サリヴァン(アーサー) Sullivan, Arthur
生没年 | 1842-1900 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「サ」 | NML作曲家番号 | 23854 |
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サリヴァン(1842-1900):
バレエ音楽
『魔法の島』/『テスピス』 [アンドリュー・ペニー(指揮)/RTEコンサート・オーケストラ]発売日:2021年02月12日
CD 価格:1,200円(税込)
《ミカド》をはじめとしたウィリアム・ギルバートとの共作による数々のオペラで知られる作曲家アーサー・サリヴァン。幼い頃から王室礼拝堂の合唱隊に加入し、14歳で王立音楽アカデミーに入学。2年間学んだ後、ライプツィヒに留学し指揮と作曲を学びました。 1862年にロンドンに戻ったサリヴァンは、シェイクスピアの「テンペスト」の付随音楽を作曲、その次に手掛けたのがこのバレエ音楽『魔法の島』でした。妖精の住む島に漂着した船員を主人公にしたこの音楽は、コヴェントガーデンで初演され高い評価を受けています。 世界初録音となったこの演奏では、初演時にサリヴァンがカットした箇所を研究者ロデリック・スペンサーセルウィン・ティレットが復元、指揮者ペニーが完全な形として再現しています。もう1曲の『テスピス』はギルバートとの共作ですが、現在では断片のみが残存するオペラ&パントマイム。こちらは同じくスペンサーとティレットによるバレエの復元版が演奏されています。
収録作曲家:
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The long day closes
サリヴァン(1842-1900):
パート・ソング集 [エリー・スローラク(指揮) カントス室内合唱団]SULLIVAN, A.: Choral Music (Sullivan Part Songs - The Long Day Closes) (Kantos Chamber Choir, Slorach)
発売日:2020年05月29日
NMLアルバム番号:MPR107
CD 価格:2,175円(税込)
ギルバートとのコンビによる歌劇が有名なサリヴァンによる、パート・ソングを集めた貴重なアルバム。
収録作曲家:
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白昼夢
サリヴァン(1842-1900):作品集 [ヨーマンズ弦楽四重奏団/マレイ・マクラクラン(ピアノ)/ジェイミー・ウォルトン(チェロ)]SULLIVAN, A.: 6 Day Dreams / String Quartet in D Minor / An Idyll / Allegro risoluto in B-Flat Major (Walton, McLachlan, Yeomans String Quartet)
発売日:2019年03月29日
NMLアルバム番号:SOMMCD233
CD 価格:2,160円(税込)
喜歌劇《ミカド》や《ペンザンスの海賊》など、19世紀後期のヴィクトリア朝イングランドで発展したコミック・オペラ=サヴォイ・オペラで、劇作家のギルバートと組み、「ギルバート&サリヴァン」名前で作品を発表した作曲家、アーサー・サリヴァンの知られざる作品集。 喜歌劇の作曲に手を染める以前は、管弦楽やチェロ曲を書き、英国最高の作曲家として知られていたサリヴァン、このアルバムにはその当時、1858年から1868年にかけて作曲した一連の作品が収録されています。情熱的な曲の数々からは若き作曲家の情熱のほとばしりが感じられます。
収録作曲家:
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ニホンの都「ティティプー」の死刑執行大臣ココの家にやってきた旅芸人ナンキ・プー(彼の真の姿は若くハンサムな皇太子で、その父はミカドです)。彼は父の決めた許嫁かてぃーしゃから逃れるために家出し、旅芸人になっているのです。そんなナンキ・プー。若く美しいヤムヤムと恋に落ちますが、彼女はココの婚約者。悔しい思いをするのです。そんな時、ココとヤムヤムが「いちゃつきの罪(!)」で死刑宣告を受けるのですが…。1885年にロンドンで初演されたオペレッタ「ミカド」。当時ナイツブリッジで開催されていた「日本博覧会」が人気を博し、イギリスで起きた空前の日本ブームに乗じた楽しい物語です。当時は“未知の国”であった日本を舞台にしながらも、実はイギリスの上流階級を皮肉った作品であり、観客はそれと知らずに批判に加担しているという凝ったものでもあります。モーンダーの演出は幻想的であり、私たちの知っている日本とは違った「ニホン」が見事に描かれています。 豪華な衣装、繊細なセット。どれもが魅惑的で楽しいものです。登場人物がリンゴのマークの付いた機械を操作していたりと時代も上手くぼかされています。指揮はブライアン・キャッスル=オニオン。全てにおいて溌剌とした活力ある音楽を紡ぎ出しています。途中で聞こえてくるのは「宮さん宮さん」?だったりとなんとも楽しい作品をぜひどうぞ。
収録作曲家:
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The Long Day Closes
イギリスのロマンティック・パートソング集 [ジェフリー・ウィン・デイヴィス(指揮)/カンツォネッタ(声楽アンサンブル)]Choral Concert: Canzonetta - PARRY, H. / ELGAR, E. / PEARSALL, R.L. / SULLIVAN, A. / STANFORD, C.V. / WESLEY, S.S. (The Long Day Closes)
発売日:2019年11月22日
NMLアルバム番号:SOMMCD204
CD 価格:2,025円(税込)
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Music to Hear
チェルトナム・バッハ合唱団 [ブライアン・ケイ(指揮)/チェルトナム・バッハ合唱団/ハルモニームジーク]Choral Concert: Cheltenham Bach Choir - RUTTER, J. / SHEARING, G. / VAUGHAN WILLIAMS, R. / RICHARDS, G. (Music to Hear)
発売日:2019年11月22日
NMLアルバム番号:SOMMCD207
CD 価格:2,025円(税込)
このアルバムで指揮者を務めるブライアン・ケイ(1944-)は、もともとイギリスの名ヴォーカル・アンサンブル“キングズ・シンガーズ ”の創設メンバー。1960年代から1970年代までバス・パートを歌い、文字通り、アンサンブルを支えていた歌手です。脱退後はBBCラジオのプレゼンターや、様々な合唱団の指揮者として大活躍しています。 このアルバムは、1946年設立、イギリスを拠点にするチェルトナム・バッハ合唱団との演奏を収録した1枚。ケイは伝統を重んじる合唱団から軽やかなハーモニーを見事に紡ぎ出すことに成功しています。
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ロンドンの街にて
~ロンドンの歴史的音楽ツアー [イアン ・サザーランド(指揮)/フィルハーモニー・コンサート管弦楽団]Orchestral Music - GAY, N. / COATES, E. / FARNON, R. / MORLEY, A. / SULLIVAN, A. (In London Town) (Philharmonia Concert, I. Sutherland)
発売日:2019年07月26日
NMLアルバム番号:SOMMCD0117
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CD 価格:2,160円(税込)
ブリティッシュ・ライト・ミュージック(軽音楽)の第一人者として知られる指揮者イアン・サザーランド。もともとヴァイオリン奏者であった彼は、1966年にBBCスコティッシュ放送交響楽団の指揮者に就任、1973年からは名物ラジオ番組「金曜の夜は音楽の夜」に定期的に出演し、ライト・ミュージックの普及に尽力しました。 このアルバムは40年以上に渡るラジオ放送のアーカイブから、彼が振る「フィルハーモニー・コンサート管弦楽団」のライヴを集めた1枚です。どの曲もロンドン市民にはおなじみのもので、多くはロンドンのランドマークにちなんでおり、聴いているだけで、ウェストミンスターやピカデリー広場、そしてテムズ川のほとりなどでくつろいでいる気分になれるというとても楽しいアルアバムです。