ストロッツィ(グレゴリオ) Strozzi, Gregorio

生没年 1615-1687 イタリア
辞書順 NML作曲家番号 28746
  • 商品番号:ALPHA1023

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    チェロの誕生
    ~ナポリ、ボローニャ、モデナ~ 詳細ページ
    [ブリュノ・コクセ、レ・バッス・レユニ]

    NASCITA DEL VIOLONCELLO (LA) - Napoli / Bologna / Modena (Les Basses Réunies, Cocset)

    発売日:2024年04月05日 NMLアルバム番号:ALPHA1023

    CD 2枚組+Book価格:5,025円(税込、送料無料)

    「チェロ」と呼ばれる低音弦楽器の源流を探って、名手コクセはイタリア半島の北と南へ。ALPHAでレーベル創設初期からアルバム制作を続け、バロック~古典派の低音弦楽器のための音楽の真相を問い続けてきたバロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセとレ・バッス・レユニ。今回は「チェロ」という呼称が定まる前の時代まで遡って、イタリアでどのように低音弦楽器のための音楽が発展し、今日知られるチェロのイメージが形成されていったかを探ります。 軸になるのは学術都市として知られると共に、弦楽器のための音楽に通じた知識人たちが多かったボローニャとモデナ、そして南の王都ナポリ。それぞれの地域で16~18世紀に活躍した作曲家たちの作品を厳選、時に高音部も演奏できる楽器なども交え、一筋縄ではいかないチェロ芸術の多様なルーツを精妙に解きほぐしてゆくプログラムの妙は興味が尽きません。今回もこれまで通り古い弦楽器の構造に通じた製作家シャルル・リシェ、初期のチェロの研究に通じた音楽学者マーク・ヴァンスヘーウェイクの全面協力のもと、多種多様な楽器を使い、60ページに及ぶブックレット(英・仏語)でそれぞれの使用論拠もカラー写真入りで詳述。 近年では他のバロック・チェロ奏者たちもさかんにとりあげているヤッキーニ、ガブリエッリ、スプリアーニなどの作品の数々ですが、抜群の音楽性と作品理解を誇るコクセらの解釈による演奏は目が覚めるような新鮮な体験をもたらし、低音弦楽器の世界の奥深さに改めて開眼させられるに違いありません。 ALPHA初期からの名技師ユーグ・デショーのこだわりぬいた仕事ぶりにも驚かされ、各楽器そのものの音色はもちろん会場の気配まで克明に伝えるそのエンジニアリングは見事なもの。充実の2枚組です。

  • 商品番号:AMY316

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    『幸せな恋などない』
    イタリア17世紀の器楽曲と声楽曲 詳細ページ
    [ラ・パラティーネ、マリー・テオレル、ローラン・ソーロン]

    発売日:2022年11月11日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    「言葉を音にする」というバロックの本質に、器楽・声楽両面から迫るル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・エリマ、レザール・フロリサンなどフランス最前線のアンサンブルで活躍する新世代の古楽プレイヤーたちが集まって2019年に誕生した若きアンサンブル、ラ・パラティーネ。 打楽器奏者ローラン・ソーロンの協力を得て、エッジの聴いたバロックギターのかき鳴らしや緩急自在のヴィオラ・ダ・ガンバ、躍動感と歌心に満ちたチェンバロや静謐なオルガンの響きとともに、人間の生々しい心情描写に迫った17世紀イタリアの声楽曲の機微を鮮やかに伝えるのは、高音域までみずみずしい美質に貫かれたマリー・テオレルの歌声。器楽トラックでは各楽器の味わいが活かされたナンバーが続き、イタリア貴族たちが愉しんだ宮廷舞踏や楽器演奏のひとときを彷彿とさせます。 全編を通じて寛いだ佇まいの音作りが心地良く、詩へのリスペクトが高く一体感に貫かれた演奏に仕上がっており、最後の(そしてアルバムの表題にもなっている)20世紀シャンソンの大家ブラッサンスの名曲へと自然に繋がる流れは実に魅力的。テオルボ、チェンバロ、ガンバの音色が20世紀の歌と難なく共存し、詩の朗読や演説と切っても切り離せなかったバロック音楽の本質に気づかせてくれます。 フランスの古楽シーンの成熟を改めて印象づけてくれる最前線からのアルバムの登場です。

  • 商品番号:8.503241

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    発売日:2018年03月23日

    CD 3枚組価格:3,900円(税込、送料無料)

    バロック時代の悲歌=ラメント集。激しい感情表出を伴うテキスト、甘く官能的な歌。これらが聴き手の心に鮮烈なメッセージを届けます。サンチェスの単純な下降音階の上に繰り広げられる「嘆き」。バロック・オペラの終幕近くで歌われる凄絶な悲しみの感情を歌うアリア。中でもCD3のトラック1に収録されたモンテヴェルディの「アリアンナの嘆き」は良く知られています。また、オラトリオの大家として有名なカリッシミのラメントにおける壮絶なまでの緊張感は見事というよりありません。