グラウン(ヨハン・ゴットリープ) Graun, Johann Gottlieb
生没年 | 1702-1771 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 28349 |
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C.P.E.バッハ(1714-1788)/
J.G.グラウン(1703-1771):
ヴィオラ協奏曲集 [マティス・ロシャ(ヴィオラ)/スティーヴン・ワーツ(ヴァイオリン)/ハワード・グリフィス(指揮)/カメラータ・シュヴァイツ]BACH, C.P.E.: Cello Concerto, Wq. 171, H. 436 (arr. for viola) / GRAUN, J.G.: Concertante / Viola Concerto (Rochat, Camerata Schweiz, H. Griffiths)
発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:555613-2
CD価格:2,775円(税込)
ヨーロッパで注目されている若手ヴィオラ奏者マティス・ロシャが宿願だったというC.P.E.バッハのチェロ協奏曲に挑んだアルバム。 ロシャはケルンでアントワン・タメスティに、ライプツィヒでタチヤナ・マスレンコに師事、現在はミゲル・ダ・シルバと共にベルギーのエリザベート王妃音楽院でアーティスト・イン・レジデンスを務めつつ、ベルギー、ドイツ、フランス、スイスなどで演奏活動を行っています。2021年にはラフマニノフのチェロ・ソナタや歌曲をヴィオラで演奏したアルバムをリリースして、そのテクニックと歌心あふれる演奏が注目されました。 ここでは彼がかねてからの夢だったと語るC.P.E.バッハのチェロ協奏曲 変ロ長調 Wq 171のソロをヴィオラで演奏。原盤解説(英語・独語)では「この曲の軽やかなヴィルトゥオジティはヴィオラに向いている」と語る一方、10代の頃からの相談役であった指揮者ハワード・グリフィスに賛同してもらうためにアレンジには周到な工夫を凝らしたとも語っています。 他にはヴァイオリンの名手だったグラウンの作品を2曲収録。コンチェルタンテで共演しているのは2014年メニューイン国際コンクールの覇者、オランダのステファン・ワーツ。グリフィス率いるカメラータ・シュヴァイツが見事なサポートを聴かせます。
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グラウン(1703-1771):
勝者よ帰れ〔カンタータ集〕
カンタータ『ああ神よ、フィレーノ』
ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 イ短調
カンタータ『すでに夕方に』 [アマンダ・フォーサイス(ソプラノ)/オペラ・プリマ(古楽器アンサンブル)/クリスティアーノ・コンタディン(ヴィオラ・ダ・ガンバ&指揮)]GRAUN, J.G.: Cantatas - O dio Fileno / Già la sera si avicina (Torna vincitor) (Forsythe, Contadin, Opera Prima Ensemble)
発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:555284-2
CD価格:2,475円(税込)
ドイツの作曲家ヨハン・ゴットリープ・グラウンのカンタータとヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲。ヴァイオリンの名手と知られたグラウンですが、ヴィオラ・ダ・ガンバを弾きこなしたという記録は残っていません。しかし彼はこの楽器が活躍する作品を27曲も残しており、とりわけ協奏曲では、奏者の技巧に挑戦するかのようなパッセージが含まれており、グラウンがガンバの演奏技法に習熟し、高い関心を持っていたことをうかがわせます。 このアルバムには、協奏曲の他にヴィオラ・ダ・ガンバの壮大なソロ・パートが現れる2曲のカンタータを収録。これらは、当時最も名を馳せていたメタスタージオのテキストを用いたイタリア式のソロ・カンタータであり、歌唱にも高度な技巧が求められています。 バロック音楽を得意とするソプラノ、フォーサイスはボストン・アーリーミュージック・フェスティバルの常連歌手。オペラ・プリマの創設者コンタディンのヴィオラ・ダ・ガンバとともに美しい旋律を歌い上げ聴き手を魅了します。
収録作曲家:
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発売日:2017年09月22日
CD価格:2,240円(税込)
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アーリー・ピアノ
~ フォルテピアノ・歴史的ピアノによる21世紀の精選名盤集
[10枚組BOX] [インマゼール、リュビモフ、ル・サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコ ほか]発売日:2019年09月27日
CD 10枚組価格:4,500円(税込、送料無料)
ALPHAならでは! 作曲当時の響きに迫る古楽器ピアノの音色を楽しむ、特別価格の好企画BOXALPHAとZig-Zag Territoiresからリリースされた膨大なカタログから、現代ピアノとは違う、作曲家たちが知っていた18~19世紀当時のフォルテピアノ・歴史的ピアノで録音された重要盤を集めた10枚組BOX。使用楽器は個々それぞれに全く違う楽器と言っても過言ではないほどですが、演奏者はどのアルバムでも演奏作品に最適な楽器を厳選、どのアルバムでも作曲家自身が聴き知っていた音のイメージに肉薄してみせています。 演奏者もインマゼール、リュビモフ、ル・サージュ、スホーデンヴルト、パシチェンコなど、楽器ごとに最適な歴史的奏法でずばぬけた解釈を体現してきた新旧世代の一流ぞろい。シューベルト作品に寄り添うヴァルター・モデルの響きからチェンバロ風のジルバーマン・モデルによるC.P.E.バッハ、曲中の隠れた面白さに次々と気づかされるハイドン演奏、楽器のスペックすれすれに攻めるスリルがたまらないプレイエルでのリストまで、このBOXひとつで歴史的ピアノの多彩さと深さが概観できる、よく練られた決定盤的内容になっています。
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発売日:2017年09月22日
CD価格:2,100円(税込)
アルゼンチン生まれの奏者ギエルモ・ブラチェッタが弾くバッハ親子とグラウンの作品集。1995年からオランダで生活し、優れたソリストとして、また通奏低音奏者として、世界中で活躍しています。resonusレーベルからは既に何枚かのアルバムをリリースしており、中でもラモーの作品集(RES10145)は、柔軟な表現が高く評価されています。 今回のアルバムで共演している、彼の師メンノ・ファン・デルフトとともにW.F.バッハ財団を設立、日夜研究に明け暮れているブラチェッタですが、今回のアルバムでも独自の研究結果が反映されたW.F.バッハ作品をはじめ、情熱的な演奏を聴かせています。