AMBRONAY EDITIONS

フランスのレーベル、AMBRONAY EDITIONS(アンブロネー・エディシオン)は、フランスでもとくに重要な古楽フェスティヴァルを主宰するブルゴーニュ・アンブロネー文化交流センターが、音楽祭でのプログラムを記録・音盤化してきたレーベル。すでに世界を騒がせている第一線の古楽プレイヤーたちの録音はもちろん、将来性ある新世代奏者の発掘・紹介も積極的に行っています。知名度の低い知られざる作曲家の価値再発見と認知度向上にも、併せて力を入れてきました。好奇心豊かな音楽愛好家にぴったりのレーベルです。

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  • 商品番号:AMY061

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    SHIRUKU
    シルクロードで結ばれた西洋と東洋の音楽 詳細ページ
    [カンティクム・ノヴム (エマニュエル・バルドン、小濱明人、小山豊、山本亜美、バルバラ・クーサ ほか)]

    発売日:2023年10月20日

    CD価格:2,475円(税込)

    LFJ2019での公演プログラム!
    地中海と極東を結ぶ「絹の道」の歴史を、古楽器と伝統楽器で奏でられる伝承曲で実感
    ルネサンスを超えて中世に遡る西洋音楽の歴史を辿りながら、時にはユーラシアや中近東など近隣地域の伝統音楽にも深く分け入り、各地の民俗楽器に通暁したプレイヤーとも共演を続ける新時代型のフランスの古楽グループ、カンティクム・ノヴム。2019年のラ・フォル・ジュルネ東京では日本の伝統楽器とのユニークな共演で話題を呼びましたが、今回はフランスの古楽レーベルAMBRONAYからその時のプログラム「シルクロード」が待望の音盤化! 中国・漢の西方進出により、遠く古代ローマ帝国まで比較的安定した通商ルートが確立され、古代末期から中世にかけユーラシアの東西はさまざまな異文化交流を実現して繁栄しました。近年は「絹の道」と呼ばれてきた内陸の通商路網だけでなく海路の伝統もその交流史で扱われることが増えていますが、そうした状況を検証しながらカンティクム・ノヴムはさらに想像の翼を広げ、ルネサンス期にはヨーロッパ人とも接触した日本まで視野に入れつつユーラシア東西の伝統音楽・古楽を幅広く選曲。ヨーロッパの中世楽器にカヴァルやネイなど中近東の笛、さらに尺八、津軽三味線、筝という日本の伝統楽器のスペシャリストたちを迎えた編成で、イベリア半島を旅立ったユダヤ人(セファルディ)の歌、ヴェネツィアのフロットラ、バルカン半島の音楽など地中海周辺の音楽から富山・宮崎の民謡まで、驚くほど自然な流れで演奏してゆきます。 アタックの効いた津軽三味線や筝と弓奏ヴィエルの交錯、尺八とカヴァルの音作りの妙で織りなされる西と東の調べ…… カンティクム・ノヴムだからこそ実現しえたユニークな文化実験の驚くべき成果をじっくりお楽しみください。

  • 商品番号:AMY316

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    『幸せな恋などない』
    イタリア17世紀の器楽曲と声楽曲 詳細ページ
    [ラ・パラティーネ、マリー・テオレル、ローラン・ソーロン]

    発売日:2022年11月11日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    「言葉を音にする」というバロックの本質に、器楽・声楽両面から迫るル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・エリマ、レザール・フロリサンなどフランス最前線のアンサンブルで活躍する新世代の古楽プレイヤーたちが集まって2019年に誕生した若きアンサンブル、ラ・パラティーネ。 打楽器奏者ローラン・ソーロンの協力を得て、エッジの聴いたバロックギターのかき鳴らしや緩急自在のヴィオラ・ダ・ガンバ、躍動感と歌心に満ちたチェンバロや静謐なオルガンの響きとともに、人間の生々しい心情描写に迫った17世紀イタリアの声楽曲の機微を鮮やかに伝えるのは、高音域までみずみずしい美質に貫かれたマリー・テオレルの歌声。器楽トラックでは各楽器の味わいが活かされたナンバーが続き、イタリア貴族たちが愉しんだ宮廷舞踏や楽器演奏のひとときを彷彿とさせます。 全編を通じて寛いだ佇まいの音作りが心地良く、詩へのリスペクトが高く一体感に貫かれた演奏に仕上がっており、最後の(そしてアルバムの表題にもなっている)20世紀シャンソンの大家ブラッサンスの名曲へと自然に繋がる流れは実に魅力的。テオルボ、チェンバロ、ガンバの音色が20世紀の歌と難なく共存し、詩の朗読や演説と切っても切り離せなかったバロック音楽の本質に気づかせてくれます。 フランスの古楽シーンの成熟を改めて印象づけてくれる最前線からのアルバムの登場です。

  • 商品番号:AMY315

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    発売日:2022年09月23日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    スペイン・ルネサンスの隠れ名品!
    演劇性と多声の精緻さが相半ばするフレチャの音楽世界に鮮やかな新録音登場
    フランドル楽派の巨匠たちが王室礼拝堂で活躍し多声音楽が発展する一方、異教徒たちが暮らしていた時代の名残をとどめる世俗音楽もユニークな広がりをみせていた16世紀スペイン。イベリア半島東部のアラゴン王国で活躍したカタルーニャ人の修道士作曲家フレチャは、カルロス1世(皇帝カール5世)の娘たちに仕えながら、さまざまな言語によるポリフォニー音楽を作曲。特にエンサラーダ(スペイン語で「サラダ」の意)と呼ばれる滑稽・妖艶な内容の起伏に富んだスペイン語の世俗音楽は他に類をみない味わいで、これまでにも多くの古楽歌手たちが演奏を手がけてきました。 同じイベリア半島で活躍する4人の気鋭歌手たちによるこの新録音は、歌詞の味わいをよく伝える明瞭な聴き取りやすさとスリリングな音楽展開をどちらも楽しめる充実解釈に仕上がっており、パレストリーナ、ラッスス、ガブリエーリといった他地域の作曲家たちによるポリフォニー音楽とは一味違った、スペイン特有のルネサンス音楽の奥深さを改めて実感させてくれます。 アルバム後半にはラテン語とスペイン語によるクリスマス音楽も2曲収録。フレチャという作曲家の個性をじっくり楽しめる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AMY060

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    発売日:2022年06月24日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    今こそ知っておきたい、古楽器と民俗楽器でシリアの古都アレッポの歴史を探る徹底した史料研究に基づく古楽の手法をベースに、東西各地の伝統音楽の楽器や奏法も巧みに織り交ぜながら、ヨーロッパ音楽を周縁地域の隅々まで視野に入れて先入観なくリフレーミングしてゆくフランスの演奏団体カンティクム・ノヴム。 今回は21世紀まで存続してきた世界最古の都市の一つ、シリアのアレッポが舞台。古代から東ローマ=ビザンツ帝国時代を経て、この地がオスマン帝国の支配を受けるに至ったルネサンス期以降まで、多様な文化伝統を受け継いださまざまな時代の音楽を集めたプログラム。ギリシャ語・ラディノ語・アラビア語・トルコ語・アルメニア語・クルド語などさまざまな言語による「土」の香りと伝統の確かさを感じさせる歌が続きます。 ヨーロッパ古楽のようでありながら楽器の響きが中近東的であったり、逆に中近東風の調べが西洋古楽器で奏でられたり、一種独特の音世界が歌詞の響きとあいまってユニークな魅力を放ち、西欧文化の伝統と切っても切り離せないシリアの歴史の多様さに関心をそそられます。 独特の異界感と懐かしさが併存するサウンドが魅力の1枚です。

  • 商品番号:AMY058

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    『冬の旅』
    ~世界のクリスマス音楽を女声ア・カペラで~ 詳細ページ
    [レズィティネラント、ティエリー・ゴマール]

    発売日:2021年11月19日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    女声3声のア・カペラで綴られる、時空を越えたヨーロッパ昔日の響き幼い頃から古楽に親しみ、早くからチェンバロやヴィオラ・ダ・ガンバの演奏を学んだのち歌手に転じたポリーヌ・ラングロワ・ド・スワルトが、演劇シーンでも活躍する同世代の若き歌手二人とともに結成した女声ア・カペラ・ユニット、レズィティネラント。フランス語で「放浪する者たち」を意味するグループ名が示す通り、さまざまなジャンルにわたって30もの異なる言語の歌を聴かせる彼女たちにしか紡ぎ出せないクリスマス・アルバムが、フランスの古楽音楽祭団体を母体とするAmbronayレーベルから登場。 世界各地の歌を巡るプログラムに唯一の器楽奏者としてゲスト参加しているのは、凄腕オルガネット奏者クリストフ・デリーニュとのタッグで数々の中世音楽アルバムを制作してきた、凄腕パーカッショニストのティエリー・ゴマール! 低音が存在しない、澄み切った和声が美しい女声ア・カペラの浮遊感を活かしながら、そこに絶妙な彩りを添えてゆく各種打楽器の響きが好ましく、ジャケット写真がまるでこのアルバムをサウンドトラックとする映画の一場面のようにも見えてきます。 リトアニア語、カタルーニャ語、ルーマニア語など、日本では決して馴染み深いとはいいがたい異国語も雰囲気満点、「ここではないどこか」の気配に満ちた音の旅に誘われる1枚です。

  • 商品番号:AMY314

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    リュリに憧れたドイツの作曲家たち
    J.C.F.フィッシャー、G.ムファット、テレマン 詳細ページ
    [エル・グラン・テアトロ・デル・ムンド、フリオ・カバリェロ・ペレス]

    発売日:2021年10月08日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    「フランス流儀」が新鮮だった時代!
    リュリからテレマンへと至る舞踏組曲の躍動を鮮やかに
    スペイン出身の古楽器奏者たちを中心に、ヨーロッパで幅広い活躍をみせる名手たちが古楽教育の一大拠点バーゼルで結成した新しい古楽アンサンブル「エル・グラン・テアトロ・デル・ムンド」。そのCDデビューにあたって選ばれたプログラムは、舞踏のステップと強く結びついたフランス組曲様式にドイツ人たちが開眼したばかりの頃、いかにみずみずしい音楽がそこで紡がれたのかを強く実感させる選曲。 同い年のイタリア人コレッリとは友人同士であり、若い頃はルイ14世の王室音楽総監督リュリのもとで学び、イタリアとフランスの様式をどちらも自家薬籠中のものとしたムファットの『調和の捧げもの』は、イタリア風の合奏様式を軸にした曲集。この曲集からの作品が冒頭に置かれていることによって、本盤後半を彩るフランス様式の傑作選『音楽の花束』や、同世代でやはりリュリの様式を強く意識しながら活動を続けたJ.C.F.フィッシャーの創意豊かな組曲などにみる「フランス趣味」がきわだって聴こえる構成になっています。 最後のテレマン作品ではポーランド民俗音楽からインスパイアされた野趣あふれる音使いも鮮やか。 アンサンブルにはカフェ・ツィマーマンなどでも活躍してきた大ベテランのリコーダー奏者ミヒャエル・フォルムや、リ・インコーニティ、レ・タンブルなどの一員として名盤多き川久保洋子など名だたる俊才たちが参加。 古楽器が響きあう空間の気配をよく捉えた録音とあいまって、バッハ前夜のフランス風ドイツ音楽特有の華やぎがひときわ魅力的に伝わります。

  • 商品番号:AMY057

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    発売日:2021年05月28日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    中世ヨーロッパに花開いた、イスラム文化の足跡を多様な響きとともにタイトルの「エル・バスマ」とはアラビア語で「笑顔」ないし「刻み付けられたもの」の意。中世のスペインには北アフリカからイスラム勢力が流入、アンダルシア地方のコルドバを首都とする後ウマイヤ朝=西カリフ帝国が栄華を誇り、先進的かつ充実した文化を花開かせました。以後15世紀末にキリスト教徒たちが統一スペイン王国を樹立するまで、アラブ世界でアル・アンダルスと呼ばれたイベリア半島は異文化混交の地となってゆきます。 今も残る歴史的建築物にもその刻印は明らかですが、この時代のイベリア半島に由来するアラブ音楽とスペイン古楽とのつながりに光を当てたのがこのアルバム。アラブ伝統音楽に残るイベリア由来のマカム(旋法)が活かされたトラックを交えつつ、諸文化の融合に心を砕いた「賢王」アルフォンソ10世の名高いカンティガ集やマルティン・コダシュの恋愛歌、南仏由来の重要な中世音楽史料であるモンペリエ写本などからの音楽を縦横無尽に聴かせます。 ほどよい残響が心地よい教会堂での録音セッションは冒頭トラックから効果絶大、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンなどでも名演を続けてきたカンティクム・ノヴムの名手たちは、今回も中世フィドル、リコーダー、ニッケルハルパ、カヴァル、ウード、カヌン……と古楽器と民俗楽器を巧みに弾きこなしています。女声と男声それぞれ2部の重なりも印象的に、打楽器の心地良いアクセントや、倍音の豊かな響きのなかで異国情緒あふれる音楽を織り上げ、昔日の世界への憧憬を掻き立ててやみません。

  • 商品番号:AMY313

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    発売日:2021年03月26日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    バロック黎明期、歌声を手本に独自の音言語を獲得してゆくヴァイオリンの至芸「前世紀の音楽よりもずっと複雑で、獣のような音楽」――17世紀初頭のイタリアに花開いた器楽芸術について、新進気鋭の国際派古楽器グループ「ラ・ヴァゲッツァ」はそう説明しています。2016年の結成以降、急速に古楽シーンの前線へ出てきた彼らは英国、スペイン、フランス、イタリアからメンバーが集い、活気あふれるバロック本来の音楽の奔放さを脈々と伝える、緩急自在の演奏で注目を浴びつつある団体です。 記念すべき最初のアルバムは彼らの持ち味が最大限に生きる、まさに獣のような大胆さを秘めたイタリア初期バロックの傑作選。撥弦・弓奏をダイナミックに交錯させてのコントラスト豊かな音楽作りは、聴くほどに惹き込まれるクオリティ!バロック流儀の即興装飾演奏(分割装飾、ディミヌツィオーネ)も自在そのもので、陰影差の対比がきわだつ17世紀イタリア絵画にも通じる痛烈な音楽美を心ゆくまで味わえる仕上がりになっています。 16世紀の大家ガブリエーリに始まり、ナポリのファルコニエーリ、ヴェネツィアのフォンターナやカステッロを経て、有名なシャコンヌの作曲家の父で、生前は息子よりはるかに有名だったボローニャのG.B.ヴィターリにいたる、イタリア音楽史のつながりを概観できる選曲も魅力の一つです。

  • 商品番号:AMY312

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    発売日:2020年11月13日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ハンガリーという隠れた古楽遺産の宝庫への鍵、ロマン派音楽への絶好の補助線クラシック音楽とハンガリー民俗音楽といえば、20世紀のバルトークやコダーイ以前から、リスト、ヨアヒム、ブラームスといった作曲家たちが非定住者ロマ(ジプシー)の伝統音楽を自作品に取り入れてきたことで有名。しかしその先例は意外やバロック初期のイタリア音楽にも、さまざまなかたちで確認できます。 そうした歴史的文化交錯に意識を向け、民俗楽器やその専門家たちも動員して生々しいバロック像の刷新を体現してみせる新録音。低音域まで充実した響きで満たされる撥弦サウンドに乗せ、リコーダーやバルカン半島周辺の伝統的な縦笛カヴァルといった管楽器の味わい豊かな音色と、異国情緒あふれるハンガリー伝統の弓奏との交錯が織りなすユニークな聴覚体験は、今まで知っていたバロックの通念を静かに覆す発見の瞬間にあふれています。 近現代作品での中東欧音楽にたぎる躍動感に惹かれる方々にも、古楽再発見の思いがけないきっかけを呼び込むアルバムとしてお勧めしたい1枚です。

  • 商品番号:AMY056

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    発売日:2020年10月23日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    シャルパンティエが復活祭前日までの期間である四旬節のために書いた10篇のプティ・モテと、同時代のブロサールによるモテ2曲を中心としたアルバム。この時期には伝統的にイエスの死の理由、つまり人類の罪に思いを馳せ自粛節制して過ごす風習があり、そのため礼拝のための宗教曲も演奏編成が最小限に絞られました。 シャルパンティエはフランス王室の音楽監督リュリに締め出されながらも、パリのさまざまな宗教組織に高く評価され名品を多く残しており、四旬節向けの小編成作品でも傑作が少なくありません。『四旬節の黙想』は男声での静謐な表現が美しい名品中の名品。一方ブロサールは楽譜収集家として有名ながら、彼自身の作品は録音もたいへん少なく、同時代のシャルパンティエとの作風対照例としても好適なカップリングと言えそうです。 マレやド・ヴィゼーの器楽トラックも含め、フランス語圏で活躍をみせる古楽プレイヤーたちならではの洗練のきわみといえる新録音。男声中低域3人と通奏低音のみというアンサンブルが、心地よい響きを生み出します。ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラは1989年フランス生まれの俊英。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10137

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    『フィレンツェ、1350年』
    中世トスカーナ、都市国家という音楽庭園 詳細ページ
    [ソラッツォ・アンサンブル(古楽器使用) 佐藤裕希恵(ソプラノ) アンナ・ダニレフスカヤ(総指揮)]

    発売日:2020年03月27日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    注目のソプラノ佐藤裕希恵が参加!
    欧州中世音楽シーンの最前線団体がみた「フィレンツェ」
    ソラッツォ・アンサンブルはスイスやフランス、英国などを中心に、ヨーロッパ各地で鮮烈な活躍を続けている古楽グループ。Linn RecordsやAmbronayからリリースされてきた既存盤は英グラモフォン誌年間大賞や仏ディアパゾン金賞など、決して古楽専門ではない雑誌からも絶賛を博してきました。それはおそらく、このグループのアルバム制作における徹底したコンセプト追求の求心力とも無縁ではないのでしょう。新たに録音された今回のアルバムも深く考え抜かれた構成、そして美しいジャケットからして大きな期待感を漂わせた一作となっています。 「1350年フィレンツェ」ということは、このアルバムで扱われているのはメディチ家台頭以前の、イタリア中部きっての都市共和国だった時代のフィレンツェ。華やかなルネサンス建築も偉大な美術作品も、そこにはまだありません。14世紀は疫病と戦乱の時代、皇帝派と教皇派の対立で戦火にさらされ、理知がなくては生き延びることすらかなわない時世だったからこそ、ダンテやペトラルカ、ボッカッチョといった文豪たちがこの頃のフィレンツェを華やかにしたのでしょう。しかし音楽もまた、この都の人々の心を確かに繋いでいたのです。 ソラッツォのメンバーは弓奏ヴィエル(中世フィドル)や古い撥弦楽器などをたくみに奏でながら、音の所作をあざやかに捉えた歌唱とともに、古楽への通暁を聴き手に強いない鮮烈な求心力で、プログラムの展開に心を引き寄せ続けます。名録音技師クリストフ・フロンメンの的確なエンジニアリングで、自然な立ち上がりとともに甦る古楽サウンドに惹かれる1枚です。

  • 商品番号:AMY053

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    デトゥーシュ(1672-1749)
    英雄的牧歌劇『イセ』 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ(指揮、クラヴサン)、アンサンブル・レ・シュルプリーズ(古楽器使用)、ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団、エディト・ヴァン・ワンロイ(ソプラノ)、シャンタル・サントン=ジェフリー(ソプラノ)、マティアス・ヴィダル(テノール)、マチュー・レクロアール(バリトン)、トマ・ドリエ(バリトン)、ウージェニ・ルフェビュル(ソプラノ)、エティエンヌ・バゾーラ(バリトン)、ステファン・コラルデル(テノール)]

    発売日:2019年12月20日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    ルイ14世の愛した英雄的牧歌劇『イセ』全曲の世界初録音!フランス・バロックの作曲家アンドレ・カルディナル・デトゥーシュは、若い頃は現在のタイにて布教活動を行い、帰国後には軍人、後に作曲家となった数奇な経歴の持ち主。英雄的牧歌劇『イセ』は、ルイ14世が称賛したといわれ、ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラの指揮とフランスの若きソリストたちにより、今回全曲が初録音されました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10066

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    発売日:2019年06月14日

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    様々な民族楽器も導入して解き明かされる、中世ラウダの多彩な魅力2018年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで、アルメニア伝統音楽とヨーロッパ古楽の思わぬ繋がりをさぐる充実プログラムを披露、会場を大いに沸かせたカンティクム・ノヴム。古楽がさかんなフランスでもとくに多元的な活躍をみせているグループのひとつですが、今回は中世音楽でも王道のひとつといえる分野・イタリアのラウダに焦点を絞り、そこにどれほど多彩な音楽が秘められていたかを強く印象づける新録音を繰り出してきました。 十字軍遠征やモンゴル大帝国の台頭のかたわら、ローマ教皇とドイツ皇帝の対立が激化、イタリア半島が大いに揺れた13世紀に中部トスカーナ地方で作られた「コルトーナのラウダ集」を選曲元として絞りながら、中世フィドルやリコーダーなど欧州系古楽器のみならず、当時の東西交流をかんがみ東洋の撥弦楽器ウードや各種のバグパイプ、さらには北欧音楽でも愛されているニッケルハルパも使いながら、確かな音楽学研究に裏付けされた解釈のもと、800年近く前の豊饒な音世界を鮮やかに甦らせてゆきます。 オルガヌムなど多声の教会音楽の精緻さを横目に、わかりやすい民衆向けのシンプルな俗語詩(イタリア語)のくりかえしが強く心に残りやすいラウダ。謎多き中世と南国の明朗さが妖しく交錯する音世界の秘訣を解き明かす解説(国内仕様は歌詞ともに訳付)も注目です。

  • 商品番号:AMY311

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    発売日:2018年12月07日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    若きアンサンブル「プリスマ」による、17世紀イタリアのソナタ、タランテッラ、チャコーナなどの小品にメンバーによるオリジナル作品やシャンソン「枯葉」までも取り混ぜた小品集。季節を感じさせる内容別に配置し、リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートといったメンバーが、高音2声と通奏低音によるトリオ、あるいは四重奏、ソロなどの形で編成にも変化を付け、たいへん魅力的に聴かせてくれます。 それぞれの季節の最初には、楽器ごとに各メンバーが作曲、あるいは編曲を手掛けたソロ曲も収録。一見有名ではない曲が多いですが、いずれも親しみやすく美しい作品ばかりで、例えばトゥリーニによるソナタ「なんと長い間、まったく」は、映画「めぐり逢う朝」でサント・コロンブの娘二人が愛らしいデュエットを聴かせた(実際はフィゲーラスとキールが幼い声を模して歌っています)ことでも知られる「若い娘」をもとにした変奏曲。新しい世代の感性が400年の時を越えて音楽に新たな命を吹き込む、楽しいながらもスリリングなアルバムとなっています。

  • 商品番号:AMY310

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    発売日:2018年11月16日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    2012年、ロンドンの王立音楽院の在学生で結成されたコンソーネ弦楽四重奏団は、最小限のヴィヴラート、チェロのピン無しなどのピリオド・スタイルで、古典派からロマン派初期の作品に特化した活動を行っており、2015年以降様々な音楽祭で賞を受けている実力派です。高い技術はもちろん、ガット弦の清楚で温かみのある響きと瑞々しい表現の共存が彼らの大きな魅力で、ここではメンデルスゾーンが20歳の頃仕上げた四重奏曲と、その没後遺稿から集めて出版された小品、そしてハイドンの晩年に書かれロマン派の萌芽を感じさせる傑作を収録しています。いずれも彼らならではの若い感性で生き生きと歌い上げており、作品の美しさを存分に味わうことが出来るアルバムとなっています。 ピリオド解釈によるロマン派以降の作品録音も少なくはない昨今と思いきや、実は弦楽四重奏のピリオド録音は驚くほど少ないのが現状。彼らのさらなる活躍を通じて、作曲家たちが意識していた19世紀以前のサウンドに迫れる機会が増えるのも楽しみです。