ムソルグスキー(モデスト・ペトロヴィチ)
Mussorgsky, Modest Petrovich
生没年 | 1839-1881 | 国 | ロシア |
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辞書順 | 「ム」 | NML作曲家番号 | 20130 |
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『オルガン・トランスクリプションの芸術』
~ 展覧会の絵、トリスタンとイゾルデ、ド・ラ・ゲール [ヴァンサン・ジャンヴラン]発売日:2021年02月12日
CD 価格:2,400円(税込)
ラジオ・フランス自慢の最新鋭オルガンと音響を名編曲で堪能!ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」のオルガン編曲(Hortus)も評価の高いジャンヴランによる、ワーグナーとムソルグスキー、そしてフランス・バロックの女性作曲家という興味深い組み合わせのアルバム。 2015年にオープンしたラジオ・フランスの新しいコンサートホール、オーディトリアムで録音されており、グレンツィング社製の大オルガンの表現力と、永田音響設計が手掛けた評判の音響を楽しむことが出来ます。 様々な音楽表現を聴かせてくれる『展覧会の絵』はまさにうってつけといえ、この編曲は既に世界中で様々なオルガニストに取り上げられています。なおラヴェル編曲版などに倣い5回目のプロムナードは省かれています。
収録作曲家:
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『ドビュッシー、ショパン、ムソルグスキー』
~ 子供の領分、24の前奏曲、展覧会の絵 [ベフゾド・アブドゥライモフ]発売日:2021年01月15日
CD国内仕様 日本語解説付き 価格:2,970円(税込)
アブドゥライモフが聴かせる「小品の万華鏡」1990年ウズベキスタンの首都タシュケント生まれのベフゾド・アブドゥライモフ。2009年にロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝し、Deccaから2枚のアルバムをリリース、驚異的なテクニックで世界中のピアノ・ファンを虜にしました。その後プロムスにデビューするなど、日本を含む世界各地の演奏活動で深みを増した彼が、ALPHAレーベルからアルバムをリリースします。 第1弾はドビュッシー、ショパン、そしてムソルグスキーによる人気作品を集めた贅沢な一枚。いずれも小さな曲を集めた作品で、隣り合う曲同士の類似と相違の関係性が織りなす色彩感を万華鏡のように楽しむことをテーマとしています。豊かな経験による成長を感じさせる軽やかさの中に、高い技術力に裏打ちされた高度な表現を聴かせ、時折挟む、ちょっとしたテンポの揺れなどもたいへん魅力的です。なお、『展覧会の絵』はバウアー版あるいはラヴェル編曲版の影響か、「ビドロ」は弱音で始まり5つ目の「プロムナード」は省略しています。 ALPHAからは数枚のアルバムが予定されており、今後の展開が楽しみなところです。
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ムソルグスキー(1839-1881):
組曲「展覧会の絵」(M.ラヴェルによる管弦楽版)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
歌劇《見えざる町キテージと聖女フェヴォロニャの物語》 - 演奏会用組曲
リャードフ(1855-1914):
魔法にかけられた湖 [ドミートリー・キタエンコ(指揮)ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団]Orchestral Music - MUSSORGSKY, M.P. / RIMSKY-KORSAKOV, N.A. / LIADOV, A.K. (Cologne Gürzenich Orchestra, Kitayenko)
発売日:2019年05月24日
NMLアルバム番号:OC469
CD日本語オビ付き
通常価格:1,840円→ 特価!:590円(税込)2009年、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の名誉指揮者に就任以来、キタエンコは数多くの素晴らしい録音を世に出してきました。とりわけ前作のシベリウス:交響曲 第2番(OC457)は2019年の国際クラシック音楽賞(ICMA)の交響曲部門で最高賞に選ばれるなど世界中で絶賛されています。 今作では、キタエンコが最も得意とするお国物3曲を収録。ムソルグスキーの名曲「展覧会の絵」ではカラフルなサウンドが楽しめるラヴェル版を用い、しなやかで美しい演奏を披露。リムスキー=コルサコフの歌劇《見えざる町キテージと聖女フェヴォロニャの物語》の演奏会組曲では、神秘的な物語を彩る重厚な音楽を形作ります。リャードフの人気曲「魔法にかけられた湖」もやはり物語性を持つ曲であり、ここでもキタエンコは堂々たる音楽を聴かせます。
収録作曲家:
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ムソルグスキー(1839-1881):
展覧会の絵
ハーシュ(1955-):
チャイコフスキーの主題による変奏曲 [ナターシャ・パレムスキ]Piano Recital: Paremski, Natasha - MUSSORGSKY, M.P. / HERSCH, F.
発売日:2019年04月05日
NMLアルバム番号:Steinway30093
CD 価格:2,250円(税込)
モダン・ピアノの機能美を生かした、ダイナミックな「展覧会の絵」ロシア出身で現在アメリカを中心に活躍するピアニスト、ナターシャ・パレムスキによる「展覧会の絵」が登場。冒頭の「プロムナード」から濃淡の大きな表現であり、「古城」や「死者への呼びかけ」などでの細やかな表情や、「ビドロ」、「サムエル・ゴールデンベルク」、「バーバ・ヤーガ」の豪快さ、「キエフの大きな門」の繊細な入り、それら全てを裏打ちする目の覚めるようなテクニックにどんどん引き込まれてしまいます。ロシアものを得意としている彼女ならではのたいへんダイナミックな演奏で、ピアノの機能性をフルに生かしている点でも注目です。 アメリカの有名ジャズ・ピアニスト、フレッド・ハーシュによる変奏曲は、チャイコフスキーの交響曲第4番第2楽章冒頭のテーマを元にしたもの。ジャズのイディオムをふんだんに盛り込み起伏に富んだ作品で、パレムスキの表現力を楽しむのにうってつけといえます。 ハンブルクとニューヨーク、2種の”Model D"を弾き分けているというのも、STEINWAYレーベルならではのこだわり。
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ムソルグスキー(1839-1881):
組曲「展覧会の絵」/子供部屋
交響詩「はげ山の一夜」
(I.イオフ編曲室内管弦楽版)発売日:2018年07月27日
CD 価格:2,320円(税込)
ヴァイオリニスト、指揮者、イリヤ・イオフの編曲による弦楽合奏のためのムソルグスキー。「展覧会の絵」はこれまで、ラヴェルによる管弦楽編曲を筆頭に、オルガンやシンセサイザー、ジャズやロック、バヤン(ロシアのアコーディオン)などによる民族音楽的なアプローチまで、様々な編曲が行われ、広く親しまれてきました。イオフによる新たな編曲では、この作品の美しいメロディを弦楽合奏により引き出しつつ、19世紀ロシア風の手法にこだわり、あくまでロシア的な作品として再生することに成功しています。打楽器や管楽器の直線的な音色から解放された弦楽の雄大な響きには、ロシアの大地を連想させるものが確かにあります。 「子供部屋」は、ムソルグスキーのほかの歌曲集と比較しても取り上げられることの少ない作品ですが、イオフは今回の編曲で「弦楽と声楽が溶け合う音によって、子供の世界が持つ笑い、涙、恐怖、そして真の喜びを初めて描き切ることができた」と語っています。ドイツでの公演の折には「細部まで克明な彫刻のような素晴らしさ」と、地元の新聞で絶賛されました。 ラストを飾る「はげ山の一夜」は、一般的なリムスキー=コルサコフ版を下地とした編曲。夜明けの場面にはチューブラーベルも登場しています。ムソルグスキーの研究者やファンの強いこだわりにも十分に応える編曲です。
収録作曲家:
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ムソルグスキーは生涯に渡っていくつかピアノ曲を作曲しましたが、現在知られている作品は「展覧会の絵」のみであり、他の曲は全くと言ってよいほど演奏される機会もありません。もっとも、ムソルグスキー自身も晩年は歌劇の作曲に注力していたため、残されている作品のほとんどは初期から中期に書かれたものですが、どの曲も描写的でまるで歌劇の中のアリアのような美しいメロディに彩られており、折々のムソルグスキーの心情が反映されたかのような独創性を持っています。 このアルバムには彼のピアノ曲全てが収録されており、もちろん13歳の作品「騎手のポルカ」も含まれています。MELODIYAの膨大な音源から選ばれた名手たちの演奏でお楽しみください。ボーナス・トラックの「死の歌と踊り - セレナード」はこのアルバムのための新録音です。
収録作曲家:
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ジェラード・シュワルツ&
オールスター・オーケストラ
プログラム13&14ALL-STAR ORCHESTRA (THE): Program 13: Russian Treasures / Program 14: Northern Lights (G. Schwarz) (NTSC)
発売日:2018年05月25日
DVD 価格:1,760円(税込)
アメリカの30以上のオーケストラから選ばれた精鋭たちが、ジェラード・シュワルツの元に集結。世界中の名曲や、アメリカの最新作を演奏するというプロジェクト「オールスター・オーケストラ」。 プログラム13はムソルグスキーの「展覧会の絵」。原曲はピアノ曲ですが、ラヴェルが美しい管弦楽版に編曲。オーケストラの性能をフルに生かした名曲として知られています。プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」も人気の高い作品。ここでは選りすぐりの名曲をお届けいたします。 プログラム14は、シベリウスの「交響曲第2番」。壮麗な作品はまさに北欧を代表するにふさわしい雄大な表情を見せています。
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パナヨティス・デモプーロス
ピアノ・リサイタル [デモプーロス]Piano Recital: Demopoulos, Panayiotis - BRAHMS, J. / MUSSORGSKY, M.P. / DEMOPOULOS, P.
発売日:2018年04月27日
NMLアルバム番号:DDV24166
CD 価格:1,760円(税込)
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ザンデルリンク 1995年録音
ラフマニノフ:交響曲 第3番
ムソルグスキー:《ホヴァーンシチナ》第1幕前奏曲RACHMANINOV, S.: Symphony No. 3 / MUSSORGSKY, M.: Khovanshchina: Overture (Stuttgart Radio Symphony, K. Sanderling)
発売日:2018年01月26日
NMLアルバム番号:SWR19050CD
CD 価格:1,920円(税込)
ドイツの名指揮者クルト・ザンデルリンク(1912-2011)。10歳からケーニヒスベルクのギムナジウムで音楽を学び、1931年、19歳でベルリン市立歌劇場のコレペティートルになりますが、ナチスの迫害を受けソヴィエトに亡命。ここでモスクワ放送交響楽団でアシスタント指揮者として研鑽を積むこととなります。その後はモスクワで名声を高め、1941年にはレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の第一指揮者に就任し、1958年にはオーケストラに帯同して来日しました。 1960年には東ドイツに帰国、ベルリン交響楽団の芸術監督、首席指揮者に就任してからは、このオーケストラの技術を飛躍的に高めたことで知られています。その後はシュターツカペレ・ドレスデン、フィルハーモニア管弦楽団と共演を重ねながら、ベルリン交響楽団や読売日本交響楽団とも共演、2002年に指揮活動から引退を表明するまで素晴らしい演奏を繰り広げました。 ブラームス、チャイコフスキーやラフマニノフ、マーラーなど後期ロマン派の重厚な作品を得意としたザンデルリンクですが、あまり録音に積極的でなかったため、一部の録音でしか彼の演奏を聴くことはできませんが、そのどれもが豊かな感受性に彩られた情熱的な表現で知られ、とりわけ弦楽器の響きの美しさには定評がありました。 このシュトゥットガルト放送交響楽団との演奏では、若い頃から得意としていたラフマニノフとムソルグスキーが取り上げられており、「ラフマニノフのオーソリティ」として称えられたザンデルリンクの揺るぎない解釈を存分に聴くことができます。SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。
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ムソルグスキー&プロコフィエフ作品集 [ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ]
MUSSORGSKY, M.: Night on the Bare Mountain (A) / Songs and Dances of Death / PROKOFIEV, S.: Alexander Nevsky (Cologne Gürzenich Orchestra, Kitayenko)
発売日:2017年06月23日
NMLアルバム番号:OC459
CD
通常価格:1,840円→ 特価!:590円(税込)ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーと続いてきた、キタエンコとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団によるロシア音楽集の録音。今回は「魔女の宴、死神の踊り、氷上の戦い」にまつわる作品が演奏されています。 通常耳にすることの多いリムスキー=コルサコフによる編曲ではなく、作曲者自身の原典版で聴く「禿山の一夜」は、幾度も改訂を繰り返す前の粗削りさが魅力。最後まで悪霊たちが暴れまわり唐突に曲を閉じるのは、普段のヴァージョンに慣れている人にはかなり衝撃的。同じく死に取りつかれた歌曲集「死の歌と踊り」も恐ろしさに満ちています。もともとは映画のための音楽「アレクサンドル・ネフスキー」も荒々しさ満点。音楽がピークに達する「氷上の戦い」では迫力たっぷりの響きが堪能できます。
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ムソルグスキーのピアノ曲というと、多くの人は「展覧会の絵」のみを思い浮かべるでしょう。しかしムソルグスキーは生涯に思いのほか多くのピアノのための作品を書いています。そのほとんどは彼の死後に出版されたため、あまり話題になることはありませんでした。 貴族の家に生まれ、幼少時から母にピアノの手ほどきを受けたというムソルグスキーは、リストやジョン・フィールドの作品を愛奏していたといい、その後も数多くのピアニストに師事、ピアノの腕前はなかなかのものだったようです。とは言え、全作品はCD2枚に収まってしまうほどの量ですが、各々の曲はどれも独立した性格を持ち、豊かな音楽表現に満たされた、聴けば聴くほどに耳を奪われる面白い作品です。ゆったりした「瞑想曲」や「涙」では、“展覧会の絵”の「古い城」や「ビドロ」を彷彿させる重く悲しい足取り、「ソロチンスクの定期市」での不気味さ、などムソルグスキーの真髄がここにあります。
収録作曲家:
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16世紀に実在したロシアの皇帝の生涯を描いた「ボリス・ゴドゥノフ」はムソルグスキー(1839-1881)の代表作の一つであり、彼自身の自信作でもありましたが、帝室歌劇場に上演を拒否されてしまったため、作品に改訂を施し、ようやく全曲上演にこぎつけることができました。極めてドラマティックな内容を持ち、また当時の歌劇としては珍しく「低い男声」が重用されたこの作品は、単なるオペラの枠を超えた「ロシアの魂」を呼び起こすものであり、人々が熱狂した理由もここにあるでしょう。 ブルガリア出身の名バス歌手、ボリス・クリストフの生誕100周年、やはり偉大なバス歌手ニコライ・ギャウロフの生誕85周年を記念して、ソフィア屈指の観光名所である「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」の広場(オープン・エア)で開催されたこの壮大な上演は、ブルガリアきっての名歌手たちによる歌唱、とりわけ主役のマルティン・ツォネフの活躍が目覚しく、この地の歴史に残る記念碑的な名演となりました。装置はシンプルながら、本物の大聖堂をバックにしているため、否が応でも気分は高まります。豪勢な衣装、美しい照明と見どころも満載です。
収録作曲家:
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pictures [グニン]
Piano Recital: Gugnin, Andrea - JACQUES, I. / MUSSORGSKY, M.P. / BABADJANIAN, A.H. (Pictures)
発売日:2016年05月25日
NMLアルバム番号:Steinway30042
10)
CD 価格:1,710円(税込)
ロシアのピアニスト、アンドレイ・ググニンのSteinwayレーベルへのデビューアルバム。7歳から音楽を学び、モスクワのチャイコフスキー音楽院でヴェラ・ゴルノステーヴァ教授に師事し、2010年に卒業。2013年にはウィーンで開催されたベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得したのを皮切りに、数多くのコンクールに参加、2014年にはジーナ・バッカウアー国際コンクールで金賞及び聴衆賞を獲得しています。 2016年10月には来日も予定されているググニン、このアルバムでは「展覧会の絵」を中心に、高い表現力を要求される作品が選択されており、類い稀なるテクニックと音楽性を存分に見せています。
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ストラヴィンスキー(1882-1971):
ペトルーシュカ
ムソルグスキー(1839-1881):
展覧会の絵 [バイエルン放送響/ヤンソンス]STRAVINSKY, I.: Petrushka (1947 version) / MUSSORGSKY, M.: Pictures at an Exhibition (arr. M. Ravel for orchestra) (Bavarian Radio Symphony, Jansons)
発売日:2015年11月25日
NMLアルバム番号:900141
1)
CD 価格:2,085円(税込)
ロシアの良く知られた2つの傑作を1枚に収録した、ロシア音楽ファン垂涎の1枚の登場です。演奏するのはもちろんヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団。ベートーヴェンやリヒャルト・シュトラウスも良いのですが、やはりヤンソンスの本領が発揮されるのはロシアの音楽なのではないでしょうか? 以前リリースされたショスタコーヴィチとチャイコフスキーの「第6番」のアルバム(900123)や、そして最近発売された「スペードの女王」、EMIに録音されたショスタコーヴィチのいくつかの交響曲など、どれも背筋がぞくぞくするほどの素晴らしさでしたが、今回の「ペトルーシュカ」と「展覧会の絵」はカラフルな色彩と、激しい音響が交錯するオーケストラ好きにはたまらない曲であり、指揮者とオーケストラの能力がとことん試されるものでもあります。複雑なリズムを易々と処理し、的確なアプローチによるストラヴィンスキー、重厚な低音をふんだんに用いた迫力あるムソルグスキーと、これまでこの曲を数多く聴いてきた人でも満足できる素晴らしい演奏をお楽しみください。
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ムソルグスキー(1839-1881):
組曲「展覧会の絵」
禿山の一夜 他 [ロイヤル・フィル/ノヴァーク]MUSSORGSKY, P.I.: Pictures at an Exhibition / Night on the Bare Mountain / Khovanschina / Sorochinsky Fair (excerpts) (Royal Philharmonic, Nowak)
発売日:2015年10月28日
NMLアルバム番号:RPOSP039
CD 価格:1,824円(税込)
ロイヤル・フィルハーモニーとノヴァークによるムソルグスキー(1839-1881)の「展覧会の絵」は、通常良く耳にするラヴェル版ではなく、よりロシア風の響きがすることで知られる、セルゲイ・ゴルチャコフの編曲によるものです。1954年に編曲されたこの版は、モスクワ音楽院の作曲科教授を務めていたゴルチャコフによるもので、彼は当時一般的に流布していたリムスキー=コルサコフが改訂した「展覧会の絵」のピアノ譜ではなく、1931年に校訂出版された「原典版」をできるだけ忠実に編曲したというもので、原典版の荒々しさを強調するために打楽器が多く使われるなど、ラヴェル版とは異なった、ロシア風の趣を持つことで知られる版なのです。 最近はこの版による演奏もいくつか出ていますが、ロイヤル・フィルハーモニーの華麗な音色で聴くのは、また格別の味わいがあるものです。
収録作曲家:
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ムソルグスキー(1839-1881):
展覧会の絵
死の歌と踊り/子どもの家
(ピーター・ブレイナー編曲) [ニュージーランド響/ブレイナー]MUSSORGSKY, M.P.: Pictures at an Exhibition / Songs and Dances of Death / The Nursery (arr. P. Breiner for orchestra) (New Zealand Symphony, Breiner)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2013年12月18日
NMLアルバム番号:8.573016
71)
CD 価格:1,200円(税込)
お馴染みの楽曲をバロック風に料理した「ビートルズ・ゴー・バロック」や「クリスマス・ゴー・バロック」など、気の利いたアレンジで人気の高いマルチ・アーティスト、ピーター・ブレイナーの新たなオーケストレーションによる「21世紀の『展覧会の絵』」がお披露目となりました! 誰もが知るこの名曲中の名曲をより現代的なサウンドに生まれ変わらせています。 ただし特殊な楽器やプログラミングは使用せず、伝統的なオーケストラ編成の範疇で創意工夫を凝らしたもの。主に木管楽器と打楽器を拡張し、アイディア溢れるコンビネーションで誰も聴いたことのない『展覧会の絵』を描き出しています。特に『ビドロ』『カタコンベ』『キエフの大門』などのどっしりとした曲では打楽器が強調され、そのまま大作映画のスコアに転用できそうなスケール感を演出。他では決して聴くことのできない「エクストリーム・ムソルグスキー」を是非体感してください!
収録作曲家:
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ムソルグスキー(1839-1881):
展覧会の絵
死の歌と踊り/子どもの家
(ピーター・ブレイナー編曲)発売日:2013年12月25日
Blu-ray Audio 価格:2,224円(税込)
お馴染みの楽曲をバロック風に料理した「ビートルズ・ゴー・バロック」や「クリスマス・ゴー・バロック」など、気の利いたアレンジで人気の高いマルチ・アーティスト、ピーター・ブレイナーの新たなオーケストレーションによる「21世紀の『展覧会の絵』」がお披露目となりました! 誰もが知るこの名曲中の名曲をより現代的なサウンドに生まれ変わらせています。 ただし特殊な楽器やプログラミングは使用せず、伝統的なオーケストラ編成の範疇で創意工夫を凝らしたもの。主に木管楽器と打楽器を拡張し、アイディア溢れるコンビネーションで誰も聴いたことのない『展覧会の絵』を描き出しています。特に『ビドロ』『カタコンベ』『キエフの大門』などのどっしりとした曲では打楽器が強調され、そのまま大作映画のスコアに転用できそうなスケール感を演出。 他では決して聴くことのできない「エクストリーム・ムソルグスキー」を是非体感してください!
収録作曲家:
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この月夜に
ホロストフスキー ロシアの歌曲を歌う [ホロストフスキー]Vocal Recital: Hvorostovsky, Dmitri - TCHAIKOVSKY, P.I. / MUSSORGSKY, M.P. / TANEYEV, S.I. (In this moonlit night)
発売日:2013年02月20日
NMLアルバム番号:ODE1216-2
CD 価格:2,224円(税込)
現代最高のバリトン、ホロストフスキーのONDINE 2作目のアルバムです。十八番であるロシア歌曲が16曲並び、彼が歌うオペラ・アリアとはまた違う、繊細な感情表現をじっくり楽しむことができる1枚です。今作では3人の作曲家が取り上げられていて、同じロシア歌曲と言えどもその多彩な表現の振れ幅に驚く人も多いのではないでしょうか? よく知られるムソルグスキー「死の歌と踊り」での絶妙な歌い回しと、チャイコフスキーの歌曲が持つ郷愁はもちろんのこと、驚くほど感動的でエキサイティングなタネーエフが、このアルバムの白眉と言えそうです。交響曲や管弦楽曲の分野で、ようやく復興の兆しが感じられるタネーエフ。この6曲もタネーエフ・ファンにとっての嬉しい贈り物です。
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ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮
チャイコフスキー、ムソルグスキー、
プロコフィエフ [ BBC交響楽団&合唱団/ロジェストヴェンスキー指揮]TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 4 / PROKOFIEV, S.: The Love for Three Oranges Suite (Rozhdestvensky) (1979-1981)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2011年09月14日
NMLアルバム番号:ICAC5035
6)
CD 価格:1,760円(税込)
チャイコフスキーとプロコフィエフは初出音源で、ムソルグスキーは15年前に消滅した「BBCラジオ・クラシックス・シリーズ」からリリースされていたものです。1979年のチャイコフスキーは、ロジェストヴェンスキーの個性が最も強く現わされた演奏の一つで、これはムラヴィンスキーの同曲の演奏とも対峙できるものです。彼は決して感傷的になることなく、極めて威圧的な態度でこの曲を演奏、結果的に「幅広い悲劇」として聴衆へアピールすることに成功しました。ムソルグスキーは、通常の「はげ山」と違い、合唱と独唱の入った「はげ山」です。このプロムスでは英語バージョンで歌われ、妙な格調高さを演出しています。プロコフィエフは、日本公演でのライブ収録で、彼の燃えるような刺激的な演奏が楽しめます。
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ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ラフマニノフ:交響詩「死の島」
ストラヴィンスキー:
ペトルーシュカからの3楽章(オルガン編) [ハンスイェルク・アルブレヒト]MUSSORGSKY, M.: Pictures at an Exhibition / RACHMANINOV, S.: The Isle of the Dead / STRAVINSKY, I.: 3 Movements from Petrushka (arr. for organ)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2011年02月01日
NMLアルバム番号:OC632
1)
SACD 価格:2,224円(税込)
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ムソルグスキー(1839-1881):
歌劇「ホーヴァンシチナ」 [ソフィア国立歌劇場管/ブルガリア国立合唱団/マルガリトフ]MUSSORGSKY, M.: Khovanshchina [Opera]
■オペラ
発売日:2009年04月01日
NMLアルバム番号:C10789-91
3CD 価格:3,184円(税込、送料無料)
収録作曲家:
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ムソルグスキー(1839-1881):
組曲「展覧会の絵」(多数の編曲者による版)
リスト(1811-1886):
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 [ペン・ペン/ナッシュヴィル交響合唱団/ナッシュヴィル響/スラットキン]MUSSORGSKY, M.: Pictures at an Exhibition (orchestrations compiled by L. Slatkin) / LISZT, F.: Piano Concerto No. 1 (Peng Peng, L. Slatkin)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2008年11月12日
NMLアルバム番号:8.570716
4)
CD 価格:1,200円(税込)
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ムソルグスキー/ストコフスキー編:
交響詩「禿山の一夜」/展覧会の絵
セレブリエール(1938-):
交響曲 第3番 「神秘のシンフォニー」MUSSORGSKY, M.: Pictures at an Exhibition (arr. L. Stokowski) / SEREBRIER, J.: Symphony No. 3, "Symphonie mystique" (NTSC)
■オペラ
発売日:2008年08月27日
DVD
通常価格:5,670円→ 特価!:1,990円(税込)「マイスタージンガー」序曲で始まり、セレブリエールの自作の交響曲、ストコフスキー編曲によるムソルグスキーの2作品と実に凝ったプログラムも興味深く、色彩感溢れるオーケストラの若々しい響きを存分に堪能いただけます。とりわけ「展覧会の絵」は通常耳にするラヴェル版との違いを聴くのも楽しいことでしょう。柔らかい弦の響きに満たされた素晴らしい演奏です。アンコールに置かれた「ファランドール」では全ての音が炸裂します。名指揮者でもあり、作曲家、編曲家としても名高いセレブリエール。音の秘密を知り尽くした彼だからこそ成しえた名演と言えそうです。スペインの若き才能が集結したオーケストラの情熱迸る真摯な演奏にも拍手です。
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ムソルグスキー(1839-1881):
組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)
交響詩「はげ山の一夜」 他 [ウクライナ国立響/クチャル]MUSSORGSKY: Pictures at an Exhibition
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2003年05月01日
NMLアルバム番号:8.555924
CD 価格:1,200円(税込)
本盤の大きな特徴は、有名な「はげ山の一夜」を、通常演奏されるR.コルサコフによる編曲版と、ムソルグスキー自身によるオリジナル(「はげ山のヨハネ祭の夜」)とで、聴き比べができることです。前者の華麗さは余りによく知られていますが、後者も大胆な打楽器の用法など、おどろおどろしさではむしろ上を行く痛快作で、骨太なロシア風味とインスピレーションの塊ともいうべきムソルグスキーの面目躍如といった感があります。名曲中の名曲・ラヴェル編曲による「展覧会の絵」等とあわせ、(あのカリンニコフでお馴染みの!) クチャルとウクライナ国立響のコンビによる、抒情風味満点の演奏でお楽しみください。
収録作曲家:
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マリア・ユーディナ
アニヴァーサリー・エディション[10枚組 BOX] [マリア・ユーディナ(ピアノ) 他]発売日:2020年01月17日
CD 10枚組 価格:13,200円(税込、送料無料)
ロシアのピアニスト、マリア・ユーディナ(1899-1970)のアニヴァーサリーを記念したMelodiyaレーベルの貴重なアーカイヴ音源10枚組ボックス・セットの登場です。 ペトログラード音楽院(ペテルブルク音楽院)の同級生で友人のショスタコーヴィチも一目置くピアニストであったユーディナは、反体制派であることを公言しながらも、スターリンが彼女の大ファンであったため、彼を巡る数々の武勇伝も残されている伝説的な存在です。 力強いタッチと高い精神性、宗教性に貫かれたピアニズムでバッハやベートーヴェンの解釈で高い評価を得ており、この1948年から1969年の間の録音のアンソロジーには、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」からの抜粋、ベートーヴェンの初期と晩年のソナタ、シューベルトの即興曲から、グラズノフの希少作品、プロコフィエフ、ルトスワフスキやストラヴィンスキーなど20世紀音楽までが網羅されているだけではなく、ボーナス・トラックとして1950年のライブ録音によるバッハの「前奏曲とフーガ」や、1954年にキエフのツアーで収録された「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番」などファン垂涎の音源も収録されています。
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1964年、イタリア・ボローニャ生まれのバス歌手カルロ・コロンバーラ。12歳でピアノを始め、やがて歌の勉強を始めたコロンバーラは、1986年に“ヴィオッティ・コンクール”で最優秀イタリア人歌手賞を受賞。1989年にはミラノ・スカラ座でムーティが指揮する「シチリアの晩鐘」に出演し注目を浴びました。また紫禁城で上演されたメータとの《トゥーランドット》にはティムール王役で出演し、こちらは世界で上演された他、映像も発売され大ヒットとなったため、彼の名声も一躍上がったことで知られています。 この映像には、2003年と2006年に3つのオーケストラと共演し、名アリアを歌った場面が収録されており、当時の彼の若々しい歌唱と巧みな技術、幅広いレパートリーを聴くことができます。
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期待の新進演奏家シリーズ
アレクサンドル・パンフィロフ [パイフィロフ]Piano Recital: Panfilov, Alexander - DEBUSSY, C. / SECO DE ARPE, M. / MUSSORGSKY, M.P. / ALBĖNIZ, I.
発売日:2018年07月27日
NMLアルバム番号:8.573846
CD
通常価格:1,200円→ 特価!:390円(税込)1989年モスクワに生まれ、現在はロンドンに拠点を置く若手ピアニスト、アレクサンドル・パンフィロフ。6歳から音楽のレッスンを始め、グネーシン音楽院を経て、モスクワのチャイコフスキー音楽院でアンドレイ・ディーヴェから指導を受けました。2012年からはイギリスに留学、数多くの国際コンクールで入賞を果たしましたが、中でも2016年に開催された第58回ハエン国際ピアノコンクールでのグランプリ獲得は彼の存在を世界中に印象付けました。 優勝記念としてリリースされたこのアルバムでは、刺激的なドビュッシーの「版画」とガムランを思わせるエキゾチックな響きを多用した、コンクールのための新作「アナモルフォシス」とスペイン情緒漂う「港」を演奏。最後は、表情豊かなムソルグスキーの「展覧会の絵」で締めくくるというプログラムで、その素晴らしい才能を提示しています。
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ラッセル:
動物の謝肉祭(原曲 : サン=サーンス) [シンシナティ・ポップス・オーケストラ/ラッセル]RUSSELL, J.M.: Carnival of the Animals (after C. Saint-Saëns) (Cincinnati Pops Orchestra, Russell)
発売日:2017年04月21日
NMLアルバム番号:FC-004
3)
CD 価格:2,240円(税込)
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Melody's Mostly Musical Day ‐
朝から夜までメロディいっぱい! [リン]Melody’s Mostly Musical Day
発売日:2016年11月23日
NMLアルバム番号:Steinway30043
CD 価格:1,950円(税込)
Steinway and Sonsレーベル初の「子供向け」のコンピレーション・アルバムの登場。演奏はレーベルを代表する名手ジェニー・リンによるもので、もちろんお子様からその親、祖父母の世代まで、全ての人々にお楽しみいただける内容です。朝起きてから夜眠るまで、一日ずっとステキなメロディに包まれていたい・・・そんな人にもオススメします。珍しい曲もありますが、全て解説(英語)が付けられています。
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・・・数量限定アイテム・・・このアルバムは、2016年までのBR-KLASSIK自主制作盤から、ヤンソンスをはじめとした名指揮者たちの渾身の演奏をチョイスし、その聴き所を濃縮した優れもの。どの時代の作品でも柔軟に表現し、また指揮者によって色彩を変化させながらも、伝統は守るという、まさに世界に名だたるオーケストラの本気をまざまざと見せ付けられる素晴らしいアルバムです。 とは言え、この演奏はほんの一部!56ページからなる添付のカタログには、他にも数多くの名演が紹介されており、共演する指揮者の顔ぶれと、レパートリーの広さには驚くばかりです。
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ストコフスキー(1882-1977):
編曲集 [ボーンマス響/セレブリエール]STOKOWSKI TRANSCRIPTIONS (Bournemouth Symphony, Serebrier)
発売日:2016年05月25日
NMLアルバム番号:8.578305
CD 価格:1,200円(税込)
あの映画「ファンタジア」でも知られるアメリカの大指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882-1977)。彼はまさに「オーケストラの魔術師」であり、その変幻自在なタクトから生み出される音楽は全ての人々を魅了したのです。多くの作品をアメリカ初演した彼は、レコーディングにもコンサートにも常に全力投球。時には私財を投げ打ってでも、20世紀のアメリカ音楽の発展に力を尽くしたのです。彼は、どうすればオーケストラが一番良く鳴るかを知っていたため、過去の作品も最大の効果があがるように自身で編曲することも厭いませんでした。これらの編曲作品は、とにかく派手にゴージャスに!をモットーにしており、他の指揮者が演奏しても、新鮮で刺激的なサウンドが生まれるように書かれています。 ここでは名手セレブリエールの一連の録音から、ストコフスキーが編曲したものをセレクト。その真髄をたっぷりとお楽しみいただけます。 ※日本語帯つき
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ラヴェル(1875-1937):
管弦楽作品集 第3集 [フランス国立リヨン管/スラットキン]RAVEL, M.: Orchestral Works, Vol. 3 - Orchestrations (Lyon National Orchestra, Slatkin)
発売日:2016年04月27日
NMLアルバム番号:8.573124
CD 価格:1,200円(税込)
大好評、スラットキン&リヨン管のラヴェル(1875-1937)作品集の第3集です。今回のメインは「展覧会の絵」ですが、他にも珍しい作品が含まれています。「展覧会の絵」は、20世紀の作曲家たちによるレアな編曲を集めたコンピレーション盤(8.570716)の他に、ラヴェル版はセントルイス交響楽団との録音が存在するなど、スラットキンの得意中の得意の曲。今回はリヨン管のスペックを極限まで生かした、オシャレで色彩豊か、溌剌とした世界が描かれています(ラヴェルが削除した5番目の「プロムナード」はスラットキンの編曲したものが置かれています)。 またシャブリエの「華やかなメヌエット」とシューマンの「謝肉祭」からの編曲は、ディアギレフの依頼によるものですが、これらは現在ほとんど聴く機会がありません。しかしこのアレンジは目を見張るほどに素晴らしく、まさに音符が目の前で乱舞するかのようです。ドビュッシーの作品は、作曲家の死後、新しく設立された出版社ジャン・ジョベールから依頼され編曲されたもので、こちらも生き生きとした極彩色の響きが与えられています。 ※日本語帯付き
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ユラ・マルグリス
Arrangements & Adaptations [マルグリス]Piano Recital: Margulis, Jura / Argerich, Martha - BACH, J.S. / LISZT, F. / MOZART, W.A. / NOVA, S. / MUSSORGSKY, M.P. (Piano Solo con sordino)
発売日:2016年01月27日
NMLアルバム番号:OC453
CD 価格:1,824円(税込)
楽器への強いこだわり、そして作品への強い思い入れ。この2つで知られるドイツのピアニスト、ユラ・マルグリス。これまでにもリストやシューベルトの作品で主張の強い演奏を披露し、多くのファン(楽器マニアも含め)を獲得しています。 今回は作品への思い入れが強く表明されたアルバムをリリース。声楽のための作品や、弦楽四重奏曲などを自由自在にピアノ独奏曲へと変貌させています。そして彼が2台ピアノのために編曲した「禿山の一夜」で共演しているのは、マルタ・アルゲリッチ。激しく、そして蠱惑的な世界が目の前に開けます。
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期待の新進演奏家シリーズ
ソン・ユトン - 孫楡桐 ピアノ・リサイタル [孫楡桐]Piano Recital: Sun, Yutong - BEETHOVEN, L. van / LIEBERMANN, L. / GARCIA AGUILERA, J. de D. / MUSSORGSKY, M.P.
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2013年07月24日
NMLアルバム番号:8.573178
CD 価格:1,200円(税込)
毎年、煌めく才能を輩出することで知られるスペインの「ハエン国際ピアノ・コンクール」。南スペインに春を告げるイベントとしても知られています。課題曲はバッハから現代曲までと幅広く、ここで入賞すればピアニストとしての出発への輝かしい足掛かりとなることは間違いありません。 このコンクールの2012年の優勝者が中国のピアニスト孫楡桐(ソン・ユトン)。もちろん技術的には文句なしの素晴らしさですが、何より彼の美点は「彼独自の歌心」と「独特のタッチ」でしょうか? リリカルなベートーヴェンの「告別」の第1楽章、ペダルを最小限に抑え、粒立ちの良い音で勝負する終楽章。と最初の曲から目を離すことができません。また、2曲の現代曲は思いの他親しみやすいものであり、そして圧巻はムソルグスキー! これはすごい! 将来がとても楽しみな人です。
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マイ・ファースト・オーケストラ・アルバム
My First Orchestra Album
■交響曲/管弦楽曲 ■キッズ
発売日:2013年07月24日
NMLアルバム番号:8.578253
6)
CD 価格:1,200円(税込)
異なった音色を持つたくさんの楽器たちが集まって、素晴らしい音楽を奏でるオーケストラ。ほんの小さな音から途方もなくエイキサイティングな音まで、その音色は多種多彩です。このアルバムはオーケストラの究極の名曲を16曲集め、各々の曲のイメージをつかめるようにカテゴライズしたものです。曲を聴いて何となくいろんな風景が浮かんでくれば、あなたは作曲家たちとお友だちになれること間違いありません!
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グレート・ピアニスト・シリーズ
ラフマニノフ
ソロ録音集 第3集
ビクター録音集(1925-1942) [ラフマニノフ - 録音:1925年-1942年]RACHMANINOV, Sergei: Piano Solo Recordings, Vol. 3 - Victor Recordings (1925-1942)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2013年01月23日
NMLアルバム番号:8.111397
6)
CD 価格:1,200円(税込)
ラフマニノフ(1873-1943)のビクター録音集もこれで第3集となります。今作は彼が初めて電気的録音を行った1925年から、亡くなる前年の演奏までを収録。全て小品ですが、これらは聴衆から大変愛された作品群であり、またラフマニノフの「完璧主義」が表出された最良の録音でもあります。最も有名な「前奏曲Op.3-2」での素晴らしい表現や、2つのクライスラー作品の編曲版での、年月を経た表現の熟成など、聴くべきところの多い1枚です。全2作も含め、これら歴史的録音における優れたマスタリングも評価されています。
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ニコライ・ギャウロフ
GREAT SINGERS LIVE [ギャウロフ]Great Singers Live: Ghiaurov, Nicolai
■オペラ
発売日:2011年06月08日
NMLアルバム番号:900304
CD 価格:1,500円(税込)
一般的にバス歌手は、テノールやバリトン歌手のような華やかな役割を負う事がありません。確かに迫力ある歌声は、恋人と愛を語るよりも、手管を弄して女を横取りするか、善人に悪をささやくか、または陰謀を企てるか・・・こんな役がぴったりです。しかし、ブルガリア生まれの世界的バス歌手ニコライ・ギャウロフ(1929-2004)は、そんなイメージを逆手に取ったのです。彼の50回目の誕生日には、故郷のブルガリアの郵便局が記念切手を発行するほどの輝かしい人気を獲得しました。ソフィアで学び、レニングラード音楽院に留学、1957年にはカラヤンに指導を受け、ウィーンでアイーダのランフィスを歌います。その後着々と経歴を重ね、1965年にはザルツブルクで「ボリス・ゴドゥノフ」でデビューを飾ります。彼の活動の中心はミラノ・スカラ座であり、1977年に再婚したソプラノのミレッラ・フレーニとは良き芸術のパートナーとして、しばしば共演したことでも知られます。このアルバムでも、広い音域、深みのある声質で、どんなレパートリーでも手中に収めた完璧な歌唱を聴かせます。
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ロシアの歌曲集 [スヴェトロフ/ドコヴスカ]
Vocal Recital: Svetlov, Mikhail - MUSSORGSKY, M.P. / CUI, C. / RIMSKY-KORSAKOV, N.A. / BALAKIREV, M.A. / BORODIN, A.P. (Russian Songs)
■声楽曲
発売日:2011年05月18日
NMLアルバム番号:8.572218
CD 価格:1,200円(税込)
世紀の名曲「蚤の歌」これのみでも面白いことこの上なし!「ロシア5人組」の名歌曲をとことん味わう1枚です。ロシア歌曲と言えば、深みと凄みを併せ持った男の低い声がぴったりで、ここでは10年以上ボリショイ歌劇場の主要なソリストを務めたスヴェトロフが素晴らしい声を聞かせてくれます。有名なムソルグスキーの「死の歌と踊り」を始め、リムスキー・コルサコフ、バラキレフ、ボロディン、そして珍しいキュイの作品まで、とことん低音に塗れる喜びを味わうことが可能です。「蚤の歌」のような皮肉たっぷり、力でぐいぐい押す曲も見事ですが、トラック12のような、優しさに溢れる曲での包み込むような包容力に胸がきゅんとしてしまう瞬間もステキです。
収録作曲家:
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チャイコフスキー、ラフマニノフ、
リムスキー=コルサコフ、ムソルグスキー:
声楽作品集 [クシュプラー]Vocal Recital: Kushpler, Zoryana - TCHAIKOVSKY, P.I. / RACHMANINOV, S. / RIMSKY-KORSAKOV, N.A. / MUSSORGSKY, M.P. (Slavonic Souls)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2010年07月14日
NMLアルバム番号:C5039
CD
通常価格:3,080円→ 特価!:490円(税込)ドイツ・リートとは全く違う世界観を有するロシアの歌曲たち。これらは、聴き手の心を直接揺り動かし、極めて素朴な感情を沸きあがらせるのです。チャイコフスキーの甘き慕情、ラフマニノフの疼くような痛みを伴った感傷、リムスキー=コルサコフの歌に吹きすさぶ風の音、そしてムソルグスキーの優しい愛撫。この蕩けるように美しい歌たちには、確かに狂おしいまでの魅力があるようです。ここで演奏するのは、双子のクシュプラー姉妹です。メゾ・ソプラノのゾルヤーナ、ピアノのオレナ、2人はウクライナに生まれ、母親から最初の音楽の手ほどきを受けました。各々違う道を歩みつつも、このような共演では見事なまでに息のあった名演を披露してくれます。
収録作曲家:
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ホセ・セレブリエール
ストコフスキー・トランスクリプション集Artist Profile Series - SEREBRIER, Jose (5 CD box set)
発売日:2010年06月16日
4CD+ボーナスCD 価格:4,800円(税込、送料無料)
ウルグアイの名指揮者、セレブリエールによるストコフスキーの編曲集です。幼い頃から音楽の才能を示したセレブリエールは、作曲をコープランド、指揮法をアンタル・ドラティとピエール・モントゥーに師事した後、ストコフスキーと出会います。22歳の若きセレブリエールの才能を認め、自分の片腕として重用したストコフスキー。彼はそんな大指揮者から多大なる影響を受け、「私の師の中で最も多くのことを学ばせてくれた人」と語るほど、ストコフスキーを尊敬していると言います。2003年、ストコフスキー協会から、ストコフスキーの編曲作品を演奏会のレパートリーに入れ、録音してほしいという提案を受けたセレブリエールは、この申し出を快諾。師が残した録音とはまた違った解釈で、現代的かつ華やかなバッハやワーグナー、ムソルグスキーの作品を再構築しました。ボーンマス交響楽団のスタイリッシュで華麗な響きによる壮大な響きに圧倒されます。
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