グリンカ(ミハイル・イヴァノヴィチ) Glinka, Mikhail Ivanovich
生没年 | 1804-1857 | 国 | ロシア |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 26063 |
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大作曲家 ムソルグスキー
朗読と音楽で綴る生涯 [デイヴィニア・キャディ作/ニコラス・ブルトン(朗読)]MUSSORGSKY, M.P.: Great Composers in Words and Music
発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:8.578365
CD価格:1,900円(税込)
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〈ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第1集〉
アリャビエフ(1787-1851):
ピアノ三重奏曲 変ホ長調・イ短調
グリンカ(1804-1857):
三重奏曲 ニ短調 「悲愴」(ピアノ三重奏編)
ルビンシテイン(1829-1894):
ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15-2 [ブラームス・トリオ]Piano Trios (Russian) - ALYABIEV, A. / GLINKA, M. / RUBINSTEIN, A. (The History of Russian Piano Trio, Vol. 1) (Brahms Trio)
発売日:2020年11月13日 NMLアルバム番号:8.574112
CD価格:1,900円(税込)
ピアノ三重奏曲は、ロシアの室内楽作品の歴史の中でとりわけ重要な位置を占めています。この全5巻からなるシリーズでは、さまざまな作品を採り上げながら、ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史を探っていきます。 ロシアにおけるこのジャンルの幕開け的作品は、1815年に作曲されたアリャビエフの「三重奏曲 変ホ長調」であり、未完成でありながらモーツァルトを思わせるエレガントで活気に満ちた味わいを持っています。1834年に書かれたイ短調も優美ではありますが、ピアノの妙技が存分に発揮されているとは言えず、まだまだロシア音楽特有の個性を有してはいません。しかし同じ頃に書かれたグリンカの「悲愴」三重奏曲の憂鬱な雰囲気は、後のロシアの作曲家たちにも大きな影響を与えています。アントン・ルビンシテインの三重奏曲は、作曲家自身が優れたピアニストであったこともありピアノが大活躍する作品です。 ロシア期待の若手奏者によるアンサンブル「ブラームス・トリオ」の洗練された演奏で。
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バラキレフ(1837-1910):
〈ピアノ作品全集 第6集〉
イスラメイ、それを越えて [ニコラス・ウォーカー(ピアノ)]BALAKIREV, M.A.: Piano Works (Complete), Vol. 6 (N. Walker)
発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:GP846
CD価格:1,950円(税込)
ニコラス・ウォーカーの演奏によるバラキレフのピアノ作品全集の第6集。シリーズの完結編となるこのアルバムには代表作「イスラメイ」が収録されているほか、グリンカとザポルスキー作品の編曲版も含まれており、バラキレフの多彩な才能を楽しめます。 またこのアルバムのためにニコラス・ウォーカー自身がピアノ版に編曲した交響詩「タマーラ」と、補筆完成させた「蚊の死へのエレジー」も収録。東洋的な題材を色彩豊かなオーケストラ曲に仕立てたことで知られる「タマーラ」の美点があますことなくピアノの響きへと移し替えられたアレンジは聴きどころ。もちろんイスラメイを凌駕するほどの超絶技巧が至る所に用いられています。
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ヴィオラ・ソナタ集
ヒンデミット、シューベルト、グリンカ [ランドルフ・ケリー(ヴィオラ)/ジョン・ノヴァーチェク(ピアノ)]HINDEMITH, P.: Viola Sonata, Op. 11, No. 4 / SCHUBERT, F.: Arpeggione Sonata / GLINKA, M.I.:Viola Sonata in D Minor (R. Kelly, Novacek)
発売日:2020年09月25日 NMLアルバム番号:IBS-122020
CD価格:2,475円(税込)
ヒンデミット、シューベルト、グリンカの作品を集めたアルバム。 ヴィオラを演奏するランドルフ・ケリーはピッツバーグ交響楽団の首席ヴィオラ奏者。1976年にアンドレ・プレヴィンによってオーケストラに採用され、以降、40年以上の長きにわたりオーケストラを支えています。2000/01のシーズンでは、オーケストラの委嘱作である作曲家サミュエル・アドラーのヴィオラ協奏曲のソリストを務め、見事な演奏を披露したことでも知られています。オーケストラでの演奏に加え、ソリスト、室内楽奏者としても大活躍するケリー。ここでも深い艶のある音色を存分に生かし、古典派から近代の3つの作品を堂々とエネルギッシュに演奏しています。 ピアノ・パートを担当するノヴァーチェクは作曲家、アレンジャーとしても活躍するマルチな才能を持つピアニスト。ケリーのヴィオラと情熱的な対話を聴かせます。
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グリンカ(1804-1857):
ピアノ作品全集 第2集 - 舞曲集 [フィオーリア]GLINKA, M.I.: Piano Works (Complete), Vol. 2 - Dances (Fiolia)
発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:GP782
CD価格:1,950円(税込)
19世紀、近代ロシア音楽の礎を作ったミハイル・グリンカのピアノ作品全集の第2集。サロン風の音楽から、やがてロシアの民族意識に根差した音楽へと作風を変えていったグリンカ、このアルバムでもフランス風のカドリーユやコントルダンスなどのおしゃれな小品から、ロシアの民謡に基づいた作品まで多彩な小品を聴くことができます。よく知られているのは初期の作品「モーツァルトの主題による変奏曲」でしょう。この曲は歌劇《魔笛》の中のメロディが使われた、ハープで演奏されることの多い優雅な曲ですが、ピアノでも演奏されます。 演奏しているのはグルジア系ドイツの女性ピアニスト、インガ・フォリア。いくつかの国際ピアノ・コンクールで優勝し、若い世代の中でも最もエキサイティングな存在と注目を集める一人です。
収録作曲家:
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グリンカ(1804-1857):室内楽作品集
七重奏曲/悲愴三重奏曲/セレナード
3つのロシアの歌 [コンソルティウム・クラシクム]GLINKA, M.I.: Chamber Music - Septet / Trio pathétique / Serenade / 3 Russian Songs (Consortium Classicum)
発売日:2017年09月29日 NMLアルバム番号:777871-2
CD価格:1,920円(税込)
ロシア国民楽派の祖であり、後のロシア人作曲家たちに多大な影響を与えたミハイル・グリンカ。若い頃にはジョン・フィールドにピアノを習い、イタリアをはじめとしたヨーロッパの諸国で多くの知識を吸収するうちに、却って「ロシアの音楽」に目覚めたという彼の思想は、代表作《皇帝に捧げた命》や《ルスランとリュドミラ》などの歌劇として結実しました。 グリンカの室内楽曲は、ロシア的というよりはウィーン古典派の様式に則った作品が多いせいか、あまり知られているとは言えません。しかし耳にする機会の多い「悲愴三重奏曲」も含め、どれも仄暗い抒情を秘めた美しい曲です。注目は「3つのロシアの歌」によるピアノ三重奏曲。グリンカの死後の1880年代、ヘルマンによって編曲された珍しい作品です。
収録作曲家:
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グリンカ (1804-1857):
〈ピアノ作品全集 第1集〉
変奏曲集 [フィオリア]GLINKA, M.I.: Piano Works (Complete), Vol. 1 - Variations (Fiolia)
発売日:2017年02月24日 NMLアルバム番号:GP741
CD価格:1,950円(税込)
19世紀、近代ロシア音楽の礎を作ったミハイル・グリンカ。裕福な貴族の家に生まれたグリンカは、幼い頃から音楽に興味を持ち、当時ロシアを訪れたジョン・フィールドにピアノを習うなど環境に恵まれていました。しかし、彼は最初、音楽家になることはなく1824年に公務員として働き始めます。この時期の彼はサロンで演奏するために何曲かの華麗な変奏曲を作曲、3年間ほどサロンで演奏していました。1930年、健康状態を懸念した彼はイタリアに移住。この地で当時流行していた様々な歌劇を耳にし、これらの主題を用いた変奏曲で人気を博すこととなります。しかし、イタリアで3年間過ごしたグリンカはホームシックに陥り、ロシアに帰国。“アリャビエフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲”はその頃に書かれた曲です。それからのグリンカはロシアの民族意識に根ざした作品を次々と発表し、賞賛を得ることとなります。
収録作曲家:
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グリンカ(1804-1857):
歌劇「ルスランとリュドミラ」 [ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団/ユロフスキ指揮]GLINKA:RUSLAN & LYUDMILA [BOLSHOI THEATRE ORCHESTRA AND CHORUS ,VLADIMIR JUROWSKI]
発売日:2016年09月28日
DVD 2枚組日本語字幕なし価格:3,675円(税込、送料無料)
キエフ大公の娘リュドミラは、騎士ルスランとの婚礼の席で悪魔にさらわれてしまいます。大公は部下たちに探索を命じ「連れ戻した者には国の半分と娘を与える」と公約。もちろんルスランは名乗りを挙げますが、他にもハザールの王子やノルマン人騎士たちが追随し、3人でリュドミラを探しに出かけることになります。邪魔する魔女、彼らを助ける白魔術師らが入り乱れ、お話は混迷していきますが・・・。 近代ロシア音楽の父グリンカ(1804-1857)の代表作「ルスランとリュドミラ」の全曲映像の登場です。勇壮な序曲はしばしば耳にしますが、全曲はというとほとんど目にする機会もなく、そもそもどのような物語かすらも知られていない歌劇です。ボリショイ劇場はこの作品を非常に大切にしており、これまでに9種類の演出で700回以上も上演するという超ロングヒットを記録しています。 こちらは2011年、ボリショイ劇場改装後の新演出で、左右に置かれた2つの巨大なスクリーンを用い、登場人物たちは19世紀と21世紀を行き来しながら、ユロフスキのダイナミックな指揮とともに、このおとぎ話風の物語を絶妙に盛り上げていきます。
収録作曲家:
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グリンカ(1804-1857):
〈ピアノ作品集〉
祖国への挨拶/夜想曲他 [Ton Nu Nguyet Minh]GLINKA, M.: Piano Variations (A Greeting to My Homeland Nocturnes) (Ton Nu Nguyet Minh)
発売日:2016年08月26日 NMLアルバム番号:C5285
CD価格:2,250円(税込)
「近代ロシア音楽の父」と呼ばれるミハイル・グリンカ(1804-1857)。裕福な家に育った彼は、同時代の詩人、画家らと積極的に交友関係を結びました。なかでも詩人プーシキンは彼の目標であり、彼におけるロシア人としての意識を覚醒させ、ロシア的な作品を書きたいと願う原動力となったのです。またグリンカは、幼い頃に、ロシアに滞在してピアノを売り込み、演奏技術を広めていたジョン・フィールドからピアノを習ったため、その影響も強く心に刻み付けられていました。 そんな彼のピアノ曲は当然、ロシア風でありながらもフィールド直伝のロマンティックな雰囲気を持つというユニークなもの。ショパン風の甘さを感じさせる「夜想曲」や、当時流行していた歌劇のメロディを主題とする変奏曲など、演奏効果の高い作品が揃っています。
収録作曲家:
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ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮
グリンカ(1804-1857):
歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ音楽「くるみ割り人形」より第2幕 全曲他 [BBC交響楽団/ロジェストヴェンスキー指揮]GLINKA, M.: Ruslan and Lyudmilla: Overture / TCHAIKOVSKY, P.I.: Nutcracker: Act II (Rozhdestvensky) (BBC Proms, 1981) (NTSC)
■バレエ・ダンス音楽
発売日:2011年05月18日
DVD価格:3,525円(税込、送料無料)
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発売日:2024年10月04日
CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)
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Great Music of Small Forms
19-20世紀ロシアの合唱作品 [アンドレイ・ペトレンコ、エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団]Choral Concert: Yekaterinburg Philharmonic Choir - TCHAIKOVSKY, P.I. / BORODIN, A.P. / MUSSORGSKY, M. P. / RUBINSTEIN, A. (Great Music of Small Forms)
発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:FUG800
CD価格:2,475円(税込)
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〈アウアーのレガシー〉
エフレム・ジンバリスト [エフレム・ジンバリスト(ヴァイオリン)]発売日:2022年09月23日
CD価格:2,175円(税込)
歴史的な弦楽器奏者の録音復刻に特化したBiddulphレーベルが、あらたなシリーズをスタート。名教師として知られるアウアーの教え子たちの録音の復刻です。 レオポルト・アウアー(1845-1930)はハンガリーに生まれ、ヨーゼフ・ヨアヒムらに師事。時代を代表する名手の一人として名声を誇りました。後にサンクトペテルブルク音楽院とカーティス音楽院で教え、特にサンクトペテルブルク時代の門下生にハイフェッツ、ミルシテイン、エルマンらの名手を輩出して、教師としても圧倒的な名声を築きました。アウアーは門下生らを一つの型にはめることをしなかったので、ひとくちにアウアー門下と言っても演奏スタイルは多彩。このシリーズによって、その広がりがあらためて実感されることでしょう。 シリーズの最初に選ばれたのはエフレム・ジンバリスト(1889-1985)。12歳でサンクトペテルブルク音楽院に入学してアウアーに学び、卒業の際は音楽院長のグラズノフが「比較を絶した才能」と称えたそうです。 アウアーはジンバリストの知性を特に評価していたそうですが、実際にその演奏は、情熱や感興が高まる瞬間でも曲のフォルムと品格を保っています。ボウイングのテクニックも見事で、レガートの息の長さ、スムーズさはため息もの。小品12曲とソナタ2曲を収めたこのアルバムは、彼の魅力を伝えてくれます。 1922年以後、何度か来日し、カーティスでは江藤俊哉を熱心に指導したジンバリストだけに、日本にゆかりのある曲が2曲収録されているのは嬉しいところです。
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アルヴァロ・カッスート 指揮
ポルトガルの3つのオーケストラ [ヌォヴァ・フィラモニカ・ポルトゥゲサ/オルケストラ・シンフォニカ・ポルトゥゲサ/オルケストラ・ドゥ・アルガルベ/アルヴァロ・カッスート(指揮)]Orchestral Music - BRAGA SANTOS, J. / BRAHMS, J. / CHABRIER, E. / GLINKA, M. / MOZART, W.A. / STRAUSS, R. (Three Portuguese Orchestras) (Cassuto)
発売日:2022年05月27日 NMLアルバム番号:8.579130
CD価格:1,900円(税込)
指揮者アルヴァロ・カッスートをフィーチャーした1枚。1938年、ポルトガルのポルトで生まれ、リスボン大学で法学の学位を取得、その1年後にはウィーン国立音楽大学で指揮の学位を取得したカッスート、作曲家としても評価が高く、ポルトガルとアメリカの音楽機関から作品の委嘱を受けています。ポルトガル各地のオーケストラを指揮するだけでなく、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団やロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、数々の名門オーケストラを指揮しています。 このアルバムでカッスートが指揮している3つのオーケストラは、全て彼が創設した団体で、どの曲にも熱のこもった演奏を披露しています。また彼が敬愛するジョリー・ブラガ・サントスの音楽を広めるための運動にも力を入れており、ここではMARCO POLOへの多数の録音から選ばれた1曲「スタッカート・ブリリャンテ」を聴くことができます。
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BASSOON STEPPES
バスーンの大平原 [ローラ・デスクール(ファゴット)/パロマ・クアイダー(ピアノ)]Bassoon and Piano Recital: Descours, Lola / Kouider, Paloma - SHOSTAKOVICH, D. / RIMSKY-KORSAKOV, N.A. / RACHMANINOV, S. (Bassoon Steppes)
発売日:2022年05月13日 NMLアルバム番号:ORC100190
CD価格:1,950円(税込)
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3世紀にわたる
ロシアのヴィオラ・ソナタ集 [バジル・ヴァンドリエス(ヴィオラ)/ウィリアム・デイヴィッド(ピアノ)]THREE CENTURIES OF RUSSIAN VIOLA SONATAS
発売日:2021年10月29日
CD価格:2,175円(税込)
このアルバムに収録された4人の作曲家の活躍時期は3世紀にわたりますが、誰もがヴィオラを深い音色を際立たせ、存分に歌わせる方法に熟知していました。 「ロシア音楽の父」グリンカの未完のソナタは、「ロシアのヴィオラ音楽の父」と呼ばれるヴァディム・ボリソフスキーによる補筆完成版で聴くことができます。ボリソフスキーがこの補筆を行った頃は、大編成のオーケストラ作品やオペラをもてはやし、小編成の作品にはあまり目をくれなかったソ連当局の方向性により、音楽院でのヴィオラの指導のサポートもなかなか進みませんでした。そのためこの楽器を専門的に学ぶ学生もほとんど存在せず、新しいヴィオラのための作品があまり生まれなかった時代でした。 その後は作曲家と演奏家が協力し、楽器のためのレパートリーを拡大、レヴォル・ブーニンの作品は優れたヴィオラ奏者としても活躍したルドルフ・バルシャイのために書かれています。 またシェバリーンとソコロフのソナタは作曲年代が50年近く違うものの、どちらもヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタと併せて3部作として作曲されています。 抒情あふれる作品をお楽しみください。
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Rondeña del siglo XIX
19世紀のロンデーニャ [エステル・クリソル(ヴォーカル)/フアン・フランシスコ・パディージャ(ギター)]Guitar Recital: Padilla, Juan Francisco - ARCAS, J. / FALLA, M. / ISABEL, I. / ROMERO, R. (Rondeña del siglo XIX)
発売日:2020年03月06日 NMLアルバム番号:IBS-162018
CD価格:2,475円(税込)
音楽学者マリア・ルイサ・マルティネスとピーター・マヌエルによって2015年に発見された一連の作品。これはグラナダ生まれのギター奏者・作曲家ムルチアーノ(1795-1848)が既存の作品に自由なアレンジを加え、グラナダの伝承音楽であるロンデーニャ(ファンダンゴの一つの形で、フラメンコの原型)に仕上げた曲集でした。 彼は自分のために制作された7弦ギターを自在に操り、独学でありながら、さまざまな曲を弾きこなしていたとされています。アルバムの冒頭に置かれた曲は、実際にムルチアーノに会い感銘を受けたグリンカが、彼の演奏する曲をノートに書き留めたというもの。他にもロンデーニャに触発されて書かれた様々な作品が楽しめます。 アルバムの後半には歌を伴う曲を収録。19世紀のグラナダの風景を想起させるユニークな1枚です。
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オペラ名合唱曲集
(ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ 他) [イヴァン・レプシッチ(指揮)/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団]Choral Music - VERDI, G. / PUCCINI, G. / TCHAIKOVSKY, P.I. / BORODIN, A. / WAGNER, R. (Berühmte Opernchöre) (Bavarian Radio Chorus, Repušić)
発売日:2019年11月29日 NMLアルバム番号:900329
CD価格:2,325円(税込)
ヴェルディの歌劇《オテロ》第1幕で「喜びの火、陽気な炎はその輝きで夜を追い払う」と歌われる、オテロが率いる船団の乗組員たちの“歓喜の合唱”がそのままタイトルになったこのアルバムは、バイエルン放送合唱団とミュンヘン放送管弦楽団の今を示す輝かしい1枚です。 指揮を務めるのは2019年11月に新国立歌劇場に初登場するイヴァン・レプシッチ。ヨーロッパのオペラ・ハウスで活躍する注目の指揮者です。イタリア・オペラの名作に登場する合唱曲を中心に、ロシア作品からお国物のワーグナーまで、合唱団とオーケストラの響きが見事に溶けあう素晴らしい音をご堪能いただけます。 【来日情報 … イヴァン・レプシッチ】 2019年11月28日-12月7日 新国立劇場 ヴェルディ:歌劇《椿姫》
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バラキレフ(1837-1910):
〈ピアノ作品全集 第5集〉
作品集・編曲集 [ニコラス・ウォーカー(ピアノ)]BALAKIREV, M.A.: Piano Works (Complete), Vol. 5 (N. Walker)
発売日:2019年11月08日 NMLアルバム番号:GP811
CD価格:1,950円(税込)
バラキレフは尊敬する作曲家たちの作品をピアニスティックな独奏曲に編曲することで、彼らへの傾倒を表明していました。このアルバムに収録されている世界初録音を含むほとんどの曲は、ショパンやリスト、ベートーヴェンらの作品のトランスクリプションであり、管弦楽作品や弦楽四重奏曲、歌劇からの曲をピアノに置き換えるだけではなく、時にはもともとある曲にコーダを付けたり、素材として新たな曲を書き起こしたりと、様々な手法が凝らされています。これらを聴くことで彼がいかに先人たちをリスペクトしていたかが理解できるのではないでしょうか? また、最後に置かれた「華麗ナポロネーズ」はバラキレフ16-17歳の作品。音楽に憧れる少年の熱き想いが結実しています。
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アンダ=ルイーズ・ボグザ(ソプラノ)
歌曲を歌う
(グリンカ、ショパン、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、ラフマニノフ) [アンダ=ルイーズ・ボグザ(ソプラノ)/マルセル・ヤヴォルチェク(ピアノ)]Vocal Recital: Bogza, Anda-Louise - GLINKA, M.I. / CHOPIN, F. / DVOŘÁK, A. / TCHAIKOVSKY, P.I. / RACHMANINOV, S.
発売日:2019年09月20日 NMLアルバム番号:UP0159-2
CD価格:1,650円(税込)
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ロシアのトランスクリプション [ヴァチェスラフ・グリャズノフ(ピアノ)]
Piano Recital: Gryaznov, Vyacheslav - GLINKA, M.I. / BORODIN, A. / TCHAIKOVSKY, P.I. (Russian Transcriptions)
発売日:2018年09月21日 NMLアルバム番号:Steinway30082
CD価格:2,400円(税込)
1982年、ロシア生まれのピアニスト、作曲家グリャズノフ。モスクワ音楽院でユーリ・スレサレフに学び、2009年に大学院の学位を取得、モスクワ音楽院のピアノ科でスレサレフの指導助手を勤めています。2012年からは“くらしき作陽大学”の音楽短期大学に講師として招かれ、指導にあたりながら後進を育てており、作曲家としてはショット社と契約を結び、自作や編曲の出版も行っています。 レパートリーは幅広く、バッハからラフマニノフ、現代作品までと何でも弾きこなしますが、このアルバムでは、自身が編曲したロシア作品の数々を演奏、演奏技術だけでなく、高く評価されている編曲の才能もまざまざと見せています。モダンな味付けが施された「花のワルツ」や、良く知られるボロディンの「夜想曲」もピアノで演奏すると違った雰囲気が漂います。
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クラシック・BBC・プロムス[5DVD BOX]
CLASSIC BBC PROMS (5-DVD Box Set) (NTSC)
発売日:2014年11月26日
DVD 5枚組価格:5,216円(税込、送料無料)
イギリス・ロンドンで毎年夏に開催される音楽祭。8週間にわたる一連のクラシック音楽コンサート・シリーズであり、ロイヤル・アルバート・ホールを中心に100以上のイヴェントが行われます。プロムス(Proms)は「プロムナード・コンサート」の略で、その語はこのコンサート開始当初に聴衆がそぞろ歩いていた(promenading)という習慣に由来しているそうで、聴き手たちはリラックスしながら心の底から音楽を楽しむというものです。 これらの映像は、1970年代から80年代の音楽祭の一こまであり、どれも真摯でありながら、どこか楽しげな雰囲気をもつものばかりです。5枚目のショルティだけはプロムスの映像ではなく、シカゴ交響楽団の最後のヨーロッパ・ツアーにおけるロンドンでの演奏会の模様を収録した貴重な映像です。
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ニコライ・ギャウロフ
GREAT SINGERS LIVE [ギャウロフ]Great Singers Live: Ghiaurov, Nicolai
■オペラ
発売日:2011年06月08日 NMLアルバム番号:900304
CD価格:1,725円(税込)
一般的にバス歌手は、テノールやバリトン歌手のような華やかな役割を負う事がありません。確かに迫力ある歌声は、恋人と愛を語るよりも、手管を弄して女を横取りするか、善人に悪をささやくか、または陰謀を企てるか・・・こんな役がぴったりです。しかし、ブルガリア生まれの世界的バス歌手ニコライ・ギャウロフ(1929-2004)は、そんなイメージを逆手に取ったのです。彼の50回目の誕生日には、故郷のブルガリアの郵便局が記念切手を発行するほどの輝かしい人気を獲得しました。ソフィアで学び、レニングラード音楽院に留学、1957年にはカラヤンに指導を受け、ウィーンでアイーダのランフィスを歌います。その後着々と経歴を重ね、1965年にはザルツブルクで「ボリス・ゴドゥノフ」でデビューを飾ります。彼の活動の中心はミラノ・スカラ座であり、1977年に再婚したソプラノのミレッラ・フレーニとは良き芸術のパートナーとして、しばしば共演したことでも知られます。このアルバムでも、広い音域、深みのある声質で、どんなレパートリーでも手中に収めた完璧な歌唱を聴かせます。
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モンサルバーチェ、グァスタビーノ、
ニン、オブラドルス、グリンカ他:
声楽作品集 [グリゴリアン/ドイチュ]Vocal Recital: Grigorian, Stella - MONTSALVATGE, X. / GUASTAVINO, C. / NIN, J.OBRADORS, F. / GLINKA, M.I. / TCHAIKOVSKY, P.I.
■声楽曲
発売日:2011年02月01日 NMLアルバム番号:OC719
CD
通常価格:2,025円→ 特価!:390円(税込) -
ハープ独奏のための音楽 [ハイネン]
MUSIC FOR SOLO HARP
■器楽曲(ハープ)
発売日:2004年09月01日 NMLアルバム番号:8.555791
CD価格:1,900円(税込)
ハープ曲は譜面の上では、ピアノ曲とおおよその互換性を持つ場合も多く、実際ピアノ曲にはハープ的なイメージをそのまま持ち込んだ楽曲が存在します。そういったピアノ曲を実際にハープで演奏してしまったのが、ショパンの「エオリアン・ハープ」やリストの「溜め息」です。原曲とは違った典雅な雰囲気が、これらの曲に新たな魅力を付け加えます。もちろん本来のハープ曲も負けていません。例えば大ヴァイオリニストであったシュポアが、ハーピストの妻のために作曲した「幻想曲」をお聴き下さい。聴けば聴くほどハープならではの余韻が味わい深く、その美しさにノックアウトです。