バタイユ(ガブリエル) Bataille, Gabriel

生没年 1575-1630
辞書順 NML作曲家番号 16848
  • 商品番号:CDM2151

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    発売日:2021年05月28日

    CD価格:2,325円(税込)

    バレンシアの俊才が、『ドン・キホーテ物語』を軸にスペイン黄金時代の鮮烈さを伝える「よいかサンチョ、在りし日のさすらいの騎士たるものはことごとく、ないし殆どは偉大なる恋愛詩人(トルバドール)であり音楽家としても一流だったのじゃ。これらの技芸は、いやむしろ神の与えたもう才能と申すべきじゃな、どちらも恋するさすらい人にはつきものだったのじゃよ」 (『ドン・キホーテ物語正編』第23章より/白石達生 訳)
    クラシック音楽の世界で、やや特殊な領域として扱われることも少なくないスペインの音楽。しかし大航海時代からバロック初期まで、そこは欧州のみならず世界に覇権を誇った大国であり、音楽文化においても文学や演劇同様、他の地域に強い影響を与える側にありました。 スペイン黄金時代と呼ばれるこの時期の終わり頃、大画家ベラスケスやムリーリョの傑作と同じ頃に生まれたスペイン文学の金字塔『ドン・キホーテ物語』には、随所に当時の音楽文化のありようを垣間見せる描写が見つかりますが、このアルバムはそれらを丹念に追い検証しながら、16-17世紀のスペイン音楽史を概観してゆく充実したプログラムが魅力。オルティス、ムダーラ、ナルバエスといった16世紀の天才たちからリバヤス、サンスら17世紀の巨匠まで、あるときは丹念・静謐に、あるときはダイナミックに撥弦と弓奏が映える名品の数々を、スペイン・バレンシア地方に本拠を置く才人4人が縦横無尽に聴かせてくれます。 曲順は『ドン・キホーテ物語』になぞらえた2部構成に序章と終章となる部分も構想、フランスやドイツへの音楽的波及も見て取れるようになっています。