セルバンテス(イグナシオ) Cervantes, Ignacio
生没年 | 1847-1905 | 国 | キューバ |
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辞書順 | 「セ」 | NML作曲家番号 | 29040 |
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セルバンテス(1847-1905):
キューバ舞曲集 [センドージャ]CERVANTES, I.: Danzas cubanas (Cendoya)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2012年02月15日
NMLアルバム番号:8.572456
2)
CD価格:1,600円(税込)
ラテン・アメリカのピアノ音楽における重要人物であるセルバンテス(1847-1905)の作品集です。彼の母国キューバの文化と国家のアイデンティティを反映させた作風は、当時の聴衆に大うけであり、コンサートホールだけでなく、舞踊音楽としても重要な役割を担っています。この「キューバ舞曲集」は、作曲年代などはっきりしたことは分かっていませんが、まさにエッセイ風の趣きを持ち、楽譜にはちょっとした思い付きなども書き込まれているという、興味深い作品集です。何より、どの曲も楽しさ満点。どの曲も1~2分と短く、どこかスコット・ジョプリンを思わせる軽快なリズムの曲があったり、ショパンを思わせるしっとりとしたマズルカ風の曲があったりと、変化に満ちた38曲です。一度聴いたら必ずはまります。
収録作曲家:
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Allá Donde se Habla ll Castellano
スペイン語が聞こえる場所
〔ギター作品集〕 [ホアキン・クレルチ(ギター)]Guitar Recital: Clerch, Joaquín - GRANADOS, E. / SAUMELL, M. / CERVANTES, I. / LECUONA, E. / PIAZZOLLA, A. (Allá Donde se Habla ll Castellano)
発売日:2020年02月07日
NMLアルバム番号:IBS-52016
CD価格:2,250円(税込)
様々なギター曲を通して、キューバからスペイン、パラグアイ、アルゼンチンを巡る旅へと誘う楽しい1枚。もともとギターのために書かれた曲だけでなく、演奏者ホアキン・クレルチを含むギタリストたちの編曲によるピアノ曲やバンドネオンの曲などがギター用にアレンジされた曲も並んでおり、多種多様な作品を楽しむことができます。 トラック11のマヌエル・サウメルは“キューバ音楽の創始者”と讃えられる初期ロマン派の作曲家。キューバのリズムと旋律を集約した作品で人気を博し、後の世代の作曲家にも大きな影響を与えた人です。
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ゴットシャルクとキューバ [アントニオ・イツッリオーツ(ピアノ)]
Piano Recital: Iturrioz, Antonio - GOTTSCHALK, L.M. / ESPADERO, N.R. / CERVANTES, I. / DE BLANCK, H. / LECUONA, E. (Gottschalk and Cuba)
発売日:2019年01月25日
NMLアルバム番号:Steinway30102
CD価格:2,250円(税込)
およそ100年にわたるキューバのピアノ音楽集。このアルバムはゴットシャルクの「熱帯地方の夜」で始まり、彼の影響を受けた作曲家たち、サウメル、エスパデーロ、セルバンテス、ブランク、レクオーナの作品を集め、最後は再びゴットシャルクの作品で幕を閉じる魅力的な選曲で構成されており、ここで聴ける作品からは、キューバにおける「クラシック音楽」の発展を示唆しています。 ピアニスト、イツッリオーツはキューバで生まれ7歳でアメリカに移住。9歳で初のコンサートを行い、15歳の時には「リスト:ピアノ協奏曲第1番」でオーケストラと初共演を果たしています。ゴドフスキーの研究家としても知られており、彼が制作したゴドフスキーのドキュメンタリー映像は、アメリカ全土のテレビで放映され好評を博しています。