Willowhayne Records
ジョン・ボルスドンとヴァイオリニストのマーク・ハート=パーマーによって、2012年に設立されたイギリスのレーベル。様々な録音を行うほか、世界中の小規模なインデペンデンス・レーベルのディストリビューションも積極的に行っています。
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スケペナイト:
弦楽とピアノのための作品集 [ホルガー・スケペナイト (ピアノ)、コリン・コルボーン (ヴァイオリン)、リチャード・マインウェアリング (ヴァイオリン、ヴィオラ)、クローディーン・キャシディ (チェロ)]SKEPENEIT, H.: Music for Piano and Strings
発売日:2020年08月14日
NMLアルバム番号:WHR061
CD 価格:2,100円(税込)
ドイツ生まれのピアニストで、キーボード奏者、作曲家としても活躍するスケペナイトは8歳でクラシック・ピアノを始め、14歳でジャズ&ブルースに転向し、1997年にイギリスに渡って音楽をさらに学びました。様々なジャンルのミュージシャンと共演する他、テレビや映画のための曲も書き下ろしています。 このアルバムは抒情的な魅力に溢れ、クラシカルでありながらモダンで、映画音楽のようでもあります。ストーリーテリングのセンスは抜群で、流れるようなピアノのテクスチュア、豊な弦楽器の音楽語法とリリカルなメロディラインで、孤独と瞑想が交互に表現された穏やかな音楽の世界が広がります。
収録作曲家:
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クック(1906-2005):
オーボエ・ソナタ
ジョーンズ(1944-):
オーボエ・ソナタ 「ヴィヴァ・アルテア!」 他 [キャサリン・タナー=ウィリアムズ(オーボエ)、クリストファー・ウィリアムズ(ピアノ)]COOKE, A. / JONES, R.E.: Oboe Sonatas (Tanner-Williams, C. Williams)
発売日:2020年05月22日
NMLアルバム番号:WHR063
CD 価格:2,175円(税込)
現代イギリスのオーボエ作品集イギリスのコーンウォール出身のオーボエ奏者キャサリン・タナー=ウィリアムズと、その夫でもあるピアニストのクリストファー・ウィリアムズによる、Willowhayneレーベルへの2枚目のアルバム。知られざる素晴らしい作品の発掘に秀でた彼女たちらしく、ここには世界初録音を含むイギリスの作品を収めています。 タナー=ウィリアムズの和声と対位法の教師でもあるリチャード・エルフィン・ジョーンズによる最新のオーボエ・ソナタ(初演は2019年3月にこのCDと同じ組み合わせで行われました)と、ジョーンズと親交のあったアーノルド・クックによる2つのオーボエ・ソナタ、そして最後にタナー=ウィリアムズによる自作を収録。 どの作品もオーボエが持つエキゾチックな魅力が引き出されたもので、二人は高い技術と息の合った演奏でその素晴らしさを堪能させてくれます。
収録作曲家:
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マシュー・コールリッジ:
レクイエム [ガイ・ジョンストン (チェロ)、ジョージ・バートン (パーカッション)、ステファン・ファー (オルガン)、ロブ・ジョンストン (指揮)、RSVP ヴォイセズ]COLERIDGE, M.: Requiem (RSVP Voices, G. Johnston, S. Farr, R. Johnston)
発売日:2020年04月24日
NMLアルバム番号:WHR062
CD 価格:2,175円(税込)
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セント・アサフ大聖堂のオルガン [ジョン・ホスキング(オルガン)、オリヴィア・ハント(ソプラノ)、ベサン・グリフィス(ハープ)、ザンダー・クロフト(ヴァイオリン)]
Organ Music - DUPRÉ, M. / FLEURY, A. / HOSKING, J. / KARG-ELERT, S. (St Asaph Experience) (Hosking, X. Croft, Griffiths, O. Hunt)
発売日:2020年01月31日
NMLアルバム番号:WHR058
CD 価格:2,175円(税込)
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聖メアリー・レッドクリフ教会のオルガン [ジョナサン・ホープ(オルガン)]
Organ Recital: Hope, Jonathan - BRAHMS, J. / COX, N. / SAINT-SAËNS, C. / RACHMANINOV, S. / MCDOWALL, C. / ELGAR, E. (Redcliffe Experience)
発売日:2020年01月31日
NMLアルバム番号:WHR059
CD 価格:2,175円(税込)
英国の西側、その名もブリストル海峡と呼ばれる大きな湾の奥にある港湾都市ブリストル。この聖メアリー・レッドクリフ教会にある名物オルガンによるアルバム。 演奏するのはブリストルの北東に位置するグロスターの大聖堂で副音楽監督を務めるジョナサン・ホープ。彼はこれまで各地の教会で音楽監督を歴任し、Willowhayneレーベルからもすでに5枚のCDをリリースしており、いずれも大きな評価を得ています。 今回のアルバムも多彩な内容で、自ら編曲を手掛けた管弦楽作品など、世界初録音多数。ダイナミックな演奏で楽しませてくれます。
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イーストボーン聖救世主教会のオルガン [アレクサンダー・イードン(オルガン)、ポール・コリンズ(オルガン)]
Organ Recital: Eadon, Alexander - FRANCK, C. / HARRIS, W. / WILLAN, H. / GOSS-CUSTARD, R. / MENDELSSOHN, Felix (Eastbourne Experience, Vol. 1)
発売日:2020年01月31日
NMLアルバム番号:WHR060
CD 価格:2,175円(税込)
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アモールバッハでバッハ
J.S.バッハ(1685-1750):
オルガン作品集 [ニコラス・キナストン]BACH, J.S.: Organ Music (Bach at Amorbach) (Kynaston)
発売日:2019年01月18日
NMLアルバム番号:LCSCD006
CD 価格:2,320円(税込)
バイエルン州の都市アモールバッハ。この街の起源でもある修道院には、ヨハン・フィリップ・シュトゥム(1705-1776)とヨハン・ハインリヒ・シュトゥム(1715-1788)の兄弟により制作された、三段鍵盤と46のストップを持つ最大のシュトゥム・オルガンがあります。200年以上の歴史を持つこの楽器は、度重なる修復と改修を経て現在まで大切に使われており、南部ドイツにフランスの技法も取り入れたシュトゥム家によるオルガン作りの代表とされる重要なものです。 この歴史的な楽器を用いてワイマール時代を中心としたバッハ作品を奏でるのは、英国のオルガン奏者ニコラス・キナストン。通好みのする選曲を、柔らかなものを中心としたストップ選択で美しく聴かせています。レーガーがオルガン用に編曲した「半音階的幻想曲とフーガ」の収録も嬉しいところ。
収録作曲家:
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アントワープ(アントウェルペン)
聖パウルス教会の大オルガン
(ライディンク、バッハ、デ・フライテルス、クーナウ、ブルーンス) [ヨハネス・ゲッフェルト]Organ Recital: Geffert, Johannes - LEYDING, G.D. / BACH, J.S. / GRUIJTTERS, J. de / KUHNAU, J. (The Great Organ in the Sint-Pauluskerk, Antwerp)
発売日:2019年01月18日
NMLアルバム番号:LCSSACD003
SACD 価格:2,320円(税込)
ラテン民族とゲルマン民族の文化が交わり、さらにはカトリックとカルヴァニズムも交わるベルギー北西部オランダ語圏の街アントワープ(オランダ語名アントウェルペン)。ここに1654年ニコラウス・ファン・ヘイゲンによって作られた楽器は、47のストップ、三段鍵盤とペダル、4000のパイプを持った大型のもので、その前面はルーベンスの弟子たち、エラスムス・クェリヌス二世(1607-1678)とペーテル・フェアブリュッヘン父(1615-1686)による豪華な装丁が施されていました。その後一部の移設、拡張、大きな修復などを繰り返し姿を変えてきましたが、今もルーベンス風の豪華な彫刻で飾られ素晴らしい音を奏でる、アントウェルペンの歴史を物語る重要な遺産です。 ドイツ出身のオルガニスト、ゲッフェルトがこの楽器を用いて、ゆかりの深い北ドイツを中心としたオルガン作品を演奏。18世紀にヨハン・デ・フライテルスという人物が、フランドル地方各地のカリヨンのメロディを採譜したコレクションから多くの小品と、クーナウの「聖書ソナタ」が聴きものです。4本のB & K4006マイクほかを使用した優秀録音をPolyhymniaのエヴェレット・ポーターがマスタリングを務めたSACDで楽しめるアルバム。
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スミス:
LE WEEKEND (pour les amants) [ロビン・A.スミス (ピアノ&指揮)、チェコ国立交響楽団]SMITH, R.: Weekend (Le) / Scènes (Czech National Symphony, R. Smith)
発売日:2019年01月18日
NMLアルバム番号:WHR057
CD 価格:2,320円(税込)
王立音楽大学で作曲を学んだスミスは、アンドレア・ボチェッリ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラスから、エルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリン、バート・バカラックなどと共に仕事をしている作曲家・編曲家。近年では2Cellosとも共演しており、2012年ロンドン・オリンピックの開会式の指揮も行っている大御所です。 この「恋人たちの週末」と題された作品は、フランスに暮らす、あまり裕福とはいえない恋人たちを想定し、それぞれがお互いを想う気持ちが音楽で表現されています。甘く切ない、上質のイージーリスニング・ミュージックです。
収録作曲家: