ジンバリスト(エフレム) Zimbalist, Sr., Efrem
生没年 | 1890-1985 | 国 | ロシア、アメリカ |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 17518 |
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クライスラー(1875-1962)
ジンバリスト(1890-1985):
弦楽四重奏曲他 [ファイン・アーツ四重奏団/ヨーロッパ・フィル]KREISLER, F.: String Quartet / ZIMBALIST, E.: String Quartet / YSAYE, E.: Harmonies du soir (Fine Arts Quartet, Philharmonic Orchestra of Europe)
■室内楽
発売日:2012年02月15日 NMLアルバム番号:8.572559
CD価格:1,900円(税込)
伝説のヴァイオリニストたちによる弦楽四重奏曲をじっくりと。クライスラーについては、もう説明の必要もないでしょう。3歳からヴァイオリンを学び、作曲は一時期ブルックナーにも師事していたという彼、その演奏はもちろんのこと、数々の愛らしい作品も良く知られています。とは言え、彼が弦楽四重奏曲を書いていたとは! …とは言え、この曲は思いの他シリアスであり、そんな点が却って人気をなくしてしまったのかもしれません。ジンバリストも名ヴァイオリニストであり、クライスラーの友人でした。ロシアでユダヤ系の家庭に生まれ、1911年にボストン交響楽団と共演してからアメリカに定住、素晴らしい活動をしています。2人ともイザイを大変尊敬したいたと言い、このアルバムにはそんなイザイの知られざる作品「夕べのハーモニー」も収録されています。世紀末音楽とは全く違った世界に属する音がここにあります。
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〈アウアーのレガシー〉
エフレム・ジンバリスト [エフレム・ジンバリスト(ヴァイオリン)]発売日:2022年09月23日
CD価格:1,725円(税込)
歴史的な弦楽器奏者の録音復刻に特化したBiddulphレーベルが、あらたなシリーズをスタート。名教師として知られるアウアーの教え子たちの録音の復刻です。 レオポルト・アウアー(1845-1930)はハンガリーに生まれ、ヨーゼフ・ヨアヒムらに師事。時代を代表する名手の一人として名声を誇りました。後にサンクトペテルブルク音楽院とカーティス音楽院で教え、特にサンクトペテルブルク時代の門下生にハイフェッツ、ミルシテイン、エルマンらの名手を輩出して、教師としても圧倒的な名声を築きました。アウアーは門下生らを一つの型にはめることをしなかったので、ひとくちにアウアー門下と言っても演奏スタイルは多彩。このシリーズによって、その広がりがあらためて実感されることでしょう。 シリーズの最初に選ばれたのはエフレム・ジンバリスト(1889-1985)。12歳でサンクトペテルブルク音楽院に入学してアウアーに学び、卒業の際は音楽院長のグラズノフが「比較を絶した才能」と称えたそうです。 アウアーはジンバリストの知性を特に評価していたそうですが、実際にその演奏は、情熱や感興が高まる瞬間でも曲のフォルムと品格を保っています。ボウイングのテクニックも見事で、レガートの息の長さ、スムーズさはため息もの。小品12曲とソナタ2曲を収めたこのアルバムは、彼の魅力を伝えてくれます。 1922年以後、何度か来日し、カーティスでは江藤俊哉を熱心に指導したジンバリストだけに、日本にゆかりのある曲が2曲収録されているのは嬉しいところです。