA834

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    『幼き日の印象』
    エネスク、ドビュッシー、イザイ、ラヴェル、ロータ
    ヴァイオリン作品集
    詳細ページ
    [サラ・ネムタヌ、ロマン・デシャルム]

    Violin and Piano Recital: Nemtanu, Sarah / Descharmes, Romain - ENESCU, G. / DEBUSSY, C. / RAVEL, M. / YSAŸE, E. / ROTA, N. (Impressions d'enfance)

    発売日:2023年03月10日 NMLアルバム番号:ALPHA834

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    サラ・ネムタヌが自らのルーツに迫る、ルーマニアとフランスのヴァイオリン作品フランス国立管弦楽団のコンサート・マスターを20年務めるサラ・ネムタヌと、ピアニスト、ロマン・デシャルムによるルーマニアとフランスを中心とした作曲家によるヴァイオリン作品集。 フランスでルーマニア系の家庭に生まれたネムタヌが自らのルーツに迫るべくここに収めた作品群は、高度なテクニックと濃厚さと鋭さを併せ持つ彼女の個性にうってつけのものばかり。豊かな表現力でこれらの作品の持つ魅力を新たな側面から引き出しています。 最後にアンコールのように収められたニーノ・ロータも素晴らしい演奏。

  • 商品番号:ALPHA924

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    『SO ROMANTIQUE !』
    19世紀フランスのオペラ・アリア集 詳細ページ
    [シリル・デュボワ、ピエール・デュムソー、リール国立管弦楽団]

    Opera Arias (Tenor): Dubois, Cyrille - BIZET, G. / DELIBES, L. / DONIZETTI, G. / THOMAS, A. (So Romantique !)

    発売日:2023年03月10日 NMLアルバム番号:ALPHA924

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    シリル・デュボワが魅せる!
    フランス・ロマン派の知られざる美しきアリア集
    バロックからロマン派まで、フランス・オペラを中心に目覚ましい活躍をみせるフランスのテノール、シリル・デュボワによる、19世紀のフランスに於けるオペラ・アリアを集めたアルバム。 ドニゼッティがパリで作曲した《連隊の娘》や、トマの《ミニョン》、ドリーブの《ラクメ》など有名な作品はほんの一握りで、現在では全曲はおろかその一部の演奏も珍しくなってしまった数々のオペラのアリアが収録されているのがポイントですが、さらには、それらがたいへん魅力的であることに驚かされます。 豊かな表現力と高度なテクニック、余裕のある高音の張りなど、デュボワの実力が作品の美しさを十二分に引き立てており、こちらもフランス・オペラのスペシャリストであるピエール・デュムソーの棒もオーケストラ全体をたっぷりと歌わせて、その歌唱にぴたりと寄り添っています。

  • 商品番号:ALPHA916

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    『LUMEN』
    バッハ、ショパン、C.エル=バシャによる前奏曲と即興 詳細ページ
    [カミーユ・エル=バシャ]

    Piano Recital: El Bacha, Camille - BACH, J.S. / CHOPIN, F. / EL BACHA, C. (Lumen)

    発売日:2023年02月24日 NMLアルバム番号:ALPHA916

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    ピアニスト、アブデル・ラーマン・エル=バシャの息子、カミーユ・エル=バシャ。ソロや父親とのデュオなどでピアニストとして活躍するほか、作曲家としても活動し、Leone Jadisというエレクトロ・ミュージックのユニットでもアルバムをリリースしている彼のソロ・デビュー・アルバムは、バッハとショパン、そして自作の「前奏曲」を即興で有機的につなげたもの。生命力あふれるアルバムに仕上がっています。

  • 商品番号:ALPHA917

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    トゥール(1959-)
    カンティクム・カンティコルム・カリタティス
    ア・カペラ作品集 詳細ページ
    [エンドリク・ウクスヴァラフ、コレギウム・ムジカーレ室内合唱団]

    TÜÜR, E.-S.: Canticum Canticorum Caritatis / Missa Brevis / Triglosson Trishagion (Collegium Musicale Chamber Choir, Üksvärav)

    発売日:2023年02月24日 NMLアルバム番号:ALPHA917

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    注目のエストニアの作曲家、トゥールの美しいア・カペラ作品集1959年、エストニアのヒーウマー島に生まれたトゥールは、タリンでパーカッションとフルート、さらに作曲を学んだ後、プログレッシブ・ロック・グループ「IN SPE」で活躍し人気を博したという経歴の持ち主。現在は作曲に専念しています。ミニマル、スペクトル分析、十二音技法、音響作曲法などの影響を受けた前衛的な作風ではありますが、その多彩なリズムと刺激的な音響の面白さで人気があり、2020年にリリースされたパーヴォ・ヤルヴィ指揮による管弦楽作品集(ALPHA595)も話題となりました。 今回のアルバムには彼の無伴奏混声合唱のための作品が収められおり、多くは宗教的な題材に基づくもので、トゥールならではの和声の美しさを堪能することができます。 エンドリク・ウクスヴァラフ率いるコレギウム・ムジカーレ室内合唱団の表現力も素晴らしく、その特徴的な音響を構成する音程とリズムを高い技術力で再現。トラック8は彼らに献呈された作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA931

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    〈弦楽四重奏曲全集 Vol.2〉
    弦楽四重奏曲 第4番-第6番 詳細ページ
    [ヴァン・カイック四重奏団]

    MENDELSSOHN, Felix.: String Quartets (Complete), Vol. 2 (Van Kuijk Quartet)

    発売日:2023年02月24日 NMLアルバム番号:ALPHA931

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    ヴァン・カイックQによるメンデルスゾーン弦楽四重奏曲全集、第2弾2012年にフランスで結成され、2015年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝、ALPHAレーベルからモーツァルトを軸に次々とアルバムをリリースし、2019年春には初来日も成功させたヴァン・カイック四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全集、完結となる第2弾です。 姉ファニーの死を乗り越えようとする時期に書かれ悲愴感のあふれる最後の弦楽四重奏曲第6番、その活動が最も充実していた時期に書かれた第4番、第5番と続きます。 ヴァン・カイック四重奏団はそれぞれの作品に深く寄り添い、しなやかで力強い演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10377

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    『私的な旅』
    ドイツ、オーストリアとフランスの歌曲集 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー、ダヴィッド・カドゥシュ]

    発売日:2023年02月17日

    CD国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ピオーとカドゥシュの新生デュオが誘う、歌で紡ぐ旅初めて行ったデュオでのリサイタルを成功させたサンドリーヌ・ピオーとダヴィッド・カドゥシュによる、待望のアルバムが登場。新たな出会いの喜びとそこから見えるもの、憧れの地への旅、到達できない場所への探求といったものを出発点として、様々な作曲家と詩人たちによる言葉の交差を楽しむというのがテーマとなっており、結果的には有名作を多く含むドイツ語圏とフランスの作品を収めた内容となっています。 どの作品でも詩情を奥深く表現するピオーの特性が生きており、「魔王」での切迫した表情も歌姫の貫禄十分。フランスを中心にソリストとして活躍めざましいカドゥシュのピアノも、これにそっと寄り添う素晴らしいサポートを聴かせてます。

  • 商品番号:NYCX-10374

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年4月号)★-

    アンソニー・ロマニウク
    『Perpetuum ~無窮動』 詳細ページ
    [アンソニー・ロマニウク]

    発売日:2023年02月10日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    アンソニー・ロマニウクのソロ第2弾、鍵盤作品縦横無尽!バロックからロマン派、現代に至るまで幅広い時代の作品を、広く深い知見とテクニックに裏打ちされた類まれな適応力で演奏し、世界各地のアーティストから篤い信頼を得ているアンソニー・ロマニウク。来日公演でもその個性で聴衆を魅了した彼のセカンド・ソロ・アルバムは、前作『BELLS 鐘』(NYCX-10300/ALPHA631)の方向性をさらに推し進めたものといえ、古楽器から現代楽器、そして電子楽器までを操り、バロックから現代音楽、ポップスに至るまでを、まさに縦横無尽に行き交う内容となっています。一見ばらばらな選曲ですがその流れが極めて自然なことにまず驚かされ、聴き進むほどに、それぞれの作品を引き立てる楽器選択の素晴らしさにも気付かされることでしょう。 これからの鍵盤楽器のありようを提案しつつ、際立って優れた構成力で全体を美しくまとめ上げた、新しい魅力に溢れるアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA879

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    『Couleurs de l'Incendie』
    オリジナル・サウンドトラック 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ほか]

    ROUSSEL, G.: Couleurs de l'Incendie (Original Motion Picture Soundtrack) (Calleja, Kerber, Piau, Chauvin, Rizzi, Roussel)

    発売日:2023年02月10日 NMLアルバム番号:ALPHA879

    CD価格:2,475円(税込)

    2022年製作のフランス映画『Couleurs de l'Incendie(原作小説の邦題は「炎の色」)』のオリジナル・サウンドトラック。フランスを代表する歌姫ピオーが参加しており、オリジナル曲「Un Secret」、マルティーニ「愛の喜び」、ヴェルディ「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」を新録音で収録するほか、デュボワ「話し相手は、恋の相手は」を、2019年発売のヒット・アルバム『恋の相手は…』(ALPHA445/NYCX-10063)より再収録しています。 作曲と編曲はフランスの作曲家ギヨーム・ルーセル。

  • 商品番号:ALPHA867

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    『TRANSFIGURATIONS 変容』
    室内楽編成によるシェーンベルクとベルク作品集 詳細ページ
    [ヘット・コレクティーフ]

    SCHOENBERG, A.: Verklärte Nacht (Transfigured Night) / BERG, A.: Piano Sonata, Op. 1 (arr. T. Mulleman) (Transfigurations) (Het Collectief)

    発売日:2023年02月10日 NMLアルバム番号:ALPHA867

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    際立つ緊張感としなやかさ、シェーンベルクとベルクの作品を室内楽編成でもともと小さな編成のために書かれている、シェーンベルクの「浄夜」「室内交響曲」やベルクの「室内協奏曲」といった作品を3~5名という極小編成に編曲したものと、逆にベルクのピアノ・ソナタを五重奏へと拡大した編曲版を収録したアルバム。 いずれの作品でもテクスチャがより明確になっており、近現代作品の解釈に長けたヘット・コレクティーフらしい高い緊張感としなやかさを併せ持った演奏が、原曲とは一味違った魅力を最大限引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10369

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年4月号)★-

    パーヴォ・ヤルヴィ指揮
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第7番 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    発売日:2023年01月27日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ、約15年ぶりのブルックナー7番再録音!フランクフルト放送交響楽団と11年の歳月をかけて完成させたブルックナー交響曲全集の発売が記憶に新しいパーヴォ・ヤルヴィが、その第7番を再び取り上げました。先の全集の中でも第7番はパーヴォ初のブルックナー録音として2006年11月の収録であったため、再録音のタイミングとして近すぎるとは言えないでしょう。 旧盤と収録時間を比較すると全ての楽章で速くなっており、特に第2楽章では1分30秒近い差が出ていますが、演奏はくっきりとした音楽の輪郭を感じさせながら、むしろロマンティックな印象を与えるもので、フレーズ感のメリハリの効いた、個性的な解釈も随所に聴くことが出来ます。また今回は版の明記がされておりませんが、第2楽章での打楽器の使用を始め旧盤同様ノーヴァク版を基調としながらも、第4楽章冒頭の頻繁なリタルダンドなどは前回以上にイン・テンポで進められている印象です。 対位法的な面白さをしっかり味わえるヴァイオリンの両翼配置に加え、ワーグナー・チューバをホルンとは反対となる右側、トロンボーンとバス・チューバの前に持ってくることでアンサンブルの親和性を向上させるとともに、響きに奥行きを与えることにも成功。再録音の期待に応える素晴らしいアルバムです。 パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管は、ブルックナー生誕200年となる2024年までに、さらに第8番、第9番の録音を予定しているということです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10370

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年4月号)★-

    〈HAYDN 2032 第13集〉
    ~ホルン信号~
    交響曲 第31番・第59番・第48番 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ]

    発売日:2023年01月27日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ソロ続々の「ホルン信号」を中心に、第13弾は全て表題付きの傑作揃い!ハイドン生誕300周年にあたる2032年までに、この「交響曲の父」が残した107曲の交響曲全てを録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニの注目企画が、第1巻(ALPHA670)がリリースされた2014年から8年を経てますます充実をみせています。エステルハージ侯爵家での30年近くに及ぶ現役活動中、ウィーンから遠く離れた侯爵領で世評を気にせず試行錯誤を繰り返しながら書かれたハイドンの一連の交響曲は、ティンパニやトランペット、クラリネットを使わない小規模な二管編成でも驚くほど多彩な音楽作法で聴きどころが尽きませんが、今回はその中でも特に味わい深い中期前半の3曲を厳選。 各パートのソロが多く聴きどころに事欠かない長大な第31番「ホルン信号」、独立した管楽器パートが一対のオーボエとホルンだけの小規模編成で変幻自在の展開が続く第59番「火事」、打楽器が入らないオリジナル版の演奏でも勇壮なスケールを存分に感じさせる第48番「マリア・テレジア」、といずれもアントニーニ自身の楽団であるイル・ジャルディーノ・アルモニコならではの、全奏者の個性が生かされながら豊かな一体感あふれる解釈が映える作品ばかり。特に「ホルン信号」では、圧倒的かつ痛快な吹奏でデュナーミク豊かなサウンド作りをみせる4人のナチュラルホルン奏者たちの活躍もさることながら、コントラバスやヴィオラにまでソロが出てくる終楽章での大規模室内楽風アンサンブルが絶妙で、個々の楽器の妙味をじっくり味わえます。 最新研究を反映した解説(国内仕様盤は日本語訳付き)でも、各曲の表題にまつわる謎やアントニーニの解釈上の見解など情報満載。どこまでも見逃せない内容です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA914

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    『聖と俗と』
    ~ヴィヴァルディ独唱作品集~ 詳細ページ
    [ティム・ミード、ジョナサン・コーエン、アルカンジェロ]

    VIVALDI, A.: Sacred and Secular Works (Sacroprofano) (Mead, Arcangelo, J. Cohen)

    発売日:2023年01月27日 NMLアルバム番号:ALPHA914

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    気鋭カウンターテナーと俊才集団による“赤毛の司祭”の声楽世界聖職者として研鑚を積み司祭になったにもかかわらず、教会の仕事もそこそこにヴェネツィアのピエタ慈善院の音楽教員として女子生徒たちからなるオーケストラを指揮、自らもヴァイオリンを圧倒的な腕前で弾きこなしたヴィヴァルディ。作曲家として彼が残した作品は「四季」の4曲のような独奏協奏曲やソナタなどの器楽ばかりでなく、謝肉祭シーズンの水の都を湧かせたオペラや教会向けの声楽作品も多く残しています。 バロック・オペラの世界を中心に、本拠の英国に留まらない活躍をみせるジョナサン・コーエン指揮の古楽器楽団アルカンジェロが、この大作曲家と本格的に録音物で向き合うのは今回のアルバムが初。やはり声楽中心の選曲で、パートナーに選ばれたのは躍進めざましい英国のカウンターテナー歌手、ティム・ミード! 温もりと透明感を兼ね備えた圧倒的な美声は、ヴィオラ・ダモーレ独奏の典雅な響きに彩られる「ニジ・ドミヌス」から、躍動感豊かに恋の栄光を歌いあげる「恋の神よ、分かった、おまえの勝ちだ」まで、ヴィヴァルディの聖と俗の両面を鮮やかに描き出してゆきます。弦楽のための協奏曲やシンフォニアでの立ちまわり含め、アルカンジェロの一体感ある音楽性も絶妙のアンサンブルで存在感豊かに音楽の魅力を伝えてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA943

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    『モーツァルトとマンボ』 2
    キューバン・ダンス
    (ヴァイナル・ヴァージョン) 詳細ページ
    [サラ・ウィリス、ハバナ・リセウム・オーケストラ、ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン、サラバンダ ほか]

    発売日:2023年01月20日

    LP 2枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    大ヒット・アルバム「モーツァルトとマンボ」第2弾のアナログ盤登場!ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)。「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。 その後コロナ禍を乗り越えて2022年にリリースされ、こちらも大ヒットとなった第2弾のアナログ盤が登場します。 モーツァルトのホルン協奏曲2曲と共に今回メインとなるのは、キューバの若い作曲家たちに委嘱した「ホルンと弦楽とパーカッションのためのキューバン・ダンス」6曲。ベルリン・フィルではあまり聴くことの出来ないサラ・ウィリスの伸びのあるソロと、陽気で熱気あふれるキューバ音楽の魅力をたっぷりと味わうことが出来ます。 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・バンドのツアーにも参加したカルロス・カルンガの張りのある歌声、今回の録音中に83歳の誕生日を迎えたというギロ(グイロ)の名手エンリケ・ラサガの妙技、そしてハバナ・リセウム・オーケストラの素晴らしい演奏も大きな聴きどころです。

  • 商品番号:NYCX-10366

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    発売日:2023年01月13日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    コパチンスカヤ&サイ、スーパー・デュオ再び!今や鬼才の名を欲しいままにしているヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。2008年にリリースされた彼女のデビュー・アルバムでパートナーを務めたのが、こちらも当時から鬼才の呼び声高いコンポーザー・ピアニスト、ファジル・サイでした。その後も共演を重ね、名コンビとしての評判を揺るぎないものにしているこの二人が、およそ15年ぶりに録音に臨んだのがこちらのアルバム。 お互いに「火山のように不屈の精神力とエネルギーを持つピアニスト」、「公演の度に異なったキャラクターと新しいストーリーを自然に繰り出してくる変幻自在なヴァイオリニスト」と評する二人がここで聴かせるのは、バルトーク、ブラームス、ヤナーチェクによる全く異なった性格を持つソナタ3曲。2つの個性が時に寄り添い、時にせめぎ合いながら紡ぐ音楽は、他では味わえない陶酔感と火花が飛ぶような激しさを併せ持つ唯一無二のもの。 特にコパチンスカヤが「始まりから終わりまで実に素晴らしい」と評するバルトークがハイライトで、終楽章の緊張感溢れる掛け合いは格別です。

  • 商品番号:ALPHA898

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    フランク(1822-1890)
    交響曲 ニ短調
    贖罪/呪われた狩人 詳細ページ
    [アラン・アルティノグル、フランクフルト放送交響楽団]

    FRANCK, C.: Symphony in D Minor / Rédemption: Morceau symphonique / Le chasseur maudit (Frankfurt Radio Symphony, Altinoglu)

    発売日:2023年01月13日 NMLアルバム番号:ALPHA898

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    コンサートのみならずオペラでも世界的に高い評価を得ているアラン・アルティノグル(アルティノグリュ)が、2020/21のシーズンからシェフを務める(パンデミックのため実質2021/22シーズンから)フランクフルト放送交響楽団との初録音に選んだのは、2022年が生誕200年であるフランクの作品集。有名な交響曲と、演奏機会の多くない2曲を組み合わせたプログラムとなっています。 特に「贖罪」は、オラトリオ『贖罪』の間奏曲として1872年に作曲されたものの、翌年別の曲に差し替えられお蔵入りとなったもので、2021年に世界初録音(FUG791)が行われた貴重な作品。今回の録音にあたっては「呪われた狩人」と共に、最新の出版譜が使用されています。 故国フランスの近代音楽史に大きな影響を与えたフランクの作品を、アルティノグルは深い共感を持って歌い上げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA899

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    プーランク(1899-1963)
    モノ・オペラ《人間の声》
    シンフォニエッタ 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、アレクサンドル・ブロック、リール国立管弦楽団]

    POULENC, F.: Voix humaine (La) / Sinfonietta (Gens, Lille National Orchestra, A. Bloch)

    発売日:2023年01月13日 NMLアルバム番号:ALPHA899

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    ジャンスとブロックの共演によるモノ・オペラの傑作《人間の声》別れを告げられた恋人からの電話を深夜に受け、精神的に追い詰められていく女性を描くコクトーの脚本にプーランクが作曲した《人間の声》。フランス・オペラに格別の相性を示す歌姫ヴェロニク・ジャンスが鬼気迫る演技で歌い上げ、フランス近代音楽で高い評価を得ているアレクサンドル・ブロック率いるリール国立管弦楽団が緊張感溢れる鋭い響きでこれを支える、注目のアルバムです。演奏される機会もそう多くはないこの難曲に、最新の録音として多くの期待に応える一枚といえるでしょう。 カップリングは《人間の声》の10年ほど前に作曲された「シンフォニエッタ」。こちらは打って変わってフランスらしいエスプリに溢れた愛らしい作品で、ブロックの多彩な表現力を堪能することが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA881

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    『ザ・ホィール』
    キャロライン・ショウ室内楽作品集 詳細ページ
    [イ・ジャルディーニ]

    SHAW, C.: Wheel (The) / Gustave Le Gray / Thousandth Orange (I Giardini)

    発売日:2022年12月23日 NMLアルバム番号:ALPHA881

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    話題の作曲家、キャロライン・ショウの室内楽作品1982年に生まれ、ニューヨークを拠点としてヴォーカル、ヴァイオリン、作曲、プロデュースで活躍するキャロライン・ショウ。2013年作曲の「8声のためのパルティータ」でピュリッツァー賞を最年少で受賞、2020年のグラミー賞ではアルバム「オレンジ」が最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞を受賞し、今アメリカで最も話題となっている若手作曲家の一人です。 ここではフランスを中心に活躍するアンサンブル、イ・ジャルディーニのメンバーによる室内楽作品を収録。どの作品も美しく、抒情性の中に前衛性やジャズ、エスニックなどの要素をスパイスのように効かせており、聴きやすいだけでなく、凝った音がたいへん興味を引く音楽となっています。 素焼きの植木鉢を音程別に並べ堅いマレットで叩く独特な楽器が活躍する作品も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-20009

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    シェーンベルク(1874-1951)
    月に憑かれたピエロ
    幻想曲/6つの小さなピアノ曲
    ウェーベルン(1883-1945)
    4つの小品 詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ、ミーサン・ホン、ジュリア・ガレゴ、レト・ビエリ、トーマス・カウフマン、ヨーナス・アホネン ほか]

    発売日:2022年12月16日

    CD国内仕様 解説・歌詞日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    コパチンスカヤが歌う「月に憑かれたピエロ」、
    歌詞日本語訳付きが再登場!
    異才のヴァイオリニストとして不動の地位を築いたといえるパトリツィア・コパチンスカヤ。彼女がヴァイオリンではなく歌でソロをとり、派手なピエロの衣装を着てベルリン・フィルハーモニーほか欧米各国で公演した「月に憑かれたピエロ」は大きな話題となりました。2021年に満を持してCDリリースされ、世界的なヒットとなったアルバムの国内盤を再発売いたします。 このシェーンベルクの問題作は、5人の奏者による室内アンサンブルと、「語るように歌う」シュプレヒゲザング(あるいはシュプレヒシュティンメ)と呼ばれるソロのために書かれおり、現在はソプラノ歌手がソリストを務めることが多く、演奏至難なことで知られています。コパチンスカヤのアプローチは、歌うことよりも演劇的にダイナミックな表情を付けて語ることに主眼が置かれており、これは、この作品を委嘱し初演したアルベルティーネ・ツェーメが歌手ではなく女優であったことを踏まえると、彼女なりに原点を追求した形と言えるかもしれません。時に叫び声に近い激しい表現を加えながらも、コパチンスカヤが持つ音楽的な下地がその芸術性をしっかりと支えており、彼女の、そして作品の新たな魅力を堪能することの出来る素晴らしい出来栄えとなっています。 そのほかの作品では、コパチンスカヤはいつも通りヴァイオリンで参加しており、シェーンベルクが「私的演奏協会」のために編曲したのち、「ピエロ」に近い編成で再編曲した版の「皇帝円舞曲」などを収録しています。

  • 商品番号:ALPHA891

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    ラモー(1683-1764)
    歌劇《ゾロアストル》(1749年版/全曲) 詳細ページ
    [アレクシ ・コセンコ、ジョディ・デヴォス、ヴェロニク・ジャンス 、レイナウト・ファン・メヘレン、タシス・クリストヤニス、マティアス・ヴィダル ほか]

    RAMEAU, J.-P.: Zoroastre [Opera] (Devos, Gens, Mechelen, Christoyannis, Vidal, Witczak, Namur Chamber Choir, Les Ambassadeurs, Kossenko)

    発売日:2022年11月25日 NMLアルバム番号:ALPHA891

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    貴重な初演版、当時のオペラ座楽団の編成で!
    ラモーによる楽器法の粋、錚々たる名歌手たちの妙技
    バッハやヘンデルとほぼ同世代で、遅咲きながらフランス王室のみならずパリ市民の音楽シーンを牽引する存在となっていった大御所ラモー。 リュリの歿後、少しずつ時代遅れになりつつあった全5幕形式のフランス正統派歌劇(抒情悲劇)に新たな活況を呼び込んだのも彼で、《ダルダニュス》から10年のブランクを経て1749年に発表した《ゾロアストル》は、初演こそ意欲的・先進的な構成が無理解にさらされ失敗に終わったものの、1756年の改訂版上演以降はフランスの人々にも受け入れられ喝采を浴びました。 そして今回ここに登場するのは、ヴェルサイユ・バロック音楽センターの全面協力を得て実現した幻の初演版! 映像含め既存録音もいくつかある改訂版では音楽構造の分かりやすさを優先させたため失われてしまった、ラモーと台本作家カユザックによる当初の哲学的・先進的アイデアを本来の姿のままに辿れる、最新校訂の楽譜による貴重な初録音です。 初演当時のオペラ座の編成に合わせ管楽器奏者を増やし、低音を左右に振り分けるなど楽器配置も当時流にこだわりながら、故マルゴワールから音楽監督の座を受け継いだ名門楽団ラ・グランド・エキュリーを加えた大編成でこの録音に臨むのは、トラヴェルソ奏者コセンコのもとALPHAやAparté、SONYなど多くのレーベルで名盤を連発しているレザンバサドゥール。頼もしい通奏低音勢に支えられながら、題名役のファン・メヘレンを筆頭に、デヴォス、ジャンスら世代を越えての注目女声歌手、そしてヴィダルにクリストヤニスと、欧州歌劇界の大御所たちが演技力たっぷり織り上げてゆく物語。序曲から絶好調のオーケストラも、随所の聴きどころでの強い求心力で存在感を発揮します。 素顔のラモー芸術の真価を知らしめる新たな名演の登場と言ってよいでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA887

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    『うんざりだ、冬って奴は』
    ~路傍の人たちの嘆きの歌を集めて~ 詳細ページ
    [アルノー・マルゾラーティ、ステファニー・ドゥストラック、レ・リュネジアン、サントメール・オードマリア女声合唱団]

    MERD'V'LÀ L'HIVER - Complaintes des gens de rue (D'Oustrac, Audomaria Women's Choir of Saint-Omer, Lunaisiens, Marzorati)

    発売日:2022年11月18日 NMLアルバム番号:ALPHA887

    CD価格:2,475円(税込)

    「道端」にこそ真実が。古楽プレイヤーたちが魅せる「音楽史の裏側」童謡や民俗舞踊などの伝統音楽にも光を当て、ALPHAに名盤も多いル・ポエム・アルモニークで創設以来重要な役割を演じてきた歌手アルノー・マルゾラーティが、同団体の仲間も含めた経験豊かな古楽プレイヤーを集め、自ら主宰する個性派団体レ・リュネジアン。フランス革命以降の時代を中心に、西洋音楽史の主流がすくい切れずにいた音楽領域を探り続けてきた彼らは『セントヘレナ ~ナポレオンの伝説』(MU044/国内仕様盤NYCX-10219)でもユニークな名演を聴かせました。 今回は時代をぐっと下り第一次大戦前後、ベル=エポックから狂乱の時代に至る華やかなフランス文化の裏で辛酸をなめ、路傍に追いやられた人々の暮らしを扱った詩句にもとづく歌の数々に光を当てます。 俳優として研鑽を積んだ後クリスティに見出され、今やミンコフスキやマナコルダら実力派指揮者たちとの共演が続く個性派歌手ドゥストラックとともに、マルゾラーティは演技力抜群の朗読と鮮やかな歌唱を自在に行き来し、小劇場の極上レビューのごとく変幻自在の音楽世界を展開。ル・ポエム・アルモニークの伝統音楽系アルバムでも活躍した名手続々の器楽勢も、雑味交じりの民俗楽器や手廻しオルガンなど楽器の持ち味を最大限に引き出し、冒頭の「怒りの日」から鮮烈な存在感で歌を彩り続けます。 土臭いシャンソン風味と表裏一体の高雅なワルツも魅力なら、唯一19世紀初頭生まれの歌「フュアルデスの嘆き」での堂々たる展開も聴きごたえあり。いかにもALPHAレーベルらしい1枚です。

  • 商品番号:ALPHA897

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    『ノクターン』
    ラフマニノフ(1873-1943)
    徹夜祷、ビザンティン聖歌 詳細ページ
    [シモン=ピエール・ベスティオン、ラ・タンペート]

    発売日:2022年11月11日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    ベスティオンとラ・タンペートが描く、典礼音楽としてのラフマニノフ「徹夜祷」様々な時代、地域の音楽をユニークな形で組み合わせるコンセプト・アルバムで、世界の合唱シーンを常に刺激するフランスの声楽アンサンブル、ラ・タンペート。今回は指揮者ベスティオンが、一見シンプルな印象を与えながら、実際は合唱をオーケストラのように扱う複雑な手法が当時としては革新的と語る難曲、ラフマニノフの「徹夜祷(晩祷)」に臨みました。 この作品に深い感動を覚えたというベスティオンは、ロシアとルーマニアで経験した正教会の儀式を踏まえ、その典礼的な文脈の中に位置付けてみるために、ビザンティン聖歌と交互に演奏するという手法を採用しています。 宗教音楽らしい奥深さをぐっと増した、たいへん興味深いアルバム。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA793

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    モーツァルト(1756-1791)
    歌劇《皇帝ティートの慈悲》 K.621 詳細ページ
    [ニッキー・スペンス、シモナ・シャトゥロヴァー、アンナ・ステファニー、キアラ・スケラート、ノルマンディ・ルーアン歌劇場、ベン・グラスバーグ]

    MOZART, W.A.: Clemenza di Tito (La) [Opera] (Spence, Šaturová, Stéphany, Orchestre de l'Opera de Rouen Haute-Normandie, Glassberg)

    発売日:2022年11月11日 NMLアルバム番号:ALPHA793

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    俊才グラスバーグと注目歌手たちが魅せる、欧州歌劇界最前線のモーツァルト齢23にしてブザンソン国際指揮者コンクールで優勝したのが2017年。20代の新世代シェフ、英国出身のベン・グラスバーグが音楽監督を務めるフランスのノルマンディ・ルーアン歌劇場は、21世紀に入ってからの急成長で話題をふりまくオペラハウスです。このタッグで、近年リートや近現代作品の録音が増えているニッキー・スペンスをタイトルロールに迎えて、モーツァルトが最晩年に遺したオペラ《皇帝ティートの慈悲》を聴くことは、いわば2020年代初頭時点におけるヨーロッパ歌劇界の先端を体感することと同義と言ってよいでしょう。 タイトルロールの他にもシモナ・シャトゥロヴァー(ヴィテリア)やキアラ・スケラート(セルヴィッラ)ら躍進めざましい歌手たちが続々登場、迫真の表現と細やかな解釈でモーツァルト最晩年の光と影を捉え、堂々たるドラマを織り上げてゆきます。レチタティーヴォのスリリングな展開に寄り添うフォルテピアノも見事なら、オーケストラの立ち回りも実に緩急鮮やかで聴きどころに事欠きません。 中低音に比重を置いた弦楽セクション(6/6/5/5/3)も伸縮自在の機動力をみせ、18世紀の二管編成でも最大級と言ってよいオーケストレーションを立体的に楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA883

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.4〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第23番・第24番 詳細ページ
    [ジュリアン・トレヴェリアン、クリスティアン・ツァハリアス、ウィーン放送交響楽団]

    MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 23-24 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 4) (Trevelyan, ORF Vienna Radio Symphony, Zacharias)

    発売日:2022年11月11日 NMLアルバム番号:ALPHA883

    CD価格:2,475円(税込)

    次世代ヴィルトゥオーゾたちによるモーツァルト第4弾1998年英国生まれの若きピアニスト、ジュリアン・トレヴェリアンが弾くモーツァルトを2曲収録。2015年のロン=ティボー国際コンクールにおいて1位なしの2位に史上最年少の16歳で入賞して以降、様々なコンクールで入賞を繰り返している俊才です。 今回はモーツァルトを得意としてきた名ピアニスト、クリスティアン・ツァハリアスによる絶好のサポートを得て、自作カデンツァを含むプログラムを披露。柔らかいタッチと多彩な表現が大きな魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10349

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年1月号)★-

    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第3番・第5番
    ポヒョラの娘 詳細ページ
    [サントゥ=マティアス・ロウヴァリ、エーテボリ交響楽団]

    SIBELIUS, J.: Symphonies Nos. 3 and 5 / Pohjola's Daughter (Gothenburg Symphony, Rouvali)

    発売日:2022年10月28日 NMLアルバム番号:ALPHA645

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    漲る生命力!
    ロウヴァリによるシベリウス第3弾は、難曲第3番と人気曲第5番の組み合わせ
    世界各国で高い評価を得た第1番、第2番に続く、ロウヴァリとエーテボリ響によるシベリウス交響曲全集の第3弾が登場。これまで第2番はレコード芸術誌2021年11月号「新時代の名曲名盤500」で同曲の第1位に、第1番は第2位に選出されています。 今回はシベリウス転換期の重要作第3番と高い人気の第5番、そして第3番の前年に書かれた交響詩「ポヒョラの娘」を収録。これまでのアルバム同様、今回もテンポやダイナミクスの設定に個性的な解釈が聴かれますが、新鮮であると共に大きな説得力を持つことに驚かされます。 (以下「曲目・内容」欄に記載)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10350

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    『憧れ ~ライヴ・イン・ロッテルダム
    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第4番
    ベルク(1885-1935)
    初期の7つの歌/4つの歌 Op.2
    (全て声楽と室内アンサンブル版) 詳細ページ
    [バーバラ・ハンニガン、ラウル・ステファニ、ロルフ・フェルベーク、カメラータRCO]

    BERG, A. / MAHLER, G. (Austrian) - Vocal and Orchestral Music (Sehnsucht) (Hannigan, Steffani, Camerata RCO, Verbeek)

    発売日:2022年10月28日 NMLアルバム番号:ALPHA872

    CD国内仕様 解説・歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    小編成と無観客、パンデミックの時代ならではのライヴで聴く、ウィーン世紀末主にオランダで指揮者、編曲者として活躍しているロルフ・フェルベークと、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の団員で組織される室内アンサンブル、カメラータRCOによるベルクとマーラー。 ベルクの『初期の7つの歌』では、ピアニストとして活躍したレインベルト・デ・レーウがオリジナルのピアノ譜から編曲した版(作曲者自身による管弦楽版も参考にしていると思われます)、『4つの歌曲』はオランダ放送フィルの打楽器奏者であり、デ=メイ「指輪物語」の管弦楽編曲などでも知られるヘンク・デ・フリーヘルによる版を使用。マーラーの交響曲第4番は、シェーンベルクの弟子であったエルヴィン・シュタインが「私的演奏協会」のために編曲したもの。 ソリストを務めるのは後期ロマン派、新ウィーン楽派から同時代音楽までのスペシャリストであるバーバラ・ハンニガンと、オランダの若きバリトン、ラウル・ステファニ。2020年からの世界的パンデミックの中で、様々な管弦楽作品を小編成のカメラータRCOのために編曲してきたというフェルベークとアンサンブルの意思疎通は非常に親密なもので、ハンニガンらも奥行きのある表情でこの秀演をさらに表現豊かなものにしています。 このアルバムはロッテルダムのデ・ドゥーレンにて収録されたストリーミング用無観客公演の様子を収めたもの。今の時代ならではのライヴ・パフォーマンスと言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA873

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    〈弦楽四重奏曲全集 第1集〉
    弦楽四重奏曲 第1番-第3番 詳細ページ
    [ヴァン・カイック四重奏団]

    MENDELSSOHN, F.: String Quartets (Complete), Vol. 1 (Van Kuijk Quartet)

    発売日:2022年10月28日 NMLアルバム番号:ALPHA873

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ヴァン・カイックQによるメンデルスゾーン弦楽四重奏曲全集、第1弾2012年にフランスで結成され、2015年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝、ALPHAレーベルからモーツァルトを軸に次々とアルバムをリリースし、2019年春には初来日も成功させたヴァン・カイック四重奏団が、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全集に臨みます。 第1弾には第1番から第3番までを作曲順に収録。作曲家十代後半の作品で当時まだ冒険的であった短調で書かれた第2番、二十歳の頃に書かれ第2番同様ベートーヴェンの影響が強い第1番、作曲家として演奏家として多忙な日々を送っていた二十代の終わりに書かれた3曲のうちの1曲である第3番。 ヴァン・カイック四重奏団は、若き日の2作品の瑞々しさと第3番の充実ぶりを、彼ららしい流麗な音楽の語り口と躍動的な表現で聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA882

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.3〉
    ヴァイオリン協奏曲 第4番
    フルート協奏曲 第1番
    ピアノ協奏曲 第6番
    詳細ページ
    [ルズヴィ・グディム、ジョセフィーヌ・オレック、ジェネバ・カネー=メイソン、ハワード・グリフィス、ウィーン放送交響楽団]

    MOZART, W.A.: Concertos, K. 218, 238, 313 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 3) (Gudim, Olech, Kanneh-Mason, Griffiths)

    発売日:2022年10月28日 NMLアルバム番号:ALPHA882

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    次世代ヴィルトゥオーゾたちによるモーツァルト第3弾は、粒ぞろいの名手が集結!30年以上にわたり若いアーティストたちを支援しているスイスのオルフェウム財団とALPHAが協力し、次世代の若いソリストたちによるモーツァルトの協奏曲をリリースするシリーズ第3弾。 ルズヴィ・グディムはオスロ出身でジュリアード音楽院に学び、ユーディ・メニューイン国際コンクールなど数多くのコンクールに入賞、イツァーク・パールマン、クリスティアン・テツラフを始め数多くの巨匠たちと共演を重ねている俊英。ジョゼフィーヌ・オレックはフランス出身で2017年よりロッテルダム・フィルの首席フルート奏者を務め、2019年にはカール・ニールセン国際音楽コンクールで優勝し、Es-durやORCHIDといったレーベルから既にソロ・アルバムもリリースしています。ジェネバ・カネー=メイソンはイギリス出身で音楽一家に育ち(チェリストのシェク・カネー=メイソンは兄)、数多くのコンクールに入賞しヨーロッパ各地で活躍している2003年生まれの若きピアニスト。才能豊かな3人による演奏が楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA884

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    シューベルト(1797-1828)
    ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 Op.99
    ピアノ五重奏曲 イ長調 「鱒」 詳細ページ
    [ブッシュ三重奏団、ダニエル・パルミツィオ、ナオミ・シャハム]

    SCHUBERT, F.: Piano Trio No. 1 / Piano Quintet, "Die Forelle" (Palmizio, Shaham, Busch Trio)

    発売日:2022年10月28日 NMLアルバム番号:ALPHA884

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ブッシュ三重奏団によるシューベルト第2弾、「鱒」登場!2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。 ALPHAレーベルで、ドヴォルザークのピアノを含む室内楽作品全集を完結させた彼らが、続いて取り組んでいるシューベルトの第2弾。「冬の旅」などと同時期の作品ながら伸びやかな美しさを湛えたピアノ三重奏曲第1番、二十代前半に書かれ活き活きとした曲想と親しみやすいメロディで広く人気のピアノ五重奏曲「鱒」を収録。彼ららしく起伏に富んだ瑞々しい演奏で、これらの作品の魅力を最大限引き出しています。 「鱒」で共演のダニエル・パルミツィオは数々のコンクールで入賞し、ソリストとして活躍するヴィオラ奏者、指揮者。バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ(ヴィオラ版)とブラームスのヴィオラ・ソナタを集めた録音(Zefir Records)などで高く評価されています。 ナオミ・シャハムはゲヴァントハウス管のコントラバス奏者を経て、ブタペスト祝祭管、マーラー・チェンバー、ウエスト・イースト・ディヴィアン管などで活躍しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10347

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    『フランクール兄弟とその周辺』
    フランス18世紀、ヴァイオリンとクラヴサンのための作品集 詳細ページ
    [テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト、ジュスタン・テイラー]

    発売日:2022年10月21日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    フランス最前線をゆく2名手の鮮やかな共演!
    バロックとロココの洗練を伝える一族の音楽、馥郁と
    フランス新世代を担うクラヴサン奏者ジュスタン・テイラーの快進撃が止まりません。独奏者としての注目度もさることながら、声楽家との共演や室内楽への関心の高さは録音活動にもよく表れています。彼とともにアンサンブル「ル・コンソート」を創設したバロック・ヴァイオリン奏者テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト(スワルト)も同様に躍進めざましい新世代名手で、こちらはharmonia mundi franceでの大御所ウィリアム・クリスティとの二重奏盤も話題を呼びました。 この若き俊才2人が阿吽の呼吸で紡ぎ出す演奏が、いかに瑞々しい音楽のひと時を生むかを強く印象づけるアルバムが登場。フォルクレ、ラモーと「一族」単位で音楽遺産を追ってきたテイラーの録音活動の一環として、今回はクライスラーの偽作で名前だけは有名なフランクールを紹介。 フランソワ・フランクールは『四大元素』で有名なジャン=フェリ・ルベルの息子フランソワ・ルベルとオペラで共作を続け、マリー=アントワネット婚礼祝典でリュリの作品を古典派風に改作するなど世紀後半まで活躍しましたが、若い頃にはヴァイオリン奏者として鮮烈なソナタも続々発表。彼の兄や甥などの作品を交え、共作舞台音楽の足跡も追う体系的な選曲は、全く未知の作品ばかりであるにもかかわらず、たおやかに伸縮するラングロワ・ド・スヴァルトの弦の魅力、これに呼応するテイラーの優美というほかないタッチの妙で、次へ、また次へ……と聴き進めずにおれません。 フランス古楽シーンの充実を圧倒的に印象づける鮮烈な1枚、ALPHAならではの見逃せないリリースです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA638

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    『私の中のゴッホ』
    ゴッホとクリムトの時代を巡るア・カペラ・コーラスの旅 詳細ページ
    [ペーター・ダイクストラ、オランダ室内合唱団]

    Choral Concert: Netherlands Chamber Choir - DEBUSSY, C. / MAHLER, G. / SAINT-SAËNS, C. / SCHOENBERG, A. / STRAUSS, R. (Van Gogh in Me)

    発売日:2022年10月21日 NMLアルバム番号:ALPHA638

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    極上の美しさ! ダイクストラが導くア・カペラの世界ペーター・ダイクストラ率いるオランダ室内合唱団による、ゴッホとクリムトが生きた19世紀末近辺のフランスとドイツの音楽を集めたア・カペラ・アルバム。 サン=サーンス、ドビュッシー、リヒャルト・シュトラウス、シェーンベルクといった大家の合唱作品が聴けますが、サティの「ジムノペディ第1番」(この編曲による世界初録音)などの合唱編曲版などが収録されているのが嬉しいところ。中でも、妻アルマの作品と会話のように交互に収められたマーラーの編曲版に注目で、彼らならではの高純度のア・カペラで歌われる「原光」や交響曲第5番「アダージェット」の美しさは、まさに天国的と言えるでしょう。合唱編曲の多くは、この分野で定評のあるドイツの作曲家クリトゥス・ゴットヴァルトによるものです。 またこの作品はイタリアのアート集団「fuse*」とのコラボレーションとなっており、実演では、ステージ上の大きなスクリーンにゴッホとクリムトの絵を元にしたイメージを投影し、それが観客と演奏者の生体反応をリアルタイムに反映して次々と変化していく、インスタレーションの要素を導入していました。その様子もブックレットにカラーで掲載されています。

  • 商品番号:ALPHA641

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    発売日:2022年10月14日

    CD 6枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    ラルペッジャータの世界進出はALPHAレーベルと共に
    神々しささえ宿る初期の5アルバムを一堂に!
    オーストリア出身で古楽器ハープとテオルボを弾きこなすクリスティーナ・プルハールを中心に、フランスで活躍する世界的撥弦楽器奏者たちを軸としたユニークな編成で、地域性に根差した伝統音楽のテイストを適切に取り入れて新鮮な17世紀音楽解釈を打ち出し、世界を興奮させてきた古楽アンサンブル・ラルペッジャータ。その躍進は奇しくもフランス随一のレーベルALPHA創設初期の快進撃と重なり、当時ディレクターが力を入れていた口承音楽や即興演奏などの領域にも踏み込んだスタイリッシュなアルバム作りで話題を呼んできました。 後にメジャーレーベルへと移る前の、いわば稀少な原石が世界市場を揺るがす宝石へとカットされてゆく過程の彼らが、いかに魅力的な古楽世界を切り拓いていたかを、ALPHAで制作された5つのアルバムを通じて実感できる貴重なBOXが装いも新たにカタログ復活となります(旧品番: ALPHA818)。 17世紀のローマで幾多の芸術家たちの仕事を横目に活躍をみせたカプスベルガーやランディ、声の魔術師マルコ・ビズリーを中心に名歌手たちがバロックの粋を描き出すカヴァリエーリ《魂と肉体の劇》、イタリア伝統音楽に新境地を拓いたプレイヤーたちをゲストに、バロック期の即興演奏を民俗音楽と結びつけ古楽のイメージを一新した伝説的アルバム2作……ALPHAならではの、演奏現場の気配まで伝えるカリスマ的録音技師ユーグ・デショーのエンジニアリングも群を抜いて素晴しく、欧州シーンの最前線をゆくソリスト続々の演奏陣から繰り出される古楽器の音色や歌声のひとつひとつを克明に味わい尽す喜びが6枚のCDに詰まっています。

  • 商品番号:ALPHA880

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    『デュオ/ソロ』
    無伴奏チェロ作品とアルメニア民謡の出会い 詳細ページ
    [アストリグ・シラノシアン]

    Vocal and Cello Recital: Siranossian, Astrig - BACH, J.S. / KODÁLY, Z. / LIGETI, G. (Duo Solo)

    発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:ALPHA880

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    アストリグ・シラノシアンがチェロと美声で紡ぐ、東と西の出会いリヨンの生まれでアルメニアの血を引くアストリグ・シラノシアンが、無伴奏チェロのための名曲と、自らのルーツであるアルメニアの伝承歌を並べた興味深いアルバムをリリース。特に大バッハの無伴奏チェロ組曲第1番では、各楽章の間にアルメニアのごく短いメロディを挟み込み、西洋クラシックを代表する名曲と東洋的な節回しが対話するような興味深い構成となっています。 各民謡では、チェロのみによって奏でられる「アラガツの山」を除く5曲で、自らのチェロの伴奏に乗って歌うシラノシアンの美しい弾き語りも堪能。 人の声と、それに最も近いと言われるチェロとの、いわばデュオを披露して楽しませてくれます。

  • 商品番号:ALPHA892

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    『魔法のオペラ』
    モーツァルト、ハイドン、サリエリ ほか
    ウィーン古典派のアリア
    詳細ページ
    [コンスタンティン・クリンメル、リュディガー・ロッター、ホフカペレ・ミュンヘン]

    Opera Arias (Baritone): Krimmel, Konstantin - MOZART, W.A. / HAYDN, J. / SALIERI, A. (Krimmel, Hofkapelle München, Lotter) (Zauberoper)

    発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:ALPHA892

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    魔術、哲学、フリーメイソン…
    ウィーン古典派の素顔に迫る選曲、俊才クリンメルの美声で古楽器演奏と共に
    ヘンデルやモンテヴェルディのようなバロック作品からRシュトラウス、ブリテンといった近代作品に至るまで、さまざまな指揮者たちとステージを重ねオペラ、歌曲、宗教音楽と幅広い分野で注目を集めている1993年生まれのドイツのバリトン歌手、コンスタンティン・クリンメル。骨太の選曲で好感を呼んだALPHAデビュー盤のドイツ歌曲集(ALPHA549)に続き、新作は実力派の古楽器オーケストラとの共演によるウィーン古典派のアリア集。今回も注目のプログラムで、モーツァルトが活躍し人気を失ってゆく頃のウィーンにどれほど精彩に富んだ歌劇世界が広がっていたか、作曲家の知名度に惑わされることなく見事に伝えてくれる選曲になっています。 テーマは「魔法」。18世紀末の大都市に暮らす人々を喜ばせた奇術的パフォーマンスの奥にフリーメイソン思想にも通じる哲学的神秘が息づく、妖術・魔法の類が題材となったオペラからバリトン歌手のためのナンバーを厳選。この分野の嚆矢となったヴラニツキー《オベロン》、国際的名声を爆発させつつあった頃のサリエリの隠れ名作《トロフォニオの洞窟》、モーツァルト《魔笛》のヒットに続いたシカネーダー劇団の合作《賢者の石》にヴィンターの《魔笛 続編》、見過されがちなハイドン後期の充実歌劇《哲学者の魂》など、ぴりっと風刺が効いた短い曲から充実の大作までの作品美をじっくり堪能させてくれます。 ホフカペレ・ミュンヘンの的確な演奏解釈も頼もしく、18世紀ウィーンの息吹を脈々と感じられる1枚に仕上がっています。

  • 商品番号:ALPHA877

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    『失われた宝石の数々』
    19世紀フランス歌劇のコロラトゥーラ秘曲集 詳細ページ
    [ジョディ・デヴォス、ピエール・ブルーズ、フランダース放送合唱団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団]

    Opera Arias (Soprano): Devos, Jodie - ADAM, A. / AUBER, D.-F. / MASSÉ, V. / MEYERBEER, G. (Bijoux perdus)

    発売日:2022年09月30日 NMLアルバム番号:ALPHA877

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    どれ一つとっても、忘却されたことが嘘のよう!
    華麗なコロラトゥーラがデヴォスの名歌唱で甦る
    イタリアのベルカント作品やワーグナーの楽劇などの傍ら、フランス19世紀のオペラは近年までやや日陰の存在に甘んじていましたが、21世紀に入って急速に復権が進み、かつてヨーロッパ全域の歌劇世界を牽引した当時の勢いが生々しく思い起こされつつあります。現代蘇演される幻の名作も少なくありませんが、ここではそうした19世紀の知られざる声楽作品の再発見に大きく寄与している新世代の名歌手ジョディ・デヴォスの独唱で、オーベール、マイアベーア、トマらをはじめとする重要作曲家たちの作品に盛り込まれた華麗なコロラトゥーラ・ソプラノのためのナンバーを厳選。 中には《ディノーラ》の影の歌のようにモッフォ、サザーランド、ダムラウら新旧の名歌手たちが歌いこなした作品もありつつ、多くは滅多に録音されない稀少作品ばかり。18世紀の名カストラート、ファリネッリを主人公にしたオーベール《悪魔の取り分》や、バレエ《ジゼル》の作曲者アダンの秘作でタイトルの元にもなっている《失われた宝石》など、多くは他ではまず聴けない稀少さでありながら、デヴォスの伸びやかな歌唱もあり、どの曲も第一級のイタリア・オペラにもひけをとらない抜群の存在感で耳を捉えてやみません。 ブルーズ率いるブリュッセル・フィルも、作品の魅力をよく捉えた迫力満点の演奏で好サポートを聴かせます。ロマン派フランス音楽の面白さを再認識させ、未知の音楽への探求心を改めて掻き立ててくれる1枚です。

  • 商品番号:NYCX-10342

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    モーツァルト(1756-1791)
    《ドン・ジョヴァンニ》序曲
    ピアノ協奏曲 第23番
    交響曲 第40番 詳細ページ
    [アンドレアス・シュタイアー、ジュリアン・ショーヴァン、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ]

    発売日:2022年09月23日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    古楽器の敏捷性と機微が光る堂々たる大作群、
    シュタイアーの即興性溢れるフォルテピアノも絶妙
    Apartéレーベルでのハイドン「パリ交響曲」シリーズで注目すべき実績を上げた後、ALPHAでモーツァルトの重要な管弦楽作品を体系的に録音してゆくSimply Mozartシリーズを開始したフランス最前線の古楽器オーケストラ、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。「ジュピター」などを収録し世界中で高い評価を博した第1弾(ALPHA776/NYCX-10256)に続き、第2作は同じ後期交響曲群中唯一の短調作品であるト短調の第40番と、パリに自筆譜が残っている2作(《ドン・ジョヴァンニ》序曲、ピアノ協奏曲第23番)という重要作揃いのプログラムです。 協奏曲のソリストに迎えられたフォルテピアノの大御所アンドレアス・シュタイアーは、意外にもモーツァルト協奏曲の録音が決して多くはなく、20世紀終わりにTeldecからリリースされたコンチェルト・ケルンとの4曲(第9、17、18、19番)以来の満を持しての新録音! 随所に聴こえる通奏低音としての即興含め、当時の演奏習慣を踏まえた装飾が盛り込まれた解釈の流麗さはますます冴えわたるばかり。シュタイアーとともに自筆譜を検討し演奏に反映させたというル・コンセール・ド・ラ・ロージュの各セクションも古楽器ならではの機微に満ちた解釈で、ヴァイオリンを弾きながら指揮するショーヴァンのもと意欲溢れる一体感で各作品の深みと迫力をあざやかに伝えてやみません。 なおここではクラリネットの入った版を使用。終楽章の半音階的楽想をふまえ第40番にあえて添えられた「十二音技法」という副題(彼らのコンサートの聴衆から募集し、団員によって選ばれたものとのこと)にも現れている通り、作品本来の姿を徹底して見つめ直した先に垣間見えるモーツァルトの先進性に改めて驚かされます。 自筆譜がパリに辿り着いた経緯やシュタイアーへのインタビューなど、解説も貴重な情報満載です(仏・英・独語/国内仕様盤は日本語訳付)。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA876

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    『ラモー、ポンパドゥール夫人の庇護下で』
    《アストレの帰還》と《シバリスの住民たち》 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    RAMEAU, J.-P.: Retour d'astrée (Le) / Les Sybarites [Operas] (Perbost, Witczak, Lefebvre, Ensemble Les Surprises, Camboulas)

    発売日:2022年09月23日 NMLアルバム番号:ALPHA876

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ラモー芸術の粋が詰まった稀少な二つの“1幕物”。
    フランス最前線の精鋭陣による演奏で
    1733年、齢50の年に初めてのオペラ《イポリートとアリシ》で物議を醸して以来、遅咲きながら瞬く間にフランスで最も話題の舞台音楽作曲家となったラモー。独自の作風を見出し名声の絶頂を迎えた彼の評判は間もなくルイ15世の王室に届き、1740年代には王の公妾となった稀代の文化人ポンパドゥール夫人からの愛顧を受けつつ、独特な作風をより洗練されたものへと進化させてゆきます。 フランス最前線の古楽シーンから届いた今回の録音では、そんな時期にポンパドゥール夫人の肝煎りで複数回上演された音楽劇《愛の驚き》から、過去に録音されることのなかったプロローグ(序幕)と、1757年の再演時に新たに挿入された第2幕の原型となった《シバリスの住民たち》を収録。 すでに名歌手ヴェロニク・ジャンスとの共演盤『PASSION』(ALPHA747/国内仕様NYCX-10234)でフランス古楽との抜群の相性を印象づけたアンサンブル・レ・シュルプリーズが、俊才歌手たちとともに、両作品の細部にいたるまで徹底的に吟味した解釈で比類ない名演に昇華。詩句の味わいを活かした歌唱もさることながら、無孔ナチュラル・トランペットを吹きこなすマドゥーフ兄弟やボンポルティ国際コンクール優勝者でもあるヴァイオリンの出口実祈など、注目すべき演奏家たちが多数揃った器楽勢の頼もしい共演も見事です。 ラモー特有の音使いのユニークな魅力を心ゆくまで味わえる一編です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10337

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-

    ストラヴィンスキー(1882-1971)
    春の祭典
    カプリッチョ
    八重奏曲 詳細ページ
    [ナターリア・ミルステイン、ミッコ・フランク、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    STRAVINSKY, I.: Sacre du printemps (Le) / Capriccio / Octet (Milstein, Radio France Philharmonic, M. Franck)

    発売日:2022年09月16日 NMLアルバム番号:ALPHA894

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ミッコ・フランクによる「春の祭典」、
    ナターリア・ミルスタインを迎えた「カプリッチョ」も収録!
    ミッコ・フランクと手兵フランス放送フィルハーモニー管弦楽団による、ストラヴィンスキーの3様の作品を収めた興味深いアルバム。 「ピアノと管楽器のための協奏曲」(1920)に続き、弦楽器を含む編成で1929年に完成した2曲目のピアノ協奏曲とも言える作品が、ここに収められた「カプリッチョ」。フランスでロシア系音楽一家に生まれた若き名手ナターリア・ミルスタインが、力強くも瑞々しい演奏を聴かせます。 1920年代のストラヴィンスキーは管楽器に重きを置いていましたが、1923年完成の「八重奏曲」は木管と金管の混成でオーボエやホルンを欠くやや特殊な編成で書かれたもの。ここではフランス放送フィルのメンバーによる妙技を楽しむことが出来ます。 1910年にバレエ・リュスのために書かれた代表作「春の祭典」ですが、ミッコ・フランクは大規模な編成をいたずらに鳴らすことなく、深いスコアの読み込みとメリハリの効いたリズム処理により、作品の持つ狂気と物語性を、決して表面的にならずに緻密に奥深く表現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10336

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-

    『モーツァルトとマンボ』 2
    キューバン・ダンス 詳細ページ
    [サラ・ウィリス、ハバナ・リセウム・オーケストラ、ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン、サラバンダ ほか]

    Horn Recital: Willis, Sarah - ARAGÓN, J. / GAVILONDO, P. / MOZART, W.A. / OLIVA, E. / OLIVERO, E. / VERA, M.T. (Mozart y Mambo - Cuban Dances)

    発売日:2022年09月09日 NMLアルバム番号:ALPHA878

    CD国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    大ヒット企画の続編登場!
    豪華ゲストも参加の「モーツァルトとマンボ」第2弾
    ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)。「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。コロナ禍を乗り越え、満を持してその第2弾が登場します。 モーツァルトのホルン協奏曲2曲と共に今回メインとなるのは、キューバの若い作曲家たちに委嘱した「ホルンと弦楽とパーカッションのためのキューバン・ダンス」6曲。ベルリン・フィルではあまり聴くことの出来ないサラ・ウィリスの伸びのあるソロと、陽気で熱気あふれるキューバ音楽の魅力をたっぷりと味わうことが出来ます。 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・バンドのツアーにも参加したカルロス・カルンガの張りのある歌声、今回の録音中に83歳の誕生日を迎えたというギロ(グイロ)の名手エンリケ・ラサガの妙技、そしてハバナ・リセウム・オーケストラの素晴らしい演奏も大きな聴きどころです。

  • 商品番号:ALPHA724

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    『主が建ててくださらなければ』
    対抗宗教改革期からバロック期にかけての独唱教会音楽 詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    VIVALDI, A.: Nisi Dominus / Invicti, bellate/ RAZZI, S.: O dolcezza (Zaïcik, Le Poème Harmonique, Dumestre)

    発売日:2022年09月09日 NMLアルバム番号:ALPHA724

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    新生ル・ポエム・アルモニークならではの、三つの世紀にわたるイタリア音楽世界フランス屈指のユニークなレーベルAlphaの創設当初から、作曲家の知名度にかかわらず破格のクオリティを誇る注目盤を連発、年を追うごとにレーベルそのものとともに世界的注目度を高めてきたル・ポエム・アルモニーク。17世紀以前の音楽に合わせた編成だったアンサンブル発足時からメンバーは大きく変わり、演目によってはバロック式のオーケストラや歌劇界のソリストたちを交えたカンパニーとしても活躍、演目の幅も大きく広がりました。しかし音楽監督ヴァンサン・デュメストルの感性は一貫してぶれることがなく、結成当初と同じく口承で残ってきた民俗伝統と宮廷音楽との交錯も見据えながら、常に新たな古楽のあり方を追求し続けています。 そんな彼らの最前線を示す、ルネサンス末期からバロックに至るイタリア音楽の「ありのまま」を追求した新録音が登場。主宰者デュメストルはイタリア南部の伝統楽器コラシオーネとバロックギターを適宜持ち替え、時に民俗音楽をも思わせる柔軟な歌唱を聴かせる声楽陣とともに、生々しいイタリア教会音楽の真相に迫ります。 ヴィヴァルディやロカテッリでは弦楽合奏の精緻な響きもさることながら、欧州各地の歌劇場での活躍もめざましいエヴァ・ザイシクの清らかな歌が圧巻。 クレジットされている16名の弓奏弦楽器奏者にはフランスの名手たちもさることながら、パリでの活躍が長いヴァイオリンの川久保洋子や畑野達哉、チェロの五味敬子ら日本からの奏者も目立ちます。 静かな緊迫感と穏やかさをたたえた場の空気感まで伝えるAlphaならではの自然派録音も絶妙な、古楽というフィールドの魅力を再認識させてくれる1枚です。

  • 商品番号:ALPHA870

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    『ユリスのごとく旅する者の幸せよ』
    フランスの詩聖ジョアシャン・ド・ベレーと
    16世紀の作曲家たち
    詳細ページ
    [ドゥース・メモワール]

    Vocal Ensemble Music (Renaissance) - BELLAY, J. du / ARCADELT, J. / LASSUS, O. de (Heureux qui, comme Ulysse) (Kwal, Doulce Mémoire, Dadre)

    発売日:2022年09月09日 NMLアルバム番号:ALPHA870

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    早世の詩聖デュ・ベレーがルネサンス期の作曲家たちに与えた音楽的霊感に迫る、
    Alphaならではの好企画!
    フランス・ルネサンスの詩人といえば、同時代の作曲家たちの他ラヴェルやプーランクなど近代作曲家たちもその詩に作曲したピエール・ド・ロンサール(1524-1585)が有名ですが、このロンサールと交流を持ち、知識人の文語だったラテン語ではなくフランス語で詩作した7人の重要詩人たちが「プレイヤッド(すばる=七星に例えた同時代の優れた詩人7人)」と呼ばれ、文学史では重視されてきました。 中でも早くからロンサールと知遇を得ていたジョアシャン・デュ・ベレー(1522-1560)は、1549年に『フランス語の擁護と顕揚』を著しラテン語に劣らぬフランス語の洗練と重要性を説きつつ、美しい詩作の魅力で宮廷人たちに高く評価されました。作品は音楽家たちにも注目され、フランドル楽派のアルカデルトやラッススら音楽史上名高い重要作曲家が曲をつけた例も少なくありません。 フランス中部トゥールを拠点に、古楽研究と筋の通った演奏実践を続けるドゥース・メモワールは今回、デュ・ベレーの詩にもとづく多様な同時代作曲家たちの作品を厳選。詩句の味わいを活かしながら抜群の古楽歌唱を聴かせる声楽陣、素朴にして妖艶な音色が美しい古楽器奏者たちが織りなす多様な編成で、詩の洗練を大前提とした16世紀フランス声楽の美の真相に迫ります。 ア・カペラ編成でも独唱でも歌われる多声シャンソンや器楽演奏に加え、古楽器の伴奏に乗せフランス語ラップ界の俊才クワルが端正に聴かせるデュ・ベレー作品の朗読も絶美。文学的洗練の音声的側面を、世界的古楽グループの入念なプログラムで堪能できるAlphaならではの充実盤に仕上がっています。

  • 商品番号:ALPHA874

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    アダムズ(1947-)
    管弦楽作品集 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    ADAMS, J.: Orchestral Music (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2022年09月09日 NMLアルバム番号:ALPHA874

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    パーヴォ・ヤルヴィが描く、ジョン・アダムズのポートレートパーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団による、現代アメリカを代表する作曲家ジョン・アダムズの管弦楽作品集。ミニマル、ポスト・ミニマル、ネオ・ロマンティックなどと分類されるアダムズですが、実際はそのどれでもあると同時に一つには括れない柔軟な作風を持っており、同時代のジャズやポップスともお互いに刺激を与え合っています。ここにはそんな彼が約20年に渡って書いた作品を収録。 「スロニムスキーのイアーボックス」は、ストラヴィンスキーの「ナイチンゲールの歌」のいくつかの瞬間がモチーフになっており、管弦楽の爆発的な色彩を楽しめる作品。「父はチャールズ・アイヴズを知っていた」のタイトルは、アダムズによるとモートン・フェルドマンの「フュルステンベルク通りでハイネに会った」に無意識に触発されたようだとのことで、彼の父親カール・アダムズ(この父親からクラリネットを習ったことが、ジョン・アダムズの音楽の原点でした)がアイヴズの知り合いだった事実はないそうですが、マサチューセッツとコネティカットという隣りあわせの州に住んでいた彼らが出会うことがあれば、お互い昼はビジネスマン、夜はアーティストの顔を持つ二人として意気投合しただろうとのこと。曲は、引用を多用したアイヴズの作品をさらに引用するという手法が用いられた、アメリカならではの作品を作り続けた大作曲家へのオマージュとなっています。 「トロンバ・ロンターナ」はポスト・ミニマル的な手法で書かれたファンファーレで、「離れたトランペット」を意味する名が示すように、左右に振り分けられた2つのトランペットが呼び交わす様を神秘的な音響が支える作品。ちなみに「ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン」と共に『2つのファンファーレ』として出版されていますが、これは作曲家が意図したカップリングではないとのことです。 「ロラパルーザ」は「傑出したもの(人)、とんでもないもの」といった意味を持つアメリカの俗語で、サイモン・ラトル40歳のプレゼントとして書かれた作品。この語感をもとにしたモチーフがトロンボーンに現れるほか、様々な要素が組み合わされており、吹奏楽にも編曲された人気曲です。作曲家監修のもと、パーヴォ・ヤルヴィとトーンハレ管は作品のツボを心得た躍動感あふれる演奏を聴かせており、聴き込むほどにその面白さを実感できるアルバムに仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10331

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-

    ヘンデル(1685-1759)
    戴冠式アンセム(全4曲)
    デッティンゲン・テ・デウム 詳細ページ
    [エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル]

    発売日:2022年08月26日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    生々しい18世紀式の迫力そのままに響く、ヘンデルの充実傑作群!ヘンデルの合唱曲の中でも、金管や打楽器を交えたオーケストラが壮麗な響きを作り出す大作はロマン派時代にも人気が高く、19世紀にも多くの作品が蘇演され評判を呼んでいました。その迫力はヘンデル生前の演奏様式に立ち返っても有効なだけでなく、時に現代楽器演奏をも凌ぐインパクトさえ与えうるものであることを、欧州古楽シーンの最前線をゆく才人エルヴェ・ニケがありありと伝える痛快な名演が登場します。 『メサイア』作曲の2年後、オーストリア継承戦争中の英国軍勝利を祝して書かれた1743年の『デッティンゲン・テ・デウム』と、英国王室の式典で今なお演奏される「司祭ザドク」をはじめとする『戴冠式アンセム』(1727年、ジョージ2世の戴冠式のために作曲)のカップリングですが、注目は初演時に近づけた編成の大きさ! 総勢35名の合唱、コントラバス2を含む弦20名、2パートのオーボエ各5にファゴット6、トランペット8にティンパニ2組という大編成を採用。金管には18世紀流の指孔なしナチュラルトランペットの名手マドゥーフ、木管には『王宮の花火の音楽』録音から楽器再現も含めてニケの協力を続けるジェレミー・パパセルジオーら、最前線の名手たちが加わっての演奏はまさに圧倒的。古楽器ならではの響きを伴うファンファーレの痛烈な迫力から、合唱と器楽の玄妙な交錯まで、聴き手をはっとさせる強い存在感の解釈がそこかしこに詰まっています。 ニケとヘンデルの相性の良さを改めてよく示す新時代の名盤です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA560

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    ブリッジ、ドビュッシー、ブリテン:
    チェロ・ソナタ
    ヤナーチェク:おとぎ話 詳細ページ
    [トルルス・モルク、ホーヴァル・ギムセ]

    Cello and Piano Recital: Mørk, Truls / Gimse, Håvard - BRIDGE, F. / BRITTEN, B. / DEBUSSY, C. (Cello Sonatas)

    発売日:2022年08月26日 NMLアルバム番号:ALPHA560

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    名手モルクが奏でる、20世紀を反映するチェロ作品群ノルウェー出身の名手トルルス・モルクが、20世紀に生まれた4つのチェロ作品を収録したアルバムをALPHAからリリース。 第1次世界大戦中に書かれたブリッジとドビュッシーのソナタは、戦争への絶望、抵抗、平和や美への希求など当時の世相と作曲家の心理状態が大きく反映したもの。ブリッジに才能を見出されたというブリテンが1961年に書いたソナタは名手ロストロポーヴィチとの出会いから生まれており、彼に捧げられています。 ヤナーチェクが1910年に書いた3楽章の作品は「おとぎ話」と名付けられ、ヴァシリー・ジュコーフスキーの詩に基づいて作曲されたもの。 モルクはこれらの作品に寄り添いうように歌い、大きな包容力で聴かせます。ピアノは長年共演を続けるホーヴァル・ギムセ。

  • 商品番号:ALPHA864

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    『光に寄す』
    サン=サーンス(1835-1921)
    アーン(1874-1947)

    合唱曲集 詳細ページ
    [クリストフ・グラッペロン、アクサンチュス]

    SAINT-SAËNS, C. / HAHN, R.: Choral Music (À la lumière) (Accentus Chamber Choir, Kohn, Grapperon)

    発売日:2022年08月26日 NMLアルバム番号:ALPHA864

    CD価格:2,475円(税込)

    新時代に向かう精鋭集団アクサンチュス、フランスの後期ロマン派を代表する二人の世界へ合唱という形態が聴かせる表現の驚くべき幅広さを、気鋭指揮者ローラン・エキルベイとともに世界に印象づけてきたアクサンチュス。彼らの拠点でもあるフランスにおいて、21世紀の音盤世界でユニークな立ち位置を占めるレーベルAlphaからのリリースは、19世紀フランス楽壇に新境地を切り開いた名匠サン=サーンスと、早くから才能を開花させ世紀をまたいで音楽シーンを賑わせたアーンの合唱作品集です。 どちらもそれぞれの関心から、バロック以前のポリフォニー音楽を作風の一助としてきた作曲家だけに、注目される機会が多いとは言えない合唱曲の分野にも名品が続々。ロマン派時代ならではの音作りながら古楽との相性が意外にも良い彼らの音楽と、美しい響きに独特の人間的温もりをたたえたアクサンチュスの歌唱が相まって、このアルバムに大きな存在感を与えています。 指揮はエキルベイのもとで経験を積み、ミンコフスキを支える合唱指揮者としても19世紀フランスの声楽作品で実績を上げてきたクリストフ・グラッペロン。俊英室内合唱団の輝かしい新時代の幕開けを飾る注目の新録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA871

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    『ゲタリー』
    ラヴェル(1875-1937)
    ピアノ協奏曲 ト長調 (ピアノと八重奏版) 詳細ページ
    [オーレル・マルタン]

    Piano Recital: Marthan, Aurèle - ALBÉNIZ, I. / CHALMIN, D. / COUPERIN, F. / SAINT-SAËNS, C. / STRAVINSKY, I. (Guéthary)

    発売日:2022年08月26日 NMLアルバム番号:ALPHA871

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    パリ音楽院のほかクレモナやロンドンでも学んだピアニスト、オーレル・マルタンが、故郷であるフランス領バスクの港町ゲタリーに思いを馳せて作ったアルバム。メインとなるのはバスク地方出身の大作曲家ラヴェルによるピアノ協奏曲で、ここではピアノと8人の奏者による小規模編成にアレンジされた版を使用しており、気心の知れた友人たちと息の合った演奏を聴かせます。 そのほかバスクや海の印象を元にした、あるいは近い雰囲気を持つ有名無名の曲が集められた、たいへん美しいアルバム。ラストには、原曲の持つイメージを大胆にデフォルメして重いピアノ曲に生まれ変わった「ホテル・カリフォルニア」と、フランスのバンド、ラ・フェムの曲をほぼそのままピアノに置き換え中間部にサン=サーンスの「水族館」のフレーズを挿入した「Sur la planche(サーフボードの上で)」という、ロック作品を2曲収録しています。

  • 商品番号:NYCX-10319

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年10月号)★-

    〈HAYDN 2032 第12集〉
    ~遊びと愉しみ~
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第61番・第66番・第69番
    作者不詳:
    おもちゃの交響曲 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、バーゼル室内管弦楽団]

    発売日:2022年07月08日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    金管・打楽器の華々しい活躍と、あの謎の名曲
    絶好調の全曲録音シリーズ第12巻登場
    2032年の作曲家生誕300周年に向け、100曲以上が現存しているハイドンの交響曲の全てを録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。今回はハイドンがエステルハージ侯爵家での作曲経験を充分に積み、ひときわ充実した楽器編成のために交響曲を書く機会が増えてきた1775~76年の作品3曲に、「おもちゃの交響曲」を加えた選曲。 20世紀にヨーゼフ・ハイドン作ではないと判明して以降、レーオポルト・モーツァルトかエドムント・アンゲラーかなど、異説が多く提唱されながらも今なお作曲者が確定していない「おもちゃの交響曲」ですが、少なくとも1760年代には楽譜が存在していた真正の18世紀作品であることだけは間違いなく、滅多になされない古楽器での録音を俊才アントニーニによる技ありの指揮で聴けるのは画期的です。 ハイドン作の3曲のうち比較的知られている第69番は、晩年まで戦果を上げ続けた老将軍ラウドン(ロウドン)にちなんだ作品。トランペットとティンパニが響きに華やぎを添えます。第66番は比較的小ぶりの編成ながら、豊かな音作りにハイドンの芸術性の充実が感じられるもの。 イル・ジャルディーノ・アルモニコやゼフィーロでも活躍する名手エミリアーノ・ロドルフィ(オーボエ)や、引く手あまたのカルレス・クリストバル(ファゴット)など俊才古楽器奏者も加わるバーゼル室内管弦楽団の機動力も頼もしく、音楽学者クリスティアン・モーリッツ・バウアーによる最新研究を踏まえた恒例の解説(英・仏・独語/国内仕様には日本語訳付)とともにハイドン作品の奥深さを十全に伝えてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10320

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年10月号)★-

    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第17番・第24番 詳細ページ
    [エリック・ル・サージュ、フランソワ・ルルー、イェヴレ交響楽団]

    発売日:2022年07月08日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ル・サージュが満を持しておくるモーツァルトの協奏曲フランス音楽のスペシャリストとしてはもちろん、ドイツ音楽の解釈でも定評があり、シューマンやブラームスの体系的録音で高く評価されているエリック・ル・サージュ。意外にもモーツァルトに関しては、これまでフランク・ブラレイとのデュオやアンサンブルでしか録音を行ってきませんでしたが、今回ついに、盟友フランソワ・ルルーのサポートを得た2つの協奏曲が登場します。 古典派における短調協奏曲の傑作第24番では、フォーレによるカデンツァを使用しているのがル・サージュらしいところ。演奏はピリオド・アプローチとは言えませんが巨匠風の重たいものでもない、様々な解釈を越えて全くのオリジナルにまとめ上げた、まさにル・サージュならではのもの。軽やかさと伸びやかさ、力強さと抒情性の絶妙なバランスが素晴らしい、聴き応えたっぷりで後味の良い演奏に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA856

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    『DAS HEIßE HERZ』
    シューマン(1810-1856)
    ヴィトマン(1973-)

    歌曲集 詳細ページ
    [クリスティアン・イムラー、アンドレアス・フレーセ]

    WIDMANN, J.: Heisse Herz (Das) / SCHUMANN, R.: Lieder und Gesänge aus Wilhelm Meister (excerpts) / 6 Gedichte und Requiem (Immler, Frese)

    発売日:2022年07月08日 NMLアルバム番号:ALPHA856

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でも知られるドイツのバス=バリトン歌手クリスティアン・イムラーが歌う、シューマンとヴィトマンの歌曲集。持ち前の滑らかな声と豊かな歌唱力で、作品の世界を奥深く表現しています。 現代最も多忙な作曲家の一人イェルク・ヴィトマンが、ドイツの詩人クレメンス・ブレンターノやクラブント、ハインリヒ・ハイネ、子供の不思議な角笛などの詩に曲をつけ、2018年に初演された「DAS HEIßE HERZ (「燃ゆる心」の意)」は、今回が初録音。ピアニストのアンドレアス・フレーセがトラック18で1フレーズだけ、美しいテノールでハーモニーを重ねています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA861

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    『CREATION』
    ~ロッケンハウス室内楽音楽祭40周年記念~
    ヴィンケルマン、メルラン : チェロ協奏曲 ほか 詳細ページ
    [ニコラ・アルトシュテット、イリヤ・グリンゴルツ、ヴィルデ・フラング、ギドン・クレーメル、ヨーナス・アホネン、クレメラータ・バルティカ ほか]

    Cello Recital: Altstaedt, Nicolas - WINKELMAN, H. / MERLIN, R. / MUSTONEN, O. (Creation)

    発売日:2022年07月08日 NMLアルバム番号:ALPHA861

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ロッケンハウス音楽祭40周年を祝う、新作ばかりを豪華アーティストの共演でギドン・クレーメルが中心となり、1981年にオーストリアのロッケンハウスで始められた室内楽音楽祭。40周年となる2021年はコロナ禍の中ながら無事に開催され、ヘレナ・ヴィンケルマンとラファエル・メルランによるチェロ協奏曲2曲が現在の芸術監督ニコラ・アルトシュテットのソロで初演されたほか、音楽祭に所縁のあるアーティストたちが多数の新作を寄せました。 ヴィンケルマンの協奏曲が25分で「ソネット74」が9分ほど、メルランの協奏曲が15分ほどあるほかは、ほとんどが1分前後、長くて3分台という演奏時間の小品ばかり。エサ=ペッカ・サロネン、レーラ・アウエルバッハ、エリッキ=スヴェン・トゥールなどの人気作曲家や、パトリツィア・コパチンスカヤ、オッリ・ムストネンといった気鋭の演奏家たちによる作品が次々と現れ、まるで万華鏡のような面白さです。 音楽祭の創立者クレーメルのほか、参加アーティストの豪華さもこの音楽祭ならでは。

  • 商品番号:ALPHA865

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    『シューベルト・イン・ラヴ』
    ポップス調アレンジで聴くシューベルト作品の魅力
    [LPヴァージョン] 詳細ページ
    [ローズマリー・スタンドレー & アンサンブル・コントラスト with サンドリーヌ・ピオー、エレル・ベッソン]

    発売日:2022年07月08日

    LP価格:2,850円(税込)

    フランスで活躍するポップス界の歌姫が贈る、シューベルトの新しい魅力フランスを中心に活躍し、1930-50年代のポップスを歌うバンド"モリアーティ"のヴォーカリストであるローズマリー・スタンドレーと、近現代音楽を中心にクロスオーヴァー系もアコースティックな楽器でセンスあざやかにこなす実力派集団、アンサンブル・コントラストが手を組んだシューベルトの作品集。ピアノを担当するグループの中心メンバー、ジョアン・ファルジョによる、原曲のイメージを生かした美しくも物憂いアレンジで収めています。 方々から引っ張りだこの人気ソプラノ、サンドリーヌ・ピオーと、ヨーロッパ・ジャズ界で話題の女性トランペッターでALPHAからアルバム(ALPHA298)をリリースしているエレル・ベッソンも参加。心地よく力の抜けたヴォーカルと演奏が、シューベルト作品が本質的に持つ魅力を新しい角度から楽しませてくれます。ピオーがリードする「夜と夢」も絶品。 2020年発売のアルバム(ALPHA418)から、器楽のみによる4つのトラックを省いてアナログ化したもの。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10317

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年9月号)★-

    ベートーヴェン(1770-1827)
    チェロ・ソナタ 第1番・第2番・第3番 詳細ページ
    [ブリュノ・コクセ、モード・グラットン]

    発売日:2022年06月24日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    古楽界の革新的名手2人によるベートーヴェン始動!チェロを中心に様々な中低弦古楽器を操り、最新研究成果を反映させた数々の企画盤で私たちを楽しませ続けているブリュノ・コクセが、十代の頃からの夢だったというベートーヴェンのソナタを録音しました。 フォルテピアノは、フィリップ・ヘレヴェッヘはじめ多くの古楽演奏家から篤い信頼を集め、コクセ率いるアンサンブル、レ・バッス・レユニでも鍵盤を担当するモード・グラットン。使用されたフォルテピアノは、第1番と第2番ではベートーヴェンが初めて手に入れたメーカーと考えられるシュタインの再現楽器、第3番では作曲家が最後まで所持していたとされるメーカー、ブロードウッドのオリジナルを使用。いずれも作曲年代にあわせた選択ということではないようですが、音色の違いを聴けるのは大きな楽しみです。 活き活きとしたコクセのチェロに、多彩な表現で知られるグラットンのピアノが絡み、両者とも楽器の限界に挑むかのような振幅の激しい表現を聴かせてくれるのが魅力で、第2番冒頭の強打と直後の弱音などでは、何ごとかと驚かされるほど。演奏に全く堅いところがなく、聴いていてどこかすっきりとした感覚を呼び起こすほどに自由で闊達、さらに古楽器ならではの個性的な響きがアクセントとなり、非常に気持ちの良いアルバムに仕上がっています。 たくさんの巨匠たちが残してきたこれら傑作の名盤の系譜に、新たに連なる一枚といっても過言ではないでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA863

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    『ESTONIAN PREMIERES』
    現代エストニアの管弦楽作品 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、エストニア祝祭管弦楽団]

    Orchestral Music (Estonian) - AINTS, T. / KÕRVITS, T. / KRIGUL, U. / SUMERA, L. (Estonian Premieres) (Estonian Festival Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2022年06月24日 NMLアルバム番号:ALPHA863

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    パーヴォ・ヤルヴィが紐解く、現代エストニアを代表する管弦楽作品の魅力パーヴォ・ヤルヴィが生まれ故郷エストニアで開始したパルヌ音楽祭をきっかけに、2011年に創設されたエストニア祝祭管弦楽団。ALPHAからの3枚目のアルバムは、エストニアを代表する5人の作曲家の作品集です。 詩的かつ情景的な作風で知られるトヌ・クルヴィッツが、世界的パンデミックで人々が孤独にさらされた2020年、パーヴォ・ヤルヴィに献呈した「To The Moonlight」は「管弦楽のための3つのブルース」の副題を持ち、ブルースのイディオムを用いつつ、困難の時代を生きる人々の心情を表し、またこれに寄り添う美しさを湛えた作品となっています。 管弦楽作品からエレクトロニクス、映画音楽などでも知られるウロ・クリグルによる「Chordae」は元々古代ギリシャ語とラテン語から取った表題に、「和音」、楽器の「弦」、「同意」など様々な言語に引っかけた意味を含ませており、多くの音が重なり合って作られる様々な和音やリズムが次々と現れるドラマティックな作品。また「The Bow」も、「お辞儀」や楽器の「弓」など様々な意味を含むタイトルを持つ力強く美しい作品。いずれもパーヴォ・ヤルヴィに捧げられています。 グレゴリオ聖歌や東洋音楽から影響を受けているエレナ・トゥルヴェによる「L’ombre derrière toi」は、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと弦楽のために書かれた作品で、ここではヴィオラと2つのチェロがソロをとって演奏されます。 オペラなど舞台作品が有名なタウノ・アインツの「序曲エストニア」は、2012年にエストニアの詩人ジャン・ペクの「Mu isamaa(我が祖国)」に作曲した際に、その詩から受けた印象を管弦楽で表現したというもの。 エストニアで最も重要な交響曲作曲家とされるレポ・スメラによる「オリンピック・ミュージック I」は、1980年モスクワ・オリンピックの際、タリンで開催されたヨット・レースのオープニングのために作曲されました。 いずれも調性的で聴きやすいながらも刺激的な作品で、まだまだ知られざるエストニア音楽界の奥深さを教えてくれるアルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10310

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    発売日:2022年06月17日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    カフェ・ツィマーマンの名手が18世紀フランスの響きの真相に迫った、ロココの極致!18世紀のフランス音楽では、ドイツ音楽の堅牢さともイタリア音楽の歌心とも違う、独特な繊細さが大きな魅力となっていますが、作品が生み出された当時の状況や生活様式などを知ることで、その本来の魅力をより深く味わうことが出来ます。歴史的背景への知見を大切にしてきたフランスの気鋭集団カフェ・ツィマーマンの共同主宰者でもあるセリーヌ・フリッシュは今回、そうした文脈の中に作品を並べることで、いかに豊饒な音楽世界が紡ぎ出されているか、各曲の機微を捉えた演奏でありありと示してゆきます。 ポンパドゥール夫人を愛人として迎え、ロココの華やぎに彩られたフランスを長く治めたルイ15世(1710-1774)を主人公に、王室の暮らしの一端を連想させるクラヴサン小品を並べ、その一日を目覚めから就寝まで追体験する本盤は、知名度の低い作曲家たちからクープランの有名作まで驚くほど新鮮に聴こえる画期的プログラム。多彩な音色を使い分けられる使用楽器はロココの繊細な響きそのまま、18世紀音楽の知られざる側面をたっぷり味わわせてくれます。 国内仕様盤には、グスタフ・レオンハルトとの思い出など興味深いエピソード満載の解説訳付き。

  • 商品番号:NYCX-10315

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年9月号)★-

    J.S.バッハ(1685-1750)
    管弦楽組曲(初期稿再現版)(全4曲) 詳細ページ
    [アンサンブル・マスク]

    BACH, J.S.: Overtures (Suites) Nos. 1-4 (Ensemble Masques, Fortin)

    発売日:2022年06月17日 NMLアルバム番号:ALPHA832

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    俊英オリヴィエ・フォルタンと名手たちが解き明かす、
    管弦楽組曲が生まれたときの姿
    カナダ出身のチェンバロ奏者オリヴィエ・フォルタンほか、世界各地の有名古楽器アンサンブルで活躍する名手たちが集ったアンサンブル・マスク。来日公演で日本での知名度も上がっている彼らは、それぞれの高い技術と音楽性、そして極小編成での親密なコミュニケーションを生かし、作品本来の姿を明らかにするパフォーマンスで定評があります。 ここでもバッハの名曲、管弦楽組曲を各パート1人の編成で収録していますが、それだけではなく、現在知られている形の原型とされる、弦楽とオーボエを中心とした編成を再現してみせました。 中でも特徴的なのは通常フルートの独奏が入る組曲第2番で、調を全音下げてイ短調としたうえでオーボエが独奏を受け持ちます。フルートの重要レパートリーとなっている「バディネリ」も、もちろんオーボエが演奏。さらに、通常トランペットとティンパニが入る華麗な第3番は弦楽器のみ、同じく第4番では3本のオーボエが加わります。 いずれも、バッハが本来構想したであろう形であることも興味深いですが、通常と全く違う響きが味わえることにまず興味を惹かれるアルバムと言えそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA828

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    ブリテン(1913-1976)
    歌劇《ねじの回転》 詳細ページ
    [ベン・グラスバーグ、サリー・マシューズ、ジュリアン・ハバード、キャロル・ウィルソン、ジゼル・アレン、エド・ライオン ほか モネ劇場室内管弦楽団]

    BRITTEN, B.: Turn of the Screw (The) [Opera] (S. Matthews, J. Hubbard, C. Wilson, G. Allen, E. Lyon, La Monnaie Chamber Orchestra, Glassberg)

    発売日:2022年06月17日 NMLアルバム番号:ALPHA828

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    ブリテンの最高傑作の一つを、グラスバーグによる切れ味よいタクトと色彩感豊かな心理描写で伝統あるベルギーのモネ劇場によるブリテンの歌劇《ねじの回転》。とある少年と少女の元へやってきた新任の女性家庭教師が、子供たちと、彼らを連れ去ろうと狙う亡霊たちとのやり取りに追い詰められていくという、サイコホラーです。 指揮は、コロナ禍直前の2020年1月に東京交響楽団との共演で初来日も成功させた、イギリスの若き俊英ベン・グラスバーグ。小編成のアンサンブルから実に色彩豊かな響きを導き出しています。 メイン・キャストの家庭教師を演じるのは、グラインドボーンの《ルサルカ》(DVD: OA1302D/BD: OABD7266D/NYDX-50106)でもダイナミックな歌唱と切々とした表情を両立する素晴らしい演技を見せたサリー・マシューズ。ここでも徐々に追い詰められていく表現が実に見事。 2021年4月に上演された舞台が非常に高い評価を受け、その後すぐにセッション録音されたアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA833

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    『おお、わが麗しの栗毛の君』
    ~フランス・バロックのブリュネットの世界~ 詳細ページ
    [ア・ノクテ・テンポリス(レイナウト・ファン・メヘレン、アンナ・ベッソン、ミリアム・リニョル、シモン・リンネ、ロリス・バリュカン)]

    Baroque Music (18th Century French) - BALLARD, C. / COCHEREAU, J. / COUPERIN, F. (Oh, ma belle brunette) (Mechelen, A Nocte Temporis)

    発売日:2022年06月10日 NMLアルバム番号:ALPHA833

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランス・バロックの貴族社会を彩った恋の歌。
    名手たちが当時の傑作器楽曲を交えて伝える機微
    文化百般に通じた絶対君主ルイ14世のもと、前世紀以来の高雅な宮廷歌曲(エール・ド・クール)が発展、王室音楽総監督リュリもフランス語の韻文を鮮やかに音楽化し傑作フランス語オペラを続々発表した17世紀フランス。しかし上流階級の人々はそうした堅固な芸術様式ばかりでなく、他愛ない恋物語を短くシンプルな詩句に歌い込んだ、より軽く短い歌も喜んで愉しんでいました。 古代の理想郷に暮らす羊飼いの青年が「栗毛(ブリュネット)の君よ」と歌いかける設定の歌が多いためブリュネットと総称されるようになったこの曲種は、王室勅許のもと楽譜出版を任されていたバラール出版局から3度にわたり集大成的曲集が編まれたほど人気があり、今に伝わります。 このアルバムはクープランやマレなど同時代の王室周辺で活躍した名手たちの器楽作品を交え、ブリュネットの名品の数々をフランス・バロック後期の宮廷音楽世界に文脈づける試み。さまざまなバロック・オペラや教会音楽・歌曲の解釈にすぐれ人気絶頂の名歌手ファン・メヘレンを中心に、器楽ではジャン・ロンドーのアンサンブルであるネヴァーマインドで活躍する横笛奏者アンナ・ベッソン、バッハの無伴奏チェロ組曲をフランス式にヴィオールで録音したミリアム・リニョルら4人の俊才が機微鮮やかな演奏を聴かせます。 驚くほど巧みなアンサンブルで彼らが支えるファン・メヘレンの美声にも酔いつつ、知られざるフランス・バロックの素顔に迫れるALPHAならではの好企画盤です。

  • 商品番号:ALPHA763

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    『UNE PRIÈRE ある祈り』
    ユダヤの祈りの音楽 詳細ページ
    [アンサンブル・コントラスト(ジョアン・ファルジョ、アントワーヌ・ピエルロ、アルノー・トレット)、カリーヌ・デエ、ピエール・ジェニソン、デボラ・ネムタヌ、サラ・ネムタヌ]

    Chamber Music - BLOCH, E. / BRUCH, M. / KOVÁCS, B. / PROKOFIEV, S. / RAVEL, M. / SHOSTAKOVICH, D. / WILLIAMS, J. (Une prière)

    発売日:2022年06月10日 NMLアルバム番号:ALPHA763

    CD通常価格:2,475円特価!:1,190円(税込)

    ブロッホの作品を軸に、ユダヤの人々の祈りが込められたクラシックの室内楽作品を収めたアルバム。全体に、静かな祈りに動的な要素も加わった、たいへん美しいアルバムです。 唯一収められた映画音楽の「シンドラーのリスト」は、ヴィオラとチェロのみによる味わい深い編曲。

  • 商品番号:ALPHA858

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    『波と影』
    ~弦楽九重奏によるドビュッシー 海 他 詳細ページ
    [コレクティフ9]

    WOOLF, L.P.: Contact / DEBUSSY, C.: La mer / Suite bergamasque (excerpts) / Préludes, Book 1 (excerpts) (Vagues et ombres) (Collectif9)

    発売日:2022年05月27日 NMLアルバム番号:ALPHA858

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    弦楽合奏が生む新鮮な色彩感で聴くドビュッシー!マーラー作品の編曲を収めたアルバム(ALPHA770)で大きな話題を集めたモントリオールの弦楽九重奏アンサンブル、コレクティフ9によるドビュッシーほか。ドビュッシー作品の編曲は全て、コントラバスを担当するメンバーのベルタン=マギによります。 「雪の上の足跡」の静謐な味わい、コラールのフレーズが帯びる美しさなど、なるほどと思わせる上手い編曲で、ピアノとはまた一味違う色彩を帯びているのがなんとも魅力的。また「月の光」の編曲は、冨田勲のモーグ・シンセサイザー版へのオマージュとなっています。 アメリカの女性作曲家ルナ・パール・ウールフによる「コンタクト」は、クジラの親子が水中で呼び合う声にインスパイアされた、コレクティフ9のためのオリジナル作品。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA838

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第1番 ト短調 Op.13 「冬の日の幻想」
    イタリア奇想曲 イ長調 Op.45
    歌劇《エフゲニー・オネーギン》よりワルツ 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 1, "Winter Daydreams" / Capriccio Italien / Eugene Onegin, Act II: Waltz (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2022年05月20日 NMLアルバム番号:ALPHA838

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    全集より分売! パーヴォ・ヤルヴィの「冬の日の幻想」新型コロナ・ウイルス感染症による世界的パンデミックを乗り越えて完成、2021年10月に発売され大ヒットとなったパーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキーの交響曲全集。セットのみでの発売だった交響曲第1番が待望の分売にて登場しました。 ロシア民謡的なフレーズの躍動感も素晴らしく、緊密なアンサンブル、各奏者の生き生きとした表現、濃密なオーケストラのうねりが作品のロマン性を引き立て、それでいて気品も感じさせるという、パーヴォならではチャイコフスキー像が刻まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA839

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第3番 ニ長調 Op.29 「ポーランド」
    歌劇《エフゲニー・オネーギン》よりポロネーズ
    戴冠式祝典行進曲 ニ長調 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 3, "Polish" / Eugene Onegin: Allegro moderato / Festival Coronation March (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2022年05月20日 NMLアルバム番号:ALPHA839

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    全集より分売! パーヴォ・ヤルヴィの「ポーランド」新型コロナ・ウイルス感染症による世界的パンデミックを乗り越えて完成、2021年10月に発売され大ヒットとなったパーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキーの交響曲全集。セットのみでの発売だった交響曲第3番が待望の分売にて登場しました。 第1楽章第1主題やスケルツォ、終楽章のポラッカなどでのキビキビとしたリズムの処理、そして各パートまで行きわたった細やかな歌心はパーヴォならでは。作品の魅力を最大限引き出しており、現状、ほかの交響曲と比べて人気があるとは言えない評価を引き上げるに十分です。 やはりリズムのキレが際立つ「ポロネーズ」、「1812年」と同じロシア帝国国歌をラストで高らかに歌い上げる「戴冠式祝典行進曲」も素晴らしい演奏。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA826

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    ボノンチーニ兄弟:
    チェロと通奏低音のためのソナタ集 詳細ページ
    [マルコ・チェッカート、アカデミア・オットボーニ]

    BONONCINI, G. / BONONCINI, A.M.: Cello Sonatas (Ceccato, Accademia Ottoboni)

    発売日:2022年05月13日 NMLアルバム番号:ALPHA826

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    イタリア屈指の俊才が解き明かす「兄ジョヴァンニだけではない」ボノンチーニのチェロ芸術近年ますます研究が進むとともに、抜群の腕前を誇る名手たちも続々登場、刺激が絶えることのないバロック・チェロの世界。現代でいう「チェロ」の標準形が定まる前の、イタリア17世紀~18世紀初頭における低音弦楽器向け独奏曲の研究はとりわけ熱い領域の一つで、ヴィヴァルディの有名なソナタ集以前にどれほど魅力的なチェロ音楽の世界があったかが徐々に明らかになりつつあります。 ここではイタリア古楽界を低音域から支える多忙な俊才の一人マルコ・チェッカートが、リ・インコーニティの中心メンバーでもあるアンナ・フォンターナや異能撥弦集団イ・バッシフォンディの名手シモーネ・ヴァッレロトンダといった強力な共演陣を迎え、近年にわかに解き明かされつつあるボノンチーニ兄弟のチェロ音楽世界の面白さをじっくり紹介。 兄ジョヴァンニ・ボノンチーニは後年ヘンデルの好敵手としてロンドンでも活躍しましたが、実は17世紀のうちからイタリアを席巻していた早熟の天才でした。弟アントニオ・マリアも兄に劣らぬ俊才ぶりで、早くに亡くなったもののウィーンの皇室でも抜擢された他、やはりロンドンでも曲集が刊行されるなど国際的名声を博しました。 兄弟は弦楽芸術の一大拠点だったモデナ出身で、特に兄はチェロ奏者としても卓越した腕前を誇っていましたが、近年まで彼のチェロ作品とされるものは歿後出版されたイ短調のソナタ1曲しか知られておらず、本盤では近年発見された17世紀末作曲のシンフォニア2曲をチェッカートの名演で味わえる点も大きな魅力。弟は兄の作品のさらに上をゆく技巧性で奏者の腕前を際立たせる内容で、フックス楽長時代のウィーンの音楽世界の奥深さも垣間見えます。 聴きどころの尽きないAlphaならではの古楽器アルバムです。

  • 商品番号:ALPHA829

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    アルベニス(1860-1909)
    イベリア 詳細ページ
    [ネルソン・ゲルナー]

    ALBÉNIZ, I.: Iberia, Books 1-4 (Goerner)

    発売日:2022年05月13日 NMLアルバム番号:ALPHA829

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    名手ゲルナーが深い共感を込めて歌い上げる「イベリア」1969年アルゼンチン生まれ、何度かの来日で日本でも人気のネルソン・ゲルナー。彼がスペイン語話者として強い共感を受けるという「イベリア」が登場。ドビュッシーやメシアンも絶賛した20世紀ピアノ史に残る名曲を、高い技術はもちろん、その奏でる音の美しさで世界中から支持を集めている彼ならではの、繊細なタッチとダイナミックな表現で聴くことができます。 「ラバピエス」での高度でピアニスックティックなフレージングとポリフォニックで複雑なリズムの箇所での目の覚めるようなテクニック、夜の神秘を思わせる「ヘレス」での祈りなどが大きな聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA830

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    『天使のように、悪魔のように』
    ~アリオスト『狂えるオルランド』によるバロック独唱曲集~ 詳細ページ
    [ジュリア・セメンツァート、バーゼル室内管弦楽団]

    Opera Arias (Soprano): Semenzato, Giulia - HANDEL, G.F. / PORPORA, N. / ROSSI, L. / STEFFANI, A. (Angelica diabolica)

    発売日:2022年05月13日 NMLアルバム番号:ALPHA830

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    古楽シーンの新時代に輝くソプラノが魅せる、筋の通ったバロック歌劇プログラム17世紀のバロック・オペラや18世紀ナポリ楽派の宗教曲からプッチーニ《三部作》に至るまで、広い時代のイタリア歌劇作曲家たちの解釈で、欧州の明敏な聴き手たちをすでに虜にしつつある新世代のイタリア人歌手ジュリア・セメンツァート。 古楽にこだわりありのレーベルAlphaから堂々リリースとなるソロ・アルバムのテーマは、近世イタリアで大いに愛された詩人アリオストの傑作『狂えるオルランド』の女主人公アンジェリカを標題に、その悪魔的ともいえる激しい感情の起伏を音楽化した17~18世紀のオペラから名場面を厳選。アルチーナや《ガウラのアマディージ》のメリッサなど、他の物語に登場する女妖術師たちの歌も交え、濃やかな歌詞のニュアンスが活きるバロック特有の表情豊かな音楽世界を一本筋の通ったプログラムで聴かせます。 共演は古楽器演奏にも秀でた新時代型の才人集団バーゼル室内管弦楽団。Alphaではジョヴァンニ・アントニーニ指揮のもとハイドンの交響曲全曲録音にも参画する彼らの音作りも、冒頭の勢いよい打楽器とバロックギター掻き鳴らしから折々の金管・木管ソロ、しなやかな通奏低音の扱いなど各セクションが実に巧みで、曲ごとの声楽パートの魅力を精緻に盛り上げます。歌やその詩句と器楽とが混然一体となったバロック舞台の真髄を味わえ、作曲家ごとの音作りの違いの面白さにも気づかせてくれます。 ヴィヴァルディ登場以前からヴェネツィアを湧かせてきたポッラローロや、ドイツで活躍しヘンデルにも多大な影響を与えたステッファーニなど、近年再評価めざましい作曲家たちの音世界を発見する喜びもさることながら、ヘンデル作品で聴かせるアルト音域の深みから圧倒的に力強いコロラトゥーラまで、セメンツァートの堂に入った歌いこなしは今後ますますの活躍を期待させてやみません。

  • 商品番号:NYCX-10303

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年8月号)★-

    『ジョージ・アンタイルの見た世界』
    ~アンタイル、フェルドマン、ケージ、ベートーヴェン作品集 詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ、ヨーナス・アホネン]

    発売日:2022年04月29日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    コパチンスカヤが親密な共感で作り上げた、「音楽の悪童」へのトリビュート・アルバム鬼才パトリツィア・コパチンスカヤがジョージ・アンタイルを取り巻く世界を描きあげたアルバム。 「未来派ピアニスト」を自称していたアンタイルはベートーヴェンを崇拝しており、リサイタルの際自らの作品の前に好んでその曲を演奏していたということで、ここにはベートーヴェンの個性が色濃く出始めた時期のヴァイオリン・ソナタ第7番を収録。はじけるような個性的な解釈はコパチンスカヤならではです。 アルバムの核となっているもう一つの作品は、アンタイル自身のヴァイオリン・ソナタ第1番。ヨーロッパに渡り、「狂乱の時代」のパリでピカソやストラヴィンスキーらと交流を持った彼は、詩人エズラ・パウンドに恋人でヴァイオリニストのオルガ・ラッジを紹介され、彼女のためにこの作品を書きました。当時のパリの雰囲気をよく反映した、サティやミヨーなどにも通じる洒脱で躍動感のある作品です。 その後生まれ故郷のアメリカに戻って親交を深めたのがモートン・フェルドマンやジョン・ケージで、彼らによる実験性あふれる作品も収録しています。 ここでコパチンスカヤと共演するのは、彼女が自分の「ドッペルゲンガー」と呼ぶフィンランドのピアニスト、ヨーナス・アホネン。二人の息の合った切れ味鋭い演奏が、それぞれの曲の魅力を引き立てています。

  • 商品番号:ALPHA855

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    チャイコフスキー
    ラフマニノフ
    プロコフィエフ
    ロシアのピアノ作品集 詳細ページ
    [ティアンス・アン(安天旭)]

    Piano Recital: Tianxu, An - TCHAIKOVSKY, P.I. / RACHMANINOV , S. / PROKOFIEV, S.

    発売日:2022年04月29日 NMLアルバム番号:ALPHA855

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    中国の、あの若きヴィルトゥオーゾ、CDデビュー!藤田真央の第2位入賞で日本中が沸いた2019年のチャイコフスキー国際コンクール。このファイナルでスタッフの手違いにより、想定と違う曲順でオーケストラの演奏が始まるというハプニングに遭いながらも、素晴らしい反射神経でこれに応え、第4位と特別賞を受賞した当時19歳の中国のピアニストが、ティアンス・アンでした。審査員のデニス・マツーエフが「人並外れた成熟」と絶賛、2021年にはコロナ禍の中、ロシアと中国の19の都市でヴァレリー・ゲルギエフとの共演を含む公演を行うなど、世界中で活躍しています。 ALPHAレーベルから発売となるデビュー・アルバムは、そんなゆかりの深いロシアの作品を集めたもの。チャイコフスキーで聴かせる儚いタッチの絶妙さと歌心、プロコフィエフでの若々しさ漲る激しい打鍵、ラフマニノフでの余裕あるヴィルトゥオジティと瑞々しい表現。現在の彼の高度なテクニックとピアニズムを十二分に味わうことのできる、素晴らしいアルバムとなっています。

  • 商品番号:NYCX-10297

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年8月号)★-

    ドビュッシー(1862-1918)
    「選ばれた乙女」
    交響的断章「聖セバスティアンの殉教」
    夜想曲 詳細ページ
    [ミッコ・フランク、メロディ・ルルジアン、エマヌエラ・パスク、フランス放送少年少女合唱団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2022年04月22日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    透明感あふれる「選ばれた乙女」と、彩色豊かな「夜想曲」
    ミッコ・フランクが描くドビュッシー
    ミッコ・フランクとフランス放送フィルによるドビュッシー。「選ばれた乙女」ではソフィ・ジャナン率いるフランス放送少年少女合唱団が素晴らしい歌唱を聴かせ、作品の透明度をさらに上げるたいへん美しい効果を生んでいます。 アンドレ・カプレの協力によりまとめられた「聖セバスティアンの殉教」からの交響的断章では、室内楽的なアンサンブルと大管弦楽の響きの対比を堪能。そして夜想曲は「雲」での澱みと揺らぎの妙、色彩感高く聴かせる「祭」を経て、再び合唱が加わり、より広がりのある音楽を聴かせる「シレーヌ」に回帰することにより、アルバム全体で弧を描くような構成にまとめて上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10301

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    『FIGARO? SÌ!』
    ロッシーニ(1792-1868)
    アリアと二重唱 詳細ページ
    [フロリアン・センペイ、マルク・ミンコフスキ、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団]

    発売日:2022年04月22日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    話題のバリトン、センペイ、
    ミンコフスキのサポートを得たソロ・デビューCDは定評あるロッシーニ!
    2009年、ボルドー国立歌劇場での《魔笛》のパパゲーノ役でデビューしたフロリアン・センペイ。その後はヨーロッパ各地の劇場で活躍し、特に《セビリアの理髪師》のフィガロを当たり役として、2020年2月の新国立劇場公演でも見事な歌唱を披露しました。 そんな彼の待望のソロ・アルバムが、縁の深いボルドー国立歌劇場のオーケストラと、総監督マルク・ミンコフスキのサポートを得て登場。自家薬籠中のロッシーニのナンバーに活き活きとした生命力を与え、その魅力を十二分に伝えてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA798

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    『POÉTIQUES DE L'INSTANT 瞬間の詩法』
    ドビュッシー(1862-1918)
    弦楽四重奏曲 ト短調
    フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
    抒情的散文 詳細ページ
    [ヴォーチェ四重奏団、ジョディ・デヴォス、ジュリエット・ユレル、エマニュエル・セイソン]

    DEBUSSY, C.: Proses lyriques (arr. Y. Balmer for voice and string trio) (Poétiques de l'instant) (Devos, Quatuor Voce, Hurel, Ceysson)

    発売日:2022年04月22日 NMLアルバム番号:ALPHA798

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ヴォーチェ四重奏団が豪華ゲストと共に紡ぐ新プロジェクト第1弾!ヴォーチェ四重奏団が新たに取り組むプロジェクト、「POÉTIQUES DE L'INSTANT 瞬間の詩」。ドビュッシーとラヴェルが弦楽四重奏のために書いた名作を他の作品や新作と併せて並べ、一対の絵画のように関連付けたプログラムを構成しようとする企画の第1弾。 ドビュッシーの名作弦楽四重奏曲では心地よい緊張感を湛えながら美しい演奏を聴かせ、名手ユレルとセイソンがヴィオラのベッカーと共に奏でるソナタでは、その先進性をよく捉えた刺激的な音楽が楽しめます。 パリ高等音楽院の教授を務めるイヴ・バルメールによる、ベルギーのワロン地方の詩人フィリップ・ジャコテの作品にインスパイアされた弦楽四重奏のための「風に舞う断片」は、ノイズを取り入れた激しい表現。これが一つの頂点となり、ドビュッシーが自身の散文に曲をつけた歌曲をバルメールが弦楽四重奏とソプラノのために編曲した「抒情的散文」では、活躍目覚ましいデヴォスが登場し、余韻が美しく後を引いて幕を閉じます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10298

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    発売日:2022年04月15日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    名手ヘルムヒェンが19世紀のベヒシュタインを自在に操り、
    シューマン本来の響きを追求!
    「子供の情景」「クライスレリアーナ」に続き1838年に生み出された「8つのノヴェレッテ(短編小説の意)」は、第8番を除けば概ね小品ながらも、全体で大きな幻想的物語を紡ぐような、ロベルト・シューマン絶頂期の傑作。「暁の歌」は彼が精神的錯乱を起こす数カ月前に作曲され、自身の手によって出版された最後の作品であり、夜明けに心の中を巡る様々な感情を音楽で表現したものと言われます。 これらロベルトの作品に、クララ・シューマンがロベルトと恋愛関係になったとされる1835年に作曲した「音楽の夜会」から3曲を収録。ヘルムヒェンは彼らが活躍した時代に近い19世紀のベヒシュタインを用い、インスピレーション溢れる多彩な表現で、これらの作品本来の響きを堪能させるとともに、その音楽的充実度の高さに改めて気付かせる、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

  • 商品番号:NYCX-10300

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年7月号)★-

    『BELLS - 鐘』
    ピアノ、チェンバロ、フォルテピアノ、フェンダー・ローズによる、古今東西鍵盤音楽の旅 詳細ページ
    [アンソニー・ロマニウク]

    発売日:2022年04月15日

    CD国内仕様 日本語解説/原盤解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    話題のピアニストがその鬼才の片鱗を露わに!
    4つの時代の楽器を操る鍵盤音楽の旅
    フォルテピアノやチェンバロなどの古楽系鍵盤奏者として各方面に出演するほか、同時代の作品解釈にも一家言あり、柴田俊幸とのバッハのフルートと鍵盤のための作品集(FUG792/NYCX-10272)ではチェンバロとフォルテピアノ、パトリツィア・コパチンスカヤのアルバム『TAKE TWO』(ALPHA211/NYCX-20002)ではチェンバロとトイ・ピアノで共演しているアンソニー・ロマニウク。生まれ育ったオーストラリアでジャズにどっぷりとはまった後、アメリカへ渡りクラシック・ピアノを学習、数年後から古楽を学んだ彼は、当地でロックや電子音楽にも深く熱中していきました。 そんな彼が思い描く鍵盤楽器の音楽を存分にやり遂げた、目の覚めるような構成によるソロ・デビュー・アルバムがこちら。バードからチック・コリアまでの作品を、モダン・ピアノを中心としながらも、フォルテピアノ、チェンバロ、そしてフェンダー・ローズまでを縦横無尽に駆使して演奏しています。その楽曲解釈は、確固たるアカデミックな基礎の上にロックやヒップホップを吸収した世代ならではの小気味よい風通しの良さが感じられ、彼がどの作品からもそれぞれが持つ美しさを聴く者に示してくれる抜群の才気の持ち主であることを知らしめています。 フェンダー・ローズによるバッハの面白さなど意外性も相まって、最後まで一気に聴かせるアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA799

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    『これは彼女の詩』
    ~女性作曲家による歌曲集 詳細ページ
    [ゴルダ・シュルツ、ジョナサン・ウェア]

    Vocal Recital (Soprano): Schultz, Golda - BOULANGER, N. / CLARKE, R. / MAYER, E. /SCHUMANN, C. / TAGG, K. (This Be Her Verse)

    発売日:2022年04月15日 NMLアルバム番号:ALPHA799

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    注目のソプラノ、ゴルダ・シュルツのソロ・デビュー盤、
    古今の女性作曲家たちによる歌曲集
    ドイツ、オーストリアをはじめとするヨーロッパの歌劇場で活躍し、2017年の新国立劇場《ばらの騎士》ではゾフィー役で大きな評判となった南アフリカ出身のソプラノ、ゴルダ・シュルツ。オペラだけでなく歌曲のリサイタルにも積極的な彼女が、デビュー・アルバムのプログラムに選んだのは、ロマン派から現代までの女性作曲家たちによる歌曲集。 リュッケルトの有名な詩にクララ・シューマンが作曲した作品に始まり、近年注目が集まるエミーリエ・マイヤーがシューベルトと同じゲーテの「魔王」に作曲した珍しい作品、英国のヴィオラ奏者だったレベッカ・クラークがイェーツの詩に美しい曲をつけたものなど、有名なものから知られざるものまで、独自の感性で選ばれた数々の歌曲を、深い共感を持って歌い上げています。 ラストに収められたのは、シュルツと直接親交のある南アフリカのピアニスト、キャサリーン・タッグと、アメリカでオペラの脚本家として活躍するリラ・パルマーによる作品で、ピアノの内部奏法も駆使し、高い緊張感とポップスのように親密な美しさを併せ持っています。 ピアノはシュルツとの共演歴の長いジョナサン・ウェア。

  • 商品番号:NYCX-10296

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年7月号)★-

    『ライヴァルたち』
    ~フランス・オペラ、オペラ・コミークからのエールと二重唱 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、サンドリーヌ・ピオー、ジュリアン・ショーヴァン、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ]

    発売日:2022年04月08日

    CD国内仕様 歌詞・解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    フランス声楽界の女王が競演!
    パリで人気を博した古典派歌劇の世界
    バロックからロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、録音はもちろんヨーロッパ各地の歌劇場にひっぱりだこのジャンスとピオーという2人が、ショーヴァンという理想的なパートナーと共に作り上げた、録音希少レパートリー満載のアルバム。それぞれのソロはもちろん、デュオでのダイナミックな表現はまさに女王の風格といえるものです。ル・コンセール・ド・ラ・ロージュの溌溂とした演奏も花を添えており、たいへん聴き応えのあるアルバムとなっています。

  • 商品番号:ALPHA794

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.1〉
    ヴァイオリン協奏曲 第1番 K.207
    ピアノ協奏曲 第8番 K.246 「リュッツォウ」
    ホルン協奏曲 第4番 K.495
    詳細ページ
    [ステファン・ワーツ、ジャン・チャクムル、イヴォ・ドゥドラー]

    MOZART, W.A.: Concertos, K. 207, 246, 495 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 1) (Waarts, Çakmur, Dudler, Camerata Schweiz, Griffiths)

    発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:ALPHA794

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    30年以上にわたり若いアーティストたちを支援しているスイスのオルフェウム財団とALPHAが協力し、次世代の若いソリストたちによるモーツァルトの協奏曲をリリースするシリーズ。 第1弾には、2014年メニューイン国際コンクールの覇者、オランダのステファン・ワーツ、2018年浜松国際ピアノコンクールの覇者、トルコのジャン・チャクムル、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ホルン奏者、スイス出身のイヴォ・ドゥドラーが登場。若手とはいえ既に国際的な評価を得ている彼らならではの高い技術力と個性的な表現を聴かせてくれます。カデンツァもそれぞれ自作を披露。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA795

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.2〉
    ヴァイオリン協奏曲 第3番 K.216
    ファゴット協奏曲 K.191
    ピアノ協奏曲 第5番 K.175
    詳細ページ
    [ジユ・ヘ、テオ・プラート、メロディ・チャオ]

    MOZART, W.A.: Concertos, K. 175, 191, 216 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 2) (Ziyu He, Plath, Mélodie Zhao, Griffiths)

    発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:ALPHA795

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    30年以上にわたり若いアーティストたちを支援しているスイスのオルフェウム財団とALPHAが協力し、次世代の若いソリストたちによるモーツァルトの協奏曲をリリースするシリーズ。 第2弾には、2016年ユーディ・メニューイン国際コンクールの覇者、中国のジユ・ヘ、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)首席ファゴット奏者で既にソロ・アルバムの発売もある、ドイツのテオ・プラート、こちらもCD発売歴は既に長く、2021年にはハイドンのピアノ協奏曲全集(CPO 555400)もリリースした中国系でスイス出身のメロディ・チャオらが登場。若手とはいえ既に国際的な評価を得ている彼らならではの高い技術力と個性的な表現を聴かせてくれます。カデンツァはジユ・ヘがサム・フランコ作のもの、プラートとチャオはそれぞれ自作を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA796

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    『DISSONANCE(不調和)
    ラフマニノフ(1873-1943)
    歌曲集 詳細ページ
    [アスミク・グリゴリアン、ルーカス・ゲニューシャス]

    RACHMANINOV, S.: Songs, Opp. 4, 8, 14, 21, 26, 34 (selections) (Dissonance) (Grigorian, Geniušas)

    発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:ALPHA796

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    注目のソプラノ、アスミク・グリゴリアンによる
    ダイナミックなラフマニノフ!
    ザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭、コヴェント・ガーデン王立歌劇場などのステージにおいて、圧倒的な歌唱力と表現力で聴衆を魅了し続けているアスミク・グリゴリアンのソロ・アルバムが、ALPHAから登場。演目はオペラではなく、ラフマニノフの歌曲です。しかし彼女自身が、「ラフマニノフの歌曲はオペラなみの力強い表現が必要。彼は数分のオペラを何曲も書いた。」と語るように、ここで聴かせる彼女のダイナミックな歌唱には驚かされます。 そしてそれをピアノで支えるのは、ショパン・コンクール、チャイコフスキー・コンクールなどでの輝かしい受賞歴のほか、世界中の大ホールでの演奏実績を誇るルーカス・ゲニューシャスという万全の布陣。グリゴリアンの幅広い表現の魅力を存分に味わうことの出来る、聴き応えたっぷりのアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA825

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    SENTIMENT
    バッハ、ヘルテル、モーツァルト
    18世紀ファゴット協奏曲集
    詳細ページ
    [マティス・シュティーア、アンサンブル・レフレクトーア]

    Bassoon Concertos - BACH, J.S. / HERTEL, J.W. / MOZART, W.A. (Sentiment) (Stier, Ensemble Reflektor)

    発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:ALPHA825

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ARD受賞を経て躍進するケルンWDR響の新世代名手、
    意外な魅力あふれる18世紀ファゴット協奏曲集
    20代でケルンWDR交響楽団の首席奏者となり、2019年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門で1位なし2位(アンドレア・チェッラッキと同位)に輝いた新世代の俊才マティス・シュティーアが、18世紀の前半・中盤・後半から1作ずつ名作を選んだプログラムで協奏曲アルバムをリリース。 共演のアンサンブル・レフレクトーアは、ベートーヴェンの交響曲第5番にラモーとテュールの作品を加えたアルバムでCDデビューしたのち、近年はバッハをテーマにした音楽祭をリューネブルクで立ち上げ、古典的名作からジャンル越境型の現代作品まで幅広く手掛ける異才集団。彼らの相乗効果で、「穏当なバロック&古典派の協奏曲アルバム」という印象を良い意味で裏切る聴き応えに仕上がっています。 古楽器奏者としても知られるリンドン・ウォッツ門下に学んだシュティーアは隅々まで歌心に満ちていながら甘すぎない、確かな様式感ある演奏を披露。室内楽のように緊密な連携でオーケストラと共に音楽を作り上げてゆきます。疾風怒濤期の陰影鮮やかなヘルテルの短調の作品では古楽器風とも言える音作りが際立つ一方、オーボエ・ダモーレ独奏版として復元されることの多いバッハの協奏曲ではファゴットの美音が驚くほど自然に馴染み、普遍的な編曲作品としての価値さえ感じさせます。 味わい充分のモーツァルト作品まで含め、新世代の活躍にますます期待が高まるアルバムと言えるでしょう。

  • 商品番号:ALPHA831

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    CAIRO JAZZ STATION 詳細ページ [ABDALLAH ABOZEKRY、ISMAIL ALTUNBAS、JOÃO BARRADAS、LORIS LEO LARI]

    発売日:2022年03月25日

    CD価格:2,250円(税込)

    エジプトのカイロでアラブ音楽を愛する家族に生まれたアブダラ・アボゼクリーが奏でるサズ(バルカン半島などで見られる撥弦楽器)、トルコのマニサに生まれ、幼いころからパーカッションに親しんだというイスマイル・アルトゥンバスによるダルブッカ(アラブ音楽で用いられる脚付きの太鼓)、ポルトガルに生まれヨーロッパで広く活躍するジャズ・アコーディオン奏者で、先ごろクラシックにも「デビュー」(FUG786)したジョアン・バラーダス、クレモナ生まれのロリス・レオ・ラリの奏でるベースという、違う地域から集まった4人が、お互いのルーツを持ち寄って作り上げたアルバム。 アラブ音楽をベースにイタリアの香りとジャズのテンションを加えた作品で、スピード感溢れる中にも親密さと温かみのある仕上がりになっています。

  • 商品番号:NYCX-10286

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年6月号)★-

    C.P.E.バッハ(1714-1788)
    フルートと鍵盤のためのソナタ集 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ、ジュスタン・テイラー]

    発売日:2022年03月18日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    古楽器の味わいを妥協なく引き出してゆく名手二人、C.P.E.バッハ至福のデュオフラウト・トラヴェルソ(古楽器フルート)だけでなく民俗楽器にも通暁、フランス各地の伝統的なバグパイプやミュゼットの名手としても知られる俊才フランソワ・ラザレヴィチ。ALPHAレーベルで幾多の名盤を制作してきた彼の共演者には、大バッハのソナタ集(ALPHA490)でのチェンバロの鬼才ジャン・ロンドー、アイルランド伝統音楽のアルバム(ALPHA234)での異才ヴァイオリン奏者デイヴィッド・グリーンバーグなど抜きん出た個性の持ち主が目立ちますが、今回は近年躍進目覚ましいフランスの古楽鍵盤奏者ジュスタン・テイラーとの録音となっています。 しかも大バッハの次男、個性という点ではこちらも申し分ないユニークな天才C.P.E.バッハの作品集は嬉しいリリース。父の多声音楽への関心を受け継ぎながら、刻一刻と変わりゆく人心の機微を音の響きへと変えてゆく多感主義的作風は時代に先駆けた存在感で、18世紀半ばの作品にしてロマン派を先取りするような瞬間があちこちに聴かれます。 彼を長く雇いながら冷遇し続けたフリードリヒ大王はフルートを愛奏し、フォルテピアノに普及当初から関心を寄せ続けた音楽愛好家。C.P.E.バッハがその宮廷で綴った作品を中心に、ラザレヴィチとテイラーは楽器の自然な響きの魅力を十全に引き出しながら、一瞬ごと音楽性に満ちたデュオを繰り広げてゆきます。 この二人の間にしか生まれえない音空間の味わいを、ALPHAならではの自然なエンジニアリングの響きで楽しめるのも嬉しいところ。奏者二人それぞれの音楽小宇宙を堪能できる独奏曲も収録されており、隅々まで聴き深め甲斐のある1枚に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10287

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年6月号)★-

    ブラームス(1833-1897)
    弦楽六重奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [ベルチャ弦楽四重奏団、タベア・ツィンマーマン、ジャン=ギアン・ケラス]

    発売日:2022年03月18日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    名手集結! ブラームスの名作に新時代の美演が登場人気、実力共に現在最高のアンサンブルの一つ、ベルチャ弦楽四重奏団。ブラームスの名作、弦楽六重奏曲を演奏するにあたり彼らが共演者に選んだのは、いずれも現代を代表する名手であり、友人でもあるタベア・ツィンマーマンとジャン=ギアン・ケラスでした。6人は2021年3月、コロナ禍の中ヨーロッパ・ツアーを敢行、キャンセルとなった公演もあったものの、ルクセンブルクやハンブルクで大きな成功を収め、この録音に臨んでいます。 前向きな躍動感を常に感じさせるテンポ、旋律の美しさを余すところなく表現する伸びやかな歌、6人のテクニックと感性、親密さと緻密さを併せ持つ鉄壁のアンサンブルが、作品の魅力を十二分に引き出しています。 アマデウスQ、アルバン・ベルクQといった往年の名四重奏団の伝統を引き継ぐとともに、ピリオド解釈など現代の風を呼吸する彼らならではのブラームス像を感じ取ることの出来る、素晴らしいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10288

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    『ダンス・ウィズ・ミー』
    ~20世紀のダンス・ミュージック 詳細ページ
    [バーバラ・ハンニガン、ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ、ベルラーヘ・サクソフォン・クァルテット、ルートヴィヒ管弦楽団]

    発売日:2022年03月18日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞大意付き価格:2,970円(税込)

    バーバラ・ハンニガン、ルシエンヌほか、豪華ゲストと奏でる
    華麗なダンス・ミュージックの世界
    オランダの6つのオーケストラのメンバーが、新たなる表現の場として2012年に結成したルートヴィヒ管弦楽団。オーケストラ発足時からコラボレーションを続けているバーバラ・ハンニガンと共にこれまで、『クレイジー・ガール・クレイジー』(ALPHA293)、『ラ・パッショーネ』(ALPHA586/NYCX-10136)といったアルバムをリリースしており、いずれも世界的に高い評価を得ています。 そのメンバーによる小編成のバンドが演奏するダンス・アルバムが登場。ハンニガンが4曲でヴォーカルを担当するほか、2枚のソロ・アルバムも好調でクラシックからジャズまでこなす“裸足のトランペッター”ルシエンヌが「コパカバーナ」でソロを聴かせ、バンドのメンバーとしても参加しています。 また2021年に「ゴルトベルク変奏曲」のリリースで大きな話題となったベルラーヘ・サクソフォン・クァルテットも登場。「愛の挨拶」から「ランバダ」まで、様々なダンス・ミュージックが次から次へと現れる、たいへん楽しいアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA745

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    『死の中にありて生を讃えよ』 詳細ページ [アンナ・プロハスカ/ラ・フォリア・バロックオーケストラ]

    Vocal Recital (Soprano): Prohaska, Anna - BRUHNS, N. / BUXTEHUDE, D. / CAVALLI, F. / GRAUPNER, C. / TUNDER, F. (Celebration of Life in Death)

    発売日:2022年03月18日 NMLアルバム番号:ALPHA745

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    異才プロハスカの見据える「死」と「生」。
    確かな一貫性で中世からバロックへ、そして……!
    中世から現代までの様々な重要作で名演を聴かせてきただけでなく、ソロ・アルバムにおいては独自の観点から知名度の低い曲も積極的にとりあげ、現代社会を見据えた挑戦的なプログラムを提案しつづけてきた異才アンナ・プロハスカ。コロナ禍により全世界の人々が新たな暮らしを模索しはじめた2020年夏、隔離体制の中録音されたバッハ・アルバム『救済』(ALPHA658)も記憶に新しいところ、パンデミックを見据えたテーマに基づくさらなるアルバムが登場しました。 中世音楽や伝承歌、17-18世紀のバロック作品を中心に「生」と「死」、そして「疫病」を軸として集められた有名・無名の傑作群を、ドレスデンで発足した古楽器グループと縦横無尽に歌い上げてゆきます。ベルリオーズやラフマニノフも引用した有名なグレゴリオ聖歌が、ハーディガーディの異界的な響きのなかで唱えられる幕開けに続き、玄妙な中世音楽を経てバロックへ至る多様なスタイルに一貫性を与えるのは、確かな存在感で聴く者を惹きつけてやまないプロハスカの美声。 トラック26はヘルマン・ヘッセの『車輪の下』にも登場し、そのメロディがロックに取り入れられたり日本でもCMで使われた有名曲ですが、もともとの歌詞はペストの蔓延を嘆く内容なのだそう。さらには“すべての孤独な人々よ” “誰一人救われることはなかった”と歌われるビートルズの「エリナー・リグビー」、“なに一つ上手くいかなかったが、いつか私は、歌の神の前でひたすら唱えることだろう、ハレルヤと“と歌う、ヨーヨー・マなど多くのクラシックのアーティストもカバーするレナード・コーエンの「ハレルヤ」といった、普遍的なメッセージを持つポップスの名曲も収録。 打楽器や撥弦楽器のサウンドも魅力的な古楽器奏者たちの共演も頼もしく、プログラムの中軸を見据えた解釈の充実度が、選曲の妙に奥行きを与えています。

  • 商品番号:ALPHA780

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    パーセル(1659-1695)
    英国王室のための
    オードとウェルカム・ソング集 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン、ル・バンケ・セレスト]

    PURCELL, H.: Royal Odes (Scheen, N. Scott, Arnould, Jerosme, Le Banquet Céleste, Guillon)

    発売日:2022年03月11日 NMLアルバム番号:ALPHA780

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    実力派カウンターテナー、ギヨンを中心にフランス語圏の精鋭が集うパーセルバロックの声楽曲ジャンルの中でも、ドイツの教会カンタータやフランスのグラン・モテなどと同じく、ほどよい長さで充実した名曲が多いのが英国のオードとウェルカム・ソング(貴人に捧げられた詩句を歌詞に、複数の歌手と合奏で演奏される音楽)。とくに17世紀後半の王政復古期に彗星のごとく現れ、35年余の短い生涯のうちに絶大な人気を確立し「英国のオルフェウス」と讃えられたヘンリー・パーセルの作品群は、バッハの教会カンタータにも比しうる名作の宝庫で、これらを通じてパーセルに開眼する人も少なくありません。 およそ1680-90年代にかけ英国王室のために書かれた24作から1680年代半ばに作曲された3作を厳選、多様な楽器で彩られる通奏低音以外は各パート1人、声楽陣も独唱と合唱を兼ねつつ各パート2人の引き締まった編成でその魅力に迫るのは、来日経験豊富でファンも多いカウンターテナー、ダミアン・ギヨン率いる古楽アンサンブル、ル・バンケ・セレスト。これまでALPHAでリリースしてきたバッハ録音群と同じく、室内楽的な親密さで曲構造を明快に示しながら瑞々しく聴かせるパーセルの味わいは、その芸術性に新たな光を当てるものとなっています。 精鋭歌手陣には、欧州バロック・オペラの世界で絶大な人気を誇るセリーヌ・シェーンやブノワ・アルヌーなど実力派が参加。リュートのアンドレ・ヘンリヒやチェンバロのブリス・サイーをはじめ、器楽陣に加わる名手たちの的確な音使いもあり、フランス語圏の古楽器奏者たちが浮き彫りにする「フランス王室音楽に影響を受けた世代の英国音楽」の魅力は興趣が尽きません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10279

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年6月号)★-

    サロネン(1958-)
    チェロ協奏曲
    ラヴェル(1875-1937)
    ヴァイオリンとチェロのためのソナタ 詳細ページ
    [ニコラ・アルトシュテット、ペッカ・クーシスト、ディーマ・スロボデニューク]

    発売日:2022年03月04日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    躍進目覚ましいアルトシュテットによる、サロネンのチェロ協奏曲ヨーヨー・マのために書かれ、2017年、彼をソリストにシカゴで初演されたサロネンのチェロ協奏曲でしたが、作曲者の母国フィンランド初演のために、指揮も担当したサロネンが招いたのがアルトシュテットでした。 カオスを表現する冒頭の響きからチェロの音が立ち上がってくる神秘的な冒頭、コンガやボンゴによるリズミカルなマントラとチェロとの対話、チェロが弾く音型をエレクトロニクスでループさせて作られた鳥の鳴き声のような効果。12音をはじめ現代的な技法が用いられながらも、エスニックな味わいもありたいへん面白く聴ける作品です。これを独自の感性で練り上げたアルトシュテットの手腕も素晴らしいもの。 カップリングはサロネンと同じフィンランドのヴァイオリニスト、クーシストとの共 演によるラヴェルのソナタ。こちらの切れ味鋭い表現にも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA762

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    『BLEU』
    ショパン(1810-1849)
    プーランク(1899-1963)

    チェロ・ソナタ 詳細ページ
    [イ・ジャルディーニ(ポーリーヌ・ビュエ、ダヴィド・ヴィオリ)]

    CHOPIN, F.: Cello Sonata, Op. 65 / POULENC, F.: Mélancolie / Cello Sonata / Metamorphoses / Septembre (Bleu) (Buet, Violi, I Giardini)

    発売日:2022年02月25日 NMLアルバム番号:ALPHA762

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    アルバム『夜』(ALPHA589/NYCX-10146)でヴェロニク・ジャンスと共演したアンサンブル、イ・ジャルディーニからチェロとピアノの2人によるアルバム。ショパンとプーランクのチェロ・ソナタを中心とした内容で、幅広く豊かな表情がたいへん魅力的です。 ラストにはフランスの伝説的シャンソン歌手バルバラの名曲を収録し、チェロのピュエが、ここでは美しい歌声を披露しています。

  • 商品番号:ALPHA788

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    ドゥロン(1660-1716)
    《コロニス》 全2幕のサルスエラ 詳細ページ
    [ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    DURÓN, S.: Coronis [Operetta] (Dumestre, Druet, Auvity, Pichanick, Bunel, Le Poème Harmonique, Dumestre)

    発売日:2022年02月25日 NMLアルバム番号:ALPHA788

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    演奏陣充実!
    南国情緒あふれるスペイン・バロック劇音楽、気品と躍動感に富んだ演奏で
    その古雅な響きに満ちた卓越した演奏解釈で注目され、フランスから欧州古楽シーンを牽引するル・ポエム・アルモニークによる、スペイン後期バロックの劇音楽という意外なレパートリー! イタリアのA.スカルラッティやフランスのカンプラと同い年のスペイン人作曲家ドゥロンは、21世紀に急速に復権が進み録音が増えつつある隠れた大物の一人で、ハプスブルク家最後のスペイン王カルロス2世の宮廷に迎えられ、数多くのサルスエラを作曲し音楽劇の世界に新境地を拓きました。 《コロニス》は1705年、スペイン王室が継承戦争の流れの中でブルボン家に渡ろうという頃に披露された重要作(長く作者不詳とされていましたが、2009年にドゥロン作と確定)。海の神ネプテューン(ネプトゥーノ)と太陽の神アポロ(アポロン)が水の精コロニスとの恋をめぐって争い、最終的にアポロが勝つ……という筋書きはまさにブルボン家の勝利宣言と取れる内容ですが、17世紀末イタリア音楽風のメロディセンスを軸に据えながら、スペインや新大陸の民衆音楽に通じる躍動感あふれる要素をそこかしこに盛り込むドゥロン随一の作曲感覚はここでも十全に発揮され、時代を越えて私たちを惹きつけてやみません。 キンタンス、マング、オヴィディら21世紀の古楽シーンで躍進めざましい独唱者たちに加え、器楽勢では8人にも及ぶ通奏低音をはじめ、スペイン古楽に欠かせないバホン(バスーン)の名手パパセルジオーをはじめ手練のプレイヤーが続々。ル・ポエム・アルモニークならではのノーブルな抒情に随所で絶妙なアクセントを添える打楽器や撥弦楽器のサウンドも痛快で、スペイン宮廷音楽の魅力を十全に味わえる演奏に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA789

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    『ロマンス』
    オーボエとピアノのための作品集 詳細ページ
    [カブリエル・ピドー/ホルヘ・ゴンサレス・ブアハサン]

    Oboe Recital: Pidoux, Gabriel - DRANISHNIKOVA, M. / ELGAR, E. / SCHUMANN, R. / WALLNER, L. (Romance)

    発売日:2022年02月25日 NMLアルバム番号:ALPHA789

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    風格十分!
    フランスの若きオーボエ奏者ガブリエル・ピドー、デビュー
    フランスの権威ある音楽賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシック」に於いて2020年「インストゥルメンタル・ソリスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、パリ生まれの若きオーボエ奏者ガブリエル・ピドー。弦楽器奏者の家系に生まれヴァイオリンを学んでいましたが、7歳のころ敢えて弦楽器から離れオーボエに転向したという彼は、パリ国立高等音楽院に学びモダン楽器はもちろんピリオド楽器の奏法も身につけ、Sarbacanes(サルバカーヌ/フランス語で吹き矢の意)というピリオド管楽器合奏団の主要メンバーでもあります。またVIVALDI GUYSというユニット名で、テクノ調にアレンジされたヴィヴァルディの協奏曲に合わせてオーボエを吹き、踊る動画を公開して話題になったという一面も。 そんな彼のデビュー・アルバムは、オーボエのためのロマンティックな作品を集めたもの。ロベルト・シューマンの有名作、素晴らしい作品ながら知られておらず、今回が初めての録音と思われるヴァルナーの「3つの小品」、逆にこの作品のみで知られるドラニシニコヴァの「詩曲」を収録。さらにエルガーの「愛の挨拶」とクララ・シューマンの「3つのロマンス」という、ヴァイオリンのために書かれた作品も軽やかな味わいで演奏しています。 さらっとした歌いまわしでメロディラインの美しさを十二分に表現する手腕は、新しい世代の器楽奏者らしい素晴らしいもの。共演はキューバ出身のピアニストで、ソロやアンサンブルで既に高い評価を得ているホルヘ・ゴンサレス・ブアハサン。

  • 商品番号:ALPHA852

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    発売日:2022年02月25日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    世界に羽ばたく合唱界の精鋭団体の名演続々。
    これがフランス楽壇の底力!
    日々活躍するソリストたちはもとより、オーケストラやオペラでもトップクラスの重要団体を続々輩出しているフランス。合唱団だけを見ても注目すべきグループは少なくありません。近年の例だけで考えても、近現代作品で驚くべき実績をあげてきたアクサンチュスや古楽方面で活躍するピグマリオン、ディアボルス・イン・ムジカなど、明らかに頭一つ飛び出た存在感を誇るアンサンブルの名が次々と思い浮かぶことでしょう。 そうしたフランスの合唱世界を陰に陽に支えてきたベタンクール=シュレール財団の創設30周年を機に、同国の音楽活動を録音面で盛り上げてきたレーベルAlphaが、近年の重要グループによる注目音源をよりすぐったユニークなアンソロジーを制作。バロック・オペラ復権に大きく寄与したクリスティやニケらの合唱団、フランス語圏の古楽レパートリーでは主演・客演問わず活躍範囲の多いベルギーのナミュール室内合唱団、彼らに新境地をもたらしたアルゼンチン出身のアラルコン、作曲家オアナと深いつながりを持つエラベディアン、パリの日常を高水準の合唱で彩ってきたノートルダム大聖堂の聖歌隊、さまざまな合唱団との名演で知られる女性合唱指揮者ニコール・コルティ…と、この1枚に登場する合唱団を追うことで音楽鑑賞の喜びが幾倍にも増幅されるであろうことも間違いありません。 音楽鑑賞の注目からは外れやすい合唱という分野に、いかに単体で追うに足る世界が広がっていたかを追認できる好企画。ブックレットに掲載されている、ベタンクール=シュレール財団から賞を授かってきた合唱団のリストも実に見応えがあります。 アナログ盤(ALPHA853)も同時発売。

  • 商品番号:ALPHA853

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    発売日:2022年02月25日

    LP 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    世界に羽ばたく合唱界の精鋭団体の名演続々。
    これがフランス楽壇の底力!
    日々活躍するソリストたちはもとより、オーケストラやオペラでもトップクラスの重要団体を続々輩出しているフランス。合唱団だけを見ても注目すべきグループは少なくありません。近年の例だけで考えても、近現代作品で驚くべき実績をあげてきたアクサンチュスや古楽方面で活躍するピグマリオン、ディアボルス・イン・ムジカなど、明らかに頭一つ飛び出た存在感を誇るアンサンブルの名が次々と思い浮かぶことでしょう。 そうしたフランスの合唱世界を陰に陽に支えてきたベタンクール=シュレール財団の創設30周年を機に、同国の音楽活動を録音面で盛り上げてきたレーベルAlphaが、近年の重要グループによる注目音源をよりすぐったユニークなアンソロジーを制作。バロック・オペラ復権に大きく寄与したクリスティやニケらの合唱団、フランス語圏の古楽レパートリーでは主演・客演問わず活躍範囲の多いベルギーのナミュール室内合唱団、彼らに新境地をもたらしたアルゼンチン出身のアラルコン、作曲家オアナと深いつながりを持つエラベディアン、パリの日常を高水準の合唱で彩ってきたノートルダム大聖堂の聖歌隊、さまざまな合唱団との名演で知られる女性合唱指揮者ニコール・コルティ…と、この1枚に登場する合唱団を追うことで音楽鑑賞の喜びが幾倍にも増幅されるであろうことも間違いありません。 音楽鑑賞の注目からは外れやすい合唱という分野に、いかに単体で追うに足る世界が広がっていたかを追認できる好企画。ブックレットに掲載されている、ベタンクール=シュレール財団から賞を授かってきた合唱団のリストも実に見応えがあります。 (ALPHA852のアナログ盤。収録内容は同一。)

  • 商品番号:NYCX-10271

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年5月号)★-

    〈HAYDN 2032 第11集〉
    『パリの人々のお気に入り』
    交響曲 第82番「熊」・第87番・第24番・第2番 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、バーゼル室内管弦楽団]

    HAYDN, J.: Symphonies, Vol. 11 - Nos. 2, 24, 82, "L'ours", 87 (Haydn 2032 Project, No. 11. Au goût parisien) (Basel Chamber Orchestra, Antonini)

    発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:ALPHA688

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    ハイドン全曲録音、活動後期へ向かう重要な存在「パリ交響曲」の真相へ!作曲家の生誕300周年にあたる2032年に向けて、ハイドンの交響曲全てを録音してゆくアントニーニのプロジェクトは今回11作目。中期の作品が中心となっていたこれまでの選曲から一歩進んで、作曲家50過ぎの重要作2作が軸となるプログラムです。 テーマは「パリの人々のお気に入り」。オーケストラ演奏会が新たな娯楽として注目され始めていた当時のパリでは、ドイツ語圏で書かれた交響曲が人気を集めていましたが、その活況に大きく貢献した作曲家の一人がハイドンでした。 彼の交響曲第82~87番の6曲は、かのフランスの首都で開催されていた演奏会の一つコンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピークのために作曲されたため「パリ交響曲集」と呼ばれており、今回は「熊」の綽名で知られる大編成向け第82番と、やや小ぶりの編成が緻密に活かされた第87番の2曲がこのセットから選ばれています。 他の2曲はいずれも初期作品で、それらの作曲に至る「前史」となった重要作。その経緯を含め、今回も指揮者アントニーニと音楽学者モーリッツ=バウアーによって現場経験と最新研究をふまえ書かれた解説文は興味深い内容となっています。 バーゼル室内管弦楽団は今回、コンサートマスターや管楽器のトップ奏者に平素イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍するプレイヤーたちも編入、ピリオド楽器を使う意義が十全に伝わってくるメリハリの効いた解釈は今回も絶好調。初期のエステルハージ宮廷楽団のサイズまで員数を絞った第2番のクリスピーさから、トランペットとティンパニが存分に存在感を発揮する「熊」の豪奢な響きまで、変幻自在の創意が秘められているハイドン世界の魅力を存分にお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10277

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    ペルゴレージ(1710-1736)
    スターバト・マーテル(1769年パリ版)
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第49番 ヘ短調「受難」 詳細ページ
    [ジョディ・デヴォス、アデル・シャルヴェ、ジュリアン・ショーヴァン]

    PERGOLESI, G.B.: Stabat Mater / HAYDN, J.: Symphony No. 49, "La passione" (Devos, Charvet, Maîtrise de Radio France, Le Concert de la Loge, Chauvin)

    発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:ALPHA784

    CD国内仕様 歌詞日本語訳/解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ペルゴレージの「スターバト・マーテル」合唱付きと、
    ハイドンの教会音楽風交響曲の相性
    フランスのシーン最前線で最もダイナミックな活躍をみせている古楽器オーケストラの一つで、とりわけ古典派以降の作品解釈で評価が高いル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。ここで聴かせるのは競合多きペルゴレージの傑作『スターバト・マーテル』……と思いきや、演奏陣にはこちらも近年ますます存在感を強めつつあるフランス少年少女合唱団の名が。ごく一般的な独唱二人版と音楽そのものは同じでありながら、ここでは1769年にパリで楽譜出版された合唱入りヴァージョンを使用。随所で合唱が響きに膨らみを持たせ絶妙なアクセントとなっており、それは冒頭から素晴らしい効果をあげています。 ナポリの作曲家ペルゴレージが1736年に早世した後も、彼の『スターバト・マーテル』は畢生の傑作として愛され、特にイタリア音楽の愛好者が増えつつあったパリでは定期演奏会コンセール・スピリチュエルの定番曲として、折々に編成を変えながら再演され続けました。指揮者ショーヴァンは今回グヮダニーニ1780年製オリジナルのヴァイオリンを携えコンサートマスターとして楽隊を率い、20名程度の合奏を40名規模の合唱と効果的に対話させながら、俊才デヴォスとシャルヴェの美声とともにメリハリある音楽作りを聴かせます。 さらに興味深いことに、アルバム後半には当の楽譜がパリで出版される前年、ハイドンが古来の教会音楽作法を駆使して作曲した、交響曲第49番「受難」を併録(作品の性質をふまえ通奏低音楽器としてオルガンを導入)。演奏の精妙さとあいまって両作は驚くほど自然に繋がり、これらの作品が人気を誇った18世紀後半のパリの気配が鮮やかに甦るかのよう。 ヴェルサイユ・バロック音楽センターのジュリアン・デュブリュクとショーヴァンによる、当時の演奏実践をふまえた解説も興味深い内容となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA854

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    シューベルト(1797-1828)
    冬の旅 D.911 詳細ページ
    [ベンヤミン・アップル、ジェームズ・ベイリュー]

    SCHUBERT, F.: Winterreise (Appl, Baillieu)

    発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:ALPHA854

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フィッシャー=ディースカウ最後の愛弟子による『冬の旅』1982年にドイツのレーゲンスブルクに生まれたベンヤミン・アップル。フィッシャー=ディースカウが2012年に亡くなる2週間前までレッスンを受けていたという、最後の弟子による『冬の旅』がALPHA CLASSICSから登場。生涯をかけて8回、ライヴも入れると十数種の『冬の旅』録音を残した師から受け継いだ表現は、この歌曲集の暗い影ばかりを追うものからは遠く、持ち前の美声を生かしてそれぞれの曲が持つ美しさを豊かに歌い上げています。 「辻音楽師」の浮遊するような表情も絶妙。アップルは今後も数枚のアルバムをALPHA CLASSICSよりリリース予定です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA774

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    〈HAYDN 2032〉
    ハイドン交響曲全曲録音シリーズ 1st BOX (Vol.1-10) 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、バーゼル室内管弦楽団]

    発売日:2022年02月04日

    CD 10枚組価格:5,100円(税込、送料無料)

    壮大にして痛快な全曲録音プロジェクト、既存10作がお求めやすいBOXに!20世紀末のイタリアで、生命感あふれる演奏でバロック音楽解釈に新風を巻き起こした才人古楽器集団イル・ジャルディーノ・アルモニコを率いるリコーダー奏者ジョヴァンニ・アントニーニ。近年はルネサンス作品を集めた驚くべきアルバムを作ったり、古楽器と現代楽器を使い分けながら多角的な活動を続けるバーゼル室内管弦楽団とも痛快なベートーヴェン交響曲全集をリリースするなど、その活動領域の広がりは目を見張るばかり。2013年以降はAlphaレーベルを録音パートナーに選び、ハイドン生誕300周年となる2032年までにこの作曲家の100曲以上ある交響曲を全て録音するというプロジェクトも手がけ、アルバムが出るたび大きな話題を呼んできました。 自身のグループであるイル・ジャルディーノ・アルモニコと精鋭集団バーゼル室内管弦楽団という二つの楽団を共演に選び、イタリア古楽界の先端で活躍する名手たちもメンバーとして加えながら、今夏までにリリースされてきた10枚がこのたびBOX化。起伏のドラマに富んだ鮮烈な演奏はどの巻をとっても比類なく、細部に至るまで考えられた新鮮な解釈が思いがけないハイドン芸術の粋を十全に伝えてやみません。時代背景や作品成立の経緯を伝えるハイドン作品以外の併録作も絶好の名演揃いです。 なおバーゼル室内管では笠井友紀がコンサートマスターを務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA783

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    SOLO BACH-ABEL
    無伴奏ガンバによる、バッハとアーベル作品集 詳細ページ
    [リュシル・ブーランジェ]

    Bass Viol Recital: Boulanger, Lucile - BACH, J.S. / ABEL, C.F. (Solo Bach-Abel)

    発売日:2022年01月28日 NMLアルバム番号:ALPHA783

    CD 2枚組通常価格:2,850円特価!:1,890円(税込)

    名手リュシル・ブーランジェ、無伴奏アルバムで新境地へ!古楽先進国フランスの俊才集団ピグマリオンの一員で、Alphaにはバッハのソナタ全曲録音もあるヴィオラ・ダ・ガンバ奏者リュシル・ブーランジェは、チェロやコントラバスよりも先に子供の頃からガンバに親しんできた古楽ネイティヴ世代。今回の無伴奏2枚組は、ガンバ奏者=作曲家アーベルの無伴奏作品に、バッハのさまざまな独奏曲からの編曲を組み合わせたプログラム。 ケーテン時代からのバッハの仕事仲間クリスティアン・フェルディナント・アーベルの息子で、バッハ自身の末男ヨハン・クリスティアン・バッハのロンドンにおける仕事仲間となったカール・フリードリヒ・アーベルは、ガンバの作曲家としては大物であるにもかかわらず、単独の無伴奏曲が散発的にあるだけで大作がないため、群小作曲家の一人と見なされがちな存在。「アーベルをバッハと対等の存在として扱えるように」(ブーランジェ談)と周到に編まれたプログラムは、この作曲家の小品を組み合わせた小ソナタ仕立てのセクションと、意外にもガンバの響きになじみやすい他の楽器のためのバッハの名曲群をもとに、自由に編まれた組曲とソナタが軸になりました。 生前は多くの自作を色々な別編成のために編曲し続けたバッハですが、ここで広く知られた曲まであたかもオリジナルのガンバ作品であるかのように響かせるブーランジェの手腕は圧巻。無題の作品も多いアーベルの音楽も、無伴奏のソナタを前提として書かれていたかのような味わい深い魅力とともに甦ります。

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  • 商品番号:NYCX-10269

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年4月号)★-

    『ヘンデル ー 魅惑の女性たち』
    ~ソプラノのためのアリア傑作選~ 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー、ジェローム・コレアス、レ・パラダン]

    HANDEL, G.F.: Opera Arias (Enchantresses) (Piau, Les Paladins, Correas)

    発売日:2022年01月21日 NMLアルバム番号:ALPHA765

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    名歌手ピオー待望の新たなるヘンデル傑作選は、強い存在感の女性たちが主役故郷フランスをはじめ欧州各地の歌劇場でバロック・オペラの名歌手として注目されてきただけでなく、フランス歌曲をはじめとする近代作品でもユニークな実績を重ねている最前線のソプラノ歌手サンドリーヌ・ピオー。古楽レパートリーによく合う透明感と独特の力強さを兼ね備えたその美声は、これまでにも一流指揮者たちによる数々のヘンデル作品の上演で多くの人々を虜にしてきました。 しかしソロ名義でヘンデル作品を集めたアルバムはNAIVEレーベルでの2作以来、実に10年以上ぶり! 今回は「魅惑の女性たち」と銘打ち、ヘンデル作品にしばしば登場する、妖術を操るなど個性的な女性役を中心とした名ナンバーが揃います。その顔ぶれは悲運の女性ルクレツィアや《エジプトのジューリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)》のクレオパトラなども含め、ピオー自ら「当初は軽めの役で注目されてきた自分のイメージを一新する、目的のためには人を殺めることさえいとわない力強い女性たち」を選んだと語る通り。 また自身も古楽歌手として出発しながらバロック歌劇指揮者としても明敏な才覚を発揮するジェローム・コレアス率いるレ・パラダンは、4/3/3/3/1という弦楽陣にオーボエやトランペットが折々加わる編成での参加。彫りの深い響きの妙は独唱をみごとに支えるとともに、器楽トラックでもフランス語圏の団体ならではの陰影鮮やかなサウンドを響かせます。 「わが運命に泣く」や「泣かせてください」などのヒットナンバーはじめ、ピオーと古楽器勢が真正面からヘンデルに向き合い、聴き深めるほどに味わいを増す濃密な解釈を織り上げた新たな傑作アンソロジーの登場です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA785

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    バティスト・トロティニョン(ピアノ)
    ANIMA - アニマ 詳細ページ
    [バティスト・トロティニョン]

    ANIMA / BAPTISTE TROTIGNON

    発売日:2022年01月14日 NMLアルバム番号:ALPHA785

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    実力派ジャズ・ピアニストによるシンフォニック・オーケストラのための作品集2000年のレコード・デビュー以来多数のアルバムをリリースし、数多くの受賞歴を誇るフランスのジャズ・ピアニスト、バティスト・トロティニョン。これまでもロックやシャンソンなど様々なジャンルを取り込んだ曲を発表し、その引き出しの多さが大きな魅力である彼ですが、今回はシンフォニック・オーケストラのために書いた作品を集めたアルバムが登場です。 とはいえ”シンフォニック・ジャズ”と呼ばれるジャンルとは違い、手法はモダンながらも、どれもクラシカルな管弦楽作品と呼べる曲となっています。トラック1-3ではソロ・ピアノでも参加。映画のワンシーンを連想させるようなメロディとリズムが魅力の、たいへん美しいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA786

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    『HYPNOS(ヒュプノス) 眠り』 詳細ページ [シモン=ピエール・ベスティオン、マッテオ・パストリーノ、アドリアン・マビール、ラ・タンペート]

    Choral Concert: Tempête (La) - FÉVIN, A. de / GREIF, O. / ISAAC, H. / SCELSI, G. / TAVENER, J. (Hypnos)

    発売日:2022年01月14日 NMLアルバム番号:ALPHA786

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    中世とルネサンス、瞑想的な20世紀音楽。
    眠りと死をたゆたう静謐な合唱空間
    古楽レパートリーに希有ともいえる適性を見せながら、アルバム作りに際しては必ず20世紀以降の作品など近現代の要素をバロック以前の音楽に交え、あくまでオーガニックな響きを保ちながら常に新鮮な音楽体験へ誘ってくれるフランスの声楽アンサンブル、ラ・タンペート。これまでにも近東伝統歌謡とドイツ初期バロック、ないしマショーとストラヴィンスキーなどを並列的に扱ったユニークなアルバムをリリースしていますが、今回のテーマは「眠りと死」。表題のヒュプノスとは古代ギリシャの眠りの神で(「催眠術」をあらわす欧州言語ヒュプノシスの語源)、神話では兄弟のタナトス(死の神)とともに夜の女神から生まれたとされています。 指揮者ベスティオンは原初のキリスト教会における礼拝を想像上で自由に再現することを意識しながら、西と東が交わるギリシャの地にも思いを馳せつつ、ほのかな異界感を漂わせたグレゴリオ聖歌以前のカトリック聖歌にまで遡る、ルネサンス以前の音楽を味わい深いア・カペラ中心の響きで今に甦らせてゆきます。 それらの音と違和感なく並ぶ20世紀作品もみな自然な響きの魅力を活かした楽曲ばかり。ピュアな和声感に二度や七度の不協和なはずの音の重なりが自然と隣り合うサウンドは、ラ・タンペートのやや東洋的趣きも感じられる独特な古楽歌唱の効果と言ってよいでしょう。 現代性と昔日らしさの補助線のように、バス・クラリネットと古楽器コルネットが声楽を支える音作りも精妙。「深く聴く」という体験の余韻をじっくり味あわせながら、此岸と彼岸の境が静かに溶けてゆく音の流れに出会える1枚です。

  • 商品番号:ALPHA787

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    ジョアン・ファルジョ(1975-)
    LOVESCAPES
    デイヴィッド・テプファーの詩にもとづく作品集 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー、ローズマリー・スタンドレー、デイヴィッド・テプファー、ジャンヌ・ジェラール、アンブロワジーヌ・ブレ、デルフィーネ・ハイダン 他]

    FARJOT, J.: Vocal Music (Lovescapes) (Piau, Barbeyrac, Bré, Haidan, Standley)

    発売日:2022年01月14日 NMLアルバム番号:ALPHA787

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ピオー参加! 日本の四国での印象から生まれた詩を中心とした歌曲集アメリカのオレゴン州に生まれ現在はフランスで活躍する作家デイヴィッド・テプファー。日本のしまなみ海道を自転車で妻と巡った体験から生まれた代表作『四国』を中心に、その詩を元にした歌曲や、それらの印象から生まれたピアノ曲などを収録したアルバムです。 作曲はアンサンブル・コントラストでピアニストを務めるジョアン・ファルジョ。フランスの歌姫ピオーが歌曲集『ラヴスケープス』(約23分)を歌うほか、19世紀中盤のポップスをレパートリーとする歌手ローズマリー・スタンドレーが語りを務め、2017年まで10年にわたりトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団のソロ・ヴァイオリン奏者を務めたジュヌヴィエーヴ・ロランソー、神戸国際フルートコンクール2013年の覇者マチルド・カルデリーニなども参加しています。 目の前に様々な風景が次から次へと広がっていくような、たいへん美しいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA723

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    ジュベール(1973-)
    ヴェルレーヌの詩による作品集 詳細ページ
    [アンサンブル・ロマンス・サン・パロール、マリー=ノエル・マールテン、ジュリアン・ジュベール]

    JOUBERT, J.: Ariettes oubliées / Aquarelles (Romances sans parole, Maerten)

    発売日:2021年12月24日 NMLアルバム番号:ALPHA723

    CD価格:2,475円(税込)

    21世紀のネオ・ロマンティシズムかネオ・ルネサンスか、
    心に沁み入る音で紡がれるヴェルレーヌの世界
    フランス19世紀後半の詩壇を代表する一人ポール・ヴェルレーヌ(1844-1896)の詩はフォーレやドビュッシーをはじめ、さまざまな作曲家たちによって歌曲化されてきましたが、ここで曲をつけているのは1973年生まれのフランスの作曲家ジュリアン・ジュベール。 オルレアン音楽院で教鞭をとり後進の育成にもあたっているジュベールが紡ぐ音楽は、前衛的実験的な語法とは一線を画した耳になじみやすい音作り。ポスト・ドビュッシー世代やデュリュフレ、デュティユーなどにも通じるフランス近代路線の語法を基調に、時としてルネサンスのマドリガーレにも通じるような響きで歌われるヴェルレーヌの美しい詩は、添えられた器楽オブリガートとともに新鮮な魅力で私たち21世紀の聴き手に訴えかけてきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10261

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    ヴェネツィアの鏡
    ~G.B.レアーリとヴィヴァルディ~ 詳細ページ
    [ル・コンソート (ジュスタン・テイラー、テオティム・ラングロワ・ド・スワルト、ソフィ・ド・バルドネーシュ、アナ・ザルゼンシュタイン)]

    Chamber Music (Italian Baroque) - REALI, G.B. / VIVALDI, A. (Specchio Veneziano) (Julien-Laferrière, Le Consort)

    発売日:2021年11月12日 NMLアルバム番号:ALPHA771

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    俊才テイラーと仲間たちが浮き彫りにする、ヴィヴァルディの影に潜む異才の存在イタリア・バロック屈指の才人ヴィヴァルディの作風はあまりにも個性的で、その作風は彼一代で成し遂げた偉業といってよいのかもしれませんが、そこにもまたルーツは存在するのだということが近年、1700年前後のヴェネツィアにおける作曲家たちの仕事が解き明かされるにつれ明白になってきました。 今回、初期のものを中心としたヴィヴァルディ作品と対置されるのは、彼より3歳年下のヴァイオリン奏者レアーリ。ヴィヴァルディとほぼ同じ頃に作曲家としてもデビューし、優れた才覚を発揮しました。 遠く離れたアムステルダムの版元が彼の『シンフォニア集』と題したトリオ・ソナタ集を出版したのは、ヴィヴァルディの『調和の霊感』より2年早い1709年のこと。生涯については未だ謎の多いこの作曲家の音楽は、トリオ編成に「チェロ」と明記したソロ・パートを添えて華やかな活躍の場を与えるなど、ヴィヴァルディ初期の試行錯誤に通じる様々な仕掛けに満ちています。両者の「ラ・フォリア」を冒頭と末尾に配したプログラム展開も絶妙。 近年ウィリアム・クリスティとのデュオ・アルバムもリリースした俊才ラングロワ・ド・スワルトを筆頭に、名手たちが弾く弦楽器は全てが18世紀以前に高く評価されていた製作家のオリジナル。テイラーの細やかな通奏低音演奏とあいまって、18世紀初頭のヴェネツィアという「ヴィヴァルディを育てた世界」の面白さを実感できる1枚です。

  • 商品番号:NYCX-10262

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年2月号)★-

    Bach before Bach
    バッハへ至る、ドイツ・ヴァイオリン芸術の道 詳細ページ
    [シュシャーヌ・シラノシアン、レオナルド・ガルシア・アラルコン、バラージュ・マーテー]

    Chamber Music (17th-18th Centuries) - BACH, J.S. / FARINA, C. / MUFFAT, Georg / SCHMELZER, J.H. (Bach Before Bach) (Siranossian, García Alarcón, Mate)

    発売日:2021年11月12日 NMLアルバム番号:ALPHA758

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    シラノシアンとアラルコンが熱く解き明かす、大バッハのヴァイオリン芸術の源流大バッハが、ヴァイオリン音楽の最高傑作のひとつ『無伴奏ソナタとパルティータ』に至るまでに書いた作品や、大きな影響を受けたであろう作曲家をテーマとしたアルバム。イタリアからヴァイオリン芸術をドイツに持ち込んだファリーナから、その後のドイツ・オーストリアを支えた巨匠ムファットやヴェストホフ、バッハのソナタ2曲と若き日のフーガ、シラノシアンがザルツブルクでラインハルト・ゲーベルに学んでいたころから親しんでいるヴァルターのパッサカリア、かつてバッハの作とされていたものの、今では同時代のドレスデン宮廷楽団でコンサートマスターを長年務めたピゼンデルの手によると目されているソナタからの楽章などを収録しています。 アルメニア系フランス人の血を引くシラノシアンと、アルゼンチン出身のアラルコン、ハンガリー出身のマーテーという血筋もあってか、息の合った3人がどの作品でもたいへん熱い演奏を聴かせてくれるのが嬉しいところ。 大家ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーの息子A.A.シュメルツァーがビーバーの作品を書き換えた「キリスト教徒の勝利」では、一部でチェロの弦に紙を挟んで演奏し、17世紀の戦場を思わせる効果音を加えて驚かせています。

  • 商品番号:ALPHA781

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    『Æther エーテル』 詳細ページ [サラ・アリスティドゥ(ソプラノ)]

    Vocal Recital (Soprano): Aristidou, Sarah - ADÈS, T. / DELIBES, L. / POULENC, F. / VARÈSE, E. / WIDMANN, J. (Æther)

    発売日:2021年11月12日 NMLアルバム番号:ALPHA781

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    今ヨーロッパを沸かせる驚異のソプラノ、
    サラ・アリスティドゥ待望のデビュー・アルバム!
    キプロス島に生まれ、現在はフランスを中心に活躍するサラ・アリスティドゥ。持ち前の驚異的なテクニックで様々な現代作品を全身で表現するほか、バロックからロマン派までの作品を豊かな表現で歌い上げる柔軟性を併せ持つ彼女は、同時代のアーティストたちから既に多くの信頼を得ており、今やヨーロッパ中のホールや歌劇場から声が掛かる存在です。 2019年にはヴィトマンの「迷宮IV」をバレンボイム指揮ブーレーズ・アンサンブルと共に初演。ヴィトマンは続けて「迷宮V」を彼女のために作曲し、これはこのアルバムでお披露目となっています。これまでラトルやロトといった指揮者たちとも共演、2020年には、このアルバムにもゲスト参加しているバレンボイムやパユらと共に、アテネ生まれの作曲家イリニ・アマルギアナキの《エウメニデス》をピエール・ブーレーズ・ザールにて上演、大きな評判となりました。 初めてのアルバムとなる今回は、バロックから最新作までの幅広い作品で彼女の実力を堪能できるもので、一見統一感のない選曲は、彼女が最も好きな国と語るアイスランドへの強い思いを軸としたイメージで繋がれています。 共演の「オルケスター・デス・ヴァンデルス(変革のオーケストラの意)」はドイツ各地から集まったアーティストで構成されており、高い演奏技術を誇るほか、環境問題への発言も行うオーケストラ。このアルバムも製作段階での二酸化炭素排出量をコントロールしており、パッケージはプラスチック素材を用いておらず、インクはオーガニックなものを使用、オーケストラが取り組むマダガスカルの森林再生事業にALPHAレーベルも協力しています。

  • 商品番号:NYCX-10257

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年2月号)★-

    ブラームス(1833-1897)
    ピアノ・ソナタ 第3番
    ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 詳細ページ
    [ジョナタン・フルネル]

    BRAHMS, J.: Piano Sonata No. 3 / Handel Variations (Fournel)

    発売日:2021年11月05日 NMLアルバム番号:ALPHA851

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    2021年エリザベート王妃コンクールの覇者、
    ジョナタン・フルネルによるブラームス
    務川慧悟と阪田知樹の入賞で、日本でも大きく沸いた2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門。ここで優勝したのみならず、マチルド王妃賞、聴衆賞も受賞したジョナタン・フルネルによるブラームスがALPHAから登場です。 1993年にフランスのサールブールに生まれた彼ですが、ブラームスへの憧れはこの数年どんどん大きくなってきており、特にこの2曲が持つピアノの音色の奥深さと壮大さを顕わにする驚くべき手法への愛着は大きく、デビュー・アルバムの演目とすることは自然の成り行きだったとのこと。それは彼のダイナミックな演奏ぶりともたいへんマッチしており、国民性や時代性を超えた現代の若い世代ならではの、グローバルで幅広い表現を聴かせてくれます。 エリザベート・コンクール最終ラウンドで第1位を勝ち取ったのもブラームスのピアノ協奏曲第2番。ヘンデル変奏曲もこのコンクールでも披露しており、そのライヴも発売されております(QEC2021)が、ここに収録されているのはコンクール前に行われたセッション録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10256

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    モーツァルト(1756-1791)
    《フィガロの結婚》序曲
    ヴァイオリン協奏曲 第3番
    交響曲 第41番 「ジュピター」 詳細ページ
    [ジュリアン・ショーヴァン、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ]

    MOZART, W.A.: Violin Concerto No. 3 / Symphony No. 41, "Jupiter" / Le nozze di Figaro: Overture (Simply Mozart) (Chauvin, Le Concert de la Loge)

    発売日:2021年10月22日 NMLアルバム番号:ALPHA776

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    今フランスで最も注目すべき古楽器合奏団、満を持してのモーツァルトは傑作3作!Apartéレーベルでの数々の名盤、特に一連のハイドン『パリ交響曲』の録音では、同時代の知られざる名作を次々と併せて紹介し、注目を浴びた古楽器合奏団コンセール・ド・ラ・ロージュ。古典派解釈の確かさは、それらのアルバムにフランスの批評メディアが続々絶賛を寄せてきたことからもわかります。シュシャーヌ・シラノシアン、ジュスタン・テイラー、タミ・クラウスといった新世代の古楽器奏者たちとの連携もさることながら、創設者・指揮者のジュリアン・ショーヴァンがピリオド奏法のヴァイオリン奏者としてもずば抜けた技量を誇っている点は見逃せません。 サンドリーヌ・ピオーによるフランス19世紀オペラ・アリア集『恋の相手は...』(ALPHA445/NYCX-10063)でALPHAからもリリース実績のある彼らが、同レーベルでモーツァルトの重要作品を定期的に発表してゆくことになり、その記念すべき第一弾がこの申し分ない選曲の一枚となります。 モーツァルトの全管弦楽曲中最も注目度の高い作品の一つ「ジュピター」をはじめ、隅々まで考え抜かれた解釈により各作品が驚くほどみずみずしく蘇る古楽器演奏で、細やかな音楽言語への徹底した読み込みがいたるところで効果を発揮。それでいて冒頭に掲げられた《フィガロの結婚》序曲の沸々と盛り上がる勢いといい、ヴァイオリン協奏曲におけるショーヴァンの濃密かつ圧倒的な「格」といい、一糸乱れぬ統率力と各奏者の自発性の絶妙なバランスといい、それらがまさに新時代の画期的名演と呼びうる強い存在感をこのアルバムに与えています。 作曲家自身の手紙からの引用を多数盛り込んだ解説も興味深く、生の18世紀の音像に迫ろうという強い気概が演奏の上質さにみごと結実した、頼もしい新シリーズの始まりと言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA775

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    『バッハを聴く悦び』 詳細ページ [様々なアーティスト]

    BACH, J.S.: Extase Musicale (L') (Cocset, Foccroulle, Herreweghe, Hurel, Café Zimmermann, Pilsan)

    発売日:2021年10月22日 NMLアルバム番号:ALPHA775

    CD 3枚組通常価格:2,850円特価!:1,590円(税込)

    決定的名演から最新録音まで!
    先鋭的古楽演奏で楽しむバッハの名曲
    ALPHA、ARCANA、PHIなどのレーベルに残された音源から、バッハの名曲を集めたCD3枚にもわたるベスト・アルバムが登場。フィリップ・ヘレヴェッヘ、エンリコ・ガッティといった巨匠から、カフェ・ツィマーマン、ジュリエット・ユレル、フランソワ・ラザレヴィチ、ブリュノ・コクセ、そしてパトリツィア・コパチンスカヤといった、新録音のたびに大きな話題を提供する名手たちの素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。 不等分律を用いた美しい響きで世界中を驚かせたアーロン・ピルザンの「平均律」など、最新録音が惜しげもなく投入されているのも嬉しいところ。 20世紀末から現在まで、世界を沸かし続ける魅力的なバッハ演奏を俯瞰できる、魅力的な企画です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA422

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    永遠のクリスマス 詳細ページ [ソフィ・ジャナン、フランス放送聖歌隊、パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊、フランソワ・ラザレヴィチ、レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアン ほか]

    NOËL ÉTERNEL - GRUBER, F.X. / POULENC, F. / WADE, J.F. (Maîtrise de Radio France, Maîtrise Notre-Dame de Paris, Castagnet, Jeannin, Chalet)

    発売日:2021年10月22日 NMLアルバム番号:ALPHA422

    CD 2枚組通常価格:2,475円特価!:1,590円(税込)

    フランス発、雰囲気たっぷりのクリスマス・アルバムAlphaレーベルからのクリスマス・アルバム。 1枚目は、ラジオ・フランスの聖歌隊(少年少女合唱団)とパリ・ノートルダム大聖堂の聖歌隊が、2017年のクリスマス期に合同で行ったコンサートのライヴ。有名なクリスマスの讃美歌を、聴衆と共に歌い上げています。 2枚目はラザレヴィチ率いるレ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアンと、ソフィ・ジャナン率いるフランス放送聖歌隊が録音したアルバム「バロック・クリスマス」をそのまま収めています。

  • 商品番号:ALPHA761

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    ブリュネットをご所望なら…
    ~フランス18世紀の流行歌の世界~ 詳細ページ
    [レ・カプスベルガールズ]

    VOUS AVEZ DIT BRUNETTES? (Les Kapsber'girls)

    発売日:2021年10月22日 NMLアルバム番号:ALPHA761

    CD価格:2,475円(税込)

    ロルフ・リスレヴァンド プロデュース、
    フランス発・新感覚の18世紀歌唱!
    Alphaレーベル創設当初の名盤群を思わせる、フランス古楽シーンならではの洒脱さと発見の喜びが詰まった好企画。18世紀初頭、クープランやラモーが活躍した時代のフランス人たちが大いに好んだ流行歌に光を当て、当時のスタイルをふまえた演奏再現に徹しているのですが、その音作りがきわめて新鮮で香気にあふれており、古楽ファンはもちろん、フランス近代音楽のリスナーにも強く訴えうる魅力が詰まっています。 たわいない羊飼いの男女の恋を歌ったブリュネットと呼ばれる俗謡、あるいは「まじめな歌・酒の歌」と総称されるタイプの軽い歌に器楽を交えつつ、2015年結成のフランス新世代といえるレ・カプスベルガールズがいかに秀逸なプレイヤーの集まりであるか、トラックごと実感せずにおれません。巨匠サヴァールの傍らでソロや歌唱伴奏、通奏低音など多面的に活躍してきた撥弦楽器の俊才ロルフ・リスレヴァンドがプロデュースを手掛けている点も、同団体の卓越した技量と、欧州古楽シーンが寄せている期待値をよく表しているのではないでしょうか。 長大なバロック・オペラを聴く上でも、こうした18世紀のフランスの聴き手たちが日頃なじんでいた音楽を知り、当時の感覚に近づいてみることには大きな意義がある……と聴くほどに感じられるアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA769

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    『ネメトン』
    マティアス・ピンチャー(1971-)
    作品集 詳細ページ
    [アンサンブル・アンテルコンタンポラン]

    PINTSCHER, M.: Nemeton / Beyond (a system of passing) / Lieder und Schneebilder / Mar'eh (Ensemble InterContemporain)

    発売日:2021年10月22日 NMLアルバム番号:ALPHA769

    CD 2枚組通常価格:2,850円特価!:1,590円(税込)

    注目度急速上昇中のマティアス・ピンチャー、アンサンブル・アンテルコンタンポランによる作品集日本の音楽ファンを大いに沸かせた、2021年8月のアンサンブル・アンテルコンタンポラン来日公演。特にその音楽監督マティアス・ピンチャーがテーマ作曲家に選ばれた「サントリーホール サマーフェスティバル 2021」は注目され、これまでのテーマ作曲家がそうであったように、彼の日本での認知度を格段に引き上げるものとなりました。 そこで初演された『音蝕』を含む、Alphaレーベルからの作品集第2弾が登場です。「ネメトン」とは、ケルト文化圏で聖なる場所を意味する言葉。この冒頭のパーカッション作品から、前衛的でありながらも、緻密に計算された音の一つ一つや多彩な音色が、聴く者の感性を直接刺激するような彼の作品の特性が強く出ています。 管弦楽の響きを出発点として、ドイツ、フランス、アメリカといった音楽環境を消化して進化し続ける、ピンチャーの様々な作風を楽しむことのできるアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA779

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    発売日:2021年10月22日

    CD 5枚組通常価格:4,425円特価!:2,690円(税込)

    名品が一堂に!
    欧州史に輝く名家の死者たちを見送った知られざる傑作群がAlphaのBOXで
    創設以来つねに歴史に埋もれた傑作の復権に大きく寄与してきた実績のあるAlphaレーベルならではの「レクイエムBOX」が登場。死者を見送るミサのための音楽=レクイエムやそれに類する葬送音楽には、有名曲に限らず驚くべき傑作がなぜか多く、隠れた名品に出会える可能性が高いのですが、今回のBOXにはその最高の実例ともいうべき秘曲が凝縮されています。 オケゲムやジョスカンが活躍した15世紀末の逸材フェヴァンによるフランス王家に捧げられたア・カペラ多声楽曲に始まり、前古典派世代の最重要人物の一人ヨンメッリのあまりに美しいレクイエム、革命の犠牲となった王と王妃をナポレオン戦争後に追悼すべく用意された三つの大作、リュリ前夜のフランス音楽史の間隙を埋める秘作にパーセルの重要曲、そして密かにファンが多いフックスの「皇帝レクイエム」。 ケルビーニのハ短調レクイエム(ニケならではの名演!)が辛うじて競合盤多数というくらいで、どれをとっても知名度は決して高くない曲にもかかわらず、初回リリース時に圧倒的な注目をリスナーや批評家勢から集めた音源ばかりが厳選されています。有名作が不在であるだけに聴覚体験の満足度の高さは嬉しい驚きとなるでしょう。 この10年内に出た録音が大半で、日本でも好評を博したヨンメッリ盤のような近作まで収録されている点もポイント。AlphaのほかZig-Zag Territoires、Ricercar、Arcanaの音源も含まれ、ニケや故マルゴワールなどの敏腕指揮者たちから、ル・ポエム・アルモニークやドゥース・メモワールなど最前線団体の活躍にまで触れられる充実度満点のBOXです。

  • 商品番号:NYCX-10247

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    SOL & PAT - ソル&パット
    ヴァイオリンとチェロの二重奏による作品集 詳細ページ
    [ソル・ガベッタ、パトリツィア・コパチンスカヤ]

    Violin and Cello Recital: Kopatchinskaja, Patricia / Gabetta, Sol - BACH, C.P.E. / COLL, F. / LECLAIR, J.-M. / RAVEL, M. / WIDMANN, J. (Sol and Pat)

    発売日:2021年10月15日 NMLアルバム番号:ALPHA757

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    ガベッタとコパチンスカヤの白熱デュオ・アルバム!アルバムをリリースする度にただならぬ企画で世界中の音楽ファンを驚かせ、今最も目の離せないモルドヴァ出身の鬼才ヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。協奏曲やソロ、様々な企画盤など多くのアルバムをリリースしてきたアルゼンチン出身の人気チェリスト、ソル・ガベッタ。一見大きく違う個性を持つ二人は、2002年の出会い以来の親友であり、実演での共演も多く、コパチンスカヤのアルバム『照らし出された快楽』(ALPHA580/NYCX-10180)ではフランシスコ・コーイの二重協奏曲で共演していましたが、今回満を持してデュオ・アルバムが届けられました。 ラヴェルとコダーイの作品を軸に、クセナキスやリゲティ、ヴィトマン、マルコヴィチに至る作曲家たちによるデュオ作品、鍵盤作品の右手と左手をデュオに振り分けたC.P.E.バッハやJ.S.バッハなど、多彩な作品を収録。期待にそぐわぬはじけた演奏で、冒頭のルクレールから原曲を大きくデフォルメした表現で楽しませてくれます。 タイトルのSOLもPATも彼女たちの名前からとられていますが、SOLはガベッタの母国語(スペイン語)で「太陽」、PATはコパチンスカヤの母国語(ルーマニア語)で「ベッド」あるいは「ザック(袋)」という意味もあります。

  • 商品番号:NYCX-10244

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    『コン・ブリオ』
    ヴィトマン(1973-)「コン・ブリオ」
    R.シュトラウス(1864-1949)二重小協奏曲
    ベートーヴェン(1770-1827)交響曲 第7番 詳細ページ
    [イェルク・ヴィトマン、アイルランド室内管弦楽団]

    WIDMANN, J.: Con brio / STRAUSS, R.: Duett-Concertino / BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 7 (Irish Chamber Orchestra, J. Widmann)

    発売日:2021年10月08日 NMLアルバム番号:ALPHA767

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ヴィトマン、自作とベートーヴェン、そしてリヒャルト・シュトラウスを振る、吹く!現代を代表する作曲家であり、クラリネット奏者そして指揮者であるヴィトマンと、彼の手兵アイルランド室内管弦楽団(ICO)によるアルバム。 冒頭に収録された「コン・ブリオ」は、マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団によるベートーヴェン・チクルスの際、交響曲第7番と第8番とに組み合わせる新作を依頼されたヴィトマンが、第7番の主題を元に自由に展開して書き上げた作品(ヤンソンスとBR響によるサントリーホール・ライヴがBR-KLASSIKより発売済み 900137)。今回が作曲者自身による待望の初録音となります。 晩年のリヒャルト・シュトラウスによる二重小協奏曲は、バロックの合奏協奏曲を連想させる古典的な構成の中に劇的要素を盛り込んだ小さいながらも聴き応えのある作品で、ヴィトマンのクラリネットに加え、ハインツ・ホリガーとの来日公演などで日本でもファンの多いファゴット奏者、ディエゴ・ケンナの妙技が聴けるのも嬉しいところです。 メイン演目のベートーヴェンでは、舞踏の聖化と評されたそのリズムが躍動的であるだけでなく、実に瑞々しく響くたいへん魅力的な演奏に仕上がっています。

  • 商品番号:NYCX-10248

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    サン=サーンス(1835-1921)
    チェロ協奏曲 第1番
    交響曲 第1番
    歌劇《サムソンとデリラ》より「バッカナール」 詳細ページ
    [アストリグ・シラノシアン、ナビル・シェハタ、南ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団]

    SAINT-SAËNS, C.: Cello Concerto No. 1 / Bacchanale / Symphony No. 1 (Siranossian, South Westphalia Philharmonic, Shehata)

    発売日:2021年10月08日 NMLアルバム番号:ALPHA764

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    熱演! アストリグ・シラノシアン、ナビル・シェハタによるサン=サーンスベルリン・フィルの首席を務めたコントラバス奏者でもあるナビル・シェハタによるタクトと、彼が2006年から首席指揮者を務める南ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団によるサン=サーンス。 チェロ協奏曲でソロをとるのはラ・フォル・ジュルネでの来日で日本でも人気のチェリスト、アストリグ・シラノシアンで、その艶やかな音色と隅々にまで行きわたる豊かな歌心で、壮年期のサン=サーンスらしい東洋趣味も感じさせるこの作品の魅力を最大限引き出しています。 続く交響曲第1番は作曲者18歳の作品で、早熟を感じさせる巧みなオーケストレーションと若さ漲る爽快な曲想が特徴ですが、シェハタはこれを瑞々しく、また力強く歌い上げました。 最後を飾る「バッカナール」の熱いクライマックスも実に見事。聴き応えたっぷりのアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10249

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第6番 「悲愴」
    幻想序曲「ロミオとジュリエット」 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 6, "Pathétique" / Romeo and Juliet Fantasy Overture (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2021年10月08日 NMLアルバム番号:ALPHA782

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    室内楽的アンサンブルから雄大なフォルテまで、パーヴォ渾身の「悲愴」2019/20のシーズンに予定されていた、トーンハレ管弦楽団と新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィによるチャイコフスキー・チクルス。新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により、2021年1月に無観客ライヴにて約1年遅れで完結し、併せて行われた録音が交響曲全集として発売されることとなりました。 先に発売されていた第5番、第4番(と第2番)に続き、後期3大交響曲の完結として第6番「悲愴」の分売も決定。パーヴォ・ヤルヴィにとって2007年のシンシナティ響との盤(Telarc)以来の再録音となる「悲愴」ですが、実は第4番と並んでチクルス最初期に演奏・録音されていたもの。しかしながら、新たにタッグを組んだ彼らの相性の良さを示す、各奏者の自発的な表現とアンサンブルの緊密さの同居、全体がうねるような濃密さを既に聴くことが出来ます。 木管楽器同士のやり取りが室内楽的な印象を与えながら、オーケストラが高みに導かれるフォルテもまた雄大で、映像に例えれば高解像度かつ被写界深度の深い演奏といえ、比較的速めのテンポ設定の中でも、作品の魅力を十二分に引き立てています。 「ロミオとジュリエット」はチクルス終盤に収録されたもの。こちらも美しく力強い演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10250

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年1月号)★-

    空想のバッハ音楽帳
    カンタータを中心とした作品を室内楽編成で 詳細ページ
    [カフェ・ツィマーマン]

    Chamber Music (17th-18th Centuries) - BACH, J.S. / BACH, C.P.E. / MOZART, W.A. (The Imaginary Music Book of J.S. Bach) (Café Zimmermann)

    発売日:2021年10月08日 NMLアルバム番号:ALPHA766

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    Alphaのバッハといえばカフェ・ツィマーマン
    作曲家の素顔に迫る個性的選曲の小品集!
    21世紀のクラシック・レコード界を古楽の領域から活性化させ「小資本レーベルの革命」と謳われたAlphaレーベル。その発足当初から看板アンサンブルの一つとして注目を集めてきたカフェ・ツィマーマンは、独特の香気と熱気をまとったバッハ解釈で世界を瞠目させてきました。 全6タイトルからなる『さまざまな楽器による協奏曲』シリーズの完成から10年、新たなバッハ演奏として彼らが提案するのは「プライベートな音楽帳」。楽譜出版業が活性化しはじめた18世紀も手書きで楽譜を写す習慣は健在で、私的な仲間同士で音楽を楽しむ場では、自分たちに演奏可能な編成への編曲も兼ねて楽譜を記したと考えられますが、今回のプログラムはまさにそうした時代の習慣にあわせた選曲。教会カンタータの器楽合奏曲やアリアを室内楽向けに直した興味深いトラックの数々に加え、フリードリヒ大王の宮廷で活躍するようになった頃に次男が書いた曲、大王のために書かれた『音楽の捧げもの』など、晩年のバッハをとりまく世界に響いた18世紀的日常を追体験できる1枚になっています。 モーツァルトがバッハ作品を編曲した『前奏曲とフーガ』の再編曲もスリリングな演奏。21世紀ならではの進化型古楽器アルバム、彼らの協奏曲録音との比較も面白そうです。

  • 商品番号:ALPHA778

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲全集/管弦楽作品集 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    発売日:2021年10月08日

    CD 5枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    困難を乗り越え完結!
    パーヴォ&トーンハレ管のチャイコフスキー
    新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィ就任の記念として、2019/20のシーズンに肝いりで計画されたトーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキー・チクルス。新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により約1年遅れで完結し、併せて行われた録音が、スイスのオーケストラ初のチャイコフスキー交響曲全集として発売されることとなりました。リリース済みの第5番、第2番と第4番、全集と同時発売の第6番に加え、2021年1月に無観客ライヴが行われた第1番と第3番を収録し、さらに厳選された管弦楽作品も収められる嬉しい内容です。 初登場の第1番でのロシア民謡的なフレーズの躍動感も素晴らしいもの。緊密なアンサンブル、各奏者の生き生きとした表現、濃密なオーケストラのうねりが作品のロマン性を引き立て、それでいて気品も感じさせるという、パーヴォ・ヤルヴィならではチャイコフスキー像が刻まれています。

  • 商品番号:NYCX-10242

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年12月号)★-

    C.P.E.バッハ(1714-1788)作品集
    アダージョ
    3つの四重奏曲
    アンダンテ・コン・テネレッツァ 詳細ページ
    [ネヴァーマインド(ジャン・ロンドー、アンナ・ベッソン、ロバン・ファロ、ルイ・クレアック)]

    BACH, C.P.E.: Chamber Music (Nevermind)

    発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:ALPHA759

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ジャン・ロンドーら4人の気鋭が新鮮なセンスで問う、
    C.P.E.バッハ最晩年の謎多き傑作
    古楽の通念に縛られず、しかし筋の通った理念から決して離れない、みずみずしい演奏解釈で知られる新世代のチェンバロ奏者ジャン・ロンドー。この異才に負けず劣らぬ強い個性を全員が持ちながら、それに溺れることのない稀有なアンサンブルを織り上げてゆく、新感覚の古楽器四重奏団ネヴァーマインドの快進撃は目を見張るばかり。 今回の録音は生前から同時代人とは一線を画した作風で知られ国際的名声を博した「大バッハの次男」C.P.E.バッハ。それも残された作品でも特に個性的な最晩年の謎めいた「四重奏曲」を中心に、充実した編曲楽章2曲が添えられた好選曲です。 鍵盤パートは作曲者が楽器の指定をしていないためチェンバロでもフォルテピアノでも弾けてしまい、「四重奏曲」と言っても鍵盤の左手と右手それぞれに1パートずつが充てられているため3人で演奏することが可能でもあり、解釈が演奏者の裁量で大きく変わってくる構成。ヴァイオリン抜きでヴィオラに大きな活躍の場が与えられている点もユニークです。これら3曲はモーツァルトがピアノ協奏曲の大半を作曲し終えた古典派時代の只中、C.P.E.バッハの最晩年に作曲されていながら当人の初期・中期にむしろ近い作風で、ロンドーはあえてチェンバロを選び、他の3人の自由闊達な音作りと絶妙のやりとりを繰り広げてゆきます。 編曲作品2曲は鍵盤独奏曲が原曲ながら、さながら最初から最晩年のこの作品と同じ編成で書かれていたかのような自然さ。アンサンブルのメンバーによる解説も充実しており、古楽シーンの最前線ならではのエキサイティングな音楽体験を満喫できる1枚に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10243

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年12月号)★-

    モンテヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《オルフェオ》 詳細ページ
    [ヴァレリオ・コンタルド、マリアナ・フローレス、レオナルド・ガルシア・アラルコン、ナミュール室内合唱団、カペラ・メディテラネア]

    MONTEVERDI, C.: Orfeo (L') [Opera] (Contaldo, M. Flores, Bridelli, Quintans, Meerapfel, Namur Chamber Choir, Cappella Mediterranea, García Alarcón)

    発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:ALPHA720

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    ラテンの情熱たぎる、アラルコンの《オルフェオ》!音楽と劇との組み合わせは古くからありますが、現在の歌劇の形に最も近いものという観点から「史上初めての大掛かりな歌劇」と呼ばれることもあるモンテヴェルディの《オルフェオ》。名盤ひしめくこの作品に、注目すべき新たな録音が登場しました。 アルゼンチン出身で1997年からヨーロッパで活動し、近年躍進目覚ましいレオナルド・ガルシア・アラルコンと、彼の率いるカペラ・メディテラネアらによるこのアルバムは、確固とした研究成果に根差しながらも、彼らの持ち味であるラテン的な音楽性を存分に発揮させた素晴らしい演奏に仕上がっています。 バロック・オペラの録音や公演で現在引っ張りだこのテノール、ヴァレリオ・コンタルドによるオルフェオ、オペラからバロック歌曲までを表情豊かに歌い上げることで定評のあるマリアナ・フローレスによるエウリディーチェ、ポルポラとヘンデルのアリアを集めたアルバム(ARCANA A461/NYCX-10055)で驚異的な表現力を見せつけたジュゼッピーナ・ブリデッリによる女の使者など、万全の布陣による歌手陣の切々とした歌唱も聴きどころ。通奏低音だけでも名手キート・ガートをはじめとした10名もの奏者を揃えており、冒頭のトッカータから既に凄まじい気合を感じさせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA753

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    「ジェリオット」
    ラモーを虜にしたオートコントル歌手
    ~18世紀フランス歌劇名場面集~ 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、ア・ノクテ・テンポリス]

    Opera Arias (Tenor): Mechelen, Reinoud van - COLLIN DE BLAMONT, F. / LECLAIR, J.-M. / RAMEAU, J. (Jéliote, haute-contre de Rameau)

    発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:ALPHA753

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ラモーお気に入りの名歌手の偉業を探る好企画!
    リュリ編に続く「オートコントル」第2弾
    17世紀から18世紀にかけてのフランスで、合唱の中音域を受け持つとともに幾多の名歌手がソリストとして活躍した、独特の男声高音部オートコントル。裏声を使わない高音域のテノールで、歌いこなすのが難しい声部ではありますが、近年は古楽復興の流れを受けて俊才が続々登場しています。 ベルギーの名歌手で広く国際的に活躍をみせるレイナウト・ファン・メヘレンもその一人。すでにAlphaやRicercarなどで数多くの録音に参加している彼ですが、2019年にリュリお気に入りの名歌手デュメニに光を当てたアルバム(Alpha554)でフランス・バロックへの適性を改めて印象づけました。 その続編ともいうべき今回は、日本でも上演機会が増えてきたラモーの傑作《プラテー》のタイトルロールを始め、性格的な登場人物を歌いこなして18世紀中盤のフランスで絶大な人気を誇った名歌手ピエール・ド・ジェリオットに光を当てています。ラモーの重要作品で数多くの名場面を彩った人物で、本盤ではそのラモーを中心に、17世紀生まれのルクレールからジェリオットの同時代人で世紀末まで生きたドーヴェルニュに至るさまざまな作曲家の作品から曲が選ばれています。 平素は室内楽編成で活躍するア・ノクテ・テンポリスも今回はやや拡大した編成で、数多く含まれている器楽トラックも含め、豪奢な響きで緩急メリハリのついた音楽展開を聴かせてくれます。

  • 商品番号:ALPHA738

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    ブクステフーデ(1637-1707)
    トリオ・ソナタ集 Op.2 詳細ページ
    [アルカンジェロ]

    BUXTEHUDE, D.: Sonatas, Op. 2 (Arcangelo)

    発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:ALPHA738

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    北ドイツ・オルガン楽派の巨匠が残した意欲的室内楽作品を、英国の精鋭たちによる秀演で!青年時代の大バッハが、ドイツ中部のアルンシュタットからバルト海沿岸のリューベックまで徒歩で演奏を聴きに行ったことでも知られる、北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ディートリヒ・ブクステフーデ。バッハにも多大な影響を与えたオルガン音楽が特に有名ですが、その一方で彼はドイツ北方におけるイタリア音楽模倣の重要な担い手の一人として、声楽曲や室内楽曲の発展にも大きく貢献していました。 なかでも、イタリアでコレッリが2挺のヴァイオリンと通奏低音のための曲種としてトリオ・ソナタの形式を整えつつあった17世紀末、ブクステフーデが相次いで刊行した二つのソナタ集は、主役格の楽器としてヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバが対等な活躍をみせる異色作。同種の編成の音楽はドイツ語圏で数多く刊行されていましたが、ブクステフーデの2集はその充実度と多彩さで群を抜いています。 英国を拠点に世界的活躍をみせる俊才集団アルカンジェロは、Alphaレーベルで2017年に録音した「作品1」(Alpha367)の経験を経て、ブクステフーデの作風のさらなる充実を示す作品2を全曲録音。 若き名手トーマス・ダンフォードのリュート、オペラ指揮にも秀でたジョナサン・コーエンのチェンバロからなる通奏低音は、弓奏楽器がないことで主役格の2者をことのほか引き立てる効果も抜群! ガンバとヴァイオリンの音色の違いとその味わいも、Alphaならではの自然派録音で際立ち、整然さと躍動感の間で揺れる不思議な作風の面白さをよく引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA754

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    『Hâl~ラヴ・バラード』
    イラン、インド、そしてアイルランドの音楽が交わるところ 詳細ページ
    [マリアム・シェミラニ、シルヴァン・バルー、ビヤン・シェミラニ、ケイヴァン・シェミラニ、ソクラティス・シノプロス]

    発売日:2021年09月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    イラン音楽の名家とアイリッシュ・フルートの名手との共演による、音楽の交差点テヘランに生まれイラン音楽の大家としてHarmonia Mundiレーベルへの録音などで名高いジャムシド・シェミラニを父に持ち、親子でのトリオ活動でも有名なケイヴァンとビジャン、そして看護師としての顔も持つ歌手のマリアムというシェミラニ兄弟に、アイリッシュ・フルートの名手として日本にもファンの多いシルヴァン・バルーを加えた、現在フランスで活躍する4人によるイラン、インド、アイルランド音楽の要素をミックスしたクロスオーバー・アルバム。 曲の多くはケイヴァンが中心となって制作・編曲されており、使用する楽器はイランの太鼓ザルブとアイリッシュ・フルートを中心に、アジアのフルートや2枚リードの木管楽器、アイルランドとイランのバグパイプなど様々。さらに、ギリシャのリラ(小型の擦弦楽器)の名手として名高く、FUGA LIBERAからもアルバム(FUG753)をリリースするソクラティス・シノプロスも参加という豪華な布陣です。 様々な楽器が織りなすエスニックで色彩豊かな音色といい、民族音楽とポップスの間を行くようなメロディと曲作りといい、様々な要素と楽器がフランスの地で出会い、豊かな融合をみせた、たいへん心地よい音楽です。

  • 商品番号:ALPHA770

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    NO TIME FOR CHAMBER MUSIC
    弦楽九重奏で聴くマーラー 詳細ページ
    [コレクティフ9]

    Chamber Music (Contemporary) - BERTIN-MAGHIT, T. / HERSANT, P. / MAHLER, G. (No Time for Chamber Music) (Collectif9)

    発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:ALPHA770

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    痛快! 室内楽編成によるマーラーマーラーの交響曲と歌曲を弦楽九重奏への自由なアレンジで収録したアルバム。演奏は、革新的なプログラム構成と個性的な編曲でクラシック作品の数々を聴かせるモントリオールの弦楽アンサンブル、コレクティフ9。 今回の編曲は、コントラバスを担当するベルタン=マギによるものです。基本的には各曲の要素を印象的にまとめ上げて伝える原曲に沿った編曲ですが、突然クレズマー風にデフォルメされたりして驚かされるところも。「僕の胸の中には燃える剣が」など、詩の内容を鮮烈に伝えるアレンジと演奏も見事です。 「カロ風の幻想曲」は、フランスの人気作曲家フィリップ・エルサンが、マーラーの交響曲第1番のフレーズを自由にコラージュした小品ですが、原曲のように大きく盛り上がることはなく、消え入るように終わります。 その雰囲気を受けた「ドン・ファンの幻想」で遠く彼方に過ぎ去っていくようにアルバム全体が閉じられる、美しい作りとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10240

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    -★2021年度 第59回レコード・アカデミー賞受賞(オペラ部門)★- -★『レコード芸術』特選盤(2021年12月号)★-

    ドビュッシー(1862-1918)
    《ペレアスとメリザンド》 5幕の抒情劇 詳細ページ
    [スタニスラス・ド・バルベラク、キアラ・スケラート、アレキサンドル・デュアメル、ジェローム・ヴァルニエ、ピエール・デュムソー]

    DEBUSSY, C.: Pelléas et Mélisande [Opera] (Barbeyrac, Skerath, Duhamel, Varnier, Baechle, Bordeaux Aquitaine National Orchestra, Dumoussaud)

    発売日:2021年09月17日 NMLアルバム番号:ALPHA752

    CD 2枚組国内仕様 歌詞日本語訳/日本語解説付価格:4,950円(税込、送料無料)

    コロナ禍が生んだ注目盤、
    日本公演とほぼ同キャストによる《ペレアスとメリザンド》
    新型コロナ・ウイルスによるパンデミックが世界を覆う中、ボルドー国立歌劇場で再演が予定されていた《ペレアスとメリザンド》も公演中止となってしまいましたが、劇場はALPHAレーベルと組み、この作品の録音へと取り組むことになりました。2018年にプレミアを迎えたこのプロダクションは、同年ミンコフスキ指揮オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏で金沢と東京でも披露され、大きな成功を収めたものです。 ソリストもジュヌヴィエーヴ役以外は日本公演と同一というのが嬉しいところ。ペレアス役のバルベラク、メリザンドを演じるスケラートの安定した歌唱力から生まれる強い意志と繊細さの両立が聴きどころで、ゴロー役のデュアメルはじめ脇を固めるメンバーも素晴らしい出来栄えです。ボーイ・ソプラノの起用もあるイニョルドを演じるケレはまだ十代のソプラノで、微妙な役どころをうまく演じています。 デュムソーの操る音楽も、大きな起伏を描きながら全体の流れを上手くコントロールしており、申し分ありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA654

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    アニマ・エテルナ・ブリュッヘBOX
    ~国民楽派からガーシュウィンまで~ 詳細ページ
    [ジョス・ファン・インマゼール、アニマ・エテルナ・ブリュッヘ]

    発売日:2021年09月17日

    CD 7枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    パイオニアとしての圧倒的な偉業。19〜20世紀管弦楽の真相に迫った名盤群現代のピアノではなく、19世紀以前の作曲家たちが知っていた当時のモデルの歴史的ピアノを早くから弾きこなし、バロックやモーツァルトからドビュッシー、ラフマニノフに至る広範な演目で「作曲当時の姿」を解き明かしてきた古楽大国ベルギーの才人ジョス・ファン・インマゼール。信頼できる古楽器奏者たちを集めてのアニマ・エテルナ(現在の呼称は拠点都市の名を冠しての「アニマ・エテルナ・ブリュッヘ」)では、モーツァルトのピアノ協奏曲に始まりベートーヴェン作品での画期的録音で注目を集めましたが、その後Zig-Zag Territoiresではヨハン・シュトラウス、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、さらにオルフやガーシュウィン……と、オーケストラ演奏の王道演目にどんどん切り込み、その発表当初の響きを探り続け世界を驚かせました。 同レーベルの音源を受け継いだAlphaからは、ベートーヴェンの交響曲全集やフランス音楽BOXに続いて今回、ロマン派以降の作曲家たちのBOXが登場。2018年にAlphaから発表されたガーシュウィン古楽器演奏アルバム(!)まで含め、客観性を重視しながらパッションに溢れた妥協のない解釈の数々を、改めて味わい尽くす好企画となっています。 なおDISC7は86分を超える収録時間のため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない場合があります。商品の仕様となりますので、ご了承ください。 またブックレットに一部誤記がございますが、そのままでのご提供となります。

  • 商品番号:ALPHA748

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    シューベルト(1797-1828)
    『レルシュタープとハイネの詩による13の歌曲』D.957(『白鳥の歌』より)
    弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956 詳細ページ
    [ユリアン・プレガルディエン、マルティン・ヘルムヒェン、クリスティアン・テツラフ、ターニャ・テツラフ、フローリアン・ドンダラー、レイチェル・ロバーツ、マリー=エリザベート・ヘッカー]

    SCHUBERT, F.: Schwanengesang / String Quintet / MENDELSSOHN, Felix: Lieder ohne Worte, Op. 30, No. 7 (Prégardien, Helmchen, C. Tetzlaff)

    発売日:2021年09月10日 NMLアルバム番号:ALPHA748

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    シューベルト晩年の傑作群と関連作品を組み合わせた好企画ユリアン・プレガルディエンとマルティン・ヘルムヒェンによる『白鳥の歌』を中心としたDISC1、クリスティアンとターニャのテツラフ兄妹を中心としたメンバーによる弦楽五重奏曲を収めたDISC2という、シューベルト最晩年の2曲をカップリングした興味深い企画盤。 シューベルトの死後、遺稿からまとめて出版されたのが『白鳥の歌』ですが、この中から唯一ヨハン・ガブリエル・ザイドルの詩にもとづき、作品整理番号も単独で別途D.965aを振られている「鳩の使い」を省いた、レルシュタープとハイネによる13曲がここには収められています。 さらにメンデルスゾーンの『無言歌集』第2集から第1曲と、ヨハン・ゼンの詩にシューベルトが曲をつけた「白鳥の歌」をタイトルに持つ歌曲を間に挟み、ラストにはファニー・メンデルスゾーンがハイネの「白鳥の歌」に作曲した歌曲を収録という凝ったプログラム。プレガルディエンの滑らかな歌声にヘルムヒェンの端正なピアノが絡み、シューベルトならではの詩情の世界を、淡々とした表情の中にも奥深く表出しています。 シューベルトが唯一残した弦楽五重奏曲であるD.956は、死のわずか2カ月ほど前に完成されたもの。体調不良が続いた晩年とはいえ彼の創意は衰えず、作品も常に発展し続けました。この作品も、弦楽五重奏というとヴィオラを2本というのが通例だった当時に、ボッケリーニと同じくチェロを2本という編成で低音域の充実を図った意欲的なもの。結果、安定した響きの上でシューベルトならではの歌謡性が引き立っています。 テツラフ兄妹に指揮者としても活躍するドンダラーなどを加えたメンバーによるこの演奏は、作品の情感を実にバランスよく表現しており、人気の高い第2楽章でも動的な熱量が程よく、どこか彼岸を感じさせる美しさも一層際立っています。

  • 商品番号:ALPHA756

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
    全6曲 BWV 1001-1006 詳細ページ
    [テディ・パパヴラミ]

    BACH, J.S.: Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001-1006 (Papavrami)

    発売日:2021年09月10日 NMLアルバム番号:ALPHA756

    CD 2枚組通常価格:2,850円特価!:1,890円(税込)

    古楽器演奏の理念を咀嚼して辿り着いた境地、パパヴラミ2度目の『無伴奏』バルカン半島のアルバニアからフランスへ若くして拠点を移し、パガニーニ『カプリース』の全曲ライヴ録音を無修正でリリース(AECD0985)するほどの圧倒的な技術を持ちながら、硬派なキャリア形成を続けてきた俊才テディ・パパヴラミ。同じアルバニア出身の世界的作家イスマイル・カダレの専属翻訳家も務めるほど文才も高く、多岐にわたる視野をそなえた新時代の名手で、2016年には自伝の邦訳も出版されました(『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』山内由紀子訳、藤原書店)。 バッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』はaeonレーベルで2004年に制作された旧録音(AECD0535)もありますが、今回の新録音では徹底的にヴィブラートを抑え、音の造形を改めて考え抜いたピリオド・アプローチ寄りの解釈。しかも理念的な堅苦しさに傾くことがまったくない、驚くほど丹精で自然な演奏は何度も聴き深めたくなる充実度です。 文芸批評や音楽評論でも活躍するジャーナリストのジャック・ドリヨンが解説を寄せている点も、文人音楽家の録音らしい一面といえるかもしれません。Alphaレーベルならではの筋の通ったバッハ盤がまた一つ増えました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10234

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    PASSION
    リュリと17世紀フランスの抒情悲劇 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    発売日:2021年08月27日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    リュリ芸術の魅力を1枚に凝縮!
    17世紀フランスで活躍した他の天才たちの作品も交えた絶好企画
    フランス語によるオペラの最も古典的な形式である抒情悲劇(トラジェディ・リリーク)の確立者であり、序曲や舞曲の形式でドイツ語圏の音楽にも大きな影響を与えたジャン=バティスト・リュリ。その音楽史上の重要度は認識されていながらも、本領ともいえる劇音楽分野での偉業を実感できる機会は日本で多いとは言えません。 そんな中、ヴェルサイユ・バロック音楽センターの頼もしい協力のもと、同国の古楽シーンを支えてきたAlphaレーベルから、それらをCD1枚で堪能するのに絶好の企画盤が登場します。今ではロマン派や近現代の作品でも大きな評価を得ているヴェロニク・ジャンスを中心に、フランス古楽界の精鋭が集いお届けするのは、さまざまなリュリ作品からの抜粋に彼の後継者・好敵手たちの傑作を交え、全5幕の抒情悲劇仕立てで「逞しくも恋に翻弄される女」を描きあげたプログラム(ブックレット解説は知られざるフランス語劇音楽に豊かな知見を誇る研究者ブノワ・ドラトヴィツキ)。恋の悲しみや絶望、復讐に燃える怒りや喜びの恍惚など、リュリの巧みな音使いあればこその変幻自在な作品をみごと一貫性ある物語として歌い上げます。 躍進めざましいフランスの指揮者ベスティオン・ド・カンブラのもと、フランス古楽特有の音の機微を巧みに捉えた解釈を聴かせる器楽陣も、ジャンスの圧倒的な存在感に負けることなく、互いに引き立て合い鮮やかな音楽を聴かせます。合唱指揮は大ヴェテランのシュネーベリ。

  • 商品番号:ALPHA741

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    MOZART y MAMBO
    モーツァルトとマンボ
    ライヴ・イン・ハバナ(ドキュメンタリー付き) 詳細ページ
    [サラ・ウィリス(ホルン)、ホルヘ・アラゴン、ユニエト・ロンビーダ・プリエト、ハロルド・マドリガル・フリアス、ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン ほか]

    Horn Recital: Willis, Sarah - MOZART, W.A. / CARRILLO, I. / OLIVERO, E.P. / PRADO, D. / SIMONS, M. (Mozart y Mambo)

    発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:ALPHA578

    DVD+Blu-ray通常価格:3,225円特価!:1,790円(税込)

    世界的大ヒット・アルバムのライヴ映像が登場!マンボに魅せられキューバを訪れたベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスが、地元のミュージシャンと録音して2020年7月に発売、世界的な大ヒットを記録したアルバム『モーツァルトとマンボ』。このアルバム録音時にハバナで行ったライヴの映像が登場します。 ベルリン・フィルでは下吹きを担当するウィリスが、人前で初めてと言いながら見事な演奏を聴かせるモーツァルトはもちろん、キューバのミュージシャンたちと共に陽気なグルーヴで繰り広げるマンボが大きな見どころ。世界が新型コロナウイルスによるパンデミックに見舞われる直前、今思えば奇跡のような素晴らしいコンサートが記録されています。 全ての映像監督とドキュメンタリーの構成を担当するのは、『ベートーヴェンと生きる』(サイモン・ラトルとベルリン・フィル)、『ヴィオラは私の声』(タベア・ツィンマーマン)などのドキュメンタリー映像で大きな評価を得ているマグダレーナ・ジェンバ=シュヴィント。NHK-BSでの放送でも話題になりました。 同内容のDVDとBlu-rayがセットとなっています。

  • 商品番号:ALPHA640

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    『謎めいた幸運の神』[4枚組]
    ザカラ・ダ・テラモ作品全集 詳細ページ
    [ミケーレ・パゾッティ、ラ・フォンテ・ムジカ]

    ZACARA DA TERAMO, A.: Works (Complete) (Enigma Fortuna) (La Fonte Musica, Pasotti)

    発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:ALPHA640

    CD 4枚組通常価格:4,425円特価!:2,990円(税込)

    中世とルネサンスをつなぐ驚くべき才能!
    最前線の中世音楽奏者らが聖俗両面を解き明かす
    初期ルネサンスのデュファイやバンショワらブルゴーニュ楽派よりもさらに早く、マショーやランディーニら中世末期の多声音楽作曲家たちより少し後の世代に属するザカラ・ダ・テラモ。近年ようやく研究が進んだことで、14世紀末から15世紀にかけての多声音楽の過渡期に活躍したこの才人が、その多彩な表現で時代をいかに賑わせていたかが明らかになってきました。 14世紀アルス・ノーヴァの複雑な多声技法にも、15世紀以降のルネサンス・ポリフォニーにも通じる多面的な魅力を、中世楽器を使いこなす名手たちが多数集うイタリア随一の声楽&古楽器アンサンブルが徹底解剖。よく考え抜かれた楽器構成もさることながら、伸縮自在のダイナミックな演奏は教会音楽でも俗世向けの音楽でも、これらがルネサンス多声芸術の萌芽を解き明かすのではないかという好奇心を強く掻き立てずにおきません。 ミケーレ・パゾッティは14世紀イタリア音楽を集めたアルバムですでに注目を集めている新世代の俊才。ハープのマルグレート・ケルのような大御所古楽器奏者のゲスト参加も頼もしいところ。 充実したブックレットとあわせ、古楽ファンの関心を存分に満たしてくれるALPHAレーベルならではの4枚組です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA749

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    サン=サーンス(1835-1921)
    動物の謝肉祭/死の舞踏
    プーランク(1899-1963)
    2台のピアノのための協奏曲 詳細ページ
    [デュオ・ヤテコック、リュシー・ルゲ、アレックス・ヴィゾレク、リール国立管弦楽団]

    SAINT-SAËNS, C.: Carnival of the Animals / POULENC, F.: Concerto for 2 Pianos (Vizorek, Duo Jatekok, Orchestre National de Lille, Leguay)

    発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:ALPHA749

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランスで人気のピアノ・デュオとナレーターによる
    アット・ホームな『動物の謝肉祭』と、鋭い切れ味のプーランク
    現代音楽を中心としたパフォーマンスが人気を呼び、フランスで大いに受けているデュオ・ヤテコック。名前の由来はハンガリー語で「遊び」を意味し、クルターグが同名のピアノ曲を書いています。 彼女たちと、ラジオ・フランスで人気のパーソナリティー、アレックス・ヴィゾレクが手を組んだ『動物の謝肉祭』が登場。ヴィゾレク自身が新たに書いたテキストを用いており、演奏との親密さがたいへん好感の持てる出来栄えです。「ピアニスト」で聴かせるデュオ・ヤテコックの“外しぶり”もさすが。 そして同時収録されたプーランクの協奏曲では、彼女たちの本領発揮ともいえる鋭い演奏と、抒情性とクールさのバランスが絶妙な緩徐楽章も楽しむことが出来ます。「死の舞踏」の前には、ヴィゾレクの朗読によって作品の元になったアンリ・カザリスの詩も収録。 サン=サーンス歿後100年記念リリースです。ブックレットはフランス語のみ。

  • 商品番号:ALPHA755

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    フーガの技法 BWV 1080 詳細ページ
    [フィリッポ・ゴリーニ]

    BACH, J.S.: Kunst der Fuge (Die) (The Art of Fugue), BWV 1080 (Gorini)

    発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:ALPHA755

    CD 2枚組通常価格:2,850円特価!:1,890円(税込)

    若き才人ゴリーニの本領発揮!
    待望のバッハはなんと『フーガの技法』
    1995年イタリアに生まれ、アルフレート・ブレンデルに師事し、2015年ボン・ベートーヴェン国際コンクールで第1位と聴衆賞を獲得したフィリッポ・ゴリーニ。ALPHAレーベルから『ディアベリ変奏曲』(ALPHA296)で大胆なCDデビューを飾り、続く『ハンマークラヴィーア』(ALPHA591)と共に、ディアパソン誌、BBC、ル・モンドなどで高い評価を得ました。 そして2020年のボルレッティ=ブイトーニ財団アワードを受賞したことにより、その援助のもとバッハの『フーガの技法』を様々な分野から多角的に探究するプロジェクトを始動。その一環として、この難曲が3枚目のアルバムとして選曲されました。大バッハが自身の作曲技法の粋を集めた一連の作品に師ブレンデル譲りの端正なピアニズムで向き合い、じっくりと、時に程よい躍動感も加えて声部の綾を紡いでいます。 最後の3声のフーガは未完のままでの収録ですが、その完結までに思いを馳せるための長い無音を付すという演出。そしてブックレットには、T.S.エリオットの『4つの四重奏』にインスパイアされたという、14のコントラプンクトゥスに呼応した自作詩、さらにカノンに対応していると思われる自作の4つの英語俳句も掲載しているという多才ぶりで、自ら主宰するプロジェクトの大きな一歩を踏み出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA773

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    サン=サーンス(1835-1921)
    動物の謝肉祭 R.125
    死の舞踏 Op.40 詳細ページ
    [デュオ・ヤテコック、リュシー・ルゲ、アレックス・ヴィゾレク、リール国立管弦楽団]

    発売日:2021年08月27日

    LP価格:2,850円(税込)

    フランスで人気のピアノ・デュオとナレーターによる、
    アット・ホームな『動物の謝肉祭』
    現代音楽を中心としたパフォーマンスが人気を呼び、フランスで大いに受けているデュオ・ヤテコック。名前の由来はハンガリー語で「遊び」を意味し、クルターグが同名のピアノ曲を書いています。 彼女たちと、ラジオ・フランスで人気のパーソナリティー、アレックス・ヴィゾレクが手を組んだ『動物の謝肉祭』が登場。ヴィゾレク自身が新たに書いたテキストを用いており、演奏との親密さがたいへん好感の持てる出来栄えです。 「ピアニスト」で聴かせるデュオ・ヤテコックの“外しぶり”もさすが。「死の舞踏」の前には、ヴィゾレクの朗読によって作品の元になったアンリ・カザリスの詩が収録されています。 サン=サーンス歿後100年記念リリース。ブックレットはフランス語のみ。 ※CD版に収録されている「プーランク:2台ピアノのための協奏曲」は、収録されておりません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA742

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    ヘンデル(1685-1759)
    オルガン協奏曲集 Op.4 & Op.7
    オルガン協奏曲「カッコウとナイチンゲール」 詳細ページ
    [マルティン・ハーゼルベック、ジェレミー・ジョゼフ、ウィーン・アカデミー管弦楽団]

    HANDEL, G.F.: Organ Concertos, Opp. 4 and 7 (Haselböck, J. Joseph, Vienna Academy Orchestra)

    発売日:2021年07月16日 NMLアルバム番号:ALPHA742

    2CD 2枚組通常価格:2,850円特価!:1,890円(税込)

    ニューイヤー・コンサートが行われる黄金のホール、
    そのオルガンでヘンデルの真髄を
    ベートーヴェンの九つの交響曲と管弦楽作品を、当時の楽器と奏法はもちろん、初演場所に可能な限り近い環境の歴史的建造物で録音して好評を博した古楽器オーケストラ、ウィーン・アカデミー管弦楽団。今回、ハイドンやモーツァルトをはじめ古典派以降のウィーン音楽に少なからぬ影響を与えた作曲家ヘンデルのオルガン協奏曲を録音するにあたって、彼らが選んだ会場と楽器はウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでもおなじみの楽友協会大ホールと、そのオルガン。 1872年フリードリヒ・ラーデガストにより建造された初代のオルガンでは、同年12月にこれらのオルガン協奏曲も演奏されたそうです。4代目となる現在の楽器は2011年に設置されたリーガー社製で、ロマン派向けのシンフォニックな響きだけでなく、ヘンデルが想定した劇場用小型オルガンのような音も再現可能。ハーゼルベックらはチェンバロの通奏低音も交えながら、この楽器の魅力を最大限に引き出しています。 オルガンとチェンバロはハーゼルベック自身のほか、南アフリカ出身でドイツ語圏を中心に注目を集めている俊才ジェレミー・ジョゼフが担当し、ソロと通奏低音をCDごとに彈き分け、ソロをとった曲の解説執筆もそれぞれが受け持つというアルバム作り。古楽器奏者たちから高く評価されてきた敏腕技師ニコラ・バルトロメーのもと、勇壮さと細やかさを兼ね備えたメリハリのある演奏が、由緒あるホールの響きとともに克明に録音されています。 ウィーン音楽史・古楽復興史・ヘンデル自身の音楽作り、さまざまな角度から「本物」を味わえる、頼もしい新たな録音の登場です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10230

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    ニーノ・ロータ(1911-1979)
    室内楽作品集 詳細ページ
    [樫本大進、エマニュエル・パユ、ポール・メイエ、フランソワ・メイエ、ジルベール・オダン、エリック・ル・サージュ ほか]

    発売日:2021年07月09日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    スーパー・スターの共演が成せる、ニーノ・ロータの魅力全開の作品集樫本大進とエリック・ル・サージュを中心に、エマニュエル・パユ、ポール・メイエ、フランソワ・メイエ、ジルベール・オダンといったベルリン・フィルやレヴァン・フランセなどで活躍するの名手たちに加え、注目の若手チェリスト、オーレリアン・パスカルといった話題のアーティストたちを惜しげもなく揃え、イタリアの巨匠ニーノ・ロータの室内楽作品とピアノ作品を収録したアルバム。『ゴッドファーザー』に代表される映画音楽が世界中の人の心を掴んだロータですが、本人はあくまでもクラシックの作曲家という立場にこだわっていたと伝わります。 それらは近年注目されてきているとはいえ、その映画音楽ほど高い人気にはなっていないのが実情。ところがこのアルバムで聴くことの出来る音楽の生き生きとして魅力的なこと。『道』や『ロミオとジュリエット』を思わせる切ないメロディ、ユーモアとアイロニー、心躍る躍動感。その面白さ、美しさは、これまであまり日が当たらなかったことが全く信じられないほど。 最高の表現者たちを得て若々しい生命を吹き込まれた、本人が望んだであろうニーノ・ロータ像を聴くことの出来る素晴らしいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10231

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年10月号)★-

    〈HAYDN 2032 第10集〉
    『一日の時の移ろい』
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲「朝」「昼」「晩」
    モーツァルト(1756-1791)
    「セレナータ・ノットゥルナ」 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ]

    発売日:2021年07月09日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    交響曲全曲録音シリーズ、初期の重要連作へ!
    しかも併録曲はモーツァルト
    ハイドン生誕300周年となる2032年までに、その100曲を越える交響曲を全て実演・録音してリリースするプロジェクトHAYDN 2032も10作目に突入。毎回テーマ性ある選曲が興味深く、そこに他の作曲家の作品などが適宜盛り込まれるのも面白いところですが、今回は作曲当初から連作として構想されていたことが明らかな初期の3曲「朝」「昼」「晩」が待望の登場! ハイドンがエステルハージ侯爵家に副楽長として雇われて間もなくの1761年に発表されたと考えられるこれらの作品は、宮廷楽団の名手たちの技量と新任副楽長の才覚を存分に印象づけるべく、多様な作曲様式が盛り込まれた傑作。弦楽器で奏でられるレチタティーヴォ、フルートからコントラバスまで様々な楽器が随所で繰り広げるソロなど聴きどころ満載で、現代の演奏団体にとっても腕が試される連作ですが、イル・ジャルディーノ・アルモニコは流石の腕利き揃いで、隅々まで才気あふれる演奏を味わえます。 選び抜かれた古楽器の素材感に満ちたサウンドもさることながら、アンサンブル全体が一つの生き物のような一体感で伸縮自在のダイナミズムを堪能でき、ハイドンならではの曲作りの面白さが存分に伝わる痛快さ。各交響曲が朝から晩(夕)まで、一日の三つの時間をそれぞれ表現しているハイドン作品の続編として、モーツァルトがザルツブルクの音楽夜会のために書いた「セレナータ・ノットゥルナ」を”夜”にあたる曲として併録。こちらも首席ヴァイオリンのバルネスキによる当意即妙な即興パッセージが心地良く、全編を通じて生気に満ちた音作りがたまりません。 当シリーズの常通り、音楽学者モーリッツ・バウアーによる最新研究をふまえた作品解説も添えられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10227

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    発売日:2021年06月25日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ピアニズムと歴史検証の重なるところ。パシチェンコ、満を持してのモーツァルト協奏曲録音モーツァルトが知っていた当時のピアノ(フォルテピアノ)を、当時流儀の古楽器を使ったオーケストラと弾いてこそ、彼が企図したとおりの作品像に近づける……そうした考え方のもとで録音される機会も少なくないモーツァルトのピアノ協奏曲の数々。今や単に「古楽器で弾いた」というだけでは注目されにくいとすれば、オルガ・パシチェンコとイル・ガルデリーノの演奏は、その解釈の確かさと卓越した演奏クオリティ、どちらにおいても出色の仕上がりとなっており、古楽に実績ありのAlphaレーベルが、この競合盤多き演目であえて今、新たな録音を世に問うたのも頷ける内容です。 古楽活況の地オランダやベルギーを活動拠点にしているロシア出身の才人パシチェンコの師は、ゲンリヒ・ネイガウスの系譜を汲むロシア・ピアニズムを出発点に、現代音楽から古楽まで幅広いフィールドで活躍してきた名匠アレクセイ・リュビモフ。パシチェンコがその指導のもと培った、歴史的検証と音楽性のどちらでも強い探究心を発揮してきた成果が、満を持してこの録音に結実しています。 細部に至るまでタッチの妙が際立つ緩徐楽章、スリリングな推進力と確たる音楽展開が同居するアレグロ……AccentやPassacailleに名盤の多いイル・ガルデリーノは、ヘレヴェッヘやミンコフスキ、ピエルロら古楽器演奏の立役者たちの楽団で実績を積んできたバロック・オーボエの名手マルセル・ポンセールが、多忙なトラヴェルソ奏者兼プロデューサーのヤン・デ・ヴィンネと共同主宰する俊才集団(ヴァイオリンに中丸まどか、近藤倫代らが参加)。管楽器の痛快な活躍といい、弦楽器の巧みなチームワークといい、まさに絶好調と言えるでしょう。 欧州古楽シーンの最前線から届いたAlphaならではのモーツァルト録音、見逃せません!

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA609

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    発売日:2021年06月25日

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    新時代の俊才の出世作的アルバム、堂々たる風格で響く正統派のバッハ1985年フランス生まれの古楽鍵盤奏者バンジャマン・アラールが、ブリュッヘ(ブルージュ)古楽コンクール優勝を経て、活躍の場を大きく広げようとしていた時期の録音。 このトリオ・ソナタ集は、バッハが長男ヴィルヘルム・フリーデマンのオルガン演奏技法を伸ばす最終課題として与えたと言われ、両手それぞれを別のパートに見立て足鍵盤を低音伴奏とし、1人で3人分の演奏を披露するポリフォニーの傑作です。 アラールはどっしり落ち着いたテンポでこれを演奏。パリの只中セーヌ川の中洲にあるドイツの歴史的オルガン構造を踏まえた新作楽器を使用し、足鍵盤のじんわりとした響きも穏やかな風格を醸し出します。 『レコード芸術』特選を始め日本を含む世界各地で絶賛された名盤。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA611

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    ボノンチーニ(1670-1747)
    3声のセレナータ『恋の敵』 詳細ページ
    [アドリアーナ・フェルナンデス、マルティン・オロ、フリオ・ザナシ、キアラ・バンキーニ、アンサンブル415]

    発売日:2021年06月25日

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    バンキーニの隠れた名盤!
    A.スカルラッティのライヴァルが残した傑作
    キアラ・バンキーニ率いる伝説的古楽合奏団アンサンブル415によるボノンチーニ作品。ダヴィド・プランティエ、ガエターノ・ナジッロ、エヴァンジェリーナ・マスカルディと今からすれば豪華な器楽勢をバックに、90年代以来のバロック音楽シーンを支えてきたザナシやオロら名歌手たちが伸びやかな歌唱を聴かせる隠れた名盤。 ボノンチーニは後年ヘンデルの好敵手として知られることになる存在ですが、すでに20代の頃からイタリア半島を魅了した天才作曲家でもあり、10歳年上のA.スカルラッティと人気を競ったほどでした。そんな若き日のボノンチーニが、羊飼いの男女やニンフたちが恋に悩む牧歌的世界を描いた半オペラ的作品(セレナータ)を絶妙解釈で楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA612

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    『天のしるし』
    エルレバッハ(1657-1714)
    教訓的アリアと合奏曲 詳細ページ
    [ビクトル・トレス、ダヴィド・プランティエ、ソフィー・ワティヨン、ブライアン・フランクリン、スティルス・ファンタスティクス]

    ERLEBACH, P.H.: Vocal Music / Trio Sonatas Nos. 2-4 (Zeichen im Himmel) (Torres, Stylus Phantasticus)

    発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:ALPHA612

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    バッハを準備した世代の隠れた重要人物、その存在感を強くアピールした名手揃いの1枚フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハは17世紀半ば、マラン・マレやコレッリらと同世代のドイツ中部の作曲家。テューリンゲン地方ルドルシュタットの宮廷に仕え、1714年に亡くなるまで膨大な作品を残しながら、その大半は焼失の憂き目に遭ってしまいました。 しかし残された作品はどれも輝かしい魅力を放っており、とくにシュッツとバッハの間をゆくような教訓的アリアの数々は、複数のヴィオラ・ダ・ガンバを伴奏に使ったドイツ17世紀型のアンサンブルを従えながら、独唱が伸びやかな旋律美でドイツ語詩句を歌い上げてゆく逸品揃い。ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバが対等に立ち回るトリオ・ソナタの数々も独特の魅力に満ちています。 このアルバムは、カフェ・ツィマーマンとしても録音多き名手たちをはじめ、撥弦奏者にアルゼンチン出身のエドゥアルド・エグエスも加わった俊英揃いの布陣だからこその息を呑む名演になっており、エルレバッハという作曲家の存在感に注目が集まるきっかけにもなりました。 お求めやすくなった今、改めて聴き込みたい名盤です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA613

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    フェヴァン(1470頃-1512)
    レクイエム
    〜ブルターニュ公女の追悼ミサ〜 詳細ページ
    [ドゥニ・レザン・ダドル、ドゥース・メモワール]

    発売日:2021年06月25日

    CD価格:1,425円(税込)

    知られざる16世紀フランス音楽。ブルターニュ最後の公女の死をめぐる傑作選ドゥニ・レザン・ダドルが中心となって、中世末期からルネサンスにかけての様々な音楽を徹底した研究と絶妙な演奏で披露しているドゥース・メモワール。レオナルド・ダ・ヴィンチにまつわる音楽を徹底解剖したALPHAレーベルでの名録音(ALPHA456/日本語解説付き NYCX-10061)でもその技量は改めて印象づけられましたが、テーマ性のあるプログラムを数百年の時を超えて、21世紀の「いま」にみずみずしく蘇らせる技量は本盤でも圧倒的。 フランス15世紀末、ルイ12世の宮廷に仕えたアントワーヌ・ド・フェヴァンが残した美しいレクイエムを中心に、1514年に世継ぎなく世を去ったブルターニュ最後の公女アンヌ(ルイ12世の妃)の追悼ミサを再現するプログラムで、500年前の世界へと私たちをいざないます。 Zig-Zag Territoiresレーベル初出時すぐに入手難となっていた名録音。2019年に亡くなったブルターニュの民俗歌手ヤン=ファンシュ・ケメネールが、独特な味わいをたたえた歌唱を折々に聴かせ、フランス領となった後にも独自のケルト文化を脈々と培ってきたブルターニュという土地の歴史と気配を感じられる1枚となっています。

  • 商品番号:ALPHA614

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    発売日:2021年06月25日

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    ガンバだけではない、チェロ出現以前の17世紀イタリア低音弦楽器の世界を妥協なく追求多声音楽優勢のルネサンスから、独唱中心のバロックへと、イタリア音楽に新たな息吹がもたらされつつあった17世紀初頭に、ローマ教皇庁のオルガン奏者として活躍し、時代のはざまをゆく鍵盤作品の傑作を連発したフレスコバルディ。彼が器楽合奏のために残したカンツォーネ集は、門弟グラッシがまとめた版とヴェネツィアで刊行された別版とが知られており、ヴィオラ・ダ・ガンバ優位の時代を経てヴァイオリン属が独自の音楽語法を見出し始めた当時の、ルネサンスの蓄積の上に花開きつつあったバロック語法が聴かれる注目の内容になっています。低音2部や低音独奏などユニークな編成の曲も多く、さながら同時代に発表されたモンテヴェルディの後期マドリガーレに通じる世界を器楽で表現しているような面白さ。 レ・バッス・レユニは録音企画ごとに新たな研究のもと再現製作された楽器を使うグループで、ここでもチェロより小ぶりのテナー・ヴァイオリン、チェロよりやや大きなバス・ヴァイオリンなど、17世紀のユニークな低音弦楽器のオーガニックな響きが聴き手を魅了します。 鬼才技師ユーグ・デショーによる自然派エンジニアリングがとらえた「場」の空気感に魅了される1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA615

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    『La Bella Noeva - すてきな知らせ』
    アッコルドーネによるイタリア・バロック名品集 詳細ページ
    [マルコ・ビズリー、グイード・モリーニ、アッコルドーネ]

    Vocal Music (17th Century) - BEASLEY, M. / CACCINI, G. / GRANDI, A. / MARINI, B. / MONTEVERDI, C. /MORINI, G. / STEFAI, G. (Accordone)

    発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:ALPHA615

    CD価格:1,425円(税込)

    「ラ・タランテッラ」と並ぶビズリーの名盤!
    ナポリ民俗歌唱が古楽と交わるところ
    Alphaレーベル初期の白ジャケット・シリーズでも特にヒットを記録した「ラ・ベッラ・ネーヴァ(すてきな知らせ)」。キャシー・バーベリアンに師事したのち、故郷ナポリの民俗歌唱と古楽歌唱の粋を取り入れ独特なスタイルを確立した「声の魔術師」マルコ・ビズリーと、通奏低音技法での作曲も自らこなす鍵盤奏者グイード・モリーニによる個性派古楽ユニット「アッコルドーネ」が、それまでの「録音はしない、ライヴのみ」という姿勢から一転、Alphaから初めてリリースしたアルバムでもあります。 モンテヴェルディとカッチーニを中心とした、1600年前後のイタリア・バロック最初期の独唱系レパートリーから名品を厳選、オスティナート・バスに乗せて荒唐無稽な「ひとりオペラ」のごとき変幻自在の歌唱を聴かせるナポリ伝統歌「グヮラチーノ(小魚)の戯れ歌」までも古楽器で演奏しながら、イタリア南部の「生のまま」のバロック世界が鮮やかに蘇る圧巻のアルバムに仕上がっています。 撥弦楽器にもフランコ・パヴァンやステファノ・ロッコら実力派が名を連ね、2001年に録音されたラルペッジャータとの共演盤「ラ・タランテッラ」同様、ビズリーの歌の存在感際立つ仕上がりでファンの記憶に刻まれている屈指の必聴盤です。

  • 商品番号:ALPHA616

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    ルジュヌ(1530頃-1600)
    カトリックのためのモテと、
    プロテスタントのための詩篇曲 詳細ページ
    [クレール・ルフィリアトル、ダミアン・ギヨン、ブリュノ・ル・ルヴルール、ジャン=フランソワ・ロンバール、ベルナール・アリエタ、オリヴィエ・シュネーベリ ほか]

    LE JEUNE, C.: Motets pour le culte catholique et psaumes protestantes (Les Chantres, Les Pages, Les Symphonistes, Schneebeli)

    発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:ALPHA616

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    フランス・ルネサンスの教会音楽を、器楽つき大規模編成で!ルネサンスのフランス音楽というと、ジャヌカンやセルミジ、コストレといった作曲家たちが残した多声シャンソンが特に有名ですが、教会音楽にも名品は少なくありません。とくにカルヴァン派プロテスタント教会音楽は、すでに数多くの古楽アンサンブルによってその魅力が解き明かされてきました。 かたや王室はカトリックの信徒が多かった時代。時に血なまぐさい殺戮事件にも発展した宗教戦争の時代を生き、カトリックの礼拝にもプロテスタントの祈りにも音楽を提供できたクロード・ルジュヌは、16世紀に着実に変容をみせていったルネサンス多声音楽の豊穣さをフランスにおいて代表する重要人物と言えます。 彼の作品もまたア・カペラでは多く録音されていますが、2002年に制作されたこのアルバムでは、ヴェルサイユ・バロック音楽センターの声楽部門で活躍する名匠シュネーべリのもと、ル・ポエム・アルモニークやラ・フェニーチェといった古楽界最前線グループの中核メンバーが多く参入し、児童合唱18名と成人歌手18名に充実した古楽器合奏団が加わる「器楽付き」での演奏になっており、絶美の世界が繰り広げられています。 天才技師ユーグ・デショーがパリの病院の礼拝堂で収録したサウンドもこのうえなく生々しく豊かで、聴き深めるほどに味わいの増す名盤。改めて光が当たって欲しい貴重な1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA618

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    モーツァルト(1756-1791)
    コンチェルトーネ K.190
    セレナータ・ノットゥルナ K.239
    カッサシオン K.63 詳細ページ
    [キアラ・バンキーニ、ダヴィド・プランティエ、アマンディーヌ・ベイエ、ガエターノ・ナジッロ、パトリシア・ガニョン、アンサンブル415 ほか]

    MOZART, W.A.: Concertone, K. 190 / Serenade No. 6, "Serenata notturna" / Cassation, K. 63 (Ensemble 415, Banchini)

    発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:ALPHA618

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    名手続々! アンサンブル415活動後期の隠れ名盤は古楽器ならではの魅力満載選曲の面白さもさることながら、ソリスト陣にその後ソロで注目されるようになった名手が多く揃っており、聴きどころに満ちた充実の演奏内容になっている名盤。モーツァルトがまだザルツブルクにいた頃、音楽好きの大司教のために作曲した大掛かりな合奏音楽を集めたプログラムで、中でも10代の作であるカッサシオンは録音が少ない作品。 コントラバスの独奏もありティンパニが独特な活躍をみせるセレナータ・ノットゥルナでの大きな抑揚感のある演奏もさることながら、長大な展開をまったく飽きさせずに聴かせてしまうコンチェルトーネの充実度も圧巻です。 リ・インコーニティのベイエ(ALPHA610)、レ・プレジール・デュ・パルナスのプランティエ(ALPHA621)ら今回のAlpha Collectionシリーズで後年の活躍が見られる俊才たちもソロ参加。プレス切れが長く続いていただけに待望の新装再リリースと言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA619

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    発売日:2021年06月25日

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    これぞ、古楽器世代の現代ピアノ!
    チッコリーニとティーポの系譜をひくナポリ派の名演
    一見オーソドックスな選曲をこのうえなく面白く聴かせてくれるアルバム。オリヴィエ・カヴェーはスイス生まれながらナポリ系イタリア人の家系で、同じナポリ系の巨匠アルド・チッコリーニとマリア・ティーポの教えを受けながら、18世紀作品の紹介に熱心だったこの二人と同様に古典派以前のレパートリーで絶妙な演奏を聴かせています。 フォルテピアノやチェンバロなどの演奏にも親しみ、現代ピアノの演奏にその「粋」を反映させることのできる才覚は、リナルド・アレッサンドリーニが絶大な信頼を寄せているところからも裏付けられるところ。スタッカートの踏み込み加減も考えつくされた、チェンバロを彷彿させながらも現代ピアノならではの味わいを湛えた独特な演奏、ぜひ体感下さい。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA620

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    発売日:2021年06月25日

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    ニケのAlphaデビュー盤!
    女声合唱と弦楽による人間味と推進力に満ちたヴィヴァルディ
    フランス・バロックの声楽曲をダイナミックに面白く聴かせるエルヴェ・ニケですが、実はイタリア音楽も抜群の感性で聴かせます。 限られた音域の中で多声の展開が続くバロックの女声合唱に魅了されてきたという彼が、Alphaレーベルで最初に選んだプログラムがこのヴィヴァルディ教会音楽集。有名なグローリアは管楽器を使わない版を選び、だからこそ際立つ劇的起伏の面白さをじっくり味あわせてくれます。 他の作品でも勢いを演出しやすい「ヴィヴァルディらしさ」に甘んじることなく、歌詞の細やかさをすくい取った入念な解釈ながら少しも小難しくせず、ドラマティックな展開に昇華してみせているところはさすが。隠れた名曲マニフィカトでの堂に入った音作りにも魅了されます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA622

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    ゼレンカ(1679-1745)
    オラトリオ『贖い主の墓前の悔悛者たち』ZWV63 詳細ページ
    [マリアナ・レヴェルスキ、エーリック・シュトックロッサ、トビアス・ベルント、ヴァーツラフ・ルクス、コレギウム1704、コレギウム・ヴォカーレ1704]

    ZELENKA, J.D.: Penitenti al sepolcro del Redentore (I) [Oratorio] (Rewerski, Stoklossa, Berndt, Collegium Vocale 1704, Collegium 1704, Luks)

    発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:ALPHA622

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    ゼレンカ後年の声楽作法と劇的音楽感覚が映える重要作ドレスデン宮廷にコントラバス奏者として、また作曲家として仕えたチェコ出身のゼレンカの音楽は、とくに教会音楽の分野で近隣のバッハにも比しうる、あるいは「それ以上」とさえ絶賛されるほどで、どの録音も聴き逃せません。 こちらは、ポーランド王位を継承するためカトリックに改宗したドレスデン宮廷にあっても、故郷オーストリアでの宗派の礼拝習慣に従っていたザクセン選帝侯妃マリア・ヨゼファのためのセレナータ風の受難週音楽。同じ宮廷にいたハッセが使いこなしたイタリア・オペラの語法ともやや異なる、ゼレンカならではの迫真の表現力に満ちた音使いが聴かれ、作曲家後年の充実した作風をじっくり味わうことができます。 チェコSupraphonレーベルでも録音をリリースしてきたヴァーツラフ・ルクス率いるコレギウム1704は、フランスやベルギーなどの古楽先進国でも高い評価を博してきた俊英集団。1730年代の後期バロックの充実を、古楽復興の進んだヨーロッパならではの「発見の面白さ」とともに感じられる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA743

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    ブルッフ(1838-1920)
    弦楽五重奏曲 変ホ長調&イ短調
    弦楽八重奏曲 変ロ長調 詳細ページ
    [ケルンWDR交響楽団チェンバー・プレイヤーズ]

    BRUCH, M.: String Quintets / String Octet (West German Radio Symphony Orchestra Cologne Chamber Players)

    発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:ALPHA743

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ブルッフ最晩年の傑作を、生地の名手たちが好演!「ヴァイオリン協奏曲第1番」「スコットランド幻想曲」「コル・ニドライ」などの名曲を残し、2020年には歿後100年を迎えたブルッフが、最晩年に書いた室内楽作品を集めたアルバム。ヴィオラを2本用いる弦楽五重奏曲と、亡くなる年に書かれた弦楽八重奏曲(ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ、コントラバス)を収録。 いずれの作品も、作曲当時の他の作品に比すると古典的な構成でありながらも自由な発想が生きており、さらに随所に親しみやすい旋律がちりばめられるという、ブルッフが持つ作風が生涯ゆるぎないものであったことを明らかにしています。 ベートーヴェン(ALPHA585)に続く、ケルンWDR交響楽団員のアンサンブルによるALPHAレーベルからのリリース第2弾で、彼らが活動するケルン出身の大作曲家の作品に共感を持って歌い上げています。また各メンバーの高い技術力と切れ味鋭い表現が、作品が待つ深い味わいに程よい締まりも与えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10224

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    発売日:2021年06月11日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    激しい躍動と高い緊張、そして歌謡性で聴かせるロッケンハウスのコダーイとドヴォルザークドイツ・フランス系チェリストのニコラ・アルトシュテットはピリオド楽器とモダン楽器いずれも弾きこなす才人。ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコやグスタボ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルと共演し、サロネンの新作チェロ協奏曲初演では作曲者からソリストに招かれるなど現役作曲家の信頼も篤く、更にウィーンのハイドン・フィルの音楽監督兼指揮者としてピリオド・スタイルを取り入れた鮮やかな演奏を聴かせ...と今最もボーダーレスな活躍を見せています。 その彼が2012年から音楽監督を務めるロッケンハウス音楽祭とALPHAとのプロジェクト、2020年のグラモフォン・アウォード室内楽部門を受賞したバルトークとヴェレシュの作品集に次ぐアルバムが登場。音楽祭常連のバルナバーシュ・ケレメンとのデュオによるコダーイは、楽器がゴリっと鳴るような激しさの冒頭から耳を奪われますが、全編に漲る緊張感と、特にケレメンが故国の大作曲家に寄せた共感が心地よい、聴き応えのある出来栄えです。 やはり音楽祭でお馴染みのアレクサンダー・ロンクヴィヒが加わったドヴォルザークは、スラヴ色の強いメロディの歌謡性やリズムの躍動感が素晴らしい演奏。この「ドゥムキー」には、最後に第3楽章の初稿(未完)という興味深いおまけも収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10221

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年8月号)★-

    ウェーバー(1786-1826)
    作品集
    序曲 「精霊の支配者」 ニ短調 Op.27
    ピアノと管弦楽のための小協奏曲 ヘ短調 Op.79
    歌劇《魔弾の射手》Op.77 より
    歌劇《オベロン》 序曲
    詳細ページ
    [マルティン・ヘルムヒェン、アンナ・プロハスカ、クリストフ・エッシェンバッハ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団]

    発売日:2021年05月28日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ベルリン・コンツェルトハウス200周年記念!
    ゆかりの演目による豪華演奏陣の快演
    1821年5月26日、躍進めざましいプロイセン王国の首都ベルリンに新しい王立劇場がオープンしました。直後の6月18日にはウェーバーの歌劇《魔弾の射手》の初演が大成功を収めてドイツ・ロマン派音楽に決定的一歩をもたらし、翌週には同じ作曲家の「ピアノと管弦楽のための小協奏曲」も同劇場で初演されました。 後にケルン大聖堂を完成に導くことになる大建築家シンケルが設計したこの劇場は、第二次大戦での損壊を経ながら1984年10月に「シャウシュピールハウス」と名を変えて復活。東ドイツ時代にはクルト・ザンデルリング率いるベルリン交響楽団(現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)の拠点となったほか、「ベルリンの壁」開放直後の1989年12月にはバーンスタイン指揮の下に第二次大戦での対戦国の音楽家が集まり記念コンサートが開催されるなど、ベルリンの音楽史において独自の伝統を誇っています。 2021年は劇場落成200周年を記念すべく、来日機会も多いベルリン生まれの俊才ヘルムヒェン、ベルリンを拠点に際立った個性を発揮してきたプロハスカをゲストに迎え、2019年にコンツェルトハウス管音楽監督となったクリストフ・エッシェンバッハの指揮のもと、《魔弾の射手》の重要ナンバーを軸としたウェーバー・アルバムを録音! やはり同劇場ゆかりの小協奏曲、作曲家最後の傑作《オベロン》の序曲、演奏会用に転用された《リューベツァール》序曲と、ウェーバーの天才を多角的に味わえる選曲も嬉しいところです。 2008年からコンサートマスターを務める日下紗矢子も参加。名技師シュテファン・レーの適切なエンジニアリングによって劇場空間の音響が鮮やかに収められ、抑揚鮮やかな名演の魅力がきわだつ記念盤となりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA683

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    発売日:2021年05月28日

    LP 2枚組通常価格:4,500円特価!:3,090円(税込、送料無料)

    ハイドン交響曲全曲録音第8弾、バルトークのカップリングも話題となったアルバムがアナログ化!今回は作曲者不詳の17世紀作品に加え、20世紀のバルトーク作品がカップリングされるという、初めて18世紀の枠から飛び出たゲスト作曲家選択がなされています。18世紀の楽器で奏でられるバルトークの鮮烈さはさすがアントニーニで、民俗音楽にも通じるテイストがさらに浮き彫りになりました。 というのも、今回のテーマは「東」。オーストリアの東部、ハンガリーとの国境地帯に所領をもっていたハイドンの雇用主エステルハージ侯爵のもと、現地で聴かれたスロヴァキア人たちの伝統音楽やロマ、トルコ文化などへのハイドンの関心が浮き彫りになる選曲。初期と中期の傑作群3作のなか、異国情緒をほんのり漂わせた艶やかな緩徐楽章が美しい交響曲第63番「ラ・ロクソラーナ」を最新の古楽器演奏で聴けるのは実に貴重と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA733

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    ブルレスケ ニ短調
    管楽器のためのセレナード 変ホ長調
    交響詩「死と変容」 詳細ページ
    [ネルソン・ゲルナー、ミッコ・フランク、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    STRAUSS, R.: Burleske / Serenade, Op. 7 / Tod und Verklärung (N. Goerner, Radio France Philharmonic, M. Franck)

    発売日:2021年05月28日 NMLアルバム番号:ALPHA733

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    色彩豊か! ミッコ・フランクによるリヒャルト・シュトラウスミッコ・フランクと、彼が2015年から音楽監督を務めるフランス放送フィルハーモニー管弦楽団とのリヒャルト・シュトラウス。冒頭を飾る「ブルレスケ」にはアルゼンチン出身のピアニスト、ネルソン・ゲルナーが参加していることにも注目です。 古典派からショパン、現代までの幅広いレパートリーを持ち、どの作品でもピアノをとにかく美しく響かせることに定評のあるゲルナーと、高い機能性を誇るオーケストラからフランクの棒が引き出す硬軟メリハリの利いたサウンドが、時に激しいくぶつかり合い、時に親密に調和しながら曲の魅力を引き立てる「ブルレスケ」。コントラファゴットとコントラバスを重ねた14人編成で、若きシュトラウスの音楽性を瑞々しく歌い上げる「セレナード」。そして「死と変容」は、作品が持つ振幅の激しい場面展開をめくるめく色彩感と大きな高揚で見事に描き、救済の高みへと導く終盤も至福の美しさです。 性格の異なる3曲を上質の演奏で聴くことにより、シュトラウスの幅広い作風を堪能出来る一枚。ALPHAレーベルとラジオ・フランスの共同企画第2弾。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA736

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    『TIRANNO ティランノ』
    ~暴君ネロにまつわる作品集~ 詳細ページ
    [ケイト・リンジー、ジョナサン・コーエン、アルカンジェロ、ナーダス・ウィリアムズ、アンドルー・ステイプルズ]

    Vocal Recital (Mezzo-Soprano): Lindsey, Kate - HANDEL, G.F. / MONARI, B. / MONTEVERDI, C. / SCARLATTI, A. (Tiranno)

    発売日:2021年05月28日 NMLアルバム番号:ALPHA736

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    異才リンジーが歌い上げる、ないがしろにされ苦しむ女たちの物語クルト・ヴァイルやフェイルーズなど20世紀のナンバーで味わい深い歌唱を聴かせる一方、ショーソンやラヴェルなどフランス近代作品にも秀で、さらに近年はバロック・オペラ界の名手たちとも素晴らしい演奏を披露する、まさに21世紀型といえる才人歌手ケイト・リンジー。躍進めざましい英国の古楽器アンサンブル、アルカンジェロとの2枚目となるこのアルバムは、暴君として歴史に記憶され、数々の文学・演劇・音楽作品に登場している古代ローマの皇帝ネロをテーマに、裏切られ翻弄されてきた女性たちにまつわるイタリア・バロックの作品を厳選したプログラムです。 これが世界初録音となるアレッサンドロ・スカルラッティの室内カンタータ「ネローネの死」をハイライトに、モンテヴェルディや(こちらも初録音となる)モナーリといった17世紀前半・後半の作品を交え、ヘンデルが青年期にイタリアで書いたカンタータ(息子への愛と復讐に燃えるネロの母アグリッピーナの物語)までの広範な選曲。 アルカンジェロは少人数のトリオ・ソナタ編成ながら通奏低音にはテオルボとハープも加わり、その多彩なサウンドはリンジー特有の耳に残る歌声とこの上ないコラボレーションを聴かせます。 一貫して上質なバロック世界に引き合わせてくれる、ALPHAならではの充実盤です。

  • 商品番号:ALPHA725

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    エルレバッハ(1657-1714)
    『調和の喜び、音楽の友』 より 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン、ラ・バンケ・セレスト]

    ERLEBACH, P.H.: Lieder (Guillon, Le Banquet Céleste)

    発売日:2021年05月14日 NMLアルバム番号:ALPHA725

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    イタリアとフランスの様式をドイツ流儀に昇華させた17世紀の巨匠バッハ・コレギウム・ジャパンへの客演などで日本では知られるフランス随一のカウンターテナー歌手ダミアン・ギヨン。彼が主宰する古楽アンサンブル、ラ・バンケ・セレストは、さまざまなアルバムでその名を見かける経験豊かな古楽器奏者が集い、その結束の強さ、演奏水準の高さで定評があります。 今回取り上げるエルレバッハはバッハ前夜のドイツ中部で活躍した作曲家で、その世界がどれほど魅力的であったか、彼らならではの細やかな解釈で様々な角度から伝えています。 フランスのマラン・マレやイタリアのコレッリ、英国のパーセルなどと同世代のエルレバッハは、イタリア様式に影響を受けながら、フランスの新しい音楽潮流をいちはやくソナタに取り入れたドイツの作曲家の一人。バッハ一族の活躍地からそう遠くないルドルシュタットという地の宮廷に仕え、ガンバとヴァイオリンをたくみに用いた作品を数多く残しました。 声楽作品では、ルター派の教訓的示唆をたっぷり詰め込んでいながら決して説教がましくなく、それでいて説得力あふれる独唱歌が魅力。その再評価の機運の静かな高まりが明確に形をとったアルバムと言ってよいでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10218

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年8月号)★-

    ファン・エイク(1590頃-1657)
    『笛の楽園』 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ]

    EYCK, J. van: Fluyten Lust-hof (Der), Books 1 and 2 (selections) (Lazarevitch)

    発売日:2021年04月23日 NMLアルバム番号:ALPHA558

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    無伴奏リコーダーの“聖典”たる17世紀の傑作の真相に、あらゆる「当時の笛」で迫る曇りない目で「作曲当時の作品の姿」を見据える研究的姿勢と、圧倒的な演奏能力とを兼ね備えた「古楽の笛」の達人フランソワ・ラザレヴィチ。ALPHAレーベルではフランス中南部の伝統音楽を集めたバグパイプ・アルバムでデビューしたという異色プレイヤーでもありますが、バッハやテレマンなどのフルート作品の本質に生々しく迫ったトラヴェルソ演奏を聴かせる一方、古楽器でアイルランド音楽と向き合うなど、アルバムごとに目が離せない存在です。 そのラザレヴィチが、リコーダー史上の聖典ともいうべき17世紀オランダの曲集『笛の楽園』と正面から対峙。ユトレヒトの教会から町の人に素晴らしい演奏を聴かせたという盲目のカリヨン奏者が綴った、あらゆる笛で演奏しうるというこの曲集の世界を、自身の主たる楽器である横笛はもちろん、ソプラノからバスまで大小さまざまなリコーダー、さらにはバロック-ロココ期に使われたミュゼット(ふいご式バグパイプ)まで駆使して解き明かします。 徹底しているのは、異色ともいえるその楽器選択を忘れさせる卓越した演奏クオリティ! 17世紀の名旋律をたくみに変奏してゆくファン・エイクの機微をとらえた味わい深い演奏は、古楽の枠内に留めておけない圧倒的な存在感です。 解説に寄せられた本人のインタビューも興味深い内容。ALPHAならではの特徴的なアルバムがまたひとつ世に生み出されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA731

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
    マルティヌー(1890-1959)
    チェロ協奏曲 第1番 H196 詳細ページ
    [ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール、ゲルゲイ・マダラシュ、ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団]

    DVOŘÁK, A.: Cello Concerto, Op. 104 / MARTINŮ, B.: Cello Concerto No. 1 (Julien-Laferrière, Liège Philharmonic, Madaras)

    発売日:2021年04月23日 NMLアルバム番号:ALPHA731

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    若きヴィルトゥオーゾによる、チェコが生んだチェロ協奏曲の名作2題2017年に新設されたエリーザベト王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者となった、1990年フランス生まれのジュリアン=ラフェリエール。ブラームス、フランクとドビュッシーを収録したアルバムはディアパソン・ドール2017に選ばれており、ALPHAからは2019年にショスタコーヴィチ、ラフマニノフ、デニソフのチェロ作品集(ALPHA547)をリリースし、高い評価を得ています。 今回のアルバムはチェロ協奏曲の王道と言えるドヴォルザークと、同じくチェコの大作曲家で民族性にジャズなど新時代のイディオムも盛り込んだマルティヌーの傑作。指揮を務めるのは2019年9月からリエージュ・フィルの音楽監督となった1984年ブタペスト生まれのゲルゲイ・マダラシュ。若い二人が卓越したテクニックと瑞々しい感性で、チェロ協奏曲の名曲2作に新しい風を吹き込みます。

  • 商品番号:NYCX-10212

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第2番 ハ短調 「小ロシア」
    交響曲 第4番 ヘ短調 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphonies Nos. 2, "Little Russian" and 4 (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2021年04月09日 NMLアルバム番号:ALPHA735

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレによるチャイコフスキー第2弾!好評を博した交響曲第5番(ALPHA659/日本語解説付NYCX-10175)に続く、パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキー交響曲全集第2弾。わずか12年ほどの間に次々と交響曲を発表した時期の最後、そして後期3大交響曲の最初を飾る第4番と、小規模ながらロシア民謡を多用した親しみやすい作風で人気の第2番の組み合わせです。 第4番にも第4楽章にロシア民謡の引用が聴かれるほか、その発表直後に第2番の大規模な改訂が行われているという点で、実は繋がりの深い2曲のカップリング。ヤルヴィは第2番を躍動的に駆け抜けたと思うと、第4番では深く情熱的な音楽運びを聴かせています。テンポを絶妙に揺らし旋律を深く歌いながら圧倒的なクライマックスを形作る様は、彼が敬愛するバーンスタインを思わせつつも、さらにスタイリッシュな爽快さも持ち合わせたヤルヴィならではのチャイコフスキー像を築き上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10213

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    『ラモーの一族』
    ~ラモー家と18世紀フランスの鍵盤音楽~ 詳細ページ
    [ジュスタン・テイラー]

    Harpsichord Recital: Taylor, Justin - RAMEAU, C.B. / RAMEAU, C.-F. / RAMEAU, J.-P. / RAMEAU, L. (La famille Rameau)

    発売日:2021年04月09日 NMLアルバム番号:ALPHA721

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    南仏の古城にあるスコット・ロスゆかりの銘器で、
    巨匠ラモーの知られざる一族の世界へ
    2021年1月、新型コロナ感染拡大のなか隔離待機期間を経て来日ツアーを成功させ、フランスをはじめとするヨーロッパでの注目度の高さを裏書きしたクラヴサンの名手ジュスタン・テイラー。ブリュッヘ(ブリュージュ)国際古楽コンクールで成功をおさめ、ALPHAレーベルで着実にリリースするアルバムの多くがフランス内外でも高評価を博す新世代の俊才が、新たに世に問うアルバムは「ラモーの一族」。啓蒙主義思想家として知られるディドロの対話劇風論考『ラモーの甥』でも知られる通り、ラモーは一族にも音楽家が幾人かおりましたが、ここでは大御所ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン作品に加え、古典派時代にいたる一族の系譜をたどりながら彼らの作品も併せて収録しています。 さらに、18世紀後半の重要な鍵盤音楽家タプレの作品や、19世紀末のピアノの銘器を使用してのドビュッシー作品をプログラムに編み込み、アルバムとしての面白さがひときわ多層的に(解説は演奏者自身が執筆)。クラヴサンは故スコット・ロスが愛奏したことで有名な南仏アサス城の18世紀の楽器。歴史的ピアノはパリのシテ・ド・ラ・ミュジークにある楽器博物館所蔵のオリジナル。 惚れ惚れするような美音と空間の響きをALPHA初期からの名技師ユーグ・デショーが鮮明に収録しており、テイラーの自然体から立ちのぼる音楽の味わいを空気感ともども伝えています。

  • 商品番号:ALPHA722

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    シェーンベルク(1874-1951)
    月に憑かれたピエロ
    幻想曲/6つの小さなピアノ曲
    ウェーベルン(1883-1945)
    4つの小品 詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ、ミーサン・ホン、ジュリア・ガレゴ、レト・ビエリ、トーマス・カウフマン、ヨーナス・アホネン]

    SCHOENBERG, A.: Pierrot Lunaire (Kopatchinskaja, Bieri, Gállego, Meesun Hong, Milenković, Ahonen)

    発売日:2021年04月09日 NMLアルバム番号:ALPHA722

    CD通常価格:2,475円特価!:2,090円(税込)

    なんと! コパチンスカヤが歌う「月に憑かれたピエロ」登場!異才のヴァイオリニストとして不動の地位を築いたといえるパトリツィア・コパチンスカヤ。彼女がヴァイオリンではなく歌でソロをとり、派手なピエロの衣装を着てベルリン・フィルハーモニーほか欧米各国で公演した「月に憑かれたピエロ」が、遂にCDで登場します。 このシェーンベルクの問題作は、5人の奏者による室内アンサンブルと、「語るように歌う」シュプレヒゲザング(あるいはシュプレヒシュティンメ)と呼ばれるソロのために書かれおり、現在はソプラノ歌手がソリストを務めることが多く、演奏至難なことで知られています。 コパチンスカヤのアプローチは、歌うことよりも演劇的にダイナミックな表情を付けて語ることに主眼が置かれており、これは、この作品を委嘱し初演したアルベルティーネ・ツェーメが歌手ではなく女優であったことを踏まえると、彼女なりに原点を追求した形と言えるかもしれません。時に叫び声に近い激しい表現を加えながらも、コパチンスカヤが持つ音楽的な下地がその芸術性をしっかりと支えており、彼女の、そして作品の新たな魅力を堪能することの出来る素晴らしい出来栄えとなっています。 そのほかの作品では、コパチンスカヤはいつも通りヴァイオリンで参加しており、シェーンベルクが「私的演奏協会」のために編曲したのち、「ピエロ」に近い編成で再編曲した版の「皇帝円舞曲」などを収録しています。

  • 商品番号:NYCX-10209

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年6月号)★-

    J.S.バッハ(1685-1750)
    平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846-869 詳細ページ
    [アーロン・ピルザン]

    発売日:2021年03月26日

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)

    アーロン・ピルザン、不等分律による『平均律』でALPHA初登場!1995年オーストリア生まれのアーロン・ピルザンは、モーツァルテウムでカール=ハインツ・ケマーリングに学んだのち、ハノーファー音楽学校のラルス・フォークトのもとで研鑽を積みました。2014年19歳にしてNaïveレーベルよりベートーヴェンとシューベルトの作品を収めたアルバムでCDデビュー、2018年にはチェロ奏者キアン・ソルターニとのデュオで名門ドイツ・グラモフォンからもアルバムを発表しています。 バッハの『平均律クラヴィーア曲集』はドイツ語でDas Wohltemperierte Klavierといい、これはどの調も程よく美しく響くように調律された鍵盤楽器という意味になります。その調律法はそれぞれの音程差が均一ではない不等分律だったので、1オクターヴを十二等分する「平均律」とは、実は違うものでした。 アーロン・ピルザンがALPHAレーベルから初めてリリースする『平均律』では、この「不等分律」にこだわり、調律師と共に楽器を理想的な調律に仕上げています。その効果は冒頭のハ長調のプレリュードから絶大で、たいへん美しいピュアな響きが生まれました。さらにこの調律によって、調によっては逆に特徴的に発生する音の濁りをバッハがどのように利用しているか、という点にも着目し意識的に解釈に取り入れた、画期的な演奏となっています。 メリハリが明快ですっきりとした中に聴く者を惹きつける細やかな表現力が持ち味の彼の演奏は、これまでも特にバッハに於いて高い評価を得ていますが、曲ごとに極端なテンポ設定を施すようなことなく曲間の繋がりを大切にしながらも、それぞれの個性を見事に引き出す瑞々しい音楽運び、そして美しいタッチは実に見事。多くは先に存在していた小曲を元に構成されたという成立過程を持つ曲集ながらも、彼の手に掛かれば当初から必然的に構築された巨大な作品を聴いているかのような、自然な説得力を帯びて響きます。天才の呼び声高く世界中で賞賛されるピルザンですが、ここに来てやっと本領発揮のCDアルバムが登場したといっても過言ではないでしょう。 日本語解説書には、ピアニストで録音プロデューサーの内藤晃氏書下ろしの解説と、アーロン・ピルザンのインタビュー邦訳を掲載しており、不等分律の意図と背景が説明されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10210

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    ブラームス(1833-1897)
    ヴィオラ三重奏曲
    ヴィオラ・ソナタ 第1番・第2番 詳細ページ
    [ミゲル・ダ・シルヴァ、フランソワ=フレデリック・ギィ、グザヴィエ・フィリップ]

    発売日:2021年03月26日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    名手ダ・シルヴァによる美しくも奥深いブラームスカントロフ、ロジェ、メイエら大御所から若手まで幅広い層の信頼篤く、ソリストや室内楽の共演者として引っ張りだこのヴィオラ奏者ミゲル・ダ・シルヴァ。ALPHAレーベルでもブッシュ三重奏団のドヴォルザーク・シリーズに参加している彼が、ブラームス・アルバムをリリースします。 共演は2020年にリリースしたベートーヴェンのピアノ協奏曲全集(Printemps des Arts de Monte-Carlo)がたいへん高い評価を得ているフランソワ=フレデリック・ギィと、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集(Evidence)などでギィと共演しているグザヴィエ・フィリップという、ダ・シルヴァとも気心の知れた二人。収録作品はいずれも元々はクラリネットのために書かれたものですが、ブラームス自身がヴィオラのために編曲しているもので、その深い音色が晩年のブラームスならではの奥行きを際立たせ、さらに彼らの緊密なアンサンブルが特有のリズムをキレ良く聴かせると共に、溢れんばかりの歌心と深く鳴らされるハーモニーが劇的な効果も引き立てています。 美しい録音も相まって作品の魅力を最大限に引き出した、世のブラームス好きを唸らせる素晴らしい一枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA666

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    『ユダヤの歌』 詳細ページ [ソニア・ヴィーダー=アサートン、ダリア・オヴォラ、ヤーノシュ・フュルスト、シンフォニア・ヴァルソヴィア]

    WIEDER-ATHERTON, Sonia: Chants juifs

    発売日:2021年03月26日 NMLアルバム番号:ALPHA666

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴィーダー=アサートンの名盤がALPHAから再発売!25歳でロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールの入賞を果たした、フランス系アメリカ人チェリスト、ソニア・ヴィーダー=アサートン。1989年ADDAレーベルから発売され、彼女のターニングポイントとなった名盤『ユダヤの歌』(14曲/「コル・ニドレ」の別ヴァージョンが最後に入った15トラック)は、その後レーベルを変えて何度か再発売されておりますが、2006年RCAに録音されたラヴェルの歌曲3曲を組み合わせた形で、今回ALPHAレーベルから登場します。 ヴィーダー=アサートンの彫りの深いフレージング、2017年に亡くなったダリア・オヴォラの優しく寄り添うようなピアノが大きな魅力。ブックレットには、ヴィーダー=アサートンと交流があり、中国の水墨画から大きな影響を受けたフランスの画家、コレット・ブランシュウィグの作品が掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10203

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年6月号)★-

    『光と影』
    R.シュトラウス(1864-1949)
    4つの最後の歌 ほか
    ツェムリンスキー(1871-1942)森での対話
    ベルク(1885-1935)7つの初期の歌 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー、ジャン=フランソワ・ヴェルディエ、ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテ管弦楽団]

    Vocal Recital (Soprano): Piau, Sandrine - STRAUSS, R. / BERG, A. / ZEMLINSKY, A. (Clair-obscur)

    発売日:2021年03月12日 NMLアルバム番号:ALPHA727

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:2,970円(税込)

    ピオーが描く、ドイツ歌曲の陰影法フランスの歌姫ピオーが歌う管弦楽伴奏のドイツ歌曲集。「4つの最後の歌」「あすの朝」「7つの初期の歌」などの有名曲、そしてリヒャルト・シュトラウスが最後に残した歌曲とされる「あおい」が聴けるのが大きな魅力です。 アルバム・タイトルの「CLAIR-OBSCUR(クレール-オブスキュール)」は、絵画における明暗法あるいは陰影法を指す言葉ですが、光と影など相反するものの対比や移り変わりなどにピオー自身がこだわりを持ち続けているということで、ここに彼女の母国語であるフランス語がわざわざ使われているのもその内面を表現してのことでしょう。それぞれの歌曲に描かれた光と影を敏感に感じ取り、滑らかな歌声と持ち前の技術と表現力で丁重に歌い上げています。 指揮はパリ国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者でもあるジャン=フランソワ・ヴェルディエで、管弦楽は彼が音楽監督を務めるヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテ管弦楽団です。 オリジナル・ブックレットには、陰影法が印象的な有名絵画の図案を多数掲載しています。

  • 商品番号:ALPHA644

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    ヘンデル(1685-1759)
    ブロッケス受難曲 HWV 48 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー、ステュアート・ジャクソン、コンスタンティン・クリンメル、アルカンジェロ、ジョナサン・コーエン]

    HANDEL, G.F.: Brockes Passion [Oratorio] (Piau, S. Jackson, Krimmel, Arcangelo, Cohen)

    発売日:2021年03月12日 NMLアルバム番号:ALPHA644

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    才人集団アルカンジェロ、ピオーら名歌手陣とともに近年注目の傑作へ!英hyperionレーベルでの数々の名盤、また近年ではALPHAからも注目盤を連発している英国の古楽器グループ、アルカンジェロ。イブラギモヴァ(ヴァイオリン)やアルトシュテット(チェロ)ら注目の器楽奏者たちとの共演でも知られていますが、少数精鋭の編成で声楽作品でも素晴らしい演奏を聴かせてきた彼らが、名歌手たちとともにヘンデルの隠れ人気作品を録音しました。 2年前にもカミングズ(ACCENT)とエガー(AAM)の新録音が登場するなど注目度が高まりつつある『ブロッケス受難曲』は、ロンドンで名声を築きつつあったヘンデルが、ドイツ語の台本に作曲した異色作。ハンブルクの政治家で芸術にも明るかったB.H.ブロッケス(1680-1747)が、新約聖書の受難物語をもとに書き上げた台本はカイザーやテレマンの作曲でも知られ、ヘンデル作品もそれらと同じくゆかりのハンブルクで1719年に初演されました。自筆譜が失われているため謎も多い作品ながら、バッハやシューマンなども一部を自作に引用、ハイドンも筆写譜を手にしていたことが知られる重要作。 本盤での細部まで練り上げられた解釈による充実した演奏も、この作品の持つ価値を明らかにしていると言えるでしょう。オーケストラは11人からなる弦楽編成に2本のオーボエと1本のターユ(テナー・オーボエ)、ファゴット2本、テオルボ2挺(名手トーマス・ダンフォード参加!)、歌手はソリストが合唱を兼ねるスタイルで、曲の造形をとらえた柔軟かつ起伏豊かな演奏の味わいは格別です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10190

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年6月号)★-

    『ピアソラ・リフレクションズ』
    クセーニャ・シドロワ、アレクサンダー・シトコヴェツキー、トーマス・ヘンゲルブロック 詳細ページ
    [クセーニャ・シドロワ、アレクサンダー・シトコヴェツキー、トーマス・ヘンゲルブロック]

    PIAZZOLLA, A.: Reflections (Sidorova)

    発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:ALPHA664

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    生誕100年! 熱きアコーディオン奏者シドロワによるピアソララトヴィア出身のクラシカル・アコーディオン奏者、クセーニャ・シドロワ。名門ドイツ・グラモフォンから「カルメン」の編曲版をリリースし、世界中を虜にした彼女が、ALPHAレーベルより待望のピアソラをリリースします。 バンドネオン奏者としても著名なコンスタンティーニによるピアノ、名手アレクサンダー・シトコヴェツキーのヴァイオリン、そして協奏曲の指揮はヘンゲルブロックが務めるなどバックも強力で、ピアソラと、その影響を受けた作品を収録しています。 名曲「リベルタンゴ」「孤独」などのほか、ソリストとして登場した2017年のN響公演に於いてアンコールで披露した「リヴェレーション」なども収録。情熱的なパフォーマンスを聴かせます。

  • 商品番号:NYCX-10192

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年6月号)★-

    『ホルン・ディスカヴァリーズ』
    サラ・ウィリス、町田琴和、フィリップ・メイヤーズ、クラウス・ヴァレンドルフ 詳細ページ
    [サラ・ウィリス、町田琴和、フィリップ・メイヤーズ、クラウス・ヴァレンドルフ]

    Horn Recital: Willis, Sarah - BATES, M. / BISSILL, R. / RINIKER, D. / WALLENDORF, K. (Horn Discoveries)

    発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:ALPHA732

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    サラ・ウィリスがベルリン・フィルの友人たちと作り上げた、美しくも楽しい一枚2014年ホルンの有名メーカー「アレキサンダー」から発売され、一部の楽器店などに流通したCDが、曲順を組み替えてALPHAレーベルからリリースとなります。 2020年にはアルバム『モーツァルトとマンボ』を世界的に大ヒットさせた、ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスが、同オーケストラのヴァイオリン奏者町田琴和らと共に制作したアルバムです。こちらもベルリン・フィルのチェロ奏者リニケルが、チャイコフスキーやドヴォルザークの名旋律をアレンジした作品を筆頭に、ホルンの幅広い表現力が詰め込まれた内容。 さらに2020年某カップ麺「旨辛豚骨」のテレビCMで、ベルリン・フィル・ホルン・カルテットのアンコール・ピース「地下鉄ポルカ」の替え歌を歌い、日本中のホルン・ファンをのけぞらせたクラウス・ヴァレンドルフも、ダジャレを満載した自身の作品でゲスト参加。ベルリン・フィルを既に定年退職しているとは思えない張りのある高音を彼が聴かせ、ここではサラも得意の魅力的な低音を存分に吹きまくります。

  • 商品番号:NYCX-10199

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    ビーバー(1644-1704)
    レクイエム
    ~17世紀ドイツ語圏の教会音楽 詳細ページ
    [ヴォクス・ルミニス、フライブルク・バロックコンソート、リオネル・ムニエ]

    発売日:2021年02月26日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:2,970円(税込)

    ビーバーの傑作を中心に、厳選された編成で甦る17世紀の生々しい息吹きすでにRicercarやALPHAで多くの名盤をリリース、世界的に絶賛されているヴォクス・ルミニス。彼らが、ヨーロッパ随一の古楽拠点であるドイツのフライブルクに集う精鋭器楽奏者たちとともに制作したこのアルバムは、最も得意とする17世紀ドイツ語圏の音楽! 以前より、シュッツ『音楽による葬送』やフックスのレクィエムをはじめ、死者に捧げられる礼拝音楽の録音で高評価を得てきたグループですが、今回はこれまでとりあげてこなかった、ザルツブルクの巨匠ビーバーの傑作がプログラムの中心を占めています。 器楽陣営にはヴェロニカ・スクプリクやペトラ・ミュレヤンス、ヒレ・パールにリー・サンタナ、あるいはサックバット(トロンボーン)のシメン・ファン・メヘレン……と、世界の古楽シーンをまたにかけ活躍する実力派が、極小編成に集まっているのがポイント。声楽パートも少人数でメンバーの個性が際立って聴こえ、古楽器の美しい音色とともに各作品の音運びを生々しく捉えてゆく妙演となっており、17世紀ならではの音楽世界が鮮明に浮かび上がる感触がたまりません。 ハンブルクのベルンハルトに始まりウィーンの巨匠フックスで締めくくられる、ドイツ語圏の北と南のつながりを概観する選曲も絶妙。ALPHAレーベルならではの筋の通った古楽アルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10200

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    『カデンツァ』
    ~ボッケリーニのチェロ協奏曲による自由な編曲とカデンツァ 詳細ページ
    [ソニア・ヴィーダー=アサートン、フランソワーズ・リヴァラン、アマリリス・ビレ、ロバン・ビレ、レミ・マニャン]

    発売日:2021年02月26日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ボッケリーニを再構成!
    ヴィーダー=アサートンの鋭い感性が光る好企画
    25歳でロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールの入賞を果たした、フランス系アメリカ人チェリスト、ソニア・ヴィーダー=アサートン。Valois、RCAやNaïveなど数々のレーベルで録音を行い高い評価を得てきた彼女が、「バッハ: 無伴奏」のLP盤(ALPHA599)に続いてALPHAレーベルからリリースするのはボッケリーニの協奏曲、と思いきや、原曲を元に自由な編曲(改曲)を行ったという個性的なアルバムとなりました。 まずは楽器編成からユニークで、自身が弾くチェロのほか、舞曲的な性格を強調したかったという理由で選ばれたツィンバロムと、対旋律との絡みを描くためのヴァイオリンという三重奏によるもの。さらに、よりポリフォニックなテクスチャを持つG.476にはファゴットとコントラバスを加えています。各楽章は原曲のチェロ独奏部を中心に自由に再構成されており、さらにその間に、様々な作品の編曲からなる「カデンツァ」が挿入されています。その原曲もジャズあり現代音楽ありバロックありと実に多彩。これらがたいへんスリリングな音楽を作り上げますが、違和感なく実に面白く聴けることが驚きです。 ヴィーダー=アサートン自身と、トラディショナルはもちろん実験音楽にも積極的なフランスのツィンバロム奏者フランソワーズ・リヴァランが鋭い感性でまとめ上げた作品構成、そして奏者たちの親密さが伺える息の合った温かいアンサンブルが作り上げた、素晴らしい一枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA668

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    『そして愛が語ったこと…』
    イギリス、フランス、ベルギーの英語歌曲 詳細ページ
    [ジョディ・デヴォス、ニコラス・クリューガー]

    Vocal Recital (Soprano): Devos, Jodie - BRITTEN, B. / BRIDGE, F. / GURNEY, I. / MILHAUD, D. / WALTON, W. (And Love Said … )

    発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:ALPHA668

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    注目のソプラノ、デヴォス、ソロ第2弾は英語で歌う愛の歌古楽界における新世代の精鋭たちから巨匠エルヴェ・ニケまで幅広い層のアーティストに信頼篤く、バロックから近代までフランスを中心としたオペラや声楽作品に、近年引っ張りだこのジョディ・デヴォス。大好評だったオッフェンバックのアリア集(ALPHA437/NYCX-10039)に続くソロ第2弾は、ベルギーに生まれイギリスで学び現在フランスに住むという、彼女自身深い思い入れのある3つの国から、様々な形の愛が歌われたものを中心に英語の歌曲を集めたというもの。 ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズ、ミヨーといった有名作曲家から、ポルドフスキの名で活躍した、大ヴァイオリニスト・作曲家ヘンリク・ヴィエニャフスキの娘イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニャフスカや、ピアニストとしてデヴォスとの共演も多いベルギーのパトリック・ルテルムの作品なども収録。そして最後にはなんとクイーンの名曲を聴かせてくれます。 「私はオペラよりも前に、クイーンの魅力を発見していました。ハイドパークでピアノを弾きながら“テイク・マイ・ブレス・アウェイ”を歌うフレディ・マーキュリーに、圧倒されたのです。リサイタルでは私もこのラヴ・ソングを歌っています。」と彼女は語っています。

  • 商品番号:NYCX-10191

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    ショパン(1810-1849)
    4つのバラードと4つの即興曲 詳細ページ
    [アンナ・ヴィニツカヤ]

    CHOPIN, F.: Ballades Nos. 1-4 / Impromptus Nos. 1-3 / Fantasy-Impromptu (Vinnitskaya)

    発売日:2021年02月12日 NMLアルバム番号:ALPHA728

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ヴィニツカヤ、待望のショパン!ロシア出身で2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのほか数々のコンクールを制し、2009年のデビュー盤以来、リリースするアルバムも常に話題となってきたヴィニツカヤ。これまで祖国ロシアの作品を中心に、ラヴェルなどでもダイナミックさと繊細さを両立させた素晴らしいアプローチを聴かせてきた彼女が、久しぶりにリリースするソロ・アルバムは待望のショパンです。 即興曲第1番の軽やかさの中に含みを待たせた独特の表情など実に見事。細やかで優しいフレーズを大きなクライマックスへ運んでゆく思い切った音作りや、一音一音を美しく響かせながら決して甘さに浸らない情感コントロールなど、期待通りの素晴らしいショパン像を作り上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA455

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    イザイ(1858-1931)
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27(全6曲) 詳細ページ
    [カーソン・レオン]

    YSAŸE, E.: 6 Sonatas for Solo Violin, Op. 27 (Kerson Leong)

    発売日:2021年02月12日 NMLアルバム番号:ALPHA455

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    カナダの俊英によるイザイ登場!カナダ出身で、現在はベルギーなどでも活躍するヴァイオリニスト、カーソン・レオン。様々なレーベルからリリースしたアルバムは既に高い評価を得ており、2017年に関西フィルのソリストとして来日した折には、その技巧と音色で聴衆を魅了しています。 今回は満を持して、技巧的レパートリーの定番といえるイザイの無伴奏(新発見を除く6曲)をリリース。並外れた表現力と圧倒的な存在感が大きな魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10185

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年5月号)★-

    〈HAYDN 2032 第9集〉
    別れのとき
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第35番・第45番・第15番
    ベレニーチェの告別の場面 詳細ページ
    [アントニーニ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、ピオー]

    HAYDN, J.: Symphonies Nos. 15, 35, 45, "Farewell" / Berenice, che fai (Haydn 2032 Project, No. 9. L'Addio) (Il Giardino Armonico, Antonini)

    発売日:2021年01月29日 NMLアルバム番号:ALPHA684

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:2,970円(税込)

    交響曲全曲録音 第9巻!
    「別れ」をテーマにした厳選3曲、ピオーが歌うハイドン晩年の稀少声楽曲入り
    イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内管弦楽団を指揮して進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、今回新たに登場する第9弾のテーマは「別れ」。 旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占めるのはやはり「告別」の綽名で知られる第45番……疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始まる各楽器のソロ部分は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。 エステルハージ宮廷楽団着任後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダイナミックかつスタイリッシュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲は、贅沢にも名歌手ピオーの歌で聴くことができます。 発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説も充実の内容です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10186

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年5月号)★-

    ロンベルク(1767-1821)
    ヴァイオリン協奏曲
    第4番・第9番・第12番 詳細ページ
    [シュシャーヌ・シラノシアン、カプリッチョ・バロック・オーケストラ]

    ROMBERG, A.J.: Violin Concertos Nos. 4, 9, 12 (Capriccio Baroque Orchestra, Siranossian)

    発売日:2021年01月29日 NMLアルバム番号:ALPHA452

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    没後200年、古楽器名手たちが解き明かすA.ロンベルクの貴重な協奏曲!「知られざる昔日の巨匠」の世界に当時の楽器と奏法で触れることの出来る一枚。バーゼル・スコラ・カントルムで学んだ俊才たちが集うカプリッチョ・バロック・オーケストラは、ベートーヴェンやその世代の音楽の発掘に余念がありませんが、現代楽器でさえ録音の少ないアンドレアス・ロンベルクの協奏曲群を初期から後期までバランスよく収めたこの新録音は、その意味できわめて貴重といえます。 ラインハルト・ゲーベル門下の才人シラノシアンの惚れ惚れするようなガット弦演奏とともに、ベートーヴェンの3歳年上で天才少年としてデビューしたこの作曲家の音世界を堪能することの出来るアルバム。古典派流儀のしっかりした曲構成のなか、トランペットなしティンパニありの編成のために綴られたオーケストラ・パートが充実した音響で「生のままの200年前」に聴き手を誘う3曲。ロマン派にぐっと近づく世代の音楽らしい緩急自在で劇的な展開が、古楽器演奏のコントラストでひときわ映える聴きどころの連続です。 cpoにいくつか録音のある、いとこのチェロ奏者=作曲家ベルンハルト・ロンベルクとともに、ベートーヴェン・イヤーを経て今こそ知りたくなる音世界が詰まっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA663

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    『暴君の愛』
    ~英国バロックの舞台音楽に現れる暴君たち~ 詳細ページ
    [アンサンブル・レ・シュルプリーズ、ウジェニー・ルフェビュール、ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ]

    Chamber and Vocal Music (English Baroque) - PURCELL, H. / BLOW, J. / CLARKE, J. / ECCLES, J. (Tyrannic Love) (Ensemble Les Surprises, Camboulas)

    発売日:2021年01月29日 NMLアルバム番号:ALPHA663

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    英国の劇場で描かれた暴君たち。パーセルを中心に。「疫病、飢饉、宗教にかかわる内戦、あるいは対外戦争…… 17世紀の英国がこのうえなく動乱に満ていたからこそ、人々は他の時代よりいっそう強く精力的に、輝きにみちた演劇空間をつくりだそうと意欲を燃やしたのでした」―― そう語るアンサンブル主宰者ルイ=ノエル・べスティオン・ド・カンブラ。彼らフランス語圏の古楽奏者たちは、整然とした折り目正しさに貫かれた理知的英国文化のイメージを越えた、躍動感あふれる17世紀の生々しい英国音楽の素顔をあざやかに甦らせてきましたが、ここにまたひとつエキサイティングな新録音が登場しました。 テーマは『暴君の愛』。古代神話や中世伝説、悪漢小説などに登場する暴君・猛女たちが、いかに英国の舞台を賑わせ、人間味に満ちた恋物語を劇場に現出せしめていたか、17世紀の英国人作曲家たちの思いがけない付随音楽を通じて炙り出す充実のプログラム。天才パーセルの名品が大部分を占めながらも、その大先輩ブロウや人気作曲家エックルズら同時代の他の作曲家たちの演目もそれぞれに聴きごたえある逸品ばかり。 随所で打楽器がアクセントを添えるスリリングな音楽作りもさることながら、パーリー・オヴ・ザ・インストゥルメンツの主宰者でもある音楽学者ピーター・ホルマンの充実した解題を通じて選曲の妙が解き明かされる解説も貴重。 1枚のアルバムを通じて昔日文化の一端を味わい深く伝えようとする意欲にみちた、Alphaならではの充実盤に仕上がっています。

  • 商品番号:NYCX-10183

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    『ドビュッシー、ショパン、ムソルグスキー』
    ~ 子供の領分、24の前奏曲、展覧会の絵 詳細ページ
    [ベフゾド・アブドゥライモフ]

    Piano Recital: Abduraimov, Behzod - DEBUSSY, C. / CHOPIN, F. / MUSSORGSKY, M.P.

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:ALPHA653

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    アブドゥライモフが聴かせる「小品の万華鏡」1990年ウズベキスタンの首都タシュケント生まれのベフゾド・アブドゥライモフ。2009年にロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝し、Deccaから2枚のアルバムをリリース、驚異的なテクニックで世界中のピアノ・ファンを虜にしました。その後プロムスにデビューするなど、日本を含む世界各地の演奏活動で深みを増した彼が、ALPHAレーベルからアルバムをリリースします。 第1弾はドビュッシー、ショパン、そしてムソルグスキーによる人気作品を集めた贅沢な一枚。いずれも小さな曲を集めた作品で、隣り合う曲同士の類似と相違の関係性が織りなす色彩感を万華鏡のように楽しむことをテーマとしています。豊かな経験による成長を感じさせる軽やかさの中に、高い技術力に裏打ちされた高度な表現を聴かせ、時折挟む、ちょっとしたテンポの揺れなどもたいへん魅力的です。なお、『展覧会の絵』はバウアー版あるいはラヴェル編曲版の影響か、「ビドロ」は弱音で始まり5つ目の「プロムナード」は省略しています。 ALPHAからは数枚のアルバムが予定されており、今後の展開が楽しみなところです。

  • 商品番号:ALPHA662

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    『王のヘンデル』
    ロンドン1720年代のヘンデル・アリア集 詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ル・コンソート]

    HANDEL, G.F.: Opera Arias (Royal Handel) (Zaïcik, Le Consort)

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:ALPHA662

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    快進撃続く古楽シーン最前線の名歌手ザイシク、満を持してヘンデル作品集へすでにAlphaで数々の注目盤を連発してきた、フランス新世代のチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーを中心とする少数精鋭楽団ル・コンソート。2019年にはフランス・バロックへの圧倒的適性を示すカンタータ集で批評誌からも高い評価を得ましたが、そのときソロで参加していたエヴァ・ザイシクとの新しいアルバムはバロック王道中の王道、ヘンデル躍進期のオペラ・アリア集! ザイシクは2010年までパリのノートルダム大聖堂聖歌隊にいた若手ですが、その後はパリ音楽院在学中から数々のバロックオペラ公演に登場、ル・ポエム・アルモニークやレザール・フロリサンなど最前線のフランス古楽グループのオペラ公演で注目を浴び続け、2018年に音楽院の専門コースを卒業するまでにはすっかりバロックオペラの新鋭として名を知られる存在になっていました。 このアルバムではヘンデルがロンドン楽壇で最も注目を浴びた1720年代、王室歌劇場で披露された傑作群からのナンバーを集め、今回が初録音となる仇敵アリオスティやボノンチーニらロンドンのイタリア人たちのアリアも併録。起伏に富んだ一本筋ある選曲に、ル・コンソートの引き締まった編成による血脈の通ったアンサンブルが、音楽をいっそう精彩あふれるものにしています。

  • 商品番号:NYCX-10180

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年4月号)★-

    『照らし出された快楽』
    ~ 弦楽合奏の20世紀 ~ 詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ、ソル・ガベッタ、フランシスコ・コーイ、カメラータ・ベルン]

    COLL, F.: Plaisirs illuminés (Les) / VERESS, S.: Musica concertante / GINASTERA, A.: Concerto per corde (Kopatchinskaja, Gabetta, Camerata Bern, Coll)

    発売日:2020年12月18日 NMLアルバム番号:ALPHA580

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    頼れる俊英たちとコパチンスカヤによる次なる冒険。ソル・ガベッタ参加!世界各地のステージに素足で現れ、他の誰にも成しえない音楽体験で客席を魅了し、アルバム発表ごとに話題騒然の企画を実現してきた21世紀的唯一無二のヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。2020年秋にはイル・ジャルディーノ・アルモニコとタッグを組み、古楽器演奏への愛着を独特の形で結晶させた『ヴィヴァルディ、その先へ』(Alpha624/国内仕様NYCX-10161)で大いに注目を集めたところ、その興奮も冷めやらぬうちに次のアルバムが発表されます。 20世紀屈指の異才画家ダリの初期作品『照らし出された快楽 Plaisirs illuminés』(1929/短編映画『アンダルシアの犬』にも登場)に着想を得た現代スペインの作曲家コーイの二重協奏曲(チェロに名手ガベッタが客演!)を表題に、現代ハンガリーを代表する室内楽作品にアルゼンチンのヒナステラを加えた選曲からして、コパチンスカヤの明敏な感性が窺えます。 彼女のアルバム『つかの間と、永遠と』(Alpha545/国内仕様NYCX-10086)でも鮮烈な存在感を示したカメラータ・ベルンは、曲によってメンバーがソロでも抜群のパフォーマンスを披露。数十年前のバロックの名盤群からは想像もつかないほどみずみずしい音を紡ぐソリスト集団への変貌は、コパチンスカヤという希有の触媒的ソリストとの共演あればこそでしょう。そうした交感力が絶好の刺激を導き出したアルバム、彼女からますます目が離せません!

  • 商品番号:NYCX-10175

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第5番 ホ短調 Op.64
    幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op.32 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 5 / Francesca da Rimini (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2020年11月20日 NMLアルバム番号:ALPHA659

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    パーヴォ&トーンハレ、チャイコフスキー交響曲全集始動、第1弾は第5番!2019年にトーンハレ管弦楽団の音楽監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。彼にとって、またスイスのオーケストラにとっても初めてという、チャイコフスキーの交響曲全集録音が開始されます。第1弾として選ばれたのは第5番。華やかな内容といい人気といい、申し分ない選曲と言えますが、実は1895年にチューリヒで初めて演奏されたチャイコフスキーの交響曲でもあり、翌年に「悲愴」が、そして1901年に「フランチェスカ・ダ・リミニ」が演奏されて以来、その管弦楽作品はトーンハレ管弦楽団の重要なレパートリーであったという、歴史的な経緯もあります。 その第5番では、パーヴォ特有の軽やかさとトーンハレの力強い音の鳴りのブレンドが心地よいメリハリと推進力を生み、細部にまで歌心が感じられながらも、押しの強さだけで聴かせるチャイコフスキーとは一線を画す演奏に仕上がっています。フィナーレ冒頭での一つ一つの音を深く歌いながらノーブルさを失わないバランス感覚、テンポが明確にキープされつつも圧倒的な盛り上がりを聴かせる主部も格別。 カップリングの「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、チャイコフスキーの交響曲を除く純管弦楽作品では比較的長く、どちらかというと難解とされるものですが、パーヴォは嵐のような曲想を見通しよく整理しながらも猛然と鳴らし、ロマンあふれる旋律をオーケストラに積極性を持って歌わせ、全体をテンポよく聴かせることで作品の魅力を最大限に引き出しています。 今後のシリーズも大いに楽しみな、期待を上回る素晴らしいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10176

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年2月号)★-

    『ディア・マドモアゼル』
    ~ ナディア・ブーランジェに捧ぐ
    ピアソラ、ストラヴィンスキーからクインシー・ジョーンズまで 詳細ページ
    [アストリグ・シラノシアン、ナタナエル・グーアン、ダニエル・バレンボイム]

    Cello Recital: Siranossian, Astrig - BOULANGER, N. / CARTER, E. / GLASS, P. / JONES, Q. (Dear Mademoiselle - A Tribute to Nadia Boulanger)

    発売日:2020年11月13日 NMLアルバム番号:ALPHA635

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    アストリグ・シラノシアンALPHAに登場、バレンボイムも参加!近代フランスを代表する偉大な音楽教育者の一人、ナディア・ブーランジェ。彼女の教え子や、親交を待ち影響を受け合った音楽家たちは、国籍を超え、敬愛を込めて彼女を「マドモアゼル」と呼びました。深い尊敬で結ばれたストラヴィンスキーのほか、教師としては、閉鎖的なタンゴの世界に限界を感じてその門を叩いたピアソラ、後に十二音技法で個性を発揮するカーター、ミニマルを経て抒情的作風を確立するグラス、ジャズや映画音楽で活躍した稀代のメロディ・メーカー、ルグラン、ジャズのみならずポピュラー・ミュージック全体に大きな足跡を残すクインシー・ジョーンズという、多種多様なアーティストたちに音楽の基礎を教え、種を蒔いたことで知られます。これらの作品を、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでも共演しているアストリグ・シラノシアンとナタナエル・グーアンによる、多彩な作品の肝をよく捉えた歌心の溢れる、息の合った演奏でお楽しみいただけます。ラストのグラス、ルグラン、ジョーンズという流れは、現代まで続くナディア・ブーランジェの影響をよく伝えており大変興味深いものです。 ナディア・ブーランジェ自身の「3つの小品」は、作曲家としてその才能を高く評価していた6歳年下の妹リリーが亡くなり、ナディアもまた作曲の筆を折ってしまう3年前に書かれたもの。ここでのピアノには、自身ナディア・ブーランジェの教えを受けている巨匠ダニエル・バレンボイムが登場。フォルテピアノのコレクションと修復でも知られるクリス・マーネと共に開発した独自の平行弦ピアノの澄んだ音色と、優しく繊細なタッチでシラノシアンのチェロを支え、恩師の残した美しい作品に花を添えています。 なお、アストリグ・シラノシアンは姉のシュシャヌ・シラノシアンによるメンデルスゾーン・アルバム(ALPHA410)に参加しているものの、ソロとしてはこちらがALPHAレーベル第1弾。今後さらに数タイトルがリリース予定です。

  • 商品番号:ALPHA657

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    『アレクサンドル・デュマ(1802-1870)と音楽』
    ~ 大デュマとその同時代の詩による歌曲を集めて 詳細ページ
    [カリーヌ・デエ、マリー=ロール・ガルニエ、カエリグ・ボシェ、ラファエル・ジュアン、アルフォンス・スマン]

    Vocal Music - BERLIOZ, H. / DUPARC, H. / FRANCK, C. / LISZT, F. (Alexandre Dumas et la musique) (Deshayes, Garnier, Boché, Jouan, Cemin)

    発売日:2020年11月13日 NMLアルバム番号:ALPHA657

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    19世紀フランスの大作家と音楽の関係を紐解く好企画、秘曲多数!「三銃士」「巌窟王」などの作者で、多作家で有名だった大デュマことアレクサンドル・デュマ・ペール(「椿姫」の原作者アレクサンドル・デュマ・フィスの父)の詩による歌曲、戯曲を用いた歌劇などからの曲を中心に、ユゴーなど同時代の詩人による作品も収めたアルバム。有名作曲家のみならず、当時の歌手や指揮者などの手による、今では忘れられてしまった作品も集められているのが大きなポイントです。 19世紀中盤、ベル・エポックを前にやや混乱していた時期のフランス文化を象徴する作品を、今のフランスを代表する生きのいいアーティストたちが聴かせる好企画。

  • 商品番号:ALPHA642

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
    三重協奏曲 ハ長調 Op.56 詳細ページ
    [マルティン・ヘルムヒェン、アンティエ・ヴァイトハース、マリー=エリザベート・ヘッカー、アンドルー・マンゼ、ベルリン・ドイツ交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concerto No. 3 / Triple Concerto for Violin, Cello and Piano, Op. 56 (Helmchen, Deutsches Symphonie-Orchester Berlin, Manze)

    発売日:2020年11月13日 NMLアルバム番号:ALPHA642

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ヘルムヒェン&マンゼのベートーヴェン完結、指揮者無しによるトリプル・コンチェルト付きヘルムヒェンのピアノとマンゼ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団による、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集が完結。マンゼならではのよく統率された見通しの良い響きの中に、作曲家の個性が強く発揮されたこの作品の力強さがよく表現されており、また第2楽章の詩情の豊かさなども格別です。 カップリングの三重協奏曲は指揮者無しで録音されており、ヘルムヒェンのピアノと、CPOなどにも多くの録音を行っている名手ヴァイトハース、エネルギッシュな表現と高度な技術でヘルムヒェンの信頼篤く、長年共演しているヘッカーによるアンサンブルとオーケストラが息を合わせ、たいへんダイナミックな演奏を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA646

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    『Vanitas 空虚』
    ベートーヴェン、シューベルト、リーム:
    バリトンとピアノのための歌曲集 詳細ページ
    [ゲオルク・ニグル、オルガ・パシチェンコ]

    Vocal Recital (Baritone): Nigl, Georg -SCHUBERT, R. / BEETHOVEN, L. van / RIHM, W. (Vanitas)

    発売日:2020年11月13日 NMLアルバム番号:ALPHA646

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ニグルとパシチェンコの共演による、人の世の虚しさをテーマとしたアルバムバロックや現代のオペラで活躍し、クルレンツィスとの共演による《ヴォツェック》(BAC068)の名唱でも知られるニグルと、歴史的ピアノの演奏で今急速に評価を高めつつあるパシチェンコの共演盤。 アルバム・タイトルの「ヴァニタス」は人生や繁栄の空虚さを表現するラテン語で、漁師に捕らわれる先行きを歌う有名な「ます」や、さすらい人をテーマにした作品などを収録しています。高音域まで豊かに響きながらどこか陰りを感じさせるニグルの声、そして気持ちを少し引きずるようなパシチェンコの絶妙な表現、いずれも収録作品の美しさと虚しさを十二分に引き立てます。 ジャケットは作曲家パスカル・デュサパンによる写真。

  • 商品番号:NYCX-10172

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年2月号)★-

    『ルートヴィヒを探して』
    ベートーヴェン、ジョヴァンニ・ソッリマ、レオ・フェレ 詳細ページ
    [ギドン・クレーメル、マリオ・ブルネロ、クレメラータ・バルティカ]

    Orchestral Music - BEETHOVEN, L. van / SOLLIMA, G. / FERRÉ, L. (Searching for Ludwig) (Kremerata Baltica, Brunello, Kremer)

    発売日:2020年10月23日 NMLアルバム番号:ALPHA660

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    クレーメル ALPHAに登場!
    ブルネロと組んだベートーヴェンへのトリビュート・アルバム
    ベートーヴェン生誕250年を記念する、趣向を凝らしたアルバムがまた一つ誕生します。クレーメルとブルネロという二人の名手がタッグを組み、クレメラータ・バルティカと共に、名作とされる晩年の弦楽四重奏曲を弦楽合奏版で収録したという嬉しいもの。さらにはベートーヴェンに触発された近年の作品2つを収録し、楽聖の遺産が現代の私たちにどのような影響を与えているかを掘り下げるという、興味深いものです。 アルバムのメインは何と言っても2曲の弦楽四重奏曲。ベートーヴェン最後のまとまった作品である第16番はブルネロの指揮による演奏。そして第14番はヴァイオリンを担当しながらのクレーメルの指揮となっています。いずれもクレーメルの念頭にはバーンスタインがウィーン・フィルと残した録音があったようですが、その濃厚な味わいとは違う、クレメラータ・バルティカらしい歌心と生き生きとしたフレージング、見通しの良いサウンドが、現在ならではのベートーヴェン像を感じさせる素晴らしい演奏に仕上がっています。 冒頭に収録されているのは、モナコに生まれフランスでシャンソン歌手として活動したレオ・フェレによる作品。革新的な思考を持った彼はベートーヴェンに深い共感を抱いていたようで、「エグモント」序曲に詞を付けていたり、「コリオラン」序曲を指揮する映像が残っていたりします。こちらに収録された作品は、弦楽四重奏曲 第16番の自筆譜に書きつけられた「かくあらねばならぬか? かくあるべし!」という言葉がモチーフとなったもの。イタリア語でまくしたてるように語られるテキストは、「音楽はどこにあった? それは特別なところではなく、民衆の元にあるべきだ。ベートーヴェンはストリートにある!」といった内容。フェレ自身がオーケストラを指揮しながらアジる版や、ギターなどによる版がありますが、ここではイタリアの作曲家シヴィロッティによる編曲版にフェレの声をかぶせています。 ヴェネツィアの方言で「隠された音」を意味するタイトルのソッリマの作品は、ブルネロの師でありヴェネツィア出身だったイタリア弦楽四重奏団のチェリスト、フランコ・ロッシに捧げられたもので、彼が子弟によく語った「楽譜の中に隠された音に注意を向けなさい」がタイトルのモチーフ。1968年にトリノで刊行された、ベートーヴェンの未出版作品から走り書きまでを網羅した作品目録「ビアモンティ目録」の中からソッリマが見つけた宝のようなフレーズの数々を元に、チェロ・アンサンブルのために書かれました。ここでは弦楽合奏への編曲版にて収録しています。ベートーヴェンの発想を詰め込んだような、魅力的な曲想が次々と登場します。

  • 商品番号:NYCX-10173

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年2月号)★-

    民謡による変奏曲集
    ~19世紀のフルートとピアノで
    ベートーヴェン、ドップラー、クーラウ、ヴァルキエール 詳細ページ
    [アンナ・ベッソン、オルガ・パシチェンコ]

    Flute and Piano Recital: Besson, Anna / Pashchenko, Olga- BEETHOVEN, L. van / KUHLAU, F. / WALCKIERS, E. / DOPPLER, F. (Variations on Folk Songs)

    発売日:2020年10月23日 NMLアルバム番号:ALPHA639

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    19世紀音楽のインスピレーション源に迫る、最前線の古楽器奏者ふたりロシア・ピアニズムの系譜をひくアレクセイ・リュビモフ門下出身で、世界的に注目を浴びている歴史的ピアノ奏者オルガ・パシチェンコと、鬼才チェンバロ奏者ジャン・ロンドーも加わる室内アンサンブル、ネヴァーマインドの一員で、民俗音楽にも適性抜群の古楽器フルート奏者アンナ・ベッソン。欧州古楽シーンの最前線をゆく二人の夢の共演ともいうべき本盤のテーマは「民謡」……19世紀音楽の重要なキーワードでもあるこの分野がいかにフルートや鍵盤の音楽とかかわりが深かったか、絶妙な選曲と抜群の演奏で解き明かしてゆきます。 ここでいう「民謡」とは、ヨーロッパ各地の民衆社会に口伝えで残ってきた伝統歌のこと。地元文化のルーツに敏感だった19世紀の人々は、その素朴で独特な魅力に想像力を刺激され、作曲家たちも積極的に自作品でその可能性を追求しました。広く知られた民謡のメロディを自身の感性でどう料理するか?を端的に示せる変奏曲という分野で花開いたその創意は、彼ら自身が知っていた当時の楽器を使ってこそ真価がわかるというもの。ベートーヴェンやその同時代人クーラウのほか、キー付フルートの発展期に活躍したドップラーの大作も含め、リストやブラームスの時代へ向かう19世紀音楽の源泉に迫った好企画。 2種の古楽器フルート(うち1本は19世紀のオリジナル)と、晩年のベートーヴェンが愛したグラーフ製のフォルテピアノ(オリジナル)が織りなす、耳を澄ますほど新たな発見に出会う一枚です。

  • 商品番号:ALPHA632

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    発売日:2020年10月23日 NMLアルバム番号:ALPHA632

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    若きトリオが熱く奏でる、シューベルト晩年の傑作2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。ALPHAレーベルで、ドヴォルザークのピアノを含む室内楽作品全集を完結させた彼らが、次に挑むのはシューベルト。死の一年前に書かれた第2番は、ほぼ同時期の作とされる比較的温和な第1番と共に溢れるような歌が魅力ではありますが、第2番ではダイナミックな筆致が際立ち、また闇を垣間見るような寂寥感をも感じさせるという、やや趣を異にした傑作です。 穏やかで美しい「ノットゥルノ」もまた晩年の作品。とはいえ当時のシューベルトはまだ30歳前後であり、ここで演奏している3人とはほぼ同年代。病身にむち打ち、亡くなるまでその才能を振り絞り続けた若き作曲家に対する深い共感の感じられる、美しくも情熱的な演奏をお楽しみいただけます。 「ソナタ楽章」は作曲家15歳の作品で、早熟さと共に初々しさも感じられ、アルバム全体の奥深い味わいの中で一服の清涼剤となってくれています。なおブッシュ三重奏団は第2番のフィナーレで出版時にカットされた98小節を復元した版を使用。ただし提示部のリピートは省略しています。 シューベルトのほぼ1世紀後のウィーンに於いて28歳で亡くなった画家エゴン・シーレ。この二人には、若くして病に倒れることへの深い苦悩と実存への憾み、それらを表現する強烈な個性と才能、そのほか大きな類似点があるというのが、このアルバムの一つのテーマ。ジャケットはシーレの「日没(Versinkende Sonne)」ですが、シューベルトのピアノ三重奏曲 第2番 第2楽章もスウェーデン民謡の「日は沈みゆく(Se Solen Sjunker)」が元になっていることから、この絵が掲げられました。ちなみにシーレは「死と乙女」という作品も残しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10168

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年1月号)★-

    〈HAYDN 2032〉
    ハイドン(1732-1809)
    オラトリオ『天地創造』 Hob.XXI-2 詳細ページ
    [アンナ・ルツィア・リヒター(ソプラノ)、マクシミリアン・シュミット(テノール)、フローリアン・ベッシュ(バリトン)、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコ、バイエルン放送合唱団]

    HAYDN, J.: Schöpfung (Die) (The Creation) [Oratorio] (A.L. Richter, M. Schmitt, Boesch, Bavarian Radio Chorus, Il Giardino Armonico, Antonini)

    発売日:2020年10月09日 NMLアルバム番号:ALPHA567

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説、歌詞日本語訳(新訳)付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    交響曲全曲録音を進めるアントニーニ、満を持してハイドン晩期の大作を!かつて古楽器演奏への適応が一足遅れたイタリアで、本場のヴィヴァルディを独特のクセと味わいをもって聴かせる団体として登場し、一気に「イタリアに古楽シーンあり」を印象づけた実力派集団イル・ジャルディーノ・アルモニコ。その音楽監督ジョヴァンニ・アントニーニは、近年ますます古典派への取り組みをみせ、バロック演奏の経験値あればこその周到なハイドン交響曲全曲録音シリーズ(HAYDN 2032)をAlphaレーベルで進行中。そのさなかに突如、同シリーズの番外編のようなかたちで、ハイドン晩期の傑作『天地創造』の全曲録音が登場します。ハイドン本来の驚くほどのウィットや、型破りな音使いの妙を表現するのに長けたアントニーニだけに、このリリースは聴き逃せません。 『天地創造』はハイドンが100曲以上におよぶ交響曲を全て作曲した後、ロンドン渡航を終えて戻ったウィーンで1798年に披露した大作オラトリオ。後続の『四季』とともに、ヘンデル作品が根強い人気を保っていた英国での経験もふまえて仕上げられた充実の音作りで、交響曲で培った管弦楽作法の魅力もぞんぶんに発揮されており、圧巻の聴きごたえとなっています。 アントニーニは作品の隅々まで意識を向け、単に鋭角的な音作りでインパクトを狙うことなく、よく考えられたテンポ設定とアゴーギグでじっくり作品美を炙り出してゆきます。通奏低音はフォルテピアノではなくチェンバロを使用。宗教曲演奏に定評ある独唱者3人の立ちまわりも実に堂に入ったものがあり、総じて聴くほどに旨みが滲み出る演奏解釈に仕上がっています。交響曲録音シリーズと併せ、ハイドンの真価に改めて気づかされる新録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA480

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    『リサウンド・ベートーヴェン』
    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲全集 詳細ページ
    [マルティン・ハーゼルベック、ウィーン・アカデミー管弦楽団]

    発売日:2020年10月09日

    CD 5枚組通常価格:4,425円特価!:2,990円(税込)

    ベートーヴェンの時代の響きを徹底検証! 記念年を彩る圧巻の交響曲全集マルティン・ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から進めており、楽聖生誕250年となる2020年に完結した「リサウンド・ベートーヴェン」シリーズから、交響曲のみを抜き出し全集としてBOX化。 作曲者存命中に近い年代の楽器、あるいはその復元を用いることはもちろん、演奏会場も共に鳴る楽器であるという考えから、初演場所あるいはそれに準じた歴史的建造物を録音場所とするこのシリーズ。「第九」では当時の慣例に倣って、合唱とソリストを管弦楽の前に配するという凝りようです。力強い演奏が作品の素晴らしさを際立たせていることも大きな魅力。記念の年ならではの好企画と言えるでしょう。 また、ゴットリープ・ヴァリッシュをソリストに迎えたピアノ協奏曲全集(ヴァイオリン協奏曲の編曲版を含む全6曲)は、別途セット化されCPOレーベルより発売中(555329)です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA628

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    『ひそやかに』
    バリトンとエレキ・ギターによるフランス歌曲 詳細ページ
    [ローラン・ナウリ、フレデリク・ロワゾー]

    Vocal Recital (Baritone): Naouri, Laurent - DEBUSSY, C. / FAURÉ, G. / POULENC, F. (En sourdine)

    発売日:2020年10月09日 NMLアルバム番号:ALPHA628

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    フランス・オペラの大御所にして、バロック作品も評価の高いローラン・ナウリによる、フォーレを中心としたフランス近代歌曲集、ですが、伴奏を務めるのはジャズ・ギタリストのフレデリク・ロワゾーという、風変わりなアルバムです。彼らのアレンジはジャズのイディオムこそ積極的に用いられてはいませんが、譜面を起こすようなきっちりとしたものではなく、即興的な要素を多分に含んでおり、これらの歌曲が潜在的に持っている、ポップスのような自由さを上手く引き出しています。 ナウリは決して朗々と歌わず、またロワゾーのエレキ・ギターも終始柔らかく、アルバムのタイトルどおり囁くような音作りで、優しいシャンソンを聴く雰囲気に包み込まれるアルバムです。ナウリは見事な口笛も披露。

  • 商品番号:ALPHA649

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
    ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op. 19
    詳細ページ
    [オリヴィエ・カヴェー、パトリック・ハーン、カンマーアカデミー・ポツダム]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concertos Nos. 1 and 2 (Cavé, Kammerakademie Potsdam, P. Hahn)

    発売日:2020年10月09日 NMLアルバム番号:ALPHA649

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    バッハの小品、ハイドンやスカルラッティ、クレメンティ、初期のベートーヴェンのソナタなどをリリースしてきたオリヴィエ・カヴェーによる、ベートーヴェンの協奏曲が登場。 マリア・ティーポとアルド・チッコリーニの系譜をひくナポリ・ピアノ楽派の申し子であるカヴェーは、自身フォルテピアノも弾きながら軸足は現代ピアノ演奏に置き、古楽奏法を現代楽器での演奏に反映させてきた新世代型のピアニストであり、古楽器演奏の専門家リナルド・アレッサンドリーニとの共演によるモーツァルト協奏曲(Alpha243)でも驚くべき実績をあげてみせた才人です。 今回は記念年に寄せてのベートーヴェン。指揮は、1995年生まれながら既に来日経験もある若き俊英パトリック・ハーン。コンサートマスターは、ジョヴァンニ・アントニーニによるハイドン交響曲全曲録音シリーズHAYDN 2032でもバーゼル室内管弦楽団の一員として活躍をみせる笠井友紀。ここではピアノもオーケストラもモダン楽器による小編成ながら、たいへん恰幅良く表情豊かな力強い演奏で、古典派以前を主なレパートリーとしているピアニストでありながら、作品をこじんまりとした方向へ決して持っていかないところが、むしろ多くの共感を呼びそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA658

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    『救済 ~ コロナ禍のなかのバッハ』
    J.S.バッハ(1685-1750)
    カンタータからのソプラノのためのアリア集 詳細ページ
    [アンナ・プロハスカ (ソプラノ)、ラウテン・カンパニー (古楽器使用)、ヴォルフガング・カチュナー (指揮)]

    BACH, J.S.: Vocal and Chamber Music (Redemption) (Prohaska, Lautten Compagney, Katschner)

    発売日:2020年10月09日 NMLアルバム番号:ALPHA658

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    困難の時代にプロハスカとラウテン・カンパニーが問いかける、バッハの音楽が持つ力「この困難の時、音楽に人を癒すことが出来るだろうか?」―――世界がコロナ禍に見舞われる中、アンナ・プロハスカ、ヴォルフガング・カチュナーとラウテン・カンパニーは、こんな時だからこそ人々に癒しと力を与える音楽を共に創り出そうと、アルバム『救済』の制作に乗り出しました。原題はイエスが自らの死という代償によって人々の罪の対価を払った…という意味のキリスト教用語ですが、それがコロナ渦により活動自粛を余儀なくされた時期を「代償」として、この宗教音楽アルバム制作期間が確保できたことの暗示になっています。 収録曲はバッハのカンタータからのアリアを中心に、人々の不安、キリストの自己犠牲などをテーマとし、最後は「苦しみの日々を
    主は喜びに変えたもう」と救いが歌われています。プロハスカのソプラノ独唱のほか、合唱曲はアルト、テノール、バスが参加して1パート1人の計4人で歌われ、作品によっては器楽のみの編成に編曲のうえ収録。後に『マタイ受難曲』で重要なコラールの旋律となるトラック3や、トラック5などの有名曲も収録し、さらには、いつだってユーモアのセンスを忘れないという姿勢も大切にされています。 2020年の世界が生んだ象徴的なアルバムといえる注目作です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10166

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    発売日:2020年09月25日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ベルリン・フィルの名手が描く、ヴィオラの奥深い魅力ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者、エルサレム出身のアミハイ・グロスによるソロ・アルバムが登場。ピアノを韓国出身の俊英キム・ソヌクが務めていることも注目です。 ハンガリーのユダヤ人作曲家エデン・パールトシュ(パールトシュ・エデン)による「イズコール(Yizkor)」は、ヘブライ語の「思い出」から取られたユダヤの祈りの言葉をタイトルとしており、これは現代ではホロコーストの犠牲者たちを追悼する意味合いを持ちます。深い祈りと強い想いを感じさせるこの作品に、グロスは深い共感を寄せた演奏を披露しています。広く親しまれる「アルペジョーネ・ソナタ」では、その特徴であるシューベルトならではの美しい歌謡性を存分に味わうことの出来る、軽やかで歌心溢れる表情を聴かせています。そしてショスタコーヴィチ最後の作品となったヴィオラ・ソナタは、謎の多いこの作品の深淵を覗き込むような奥行きのある表現で魅了します。 一般に地味な印象の強いヴィオラですが、その多彩な顔を様々見せて楽器の魅力を存分に味わうことの出来る、名手ならではのアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA587

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    モーツァルト(1756-1791)
    弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K.515
    弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516 詳細ページ
    [ヴァン・カイック弦楽四重奏団、アドリアン・ラ・マルカ]

    MOZART, W.A.: String Quintets Nos. 3 and 4 (Van Kuijk Quartet)

    発売日:2020年09月25日 NMLアルバム番号:ALPHA587

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    流れるような瑞々しい歌心に満ちた、ヴァン・カイックQのモーツァルト2012年にフランスで結成され、2015年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝、ALPHAレーベルからモーツァルト、ドビュッシー&ラヴェル、シューベルトと次々にアルバムをリリースし、2019年春の初来日の成功も記憶に新しいヴァン・カイック弦楽四重奏団。今回はモーツァルトの弦楽五重奏曲を2曲収録しており、共演はフランス・ヴィオラ界期待の新星アドリアン・ラ・マルカという豪華さです。 彼らが作り出す音楽はその流れがとにかく美しく、瑞々しさと歌心に溢れたもの。むしろ落ち着いた音運びでありながら、隅々まで行き届いた細やかな表情が、自然な躍動感を生んでいるのも魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA592

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 詳細ページ
    [アレクサンドル・ブロック、リール国立管弦楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 7 (Orchestre National de Lille, A. Bloch)

    発売日:2020年09月25日 NMLアルバム番号:ALPHA592

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランス音楽の旗手が聴かせる、滑らかで奥深い新マーラー像前作のラヴェル&アタイール(ALPHA562)で管弦楽をぐいぐいと引っ張り、色彩感と重量感の溢れる演奏を聴かせてくれたアレクサンドル・ブロックが、なんとマーラーをリリース。しかも、純器楽交響曲では最も難曲と言える第7番です。その演奏は余計な力みを排除したもので、技術的曲想的に困難な箇所も意外なほど滑らかに聴かせています。2つの「夜の歌」のしっとりとした味わいや、ともすると力任せになりがちな金管群の美しさなど、これまでにないマーラー像を展開するたいへん興味深い一枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA636

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    『THE QUEEN'S DELIGHT 女王のお楽しみ』
    17-18世紀英国のカントリー・ダンスと歌 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ、レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン]

    QUEEN'S DELIGHT (THE) - English Songs and Country Dances of the 17th and 18th Centuries (Les Musiciens de Saint-Julien, Lazarevitch)

    発売日:2020年09月25日 NMLアルバム番号:ALPHA636

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フルートとバグパイプを操る才人ラザレヴィチによる、バロック期英国の歌と舞曲各種のフルートとバグパイプの名手フランソワ・ラザレヴィチ。バッハやテレマンなどフルートのためのバロック作品をそのレパートリーの一つの軸とすれば、小型のバグパイプであるミュゼットなどを使った故国フランスの古い作品がもう一つの軸、そしてもう一つの大切な軸が英国やその周辺国の作品で、得意とするバグパイプやフルート類はその響きにぴったりです。 今回のアルバムには、1651年から1728年の間にジョン・プレイフォード(1623-86)の出版社より20冊以上刊行され、大ヒットした「英国式舞踏指南」に掲載されたメロディを収録しています。ラザレヴィチ自身が彼の主催するレ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアンとの演奏のため編曲を行い、「イタリアの歌」でのヴァイオリンの変奏はディヴィッド・グリーンバーグによるもの。聴いていると体を動かさずにはいられない、そんな楽しくも美しい音楽が次々と繰り出されます。

  • 商品番号:NYCX-10161

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年12月号)★-

    『ヴィヴァルディ、その先に』
    ~パトリツィア・コパチンスカヤのヴィヴァルディ・アルバム、イタリアの“いま”との対話実験 詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)、ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮&リコーダー)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)]

    VIVALDI, A.: Concertos (What's Next Vivaldi) (Kopatchinskaja, Il Giardino Armonico, Antonini)

    発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ALPHA624

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ついに登場、コパチンスカヤ × アントニーニ!フィリップ・ヘレヴェッヘとともにベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をピリオド奏法で録音したかと思えば、現代作品満載のプログラムにマショーやビーバーといった古楽のレパートリーを忍び込ませ、時には民俗音楽のプロである両親と故郷モルドヴァの伝統に身を浸し、あるいはトルコの異才ピアニスト=作曲家ファジル・サイとの共演で他に類をみないアルバムを作ってしまう―― 21世紀に入って以来、私たちはパトリツィア・コパチンスカヤという桁外れのヴァイオリン奏者の存在によって常に目を見張らされ、まるで飽きることのない音楽体験を味わいつづけてきました。そんな彼女がヴィヴァルディと向き合ったアルバムを制作する……というとき、どうしてそれが平穏なバロック・アルバムに落ちつくはずがあるでしょう? ルーマニアに隣接する小国モルドヴァ(旧ソ連モルダヴィア共和国)で生まれ、さまざまな文化が交錯する世界で腕を磨いてきた奇才コパチンスカヤは、既存の作品像を問い直すアルバム制作でたびたび世界を瞠目させてきました。「ヴィヴァルディ作品と、イタリアの“いま”との対話実験」として構想された今回のアルバムでは、なんと結成以来数十年にわたって古楽シーンを騒がせてきたジャルディーノ・アルモニコとの共演! 現代作曲家5人の刺激的な小品を挟んでのヴィヴァルディ鑑賞体験は、この300年前の作曲家の音楽にたいする通念をどんな演奏よりも鮮烈に覆せずにおきません。バロック演奏の「その先」を問う、注目必至の問題作です。
    私たちはヴィヴァルディを、時代を越えた実験の場に引き込んでみました――いまのイタリアで聴こえる創作者たちの声と対話させてみようというわけです。 ――パトリツィア・コパチンスカヤ

  • 商品番号:NYCX-10162

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年12月号)★-

    マーラー(1860-1911)
    『大地の歌』
    レーウによる声楽と室内アンサンブルのための編曲版 詳細ページ
    [ルシール・リシャルド (メゾ・ソプラノ)、イヴ・サーレンス (テノール)、ヘット・コレクティーフ、レインベルト・デ・レーウ (指揮)]

    MAHLER, G.: Lied von der Erde (Das) (arr. R. de Leeuw) (Richardot, Saelens, Het Collectief, de Leeuw)

    発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ALPHA633

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    レインベルト・デ・レーウの白鳥の歌、『大地の歌』登場!2020年2月14日、81歳で亡くなったピアニスト、指揮者レインベルト・デ・レーウ。亡くなる前の月に、自らが編曲した『大地の歌』の録音を残していました。 2010年に編曲されたこの版では、アルト(メゾ・ソプラノ) とテノールという独唱はそのままに、大管弦楽は木管五重奏、弦楽四重奏を基本に、低音楽器、鍵盤楽器、ハープ、打楽器を加えた15名編成のアンサンブルに置き換えられています。近現代音楽を積極的に取り上げ研究してきたデ・レーウらしく、各楽器の特性をよく引き出した編曲で、有名なシェーンベルク&リーン版に比して、木管楽器を増しハープを加えたことで表現がたいへん豊かになり、打楽器を整理して見通しと親密感が増しました。 演奏はこれまでも『ベルク、ツェムリンスキー歌曲集』(ZZT345)などでデ・レーウと共演してきたヘット・コレクティーフ。やはり近現代の演奏解釈に長けた彼ららしく、個人の高い積極性が表情に生きています。歌手陣も伸びやかな歌唱でこの演奏に応えており、最近ではガーディナーとのベルリオーズの映像ソフト(CVS011/NYDX-50016)で素晴らしい歌唱を聴かせたリシャルドによる「告別」は、この録音からわずか数週間後にこの世を去るとは思えぬデ・レーウの細やかなニュアンスも相まって絶品。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA418

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    『シューベルト・イン・ラヴ』
    ポップス調アレンジで聴くシューベルト作品の魅力 詳細ページ
    [ローズマリー・スタンドレー (ヴォーカル)、アンサンブル・コントラスト、サンドリーヌ・ピオー (ソプラノ)、エレル・ベッソン (トランペット)]

    STANDLEY, Rosemary / ENSEMBLE CONTRASTE: Schubert in Love

    発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ALPHA418

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランスで活躍するポップス界の歌姫が贈る、シューベルトの新しい魅力フランスを中心に活躍し、1930-50年代のポップスを歌うバンド“モリアーティ”のヴォーカリストであるローズマリー・スタンドレーと、近現代音楽を中心にクロスオーヴァー系もアコースティックな楽器でセンスあざやかにこなす実力派集団、アンサンブル・コントラストが手を組んだシューベルトの作品集。ピアノを担当するグループの中心メンバー、ジョアン・ファルジョによる、原曲のイメージを生かした美しくも物憂いアレンジで収めています。 方々から引っ張りだこでALPHAレーベルお馴染みのソプラノ、サンドリーヌ・ピオーと、ヨーロッパ・ジャズ界で話題の女性トランペッターでALPHAからアルバム(ALPHA298)をリリースしているエレル・ベッソンも参加。心地よく力の抜けたヴォーカルと演奏が、シューベルト作品が本質的に持つ魅力を新しい角度から楽しませてくれます。ピオーがリードする「夜と夢」も絶品。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA626

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    『ラメント』
    バロック期ドイツ語圏の器楽と声楽のための哀歌をあつめて 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン (カウンターテナー)、カフェ・ツィマーマン (古楽器使用) パブロ・バレッティ、マウロ・ロペス・フェレイラ (ヴァイオリン) パトリシア・ガニョン、デアドル・ダウリング (ヴィオラ) ペトル・スカルカ (チェロ) ダヴィデ・ナーヴァ (コントラバス) 野入志津子 (テオルボ) セリーヌ・フリッシュ (オルガン)]

    Vocal and Chamber Music (Baroque) - BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von / FROBERGER, J.J. / SCHMELZER, J.H. (Lamento) (Guillon, Café Zimmermann)

    発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ALPHA626

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ダミアン・ギヨンとカフェ・ツィマーマンの共演による哀歌集古くは13世紀からあり、ルネサンスを経てバロックに入る頃、声楽曲としてのみならず、器楽曲としてもその形式を確立した「ラメント(哀歌・悲歌)」。ここにはオーストリアを中心に活躍したシュメルツァーとビーバー、存命中に大きな名声を得ていたヨハン・クリストフ・バッハ、その弟で大バッハの先妻マリア・バルバラの父でもあるヨハン・ミヒャエル・バッハ、フレスコバルディに学んだ鍵盤音楽の重要作曲家フローベルガー、ドレスデンにおけるシュッツの高弟で後年ハンブルクに移り多くの教会音楽を残したベルンハルトらによる、ラメントの性格を持った作品を収録しています。 カフェ・ツィマーマンはこのアルバム制作にあたり、長年共演を重ねてきたダミアン・ギヨンを招き、しっとりとした表現に留まらず、時に波打つような動きを生き生きと歌い上げ、美しくもメリハリのある一枚に仕上げています。バレッティとフリッシュという、グループの中心人物二人それぞれのソロも収められた多彩なプログラムです。

  • 商品番号:ALPHA630

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    ピエール・アンリ(1927-2017)
    第10交響曲 ~ ベートーヴェンを讃えて 8楽章版 詳細ページ
    [ブノワ・ラモー(テノール)、マルゼーナ・ディアクン (指揮)、ブルーノ・マントヴァーニ (指揮)、パスカル・ロフェ (指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ音楽院管弦楽団、フランス放送合唱団、パリ青年合唱団]

    HENRY, P.: Dixième symphonie de Beethoven (La) (B. Rameau, Jeune Choeur de Paris, Radio France Choir, Radio France Philharmonic, Diakun, Rophé)

    発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ALPHA630

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランス実験電子音楽の巨匠が描く、ベートーヴェンの一大コラージュ!2017年に亡くなったピエール・アンリが、ベートーヴェンの残した9つの交響曲を大胆にコラージュ。1979年にテープ作品として発表されて以来、1988年にエレクトロアコースティック、1998年にリミックスとしてアルバム・リリースされましたが、今回初めて、アンリ自身が熱望していた生楽器による録音となりました。本来12楽章の作品ですが、ここではそのうち1、2、8、9を省いた8つの楽章を全楽章として構成しています。 ベートーヴェンの交響曲からの様々なフレーズを細切れにして再び繋ぎ合わせたスコアを、3人の指揮者が3つに分けたオーケストラをフルに活用し、終盤には声楽も投入しつつ、全く違うテンポで重ね合わせていきます。それはまるで、複数のターンテーブルあるいは予め録音した演奏を用いているかのようであり、アンリが祖の一人とされるミュジック・コンクレートを生で再現する非常にスリリングな試みでもあります。一聴するとばらばらで無秩序のようですが、重なる和声やリズムは緻密に計算されており、その音響に身を任せているとどうしたわけかたいへん心地良いという、実に不思議な作品です。ブックレットには、ヘッドフォンで立体的な音響を体験できるバイノーラル・ヴァージョンのダウンロード・リンク付き。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10158

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年12月号)★-

    ウェーバー(1786-1826)
    クラリネット小協奏曲/《魔弾の射手》序曲
    クラリネットとピアノのための協奏的大二重奏曲
    クラリネット五重奏曲(弦楽合奏版) 詳細ページ
    [イェルク・ヴィトマン(クラリネット、指揮)、アイルランド室内管弦楽団、デニス・コジュヒン(ピアノ)]

    WEBER, C.M. von: Clarinet Quintet, Op. 34 / Clarinet Concertino, Op. 26 / Grand Duo Concertant (Widmann, Kozhukhin, Irish Chamber Orchestra)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:ALPHA637

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ヴィトマン、初期ロマン派の傑作群をクラリネット奏者として、指揮者として……!クレーメル、ギーレン、アファナシエフ……現代音楽畑に通じたプレイヤーが古典派や初期ロマン派の作品にも抜群の適性を示すことはしばしばありますが、自身作曲家でもあるイェルク・ヴィトマンもそれを実証しつづけています。現代最高のクラリネット奏者としてモーツァルト録音などでも成功を収めてきたところ、近年では指揮者としてORFEOからメンデルスゾーンの交響曲録音を相次いでリリースするなど19世紀初頭の音楽でも実績を重ねつつありますが、今度はなんとAlphaがヴィトマンの新譜をリリース。クラリネット音楽の粋、ウェーバーの傑作を集めた1枚でその感性を十全に発揮してみせました。 シューベルトとベートーヴェンのちょうど間くらい、パガニーニと同世代。1786年に生まれたウェーバーは後年の傑作オペラ《魔弾の射手》が飛びぬけて有名な一方、3作の協奏曲や室内楽曲などクラリネットのための名品を残しています。宮廷楽団の同僚でもあったクラリネットの名手ベールマンの妙技に刺激をうけて書かれたそれらの作品を、ヴィトマンは作曲家=指揮者としての感性もぞんぶんに活かした見通しの良さで「吹き振り」で披露。《魔弾の射手》序曲も含め、興奮をさそうウェーバー作品の美質をあざやかに浮き彫りにします。アイルランド室内管弦楽団はメンデルスゾーン録音でも共演しているパートナー。引き締まったアンサンブルを堪能させてくれます。 大二重奏曲では活躍めざましいロシアの俊才コジュヒンが、絶妙のパートナーとして存在感を発揮します。五重奏曲は弦楽パートを合奏に置き換えた協奏曲形式で収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA631

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    『BELLS - 鐘』
    ピアノ、チェンバロ、フォルテピアノ、フェンダー・ローズによる、古今東西鍵盤音楽の旅 詳細ページ
    [アンソニー・ロマニウク]

    Keyboard Recital: Romaniuk, Anthony - BACH, J.S. / BARTÓK, B. / BYRD, W. / CRUMB, G. / DEBUSSY, C. / LIGETI, G. (Bells)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:ALPHA631

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    話題のピアニストがその鬼才の片鱗を露わに!
    4つの時代の楽器を操る鍵盤音楽の旅
    フォルテピアノやチェンバロなどの古楽系鍵盤奏者として各方面に出演するほか、同時代の作品解釈にも一家言あり、パトリツィア・コパチンスカヤのアルバム『TAKE TWO』(ALPHA211/NYCX-20002)ではチェンバロとトイ・ピアノで共演しているアンソニー・ロマニウク。生まれ育ったオーストラリアでジャズにどっぷりとはまった後、アメリカへ渡りクラシック・ピアノを学習、数年後から古楽を学んだ彼は、当地でロックや電子音楽にも深く熱中していきました。 そんな彼が思い描く鍵盤楽器の音楽を存分にやり遂げた、目の覚めるような構成によるソロ・デビュー・アルバムが登場です。バードからチック・コリアまでの作品を、モダン・ピアノを中心としながらも、フォルテピアノ、チェンバロ、そしてフェンダー・ローズ(金属音叉を使用したフェンダー社製の電子ピアノで、ジャズからソウル、ロックまで幅広いポピュラー音楽に1970年代を中心に使用され、現在も多くのファンが存在)までを縦横無尽に駆使して演奏しています。その楽曲解釈は、確固たるアカデミックな基礎の上にロックやヒップホップを吸収した世代ならではの小気味よい風通しの良さが感じられ、彼がどの作品からもそれぞれが持つ美しさを聴く者に示してくれる抜群の才気の持ち主であることを知らしめています。 フェンダー・ローズによるバッハの面白さなど意外性も相まって、最後まで一気に聴かせるアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA973

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    リュリ(1632-1687)
    抒情悲劇《アルミード》(1778年版) 詳細ページ
    [ジャンス、メヘレン、クリストヤニス、ニケ]

    LULLY, J.-B.: Armide [Opera] (Gens, Mechelen, Christoyannis, Concert Spirituel Chorus and Orchestra, Niquet)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:ALPHA973

    2枚組(2CD+BOOK)通常価格:4,425円特価!:2,990円(税込)

    ニケの手によって史上初めて上演された幻の1778年版、「グルック後」のリュリ改訂稿!リュリ最晩年の傑作であり、長年タッグを組んだ詩人キノーと最後に完成させることが出来た歌劇《アルミード》。1686年の初演以降、オペラ座の上演の柱として長く君臨し続けましたが、流行の変化もあり1766年を最後に舞台に掛けられる機会はなくなりました。折しもウィーン皇室から輿入れしてきたマリー=アントワネットの招きで、パリではグルックが新しいフランス語オペラの王者として君臨しつつあった頃。1777年にはリュリ作品をさしおいてグルックが新版《アルミード》を書き成功を収めていました。 しかしフランス国粋派のなかにはグルックに猛反発する勢力もあり、彼らは1770年にヴェルサイユ王室歌劇場落成記念で上演された《ペルセー》(ニケによる1770年版の録音あり/ALPHA967)のように、リュリ作品を新時代に合わせて改稿することで復権をねらいます。当時パリ・オペラ座で活躍していたルイ=ジョゼフ・フランクール(長命作曲家フランソワ・フランクールの甥)による改稿ではクラリネットやホルンなど、古典派時代のフランスならではの楽器が効果的に用いられ驚くほど新鮮な響きでありながら、リュリ作品の魂はそのまま生きた独特の仕上がりになっています。しかしこの改訂版は未完に終わり上演はされず、そのまま忘れ去られてしまいました。 フランスの埋もれた名作を蘇らせることに定評あるエルヴェ・ニケが、史上初めてこの版による上演を行い、その後録音されたのが今回のアルバムです。手つかずだった第5幕第3場以降は、音楽学者ブノワ・ドラトヴィツキとジュリアン・デュブルクが周到に補筆。歌手陣もジャンス、メヘレン、クリストヤニスほかというこの上ない豪華な面々を揃え、作品の真価を問う素晴らしい演奏となりました。またオリジナル版から100年の、フランスに於ける音楽事情の変化を聴くことが出来る点でも、たいへん貴重な録音と言えるでしょう。 フランス語のリブレットとその英訳、多くの資料画像を掲載した80ページ以上におよぶカラーブックレット付き。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10151

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    MOZART y MAMBO
    モーツァルトとマンボ
    モーツァルト: ホルン協奏曲第3番、ロンド、ホルン協奏曲断章/キューバのマンボ・ナンバー 詳細ページ
    [サラ・ウィリス (ホルン)、ハロルド・マドリガル・フリアス (トランペット)、ユニエト・ロンビーダ・プリエト (サクソフォン)、ホルヘ・アラゴン (ピアノ)、ハバナ・リセウム・オーケストラ、ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン (指揮)、ザ・サラバンダ(THE SARAHBANDA)、ハバナ・ホーンズ]

    Horn Recital: Willis, Sarah - MOZART, W.A. / CARRILLO, I. / OLIVERO, E.P. / PRADO, D. / SIMONS, M. (Mozart y Mambo)

    発売日:2020年07月10日 NMLアルバム番号:ALPHA578

    CD国内仕様価格:2,970円(税込)

    ベルリン・フィルの名物ホルン吹きが魅せられた、モーツァルトとキューバの音楽ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍するホルン奏者、サラ・ウィリスのアルバムがALPHAレーベルから登場です。職人揃いのベルリン・フィルにおいて、その明るいキャラクターを生かした司会などの活動でも大活躍の彼女。以前から趣味でサルサなどに親しんでいたそうですが、初めてキューバを訪れた際、当地の音楽に直に接して天国だと感じたこと、またクラシックの素晴らしい音楽家たちがたくさんいるにも関わらず世界に知られていないこと、さらに当地の音楽家が「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」と語ったことがヒントとなり、この不思議な取り合わせのアルバムが誕生しました。 モーツァルト作品で共演するハバナ・リセウム・オーケストラは、ピアニスト、シモーネ・ディナースタインとの共演でソニーにも録音している実力派オーケストラ。サラ・ウィリスの高音から低音までむらなく安定した技術と豊かな表現力も相まって、素晴らしい演奏を聴かせます。そしてマンボの巨人ダマソ・ペレス・プラードなどによるキューバ音楽の数々は、まさに血の通った面白さ。センチメンタルなメロディで人気の「くちなしの花ふたつ」なども収録し、ラストは「ピーナッツ・ベンダー」という英名でも知られる名作「南京豆売り」のライヴで雰囲気たっぷりに締めています。モーツァルトもマンボも理屈じゃないんだと、とにかく楽しませてくれるアルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10152

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年10月号)★-

    VIENNE 1900
    20世紀初頭、ウィーンの室内楽
    コルンゴルト、ツェムリンスキー、マーラー、ベルク、シェーンベルク 詳細ページ
    [樫本大進 (ヴァイオリン)、エマニュエル・パユ (フルート)、ポール・メイエ (クラリネット)、ズヴィ・プレッサー (チェロ)、エリック・ル・サージュ (ピアノ)]

    VIENNE 1900 (Daishin Kashimoto, Pahud, Meyer, Plesser, Le Sage)

    発売日:2020年07月10日 NMLアルバム番号:ALPHA588

    CD 2枚組国内仕様価格:3,850円(税込、送料無料)

    20世紀初頭、ウィーンのサロンで奏でられた音楽ウィーンを中心に活躍していた5人の作曲家が、1896年から1923年にかけて作曲した室内楽作品を集めたアルバム。新しい響きを求めてサロンに集まった音楽好きを唸らせた当時最先端の芸術にして、今なお色あせない魅力を放つ名作を集めています。ベルクの室内協奏曲は作曲者自身、シェーンベルクの室内交響曲はウェーベルンによる編曲版を収録。いずれも元の小さな編成をさらに小さくし、作品のエッセンスを濃縮した素晴らしい編曲です。フルートにより旋律の美しさが際立ったマーラーの歌曲は、現代の作曲家ロナルド・コーンフェイルがパユのため編曲したもの。 アルバムの魅力はなんといっても豪華な演奏陣。ル・サージュを筆頭に、樫本大進、パユ、メイエ、プレッサーと、ヨーロッパ各地で活躍するかたわら、世界中の音楽祭で顔馴染みの名手たちならではの、個々の鋭い表現と濃密なアンサンブルが高次元で融合した素晴らしい音楽を聴かせます。

  • 商品番号:NYCX-10149

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年10月号)★-

    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ・ソナタ集
    1800年前後の作品を中心に、「悲愴」「月光」「田園」ほか 詳細ページ
    [ヨス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Works (Immerseel)

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:ALPHA594

    CD 3枚組国内仕様 解説日本語訳付価格:4,400円(税込、送料無料)

    交響曲全曲録音から12年。インマゼール満を持しての、鍵盤作品体系的録音3枚組インマゼール率いる古楽器集団アニマ・エテルナが、あの痛快というほかないベートーヴェン交響曲全曲録音をBOXで一挙リリースしたのが2008年。それから12年の年月が過ぎ、インマゼールは今や同楽団の名誉音楽監督的立場となり、その指揮を若き才人たちにも任せながら、フォルテピアノ奏者としての自身のキャリアを新境地へと向かわせはじめました。作曲者生誕250周年、満を持してベートーヴェンのピアノ・ソナタに正面から向き合った3枚組アルバムを新録音。当時の楽器(フォルテピアノ)で作曲家の真意に迫る、新たなスタンダードの予感に満ちたリリースとなります。 チェンバロ奏者として古楽への造詣を深めながら、半世紀近く前から歴史的なモデルのピアノの奏法と向き合ってきたインマゼールが、彼と同じく生前は卓越した奏者として活躍、この楽器の発展に大きく寄与したベートーヴェンの独奏曲群へ向かう日が来たというのは、いわば必然かつこのうえない運命と言えましょう。18世紀末以降ウィーンで絶大な人気を誇った鍵盤製作家ヴァルターのモデルにもとづき、現代最高のフォルテピアノ職人のひとりクリストファー・クラークが入念に再現製作した銘器を通じ、ここでは1800年前後の最も充実したソナタ群の世界が探求されています。 「悲愴」「月光」「田園」といった名前で知られる名曲をはじめ、楽器の特徴をよくふまえた奏者でなくては辿りつけない境地へ…… ロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」など、小品も織り交ぜ作曲家の音楽世界をくまなく探求してゆくプログラム構成は、今後さらなる録音の登場にも高い期待を掻き立てずにおきません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10150

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年10月号)★-

    《DOUBLE》
    2つのクラリネットのための協奏曲集
    シュターミッツ、テレマン、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、C.P.E.バッハ 詳細ページ
    [ミシェル・ポルタル(クラリネット)、ポール・メイエ(クラリネット/指揮)、ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団]

    Clarinet Duo Recital: Portal, Michel / Meyer, Paul - BACH, C.P.E. / MENDELSSOHN, Felix / STAMITZ, C. / TCHAIKOVSKY, P.I. / TELEMANN, G.P. (Double)

    発売日:2020年06月05日 NMLアルバム番号:ALPHA415

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    夢のような顔合わせ!
    いずれ劣らぬクラリネットの大御所がAlphaで「古典」と向き合う
    Alphaレーベルではシュポアの協奏曲全曲録音やエリック・ル・サージュとのフォーレやシューマンの室内楽録音で名演を聴かせたフランス随一のクラリネット奏者ポール・メイエ。確かな歴史を持つベルギー屈指の室内管弦楽団とともに彼が新たに録音した新譜はなんと、ジャズや現代音楽にも通じながら古典的レパートリーでも抜群の解釈を聴かせつづける同業の異才ミシェル・ポルタルをゲストに迎えてのヴァラエティ豊かな協奏曲集! 両者の共演はもちろんこれが初めてではなく、すでに10年以上前にEMIで無伴奏二重奏のアルバムも制作しているほどではありますが、互いのキャリアがなお深まった今、丁寧な音盤作りで知られてきたAlphaというカリスマレーベルでこの二人が相まみえ、このように多彩なプログラムを提案してくれるのは実に嬉しい驚きです。 ワロニー室内管弦楽団は、古楽大国ベルギーにあって現代楽器でのみずみずしい演奏を続けてきた知る人ぞ知る実力派集団。今回はクラリネット黎明の時代にあたるバロック期のテレマン(中低音を活かした両ソリストの音作りが絶妙)、古典派のC.シュターミッツなどのほかメンデルスゾーンの隠れ名作2曲、チャイコフスキー作品の武満編曲版……と、緩急自在のプログラムが心を捉え続けます。 作品の美しさを隅々まで引き出す、圧倒的なブレスコントロールの妙と、積年の解釈の深み。Alphaならではの素晴らしい録音です。

  • 商品番号:ALPHA561

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    『フランク・バイ・フランク』
    フランク(1822-1890)
    交響曲 ニ短調 Op.48
    交響詩「人、山上で聞きしこと」 詳細ページ
    [ミッコ・フランク (指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団]

    FRANCK, C.: Symphony / Ce qu'on entend sur la montagne (Franck by Franck) (Radio France Philharmonic, M. Franck)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:ALPHA561

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランクが手兵フランス放送フィルと熱く語るフランク!数度の来日で日本でもお馴染みのフィンランドの指揮者ミッコ・フランクと、彼が2015年からシェフを務めるフランス放送フィルとの(セザール・)フランクの交響曲が登場。カップリングは、ヴィクトル・ユゴーの詩に触発され、リストの同名作品よりも先に書かれた交響詩です。オペラも得意とするフランクならではの見通しの良いサウンドと、劇的な音楽づくりが聴きどころ。フランス放送フィルとAlphaの共同制作第1弾。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10145

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    〈チェロとピアノのための作品全集〉
    チェロ・ソナタ 第1番-第5番
    変奏曲集 詳細ページ
    [ニコラ・アルトシュテット、アレクサンダー・ロンクヴィヒ]

    BEETHOVEN, L. van: Cello and Piano Works (Complete) (Altstaedt, Lonquich)

    発売日:2020年05月15日 NMLアルバム番号:ALPHA577

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:4,400円(税込、送料無料)

    ピリオド楽器とウィーン古典派に見識あり。今最も旬な二人によるベートーヴェン!2018年にはアイゼンシュタット・ハイドン・フィル(旧オーストリア=ハンガリー・ハイドン・フィル)とともに来日し、ピリオド奏法への適性をぞんぶんに活かしたハイドン解釈で絶賛を博したアルトシュテット。さまざまなレーベルからリリースされてきた多彩なレパートリーでも、若々しい勢いと明敏・明晰な作品理解を示し、1作ごとに瞠目させられる21世紀最前線の俊英チェリストがAlphaから新録音を発表! しかも記念年に合わせてベートーヴェンのソナタ全集、そのうえパートナーは百戦錬磨にして近年さらなる新境地を見せつつあるロンクヴィヒというのは、今まさに聴きたいベートーヴェン演奏の極致といってよいでしょう。 ベートーヴェンは生前さまざまなチェロの名手と接しながら、初期・中期・後期とそれぞれの時代に、自家薬籠中の楽器であるピアノとの二重奏作品を書いています。 その創意の真相は、作曲家生前のモデルによる楽器を然るべき奏法で鳴らしてこそ初めて浮かび上がるところ。20世紀末以来、現代楽器でもウィーン古典派やシューベルトの解釈で圧倒的な成果をあげ、ピリオド楽器にも抜群の適性をみせるロンクヴィヒはここで、ベートーヴェンが晩年所有していたものと同時期・同製作者のフォルテピアノ(C.グラーフ)を使用。グヮダニーニのチェロを縦横無尽、古典期の弓と奏法で奏でるアルトシュテットは15年来の共演仲間で、阿吽の呼吸が映える充実した演奏を存分に味あわせてくれます。 Alphaならではの記念年リリースといえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10144

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年8月号)★-

    R.シュトラウス(1864-1949)
    交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」
    交響詩「ドン・ファン」
    交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 詳細ページ
    [クシシュトフ・ウルバンスキ(指揮) NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団]

    STRAUSS, R.: Also sprach Zarathustra / Don Juan / Till Eulenspiegels Lustige Streiche (S. Wagner, North German Radio Elbphilharmonie, Urbański)

    発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:ALPHA413

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    颯爽! ウルバンスキによる冴え渡ったリヒャルト・シュトラウス!新作をリリースするたびに、よく聴き知った作品の新たな魅力に開眼させてくれるウルバンスキとエルプフィル。今回はリヒャルト・シュトラウスの人気作品3曲を収録した贅沢なアルバムとなっています。 「ドン・ファン」冒頭から聴かせる素晴らしい躍動感は、まさに彼らの面目躍如。明晰なスコア整理が生むクリアな解像度と細部まで行き渡ったコントロールが可能にした、繊細かつダイナミックな表現により、ともすれば冗長になりがちな経過句までが意味を帯び、どの作品も聴く者を引き込んで離しません。 色彩感豊かな「ティル」、大音響を濁りなく鳴らし切り、あらゆるパートが雄弁に語りかけてくる「ツァラトゥストラ」も聴き応えたっぷり。オーケストラの巧さも特筆すべきものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10146

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年8月号)★-

    『夜』
    ベル・エポック歌曲集 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス (ソプラノ) イ・ジャルディーニ]

    Vocal Recital (Soprano): Gens, Véronique - BERLIOZ, H. / FAURÉ, G. / LEKEU, G. / LISZT, F. / MASSENET, J. (Nuits)

    発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:ALPHA589

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:2,970円(税込)

    ジャンスが歌いあげる4つの「夜」のかたち19世紀末から第一次世界大戦前、一般にベル・エポックと呼ばれる時代を中心としたフランス歌曲を集めた一枚。デビュー時から得意としているバロック作品のほか、近年は近代作品でも高く評価されているフランスのソプラノ、ヴェロニク・ジャンスと、ボルドー生まれの気鋭のヴァイオリニスト岡田修一率いるアンサンブル、イ・ジャルディーニによる共演です。 華やかなベル・エポックの作品から、「夜」が持つ様々な顔と魂の関りをテーマに、4つの側面に分けた興味深い選曲。ジャンスならではの豊かな表情で、それぞれの作品が持つ世界を掘り下げます。エディト・ピアフの名曲「薔薇色の人生」が聴けるのも嬉しいところ。室内アンサンブルの編曲は、ロマン派フランス音楽センター(PALAZZETTO BRU ZANE)のデイレクター、ドラトヴィツキによる、深い理解に基づいた作品愛あふれるものです。

  • 商品番号:ALPHA575

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
    ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58 詳細ページ
    [マルティン・ヘルムヒェン (ピアノ)、アンドルー・マンゼ (指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concertos Nos. 1 and 4 (Helmchen, Deutsches Symphonie-Orchester Berlin, Manze)

    発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:ALPHA575

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ドイツ・ピアノの貴公子と英国古楽界の雄によるベートーヴェン第2弾ベルリン出身のヘルムヒェンが地元のオーケストラと共演するベートーヴェン、「皇帝」と第2番を収録したアルバムに続く第2弾。マンゼらしい軽やかな美しさと、ヘルムヒェンならではのリリカルなピアノが生きた素晴らしい演奏で、まだ古典的な要素の強い第1番、ピアノ独奏で始まるなど独創性が花開き始めた第4番という、2つの作品の個性を巧みに描き分けています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA583

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    モンタルベッティ(1968-)
    〈室内楽作品集〉
    『HARMONIEUSES DISSONANCES』 詳細ページ
    [クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)、アレクサンドル・ヴォロンツォフ(ピアノ) 、デルフィーネ・ハイダン (メゾ・ソプラノ)、ピエール・ジェニソン(クラリネット) -4、ヘサン・カン(ヴァイオリン)、エリック=マリア・クテュリエ(チェロ)、永野英樹(ピアノ) -7、レ・ディソナンス弦楽四重奏団  ダヴィッド・グリマル、ステファン・シモンカ=オプリタ (ヴァイオリン)、ダヴィッド・ガイヤール (ヴィオラ)、グザヴィエ・プリップ (チェロ)]

    MONTALBETTI, E.: Chamber Music - Harmonieuses Dissonances / Duo / Trio (Tetzlaff, Vorontsov, Haidan, Quatuor Les Dissonances)

    発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:ALPHA583

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    テツラフ、グリマル、永野英樹ほか豪華メンバー集結!モンタルベッティ作品集第2弾その管弦楽作品が山田和樹や板倉康明によって演奏されている、フランスの作曲家モンタルベッティ。ソロ作品集(ALPHA263)に続くアルバム第2弾が登場です。パパヴラミやゲリエ参加の前作も豪華でしたが、今回も名手テツラフや、永野英樹ほかアンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーによるトリオをはじめ、指揮者無しの見事な「春の祭典」ライヴ映像をWEBに公開して世間を騒然とさせた、グリマル率いるオーケストラ"レ・ディソナンス"のメンバーによる弦楽四重奏など、素晴らしいアーティストが参加しています。 アルバムのタイトル“HARMONIEUSES DISSONANCES”は収録の弦楽四重奏曲の曲名でもありますが、「調和する(心地よい響きの)不協和音」といった意味で、これはモンタルベッティの作風そのものを表している言葉といえます。不協和音や音の跳躍を随所に用いた前衛的な作風ながらも、どの作品も音楽そのものがたいへん魅力的に響くことに驚かされます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10134

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年7月号)★-

    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    リコーダーによる協奏曲集 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー、シャリュモー、指揮)、エンリーコ・オノフリ(ヴァイオリン)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)]

    VIVALDI, A.: Recorder Concertos, RV 433, 441-445 / Nisi Dominus: Cum dederit (Antonini, Il Giardino Armonico)

    発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA364

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    30年を経て進化したイル・ジャルディーノ・アルモニコの21世紀型ヴィヴァルディ、充実メンバーで!バロック音楽の本場イタリアは、古楽ムーヴメントが決して早くから受け入れられたわけではありませんでした。そのイタリアで1980年代から活動を始め、オランダや英国、ドイツ語圏など古楽先進地とは大きく違った瑞々しい新感覚バロック演奏を披露、一躍世界で注目されるようになったイル・ジャルディーノ・アルモニコ。時は流れ、今やイタリア・バロック作品はイタリアの古楽グループの演奏に頼ることも現実味を帯びてきました。逆に言えば、イタリアでさえ古楽シーンに競合が生まれるほど活況があるのが21世紀。次々とめざましい後進たちが登場するなか、創設者=音楽監督アントニーニが再び独奏者としてリコーダーを手にし、あえて王道のヴィヴァルディ作品と向き合ったということは、今こそ確かな勝算を確信したからに違いありません。 2019年に結成30年を迎えたイル・ジャルディーノ・アルモニコは、今やハイドンの交響曲全曲録音にも参画、音楽監督ジョヴァンニ・アントニーニはベートーヴェンの交響曲の指揮でも注目される存在となりましたが、その出発点はあくまでイタリア・バロックにあり、アントニーニのリコーダー奏者としての活動が軸にありました。その軸が今もぶれていないことは、Alphaでのテレマン協奏曲集(Alpha245)やアンナ・プロハスカをゲストに迎えての『蛇と炎』(Alpha250)、前作『理性の死』(Alpha450/国内仕様NYCX-10060)でも立証されています。 TELDECでの初期録音から四半世紀を経てのヴィヴァルディ協奏曲集がどのような充実をみせたか、アントニーニがいま何を聴かせたいか――本盤は全トラックを通じて結成当初どおりの室内編成での演奏で、そのことを強く実感する鑑賞体験に出会えることでしょう。しかも結成当初のソリストであるエンリーコ・オノフリやバロックハープのマルグレート・ケルなど、今となっては驚きの豪華ゲスト奏者の参加も聴き逃せません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10136

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    -★2020年度 第58回レコード・アカデミー賞受賞(現代曲部門)★- -★『レコード芸術』特選盤(2020年7月号)★-

    『ラ・パッショーネ』
    (ノーノ、ハイドン、グリゼー) 詳細ページ
    [バーバラ・ハンニガン (ソプラノ、指揮) ルートヴィヒ管弦楽団]

    HAYDN, J.: Symphony No. 49, "La passione" / GRISEY, G.: 4 Chants pour franchir le seuil / NONO, L.: Djamila Boupachà (Hannigan, Ludwig Orchestra)

    発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA586

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ハイドンと20世紀…
    ハンニガンが提示する世紀を越えた「受難」の響き!
    2019年のAlphaレーベルからは、パトリツィア・コパチンスカヤによる戦争の惨禍を見据えた『つかの間と、永遠と』という驚くべき新譜がリリースされ大いに話題を呼びました(Alpha545/NYCX-10086、『レコード芸術』リーダーズ・チョイス2019第8位)。その成果への返歌のように、同じくAlphaレーベルから音盤リリースするようになったバーバラ・ハンニガンも苦難の時代を見据えた新録音を発表します。オランダの精鋭集団ルートヴィヒ管弦楽団を自ら指揮しての本盤に選ばれたのは、これまでもすでに演奏会シーンで彼女が追求しつづけ、絶賛を博してきた三つの演目――すでに亡くなって久しい20世紀の前衛ふたり(グリゼーもノーノも、日本の近現代系オーケストラ音楽ファンにはとくになじみ深い名前ではないでしょうか)と、なんとハイドン中期の交響曲! 「受難」をテーマに掲げるこのアルバムは、二つの20世紀前衛作品のあいだに、ハイドンが受難節の音楽をもとに仕上げたとも言われる交響曲第49番をはさむという、一見意外な展開。ハイドン作品も通り一遍等の交響曲ではなく、短調の長大な緩徐楽章で始まる異色作ですが、この作品はハンニガンが指揮者としても超一流であることを端的に示す絶好のプログラムとなっています。 周到に作品美をあぶりだす演奏の前後に、スペクトル楽派や電子音楽のムーヴメントを経験しながら独自の作風へと帰結していったノーノの無伴奏独唱曲と、ハンニガンがラトル指揮ベルリン・フィルとの共演でも歌ったグリゼーの連作が続き、ハイドン作品の現代性が逆に浮き彫りになる流れは絶妙というほかありません。人間性が徐々に失われてゆくさまを古代から現代にいたるさまざまな詩句の引用であぶりだすグリゼー作品は、まさにこの構成でこそ聴きたい一編。アルバムとしての聴覚体験にひときわ意義のある1枚といえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10140

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年7月号)★-

    『PARADISE LOST ~ 失楽園』
    様々な地域と時代における、楽園と追放の歌 詳細ページ
    [アンナ・プロハスカ (ソプラノ)、ジュリアス・ドレイク (ピアノ)]

    Vocal Recital (Soprano): Prohaska, Anna - SCHUBERT, F. / RACHMANINOV, S. / WOLF, H. (Paradise Lost)

    発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA581

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    プロハスカが描く、楽園と追放の物語特に近・現代音楽の解釈と歌唱で高い評価を得ながら、持ち前の高い感性で古楽の世界にまで鋭く切り込むアンナ・プロハスカが描く『失楽園』。楽園でのアダムとイヴ、その堕落と追放の物語、あるいはそれに触発された歌曲を収録しています。ロマン派から近代、そして20世紀に至る各時代から独自の選曲を行っており、歌詞も仏・独・英・露と4ヵ国語に及ぶもの。圧倒的な充実度で、プロハスカの企画力、歌唱力、言語力と、現在の彼女が持てる実力が余すところなく発揮された、聴き応え十分のアルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10141

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    『マレ氏の秘密』
    マラン・マレ(1656-1728)の音楽世界 詳細ページ
    [ヴィットリオ・ギエルミ、ルカ・ピアンカ、イル・スオナール・パルランテ]

    MARAIS, M.: Pièces de violes, Books 2, 4, 5 / Sujet diversitéz (Le secret de Monsieur Marais) (Pianca, Il Suonar Parlante Orchestra, Ghielmi)

    発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA453

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    「ガンバのハイフェッツ」の異名をとるヴィットリオ・ギエルミ、満を持しての「静」と「動」のマレフランス・バロック最大のヴィオル(ガンバ)奏者のひとりであり、同時に宮廷楽団の重要人物としてリュリ亡き後のフランス王室歌劇場で指揮者もつとめたマラン・マレ。生前に楽譜出版された500ものヴィオル作品では宮廷音楽の機微と多彩を縦横無尽に描き上げる一方、歌劇作品にも合奏の可能性を活かしたフランス舞踏曲など注目すべきナンバーが数多く含まれていることは、意外に知られていないかもしれません。 ヴィットリオ・ギエルミは今回、生前に出版されなかった新発見の手稿譜曲まで収録。あえてクラヴサン(チェンバロ)を省いた編成で、圧倒的な存在感をもってヴィオルを弾きこなしながら、折々に合奏曲を交え、そんなマレの活躍の二面性をあざやかに描き出してゆきます。弓奏の音色に寄り添い、あるいは対等の立場で音を交わし合うルカ・ピアンカの撥弦も絶妙です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA598

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    『ベートーヴェン再発見』 [17枚組 BOX]
    (ピリオド楽器によるベートーヴェンを集めて) 詳細ページ
    [ジョス・ヴァン・インマゼール(指揮)、ユーリ・マルティノフ(ピアノ)、アルテュール・スホーンデルヴルト(ピアノ)、クリストフォリ、アレクセイ・リュビモフ (ピアノ)、オルガ・パシチェンコ(ピアノ)]

    発売日:2020年04月10日

    CD 17枚組価格:5,100円(税込、送料無料)

    ALPHAレーベルのエッセンスを凝縮した、ベートーヴェンの豪華BOX!インマゼールと手兵アニマ・エテルナ・ブリュッヘによる、編成や配置、録音機材まで細部にこだわり抜いた交響曲全集は、「トルコ行進曲」と「第九」の打楽器にトルコ風のものを用いるなど、独自の研究成果が生かされたたいへん興味深い内容。名手マルティノフによるピアノ版交響曲全集には、編曲者リストの時代の楽器を使用しています。 2Vn、2Va、2Vc、Cbの弦7名に完全二管とティンパニという、公開初演前にパトロンのロプコヴィツ侯爵邸で行われていた試演会の時の演奏編成を徹底検証のうえ再現した、スホーンデルヴルトとクリストフォリによるピアノ協奏曲全集には、クレメンティの依頼でピアノ協奏曲へと改作されたヴァイオリン協奏曲も「第6番」として収録。これに、大御所リュビモフとその門弟パシチェンコという歴史的ピアノの名手によるソナタと小品を加えた17枚組。 いずれもベストセラーとなった企画を贅沢に盛り込んだ、ベートーヴェン・イヤーならではのBOXです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA623

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    シューベルト(1797-1828)
    八重奏曲 ヘ長調 D.803
    メルラン(1982-)
    パサージュ・エクレール 詳細ページ
    [ピエール・フシュヌレ、岡田修一 (ヴァイオリン)、マルク・デスモン(ヴィオラ)、ヤン・レヴィオノワ(チェロ)、ヤン・デュボスト(コントラバス)、ニコラ・バルデイルー(クラリネット)、ジュリアン・アルディ(バソン)、ダヴィド・ゲリエ(ホルン)]

    SCHUBERT, F.: Octet, D. 803 / MERLIN, R.: Passage éclair (Fouchenneret, Shuichi Okada, Desmons, Levionnois, Dubost, Baldeyrou)

    発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA623

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランスの若き俊英が集結! 強力メンバーによるオクテットフランスを中心とした、程よい広さと優れた音響で室内楽を楽しむ劇場のネットワーク、ラ・ベル・セゾンとAlphaによる共同企画。 ル・サージュによるB Recordsレーベルのブラームス・プロジェクトで妙技を聴かせ、昨年はヴァイオリン・ソナタ(LBM020)もリリースしたフシュヌレを中心に、ボルドーに生まれ、B Recordsで活躍のほかMIRALEレーベルでもソロを発売しているヴァイオリンの岡田修一、来日経験もあるチェロのレヴォノワ、フランス放送フィル首席クラリネット奏者でラ・フォル・ジュルネでも来日、日本での人気も安定しているバルデイルー、やはりフランス放送フィルのバソンの名手アルディ、トランペットとホルンの二足のわらじを巧みにこなすゲリエなどが参加。ラ・ベル・メゾンの企画公演で素晴らしい演奏を聴かせているフランスの若き才能が集まったシューベルト。それぞれの奏者の自発的な表現が絶妙に絡み合う、生き生きとした演奏を聴かせます。 カップリングは、シューベルトと同じ編成の八重奏のために、エベーヌ・カルテットのチェリストでありジャズ・ピアニストでもあるメルランが作った「パサージュ・エクレール(通り過ぎる閃光)」。スリルのあるリズムとスピード感が楽しめる作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10135

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    オルティス『変奏論』と、16世紀の低音弦
    ~チェロとガンバの源流~
    (オルティス、ミラン、カベソン、ビクトリア) 詳細ページ
    [ブリュノ・コクセ、グイード・バレストラッチ、レ・バッス・レユニ (古楽器使用)]

    ORTIZ, D.: Trattado de glosas (Cocset, Balestracci, Les Basses Réunies)

    発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:ALPHA563

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    バロック・チェロの名手コクセが、ガンバを手に紐解く16世紀の低音弦作品集!バロック初期から初期古典派にかけての低音弦音楽を、それぞれの作品にあわせて周到に研究、「チェロ」の定型に甘んじることなく、時代ごとの低音弦のあり方を追求してきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセ。Alphaレーベルでリリースがあるたび、必ず何か新たな発見がそこに詰め込まれているのですが、それは彼が低音弦研究に秀でた音楽学者マルク・ファンスへーウェイクや古楽器製作家シャルル・リシェなど、協力者に恵まれてきたことの結実と言えるでしょう。しかも最近ではヴィオラ・ダ・ガンバの名手グイード・バレストラッチとも協力関係を続け、チェロとガンバの歴史が互いに不可分だった17世紀前後の作品演奏にも積極的に取り組んでいます。本盤はまさにそうしたコクセの活動あればこそ、の注目すべき新録音です。 フレスコバルディのカンツォーナ集やガンバの異才トバイアス・ヒュームなど17世紀の低音弦世界の真相を探ってきたコクセは、ここでさらに時を遡り、まだチェロという楽器ができる前の、さまざまな低音弦楽器が併存していた16世紀に光をあてます。重点的に扱われるのは、ガンバのための作曲家として知られたスペイン生まれのローマの巨匠、ディエゴ・オルティス。コクセは俊才バレストラッチ(アルペジョーネを使ったユニークな新譜を出したばかり!)の協力のもと、シャルル・リシェ制作のガンバ属の楽器を自らもさまざまに弾き分けながら、16世紀の低音弦楽器音楽がどのような世界だったかをくまなく探ってゆきます。 オルガンやチェンバロ、ビウエラ(ルネサンス期の撥弦楽器)などで同時代音楽を混ぜてゆくアルバム制作姿勢も好感度大。今回も闊達な弓さばきと丁寧な解釈に期待です。

  • 商品番号:ALPHA582

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    ドラーギ(1634-1700)
    歌劇『エル・プロメテオ(プロメテウス)詳細ページ
    [ファビオ・トリュンピ (テノール)、スコット・コナー (バス)、マリアーナ・フローレス (ソプラノ)、ジュゼッピーナ・ブリデッリ (メゾ・ソプラノ)、ボルハ・キサ (バリトン)、ザカリー・ワイルダー (テノール)、アナ・キンタンス (ソプラノ)、カミル・ベン・フサイン・ラシリ (バリトン)、ビクトル・トレス (バリトン)、アンナ・レインホルト (メゾ・ソプラノ)、アレハンドロ・メーラプフェル (バリトン)、シア・マルティン=カルトン (ソプラノ)、ナミュール室内合唱団、カペラ・メディテラネア (古楽器使用)レオナルド・ガルシア・アラルコン (総指揮・第3幕補筆)]

    DRAGHI, A.: Prometeo (El) [Opera] (completed by L. García Alarcón) (Trümpy, Conner, Namur Chamber Choir, Cappella Mediterranea, García Alarcón)

    発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:ALPHA582

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,790円(税込)

    ウィーンで活躍したイタリア人オペラ作曲家ドラーギ、幻のスペイン語オペラを補完蘇演!イタリアのリミニに生まれ、当時オペラ歌手として特にカヴァッリ作品への出演で名を挙げたドラーギ。オペラの作曲家としても多くの作品を発表しましたが、今日ではほとんど上演されることはありません。ドラーギはウィーンの皇室で本場イタリア出身の作曲家として活躍、彼をはじめとするイタリア人の圧倒的活躍ゆえにシュメルツァーらドイツ語話者らが最重要職を得られない時代が続いたほどでした。 ウィーンの図書館に残されている全3幕のオペラ『エル・プロメテオ(プロメテウス)』は、ハプスブルク家がオーストリアとスペインをともに治めた17世紀ならではの作。第1幕、第2幕は現存するものの、第3幕については台本のみで楽譜は紛失していました。この失われた第3幕をアラルコンが当時の音楽作りに合わせて大幅に補筆し蘇演した版が今回のCDに収められています。 ゼウスに逆らい人間に火を与えたため、罰として山の頂に磔にされるプロメテウス。生きながら鷲に内臓を啄まれるうえ、その内臓が毎日復活するのため苦痛が永遠に続くという、厳しい罰でした。スペイン語で書かれた台本を意識して、カスタネットなどを導入し、アラルコンの得意とするスペインの色にすっかり染まった躍動的な音楽。特にアラルコンが補筆し完成させた第3幕は、よく馴染む音楽づくりとなっているものの、さらに情熱を帯びた盛り上がりを聴かせてくれます。 トリュンピ、ブリデッリ、キサといった、ソロ・アルバムを制作するレベルの名歌手たちが揃い、丁々発止のやり取りを聴かせていることも大きな魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA579

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    ストラデッラ(1643-1682)
    オラトリオ『洗礼者聖ヨハネ』 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン(チェンバロ、指揮) ル・バンケ・セレスト(古楽器使用)]

    STRADELLA, A.: San Giovanni Battista [Opera] (Le Banquet Céleste, Guillon)

    発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:ALPHA579

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    歌劇と宗教劇が交差する記念碑的オラトリオ、フランスの新鋭による待望の新録音登場!実質上の合奏協奏曲の創始者であり、その革新的な作品で当時の人々を魅了しながら、放蕩生活がたたりジェノヴァで刺客の手に倒れたストラデッラ。彼の『洗礼者聖ヨハネ』は宗教劇の要素を劇的なオラトリオに仕上げた作品で、1675年の初演時には大きな成功を収めましたが、そのスコアは1949年に再発見されるまで図書館の奥深くで深い眠りについていました。ペルージャで行われた蘇演時にヘロディアの娘(一般にサロメと呼ばれますが、この作品に名前は出てきません)を歌ったのは、あのマリア・カラスであったと伝わります。 イエスに洗礼を授けたとされる聖ヨハネを演じるのは、現在パリで最も注目され来日経験もあるカウンターテナー、ポール=アントワーヌ・ベノス・ジアン。そのヨハネの首を取るようヘロデ王に求めるヘロディアの娘に、コルセッリの宗教カンタータ(iTinerant Earlyレーベル)が高い評価を得たアリシア・アモ。そのほかガイア・ペトローネやアルタヴァスト・サルキシャンなど、古楽を中心に活躍する旬の歌手たちが集結。宗教的声楽作品を生き生きと表現することに長けたギヨン率いるル・バンケ・セレストと共に、歴史に埋もれた天才の傑作に新たな命を吹き込みます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA597

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    AKOÉ ~ 古くて新しい音楽
    (中世からルネサンスの名曲を古楽器による新しいアレンジで) 詳細ページ
    [タラセア、イサベル・マルティン (歌、パーカッション)、ダヴィド・マヨラル (パーカッション)、ミシェル・ゴダール (セルパン)]

    Chamber Music (Early) - CACCINI, G. / DOWLAND, J. / HILDEGARD OF BINGEN / ISAAC, H. (Akoé - Nuevas músicas antiguas) (Taracea)

    発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:ALPHA597

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    太古の名旋律を新しいアレンジで聴かせる、心地よいクロスオーバー・アルバム!マドリードに本拠地を置き、古楽とジャズ、即興を組み合わせた演奏形態で活動するアンサンブル、タラセアのデビュー・アルバム。「タラセア」とは、グラナダに伝わる工芸品の寄木細工のこと。スペインに住み、ルネサンス期スペインのギター型撥弦楽器ビウエラを巧みに操るドイツ人ライナー・ザイフェルトを中心に、サヴァールのアンサンブルの常連であるフルートとリコーダーのスペシャリスト、ベレン・ニエト、そしてジャズやフラメンコで活躍するダブルベース奏者ミゲル・ロドリガニェスというメンバーです。このアルバムには、彼らの活動の先人ともいえるセルパンでジャズを奏でる奇才、ミシェル・ゴダールも参加。洋の東西を超えた様々な打楽器を奏でるダヴィド・マヨラル、スペインの若きシンガー兼パーカッショニスト、イサベル・マルティンのサポートを得て製作されました。 アルバムタイトルの“AKOÉ”とは、「聴く」という意味。中世からルネサンスまでの有名曲・無名曲に光を当て、それぞれの時代の演奏形態を念頭に置きながらも、ジャズやロックを消化した現代の彼らならではの心地よいアレンジで楽しませてくれます。聴き知ったメロディ・ラインの美しさに、改めて気付かされる一枚です。

  • 商品番号:NYCX-10129

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年6月号)★-

    ペルゴレージ(1710-1736)
    スターバト・マーテル
    ポルポラ(1686-1768)
    サルヴェ・レジーナ
    レーオ(1694-1744)
    ベアトゥス・ヴィル 詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、クリストファー・ロウリー(コントラルト=カウンターテナー)、クリストフ・ルセ指揮 レ・タラン・リリーク]

    PERGOLESI, G.B.: Stabat Mater (Piau, Lowrey, Les Talens Lyriques, Rousset)

    発売日:2020年03月13日 NMLアルバム番号:ALPHA449

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付価格:2,970円(税込)

    ルセ待望の新録音がAlphaから!
    ピオーを迎え、ナポリ楽派の傑作としてのペルゴレージ
    2019年秋の来日も全国で大好評だったクリストフ・ルセが、思いがけない新録音をAlphaからリリースします。 1995年、DECCA/OISEAU-LYREで録音してから四半世紀ぶりの時を経て、新たに録音されたペルゴレージ畢生の大作『スターバト・マーテル』を、同じナポリ楽派に連なる押しも押されもせぬ2人の巨匠作曲家たちの厳選名品と並べたプログラム。前回の録音はペルゴレージ尽くしでしたが、これで名盤あまたの傑作にさらなる新たな光が当たりそうです。 ペルゴレージの『スターバト・マーテル』は、ナポリ楽派の大家アレッサンドロ・スカルラッティの作例を手本に、それを上書するかたちで早世直前のペルゴレージが仕上げた作品。2人の独唱者と簡素な弦編成による抑制された美しさは、またたくまにナポリ外の各地でも高い評価にむすびつきました。 ルセが今回独唱に迎えたうちの一人はサンドリーヌ・ピオー! カップリングにはナポリ最大の人気作曲家ポルポラがオペラでの経験値を教会音楽に反映させた独唱モテットと、宗教曲は珍しいレーオの同種作。「ナポリのペルゴレージ」の素顔に迫る企画、ナポリ楽派研究の先端をゆくディンコ・ファブリスが解説文を書いているのも見逃せません。

  • 商品番号:NYCX-10130

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年6月号)★-

    タルティーニ(1692-1770)
    ヴァイオリン協奏曲集 詳細ページ
    [シュシャーヌ・シラノシアン(ヴァイオリン独奏)、アンドレーア・マルコン、ヴェニス・バロック・オーケストラ]

    TARTINI, G.: Violin Concertos, D. 44-45, 56, 96 (Siranossian, Venice Baroque Orchestra, Marcon)

    発売日:2020年03月13日 NMLアルバム番号:ALPHA596

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ヴェネツィアの世界的古楽器集団による記念年のタルティーニ!
    独仏をまたにかけた名手を迎えて
    来日講演でも話題を呼び、G.カルミニョーラやA.ベイエなどバロック・ヴァイオリン界のスタープレイヤーと続々実績をあげてきたイタリア随一の古楽器集団ヴェニス・バロック・オーケストラ。フランスのカリスマ的レーベルAlphaから最新盤が登場するのも驚きですが、選ばれた作曲家はタルティーニ――「悪魔のトリル」だけが突出して有名ながら21世紀にもなお正当に評価されているとはいいがたい巨匠。2020年に歿後250周年を迎えるこの知られざる大作曲家の素顔に、新発見作品も交えて迫ります。 タルティーニが生まれた現スロヴェニア領ピランは、のちに彼が晩年まで長く活躍することになる北イタリアの古都パドヴァと同様、当時はヴェネツィア共和国の一部でした。ヴェニス・バロック・オーケストラがこの作曲家を意識するのはいわば必然。主宰マルコン曰く、3年がかりでこのプロジェクトを進めてきたとのこと。 独奏者シラノシアンはムジカ・アンティクヮ・ケルンの主宰者ラインハルト・ゲーベルやジョス・ファン・インマゼールなどの大御所たちが大いに推すアルメニア系フランス人古楽器奏者で、Alphaではインマゼールとのデュオでタルティーニやルクレールのソナタも録音しています(Alpha255)。 数あるヴァイオリン協奏曲から初期-晩期まで長調・短調バランスよく選曲、新発見作品は記念年だからこそ話題にしたい後期作品。タルティーニ後年のユニークな和声理論がどう作品に生かされているか、磨き抜かれた古楽器演奏でじっくり味わい尽くしたいものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10131

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    〈リサウンド・ベートーヴェン 第8集〉
    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲 第5番・第6番 『田園』 詳細ページ
    [マルティン・ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミー管弦楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Symphonies Nos. 5 and 6, "Pastoral" (Resound Beethoven, Vol. 8) (Vienna Academy Orchestra, M. Haselböck)

    発売日:2020年03月13日 NMLアルバム番号:ALPHA479

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ウィーンの歴史的会場で聴く「初演時の響き」、ついにこの2大傑作へ!楽聖ベートーヴェンの活躍地ウィーンを拠点に、作曲家生前の楽器と奏法を徹底して採用するのみならず、初演時ないしその同時代の音響環境を今に残している会場で演奏することによって、作曲者の同時代人たちを驚かせたオリジナルの響きに立ち返る――マルティン・ハーゼルベック率いるウィーン・アカデミー管弦楽団によるAlphaレーベルでのReSound Beethovenシリーズも、ついに佳境へ。作曲家生誕250周年を記念するがごとく、1808年の伝説的演奏会でともに初演された第5・6交響曲の真相に迫ります。 「傑作の森」と呼ばれるほど名曲が多いベートーヴェン中期の作品のなかでも、とりわけ注目すべきは1808年の冬、アン・デア・ウィーン劇場で同夜に相次いで初演された二つの交響曲でしょう。当の歴史的演奏会は練習時間の不足もあって大失敗だったそうですが、作品の魅力に人々が気づくのにはその後そう時間はかかりませんでした。 ハーゼルベックは200年の歴史で改装も相次ぎ当時とは姿を変えてしまった“因縁の会場”アン・デア・ウィーン劇場を避け、当時から現存するニーダーエスターライヒ宮殿で少数精鋭の演奏編成を率い、作曲家の雪辱を果たさんと本盤の収録に臨みました。作曲家・指揮者・演奏陣とともに2大傑作の誕生を追体験するスリリングな古楽器演奏、記念年ならではのリリースから目が離せません!
    ※ ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団2017年来日公演に於ける、今アルバム収録曲のテレビ再放送の予定がございます。2020年2月21日 午前5時-5時55分 NHK BSプレミアム 「クラシック倶楽部」 交響曲 第6番 第1楽章、交響曲 第5番(全曲)

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA443

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    『ピアノの巨匠たち』[11枚組 BOX]
    (バッハからショスタコーヴィチまで、ピアノの大作曲家たちの作品を集めて) 詳細ページ
    [エドナ・ステルン(ピアノ)、フランソワ=フレデリック・ギイ(ピアノ)、アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)、ネルソン・ゲルナー(ピアノ)、エリック・ル・サージュ(ピアノ)、アンナ・ヴィニツカヤ(ピアノ)、クシシュトフ・ウルバンスキ(指揮) 北ドイツ放送エルプフィル、イヴァン・ルーディン(ピアノ) クレメラータ・バルティカ、オメール・メイア・ウェルバー]

    発売日:2020年03月13日

    CD 11枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    ベストセラーを惜しげもなく投入!
    ALPHAレーベルにおけるピアノ芸術の集大成
    Alpha Classics(一部はZig-Zag Territoires)レーベルで制作されたアルバムから、ピアノの大作曲家たちそれぞれが1枚に収録されたアルバムを選んだ11枚組のBOX。バッハに始まりショスタコーヴィチに終わる11人の作曲家たちの代表作を、時代を追って聴くことの出来る趣向になっています。 古楽や古楽器の印象が強いAlphaですが、ここではレーベルを代表するモダン・ピアノの名手たちのアルバムが揃えられており、いずれもベストセラーばかりとなっています。どれを取っても素晴らしい演奏内容と企画性。ピアノ・ファン垂涎のセットと言えるでしょう。

  • 商品番号:ALPHA570

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    『アレクセイ・リュビモフの芸術』
    (18世紀から現代までのピアノによる)[7枚組 BOX] 詳細ページ
    [アレクセイ・リュビモフ(ピアノ)、ユーリ・マルティノフ(ピアノ)、ヴャチェスラフ・ポプルーギン(ピアノ)、マリアンネ・ヘンケル(フルート)]

    発売日:2020年03月13日

    CD 7枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    名手リュビモフが古典から近代までを時代に応じた楽器で奏でる、
    歴史的ピアノの見本市のようなBOXが登場!
    1944年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でネイガウスとナウモフに師事したのち、西側の同時代音楽をソビエト国内に広めたことで当局の批判を浴びたリュビモフ。古楽器、歴史的ピアノに打ち込んだのはその後で、現在では当時の楽器を使用した古典派からモダン楽器による現代作品まで、幅広いレパートリーにおいて作品の本質に寄り添う求道的な演奏が高い評価を得ています。また2019年には突然の「引退宣言」を行い、世界中のファンを驚かせました。 そんな彼が2010年前後からZig-Zag TerritoiresとAlpha Classicsで製作してきた、作品に応じた楽器を使用した特色あるアルバムを集めたBOXセットが登場します。ピアノよりむしろチェンバロに近い音色を持つタンジェント・ピアノによるハイドンから、1909年のベヒシュタインを使用したプリペアド・ピアノによる面白さ抜群のサティまでを収録。また7枚目には1990年代終わりのライヴが収録されており、使用楽器は明記されていませんが、リュビモフならではの集中力による研ぎ澄まされた素晴らしい演奏を聴くことが出来ます。

  • 商品番号:ALPHA590

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調
    ブリッジ(1879-1941)
    3つのノヴェレッテ
    陳銀淑(1961-)
    パラメータストリングス 詳細ページ
    [エスメ弦楽四重奏団]

    String Quartet Recital: Esmé Quartet - BEETHOVEN, L. van / BRIDGE, F. / CHIN, Unsuk (To Be Loved)

    発売日:2020年03月13日 NMLアルバム番号:ALPHA590

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ドイツで活躍の韓国出身弦楽四重奏団、ヨーロッパのコンクールで受賞歴多数の実力派!2016年にケルン音楽大学で結成され、「愛する」という意味の古いフランス語からその名を取ったエスメ弦楽四重奏団。韓国出身の女性4人組で、みな幼馴染というのも面白いところです。2018年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクール優勝をはじめ4つの賞に輝くなど、ヨーロッパ各地のコンクールで高い評価を得ています。 このデビュー・アルバムに収録されたのはベートーヴェン若き日の弦楽四重奏曲とブリッジによる情景的な美しい作品、そしてドイツ(ベルリン)で活躍する韓国の女性アーティストということで彼女たちと共通項の多い、陳銀淑(チン・ウンスク)による前衛的な作品という、個性の全く違う3曲を収録してレパートリーの幅広さを印象付けています。高い技術力と豊かな歌心に支えられた、丁重な表現が彼女たちの持ち味。若々しさと奥深い音楽、個性的な魅力に溢れた素晴らしいアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA595

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    トゥール(1959-)
    交響曲 第9番 「ミトス」
    「テンペストの呪文」
    「風を蒔いて…」 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ (指揮)、エストニア祝祭管弦楽団]

    TÜÜR, E.-S.: Symphony No. 9, "Mythos" / Incantation of Tempest / Sow the Wind … (Estonian Festival Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2020年03月13日 NMLアルバム番号:ALPHA595

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    パーヴォ・ヤルヴィが描く、故国エストニアのトゥールによる爽快作品!エストニアのヒーウマー島に生まれたトゥールは、タリンでパーカッションとフルート、さらに作曲を学んだ後、プログレッシブ・ロック・グループ「IN SPE」で活躍し人気を博したという経歴の持ち主。現在は作曲に専念しています。ミニマル、スペクトル分析、十二音技法、音響作曲法などの影響を受けた前衛的な作風ではありますが、その多彩なリズムと刺激的な音響の面白さで、いずれもたいへん聴き応えのあるものです。パーヴォ・ヤルヴィは同世代にあたり、故国を代表する彼の作品を積極的に取り上げてきました。 パーヴォ・ヤルヴィに捧げられた単一楽章の交響曲第9番は、神話あるいは信仰などを意味する「ミトス(MYTHOS)」の副題が付けられており、30分以上に渡り大管弦楽が色彩豊かに響く大作。カオスを思わせる冒頭から上昇系のフレーズが執拗に繰り返されるクライマックス、ヴェールに包まれるようなラストまで、高い緊張が続き耳を離せません。 2019年の来日公演でお披露目され話題となった「テンペストの呪文」(嵐を呼び寄せる声、といった意味)は、リズムが特徴的な高揚感のある小品。「風を蒔いて…」は、ヘブライ語聖書(旧約聖書)のホセア書にある教訓「風を蒔いて、つむじ風を刈り取る」(因果応報、自業自得といった意味)からタイトルを取っており、リズムと音響の面白さに加え、特に打楽器の使い方にプログレッシブ・ロックの影響も感じさせる作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA593

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    アウエルバッハ(1973-)
    72天使 ~輝く光の中で~
    (混声合唱とサクソフォン四重奏のための) 詳細ページ
    [ペーター・ダイクストラ(指揮)、ラッシャー・サクソフォン四重奏団、オランダ室内合唱団]

    AUERBACH, L.: 72 Angels (Netherlands Chamber Choir, Raschèr Saxophone Quartet, Dijkstra)

    発売日:2020年02月14日 NMLアルバム番号:ALPHA593

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ロシアの人気コンポーザー・ピアニスト、アウエルバッハが合唱とサクソフォンで描く72の天使アルバム『トルストイのワルツ』やラ・フォル・ジュルネへの参加などで日本でもお馴染みの、ロシアの作曲家・ピアニスト、レーラ・アウエルバッハが、サクソフォンと混声合唱のために書いた大作。ダイクストラと手兵オランダ室内合唱団、そして現代作品の演奏で高く評価されるラッシャー・サクソフォン四重奏団の共演で登場しました。 72の天使の名を冠した”Prelude-evocations"(呪術的前奏曲)とエピローグ(アーメン)で構成され、異なった宗教や神話などが共通して持つ神秘や霊感を描こうとしています。シュニトケやリゲティの合唱曲に通じるような浮遊感と神秘性を帯びた合唱に、サクソフォンの多彩な音色がアクセントとなった、ある種麻薬的な魅力を持つ作品です。 旧約聖書の『出エジプト記 14章19節-21節』。モーゼが海を割る有名な場面と、天使が雲の柱(夜は火の柱)となって一行を守ったことが描かれていますが、それぞれの節が72文字で書かれており、それらを決まった法則に並べて縦に読むと、ユダヤ教およびキリスト教の神秘思想であるカバラ(数秘学)で語られる72の天使の名が現れるとされます。ここでは短い楽想に、この天使たちの名が順番に付けられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10120

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年5月号)★-

    〈HAYDN 2032 第8集〉
    「ラ・ロクソラーナ」 ~ ハイドンと東方
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第28番・第43番・第63番
    バルトーク(1881-1945)
    ルーマニア民族舞曲
    作者不詳:ジュクンダのソナタ 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮) イル・ジャルディーノ・アルモニコ]

    HAYDN, J.: Symphonies, Vol. 8 - Nos. 28, 43, 63 (Haydn 2032 Project, No. 8. La Roxolana) (Il Giardino Armonico, Antonini)

    発売日:2020年01月31日 NMLアルバム番号:ALPHA682

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ハイドン2032第8集は東方との関わり 
    イル・ジャルディーノ・アルモニコによるバルトークを収録!
    100曲以上の楽譜が伝えられているハイドンの交響曲を、作曲者生誕300周年にあたる2032年まで全曲録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニの体系的録音シリーズ。毎回テーマが設定され、必ずハイドン以外の作曲家の関連作が取り上げられるのがこの全曲録音の特徴ですが、今回は実に驚くべきことに、作曲者不詳の17世紀作品に加え、なんと20世紀のバルトーク作品がカップリングされるという、初めて18世紀に偏らないゲスト作曲家選択がなされています。 演奏はこのシリーズを担う二つの団体のうちのひとつ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ。18世紀の楽器で奏でられるバルトーク作品の鮮烈な解釈はさすがアントニーニで、民俗音楽にも通じるテイストがさらに浮き彫りに……というのも、今回のテーマは「東」。オーストリアの東部、ハンガリーとの国境地帯に所領をもっていたハイドンの雇用主エステルハージ侯爵のもと、現地で聴かれたスロヴァキア人たちの伝統音楽やロマ、トルコ文化などへのハイドンの関心が浮き彫りになる選曲。初期と中期の傑作群3作のなか、異国情緒をほんのり漂わせた艶やかな緩徐楽章が美しい交響曲第63番「ラ・ロクソラーナ」を最新の古楽器演奏で聴けるのは実に貴重と言えるでしょう。 今回もテーマをじっくり解き明かすアントニーニ自身の言葉をはじめ、Magnum Photoから提供された美麗図版満載の解説書の充実度も目を見張るばかりです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10121

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年5月号)★-

    J.S.バッハ(1685-1750)
    2台のチェンバロのための協奏曲集
    BWV 1060-1062
    (チェンバロ2台と弦楽器5名の室内楽編成による) 詳細ページ
    [オリヴィエ・フォルタン、エマニュエル・フランケンベルフ(チェンバロ独奏) アンサンブル・マスク(古楽器使用)]

    BACH, J.S.: Concertos for 2 Keyboards, BWV 1060-1062 (Fortin, Frankenberg, Masques)

    発売日:2020年01月31日 NMLアルバム番号:ALPHA572

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    18世紀の最先端としてのバッハ像を、当時最も一般的だった室内編成で!バッハは若い頃からオルガンの名手として頭角をあらわし、後年はチェンバロ演奏でもたくみな即興を聴かせたことで知られています。息子たちをはじめ腕利きの門弟も多く、ライプツィヒに移りコレギウム・ムジクムの指揮も任されるようになってからは、複数台のチェンバロと弦楽器が共演する二重協奏曲・三重協奏曲も続々仕上げてゆきました。 バッハの伝記作者フォルケルによれば、ただでさえ独奏者の数が多いためか、これらの協奏曲は弦楽器奏者が各パートひとりずつの室内編成で演奏される、という前提があったようです。しかし今日、これら2台のチェンバロのための協奏曲をそのような室内楽編成で録音した例というのは、きわめて稀といわざるを得ません。 ラ・フォル・ジュルネTOKYOでたびたび来日もしている国際派の古楽器集団アンサンブル・マスクの最新新譜は、そうした当時流儀の極小編成でバッハの二重鍵盤協奏曲全3曲を網羅したアルバム! チェンバロには18世紀ドイツの楽器をモデルとした綿密な再現楽器が使われ、俊才二人の闊達なソロのかたわら、弦楽パートは低音部をチェロ&コントラバスで重ねている以外は各パートひとりずつ。この編成だからこその見通しのよいサウンドのなか、明確に浮かび上がる音の綾の複雑さ……バッハの偉大さにも改めて気付かされる充実の新録音、さすがAlphaのリリースだけはある傑作盤の登場と言えるでしょう。 ライプツィヒ・バッハ協会にも名を連ねる碩学ペーター・ヴォルニーが、最新の知見にもとづいた作品解説を寄せている点も注目に値します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10122

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    『アリアンナ』
    スカルラッティ、ヘンデル、ハイドンが描くアリアンナ(アリアドネ)の物語 詳細ページ
    [ケイト・リンジー(メゾ・ソプラノ)、アルカンジェロ(古楽器使用)、総指揮:ジョナサン・コーエン]

    Vocal Recital (Mezzo-Soprano): Lindsey, Kate - HAYDN, J. / HANDEL, G.F. / SCARLATTI, A. (Arianna)

    発売日:2020年01月31日 NMLアルバム番号:ALPHA576

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    古楽からヴァイルまでこなす新世代、才人集団アルカンジェロとの篤い信頼を感じさせる共演!アメリカから世界へ活躍の場を大きく広げ、ジャズや近代作品から古楽まで広範な演目で注目を集め、ついに英国さえ席巻しつつある新世代歌手ケイト・リンジー。ヴァイオリンのアリーナ・イブラギモヴァやテノール歌手イェスティン・デイヴィスら、気鋭プレイヤーたちとの共演盤がめだつ英国随一の古楽器集団アルカンジェロとともに、Alphaレーベルから新たに世に問うアルバムのテーマは「捨てられたアリアドネ(イタリア語でアリアンナ)」。恋する男に思いがけないタイミングで捨てられてしまった女性の心情を、3人の巨匠の作例を通じてじっくり解き明かしてゆきます。 アリアドネは古代神話に登場するミノス王の娘で、王国の迷路にひそむミノタウロスを彼女の手引きで倒した勇者テーセウスに恋し、ともに国を離れたものの、ナクソス島で思いがけず見捨てられてしまいました。卑怯な勇者への怒りと絶望を巧みに描き出した傑作楽曲は過去少なからず、本盤ではバロック後期のA.スカルラッティ(イタリア)とヘンデル(ドイツ&英国)、そして古典派のハイドン(オーストリア)らの圧倒的な作風の違いを、アルカンジェロのセンス抜群な古楽器演奏とともに堪能できます。当初ピアノひとつで伴奏できるよう作曲されていたハイドン作品が、大がかりな管弦楽伴奏版で聴ける点も見過ごせません。 アルカンジェロとの共演でその魅力をさらに引き出されたケイト・リンジーの面目躍如。今後への大きな躍進も垣間見える圧倒的な解釈にご注目ください。

  • 商品番号:ALPHA573

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    20世紀初頭フランスの女性作曲家による
    フルートとピアノのための作品集
    詳細ページ
    [ジュリエット・ユレル(フルート) エレーヌ・クヴェール(ピアノ)]

    Flute and Piano Recital: Hurel, Juliette / Couvert, Hélène - BONIS, M. / GRANDVAL, C. de / HOLMÈS, A. (Compositrices - À l'aube du XXe siècle)

    発売日:2020年01月24日 NMLアルバム番号:ALPHA573

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    困難な時代に生きた女性作曲家たちへのトリビュート女性が芸術家として生活することが難しかった20世紀初頭。社会の逆風にさらされながらも音楽に生涯を捧げた、フランスの女流作曲家たちの作品を集めたアルバム。ロッテルダム・フィルの首席奏者として活躍するユレルと盟友クヴェールが、先人たちに敬意と共感を持って作品に寄り添っています。 収録曲は短いもので2分弱、長くても5分台といういずれも短いものですが、フルートとピアノの美しい音色が生きた特徴的な作品ばかり。印象派からベル・エポック、そしてヨーロッパを席巻したワグネリズムの影響も感じさせるたいへん興味深いものです。

  • 商品番号:ALPHA585

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29
    弦楽五重奏曲 ハ短調 Op.104
    フーガ ニ長調 Op.137 詳細ページ
    [ケルンWDR交響楽団チェンバー・プレイヤーズ]

    BEETHOVEN, L. van: String Quintets, Opp. 29 and 104 / Fugue, Op. 137 (West German Radio Symphony Orchestra Cologne Chamber Players)

    発売日:2020年01月24日 NMLアルバム番号:ALPHA585

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ケルンWDR放送響とALPHAレーベルのコラボレーション第1弾ケルンWDR放送響のメンバーにより様々なアンサンブルのアルバムをリリースする企画の第一弾。2017年にPentatoneレーベルからリリースしたブラームスが好評を博した弦楽五重奏のメンバー(第2ヴァイオリンのみ入れ替え)による、ベートーヴェンが登場です。 まだ若々しさを残す1801年作曲のOp.29と、手法も曲想もたいへん充実した1817年作曲のダイナミックなOp.104、同じ年に書かれごく短い曲の中に複雑な技法を盛り込んだフーガOp.137を収録。経験豊富なメンバーならではの深い譜読みとしなやかで力強いアンサンブルが、作品の魅力を十二分に伝える快演です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA591

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    発売日:2020年01月24日 NMLアルバム番号:ALPHA591

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    2015年ベートーヴェン・コンクールの覇者ゴリーニ第2弾イタリアに生まれアルフレート・ブレンデルに師事し、2015年ボン・ベートーヴェン国際コンクールで第1位と聴衆賞を獲得したフィリッポ・ゴリーニ。その後発売されたファースト・アルバムでは大胆にも『ディアベリ変奏曲』を演目に選び(ALPHA296)、ディアパソン誌、BBC、ル・モンドでいずれも高い評価を得ました。 満を持して発売となった第二弾は「ハンマークラヴィーア」とベートーヴェン最後のソナタ。現在20代前半のゴリーニにとって、ベートーヴェンは人生の逆境に立ち向かう勇敢さを象徴するもので、深く心を揺すぶられる存在だといい、後半のピアノ・ソナタにはそういった物語を特に感じるとのこと。その強い思いが、若さと力強さが漲る力演を生みました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10118

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    シャルパンティエ(1643-1704)
    『オルフェ、冥府へ下る』 H 471
    『オルフェの冥府下り』 H 488 詳細ページ
    [ア・ノクテ・テンポリス、ヴォクス・ルミニス、レイナウト・ファン・メヘレン、リオネル・ムニエ]

    CHARPENTIER, M.-A.: Orphée descendant aux enfers / La descente d'Orphée aux enfers [Operas] (Vox Luminis, A Nocte Temporis, Mechelen, Meunier)

    発売日:2020年01月17日 NMLアルバム番号:ALPHA566

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    フランス語圏の古楽シーン最前線から届いた、リュリの最大のライヴァルによるオルフェウス物語2編Alphaレーベルでの録音を通じ、フランス17~18世紀の音楽を積極的に世界へ発信しつづけている古楽歌手レイナウト・ファン・メヘレンのグループ、ア・ノクテ・テンポリス。かたやフランス、ベルギー、ドイツなどの実力派古楽歌手たちを軸に、各パート2~3人に絞った小規模編成でドイツ三大S(シュッツ、シャイン、シャイト)からヘンデルまで、幅広いレパートリーを世に問うてきた古楽声楽集団ヴォクス・ルミニス。ヨーロッパの古楽研究とライヴ・パフォーマンスの最前線をゆく二つの俊才集団が手を組み、フランス・バロック最大の作曲家のひとりシャルパンティエの2傑作と正面から対峙した充実アルバムを録音してくれました。 ルイ14世の宮廷で王室音楽総監督リュリが活躍しているあいだ、シャルパンティエは王室での仕事から遠ざけられ、リュリの妨害のもと大がかりなオペラは作曲できなかったのですが、そのかわりに小編成・小規模の声楽曲で名品を数多く残しています。早世した恋人ユリディスを冥府まで取り返しに行く竪琴の名手オルフェ(オルフェウス)の物語では長短二つの作品を残しましたが、ここで両作品の対比をきわだたせながら、精彩あざやかな古楽器演奏でファン・メヘレンの歌を彩ってゆくア・ノクテ・テンポリスのアンサンブルはみごとなもの。 クラヴサン(チェンバロ)奏者としてパトリツィア・コパチンスカヤの名盤『TAKE TWO』でも活躍した異才アントニー・ロマニュクが加わっているのも注目です。実力派声楽集団ヴォクス・ルミニスの参与も頼もしく、演劇性に満ちたシャルパンティエの音楽が21世紀の今こそ対峙すべき音世界であることを説得力豊かに伝えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA556

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    『LONG TIME AGO』
    アメリカとイギリスの近現代歌曲集
    詳細ページ
    [アデル・シャルヴェ(メゾ・ソプラノ)、スーザン・マノフ(ピアノ)]

    Vocal Recital (Mezzo-Soprano): Charvet, Adèle - BARBER, S. / BRITTEN, B. / BOLCOM, W. / COPLAND, A. (Long Time Ago)

    発売日:2019年12月20日 NMLアルバム番号:ALPHA556

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    注目の若手メゾ アデル・シャルヴェ、名手スーザン・マノフのサポートを得てデビュー!2017年にヴェルビエ音楽祭アカデミーで最優秀賞を得たほか数々の受賞歴を誇り、ジョディー・デヴォスのオッフェンバック作品集(ALPHA437/国内盤:NYCX-10039)へのゲスト参加やヨーロッパ各地の歌劇場への出演、ル・ポエム・アルモニークやピグマリオンとの共演、ガーディナー指揮『ヴェンベヌート・チェッリーニ』公演への参加など、活動の場を広げているメゾ・ソプラノ、アデル・シャルヴェのソロ・デビュー盤。親交の篤いスーザン・マノフの伴奏を得て、アメリカとイギリスの近現代歌曲を収録しています。 歌劇場での活発な活動のなか歌曲への強い情熱も持ち合わせているシャルヴェは、マノフと共演するデビュー盤作成にあたり、幼い頃ニューヨークで過ごした記憶という共通点を拠りどころとして、アメリカの王道的なレパートリーからキャバレー・ソング、そしてイギリスにもちょっと寄り道するといったプログラムを構成しました。アメリカの片田舎の風景から教会のゴスペル、裏町の猥雑さまで、様々な情景が目に浮かぶような素晴らしい表現力を堪能することが出来ます。

  • 商品番号:ALPHA562

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    ラヴェル(1875-1937)
    ラ・ヴァルス M.72
    スペイン狂詩曲 M.54
    アタイール(1987-)
    Adh-Dhohr ~ セルパンと管弦楽のための協奏曲 詳細ページ
    [パトリック・ヴィバール(セルパン)、アレクサンドル・ブロック(指揮)、リール国立管弦楽団]

    RAVEL, M.: Valse (La) / Rapsodie espagnole / ATTAHIR, B.: Adh-dhohr (Wibart, Orchestre National de Lille, Bloch)

    発売日:2019年12月20日 NMLアルバム番号:ALPHA562

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランス近現代管弦楽の旗手によるラ・ヴァルス、そしてセルパン協奏曲!近年、フランス近現代作品の演奏で高い評価を得ている、1985年生まれのフランスの指揮者アレクサンドル・ブロック。ジャンスとの共演によるショーソン(ALPHA441/国内盤:NYCX-10048)も高い評価を得た彼とリール国立管弦楽団によるラヴェルが登場。オーケストラを重心低く鳴らす中から様々な楽器の音色が折々に際立ち、ラヴェルならではの巧みなオーケストレーションを最大限の色彩で描きあげる手腕は見事なものです。 カップリングはブロックと同世代のフランスの作曲家アタイールによる、セルパンと管弦楽のための協奏曲『Adh-Dhohr』。イスラム教徒の祈りの習慣サラートにヒントを得た作品で、東洋の伝統音楽に習い旋律の対話で構成され、和声は盛大に鳴り響くことがほぼ無く、多くの場合リズム的に処理されます。複数の楽器のユニゾンや、絡み合うフレーズが生み出すリズムが非常に面白い作品です。ブックレットにはこの作品について、シリアのアレッポの廃墟を舞台とした兵士の対話という設定の、フランスの作家ランスロ・アムランによるテキスト(仏・英・独)が掲載されています。 ここでセルパンを聴かせるのは、レ・シエクルでオフィクレイドを担当し、ソロ・アルバム(RIC362)も発表しているピリオド系低音金管楽器の名手ヴィバール。セルパンのソロをホールで聴くという滅多にない状況で、音程を安定させるのも難しいこの楽器を見事なテクニックで制御し、独特のふくよかで柔らかな音色を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA565

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ヴァイオリン・ソナタ集
    第3番・第6番・第7番・第8番 詳細ページ
    [ロレンツォ・ガット(ヴァイオリン)、ジュリアン・リベール(ピアノ)]

    BEETHOVEN, L. van: Violin Sonatas Nos. 3, 6-8 (Gatto, Libeer)

    発売日:2019年12月20日 NMLアルバム番号:ALPHA565

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ベルギーの若手によるベートーヴェン第3弾ベルギー出身の2人の若手奏者、ヴァイオリンのロレンツォ・ガットとピアノのジュリアン・リベールのデュオによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集第3集。第1弾(ALPHA240)は2016年のディアパソン・ドール室内楽と最優秀録音に選出されたほか、『春』ほかを収録した第2弾(ALPHA407)もたいへん高い評価を得ています。 クレバース、デュメイに学び、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で注目を浴びたガットはピリオド系のサウンド作りにも通じた新世代。マリア・ジョアン・ピリスの弟子リベールとのデュオによる、生き生きとした演奏が楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA462

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    発売日:2019年11月29日

    CD 2枚組 + Book通常価格:3,975円特価!:2,790円(税込)

    カリスマ的レーベルAlphaの粋、「リュリ以前」のフランス古楽を堪能する2枚組21世紀フランスにおける「小資本レーベルの革命」と言われたAlphaレーベルの創設期から、看板グループとして活躍を続けるル・ポエム・アルモニーク。このフランス随一の古楽グループの本領ともいうべき初期録音の傑作『エール・ド・クール三部作』をはじめとする、フランス・ルネサンス―初期バロック音源の数々からトラックを厳選して届けられた絶好企画。太陽王ルイ14世とその音楽監督リュリが登場する以前、これら17世紀初頭までのフランス音楽の存在感は、まさに彼らル・ポエム・アルモニークの録音群を通じて飛躍的に世界的注目が高まったジャンルでもあり、フランスを拠点に活躍する彼らの最上の部分があらわれた2枚組といってよいでしょう。 2枚のCDに収録されているトラックには、長くプレス切れが続いた、あるいは現役盤がBOXにしかないような入手しにくい初期音源も含まれています。タイトルは「エール・ド・クール(宮廷歌曲)」ながら、その歴史を知るうえで欠かせないバレ・ド・クール(宮廷舞踊)にも触れているのはさすが。 今はグループを離れてしまった初期メンバーには、その後に古楽系ソリストとしてどんどん存在感を強めている歌手も多数。上村かおりやウィリアム・ドンゴワらをはじめ、器楽勢には超ヴェテランの名手も含まれています。 美しい関連カラー図版に彩られた原文解説も充実しており、フランスの歴史・音楽・諸文化にまつわる略年表など、ジャンル理解を深めるうえでの配慮も行き届いています。

  • 商品番号:NYCX-10113

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年3月号)★-

    ベルリオーズ(1803-1869)
    荘厳ミサ曲 H20 詳細ページ
    [アドリアーナ・ゴンサレス(ソプラノ)ジュリアン・ベール(テノール)アンドレアス・ヴォルフ(バス)ル・コンセール・スピリチュエル(合唱・管弦楽/古楽器使用) コンサートマスター:シュシャーヌ・シラノシアン総指揮:エルヴェ・ニケ]

    BERLIOZ, H.: Messe solennelle, H. 20 (Gonzalez, Behr, Wolf, Concert Spirituel, Niquet)

    発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:ALPHA564

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    鬼才ニケが放つ、若きベルリオーズの純然たる才能の驚き! 聞き覚えのある旋律も…!ベルリオーズが、まだ医学生としてパリで勉強していた頃からそう時間も経たない頃、サリエーリのオペラを聴いて本格的に音楽の道を志し、ついに書きあげた最初期の大作……ベートーヴェン『荘厳ミサ曲』の数年後、ケルビーニやシューベルトのミサ曲と同時期に書かれたベルリオーズの『荘厳ミサ曲』は、作曲者自身が楽譜を破棄したという証言に基づき長く未知の存在でした。しかし20世紀の終わりに奇跡的にベルギーで楽譜が発見され、ジョン・エリオット・ガーディナーが間もなく録音。ピリオド楽器で19世紀の作曲家の作品が世界初録音されたことも当時としては斬新でしたが、以後めったに新録音が現れないというのは作曲家像を見極めるうえであまりに惜しい事態でした。そこへ今回、かつてヘンデルの『王宮の花火の音楽』の徹底した古楽器再現で話題を呼んだエルヴェ・ニケがまったく新しい録音をAlphaからリリースするというのは、大きな朗報ではないでしょうか。 『荘厳ミサ曲』はベルリオーズ齢21の頃、まるで音楽教育を施されていないに等しい状態で書きあげた大管弦楽つきの大作。初演には大きな困難が伴いましたが、その結果に当時のパリの音楽通たちは息をのみ、常軌を逸した異才の登場に驚きました。『幻想交響曲』誕生の5年前のことです(この『荘厳ミサ曲』には、『幻想』第3楽章のメロディが合唱付きで現れるほか、『レクイエム』の「テューバ・ミルム」の原曲など、他の作品に転用された箇所が散見されます)。 作曲家は後に自筆譜を破棄、1991年にベルギーのアントウェルペン(アントワープ)で楽譜が奇跡的に発掘されるまで長らく幻の作品となっていたこの大作を、古楽器演奏に通じたエルヴェ・ニケ率いるル・コンセール・スピリチュエルの演奏で聴くことが出来ます。管弦楽には無孔ナチュラル金管のパイオニアたるマドゥーフ兄弟や、セルパンの名手パトリック・ヴィバール(レ・シエクルのオフィクレイド奏者)のような敏腕ソリストたちも名を連ね、パリの人々を驚かせた生まれたての19世紀サウンドに最新の古楽的知見とともに迫ります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA549

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    SAGA
    シューマン、レーヴェ、イェンゼン、シューベルトの伝説世界
    詳細ページ
    [コンスタンティン・クリンメル(バリトン)/ドリアナ・チャカローヴァ(ピアノ)]

    Vocal Recital (Baritone): Krimmel, Konstantin - SCHUMANN, R. / LOEWE, C. / JENSEN, A. / SCHUBERT, F. (Saga)

    発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:ALPHA549

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    1993年、ドイツ生まれの若手バリトン歌手、コンスタンティン・クリンメルが歌う「サーガ=神話・叙事詩」と題されたバラード集。どの歌も大きな起伏と劇的な展開を持ち、歌い手の技量を披露するにはぴったりの題材です。 冒頭に置かれているのはバラードの大家レーヴェの作品。詩人トムが妖精の女王に心惹かれる様子が、チャカローヴァが奏でる美しいピアノの伴奏で表情豊かに歌われるこの曲は、壮大な物語が詰まったアルバムの幕開けにはぴったり。幸せな結末を迎える作品からバッドエンドの作品まで、物語は多種多様。クリンメルは曲にあわせて絶妙に歌い方を変えながら音による物語を綴っていきます。 クリンメルとチャカローヴァは長年共演を重ねており、幅広いレパートリーを披露していますが、とりわけリートの演奏では高い評価を受けています。クリンメルは将来有望の若い歌手に与えられる権威ある「ヘルムート・ドイチュ賞」の2019年受賞者。最も将来が期待される歌手の一人です。

  • 商品番号:ALPHA557

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    ブラームス(1833-1897)
    ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 Op.5
    パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35 詳細ページ
    [ネルソン・ゲルナー]

    BRAHMS, J.: Piano Sonata No. 3 / 28 Variations on a Theme by Paganini (Goerner)

    発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:ALPHA557

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    名手ゲルナー、ブラームスのソロ作品を初リリース当初は歴史的ピアノの弾き手としてポーランド・ショパン協会のレーベルに登場、その経験を近年では専ら現代ピアノで活かし、度々の来日で日本でも人気を博しているアルゼンチン出身ピアニスト、ゲルナー。尾高忠明指揮NHK交響楽団とのライヴ録音「ブラームス:ピアノ協奏曲第2番」(ALPHA395)が大きな話題となった彼ですが、ブラームスのソロ作品は今回がCDとして初めての登場となります。 若き日の作ながら既にブラームスとして完成していると言われるこれらの作品を、ゲルナーの持ち味である高度な技術に裏打ちされた知的なアプローチと奥行きのある表現でじっくりと聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA571

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    「クリスマスの夜」 詳細ページ [フランソワ・ラザレヴィチ(各種バグパイプ、リコーダー、指揮)レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアン ほか多数]

    CHRISTMAS CHORAL MUSIC - BACH, J.S. / GRUBER, F.X. / HANDEL, G.F. (Nuit de noël) (Vox Luminis, Maîtrise de Radio France, Jeannin)

    発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:ALPHA571

    CD 2枚組通常価格:2,850円特価!:1,890円(税込)

    ALPHAレーベルの豊富なカタログから、クリスマスにちなんだ作品を集めて。
    飛び出すツリーの仕掛け付き!
    ラザレヴィチらによるフランスの古いクリスマス曲を集めたアルバムを中心に、伝統的なクリスマスの曲で編成されたDISC1と、クリスマスをイメージさせるクラシック作品を集めたDISC2の2枚組。美しく聴きやすい内容ですが、演奏しているメンバーはALPHAが誇る超一流のアーティストたちばかりです。 開くとクリスマス・ツリーが立ち上がる可愛らしい特殊ケース入りで、プレゼントにもぴったり。プレス切れ久しい南フランスの17世紀クリスマス曲集(Alpha117)からのトラックや初収録「きよしこの夜」など、DISC1は特にAlphaならではの内容となっています。

  • 商品番号:ALPHA681

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    発売日:2019年11月22日

    LP 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    好調アントニーニのハイドン第7集にアナログ盤登場!ハイドン生誕300周年となる2032年へ向け、古楽演奏の異才ジョヴァンニ・アントニーニが着実に進行させつつある交響曲全曲収録シリーズ第7巻のテーマは「宮廷劇場とその監督」。 古楽器・現代楽器を使い分ける俊才集団バーゼル室内管弦楽団と自ら結成したイル・ジャルディーノ・アルモニコ、2団体を振り分けてゆく企画ですが今回のパートナーは前者。みずみずしい才気があふれる初期作と充実のきわみとも言える中期2作はいずれも、エステルハージ侯爵家の宮廷劇場での催しをとりしきった劇場監督の采配と関連づけられる、オペラやカンタータの音楽をもとにした作品……とのことで、同じ劇場監督の一人が上演に関わったという『エジプトの王タモス』にモーツァルトが添えた音楽(アーノンクールの単独録音も今は昔、の充実作)も併録されているのは密かな注目ポイント。 スタイリッシュかつ自発性あふれる音作りです。

  • 商品番号:ALPHA551

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    モーツァルト(1756-1791)
    弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K.387
    弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
    ディヴェルティメント ヘ長調 K.138 詳細ページ
    [ヴァン・カイック四重奏団]

    MOZART, W.A.: String Quartets Nos. 14 and 15 / Divertimento, "Salzburg Symphony No. 3" (Van Kuijk Quartet)

    発売日:2019年11月15日 NMLアルバム番号:ALPHA551

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    若きカルテットの4枚目のアルバムは、モーツァルトに回帰!2012年にパリで結成されたヴァン・カイック四重奏団。2016年に発表されたCDデビュー作『モーツァルト:四重奏曲第16番、第19番』(ALPHA246)は、フランス「クラシカ」誌でChoc de Classica、「ディアパソン」誌でもDiapason Découverteを受賞するなど、大きな評判となりました。続くアルバム『フランスの弦楽四重奏曲』(ALPHA295)、『シューベルト:死と乙女 ほか』(ALPHA417)も高い評価を受けてきた彼らですが、4枚目のアルバムはモーツァルトに回帰し、デビューCDに収めた『ハイドン・セット』、そして『ザルツブルク・シンフォニー(ディヴェルティメント)』の続編という嬉しい内容となっています。 セット中唯一短調で書かれた第15番も収録しており、このカルテットならではの瑞々しい表情を多面的に鑑賞することが出来ます。残る第3弾への期待も膨らむ一枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA552

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    モンテヴェルディ(1567-1643)
    聖母マリアの夕べの祈り 詳細ページ
    [ラ・タンペート (古楽器使用)、シモン=ピエール・ベスティオン (指揮)]

    MONTEVERDI, C.: Vespro della Beata Vergine (La Tempête, Bestion)

    発売日:2019年11月15日 NMLアルバム番号:ALPHA552

    CD 2枚組価格:2,850円(税込)

    民俗楽器多数! イタリアの伝統音楽とのつながり、これまで聴いたことがないような『晩祷』が登場!ベスティオンはこう語ります。「私はこの有名な『晩祷』を、異教徒との親密で神聖な繋がりを伴う呪術的な儀式と捉えました。子供の頃聖歌隊で歌っていた時に、晩夏から秋にかけての強い光が修道院にずっと差し込んで来るのをみて、私はそんなことを強く感じるという経験をしたのです」。 ラ・タンペートの主宰者たる彼は、この録音のために、特に管弦楽の構成に関して特別な選択をしました。さまざまに異なる文化背景を持つ楽器、例えばセルパンとキタローネ、2台のトリプル・ハープなどを加え、編成を充実させたのです。さらには曲の合間に17世紀の写本から取られた作者不明のファルソボルドーネ(重唱唱法)による聖歌を挿入しています。 この録音はそうしたものによって、一般に知られる姿とは大きく異なる色彩を帯びたモンテヴェルディの『晩祷』となりました。それらはコルシカ島、サルデーニャ島やジョージア(グルジア)などのポリフォニーの影響を強く受けています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA554

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    『デュメニ ~
    リュリのオートコントル歌手にして稀代の料理人』
    フランス・バロックのアリア集
    詳細ページ
    [ア・ノクテ・テンポラス、レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル、指揮)]

    Opera Arias (Tenor): Mechelen, Reinoud van - COLLASSE, P. / DESMARETS, H. / GERVAIS, C.-H. / LULLY, J.B. / MARAIS, M. (Dumesny, haute-contre de Lully)

    発売日:2019年11月15日 NMLアルバム番号:ALPHA554

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    リュリが見出した稀代の名歌手のための作品を集めてフランスのバロック期に活躍した、裏声は使わない高音域のテノールをオートコントルといいます。17世紀の中盤、既に歴史に名を残したオートコントルは存在しましたが、その生涯のうちに名を馳せたということでは、ルイ・ゴーラル・デュメニ(またはデュメニル)が最初の重要なオートコントルと言えるでしょう。リュリが見出した時、彼はなんと料理人でした。1677年にデビューした頃には、彼の演技と声の力強さを誰もが称賛し、音楽の全てを吸収して益々磨きをかけてゆくその耳の良さに驚かされたといいます。 数世紀を経た現代、バロックのスター・テノールであるレイナウト・ファン・メヘレンは、リュリ、ラモー、グルックが生きた各時代に活躍した、オートコントルを讃えるアルバム三部作を企画、こちらはその第一弾です。リュリはもちろん、マレやシャルパンティエなど、デュメニの輝かしい経歴を彩った作品の数々を、生き生きとした快演で収めています。

  • 商品番号:NYCX-10101

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    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    メゾ・ソプラノのためのアリアと様々な協奏曲 詳細ページ
    [ジュピテール(レア・デザンドル、トーマス・ダンフォード、ジャン・ロンドー ほか)]

    VIVALDI, A.: Bassoon Concerto, RV 495 / Cello Concerto, RV 416 / Nisi Dominus / We Are the Ocean (Jupiter, Dunford)

    発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:ALPHA550

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ダンフォード、ロンドー参加!
    俗世を愛した大神の名にかけ、ヴィヴァルディの魅力に迫る古楽の猛者たち
    次々と新たな才人が現れる近年のフランス古楽界の競争率とクオリティ。その熾烈な世界から輝かしく世に出てきたチェンバロ奏者ジャン・ロンドーを通奏低音に迎え、才人ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の両親をもつ古楽界のサラブレッド的リュート奏者トーマス・ダンフォードが、信頼する名手たちとともに結成したアンサンブル「ジュピテール」。その記念すべき第1弾録音は、バロック随一の作曲家ヴィヴァルディの才覚をさまざまな角度から浮き彫りにするプログラム。さまざまな楽器の独奏協奏曲だけでなく、声楽作品も見逃さない選曲が光ります。 ヴィヴァルディが頭角をあらわしたのは、まず何よりヴァイオリンの名手として――しかし当代きっての観光大国ヴェネツィアで名声を博すには、何よりオペラでの成功が不可欠。そのハードルを易々と越えてみせた「赤毛の司祭」の才能の素晴らしさは、ピグマリオンやネヴァーマインドといったフランス最前線の古楽器集団で活躍する猛者ばかりが集う小編成アンサンブルだからこそ実感できるところ。 随所で聴かせる名歌唱と敏腕名演、そして通奏低音の多彩さ……まさに今出会わずにいるのが惜しい、古楽シーン最前線を実感くださいませ。

  • 商品番号:NYCX-10102

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年2月号)★-

    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.41
    ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」 詳細ページ
    [マルティン・ヘルムヒェン (ピアノ)/アンドルー・マンゼ (指揮)/ベルリン・ドイツ交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concertos Nos. 2 and 5, "Emperor" (Helmchen, Deutsches Symphonie-Orchester Berlin, Manze)

    発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:ALPHA555

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ドイツ・ピアノの貴公子と英国古楽界の雄が、ベートーヴェンの大曲で出会う1982年、ベルリン生まれのヘルムヒェンが、生まれ故郷で録音したベートーヴェンの協奏曲。「皇帝」を含む嬉しい選曲です。共演は、ヴァイオリニストとして1990年代以降の古楽ブームを牽引した重要人物の一人で、近年は指揮者としてモダン・オーケストラも広く手掛けている英国のマンゼ。オーケストラは地元のベルリン・ドイツ交響楽団となっています。 母国ドイツの音楽をメイン・レパートリーに据えながらも重心は低過ぎず、端正な美しさを引き出す技能に長けたヘルムヒェンと、シャープで伸びやかな表現が魅力であるマンゼとはぴったりとかみ合っており、作品の雄大さを存分に感じさせながらも決して重苦しくなく、瑞々しい魅力にあふれたベートーヴェンを聴かせてくれます。ロングトーンの切り方やアクセントなどにピリオド解釈の影響も感じられ、これも良いスパイスといえるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10103

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年2月号)★-

    メシアン(1908-1992)
    キリストの昇天/輝ける墓
    忘れられた捧げもの/ほほえみ 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ (指揮)/トーンハレ管弦楽団]

    MESSIAEN, O.: Ascension (L') / Le tombeau resplendissant / Les offrandes oubliées / Un sourire (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:ALPHA548

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    トーンハレ管の新シェフ、パーヴォ・ヤルヴィとの初録音がALPHAより登場!
    絢爛豪華なメシアン!
    2019年10月より、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者兼音楽監督に就任するパーヴォ・ヤルヴィ。これに先駆けて、メシアンの初期及び晩年の管弦楽作品を取り上げた公演が行われ、そのライヴ・アルバムがALPHAより登場しました。会場は、現在大規模な改修が行われているトーンハレに代わる代用ホールでありながら、響きも、古い工場を改装した造りも大きな評判となっているトーンハレ・マーグ。ヤルヴィは自らが慣れ親しみ、唯一無二の個性を持つメシアンの作品でトーンハレとの共同作業を始めることを素晴らしいアイデアと確信した、と語っています。 収録作品の中ではメインと言える「キリストの昇天」をはじめ第二次大戦前の作品が多く占められており、初期作品ならではの、大規模な管弦楽による色彩豊かで輝かしい音響が聴かれますが、ここではトーンハレならではの繊細な技巧と、意外なほどのブリリアントなサウンドを楽しむことが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA435

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    発売日:2019年10月25日

    CD 10枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    音楽による世界の旅を楽しむ、特別価格BOXALPHAとZig Zag Territoiresレーベルの豊富なカタログより、ヨーロッパ各地それぞれの土地に特徴的な音楽を収めたアルバムを10枚集めたセット。あるものは民族音楽、あるものはポップス、そしてあるものは古楽器でポップを演奏してみたりと、攻めた内容のアルバムを集めた、ALPHAレーベルならではのBOXといえそうです。 Alphaレーベルのレ・シャン・ドゥ・ラ・テル(白ジャケット)シリーズのヒット作まで数々投入されているほか、ジャンル越境型のアルバムも多いZig-Zag Territoiresの音源でもとくに見過ごせない伝統音楽系サウンドを含む2作もたまらないアクセントに。聴いているだけでそれぞれの国の風景が目の前に浮かんでくるような、素敵な音楽ばかりです。

  • 商品番号:NYCX-10098

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年2月号)★-

    オッフェンバック(1819-1880)
    知られざる序曲と歌曲 詳細ページ
    [カリーヌ・デエー(メゾ・ソプラノ独唱)、ジャン=ピエール・アーク指揮、 ノルマンディ・ルーアン歌劇場管弦楽団]

    OFFENBACH, J.: Fables de Lafontaine / Boule de neige / Les bavards (Deshayes, Orchestre de l'Opera de Rouen Haute-Normandie, Haeck)

    発売日:2019年10月18日 NMLアルバム番号:ALPHA553

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    若き日からの知られざる活動歴をたどるオッフェンバック秘曲集、演奏陣は気鋭の新世代2019年が生誕200周年にあたるフランス随一の喜歌劇作曲家オッフェンバック。記念年にふさわしいリリースが相次ぐ中、世界的に知られたフランスの気鋭レーベルAlphaが世に問うさらなる新録音は、単に稀少なレパートリーを集めただけで終わってはいません。演奏陣の選択も的確ならプログラムの厳選度にも舌を巻く、これまで知られてきたオッフェンバック像のあり方に一石を投じる充実盤に仕上がっているのです。 1858年の『地獄のオルフェ(天国と地獄)』の成功に代表されるとおり、フランスの作曲家オッフェンバックの傑作喜歌劇は第二帝政期、つまり1850~60年代に最も多く書かれていますが、実はこのドイツ生まれの作曲家、ショパンやドニゼッティ同様、早くも1830年代にはパリに来ていました。本盤にはその初期の意欲作『六つの寓話』(独唱はここ数年躍進めざましいカリーヌ・デエー!)ほか、青年オッフェンバックに日々の糧をもたらした舞曲作品なども収録。珍しい序曲の数々も含め、活動歴を辿る絶好のプログラムとなっています。 新たな取り組みで近年ますます注目されるルーアン(パリの北、ノルマンディ地方)の歌劇場のオーケストラとともに、ピリオド解釈も横目に見据えた快調演奏でどうぞ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA547

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
    ラフマニノフ(1873-1943)
    チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
    デニソフ(1929-1996)
    シューベルトの主題による変奏曲 詳細ページ
    [ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール (チェロ)、ヨナス・ヴィトー (ピアノ)]

    Cello and Piano Recital: Julien-Laferrière, Victor/ Vitaud, Jonas - RACHMANINOV, S. / SHOSTAKOVICH, D. / DENISOV, E.

    発売日:2019年10月18日 NMLアルバム番号:ALPHA547

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    2017年エリーザベト王妃国際コンクールの覇者による、ロシアのチェロ作品集2017年に新設された、エリーザベト王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者となったジュリアン=ラフェリエール。それ以前にリリースしたブラームス、フランクとドビュッシーのソナタ(MIRARE)は、ディアパソン・ドール2017に選ばれており、2019年初頭にリリースしたヤン・ミサ、アダム・ラルームらとのトリオによるアルバム(SONY)も高い評価を得ています。ピアニストのヴィトーはラ・フォル・ジュルネなどの来日でもお馴染み。 このアルバムには、ロシアを代表するチェロの名曲が収められていますが、社会主義台頭を避けて西側に亡命したラフマニノフ、体制の粛清にさらされ思うように作曲に打ち込めなかったショスタコーヴィチというように、母国の政治に翻弄されてきた作曲家たちの作品でもあり、もう一人のデニソフもまた、社会主義リアリズムに反して西側の同時代音楽に呼応し続けていました。 ジュリアン=ラフェリエールとヴィトーは、20世紀におけるチェロ音楽の頂点ともいえる作品とその作者に深く寄り添った、美しも厳しい演奏を聴かせてくれます。

  • 商品番号:ALPHA559

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    モーツァルト(1756-1791)
    弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
    シューベルト(1797-1828)
    弦楽四重奏曲 第15番 ト短調 D.887 詳細ページ
    [ヴォーチェ四重奏団]

    MOZART, W.A.: String Quartet No. 15 / SCHUBERT, F.: String Quartet No. 15 (Quatuor Voce)

    発売日:2019年10月18日 NMLアルバム番号:ALPHA559

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ヴォーチェ四重奏団15周年! 2つの15番収録の記念アルバム2004年にパリで結成され、数々の名だたるコンクールを制して話題となったヴォーチェ四重奏団。数度の来日公演で日本でも人気の高い彼らによる、結成15周年記念盤です。傑作ぞろいの「ハイドン・セット」中唯一の短調で書かれたモーツァルトの15番。生涯最後の弦楽四重奏曲であり、シューベルトが試み続けた、管弦楽的手法の室内楽への応用が大きな成果を上げた15番。彼らの持ち味である、親密なアンサンブルとしなやかな表現を堪能することが出来るプログラムです。

  • 商品番号:NYCX-10090

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
    R.シュトラウス(1864-1949)
    メタモルフォーゼン 詳細ページ
    [エサ・ペッカ・サロネン(指揮)、シンフォニア・グランジュ・オ・ラック]

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 3, "Eroica" / STRAUSS, R.: Metamorphosen (Sinfonia Grange au Lac, Salonen)

    発売日:2019年09月27日 NMLアルバム番号:ALPHA544

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ロストロポーヴィチの魂を引き継ぐ音楽祭、サロネンによる「英雄」と「メタモルフォーゼン」が登場!毎年夏にフランスはエヴィアンで行われる音楽祭、「ランコントル・ミュジカル・デヴィアン」2018年のライヴ。この音楽祭はダノンの創業者アントワーヌ・リブーにより始められ、彼の友人であったロストロポーヴィチを音楽監督に招き、やがてヨーロッパ屈指の音楽祭へと成長しました。 パトリック・ブシャンの設計により1993年に竣工したホール「ラ・グランジュ・オ・ラック」は、巨大な穀物倉庫を思わせる木の外観がまず目を引きますが、内装まで木材で出来ており、ステージ後方の白樺の装飾も相まって、森の中にいるような、あるいは日本の古い劇場にも通じるような温かい作りとなっています。またそれはあたかもチェロの内部にいるようでもあり、天井一面に貼られたアルミ板が唯一の反響素材として、素晴らしい音響を作り出しています。 このホールに2018年、ヨーロッパ各地の有名オーケストラから優秀な奏者が集まった新しいオーケストラが誕生し、音楽祭の終盤にその結成コンサートがサロネンの指揮により開催されました。このアルバムはその時の模様を収録したライヴで、ベートーヴェンの「英雄」をメインに、その葬送行進曲の動機を用いたリヒャルト・シュトラウスの沈痛な「メタモルフォーゼン」を収録。木のホールの豊かな響きを深く呼吸するような温かみと大きなスケール、若々しい切れ味を併せ持った快演です。

  • 商品番号:NYCX-10091

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    LANDSCAPES
    (D.スカルラッティ、シューベルト、アルベニス、モンポウ) 詳細ページ
    [アンドリュー・タイソン]

    Piano Recital: Tyson, Andrew - ALBÉNIZ, I. / MOMPOU, F. / SCARLATTI, D. / SCHUBERT, F. (Landscapes)

    発売日:2019年09月27日 NMLアルバム番号:ALPHA546

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    個性派ピアニスト、スペインと風景をテーマした第3弾アルバム!カーティス音楽院でクロード・フランクに、ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドに師事したタイソン。その個性的な解釈で知られますが、聴く者にふと何かを気づかせるような演奏に惹かれ、日本をはじめ世界中にファンを増やしています。 Zig Zag Territoroisからのショパン(ZZT347)、ALPHAからのラヴェルとスクリャービン(ALPHA277)に続く3枚目のアルバムが登場。上野の東京国立博物館で絵画を観ていた時、突然、モンポウの静寂を改めて理解した…という経験が発展し、スペイン、そして風景をテーマとした今回のアルバムの構想が出来たということです。 収録作品の多くは、2018年秋の来日リサイタルでも披露されたもの。スペイン(カタルーニャ)の作曲家であるモンポウ、アルベニスをはじめ、後半生をマドリードで送り当地で多くのソナタを残したスカルラッティを収録。二十代前半のシューベルトが上オーストリアを旅行中に作曲した、田園地帯の風景を思わせる美しいソナタ第13番を軸に、そのほかの作品がシンメトリーに配された、タイソンらしく考えられた構成となっています。

  • 商品番号:NYCX-10093

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年1月号)★-

    アッレーグリの「ミゼレーレ」
    ANAMORFOSI
    ローマと北イタリアのバロック声楽芸術
    詳細ページ
    [ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)、デボラ・カシェ、マルト・ダヴォ(ソプラノ)、エヴァ・ザイシク(メゾソプラノ)、アナイス・ベルトラン(アルト)、ニコラス・スコット、ヤン・ファン・エルサッケル(テノール)、マルク・モイヨン、ブノワ・アルヌー(バリトン)、ヴィルジル・アンスリ(バス)]

    ALLEGRI, G.: Miserere / MONTEVERDI, C.: Sí dolce è'l tormento / Maria quid ploras ad monumentum (Anamorfosi) (Le Poème Harmonique, Dumestre)

    発売日:2019年09月27日 NMLアルバム番号:ALPHA438

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    同時代作品とともに解き明かす、バロック本来の「ミゼレーレ」Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタリア・バロック新録音です。 中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』――モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったことで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきたてる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。 録音デビュー当初から重点的にイタリア初期バロックの知られざる音世界を探り、2003年の『ノヴァ・メタモルフォージ』で17世紀ミラノの独特なア・カペラ教会音楽世界に迫ってみせたル・ポエム・アルモニーク、今回のメンバーには初期からの腕利き器楽陣に加え、声楽パートは長年の演奏仲間であるブノワ・アルヌーやヤン・ファン・エルサッケルらだけでなく、近年ますます躍進めざましいエヴァ・ザイシクのようなソリストも! アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか、当時の宗教的替歌なども織り込みながら聴かせる注目のプログラムです。

  • 商品番号:ALPHA467

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    ピアノと弦楽のための室内楽作品全集[4枚組BOX]
    (ピアノ三重奏曲、ピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲) 詳細ページ
    [ブッシュ三重奏団、ミゲル・ダ・シルヴァ(ヴィオラ)、マリア・ミルステイン(ヴァイオリン)]

    発売日:2019年09月27日

    CD 4枚組通常価格:4,425円特価!:3,590円(税込、送料無料)

    若きトリオによるドヴォルザーク2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。 ALPHAレーベルからリリースしたドヴォルザークの室内楽を集めたCD4枚を集めたこのBOXは、ピアノと弦楽器による室内楽作品全集となっています。四重奏曲と五重奏曲では、ロシア出身の同世代のヴァイオリニスト マリア・ミルステインと、フランス出身の一世代上のヴィオラ奏者ダ・シルヴァを迎え、彼らならではの瑞々しい音楽に奥深さを加えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA569

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    アーリー・ピアノ
    ~ フォルテピアノ・歴史的ピアノによる21世紀の精選名盤集
    [10枚組BOX] 詳細ページ
    [インマゼール、リュビモフ、ル・サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコ ほか]

    発売日:2019年09月27日

    CD 10枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    ALPHAならでは! 作曲当時の響きに迫る古楽器ピアノの音色を楽しむ、特別価格の好企画BOXALPHAとZig-Zag Territoiresからリリースされた膨大なカタログから、現代ピアノとは違う、作曲家たちが知っていた18~19世紀当時のフォルテピアノ・歴史的ピアノで録音された重要盤を集めた10枚組BOX。使用楽器は個々それぞれに全く違う楽器と言っても過言ではないほどですが、演奏者はどのアルバムでも演奏作品に最適な楽器を厳選、どのアルバムでも作曲家自身が聴き知っていた音のイメージに肉薄してみせています。 演奏者もインマゼール、リュビモフ、ル・サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコなど、楽器ごとに最適な歴史的奏法でずばぬけた解釈を体現してきた新旧世代の一流ぞろい。シューベルト作品に寄り添うヴァルター・モデルの響きからチェンバロ風のジルバーマン・モデルによるC.P.E.バッハ、曲中の隠れた面白さに次々と気づかされるハイドン演奏、楽器のスペックすれすれに攻めるスリルがたまらないプレイエルでのリストまで、このBOXひとつで歴史的ピアノの多彩さと深さが概観できる、よく練られた決定盤的内容になっています。

  • 商品番号:NYCX-10086

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    -★『レコード芸術』特選盤(2019年12月号)★-

    つかの間と、永遠と
    ~ ハルトマン『葬送協奏曲』と
    マルタン『複連祭壇画』を中心に~
    詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン独奏&音楽監督)、カメラータ・ベルン]

    TIME AND ETERNITY (Kopatchinskaja, Camerata Bern)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA545

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    コパチンスカヤがおくる、戦乱と絶望、死と希望の濃密プログラム古今東西、破格の名手が少なくないヴァイオリンの世界でも、確実にひとつ頭飛び抜けたセンスと規格外の音楽性で世界中に麻薬的ファンを増やしつつあるパトリツィア・コパチンスカヤ。バルカン半島の北東部、ルーマニア語をキリル文字で綴っていた旧ソ連モルダヴィア共和国で生まれ育ち、ドイツ語圏で頭角をあらわした彼女が、その多様なルーツと向き合いつつ、欧州東寄りの軸足で織り上げた充実選曲盤が登場します。 バッハ『ヨハネ受難曲』とマルタン『複連祭壇画』、ハルトマン『葬送協奏曲』といずれ劣らぬ充実作品を3作を中心に、戦乱と絶望、死と希望についての濃密なプログラム。若返り続ける老舗実力派集団カメラータ・ベルンとの頼もしい共演です。前半のハイライトとなるハルトマン作品は、ミュンヘン生まれのこの作曲家が1939年、ナチス・ドイツのチェコ・ポーランド侵攻への絶望から綴った意欲作。まさにコパチンスカヤの演奏でこそ聴きたい一編ではないでしょうか。 中世から存在するベルンの教会で、蝋燭の光のもと彼女らがライヴ演奏したプログラムが今回の選曲の軸にあるそうで、スイスの作曲家マルタンの作品もその関係から必然的に選ばれたと解説で言及されています。折々に挟まれるヘブライ語、ポーランド語、ロシア語による朗誦も、各40秒程度ながら収録曲の存在感に独特の雰囲気を添えています。じっくり通して聴きたいアルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10087

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    「コーヒーの来た道」
    ~ 欧州人は、いかにしてコーヒーに魅せられるに至ったか
    (デデ、ベルニエ、マレ、カジオカ、ロック、ベイ、バッハ) 詳細ページ
    [アンサンブル・マスク(古楽器使用)、ハナ・ブラジコヴァー(ソプラノ)、レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)、リザンドロ・アバディ(バス)]

    BACH, J.S.: Schweigt stille, plaudert nicht, BWV 211, "Coffee Cantata" / BERNIER, N.: Le caffe (Routes du café) (Ensemble Masques, Fortin)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA543

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    多芸派アンサンブルがおくる、コーヒーの伝播に関わる音楽の旅2019年ラ・フォル・ジュルネでの来日公演では別所哲也氏の絶妙な狂言回しとともに、300年前のヨーロッパ貴族の大旅行を音で活写してみせたアンサンブル・マスク。満員公演続出だったのも頷ける国際多芸派の彼らがAlphaレーベルで問う最新アルバムのテーマは「コーヒーの伝播」。中近東からヨーロッパに流入してきたコーヒー文化の流れをたどりながら、中近東の伝統音楽をまじえ、バロック期の大都市での音楽がいかに多様な魅力にあふれていたかを伝える好企画になっています。 選曲の妙を活かすのは、多忙な名手ばかりで構成されたアンサンブルの素晴しい音楽性……古楽器で聴くからこその18世紀音楽の魅力がここに詰まっています。意外に新録音が少ないバッハの『コーヒー・カンタータ』が、これほど周到な企画盤の一部として全曲聴けるのも嬉しいところ。 企画性の高いプログラムだけに解説の充実度も魅力。ルイ14世歿後の時代を支えた隠れ名作曲家ベルニエのカンタート、ネイやザルブなど民俗系の楽器を活かした中近東の音楽が折々に興趣を添えるなか、バロック期の人々が味わったコーヒーの魅力が音楽的興奮と重なる体験は実にユニークなものとなるでしょう。

  • 商品番号:ALPHA717

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    リーム(1952-)
    歌劇《ヤーコプ・レンツ》 詳細ページ
    [ゲオルク・ニグル(バリトン)/ヘンリー・ウォディントン(バス・バリトン)/ジョン・グラハム=ホール(テノール)/フランク・オルー(指揮)/モネ交響楽団]

    発売日:2019年09月13日

    DVD通常価格:2,850円特価!:1,890円(税込)

    《ヤーコプ・レンツ》の原作となったのは、シュトゥルム・ウント・ドランク期に実在した劇作家ヤーコプ・ミヒャエル・ラインホルト・レンツをモデルにしたゲオルク・ビューヒナーの小説。レンツが山を越えて牧師オーベルリーンの元を訪れ、彼の家に長期滞在するうちに次第に狂気に陥っていく様子が描かれています。この小説を元にしたリームの《ヤーコプ・レンツ》は、無調ながらも耳に残る音楽や、時にはコロラトゥーラの技術を用いるなど様々な技法を駆使した精巧な筆致で書かれており、20世紀ドイツにおいて“最も上演回数の多い現代オペラ”として知られています。 初収録となる映像は、少しずつ狂気に陥る一人の人間を赤裸々に描くとともに、彼が体現した逃れようのない現実と妄想、彼を目の当たりにしてなすすべのない友人たちを対比することで、説得力ある世界が表現されています。主役のレンツを歌うニグルはオーストリア出身のバリトン歌手。バッハと現代作品を得意とする中堅歌手です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA487

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    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA487

    CD 2枚組価格:1,425円(税込)

    父親であるジャン=クロード・マルゴワールを初め、S.クイケン、ルセ、ヘレヴェッヘ、クリスティなど名だたる古楽奏者のアンサンブルで研鑽を積んできたフローランス・マルゴワールによるバッハ。Zig Zag Territoiresレーベルからリリースされた多くのバッハ独奏曲アルバムでも世界的に高い評価を受けてきたランヌーとの共演による名盤が、2枚組で廉価盤1枚価格という超特価で再発売です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA488

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    発売日:2019年09月13日

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    パリで学んだ後、アムステルダムでアスペレンに師事したランヌー。Zig Zag Territoiresからラモー、バッハのフランス組曲・イギリス組曲、クープランとリリースした後のトッカータ集が、ALPHAレーベルから特価で再発売となりました。高い評価を受けているバッハだけに、ここでの演奏も生き生きとしていながら奥深い、落ちついたテンポに必然性を感じられる聴き応えのあるものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA489

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    オルガン作品集 詳細ページ
    [フランシス・ジャコブ(オルガン) キャロリーヌ・マガリャアエス(メゾ・ソプラノ)、フィリップ・フレーリガー(テノール)]

    発売日:2019年09月13日

    CD 2枚組通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    1972年生まれのオルガニスト、フランシス・ジャコブによるバッハのオルガン名曲集。コラール前奏曲についてはその原曲を独唱付きで収めているのが特徴で、このメゾ・ソプラノあるいはテノールとの共演によるコラールがたいへん美しものとなっています。 ドイツ型の歴史的オルガンにも詳しい巨匠ベルナール・オーベルタンによる1995年建造のオルガンの音色もたいへん華麗。Zig Zag Territoiresレーベル2000年発売の名盤が、2枚組で廉価盤1枚価格という特価で復活です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA491

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    ビーバー(1644-1704)
    ロザリオのソナタ 詳細ページ
    [パトリック・ビスミュート(ヴァイオリン、指揮)、アンサンブル・ラ・テンペスタ(古楽器使用)]

    発売日:2019年09月13日

    CD 2枚組価格:1,520円(税込)

    STILレーベルでバッハの無伴奏などの名盤を残したフランスのヴァイオリニスト ビスミュート。“ピアノ・リュテアル”をラヴェルの指示通り使用した「ツィガーヌ」収録のアルバム「民俗風で~鏡に映った」に続き、Zig Zag第2弾となった大曲。ここで彼はオーストリア17世紀の大家ビーバーが綴った通常調弦と14通りのスコルダトゥーラ(変則調弦)に合わせ、5挺のヴァイオリンを弾き分けています。 さらに通奏低音を担当するアンサンブルはチェロ、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ×2、リローネ、テオルボ、ハープ、チェンバロが2人という編成を作品によって描き分け、作品・調弦・楽器という3点を絶妙に掛け合わせて素晴らしい表現を聴かせています。廉価盤1枚価格と、たいへんお買い求めやすくなりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA492

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    ブクステフーデ(1637頃-1707)
    作品集 詳細ページ
    [キール、トレス、スティルス・ファンタスティクス]

    BUXTEHUDE, D.: Ciaccona, BuxWV 160 / Sonatas, BuxWV 261, 264, 269, 272 (Ciaccona: Il mondo che gira) (Kiehr, V. Torres, Stylus Phantasticus)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA492

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    ブクステフーデのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を集め、前後に声楽作品、中心にブクステフーデと同時代のディートリヒ・ベッカーの作品を配するというコンセプチュアルなアルバム。冒頭でキールの美しい歌声が聴けるほか、カフェ・ツィマーマンの名手たちも多数参加するスティルス・ファンタスティクスによる、スリリングかつ美しいアンサンブルが大きな聴きものです。 しばらく入手不能だったALPHAレーベル初期の名盤が、嬉しい低価格で再発売。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA493

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    シャルパンティエ(1643-1704)
    聖ルイのための晩課 詳細ページ
    [レ・パージュ・エ・レ・シャントル]

    CHARPENTIER, M.-A.: Vêpres pour Saint Louis (Les Pages et Les Chantres, Schneebeli)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA493

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    シャルパンティエの魅力をあますところなく引き出した名演奏!清廉な歌声と柔軟な表現力によって、フランス古楽合唱界を代表する存在でありつづけるレ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)による、フランス・バロック宗教音楽の大御所シャルパンティエの作品集! 憂愁をおびて典雅なシャルパンティエの持ち味が、ただの少年少女合唱団には終わらない縦横無尽の表現性をそなえたレ・パージュ・エ・レ・シャントルと、的確なアンサンブル力をもって参画する器楽伴奏陣によって十二分に引き出されてゆく。同センターのオルガニストであるデザンクロのオルガン独奏にもますます磨きがかかり、あれよあれよと聴き終えてしまう70分強の名演奏。待望の廉価盤再発売です。

  • 商品番号:ALPHA494

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    発売日:2019年09月13日

    CD 2枚組価格:1,425円(税込)

    パリで学んだ後、アムステルダムでアスペレンに師事したランヌー。Zig Zag Territoiresからの第4弾となったクープランが2枚組廉価盤1枚価格で登場。1716年に出版したクラヴサンの演奏論「クラヴサン奏法」に掲載された実例のプレリュード8曲を軸として、それぞれにクラヴサン組曲からの抜粋を付し、新たに8つの組曲へと編み直すという興味深い構成となっています。 ラモー全曲録音で注目を集めたフランスの奏者だけに、お国ものでの好評録音盤の復活は見過ごせません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA495

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    デュファイ(1397-1474)
    ミサ「私の顔が青ざめているなら」 詳細ページ
    [アントワーヌ・ゲルベ(指揮)、ディアボルス・イン・ムジカ]

    DUFAY, G.: Missa Se la face ay pale (Diabolus in Musica, Guerber)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA495

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    中世からルネサンスの多声音楽を中心に、素晴らしいクオリティのアルバムを続々と発表してきたディアボルス・イン・ムジカによる、デュファイの最重要作。自らの世俗歌曲「私の顔が青ざめているなら」を定旋律に用い、デュファイ自身が完成させたといわれる四声の循環形式ミサに仕立てています。カウンターテナー2、オートコントル2、テノール2、バス・バリトン、バスという男声のみの編成で、デュファイの描いた旋律の綾を美しく聴かせています。 抑制を利かせていながら色香の漂う男声アンサンブルの至芸はリリース当時世界的に高く評価され、日本でも『レコード芸術』特選に輝き入手難が続いたほどでした。待望の廉価盤再発売です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA496

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    「ドン・ルイ・ロッシの写本」 詳細ページ [アンサンブル・ポイエシス]

    Vocal and Instrumental Music - MONTEVERDI, C. / BASSANI, O. / MACQUE, G. de (Este libro es de Don Luis Rossi) (Ensemble Poiesis, Fourquier)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA496

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    謎に包まれた作曲家ルイージ・ロッシ(1598頃-1653)の手書きによる、現在は大英博物館の収蔵となる写本。モンテヴェルディ「オリンピアの嘆き」とジュズアルド「王のフランスの歌」の唯一の譜例でも知られるこの写本に残された、1600年前後のイタリア音楽を集めたアルバム。ソプラノとテノール、トリプリハープ、ガンバ、リローネという編成で、マントヴァ、フィレンツェ、ローマからナポリに至るイタリア南北の初期バロックの魅力を縦横無尽に引き出した隠れた名録音。 Zig Zag Territoires初期の名盤が嬉しい低価格で再発売です。

  • 商品番号:ALPHA497

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    マッテイス(1672-1699に活躍)
    「憂鬱が装う協和」 ~
    ヴァイオリンのためのエア集 詳細ページ
    [リ・インコーニティ(古楽器使用)、アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン、指揮)]

    発売日:2019年09月13日

    CD価格:1,425円(税込)

    ナポリに生まれ、1670年代にイギリスに渡り当地で成功を収めた作曲家・ヴァイオリニスト、ニコラ・マッテイス。親しみやすい旋律と自由な楽想、不協和音や半音進行などを効果的に用いて人気を博しました。 今やバンキーニの後任としてバーゼル・スコラ・カントルムのバロック・ヴァイオリン科教授を務める南仏出身のベイエが、2006年に設立した自らのアンサンブル、リ・インコーニティを率いて作り上げた名盤が特価で再発売。生き生きとした表現がとにかく魅力的なアルバムで、当時のロンドンの人々を魅了した地中海情緒あふれる音楽が甦ります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA498

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    モーツァルト(1756-1791)
    クラリネット五重奏曲
    クラリネット四重奏曲 詳細ページ
    [エオー、マンフレッド四重奏団]

    MOZART, W.A.: Clarinet Quintet, K. 581 / Violin Sonatas Nos. 26 and 28 (Héau, Manfred Quartet)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA498

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    フランスのクラリネット奏者、エオーによるモーツァルト。モーツァルトが残した室内楽の中でも屈指の名作であるクラリネット五重奏曲の魅力を存分に引き出しています。 カップリングされたヴァイオリン・ソナタの編曲は、1985年に発見された1799年の出版譜。編曲者は不明ですが、出版者であるヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)と推定されています。待望の廉価盤再発売。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA499

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    テレマン(1681-1767)
    ダルムシュタットの組曲と協奏曲 詳細ページ
    [コセンコ、マドゥーフ、レザンバサドゥール]

    TELEMANN, G.P.: Overtures and Concertos for Darmstadt (Kossenko, Valova, Les Ambassadeurs)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA499

    CD通常価格:1,425円特価!:1,090円(税込)

    ダルムシュタットの図書館に残された、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽団のために用意されていたテレマン作品の楽譜より、ホルンとオーボエが活躍する組曲と、ヴァイオリン、フルートのための協奏曲を集めたアルバム。 フルートの名手コセンコが指揮に専念した組曲では、マドゥーフ兄弟がゲシュトップ奏法無しで素晴らしいナチュラル・ホルンを聴かせています。コセンコのフルート、そしてブルガリア出身の凄腕バロック・ヴァイオリン奏者ヴァロヴァの演奏はしっとりとした味わいを基調にしながら、躍動的な曲想もアンサンブルとの絶妙な一体感で美しく聴かせています。待望の廉価盤再発売。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10079

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    リュリ(1632-1687)
    怒りの日/深き淵より/テ・デウム 詳細ページ
    [レオナルド・ガルシア・アラルコン(総指揮)、ナミュール室内合唱団、ミレニアム・オーケストラ(古楽器使用)、コンサートマスター:パトリック・コーエン=アケニヌ、カペラ・メディテラネア(通奏低音/古楽器使用)]

    LULLY, J.-B.: Dies irae / De profundis / Te Deum (Junker, Wanroij, Lenaerts, Vidal, Auvity, Namur Chamber Choir, Millenium Orchestra, García Alarcón)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:ALPHA444

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    アルゼンチンの異才がヴェルサイユで披露する、リュリの三大教会音楽フランス語圏を中心に今や欧州古楽界で絶大な存在感を放つアルゼンチンの異才アラルコン。最新録音は17世紀フランス最大の作曲家リュリの豪奢な教会音楽3大作。折々の俊才が集いつづけるベルギーの精鋭集団ナミュール室内合唱団と、アラルコンが結成した実力派揃いの器楽集団との共演に期待感が高まります。 ルイ14世の治世下、教会でも起伏に富んだ精彩あざやかな音楽語法を操り独自の音世界を紡いだリュリの作風の機微を、コントラバスではなく、バス・ド・ヴィオロンを使用した弦楽五部編成を中心に金管・打楽器まで揃う17世紀当時の楽隊編成、適切な規模感の合唱でじっくり解き明かします。 カペラ・メディテラネアとはラテン系の古楽プレイヤーたちとともに地中海古楽の躍動感あふれる演奏を聴かせる一方、ミレニアム・オーケストラでは古典派作品のエキサイティングなピリオド演奏を聴かせてきたアラルコン。実はイタリア出身だったリュリの「前史」ともいうべき17世紀イタリア古楽に通暁した彼だけに、傑作「テ・デウム」をはじめとするカトリック教会音楽へのアプローチは間違いなく注目に値するところ。緩急のダイナミズムと細部への徹底した解釈(今回はフランス宮廷型弦楽研究の第一人者でもあるパトリック・コーエン=アケニヌが首席に招かれている点にも注目)、見逃しがたい新たなリュリ録音の登場です!

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10080

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    OPUS 1 -
    フランス宮廷のイタリア式ソナタの世界
    ダンドリュー(1682-1738)
    コレッリ(1653-1713)

    ソナタ集 詳細ページ
    [ル・コンソート(古楽器使用)、テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト (ヴァイオリン 1)、ソフィー・ド・バルドネーシュ (ヴァイオリン 2)、ルイーズ・ピエラール (バス・ド・ヴィオル)、ハンナ・ザルツェンシュタイン(チェロ)、ジュスタン・テイラー(クラヴサン、総指揮)]

    Chamber Music (Baroque) - DANDRIEU, J.-F. / CORELLI, A. (Opus 1) (Le Consort)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:ALPHA542

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    俊才ジュスタン・テイラー率いる若きアンサンブルによる、ダンドリューとコレッリ「そもそもダンドリューのソナタ集は、録音が必要なほど興味深いものなのでしょうか?」彼らがライナーノートの冒頭にわざわざこの質問を掲げた企図は、実際に本盤を聴けば確実に伝わってくるのではないでしょうか? 飛ぶ鳥を落とす勢いで世界の注目を集めつつある俊才古楽鍵盤奏者ジュスタン・テイラーの最新録音はル・コンソートとの共演盤で、フランスにおけるコレッリ人気から生まれたバロック後期の傑作曲集。彼らがアンサンブルを創設した直接のきっかけになったほど魅力的な作品の数々を、その霊感源でもあるコレッリの名品と併録しています。 ダンドリューは1720年代、ルイ15世の治世下で王室オルガン奏者となって以降に発表したクラヴサン(チェンバロ)曲集で知られてきた作曲家ですが、この曲集はそのずっと前、ルイ14世時代のもの。ラモーとほぼ同い年ながら全く別の感性をもって諸様式融合期のパリを生きた才人の音使いが、フランス最前線のバロック奏者たちの演奏であざやかに甦ります。Alphaならではの好企画、期待値充分のアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10082

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    バルトーク(1881-1945)
    ピアノ五重奏曲 SZ.23
    ヴェレシュ(1907-1992)
    弦楽三重奏曲 詳細ページ
    [ヴィルデ・フラング (ヴァイオリン)、ローレンス・パワー (ヴィオラ)、ニコラ・アルトシュテット (チェロ)、バルナバーシュ・ケレメン (ヴァイオリンI)、カタリン・コカシュ (ヴィオラ)、ニコラ・アルトシュテット (チェロ)、アレクサンダー・ロンクィヒ (ピアノ)]

    VERESS, S.: String Trio / BARTÓK, B.: Piano Quintet (Frang, Kelemen, Kokas, Power, Altstaedt, Lonquich)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:ALPHA458

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    若手の名手たちによる、ハンガリーの室内楽作品アルファ・レーベルとロッケンハウス室内楽フェスティヴァルとの共同制作アルバム。2012年よりクレーメルからロッケンハウスの芸術監督を引き継いだドイツ・フランス系チェリスト ニコラ・アルトシュテットを中心に、躍進著しいノルウェーのヴァイオリニスト ヴィルデ・フラング、英国のヴィオラ奏者ローレンス・パワー、そしてハンガリーからヴァイオリンのバルナバーシュ・ケレメンとヴィオラの(ヴァイオリン奏者でもある)カタリン・コカシュというメンバーが、近代ハンガリー音楽史にとって重要な2人、バルトークとヴェレシュの作品を収録しています。 1907年に当時ハンガリー王国領であったコロジュヴァール(現ルーマニア、クルジュ=ナポカ)に生まれ、バルトークやコダーイに学んだヴェレシュ。戦後、当時の前衛に傾倒したため政府の弾圧を受けスイスに亡命し、当地で長く活動を続けました。その後しばらくは知られざる作曲家でしたが、近年はその教え子であったリゲティ、クルターク、ホリガーらとバルトークの世代を繋ぐ重要な役回りとして注目されています。 ここに収められた弦楽三重奏曲は、十二音階に複雑なリズム、自由な楽想といった前衛要素を多分に含みながらも、ハンガリーの田園風景を思わせるフォーク・ミュージックがその下地となっていることも十分感じさせる興味深いものです。23歳のバルトークが作曲、自らピアノを務めて初演を行ったピアノ五重奏曲は、若々しい野心が迸る聴き応えのある作品。第4楽章ではハンガリー舞曲風の楽想まで飛び出します。いずれも芸術監督アルトシュテットが長年録音を目論んでいた作品で、若手を中心としたメンバーが瑞々しく躍動的な快演を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA469

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    発売日:2019年08月23日

    CD 8枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    ベルチャ・カルテットの名を広めた鮮烈録音、お手頃価格で再登場!来日公演も大成功を収めているベルチャ四重奏団。彼らがメジャーレーベルから移籍後、初の録音となったベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集は、上下巻分売で発売されて間もない頃から絶賛され大きな話題となりました(『レコード芸術』誌特選)。「ベートーヴェンの作風の変転」を感じることを意図して録音されており、極めて高い集中力と強い熱意が感じられる名演に仕上がっています。 Zig-Zag Territoires レーベルからの移行盤の再発売。21世紀の新たなスタンダードと呼ぶにふさわしい、丹念な解釈にもかかわらず絶妙にスリリングな迫真の16曲+大フーガをじっくり味わえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA463

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    SINGN'RHYTHM
    ヴィヴィ・ヴァシレヴァ (パーカッション) 詳細ページ
    [ヴィヴィ・ヴァシレヴァ、ヴィヴィ・ヴァシレヴァ・クインテット、ルカス・カンパラ・ディニス]

    Instrumental and Chamber Music - ABE, Keiko / CRUIXENT, O. / DINICU, G. / SAMMUT, E. (Singin' Rhythm) (Vassileva, Diniz, Vivi Vassileva Quintet)

    発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:ALPHA463

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ドイツの人気打楽器奏者が誘う、パーカッションの新しい可能性バイエルン州ホーフでブルガリア系音楽一家に生まれたヴァシレヴァ。幼いころからヴァイオリンを学んでいましたが、ある夏、ブルガリア滞在中にパーカッションの演奏に接し開眼して以来、並行してその習得をはじめました。ミュンヘンでペーター・ザードロに学んだのち様々なコンクールで優勝を収め、今日ではドイツでも人気のソロ打楽器奏者へと成長しています。 本格的な活動を始めてからは初めてとなる今回のアルバムでは、自らを通じた音楽で物語を伝えたいという彼女のコンセプトのもと、様々な国の作曲家による多様な作品が収められました。フォルクローレの要素を取り込んだジャズで人気のアルゼンチンのギタリスト、ギジョ・エスペルによる「サンバ」(ブラジルのSambaと違い、アルゼンチンの優美なZamba)、パリ管弦楽団の首席打楽器奏者で、作・編曲でも知られるエリック・サミュによる「セイリング・フォー・フィル」など、打楽器のレパートリーとして比較的知られた作品も収録しています。 マリンバの第一人者として世界的に評価されている安倍圭子の「涙のパヴァーヌ」は、有名なダウランドの「ラクリメあるいは7つの涙」の主題によるたいへん美しい変奏曲。また2015年に結成されたヴァシレヴァのクインテット、そしてブラジル出身のギタリスト、ルカス・カンパラ・ディニスの活躍も特筆もので、彼女と息の合った演奏を聴かせています。

  • 商品番号:NYCX-10074

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    CONTINUUM(連続性)
    D.スカルラッティ(1685-1757)
    リゲティ(1923-2006)

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    [ジュスタン・テイラー(チェンバロ)]

    Harpsichord Recital: Taylor, Justin - SCARLATTI, D. / LIGETI, G. (Continuum)

    発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:ALPHA399

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ブルージュ古楽コンクール2015年の覇者によるエキサイティングなアルバム!世界のチェンバロ界が次世代型の新星として注目する、フランスの気鋭奏者ジュスタン・テイラー。Alphaデビュー盤となったフォルクレ作品集からも滲み出ていたその破格の感性は、思いがけない2人の作曲家を引きあわせたこの最新ソロ録音でいかんなく発揮されています。 スカルラッティとリゲティ。18世紀の地中海と20世紀の中欧、大きく時代も環境も違う世界を生きた作曲家同士のように見えますが、彼らは「新しい音」を求め、既存の音楽理論を大きく踏み越えた音作りを志した点において驚くほど似ています。とくにチェンバロという楽器が復権を果たしつつあった20世紀の作曲家たるリゲティの3作を、チェンバロ語法に新境地を開いた18世紀のスカルラッティ作品の多彩さと引き合わせてみると、両者の違いと親和性が思わぬ刺激を与え合い、エキサイティングなトラックの連続に。こんな離れ業が形を取り得るのも、奏者テイラーの並外れたテクニックと徹底した知識、型にはまらない柔軟な感性あればこそと言えるでしょう。 解説として寄せられた演奏者自身のコメント(日本語訳付)も示唆に富んだ内容。Alphaならではの新世紀のチェンバロ・アルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10063

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    -★2018年度 第56回レコード・アカデミー賞受賞(声楽部門)★- -★『レコード芸術』特選盤(2019年10月号)★-

    『恋の相手は…』
    19世紀フランスの管弦楽伴奏付歌曲集
    詳細ページ
    [サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、ジュリアン・ショーヴァン(ヴァイオリン&指揮)、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)]

    Vocal Music (French) - SAINT-SAËNS, C. / BORDES, C. / BERLIOZ, H. / DUBOIS, T. / MASSENET, J. (Si j'ai aimé) (Piau, Chauvin, Le Concert de la Loge)

    発売日:2019年06月14日 NMLアルバム番号:ALPHA445

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ピオーがピリオド楽器による管弦楽団と歌う、フランス近代歌曲集「フランス音楽は管弦楽の色彩感」と言うなら、作曲家たちが思い描いていた当時のオーケストラの響きがどうだったか? とまず考えたい… その発想を最大限に活かして制作されたこのアルバムで、独唱者にサンドリーヌ・ピオーが迎えられているのはなんと喜ばしいことでしょう。 「バロックの歌手として注目を集めてきた私ですが、実は子供の頃からフランス近代音楽がとくに好きで」と語る彼女と、モーツァルト以降の音楽を作曲当時の楽器と奏法で演奏し急速に注目を集めつつあるル・コンセール・ド・ラ・ロージュが披露するのは、19世紀中盤以降、近代フランス音楽がまさにオーケストラの色彩感において独特な存在感を発揮するようになっていた時代の音楽。1871年にサン=サーンスらが国民音楽協会を立ち上げて以降、フランスでは「管弦楽伴奏を活かした歌曲が少ない」という欠如を埋めるべく続々とこうした作品が生み出されましたが、本盤は1850年に管弦楽版が楽譜出版されたベルリオーズ『夏の夜』にまで遡りながら、フランス音楽における19世紀本来のオーケストラの響きを妥協なく追及していった好企画。デュボワやボルド、ギルマンなど近年注目を集めつつある「忘れられた重要作曲家」たちの傑作も多数収録されています。 楽譜校訂を手がけた音楽学者ブノワ・ドラトヴィツキの記事をはじめ解説も充実。国内仕様は歌詞とともに日本語訳付です。

  • 商品番号:ALPHA466

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    ピアノ三重奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [ブッシュ三重奏団]

    DVOŘÁK, A.: Piano Trios Nos. 1 and 2 (Busch Trio)

    発売日:2019年05月24日 NMLアルバム番号:ALPHA466

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    若きトリオのドヴォルザーク完結編2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。 これまでALPHAレーベルからいずれもドヴォルザークの室内楽を集めたCD3枚をリリースしていますが、4枚目のこのアルバムで彼が残したピアノを含む室内楽曲を全曲録音したことになります。 ここにはデビュー盤に続くピアノ三重奏曲を収めており、演奏機会の多くない第1番、第2番という通好みの選曲。1875年に作曲された第1番はドヴォルザークの作風が確立されていない時期のものですが、彼らしい美しいメロディラインとボヘミアの要素がたいへん魅力的な作品。第2番は愛娘の死を乗り越えて書かれた哀しくも美しい作品。まだ30代のドヴォルザークが残した若々しい作品を、ほぼ同世代のブッシュ三重奏団が共感を持って歌い上げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10058

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    -★2019年度 第57回レコード・アカデミー賞受賞(声楽部門)★- -★『レコード芸術』特選盤(2019年9月号)★-

    『詩人の恋』 ~ ロベルトとクララ
    シューマン夫妻の歌曲世界
    詳細ページ
    [ユリアン・プレガルディエン(テノール)、エリック・ル・サージュ(ピアノ)、サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)]

    SCHUMANN, R.: Dichterliebe (J. Prégardien, Piau, Le Sage)

    発売日:2019年05月17日 NMLアルバム番号:ALPHA457

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    クララ・シューマン生誕200周年にあたり、その夫ロベルト・シューマンが書いた連作歌曲集『詩人の恋』を中心に、夫妻それぞれの歌曲を厳選したプログラムを。 グスタフ・レオンハルトやニコラウス・アーノンクールら20世紀古楽復興の立役者たちの信頼を集めた名歌手クリストフ・プレガルディエンの息子、ユリアン・プレガルディエンがますます存在感を強くアピールする1枚です。 「何を演奏するにも[作品成立時の状況に徹底的に立ち返ってみる]古楽的アプローチは重要」と考えるユリアン・プレガルディエンは、すでに数年前『詩人の恋』を録音する予定だったところ、最新校訂譜が刊行されたことをきっかけに再度解釈を深めるべく録音を延期。 Alphaレーベルでシューマンのピアノ曲全曲録音も敢行したエリック・ル・サージュが弾くシューマン歿年製のオリジナル楽器に向かい、ピアニストでもあったクララ・シューマンの存在を意識した「19世紀当時の」作品像に迫ります。 さらに二重唱トラックでは近年ますます歌曲でも注目の活動がつづくサンドリーヌ・ピオーが! 解説には演奏者自身のコメント入り(国内仕様は歌詞とともに訳付)。 ドイツ・ロマン派音楽史上きわめて重要な連作歌曲の思わぬ側面にふれる豪華キャストの1枚です。

  • 商品番号:NYCX-10059

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    ヤナーチェク(1854-1928)
    弦楽四重奏曲 第1番・第2番
    リゲティ(1923-2006)
    弦楽四重奏曲 第1番 詳細ページ
    [ベルチャ四重奏団]

    JANÁČEK, L.: String Quartets Nos. 1 and 2 / LIGETI, G.: String Quartet No. 1 (Belcea Quartet)

    発売日:2019年05月17日 NMLアルバム番号:ALPHA454

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    来日公演でも話題を呼ぶ現代最高の弦楽四重奏団のひとつ、ルーマニア出身のベルチャ(ベルチェア)四重奏団。Zig-Zag Territoiresレーベルから2013年に突如リリースされた鮮烈なベートーヴェン弦楽四重奏曲全集は、もはや新時代のスタンダードといってよいでしょう。その後Alphaレーベルでは新ウィーン楽派(Alpha209)やショスタコーヴィチ(ピョートル・アンデルシェフスキとの共演盤。Alpha360)でもすぐれた音源を制作。さらに今度は中東欧の20世紀へ――ヤナーチェクの全2曲とリゲティで新境地を垣間見せてくれます。 ロマン派作品に造詣の深い彼らが、作品に生々しい血脈を与える演奏解釈でこれら異色の有名作をどう味あわせてくれるのか。とくに「夜の変容」はリゲティがまだバルトークの強い影響下にあった1950年代、近隣諸国の作曲家ではプロコフィエフやマルティヌーなどがまだ存命中だった頃の作。ヤナーチェク晩年の2傑作と並べてみることで、意外な伝統的書法とのつながりと先進性のせめぎあいが浮き彫りになることでしょう。 国内仕様ではプログラム解題につながる解説の日本語訳もついています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10060

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    -★『レコード芸術』特選盤(2019年9月号)★-

    「理性の死」
    ~ルネサンス、美と混沌の音楽芸術 ~
    器楽作品集
    詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー、ドゥルツィアン&総指揮)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)]

    Instrumental Ensemble Music - AGRICOLA, A. / CARESANA, C. / MAINERIO, G. / RUFFO, V. (La morte della ragione) (Il Giardino Armonico, Antonini)

    発売日:2019年05月17日 NMLアルバム番号:ALPHA450

    CD+BOOK国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    エッジの効いたスリリングなヴィヴァルディ録音で注目を集め、本場イタリアに新たな古楽の息吹きあり! と、リコーダー奏者ジョヴァンニ・アントニーニとイル・ジャルディーノ・アルモニコが世界を瞠目させたのが、今からおよそ30年前。その後アントニーニはレパートリーを古典派まで広げ、今ではハイドンやベートーヴェンの交響曲でも驚くべき録音を世に送り出しています。しかし、彼はなによりリコーダー奏者。その原点に立ち返り、ルネサンス期の音楽に全てを捧げた思いがけない新録音をAlphaレーベルからリリースします。 神の秩序と理性的調和が全てだった16世紀にも、混沌は何かと人の世を脅かしもすれば、予測不能の奔放さが人を強く惹きつけることもありました。英国からイタリアまで広範な地域にわたる音楽の実例から、アントニーニが厳選した選曲と曲順にぜひ振りまわされたいもの。カラー図版満載の解説書(国内仕様では解説部分訳と、バーゼルで音楽学を専攻するリコーダー奏者菅沼起一氏による別途解題を封入)も見ごたえたっぷり、選曲の妙を読み解く楽しみも尽きません。各種リコーダーと木管コルネット、古雅なる弦楽器を交えてのルネサンス・オーケストラ編成に酔いしれる痛快な新録音です。

  • 商品番号:NYCX-10061

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    レオナルド・ダ・ヴィンチ、秘められた音楽
    ~イタリア・ルネサンス
     絵画における調和と音楽 ~ 
    詳細ページ
    [ドゥニ・レザン=ダドル(アルト&テナー・リコーダー、総指揮)、ドゥース・メモワール(古楽器使用)]

    Vocal Music (Renaissance) - CARA, M. / ISAAC, H. / OBRECHT, J. / JOSQUIN DES PREZ (Leonardo da Vinci - La musique secrète) (Doulce Mémoire)

    発売日:2019年05月17日 NMLアルバム番号:ALPHA456

    CD+BOOK国内仕様 日本語解説付価格:3,300円(税込、送料無料)

    レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の歿後500周年にあたり、中世~ルネサンス音楽を多角的なアプローチで「いま」に甦らせてきたフランスの精鋭集団ドゥース・メモワールがおくる充実企画 …… 書籍型ブックレットにはレオナルドの絵画作品10作を中心に美しいカラー図版が満載、この画家の生きた時代にイタリアで知られていた音楽の数々を耳で愉しみながら、ルネサンス絵画と音楽とがどのように関わっていたのか、彼らの目線から周到に解き明かしてゆきます。 徹底した時代背景への研究と音楽学的見地から確かな実績を重ねてきたドゥース・メモワールだけに、選曲は絶妙。フランドル楽派とイタリアの緊密な関係も含め、ルネサンス音楽の知られざる側面までも光をあてずにおきません。 演奏の精妙さも特筆に値します。「秘められた音楽」という表題にかかわる解題(国内仕様は訳付)も興味深く「読み解いてこそ」のアルバムであると言えるでしょう。ルネサンス芸術がいかに「耳だけ」「眼だけ」では真価にたどりつけないものだったか、さまざまな角度から実感せずにおれない充実企画です。

  • 商品番号:NYCX-20006

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    -★『レコード芸術』特選盤(2019年9月号)★-

    ツェンダー(1936-)
    シューベルトの「冬の旅」再創造 -
    テノールと小オーケストラのための 詳細ページ
    [ユリアン・プレガルディエン(テノール)、ロベルト・ライマー(指揮)、ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    ZENDER, H.: Schubert - Winterreise (Prégardien, German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Reimer)

    発売日:2019年05月17日 NMLアルバム番号:ALPHA425

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    若きテノール歌手の中で強い存在感を放つユリアン・プレガルディエン。父クリストフ・プレガルディエンも優れたリート歌手であり、ユリアンも宗教曲やリートの分野で大活躍しています。 彼がALPHAレーベルでの最初の録音に選んだのは歌曲集「冬の旅」。しかし、これはシューベルトが書いた曲集ではなく、後世の作曲家ハンス・ツェンダーが“まるでオペラか音楽物語のように”仕上げたオーケストラを伴う長大な歌絵巻です。 この作品は彼の父クリストフも歌い、作品の特異さを広く知らしめたもの。ツェンダー自身が「創造的な変容」と語るように、シューベルト作品の極限まで切り詰めた美しさ、深さとは一線を画した“表現豊かな性格”を与えられた曲集です。第1曲目の「おやすみ」から、歌手は歌い始めるまでに積もった雪の中を延々と歩かなくてはいけません。歌は時として叫び、嘆き、オーケストラは風景をとことん描写し、聴き手は目の前に迫る恐怖と諦念と戦うことになります。プレガルディエンの清冽な歌唱は苦悩に満ちた世界を浄めるかのようです。 今回新たにお届けする国内仕様では、ツェンダー自身による解題の日本語訳も添付されます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA454

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    ヤナーチェク(1854-1928)
    弦楽四重奏曲 第1番・第2番
    リゲティ(1923-2006)
    弦楽四重奏曲 第1番 詳細ページ
    [ベルチャ四重奏団]

    JANÁČEK, L.: String Quartets Nos. 1 and 2 / LIGETI, G.: String Quartet No. 1 (Belcea Quartet)

    発売日:2019年05月17日 NMLアルバム番号:ALPHA454

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    来日公演でも話題を呼ぶ現代最高の弦楽四重奏団のひとつ、ルーマニア出身のベルチャ(ベルチェア)四重奏団。Zig-Zag Territoiresレーベルから2013年に突如リリースされた鮮烈なベートーヴェン弦楽四重奏曲全集は、もはや新時代のスタンダードといってよいでしょう。その後Alphaレーベルでは新ウィーン楽派(Alpha209)やショスタコーヴィチ(ピョートル・アンデルシェフスキとの共演盤。Alpha360)でもすぐれた音源を制作。さらに今度は中東欧の20世紀へ――ヤナーチェクの全2曲とリゲティで新境地を垣間見せてくれます。 ロマン派作品に造詣の深い彼らが、作品に生々しい血脈を与える演奏解釈でこれら異色の有名作をどう味あわせてくれるのか。とくに「夜の変容」はリゲティがまだバルトークの強い影響下にあった1950年代、近隣諸国の作曲家ではプロコフィエフやマルティヌーなどがまだ存命中だった頃の作。ヤナーチェク晩年の2傑作と並べてみることで、意外な伝統的書法とのつながりと先進性のせめぎあいが浮き彫りになることでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA457

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    『詩人の恋』 ~ ロベルトとクララ
    シューマン夫妻の歌曲世界
    詳細ページ
    [ユリアン・プレガルディエン(テノール)、エリック・ル・サージュ(ピアノ)、サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)]

    SCHUMANN, R.: Dichterliebe (J. Prégardien, Piau, Le Sage)

    発売日:2019年05月17日 NMLアルバム番号:ALPHA457

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    クララ・シューマン生誕200周年にあたり、その夫ロベルト・シューマンが書いた連作歌曲集『詩人の恋』を中心に、夫妻それぞれの歌曲を厳選したプログラムを。 グスタフ・レオンハルトやニコラウス・アーノンクールら20世紀古楽復興の立役者たちの信頼を集めた名歌手クリストフ・プレガルディエンの息子、ユリアン・プレガルディエンがますます存在感を強くアピールする1枚です。 「何を演奏するにも[作品成立時の状況に徹底的に立ち返ってみる]古楽的アプローチは重要」と考えるユリアン・プレガルディエンは、すでに数年前『詩人の恋』を録音する予定だったところ、最新校訂譜が刊行されたことをきっかけに再度解釈を深めるべく録音を延期。 Alphaレーベルでシューマンのピアノ曲全曲録音も敢行したエリック・ル・サージュが弾くシューマン歿年製のオリジナル楽器に向かい、ピアニストでもあったクララ・シューマンの存在を意識した「19世紀当時の」作品像に迫ります。 さらに二重唱トラックでは近年ますます歌曲でも注目の活動がつづくサンドリーヌ・ピオーが! 解説には演奏者自身のコメント入り。 ドイツ・ロマン派音楽史上きわめて重要な連作歌曲の思わぬ側面にふれる豪華キャストの1枚です。

  • 商品番号:ALPHA446

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    鍵盤楽器と弦楽のための協奏曲集
    第1番・第4番・第5番
    2台・3台・4台(3台への編曲版) 詳細ページ
    [エフゲニー・コロリオフ/アンナ・ヴィニツカヤ/リュプカ・ハジ=ゲオルギエヴァ/カンマーアカデミー・ポツダム]

    BACH, J.S.: Piano Concertos, BWV 1052, 1055, 1056, 1058, 1060, 1061, 1063, 1064 (Koroliov, Vinnitskaya, Hadzi-Georgieva, Kammerakademie Potsdam)

    発売日:2019年04月26日 NMLアルバム番号:ALPHA446

    CD 2枚組価格:2,850円(税込)

    話題のピアニスト、ヴィニツカヤの新作は、師コロリオフ夫妻とのバッハ!洗練された解釈と思慮深い語り口で人々を魅了するピアニスト、コロリオフと、夫婦デュオでの録音も多い妻のハジ=ゲオルギエヴァ、そしてハンブルクでコロリオフに師事したヴィニツカヤという、3人のピアニストによるバッハの協奏曲集。 バッハのスペシャリストと目されているコロリオフですが、その彼にバッハ演奏を認められているヴィニツカヤの参加は嬉しいところです。早すぎず遅すぎず、軽快ながらも心地良い重みを伴うテンポ感覚は、幅広い世代の共演ならではの懐の深い解釈といえるでしょう。小編成でのアプローチと的確なテンポ、明確なフレージングにより、3台のモダン・ピアノが絡んでも見通しの良い音楽が展開されていくのはさすがです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10053

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    平均律クラヴィーア曲集 第2巻 詳細ページ
    [セリーヌ・フリッシュ]

    BACH, J.S.: Well-Tempered Clavier (The), Book 2, BWV 870-893 (Frisch)

    発売日:2019年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA451

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    バロックの作曲家たちが生きた時代の楽器と奏法を見つめ直し、21世紀初頭からAlphaレーベルでの鮮烈なバッハ解釈で世界を瞠目させてきたカフェ・ツィマーマン。その共同主宰者セリーヌ・フリッシュは、圧倒的なみずみずしさと丁寧な解釈が注目された『ゴールトベルク変奏曲』の音源(現行盤ALPHA303)以来、稀代のバッハ解釈者として注目を集め続けてきました。 『平均律クラヴィーア曲集』はそんな彼女が満を持して近年重点的に取り組んできたレパートリー。好評を博した第1巻(ALPHA221/日本語解説付再発売NYCX-20005)に続く第2巻が登場します。バッハ自身が生きた時代のモデルによるチェンバロで、構えず自然な佇まいのまま1音1音いつくしむように多声の綾を織り上げてゆく解釈のみごとさは、末永く聴き深めるに足る味わい。Alphaレーベル発足初期から数多くの名録音を生み出してきた敏腕技師アリーヌ・ブロンディオも、その泰然自若の解釈が映える自然な響きを大切にした仕事をしています。生のままのバッハに迫れるAlphaならではの充実の新録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10056

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    シューベルト(1797-1868)
    八重奏曲 ヘ長調 D803
    ベルワルド(1796-1868)
    大七重奏曲 変ロ長調 詳細ページ
    [アニマ・エテルナ・ブリュッヘ]

    SCHUBERT, F.: Octet, D. 803 / BERWALD, F.: Septet (Chamber Music) (Anima Eterna Brugge members)

    発売日:2019年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA461

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    1987年の創設以来、古楽鍵盤奏者ジョス・ファン・インマゼールのもと古典派からロマン派へ、さらに20世紀へ…とピリオド奏法でのレパートリーを広げてきたアニマ・エテルナ・ブリュッヘは、近年さらなる新境地へ! 結成当初の小編成に立ち返るかのように室内楽にも取り組む機会が増えてきました。 さきのアルバムでもメンデルスゾーンの八重奏曲が収録されていましたが、今回は更なる試みとして、シューベルトが「大管弦楽による交響曲への第一歩」と自ら位置づけた八重奏曲と、スウェーデンの大家ベルワルドの大七重奏曲を。前者の壮大なスケール感と、後者のえもいわれぬ室内楽的機微とのあいだで、19世紀というオーケストラの時代を問い返すにも絶好な内容になっています。 使用楽器はことごとくオリジナル! ベルワルドの大七重奏曲は競合盤も少なくないところ、古楽器演奏で聴ける機会も貴重。国内仕様の日本語解説では作曲家についての情報など原文解説にはない要素も追補されます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA414

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    フォーレ(1845-1924)
    13の夜想曲 詳細ページ
    [エリック・ル・サージュ]

    FAURÉ, G.: Nocturnes Nos. 1-13 (Le Sage)

    発売日:2019年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA414

    CD価格:2,475円(税込)

    第1番は30歳頃、第13番は亡くなる3年前と45年以上に及ぶフォーレの創作期のほとんど全てに渡って書かれた13の夜想曲。フォーレ特有の流麗かつ内省的な作風の中に、ロマン派から印象派、近代音楽へと変遷する音楽語法が垣間見える記念碑的作品として知られています。 作品は明確な調性感を持つ第1番から第5番、調性が揺らぎ始め、ユニークな和声感を伴う第6番、第7番(第8番は出版社が付けたタイトル)、孤独で厳しい音に満ちた第9番、第10番を経て、切り詰められた音で構成され、晩年の澄み切った境地が反映された第11番から第13番へと続いていきます。 ル・サージュは1曲1曲に惜しみない愛情を注ぎ、磨き抜かれた音で、まるで万華鏡を覗いたかのような美しい響きを紡いでいきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA451

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    平均律クラヴィーア曲集 第2巻 詳細ページ
    [セリーヌ・フリッシュ]

    BACH, J.S.: Well-Tempered Clavier (The), Book 2, BWV 870-893 (Frisch)

    発売日:2019年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA451

    CD 2枚組価格:2,475円(税込)

    バロックの作曲家たちが生きた時代の楽器と奏法を見つめ直し、21世紀初頭からAlphaレーベルでの鮮烈なバッハ解釈で世界を瞠目させてきたカフェ・ツィマーマン。その共同主宰者セリーヌ・フリッシュは、圧倒的なみずみずしさと丁寧な解釈が注目された『ゴールトベルク変奏曲』の音源(現行盤ALPHA303)以来、稀代のバッハ解釈者として注目を集め続けてきました。 『平均律クラヴィーア曲集』はそんな彼女が満を持して近年重点的に取り組んできたレパートリー。好評を博した第1巻(ALPHA221/日本語解説付再発売NYCX-20005)に続く第2巻が登場します。バッハ自身が生きた時代のモデルによるチェンバロで、構えず自然な佇まいのまま1音1音いつくしむように多声の綾を織り上げてゆく解釈のみごとさは、末永く聴き深めるに足る味わい。Alphaレーベル発足初期から数多くの名録音を生み出してきた敏腕技師アリーヌ・ブロンディオも、その泰然自若の解釈が映える自然な響きを大切にした仕事をしています。生のままのバッハに迫れるAlphaならではの充実の新録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA461

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    シューベルト(1797-1868)
    八重奏曲 ヘ長調 D803
    ベルワルド(1796-1868)
    大七重奏曲 変ロ長調 詳細ページ
    [アニマ・エテルナ・ブリュッヘ]

    SCHUBERT, F.: Octet, D. 803 / BERWALD, F.: Septet (Chamber Music) (Anima Eterna Brugge members)

    発売日:2019年04月12日 NMLアルバム番号:ALPHA461

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    1987年の創設以来、古楽鍵盤奏者ジョス・ファン・インマゼールのもと古典派からロマン派へ、さらに20世紀へ…とピリオド奏法でのレパートリーを広げてきたアニマ・エテルナ・ブリュッヘは、近年さらなる新境地へ! 結成当初の小編成に立ち返るかのように室内楽にも取り組む機会が増えてきました。 さきのアルバムでもメンデルスゾーンの八重奏曲が収録されていましたが、今回は更なる試みとして、シューベルトが「大管弦楽による交響曲への第一歩」と自ら位置づけた八重奏曲と、スウェーデンの大家ベルワルドの大七重奏曲を。前者の壮大なスケール感と、後者のえもいわれぬ室内楽的機微とのあいだで、19世紀というオーケストラの時代を問い返すにも絶好な内容になっています。 使用楽器はことごとくオリジナル! ベルワルドの大七重奏曲は競合盤も少なくないところ、古楽器演奏で聴ける機会も貴重。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10047

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    リスト(1811-1886)
    十字架への道
    サルヴェ・レジーナ
    我らが父なるかた
    アヴェ・ヴェルム・コルプス 詳細ページ
    [レインベルト・デ・レーウ(ピアノ&指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)、マルニクス・ド・カート(オルガン)]

    LISZT, F.: Via Crucis / Salve Regina / Vater unser / Ave verum corpus (Collegium Vocale Gent, de Cat, de Leeuw)

    発売日:2019年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA390

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    異色のサティ解釈師として知られるピアニスト=作曲家、レインベルト・デ・レーウは古楽先進地オランダ生まれ…… 近年では古楽系指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘが立ち上げた老舗合唱団コレギウム・ヴォカーレ・ヘントとの共演も多く、すでにAlphaではヤナーチェクの合唱作品集を指揮したアルバムで高い評価を博しました(Alpha219)。 現代作品への適性と深い作品愛に裏打ちされた近代作品との相性はどこか、ハンス・ツェンダーやギドン・クレーメルなどのロマン派音楽での実績を連想させるところもあるデ・レーウですが、今回とりあげたのはリスト晩期の異色作。イエスが十字架にかけられるまで辿った14の場所をめぐる合唱曲『十字架への道』はこの作曲家が後年たどりついた濃密かつ玄妙な和声言語が「ことば」との相性とあいまって独特な鑑賞体験をもたらします。 デ・レーウ自身のピアノと古楽系合唱のピュアな響きとが作品美をえもいわれぬかたちで体験させてくれるであろう新録音、国内仕様では歌詞訳とあわせ解説の翻訳も添付されます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10048

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    ショーソン(1855-1899)
    愛と海の詩 Op.19
    交響曲 変ロ長調 Op.20 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アレクサンドル・ブロック(指揮)、フランス国立リル管弦楽団]

    CHAUSSON, E.: Poème de l'amour et de la mer / Symphony, Op. 20 (Gens, Lille National Orchestra, A. Bloch)

    発売日:2019年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA441

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    フランスのめざましいバロック・オペラ復興の機運に乗じて燦然と世界舞台にあらわれて以来、古楽から近代まで幅広いレパートリーで名演をくりひろげてきたヴェロニク・ジャンス。名盤も多く、とくに近年ではAlphaレーベルで録音したデュパルク、ショーソン、アーンらの歌曲集が世界的に評価され(Alpha215)英Gramophone誌でも年間大賞を勝ち取ったのが記憶に新しいところ。今回はジャン=クロード・カサドシュとの名盤の数々で知られたフランス北部の名門リル管弦楽団との共演で、満を持してフランス近代屈指の名作たるショーソン『愛と海の詩』を録音しました。 近年フランス近現代作品の指揮でめざましい活躍をみせるアレクサンドル・ブロックとの顔合わせは絶妙の采配で、同じ作曲家の交響曲とのカップリングにも注目。フランクやデュカスの作品と並ぶフランス近代屈指の交響曲の至宝を、同国随一のみずみずしい演奏で聴ける嬉しい新録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10049

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    教会カンタータ 第82番・第169番
    ~アルト独唱、オルガン、コラール~ 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン(指揮) ル・バンケ・セレスト(古楽器使用)、ダミアン・ギヨン(アルト独唱)、パトリック・ボジロー(オーボエ&オーボエ・ダモーレ独奏)、モード・グラットン(オルガン独奏)、セリーヌ・シェーン(ソプラノ)、ニコラ・スコット(テノール)、ブノワ・アルヌー(バス)]

    BACH, J.S.: Cantatas, BWV 169 and 82 / 18 Chorales, BWV 651-668, "Leipziger Chorale" (excerpts) (Le Banquet Céleste, Gratton, Guillon)

    発売日:2019年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA448

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    バッハ・コレギウム・ジャパンへの度重なるソリスト客演で日本の古楽ファンのあいだでも大いに注目されるようになった、フランスの世界的カウンターテナー歌手ダミアン・ギヨン。自ら指揮するル・バンケ・セレストでは、ソリストとしてやはり注目が高まりつつあるモード・グラットン(ヘレヴェッヘのレーベルPhiからバッハのオルガン曲集もリリースされています。LPH021)とも共演し、通奏低音以外は各パートひとりずつの極小編成で数々の名演を披露してきました。 今回はアルト=カウンターテナー独唱がきわだつバッハ屈指の名作BWV82と、オルガン独奏が印象的な立ちまわりをみせるBWV169(冒頭シンフォニアはチェンバロ協奏曲第2番との転用関係で知られます)を主軸に据えながら、オルガンの存在感が強く印象づけられる独奏曲を4曲あわせて収録。ストラスブールにある、歴史的オルガンに通じたドミニク・トマ工房が18世紀テューリンゲン式のモデルで建造したバッハ向きのオルガンとともに、オルガニストとして生きた教会音楽家バッハの素顔に肉薄した古楽解釈を堪能させてくれます。独唱のシェーンやオーボエのボジローなど、世界的に活躍するソリストの客演も頼もしいところ。 国内仕様では充実解説・歌詞ともに日本語訳付です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA390

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    リスト(1811-1886)
    十字架への道
    サルヴェ・レジーナ
    我らが父なるかた
    アヴェ・ヴェルム・コルプス 詳細ページ
    [レインベルト・デ・レーウ(ピアノ&指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)、マルニクス・ド・カート(オルガン)]

    LISZT, F.: Via Crucis / Salve Regina / Vater unser / Ave verum corpus (Collegium Vocale Gent, de Cat, de Leeuw)

    発売日:2019年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA390

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    異色のサティ解釈師として知られるピアニスト=作曲家、レインベルト・デ・レーウは古楽先進地オランダ生まれ…… 近年では古楽系指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘが立ち上げた老舗合唱団コレギウム・ヴォカーレ・ヘントとの共演も多く、すでにAlphaではヤナーチェクの合唱作品集を指揮したアルバムで高い評価を博しました(Alpha219)。 現代作品への適性と深い作品愛に裏打ちされた近代作品との相性はどこか、ハンス・ツェンダーやギドン・クレーメルなどのロマン派音楽での実績を連想させるところもあるデ・レーウですが、今回とりあげたのはリスト晩期の異色作。イエスが十字架にかけられるまで辿った14の場所をめぐる合唱曲『十字架への道』はこの作曲家が後年たどりついた濃密かつ玄妙な和声言語が「ことば」との相性とあいまって独特な鑑賞体験をもたらします。 デ・レーウ自身のピアノと古楽系合唱のピュアな響きとが作品美をえもいわれぬかたちで体験させてくれるであろう新録音。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA441

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    ショーソン(1855-1899)
    愛と海の詩 Op.19
    交響曲 変ロ長調 Op.20 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アレクサンドル・ブロック(指揮)、フランス国立リル管弦楽団]

    CHAUSSON, E.: Poème de l'amour et de la mer / Symphony, Op. 20 (Gens, Lille National Orchestra, A. Bloch)

    発売日:2019年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA441

    CD価格:2,475円(税込)

    フランスのめざましいバロック・オペラ復興の機運に乗じて燦然と世界舞台にあらわれて以来、古楽から近代まで幅広いレパートリーで名演をくりひろげてきたヴェロニク・ジャンス。名盤も多く、とくに近年ではAlphaレーベルで録音したデュパルク、ショーソン、アーンらの歌曲集が世界的に評価され(Alpha215)英Gramophone誌でも年間大賞を勝ち取ったのが記憶に新しいところ。今回はジャン=クロード・カサドシュとの名盤の数々で知られたフランス北部の名門リル管弦楽団との共演で、満を持してフランス近代屈指の名作たるショーソン『愛と海の詩』を録音しました。 近年フランス近現代作品の指揮でめざましい活躍をみせるアレクサンドル・ブロックとの顔合わせは絶妙の采配で、同じ作曲家の交響曲とのカップリングにも注目。フランクやデュカスの作品と並ぶフランス近代屈指の交響曲の至宝を、同国随一のみずみずしい演奏で聴ける嬉しい新録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA448

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    教会カンタータ 第82番・第169番
    ~アルト独唱、オルガン、コラール~ 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン(指揮) ル・バンケ・セレスト(古楽器使用)、ダミアン・ギヨン(アルト独唱)、パトリック・ボジロー(オーボエ&オーボエ・ダモーレ独奏)、モード・グラットン(オルガン独奏)、セリーヌ・シェーン(ソプラノ)、ニコラ・スコット(テノール)、ブノワ・アルヌー(バス)]

    BACH, J.S.: Cantatas, BWV 169 and 82 / 18 Chorales, BWV 651-668, "Leipziger Chorale" (excerpts) (Le Banquet Céleste, Gratton, Guillon)

    発売日:2019年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA448

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    バッハ・コレギウム・ジャパンへの度重なるソリスト客演で日本の古楽ファンのあいだでも大いに注目されるようになった、フランスの世界的カウンターテナー歌手ダミアン・ギヨン。自ら指揮するル・バンケ・セレストでは、ソリストとしてやはり注目が高まりつつあるモード・グラットン(ヘレヴェッヘのレーベルPhiからバッハのオルガン曲集もリリースされています。LPH021)とも共演し、通奏低音以外は各パートひとりずつの極小編成で数々の名演を披露してきました。 今回はアルト=カウンターテナー独唱がきわだつバッハ屈指の名作BWV82と、オルガン独奏が印象的な立ちまわりをみせるBWV169(冒頭シンフォニアはチェンバロ協奏曲第2番との転用関係で知られます)を主軸に据えながら、オルガンの存在感が強く印象づけられる独奏曲を4曲あわせて収録。ストラスブールにある、歴史的オルガンに通じたドミニク・トマ工房が18世紀テューリンゲン式のモデルで建造したバッハ向きのオルガンとともに、オルガニストとして生きた教会音楽家バッハの素顔に肉薄した古楽解釈を堪能させてくれます。独唱のシェーンやオーボエのボジローなど、世界的に活躍するソリストの客演も頼もしいところ。

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  • 商品番号:NYCX-10041

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    ダブリンの庭
    ~17・18世紀のアイルランド音楽と古楽器~
    詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン(テノール独唱)、ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)、 アンナ・ベッソン(横吹式フルート)、 サラ・リディ(トリプル・ハープ/アイルランド型ハープ)、ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロリス・バリュカン(チェンバロ)、クーン・プラーティンク(打楽器)、ドグ・バエリエット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)]

    DUBHLINN GARDENS (THE) (Besson, Van Mechelen, A Nocte Temporis)

    発売日:2019年03月08日 NMLアルバム番号:ALPHA447

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    17世紀末、アイルランドは対イングランド戦争に敗退。文化の礎を守ってきた貴族たちが殲滅ないし国外退去してしまったことで、アイルランド音楽は擁護者を失い伝統が途絶えてしまったと言われています。しかし音楽家たちは簡単には死に絶えませんでした。18世紀に入るとロンドンでは折々スコットランド音楽やアイルランド音楽が人気を誇り、伝説的名手たちから聴き取った名旋律が楽譜になって出版もされていたのです。 その再現に適任なのはやはり、当時の楽器と奏法で18世紀音楽を甦らせることに長けた古楽器奏者……天性の音楽感と民俗音楽への高い適性を示す若手が続々あらわれるフランス古楽界から、鍵盤奏者ジャン・ロンドーのグループ「ネヴァーマインド」でも活躍するトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソンを中心に名手が揃い、すでにAlphaやRicercarに名盤の多い新世代歌手レイナウト・ファン・メヘレンを迎え、周到な考証と抜群の音楽性が交錯する極上アイリッシュ古楽アルバムをつくりあげました。 同様の古楽器によるアイルランド音楽アンソロジーであるラザレヴィチ盤(Alpha234)も人気のところ、新感覚アイリッシュ盤としても期待感が高まる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10042

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    〈HAYDN 2032 第7集〉
    劇場監督たち~宮廷劇場にまつわる交響曲集
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第9番・第65番・第67番
    モーツァルト(1756-1791)
    劇付随音楽『エジプトの王タモス』 詳細ページ
    [ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)、バーゼル室内管弦楽団]

    HAYDN, J.: Symphonies, Vol. 7 - Nos. 9, 65, 67 (Haydn 2032 Project, No. 7. Gli impresari) (Basel Chamber Orchestra, Antonini)

    発売日:2019年03月08日 NMLアルバム番号:ALPHA680

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ハイドン生誕300周年となる2032年へ向け、古楽演奏の異才ジョヴァンニ・アントニーニが着実に進行させつつある交響曲全曲収録シリーズ第7巻のテーマは「宮廷劇場とその監督」。 古楽器・現代楽器を使い分ける俊才集団バーゼル室内管弦楽団と自ら結成したイル・ジャルディーノ・アルモニコ、2団体を振り分けてゆく企画ですが今回のパートナーは前者。みずみずしい才気があふれる初期作と充実のきわみとも言える中期2作はいずれも、エステルハージ侯爵家の宮廷劇場での催しをとりしきった劇場監督の采配と関連づけられる、オペラやカンタータの音楽をもとにした作品……とのことで、同じ劇場監督の一人が上演に関わったという『エジプトの王タモス』にモーツァルトが添えた音楽(アーノンクールの単独録音も今は昔、の充実作)も併録されているのは密かな注目ポイント。 スタイリッシュかつ自発性あふれる音作りもさることながら、今回もテーマを読み解くための充実解説(国内仕様は日本語訳付)が見逃せません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA447

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    ダブリンの庭
    ~17・18世紀のアイルランド音楽と古楽器~
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    [レイナウト・ファン・メヘレン(テノール独唱)、ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)、 アンナ・ベッソン(横吹式フルート)、 サラ・リディ(トリプル・ハープ/アイルランド型ハープ)、ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロリス・バリュカン(チェンバロ)、クーン・プラーティンク(打楽器)、ドグ・バエリエット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)]

    DUBHLINN GARDENS (THE) (Besson, Van Mechelen, A Nocte Temporis)

    発売日:2019年03月08日 NMLアルバム番号:ALPHA447

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    17世紀末、アイルランドは対イングランド戦争に敗退。文化の礎を守ってきた貴族たちが殲滅ないし国外退去してしまったことで、アイルランド音楽は擁護者を失い伝統が途絶えてしまったと言われています。しかし音楽家たちは簡単には死に絶えませんでした。18世紀に入るとロンドンでは折々スコットランド音楽やアイルランド音楽が人気を誇り、伝説的名手たちから聴き取った名旋律が楽譜になって出版もされていたのです。 その再現に適任なのはやはり、当時の楽器と奏法で18世紀音楽を甦らせることに長けた古楽器奏者……天性の音楽感と民俗音楽への高い適性を示す若手が続々あらわれるフランス古楽界から、鍵盤奏者ジャン・ロンドーのグループ「ネヴァーマインド」でも活躍するトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソンを中心に名手が揃い、すでにAlphaやRicercarに名盤の多い新世代歌手レイナウト・ファン・メヘレンを迎え、周到な考証と抜群の音楽性が交錯する極上アイリッシュ古楽アルバムをつくりあげました。 同様の古楽器によるアイルランド音楽アンソロジーであるラザレヴィチ盤(Alpha234)も人気のところ、新感覚アイリッシュ盤としても期待感が高まる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA423

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    メシアン(1808-1992)
    幼子イエスに注ぐ20のまなざし 詳細ページ
    [マルティン・ヘルムヒェン]

    MESSIAEN, O.: Vingt regards sur l'enfant-Jésus (Helmchen)

    発売日:2019年02月27日 NMLアルバム番号:ALPHA423

    CD 2枚組通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    1944年に作曲された「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」はメシアンの最も重要、かつ規模の大きなピアノ曲集の一つ。全曲を演奏するためにはほぼ2時間を要すこの曲は、全編にわたって神への賛美や彼が愛した鳥の声などが混然一体となって盛り込まれています。5曲目ごとに重要な内容を持つ曲が置かれ、曲の中にはしばしば“神の主題”を表す嬰ヘ長調の和音が顕れ、その柔らかい響きが全曲に統一感を与えるとともに、ある種の聴きやすさももたらされています。 ヘルムヒェンはこう語ります。「この20世紀最高の“鍵盤楽器による神聖な音楽”に魅了されてからというもの、作品を深く研究し理解しようと努めました」「“決して官能的でも神秘的でもない”この作品は聴き手への大胆な挑発であり、メシアンの仕掛けた冥想の世界に入ることで、神に出会い崇拝することになるのです」。その言葉どおり全ての曲で変幻自在な響きと静けさを対比させながら、緊張感あふれる世界を描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10039

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    オッフェンバックでコロラトゥーラ
    ~喜歌劇の技巧的名歌集~
    詳細ページ
    [ジョディ・ドヴォ(ソプラノ)、アデル・シャルヴェ(メゾソプラノ)、ローラン・カンペローネ(指揮)、ミュンヘン放送管弦楽団]

    OFFENBACH, J.: Operetta Arias - Les contes d'Hoffmann / Vert-vert / Les bavards (Offenbach Colorature) (Devos, Munich Radio Orchestra, Campellone)

    発売日:2019年02月13日 NMLアルバム番号:ALPHA437

    CD国内仕様 解説日本語訳・歌詞日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    2019年はクララ・シューマンやスッペとともに、オペレッタの神ともいうべき異才オッフェンバックの生誕200周年でもあるところ、この作曲家の作風の機微をあざやかに伝える注目盤がAlphaから登場します。 エリザベート王妃国際コンクールでの受賞を機にわずか数年で世界から注目を集める歌手となったジョディ・ドヴォが、オッフェンバックの膨大な作品群から有名・無名作を問わず超絶技巧がきわだつアリアを厳選、「シャンゼリゼのモーツァルト」の綽名のもと絶大な人気を博したかの作曲家の作風を縦横無尽、巧みな選曲で味わわせてくれます。 国内仕様は詳細解説・歌詞の訳も添付。2、3の有名作以外は多くの人が意外に知らないオッフェンバック芸術を、フランス19世紀の希少作品蘇演でも確かな実績を築いてきた南仏の才人指揮者カンペローネのタクトとともにじっくり味わえる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-10005

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    カヴァッリ(1602-1676)
    音楽劇『ジャゾーネ』 詳細ページ
    [ヴァレア・サバドゥス(カウンターテナー)、クリスティナ・ハンマーストレーム(メゾソプラノ)、クリスティナ・ムヒタリアン(ソプラノ)、ウィラード・ホワイト(バリトン)、ギュネス・ギュルレ(バス=バリトン)、アレクサンドル・ミレフ(バス)、ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)、ミグラン・アガドジャニアン(テノール)、マリアナ・フローレス(ソプラノ、メアリー・フェミニア(ソプラノ)、セレナ・ぺルヌー(ソプラノ)、レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮・楽譜校訂)、カペラ・メディテラネア(古楽器使用)]

    発売日:2019年02月13日

    DVD国内仕様 日本語字幕なし価格:5,500円(税込、送料無料)

    20世紀までの忘却から一転、ここ数十年でめざましい復権を遂げたバロック・オペラの世界でも、とくにモンテヴェルディとヘンデルの間をつなぐ存在として歌劇界隈でいま新たな注目を集めているのが、モンテヴェルディの有能な弟子でもあったフランチェスコ・カヴァッリ……Alphaレーベルが満を持してリリースする今回のDVDでは、2年前にも同じ作曲家の『エリオガバロ』で大成功をおさめた敏腕古楽指揮者アラルコンのチームによる演奏です。 しかも今回の主役格歌手には『エリオガバロ』でも独特の存在感で客席を引きつけた最前線のカウンターテナー、サバドゥスの名が……2月の来日ツアーも大いに注目されているところ、話題が温まった絶好のタイミングでのリリースとなるでしょう。 『ジャゾーネ』は見せ場も登場人物も多い重要作品、新収録映像としてもまさに古楽ファン待望。しかも国内仕様では粗筋完備の解説も全訳付です。マリアナ・フローレスやドミニク・ヴィス(!)ら新旧世代の実力派歌手たちの存在もさることながら、地中海バロック作品をラテンの躍動感と稀有の様式感覚であざやかにまとめあげるアラルコンの楽隊の音作りにも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA437

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    オッフェンバックでコロラトゥーラ
    ~喜歌劇の技巧的名歌集~
    詳細ページ
    [ジョディ・ドヴォ(ソプラノ)、アデル・シャルヴェ(メゾソプラノ)、ローラン・カンペローネ(指揮)、ミュンヘン放送管弦楽団]

    OFFENBACH, J.: Operetta Arias - Les contes d'Hoffmann / Vert-vert / Les bavards (Offenbach Colorature) (Devos, Munich Radio Orchestra, Campellone)

    発売日:2019年02月13日 NMLアルバム番号:ALPHA437

    CD価格:2,475円(税込)

    2019年はクララ・シューマンやスッペとともに、オペレッタの神ともいうべき異才オッフェンバックの生誕200周年でもあるところ、この作曲家の作風の機微をあざやかに伝える注目盤がAlphaから登場します。エリザベート王妃国際コンクールでの受賞を機にわずか数年で世界から注目を集める歌手となったジョディ・ドヴォが、オッフェンバックの膨大な作品群から有名・無名作を問わず超絶技巧がきわだつアリアを厳選、「シャンゼリゼのモーツァルト」の綽名のもと絶大な人気を博したかの作曲家の作風を縦横無尽、巧みな選曲で味わわせてくれます。 2、3の有名作以外は多くの人が意外に知らないオッフェンバック芸術を、フランス19世紀の希少作品蘇演でも確かな実績を築いてきた南仏の才人指揮者カンペローネのタクトとともにじっくり味わえる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA718

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    カヴァッリ(1602-1676)
    音楽劇『ジャゾーネ』 詳細ページ
    [ヴァレア・サバドゥス(カウンターテナー)、クリスティナ・ハンマーストレーム(メゾソプラノ)、クリスティナ・ムヒタリアン(ソプラノ)、ウィラード・ホワイト(バリトン)、ギュネス・ギュルレ(バス=バリトン)、アレクサンドル・ミレフ(バス)、ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)、ミグラン・アガドジャニアン(テノール)、マリアナ・フローレス(ソプラノ、メアリー・フェミニア(ソプラノ)、セレナ・ぺルヌー(ソプラノ)、レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮・楽譜校訂)、カペラ・メディテラネア(古楽器使用)]

    発売日:2019年02月13日

    DVD通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    20世紀までの忘却から一転、ここ数十年でめざましい復権を遂げたバロック・オペラの世界でも、とくにモンテヴェルディとヘンデルの間をつなぐ存在として歌劇界隈でいま新たな注目を集めているのが、モンテヴェルディの有能な弟子でもあったフランチェスコ・カヴァッリ……Alphaレーベルが満を持してリリースする今回のDVDでは、2年前にも同じ作曲家の『エリオガバロ』で大成功をおさめた敏腕古楽指揮者アラルコンのチームによる演奏です。 しかも今回の主役格歌手には『エリオガバロ』でも独特の存在感で客席を引きつけた最前線のカウンターテナー、サバドゥスの名が……2月の来日ツアーも大いに注目されているところ、話題が温まった絶好のタイミングでのリリースとなるでしょう。 『ジャゾーネ』は見せ場も登場人物も多い重要作品、新収録映像としてもまさに古楽ファン待望。マリアナ・フローレスやドミニク・ヴィス(!)ら新旧世代の実力派歌手たちの存在もさることながら、地中海バロック作品をラテンの躍動感と稀有の様式感覚であざやかにまとめあげるアラルコンの楽隊の音作りにも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10034

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    「さあ、いとしき亡霊よ」
    フランス18世紀、カンタートからカンタティユへ
    詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ル・コンソート]

    Vocal Music (Mezzo-Soprano) - CLÉRAMBAULT, L.-N. / LEFEBVRE, L.A. / MONTÉCLAIR, M.P. de (Venez chère ombre) (Zaïcik, J. Taylor, Le Consort)

    発売日:2019年01月30日 NMLアルバム番号:ALPHA439

    CD国内仕様、日本語解説付価格:2,970円(税込)

    ブリュッヘ(ブルージュ)の国際古楽コンクールでの入賞を経て、注目すべき録音活動を進めているチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーが、頼れる音楽仲間たちと結成した古楽アンサンブル「ル・コンソート」のAlphaデビュー録音。フランス18世紀の、意外に録音がされないカンタティユ(小カンタータ)という分野に注目しながら、その前史ともいえる比較的大規模なカンタート(フランス語カンタータ)も多数収録した充実企画です。 独唱はル・ポエム・アルモニークやクリストフ・ルセのレ・タラン・リリークで実績をあげつつある才人ザイシク……しかし器楽陣にもジャン・ロンドーとの共演が注目されるアンナ・ベッソンやピグマリオンの低音陣を支えるリュシル・ブーランジェなど見逃せない逸材が続々。Alphaの真骨頂、フランス最前線の古楽シーンの活況をじっくり味わいたい1枚です(国内仕様には演奏者による解説の訳と訳詩が付属)。

  • 商品番号:NYCX-10035

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    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第1番 ホ短調 Op.39
    「エン・サガ」 Op.9 詳細ページ
    [サントゥ=マティアス・ロウヴァリ (指揮)、エーテボリ交響楽団]

    SIBELIUS, J.: Symphony No. 1 / En saga (Claesson, Gothenburg Symphony, Rouvali)

    発売日:2019年01月30日 NMLアルバム番号:ALPHA440

    CD国内仕様、日本語解説付価格:2,970円(税込)

    2011年の初来日時から東京交響楽団との共演で大きな話題を呼んだフィンランドの俊英ロウヴァリは、北欧音楽のスペシャリストとして名高いハンヌ・リントゥの後任として20代にしてタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。同管を率いての2017年来日でも大いに注目を集める一方、その年の秋からは巨匠ネーメ・ヤルヴィとの長い蜜月で知られたスウェーデンの名門エーテボリ交響楽団でもドゥダメル(2007-12)以来の首席指揮者をつとめることとなりました。 ロウヴァリとエーテボリ交響楽団の記念すべき第一歩を飾るべく堂々Alphaレーベルへの録音デビューとなった本盤の演目は、まさに初来日時の演目として絶賛を集めたシベリウスの交響曲第1番と、同じくシベリウス若き日の傑作「エン・サガ」という絶妙のカップリング。ジャケットを見てもお分かりの通りきわめてユニークなアクションでオーケストラの響きを存分に引き出してゆく才覚を、録音にこだわりあるAlphaが十全に伝えてくれることでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA439

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    「さあ、いとしき亡霊よ」
    フランス18世紀、カンタートからカンタティユへ
    詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ル・コンソート]

    Vocal Music (Mezzo-Soprano) - CLÉRAMBAULT, L.-N. / LEFEBVRE, L.A. / MONTÉCLAIR, M.P. de (Venez chère ombre) (Zaïcik, J. Taylor, Le Consort)

    発売日:2019年01月30日 NMLアルバム番号:ALPHA439

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ブリュッヘ(ブルージュ)の国際古楽コンクールでの入賞を経て、注目すべき録音活動を進めているチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーが、頼れる音楽仲間たちと結成した古楽アンサンブル「ル・コンソート」のAlphaデビュー録音。フランス18世紀の、意外に録音がされないカンタティユ(小カンタータ)という分野に注目しながら、その前史ともいえる比較的大規模なカンタート(フランス語カンタータ)も多数収録した充実企画です。 独唱はル・ポエム・アルモニークやクリストフ・ルセのレ・タラン・リリークで実績をあげつつある才人ザイシク……しかし器楽陣にもジャン・ロンドーとの共演が注目されるアンナ・ベッソンやピグマリオンの低音陣を支えるリュシル・ブーランジェなど見逃せない逸材が続々。Alphaの真骨頂、フランス最前線の古楽シーンの活況をじっくり味わいたい1枚です。

  • 商品番号:ALPHA431

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    ブラームス (1833-1897)
    美しきマゲローネのロマンス Op.33 (全曲) 詳細ページ
    [ジョン・チェスト (バリトン)、マルセロ・アマラウ (ピアノ)]

    BRAHMS, J.: 15 Romanzen aus Die Schöne Magelone (Chest, Amaral)

    発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:ALPHA431

    CD価格:2,475円(税込)

    中世ドイツの騎士物語から題材を取られた、ティークによる小説「美しいマゲローネとプロヴァンス伯爵ペーターとの恋の物語」に収録された詩に、20~30代のブラームスが曲を付けた連作歌曲集。若い瑞々しさにあふれたこの作品を、グラインドボーン音楽祭やプロムスでも評判となったアメリカの若きバリトン、ジョン・チェストの抒情的な美しい歌声で楽しむ一枚です。共演は、「最上級の伴奏者」とアメリカで絶賛されたブラジル出身のピアニスト、マルセロ・アマラウ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA430

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    パーセル(1659-1695)
    音楽劇《アーサー王》Z.628 詳細ページ
    [リオネル・ムニエ(指揮) ヴォクス・ルミニス]

    PURCELL, H.: King Arthur, "The British Worthy" [Opera] (Junker, Tóth, True, Weynants, Vox Luminis, Meunier)

    発売日:2019年01月18日 NMLアルバム番号:ALPHA430

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    1642年から1649年にかけてイングランド、スコットランド、アイルランドで起きた「清教徒革命」。議会派を勝利に導いた独裁者オリバー・クロムウェルは、音楽や演劇を嫌っていたため、イングランド国内では演劇の上演が禁止されていました。これが解禁されたのは1660年の王政復古の年。娯楽、とりわけ演劇を心待ちにしていたイングランドで発達したのは歌手、語り手、ダンサーによって上演される「物語と音楽が半々=セミオペラ」という形式でした。 1691年に上演されたパーセルの《アーサー王》はこのジャンルの代表的な作品で、演劇部分は「円卓の騎士」で知られるアーサー王の英雄譚が描かれ、音楽部分では主に「ブリタニア賛歌」が繰り広げられるため、音楽本編では主人公のアーサーも、敵対するオズワルドも、盲目の美女エメラインも登場しないという、実に不思議な作品となっています。しかし奏でられる音楽の美しいこと。本編で繰り広げられる魔法や恋愛、風刺物語のほかに様々なテキストが取り入れられた魅惑的な旋律は聴きものです。 リオネル・ムニエと彼が率いるアンサンブル“ヴォクス・ルミニス”はレコーディングに先立ち、実際の上演を数多く行い、成功を収めたうえで、このアルバムを発表、万全の演奏で聴き手を魅了します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA436

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    グラール(1961-)
    Des pas sous la neige - 雪に隠れた足跡 詳細ページ
    [ジョエル・グラール(パーカッション&作曲)他]

    GRARE, J.: Percussion Music (Des pas sous la neige) (Grare, Desbordes, Slipovitch, Buffaud)

    発売日:2019年01月18日 NMLアルバム番号:ALPHA436

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    Alpha創設時から名盤を連発してきた古楽集団ル・ポエム・アルモニークの一員として活躍する一方、現代音楽にも通じ常に新しい音を追求するパーカッション奏者、ジョエル・グラール。彼は自らを「音楽の農民」と呼び、カウベルから教会に至るまでの、様々な“鐘”の音を探し求め、世界中を巡っています。 ソロ第3作目となるこのアルバムは、あらゆるサイズのカウベルを始めとした非常に珍しい打楽器を用い、インスピレーションの趣くままの音楽を奏でるというものです。曲によってはドビュッシーを思わせる印象派風の雰囲気を持っていたり、バルトーク風の民族色豊かなものがあったりと、バラエティに富んでいます。彼の友人たちも太鼓や歌、弦楽器を携え演奏に加わり、曲を盛り上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA478

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    リサウンド・ベートーヴェン 第7集 詳細ページ [ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)/マルティン・ハーゼルベック(指揮)ウィーン・アカデミー管弦楽団(ピリオド楽器使用)]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concerto No. 4 / Symphony No. 4 (Resound Beethoven, Vol. 7) (Wallisch, Vienna Academy Orchestra, M. Haselböck)

    発売日:2019年01月18日 NMLアルバム番号:ALPHA478

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    マルティン・ハーゼルベックと彼が率いるウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から取り組んでいるプロジェクト「リサウンド・ベートーヴェン」。音楽学者とともに、ベートーヴェンの初演時の状況を徹底的に解析、検証し、当時と同じ楽器、編成を用い、初演会場までをも同じにし、録音を行うという取り組みです。もちろん、初演会場が残存していない場合もありますが、そこは歴史あるウィーンの街。いくつかのホールは当時そのままの姿で残っているのも、このプロジェクトが実現した要因の一つでしょう。 第7作となるこのアルバムは、ピアノ協奏曲第4番と交響曲第4番の組み合わせ。このほぼ同時期に作曲された2曲は、1807年3月にウィーンのロプコヴィツ侯爵家の私的演奏会で初演されており、今回のライヴ録音も、由緒あるロプコヴィツ邸で初演時の風景そのままに行われた演奏会をまるごと収録しています。 ピアノを演奏しているのは、前作の“ニ長調”と同じくゴットリーブ・ヴァリッシュ。1825年製のピリオド楽器を使用し、ベートーヴェンのオリジナルに近い音を追求しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA679

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    発売日:2018年12月21日

    LP 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ハイドン生誕300年にあたる2032年。この年までにハイドンの交響曲全曲を録音しよう! と2013年から始まったプロジェクト「HAYDN 2032」。イル・ジャルディーノ・アルモニコとジョヴァンニ・アントニーニの演奏で録音が開始されましたが、第5集からはバーゼル室内管弦楽団が演奏を担当、更に刺激的なハイドンを楽しむことができます。 第6集に収録されているのは、アルバム・タイトルにもなっている第26番「ラメンタツィオーネ」を始めとした、第3番、第30番、第79番の全4曲。グレゴリオ聖歌の旋律が用いられた第26番はシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)期の始まりを告げる作品とされ、ドラマティックな構成が愛されています。他の3曲も含めアントニーニのきめ細やかな解釈が光る闊達な演奏が素晴らしく、聴きどころもたっぷりです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10028

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    デュセック(1760-1812)
    2台のピアノのための協奏曲と室内楽曲集
    ~古典派からロマン派へ、フォルテピアノの新時代~ 詳細ページ
    [アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)、オルガ・パシチェンコ(フォルテピアノ)、フィンランド・バロック・オーケストラ、メタ4、シッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴァイオリン)、リイッタ・リーサ・リスティルオマ(ヴィオラ)、ユッカ・ラウタサロ(チェロ)、アンナ・リンタ=ラフコ(コントラバス)、トンミ・ヒューティネン(ホルン)]

    DUSSEK, J.L.: Concerto for 2 Pianos / Piano Quintet / Notturno Concertante (Kaakinen-Pilch, Lubimov, Pashchenko, Finnish Baroque Orchestra)

    発売日:2018年12月19日 NMLアルバム番号:ALPHA416

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    11月の来日公演でも話題のアレクセイ・リュビモフは、ゲンリフ・ネイガウスとレフ・ナウモフの門下で学んだ正統派のロシア・ピアニズムの継承者でありながら、旧ソ連にあって早くから古楽器に関心を示し、チェンバロ奏者としての活躍をへて冷戦終結後は積極的に西側諸国をまわり、自ら愛奏する作曲家たちが知っていた理想のフォルテピアノを探し求めてきた名手。フォルテピアノの世界ではロシア、オランダ、フランスなどを拠点に、導師のごとく多くのすぐれた門弟を育ててきたことでも有名です。 その門下から颯爽と登場、いま躍進めざましくヨーロッパで最も注目を集めているフォルテピアノ奏者のひとりオルガ・パシチェンコとの理想的な連携アルバムが登場! J-L.デュセック(モーツァルトと同時代のウィーンで活躍したF-X.ドゥシェクとは別人)といえば、パリでマリー=アントワネットの愛顧を受け、革命期にはベルリンやロンドンにも渡りながら、すぐれた技量と桁外れの作曲センスでフォルテピアノという新型楽器(当時はまだチェンバロも根強く使われていました)の性能をよく引き出す傑作ソナタを多く書いた作曲家。いわばモーツァルトとシューベルトをつなぐミッシングリンクといってもよい存在ですが、当時の人々を熱狂させたその作品の真価は、当時の楽器の響きに立ち返ってこそわかるもの―― 作曲家でピアニストでもあったクレメンティが買収して伸ばした老舗鍵盤工房ロングマンの、あるいはウィーンの名工ヴァルターの残した歴史的楽器をモデルに、ポール・マクナルティとクリス・マーネという現代を代表する歴史的ピアノ復元製作家が作り上げた精巧な再現楽器から紡ぎ出される細やかな音色表現は、この種の楽器の扱いを知り尽くした二人のソリストの手によって最大限の魅力を発揮します(Pan Classicsの室内楽録音でも活躍してきた名技師フォクス=ガルのエンジニアリング)。 当時はその音量の弱さから、協奏曲にピアノを使うのは難しいとも言われていたところ、事実上の協奏曲といってもよいピアノ五重奏曲やピアノ入りの室内楽といった曲目との聴き比べができる点も本盤の魅力のひとつで、ピアノ史の展開を生々しく体感できる良い機会となるでしょう。

  • 商品番号:NYCX-20002

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    TAKE TWO - ヴァイオリニストとふたりで
    ~ヴァイオリンとさまざまな音の二重奏、中世から現代まで~
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    [パトリツィア・コパチンスカヤ、アリス・コパチンスカヤ、レート・ビエーリ、ロランス・ドレイファス、パブロ・マルケス、アントニー・ロマニュク、ホルヘ・サンチェス=チョン、マティアス・ヴュルシュ、 エルネスト・エストレリャ]

    Violin Recital: Kopatchinskaja, Patricia - SANCHEZ-CHIONG, J. / SOTELO, M. / FALLA, M. de / CAGE, J. / BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von (Take Two)

    発売日:2018年12月19日 NMLアルバム番号:ALPHA211

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    2019年1月から2月にかけ、ソロ・リサイタルをへてテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの初来日公演に協奏曲ソリストとしても登場するパトリツィア・コパチンスカヤ。両親はともに旧ソ連モルドヴァきっての民俗音楽奏者で、オイストラフとシェフチークに連なる中東欧の演奏伝統をひく教育を受けたあと、ファジル・サイやギドン・クレーメル、ハインツ・ホリガーといった大物たちと渡りあいながら、主に近現代作品での痛快にきわだった解釈で頭角をあらわしました。 その一方でフィリップ・ヘレヴェッヘとピリオド奏法でのベートーヴェン協奏曲を録音、バロック以前の音楽への思いがけない適性も披露。NAÏVEやECMでの録音も高い評価を受け、めざましい躍進が世界的に知れわたった2015年、満を持してAlphaレーベルに登場した最初のアルバムがこの「TAKE TWO ~ヴァイオリニストとふたりで」。 娘アリスへのプレゼントとして、自身が共演してきたさまざまな楽器の敏腕奏者たちとの二重奏ばかりを集めた小品集で、ブックレットは多くの一流奏者たちのアーティスト写真で知られるマルコ・ボルググレーヴェが全面協力した書籍風の仕様。収録作品それぞれが「娘アリスへの説明」という体裁できわめて明快かつ的確に解説されており(国内仕様は日本語訳付)、中世写本からバロックをへて現代にいたる数々の作品や作曲家たちの世界へ向かう、未知分野への格好のイントロダクションにもなる1枚に仕上がっています。 しかも個々の作品はその分野をよく知る人にとっても新鮮な解釈で、たとえばチェンバロとトイピアノを併用したマルティヌーや通奏低音即興が添えられたバッハ「シャコンヌ」など、よく知っていたはずの世界がまったく斬新に塗り替えられてゆく驚きも……冒頭数十秒の超・前衛的なイニシエーションを越えた先には、驚くほどなじみやすくもエキサイティングな音の冒険が待ちかまえています。 Alphaレーベル新時代を代表する傑作盤、堂々の国内仕様カタログ復活です。

  • 商品番号:NYCX-20003

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    シューベルトの
    弦楽四重奏曲「死と乙女」
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    [パトリツィア・コパチンスカヤ、セントポール室内管弦楽団]

    SCHUBERT, F.: String Quartet No. 14, "Death and the Maiden" (arr. P. Kopatchinskaja for string orchestra) (Saint Paul Chamber Orchestra)

    発売日:2018年12月19日 NMLアルバム番号:ALPHA265

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    2017年、クラシック室内楽&小編成アルバム部門でみごとグラミー賞に輝いたコパチンスカヤ近年の痛快ヒット作。シューベルトの四重奏曲「死と乙女」という数々の団体が演奏しつくしてきた傑作をとりあげながら、まったく新鮮な感覚でこの有名曲の知られざる美に驚かされつづけるプログラムは、まさに世界的な受賞に輝いただけのことはある充実度というほかありません。 ビザンティン聖歌(コパチンスカヤは幼少の頃、故郷モルドヴァで正教教会の礼拝を聴いて育ったそうです)やダウランドの「涙」、ジェズアルドの不協和音ぶくみのマドリガーレなどルネサンス期の傑作なども弦楽編成で演奏、さらに現代作曲家クルターグの小品も交えて、作品の前と楽章のあいだにさまざまな音楽をはさみながら弦楽合奏で演奏されてゆく『死と乙女』は、コパチンスカヤが首席奏者&ソリストとして共演するセントポール室内管弦楽団の精妙かつスリリングな演奏とあいまって、まるで今そこで作曲されたばかりの音楽のように感じられることでしょう。 ブックレット解説(国内仕様は日本語訳付)では冒頭にシューベルトが歌曲版の歌詞に用いたマティアス・クラウディウスの詩が掲げられ、死神と若き乙女という中世にまで遡るモチーフを話題の発端に、コパチンスカヤ自身がプログラムを語った解題を寄稿。セントポール室内管のメンバーへのインタビューもあり、多角的に音楽を解き明かしてゆく内容になっています。21世紀型のクラシック演奏の魅力がここに凝縮されているといってよいでしょう。

  • 商品番号:NYCX-20004

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    DEUX - ふたり・ふたつ
    ~ヴァイオリンとピアノ、東のほうと西のほう~
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    [パトリツィア・コパチンスカヤ、ポリーナ・レシチェンコ]

    Violin and Piano Recital: Kopatchinskaja, Patricia / Leschenko, Polina - POULENC, F. / BARTÓK, B. / RAVEL, M. (Deux)

    発売日:2018年12月19日 NMLアルバム番号:ALPHA387

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    2018年にリリースされたばかりのコパチンスカヤ最新版は、2019年1月の来日プログラムが続々収録されているだけでなく、共演者まで来日タッグ通りという注目必至の内容。テーマは「2」... 二重奏アルバムということもありますが、そこにはラヴェルとプーランクというフランス近代きっての作曲家にたいし、ドホナーニとバルトークというハンガリー屈指の作曲家たちの音楽が対置されている……つまり東と西のヨーロッパ両世界が交わるところ、というニュアンスも込められているようです。さらにはプーランク作品をオマージュとして捧げられたスペインの詩人ガルシア・ロルカのフラメンコ愛、ラヴェル「ツィガーヌ」でのロマ音楽への憧憬など、クラシック世界と民俗音楽世界という二つの世界の接点がここにある、といったメッセージ性も強く感じさせます。 実際コパチンスカヤは故郷モルドヴァでも指折りの民俗音楽プレイヤーを両親に、民俗的な音楽世界を深く感じながら育ってきた演奏家。かたやレニングラード(現サンクトペテルブルク)出身のレシチェンコはギロリフやマルグリスら名匠たちの薫陶を受けてきたあと、アルゲリッチの激賞による世界的注目をへて躍進つづきの活躍をみせてきた俊才。縦横無尽のピアニズムは、野趣あふれるコパチンスカヤの感性の向こうを張るにふさわしい存在感がきわだちます。 迫力と洗練のはざまをゆくバルトーク作品の存在感が、優美なフランス近代のイメージを一新するプーランクやラヴェルでの名演と絶妙なコントラストをなすプログラム、演奏史は塗り替わりつづけるのだとあらためて実感させられる1枚です。

  • 商品番号:Alpha416

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    デュセック(1760-1812)
    2台のピアノのための協奏曲と室内楽曲集
    ~古典派からロマン派へ、フォルテピアノの新時代~ 詳細ページ
    [アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)、オルガ・パシチェンコ(フォルテピアノ)、フィンランド・バロック・オーケストラ、メタ4、シッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴァイオリン)、リイッタ・リーサ・リスティルオマ(ヴィオラ)、ユッカ・ラウタサロ(チェロ)、アンナ・リンタ=ラフコ(コントラバス)、トンミ・ヒューティネン(ホルン)]

    DUSSEK, J.L.: Concerto for 2 Pianos / Piano Quintet / Notturno Concertante (Kaakinen-Pilch, Lubimov, Pashchenko, Finnish Baroque Orchestra)

    発売日:2018年12月19日 NMLアルバム番号:ALPHA416

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    11月の来日公演でも話題のアレクセイ・リュビモフは、ゲンリフ・ネイガウスとレフ・ナウモフの門下で学んだ正統派のロシア・ピアニズムの継承者でありながら、旧ソ連にあって早くから古楽器に関心を示し、チェンバロ奏者としての活躍をへて冷戦終結後は積極的に西側諸国をまわり、自ら愛奏する作曲家たちが知っていた理想のフォルテピアノを探し求めてきた名手。フォルテピアノの世界ではロシア、オランダ、フランスなどを拠点に、導師のごとく多くのすぐれた門弟を育ててきたことでも有名です。 その門下から颯爽と登場、いま躍進めざましくヨーロッパで最も注目を集めているフォルテピアノ奏者のひとりオルガ・パシチェンコとの理想的な連携アルバムが登場! J-L.デュセック(モーツァルトと同時代のウィーンで活躍したF-X.ドゥシェクとは別人)といえば、パリでマリー=アントワネットの愛顧を受け、革命期にはベルリンやロンドンにも渡りながら、すぐれた技量と桁外れの作曲センスでフォルテピアノという新型楽器(当時はまだチェンバロも根強く使われていました)の性能をよく引き出す傑作ソナタを多く書いた作曲家。いわばモーツァルトとシューベルトをつなぐミッシングリンクといってもよい存在ですが、当時の人々を熱狂させたその作品の真価は、当時の楽器の響きに立ち返ってこそわかるもの―― 作曲家でピアニストでもあったクレメンティが買収して伸ばした老舗鍵盤工房ロングマンの、あるいはウィーンの名工ヴァルターの残した歴史的楽器をモデルに、ポール・マクナルティとクリス・マーネという現代を代表する歴史的ピアノ復元製作家が作り上げた精巧な再現楽器から紡ぎ出される細やかな音色表現は、この種の楽器の扱いを知り尽くした二人のソリストの手によって最大限の魅力を発揮します(Pan Classicsの室内楽録音でも活躍してきた名技師フォクス=ガルのエンジニアリング)。 当時はその音量の弱さから、協奏曲にピアノを使うのは難しいとも言われていたところ、事実上の協奏曲といってもよいピアノ五重奏曲やピアノ入りの室内楽といった曲目との聴き比べができる点も本盤の魅力のひとつで、ピアノ史の展開を生々しく体感できる良い機会となるでしょう。

  • 商品番号:ALPHA411

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    PLUCKED’N DANCE -
    (はじ)く音・舞踏のリズム
    フェルレ(1971-)作品集 詳細ページ
    [ヴィオレーヌ・コシャール/エドゥアール・フェルレ]

    FERLET, É.: Keyboard Music (Plucked 'n Dance) (Cochard, Ferlet)

    発売日:2018年11月16日 NMLアルバム番号:ALPHA411

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    スペイン、トルコ、ロシア、イタリア、フランス、ハンガリー、イギリス… 様々な国の民族音楽や舞曲にインスパイアされたアルバム。 ジャズ・トリオ「ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオ」でピアノを弾くエドゥアール・フェルレはこれまでにもチェンバロ奏者コシャールとのコラボでバッハ作品からインスパイアされたアルバム(ALPHA229)をリリース、バッハとミニマル的な音の動きを組み合わせた現代的な感性と「チェンバロとモダンピアノ」から生まれる独特の響きで聴き手を魅了していますが、今作ではその方法と可能性を更に発展させた即興的な演奏が繰り広げられています。響き、質感、音が描く世界、全てが個性的です。タイトルの「PLUCKED」には“弦をはじく=チェンバロ”の他“引き上げる”“かきならす”などの意味があります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA433

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    シューベルト1828年
    シューベルト(1797-1828)
    最期の年のピアノ作品集 詳細ページ
    [アレクサンダー・ロンクヴィヒ]

    SCHUBERT, F. Piano Music - Piano Sonatas Nos. 19-21, D. 958-960 / 3 Klavierstücke, D. 946 (Schubert 1828) (Lonquich)

    発売日:2018年11月09日 NMLアルバム番号:ALPHA433

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ドイツのピアニスト、ロンクヴィヒが弾く「シューベルト、最後の年のピアノ曲集」。シューベルトの命が燃え尽きた1828年に書かれた作品の中でも、3曲のピアノ・ソナタはとりわけ重要な位置にあります。3曲全てが亡くなる2か月前に一気に書かれており、どの曲も30分から40分と長く、シューベルトが自らの死を予感したかのような深遠な内容を持っています。 第19番はベートーヴェンを思わせる力強い主題を持つ第1楽章、天国的な美しさに彩られた第2楽章、メヌエットと題されていても全く明るさのない第3楽章、軽快な終楽章で構成されています。第20番は全体的に清澄な明るさに満ちていますが、第2楽章は不穏な雰囲気を感じさせます。最後のソナタとなった第21番は目まぐるしい転調が特徴。第1楽章の冒頭から美しい旋律は、不気味なトリルに断ち切られ思いがけない曲調に変化します。 3曲全編に渡って異様なまでの緊張感に満ちていますが、ロンクヴィヒはシューベルトの思いを丁寧に汲み取り、全ての作品に共感を持って演奏しています。即興曲と呼ばれることもあるD946の3つの小品も1828年5月の作品。小品と言えども深い内容を持ち、ピアニスト泣かせの難曲としても知られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10019

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    発売日:2018年10月26日

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    地中海――イタリアのみならずスペインや南仏、さらにはモロッコやトルコなどさまざまな音楽伝統が入り乱れる、この大きな海の名を冠した古楽グループ「カペラ・メディテラネア」は、今や古楽の新たなる揺籃の地となりつつあるアルゼンチンから来た、欧州随一の古楽鍵盤奏者・合唱指揮者アラルコンが率いるラテン感満点のアンサンブル。 それぞれソリストとしても活躍を続けるラテン系の古楽器奏者・古楽歌手が多数加わるこのグループに、今回は『ブエノス・アイレス・マドリガル』(MA Reccordings)をはじめ数々の地方音楽フュージョン古楽を成功させてきた、リュートとギターの才人キート・ガートが参加。カタルーニャ出身の世界的名歌手ホアン(ジュアン)・マヌエル・セラのヒットナンバーを、そこにひそむスペイン古楽との親和性を活かしながら縦横無尽、古楽器集団との精妙なパフォーマンスに昇華してみせました。 ノンヴィブラートめのしなやかな古楽歌唱(ソロ録音も多いマリアナ・フロレスやウーゴ・オリヴェイラら、古楽界の超実力派が続々!)も痛快、16世紀の黄金時代の音楽から18世紀を生きたヴァイスやカバニリェス、さらにモンポウの「静かな音楽」まで、カタルーニャに軸足を置きながらラテンの音楽史をあざやかに見渡す自在なプログラムもきわめて魅力的。オーガニックなスペイン古楽ハープやバロックギターのサウンドにキート・ガートならではの迸る感性が彩りを添える、どこか切ない南国の夜をじわりと思い起こさせてくれる逸品です。(国内盤には歌詞日本語訳付)

  • 商品番号:NYCX-10020

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    パーセル(1659~1695)
    舞踏と歌のはざまで ~18世紀 詳細ページ
    [ティム・ミード/レ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン/フランソワ・ラザレヴィチ]

    PURCELL, H.: Songs and Dances - Z. 323, 331, 339, 406, 544, 572, 607, 611, 628, 751 (Mead, Les Musiciens de Saint-Julien, Lazarevitch)

    発売日:2018年10月26日 NMLアルバム番号:ALPHA419

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)の名手でありながら、同時に300年前のフランスでも流行していたバグパイプのエキスパートとしても知られ、古楽と民俗音楽の世界を分け隔てなく行き来してきたフランスの異才奏者フランソワ・ラザレヴィチ。Alphaレーベルで続けられてきた彼のチームは、あるときはフランスのロココ期へ、またあるときはルネサンス宮廷舞踏へ……と本拠フランスの正統派古楽も手がける一方で、アイルランドやスコットランドなど英国諸島の民謡にも確かな適性を示してきた、クロスオーヴァー的立ち位置もとれる柔軟な本格派団体。その知見と圧倒的な経験値をもって彼らが「英国のオルフェウス」こと17世紀イングランド最大の作曲家パーセルと正面から向き合うと、どんな魅力的な世界が紡ぎ出されるのか? と期待値充分なアルバムが登場! たんなる17世紀音楽として、あるいは宮廷寄りの正統派レパートリーとしてではなく、バグパイプも交えた民俗情緒をほんのり感じさせる、パーセル作品にひそむ舞踏の要素をあざやかに浮き彫りにしながら、17世紀の劇音楽・機会音楽の生々しい躍動感を伝えずにおかないプログラムが心そそります。リコーダー合奏、ヴァイオリン合奏、あるいは低音伴奏... アルバムの中で錯綜する音楽様式をへて、従来型のパーセル芸術家像をあざやかに覆す1枚の登場といえます! それでいて歌唱はカウンターテナー、つまり英国古楽的なパーセルの味わいを棄てるつもりは毛頭ないブレのなさも感じられます。これまでにもAlphaでリリースしてきたアルバムの全てが、高い注目度のもと古楽ファンに満足と驚きを与えてきた彼らだけに、これは目が離せないリリースといえそうです。演奏陣の意図を伝える解説の日本語訳がつく国内仕様もおすすめです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA406

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    ルリエル(1660頃-1700)
    カンタータ&ソナタ集
    ~コレッリの傍らで、ローマ随一のチェロ奏者が綴った音楽~ 詳細ページ
    [フランチェスカ・ボンコンパーニ/アカデミア・オットボーニ/マルコ・チェッカート/テレサ・チェッカート/アンナ・フォンターナ/フランチェスコ・ロマーノ]

    LULIER, G.L.: Amor di che tu vuoi / Ferma alato pensier / Violin Sonatas (Cantate e sonate) (Boncompagni, Accademia Ottoboni, Ceccato)

    発売日:2018年10月26日 NMLアルバム番号:ALPHA406

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    17世紀後半から18世紀初頭のローマでは、貴族と枢機卿によって組織された「アカデミア」と呼ばれる芸術同人会が多数あり、有力な文学者や哲学者、さらにはコレッリやアレッサンドロ・スカルラッティなどの音楽家を多く抱えていました。 コレッリやヴィヴァルディに資金援助を惜しまなかったことで知られるピエトロ・オットボーニ枢機卿(ローマ教皇アレクサンデル8世の親族)に仕え、とくにチェロ音楽発展史において重要な役割をはたしたルリエルが、このアルバムの主人公。作曲家として数多くの作品を書いた一方、弦楽器とくに低音弦楽器の演奏で歴史に名を残し、トロンボーン奏者としても活躍していたことが知られていますが、現在作品が残っているのはカンタータやオラトリオなど声楽作品が大半です。しかし彼は同世代の俊才アレッサンドロ・スカルラッティとともに、アリアの華麗さがきわだつレチタティーヴォ付の小編成ジャンル「室内カンタータ」の発展に寄与、ひとつのスタイルの確立に貢献しました。チェロの名手であったルリエルの作品らしく、ここで演奏されている曲も多くにおいてチェロの存在が重視されており、カンタータと結びつけられているソナタでもチェロの活躍が目覚ましいものとなっています。美しい歌唱を披露しているのは1984年生まれのフランチェスカ・ボンコンパーニ。サラ・ミンガルドに声楽を学び、バロック・ソプラノとして活躍しています。 イタリア内外の古楽界でもとくに多忙なバロック・チェロ奏者のひとりマルコ・チェッカートが率いる、ルリエルと所縁の深い枢機卿の名を冠した「アカデミア・オットボーニ」が全曲を見事に演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA412

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    スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う
    ~ホアン・マヌエル・セラから黄金時代へ~
    詳細ページ
    [カペラ・メディテラネア]

    Vocal Ensemble Concert: Cappella Mediterranea - SERRAT, J.M. / CABANILLES, J.B.J. / FLECHA, M. / MOMPOU, F. (De vez en cuando la vida)

    発売日:2018年10月26日 NMLアルバム番号:ALPHA412

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    地中海――イタリアのみならずスペインや南仏、さらにはモロッコやトルコなどさまざまな音楽伝統が入り乱れる、この大きな海の名を冠した古楽グループ「カペラ・メディテラネア」は、今や古楽の新たなる揺籃の地となりつつあるアルゼンチンから来た、欧州随一の古楽鍵盤奏者・合唱指揮者アラルコンが率いるラテン感満点のアンサンブル。 それぞれソリストとしても活躍を続けるラテン系の古楽器奏者・古楽歌手が多数加わるこのグループに、今回は『ブエノス・アイレス・マドリガル』(MA Reccordings)をはじめ数々の地方音楽フュージョン古楽を成功させてきた、リュートとギターの才人キート・ガートが参加。カタルーニャ出身の世界的名歌手ホアン(ジュアン)・マヌエル・セラのヒットナンバーを、そこにひそむスペイン古楽との親和性を活かしながら縦横無尽、古楽器集団との精妙なパフォーマンスに昇華してみせました。 ノンヴィブラートめのしなやかな古楽歌唱(ソロ録音も多いマリアナ・フロレスやウーゴ・オリヴェイラら、古楽界の超実力派が続々!)も痛快、16世紀の黄金時代の音楽から18世紀を生きたヴァイスやカバニリェス、さらにモンポウの「静かな音楽」まで、カタルーニャに軸足を置きながらラテンの音楽史をあざやかに見渡す自在なプログラムもきわめて魅力的。オーガニックなスペイン古楽ハープやバロックギターのサウンドにキート・ガートならではの迸る感性が彩りを添える、どこか切ない南国の夜をじわりと思い起こさせてくれる逸品です。(国内仕様盤には歌詞日本語訳付)

  • 商品番号:ALPHA419

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    パーセル(1659~1695)
    舞踏と歌のはざまで ~18世紀 詳細ページ
    [ティム・ミード/レ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン/フランソワ・ラザレヴィチ]

    PURCELL, H.: Songs and Dances - Z. 323, 331, 339, 406, 544, 572, 607, 611, 628, 751 (Mead, Les Musiciens de Saint-Julien, Lazarevitch)

    発売日:2018年10月26日 NMLアルバム番号:ALPHA419

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)の名手でありながら、同時に300年前のフランスでも流行していたバグパイプのエキスパートとしても知られ、古楽と民俗音楽の世界を分け隔てなく行き来してきたフランスの異才奏者フランソワ・ラザレヴィチ。Alphaレーベルで続けられてきた彼のチームは、あるときはフランスのロココ期へ、またあるときはルネサンス宮廷舞踏へ……と本拠フランスの正統派古楽も手がける一方で、アイルランドやスコットランドなど英国諸島の民謡にも確かな適性を示してきた、クロスオーヴァー的立ち位置もとれる柔軟な本格派団体。その知見と圧倒的な経験値をもって彼らが「英国のオルフェウス」こと17世紀イングランド最大の作曲家パーセルと正面から向き合うと、どんな魅力的な世界が紡ぎ出されるのか? と期待値充分なアルバムが登場! たんなる17世紀音楽として、あるいは宮廷寄りの正統派レパートリーとしてではなく、バグパイプも交えた民俗情緒をほんのり感じさせる、パーセル作品にひそむ舞踏の要素をあざやかに浮き彫りにしながら、17世紀の劇音楽・機会音楽の生々しい躍動感を伝えずにおかないプログラムが心そそります。リコーダー合奏、ヴァイオリン合奏、あるいは低音伴奏... アルバムの中で錯綜する音楽様式をへて、従来型のパーセル芸術家像をあざやかに覆す1枚の登場といえます! それでいて歌唱はカウンターテナー、つまり英国古楽的なパーセルの味わいを棄てるつもりは毛頭ないブレのなさも感じられます。これまでにもAlphaでリリースしてきたアルバムの全てが、高い注目度のもと古楽ファンに満足と驚きを与えてきた彼らだけに、これは目が離せないリリースといえそうです。(演奏陣の意図を伝える解説の日本語訳がつく国内仕様盤もおすすめです)

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA428

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    発売日:2018年10月26日

    LP 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    地中海――イタリアのみならずスペインや南仏、さらにはモロッコやトルコなどさまざまな音楽伝統が入り乱れる、この大きな海の名を冠した古楽グループ「カペラ・メディテラネア」は、今や古楽の新たなる揺籃の地となりつつあるアルゼンチンから来た、欧州随一の古楽鍵盤奏者・合唱指揮者アラルコンが率いるラテン感満点のアンサンブル。 それぞれソリストとしても活躍を続けるラテン系の古楽器奏者・古楽歌手が多数加わるこのグループに、今回は『ブエノス・アイレス・マドリガル』(MA Reccordings)をはじめ数々の地方音楽フュージョン古楽を成功させてきた、リュートとギターの才人キート・ガートが参加。カタルーニャ出身の世界的名歌手ホアン(ジュアン)・マヌエル・セラのヒットナンバーを、そこにひそむスペイン古楽との親和性を活かしながら縦横無尽、古楽器集団との精妙なパフォーマンスに昇華してみせました。 ノンヴィブラートめのしなやかな古楽歌唱(ソロ録音も多いマリアナ・フロレスやウーゴ・オリヴェイラら、古楽界の超実力派が続々!)も痛快、16世紀の黄金時代の音楽から18世紀を生きたヴァイスやカバニリェス、さらにモンポウの「静かな音楽」まで、カタルーニャに軸足を置きながらラテンの音楽史をあざやかに見渡す自在なプログラムもきわめて魅力的。オーガニックなスペイン古楽ハープやバロックギターのサウンドにキート・ガートならではの迸る感性が彩りを添える、どこか切ない南国の夜をじわりと思い起こさせてくれる逸品です。

  • 商品番号:NYCX-10011

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    テオルボに霊感をくれるのは
    ~17世紀のテオルボ音楽、21世紀に~
    詳細ページ
    [ブリュノ・エルストロフェール]

    Theorbo Recital: Helstroffer, Bruno - CASTALDI, B. / HELSTROFFER, B. / KAPSBERGER, G.G. / PICCININI, A. / SATIE, E. (Calling the Muse)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA391

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ル・ポエム・アルモニークやエルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルなどをはじめ、フランス最前線の古楽グループでの活躍がめだつ新世代リュート&テオルボ奏者ブリュノ・エルストロフェール。エレキ含む各種ギターを弾きこなす活躍スタイルは、古楽のプロでありながらジャンルの壁などにこだわらない21世紀型のミュージシャンらしい頼もしさを感じさせます。 このアルバムを彼は「logbook=日誌」ととらえ、ヨーロッパからアメリカまで数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作も交えながら「テオルボのドイツ人」と言われた17世紀の名匠カプスベルガーの作品やバッハなど、古楽作品と新作楽曲や編曲作品を分け隔てなく弾きこなし、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、昔日のイタリアの歌、さりげなく混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲も……エルストロフェールの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。 セルパン(古い低音管楽器)の異才ミシェル・ゴダールの参加にも注目。

  • 商品番号:NYCX-10012

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    IN TIME メンデルスゾーン
    メンデルスゾーン(1809-1847)
    ヴァイオリン協奏曲&八重奏曲
    (オリジナル・ヴァージョン) 詳細ページ
    [レーマン/シラノシアン/アニマ・エテルナ]

    MENDELSSOHN, Felix: Violin Concerto, Op. 64 / String Octet, Op. 20 (In Time) (Lehmann, Siranossian, Anima Eterna Brugge)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA410

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    本盤のソリストであるシュシャヌ・シラノシアンは。インマゼールが「アニマ・エテルナにおける次世代のスター」と称賛する新世代の古楽スターのひとり。ムジカ・アンティクヮ・ケルンの主宰者ラインハルト・ゲーベル門下から巣立った新生で、DHMレーベルにもソロ・アルバムがあるほか、Alphaレーベルではタルティーニ「悪魔のトリル」をはじめとするソナタ盤でインマゼールと対等のデュオを聴かせたのが記憶に新しいところ(Alpha255)。アニマ・エテルナはここで、メンデルスゾーンの代表作二つに注目します。 自らの作品を何度も改訂することで知られるメンデルスゾーンですが、有名な“ヴァイオリン協奏曲 ホ短調”もその例に漏れず、もともとピアノ協奏曲として構想されたとも。その後ヴァイオリンの名手ダーヴィトの助言を得ながら、結局は完成までに6年を必要とした作品でした。ここでは「八重奏曲」(こちらも通常聴きなれた版とは多くの違いが見られる貴重な演奏)とあわせ、古楽器録音ならではの解説にも注目したいところ。作曲当初の姿を入念に洗い出しながら、作品の真の姿での充実したパフォーマンスに仕上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10013

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    ウィーン世紀末、六人の作曲家
    ~ アルマ・マーラーのまわりで ~
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    [バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)/レインベルト・デ・レーウ(ピアノ)]

    発売日:2018年09月28日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ベルクの『ルル』とガーシュウィンの『ガール・クレイジー』をひとつのアルバムで出会わせるという痛快な成功例でAlphaレーベルに颯爽と登場、グラミー賞クラシック声楽部門のみならずカナダJuno賞でもクラシカル年間最優秀賞を獲得するなど、絶好調なすべりだしをみせたバーバラ・ハンニガン。ブリテン、ストラヴィンスキー、バルトーク、ベルク……と20世紀レパートリーの演奏史をあざやかに塗り替え続けてきたこの異才歌手はいま、オランダを中心に現代音楽シーンを賑わせてきた指揮者であり「ユニークなサティ弾き」でもあるレインベルト・デ・レーウと「ウィーン世紀末(世紀転換期)」をテーマに、妖艶・蠱惑的にして多彩な歌の数々をまたしてもユニークな音世界に結晶させてみせました。 音楽家だけでなく建築家や哲学者などさまざまな知の巨人たちとも交流をもち、時代に独特の存在感を残した(グスタフ・マーラー夫人として知られる)アルマ・マーラー=ヴェルフルを軸に、ツェムリンスキーやヴォルフ、新ウィーン楽派の異才たちがどんな空気感のなかに生きていたか、21世紀の気配と100年前とを軽やかに行き来するハンニガンの歌い口はどんな聴覚体験の刷新をもたらすのでしょう? 毎回かなりこだわりのあるアルバム制作理念をアピールしてくる彼女だけに、国内仕様での解説訳・訳詞にも注目です。

  • 商品番号:ALPHA393

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    ウィーン世紀末、六人の作曲家
    ~アルマ・マーラーのまわりで~
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    [バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)/レインベルト・デ・レーウ(ピアノ)]

    Vocal Recital (Soprano): Hannigan, Barbara - SCHOENBERG, A. / WEBERN, A. / BERG, A. / ZEMLINSKY, Z. / MAHLER, G. / WOLF, H. (Vienna: Fin de siècle)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA393

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    ベルクの『ルル』とガーシュウィンの『ガール・クレイジー』をひとつのアルバムで出会わせるという痛快な成功例でAlphaレーベルに颯爽と登場、グラミー賞クラシック声楽部門のみならずカナダJuno賞でもクラシカル年間最優秀賞を獲得するなど、絶好調なすべりだしをみせたバーバラ・ハンニガン。ブリテン、ストラヴィンスキー、バルトーク、ベルク……と20世紀レパートリーの演奏史をあざやかに塗り替え続けてきたこの異才歌手はいま、オランダを中心に現代音楽シーンを賑わせてきた指揮者であり「ユニークなサティ弾き」でもあるレインベルト・デ・レーウと「ウィーン世紀末(世紀転換期)」をテーマに、妖艶・蠱惑的にして多彩な歌の数々をまたしてもユニークな音世界に結晶させてみせました。 音楽家だけでなく建築家や哲学者などさまざまな知の巨人たちとも交流をもち、時代に独特の存在感を残した(グスタフ・マーラー夫人として知られる)アルマ・マーラー=ヴェルフルを軸に、ツェムリンスキーやヴォルフ、新ウィーン楽派の異才たちがどんな空気感のなかに生きていたか、21世紀の気配と100年前とを軽やかに行き来するハンニガンの歌い口はどんな聴覚体験の刷新をもたらすのでしょう? 毎回かなりこだわりのあるアルバム制作理念をアピールしてくる彼女の注目の1枚です。

  • 商品番号:ALPHA396

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    ジェミニアーニ(1687-1762)
    合奏協奏曲集 Op.7 詳細ページ
    [カフェ・ツィマーマン]

    GEMINIANI, F.: Concerti Grossi, Op. 7 (Café Zimmermann)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA396

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    イタリア後期バロック期の作曲家フランチェスコ・ジェミニアーニは「コレッリからヘンデルをつなぐ存在」と言われています。アレッサンドロ・スカルラッティに学び、ナポリの宮廷楽団のコンサート・マスターとして活躍していたところ、腕を買われてロンドンに招かれ第3代エセックス伯ウィリアム・カペルの庇護を受けました。かなり気性の激しい性格であったようで「熱血漢 Il Furibondoと呼ばれたことでも知られます。 このアルバムに収録された作品番号7の合奏協奏曲は、ジェミニアーニ59歳頃の作品。それぞれ弦楽四重奏をソリストに据えるという、当時としては画期的な編成で書かれているだけでなく、規則性を重視した時代にあって、彼の作品はあまりにも気まぐれであり、この曲を録音することに決めたカフェ・ツィマーマンのメンバーたちもその斬新さに驚いてしまったといいます。そろそろ対位法を重視した時代から典雅なギャラント様式に移行しつつある時代に花開いたジェミニアーニの華麗な協奏曲は、やはり熱血漢ならではの名曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA401

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    CONFIDENCE - 信頼
    ジュリアン・ベール(テノール)
    アリア集 詳細ページ
    [ジュリアン・ベール(テノール)/ピエール・ブルーズ(指揮)/リヨン国立歌劇場管弦楽団]

    Opera Arias (Tenor): Behr, Julian - BIZET, G. / DELIBES, L. / GODARD, B. / GOUNOD, C.-F. / MESSAGER, A. (Confidence)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA401

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    現代フランスで最も人気のあるテノール歌手の一人、ジュリアン・ベールのアリア集。モーツァルトを歌い、2009年に権威あるADAMI最優秀オペラ歌手賞を獲得するなど評価を高めてきたベール、このファースト・アルバムでは19世紀のフランス・オペラ・アリアを熱唱しています。耳にする機会の少ないアリアも含まれた、熟考の上に厳選された収録曲ですが、彼のカリスマ・ヴォイスはどんな曲でも見事に歌い上げ、苦悩から喜び、優しさ、ヒロイズム…多彩な感情を見せてくれます。 フランス語で歌われたレハールの2作の名喜歌劇《メリー・ウィドウ》と《微笑みの国》からのアリア、シャンソンのレジェンドとして知られるトレネの「去りゆく君」も聴きどころ。ベールのレパートリーの幅広さが伺えます。若手指揮者ブルーズが振るリヨン国立歌劇場管弦楽団のサポートも完璧です。

  • 商品番号:ALPHA408

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    クープラン(1668-1733)
    『クラヴサン奏法』およびその他のクラヴサン曲 詳細ページ
    [オリヴィエ・フォルタン(クラヴサン=チェンバロ)]

    COUPERIN, F.: Art de toucher le clavecin (L') (Fortin)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA408

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    譜面を一見すると、とても単純で易々と演奏できそうなフランソワ・クープランのクラヴサン(チェンバロ)音楽。しかし、クープランの想起した世界を完璧に表現することは本当に難しく、もし良い演奏に出会えたら、それは得難い体験になることでしょう。クープランの全作品の中で重要な位置を占める4巻のクラヴサン曲集は、単なる舞曲の集まりに見えますが、曲のそれぞれに趣向を凝らしたタイトルが付けられており、聴き手の想像力を自由に膨らませるのに役立ちます。 オリヴィエ・フォルタンは第1集から第4集までの曲を取り混ぜて、流麗な流れを持たせて演奏し、クープラン作品に新たな光を当てています。また曲間には、演奏に際しての注意や、クープラン自身の雑感などが書き込まれた著作「クラヴサン奏法」から採られた8曲の古風な作風による前奏曲が適宜挟み込まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA409

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    ボッケリーニ(1743-1805)
    〈チェロ作品集 第2集〉
    チェロ・ソナタ集 詳細ページ
    [ブリュノ・コクセ(チェロ)/レ・バッス・レユニ]

    BOCCHERINI, L.: Sonate per il violoncello, Vol. 2 - G. 1, 2, 5, 12, 13 (Cocset, Les Basses Réunies)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA409

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    現代では、あの愛らしい「メヌエット」1曲のみが知られるボッケリーニ。しかし1805年5月28日に彼がこの世を去った直後にはライプツィヒとパリのジャーナリストがそれぞれ「彼の楽器が奏でる比類なき音と表現力豊かなメロディで聴衆を魅了することができる優れたチェリスト」「素晴らしいチェロ奏者であった彼は、並ぶ者のないほどの表現力豊かな歌心で我々を魅了した」と賛辞を贈ったほどでした。ボッケリーニはもともとイタリアで生まれ、13歳でチェリストとしてデビュー。その後はウィーンの宮廷に勤めましたが、1769年、26歳の時にスペインに招かれドン・ルイス皇子付きの音楽家となり、生涯を終えるまでマドリッドで過ごしています。寂しい晩年を送ったとされますが、前述の賛辞の通り、チェリストとしては高い名声を保っていたことは間違いありません。 数多く残された弦楽五重奏曲は、とりわけチェロが活躍することで知られますが、チェロ・ソナタも同様で、ヴァイオリンを思わせるほどの広い音域を駆使したチェロのメロディはボッケリーニでなければ書き得ないほどに美しく完成度の高いものです。コクセは、他の名手たちとともにミラノ音楽院が所蔵するノセダ・コレクションの写本に基づいて5つのソナタを演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA417

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    シューベルト(1797-1828)
    弦楽四重奏曲 第10番&第14番「死と乙女」 詳細ページ
    [ヴァン・カイック四重奏団]

    SCHUBERT, F.: String Quartets Nos. 10 and 14, "Death and the Maiden" (Van Kuijk Quartet)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA417

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    「作曲家にアプローチする時には、その作風の進化を理解するために、彼、または彼女の初期の作品に没頭するのが好きです」と語るヴァン・カイック四重奏団のメンバーたち。そのアイデアは前作のモーツァルト・アルバムでも生かされていましたが、今回はシューベルトをテーマに、一人の作曲家の成熟過程を探っています。 収録されているのは、シューベルトが16歳の時に書いた弦楽四重奏団第10番と、早すぎる晩年である27歳の作品「死と乙女」。親密な家のリビングで演奏されたであろう幸せな第10番、苦難に満ちた暗さと悲痛さを持つ第14番。彼らの演奏は、全く違う雰囲気を持つ2つの作品からシューベルトが辿った時間の経過を鮮やかに浮かび上がらせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA424

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    ITINÉRAIRE - 旅程
    宇宙にインスパイアされた作品集
    詳細ページ
    [ヴォーチェ四重奏団]

    Chamber Music (String Quartet) - SEGAL, V. / SIVAK, G. / SEDDIKI, K. / PEIRANI, V. / AZMEH, K. / EL DIN, H. (Itinéraire) (Quatuor Voce)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA424

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    クァトゥール・ヴォーチェは来日経験もある弦楽四重奏団で、古典派から近代作品を得意とするアンサンブル。この「ITINÉRAIRE
    旅程」と題されたアルバムでは、2006年にこの世を去ったハムザ・エル・ディンの「ESCALAY」を中心にジャズ、ワールド・ミュージック、クラシック…ボーダーレスな音楽で描かれた《宇宙にインスパイアされた》作品を収録しています。時折聴こえるエスニックな楽器の響きにも心奪われます。 20世紀初頭、バルトークがハンガリーとルーマニアの村を巡って民謡を採取したように、あまり知られていない地域を探検し、その地の作曲家たちに出会うことで新しい作品が生まれるという、クロノス・カルテットの活動にも似たアプローチは、若き弦楽四重奏団の可能性を限りなく広げることでしょう。

  • 商品番号:ALPHA425

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    ツェンダー(1936-)
    シューベルトの「冬の旅」再創造 -
    テノールと小オーケストラのための 詳細ページ
    [ユリアン・プレガルディエン(テノール)/ロベルト・ライマー(指揮)/ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    ZENDER, H.: Schubert - Winterreise (Prégardien, German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Reimer)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA425

    CD価格:2,475円(税込)

    若きテノール歌手の中で強い存在感を放つユリアン・プレガルディエン。父クリストフ・プレガルディエンも優れたリート歌手であり、ユリアンも宗教曲やリートの分野で大活躍しています。彼がALPHAレーベルでの最初の録音に選んだのは歌曲集「冬の旅」。しかし、これはシューベルトが書いた曲集ではなく、後世の作曲家ハンス・ツェンダーが“まるでオペラか音楽物語のように”仕上げたオーケストラを伴う長大な歌絵巻です。 この作品は彼の父クリストフも歌い、作品の特異さを広く知らしめたもの。ツェンダー自身が「創造的な変容」と語るように、シューベルト作品の極限まで切り詰めた美しさ、深さとは一線を画した“表現豊かな性格”を与えられた曲集です。第1曲目の「おやすみ」から、歌手は歌い始めるまでに積もった雪の中を延々と歩かなくてはいけません。歌は時として叫び、嘆き、オーケストラは風景をとことん描写し、聴き手は目の前に迫る恐怖と諦念と戦うことになります。プレガルディエンの清冽な歌唱は苦悩に満ちた世界を浄めるかのようです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA426

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    カルダーラ(1670-1736)
    「キリストの足元のマグダラのマリア」 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン(指揮)/ル・バンケ・セレスト(アンサンブル)]

    CALDARA, A.: Maddalena ai piedi di Christo [Oratorio] (Le Banquet Céleste, Guillon)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:ALPHA426

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    イタリア・バロック期に歌劇、宗教曲の両面で重要な作品を多く残した作曲家カルダーラの代表作の一つ「キリストの足元のマグダラのマリア」をダミアン・ギヨン指揮するバンケ・セレストの演奏で。カルダーラは1670年頃にイタリア、ヴェネツィアに生まれ、幼い頃には聖マルコ大寺院の聖歌隊員として活躍する傍ら楽器の習得に励み、1699年に当時の盛家、マントヴァ公ゴンザーガ家の宮廷楽長に就任します。しかしスペイン継承戦争の影響を受けゴンザーガ家は没落、彼は職を求めローマからウィーンに移り、最終的にはウィーンの宮廷副楽長として生涯を終えています。 彼は1708年に最初の歌劇「Il più bel nome
    最も美しい名前」を作曲、以降、メタスタージオの台本を用いた歌劇や、バッハに影響を与えたとされるミサ曲など数多くの作品を残しましたが、この「キリストの足元のマグダラのマリア」はイタリア語で歌われるカンタータで、1700年にヴェネツィアで初演されています。イエスとマリアをめぐる6人の登場人物が次々と技巧的なレチタティーヴォとアリアを歌い繋ぐ形式で、多くのアリアにはヴァイオリンやチェロのオブリガートが付き、美しい旋律が与えられています。 名手たちが集うアンサンブル「ル・バンケ・セレスト」の表現力豊かな伴奏にも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA716

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    発売日:2018年09月28日

    Blu-ray日本語字幕なし通常価格:3,975円特価!:2,490円(税込)

    ローマ帝国第3代皇帝カリグラ(小さい軍靴の意味を持つ名)は、たった5年間の在位中に放蕩を繰り返し、28歳の若さで暗殺された後は「狂気の皇帝」として様々な逸話が捏造され、現在でも真の姿を知ることはできません。しかし、その強烈な存在感は、彼の同時代のローマ帝国の歴史家スエトニウスからアルベール・カミュ、もちろん現代に至るまで、詩人、劇作家たちに大いなる霊感を与え続けています。確かにカリグラは正気を失っていたかもしれませんが、その視線の先には将来があり、先見の明もありました。 パリアルディの歌劇《カリグラ》は、皇帝の生涯に寓話を織り込み、幻想的な歌劇に仕立てたもの。この上演では、登場人物は全て木製の人形=マリオネットたちが演じることで、理不尽な物語を現実味溢れるものにしています。マリオネットたちを監督するクティッキオは1948年生まれのヴェテラン人形使い。彼の父ジャコモから人形使いの方法を学び、パレルモの村から村へと巡り実践を積んできた人です。音楽を担当するのは、デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークと優れた歌手たち。17世紀後半の知られざる作品を生き生きとよみがえらせています。

  • 商品番号:ALPHA342

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    「ニレの木陰で」
    18世紀フランスのブリュネットとコントルダンス
    詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ(指揮、フラウト・トラヴェルソ、ミュゼット)/レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン(古楽器使用)]

    Vocal and Chamber Music - SCELLERY, C.-E.B. de / BOUSSET, J.-B. de (À l'ombre d'un ormeau) (Les Musiciens de Saint-Julien, Lazarevitch)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA342

    CD価格:1,520円(税込)

    18世紀フランスの人々を夢中にさせた音楽を集めたアルバム。ここに集められたブリュネットと呼ばれる歌や、英国のカントリー・ダンスが輸入されて発展したコントルダンスなどは、農民の音楽を元にしたものとして貴族階級から火がつき、やがてパリの市民たちの間にまで広がっていきました。ふいご付きのバグパイプ(ミュゼット)を中心に、ハーディガーディ、フルートなどの多彩な音色が、当時の日常生活の中で豊かに奏でられた音楽の楽しさ、美しさを私達に存分に味あわせてくれます。

  • 商品番号:ALPHA343

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    カンタータ集BWV 170/BWV 35 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン(指揮、カウンター・テナー)/モード・グラットン(オルガン)/ル・バンケ・セレスト(古楽器使用)]

    BACH, J.S.: Cantatas - BWV 35 and 170 (Guillon, Le Banquet Céleste, Gratton)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA343

    CD価格:1,520円(税込)

    様々なレーベルからアルバムをリリースしており、自身が創設したアンサンブル「ル・バンケ・セレスト」との共演以外にも、ヘレヴェッヘや、鈴木雅明のバッハ・カンタータのプロジェクトにも参加するなど、カウンター・テナーとして指揮者として活躍目覚ましいダミアン・ギヨン。こちらは2011年に録音されZig-Zag Territoiresレーベルから発売された、彼が自らリーダーシップを取るカンタータ・アルバムです。 こちらも近年活躍の場を広げている女性鍵盤楽器奏者、モード・グラットンが弾くオルガン作品と組み合わせておりますが、収録されたカンタータ2曲においても、オルガンが通奏低音という立場を超え独奏楽器として活躍しており、これとカウンター・テナーとが対話するように進行する音楽を全編で楽しむ趣向のアルバムとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA344

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    イギリス組曲(全曲) 詳細ページ
    [ブランディーヌ・ランヌー]

    BACH, J.S.: English Suites Nos. 1-6, BWV 806-811 (Rannou)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA344

    CD 2枚組価格:1,520円(税込)

    Zig-Zag Territoiresレーベルを中心に、バッハほかのチェンバロ作品を多数リリースしているランヌー。パリ国立高等音楽院でも教鞭を取り、近年話題のジャン・ロンドーなどを育てたことでも知られます。「フランス組曲」全曲も既にALPHAより再発売されましたが(ALPHA328)、こちらは2003年に録音された「イギリス組曲」全曲。持ち前の高度な装飾法を自在に駆使し、全6曲を表情豊かに聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA345

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    C.P.E.バッハ(1714-1788)
    4つのハンブルク交響曲とチェロ協奏曲 詳細ページ
    [ペトル・スカルカ(チェロ)/カフェ・ツィンマーマン(古楽器使用)]

    BACH, C.P.E.: Sinfonias, Wq. 182 / Cello Concerto, Wq. 172 (Skalka, Café Zimmermann, Valetti)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA345

    CD価格:1,425円(税込)

    ヴァイオリン奏者パブロ・バレッティと、鍵盤奏者セリーヌ・フリッシュを中心に結成されたカフェ・ツィンマーマン。J.S.バッハの協奏曲集が世界的な評価を受けている彼らですが、その活動のもう一つの柱が、C.P.E.バッハの作品です。 今回再発売されるのは、2005年録音の最初の作品集。名付け親でもあるテレマンの後任として赴任したハンブルクで書かれ、代表作の一つでもある弦楽のための6つの交響曲(ハンブルク交響曲)から4曲を収録し、人気のチェロ協奏曲を併せるという聴き応えたっぷりの内容。1パート1人でのアプローチが多いカフェ・ツィンマーマンですが、ここでは比較的多い人数で臨んでおり、持ち味である細やかなアーティキュレーションの面白さに加え、響きの豊かさも楽しむことが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA346

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    C.P.E.バッハ(1714-1788)
    フルート協奏曲集
    無伴奏フルート・ソナタ 詳細ページ
    [ジュリエット・ユレル(フルート)/アリー・ファン・ベーク(指揮)/オーヴェルニュ管弦楽団]

    BACH, C.P.E.: Flute Concertos, Wq. 166-168 / Flute Sonata, Wq. 132 (Hurel, Auvergne Orchestra, Beek)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA346

    CD価格:1,520円(税込)

    大のフルート愛好家として知られるフリードリヒ大王に仕えていた頃の、C.P.E.バッハが残したフルート協奏曲と無伴奏フルート・ソナタを収録。3つの協奏曲はチェロ協奏曲としても人気で、鍵盤楽器がソロを取る版も伝わります。 ロッテルダム・フィルの首席奏者を長年務めるユレルはモダン・フルート奏者ながら、ピリオド・アプローチも柔軟に取り入れ独自に昇華させた解釈で古楽ファンにも高い人気を誇り、2003年録音のこのアルバムでもしなやかな演奏を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA347

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    BARA FAUSTUS' DREAME
    1600年前後のエア、バラードとブロークン・コンソート
    詳細ページ
    [レ・ウィッチズ]

    Vocal and Instrumental Ensemble Music (Renaissance) - DOWLAND, J. / FERRABOSCO II, A. / MORLEY, T. / WARD, J. (Bara Faustus' Dreame) (Les Witches)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA347

    CD通常価格:1,425円特価!:890円(税込)

    1600年前後の歌曲や舞曲などをフリッツ・ウイリアム・ヴァージナル・ブックほかから集めたアルバム。ブロークン・コンソートとは、弦、管、鍵盤など多種にわたる楽器の混合アンサンブルを指し、ここでもヴァイオリン、フルート、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、クラヴィオルガヌム、シターン、バンドーラなどの多彩な音色の融合を楽しむことができます。

  • 商品番号:ALPHA348

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    W.バード(1540-1623)
    鍵盤作品集 詳細ページ
    [グスタフ・レオンハルト]

    BYRD, W.: Harpsichord Music (Leonhardt)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA348

    CD価格:1,425円(税込)

    様々なレーベルで長年録音を行い、古楽界に数々の金字塔を打ち立てた巨匠グスタフ・レオンハルト(1928-2012)。その最晩年には、立ち上がったばかりの小レーベルであったALPHAにてアルバム制作を行い、世界中の音楽ファンを驚かせました。このアルバムはその4枚目にあたり、公式に国際リリースされた最後の鍵盤独奏アルバムとなります。(この後にロシアのマイナーレーベルへフォルクレの作品集を録音しているようですが、ほとんど流通しておりません。ALPHAにはこの後にもう1枚、バッハのカンタータを指揮したアルバムを残しました。) 小さな部屋で少人数、あるいは一人で楽しむような鍵盤作品を数多く残したバード。レオンハルトは晩年まで最愛の作曲家のひとりとして、バードの名を挙げ続けていました。ここでは当時の王室などで用いられた小型の楽器を用い、音の一つ一つを慈しむように奏でています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA349

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    デュファイ(1400頃-1474)
    「花の中の花」 ~ モテット、讃歌、アンティフォン 詳細ページ
    [アンサンブル・ムジカ・ノーヴァ]

    DUFAY, G.: Flos Florum / Ave regina caelorum / Ave virgo que de celis (Musica Nova)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA349

    CD価格:1,425円(税込)

    テノールのリュシアン・カンデル率いるアンサンブル・ムジカ・ノーヴァによる、デュファイの聖母を讃える作品を集めたアルバム。リヨンの古楽集団である彼らは、aeon(エオン)レーベルで制作したオケゲムの『いかなる旋法にもなるミサ曲』(AECD0753/国内仕様初出時MAECD0753)が高い評価を博し、日本でも『レコード芸術』でレコード・アカデミー賞音楽史部門を受賞するなど大いに注目を浴びました。声楽5人によるアンサンブルが、純度の高いハーモニーを奏でます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA350

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    ド・ラランド(1657-1726)
    ルソン・ド・テネブル 詳細ページ
    [クレール・ルフィリアトル(ソプラノ)/ヴァンサン・デュメストル(テオルボと指揮)/ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)]

    LALANDE, M.-R. de: Tenebræ (Lefilliâtre, Le Poème Harmonique, Dumestre)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA350

    CD価格:1,520円(税込)

    作曲者ド・ラランドはルイ14世の治世末期から18世紀にかけ、フランス王室礼拝堂の監督として大きな影響力をもち、歿後もその作品が末永く演奏されつづけた教会音楽の大家。デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークは2018年の最新盤でもこの作曲家の「テ・デウム」をとりあげています。 聖金曜日を挟む、聖木曜日・聖金曜日・聖土曜日の夜半過ぎから行われる礼拝「ルソン・ド・テネブル」。「エレミアの哀歌」に基づく第1から第3までのテキストを各日朗読しますが、ド・ラランドはこのうち第3ルソンのための音楽のみ、3日分残しました。これらは、同時代の傑作と言われるクープランのものとは趣をやや異にし、少し庶民的な、親しみやすい雰囲気を持ったもので、ソプラノ独唱のために書かれています。冒頭で切々と歌い上げられる「ミゼレーレ」はソプラノのソロと男声のみの合唱、器楽のために書かれており、カウンターテナーのダミアン・ギヨン、ヴィオールの上村かおりなどが参加しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA351

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    マショー(1300頃-1377)
    ノートルダム・ミサ 詳細ページ
    [アントワーヌ・ゲルベ(指揮)/ディアボルス・イン・ムジカ]

    MACHAUT, G. de: Messe de Nostre Dame (Diabolus in Musica, Guerber)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA351

    CD価格:1,425円(税込)

    ミサの通常文を単独の作曲家が全て多声で作曲しているマショーの「ノートルダム・ミサ」のような例は、14世紀ではたいへん珍しいものです。ディアボルス・イン・ムジカによる、テノールからバスまで男声のみ8人のアンサンブルは、バス声域の太い響きが音楽をがっしりと支え、中世音楽が持つある種の野性味を底辺としながら、たいへん美しいハーモニーに包まれる喜びを十二分に感じさせてくれます。マショーの作品以外も3曲(8、10、15)挟み込んでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA352

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    モーツァルト(1756-1791)
    交響曲 第39番-第41番
    ファゴット協奏曲 詳細ページ
    [ジェーン・ガワー(ファゴット)/ジョス・ファン・インマゼール(指揮)/アニマ・エテルナ・ブリュッヘ]

    MOZART, W.A.: Symphonies Nos. 39, 40 and 41 / Bassoon Concerto, K. 191 (Gower, Anima Eterna Brugge, Immerseel)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA352

    CD 2枚組価格:1,520円(税込)

    インマゼールによるモーツァルトの最後の3つの交響曲と、若き日に書かれたファゴット協奏曲を収録しています。力強く美しい39番、快速テンポが効いている40番、41番。決して軽くも粗くもなくしっかりと歌い上げられる中で、速いテンポだからこその景色をみることが出来る快演です。協奏曲でガワーが奏でるファゴットの、柔らかな音色もたいへん魅力的。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA353

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    タルティーニ(1692-1770)
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
    ~ヴェネツィアの独唱歌を交えて~ 詳細ページ
    [キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン) 、パトリツィア・ボヴィ(ソプラノ)]

    TARTINI, G.: Vocal and Violin Music (Sonate a violino solo - Aria del Tasso) (Banchini, Bovi)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA353

    CD価格:1,425円(税込)

    バンキーニが弾くタルティーニの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタと、タルティーニとは関係の深いアッシジ出身のソプラノ、ボヴィが無伴奏で歌うイタリアの伝承歌などを収録。冒頭に収録された「心嬉しく、きみを抱き寄せよう」の旋律は、続くソナタ第17番に引用されるているなど、タルティーニのソナタに関係の深い歌が選ばれており、謎に包まれたその創作の秘密に迫ろうというアルバムとなっています。最後に収められた数少ないタルティーニの歌曲で初めて、二人の共演を聴くことが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA354

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    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    フルート協奏曲集 詳細ページ
    [アレクシス・コセンコ(フラウト・トラヴェルソ、指揮)/アルテ・デイ・スオナトーリ(古楽器使用)]

    VIVALDI, A.: Flute Concertos, RV 427-430, 432, 434-436, 438, 440 (Kossenko, Arte dei Suonatori)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA354

    CD価格:1,520円(税込)

    近年は指揮者としても活躍する古楽系フルート奏者コセンコによる、ヴィヴァルディのフラウト・トラヴェルソ(フルート)のための協奏曲。断片や抜粋も含め10曲も収録しています。聴きどころの一つは、象牙・黒檀・柘植といった材質の違う6つの楽器(いずれも18世紀の楽器のコピー)を吹き分けていること。多彩な音色と軽やかなテクニックでそれぞれの作品の特徴を生かし、楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA355

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    ゼレンカ(1679-1745)
    奉納ミサ(誓願のミサ) ホ短調 ZWV 18 詳細ページ
    [ヴァーツラフ・ルクス(指揮)/コレギウム・ヴォカーレ1704、コレギウム1704]

    ZELENKA, J.D.: Missa Votiva (Abadie, Blažíková, Curková, Kořínek, Král, Mihalcová, Collegium 1704, Luks)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA355

    CD価格:1,425円(税込)

    ボヘミア(現チェコ)に生まれ、ドレスデンを中心に活躍したゼレンカ。当地の宮廷楽団で長年楽長代理を務めていた彼ですが、結局楽長の地位は得られずじまいでした。本作は晩年に大病を患ったさい、快癒した暁には神にミサを奉納する、と誓願したゼレンカが実際に快復後に作曲した作品。合唱のほかに4パートのソリストと管弦楽を伴う大編成で、演奏時間も約70分を必要とする大がかりなものです。 ゼレンカと同じくチェコ出身のヴァーツラフ・ルクスが自国で組織した古楽器集団による、精緻な演奏でお楽しみいただけます。2011年に『サライ』大賞(音楽部門)を受賞。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA391

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    CALLING THE MUSE - ミューズ召喚
    テオルボのための古い曲と新しい曲
    詳細ページ
    [ヘルシュトロッファー]

    Theorbo Recital: Helstroffer, Bruno - CASTALDI, B. / HELSTROFFER, B. / KAPSBERGER, G.G. / PICCININI, A. / SATIE, E. (Calling the Muse)

    発売日:2018年08月29日 NMLアルバム番号:ALPHA391

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ドイツの若手テオルボ奏者、ブルーノ・ヘルシュトロッファー。17世紀以前の音楽と現代の音楽を自由に弾きこなす逸材として知られています。 このアルバムは彼自身が「logbook=日誌」と呼ぶもので、ヨーロッパからアメリカまで、数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作と、様々な時代に書かれた小品が並べられており、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、16世紀のイタリアの人々の歌、突然混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲までも聴くことができます。ヘルシュトロッファーの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。LP盤には、選りすぐりの作品がセンス良く並べられており、テオルボの深みのある音色が良く捉えられています。

  • 商品番号:ALPHA405

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ、クラリネット、チェロのための三重奏曲集 詳細ページ
    [ル・サージュ/メイエ/ボホルケス]

    BEETHOVEN, L. van: Trios for Clarinet, Cello and Piano, Opp. 11, "Gassenhauer" and 38 (Le Sage, P. Meyer, Bohórquez)

    発売日:2018年08月29日 NMLアルバム番号:ALPHA405

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランス、南東部アヴィニョンの美しい街「サロン=ド=プロヴァンス」で毎年開催される室内楽の音楽祭。1993年にル・サージュ、メイエ、パユによって設立され、2018年には第26回目の開催が予定されており、最高峰の演奏家たちが素晴らしい音楽の祭典を繰り広げます。 この音楽祭から一連の録音を集め「サロンの音楽」と名付けた新しいシリーズが登場します。第1作はクラリネットの名手、ポール・メイエと、長年共演を続けているエリック・ル・サージュ、1995年ジュネーブ国際コンクールで優勝したチェリストのクラウディオ・ボホルケスの3人が紡ぎ出すベートーヴェンの三重奏曲集です。 ベートーヴェンが活躍していた時代の室内楽の多くは、音楽的素養を持った貴族たちのために書かれており、一度評判を取ると、同じ曲を様々な編成に編曲することが求められていました。「街の歌」は当時流行していたヴァイグルの歌劇のメロディが主題として用いられ、またクラリネットのパートは若干平易に書かれており、演奏者の利便が考慮されていますが、作品の完成度はとても高く、若く野心的なベートーヴェンの姿が見えてくるような闊達さを持っています。七重奏曲も同じ理由で様々な形に編曲されましたが、この三重奏版は簡素な美しさを放っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA407

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ヴァイオリン・ソナタ集
    第1番・第10番・第5番「春」
    詳細ページ
    [ガット/リベール]

    BEETHOVEN, L. van: Violin Sonatas Nos. 1, 5, "Spring" and 10 (Gatto, Libeer)

    発売日:2018年08月29日 NMLアルバム番号:ALPHA407

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ベルギー出身の2人の若手奏者、ヴァイオリンのロレンツォ・ガットとピアノのジュリアン・リベールのデュオによる初アルバムの登場。クレバース、デュメイに学び、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で注目を浴びたガットと、名ピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスの弟子リベール。彼らの今の関心はベートーヴェンにあるといい、2016年から何度もベートーヴェンのソナタを演奏、作品を存分に練り上げてからこの録音に臨んでいます。 ストラディヴァリの豊潤な音色を包み込む、平行弦ピアノ(バレンボイムも愛用していることで知られるクリス・マーネ社製造の弦がまっすぐに張られたピアノ)のクリアーな響きは、良く知られたベートーヴェンのソナタに、新たな光を当てています。平行弦ピアノ・・・19世紀末までに通常用いられていた、若干古めかしいスタイルのピアノであり、典雅な音色と美しい響きを有しています。マネーはこの楽器を良く知る修復家として広く知られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA410

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    IN TIME メンデルスゾーン(1809-1847)
    ヴァイオリン協奏曲&八重奏曲
    (オリジナル・ヴァージョン) 詳細ページ
    [レーマン/シラノシアン/アニマ・エテルナ]

    MENDELSSOHN, Felix: Violin Concerto, Op. 64 / String Octet, Op. 20 (In Time) (Lehmann, Siranossian, Anima Eterna Brugge)

    発売日:2018年08月29日 NMLアルバム番号:ALPHA410

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    現在、古楽界で注目を浴びているヴァイオリニスト、シュシャヌ・シラノシアン。インマゼールが「アニマ・エテルナにおける次世代のスター」と称賛する彼女のアルバムは、メンデルスゾーンの協奏曲と八重奏曲の組み合わせ。自らの作品を何度も改訂することで知られるメンデルスゾーンですが、有名な“ヴァイオリン協奏曲 ホ短調”もその例に漏れず、もともとピアノ協奏曲として構想されたとも言い、ヴァイオリニストの知人の助言を得ながら、結局は完成までに6年を必要とした作品です。 ヤーコプ・レーマン率いるアニマ・エテルナとシラノシアンは、この曲のオリジナル・ヴァージョンを演奏し、作品の真の姿を洗い出すことに成功しています。同時収録の「八重奏曲」も珍しいオリジナル・ヴァージョンが選択されており、こちらも通常聴きなれた版とは多くの違いが見られる貴重な演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA427

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第5番 ニ短調 Op.47 詳細ページ
    [北ドイツ放送フィル/ウルバンスキ]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 5 (North German Radio Philharmonic, Urbański)

    発売日:2018年08月29日 NMLアルバム番号:ALPHA427

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    衝撃的かつスマートな解釈で人気を博した「春の祭典」から1年。ウルバンスキとNDRエルプフィルハーモニーの新作の登場です。曲は「ショスタコーヴィチ:交響曲第5番」、今や、数多くの指揮者、オーケストラが演奏する名曲をウルバンスキは新しい視点で鮮やかに演奏しています。 「春の祭典」をヘヴィメタに例えたウルバンスキですが、ショスタコーヴィチの第5番も彼のお気に入りの作品ということで、作品の内面にまで深く踏み込み、曲の持つ表面的な明るさ、勇壮さの中に潜む悲劇的な面をあぶり出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA429

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    発売日:2018年08月29日

    LP価格:2,400円(税込)

    ドイツの若手テオルボ奏者、ブルーノ・ヘルシュトロッファー。17世紀以前の音楽と現代の音楽を自由に弾きこなす逸材として知られています。 このアルバムは彼自身が「logbook=日誌」と呼ぶもので、ヨーロッパからアメリカまで、数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作と、様々な時代に書かれた小品が並べられており、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、16世紀のイタリアの人々の歌、突然混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲までも聴くことができます。ヘルシュトロッファーの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。LP盤には、選りすぐりの作品がセンス良く並べられており、テオルボの深みのある音色が良く捉えられています。

  • 商品番号:ALPHA372

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    発売日:2018年08月24日

    CD 18枚組BOX価格:5,100円(税込、送料無料)

    バロック音楽と言えば、だれもが思い浮かべる数々の名曲・・・ヴィヴァルディの「四季」やJ.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」、「ゴルトベルク変奏曲」「無伴奏チェロ組曲」などはもちろんのこと、ラモーの「クラヴサン組曲」やパーセルの「ダイドーとイニーアス」など一度は聴いておきたい作品を網羅した18枚組BOXが再プレスされました。 レオンハルトやコクセの定評ある名演に加え、クルレンツィスとムジカエテルナなどの最先端の演奏も含むこのBOXは、初めてバロック音楽を聴く人だけでなく、この時代の作品に慣れ親しんでいる人にも新たな喜びをもたらします。

  • 商品番号:NYCX-10003

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    Bach Inspiration
    バッハとフルート
    ~合奏曲・無伴奏曲・声楽曲
    [日本語解説付き] 詳細ページ
    [ユレル/アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    BACH, J.S.: Overture (Suite) No. 2, BWV 1067 / Flute Partita, BWV 1013 / Flute Sonata, BWV 1038 (Bach Inspiration) (Hurel, Ensemble Les Surprises)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA358

    CD価格:2,970円(税込)

    教会カンタータ、受難曲、あるいはミサ曲... といった教会向けの音楽では、彼はオーボエやヴァイオリンと同じように、縦笛や横笛をさまざまな作品に盛り込みました。とくに教会カンタータ(彼が仕えていたルター派プロテスタント教会で、日曜や祭日の礼拝のたび演奏されていた、合奏を伴う声楽作品)では、20あまりの作品のなかにリコーダー(縦笛)が使われているのが知られています。そのかたわら、小人数の楽器奏者たちだけで演奏できる室内楽曲を書くとなれば、彼はむしろ横笛、すなわちフルートをことさらよく使ったのでした。(解説文より)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10004

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    ベネヴォロ(ベネヴォリ)(1605-1672)
    16声のミサ ~ 17世紀ローマの多重合唱
    [日本語解説付き] 詳細ページ
    [ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ]

    BENEVOLO, O.: Missa Si Deus pro nobis / Magnificat (Concert Spirituel Chorus, Niquet)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA400

    SACD-Hybrid、 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    このアルバムの中軸をなすミサ曲は、1660年の作。「もし神があなたのために... SiDeus pro nobis」という歌い出しで始まる教会歌のメロディを軸にして、全16声部ものパートのために書かれたこの作品は当時大いに人気を博したようで、イタリア各地はもとよりドイツ語圏にも手書きで書き写された楽譜が残っているほどです。そこには実にさまざまな作曲様式が凝縮されていて、コントラストあざやかに変化をつけた小さな部分の連続からなる音楽は概して、詩句を聴き取りやすくした総唱部分と、その間に配された独唱がきわだつ部分、そして多声同時進行の精妙な作曲技法が生きる部分... と、きわめて多様な音作りで聴き手を飽きさせません。ーードゥニ・モリエ(解説文より)

  • 商品番号:NYCX-10005

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    〈HAYDN 2032 第6集〉
    ラメンタツィオーネ
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲集 詳細ページ
    [バーゼル室内管/アントニーニ]

    HAYDN, J.: Symphonies Nos. 3, 26, 30, "Alleluja", 79 (Haydn 2032 Project, No. 6. Lamentatione) (Basel Chamber Orchestra, Antonini)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA678

    CD国内仕様 解説日本語訳・補筆付き価格:2,970円(税込)

    “もうずいぶん前から、私は(これまでに何度か耳にしたり記事で読んだりしてきた)とある件について、ハイドンにぜひ伺ってみたい... と思っていました。それは、彼が[歌詞をうたう歌手なしに]楽器だけで演奏できるよう曲を書くとき、何かしら自分がことばで説明したかったことを音楽に託していたのか... ? という疑問です。「いやめったにそういうことはありませんでしたね」、ハイドンはそう答えてくれました。「楽器だけのために曲を書くとき、私はだいたいにおいて、純粋に音楽のことしか考えていません――どこまでも、ただ音楽に引きまわされるがままにしてきたまでのこと。しかし、例外がただ一度だけありました――ある交響曲の緩徐楽章アダージョを通じて、神と、愚かな罪人との対話を描いたことがありましたよ。”アルベルト・クリストフ・ディース、1806年5月27日付――『ヨーゼフ・ハイドン評伝』(1810 年ウィーン刊)に所収(解説文より)

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA287

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    ブクステフーデ(1637-1707)
    Abendmusiken - 夕べの音楽 詳細ページ
    [ミルス/ヴォクス・ルミニス/フォルタン/アンサンブル・マスク]

    BUXTEHUDE, D.: Choral and Chamber Music (Abendmusiken) (Myrus, Vox Luminis, Fortin, Ensemble Masques, Meunier)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA287

    CD価格:2,475円(税込)

    1667年、ハンザ同盟の盟主として隆盛を極めた都市リューベックの聖母マリア教会オルガニストのフランツ・トゥンダーが死去。その後任に選出されたのはデンマークで活躍していたブクステフーデでした。彼はトゥンダーの娘と結婚し、この誉れ高い職務にあたり、数々の新しい試みを導入します。その中でも最も知られているのが「Abendmusik 夕べの音楽」の拡大です。これは前任者トゥンダーが始めた「夕方の礼拝時のささやかな演奏」ですが、ブクステフーデは合唱、オーケストラを含む大編成で華やかな作品を上演、しかも入場無料であったため大人気を博しました。これを聴くために若きバッハさえも長い道のりを歩みリューベックまでやってきたと言われています。 このアルバムでは、ドイツ・バロックを得意とするヴォクス・ルミニスとアンサンブル・マスクによる演奏で「夕べの音楽」の演奏会を再現。2017年のルター宗教改革500周年にちなみ、プログラムには4つのカンタータを中心に、器楽曲が配されています。 ヴォクス・ルミニス … フランスを中心に、世界中で活躍するヴォーカル・アンサンブル。アンサンブル名「vox luminis=光の声」の通り、温かい響きと正確無比のハーモニーが持ち味で。Grammophone Editor's Choise(英)とDiapason d'Or(仏)を獲得するなど評価は高く、日本における古楽の雄、鈴木優人氏もしばしばアンサンブルに参加するほど、その実力は折り紙付きです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA293

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    Crazy Girl Crazy
    バーバラ・ハニガン名唱集
    詳細ページ
    [ハニガン/ルートヴィヒ管]

    BERIO, L.: Sequenza III / BERG, A.: Lulu Suite / GERSHWIN, G.: Girl Crazy Suite (Crazy Girl Crazy) (Hannigan, Ludwig Orchestra)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA293

    CD+DVD価格:2,475円(税込)

    2017年グラミー賞《最優秀クラシック・ソロヴォーカリスト賞》受賞アルバム!カナダ出身の異才ソプラノ、バーバラ・ハニガン。レパートリーは幅広く、モーツァルトやグルック、パーセルなどのバロック作品も得意としていますが、何より彼女の名声を高めたのは一連の現代作品であり、映像でも公開されているリゲティの《グラン・マカーブル》の情景やB.A.ツィンマーマンの《兵士たち》での人知を超越したかの歌唱は聴き手に強い衝撃を与え続けています。 様々な手法と技法が凝らされた、声のコレクションとも言えるベリオの「セクエンツァIII」で始まるこのアルバムは、ハニガンの魅力が存分に生かされているだけではなく、「ルル」組曲では指揮者としての才能も知ることができる、ハニガン入門にうってつけの1枚です。

  • 商品番号:ALPHA361

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    BACH - バッハ
    J.S.バッハ(1685-1750)
    リュート編曲による作品集 詳細ページ
    [ダンフォード]

    BACH, J.S.: Lute Suite, BWV 995 / Cello Suite No. 1, BWV 1007 (arr. T. Dunford) / Partita for Solo Violin, BWV 1004 (arr. T. Dunford) (Dunford)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA361

    CD価格:2,475円(税込)

    J.S.バッハの作品をアーチリュート(大きいリュートの意。テオルボに代わる通奏低音楽器)で演奏するという意欲的なアルバム。有名な無伴奏チェロ組曲第1番と、無伴奏ヴァイオリン組曲第2番のシャコンヌは、演奏者トーマス・ダンフォード自身の編曲により、巧みにリュートへと移し替えられており、とりわけヴァイオリンでも演奏困難なシャコンヌでの目のくらむような驚異的な演奏が聴きものです。 1988年生まれのダンフォードは9歳から師クレア・アントニーニの元でリュートを学び、2006年からはパリ国立音楽院に進学、高名なリュート奏者シャルル=エドゥアルド・ファンタンのクラスで一等賞を獲得しています。その後、バーゼルのスコラ・カトルムで研鑽を積み、多くのコンクールで優勝。世界中で活躍する期待のリュート奏者です。リュートの響きを最大限に生かす美しい残響を備えています。スイス、ラ・ショー=ド=フォンにあるホールでの録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA399

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    Continuum
    リゲティとスカルラッティ
    詳細ページ
    [テイラー]

    Harpsichord Recital: Taylor, Justin - SCARLATTI, D. / LIGETI, G. (Continuum)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA399

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    イタリア、バロック時代の作曲家ドメニコ・スカルラッティと、ハンガリーの現代作曲家ジェルジ・リゲティ。一見何の繋がりもないように思える2人の作曲家ですが、鍵盤音楽における技巧性の追求においては、大きな共通性があります。このアルバムではスカルラッティの多彩なソナタに、リゲティの3つの壮観な作品を挟み込み、時代を超越した結びつきを体感させるというユニークな試みがなされています。 演奏しているテイラーはフランスとアメリカの血を引く1992年生まれの若きハープシコード奏者。グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」、フランス批評家サークルの「レヴェレーション・ミュージカル」など数多くの賞を獲得、その柔軟な表現と音楽性により、現在最も活躍が期待されている演奏家の一人です。

  • 商品番号:ALPHA403

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    ピアノ五重奏曲
    バガテル 詳細ページ
    [ミルシテイン/シルヴァ/ブッシュ三重奏団]

    DVOŘÁK, A.: Piano Quintets, Opp. 5 and 81 / Bagatelles (Milstein, Silva, Busch Trio)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:ALPHA403

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    すでにALPHAレーベルからドヴォルザークの作品をリリースしているブッシュ三重奏団。今作では1984年創設のイザイ四重奏団のメンバーであり、ピアノ四重奏曲でも共演したヴィオラ奏者ダ・シルヴァとロシア出身のヴァイオリニスト、マリア・ミルシテインを迎え、ドヴォルザークのピアノ五重奏曲と「バガテル」を演奏しています。 同じ調性を持ちながら、作曲年代に15年の開きがある2曲のピアノ五重奏曲では、作風の特徴をしっかりと捉えることで、ドヴォルザークの芸術の変遷と内面の熟成をはっきりと感じさせ、またバガテルでは作品の持つ親密な雰囲気を存分に味わわせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA280

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    シューマン(1810-1856)
    弦楽四重奏曲 第2番・第3番 詳細ページ
    [エリアス弦楽四重奏団]

    SCHUMANN, R.: String Quartets Nos. 2 and 3 (Elias String Quartet)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA280

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    エリアス弦楽四重奏団のアンサンブル名はメンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」のドイツ語呼称からとられたもの。1998年、マンチェスターのノーザン音楽大学で結成され、クリストファー・ローランド博士に師事、そのほかアルバンベルク四重奏団やジョルジュ・クルターク、アンリ・デュティユーなどにも師事し、活動を始めるやいなや世界中で高く評価されています。 彼らは既に、ウィグモアホールでの「ベートーヴェン弦楽四重奏曲」全曲録音をリリースしていますが、今作は彼らが特別な感情を抱いているというシューマンの四重奏曲。「これらの曲には作曲家の個人的心情が反映されていて、作品の全てにニュアンスが溢れている」と語る彼らの演奏はとても魅力的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA283

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    エルガー(1857-1934)
    チェロ協奏曲
    ピアノ五重奏曲
    ため息(チェロと管弦楽編) 詳細ページ
    [ヘッカー/ヴィトマン/マッキャロル/ザクセ/ヘルムヒェン/アントワープ響/デ・ワールト]

    ELGAR, E.: Cello Concerto / Sospiri / Piano Quintet (M.-E. Hecker, C. Widmann, D. McCarroll, Sachse, Helmchen, Antwerp Symphony, de Waart)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA283

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ドイツ、ツヴィッカウ生まれのチェリスト、マリー=エリザベス・ヘッカーが演奏するエルガーのチェロを含む作品集。これまでにALPHAレーベルからはシューベルトのピアノ三重奏曲/アルペジョーネ・ソナタとブラームスのチェロ・ソナタをリリース。この2作で見事な共演を披露したピアニストのヘルムヒェンとは、今回の「ピアノ五重奏」でも息のあった演奏を繰り広げています。 他の奏者たちにも注目。2018年夏に来日が予定されているヴァイオリニスト、カロリン・ヴィトマンを始め、錚々たるメンバーです。メインであるチェロ協奏曲ではエド・デ・ワールトが指揮するアントワープ交響楽団を従え、息をのむような緊張感に満ちた演奏を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA292

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    ストラヴィンスキー(1882-1971)
    春の祭典 詳細ページ
    [北ドイツ放送エルプフィル/ウルバンスキ]

    STRAVINSKY, I.: Sacre du printemps (Le) (The Rite of Spring) (North German Radio Elbphilharmonie Orchestra, Urbański)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA292

    CD+Blu-ray価格:2,475円(税込)

    2017年、世界中の音楽界を沸かせた出来事の一つに、ハンブルクの巨大ホール「エルプフィルハーモニー」のオープンがありました。そしてホールとともに改名した北ドイツ放送エルプ・フィルハーモニー交響楽団(旧北ドイツ放送交響楽団)も新たな一歩を踏み出したのです。 オーケストラを率いるウルバンスキは、まず2016年にスタジオで「春の祭典」を周到な準備のもとにCDに録音し、その翌年、1月にオープンしたばかりの新ホールで、同じく「春の祭典」をBlu‐rayの映像に収録。素晴らしいホールの内装と音響を披露することに成功しました。“春の祭典はヘヴィメタよりも賑やかだ”と断言するウルバンスキの刺激的な演奏を存分に楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA356

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    クレランボー(1676-1749)
    テノールのためのフランス語カンタータ集 詳細ページ
    [メヘレン/ア・ノクテ・テンポリス]

    CLÉRAMBAULT, L.-N: Cantates françoises (Mechelen, A Nocte Temporis)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA356

    CD価格:2,475円(税込)

    ALPHAレーベルではおなじみのバロック・テノール、メヘレンがうたうクレランボーのカンタータ集。クレランボーはフランス・バロック盛期の代表的な作曲家であり、オルガニストとして活躍する傍ら、「フランス語カンタータ」というジャンルを確立、この分野で右に出るもののない巨匠となった人です。 このアルバムでは、2017年にベルギーの新聞「Caesilia Prix」が“今年のアーティスト”に選定した期待の若手メヘレンが自らのアンサンブル「ア・ノクテ・テンポリス」を率い、技巧的で表現力豊かなカンタータを縦横無尽に歌いこなしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA357

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    シベリウス/ラウタヴァーラ:
    ヴァイオリン協奏曲集 詳細ページ
    [フェルドマン/リエージュ・ロイヤル・フィル/カントロフ]

    Violin Concertos - RAUTAVAARA, E. / SIBELIUS, J. (Feldmann, Liège Royal Philharmonic, Kantorow)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA357

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    1991年生まれのヴァイオリニスト、トビアス・フェルトマン。ALPHAレーベルではラヴェル、プロコフィエフ、リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ集(ALPHA253)をリリース。この演奏における瑞々しい感性と高い技術は、同世代のヴァイオリニストの中でも群を抜く存在感を放っています。 世界中のオーケストラから共演を求められているフェルトマン、今回のアルバムではジャン=ジャック・カントロフが指揮するリエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団と共演を果たしました。同じく優れたヴァイオリニストであるカントロフのサポートにより、伸び伸びと演奏されるシベリウスと、神秘的な作風を持つラウタヴァーラの2曲をお聴きください。

  • 商品番号:ALPHA358

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    Bach Inspiration
    J.S.バッハ(1685-1750)作品集 詳細ページ
    [ユレル/アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    BACH, J.S.: Overture (Suite) No. 2, BWV 1067 / Flute Partita, BWV 1013 / Flute Sonata, BWV 1038 (Bach Inspiration) (Hurel, Ensemble Les Surprises)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA358

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランス出身、パリ国立音楽院で学んだフルート奏者ジュリエット・ユレル。1998年よりロッテルダム・フィル首席フルート奏者を務めています。数多くの録音があり、そのレパートリーはハイドン、モーツァルトからフランス近代作品、現代作品までと幅広く、最近ではヴォーチェ四重奏団とのモーツァルト:フルート四重奏曲全集(ALPHA204)でのチャーミングな演奏が話題となりました。 今回のアルバムはJ.S.バッハに焦点を当て、まずはフルートが活躍する「管弦楽組曲 第2番」と2曲の「フルート・ソナタ」をピックアップ。それだけではなく、カンタータなどでフルートのオブリガードが付けられているいくつかの作品を、ソプラノ歌手ヴィユトレイと共に演奏し、バッハ作品におけるフルートの役割を見せてくれます。アンサンブル・レ・シュルプリーズの洗練された響きも、ユレルのフルートにマッチしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA384

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    Black is the Colour - 黒はあの人の好きな色
    室内楽伴奏によるベリオ、ラヴェル、ファリャ歌曲集
    詳細ページ
    [ステファニー/ラビリンス・アンサンブル]

    Vocal Music - BERIO, L. / RAVEL, M. / FALLA, M. de (Black is the Colour) (Stéphany, Labyrinth Ensemble)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA384

    CD価格:2,475円(税込)

    1948年より開催されている「エクサン・プロヴァンス音楽祭」。オペラを中心に数多くの演奏会が行われる夏の風物詩です。1998年からは音楽祭に伴い「アカデミー」を開設、若い演奏家たちのマスタークラスや、創作オペラ、実験音楽などの刺激的なワークショップが実施され、新しい才能が発掘される場となっています。 ALPHAレーベルはこのアカデミーとコラボレーションを行っており、定期的に若い才能を見出していますが、2006年にアカデミーに参加したアンナ・ステファニーもその一人。彼女は早い時期からベリオのフォークソングに興味を抱き、この作品をベースにしたコンサートを企画していました。今回、素晴らしい「ラビュリント・アンサンブル」との共演で実現したレコーディングでは、ベリオとラヴェル、ファリャの作品を室内楽伴奏版で演奏。ベリオが要求する多彩な歌唱も含めた「言葉とイメージの融合」が図られた新感覚の作品として表出されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA385

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    ハイドン/ベートーヴェン:
    ピアノ・ソナタ集 詳細ページ
    [カヴェー]

    HAYDN, J.: Keyboard Sonatas Nos. 47, 58 / BEETHOVEN, L. van: Piano Sonatas Nos. 1, 2, 6 (Cavé)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA385

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ベートーヴェンがハイドンに初めて会ったのは1790年、彼が20歳の時でした。その2年後、ベートーヴェンはハイドンの弟子の一人になりましたが、ハイドンも多忙を極めていたためか思うような指導を受けることができず、後に「私はハイドンから何も学んだことはない」と語ったと言われています。 その2人の作風と野心の違いは、こうして同じ頃に書かれた作品を並べて聴いてみることで明確になりますが、同時にウィーンが育んだ“共通項”も感じ取れることでしょう。演奏しているカヴェーはフォルテピアノにも造詣の深いピアニストです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA386

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ディアベリ変奏曲 詳細ページ
    [ヘルムヒェン]

    BEETHOVEN, L. van: Diabelli Variations (Helmchen)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA386

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    ドイツ古典派からメシアンまでの幅広いレパートリーを得意とし、繊細な音色で聴く者を魅了し続けるヘルムヒェン。今後はALPHAレーベルへ集中的にベートーヴェンを録音する予定であり、この「ディアベリ変奏曲」はそのスタートとなるアルバムです。この曲について「人間の内面、心の奥底の感情、風刺や哲学を介して巡る旅路」と語るヘルムヒェンの演奏は、変奏の一つ一つが傑作として浮かび上がるほどの強い説得力を持っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA387

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    Deux
    ヴァイオリンとピアノのための作品集
    (バルトーク/プーランク/ラヴェル) 詳細ページ
    [コパチンスカヤ/レスチェンコ]

    Violin and Piano Recital: Kopatchinskaja, Patricia / Leschenko, Polina - POULENC, F. / BARTÓK, B. / RAVEL, M. (Deux)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA387

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    2015年リリースの衝撃作『TAKE 2 ヴァイオリニストと二人で』(Alpha211)での斬新な演奏、シューベルト『死と乙女』をめぐる弦楽合奏アルバム(Alpha265)では指揮もこなし、グラミー賞を受賞。クラシック演奏の通念を次々と塗り替えてゆく驚異的な才能を持つヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤの新しい1枚は、シンプルなプーランク、バルトーク、ラヴェルのソナタ的作品集。しかし、その演奏は実に刺激的で、特にバルトークでの妖艶な音色には思わずため息が出るほど。パートナーを務めるレスチェンコは、アルゲリッチが絶賛する名手。2人が紡ぎ出す独特の響きは、一度でも耳にしたら決して忘れることはできません。

  • 商品番号:ALPHA388

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    Les Boys - 少年たち
    ピアノ・デュオ作品集
    詳細ページ
    [デュオ・ヤーテーコク]

    Piano Duo Recital: Duo Jatekok - TROTIGNON, B. / POULENC, F. / BRUBECK, D. (Les Boys)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA388

    CD価格:2,475円(税込)

    フランスの名手クレール・デゼールに教えを受けた「デュオ・ヤーテーコク」。彼女らがデゼールからレッスンを受けたクルタークのデュオ作品「ヤーテーコク」をアンサンブル名に冠し、ユニークな活動を行っています。 このアルバムでは、プーランクの洒脱な作品をジャズで挟むという面白いプログラムを提案。刺激的で柔軟な演奏が持ち味です。

  • 商品番号:ALPHA389

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975):
    交響曲 第6番
    シンフォニエッタ 詳細ページ
    [エストニア祝祭管/P. ヤルヴィ]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 6 / Sinfonietta, Op. 110b (Estonian Festival Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA389

    CD通常価格:2,475円特価!:1,490円(税込)

    世界中のひのき舞台で強烈な存在感を放つだけでなく、NHK交響楽団の指揮者としても日本でおなじみとなった指揮者パーヴォ・ヤルヴィ。最近では父ネーメにも迫る風格を備え、ますます素晴らしい音楽を奏でています。 ヤルヴィのALPHAレーベル初登場となったこのアルバムは、彼の故郷における最高のオーケストラ「エストニア祝祭管弦楽団」とのショスタコーヴィチ。メインの第6番と、珍しい弦楽四重奏曲第8番の管弦楽版というプログラムは、オーケストラの実力を存分に堪能できる素晴らしい選曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA392

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    Gypsy Baroque - ジプシー・バロック 詳細ページ [イル・スオナール・パルランテ管]

    Chamber Music (Baroque) - TELEMANN, G.P. / BENDA, F. / VIVALDI, A. / KIRNBERGER, G.P. / PALÚCH, S. (Gypsy Baroque) (Il Suonar Parlante Orchestra)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA392

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    レーベル創設以来、バロック以前の音楽の可能性を追求してきたALPHAレーベルらしい1枚。この「Gypsy Baroque」と題されたアルバムは、若い頃にポーランドとスロヴァキアの間にあった貴族の邸宅に仕え、この地の民族音楽を知ったテレマンを中心に、ヴィヴァルディやタルティーニと言った、国境を越えて活躍した作曲家の作品を、彼らが影響を受けたであろう「民族音楽」の関係性を探りながら演奏していくという企画盤。要所要所に挟まれた18世紀のジプシー音楽も含め、全てをバロック楽器と民族楽器の混合アンサンブルで演奏したことで、普段なら典雅な響きを放つテレマンの曲も野趣溢れた作品として新たな魅力を見せています。 アンサンブルの中心となるヴィットリオ・ギエルミは、イル・ジャルディーノの創設者であり、彼が率いるイル・スオナール・パルランテはジャズと伝統音楽を探求するアンサンブル。革新的なプロジェクトで知られています。

  • 商品番号:ALPHA394

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    Larmes de Résurrection - 復活と涙
    17世紀ドイツ・バロックの改悛の音楽
    詳細ページ
    [ラ・タンペート/ベスティオン]

    SCHÜTZ, H.: Historia der Aufferstehung Jesu Christi / SCHEIN, J.H.: Fontana d'Israel (excerpts) (Larmes de Résurrection) (La Tempête, Bestion)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA394

    CD価格:2,475円(税込)

    17世紀英国の音楽を、ダンス・パフォーマンスとのコラボレーションで表現するかと思えば、ルネサンス期の代表作の一つ、マショーの「ノートルダム・ミサ」とストラヴィンスキーのミサを並べるという不思議なアルバムをリリースする“先鋭的バロック集団”ラ・タンペート。 このアルバムではドイツ・バロック正統派の作曲家シュッツとシャインの作品を粛々と演奏。選ばれている曲はどれも「改悛」をテーマにしており、ドイツ17世紀のプロテスタントの心が的確に表現されています。ル・ポエム・アルモニークのトップを飾ってきた名歌手ルフィリアトル、そしてビザンティン歌謡の歌手アブダラの存在感が際立つ素晴らしいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA395

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    ブラームス(1833-1897)
    ピアノ協奏曲 第2番 詳細ページ
    [ゲルナー/NHK交響楽団/尾高忠明]

    BRAHMS, J.: Piano Concerto No. 2 (N. Goerner, NHK Symphony, Tadaaki Otaka)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA395

    CD通常価格:1,725円特価!:1,290円(税込)

    1969年アルゼンチン生まれのピアニスト、ネルソン・ゲルナー。1990年のジュネーヴ国際コンクールで入賞して以来、日本にも度々来日して繊細、かつ美しい音楽を奏でて人気を獲得しています。 この2009年のブラームスは、ゲルナーの堂々たる独奏だけでなく、N響を完璧にコントロールした尾高の指揮にも注目が集まりました。冒頭のホルンソロや第3楽章のチェロなど、要所要所での名技を含め、ピアノとオーケストラが拮抗しながら、ひたすら美しいブラームスを紡ぎ出していきます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA397

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    シメール
    サンドリーヌ・ピオー 歌曲を歌う 詳細ページ
    [ピオー]

    Vocal Recital (Soprano): Piau, Sandrine - LOEWE, C. / SCHUMANN, R. / DEBUSSY, C. / WOLF, H. / PREVIN, A. / POULENC, F. (Chimère)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA397

    CD通常価格:2,475円特価!:1,990円(税込)

    名ソプラノ、サンドリーヌ・ピオーのALPHAレーベルへの初のリサイタル・アルバム。タイトルの「CHIMÉRE-シメール」とはギリシャ神話に登場する“ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ怪物”(英語読みではキマイラ)のことですが、時には理解できない夢の象徴や、様々な要素を併せ持つ存在=女性そのものを示す、まさにこのアルバムにふさわしい言葉です。 彼女が変幻自在に歌い上げるレーヴェ、ヴォルフ、ドビュッシー、プーランク、あまり聴くことのないガーニー、バクサ、そしてバーバー、プレヴィンの歌曲は、ドイツ語、フランス語、英語の3つの言語を行き来しながら、聴き手を詩的で親密な夢の旅へといざないます。伴奏のマノフのピアノもピオーの歌にぴったりと寄り添い、ユニークな世界を描き出しています。

  • 商品番号:ALPHA398

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    ヒンデミット(1895-1963)
    歌曲集「マリアの生涯」Op.27(1922/23年版) 詳細ページ
    [バンゼ/ヘルムヒェン]

    HINDEMITH, P.: Marienleben (Das) (Banse, Helmchen)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA398

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    独特の深い声質を持ち、現代から古典までを歌いこなすドイツのソプラノ、ユリアーネ・バンゼ。一連のロマン派作品の歌唱や宗教曲での強い存在感を放つ彼女の歌は、一度耳にしたら忘れることはできないほどの印象を残します。 今アルバムでバンゼが取り組んだのは、ヒンデミットが1923年に作曲した歌曲集「マリアの生涯」。リルケの詩による15曲で構成された詩集は、聖母マリアの誕生から死までが忠実に綴られており、ヒンデミットはこの詩にワーグナーの妖艶さとドビュッシーの繊細さを兼ね備えた曲をつけました。 当時のヒンデミットの作風はかなり前衛的で、ピアノ伴奏も歌も演奏が困難だったため、後の1948年にヒンデミット自身が曲を改訂。こちらの方が耳なじみが良いため、演奏される機会が多いのですが、かの名手グレン・グールドは初稿版をより高く評価しており、このバンゼの演奏も初稿版で歌われています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA400

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    ベネヴォリ(1605-1672)
    16声のミサ「神が私たちと一緒なら」 詳細ページ
    [ル・コンセール・スピリチュエル/ニケ]

    BENEVOLO, O.: Missa Si Deus pro nobis / Magnificat (Concert Spirituel Chorus, Niquet)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA400

    SACD-Hybrid価格:2,475円(税込)

    イタリア初期バロック時代に活躍した作曲家ベネヴォリ。長い間、有名な「53声部のザルツブルク・ミサ」の作曲者として認知されていましたが、最近になってこの曲はビーバー(もしくはホーファー)の作品という説が有力になっています。ベネヴォリ自身はおよそ20曲のミサをはじめ、モテット、詩篇などの声楽曲を書き、そのどれもが複雑なポリフォニーを駆使した壮大な作品であり、演奏はなかなか困難です。 エルヴェ・ニケは、このような作品を復活蘇演するのを好んでおり、このアルバムでは、2018年に結成30年を迎えた彼の楽団「ル・コンセール・スピリチュエル」を率いて、ベネヴォリのミサ曲「SI DEUS PRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」に取り組みました。ニケは当時の様式を研究した上で、何人かの作曲家の曲や祈りの言葉をはさみ、ミサとしての形式が保たれています。実際の演奏は8組の合唱団と、4人の歌手、15人の通奏低音奏者を要し、合唱団は聴衆を囲むように配置されており、この臨場感を全て伝えるために、SACDハイブリッド盤での発売となります。

  • 商品番号:ALPHA404

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    ドビュッシー(1862-1918)ピアノ作品集
    版画/12の練習曲より
    映像 第1集/喜びの島 詳細ページ
    [ゲルナー]

    DEBUSSY, C.: Isle Joyeuse (L') / Images, Book 1 / Études, Book 2 / Estampes (Goerner)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA404

    CD価格:2,475円(税込)

    2013年11月9日付の「デイリー・テレグラフ」紙で絶賛されたゲルナーのドビュッシー。若い頃から「ドビュッシーにずっと魅了されていた」と語るゲルナーの演奏は、知的な明晰さ、奥深さ、高度な技術を全て結集させた、詩情あふれる仕上がりとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA477

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    RESOUND BEETHOVEN 第6集
    交響曲 第8番 ヘ長調
    ピアノ協奏曲 ニ長調(原曲 ヴァイオリン協奏曲) 詳細ページ
    [ヴァリッシュ/ウィーン・アカデミー管/ハーゼルベック]

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 8 / Piano Concerto, Op. 61a (Wallisch, Vienna Academy Orchestra, Haselböck)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA477

    CD価格:2,475円(税込)

    ベートーヴェン時代の楽器を用い、小編成で演奏を行うウィーン・アカデミー管弦楽団とマルティン・ハーゼルベックが追求する「RESOUND BEETHOVEN」のシリーズ、今回の第6集には、比較的小規模な編成ながら、独創的な工夫が凝らされた「交響曲第8番」とベートーヴェン自身がクレメンティの勧めによって「ヴァイオリン協奏曲」をピアノ用に編曲した「ピアノ協奏曲 ニ長調」の2作を収録。 独奏のヴァリッシュが演奏する楽器は、ベートーヴェンが活躍した時代に製作された1825年製のフォルテピアノで、演奏場所もベートーヴェンの重要作品が多く初演されたオーストリア科学アカデミー(旧大学)という凝ったシチュエーション。18世紀初頭に響いたであろう音が余すことなく再現されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA678

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    〈HAYDN 2032 第6集〉
    ラメンタツィオーネ
    ハイドン(1732-1809)
    交響曲集 詳細ページ
    [バーゼル室内管/アントニーニ]

    HAYDN, J.: Symphonies Nos. 3, 26, 30, "Alleluja", 79 (Haydn 2032 Project, No. 6. Lamentatione) (Basel Chamber Orchestra, Antonini)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA678

    CD価格:2,475円(税込)

    ハイドン生誕300年にあたる2032年。この年までにハイドンの交響曲全曲を録音しよう! と2013年から始まったプロジェクト「HAYDN 2032」。イル・ジャルディーノ・アルモニコとジョヴァンニ・アントニーニの演奏で録音が開始されましたが、第5集からはバーゼル室内管弦楽団が演奏を担当、更に刺激的なハイドンを楽しむことができます。 第6集に収録されているのは、アルバムタイトルにもなっている第26番「ラメンタツィオーネ」を始めとした、第3番、第30番、第79番の全4曲。グレゴリオ聖歌の旋律が用いられた第26番はシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)期の始まりを告げる作品とされ、ドラマティックな構成が愛されています。他の3曲も含めアントニーニのきめ細やかな解釈が光る闊達な演奏が素晴らしく、聴きどころもたっぷりです。 また今回の第6集は、これまでのように他の作曲家の作品や、ハイドンの声楽曲などをカップリングすることなく、全てをハイドンの交響曲でまとめた潔い選曲であることも見逃せません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA968

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    MAJESTÉ - 陛下
    ドラランド(1657-1726)
    ルイ14世を讃える作品集 詳細ページ
    [アンサンブル・エデス/ル・ポエム・アルモニーク/ドゥメストル]

    LALANDE, M.-R. de: Deitatis majestatem / Ecce, nunc benedicite / Te Deum laudamus (Majesté) (Ensemble Aedes, Le Poème Harmonique, Dumestre)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:ALPHA968

    CD価格:2,475円(税込)

    フランス・バロック時代に活躍した作曲家ドラランド。1683年、25歳のドラランドは“太陽王”ルイ14世の宮廷音楽家として召し抱えられ、すぐに王のお気に入りの一人となり、王女の音楽教師を務めながら、1714年には王室礼拝堂(シャペル・ロワイヤル)の楽長となり、亡くなるまでその職務にあたりました。40年に渡る年月の中で、王はドラランドを信頼し、新しい王室礼拝堂を建築する際には、協議メンバーにドラランドを加えていました。またドラランドも王を心から崇拝し、お互いに良い関係を築いたようです。 このアルバムでは、ドラランドが新しいシャペル・ロワイヤルのために作曲した壮大な「グラン・モテ」(管弦楽伴奏や室内楽伴奏を伴う大規模なモテット)と、テ・デウムを作品所縁の場所でデュメストル率いるル・ポエム・アルモニークが演奏、時を超えた感動をもたらしています。

    収録作曲家: