ジョルダーノ(ウンベルト) Giordano, Umberto
生没年 | 1867-1948 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 26055 |
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ジョルダーノ(1867-1948):
歌劇《アンドレア・シェニエ》 4幕の歴史劇 [ヨナス・カウフマン(テノール)/ジョルジュ・ペテアン(バリトン)/アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)他/指揮:マルコ・アルミリアート/バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団]発売日:2023年07月28日
Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:6,050円(税込、送料無料)
バイエルン国立歌劇場より
アルミリアート指揮、カウフマン、ハルテロス主演の《アンドレア・シェニエ》登場ヴェリズモ・オペラの傑作のひとつとされる《アンドレア・シェニエ》は、フランス革命の最中に断頭台で処刑された実在の詩人、アンドレ・マリ=シェニエをモデルにしたルイージ・イッリカによる台本にジョルダーノが作曲、1896年3月ミラノ・スカラ座で初演され、大成功を収めました。ジョルダーノならではの豊潤な調べに乗せて、シェニエとマッダレーナの出会いから悲劇的な結末に至るまでの物語が、ドラマティックに繰り広げられます。 本収録《アンドレア・シェニエ》(2017)の主役の二人、ヨナス・カウフマンとアニヤ・ハルテロスのバイエルン国立歌劇場での共演は、《ローエングリン》(2009)に始まり《ドン・カルロ》(2012)、《イル・トロヴァトーレ》(2013)に続く4作目。今をときめくゴールデン・コンビとして人気を博する二人の絶唱と息のあった二重唱が見事です。 さらにメトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場をその指揮活動の中心に置き、世界中から引く手あまたのイタリア・オペラの名匠マルコ・アルミリアートのタクトが、フィリップ・シュテルツルによる豪華な舞台作りと相まって、このフランス革命下の男女の愛憎と悲劇を雄弁に描き出しています。収録作曲家:
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ジョルダーノ(1867-1948):
歌劇《シベリア》 [ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)/ゲオルギー・ストゥルア(テノール)/ジョルジュ・ペテアン(バリトン) 他/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団/指揮: ジャナンドレア・ノセダ]発売日:2022年03月25日
Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,400円(税込、送料無料)
ジョルダーノ: 歌劇《シベリア》 初映像化!19世紀初頭、帝政ロシアの首都サンクトペテルブルク。美貌の娘ステファナは、昔の恋人でジゴロのグレビの取り持ちで、貧しいお針子の境遇から貴族アレクシス王子の囲われ者となり贅沢な暮らしを送っています。純情な歩兵将校ヴァシリはお針子ステファナの恋人、彼女の住む邸をそれと知らずに訪れ、美しく着飾ったステファナを見て衝撃を受けるものの彼女への変わらぬ愛を訴えます。二人の関係を知ったアレクシス王子がヴァシリを殴打すると、逆上したヴァシリは彼を銃で撃ち殺してしまいます。捕らわれてシベリアの流刑地に送られたヴァシリを追ってシベリアに向かうステファナ。数年の時を経て、シベリアの流刑地で罪を償う2人の前に現れたのは別の罪を犯しシベリアに送られてきたグレビでした…
歌劇《シベリア》は、ルイージ・イッリカの手になるシベリアの流刑地を舞台とした悲恋の物語の台本に、ジョルダーノがヴェリズモ・オペラの系譜に連なる緊迫感溢れるオーケストレーションを駆使し、合唱によるロシアの調べ(「皇帝賛歌」「ボルガの舟歌」など)を加えた音楽を作曲。1903年、ミラノ・スカラ座で初演されました。1905年、パリでこの作品の上演を観たガブリエル・フォーレが、その音楽を高く評価したと伝えられています。 本上演のロベルト・アンドによる演出は時代を19世紀の帝政ロシアから20世紀のソヴィエト・ロシアに移し、舞台の背景に別撮りの風景や群衆の映像を投影することで寒々としたシベリアの流刑地を彷彿させるユニークなもの。ステファナ役を歌うのは近年その実力が高く評価されているソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァ。情熱的なヒロインを見事に歌い上げます。またテノールのゲオルギー・ストゥルアが伸びのある美声で純情な恋人ヴァシリ役を切々と歌い、グレビ役のバリトンのジョルジュ・ペテアンが板についた悪役ぶりで強い印象を残します。 充実した歌唱陣に加え、フィレンツェ五月音楽祭のオーケストラ、合唱団を率いる名匠ノセダのタクトがジョルダーノのスコアから多彩な響きを引き出しながら、このオペラをドラマティックに描き尽くします。収録作曲家:
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ジョルダーノ(1867-1948):
歌劇《シベリア》 [ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)/ゲオルギー・ストゥルア(テノール)/ジョルジュ・ペテアン(バリトン) 他/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団/指揮: ジャナンドレア・ノセダ]発売日:2022年03月25日
CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)
歌劇《シベリア》は、ルイージ・イッリカの手になるシベリアの流刑地を舞台とした悲恋の物語の台本に、ジョルダーノがヴェリズモ・オペラの系譜に連なる緊迫感溢れるオーケストレーションを駆使し、合唱によるロシアの調べ(「皇帝賛歌」「ボルガの舟歌」など)を加えた音楽を作曲。1903年、ミラノ・スカラ座で初演されました。1905年、パリでこの作品の上演を観たガブリエル・フォーレが、その音楽を高く評価したと伝えられています。 ステファナ役を歌うのは近年その実力が高く評価されているソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァ。情熱的なヒロインを見事に歌い上げます。またテノールのゲオルギー・ストゥルアが伸びのある美声で純情な恋人ヴァシリ役を切々と歌い、グレビ役のバリトンのジョルジュ・ペテアンが板についた悪役ぶりで強い印象を残します。充実した歌唱陣に加え、フィレンツェ五月音楽祭のオーケストラ、合唱団を率いる名匠ノセダのタクトがジョルダーノのスコアから多彩な響きを引き出しながら、このオペラをドラマティックに描き尽くします。 【あらすじ】 19世紀初頭、帝政ロシアの首都サンクトペテルブルク。美貌の娘ステファナは、昔の恋人でジゴロのグレビの取り持ちで、貧しいお針子の境遇から貴族アレクシス王子の囲われ者となり贅沢な暮らしを送っています。純情な歩兵将校ヴァシリはお針子ステファナの恋人、彼女の住む邸をそれと知らずに訪れ、美しく着飾ったステファナを見て衝撃を受けるものの彼女への変わらぬ愛を訴えます。二人の関係を知ったアレクシス王子がヴァシリを殴打すると、逆上したヴァシリは彼を銃で撃ち殺してしまいます。捕らわれてシベリアの流刑地に送られたヴァシリを追ってシベリアに向かうステファナ。数年の時を経て、シベリアの流刑地で罪を償う2人の前に現れたのは別の罪を犯しシベリアに送られてきたグレビでした…
収録作曲家:
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発売日:2018年01月26日
CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)
19世紀後半、結婚を間近に控えた皇女フェドーラ。しかし婚約者をロリス伯爵に撃ち殺されてしまい復讐を誓った彼女は、証拠を集めますが、実は彼女の婚約者がロリスの妻と不倫をしていたことを知り、その憎しみがロリスへの同情と変わります。しかし時すでに遅し。真実を知る前にフェドーラが告発していたことが元で、ロリスの兄と母が死んでしまったことから、自責の念に堪えかねたフェドーラは自ら毒をあおり、命を絶つのでした。 2016年8月にこの世を去った名ソプラノ、ダニエラ・デッシー。声だけでなく、歌唱技術、演技、容姿、全てが優れた彼女はイタリア・オペラ界を代表する歌手の一人であり、彼女の突然の訃報は全世界のファンの涙を誘いました。亡くなる前年、2015年の録音では、生涯の伴侶であったアルミリアートとともに、息のあった歌唱を繰り広げています。憎しみから愛へ、そして自らの罪を悔いながら息絶える・・・。まさに絶唱とも言える迫真のパフォーマンスです。
収録作曲家:
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発売日:2018年01月26日
Blu-ray日本語字幕付き価格:4,050円(税込、送料無料)
19世紀後半、結婚を間近に控えた皇女フェドーラ。しかし婚約者をロリス伯爵に撃ち殺されてしまい復讐を誓った彼女は、証拠を集めますが、実は彼女の婚約者がロリスの妻と不倫をしていたことを知り、その憎しみがロリスへの同情と変わります。しかし時すでに遅し。真実を知る前にフェドーラが告発していたことが元で、ロリスの兄と母が死んでしまったことから、自責の念に堪えかねたフェドーラは自ら毒をあおり、命を絶つのでした。 2016年8月にこの世を去った名ソプラノ、ダニエラ・デッシー。声だけでなく、歌唱技術、演技、容姿、全てが優れた彼女はイタリア・オペラ界を代表する歌手の一人であり、彼女の突然の訃報は全世界のファンの涙を誘いました。亡くなる前年、2015年に収録されたこの映像では、生涯の伴侶であったアルミリアートとともに、息のあった歌唱を繰り広げています。憎しみから愛へ、そして自らの罪を悔いながら息絶える・・・。まさに絶唱とも言える迫真のパフォーマンスです。ヴェリズモ・オペラの名作の一つである《フェドーラ》ですが、これまでにあまり録音が多くありませんが、この映像の登場によって作品の価値が伝播されることでしょう。クッキによる演出はオーソドックスでありながら、繊細さも持ち合わせており、凄絶な歌唱を引き立てています。
収録作曲家:
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発売日:2018年01月26日
DVD日本語字幕付き価格:4,050円(税込、送料無料)
19世紀後半、結婚を間近に控えた皇女フェドーラ。しかし婚約者をロリス伯爵に撃ち殺されてしまい復讐を誓った彼女は、証拠を集めますが、実は彼女の婚約者がロリスの妻と不倫をしていたことを知り、その憎しみがロリスへの同情と変わります。しかし時すでに遅し。真実を知る前にフェドーラが告発していたことが元で、ロリスの兄と母が死んでしまったことから、自責の念に堪えかねたフェドーラは自ら毒をあおり、命を絶つのでした。 2016年8月にこの世を去った名ソプラノ、ダニエラ・デッシー。声だけでなく、歌唱技術、演技、容姿、全てが優れた彼女はイタリア・オペラ界を代表する歌手の一人であり、彼女の突然の訃報は全世界のファンの涙を誘いました。亡くなる前年、2015年に収録されたこの映像では、生涯の伴侶であったアルミリアートとともに、息のあった歌唱を繰り広げています。憎しみから愛へ、そして自らの罪を悔いながら息絶える・・・。まさに絶唱とも言える迫真のパフォーマンスです。ヴェリズモ・オペラの名作の一つである《フェドーラ》ですが、これまでにあまり録音が多くありませんが、この映像の登場によって作品の価値が伝播されることでしょう。クッキによる演出はオーソドックスでありながら、繊細さも持ち合わせており、凄絶な歌唱を引き立てています。
収録作曲家:
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ジョルダーノ(1867-1948):
歌劇「マルチェッラ」GIORDANO, U.: Marcella (Festival della Valle d'Itria di Martina Franca, 2007) (NTSC)
発売日:2010年02月10日
DVD日本語字幕なし価格:3,675円(税込、送料無料)
パリのレストランで物語は始まります。友人たちと語らう若き画家ジョルジョ(実は某国の王子)の前に、暴徒たちに追われ逃げてきた素朴な娘マルチェッラが現れます。2人は恋に落ち、パリを離れ愛の生活を送ります。しかしジョルジョの祖国は悪政が行われており、国民が苦しんでいたのです。それを聞いたジョルジョは祖国へ戻ることを決意し、2人は泣く泣く別れることにするのです。19世紀末ののイタリアオペラはヴェリズモ(現実主義)の全盛期。どちらかというとワイドショーのような身近な事件が題材として取り上げられる傾向にありました。しかしジョルダーノとプッチーニは伝統に則った美しい作品を書いています。この「マルチェッラ」は、1907年11月9日にミラノで初演されたオペラです。上演時間は1時間ほどという短いものですが当時多大なる人気を博しました。しかし、第2次世界大戦の爆撃で資料が焼失。上演は途絶えてしまいますが、自筆譜は残っていたため2007年の上演100周年にめでたく蘇演されたのです。ジョルジョ役のフォルマッジャは、若い王子という設定には若干無理のある風貌(どちらかというと冴えないオヤジ系)ですが、甘く張りのある声は特筆ものです。マルチェッラ役のダオリオも表現力ある滴り落ちるような美声です。幕切れの情熱的な二重唱はお決まりのパターンですが、歌い終わった後にどちらかが息絶えるというパターンではなく、全てを拒絶するかのように身を縮め横たわるマルチェッラを見つめた後、「これ以上何を言ってもムダだね」とでもいうように軽く頭に手をやり、上着の埃を払って退場するジョルジョの姿には、なんとも言えないリアリティが感じられます。
収録作曲家:
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サイミール
オペラ・アリア集
プッチーニ、レオンカヴァッロ、ジョルダーノ、ワーグナー 他 [サイミール・ピルグ、アントニーノ・フォリアーニ、バレンシア州立管弦楽団]発売日:2024年10月25日
CD価格:2,250円(税込)
OPUS ARTEより花形テノール、
サイミール・ピルグのオペラ・アリア集 第2弾登場!輝かしくリリカルな声質と歌唱力、端正な舞台姿から、今や世界中の歌劇場から引っぱりだこのアルバニア出身の花形テノール、サイミール・ピルグ。新国立劇場で2018年に《愛の妙薬》のネモリーノ役、2019年に《ウェルテル》の題名役を演じて大好評を博し、日本でもすっかりお馴染みの歌手となりました。 2016年にOPUS ARTEからリリースしたデビュー・アルバム「イル・ミオ・カント(我が歌)」から8年の時を経て、モーツァルトに始まり、ロッシーニ、ベッリーニのベルカント・オペラ、そしてヴェルディやプッチーニと、よりドラマティックな役柄へとレパートリーを広げて来たピルグが放つ、待望のオペラ・アリア集。 -
マーク・スティーヴン・ドス(バス・バリトン)
Welcome To My World
わが世界へようこそ [マーク・スティーヴン・ドス(バス・バリトン)/ケン・スミス(ピアノ)/スタス・ヴェングレフスキー (アコーディオン)]Vocal Recital (Bass-Baritone): Doss, Mark Steven - BERLIOZ, H. / BIZET, G. / DE CURTIS, E. / MUSSORGSKY, M.P. (Welcome to My World)
発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:CDR90000-222
CD価格:2,025円(税込)
アメリカを代表するバス・バリトン歌手の一人、マーク・スティーヴン・ドスの人生を凝縮したようなアルバム。 1957年にクリーヴランドで生まれたドスは1985年に開催された「Bel Canto Foundation ベルカント財団」主宰のコンクールで優勝、翌年にはメトロポリタン歌劇場のメンバーとなり、それ以降、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど世界60か国以上の歌劇場に出演。歌い演じた役は102に上ります。1990年代前半には当時大スターだったキャスリーン・バトルとコンサートや録音で共演しました。 このアルバムの前半では、オペラ・アリアの名曲の数々や定番のナポリ民謡などで国際派としての実力を聴かせます。後半は自身のアイデンティティを表現。アフリカ系アメリカ人のバリトンとして偉大な先達トッド・ダンカン(《ポーギーとベス》のポーギー役を創唱)に敬意を表し、トッドの当たり役『ロスト・イン・ザ・スターズ』からの3曲を歌い、ゴスペルの生みの親とも呼ばれるトーマス・A・ドーシーの代表作2曲を収録。最後はゴスペルやスピリチュアルに通じる歌詞を持つ大ヒット曲「ユー・レイズ・ミー・アップ」で感動的に締めくくっています。
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プラシド・ドミンゴ(バリトン)
『ヴェルサイユ・ガラ2022』 [プラシド・ドミンゴ、ジェニファー・ラウリー、ローラン・カンペローネ、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]発売日:2022年11月11日
DVD価格:3,975円(税込、送料無料)
プラシド・ドミンゴ、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場でのライヴが映像で登場!オペラ界のレジェンド、プラシド・ドミンゴが、2022年にヴェルサイユ宮殿で行ったライヴの模様がDVDで登場。近年ヨーロッパでの活躍が目立つアメリカのソプラノ、ジャニファー・ラウリーと共に、王道のイタリア・オペラからヴェルサイユにちなんだフランス・オペラまでをたっぷりと聴かせてくれます。ドミンゴのお国ものであるサルスエラももちろん収録。ラストはメリー・ウィドウのワルツで美しい余韻と共に幕となります。 歴史的な王室歌劇場の美しさも楽しめる、素晴らしい映像です。
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ゲオルグ・ガグニーゼ(バリトン)
リサイタル・アルバム
モーツァルト、ワーグナー、ヴェルディ、レオンカヴァッロ、ジョルダーノを歌う [ゲオルグ・ガグニーゼ(バリトン)/ワイマール・シュターツカペレ/ステファン・ソリヨム(指揮)]Opera Arias (Baritone) - LEONCAVALLO, R. / GIORDANO, U. / VERDI, G. / WAGNER, R. (Gagnidze, Weimar Staatskapelle, Solyom)
発売日:2021年09月24日 NMLアルバム番号:C210221
CD価格:2,700円(税込)
ジョージア出身のバリトン歌手ゲオルグ・ガグニーゼ。2005年に開催された「ヴェルディの声」コンクールで優勝、2009年には《リゴレットで》メトロポリタン歌劇場デビュー、同年にジェームズ・レヴァインの指揮の元、《トスカ》のスカルピアを演じましたが、これは世界中の映画館で放送され多くの視聴者が公演を楽しみました。以降ミラノ・スカラ座やウィーン国立歌劇場をはじめとした世界の歌劇場で活躍、、ヴェルディのオペラを中心にさまざまな役柄を歌いこなしています。 また、2007年に初来日を果たし《椿姫》のジェルモン役(演奏会形式)、以降、2013年にはミラノ・スカラ座の来日公演に随行しリゴレットを、そして2015年には新国立劇場の《ファルスタッフ》でも題名役を歌い大好評を博し、ヴェルディ歌手としての名声を確立しました。 このアルバムでは、彼が得意とするヴェルディのアリアを中心に、艶のある声でレオンカヴァッロやジョルダーノのイタリア歌劇のアリアから、ワーグナーの「夕星の歌」まで歌い、新たな魅力を見せてくれます。
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発売日:2019年05月24日
CD 2枚組価格:2,475円(税込)
強靭な歌声とスタミナで人気を誇った南アフリカ出身のテノール、ヨハン・ボータ(1965-2016)がウィーン国立歌劇場で歌ったステージから、イタリア・オペラの名場面を集めた2枚組。1989年にデビュー、ミラノ・スカラ座や英国ロイヤル・オペラなどに登場し、やがて輝かしい声を活かした「ヘルデン・テノール」として強い存在感を放ちました。1996年からウィーン国立歌劇場に登場。2003年に宮廷歌手となり、得意とするワーグナーでの歌唱が知られていますが、イタリア・オペラでも見事な表現を聴かせました。 この2枚組には2016年に亡くなるまで、その活動期間の全盛期といえるおよそ10年間の名唱を収めています。共演歌手や指揮者も、ウィーン国立歌劇場ならではの豪華布陣。
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樋口達哉
あこがれ Ti adoro [樋口達哉(テノール)、鈴木織衛(指揮)、仙台フィルハーモニー管弦楽団]Opera Arias (Tenor): Higuchi, Tatsuya - CILEA, F. / GIORDANO, U. / GOUNOD, C.-F. / LEONCAVALLO, R. / PUCCINI, G. / VERDI, G. (Ti adoro)
発売日:2017年12月06日 NMLアルバム番号:MECO-1046
SACD-Hybrid価格:3,300円(税込、送料無料)
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須藤慎吾
アリエ オペラ・アリア集 [須藤慎吾(バリトン)]Opera Arias (Baritone): Sudo, Shingo - BELLINI, V. / BIZET, G. / DONIZETTI, G. / GIORDANO, U. / VERDI, G. (Arie)
発売日:2017年06月01日 NMLアルバム番号:MECO-1021
SACD-Hybrid価格:3,143円(税込、送料無料)
須藤慎吾、デビュー! アリエ〜オペラ・アリア集イタリア声楽コンコルソシエナ大賞、日伊声楽コンコルソ優勝、オルヴィエート国際オペラコンクール第2位入賞他、華々しい経歴を誇る日本を代表するバリトン歌手、須藤慎吾のデビューCD。須藤が最も得意とするヴェルディのオペラ・アリアを中心に、ヴェリズモの情感あふれる朗唱と仙台フィルハーモニー管弦楽団との濃密なアンサンブルは、まさにゴージャスかつリッチ! “Voce del leone(ライオンの声)”と称される日本人ばなれした豊かな声量と深い音楽性を纏って、須藤慎吾が世に問う渾身のデビュー・アルバムである。
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発売日:2017年03月24日
CD価格:1,680円(税込)
イタリアのテノール歌手、マッシモ・ジョルダーノの自主制作盤。イタリアに生まれ、最初フルートを学んでいた音楽好きの少年。彼が学校を卒業する直前その「歌の才能」に注目が集まり、そのまま歌手として才能を開花させたというマッシモ・ジョルダーノ。そして、スポレートの歌劇場でマスネの「ウェルテル」を歌ってデビューを飾り、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、コヴェントガーデン、ウィーン国立歌劇場などの大舞台を次々に征服、数多くの指揮者、歌手と共演を果たしています。現在はイタリアを中心に活躍、直近ではハンブルク歌劇場でカヴァラドッシが予定されています。
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ヴェリズモ・オペラの間奏曲集 [グラーツ・フィル/ツォッケ]
Opera Intermezzi - PUCCINI, G. / MASCAGNI, P. / LEONCAVALLO, R. / GIORDANO, U. (Intermezzi del Verismo) (Graz Philharmonic Orchestra, Zocche)
発売日:2015年10月28日 NMLアルバム番号:777953-2
CD価格:2,608円(税込)
「ヴェリズモ」とは真実主義、もしくは現実主義と訳されるイタリア語で、19世紀末から20世紀初頭にかけてイタリアを中心に蔓延したリアリズム重視の文学を指します。これに影響を受けたオペラ作品が「ヴェリズモ・オペラ」であり、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」やレオンカヴァッロの「道化師」などが代表作品の筆頭に挙げられるでしょう。前述の通り、これらが大流行したのは後期ロマン派の時代であり、当然付けられた音楽もモーツァルトや、ドニゼッティなどに比べると、和声も破綻の一歩手前であったり、時には無調に近かったりと、より人間の叫びに近いものとなっているのが特徴です。 このアルバムには、歌を含まない管弦楽で奏される部分だけが集められていますが、こうして改めて聞いてみると、まさに爛熟した音楽が並んでいることに気がつくのではないでしょうか。リアルな人間の生活にこれほどふさわしい音楽はないのかもしれません。
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発売日:2015年10月28日
CD 4枚組価格:4,800円(税込、送料無料)
現在こそ「オペラ」は声とオーケストラの掛け合い、物語、そして演出の全てを楽しむものですが、20世紀までは、なんと言っても歌手が主役。例え物語が進行していたとしても、アリアの聞かせどころがきたら、指揮者はオーケストラをストップしてでも、歌手がその美声を披露し終えるのを待っていたりしたのでした。そんな時代の歌手たちは、現在よりも更に個性的であり、人々はお気に入りの歌手の歌に心から酔いれしれたのです。 この4枚組は、69人の偉大な歌手の歌声が名前のABC順に収録されています。また添付の850ページを越えるブックレットには、300人を越える歌手たちのバイオグラフィと代表的な録音が記されていて(英語のみ)、ファンにとってはまたとない資料にもなっています。やはり人の声は、心からの感動を呼ぶものです。
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フランシスコ・アライサ(テノール)
オペラ・アリア集 [アライサ]Opera Arias (Tenor): Araiza, Francisco - MOZART, W.A. / ROSSINI, G. / BIZET, G. / GOUNOD, C.-F. (Legendary Recordings: Arias from Mozart to Wagner)
■オペラ
発売日:2014年01月22日 NMLアルバム番号:SM194
CD価格:2,085円(税込)
1950年、メキシコ生まれの名テノール、フランシスコ・アライサの名唱集です。彼は1977年にチューリッヒの歌劇場のレギュラーメンバーを皮切りに、1988年にはウィーン国立歌劇場の「宮廷歌手」になり、同時に世界の歌劇場で大活躍してきました。またモーツァルトとロッシーニの名解釈者として知られ、その明るく輝かしい声は多くのファンに愛されています。 ここでは違った年代の歌唱が収められており、脂の乗り切った80年代後半の歌から、ヘビーなレパートリーとして選んだという2007年の「ワルキューレ」まで声の変遷を聴くことができます。例えば同じワーグナーでも1990年の「ローエングリン」と2007年の「ワルキューレ」での声質の違いや表現力の細やかさの違いを聞き分けるのも一興でしょう。