グリア(フランシス) Grier, Francis
生没年 | 1955- | 国 | |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 29028 |
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グリア(1955-):
オルガン作品集 [スティーヴン・ファー(オルガン)/インディラ・グリア(チェロ)]発売日:2024年03月29日
CD価格:2,325円(税込)
英国国教会の伝統の中で育まれたフランシス・グリアは、マレーシアやインドで暮らした経験を持ち、正統的な教会音楽の語法の中に時として東洋的・南方的なアイディアが滲む作品を書いています。 このアルバムはイギリスを代表するオルガニストの一人スティーヴン・ファーの委嘱で書かれた35分あまりの大作『諸聖人の祭典』を中心にしたオルガン作品集。作曲者が「歓喜の陰と陽、すなわち外に向かう歓喜と内に向かう歓喜を表現した」と語る『繁栄と夢想』が典型で、その作品は輝かしい躍動感と、深い瞑想を思わせる神秘性とが入れ替わり現れます。
収録作曲家:
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グリア(1955-):
劇的カンタータ「Around the Curve of the World - 世界の曲線の周りに」 [スティーヴン・ダーリントン(指揮)/オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂合唱団/オックスフォード室内管弦楽団]GRIER, F.: Around the Curve of the World (Rozario, Schwanewilms, Norman, Whelan, Christ Church Cathedral Choir, Darlington)
発売日:2019年02月15日 NMLアルバム番号:SOMMCD225
CD価格:2,250円(税込)
現在世界中の歌劇場で活躍するソプラノ、アンネ・シュヴァネヴィルムスや、イギリス現代歌曲を得意とするパトリシア・ロザリオなど名歌手をソリストに迎えたグリアの劇的カンタータ「Around the Curve of the World - 世界の曲線の周りに」。物語は1850年にギリスからニュージーランド、クライストチャーチまで旅をした「カンタベリーの巡礼者」に基づき、全体は3つの詩篇と6つの物語、4つの歌で構成されています。グレゴリオ聖歌を下敷きにした旋律は厳粛であり、静かな美しさを湛えています。
収録作曲家:
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The Lamb’s Journey
子羊の旅 ギボンズからバーバーまで、合唱が紡ぐ物語 [クリストファー・ローリー、アンサンブル・アルテラ]Choral Concert: Ensemble Altera - GIBBONS, O. / BARBER, S. / BRUCKNER, A. / MESSIAEN, O. / POULENC, F. (The Lamb's Journey)
発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:ALPHA1029
CD価格:2,775円(税込)
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王室礼拝堂のクリスマス [ルーファス・フロウド(オルガン)/カール・ジャクソン(指揮)/ハンプトン・コート宮殿王室礼拝堂合唱団]
発売日:2023年11月17日
CD価格:2,100円(税込)
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SWORD IN THE SOUL
魂の中の剣 [マイケル・ウォルドロン(指揮)/ロンドン・コーラル・シンフォニア 他]Choral Music (Sacred) - GRIER, F. / PARK, O. / ELGAR, E. / BEDNALL, D. / BAINTON, E.L. (Sword in the Soul) (London Choral Sinfonia, Waldron)
発売日:2023年04月07日 NMLアルバム番号:ORC100223
CD価格:1,950円(税込)
キリスト教の聖週間(受難週)の時期には、人を内省や瞑想に促すような落ち着いた音楽のアルバムが多くリリースされます。 合唱王国イギリスから登場する本アルバムも、エルガーの「永遠の光」をはじめとした、内省と癒しを感じさせるもの。特筆すべきは50分余りの大作「魂の中の剣」で、トリニティ・カレッジのオルガン・フロアの一画にある食器棚の中に放置されていた楽譜の束から、このアルバムの指揮者マイケル・ウォルドロンが見つけたもの。当初は楽譜は順番もバラバラでしたが、 フランシス・グリアの作品のファンだったウォルドロンには響くものがあり、時間をかけて研究・再編して録音にこぎつけました。 聖十字架を契機としてキリスト磔刑の意味と意義に思いを致すテキストにつけられた壮麗な音楽がナレーションや器楽演奏をはさんで展開します。