ゴットシャルク(ルイス・モロー) Gottschalk, Louis Moreau
生没年 | 1829-1869 | 国 | アメリカ |
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辞書順 | 「コ」 | NML作曲家番号 | 21106 |
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ゴットシャルク(1829-1869):
熱帯の夜 ~ ピアノ作品集 [S. メイヤー]GOTTSCHALK, L.M.: Piano Music - A Night in the Tropics (S. Mayer)
発売日:2015年08月26日 NMLアルバム番号:8.559693
CD価格:1,900円(税込)
アメリカ合衆国の「ロマン派時代」に属する作曲家ゴットシャルク(1829-1869)。商人の父を持つ彼は、クレオール人(もともとフランス領ルイジアナへの移住者を先祖に持つ人種で独自の文化を持つ)の街に住み、幼い頃から雑多な文化に触れて育ちました。幼い頃にピアノをはじめ、11歳のときに非公式デビューを果たし、その2年後にヨーロッパへ渡り、パリ音楽院への入学を希望しますが、残念ながら拒否されてしまいます。しかし、その時にベルリオーズやショパンと会い、賛辞を得ています。1853年に帰国し、その後は中南米で活躍、その地の音楽やカリブ海沿岸の民俗音楽をベースにしたリズミカルなピアノ曲を150曲近く作曲しました。 情熱的なリズムと、ショパン的とも言える抒情的な旋律の融合が、単なるサロン音楽の粋を越えた上質な作品として、現代の聴き手の耳を捉えて離しません。特にトラック4の子守歌は、これまでゴッドシャルクの音楽におけるイメージ…明るい開放感…を覆すほどのしっとりとしたものです。もちろん、ピアニスト、メイヤーによる「熱帯の夜」のピアノ版は、その開放感と情熱において、全ての人々の期待にしっかり応えています。
収録作曲家:
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ゴットシャルク(1829-1869):
交響曲 第2番「モンテビデオ」
ピアノと管弦楽のための「セレブル・タランテラ」他 [ホットスプリングズ・ミュージック・フェスティバル管/ローゼンバーグ]GOTTSCHALK: Orchestral Works (Complete)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2007年10月17日 NMLアルバム番号:8.559320
CD価格:1,900円(税込)
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『エンゲルブルク・エクスペリエンス』
エンゲルブルク修道院のオルガン [マルクス・キューニス]Organ Recital: Kuhnis, Markus - ROSSINI, G. / BACH, J.S. / DVOŘÁK, A. / BIZET, G. (Engelberg Experience)
発売日:2021年07月30日 NMLアルバム番号:WHR066
CD価格:2,175円(税込)
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ゴットシャルクとキューバ [アントニオ・イツッリオーツ(ピアノ)]
Piano Recital: Iturrioz, Antonio - GOTTSCHALK, L.M. / ESPADERO, N.R. / CERVANTES, I. / DE BLANCK, H. / LECUONA, E. (Gottschalk and Cuba)
発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:Steinway30102
CD価格:2,475円(税込)
およそ100年にわたるキューバのピアノ音楽集。このアルバムはゴットシャルクの「熱帯地方の夜」で始まり、彼の影響を受けた作曲家たち、サウメル、エスパデーロ、セルバンテス、ブランク、レクオーナの作品を集め、最後は再びゴットシャルクの作品で幕を閉じる魅力的な選曲で構成されており、ここで聴ける作品からは、キューバにおける「クラシック音楽」の発展を示唆しています。 ピアニスト、イツッリオーツはキューバで生まれ7歳でアメリカに移住。9歳で初のコンサートを行い、15歳の時には「リスト:ピアノ協奏曲第1番」でオーケストラと初共演を果たしています。ゴドフスキーの研究家としても知られており、彼が制作したゴドフスキーのドキュメンタリー映像は、アメリカ全土のテレビで放映され好評を博しています。
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びっくり箱 ~ 楽しいクラシック名曲集
JACK-IN-THE-BOX - A Collection of Amusing and Entertaining Works by Classical Composers
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2010年09月15日
2CD価格:2,900円(税込)
この曲聴いたことある?ささやかな挑戦状をお送りいたします!フチークの「剣士の入場」は、誰もが一度は聴いたことがあるはず。しかし曲名を知っている人はほんの一握りのファンでしょう。このアルバムに収録されているのは、そんな曲ばかり。曲名を伏せてクイズを楽しむのも「通」のやり方です。もちろん相当の通でもあまり聴くことのない曲も混じっています。ゴットシャルクってこんなにいい曲を書いていたんだ。そんな感激にむせぶのも楽しいものですね。