エルガー(エドワード)
Elgar, Edward
生没年 | 1857-1934 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「エ」 | NML作曲家番号 | 26026 |
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『バイエルンの高地からの情景』
エルガー(1857-1934):
パートソング集 [バイエルン放送合唱団、ハワード・アーマン]発売日:2021年01月15日
CD 価格:2,100円(税込)
時代錯誤的な美しさ! エルガーのパートソングを集めて伝承歌のような愛らしさ、ルネサンス期の声楽作品を思わせるような美しさに、英国近代音楽らしいモダンな和声を加味したエルガーのパートソング集。その響きはとにかく心地よく、重なり合う人の声の醍醐味を味わうことが出来ます。 歴代指揮者に鍛え上げられたバイエルン放送合唱団の高い技術と表現力、英国出身の現在の音楽監督ハワード・アーマンによる、隅々まで気持ちの通った解釈で楽しむ一枚。
収録作曲家:
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〈弦楽のためのイギリス音楽集 第1集〉
パリー(1848-1918):
イギリス組曲
エルガー(1857-1934):
オルガン・ソナタ ト長調 Op.28
ジェイコブ(1895-1984):
弦楽のための交響曲 [ダグラス・ボストック(指揮)/南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団]発売日:2020年11月20日
CD 価格:2,475円(税込)
cpoレーベルの新シリーズ「弦楽のためのイギリス音楽集」が始動。第1集にはパリー、エルガー、ジェイコブの3作品が収録されています。 ワーグナーやブラームスなどドイツ・ロマン派の作風から影響を受けたパリー、20世紀に書かれたほとんど無調ともいえる旋律が展開するジェイコブ。そしてエルガーのオルガン・ソナタを原曲とするクンストフニーの「スウィナートンの夢」は2006年に南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団が、セバスティアン・テヴィンケルの指揮で初演したオーケストラにとって記念碑的作品。曲のタイトルは、青年時代のエルガーを支援したオルガニスト、合唱指揮者チャールズ・スウィナートン・ヒープの名前から採られました。 日本でもおなじみの指揮者ボストックが紡ぎ出す美しい弦の響きに圧倒されます。
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ロス(1972-):
Architexture アーキテクスチャー
ジャズ・カルテットとウィンド・アンサンブルのための音楽 [セバスチャン・ジル(サクソフォン)/スザンネ・ブルメンタール(指揮)/イヴェント・ウィンド・アンサンブル]ROSS, F.: Architexture - Music for Jazz Quartet and Wind Ensemble (S. Gille, F. Ross, Helm, Arends, The Event Wind Ensemble, Blumenthal)
発売日:2020年09月25日
NMLアルバム番号:8.574066
CD 価格:1,200円(税込)
ドイツで活躍する中堅ジャズ・ピアニスト、フローリアン・ロス。「musical explorer=音楽の冒険者」と呼ばれるロスは、インプロヴィゼーションの名手であるだけではなく、アレンジャーとしても知られており、様々な趣向の音楽を心地良い音のブレンドで聴かせます。 このアルバムには、世界中を巡った彼が、各地の建物とその建築家を音で描いた曲を収録。ノリの良い曲からしっとりとした雰囲気の曲まで多彩な音楽が詰まっています。ポルトガルで開催された世界博のパビリオンを建築したアルバロ、ベトナムの退役軍人記念館をデザインしたマヤ・リン、スペインを代表するアントニ・ガウディ、1960年代に作られた米国のガレージ・ハウス、そしてエルガーの愛したコテージなどをモデルに導き出された音楽は、まさに音で描かれた建造物と言えるでしょう。 ドイツ有数のサックス奏者ギレのニュアンス豊かな演奏も聴きどころです。
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「アメリカからのエルガー」第2集
ヴァイオリン協奏曲 ロ短調
弦楽のための「序奏とアレグロ」
序曲「コケイン」 - ロンドンの下町で [ミッシャ・ミシャコフ、エドウィン・バッハマン(ヴァイオリン)/カールトン・クーリー(ヴィオラ)/フランク・ミラー(チェロ)/ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)/マルコム・サージェント(指揮)/アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)/NBC交響楽団]ELGAR, E.: Violin Concerto / Introduction and Allegro / Cockaigne (Elgar from America, Vol. 2) (Y. Menuhin, NBC Symphony, M. Sargent, Toscanini)
発売日:2020年09月18日
NMLアルバム番号:ARIADNE5008
CD 価格:2,025円(税込)
歴史的公演の録音で好評を博した第1集(ARIADNE5005)に続く「アメリカからのエルガー」第2集。 1940年代前半に録音されたサージェント、トスカニーニやメニューインなど伝説の“エルガリアン”(エルガーの解釈者)たちとNBC交響楽団との貴重な音源の登場です。オーディオのレストレーションで多数の受賞歴を誇るエンジニア、ラ二・スパーによるリマスタリングは、当時のパフォーマンスを鮮明によみがえらせています。本作のライナーノーツ(英語のみ)も彼が執筆、録音当時の情景を知ることができます。 1932年にエルガーのヴァイオリン協奏曲を録音して以来、長きにわたり作曲家と交流のあったメニューインですが、この1945年の演奏は、当時のラジオ放送用に合わせてカットが施された、短めの尺になっています。指揮を担当したサージェントの「コケイン」も聴きどころ。トスカニーニの音源は1940年の公演での「序奏とアレグロ」で、ミシャコフ、クーリーにミラーという弦楽器の名手たちとの公演です。いずれもニューヨークのラジオシティ・スタジオでのライヴ録音です。
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年10月号)★-
英国ロイヤル・バレエ・トリプルビル
《コンチェルト》
《エニグマ・ヴァリエーションズ》
《ライモンダ 第3幕》 [英国ロイヤル・バレエ]発売日:2020年07月31日
Blu-ray国内仕様 価格:5,500円(税込、送料無料)
豪華キャストが次々登場! ロイヤル・バレエの超豪華トリプルビル英国ロイヤル・バレエの様々な魅力を味わい尽くす三作品。 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番による《コンチェルト》は、マクミランの振付により、優美な表現からダイナミックな動きまで音楽とバレエが見事にマッチする魅力を堪能できる作品。中でも第2楽章におけるヤスミン・ナグディと平野亮一の美しい表情は、観る者を惹きつけてやみません。 アシュトンの振付による《エニグマ・ヴァリエーションズ》は、名曲「ニムロッド」を含む『エニグマ変奏曲』を作曲中のエルガーと最愛の妻、家族や友人たちとの心温まる物語を楽しめる作品。期待の若手アクリ瑠嘉が友人シンクレアとその飼い犬の役を同時こなすユーモア溢れる演技が笑いを誘います。 《ライモンダ第3幕》は《ライモンダ》最大の見せ場である第3幕のみをヌレエフが取り出し1幕の《ディヴェルティスマン》として振付け、ロイヤルバレエの長年にわたり愛されるレパートリーとなった作品。オシポワとムンタギロフという2大スターを中心に、ソロ、アンサンブル、群舞と見どころ満載で、全てのダンサーがステージいっぱいに広がるフィナーレは圧巻です。
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エルガー(1857-1934):
交響的習作「ファルスタッフ」Op.68
チャドウィック(1854-1931):
タモシャンター [アンドリュー・コンスタンティン(指揮)/BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 他]ELGAR, E.: Falstaff / CHADWICK, G.W.: Tam O'Shanter (T. and S. West, BBC National Orchestra of Wales, A. Constantine)
発売日:2019年11月15日
NMLアルバム番号:ORC100103
CD 価格:1,950円(税込)
アンドリュー・コンスタンティンが指揮するBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団によるエルガーの交響的習作「ファルスタッフ」の2つの異なるヴァージョンを収録した2枚組。 シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」に登場する体格のよい騎士(ならずもの)ファルスタッフを主人公にした戯曲は、ヴェルディやニコライなど多くの作曲家が歌劇に仕立てていますが、エルガーは歌を用いることなく、オーケストラのみで物語を描いています。この録音では、シェークスピア原作の朗読を挿入した演奏と、オーケストラのみの演奏を比べることができ、作品の成り立ちをじっくりと楽しむことができます。 併せて収録されているのはチャドウィックの「タモシャンター」。こちらはロバート・バーンズの詩を原作にした曲で、“シャンタのタム”と呼ばれる主人公が、酒場で魔女に絡まれ、命からがら逃げだしたというお話。こちらはチャドウィックが起こした作品紹介を朗読したトラックも含まれています。イギリスならではの楽しいアルバムです。
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アメリカからのエルガー 第1集 [アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)-15 NBC交響楽団/グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)/ジョン・バルビローリ(指揮)/アルトゥール・ロジンスキ(指揮)/ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団]
ELGAR, E.: Enigma Varations / Cello Concerto / Falstaff (Elgar from America, Vol. 1) (Piatigorsky, NBC Symphony, Barbirolli, Rodziński, Toscanini)
発売日:2019年07月19日
NMLアルバム番号:ARIADNE5005
CD 価格:2,160円(税込)
1905年、自作を指揮するために初めてアメリカを訪問したエルガー。以降、その翌年1906年と1907年、そして1911年の合計4回アメリカを訪れています。彼の作品はアメリカでも人気を博し、とりわけ「威風堂々」はアメリカの高校、大学の卒業式に欠かせない作品となりました。 このアルバムには1940年代のアメリカで録音された3つの作品を収録。1949年にトスカニーニとNBC交響楽団が演奏した「エニグマ」変奏曲、ピアティゴルスキーの唯一の録音となった「チェロ協奏曲」、ロジンスキの指揮による、イギリス国内ではなかなか認められることのなかった晩年の作品「ファルスタッフ」、どれもアメリカで着実に息づくエルガー人気を反映した熱演です。これらはどれもオーディオ・エンジニア、ラニ・スパーの入念なリマスタリングによって当時の音が鮮やかに蘇っています。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
付随音楽「アーサー王」
イギリスの精神 Op.80
誇らしき感謝の言葉を持って
カリヨン Op.75 [ジョン・ウィルソン(指揮)/ロンドン交響合唱団/フィルハーモニア管弦楽団/BBCコンサート・オーケストラ/ベン・パーマー(指揮)/セント・ポール管弦楽団-30]ELGAR, E.: Arthur / The Spirit of England / With proud thanksgiving / Carillon (Howarth, Palmer, Wilson)
発売日:2019年07月26日
NMLアルバム番号:SOMMCD0255
CD 価格:2,160円(税込)
イギリスの詩人ローレンス・ビニョン(1869-1943)。後に大英帝国博物館の東洋美術部長となり、日本を含む東洋美術の権威となった人ですが、第一次世界大戦開戦時、戦争の哀悼について書かれた彼のいくつかの詩は広く知られており、なかでも「追悼の歌」はイギリスだけではなく、あらゆる戦争犠牲者へのオマージュとして賛美されてきました。 エルガーもビニョンの詩に強く感化され、3部からなる「イギリスの精神」と「誇らしき感謝の言葉を持って」を作曲しました。以降、エルガーとビニョンは良好な関係を築き、1923年に作曲された「アーサー王」の劇音楽もビニョンとのコラボレーションであり、また1914年に作曲されたカリヨンにも、ビニョンが新たな歌詞を付けたことも知られています(この録音は元のヴァージョンであるカマルツの詩によるヴァージョンです)。
収録作曲家:
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エルガー/アーノルド/シンプソン:
弦楽オーケストラのための編曲集 [ベン・パーマー(指揮)/セント・ポール管弦楽団]Arrangements for String Orchestra - ELGAR, E. / ARNOLD, M. / SIMPSON, R. (Orchestra of St. Paul's, B. Palmer)
発売日:2019年06月28日
NMLアルバム番号:SOMMCD0145
CD 価格:2,160円(税込)
イギリスの名門セント・ポール管弦楽団が演奏する弦楽オーケストラ作品集。どれもオリジナルではなく、弦楽四重奏曲からの編曲です。エルガーとアーノルドは現代作曲家デイヴィッド・マシューズの編曲、シンプソンの曲は作曲家自身が編曲を行っています。 エルガーの弦楽四重奏曲は1918年の作品。彼の妻アリスがこの曲の第2楽章を気に入っており、彼女の葬儀でも演奏されました。マシューズはまず第2楽章をアレンジ、その後、全曲の編曲を完成させています。アーノルドの四重奏曲は1975年の作。刻々と変化するテクスチャーが特徴的な曲で、アイルランド民謡を思わせる第2楽章が印象的です。単一楽章のシンプソンの四重奏曲は、弦楽オーケストラに拡大されたことで一層力強さが加わりました。
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ジョージ・ウェルドン エルガーを振る
序曲「南国にて」Op.50
海の絵 Op.37
エニグマ変奏曲 [グラディス・リプリー(コントラルト)/ジョージ・ウェルドン(指揮)/ロンドン交響楽団/フィルハーモニア管弦楽団]ELGAR, E.: In the South Overture, "Alassio" / Sea Pictures / Enigma Variations (Weldon) (1953-1954)
発売日:2019年06月28日
NMLアルバム番号:SOMMCD073
CD 価格:2,160円(税込)
ウェスト・サセックス州チチェスターに生まれ、ロンドンの王立音楽院でマルコム・サージェントに指揮法を師事したウェルドン。彼の名前は、現在ほとんど忘れられてしまいましたが、1950年代には情熱溢れた演奏で輝かしい名声を獲得していました。彼は1943年から1951年までバーミンガム市交響楽団の首席指揮者を務めた後、ジョン・バルビローリに請われてハレ管弦楽団の補助指揮者となり、同時にサドラーズ・ウェルズ・オペラの指揮者も務め、イギリス音楽の伝統を伝えました。 エルガー作品は特にお気に入りで、大切なレパートリーとして繰り返し演奏、作品の魅力を伝えています。この録音でも、エルガーに対する愛情が伝わってきます。
収録作曲家:
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エルガー(1857–1924):
交響曲 第1番 変イ長調 Op.55
ワーグナー(1813–1883):
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 [ロジャー・ノリントン(指揮)、シュトゥットガルト放送交響楽団]ELGAR, E.: Symphony No. 1 / WAGNER, R.: Die Meistersinger von Nürnberg, Act I: Prelude (Stuttgart Radio Symphony, Norrington)
発売日:2019年05月24日
NMLアルバム番号:SWR19520CD
CD 価格:1,040円(税込)
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エルガー(1857-1934):
ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン・ソナタ [トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)/ジェームズ・ジャッド(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)]ELGAR, E.: Violin Concerto / Violin Sonata (Irnberger, Korstick, Royal Philharmonic, Judd)
発売日:2019年03月29日
NMLアルバム番号:Gramola99141
SACD ハイブリッド 価格:2,480円(税込)
1910年、名ヴァイオリニストのクライスラーからヴァイオリン協奏曲の作曲依頼を受けたエルガーは、様々な技巧を盛り込んだ長大な作品を完成させ、クライスラーに献呈しました。しかし、当のクライスラーは作品を初演したものの、結局録音することはなく、他のヴァイオリニスト、メニューインやハイフェッツが好んで演奏、録音したことで後世に残る名作としての地位が確立されました。 このアルバムではザルツブルク出身のヴァイオリニスト、イルンベルガーが独奏を担当、ジェームズ・ジャッドが指揮するロイヤル・フィルハーモニーと共にロマンティックな旋律を悠然と紡いでいきます。 同時に収録されているのは、近年高い人気を誇るヴァイオリン・ソナタ。ピアノを担当するコルスティックの妙技も併せ、聴きどころの多い演奏が高音質でお楽しみいただけます。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
歌曲集 [クリストファー・モルトマン(バリトン)/マルコム・マルティノー(ピアノ)]ELGAR, E.: Songs (Wyn-Rogers, Mackie, Maltman, Martineau)
発売日:2019年02月15日
NMLアルバム番号:SOMMCD220
CD 価格:2,160円(税込)
エルガーが生涯に渡って作曲した愛らしい歌曲を集めた1枚。1892年、エルガーが作曲家としての名声を上げ始めた頃に書かれた「羊飼いの歌」や「ロンデル」などの初期の歌曲を始め、円熟期の1910年頃に書かれた連作歌曲集 Op.59や自作の詩による「2つの歌」Op.60などエルガーの様々な表現が凝縮されたアルバムです。 名バリトン、モルトマンの若き声も楽しめます。
収録作曲家:
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憧れの光
エルガー(1857-1934):戦時中の音楽
交響的前奏曲「ポローニア」Op.76
カリヨン Op.75/ため息 Op.70
砂漠の声 Op.77 他 [サイモン・キャロウ(朗読)/スーザン・グリットン(ソプラノ)/ジョン・ウィルソン(指揮)/BBCコンサート・オーケストラ]ELGAR, E.: Orchestral Music (The Longed-For Light: Elgar's Music in Wartime) (Callow, Gritton, BBC Concert Orchestra, J. Wilson)
発売日:2019年02月15日
NMLアルバム番号:SOMMCD247
CD 価格:2,160円(税込)
エルガーの作品の中でも、ほとんど演奏されることのない曲を集めた貴重な1枚。1914年、第1次世界大戦の勃発によって悲嘆に暮れたエルガーがこの年に作曲した音楽は、どれも悲しみと深い愛国心が反映されています。 例えば「カリヨン」は同盟国ベルギーを讃えた曲であり、同じく「ポローニア」はポーランドを讃えた曲。途中でショパンの夜想曲が効果的に用いられており、ポーランドへの想いが表現されています。かたや、戦前に作曲された「ため息」は“混乱した世界の中、平和の息吹のように美しい”と評された内省的なアダージョ。どの曲にもエルガーの祈りの精神とメッセージが込められています。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
管弦楽伴奏歌曲集 [ヘンク・ネヴェン(バス)/ナタリー・デ・モントモリン(ソプラノ)/バリー・コレット(ピアノ)/BBCコンサート・オーケストラ/バリー・ワーズワース(指揮)]発売日:2019年02月15日
CD 2枚組 価格:3,440円(税込、送料無料)
このエルガーの2枚の歌曲集にはあまり耳にすることのない、しかしまさに英国の至宝とも言える美しい作品が詰まっています。 CD1にはオーケストラ伴奏による歌曲の数々を収録、静かな郷愁に満たされたOp.59の連作歌曲集、「威風堂々第4番」の旋律を用いた「王の道」、バリトンで歌われる勇壮な「Follow the Colours」などエルガーの愛国精神が示された曲、古代アイルランドの神話の中の愛の物語を題材にした劇音楽「グラーニアとディアーミッド」などを聴くことができます。 CD2はピアノ伴奏による歌曲集。「河」や「トーチ」は管弦楽版との聴き比べも楽しめます。ソプラノのモントモリンの美しい声が耳に残ります。
収録作曲家:
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コダーイ(1882-1967)
エルガー(1857-1934):
ミュージック・メイカーズ [サロルタ・コダーイ(ナレーター)/クリスティーナ・ウィルソン(メゾ・ソプラノ)/オックスフォード・カメラータ/オックスフォード・カメラータ管弦楽団/ハワード・ウィリアムズ(指揮)]KODÁLY, Z.: Music Makers (The) / ELGAR, E.: The Music Makers (Oxford Camerata Choir and Orchestra, H. Williams)
発売日:2019年01月18日
NMLアルバム番号:SOMMCD230
CD 価格:2,160円(税込)
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エルガー(1857-1934):管弦楽作品集
序曲「南国にて」
序奏とアレグロ Op.47
エニグマ変奏曲 [シュトゥットガルト放送響/ノリントン]ELGAR, E.: Enigma Variations / In the South / Introduction and Allegro (Stuttgart Radio Symphony, Norrington)
発売日:2018年08月24日
NMLアルバム番号:SWR19509CD
CD 価格:1,040円(税込)
近代英国を代表する作曲家の一人エルガーの管弦楽作品を、やはり英国出身のノリントンが深い共感を持って描いており、ヴィブラートを極力抑えた透明度高い響きもあいまって、その魅力を存分に引き出しています。 エルガーの最も人気のある管弦楽作品「エニグマ変奏曲」、スリリングな序曲「南国にて」、弦楽四重奏と弦楽合奏のための洗練された作品「序奏とアレグロ」を収録。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
チェロ協奏曲
ピアノ五重奏曲
ため息(チェロと管弦楽編) [ヘッカー/ヴィトマン/マッキャロル/ザクセ/ヘルムヒェン/アントワープ響/デ・ワールト]ELGAR, E.: Cello Concerto / Sospiri / Piano Quintet (M.-E. Hecker, C. Widmann, D. McCarroll, Sachse, Helmchen, Antwerp Symphony, de Waart)
発売日:2018年06月27日
NMLアルバム番号:ALPHA283
CD 価格:2,400円(税込)
ドイツ、ツヴィッカウ生まれのチェリスト、マリー=エリザベス・ヘッカーが演奏するエルガーのチェロを含む作品集。これまでにALPHAレーベルからはシューベルトのピアノ三重奏曲/アルペジョーネ・ソナタとブラームスのチェロ・ソナタをリリース。この2作で見事な共演を披露したピアニストのヘルムヒェンとは、今回の「ピアノ五重奏」でも息のあった演奏を繰り広げています。 他の奏者たちにも注目。2018年夏に来日が予定されているヴァイオリニスト、カロリン・ヴィトマンを始め、錚々たるメンバーです。メインであるチェロ協奏曲ではエド・デ・ワールトが指揮するアントワープ交響楽団を従え、息をのむような緊張感に満ちた演奏を聴かせています。
収録作曲家:
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ブリティッシュ・クラシックBOXセット
ホルスト(1874-1934):
組曲《惑星》
エルガー(1857-1934):
《エニグマ変奏曲》BRITISH CLASSICS - HOLST, G.: Planets (The) / ELGAR, E.: Enigma Variations (BBC Symphony, Atherton, A. Davis) (2-DVD Box Set) (NTSC)
発売日:2018年05月25日
DVD 2枚組BOX 価格:2,960円(税込)
このBOXセットには、エルガーの独創性に富んだ《エニグマ変奏曲》とホルストの最高傑作、組曲《惑星》。この2つの名作が収められています。 BBCのドキュメンタリードラマとして制作された「隠された肖像 - エニグマ変奏曲」は、起伏に富むモルヴァン丘陵を背景に、サー・アンドリュー・デイヴィスが、エルガーの秘められた音楽の謎のミステリーを解き明かしていきます。続いて《エニグマ変奏曲》全曲が、エルガーの出身地ウォルスターのカテドラルで演奏されます。 《惑星》は今は幻となったコリン・マシューズの〈冥王星〉の補作を加えた版を演奏。デイヴィッド・アサートンのタクトのもとBBDウェールズ管弦楽団が雰囲気豊かに演奏します。映像監督ロードリ・ヒューは、世界中の様々なロケーションで撮影した映像と、コンピューター・グラフィクス、アニマトロニクスを駆使した映像を合わせることで、ホルストが考えたそれぞれの惑星の象徴的な意味を明らかにしています。 どちらも初出時に大きな話題となった映像です。
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ホルスト(1874-1934):
惑星
エルガー(1857-1934):
弦楽セレナード [シュトゥットガルト放送響/ノリントン]HOLST, G.: Planets (The) / ELGAR, E.: Serenade, Op. 20 (Stuttgart Radio Symphony, Norrington)
発売日:2018年05月25日
NMLアルバム番号:SWR19507CD
CD 価格:1,040円(税込)
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シューマン(1810-1856):
チェロ協奏曲
エルガー(1857-1934):
弦楽オーケストラのためのセレナード
カプースチン(1937-):
チェロ協奏曲 第2番 [ザゴリンスキー/ロスクトフ]SCHUMANN, R.: Cello Concerto, Op. 129 / ELGAR, E.: Serenade, Op. 20 / KAPUSTIN, N.: Cello Concerto No. 2 (Zagorinsky, Loskutov)
発売日:2018年02月23日
NMLアルバム番号:MELCD1002483
CD 価格:2,160円(税込)
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エルガー : ニュー・イングランド・コネクション
チャドウィック(1854-1931):
交響的素描
エルガー(1857-1934):
創作主題による変奏曲「エニグマ」
[BBCウェールズ・ナショナル管/コンスタンティン]ELGAR, E.: Enigma Variations / CHADWICK, G.W.: Symphonic Sketches (Elgar: The New England Connection) (BBC National Orchestra of Wales, Constantine)
発売日:2017年11月29日
NMLアルバム番号:ORC100074
CD 価格:1,950円(税込)
ORCHIDレーベルの新シリーズ「BBCウェールズ交響楽団」の録音集第1弾は、英国を代表する作曲家エルガーの「エニグマ」と、アメリカの近代作曲家チャドウイックの作品集。ほぼ同じ時期にイギリスとアメリカで活躍した2人は、何度も会う機会があったにもかかわらず、決して交友関係を持つことはありませんでした。しかし2人の作品を並べて聴いてみると、どちらも後期ロマン派風の重厚な響きを持つなど、数多くの共通点を見出すことができます。 指揮者アンドリュー・コンスタンティンはイギリス全土のオーケストラで実績を重ね、現在フォートウェイン・フィルハーモニー管とレディング交響楽団の芸術監督を務めています。
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LIVE FROM TAIPEI
ウェン=シン・ヤン
台北市でのコンサート [ウェン=シン・ヤン/台湾フィル/呂紹嘉]ELGAR, E. / SCHUMANN, R. / KORNGOLD, E.W.: Cello Concertos (Live from Taipei) (Wen-Sinn Yang, Taiwan Philharmonic, Shao-Chia Lü)
発売日:2017年10月27日
NMLアルバム番号:OC1883
1)
CD
通常価格:2,080円→ 特価!:590円(税込) -
ディーリアス(1862-1934)&
エルガー(1857-1934):
弦楽四重奏曲集 [ヴィリアーズ四重奏団]DELIUS, F.: String Quartet (original and revised versions) / ELGAR, E.: String Quartet (Villiers Quartet)
発売日:2017年05月26日
NMLアルバム番号:8.573586
43)
CD 価格:1,200円(税込)
エルガーとディーリアス、同時期に書かれた各々の弦楽四重奏曲は、どちらも第一次世界大戦の影響が色濃く感じられる、重厚で哀切な表情を持っています。開戦時、パリのすぐ南にある村に住んでいたディーリアスは、負傷した兵士や数多くの難民の姿を目の当たりにし酷く心を痛めました。その心情を、彼の家に巣をかけていたつばめに重ね合わせて作曲したのが、この弦楽四重奏曲の第3楽章とされています。後に弟子のフェンビーによって弦楽合奏に編曲された版も広く愛されています。現在では通常、1917年の改訂版が演奏されますが、ディーリアスは初稿版も破棄することなく、そのスケッチや断片が英国図書館に残されています。この録音のためにグレムリイはこれらを補筆し演奏可能な状態に仕立てることで、2つの稿の違いを比較していただけます。 同じころ、やはり戦争によって健康を損ねていたエルガーも、妻アリスの勧めで郊外に移り住むことで創作意欲を取り戻し、この弦楽四重奏曲を含む何曲かの大作を書き上げます。アリスはこの曲の第2楽章をとりわけ好み、彼女の葬儀の際にも演奏されました。
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エルガー(1857-1934):
オラトリオ「ゲロンティアスの夢」Op.38ELGAR, E.: Dream of Gerontius (The) (Baker, Pears, Shirley-Quirk, London Philharmonic Choir and Orchestra, Boult) (NTSC)
発売日:2016年10月21日
DVD 2枚組字幕なし 価格:4,125円(税込、送料無料)
1889年、エルガー(1857-1934)は彼より8歳年上の弟子、キャロライン・アリス・ロバーツと結婚、その際、親交のあったナイト神父からお祝いとしてもらったのがジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿の長編詩「ゲロンティアスの夢」でした。以前からその詩に魅せられていたエルガーは、結婚の翌年1899年から1900年にかけて、この詩を壮大なオラトリオとして完成させました。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
交響曲 第1番 変イ長調 Op.55
演奏会用序曲「南国にて」Op.50 [ローマ聖チェチーリア音楽院管/パッパーノ]ELGAR, E.: Symphony No. 1 / In the South Overture, "Alassio" (Santa Cecilia Academy Orchestra, Pappano)
発売日:2016年08月26日
NMLアルバム番号:ICAC5138
CD 価格:1,950円(税込)
パッパーノにとって初の録音となるエルガー(1857-1934)の交響曲第1番は、作曲者が50歳の時に完成された力作。構想期間10年をかけて練り上げられたという濃密な音楽は初演時に賛否両論を巻き起こしましたが、最近になってまた人気が高まっています。 演奏会用序曲「南国にて」は、エルガーが1903年から1904年にかけて滞在したイタリアでの風景に触発されて書かれた20分程度の曲で、オペラを得意とするパッパーノならではの情緒と歌心溢れる演奏が魅力的です。
収録作曲家:
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エイドリアン・ボールト
エルガー(1857-1934):
交響曲 第2番 変ホ長調 Op.63
ワーグナー(1813-1883):
歌劇「タンホイザー」より序曲とヴェーヌスヴェルクの音楽 [録音:1968年-1977年]ELGAR, E.: Symphony No. 2 / WAGNER, R.: Tannhauser (excerpts) (BBC Chorus and Symphony, Boult) (1968-1977)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2013年09月25日
NMLアルバム番号:ICAC5106
CD 価格:1,650円(税込)
イギリスのチェスターで生まれたエイドリアン・ボールト(1889-1983)の十八番であるエルガーの交響曲第2番の録音です。彼はウェストミンスター・スクールの在学中にエルガー本人と合い、その時作曲家から自作の総譜を見せてもらっていました。そしてオックスフォード大学を経て、ライプツィヒ音楽院に入学して音楽を学び(レーガーに作曲を師事)、1914年にコヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽スタッフとしてプロデビューします。1918年にはホルストの惑星の試演を行い、翌年には金星と海王星を除いた全曲を初演指揮しています。1920年には憧れのエルガーの「交響曲第2番」を演奏。この当時忘れられてしまっていた作品を再評価させるきっかけを作ったのは有名なエピソードです。1930年にはBBC交響楽団の初代首席指揮者に就任し、当時の最先端の音楽も積極的に演奏、とりわけ「謎の作曲家」ブライアンの紹介者としても知られていました。 ホルストの惑星も5回録音を重ねています。とは言え、イギリス音楽全てに関心があったわけではなく、ディーリアスやブリテン、ティペットなどは、ほとんど演奏することもありませんでした。このエルガーも生涯スタジオで5回も録音しており(1944年、56年、63年、68年、75年)前述のように「得意中の得意」なレパートリーでした。比較的珍しいワーグナーもムダのない流麗な演奏です。
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レナード・バーンスタイン
エルガー(1857-1934):
創作主題による変奏曲「エニグマ」
リハーサル・ドキュメンタリー [収録:1982年]ELGAR, E.: Enigma Variations (BBC Symphony, Bernstein) (NTSC)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2013年09月25日
CD日本語字幕あり 価格:2,370円(税込)
「私は今、テレビ映像のために、実際の演奏のライブラリーを構築したいと思う。私は録音がとても好きだ。なぜならば、普段のコンサートでは注意を向けさせるのが不可能な部分までを、あなたがたに伝えるための方法が数多くあるからだ」 1970年のグラモフォン誌でバーンスタインはこのように語っています。 1930年にエイドリアン・ボールトによって創設されたBBC交響楽団は、英国放送協会が所有する放送オーケストラの一つですが、1950年にボールトが首席指揮者の地位を退いてからは、数多くの名指揮者がその地位を受け継ぎ、また客演指揮者としてもトスカニーニを始めとした錚々たる指揮者が顔をそろえています。さて、バーンスタインは、このオーケストラとの初顔合わせから遅刻し、また謝罪もしなかったというのですから、両者の関係は極めて前途多難なものになることが予想されました。しかし実際にリハーサルが始まると、バーンスタインの強烈な解釈と情熱的な指揮は、たちまちオーケストラを魅了し、純粋で高貴な音楽が紡ぎ出されてきたのです。 彼らの「エニグマ」はLP時代から名演として通っていますが、その「名演」が生まれるまでのプロセスを、このリハーサル映像はつぶさに見せてくれているのです。これは、バーンスタインとBBC交響楽団との唯一の映像であり、真の音楽が生まれる瞬間をとらえた貴重なものでもあります。インタビューの部分には、嬉しい日本語字幕付きです。
収録作曲家:
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レスピーギとエルガーによる
J.S.バッハ編曲集 [シアトル響/シュワルツ]BACH, J.S.: Orchestral Transcriptions by Respighi and Elgar (Seattle Symphony, Schwarz)
発売日:2012年04月18日
NMLアルバム番号:8.572741
1)
CD 価格:1,200円(税込)
いつの世もバッハ(1685-1750)の作品から多くのインスピレーションを受け取る人が多いものです。このアルバムではレスピーギとエルガー、2人の大作曲家による編曲をお楽しみいただけます。「ローマ三部作」で絢爛豪華な音楽を聴かせるイタリアの作曲家レスピーギは、1929年から30年にかけて、ヴァイオリン・ソナタをはじめとする幾つかの作品に大胆なオーケストレーションを施しました。どの曲もどっしりとした低音を利かせ、重厚で荘厳な響きが魅力的。メロディは確かにバッハなのですが、後期ロマン派の香りが強く感じられるユニークなものとなっています。「前奏曲とフーガ」に至っては、もう別世界の音楽へと変貌しているところが楽しい限りです。エルガーによる「幻想曲とフーガ」の編曲(1921年)にも注目。フーガの部分はまさに「エニグマ」そのもの。壮大かつ豊かな響きに大満足間違いありません。
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ブラームス(1833-1897):
交響曲 第3番
エルガー(1857-1934):
交響曲 第1番 [BBC響/ボールト]BRAHMS, J.: Symphony No. 3 / ELGAR, E.: Symphony No. 1 (BBC Symphony, Boult)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2012年03月14日
NMLアルバム番号:ICAC5063
CD 価格:1,760円(税込)
20世紀最大のイギリスの指揮者、エイドリアン・ボールト(1889-1983)は、エルガーとホルストの正しい解釈者としても並ぶ者がありません。また1930年にBBC交響楽団の初代首席指揮者に就任し、当時「最新」の音楽の普及にも努めたことも忘れてはいけないでしょう。この盤には、すでに晩年に差し掛かってきた巨匠の確固たる演奏が収録されています。プロムスにおけるブラームスの演奏は、学生時代に薫陶を受けたニキシュから受け継いだ「ドイツ音楽の精神」が宿る情熱的で真摯なもの。1976年にライヴ録音された第1番と並ぶ見事な音楽です。エルガーは、まさにボールトの「黄金時代」を象徴する記録であり、同じ年のLPOとのスタジオ録音よりも燃焼度が高いことで知られています。プロムス100周年の記念盤に付録として収録された音源です。
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エルガー(1857-1934):
ヴァイオリンのための作品集 [ビゼンガリエフ/フリス/ビゼンガリエヴァ/西カザフスタン・フィル/Ungrangsee]ELGAR, E.: Violin Music (Bisengaliev, Frith, Bisengalieva, West Kazakhstan Philharmonic, Ungrangsee)
■器楽曲(ヴァイオリン)
発売日:2011年07月13日
NMLアルバム番号:8.572643-45
3CD 価格:3,600円(税込、送料無料)
「威風堂々」と「愛の挨拶」だけがエルガーではありません
生涯ヴァイオリンを共にした作曲家の心の歌をお聴きくださいエルガーのヴァイオリン作品をとことん聴きたい方にうってつけの3枚組。魅惑的で情熱的な「ヴァイオリン協奏曲」や、近年人気が高まっている「ヴァイオリン・ソナタ」はもちろんのこと、あまり聴く機会のないサロン風小品まで、ヴァイオリンの名手でもあったエルガーらしい多彩な作品が並んでいます。ここで演奏しているのは、NAXOSアーティストの中でもとりわけ人気の高いビゼンガリエフ。ヴィニャエフスキの小品集での香り高い演奏を始めとした一連の録音はNAXOS好きの間で「神」演奏とされています。 -
エイドリアン・ボールト指揮
ブラームス(1833-1897):
交響曲 第1番
エルガー(1857-1934):
エニグマ変奏曲 [BBC交響楽団/ボールト指揮 - 録音:1971年、1976年]BRAHMS, J.: Symphony No. 1 / ELGAR, E.: Enigma Variations (BBC Symphony, Boult) (1971, 1976)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2011年05月18日
NMLアルバム番号:ICAC5019
CD 価格:1,650円(税込)
20世紀の最も偉大な英国の指揮者である、エイドリアン・ボールト(1889-1983)はライプツィヒ音楽院でマックス・レーガーに作曲を学ぶも、当時この地で活躍していたアルトゥール・ニキシュに私淑し大きな影響を受けています。そんな彼は「エルガーの最良の解釈者」として名高いのですが、ニキシュの薫陶のおかげか、ブラームスも得意としていたレパートリーでした。彼はスタジオで3回ブラームスの第1番を録音していますが、このアルバムに収録された1976年のステレオ録音が唯一発表できる音源となっています。燃え上がるような情熱的な演奏です。エルガーは、一部のパートをオルガンで演奏するという珍しいヴァージョンで、こちらも興味深い音です。ボールト85歳の誕生日に行われたインタビューの抜粋(3分程度)は、ボールトの寛いだ姿が垣間見える貴重な記録です。
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ゲオルク・ショルティ指揮
エルガー(1857-1934):
交響曲 第2番 変ホ長調 Op.63
創作主題による変奏曲「エニグマ」ELGAR, E.: Symphony No. 2 / Enigma Variations (Solti) (NTSC)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2011年02月23日
DVD 価格:2,370円(税込)
ショルティのエルガーです。この交響曲第2番は、同夜の演奏曲「コケイン序曲」とともに、聴衆から称賛を浴びました(彼はこの第2交響曲と大変得意としていて、後にロンドン交響楽団の首席指揮者として招聘されるきっかけとなった1975年のコンサートでも、この曲を演奏していました)。ショルティとエルガーは大変相性が良いのか、彼のレコード・プロデューサーの一人であるジェームズ・マリンソンも「ショルティによるエルガーの交響曲は、その新鮮なアプローチと、素晴らしい音響で、彼の最も素晴らしい録音のうちの2つである」とコメントしています。もちろんエニグマも感動的な名演。ショルティ自身も、「私はエルガーを愛していて、中でも「エニグマ」は傑作です」と語っています。快速テンポ、恐るべき集中力、そして輝かしいフィナーレ。まさに最高傑作です。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
エニグマ変奏曲
ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):
交響曲 第6番 [バイエルン放送響/C. デイヴィス]ELGAR, E.: Enigma Variations / VAUGHAN WILLIAMS, R.: Symphony No. 6 (Bavarian Radio Symphony, C. Davis)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2010年11月24日
NMLアルバム番号:900705
1)
CD 価格:1,500円(税込)
コンドラシンの急逝に伴って、1983年に首席として就任したのは当時56歳のイギリスの指揮者コリン・デイヴィスでした。彼はイギリス音楽を積極的に取り上げ、9年間の就任期間にレパートリーを拡充させたことでも高く評価されています。就任当時の瑞々しい「エニグマ」です。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
エニグマ変奏曲/「子供の魔法の杖」 [アカデミー室内管/マリナー]ELGAR, E.: Variations on an Original Theme, "Enigma" / The Wand of Youth Suites Nos. 1 and 2 (Academy of St. Martin in the Fields, Marriner)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2009年04月01日
NMLアルバム番号:C10501
CD 価格:2,600円(税込)
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
パートソング集 [ケンブリッジ大学室内合唱団]ELGAR: Part-Songs
■合唱曲
発売日:2008年06月11日
NMLアルバム番号:8.570541
1)
CD 価格:1,200円(税込)
合唱の盛んなイギリスで当時大流行! 日本でもブームになりそうなエルガーの合唱曲集エルガーの合唱曲と言えば、大規模なオラトリオやカンタータは比較的良く演奏されますが、ここに収録されたパート・ソング(無伴奏合唱曲)は残念なことにあまり知られていないのが現状です。どの曲も繊細なハーモニーとさりげなくとも胸を打つメロディを用いて書かれていて、その上品さと味わい深さには舌を巻くほかありません。合唱マニア必聴の1枚と言えましょう。
収録作曲家:
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期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ
シモーネ・ラムスマ(ヴァイオリン)
エルガー作品集 [エルガー作品集]Violin Recital: Simone Lamsma
発売日:2006年09月01日
NMLアルバム番号:8.557984
19)
CD 価格:1,200円(税込)
若き才媛たちの熱演で楽しむ、貴族的な調べ知る人ぞ知る名曲というのも過去形か、登場曲のマニアックな選択でも知られる、音大を舞台にした人気少女コミックにも取り上げられて、一躍注目度が上がったのが、エルガーのヴァイオリン・ソナタです。この曲で味わうことのできる、凛とした気品を湛えた憂愁美は比類のないもので、まさにエルガー以外ではありえない、絶品と申せましょう。有名な「愛のあいさつ」や「気まぐれな女」も、こうして他の作品と並べて聴いてみると、改めてエルガーらしいノーブルな美しさがたっぷり詰まっていることに、改めて気づかされます。日蘭の若い才媛の共演による爽やかで情熱的な演奏も、エルガー作品との相性は抜群です。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
行進曲集 [ニュージーランド響/ジャッド]ELGAR: Marches
発売日:2005年05月01日
NMLアルバム番号:8.557273
1)
CD 価格:1,200円(税込)
大英帝国万歳! 威信と栄光が聴こえてくる大英帝国の威信と栄光をそのまま音にしたような傑作「威風堂々」の第1番は、行進曲のジャンルにおいて冠絶した存在ですが、エルガーは他にもいくつかの行進曲を作曲しており、そのいずれもが気品にあふれた雄大な響きに満ちています。威風堂々の第2番以降は、第1番をもじったように聞こえなくもない、やや同工異曲の部分もありますが、その同工ぶりがかえって面白かったりします。当盤で最も大規模な「ポローニア」は、ポーランドの戦乱による犠牲者の救済基金のために書かれた作品ですが(もちろん行進曲も登場)、同国の文化的英雄であるショパンの夜想曲第11番の旋律が、引用されて奏でられる場面があったりします。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
弦楽四重奏曲 ホ長調
ピアノ五重奏曲 イ短調 [マッジーニ四重奏団]ELGAR: String Quartet in E minor / Piano Quintet in A minor
■室内楽
発売日:1997年04月01日
NMLアルバム番号:8.553737
20)
CD 価格:1,200円(税込)
エルガーの作曲人生最晩年に輝く傑作室内楽曲集!1918年頃、エルガーは3つの室内楽曲を立て続けに作曲しました。その内、このアルバムにはヴァイオリンソナタ以外の2曲が収められています。弦楽四重奏曲は、バーナード・ショーが「この種のものではコリオラン以来最高」と評した作品で、全体的に気まぐれな憂いを秘めた音楽です。ただ、第2楽章から立ち上るイギリス民謡風の香りはなんとも魅力的でしょう。ピアノ五重奏曲は情感的にも熱く、堂々たる傑作! 見事です。しかし、残念ながらエルガーは1920年には最愛の妻を亡くし、同時に創作力も失ってしまいます。
収録作曲家:
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エルガー(1857-1934):
エニグマ変奏曲
威風堂々 第1番・第4番
愛のあいさつ/弦楽のためのセレナード [スロヴァキア放送響/リーパー]ELGAR: Enigma Variations / Pomp and Circumstance Marches Nos. 1 and 4 / Serenade for Strings
■交響曲/管弦楽曲
発売日:1997年02月01日
NMLアルバム番号:8.554161
1)
CD 価格:1,200円(税込)
紳士の国のイメージにピッタリの名曲選「威風堂々第1番」の中間部なら、誰もがどこかで聞いたことがある筈です。このイギリス紳士のイメージそのままの旋律をもっと聞いてみたいなら、この1枚が最適の名曲選になるでしょう。「エニグマ」(謎)は、作曲者の友人のイメージを音楽化するという凝りに凝った変わり種の変奏曲。特に『ニムロッド』の美しいメロディーはポピュラー名曲の仲間入りを果たしています。日本の結婚式の定番になった「愛のあいさつ」や、エルガーをもっと好きになるための忘れられない佳曲「セレナーデ」もどうぞ。
収録作曲家:
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TRANSATLANTIC - 大西洋横断 [カラム・スマート(ヴァイオリン)/リチャード・ウットリー(ピアノ)]
Violin and Piano Recital: Smart, Callum / Uttley, Richard - ELGAR, E. / BEACH, A. / WHITLEY, K. / COLERIDGE-TAYLOR, S. (Transatlantic)
発売日:2020年11月20日
NMLアルバム番号:ORC100149
CD 価格:1,950円(税込)
グリーグ、フランク、ショーソンのソナタ(ORC100040)とプーランク、フォーレ、ラヴェルのヴァイオリン作品集(ORC100053)で印象的な演奏を披露したカラム・スマート。今作では彼がこれまで生きてきて影響を強く受けたという2つの国、アメリカとイギリスの近現代の音楽を演奏しています。 イギリスからは彼が「黄金の音に満ちている」と語るエルガーのソナタ、そのエルガーが“遠く離れた仲間”と擁護したサミュエル・コールリッジ=テイラーのロマンス、ロンドンを拠点とする女性作曲家ホイットリーの「3つの小品」、アメリカからはエイミー・ビーチのロマンスと、ジョン・アダムズのエキサイティングな「ロード・ムーヴィーズ」を各々演奏。最後には彼自身がアレンジした「アメイジング・グレイス」を置くという凝った選曲が魅力です。
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The English Organ
英国のオルガン [ダニエル・モールト(オルガン&解説)]The English Organ
発売日:2020年07月17日
7枚組(4DVD + 3CD) 価格:11,700円(税込、送料無料)
1550年代から現在までのイギリス・オルガン音楽の歴史と発展を探るBOXセット。 長編3種類のドキュメンタリーと、ドキュメンタリーで演奏されている曲の全てを収録したCD3枚が収納された美しい装丁です。三大陸の40か所で1年以上をかけてロケを行った華麗な映像には、オルガニスト、ダニエル・モールトが解説者として登場。彼はバードから現代までの作品を英国、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド各地の33種類のオルガンで演奏し、作品と楽器の解説も行いました。英国オルガン音楽の歴史を紐解く興味深い内容です。
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風の記憶
原 永里子(チェロ) [原 永里子(チェロ)]Cello Recital: Hara, Eriko - BACH, J.S. / ELGAR, E. / FAURÉ, G. / MENDELSSOHN, Felix / PARADIS, M.T. von / SCHUMANN, R. (Remembering Wind)
発売日:2020年03月13日
NMLアルバム番号:LPDCD013
CD 価格:2,750円(税込)
……「風の記憶」はこのCDのために書き下ろされた新曲で、女性作曲家の森田花央里さんによる作品です。元々この曲には題名が付けられていませんでした。何度も演奏を重ねる中で、低音から始まり徐々に高音のメロディーへと向かう様が、大自然に吹く風が人生の記憶を思い起こさせてくれるように感じ、「風の記憶」と名付けました。音楽というと普段私たちは高い音のメロディーを想像しますが、この曲はチェロならではの低音が存分に表現された曲となっています。メロディーがマイナー(短調)でアンニュイな雰囲気を持って現れ、そして徐々に目覚めていくようなフレーズの後に、同じメロディーが今度はメジャー(長調)の明るい日差しの中で登場します。
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聖メアリー・レッドクリフ教会のオルガン [ジョナサン・ホープ(オルガン)]
Organ Recital: Hope, Jonathan - BRAHMS, J. / COX, N. / SAINT-SAËNS, C. / RACHMANINOV, S. / MCDOWALL, C. / ELGAR, E. (Redcliffe Experience)
発売日:2020年01月31日
NMLアルバム番号:WHR059
CD 価格:2,175円(税込)
英国の西側、その名もブリストル海峡と呼ばれる大きな湾の奥にある港湾都市ブリストル。この聖メアリー・レッドクリフ教会にある名物オルガンによるアルバム。 演奏するのはブリストルの北東に位置するグロスターの大聖堂で副音楽監督を務めるジョナサン・ホープ。彼はこれまで各地の教会で音楽監督を歴任し、Willowhayneレーベルからもすでに5枚のCDをリリースしており、いずれも大きな評価を得ています。 今回のアルバムも多彩な内容で、自ら編曲を手掛けた管弦楽作品など、世界初録音多数。ダイナミックな演奏で楽しませてくれます。
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The Long Day Closes
イギリスのロマンティック・パートソング集 [ジェフリー・ウィン・デイヴィス(指揮)/カンツォネッタ(声楽アンサンブル)]Choral Concert: Canzonetta - PARRY, H. / ELGAR, E. / PEARSALL, R.L. / SULLIVAN, A. / STANFORD, C.V. / WESLEY, S.S. (The Long Day Closes)
発売日:2019年11月22日
NMLアルバム番号:SOMMCD204
CD 価格:2,025円(税込)
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20世紀の英国音楽レパートリーの中核を成す「弦楽四重奏曲」を中心とした室内楽作品集。後期ロマン派から近代にかけて、独自の室内楽文化を形成してきた英国では「イギリス印象派」とも呼べる作曲家たちが活躍、イングランド民謡を巧みに取り入れた美しい作品が数多く生まれています。 ブリテンやアイアランドにおける若き才能の輝き、円熟期のエルガーの精力的な仕事ぶり、ブリッジやロウスソーンの職人技ともいえる見事な構成、ブリスとバックスの牧歌的な表現、ヴォーン・ウィリアムズの田園風景が反映された作品など、各々の作曲家のスタイルを、グラミー賞に2回ノミネートされたマッジーニ弦楽四重奏団は的確に描き分けています。
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サヴィル・クラブの作曲家たち [アレクサンドル・カルペイエフ(ピアノ)]
Piano Recital: Karpeyev, Alexander - CHAGRIN, F. / HOWELLS, R. / PARRY, H. / QUILTER, R. / THOMSON, V. (Composers at the Savile Club)
発売日:2019年09月20日
NMLアルバム番号:SOMMCD0601
CD 価格:2,160円(税込)
1868年、当時の最も著名な作家や芸術家のグループたちによって設立されたロンドンの由緒ある“サヴィル・クラブ”。“Sodalitas Convivium”(良き連帯と共生)をモットーに、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターに属する地区メイフェアの中心部にある素晴らしい18世紀の屋敷に集う紳士たちは、現代でも美味しい食事と会話を楽しみながらブリッジやポーカーの腕を競っています。クラブのメンバーにはサー・アーサー・ブリスやウィリアム・ロイド=ウェッバー、バーナード・ハーマンなどの作曲家や、詩人ラドヤード・キップリングにWBイェイツ、物理学者のアーネスト・ラザフォードにジョン・コックロフトなど17人のノーベル賞受賞者が名を連ねています。 このアルバムは創立当時のメンバーを含む11人の作曲家のピアノ曲を収録した1枚で、後期ロマン派からモダニズムへと向かう英国音楽の発展と歴史を目の当たりにすることができます。演奏しているカルペイエフもサヴィル・クラブのメンバーです。
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BEST LOVES Classical cello music
Charming Cello - 魅惑的なチェロ [さまざまな演奏家]CHARMING CELLO
発売日:2019年08月30日
NMLアルバム番号:8.578173
CD 価格:1,200円(税込)
チェロの起源は、恐らく中央アジアかインドで生まれた撥弦楽器に端を発し、アラブの貿易路を通ってヨーロッパに到達したとされています。やがて楽器は発展し、18世紀中ごろに現在の形にほぼ落ち着いたようです。とはいえ、19世紀には大きな音が求められるようになり、これまで用いられてきたガット弦(羊の腸)から金属弦が採用されるなど、細かい改造が加えられ、今に至っています。ソロとしてだけでなく、アンサンブルでも強い存在感を示し、その深く美しい音色は広く愛されています。 このアルバムにはヴィヴァルディからグッドールまで、およそ300年間に渡って書かれた魅惑的な作品が集められています。
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クラウン・インペリアル
20世紀英国戴冠式のための行進曲集 [トム・ヒギンズ(指揮)/ロンドン・シンフォニック・コンサート・バンド]CROWN IMPERIAL (THE) - Marches for 20th Century British Coronations (London Symphonic Concert Band, Higgins)
発売日:2019年06月28日
NMLアルバム番号:SOMMCD0138
CD 価格:2,160円(税込)
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Folk Tales - 民話
イギリスのチェロとピアノのための小品集 [ジェラルド・ペレグリン(チェロ)/アンソニー・インガム(ピアノ)]Chamber Music (Cello and Piano) - VAUGHAN WILLIAMS, R. / BRIDGE, F. / Elgar, E. (Folk Tales - British Cello and Piano Miniatures) (Peregrine, Ingham)
発売日:2019年05月24日
NMLアルバム番号:8.574035
CD 価格:1,200円(税込)
ヨーロッパの伝統と英国民謡の融合を図った20世紀イギリスの作曲家たち。彼らは保守的な面を大切にしつつも、常に様々な方法を探りながら独自のスタイルを模索し、「新しい英国音楽」を創り上げていきました。 このアルバムに収録されているのは、どれもイングランドとアイルランドの豊かな自然と民族意識を感じさせる鮮やかな色彩を持つ曲。例えば冒頭のヴォーン・ウィリアムズの「英国民謡による6つの練習曲」では涙を誘わんばかりの美しい旋律を、チェロが朗々と歌い上げ、バックスの「民謡」ではイギリスの重苦しい空を思わせるような仄暗い雰囲気が立ち込めています。ディーリアスの晩年の作品「カプリースと悲歌」は、寝たきりになった作曲家の歌うメロディを、彼の代筆者フェンビーが口述筆記した作品。やるせない悲しみと、生への執着を併せ持つ名作です。
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思い出に -
イギリスの合唱作品集 [ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団/ウィリアム・ヴァン(指揮)/]Choral Concert: Chapel Choir of the Royal Hospital Chelsea - IRELAND, J. / PARRY, H. / FAURÉ, G. / ELGAR, E. / HARRIS, C.K. (In Remembrance)
発売日:2019年02月15日
NMLアルバム番号:SOMMCD0187
CD 価格:2,160円(税込)
「思い出に」と題された美しいイギリスの合唱作品集。第一次世界大戦終結100周年と第二次世界大戦開始80周年を記念し、戦いに敗れた人々に敬意を表して2018年に制作された1枚です。 「安息」「魂」などの言葉をキーワードに作曲年代として130年に及ぶ作品が収録されており、どの曲も慈愛溢れる演奏で死者の心だけでなく、今を生きる人の心をも慰めてくれます。イギリスの合唱曲らしくオルガン伴奏が荘厳な雰囲気をかもしだしており、まるで教会の中でそのまま聴いているような臨場感も素晴らしいアルバムです。
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ポール・トルトゥリエ・アット・ザ・BBC
英BBC放送製作ドキュメンタリー
(2014年1月17日放送) [ポール・トルトゥリエ]発売日:2018年12月21日
DVD日本語字幕なし 価格:3,000円(税込、送料無料)
フランスの偉大なチェリスト、ポール・トルトゥリエ(1914-1990)の生誕100年にあたる2014年、英BBCで放送されたドキュメント番組のDVD化。壮年期から晩年までの映像を使用し、その深い技術、骨太で力強い音色、そして高い精神性を感じさせる奥行きのある表現など、巨匠の魅力を存分に味わえます。 また、技術や表現だけでなく、音楽に対する姿勢をユーモアも交えて説くレッスン、夫人を含む20人のチェロ・オーケストラで自作を指揮する姿、家族との室内楽、自ら考案した曲がったエンドピン、親密なリハーサルなど、様々な映像からその芸術の多面性、大きな人間性を見せてくれる好企画。1984年に出演したテレビ番組で、チェロを掻き鳴らしながら自作の歌を高唱する姿など、たいへん貴重といえるでしょう。 現在は指揮者としても活躍する長男ヤン・パスカルのヴァイオリンを始め、家族全員がすぐれた音楽家という点も聴きもので、最晩年に夫人と娘と共に演奏するパガニーニは、彼が生涯を通じて一流のヴィルトゥオーゾであり、良き家庭人であったことを明らかにしています。誰もが巨匠に魅了されること間違いなしの、素晴らしいドキュメンタリーです。
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金管七重奏のための音楽集 第6集
エルガー、フィンジ、パリー、ウォルトンの作品集 [セプトゥーラ]Brass Septet Music, Vol. 6 - ELGAR, E. / FINZI, G. / PARRY, H. / WALTON, W. (Septura)
発売日:2018年10月31日
NMLアルバム番号:8.573825
286)
CD 価格:1,200円(税込)
ロンドンを拠点に活躍する金管楽器のトップ奏者たちによる七重奏団「セプトゥーラ」の最新作。これまでに“クリスマス・アルバム”を含む6枚のアルバムで、バロックから近代まで多彩な音楽を演奏してきた彼らですが、今作ではついに「お国もの」であるイギリス近代作品を存分に聴かせます。 日本でもファンの多いフィンジの作品や、エルガー、ウォルトン、パリーなどおなじみの作曲家たちによる声楽曲や弦楽作品を、サイモン・コックスとマシュー・ナイトが絶妙に編曲。もともと金管楽器のために書かれたかのような見事なサウンドに生まれ変わっています。美しいフィンジの「ロマンス」、荘厳なパリーの「告別の歌」など、イギリス近代の独特な情緒をたっぷり味わうことができるユニークな1枚です。
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フルートとハープのためのセレナードとソナタ集 [スザンヌ・シュルマン/エリカ・グッドマン]
Flute and Harp Recital: Shulman, Suzanne / Goodman, Erica - ALWYN, W. / CHAUSSON, E. / COUPERIN, F. / ELGAR, E. (Serenades and Sonatas)
発売日:2018年10月31日
NMLアルバム番号:8.573947
CD 価格:1,200円(税込)
カナダのフルート奏者、スザンヌ・シュルマンが演奏する、ヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーヴズ幻想曲」で始まる“イギリスの庭園”からインスパイアされたフルートとハープのための作品集。ハープを担当するのはシュルマンと長年に渡って共演しているエリカ・グッドマン。二人の息のあったアンサンブルにより、イギリスだけでなく、フランスやイタリアの作品も交え、鳥の声、噴水、泉などを題材にした牧歌的でノスタルジックな雰囲気を備えた旋律を楽しめます。 トラック10「泉」はハープ独奏の曲で、作曲家のハッセルマンはベルギー出身、フランスで活躍したハープ奏者。彼の代表作であるこの曲は、まさに流れる水をそのまま音にしたかのような分散和音が美しく、ハープの魅力を存分に味わえる作品として知られています。
収録作曲家:
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サー・ネヴィル・マリナー
ザ・ロンドン・レコーディングス[14枚組BOX]Orchestral Music - PURCELL. H. / BOYCE, W. / MENDELSSOHN, F. / MASSENET, J. / ELGAR E. / DVOŘÁK, A. (The London Recordings) (Marriner) (14-CD Box Set)
発売日:2018年08月24日
CD 14枚組BOX
通常価格:4,650円→ 特価!:2,990円(税込)2016年に亡くなったサー・ネヴィル・マリナーが、Capriccioレーベルに残した一連の録音を集めたBOXセット第2弾が登場します。 今回集められたのは、1958年に自ら創設した「アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ」との録音。活動の初期にはバロックから古典を主なレパートリーとしていた彼らですが、徐々に守備範囲を広げていき、ここに集められた1990年代にはロマン派までを手中に収めていました。パーセルやボイスはお得意の様式であるうえに、自国が誇る作曲家に敬意を持って大切に歌い上げられ、メンデルスゾーンもまた、なめらかなオーケストラ表現を得意とするマリナーにはうってつけのレパートリーです。バレエで聴かせる軽やか表現も素晴らしいもの。 注目は、比較的少人数の弦をすっきりと鳴らした見通しの良いチャイコフスキーで、独自のテクスチャの面白さに夢中になる人が続出しました。今回「マンフレッド」を含む交響曲全集として復刻されるのはたいへん嬉しいところ。ドヴォルザークもまた聴きごたえのある演奏です。
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ジェラード・シュワルツ&
オールスター・オーケストラ
プログラム15&16ALL-STAR ORCHESTRA (THE): Program 15: British Enigmas / Program 16: Mysterious Mountain (G. Schwarz) (NTSC)
発売日:2018年05月25日
DVD 価格:1,760円(税込)
アメリカの30以上のオーケストラから選ばれた精鋭たちが、ジェラード・シュワルツの元に集結。世界中の名曲や、アメリカの最新作を演奏するというプロジェクト「オールスター・オーケストラ」。 プログラム15は「英国の謎」と題した、エルガーの名曲「エニグマ」を中心に演奏。もう1曲はブリテンの「青少年のための管弦楽入門」。オーケストラの楽器の特徴を知るのにうってつけです。 プログラム16はホヴァネスの「神秘の山」がメイン・プログラム。名指揮者ストコフスキーの依頼で書かれた作品で、実は日本好きのホヴァネスが“富士山”をイメージして作曲したとも言われる美しい曲です。もう1曲の「ジュビリー(百年記念)変奏曲」はグーセンスがコープランド、ハンソン、ウィリアム・シューマンなど10人の作曲家仲間に変奏曲を依頼したという未発表の作品。この演奏が世界初演となります。
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ENCHANTED - 魅惑
デュオ・アルニカンス [デュオ・アルニカンス]Cello and Piano Recital: Duo Arnicans - ELGAR, E. / BACH, J.S. / SCHUBERT, F. / MENDELSSOHN, Felix / DVOŘÁK, A. / SUK, J. / MASSENET, J. (Enchanted)
発売日:2018年05月25日
NMLアルバム番号:SM288
CD 価格:2,080円(税込)
幼い子供にとって「子守歌」は大切な宝物。誕生前でも、音は赤ちゃんの発達に重要な役割を果たします。このアルバムは、チューリッヒの「新生児学会財団」の協力を得て、チェロとピアノで奏でる素敵な子守歌と、気持ちを穏やかにする優しい曲を収録、赤ちゃんだけでなく、大人の心も癒す1枚になっています。チェロとピアノが織りなす美しい調べをお楽しみください。 デュオ・アルニカンスはチューリッヒを拠点とするアンサンブル。ドイツのチェリスト、フローリアン・アルニカンスとラトヴィアのピアニスト、アルタ・アルニカーネの2人が親密な演奏を繰り広げます。
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A SPAN OF TIME
ジュリアン・ロイド・ウェバーの芸術
[4枚組BOX]JULIAN LLOYD-WEBBER – A SPAN OF TIME (4-CD Box Set)
発売日:2018年04月27日
CD 4枚組BOX 価格:2,880円(税込)
イギリスのチェロ奏者ジュリアン・ロイド・ウェバー(1951-)。父ウィリアム・ロイド・ウェバーと兄アンドルー・ロイド・ウェバーは作曲家、妻ジアシンはチェロ奏者という音楽ファミリーの一員です。イギリスや北欧の小品を得意とする彼は、このBOXに収録されているイギリスの小品集(CD2)では、自らイギリス室内管弦楽団を指揮しながらチェロを演奏。指揮者としても才能を発揮しました。また、編曲家としても知られており、父ウィリアムの作品をはじめ、様々な曲を独奏用、もしくは二重奏用に編曲することで、曲の新たな魅力を引き出すとともに、知られざる曲の美しさを伝えています。 CD4のヴィヴァルディは、2014年に病のため、惜しくもチェロ奏者としての引退を発表した彼のチェリストとしての最後の録音となりました。
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Violon2ello [ハンス=ヘニング&ライナー・ギンツェル]
Cello Duo Recital: Ginzel, Hans-Henning / Ginzel, Reiner - BACH, J.S. / CHOPIN, F. / ROMBERG, B. / MIEG, P. / LEE, S. / ELGAR, E. (Violon2ello)
発売日:2018年03月16日
NMLアルバム番号:SM272
CD 価格:2,080円(税込)
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ヴァイオリンとピアノのための
イギリス音楽集 [ホウィック/エーキンス]Violin and Piano Recital: Howick, Clare / Ekins, John Paul - ELGAR, E. / BRIDGE, F. / DELIUS, F. / SCOTT, C. (British Music for Violin and Piano)
発売日:2017年09月29日
NMLアルバム番号:8.573790
CD 価格:1,200円(税込)
この魅力的なアルバムの冒頭と最後はエルガーの作品で飾られています。「愛の挨拶」の親密さとは全く違う悲痛な面持ちを見せるヴァイオリン・ソナタ。弾むリズムにも拘わらず、なんとなく切なさを感じさせる「マズルカ」。この2曲を含め、アルバムに収録されている全ての曲に哀愁が漂っているのは、イギリス近代音楽の特徴なのでしょうか。 ブリッジとディーリアスの穏やかな「ロマンス」にも、ほんのりとした暗さがあり、シリル・スコットの作品もまるで霧の中をさまようかのように、どれも瞑想的です。クレア・ホウィックのヴァイオリンはまるですすり泣くかのような情感あふれる音色を聴かせています。
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Enigmas
イギリスのピアノ独奏曲と室内楽曲 [ワイリー]Piano Recital: Wyllie, Elspeth - ELGAR, E. / LEIGHTON, K. / BOWEN, Y. / SACKMAN, N. / RUBBRA, E. (Enigmas)
発売日:2017年06月30日
NMLアルバム番号:DDA25145
CD 価格:2,400円(税込)
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ラッセル:
動物の謝肉祭(原曲 : サン=サーンス) [シンシナティ・ポップス・オーケストラ/ラッセル]RUSSELL, J.M.: Carnival of the Animals (after C. Saint-Saëns) (Cincinnati Pops Orchestra, Russell)
発売日:2017年04月21日
NMLアルバム番号:FC-004
3)
CD 価格:2,240円(税込)
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ラスト・ナイト・オブ・プロムス [パーハム/ロイヤル・フィル]
Orchestral Music - ROSSINI, G. / TCHAIKOVSKY, P.I. / SOUSA, J.P. / MASCAGNI, P. (Last Night of The Proms) (Parham, Royal Philharmonic, Ellis)
発売日:2017年02月24日
NMLアルバム番号:RPOSP009
CD 2枚組 価格:2,080円(税込)
「ラスト・ナイト・オブ・プロムス」
ロイヤル・フィルがエキサイティングな夏の音楽祭の音楽を演奏!1895年の夏、「クラシック音楽をもっと気楽に聴いてもらおう」とロバート・ニューマンが提唱し、指揮者ヘンリー・ウッドが演奏した“BBCプロムス”。ロイヤル・アルバート・ホールを中心に2ヶ月間に渡って開催される100年以上の歴史を持つこの音楽祭、なかでも最終夜の「ラスト・ナイト・オブ・プロムス」での盛り上がりは素晴らしく、激しいチケット争奪戦に敗れた人は、テレビの前で歓声を上げるのが慣わしとなっています。エルガーの「威風堂々 第1番」は必ず演奏される曲で、合唱の入る部分はアンコールされるのが決まりです。 プロムスでの演奏はBBC交響楽団が中心ですが、同じく英国を代表するオーケストラであるロイヤル・フィルも、これらの名曲に強い愛着を抱いており、本家BBC交響楽団とはまた違うアプローチで華麗に演奏しています。 -
ベン・ジョンソン(テノール)
イギリス歌曲集 -
あなたが歌っているのが聞こえたVocal Recital: Johnson, Ben - GERMAN, E. / WHIPP, I.M. / COATES, E. / ELGAR, E. / SULLIVAN, A. (English Songs - I Heard You Singing)
発売日:2016年01月27日
CD 価格:2,438円(税込)
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そして、橋は愛である
イギリスの弦楽合奏作品集 [イギリス室内管/ロイド・ウェバー]String Music (English) - ELGAR, E. / LLOYD WEBBER, W. / GOODALL, H / DELIUS, F. (And the Bridge is Love) (English Chamber Orchestra, J. Lloyd Webber)
発売日:2015年04月22日
NMLアルバム番号:8.573250
4)
CD 価格:1,200円(税込)
各々の作品は結構知られているのだけど、まとめて聴く機会はあまりないという「イギリスの弦楽合奏」の名曲集です。中心に置かれているのはエルガーの作品であり、優れたヴァイオリニストでもあった彼の面目躍如といった流麗で美しい曲を聴くことができます。彼の最も重要な作品の一つである「弦楽のためのセレナード」と「序奏とアレグロ」での力強い響きはまさにこの時代のイギリス音楽を象徴したものと言ってもよいのではないでしょうか? また、エルガーのこれらの作品を呼び水とする後の一連の作品も、まさにイギリス音楽の伝統を形作るものです。アルバムタイトルになっているグッドールの「And the Bridge is Love」は日本では「サン・ルイス・レイ橋」として知られているソーントン・ワイルダーの小説から取られたもの。ペルーで一番美しい橋が、ある日5人の通行人を巻き込み突然崩れてしまうという理不尽な物語ですが、「5人の思い出は忘れられることもなく、彼らが亡くなった土地である橋に残っている。だから橋は愛である。」と小説の結末で語られる言葉です。 グッドールはこの作品を2007年に亡くなった彼の友人の娘のチェリスト、ハンナ・リャンの思い出のために書き、2008年に初演しました。この時にチェロを担当したのがジュリアン・ロイド・ウェバーで、彼はこの作品に込められた意味に深く共感し、暖かく美しい演奏で聴き手の心を包み込むのです。
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クラシック・BBC・プロムス[5DVD BOX]
CLASSIC BBC PROMS (5-DVD Box Set) (NTSC)
発売日:2014年11月26日
DVD 5枚組 価格:5,216円(税込、送料無料)
イギリス・ロンドンで毎年夏に開催される音楽祭。8週間にわたる一連のクラシック音楽コンサート・シリーズであり、ロイヤル・アルバート・ホールを中心に100以上のイヴェントが行われます。プロムス(Proms)は「プロムナード・コンサート」の略で、その語はこのコンサート開始当初に聴衆がそぞろ歩いていた(promenading)という習慣に由来しているそうで、聴き手たちはリラックスしながら心の底から音楽を楽しむというものです。 これらの映像は、1970年代から80年代の音楽祭の一こまであり、どれも真摯でありながら、どこか楽しげな雰囲気をもつものばかりです。5枚目のショルティだけはプロムスの映像ではなく、シカゴ交響楽団の最後のヨーロッパ・ツアーにおけるロンドンでの演奏会の模様を収録した貴重な映像です。
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Through Time [ロペス]
FRANÇAIX, J.: Divertissement for Bassoon and Strings / MOZART, W.A.: Bassoon Concerto, K. 191 (Through Time) (Lopes)
■室内楽
発売日:2014年08月27日
NMLアルバム番号:SM211
1)
CD 価格:1,824円(税込)
ファゴットで辿る音楽の旅。様々な時代の美しい曲を名手ルイ・ロペスが高らかに演奏します。ポルトガルで生まれたルイ・ロペスは18歳からファゴットを学び始めたという、比較的遅いスタートを切った人ですが、すぐさま才能を発揮し、権威あるエストリル国際コンクールで優勝したのを皮切りに、世界中のオーケストラと共演、またたくさんのミュージシャンとも共演するなど、注目を浴びています。 このアルバムはイギリス室内管弦楽団との共演で、2つの世界初録音ヴァージョンを含むなど、この楽器の好きな人にとってはたまらない選曲となっています。彼のレパートリーはとても広く、ヴィヴァルディなどのバロック作品から現代曲まで、またアルゼンチン・タンゴなどは自身がアレンジを施すなど、アレンジャーとしても素晴らしい能力を有しています。冒頭のヴィラ=ロボスの「シランダ舞曲」はもともとファゴットのための作品で、ヴィラ=ロボスらしい大胆な和声と、濃厚な伴奏が魅力的な作品。これを聞いただけでこの人のすごさがわかるというものです。小粋なフランセでの遊び心、モーツァルト、ヴィヴァルディでの端正な雰囲気、そして甘い甘いエルガー。これは確かに素晴らしいです。
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瞑想・・・それは自分自身をすみからすみまで探索すること5つの部分にそっと分けられた美しい作品たちが、疲れたあなたの心を優しく解きほぐしてくれます。暗く冷たい聖なる空気に満たされた第1部では苦渋の涙を流し切ってください。そして傷ついた心を洗い清めましょう。そうそう、自らの姿を高い空から眺めるのもいいですね。そのまま翼に乗って鳥たちと自然の中を彷徨いますか? 人智を超えた何かが見えてくるかもしれません。精神を解き放つ138分間。ゆったりとお楽しみください。
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イージーリスニング・ピアノ・クラシック
ロマンティック・エクスプレッションズEasy-Listening Piano Classics: Romantic Expressions
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2010年06月16日
NMLアルバム番号:8.578081-82
2CD
通常価格:2,400円→ 特価!:690円(税込) -
勝者、敗者。どちらにも平等に陽の光は降り注ぐ
CLASSICS GO TO WAR - 戦いに赴く時の音楽人が存在する上で「戦い」というものは、どうしても避けては通れません。しかし、戦いに挑む時に人はどのような思いを抱くのでしょうか? そんな思いを表現した音楽を集めたこの2枚組には、高揚する感情、勝利への願い、相手へ憎しみ、そして敗者への憐憫、など様々な感情が入り乱れています。 -
バイエルン放送交響楽団
創立60周年記念BOXBAVARIAN RADIO SYMPHONY ORCHESTRA 60TH ANNIVERSARY BOX SET
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2010年01月20日
7CD
通常価格:6,240円→ 特価!:3,990円(税込、送料無料)バイエルン放送交響楽団 創立60周年記念BOX
オーケストラの歴史の変遷を音で綴る。2003年から首席指揮者を務めるマリス・ヤンソンス。彼の活躍ぶりも留まるところを知りません。ここでは彼が得意とするR.シュトラウスを3曲収録。「R.シュトラウスの音楽は私の人生と共にあり、深く何度も繰り返し触れ合っている」と彼自身が語るだけあって、オーケストラの持ち味をよく生かした見事な演奏が展開されています。ソプラノのアニヤ・ハルテロスは近年注目を集めているギリシャの新進ソプラノ。彼女はこの曲を大切なレパートリーとしているようで、すでにファビオ・ルイージ/シュターツカペレ・ドレスデンとの盤もリリースされているので聴き比べも楽しいかもしれません。 -
ディスカヴァー・ザ・シンフォニー(2008年版) [2008年版]
DISCOVER THE SYMPHONY (2008 edition)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2008年09月10日
NMLアルバム番号:8.558208-09
2CD
通常価格:2,580円→ 特価!:690円(税込) -
シンフォニック・ブラス [ブラック・ダイク・バンド]
SYMPHONIC BRASS
■吹奏楽
発売日:2008年02月06日
NMLアルバム番号:8.570726
176)
CD 価格:1,200円(税込)
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パブロ・カザルス(1810-1849):
アンコールと編曲集 5 [カザルス - 録音:1920年-1924年]CASALS, Pablo: Encores and Transcriptions, Vol. 5: Complete Acoustic Recordings, Part 3 (1920-1924)
■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲 ■室内楽
発売日:2007年08月01日
NMLアルバム番号:8.110987
2)
CD 価格:1,200円(税込)
耳馴染みのある小品にも慈しみをこめて19世紀から20世紀にかけて、いわゆる「大家」と言われた演奏家達は、大曲や難曲と言われる作品を手がけ偉大な解釈を施す一方で、小品にたいしても愛着を深く持ち、それらを愛しみ楽しんで演奏しました。大曲よりも、むしろ小品においてより個性が発揮されることも多く、演奏者を知る上でも貴重な手がかりともいえるでしょう。カザルスは小品に取り組む際、彼らしい生真面目な姿勢を見せており、リラックスして演奏するというよりも、集中力を持ってチェロがいかにメロディーを歌わせることのできる楽器であるかを追求しているかのようです。カザルス節炸裂の「コル・ニドライ」から、清澄な「愛のあいさつ」まで、彼の七変化を聴くことの出来る一枚です。
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イギリス弦楽小曲集 第2集 [イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア/ロイド=ジョーンズ]
ENGLISH STRING MINIATURES, Vol. 2
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2001年05月01日
NMLアルバム番号:8.555068
3)
CD 価格:1,200円(税込)
マニア心をくすぐる美しい弦楽の調べ弦楽合奏王国イギリスより、爽やかな珠玉の作品たちをお届けします。比較的ライトなものからどっしりとした本格派まで、様々なスタイルの作品が収録されていますが、どの曲もしなやかに、そして豊かに歌う弦楽器の特性を存分に活かしきり、紳士の国の品らしい上品な美しさに貫かれていて、聴くものの耳を魅了します。特に1曲紹介するならば、自由な形式の作品が多い中で異彩を放っている、クラシック色の強いウッドの「幻想協奏曲」でしょうか。相当にヴィルトゥオジックな書法も駆使した力作で、第3部での対位法的展開なども見事です。BGMとしても最高級品ばかりですが、秘曲マニアの方にも強くおすすめしたい一枚です。
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ルール・ブリタニア
プロムス・ラストナイトの定番曲集 [リーズ音楽祭合唱団/イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア/ダニエル]Rule Britannia: Last Night of the Proms
■合唱曲
発売日:1998年08月01日
NMLアルバム番号:8.553981
15)
CD 価格:1,200円(税込)
エルガーからアーノルドまで、英国民の心を知るための必須音楽ロンドン夏の風物詩の音楽祭プロムス、その最終日の模様は日本へ衛星生中継されるようにもなりました。ユニオンジャックを振りかざし「威風堂々」の中間部の旋律が歌われる場面には、国籍が違う私たちもグッときます。「イギリスの海の歌による幻想曲」(ここではマジメに演奏)などでの英国民のどんちゃん騒ぎを見るのもオツ。そんなプロムス・ラストナイトそのものではありませんが、定番演奏曲を集めました。知名度が今ひとつなウォルトンの行進曲や、何を聴いてもハズレが無いアーノルド作品にも御注目下さい。2、10、12、14は合唱付きです。