リュリ リュリ(ジャン=バティスト) Lully, Jean-Baptiste

生没年 1632-1687 フランス
辞書順 NML作曲家番号 22610
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    リュリ(1632-1687)
    音楽悲劇《アルミード》 詳細ページ
    [ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク、ステファニー・ドゥストラック、シリル・オヴィティ、マリー・ペルボスト、エヴァ・ザイシク ほか]

    発売日:2024年05月24日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    躍進続くル・ポエム・アルモニークが世に問う、
    リュリ晩年の傑作の新たな金字塔的録音
    画期的な古楽先進国となりつつあった20世紀末のフランスで、当時ほとんど知られていなかった17世紀初頭のフランスやイタリアの作曲家たちの音楽を続々と録音、創設間もないALPHAレーベルで通念を覆す大ヒットを送り出し続けたフランスの古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク。四半世紀の歴史を重ねるうち本格的なバロック・オペラも上演できる充実編成でも活躍するようになり、今や欧州歌劇界に確たる立ち位置を占めるに至ったこのグループがついに、フランス音楽史上の節目を飾った重要作の全曲録音に臨みました。 フランス宮廷文化を諸外国にまで轟かせた太陽王ルイ14世の愛顧のもと同国特有のオペラ様式を完成へと導いた大家リュリが、晩年の不祥事による失寵の中で発表した音楽悲劇《アルミード》は、その後数多く書かれた同題材の名作を横目に再演され続け、グルックの名品が1777年に発表された後も改稿を経て上演されたほどの重要作。イスラム勢力側の魔女アルミード(アルミーダ)と十字軍の英雄ルノー(リナルド)の宿命の恋をめぐる起伏に富んだ一大悲劇が、躍進めざましい多芸なステファニー・ドゥストラックの表題役、圧巻の表現力を誇る大御所シリル・オヴィティ演じるルノーはじめ、名歌手たちの驚くべき歌唱力・声楽的演技力によって瑞々しく響き、過去の全曲盤と比べても目を見開く瞬間の連続。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:A556

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    王のギター
    フランチェスコ・コルベッタのギター音楽 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アレクサンドル・ブロック(指揮)、フランス国立リル管弦楽団]

    CORBETTA, F.: Guitarre Royalle (La) (Vallerotonda, Zuljan, I Bassifondi)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:A556

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴァッレロトンダとズリヤン。
    異能の撥弦奏者二人が探る17世紀の光と闇
    フランスの太陽王ルイ14世が私的に愛奏したスペイン式ギター(バロックギター)の名手で、フランスと英国をまたにかけ活躍した名手コルベッタ。17世紀初頭にボローニャで生まれ、世紀半ばまではイタリア半島を拠点にスペイン式ギターのための曲集を何冊か出版していましたが、1650年代にルイ14世の祭典に加わり頭角をあらわし、1660年代には王政復古期のイングランドでも新王チャールズ2世や有力貴族たちから広く愛顧を受けました。 それぞれ英仏両王に捧げられた2集の『王のギター』(1671年と1674年に出版)は今日でもバロックギター奏者たちの重要なレパートリーとして有名ですが、イタリアの異才撥弦奏者が集うイ・バッシフォンディの主宰者シモーネ・ヴァッレロトンダはここで、イタリア時代に遡ってコルベッタの作品を集めた網羅的な選曲でこの作曲家の至芸を概観。ギター二重奏を中心に、曲によっては打楽器や歌唱も加え、長いネックが特徴的な南イタリアの民俗楽器コラショーネ、かき鳴らす奏法に特化したキタラバッテンテなども使いつつ、欧州各地の宮廷文化に留まらないこの作曲家の着想源の豊かさを広く伝える選曲と解釈を聴かせてくれます。 ギター二重奏のパートナーは、中世まで遡るリュート研究と幅広い演奏スタイルの使い分けで注目を集めるスロヴェニア出身の名手ボル・ズリヤン! 作品背景を適切にふまえながら流麗なサウンドを自在に駆使するヴァッレロトンダと共に、モンテヴェルディ存命中のイタリアからリュリ全盛期のフランス様式まで、既存の録音群とは一味違った新鮮なコルベッタ像をお楽しみください。

  • 商品番号:CVS126

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    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アティス》(全曲) 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、リー・リス、アンブロワジーヌ・ブレ ほか クリストフ・ルセ、レ・タラン・リリク]

    発売日:2024年01月12日

    CD 3枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    本場ヴェルサイユに響く「王のオペラ」。
    最新録音はレ・タラン・リリクと精鋭歌手陣で!
    イタリアからもたらされたオペラという新しい舞台芸術に触発され、フランス語の台本を朗唱しながら舞踏や独唱歌を交えつつ一大悲劇を描きあげてゆく抒情悲劇という形式を確立、フランス歌劇史の扉を開いたジャン=バティスト・リュリ。太陽王ルイ14世の王室音楽総監督として、彼はこの形式で王室のための新作を続々と披露しましたが、その中でもとくに太陽王の気に入り「王のオペラ」として後代まで再演されたのが、1676年に初演された《アティス》でした。 女神シベールの恋慕を逃れ川の妖精サンガリードとの仲を深めたアティスが、女神の怒りで樹木に変えられてしまう悲恋の物語。20世紀のバロック・オペラ復権の流れの中、ウィリアム・クリスティ指揮レザ―ル・フロリサンが決定的成功を収めた演目でもありますが、それ以降の音楽学研究の進展を経た21世紀の新録音として、近年リュリ作品の演奏で絶大な成果をあげているクリストフ・ルセ&レ・タラン・リリクの解釈がヴェルサイユ宮殿のレーベルChâteau de Versaillesから登場。近年ますます活躍の場を広げているレイナウト・ファン・メヘレンを表題役に、濃やかな歌唱で緻密な心情描写を聴かせる名歌手たちの至芸がルセ随一のコントロールで、一貫性と一体感に満ちた演奏へ昇華されてゆく希代の名演に仕上がりました。 自身もアンサンブル指揮者であるコルネール・ブロンデットとルセが2台の鍵盤楽器に向かい、バス・ド・ヴィオロンのエマニュエル・ジャック、ヴィオールのミリアム・リニョルなど充実の通奏低音陣はじめオーケストラにも経験豊かな名手が続々。バロック・オペラ録音史に新たなページを飾るリリースと言ってよいでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660529

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    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アシスとガラテア》 詳細ページ
    [ジャン=フランソワ・ロンバール(テノール)/エレナ・ハルシャーニ(ソプラノ)/ヴァレーリア・ラ・グロッタ(ソプラノ) 他/フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団]

    LULLY, J.-B.: Acis et Galatée [Opera] (J.-F. Lombard, E. Harsányi, L. De Donato, Fiorentino Maggio Musicale Chorus and Orchestra, Sardelli)

    発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:8.660529-30

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    フランス・バロックの作曲家、ジャン=バティスト・リュリが不慮の事故による病で他界する前年、1686年に貴族の祝宴のために作曲し、作曲家最後の完成したオペラとなった牧歌劇《アシスとガラテア》。ルイ14世の王太子ルイ・ド・フランスがアネット城を訪問した際、彼をもてなすために書かれた作品で、フランス風序曲で荘重に始まり、数々の歌唱とバレ(舞踊)が繰り広げられ、華々しいパッサカリアで締めくくられるというリュリならではの秀作です。 ガラテア役にはエレナ・ハルシャーニ、アシス役にはジャン=フランソワ・ロンバールと優れた若手歌手を起用、フィレンツェ五月音楽祭オーケストラがピリオド楽器に持ち替え、活気と古雅な味わいに満ちた演奏を繰り広げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS087

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    リュリ(1632-1687)
    グラン・モテ集 Vol.3 詳細ページ
    [ステファーヌ・フュジェ、レゼポペー]

    発売日:2023年09月22日

    CD価格:2,475円(税込)

    リュリの真価をしみじみ実感させる精鋭陣の好企画、第3弾登場!精鋭メンバーによる2022年来日が好評を博したレゼポペーが、本場ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂で進めるリュリのグラン・モテ録音第3弾。 18世紀以前の作品研究を反映させた古楽解釈が盛んなフランスにあって、21世紀を担う逸材として高い評価を得ているステファーヌ・フュジェは今回、ルイ14世の筆頭後継者たる男子誕生を祝う「ガリアよ、歓呼の声を上げて喜べ」でプログラムを始め、リュリの急逝2年前に書かれた「神はユダヤの地で知られ」まで、この作曲家がフランス王室で最も確たる権勢を見せていた時期の作を幅広く選んでいます。 また同シリーズ初の試みとして、リュリの傍ら彼より前から王室に迎えられ、ルイ14世時代ならではの教会音楽の確立に先んじて寄与していた大家デュ・モンの充実作「マニフィカト」も収録、両者の作風の違いを軸にリュリ流儀の教会音楽の特徴が自ずと浮かび上がるようにしています。 25~37名編成の合唱にはグヴェンドリーヌ・ブロンデール、クレール・ルフィリアトル、シリル・オヴィティ、マルク・モイヨンら個性派ソリストも多く、坂本久美、湯川亜也子ら日本の気鋭歌手の名も。加えてオルガンとチェンバロをそれぞれ2台、曲によっては30人を超える弦楽奏者を含む大編成の古楽器オーケストラ(オルガンにマリー・ファン・レイン、低弦にエマニュエル・ジャック、リコーダーとバスーンでメラニー・フラオー……と多面的活躍で知られる名手たちも参加)が奏でる響きは、当時これらの作品の演奏に求められていた壮麗さはもちろん、両作曲家の細部まで考え抜いた音使いの繊細さにも柔軟に対応。きわめて幅広い表現力で17世紀フランスの王室礼拝堂音楽の至芸を追求、各作品の魅力を十全に引き出してゆきます。 ヴェルサイユ・バロック音楽センターの音楽学者トマ・ラコントによる解説も充実(仏・英語)。舞台音楽ばかりではないリュリ芸術の真価を実感できる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50294

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    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アシスとガラテア》
    プロローグと3幕の英雄的牧歌劇 1686年パリ版 詳細ページ
    [ジャン=フランソワ・ロンバール(テノール)/エレナ・ハルシャーニ(ソプラノ)/ヴァレーリア・ラ・グロッタ(ソプラノ) 他 フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮/フィレンツェ五月音楽祭合唱団/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団(古楽器使用)]

    発売日:2023年06月02日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    リュリ作曲《アシスとガラテア》 ― イタリア初演&世界初映像化!フランス・バロック音楽の大家ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)が、不慮の事故による病で他界する前年、1686年に貴族の祝宴のために作曲し、作曲家最後の完成したオペラとなった牧歌劇《アシスとガラテア》。この作品はフランス風序曲で荘重に始まり、数々の歌唱とバレ(舞踊)が繰り広げられ、華々しいパッサカリアで締めくくられるというリュリならではの秀作です。 本作は、フィレンツェの出身であるにもかかわらずイタリアで演奏される機会が極端に少ないリュリの作品を復興させることを目的に、作曲家生誕390年にあたる2022年に発足したフィレンツェ市の「リュリ・プロジェクト」の第1弾として上演収録されました。バンジャマン・ラザールによる美しい舞台美術とグートルン・スカムレッツ振付のエレガントなバレが目を楽しませてくれます。 歌手陣には、ガラテア役を優美に演ずるエレナ・ハルシャーニとアシス役のノーブルな表情が出色のジャン=フランソワ・ロンバール、二人のタイトルロールを中心に優れた若手歌手を起用。リュリへのオマージュとして指揮杖で床を打ち鳴らす名匠サルデッリに導かれたフィレンツェ五月音楽祭オーケストラがピリオド楽器に持ち替え、活気と古雅な味わいに満ちた演奏を繰り広げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS086

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    リュリ(1632-1687)
    《プシュケ》 ~序幕付全5幕の抒情悲劇(全曲) 詳細ページ
    [クリストフ・ルセ、レ・タラン・リリク、アンブロワジーヌ・ブレ、ベネディクト・トーラン、デボラ・カシェ、ユジェーヌ・ルフェーヴル ほか]

    発売日:2023年01月20日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    華やぎとドラマの交錯!
    リュリの牧歌的抒情悲劇を本場フランス最前線から
    18世紀以前の知られざる音楽劇蘇演に大きな貢献をみせてきたフランスの古楽歌劇カンパニー、レ・タラン・リリク。特にフランス語台本のオペラは、指揮者ルセほか多くのメンバーにとって日常言語の延長上にあるといってもよい言葉と音楽性の相性の良さが抜群のパフォーマンスに繋がります。 17世紀、ルイ14世の治世下にあって演劇と音楽の融合を追求し続けた王室音楽総監督リュリの劇音楽は、そんな彼らの本領がここぞとばかりに発揮される領域。Apartéから2019年に《イシス》を、また2022年秋には《アシスとガラテー》をリリースしたのも記憶に新しいところ、今度は抒情悲劇第6作《プシュケ(プシシェ)》が堂々登場! 音楽入り演劇のあり方を巡って決裂する直前の劇作家モリエールとの共作による同題のトラジェディ=バレから7年後、悲劇作家ピエール・コルネイユの弟トマ・コルネイユと長命で知られるフォントネルの台本をもとに披露された牧歌的神話劇を、本場ヴェルサイユの王室歌劇場を舞台に鮮やかに現代に甦らせます。 同作の全曲録音はcpoにも先行盤(777367)がありますが、フランスの演奏陣によるものはこれが初。シリル・オヴィディやデボラ・カシェらフランス古楽界で押しも押されもせぬ活躍をみせる名歌手らの存在感もさることながら、自身プシュケをテーマにした歌曲アルバムも発表しているアンブロワジーヌ・ブレが喜怒哀楽の機微を鮮やかに歌い上げる題名役も見事なもの。リコーダーのセバスティアン・マルクや低音弦のエマニュエル・ジャック、無孔ナチュラルトランペットを吹きこなすジャン=フランソワ・マドゥーフら器楽勢の充実ぶりにも目を見張らされます。 同レーベルの常どおり解説も充実(原文フランス語、英独訳付)。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10278

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年5月号)★-

    リュリ(1632-1687)
    ミゼレーレ
    なにゆえ諸国の民は群れをなし
    全地よ歓喜して神を迎えよ 詳細ページ
    [ステファーヌ・フュジェ、レゼポペー]

    発売日:2022年02月11日

    CD国内仕様 歌詞日本語訳/解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    本場ヴェルサイユ発!
    傑作『ミゼレーレ』他、初期から晩期までリュリ教会音楽の神髄
    「偉大なる世紀」と呼ばれるルイ14世治世下の17世紀フランスで、王の絶大な信頼のもとフランス宮廷音楽の理想形を作り上げた立役者ジャン=バティスト・リュリ。しかしながら、近年復権めざましい彼のオペラ群に対し、器楽と声楽が比類なく美しい交錯をみせるグラン・モテ(宗教曲)の数々は、後続世代の作曲家たちにも刺激を与えた重要な存在でありながら、意外なまでに録音が出てきません。 その復権に意欲的な俊才ステファーヌ・フュジェは今回のアルバムで、最初期・中期・後期から3曲を厳選。フランス生粋の古楽器楽団による本格新録音はいずれも実に貴重です。 復元型の大型ヴィオラやバス・ド・ヴィオロンが活躍する総勢24名の弦楽合奏や古雅な低音管楽器セルパン、2台ずつのテオルボと鍵盤の参加など、フランス17世紀流儀を妥協なく追求した彼らが作り上げる響きは『ミゼレーレ』の冒頭から本格的かつ圧倒的なもの。 風格漂う歌唱も隅々まで美しく、折々ソロを交えながらの声楽陣には、アラルコン指揮の《セメレ》(RIC437)でもキューピッド役で登場しているグワンドリーヌ・ブロンデールや、実力派ブノワ・アルヌー、中世から現代まで歌いこなす異才マルク・モイヨンなど、新旧世代の才人も多数参加。さらに、2021年12月の寺神戸亮指揮によるラモー『アナクレオン』(北とぴあ)に出演した湯川亜也子、フランスとベルギーで多忙な活躍をみせる坂本久美など日本人歌手の参与も。 ルイ14世の晩年に完成したヴェルサイユの礼拝堂に響きわたる充実解釈を、自然な場の佇まいとともに収めた名技師フレデリク・ブリアンのエンジニアリングも見事です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS053

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    リュリ(1632-1687)
    《町人貴族》
    モリエールの音楽舞踏喜劇のための音楽 LWV 43 詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ポール=アントワーヌ・ブノ=ジヤン、ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    発売日:2022年02月18日

    CD価格:2,475円(税込)

    デュメストル自家薬籠中の傑作、最高のキャストでCD最新録音!ルイ14世時代の前史にあたる17世紀初頭のフランス音楽を広く世に知らしめたことで注目された後、満を持してフランス・バロック舞台音楽の世界に臨み快進撃を続けてきたヴァンサン・デュメストル。21世紀のフランス古楽界を魅了し続けてきたこの最前線の俊才は、2004年にDVDリリースしたリュリ&モリエールの音楽舞踏喜劇《町人貴族》で世界を驚かせ、バロック解釈の重要人物として一躍注目を集めるところとなりました。 その後録音を続けてきたリュリの抒情悲劇群とは違い、この作品はモリエールの戯曲の重要な部分を音楽が彩る、つまり演劇部分が多くを占めているため、音楽だけの抜粋では物語の全容を辿れないのですが、しかし映像作品だけではデュメストルの絶妙解釈は一部の人にしか伝わりません。 そこで今回、ヴェルサイユ宮殿を舞台に満を持して「音楽のみ」のCD録音が登場! しかもルフィリアトル、グビウ、モイヨンといった初期ル・ポエム・アルモニークの顔役たちが個性豊かな役柄を演じ歌うほか、リュリが要所で独唱を充てた役柄にはエヴァ・ザイシクやシリル・オヴィディといったスターたちを起用。フランス古楽界のさまざまな側面の良さがきわだつ絶妙アルバムに仕上げました。 前作『王の晩餐のためのサンフォニー集』(CVS048/NYCX-10251)で好演を聴かせた俊才古楽器プレイヤーたち多数参加のオーケストラも絶好調。有名なトルコの儀式や精彩あふれる「諸国民の舞踏劇」など、聴きどころ満載のアルバムとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50172

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年1月号)★-

    リュリ(1632-1687)
    歌劇《アティス》 詳細ページ
    [ベルナール・リヒター(テノール)/ステファニー・ドゥストラック(メゾ・ソプラノ)/エマニュエル・ド・ネグリ(ソプラノ)/ニコラ・リヴァンク(バリトン) 他フェト・ガラント舞踊団レザール・フロリサン/ウィリアム・クリスティ(指揮)]

    発売日:2021年09月24日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    ネプチューンの息子でフリギアの王セレニュスと婚約している河の神サンガールの娘、サンガリード。彼女は秘かに親戚の美少年アティスに思いを寄せ、アティスもサンガリードに恋しています。一方アティスを愛する大地の女神シベルが降臨し、その愛を彼に告げます。サンガリードとアティスは、それぞれの婚約者と女神への不義不忠に苦しみながら二人の愛を確かめ合います。しかし、それを見て激怒した女神シベルの与えた罰により、サンガリードはアティスの手で命を落としてしまいます。後悔したアティスは…
    リュリによる歌劇の4作目となる抒情悲劇《アティス》。1676年にサン=ジェルマン=アン=レー城でルイ14世のために初演されたこの歌劇は、フィリップ・キノーの緻密な台本と、リュリの優雅な曲のおかげで初演当時から高く評価されましたが、いつしか歴史の流れに埋もれてしまい長い間演奏機会がありませんでした。 この作品に再び注目が集まったのは、リュリ没後300年となる1987年のこと。この映像でも素晴らしい指揮をみせるウィリアム・クリスティが蘇演し、歴史的大成功を収めたことがきっかけとなり、各地で上演が行われるようになったのです。 この映像は2011年のパリ・オペラ=コミック座での上演記録ですが、新奇さや奇抜さを狙うことなく、あくまでも初演当時の様式や衣装、装置を再現した豪華で正統的な演出に目を奪われます。エマニュエル・ド・ネグリ、ベルナール・リヒター、ステファニー・ドゥストラックなど古楽界の注目歌手を配し、クリスティが流麗でメリハリの利いたタクトで全体をまとめ上げています。 本リリースは2011年にFRA Musicaから発売されたディスクに、日本語字幕を加えた新装盤です。初出時に付属していた特典映像は含まれていません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS037

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    リュリ(1632-1687)
    音楽悲劇《カドミュスとエルミオーヌ》 詳細ページ
    [トマ・ドリエ、アデル・シャルヴェ、エヴァ・ザイシク、ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    発売日:2021年06月25日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    フランスの正歌劇の姿を確立した傑作。フランス新時代の名歌手たちと名門楽団で!フランス古楽界の最前線にあって、伸縮自在の編成で多彩な音楽世界を紡ぎ出してきたル・ポエム・アルモニーク。カリスマ・レーベルALPHAの看板グループとして21世紀初頭から注目を集めてきた彼らは、すでに歴史考証をふまえた演出家バンジャマン・ラザールとのコラボレーションによる”照明は蝋燭のみ”の意欲的な映像でリュリの《カドミュスとエルミオーヌ》をDVDでリリースしています。 それから15年以上の年月を経てCDに新たに刻まれたこの演奏では、主役ふたりにトマ・ドリエとアデル・シャルヴェ、さらにエヴァ・ザイシクやリザンドロ・アバディらフランス語圏の古楽界で確実に存在感を強めつつある名歌手たちを集めての新たな境地に。 1673年、王室音楽総監督としてルイ14世の宮廷における舞台音楽上演の一切を掌握したリュリが、フランス語を使ってイタリアのオペラにも比しうる劇音楽形式を模索した《カドミュスとエルミオーヌ》は、カルタゴ建国の歴史を軸としながら惹かれあう男女の恋が高雅な音楽展開に昇華され、フランス語の朗読がそのまま音楽となったかのような自然な音運びで演劇・音楽・舞踏の融合が達成された傑作。のちに抒情悲劇(トラジェディ・リリーク)と呼ばれることになる序幕付き全5幕の「型」を確立した作品ともなりました。 リュリ以前のフランス音楽でも高い評価を得たヴァンサン・デュメストルの作品解釈は、多くの演奏経験を経て、前収録時よりもさらに深められています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS032

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    リュリ(1632-1687)
    『怒りの日』 グラン・モテ集 Vol.1 詳細ページ
    [ステファーヌ・フュジェ、 レゼポペー]

    発売日:2021年03月26日

    CD価格:2,475円(税込)

    フランス古楽界の「粋」が結晶!
    とびきりの演奏陣が織りなすリュリ
    グラン・モテとは17世紀のフランスで発祥した、合唱に比較的大規模な合奏が加わる教会声楽曲のこと。太陽王ルイ14世の宮廷楽団総監督となったリュリが手がけたものは、洗練された手法で弦楽器や管楽器の響きを重ね、劇的起伏に満ちた素晴しい音世界がくり広げられます。 その栄華の現場でもあったヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂を拠点に、かの大作曲家が残したグラン・モテの数々を体系的に録音してゆくシリーズがスタート。 本場フランスの古楽シーンでも定評あるステファーヌ・フュジェのもと、弦楽パートは大小のヴィオラやバス・ド・ヴィオロンなど、フランス17世紀ならではの楽器を巧みに奏でる総勢22人の大編成。管楽器ではリコーダー奏者7人(うち4人はオーボエまたはバスーン持ち替え)に低音楽器セルパンが加わり、重厚にして味わい深い響きをオルガン、クラヴサン(チェンバロ)と2挺のテオルボまで動員した通奏低音勢が支える合奏。21人からなる合唱団には、ル・ポエム・アルモニークの初期メンバーとしても知られるルフィリアトル、グビウ、アルヌーといった超実力派たちが参加しています。 一聴して「本場」を感じる求心力の強い演奏は、並み居る競合盤を顔色なからしめるほどの存在感にあふれたもの。「Vol.1」と銘打たれていることに早くも頼もしさを感じる充実の録音で、指揮者自ら書き下ろした解説文(英訳あり)も読みごたえ十分です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS027

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    リュリ(1632-1687)
    コメディ=バレ《ジョルジュ・ダンダン、あるいはやり込められた夫》
    牧歌劇《ヴェルサイユの洞窟》 詳細ページ
    [ガエタン・ジャリ、マルグリット・ルイーズ]

    LULLY, J.-B.: George Dandin / Grotte de Versailles (La) (Ensemble Marguerite Louise, Jarry)

    発売日:2020年10月09日 NMLアルバム番号:CVS027

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴェルサイユで再現される、17世紀の華麗な音絵巻17世紀フランス宮廷で宮廷楽長として絶大な地位を誇ったリュリによる、モリエールとキノーという17世紀屈指の劇作家たちの演劇2作に添えられた音楽を中心としたアルバム。いずれも演劇として物語が進行する合間にリュリの音楽が挟まれていくという趣向で、そのための音楽部分のみを収録しています。演奏機会もそれほど多いとは言えない貴重な作品を、初演時の王室とゆかりの深いヴェルサイユ宮殿で制作されたフランス古楽器勢による新録音で聴けるのは貴重です。 《ヴェルサイユの洞窟》は、宮殿内にある人工洞窟にまつわるお話で、台本はリュリと組んで多くの傑作を生んだ詩人フィリップ・キノー、《ジョルジュ・ダンダン》は成り上がりものの主人公が、頭は切れるが浮気者の若妻にさんざん振り回されるという喜劇で、台本は人気作家のモリエール。彼は初演時に自ら主人公ダンダン氏役で舞台にあがり、劇中に挿入された牧歌劇を歌う歌手たちと共演しました。《プシュケ》からの景気の良い音楽も取り混ぜて、ガエタン・ジャリ率いるマルグリット・ルイーズによる華麗極まりない演奏でお楽しみいただけます。 録音も、豪華絢爛な装飾で知られるヴェルサイユ宮殿内の「十字軍の間」で行われたものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA973

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    リュリ(1632-1687)
    抒情悲劇《アルミード》(1778年版) 詳細ページ
    [ジャンス、メヘレン、クリストヤニス、ニケ]

    LULLY, J.-B.: Armide [Opera] (Gens, Mechelen, Christoyannis, Concert Spirituel Chorus and Orchestra, Niquet)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:ALPHA973

    2枚組(2CD+BOOK)通常価格:4,425円特価!:2,990円(税込)

    ニケの手によって史上初めて上演された幻の1778年版、「グルック後」のリュリ改訂稿!リュリ最晩年の傑作であり、長年タッグを組んだ詩人キノーと最後に完成させることが出来た歌劇《アルミード》。1686年の初演以降、オペラ座の上演の柱として長く君臨し続けましたが、流行の変化もあり1766年を最後に舞台に掛けられる機会はなくなりました。折しもウィーン皇室から輿入れしてきたマリー=アントワネットの招きで、パリではグルックが新しいフランス語オペラの王者として君臨しつつあった頃。1777年にはリュリ作品をさしおいてグルックが新版《アルミード》を書き成功を収めていました。 しかしフランス国粋派のなかにはグルックに猛反発する勢力もあり、彼らは1770年にヴェルサイユ王室歌劇場落成記念で上演された《ペルセー》(ニケによる1770年版の録音あり/ALPHA967)のように、リュリ作品を新時代に合わせて改稿することで復権をねらいます。当時パリ・オペラ座で活躍していたルイ=ジョゼフ・フランクール(長命作曲家フランソワ・フランクールの甥)による改稿ではクラリネットやホルンなど、古典派時代のフランスならではの楽器が効果的に用いられ驚くほど新鮮な響きでありながら、リュリ作品の魂はそのまま生きた独特の仕上がりになっています。しかしこの改訂版は未完に終わり上演はされず、そのまま忘れ去られてしまいました。 フランスの埋もれた名作を蘇らせることに定評あるエルヴェ・ニケが、史上初めてこの版による上演を行い、その後録音されたのが今回のアルバムです。手つかずだった第5幕第3場以降は、音楽学者ブノワ・ドラトヴィツキとジュリアン・デュブルクが周到に補筆。歌手陣もジャンス、メヘレン、クリストヤニスほかというこの上ない豪華な面々を揃え、作品の真価を問う素晴らしい演奏となりました。またオリジナル版から100年の、フランスに於ける音楽事情の変化を聴くことが出来る点でも、たいへん貴重な録音と言えるでしょう。 フランス語のリブレットとその英訳、多くの資料画像を掲載した80ページ以上におよぶカラーブックレット付き。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS015

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    リュリ(1632-1687)
    『ファエトン』 プロローグと5幕による叙情悲劇 詳細ページ
    [ムジカエテルナ(合唱と管弦楽/古楽器使用)ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)ヴァンサン・デュメストル(指揮)エヴァ・ザイシク(メゾ・ソプラノ)マティアス・ヴィダル(テノール) ほか]

    LULLY, J.-B.: Phaëton [Opera] (Zaïcik, Vidal, Auvity, Abadie, Le Poème Harmonique, MusicAeterna, Dumestre)

    発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:CVS015

    2CD+DVD 3枚組DVD日本語字幕なし価格:4,425円(税込、送料無料)

    ル・ポエム・アルモニークとムジカエテルナの共演!
    ザイシクも参加の『ファエトン』映像付き!
    リュリの全盛期の傑作『ファエトン』に、ヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークと、クルレンツィスの楽団ムジカエテルナの共演盤が登場。作品の初演場所でもあるヴェルサイユ宮殿の歌劇場での上演、ソリストには古楽界で今最も注目されるメゾの一人ザイシクも参加するなどとにかく豪華。 しかもBelAirレーベルとの共同制作の映像付きで、デュメストルの信頼篤い古典演劇演出の俊才ラザールによる、トラディショナルとモダンの折衷ながら作品の世界観を崩さない舞台を美しい映像で楽しむことが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10079

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    リュリ(1632-1687)
    怒りの日/深き淵より/テ・デウム 詳細ページ
    [レオナルド・ガルシア・アラルコン(総指揮)、ナミュール室内合唱団、ミレニアム・オーケストラ(古楽器使用)、コンサートマスター:パトリック・コーエン=アケニヌ、カペラ・メディテラネア(通奏低音/古楽器使用)]

    LULLY, J.-B.: Dies irae / De profundis / Te Deum (Junker, Wanroij, Lenaerts, Vidal, Auvity, Namur Chamber Choir, Millenium Orchestra, García Alarcón)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:ALPHA444

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    アルゼンチンの異才がヴェルサイユで披露する、リュリの三大教会音楽フランス語圏を中心に今や欧州古楽界で絶大な存在感を放つアルゼンチンの異才アラルコン。最新録音は17世紀フランス最大の作曲家リュリの豪奢な教会音楽3大作。折々の俊才が集いつづけるベルギーの精鋭集団ナミュール室内合唱団と、アラルコンが結成した実力派揃いの器楽集団との共演に期待感が高まります。 ルイ14世の治世下、教会でも起伏に富んだ精彩あざやかな音楽語法を操り独自の音世界を紡いだリュリの作風の機微を、コントラバスではなく、バス・ド・ヴィオロンを使用した弦楽五部編成を中心に金管・打楽器まで揃う17世紀当時の楽隊編成、適切な規模感の合唱でじっくり解き明かします。 カペラ・メディテラネアとはラテン系の古楽プレイヤーたちとともに地中海古楽の躍動感あふれる演奏を聴かせる一方、ミレニアム・オーケストラでは古典派作品のエキサイティングなピリオド演奏を聴かせてきたアラルコン。実はイタリア出身だったリュリの「前史」ともいうべき17世紀イタリア古楽に通暁した彼だけに、傑作「テ・デウム」をはじめとするカトリック教会音楽へのアプローチは間違いなく注目に値するところ。緩急のダイナミズムと細部への徹底した解釈(今回はフランス宮廷型弦楽研究の第一人者でもあるパトリック・コーエン=アケニヌが首席に招かれている点にも注目)、見逃しがたい新たなリュリ録音の登場です!

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS012

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    リュリ(1632-1687)
    テ・デウム
    ビーバー(1644-1704)
    53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲 詳細ページ
    [ヴァーツラフ・ルクス(指揮)、コレギウム1704(古楽器使用)、コレギウム・ヴォカーレ1704、ヴェスサイユ・バロック音楽センター少年少女合唱団]

    発売日:2019年08月16日

    DVD日本語字幕なし価格:3,975円(税込、送料無料)

    世界遺産ラテラノ大聖堂での壮麗ライヴ!近年急速に注目を浴びているチェコの指揮者ヴァーツラフ・ルクスと、彼が率いるピリオド・アンサンブル「コレギウム1704」が、古代の建築様式を随所に残す世界遺産ローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂にて、リュリとビーバーの大規模宗教作品を演奏した映像が登場。正面とは別に参列席左右に陣取ったトランペットとティンパニの効果もあいまって、聖堂全体を華麗な響きで包み込みます。トランペット隊を正面に集約し児童合唱を伴ったリュリも聴き応えたっぷり。煌びやかさだけでない、長い歴史を感じさせる壮大な演奏空間にも注目です。 彼らは2016年にも、ビーバーの53声部ミサ初演の地とされるザルツブルク大聖堂で当作品を演奏、話題となったほか、度重なる公演を行っており、これだけの規模の作品ながら、その解釈はすっかり手中に収めているといった貫禄で聴かせています。また数々のピリオド楽器を視覚で楽しめることも、こういった映像作品の醍醐味の一つ。テオルボには、世界的リュート奏者・野入志津子の姿も見ることができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573868

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    The Versailles Revolution -
    ヴェルサイユの革命
    (リュリ/ムッファト/マレ) 詳細ページ
    [バルトルト・クイケン/インディアナポリス・バロック管弦楽団]

    Orchestral Music (Baroque) - LULLY, J.-B. / MUFFAT, G. / MARAIS, M. (The Versailles Revolution) (Indianapolis Baroque Orchestra, Kuijken)

    発売日:2018年12月07日 NMLアルバム番号:8.573868

    CD価格:1,900円(税込)

    もともとはイタリア人であったリュリですが、フランスでの活躍を機に、ジョヴァンニ・バッティスタから「ジャン=バティスト」とフランス風の名前に変え、1661年には国籍も取得。ルイ14世の宮廷楽長としてフランスの貴族社会を席捲しました。彼はダンサーとしても優れた才能があり、やはり踊り手であったルイ14世としばしば同じ舞台に立つために、数多くのバレエ=バレ音楽を作曲し聴衆を魅了、王と密接な関係を保つとともに自身の発言力も強めていったのです。 王の寵愛を一身に受けたリュリは自らのオーケストラを結成し、ヴェルサイユ宮殿で行われる舞踏会での演奏を行うなど、17世紀の宮廷音楽に大革命を起こしました。代表作の一つである《ロラン》はリュリが確立した「抒情悲劇」の1曲であり、初演時から高い人気を獲得するとともに、周辺の作曲家たちに強い影響を与えた作品です。このアルバムで聴くことのできるムッファトとマレの組曲からも影響は感じられます。バルトルト・クイケンは各々の曲の特徴を捉え、華やかな解釈を施しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573867

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    THE LULLY EFFECT - リュリが与えた影響
    (リュリ/テレマン/ラモー) 詳細ページ
    [バルトルト・クイケン(指揮)/インディアナポリス・バロック管弦楽団]

    Instrumental Ensemble Music (Baroque) - LULLY, J.-B. / TELEMANN, G.P. / RAMEAU, J.-P. (The Lully Effect) (Indianapolis Baroque Orchestra, Kuijken)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:8.573867

    CD価格:1,900円(税込)

    フランス・バロック期に絶大な人気を誇っていたジャン=バティスト・リュリ。イタリアの粉挽き職人の家に生まれ、独学で音楽を学び、様々な経緯によりルイ14世付きの音楽家に任命されたことで、およそ26年間に渡りフランス音楽界で強い影響力を発揮しました。踊り手としても有能であり、フランスにおける「オペラ=バレ」の発展に寄与、とりわけ急速なテンポの舞曲を積極的に取り入れたことでも知られています。1686年に書かれた《アルミード》のパッサカーユは人気が高く、ダングルベールらが編曲を残しています。 テレマンも初期作品では、リュリ由来のフランス風形式を用いて作品を書いており、この「組曲 ホ短調」はその最たるものです。ラモーはリュリの次世代の作曲家であり、リュリが導入した抒情悲劇(トラジェディ・リリック)を発展させたことで知られています。この《ダルダニュス》は初演時は不評でしたが、改訂後人気を獲得。ラモーの代表作の一つとなりました。バルトルト・クイケンは3人の作品を通して、17世紀から18世紀フランス音楽の発展を俯瞰しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.503229

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    リュリ(1632-1687)
    グラン・モテ集 詳細ページ
    [ル・コンセール・スピリチュエル/エルヴェ・ニケ指揮]

    LULLY, J.-B.: Grand Motets (The) (3 CD Box Set)

    ■宗教曲

    発売日:2011年10月19日

    3CD価格:1,600円(税込)

    イタリア出身ながらも、ルイ14世の寵愛を受け、作曲家&踊り手として活躍。多くのバレ(フランスではこう呼ばれました)を作曲したリュリは、宗教音楽も多数残しています。
    そんなリュリの宗教曲を、ニケ&ル・コンセール・スピリチュエルによる誉れ高き名演のセットでお楽しみください。 グラン・モテとは、室内編成または標準編成のオーケストラが声楽を伴奏するモテットのことで荘厳な響きが楽しめます。それに対してプティ・モテとはオルガンと通奏低音が伴奏するモテットで、このセットの中にも数曲含まれていて、こちらは素朴で簡素な美しさが楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660209

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    リュリ(1632-1687)
    歌劇「アルミードの悲劇」 詳細ページ
    [ブラウン]

    LULLY, J.: Armide (Opera Lafayette, 2007)

    ■オペラ

    発売日:2008年12月10日 NMLアルバム番号:8.660209-10

    2CD価格:2,900円(税込)

    もともとイタリア人として生まれたリュリは、ひょんな事からフランスに渡り、そこで舞踏と音楽の才能を認められ、ルイ14世のお気に入りとなります。王と共に踊り、曲を書き、長年一身に寵愛を受けていたのですが、1686年アルミドが完成した頃、ついに王の不興を買ってしまいこのオペラが宮廷で上演されることはありませんでした。第5幕の美しいパッサカリアがとりわけ有名です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1035

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    〈5月3日発売予定〉予約受付中

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    甘美な静寂
    17世紀フランス宮廷の歌曲と舞曲 詳細ページ
    [フランソワ・ラザレヴィチ、ジュリー・ロゼ、リュシル・リシャルド、レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアン]

    発売日:2024年05月03日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランス古楽界の本領発揮!
    ラザレヴィチら豪華演奏陣が描く太陽王時代のフランス
    フランス17世紀のエール・ド・クール(宮廷歌曲)を中心に、当時のフランス文化を牽引したフランス王ルイ14世宮廷の舞曲を数多く盛り込んだプログラム。民俗音楽のバグパイプも巧みに奏でる古楽フルート奏者フランソワ・ラザレヴィチを中心に、フランスの最前線をゆく古楽のソリストたちが結集した、ALPHAレーベルならではの少数精鋭演奏陣が頼もしいアルバムです。 独唱のジュリー・ロゼは、バロックオペラの異才指揮者レオナルド・ガルシア・アラルコンのステージで名演を重ねてきた俊才、リュシル・リシャルドもピグマリオンやアンサンブル・コレスポンダンス、レザール・フロリサンなどフランス随一のグループでソリストとして活躍してきた名歌手で、徹底した歌詞のニュアンスへのこだわりに裏打ちされた細やかな歌唱が圧倒的な求心力で耳を惹きつけてやみません。 本盤最大の特徴と言ってもよい器楽編成の的確さと充実も特筆に値します。リュートひとつで伴奏されることも多いエール・ド・クールには、ここでは曲の内容に応じてヴィオール、トラヴェルソ(バロック・フルート)、ミュゼットなど旋律楽器も参入。さながら後代のフランス語カンタートやオペラにも通じるその色彩感もさることながら、クレマン・ジャヌカン・アンサンブルを支えてきた百戦錬磨のリュート奏者エリック・ベロック、ソロでの活躍も頼もしいヴィオール奏者リュシル・ブーランジェらがラザレヴィチならではの霊妙な吹奏と共に音楽の深みを堪能させてくれます。 舞曲のリズムへの圧倒的に自然な適性にも驚かされる、フランス古楽界の本領発揮と言ってよい新名盤です。

  • 商品番号:SOMMCD0685

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    〈5月17日発売予定〉予約受付中

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    The Pre-Raphaelite Cello
    ラファエル前派時代のチェロ作品集 詳細ページ
    [エイドリアン・ブラッドバリー(チェロ)/アンドルー・ウェスト(ピアノ)]

    発売日:2024年05月17日

    CD価格:2,250円(税込)

    19世紀イギリスで興った芸術運動「ラファエル前派」の時代に生まれ、20世紀前半に活躍した英国のチェリスト、ベアトリス・ハリスン (1892-1965)と彼女を取り巻く作曲家たちへのオマージュ・アルバム。 ディーリアス、エルガー作品を得意としたハリスンは、1924年5月19日、自宅の庭でナイチンゲールの歌と合わせた演奏がBBCラジオによってライヴ放送され100万人以上のリスナーを魅了したことで広く知られるようになりました。その放送100年を記念して製作されたこのアルバムでは、ハリスンが学んだフーゴ・ベッカーの作品と、フランクフルトの教師イヴァン・クノルの作品、そしてクノルの元で学んだ“The Frankfurt Gang”と呼ばれる作曲家たちの作品を紹介しています。 アルバムには世界初録音の10曲が含まれており、その中にはハリスンのお気に入りだったクィルター編曲の「L'Amour de moy」など未出版作品や、彼女のアーカイヴに残されていた未発見の作品も含まれるほか、ハリスン生誕100年記念の演奏会で、ジュリアン・ロイド・ウェバーが披露したスコットの「Pastoral and Reel」もされています。 イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ロンドン・シンフォニエッタ、ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団などと共演経験のあるチェリスト、エイドリアン・ブラッドバリーの演奏で。

  • 商品番号:CKD738

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    王様のプレイリスト
    ルイ14世の宮廷音楽 詳細ページ
    [アンサンブル・モリエール]

    King's Playlist (The) - CAMBEFORT, J. de / CHARPENTIER, M.-A. / COUPERIN, F. / LULLY, J.-B. / MARAIS, M. (Ensemble Molière)

    発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:CKD738

    CD価格:2,775円(税込)

    英国の新世代アンサンブルが奏でる、太陽王の宮廷の一日2021年、英国のBBC Radio 3とロンドン王立音楽大学(RCM)が共同推薦するニュー・ジェネレーション・バロック・アンサンブルの輝かしき初代団体に選ばれたアンサンブル・モリエールによる、トリオ・ソナタ編成でルイ14世お気に入りの作曲家たちの名作を辿るアルバム。ヴェルサイユの各所に楽隊を配し、朝から晩まで音楽漬けで政務を続けた王の一日を辿るかのように、序曲から室内楽、正餐時のBGM、宮廷劇場の音楽、そして就寝時の音楽へと続くプログラムで構成されています。 ルイ14世に最も愛された作曲家リュリはもちろん、その歿後に王室関係者のため音楽を綴り続けたシャルパンティエ、王室鍵盤教師も務めたクープラン、王室におけるリュリの実質的後継者ド・ラランド、そしてルイ14世の中央集権が決定的になった頃に王自らが太陽の寓意像を演じた《王の夜の舞踏劇》を経て、就寝時に奏でられたというマレ初期の傑作曲集に収束するその展開は、バロック・ファンならずともつい先へ、先へ……と聴き続けてしまうに違いありません。 ロンドンを拠点に活躍するチェンバロ奏者サトコ・ドイ=ラック(土井聡子)の手で声楽曲や管弦楽曲が室内楽編成に凝縮された巧みなアレンジも聴きどころ。バロック・バスーンの参加で室内楽的な親密さにオーケストラ風の広がりも加わり、フランス・バロック特有の高雅さを多彩な響きの中で楽しめる1枚です。

  • 商品番号:RIC458

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    フランス王室楽団の
    オーボエ・バンドによる室内楽の世界
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    [シンタグマ・アミーチ]

    HAUTBOIS À LA CHAMBRE DU ROI (LES) (Rignol, Sailly, Syntagma Amici)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:RIC458

    CD価格:2,775円(税込)

    屋外向け吹奏楽団の演奏家たちが、太陽王の宮廷の「室内」で奏でた音楽とは?バロック期のフランスで音楽文化を躍進させた立役者である太陽王ルイ14世の宮廷には、礼拝堂楽団や室内楽団の他にダブルリード楽器を携えた吹奏楽団(大厩舎楽団)が雇われ、主に軍楽や屋外での式典を彩る役割を与えられていました。とはいえ当時の音楽家は複数の楽器をプロとして演奏できるのが常で、大厩舎楽団の楽員たちもしばしばリコーダーやフラジオレットなどの笛を扱いながら、屋外ではなく城内での室内楽やオペラ上演にも動員され、当初こそ「騒々しい」と驚かれながらも、ついにはオーボエやバスーンも諸々の通奏低音楽器や弦楽器と共に繊細な音楽を奏で得ることを立証していったのでした。 『大厩舎楽団の祝宴』と銘打った2022年のアルバム(RIC439)で彼らの屋外吹奏楽のレパートリーを披露した古楽器楽団シンタグマ・アミーチは今回、この大厩舎楽団が室内空間に動員された時どのような音楽を披露したか、入念に再現製作された当時の楽器と共に探ってゆきます。 王の起床時から就寝時まで、ヴェルサイユ宮殿の随所に響いたオーボエ、リコーダー、クロモルヌ(クルムホルンとは異なるダブルリード管楽器)、バスーンといった管楽器が奏でるのは、王室音楽総監督リュリのオペラからの抜粋やクープランの室内楽、シャルパンティエの宗教合奏曲、大厩舎楽団の演奏家を多く輩出したフィリドール一族の作品など多岐にわたる演目。この種の古楽器探求に優れた実績を示してきたエルザ・フランクとジェレミー・パパセルジオーをはじめとする名手勢が、芸術諸分野に通じたルイ14世を喜ばせた至芸を21世紀にありありと甦らせてくれる1枚です。

  • 商品番号:ENP015

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    UTRIQUE FIDELIS(互いに忠節を)
    バロック様式による
    フランス中部ヴァンデ県の伝統音楽
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    [アンサンブル・レ・プレザンス]

    UTRIQUE FIDELIS - Vendée traditionnelle et baroque (Ensemble Les Présences, M. Henry)

    発売日:2023年12月01日 NMLアルバム番号:ENP015

    CD価格:2,475円(税込)

    昔日のフランス民衆が暮らした世界の光と闇。
    バロックの名手たちが陰翳鮮やかに
    フランス西部、ポワトゥー地方ヴァンデ県の民衆伝統音楽を集め、バロック期の作法に基づくアレンジによって古楽器で演奏したアルバム。ヴァンデ県はブルターニュ半島のすぐ南に位置し、民衆舞踏の豊かな伝統があるポワトゥー地方の中でも特にユニークな11拍子、13拍子などの不規則なリズムも聴かれる、独特な民衆音楽が発達しました。 RICERCARレーベルでマレのヴィオール作品全曲録音にも加わっている古楽撥弦奏者ミゲル・アンリは、旧友でもある民俗音楽歌手ローラン・ティクシエと協力し、このヴァンデ県のさまざまな音楽を収集。素材感豊かでニュアンスに富んだ古楽器の味わいがよく生きるアレンジで、時にいかにも民衆音楽風、時にいかにも宮廷楽団然とした響きで、さながら民衆文化を好んで宮廷でも楽しんだ昔日の貴族たちの楽しみを彷彿とさせる音楽世界を紡ぎ出しました。 いずれもピグマリオンの一員として活躍をみせるヴァイオリンのジェローム・ヴァン・ワールベーケやクラヴサンのアルノー・ド・パスクアルをはじめ、演奏に加わる古楽器奏者たちは皆ミゲル・アンリ同様の経験豊かな才人揃い。民衆音楽ならではの躍動感を洗練された宮廷音楽流儀に読み替えるか、それとも土気の匂いたつ民俗情緒の側面を際立たせるか、曲ごとに絶妙の匙加減で両世界を行き来してゆくセンスは圧巻です。 各作品の出典も解説(仏、英語)に明記。聴き深めるほどに旅情を誘われる21世紀ならではの越境型古楽アルバムです。

  • 商品番号:OMF706

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    ヒューズ・ボルサレッロ(ヴァイオリン)
    ヴァイオリン小品集 詳細ページ
    [ヒューズ・ボルサレッロ、トマ・デュトロン、フランク・ブラレイ、ゴーティエ・カピュソン、アドリアン・ペルション、ブルターニュ国立管弦楽団]

    発売日:2023年09月08日

    CD価格:2,475円(税込)

    美しいメロディを表情豊かなヴァイオリンで味わう一枚1979年フランス生まれ、ラムルー管弦楽団のソリストと芸術監督を務めるヒューズ・ボルサレッロのヴァイオリンによる名曲集。リュリから印象派、ジャンゴ・ラインハルトまで、フランスとベルギー周辺を中心とした様々な時代の作品を並べています。 ピアノのフランク・ブラレイ、チェロのゴーティエ・カピュソン、ジャズ・ギタリスト、ヴォーカリストのトマ・デュトロンなどゲストも豪華。いかにも耳馴染みの良い美しい名曲ばかりが並ぶものの、どの曲も特性をつかんで豊かに、かつ大仰にならずにセンスよく歌い上げられており、良い意味でBGMにはならない、最後までじっくりと楽しめる一枚となっています。

  • 商品番号:CKD718

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    ハンガリー人のチャールズ氏
    ~18世紀のダブリンにおけるヘンデルの好敵手~
    ヘンデル(1685-1759)
    水上の音楽(抜粋)ほか 詳細ページ
    [ピーター・ウィラン、アイリッシュ・バロック・オーケストラ]

    MR CHARLES THE HUNGARIAN - Handel's Rival in Dublin (Irish Baroque Orchestra, Whelan)

    発売日:2023年06月09日 NMLアルバム番号:CKD718

    CD価格:2,475円(税込)

    謎多き音楽家をテーマに織り上げられる後期バロック音絵巻、
    アンネケ・スコットの超絶ナチュラル・ホルンにも注目!
    1742年、ヘンデルが『メサイア』初演のためアイルランドのダブリンを訪れた際に行われた演奏会の記録をもとに、そこで複数の管楽器を使って名演を聴かせた謎の音楽家「チャールズ氏」の存在を解き明かしながら、当時の音楽会プログラムを再現したアルバム。近年躍進めざましいアイリッシュ・バロック・オーケストラならではの上質な演奏で、有名・無名を問わずさまざまな作曲家が手掛けた作品に触れられるのが魅力。 「チャールズ氏」と英語名で記録されている人物は記録でこそ「ハンガリー人」と説明されているものの、その正体はおそらく英国王室音楽家協会に名前のあったチャールズ〔またはカルロ〕・ヴァーンバーグCharles Vernbergではないかと推察されており、ナチュラル・ホルンを闊達に吹きこなしただけでなく、オーボエ・ダモーレや当時まだ珍しかったクラリネット、あるいはその前身楽器シャリュモーなどを巧みに演奏したとのこと。 現代古楽シーンでこれらの楽器の演奏を通じ注目されてきたアンネケ・スコットやニコラ・ボウドといった名手たちが、古楽器ならではの味わいをよく生かした細やかなアンサンブルを展開。ヘンデルが挑まねばならなかった同時代のライヴァルたちの技量をよく際立たせたトラックの数々をじっくりお楽しみください。

  • 商品番号:CVS090

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    HEROÏNES - ヒロインたち
    フランス・バロック声楽作品に描かれる女性たち 詳細ページ
    [ヴィクトワール・ビュネル、アンナ・レイノルト、ギレム・ヴォルムス、カミーユ・ドラフォルジュ、アンサンブル・イル・カラヴァッジョ]

    発売日:2023年05月26日

    CD価格:2,475円(税込)

    本場ヴェルサイユ発。
    イタリア風味のフランス音楽を通じて描かれる女性たち
    フランスの古楽シーン最前線をゆく若き俊才たちが、解像度の高いフランス・バロック解釈を聴かせてくれる声楽作品集。フランス語の詩や台本の持ち味を最大限生かしながら、そこにイタリア由来の音楽様式を接ぎ木して生まれたルイ14世時代のフランス宮廷音楽様式。そうしたルーツをふまえつつ、イタリア語の作品も交えてその魅力を探るプログラムが興味深く起伏に富んでおり、長めのカンタート(フランス式カンタータ)でも短い歌曲でも、演奏は深い味わいに満ちています。 歌い手は、ル・ポエム・アルモニークやレ・クリ・ド・パリなど一流アンサンブルに加わり着実に実績を上げてきたヴィクトワール・ビュネル、レザ―ル・フロリサンやピグマリオン、カペラ・メディテラネアなどの注目公演で存在感を発揮してきたアンナ・レイノルト、古楽に縛られない歌劇界での活躍も目立つギレム・ヴォルムスの3人。さまざまなアンサンブルで活躍する古楽器奏者たちが集うアンサンブル・イル・カラヴァッジョも古楽器それぞれの音色をよく生かして声を支え、団体名の由来となった画家の作風にも通じるコントラスト鮮やかな解釈で耳を惹きつけてやみません。 選曲のテーマは「女主人公たち」。運命に翻弄されながら自らの人生を選び取ってゆく伝説上の女性たちから酒飲み男の恋慕の歌まで、描き出される女性像の多彩さも魅力の一つ。作曲家たちそれぞれの個性がよく際立つ選曲にもなっており、フランス古楽を聴き深めてゆく上でも参考になる学びの多い1枚と言ってよいでしょう。

  • 商品番号:CKD711

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    涙を落とすな、わが両目よ
    英国16~17世紀のリュート・ソングと器楽曲 詳細ページ
    [アレクサンダー・チャンス、トビー・カー]

    Vocal Recital (Counter-Tenor): Chance, Alexander - CAMPION, T. / DANYEL, J. / DOWLAND, J. / FORD, T. / LULLY, J.-B. (Drop not, mine eyes)

    発売日:2023年04月28日 NMLアルバム番号:CKD711

    CD価格:2,475円(税込)

    かの名歌手の息子が瑞々しく聴かせる英国のメランコリー古楽復興の重要な拠点である英国で、20世紀後半の古楽復興の牽引役の一人として、みごとな美声で数々の名演を紡ぎ出してきたカウンターテナー歌手マイケル・チャンス。その息子アレクサンダー・チャンス初の本格的なソロ・アルバムは、父と同じく英国音楽への深い愛と抜群の適性を実感させてくれる、輝かしい未来も予感できる上質なリュート・ソング集です。 エリザベス朝時代から活躍をみせたメランコリーの音楽家ダウランドや同時代のキャンピオンの作品を中心に「英国のオルフェウス」と称えられた17世紀後半のヘンリー・パーセルの名曲に至るまで、有名曲をほどよく交えつつ、当時の英国人たちを陶然とさせたフランス宮廷音楽も選曲。ある時は静謐な悲痛さをもって、またある時は皮肉っぽさを交えた晴朗さで、高音域まで伸びやかな美声の味わいが引き立つさまざまな作品の面白みをじっくり引き出してゆく名歌唱がたまりません。 LINNならではの秀逸な録音技術により、デュオ・パートナーのトビー・カーが聴かせる玄妙な撥弦も克明に楽しめ、400年以上前の英国ではシンプルな響きの中でいかに変幻自在の多様な音楽が楽しまれていたか再認識させられることでしょう。

  • 商品番号:LBM046

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    ラ・フォンテーヌの『寓話』と
    フランス・バロックの宮廷音楽
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    [ラ・シャペル・アルモニーク、マリー=クロード・シャピュイ、ティエリー・ペトー]

    Vocal and Chamber Music (17th-18th Centuries) - BATAILLE, G. / COUPERIN, F. / LAMBERT, M. (Les fables de La Fontaine) (Chappuis, Péteau, Tournet)

    発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:LBM046

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    演技力豊かな朗読はまるで音楽。
    17世紀のサロンを思わせる、フランス最前線の名手たちによる小編成音楽
    バッハの声楽曲やラモーのオペラなど大がかりなプロジェクトを次々と成功させ、彗星のごとく登場した当時からインパクトのあった存在感に、近年ますます輝きが増しつつあるフランス新世代の古楽指揮者ヴァランタン・トゥルネ。ヴィオール(ガンバ)の演奏家でもある彼は自ら指揮するラ・シャペル・アルモニークで、大規模作品での評判に安んじることなく、自身も楽器を手に取って小編成の注目すべきプログラムも提案しつづけています。 その最先端でライヴ録音されたこのアルバムは、劇作家モリエールやラシーヌ、大画家ルブランやミニャール、音楽家リュリやシャンボニエールらと同じように、ルイ14世の宮廷を虜にした詩人ラ・フォンテーヌ(1621-1695)の名高い『寓話』がテーマ。日本でもよく知られている「蟻とキリギリス(蟻とセミ)」や「牛より大きくなりたがる蛙」などの詩を、バロック歌手でもあるティエリー・ペトーが数トラックごとに演技力たっぷり明瞭な朗読で詠み上げています。 これに関連する17~18世紀のフランス宮廷音楽が、声楽・器楽を織り交ぜ精妙な古楽器演奏で織り上げられてゆくのですが、通して聴いているとペトーの声の美しさと味わいもあり、さながら朗読も音楽の一部のよう。ライヴ収録で客席のほどよい笑い声も時折漏れ聴こえてくる中、さながら17世紀の機知に富んだフランス宮廷人たちのサロンに居合わせてしまったかのような臨場感を味わうことが出来ます。 本場直送だからこそのこの気配、バロック・ファンならずとも虜になってしまうのではないでしょうか。思わずワインを開けたくなる1枚です。

  • 商品番号:NXW76158

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    Bach to Folk
    バッハ・トゥ・フォーク
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    [Lodestar Trio - ロードスター・トリオ]

    発売日:2022年09月30日

    CD価格:2,025円(税込)

    スティーブ・ライヒ、ジョン・ウィリアムズ、ボビー・マクファーリン、ビョークなど様々な音楽家と共演を重ねてきたヴァイオリン奏者のマックス・ベイリー、ノルウェーの民俗楽器ハーディングフェーレ奏者のオラヴ・ルクセンゴール・ミェルヴァ、スウェーデンの民俗楽器ニッケルハルパ奏者のエーリク・リュドヴァールからなるロードスター・トリオのデビュー・アルバム。バッハ、リュリ、クープランなどバロックの古典に、北欧の民謡やオリジナル曲を配置して、新しい解釈を提示する新鮮で意欲的な作品です。 すでに数枚のアルバムを制作してきたオラヴとエーリクの演奏に興味を持ったマックスがコラヴォレーションを打診。3日間にわたるジャムセッションとインプロヴィゼーションで3人は意気投合し、トリオ名に「北極星」を意味するロードスターを冠して、ロードスター・トリオは誕生しました。しかし、その後パンデミックに見舞われ、すべてが中断。2021年8月、トリオはようやくノルウェーにあるローロスの教会で「バッハ・トゥ・フォーク」を録音することができました。 神秘的で魔法のような北欧の弦楽器の限界に挑戦したこの作品は、3人の演奏家の卓越した音楽性を示すだけでなく、バッハ、バロック、北欧民謡のファンはもちろん、美しく奏でられる弦楽器を愛するすべての人を魅了する仕上がりになっています。

  • 商品番号:NYCX-10312

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    『ルイ14世の婚礼』 詳細ページ [ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    発売日:2022年06月10日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    デュメストルがヴェルサイユで描く、ルイ14世の絢爛たる婚礼の儀1660年6月9日にサン=ジャン=ド=リュズで行われたフランス王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズとの結婚式から音楽部分を、ヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークが、篤い信頼を置くソリストたちを揃え、ヴェルサイユの礼拝堂で再現したアルバム。 古楽を中心に様々なステージや録音で活躍する歌手たちが芸達者ぶりを発揮するほか、大オルガンを使用する独奏曲はジュスタン・テイラーが奏でています。

  • 商品番号:GP891

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    タイユフェール(1892-1983)
    ピアノ作品集 第1集 詳細ページ
    [ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)]

    TAILLEFERRE, G.: Her Piano Works, Revived, Vol. 1 (Horvath)

    発売日:2022年04月15日 NMLアルバム番号:GP891

    CD価格:1,950円(税込)

    フランスの作曲家グループ「六人組」唯一の女性メンバーとして活躍したジェルメーヌ・タイユフェール。新古典主義の様式とエスプリに富んだスタイリッシュな作品を数多く遺し、プーランクやミヨーに匹敵する才能と称えられました。しかし彼女の音楽はあまり演奏される機会がなく、忘れられてしまった作品がようやく近年再発見されつつあります。 ニコラス・ホルヴァートによるこのアルバムは、3集からなるタイユフェールのピアノ曲全集の第1集となるもので、作曲家の孫娘が「タイユフェール自身がこれらの作品を演奏しているかのようだ」と評しています。 アルバムには学生時代に書かれた魅惑的な「ロマンス」や「和声の練習」、イタリアとフランス18世紀の作曲家たちの作品を徹底的に研究した証しともいえる「小さい序曲と古風なエア集」など若い頃の作品から、1937年のパリ国際博覧会のために書かれたきらびやかな曲調を持つ「アルザスのパビリオン」まで、世界初録音を含む多彩な作品が収録されており、タイユフェールの魅力的な作品を堪能することができます。

  • 商品番号:RIC439

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    『大厩舎楽団の祝宴』
    ~17世紀フランス王室の吹奏楽団の世界~ 詳細ページ
    [ジェレミー・パパセルジオー、シンタグマ・アミーチ&ジョウルディーナ]

    Renaissance and Baroque Music (French) - PHILIDOR, A.D. / LULLY, J.-B. / DU CAURROY, E. (Fastes de la grande écurie) (Syntagma Amici, Giourdina)

    発売日:2022年04月15日 NMLアルバム番号:RIC439

    CD価格:2,475円(税込)

    管楽器の王国フランスの源流!
    周到な検証を経てルイ14世以前の管楽合奏に迫る名手たち
    フランスの宮廷文化を、ヨーロッパ中の君主たちが注目する境地へ押し上げ、音楽の世界でも大きな貢献を果たした「太陽王」ルイ14世。その王室楽団において、室内楽団(シャンブル)と礼拝堂楽団(シャペル)と共に重要な3部門のうちの一つを担ったのが、主に屋外演奏を受け持つ吹奏楽団「大厩舎楽団(グランテキュリー)」でした。 オーボエ属のダブルリード楽器が欧州中の宮廷楽団に採用されていった源流はここにありますが、そのさらなるルーツを17世紀初頭まで遡り、オーボエと呼びうる楽器の発祥期から最初の栄華まで、周到な検証のもと再現製作された様々な古楽器で辿る充実企画盤がRicercarから登場。 総勢18名の演奏家たちは、エルヴェ・ニケ指揮によるヘンデル『王宮の花火の音楽』で楽器再現に携わり注目を浴びたドゥルツィアン(ルネサンス・バスーン)の名手ジェレミー・パパセルジオーを中心に、金管陣にはマドゥーフ兄弟も加わった俊才揃い。誕生まもない頃の貴重なモデルのオーボエやバスーン、17世紀フランス特有のクロモルヌ(ダブルリード楽器の一種、クルムホルンとは別物)無弁のナチュラル・トランペットなどに加え、レザール・フロリサンやシャンゼリゼ管弦楽団の数々の名演を彩った打楽器奏者マリー=アンジュ・プティが壮麗かつ絶妙なアクセントを添えてゆく音響世界はたいへんユニークで、過去の同種の企画盤の更なる先を行く最前線のピリオド管楽器アルバムとして出色の仕上がりを見せています。 王室の歴史に関わる使用楽譜の出典詳細や使用楽器に関するライナーノート(英・仏語)の充実度も素晴しく、フランス管楽芸術のさらなる源流を知る上で見逃せない1枚です。

  • 商品番号:NYCX-10280

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年6月号)★-

    『舞踏さまざま』
    17-18世紀フランス歌劇における舞踏音楽 詳細ページ
    [ラインハルト・ゲーベル、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]

    発売日:2022年02月25日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,970円(税込)

    舞踏音楽劇の草分け的存在リュリから、モーツァルトの「フランス風」作品まで……
    『王は踊る』のゲーベルがみせる真骨頂
    バレエ音楽の重要な源泉の一つであるだけでなく、オーケストラ音楽の発展にも大きく寄与したのがフランス17-18世紀の舞台音楽。太陽王ルイ14世(1638-1715)の宮廷で王室音楽総監督リュリが作り上げた様式をもとに、フランスの劇場では18世紀を通じて舞踏の場面に大きな比重が置かれたオペラが人気を博しました。それらはイタリアの歌唱芸術と双璧をなす模範として諸外国にも影響を及ぼし、オーケストラを使った多様な音楽実験の場としても機能、古典派音楽の進展を脇から支える役割も果たします。 そんなフランス舞踏音楽の勃興を時系列で振り返るアルバムが、ルイ14世の居城ヴェルサイユに本拠を置くレーベルで制作されました。しかも指揮はリュリと太陽王を主人公にした映画『王は踊る』(2000/2001)で音楽を受け持ったラインハルト・ゲーベル! 自身の団体ムジカ・アンティクヮ・ケルンの解散後も指揮者として(古楽器・現代楽器を問わず)豊かな経験を積んできたゲーベルならではの音作りは、彼自身によるライナーノート解説(国内仕様では日本語訳付)とともに重要なレファレンス的存在になりそうです。 リュリの後を受けフランス楽壇を賑わせたカンプラやラモー、ルベルに聴く典雅さも、フランス歌劇の刺激で生まれたグルックやモーツァルトによる優美と迫力も、ヴェルサイユに集う古楽器奏者たちとゲーベルによって共に活き活きと現代に甦ります。

  • 商品番号:CVS056

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    発売日:2022年01月28日

    CD価格:2,475円(税込)

    2つの歴史的楽器を使い分け、17世紀の英仏音楽の親和性と差異の真相へルイ14世が生涯をかけて建造に情熱を傾け、ルイ15世の時代に現在の姿へと調えられていったヴェルサイユ宮殿。そこには1995年に18世紀当時の状態まで復元された王室礼拝堂の歴史的オルガンと、ルイ15世時代に愛奏されていた2台のクラヴサンがありますが、ここではそのクラヴサンのうち18世紀半ばに作られた方の楽器と、王室礼拝堂のオルガンとを同じ奏者が使い分け、英仏の作曲家たちが残したバロック期の鍵盤音楽の真相に迫ります。 演奏は現在フランス語圏スイスの古楽拠点ジュネーヴで教鞭を取るコンスタンス・タヤール。選曲の軸にあるのは、17世紀英国の早世の天才ヘンリー・パーセル。宮廷の主たる英国王が王政復古前にフランスに亡命していたため、当時の英国王室ではルイ14世が好んだ様式に強く影響を受けた音楽が愛されていましたが、タヤールはブルボン王室の巨匠たちの音楽の只中にパーセルやその師匠ブロウの作品を配することにより、彼らの英国音楽がいかにフランス音楽と連続性のあるものだったかを鮮やかに浮き彫りにしてゆきます。 オルガンだけでなく、適宜クラヴサンのための楽曲を交え、礼拝堂向けの音楽と俗世の劇場向けの音楽とを行き来する選曲になっているのも興味深いところ。それぞれに別扱いされやすい各種の音楽に一貫性を感じることができるのは、オルガンとクラヴサンをどちらも鮮やかに弾きこなせる名手タヤールの存在に負うところが大きいと言わなくてはなりません。 精緻な解釈と周到なプログラムで、「国」と「文化」の感覚が今とはかなり違っていたバロック期の感覚を生々しく体感できる1枚です。

  • 商品番号:NYCX-10234

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    PASSION
    リュリと17世紀フランスの抒情悲劇 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    発売日:2021年08月27日

    CD国内仕様 日本語解説、歌詞訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    リュリ芸術の魅力を1枚に凝縮!
    17世紀フランスで活躍した他の天才たちの作品も交えた絶好企画
    フランス語によるオペラの最も古典的な形式である抒情悲劇(トラジェディ・リリーク)の確立者であり、序曲や舞曲の形式でドイツ語圏の音楽にも大きな影響を与えたジャン=バティスト・リュリ。その音楽史上の重要度は認識されていながらも、本領ともいえる劇音楽分野での偉業を実感できる機会は日本で多いとは言えません。 そんな中、ヴェルサイユ・バロック音楽センターの頼もしい協力のもと、同国の古楽シーンを支えてきたAlphaレーベルから、それらをCD1枚で堪能するのに絶好の企画盤が登場します。今ではロマン派や近現代の作品でも大きな評価を得ているヴェロニク・ジャンスを中心に、フランス古楽界の精鋭が集いお届けするのは、さまざまなリュリ作品からの抜粋に彼の後継者・好敵手たちの傑作を交え、全5幕の抒情悲劇仕立てで「逞しくも恋に翻弄される女」を描きあげたプログラム(ブックレット解説は知られざるフランス語劇音楽に豊かな知見を誇る研究者ブノワ・ドラトヴィツキ)。恋の悲しみや絶望、復讐に燃える怒りや喜びの恍惚など、リュリの巧みな音使いあればこその変幻自在な作品をみごと一貫性ある物語として歌い上げます。 躍進めざましいフランスの指揮者ベスティオン・ド・カンブラのもと、フランス古楽特有の音の機微を巧みに捉えた解釈を聴かせる器楽陣も、ジャンスの圧倒的な存在感に負けることなく、互いに引き立て合い鮮やかな音楽を聴かせます。合唱指揮は大ヴェテランのシュネーベリ。

  • 商品番号:8.579083

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    LA MAGNIFIQUE
    ルイ14世の宮廷におけるフルート音楽 詳細ページ
    [バルトルド・クイケン(トラヴェルソ)/イマヌエル・ディヴィス(トラヴェルソ)/アーニー・タニモト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/ドナルド・リヴィングストン(チェンバロ)]

    Flute Music (French Baroque) - CLÉRAMBAULT, L.-N. / DORNEL, L.-A. / LULLY, J.-B. (La Magnifique) (B. Kuijken, I. Davis, Tanimoto, D. Livingston)

    発売日:2021年02月12日 NMLアルバム番号:8.579083

    CD価格:1,900円(税込)

    「フルート」という名称は最初は縦型のリコーダーを指し、横笛は「フラウト・トラヴェルソ(トラヴェルソとも)」と呼び区別していました。17世紀初頭の横笛フルートはピッチの調節ができず、半音を出すことも至難の業でしたが、17世紀後半になるとさまざまな改良が加えられ、管を分割したり、楽器の形状に改良を加えた他、トーンホール(音孔)を増やすなどの試みが次々となされていきます。 世界初録音の7曲を含むこのアルバムには、17世紀後半のフランスにおける芸術の庇護者として知られるルイ14世が愛したフルート作品と、その後に生まれた18世紀前半の洗練された作品が並べられています。F.クープランの「コンセール第13番」でのクイケンとデイヴィス、2本のフルートのみの鄙びた音色による旋律の歌い交わしが聴きどころです。

  • 商品番号:CVS029

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    『国王御就寝』
    ~ルイ14世の寝室に響いた「入眠の宮廷音楽」~ 詳細ページ
    [ティボー・ルーセル ほか]

    COUCHER DU ROI (LE) - Music for Louis XIV's Chamber (T. Roussel, Rignol, Leconte, Dessaint, Cottet)

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:CVS029

    CD+DVD 2枚組価格:2,475円(税込)

    かの国王が眠るまで奏でさせた名品を、ヴェルサイユに集う精鋭たちの絶品解釈でルイ14世は洗練された文化人たちを王室に集め、建築や美術、練兵や服飾のみならず音楽においても最高級の粋に囲まれました。しかもその宮廷生活を公に披露し、衆人見守るなか絢爛な音楽を奏でさせ食事をしたり、寝室に向かったりしています。そして最後はマレやド・ヴィゼーらごく数人の秀でた楽人たちだけを寝室に連れ、眠りに落ちるまで音楽を奏でさせたそうです。 本盤はそこで王が聴いたであろう、昔日の栄光と安らぎを演出する楽曲を入念に選曲。フランス語圏の古楽界で多忙な活躍を続けてきた実力派たち(トラヴェルソのヴァレリー・バルサやヴァイオリンの川久保洋子など多くの一流アンサンブルで見かける奏者ばかりです)が本気で「昔日の安らぎ」を追求した演奏を、Alpha初期の名盤群で知られる自然派録音技師ユーグ・デショーによるエンジニアリングで生々しく収録しました。 結果それが王者の豊かさで快眠をもたらすか、むしろ脳を刺激されて聴き入ってしまうかはあなた次第……ヴェルサイユ・バロック音楽センターの碩学トマ・ラコントによる充実解説(英独訳付)のほか、絢爛の極致ともいうべき史跡ヴェルサイユ宮殿でのライヴを収録したDVDが添えられているのも嬉しいところです。

  • 商品番号:CVS024

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    『ル・グラン・ジュ』
    オルガンによる大いなる遊戯
    ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂の大オルガンによる、フランス・バロックの花束 詳細ページ
    [ガエタン・ジャリ]

    Organ Recital: Jarry, Gaétan - CORRETTE, M. / DANDRIEU, J.-F. / MARCHAND, L. / RAMEAU, J.-P. (Le grand jeu - French Baroque Organ Favourites)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:CVS024

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂の大オルガン・シリーズ、ガエタン・ジャリによる名曲集!1710年に完成したヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガンも1995年には可能な限り建造当時の形へと復元されました。 ヴェルサイユ宮殿のレーベルで続くそのオルガンの素晴らしさを伝えるシリーズに、自ら主宰するアンサンブル、マルグリット・ルイーズと共に素晴らしい声楽作品をこれまでリリースしてきたガエタン・ジャリが登場。オルガンのためのオリジナルから管弦楽や声楽曲の編曲まで、フランス・バロックの名曲をたっぷりと聴かせています。 ラストにはパーセルとヘンデルの作品も収録し、伝えきらなかったオルガンの特性を引き出しました。礼拝堂全体を派手に鳴らすものから、繊細な綾を表現する作品まで、バロック音楽の多様さとヴェルサイユの歴史あるオルガンの魅力が詰め込まれたアルバムです。

  • 商品番号:NYDX-50054

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    パリの『黄金の間』
    ~バロック宮殿で聴く
    コンセール・ド・ラ・ロージュの古楽器演奏
    (リュリ、ハイドン、ヘンデル、クープラン、ダヴィド、マレ、ラモー、モーツァルト、プラン、ボッケリーニ、ヴィヴァルディ、シャルパンティエ) 詳細ページ
    [コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)、ジュリアン・ショーヴァン(指揮&ヴァイオリン独奏)、タミ・クラウシュ(フルート)、ジュスタン・テイラー(チェンバロ)、トーマス・ダンフォード(テオルボ)、ジョディ・デヴォス(ソプラノ独唱)、カンビーニ四重奏団(ジュリアン・ショーヴァン〔vn1〕、カリーヌ・クロクノワ〔vn2〕、ピエール=エリック・ニミロヴィチ〔va〕、酒井淳〔vc〕)]

    発売日:2020年01月17日

    Blu-ray国内仕様 日本語解説・歌詞対訳付価格:4,400円(税込、送料無料)

    バロック屈指の名画が並ぶパリの宮殿。フランスに愛された傑作を古楽器演奏で!パリの只中、コンコルド広場にほど近い18世紀の宮殿。ルイ14世の治世末期にトゥールーズ伯の別邸として使われていたこの宮殿はナポレオン時代以降、現在にいたるまでフランス銀行の所有になっていますが、その「黄金の間」はグイード・レーニやピエトロ・ダ・コルトーナなど、西洋絵画史を語るうえでは欠かせないバロック大画家たちの傑作をあざやかな内装に組み込んだ、訪れる者を陶然とさせずにはおかない豪奢な内装が魅力。フランス古楽シーン最前線をゆく名手が揃うコンセール・ド・ラ・ロージュをこの大広間に招いての演奏会ライヴとその音楽を堪能しながら、細部に至るまで洗練された美を誇る宮殿内をじっくり鑑賞できる映像作品が登場します。 演奏曲目には、この宮殿がアクティヴな社交の場として機能したであろうバロック~ロココ期のフランスで、とくに愛されていた内外の作曲家の名曲を中心に厳選。コンセール・ド・ラ・ロージュのメンバーで構成されているカンビーニ四重奏団(チェロは昨今クリストフ・ルセとの来日公演も大好評だった酒井淳)もモーツァルト、ボッケリーニなどの逸品で味わい豊かな演奏を聴かせ、欧州で古楽シーンのみならず歌劇界でも急速に注目を集めているジョディ・デヴォスの独唱も精妙。ハイドン作品は独奏パートが多く、18世紀そのままの内装をバックにした各パートの古楽器演奏を細部まで楽しめるショットが続々です。 フランスの音楽映像監督として広範な活躍をみせてきたアンディ・ゾマーの視点はみごとなもので、古楽器演奏の粋をきわめた解釈を存分に味わいながら18世紀フランスへタイムスリップできる、夢のような一作に仕上がっています。

  • 商品番号:ALPHA554

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    『デュメニ ~
    リュリのオートコントル歌手にして稀代の料理人』
    フランス・バロックのアリア集
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    [ア・ノクテ・テンポラス、レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル、指揮)]

    Opera Arias (Tenor): Mechelen, Reinoud van - COLLASSE, P. / DESMARETS, H. / GERVAIS, C.-H. / LULLY, J.B. / MARAIS, M. (Dumesny, haute-contre de Lully)

    発売日:2019年11月15日 NMLアルバム番号:ALPHA554

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    リュリが見出した稀代の名歌手のための作品を集めてフランスのバロック期に活躍した、裏声は使わない高音域のテノールをオートコントルといいます。17世紀の中盤、既に歴史に名を残したオートコントルは存在しましたが、その生涯のうちに名を馳せたということでは、ルイ・ゴーラル・デュメニ(またはデュメニル)が最初の重要なオートコントルと言えるでしょう。リュリが見出した時、彼はなんと料理人でした。1677年にデビューした頃には、彼の演技と声の力強さを誰もが称賛し、音楽の全てを吸収して益々磨きをかけてゆくその耳の良さに驚かされたといいます。 数世紀を経た現代、バロックのスター・テノールであるレイナウト・ファン・メヘレンは、リュリ、ラモー、グルックが生きた各時代に活躍した、オートコントルを讃えるアルバム三部作を企画、こちらはその第一弾です。リュリはもちろん、マレやシャルパンティエなど、デュメニの輝かしい経歴を彩った作品の数々を、生き生きとした快演で収めています。

  • 商品番号:CVS008

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    「太陽王のミサ」
    (リュリ、クープラン、ドラランド、ギラン、フィリドール) 詳細ページ
    [ガエタン・ジャリ & マルグリット・ルイーズ]

    Vocal Ensemble and Instrumental Music - LULLY, J.-B. / COUPERIN, F. / LALANDE, M.-R. de (Messe du Roi Soleil) (Ensemble Marguerite Louise, Jarry)

    発売日:2019年07月26日 NMLアルバム番号:CVS008

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴェルサイユ宮の華麗なミサを再現!2007年にガエタン・ジャリを中心に結成され、フランソワ・クープランの親族にして優秀な歌手だったというマルグリット・ルイーズの名を冠したグループによる、太陽王ルイ14世のためのミサを再現したアルバム。壮麗な行進曲と共に王が入場するところに始まり、ドラランドとリュリのグラン・モテ、その間を繋ぐクープランのプティ・モテがオルガンのインターリュードを挟んで並べられています。 20人を超える声楽陣、13名の弦楽、6名の木管、4本のトランペット、そしてバス・トランペット(名手マドゥーフが担当)、セルパンにティンパニ、通奏低音という豪華な編成で、こういったミサがまさに執り行われたであろうヴェルサイユ宮殿の礼拝堂にて録音されています。

  • 商品番号:CVS700

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    「ヴェルサイユ宮殿の大噴水」
    王宮の祝祭音楽
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    [ヴァンサン・デュメストル & ル・ポエム・アルモニーク、ガエタン・ジャリ & マルグリット・ルイーズ、バンジャマン・シェニエ & ガリレイ・コンソート、ヴァーツラフ・ルクス & コレギウム1704、セバスティアン・デラン & レ・ヌーヴォー・キャラクテール、ロバート・キング & キングス・コンソート、ダニエル・キュイエ & マルグリット・ルイーズ、ストラディヴァリア]

    GRANDES EAUX DE VERSAILLES (LES) - Musiques des Fêtes Royales (Ensemble Marguerite Louise, Les Nouveaux Caractères, Chénier, Dumestre, Jarry, R. King)

    発売日:2019年06月14日 NMLアルバム番号:CVS700

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴェルサイユ宮殿大噴水ショーのイメージ・アルバムヴェルサイユ宮殿の文化催事プロジェクト・チームが手がけるChâteau de Versailles Spectacles(シャトー・ド・ヴェルサイユ・スペクタクル)による、大噴水ショーをイメージしたアルバム。ヴェルサイユ宮殿の大噴水を贅沢に使用したショーは、かつての宮廷人たちが親しんだイベントを現代に受け継いでいるもので、今でも多くの観光客を楽しませています。 このイベントで使用される曲を中心に、レーベルが持つ音源からフランス・バロックの祝祭音楽などを集めた壮麗なアルバムがこちら。中には、現時点で未リリースの「太陽王のためのミサ」(2019年6月リリース予定)や、PAL DVDのため日本未発売の「リュリ:フェアトン」、「リュリ:テ・デウム/ビーバー:ザルツブルク・ミサ」、「ヘンデル:ジョージII世戴冠式」の音源が収められているのもの嬉しいところです。

  • 商品番号:ALPHA342

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    「ニレの木陰で」
    18世紀フランスのブリュネットとコントルダンス
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    [フランソワ・ラザレヴィチ(指揮、フラウト・トラヴェルソ、ミュゼット)/レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン(古楽器使用)]

    Vocal and Chamber Music - SCELLERY, C.-E.B. de / BOUSSET, J.-B. de (À l'ombre d'un ormeau) (Les Musiciens de Saint-Julien, Lazarevitch)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA342

    CD価格:1,520円(税込)

    18世紀フランスの人々を夢中にさせた音楽を集めたアルバム。ここに集められたブリュネットと呼ばれる歌や、英国のカントリー・ダンスが輸入されて発展したコントルダンスなどは、農民の音楽を元にしたものとして貴族階級から火がつき、やがてパリの市民たちの間にまで広がっていきました。ふいご付きのバグパイプ(ミュゼット)を中心に、ハーディガーディ、フルートなどの多彩な音色が、当時の日常生活の中で豊かに奏でられた音楽の楽しさ、美しさを私達に存分に味あわせてくれます。

  • 商品番号:ALPHA372

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    発売日:2018年08月24日

    CD 18枚組BOX価格:5,100円(税込、送料無料)

    バロック音楽と言えば、だれもが思い浮かべる数々の名曲・・・ヴィヴァルディの「四季」やJ.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」、「ゴルトベルク変奏曲」「無伴奏チェロ組曲」などはもちろんのこと、ラモーの「クラヴサン組曲」やパーセルの「ダイドーとイニーアス」など一度は聴いておきたい作品を網羅した18枚組BOXが再プレスされました。 レオンハルトやコクセの定評ある名演に加え、クルレンツィスとムジカエテルナなどの最先端の演奏も含むこのBOXは、初めてバロック音楽を聴く人だけでなく、この時代の作品に慣れ親しんでいる人にも新たな喜びをもたらします。

  • 商品番号:8.573814

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    INNER CHAMBERS
    ルイ14世の宮廷音楽集
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    [レ・オーディネーレ]

    Chamber Music (Baroque) - COUPERIN, F. / HOTTETERRE, J.-M. / LULLY, J.-B. / MARAIS, M. / MONTÉCLAIR, M.P. de (Inner Chambers) (Les Ordinaires)

    発売日:2018年01月26日 NMLアルバム番号:8.573814

    CD価格:1,900円(税込)

    “太陽王”ルイ14世(1638-1715)。72年間王位に就き、フランス王朝の最盛期を築いた王として知られています。最も影響力の大きかったのは1680年代であり、巨大な富を投じて建立したヴェルサイユ宮殿では毎夜瀟洒な舞踏会が開催され、多くの貴族たちが踊りに明け暮れました。王自身も「芸術の庇護者」としてリュリをはじめとした多くの音楽家たちを擁護していました。また舞踏も巧みで、メヌエットを宮廷舞踊に取り入れたことでも知られています。 このアルバムは、ルイ14世の王宮で活躍していた音楽家たちの作品を集め、バロック様式の芸術が表現しようとしていた人間の感情の深みを探求、親密な世界の音を再現します。17世紀後半から18世紀前半の雰囲気を伝えるトラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボの柔らかい音色も魅力的です。

  • 商品番号:C5263

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    東洋風のカーニヴァル 詳細ページ [マッズーリ/ペーラ・アンサンブル/ラルテ・デル・モンド/エールハルト]

    CARNEVAL ORIENTAL (Mazzulli, Pera Ensemble, L'Arte del mondo, Ehrhardt)

    発売日:2016年03月30日 NMLアルバム番号:C5263

    CD価格:2,600円(税込)

    ラルテ・デル・モンドとエールハルトと言えば、いくつかの「ヨーロッパ伝統のバロックとイスラムの伝統音楽を融合したアルバム」が知られています。Capriccioレーベルからもヘンデルのオラトリオ「エジプトのイスラエル人」に民俗音楽を挟み込んだユニークな演奏がリリースされています(C5151)。この新しい録音も、そんな1枚です。16世紀から17世紀にかけてのトルコ風のエッセンスを持った作品が一堂に会しているという圧巻の選曲。ひたすら賑やかで楽しいアルバムです。

  • 商品番号:ICAC-5079

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    ジョルジュ・シフラ
    グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
    リスト:ピアノ協奏曲 第1番
    リュリ:ガヴォットとロンドー ニ短調 詳細ページ
    [シフラ/ツィピーヌ/クリュイタンス]

    GRIEG, E.: Piano Concerto / LISZT, F.: Piano Concerto No. 1 (Cziffra, Tzipine, Cluytens)

    ■協奏曲

    発売日:2012年09月12日 NMLアルバム番号:ICAC5079

    CD価格:2,175円(税込)

    ハンガリー、ブダペスト生まれのジョルジュ・シフラ(1921-1994)は5歳の時にサーカスや居酒屋で即興演奏を行い、幼い頃から「ショーマン」としての才能を遺憾なく発揮していたことが知られています。そして、フランツ・リスト音楽院に入学し、エルネ・ドホナーニに師事することでピアニストとしての能力を飛躍的に高めました。しかし、当時ソ連の影響下にあったハンガリーから脱出を試みるも残念ながら失敗し、1950年から3年間懲役刑に処せられてしまいます。この時は酷い拷問を受けるなど、かなり悲惨な体験をしたのですが、釈放されると同時に、QualitonレーベルとSupraphonレーベルに録音を開始。これを足がかりに西ヨーロッパでの活躍の糸口をつかみ、1956年10月の「ハンガリー動乱」の際にはウィーンに逃れることができ、そこで卓越した成功を収めたのです。その後、西ヨーロッパからパリ、ロンドン、ニューヨークなどのツアーを経て、最終的にはフランスに定住し、その名を轟かせました。 彼の演奏は驚くほど豪快であり、とりわけリストの作品での技巧の冴えについては、たとえ「音楽性に乏しい」と言われたとしても、やはり右に出るものはいないでしょう。しかし、グリーグの協奏曲には驚くほど内省的な部分もあり、また、スパイスの効いたリュリやスカルラッティの小品からも、彼の知られざる一面が伺えます。全て商業的初出音源です。

  • 商品番号:8.572378

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    スズキ・エヴァーグリーン 第1集 詳細ページ [西崎崇子]

    Takako Nishizaki Plays Suzuki Evergreens, Vol. 1

    ■室内楽 ■器楽曲(ヴァイオリン) ■器楽曲(ピアノ)

    発売日:2010年07月14日 NMLアルバム番号:8.572378

    CD通常価格:1,900円特価!:390円(税込)

    NAXOSの創始者クラウス・ハイマンの妻であり、また優れたヴァイオリニストである西崎崇子氏。彼女は父親、信二氏の手ほどきで4歳からヴァイオリンを始めました。信二氏はスズキ・メソードの創始者である鈴木慎一氏の親友でもあったため、2人で試行錯誤しながらヴァイオリンの上達法を研究しました。もちろん彼女はスズキ・メソードの第1期生としてそれを吸収、素晴らしいヴァイオリンの才能が花開いたのです。この第1巻は、最初にヴァイオリンに触れる子どもたちが手掛ける曲を収録。きらきら星や、むすんでひらいてなどの小さな曲を一つ一つ仕上げることで、幼い子どもは達成感と情操を身につけていきます。このシリーズは、全て西崎氏の模範演奏に続き、原曲が収録されています。