デリ・アントーニ(ジョヴァンニ・バッティスタ) Degli Antoni, Giovanni Battista
生没年 | 1660-1696 | 国 | |
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辞書順 | 「テ」 | NML作曲家番号 | 121831 |
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フォーク&バ・ロック・チェロ [ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)]
Folk and Ba-Rock Cello - CERVANTES, I. / COHEN, L. / CORBETTA, F. / HENDRIX, J. / RUVO, G. / SOLLIMA, G. (Sollima)
発売日:2024年09月20日 NMLアルバム番号:CDS8035
CD価格:2,175円(税込)
ダイナミックでエネルギッシュかつ独創的な活動で注目の的となっているチェロ奏者・作曲家ジョヴァンニ・ソッリマの最新アルバムが登場。時代と地域とジャンルを越えた選曲で、全篇無伴奏という意欲的で挑戦的な内容です。 アルバム・タイトルにもなっている「バ・ロック・チェロ」はロックの有名曲を「新たに解釈」し、17世紀と18世紀のイタリアの作曲家たちの作品と組み合わせて無伴奏チェロで歌い上げるというプロジェクト。このアルバムでは更に様々な国のルーツ・ミュージック(伝承曲)や自作曲もまじえています。 伝承曲を素材にしたものはチェロの低音をドローンのように用いてエキゾチックな音響効果をもたらし、バロック系の作品ではリズムを大胆に強調するかと思えば深い瞑想を感じさせ、ロックやポップス系の曲は単なるカバーに終わらず高度に独創的なアレンジと演奏によってソッリマ色が前面に出るとともにアルバムとしての一体感を醸成しています。 曲によっては唸り、歌い、掛け声を発するなど、音楽のルーツが歌であることも痛感させる仕上がり。ソッリマは2025年3月に来日し、無伴奏リサイタルからオーケストラとの共演、そして「100チェロ」プロジェクトなど、いかにも彼らしい演奏会を予定しています。
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チェロの誕生
~ナポリ、ボローニャ、モデナ~ [ブリュノ・コクセ、レ・バッス・レユニ]NASCITA DEL VIOLONCELLO (LA) - Napoli / Bologna / Modena (Les Basses Réunies, Cocset)
発売日:2024年04月05日 NMLアルバム番号:ALPHA1023
CD 2枚組+Book価格:5,025円(税込、送料無料)
「チェロ」と呼ばれる低音弦楽器の源流を探って、名手コクセはイタリア半島の北と南へ。ALPHAでレーベル創設初期からアルバム制作を続け、バロック~古典派の低音弦楽器のための音楽の真相を問い続けてきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセとレ・バッス・レユニ。今回は「チェロ」という呼称が定まる前の時代まで遡って、イタリアでどのように低音弦楽器のための音楽が発展し、今日知られるチェロのイメージが形成されていったかを探ります。 軸になるのは学術都市として知られると共に、弦楽器のための音楽に通じた知識人たちが多かったボローニャとモデナ、そして南の王都ナポリ。それぞれの地域で16~18世紀に活躍した作曲家たちの作品を厳選、時に高音部も演奏できる楽器なども交え、一筋縄ではいかないチェロ芸術の多様なルーツを精妙に解きほぐしてゆくプログラムの妙は興味が尽きません。今回もこれまで通り古い弦楽器の構造に通じた製作家シャルル・リシェ、初期のチェロの研究に通じた音楽学者マーク・ヴァンスヘーウェイクの全面協力のもと、多種多様な楽器を使い、60ページに及ぶブックレット(英・仏語)でそれぞれの使用論拠もカラー写真入りで詳述。 近年では他のバロック・チェロ奏者たちもさかんにとりあげているヤッキーニ、ガブリエッリ、スプリアーニなどの作品の数々ですが、抜群の音楽性と作品理解を誇るコクセらの解釈による演奏は目が覚めるような新鮮な体験をもたらし、低音弦楽器の世界の奥深さに改めて開眼させられるに違いありません。 ALPHA初期からの名技師ユーグ・デショーのこだわりぬいた仕事ぶりにも驚かされ、各楽器そのものの音色はもちろん会場の気配まで克明に伝えるそのエンジニアリングは見事なもの。充実の2枚組です。