パリッシュ=アルヴァーズ(エリアス) Parish Alvars, Elias
生没年 | 1808-1849 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 26328 |
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アルヴァーズ(1808-1849):
ハープのための作品集 [パオラ・ペルッチ(ハープ)]PARISH ALVARS, E.: Harp Works (P. Perrucci)
発売日:2021年06月25日 NMLアルバム番号:CDS7885
CD価格:2,325円(税込)
イングランド出身のエライアス・パリシュ・アルヴァーズ。父親から音楽の手ほどきを受けた彼は、1820年にロンドンに移り、名ハープ奏者ニコラ=シャルル・ボクサから教えを受けました。その後、フィレンツェに1年間留学し作曲を学び、ロンドンに戻った彼は、1930年からヨーロッパ各国に演奏旅行へ出かけます。 1833年にはジギスムント・タールベルクとカール・ツェルニーに会い、ツェルニーとは1836年から42年にかけて定期的な演奏旅行を行うほど気があったようです。また彼の演奏はメンデルスゾーンとベルリオーズから大絶賛されたことでも知られています。 このアルバムに収録されているのは、当時流行していたオペラの旋律を用いた幻想曲で、ここではベッリーニの旋律を用いた作品が中心に選ばれています。 ハープ演奏における当時の革命的ともいえる超絶技巧が反映された華麗な作品を演奏するのははボローニャ音楽院で教鞭を執る名手パオラ・ペルッチです。
収録作曲家:
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Eclogue - エクローグ
英国の室内楽作品集 [ピーター・フィッシャー(指揮&ヴァイオリン) 他/ロンドン室内アンサンブル]Chamber Music with Strings (British) - FINZI, G. / MCDOWALL, C. / WEBBER, W.L. / JENKINS, C. (Eclogue) (Fisher, Chamber Ensemble of London)
発売日:2022年07月15日 NMLアルバム番号:SOMMCD0653
CD価格:2,250円(税込)
19世紀から21世紀にかけてのイギリス室内楽作品を集めたアルバム。イギリスを代表するソリストたちをゲストに迎え、フィンジの「エクローグ」を始めとした名作が、2022年に創立25周年を迎えるロンドン室内アンサンブルにより演奏されています。 またアルバムには、マーガレット・フィンガーハットに献呈されたクライヴ・ジェンキンスの「コンチェルティーノ」や、このリサイタルのためにジェンキンスが特別に編曲したオーボエのための3つの小品、最近世を去ったジョーゼフ・ホロヴィッツの「クラリネットと弦楽のためのコンチェルタンテ」、そして《オペラ座の怪人》などミュージカルでおなじみアンドルーと、チェリストのジュリアンの父で、オルガニストとしても名を馳せたウィリアム・ロイド・ウェバーの『祖国の印象』から「フレンシャム池」などの9曲の世界初録音が含まれています。 ロンドン室内アンサンブルは、1997年にヴァイオリニスト、ピーター・フィッシャーによって設立されたアンサンブル。ロンドンの主要オーケストラや室内楽団から厳選された奏者で構成され、幅広く公演を行い高く評価されており、新作の演奏も積極的に行っています。
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天上のハープ - ハープ名曲集 [様々な演奏家]
HEAVENLY HARP - Best Loved Classical Harp Music
発売日:2020年06月26日 NMLアルバム番号:8.578182
CD価格:1,900円(税込)
数多い楽器の中でも、最も古くから愛されてきたハープ。ギリシャ、アッシリア、エジプトの古代文明に登場した頃は弓に弦を張った単純な形でしたが、時代とともに発展を繰り返し、現代では47本の弦と7本のペダルを持つ巨大な楽器に成長、オーケストラの中で美しい形と音色を誇るだけでなく、独奏楽器としても活躍しています。 このアルバムには、自然界を巧みに描写した曲や、聴き手の心をひきつける抒情的な曲など、ハープの音色を存分に楽しめる様々な曲が収録されています。
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1825年
ヒストリカル・ハープによる“ウィーンのこだま” [エリザベ-ト・プランク(ハープ)]発売日:2019年08月23日
CD価格:2,475円(税込)
オーストリアの若きハープ奏者エリザベート・プランク。ウィーン国立音楽大学でハープを学び、来日経験もある俊英です。彼女のアルバムのタイトルである「1825」とは、楽器会社エラールが新しいハープ(No.3804)を製造した記念すべき年。それまでは様々な工夫を重ねながら、作品が求める半音階や転調に対応してきたハープですが、1811年にエラールが更なる改良を加え、現代のペダル・ハープの原型となる「ダブルアクション・ハープ」を発表。このアルバムでは前述の1825年に製造された“当時の最新型”である楽器で、その時代の作品を演奏するという意欲的な試みが行われています。 イギリス生まれ、ウィーンで名声を誇ったアルヴァーズの作品を中心に、世界初録音の曲も交えた様々な19世紀のハープ音楽を美しい音色でお楽しみいただけます。
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ハープ独奏のための音楽 [ハイネン]
MUSIC FOR SOLO HARP
■器楽曲(ハープ)
発売日:2004年09月01日 NMLアルバム番号:8.555791
CD価格:1,900円(税込)
ハープ曲は譜面の上では、ピアノ曲とおおよその互換性を持つ場合も多く、実際ピアノ曲にはハープ的なイメージをそのまま持ち込んだ楽曲が存在します。そういったピアノ曲を実際にハープで演奏してしまったのが、ショパンの「エオリアン・ハープ」やリストの「溜め息」です。原曲とは違った典雅な雰囲気が、これらの曲に新たな魅力を付け加えます。もちろん本来のハープ曲も負けていません。例えば大ヴァイオリニストであったシュポアが、ハーピストの妻のために作曲した「幻想曲」をお聴き下さい。聴けば聴くほどハープならではの余韻が味わい深く、その美しさにノックアウトです。