ボエセ(アントワーヌ) Boësset, Antoine
生没年 | 1586-1643 | 国 | フランス |
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辞書順 | 「ホ」 | NML作曲家番号 | 42411 |
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Château de Versailles Spectacles
『ルイ14世の戴冠式』
(1654年6月7日、ランス・ノートルダム大聖堂に於ける戴冠式の音楽を、ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂にて再現) [アンサンブル・コレスポンダンス]発売日:2020年02月21日
DVD日本語字幕なし 価格:3,975円(税込、送料無料)
フランス王朝全盛期、太陽王の戴冠式の音楽をゆかりのヴェルサイユで再現!様々なレーベルで多彩な録音を行っているアンサンブル・コレスポンダンス。Harmonia Mundiレーベルでリリースしたルイ14世を讃える『夜の王のバレ』が大きなヒットとなった彼らがついに、その戴冠式の音楽を映像で収録しました。しかもルイ14世ゆかりのヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂での収録です。演奏陣もセルパンのパトリック・ヴィバールを初め、ソリスト級のアーティストが多数参加。曲は「ルイ13世の結婚式のためのパヴァーヌ」による王の入場で始まり、当時の式典での演奏慣例曲を伝承曲も多く含んで式が進行され、最後は戴冠した王のために聖堂の扉が開き、モテ「喜びなさい、大いに喜びなさい」が歌われて終わります。フランス王朝全盛期にあって、いまだ「フランス宮廷音楽」が産声をあげはじめたにすぎなかった時代ならではの選曲となっており、イタリア感覚まじりの音楽に、より古い時代の伝統を感じさせるラッスス作品なども出てきます。歴史遺産の宮殿で収録された映像ならではの、絢爛豪華な音楽物語をお楽しみください。
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『エール・ド・クール』
16-17世紀、フランス宮廷歌曲の発祥と発展 [ル・ポエム・アルモニーク]発売日:2019年11月29日
CD 2枚組 + Book日本語帯付き 価格:4,080円(税込、送料無料)
カリスマ的レーベルAlphaの粋、「リュリ以前」のフランス古楽を堪能する2枚組21世紀フランスにおける「小資本レーベルの革命」と言われたAlphaレーベルの創設期から、看板グループとして活躍を続けるル・ポエム・アルモニーク。このフランス随一の古楽グループの本領ともいうべき初期録音の傑作『エール・ド・クール三部作』をはじめとする、フランス・ルネサンス―初期バロック音源の数々からトラックを厳選して届けられた絶好企画。太陽王ルイ14世とその音楽監督リュリが登場する以前、これら17世紀初頭までのフランス音楽の存在感は、まさに彼らル・ポエム・アルモニークの録音群を通じて飛躍的に世界的注目が高まったジャンルでもあり、フランスを拠点に活躍する彼らの最上の部分があらわれた2枚組といってよいでしょう。 2枚のCDに収録されているトラックには、長くプレス切れが続いた、あるいは現役盤がBOXにしかないような入手しにくい初期音源も含まれています。タイトルは「エール・ド・クール(宮廷歌曲)」ながら、その歴史を知るうえで欠かせないバレ・ド・クール(宮廷舞踊)にも触れているのはさすが。 今はグループを離れてしまった初期メンバーには、その後に古楽系ソリストとしてどんどん存在感を強めている歌手も多数。上村かおりやウィリアム・ドンゴワらをはじめ、器楽勢には超ヴェテランの名手も含まれています。 美しい関連カラー図版に彩られた原文解説も充実しており、フランスの歴史・音楽・諸文化にまつわる略年表など、ジャンル理解を深めるうえでの配慮も行き届いています。
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メルセンヌのクラヴィコード
16-17世紀の鍵盤音楽 [チャールストン]Clavichord Recital: Charlston, Terence - COSTELEY, G. / CELLLIER, J. / CHAMPION, J. / COUPERIN, L. (Mersenne's Clavichord)
発売日:2016年03月30日
NMLアルバム番号:DDA25134
CD 価格:2,224円(税込)
16世紀から17世紀にかけての、鍵盤のために書かれた小さな曲を集めた1枚です。ここでは14世紀頃に発明された「クラヴィコード」が用いられています。これは小型の楽器で、基本的にテーブルの上に載せて奏されます。音色は繊細で、チェンバロなどに比べても小さいのですが、よく耳を澄ますことで多彩な表現力を楽しむことができる素晴らしい楽器です。 テレンス・チャールストンはヨーロッパでも有数のルネサンス時代の音楽の専門家であり、このフランス製のクラヴィコードについても、詳細な論文を書いています。まずは、この典雅な響きをお楽しみください。