ボーイト(アリゴ)
Boito, Arrigo
生没年 | 1842-1918 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「ホ」 | NML作曲家番号 | 27082 |
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ボーイト(1842-1918):
歌劇「メフィストフェレ」 [フルラネット/フィリアノーティ /テオドッシュウ/パレルモ・マッシモ劇場/ランツァーニ]BOITO, A.: Mefistofele (Furlanetto, Filianoti, Theodossiou, Palermo Teatro Massimo, Ranzani)
■オペラ
発売日:2011年07月13日
NMLアルバム番号:8.660248-49
2CD 価格:2,400円(税込)
悪魔が背後に迫ってきたらどうしよう? 聴き終わっても、恐怖が残りそうな迫力の物語偉大な台本作家であったボーイトは、自らもオペラの作曲家を志しました。キャリアの始めの頃はヴェルディとも親しくしていたのですが、ボーイトの才能を感じ取ったヴェルディは、「ライバル現る」と次第に彼を遠ざけるようになり、そのためかボーイトは当時流行のワーグナーを擁護。彼の音楽を広めるべく、歌詞を翻訳し紹介することに力を注いだのです。そんな頃、ボーイトは自作のオペラ「メフィストフェレ」を完成。入念なリハーサルのもと、1868年スカラ座で初演を行います。結果は・・・大失敗。その後は専ら台本作家として素晴らしい作品を残したのは周知の通りです。 この演奏は、2008年のパレルモ・マッシモ劇場のライヴで、現代的な演出が賛否両論を巻き起こしたプロジェクトですが、音だけで聴いている分には余計な心配は必要ありません。とにかくフルラネットの迫力ある「悪魔声」が見事です。彼に比べればテオドッシュウさえ地味に聞こえてきてしまうのがスゴイところ。全てにおいて力作です。ぜひご一聴ください。
収録作曲家:
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1964年、イタリア・ボローニャ生まれのバス歌手カルロ・コロンバーラ。12歳でピアノを始め、やがて歌の勉強を始めたコロンバーラは、1986年に“ヴィオッティ・コンクール”で最優秀イタリア人歌手賞を受賞。1989年にはミラノ・スカラ座でムーティが指揮する「シチリアの晩鐘」に出演し注目を浴びました。また紫禁城で上演されたメータとの《トゥーランドット》にはティムール王役で出演し、こちらは世界で上演された他、映像も発売され大ヒットとなったため、彼の名声も一躍上がったことで知られています。 この映像には、2003年と2006年に3つのオーケストラと共演し、名アリアを歌った場面が収録されており、当時の彼の若々しい歌唱と巧みな技術、幅広いレパートリーを聴くことができます。
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現在こそ「オペラ」は声とオーケストラの掛け合い、物語、そして演出の全てを楽しむものですが、20世紀までは、なんと言っても歌手が主役。例え物語が進行していたとしても、アリアの聞かせどころがきたら、指揮者はオーケストラをストップしてでも、歌手がその美声を披露し終えるのを待っていたりしたのでした。そんな時代の歌手たちは、現在よりも更に個性的であり、人々はお気に入りの歌手の歌に心から酔いれしれたのです。 この4枚組は、69人の偉大な歌手の歌声が名前のABC順に収録されています。また添付の850ページを越えるブックレットには、300人を越える歌手たちのバイオグラフィと代表的な録音が記されていて(英語のみ)、ファンにとってはまたとない資料にもなっています。やはり人の声は、心からの感動を呼ぶものです。
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ラモン・ヴァルガス(テノール)
オペラ・アリア集 [バルガス]Opera Arias (Tenor): Vargas, Ramon - PONCHIELLI, A. / VERDI, G. / BOITO, A. / PUCCINI, G. / CILEA, F. / GOUNOD, C.-F. / MASSENET, J. / BERLIOZ, H.
■オペラ
発売日:2013年06月19日
NMLアルバム番号:C5165
CD
通常価格:3,080円→ 特価!:490円(税込)