サリヴァン(アーサー) Sullivan, Arthur
生没年 | 1842-1900 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「サ」 | NML作曲家番号 | 23854 |
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サリヴァン(1842-1900):
〈劇音楽集〉
マクベス
アーサー王
ウィンザーの陽気な女房たち [マーガレット・マクドナルド(メゾ・ソプラノ)/RTE室内合唱団/RTEコンサート・オーケストラ/アンドルー・ペニー指揮]SULLIVAN, A.: Incidental Music - Macbeth / King Arthur / The Merry Wives of Windsor (M. MacDonald, RTÉ Chamber Choir, RTÉ Concert Orchestra, A. Penny)
発売日:2022年02月25日 NMLアルバム番号:8.555210
CD価格:1,600円(税込)
劇作家ウィリアム・S・ギルバートと組んで発表した一連のサヴォイ・オペラ(19世紀後期のイングランドで発展したコミック・オペラ)で知られるアーサー・サリヴァン。しかし彼が活躍した当時はコミック・オペラは低俗なものと見なされており、彼は教会音楽や劇音楽の分野での活動を重視していました。 このアルバムに収録された3曲の劇音楽は「ウィンザーの陽気な女房たち」以外は、オペラ作曲家として成功した後に書かれたもので、それまでの軽いテイストの音楽とは一線を画す重厚かつシリアスな作品となっています。なかでも「マクベス」の音楽はシェイクスピアへの傾倒を示す見事な出来栄えですが、出版されたのは序曲のみ。ここでは1889年に作成された合唱付きの組曲版を聴くことができます。 また、『アーサー王』はサリヴァンの死後にベンドールによって編曲された版が収録されています。
収録作曲家:
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サリヴァン(1842-1900):
バレエ音楽
『ヴィクトリア朝とメリー・イングランド』 [RTEシンフォニエッタ/アンドルー・ペニー(指揮)]SULLIVAN, A.: Victoria and Merrie England [Ballet] (RTÉ Sinfonietta, Penny)
発売日:2021年12月17日 NMLアルバム番号:8.555216
CD価格:1,600円(税込)
アーサー・サリヴァンのバレエ音楽『ヴィクトリア朝とメリー・イングランド』。ヴィクトリア女王の即位60年を記念し、カルロ・コッピの振付により1897年にアルハンブラ劇場で初演された作品です。古代から19世紀までの英国で繰り広げられた歴史的な物語を描くとともに、女王を礼賛した内容に合わせ、愛国心に燃えた登場人物たちが踊るという内容で初演は大成功、6か月ほどのロングランを記録しました。残念なことにサリヴァンの直筆楽譜は失われてしまいましたが、アーサー・サリヴァン協会のロデリック・スペンサーによる、サリヴァン自身が編纂した組曲や他作品の総譜、ピアノ譜、手紙などの資料を基に再構築した総譜を用いて、この録音が行われました。 指揮は英国音楽を知り尽くすアンドルー・ペニー。喜び溢れた演奏です。
収録作曲家:
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サリヴァン(1842-1900):
〈劇音楽集〉
『ヴェニスの商人』/『ヘンリー8世』
歌劇《サファイアの首飾り》
ハ長調の序曲「イン・メモリアム」 [エマヌエル・ローラー (テノール)/RTEコンサート・オーケストラ/アンドリュー・ペニー(指揮)]SULLIVAN, A.: Incidental Music - Merchant of Venice (The) / Henry VIII / The Sapphire Necklace: Overture (RTÉ Concert Orchestra, A. Penny)
発売日:2021年07月30日 NMLアルバム番号:8.555181
CD価格:1,600円(税込)
人気劇作家のウィリアム・ギルバートと組んだ「ギルバート&サリヴァン」としてコミック・オペラの世界を席巻した作曲家アーサー・サリヴァン。二人の協力関係が始まったのは1875年のことですが、サリヴァン自身は少年時代から楽器を自在に操るとともに、讃美歌などを作曲。14歳の時にはメンデルスゾーン賞を授与されるなどその才能が注目されていました。 また、若い頃からシェイクスピア作品に関心を持っており、1862年には『テンペスト』の劇音楽を書きあげています。60年代には父の追悼のための「イン・メモリアム」(トラック13)やチェロ協奏曲などの名作を次々と生み出し、次第に英国最高の作曲家と称賛されるまでになります。特に劇音楽と歌劇の分野への貢献は抜きんでており、1883年にはヴィクトリア女王からナイトの称号を授与されました。 このアルバムではサリヴァンの劇音楽の魅力を存分に堪能できます。
収録作曲家:
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サリヴァン(1842-1900):
バレエ音楽
『魔法の島』/『テスピス』 [アンドリュー・ペニー(指揮)/RTEコンサート・オーケストラ]SULLIVAN, A.: Île Enchantée (L') [Ballet] / Thespis: Ballet Music (RTÉ Concert Orchestra, Penny)
発売日:2021年02月12日 NMLアルバム番号:8.555180
CD価格:1,600円(税込)
《ミカド》をはじめとしたウィリアム・ギルバートとの共作による数々のオペラで知られる作曲家アーサー・サリヴァン。幼い頃から王室礼拝堂の合唱隊に加入し、14歳で王立音楽アカデミーに入学。2年間学んだ後、ライプツィヒに留学し指揮と作曲を学びました。 1862年にロンドンに戻ったサリヴァンは、シェイクスピアの「テンペスト」の付随音楽を作曲、その次に手掛けたのがこのバレエ音楽『魔法の島』でした。妖精の住む島に漂着した船員を主人公にしたこの音楽は、コヴェントガーデンで初演され高い評価を受けています。 世界初録音となったこの演奏では、初演時にサリヴァンがカットした箇所を研究者ロデリック・スペンサーセルウィン・ティレットが復元、指揮者ペニーが完全な形として再現しています。もう1曲の『テスピス』はギルバートとの共作ですが、現在では断片のみが残存するオペラ&パントマイム。こちらは同じくスペンサーとティレットによるバレエの復元版が演奏されています。
収録作曲家:
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The long day closes
サリヴァン(1842-1900):
パート・ソング集 [エリー・スローラク(指揮) カントス室内合唱団]SULLIVAN, A.: Choral Music (Sullivan Part Songs - The Long Day Closes) (Kantos Chamber Choir, Slorach)
発売日:2020年05月29日 NMLアルバム番号:MPR107
CD価格:2,175円(税込)
ギルバートとのコンビによる歌劇が有名なサリヴァンによる、パート・ソングを集めた貴重なアルバム。
収録作曲家:
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白昼夢
サリヴァン(1842-1900):作品集 [ヨーマンズ弦楽四重奏団/マレイ・マクラクラン(ピアノ)/ジェイミー・ウォルトン(チェロ)]SULLIVAN, A.: 6 Day Dreams / String Quartet in D Minor / An Idyll / Allegro risoluto in B-Flat Major (Walton, McLachlan, Yeomans String Quartet)
発売日:2019年03月29日 NMLアルバム番号:SOMMCD233
CD価格:2,160円(税込)
喜歌劇《ミカド》や《ペンザンスの海賊》など、19世紀後期のヴィクトリア朝イングランドで発展したコミック・オペラ=サヴォイ・オペラで、劇作家のギルバートと組み、「ギルバート&サリヴァン」名前で作品を発表した作曲家、アーサー・サリヴァンの知られざる作品集。 喜歌劇の作曲に手を染める以前は、管弦楽やチェロ曲を書き、英国最高の作曲家として知られていたサリヴァン、このアルバムにはその当時、1858年から1868年にかけて作曲した一連の作品が収録されています。情熱的な曲の数々からは若き作曲家の情熱のほとばしりが感じられます。
収録作曲家:
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咲きほこるバラ
鳥たちと花の歌曲集 [エリン・モーリー/ジェラルド・マーティン・ムーア(ピアノ)]発売日:2024年04月19日
CD価格:2,175円(税込)
アメリカ生まれで、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、パリ・オペラ座など世界トップの歌劇場でひっぱりだこのソプラノ、エリン・モーリーが待望のソロ・デビュー・アルバムをリリース。花鳥風月からインスパイアされた魅力的な歌の数々を披露しています。 世界の劇場で高く評価されるだけあって、発声も表現も工夫を凝らして一辺倒にならないところは見事。アルバムの中心に据えたリッキー・イアン・ゴードンの連作歌曲「8つの花の歌」は、死や復活、儚さを花の姿に例えた作品で多彩な表現が聴きどころです。 最後に置かれた We’ll Gather Lilacs(春になったらライラックの花を集めましょう)は1945年のミュージカル「Perchance to Dream」の中のヒット曲で、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ジュリー・アンドリュースから最近ではキャサリン・ジェンキンスへと歌い継がれている名曲。モーリーにとっては幼いころから身近にあった曲なのでしょう。ここでは自らピアノを演奏しつつ情感たっぷりに歌い上げています。 他の曲で伴奏を務めるジェラルド・マーティン・ムーアはイェール音楽大学で声楽研究のコーディネーターを務めるとともに、グラインドボーン音楽祭やパリ・オペラ座で声楽コンサルタントとして活躍、特にルネ・フレミングとの共演で知られています。
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The Long Day Closes
イギリスのロマンティック・パートソング集 [ジェフリー・ウィン・デイヴィス(指揮)/カンツォネッタ(声楽アンサンブル)]Choral Concert: Canzonetta - PARRY, H. / ELGAR, E. / PEARSALL, R.L. / SULLIVAN, A. / STANFORD, C.V. / WESLEY, S.S. (The Long Day Closes)
発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:SOMMCD204
CD-R価格:2,025円(税込)
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Music to Hear
チェルトナム・バッハ合唱団 [ブライアン・ケイ(指揮)/チェルトナム・バッハ合唱団/ハルモニームジーク]Choral Concert: Cheltenham Bach Choir - RUTTER, J. / SHEARING, G. / VAUGHAN WILLIAMS, R. / RICHARDS, G. (Music to Hear)
発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:SOMMCD207
CD-R価格:2,025円(税込)
このアルバムで指揮者を務めるブライアン・ケイ(1944-)は、もともとイギリスの名ヴォーカル・アンサンブル“キングズ・シンガーズ ”の創設メンバー。1960年代から1970年代までバス・パートを歌い、文字通り、アンサンブルを支えていた歌手です。脱退後はBBCラジオのプレゼンターや、様々な合唱団の指揮者として大活躍しています。 このアルバムは、1946年設立、イギリスを拠点にするチェルトナム・バッハ合唱団との演奏を収録した1枚。ケイは伝統を重んじる合唱団から軽やかなハーモニーを見事に紡ぎ出すことに成功しています。
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ロンドンの街にて
~ロンドンの歴史的音楽ツアー [イアン ・サザーランド(指揮)/フィルハーモニー・コンサート管弦楽団]Orchestral Music - GAY, N. / COATES, E. / FARNON, R. / MORLEY, A. / SULLIVAN, A. (In London Town) (Philharmonia Concert, I. Sutherland)
発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:SOMMCD0117
CD価格:2,160円(税込)
ブリティッシュ・ライト・ミュージック(軽音楽)の第一人者として知られる指揮者イアン・サザーランド。もともとヴァイオリン奏者であった彼は、1966年にBBCスコティッシュ放送交響楽団の指揮者に就任、1973年からは名物ラジオ番組「金曜の夜は音楽の夜」に定期的に出演し、ライト・ミュージックの普及に尽力しました。 このアルバムは40年以上に渡るラジオ放送のアーカイブから、彼が振る「フィルハーモニー・コンサート管弦楽団」のライヴを集めた1枚です。どの曲もロンドン市民にはおなじみのもので、多くはロンドンのランドマークにちなんでおり、聴いているだけで、ウェストミンスターやピカデリー広場、そしてテムズ川のほとりなどでくつろいでいる気分になれるというとても楽しいアルアバムです。