マレ(マラン) Marais, Marin

生没年 1656-1728 フランス
辞書順 NML作曲家番号 22629
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  • 商品番号:RIC451

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    マレ(1656-1728)
    ヴィオール曲集 第5巻(1725/全曲) 詳細ページ
    [フランソワ・ジュベール=カイエ、ラシェロン]

    MARAIS, M.: Pièces de viole, Book 5 (Joubert-Caillet, L'Achéron)

    発売日:2023年06月30日 NMLアルバム番号:RIC451

    CD 3枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    出版作品全集、堂々の完結編!
    「天使のように弾く」マレ晩年の集大成
    フランス・バロックの大家マラン・マレが生前に出版した500曲あまりのヴィオール作品の全てを録音するという前人未踏の挑戦を2014年から続けてきたフランスの名手フランソワ・ジュベール=カイエが、ついに最終巻となる第5巻をリリース。 フランス王室楽団の指揮者をしながら、自身ヴィオールの名演奏家として「天使のごとく弾く」と讃えられ、太陽王ルイ14世の寝室で入眠間際まで演奏を聴かせたこともあったマレ。フランス宮廷風かつユニークな書法を駆使して描かれたヴィオール曲の数々の中でも、晩年に出版された第5巻はマレの作曲家人生の集大成ともいうべき存在。ジュベール=カイエは共演する通奏低音奏者と楽器の組み合わせを組曲ごとに変え、圧巻の技量で細部まで解像度高くもスケール感豊かに聴かせます。 その演奏解釈はますます冴えわたり、1分程度の小品からポワトゥー風組曲のような長めの作品まで、まさに新時代の決定版と呼ぶにふさわしい名演。楽譜に記された説明の朗読とともに奏でられる有名な「膀胱結石摘出手術の図」でも、惚れ惚れするほどの気品がさながら上質のバロック絵画のごとく場面の生々しさを際立たせ、精妙な通奏低音とともにバロック期の宮廷文化の気配を脈々と伝えてやみません。 演奏者自身による解説(仏語・英語)は今回も読みごたえ十分。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA926

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    マレ(1656-1728)
    歌劇《アリアーヌとバッキュス》 詳細ページ
    [ユディト・ファン・ヴァンロイ、ヴェロニク・ジャンス、マティアス・ヴィダル ほか エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル]

    MARAIS, M.: Ariane et Bacchus [Opera] (Wanroij, Perbost, Carpentier, Concert Spirituel Orchestra, Niquet)

    発売日:2023年03月24日 NMLアルバム番号:ALPHA926

    CD 2枚組通常価格:3,975円特価!:2,990円(税込)

    貴重な全曲盤、ニケとフランス古楽界を代表する歌手たちによる待望の録音!ヴィオールの比類ない名手として名を馳せたフランスの作曲家マラン・マレは、王室楽団でオペラ指揮者としても活躍。1693年にはジャン=バティスト・リュリの後を継いで王室音楽総監督の座にあった息子ルイ・リュリとの共作で《アルシード(エルキュールの勝利)》を作曲、その後《アリアーヌとバッキュス》(1696)、《アルシオーヌ》(1706)、《セメレ》(1709)と3編の抒情悲劇を独力で完成させ、オペラを書く手腕でも高く評価されました。 18世紀以前のフランス・オペラ蘇演に確かな実績を持つ鬼才エルヴェ・ニケによる今回の録音は、リュリ亡き後の歌劇作曲家としてマレが本格的な歩みを始めた重要作でありながら全曲録音に恵まれてこなかった《アリアーヌとバッキュス》の全貌に触れられる待望のプロジェクト! ミノタウロス退治の恋人テーセウスに去られ悲しむアリアーヌに迫る酒神バッキュスの物語で、同じパリを沸かせたルーセル作品を130年以上先取りする名品をダイナミックに聴かせます。 抜群の心理表現を見せるヴェロニク・ジャンス、21世紀のフランス歌劇界で圧倒的な活躍をみせるマティアス・ヴィダルと活躍目覚ましいファン・ヴァンロイによる表題役の鮮やかな歌唱もさることながら、二人のテオルボ奏者が加わる豪華な通奏低音勢をはじめ、1700年頃のパリ・オペラ座の編成を忠実に再現したオーケストラも存在感抜群! ALPHAレーベルの真骨頂ともいうべきバロックオペラ録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10335

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年11月号)★-

    マレ(1656-1728)
    音階
    マレ流儀のソナタ
    パリのサント・ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘 詳細ページ
    [レ・タンブル(川久保洋子、ミリアム・リニョル、ジュリアン・ヴォルフス)]

    発売日:2022年09月09日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ヴィオールの巨匠マレ晩年の異色曲集。
    フランス最前線発、生気あふれる洗練の極致!
    フランス・バロックの巨匠たちの中でも指折りの存在、ヴィオールの名手にして王室のオペラ指揮者でもあったマラン・マレ。“天使のごとく弾く”と讃えられたその妙技は、若い頃から晩年まで折々に発表された5つのヴィオール曲集に確かな痕跡を認めることができます。 その一方で彼は、1725年に最後のヴィオール曲集を発表して現場を退く2年前、「音階」「マレ流儀のソナタ」「パリのサント・ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘」という三つの充実作からなる室内楽曲集も発表しています。徹底してフランス流かつヴィオールという楽器にこだわった5つのヴィオール曲集に比して、これら3曲はヴィオールと通奏低音のほかヴァイオリンが加わるトリオのために書かれ、音楽自画像的な企図が窺える「マレ流儀のソナタ」など、“もう一つのマレの顔”を集大成したとも取れる内容。 ドレミファソラシドの音階を辿った音型をベースに、各音にもとづく楽想が縦横無尽に展開される長大な「音階」はじめ3曲とも充実した難曲ですが、フランスを拠点に活動を続け近年Floraレーベルから名盤を連発してきたレ・タンブルの3名手にかかると実に精彩に富み、随所ではっとさせられる音の妙に興味が尽きず、先へ先へと聴き進めずにおれません。 マレを主人公とした映画『めぐり逢う朝』でも使われていた「鐘」の起伏に富んだ展開も比類なく、演奏陣による各曲詳述(国内仕様盤は日本語訳付)も含め、この異形の曲集の新たな決定盤になりそうな1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC432

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    マラン・マレ(1656-1728)
    ヴィオール曲集 第4巻(1717) 全曲 詳細ページ
    [フランソワ・ジュベール=カイエ、ラシェロン]

    MARAIS, M.: Pièces de Viole, Book 4 (Joubert-Caillet, L'Achéron)

    発売日:2021年11月26日 NMLアルバム番号:RIC432

    CD 4枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    稀有の全曲録音という偉業もいよいよ佳境へ!
    多彩な充実解釈が魅力の大本命「第4巻」
    フランス語圏ベルギーの古楽レーベルRicercarが2016年に満を持してスタートさせた、マラン・マレのヴィオール作品全曲録音という壮大な企画もいよいよ佳境へ。 全5巻の曲集のうち、ルイ14世が亡くなって間もなくの1717年に刊行された第4巻には、「迷宮」「つむじ風」「冗談」「夢見る人」などの有名曲も含まれる変幻自在の「異国趣味の組曲」のほか、「3つのヴィオールのための」、つまり2つのヴィオール・パートと通奏低音を担当するヴィオールからなる三重奏編成の組曲も2つあり、自身も同時代のフランスを代表する名手だったマレの創意の充実をそこかしこで実感できます。 百戦錬磨のレーベルプロデューサーが強く推すヴィオール奏者ジュベール=カイエは、個々の作品の持ち味をよく吟味しながら自身の音楽性をあざやかに発揮。各組曲に合った通奏低音編成を担当する俊才たちとともに、マレの真価を21世紀に改めて伝える名演を刻んでくれました。 演奏者自身もコメントを寄せている50ページ近くに及ぶ長大なブックレット(英・仏・独)でも、全曲が録音されることはめったにないこの曲集についての深い洞察に触れることができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS046

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    マラン・マレ(1656-1728)
    『異国風の組曲』(全33曲)
    ~ヴィオール曲集 第4巻より 詳細ページ
    [ロバン・ファロ、アンサンブル・プレ・ド・ヴォートレイユ]

    発売日:2021年09月10日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    フランス語圏の古楽シーン最前線に躍り出たヴィオール奏者、
    マレの多元性を描き出す!
    異能のチェンバロ奏者ジャン・ロンドーが一員であることで知られる古楽器アンサンブル「ネヴァーマインド」の一員であり、Ricercarレーベルで進行中のマラン・マレ全曲録音シリーズでも通奏低音奏者として水際立った活躍を示しているフランスのヴィオール奏者ロバン・ファロ。フランス・バロックの演奏と研究の中心となりつつあるヴェルサイユ宮殿のレーベルが、この俊才を中心とした名手揃いのアンサンブルによるマレ・アルバムを制作したことは大いに注目に値します。 17-18世紀のフランスで最も愛された弦楽器の一つヴィオールを手に、500もの作品をこの楽器のために作曲した名手=作曲家マラン・マレの曲集から、作風が充実の極みに達した後期の第4曲集に含まれる『異国風の組曲』は、来たるべきオリエンタリズムの先駆としても見過ごせないバロック後期の異色作。2人の鍵盤奏者がオルガンとクラヴサンを使い分け、撥弦楽器奏者も複数起用した精彩に満ちた解釈でその全貌に触れられるのは貴重。 フランス・バロックの多彩な振れ幅は、「迷宮」や「たわむれ」など比較的知られた作品での妙技においても、また知名度は高くないながら、個々にいわくありげなタイトルが添えられた作品の輝きを浮かび上がらせるにおいても、この解釈の深さと新鮮な録音でこそ満喫できると言えるでしょう。 2020年代フランス古楽界の充実度を示す注目のアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC424

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    マレ(1656-1728)
    ヴィオール曲集 第3巻 全曲 詳細ページ
    [フランソワ・ジュベール=カイエ、ラシェロン]

    MARAIS, M.: Pièces de Viole, Book 3 (Joubert-Caillet, L'Achéron)

    発売日:2021年03月26日 NMLアルバム番号:RIC424

    CD 4枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    全曲録音は希有の快挙!Ricercarが名手と進める充実企画は名曲続々の第3巻へヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)を誰よりも巧みに弾きこなし、この楽器の演奏技法をさまざまな角度から深めていったマラン・マレ。その偉大さはあらゆるヴィオール奏者が認識しており、すでに録音史に残る名盤も数多く世に出ていながら、総数500にも上るというマレのヴィオール作品の全てを録音した演奏家はまだ現れていません。 この壮大な企画を2017年からスタートさせたベルギーの古楽レーベルRicercarで腕を振るうのは、レーベル主宰者の信頼も厚いフランスの名手ジュベール=カイエ。1711年に発表されたマレ3番目の曲集は、「おどけ仕草」「グラン・バレ」「移り気」といった比較的有名な作品も多く含まれ、多様な弓奏と撥弦とを使い分けなくてはその魅力を発揮し得ない難しさを前に、ジュベール=カイエは味わい深い演奏で答えを出してゆきます。 時にダイナミック、時に細やかなその演奏を支える通奏低音にはヴィオール、テオルボ、バロックギター、クラヴサン(チェンバロ)が組曲ごとに入れ替わりながら起用され、クラヴサンだけがヴィオールと対峙する緊密な二重奏として演奏されている組曲もあれば、クラヴサン抜きの独特なしっとりした響きが味わえる組曲もある、そんな多彩さもこのセットの魅力の一つとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10141

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    『マレ氏の秘密』
    マラン・マレ(1656-1728)の音楽世界 詳細ページ
    [ヴィットリオ・ギエルミ、ルカ・ピアンカ、イル・スオナール・パルランテ]

    MARAIS, M.: Pièces de violes, Books 2, 4, 5 / Sujet diversitéz (Le secret de Monsieur Marais) (Pianca, Il Suonar Parlante Orchestra, Ghielmi)

    発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA453

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    「ガンバのハイフェッツ」の異名をとるヴィットリオ・ギエルミ、満を持しての「静」と「動」のマレフランス・バロック最大のヴィオル(ガンバ)奏者のひとりであり、同時に宮廷楽団の重要人物としてリュリ亡き後のフランス王室歌劇場で指揮者もつとめたマラン・マレ。生前に楽譜出版された500ものヴィオル作品では宮廷音楽の機微と多彩を縦横無尽に描き上げる一方、歌劇作品にも合奏の可能性を活かしたフランス舞踏曲など注目すべきナンバーが数多く含まれていることは、意外に知られていないかもしれません。 ヴィットリオ・ギエルミは今回、生前に出版されなかった新発見の手稿譜曲まで収録。あえてクラヴサン(チェンバロ)を省いた編成で、圧倒的な存在感をもってヴィオルを弾きこなしながら、折々に合奏曲を交え、そんなマレの活躍の二面性をあざやかに描き出してゆきます。弓奏の音色に寄り添い、あるいは対等の立場で音を交わし合うルカ・ピアンカの撥弦も絶妙です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-259

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    マレ(1656-1728)&フォルクレ(1672-1745)
    ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集 詳細ページ
    [ユリア・カルペータ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/アントン・ビルラ(テオルボ) 他]

    発売日:2020年01月17日

    CD価格:2,100円(税込)

    17世紀、フランス・バロックにおける「ヴィオールの2大ヴィルトゥオーゾ」と呼ばれたマレとフォルクレの作品集。ともにルイ14世の宮廷で活躍しながら、マレは穏やかで優雅な作風から“天使的”、フォルクレは激しさと暴力的な性格で“悪魔的”と言われた対照的な存在でした。またマレの作品は、師匠サント・コロンブとの愛と葛藤を描いた1990年代はじめの映画『めぐり逢う朝』で一躍有名になったことでも知られています。 演奏は、ポーランド出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ユリア・カルペータ。華奢で可憐な雰囲気のルックスからは想像できない、芯の強い、落ち着いたトーンの演奏を聴かせます。ポーランド西部のヴロツワフの音楽院で学び、ソリストとしてだけではなく、同じくガンバ奏者であり本作にも参加している夫、クジストフ・カルペータとガンバ・デュオを組むほか、トリオなどでも活動し、多数の古楽系音楽祭に出演。 アルバムには、それぞれ性格の違うマレのヴィオール作品集3巻からの抜粋と、フォルクレの3つの印象的なまるで絵画を思わせるタイトルを持つ小品が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC408

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    マレ(1656-1728)
    ヴィオール曲集 第2巻 (1701)[5枚組] 詳細ページ
    [フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール)、ラシェロン(古楽器使用)]

    MARAIS, M.: Pièces de Viole, Book 2 (Joubert-Caillet, L'Achéron)

    発売日:2019年11月15日 NMLアルバム番号:RIC408

    CD 5枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    「フォリア」「人間の声」 …
    名手ジュベール=カイエによるマレ第3弾は、名曲揃いの『ヴィオール曲集 第2巻』!
    「Ricercar」レーベル主宰者の絶大な信頼のもとマラン・マレ全曲録音を進行中のジュベール=カイエ。小品を集めた第1巻(RIC364)、『1台あるいは2台のヴィオールのための曲集 第1巻』(RIC379)に続く第3弾。5枚組という重量級ながら、組曲の特性により通奏低音の編成を変えて飽きさせない作りとなっています。 時に沈鬱に、時に軽やかに、「人間の声」に最も近いと言われるヴィオールを自在に操り、フランス・バロックの寵児が残した歌を今に伝えます。ラストは大編成による圧倒の「フォリア」。 ※ ブックレット3ページ目に『ヴィオール曲集第1巻』と誤った表記がございます。ご了承ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RES10244

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    LA GRACIEUSE - 優美
    マレ(1656-1728)
    ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集 詳細ページ
    [ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/イスラエル・ゴラーニ(テオルボ&バロック・ギター)/ジョシュア・チーザム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/オリヴィエ・フォルタン(チェンバロ)/アドリアン・ロドリゲス・ファン・デア・スプール(パーカッション)]

    発売日:2019年08月30日

    CD価格:2,100円(税込)

    イギリス出身、アムステルダム在住のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ロバート・スミス。アムステルダム音楽院で学び、バロックチェロをヴァルター・ミュラー、ヤープ・テル・リンデン、ヴィオラ・ダ・ホーグに、ヴィオラ・ダ・ガンバをミネケ・ファン・ダー・ヴェルデン、パオロ・パンドルフォの5氏に師事。これまでにコープマン率いる“アムステルダム・バロック・オーケストラ”やエキルベイが創設した“インスラ・オーケストラ”など錚々たるアンサンブルに参加、CDリリースも活発に行うなど国際的に活躍しています。 今回のアルバムではフランス・バロック期を代表するマラン・マレの組曲を演奏。自らも優れたガンバ奏者であったマレだけに、この曲集でも多彩な技巧と音色が要求されますが、スミスは見事な演奏でそれに応えました。共演の奏者たちとの親密なアンサンブルにより、17~18世紀のフランス宮廷世界を描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573868

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    The Versailles Revolution -
    ヴェルサイユの革命
    (リュリ/ムッファト/マレ) 詳細ページ
    [バルトルト・クイケン/インディアナポリス・バロック管弦楽団]

    Orchestral Music (Baroque) - LULLY, J.-B. / MUFFAT, G. / MARAIS, M. (The Versailles Revolution) (Indianapolis Baroque Orchestra, Kuijken)

    発売日:2018年12月07日 NMLアルバム番号:8.573868

    CD価格:1,600円(税込)

    もともとはイタリア人であったリュリですが、フランスでの活躍を機に、ジョヴァンニ・バッティスタから「ジャン=バティスト」とフランス風の名前に変え、1661年には国籍も取得。ルイ14世の宮廷楽長としてフランスの貴族社会を席捲しました。彼はダンサーとしても優れた才能があり、やはり踊り手であったルイ14世としばしば同じ舞台に立つために、数多くのバレエ=バレ音楽を作曲し聴衆を魅了、王と密接な関係を保つとともに自身の発言力も強めていったのです。 王の寵愛を一身に受けたリュリは自らのオーケストラを結成し、ヴェルサイユ宮殿で行われる舞踏会での演奏を行うなど、17世紀の宮廷音楽に大革命を起こしました。代表作の一つである《ロラン》はリュリが確立した「抒情悲劇」の1曲であり、初演時から高い人気を獲得するとともに、周辺の作曲家たちに強い影響を与えた作品です。このアルバムで聴くことのできるムッファトとマレの組曲からも影響は感じられます。バルトルト・クイケンは各々の曲の特徴を捉え、華やかな解釈を施しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7783

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    ヴィオールとブーラスク
    マレ(1656-1728) 
    サント=コロンブ(1645-1701)

    ヴィオール作品集 詳細ページ
    [ビオルディ]

    Viola da Gamba Recital: Biordi, Paolo - MARAIS, M. / SAINTE-COLOMBE, J. de (Viole en bourrasque - Pieces pour Basse de Viole seule)

    発売日:2017年04月21日 NMLアルバム番号:CDS7783

    CD価格:2,325円(税込)

    1991年の映画「めぐり逢う朝」で描かれた、ヴィオールの名手サント=コロンブと彼の弟子マラン・マレ。一人演奏に没頭するサント・コロンブとは違い栄華を求めるマラン・マレとの諍い。結局マレは方向性の違いから破門されるも、サント=コロンブの娘を通じて師の技術を盗もうとする・・・そんなあらすじでした。実際のサント=コロンブの経歴はほとんどわかっていませんが、彼は17世紀における最も偉大なガンバ奏者であり、残された67曲に及ぶ合奏曲と、170曲を超える独奏曲の筆写譜からは、その素晴らしい才能が見えてきます。 このアルバムはサント=コロンブとマレの作品を並べて演奏することで、2人の類似点と違いが際立つという趣向です。またブルゴーニュのトゥールニュで発見された写本からの世界初録音も含まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD738

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    〈3月22日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2024年03月22日

    CD価格:2,775円(税込)

    英国の新世代アンサンブルが奏でる、太陽王の宮廷の一日2021年、英国のBBC Radio 3とロンドン王立音楽大学(RCM)が共同推薦するニュー・ジェネレーション・バロック・アンサンブルの輝かしき初代団体に選ばれたアンサンブル・モリエールによる、トリオ・ソナタ編成でルイ14世お気に入りの作曲家たちの名作を辿るアルバム。ヴェルサイユの各所に楽隊を配し、朝から晩まで音楽漬けで政務を続けた王の一日を辿るかのように、序曲から室内楽、正餐時のBGM、宮廷劇場の音楽、そして就寝時の音楽へと続くプログラムで構成されています。 ルイ14世に最も愛された作曲家リュリはもちろん、その歿後に王室関係者のため音楽を綴り続けたシャルパンティエ、王室鍵盤教師も務めたクープラン、王室におけるリュリの実質的後継者ド・ラランド、そしてルイ14世の中央集権が決定的になった頃に王自らが太陽の寓意像を演じた《王の夜の舞踏劇》を経て、就寝時に奏でられたというマレ初期の傑作曲集に収束するその展開は、バロック・ファンならずともつい先へ、先へ……と聴き続けてしまうに違いありません。 ロンドンを拠点に活躍するチェンバロ奏者サトコ・ドイ=ラック(土井聡子)の手で声楽曲や管弦楽曲が室内楽編成に凝縮された巧みなアレンジも聴きどころ。バロック・バスーンの参加で室内楽的な親密さにオーケストラ風の広がりも加わり、フランス・バロック特有の高雅さを多彩な響きの中で楽しめる1枚です。

  • 商品番号:RIC458

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    フランス王室楽団の
    オーボエ・バンドによる室内楽の世界
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    [シンタグマ・アミーチ]

    HAUTBOIS À LA CHAMBRE DU ROI (LES) (Rignol, Sailly, Syntagma Amici)

    発売日:2024年02月23日 NMLアルバム番号:RIC458

    CD価格:2,775円(税込)

    屋外向け吹奏楽団の演奏家たちが、太陽王の宮廷の「室内」で奏でた音楽とは?バロック期のフランスで音楽文化を躍進させた立役者である太陽王ルイ14世の宮廷には、礼拝堂楽団や室内楽団の他にダブルリード楽器を携えた吹奏楽団(大厩舎楽団)が雇われ、主に軍楽や屋外での式典を彩る役割を与えられていました。とはいえ当時の音楽家は複数の楽器をプロとして演奏できるのが常で、大厩舎楽団の楽員たちもしばしばリコーダーやフラジオレットなどの笛を扱いながら、屋外ではなく城内での室内楽やオペラ上演にも動員され、当初こそ「騒々しい」と驚かれながらも、ついにはオーボエやバスーンも諸々の通奏低音楽器や弦楽器と共に繊細な音楽を奏で得ることを立証していったのでした。 『大厩舎楽団の祝宴』と銘打った2022年のアルバム(RIC439)で彼らの屋外吹奏楽のレパートリーを披露した古楽器楽団シンタグマ・アミーチは今回、この大厩舎楽団が室内空間に動員された時どのような音楽を披露したか、入念に再現製作された当時の楽器と共に探ってゆきます。 王の起床時から就寝時まで、ヴェルサイユ宮殿の随所に響いたオーボエ、リコーダー、クロモルヌ(クルムホルンとは異なるダブルリード管楽器)、バスーンといった管楽器が奏でるのは、王室音楽総監督リュリのオペラからの抜粋やクープランの室内楽、シャルパンティエの宗教合奏曲、大厩舎楽団の演奏家を多く輩出したフィリドール一族の作品など多岐にわたる演目。この種の古楽器探求に優れた実績を示してきたエルザ・フランクとジェレミー・パパセルジオーをはじめとする名手勢が、芸術諸分野に通じたルイ14世を喜ばせた至芸を21世紀にありありと甦らせてくれる1枚です。

  • 商品番号:ALPHA988

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    サン=ジャンの私の恋人
    バロックから近代シャンソンまで 詳細ページ
    [ステファニー・ドゥストラック、ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    Vocal Music (Mezzo-Soprano): d'Oustrac, Stéphanie - CARCEL, R. / CARRARA, E. / DELMET, P. / GROUYA, T. / MARINIER, P. (Mon amant de Saint-Jean)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA988

    CD価格:2,475円(税込)

    新鮮! 近代フランスの歌を自然に紡ぐ古楽器の響き、
    古のフランスの響きに馴染むアコーディオン
    16~17世紀のエール・ド・クールやフランス各地に口承で伝わってきた民衆歌など、ルイ14世の時代よりもさらに古いフランス音楽を高雅で自然に現代に蘇らせ、世界中から熱いまなざしを集めてきた21世紀のユニークな古楽グループ、ル・ポエム・アルモニーク。イタリア・バロックでも実績を示しつつ、中心メンバーの母語であるフランス語を歌詞とする音楽への適性はやはり抜群で、詩句の味わいを最大限に引き出す新鮮で薫り高い演奏解釈はどの時代の作品でも出色の仕上がりを誇ります。 その親和性が「古楽」の枠に縛られないことを立証するユニークな選曲のアルバムが登場。彼らと同じくフランス民衆世界の古謡を得意とするレ・リュネジアンの『うんざりだ、冬ってやつは』(ALPHA887)でも絶妙な妙声を聴かせたステファニー・ドゥストラックの味わい深い歌い口は、さりげなく織り交ぜられたバロック宮廷音楽と近代シャンソンを易々と行き来し、無理なく即興的な音を紡いでゆくアコーディオンと共に、時にはシャンソンを古楽のように、また古楽をシャンソンのように聴かせる巧妙さ。古楽器アンサンブルをバックバンドとして、サティやトゥルーズ=ロートレック、モディリアーニらが生きた1900年前後から20世紀中盤までの、古き良きフランスの芳香に満ちたシャンソンの名曲群をしなやかに歌いこなすそのセンスは、もはやクロスオーヴァ―やジャンル越境などといった表現が陳腐に思えるほど、圧倒的に自然な「フランスの息吹」に貫かれています。 聴くほどに惹きつけられるその魅力に、主宰者デュメストルが学究性に閉じこもらないセンス抜群の古楽プレイヤーであることを改めて強く認識する1枚です。

  • 商品番号:RAM2204

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    鏡 - Kagami
    ~ヴィオール小曲集~ 詳細ページ
    [上村かおり、アリーン・ジルベライシュ、リカルド・ロドリゲス・ミランダ]

    Kagami (Mirror) - BACH, J.S. / COUPERIN, F. / DOLLÉ, C. / HUME, T. / MARAIS, M. (Kaori Uemura, Miranda, Zylberajch)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:RAM2204

    CD日本語解説付き価格:2,475円(税込)

    ヴィオールの名優、上村かおりのソロ第2作。
    人間の感情を伝える音楽の不思議へのオマージュ
    ベルギーのブリュッセルを拠点に、リチェルカール・コンソートやレザール・フロリサン、ル・ポエム・アルモニークといった幅広い世代の第一線古楽アンサンブルで中心的なメンバーとして活躍を続けるヴィオール奏者の上村かおり。長く充実したキャリアを経て2021年に満を持してリリースされた初のソロ・アルバム『優 Yuu』(『レコード芸術』誌特選)は、ヴィオールという楽器ひとつで驚くほど豊かな世界が紡ぎ出される無伴奏作品集でしたが、今回新たに届けられたアルバムは世界中に共演者を持つフランスのチェンバロ奏者アリーン・ジルベライシュと、やはりベルギーやフランスで多忙な活躍を続けるリカルド・ロドリゲス・ミランダという頼もしい演奏仲間との室内楽。17~18世紀の英仏独さまざまな地域のヴィオール作品を自在かつ入念に配したプログラムは3幕仕立ての演劇風に編まれ、冒頭の無伴奏曲から静かに動き出すその音楽物語は起伏に富んで変幻自在、まさに数百年前のヨーロッパで、客席と親密な距離感の舞台に心を吸い寄せられるような静かな求心力に満ちています。 18世紀半ばに活躍したドレの珍しい曲集やマレ、クープランなどフランス宮廷流音楽の見事な演奏もさることながら、美しい陰翳を感じさせる鍵盤の低音に続いて主旋律がヴィオールで描き出される「イタリア協奏曲」の緩徐楽章や、パーセルの傑作歌劇《ダイドーとイニーアス》の名場面から紡ぎ出された坂本龍右の編曲による思わぬ独奏など、知っていたはずの曲が思わぬ装いで登場するトラックも実に魅力的。 演奏者の上村自身が書き下ろした日本語解題とともに、擦弦と撥弦の交錯に深く引き込まれるアルバムです。

  • 商品番号:IBS22023

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    THE VOICE OF CASALS
    カザルスの声

    無伴奏チェロによるカザルスへのトリビュート 詳細ページ
    [ロジェ・モレーリョ・ロス(チェロ)]

    Cello Recital: Morelló Ros, Roger - MARAIS, M. / BACH, J.S. / CASSADÓ, G. / FÁBREGAS, E. / MIGÓ, M. (The Voice of Casals)

    発売日:2023年05月19日 NMLアルバム番号:IBS-22023

    CD価格:2,250円(税込)

    1993年にカタルーニャに生まれたモレリョ・ロスが、2023年に没後50周年を迎える郷里の偉大な先達カザルスに捧げた1枚。 カザルスの弟子カサドのソナタ、同郷カタルーニャの作曲家たちによる新作、カザルスの手によって新しい命を吹き込まれたバッハの「無伴奏チェロ組曲」、モレリョ・ロスが自ら編曲したマレの「人間の声」に、カザルスのトレードマークと言うべき「鳥の歌」が収められています。

  • 商品番号:CVS088

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    『オルフェのさまざまな表情』
    フランス・バロックのカンタートの世界 詳細ページ
    [ウジェーヌ・ルフェーヴル、ザッカリー・ワイルダー、エティエンヌ・バゾラ ほか]

    発売日:2023年02月10日

    CD価格:2,475円(税込)

    フランス古楽シーン最前線の俊才たちが真正面から取り組んだカンタートの世界「フランスにはフランスならではの音楽を」と、自国の音楽を何より優先させた太陽王ルイ14世が世を去ったのが1715年。その少し前から、イタリア人作曲家たちの室内カンタータを手本にフランス独自の発展をみせていたフランス語歌詞によるカンタートの数々は、時としてヴァイオリンやフルートを加えた編成で充実した音楽描写が聴かれ、個々に小さなオペラのような魅力が詰まっています。 カンプラやクレランボーの傑作群は録音も多くなされてきましたが、ヴェルサイユ宮殿の催事部門Château de Versailles Spectaclesが主宰するレーベルで制作されたこのアルバムでは、フランス最前線でソロ及びアンサンブルで活躍する実力派ばかりが居並ぶ充実編成が目を引きます。 テーマは古代神話の詩人音楽家オルフェウスの物語。クレランボーの傑作に始まり、その人気をふまえた続編として出版されたピロワの珍しい作品、作曲者の知名度に反して意外に録音が多くないラモーの『オルフェ』といった充実選曲を、バロックのオペラや宗教曲で広範に活躍する3人の歌手が細やかな解釈で歌い上げる一方、アンサンブル経験豊かなソリスト続々の器楽勢も随所で耳を惹く立ちまわりをみせ、聴きどころに事欠きません。 最後を飾るのは、ネヴァーマインドのルイ・クレアック、ピグマリオンやアンサンブル・コレスポンダンスのジョゼフ・コッテという、フランス第一線の古楽団体で活躍する俊才ヴァイオリニスト2人。「歌なし」で締めくくられる最終トラックがもたらす余韻も実に味わい深いものがあります。

  • 商品番号:ALPHA833

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    『おお、わが麗しの栗毛の君』
    ~フランス・バロックのブリュネットの世界~ 詳細ページ
    [ア・ノクテ・テンポリス(レイナウト・ファン・メヘレン、アンナ・ベッソン、ミリアム・リニョル、シモン・リンネ、ロリス・バリュカン)]

    Baroque Music (18th Century French) - BALLARD, C. / COCHEREAU, J. / COUPERIN, F. (Oh, ma belle brunette) (Mechelen, A Nocte Temporis)

    発売日:2022年06月10日 NMLアルバム番号:ALPHA833

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    フランス・バロックの貴族社会を彩った恋の歌。
    名手たちが当時の傑作器楽曲を交えて伝える機微
    文化百般に通じた絶対君主ルイ14世のもと、前世紀以来の高雅な宮廷歌曲(エール・ド・クール)が発展、王室音楽総監督リュリもフランス語の韻文を鮮やかに音楽化し傑作フランス語オペラを続々発表した17世紀フランス。しかし上流階級の人々はそうした堅固な芸術様式ばかりでなく、他愛ない恋物語を短くシンプルな詩句に歌い込んだ、より軽く短い歌も喜んで愉しんでいました。 古代の理想郷に暮らす羊飼いの青年が「栗毛(ブリュネット)の君よ」と歌いかける設定の歌が多いためブリュネットと総称されるようになったこの曲種は、王室勅許のもと楽譜出版を任されていたバラール出版局から3度にわたり集大成的曲集が編まれたほど人気があり、今に伝わります。 このアルバムはクープランやマレなど同時代の王室周辺で活躍した名手たちの器楽作品を交え、ブリュネットの名品の数々をフランス・バロック後期の宮廷音楽世界に文脈づける試み。さまざまなバロック・オペラや教会音楽・歌曲の解釈にすぐれ人気絶頂の名歌手ファン・メヘレンを中心に、器楽ではジャン・ロンドーのアンサンブルであるネヴァーマインドで活躍する横笛奏者アンナ・ベッソン、バッハの無伴奏チェロ組曲をフランス式にヴィオールで録音したミリアム・リニョルら4人の俊才が機微鮮やかな演奏を聴かせます。 驚くほど巧みなアンサンブルで彼らが支えるファン・メヘレンの美声にも酔いつつ、知られざるフランス・バロックの素顔に迫れるALPHAならではの好企画盤です。

  • 商品番号:DSL-92244

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    Fermi's Paradox - フェルミのパラドックス
    リュートとヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集 詳細ページ
    [ロン・マクファーレン(リュート)/キャロリーン・アンダーソン・サリック(ヴィオラ・ダ・ガンバ)]

    Lute and Viola da Gamba Recital: McFarlane, Ronn / Surrick, Carolyn Anderson - DOWLAND, J. / MCFARLANE, R. / SHEPHERD, D. (Fermi's Paradox)

    発売日:2021年09月10日 NMLアルバム番号:DSL-92244

    CD価格:2,100円(税込)

    2020年1月、アンサンブル・ガリレイのメンバーの一人、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のサリックは、リュート奏者マクファーレンに「4月になったら皆でコンサートをしましょう」と電話で持ちかけました。2人は比較的近所に住んでいたためすぐさまリハーサルを始めたのですが、2月になると本格的に新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が猛威を振るい始めたため、世界中に散らばるアンサンブル・ガリレイの奏者たちを集めるのは困難になってしまいました。そのためコンサートをあきらめ、2人だけで6月にレコーディングをすることにしたといいます。 しかし、実際の2人には録音するための共通するレパートリーがあまり多くなく、レコーディング計画は頓挫するかに見えました。そこで、マクファーレンは様々な新たな曲を創り上げた他、二人がお気に入りの曲をこのアルバムのために編曲、通常の“アンサンブル・ガリレイ”のアルバムのような、フィドルやリコーダーが参加することのない、このリュートとガンバのみによる古楽と伝統音楽が融合するユニークなアルバムが完成したということです。 *1990年に設立されたアンサンブル・ガリレイは、クラシックとケルトの両方のバックグラウンドを持つプレーヤーのアンサンブルであり、アイルランドとスコットランドの旋律とダンスチューン、中世の音楽、オリジナルの楽曲を演奏、高い人気を誇ります。

  • 商品番号:NYCX-10228

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    『サント=コロンブとマラン・マレ』
    2つのヴィオールのための作品集 詳細ページ
    [ミリアム・リニョル、マティルド・ヴィアル、ティボー・ルーセル、ジュリアン・ヴォルフス]

    発売日:2021年06月25日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    サント=コロンブとマレ、謎に包まれた師弟関係に迫る!
    「フォリア」も収録
    いずれもフランス出身のミリアム・リニョルとマティルド・ヴィアル、ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)を操る同年代の名手2人による、サント=コロンブとマラン・マレの師弟をテーマとしたアルバム。ヴェルサイユの自主レーベルから自身がメインとなるアルバムのリリースは、2人ともこれが2枚目となります。 ヴィオールならではの細やかな表情がぴったりと重なる息の合ったデュオが大きな魅力で、前半はフランス古来の伝統どおり通奏低音なしで2つのヴィオールのみ、後半ではテオルボが加わってマレのト長調の組曲、さらにクラヴサン(チェンバロ)が加わり「フォリア」へと繋ぐ構成となっています。 この2人の作曲家の関係を描いた映画『めぐり逢う朝』でも印象的に使用された「フォリア」は、元々ヴィオール独奏と通奏低音を想定した作品ですが、ここに収められた演奏ではヴィオール2人の立場が随所で入れ替わり、独奏が引っ張るよりもアンサンブルが一体となった音楽づくりが、好感の持てる新しさです。

  • 商品番号:A486

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    『解き放たれたフォルクレ』
    ~アントワーヌ・フォルクレのヴィオール作品を中心に~ 詳細ページ
    [アンドレ・リスレヴァンド、ヤドラン・ダンカン、パオラ・エルダス、ロルフ・リスレヴァンド]

    Viola da Gamba Recital: Lislevand, Andre - COUPERIN, L. / FORQUERAY, A. / MARAIS, M. / VISÉE, ROBERT de (Forqueray Unchained)

    発売日:2021年04月09日 NMLアルバム番号:A486

    CD価格:2,475円(税込)

    「悪魔のように弾いた」フォルクレの静けさと雄弁のはざまヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)はバロック期のフランスで大いに好まれた弦楽器。その名手として双璧をなした存在が「天使のように弾く」と讃えられたマラン・マレと、対照的に「悪魔のように弾く」との賛辞で知られたアントワーヌ・フォルクレでした。 息子への暴力など悪い噂もありながら幼少期より圧倒的な音楽性と演奏能力でフランス王室を驚かせ、ヴィオール芸術の発展に大いに尽くしながらも生前は作品を楽譜出版することのなかったフォルクレの遺稿は、本人の歿後まもなく息子によって整理・刊行され世に残っています。 縦横無尽にヴィオールを扱う名品揃いのこの曲集は五つの組曲からなる構成ですが、本盤ではバロック期にもそのようにすることがあったように、他の作曲家の作品も交え曲の調性にあわせて三つの組曲にまとめ直して収録(本盤ではこれらを「モザイク組曲」と名づけています)。 好敵手マレや同時代の撥弦楽器作曲家ド・ヴィゼーらも含めたその音楽世界を精緻な演奏で浮き彫りにしてゆくのは、リュートの巨匠ロルフ・リスレヴァンドの息子、アンドレ・リスレヴァンド(アルバム解説も彼自身が執筆)。古楽演奏の空気を存分に吸いながら育った彼ならではの作品美に寄り沿う解釈を、若き俊才たちが親密な共演で盛り上げます。父ロルフもプロデューサー&エンジニアとしてアルバムを全面的にバックアップ。演奏にも2曲ほど参加しています。

  • 商品番号:8.579083

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    LA MAGNIFIQUE
    ルイ14世の宮廷におけるフルート音楽 詳細ページ
    [バルトルド・クイケン(トラヴェルソ)/イマヌエル・ディヴィス(トラヴェルソ)/アーニー・タニモト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/ドナルド・リヴィングストン(チェンバロ)]

    Flute Music (French Baroque) - CLÉRAMBAULT, L.-N. / DORNEL, L.-A. / LULLY, J.-B. (La Magnifique) (B. Kuijken, I. Davis, Tanimoto, D. Livingston)

    発売日:2021年02月12日 NMLアルバム番号:8.579083

    CD価格:1,600円(税込)

    「フルート」という名称は最初は縦型のリコーダーを指し、横笛は「フラウト・トラヴェルソ(トラヴェルソとも)」と呼び区別していました。17世紀初頭の横笛フルートはピッチの調節ができず、半音を出すことも至難の業でしたが、17世紀後半になるとさまざまな改良が加えられ、管を分割したり、楽器の形状に改良を加えた他、トーンホール(音孔)を増やすなどの試みが次々となされていきます。 世界初録音の7曲を含むこのアルバムには、17世紀後半のフランスにおける芸術の庇護者として知られるルイ14世が愛したフルート作品と、その後に生まれた18世紀前半の洗練された作品が並べられています。F.クープランの「コンセール第13番」でのクイケンとデイヴィス、2本のフルートのみの鄙びた音色による旋律の歌い交わしが聴きどころです。

  • 商品番号:CVS029

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    『国王御就寝』
    ~ルイ14世の寝室に響いた「入眠の宮廷音楽」~ 詳細ページ
    [ティボー・ルーセル ほか]

    COUCHER DU ROI (LE) - Music for Louis XIV's Chamber (T. Roussel, Rignol, Leconte, Dessaint, Cottet)

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:CVS029

    CD+DVD 2枚組価格:2,475円(税込)

    かの国王が眠るまで奏でさせた名品を、ヴェルサイユに集う精鋭たちの絶品解釈でルイ14世は洗練された文化人たちを王室に集め、建築や美術、練兵や服飾のみならず音楽においても最高級の粋に囲まれました。しかもその宮廷生活を公に披露し、衆人見守るなか絢爛な音楽を奏でさせ食事をしたり、寝室に向かったりしています。そして最後はマレやド・ヴィゼーらごく数人の秀でた楽人たちだけを寝室に連れ、眠りに落ちるまで音楽を奏でさせたそうです。 本盤はそこで王が聴いたであろう、昔日の栄光と安らぎを演出する楽曲を入念に選曲。フランス語圏の古楽界で多忙な活躍を続けてきた実力派たち(トラヴェルソのヴァレリー・バルサやヴァイオリンの川久保洋子など多くの一流アンサンブルで見かける奏者ばかりです)が本気で「昔日の安らぎ」を追求した演奏を、Alpha初期の名盤群で知られる自然派録音技師ユーグ・デショーによるエンジニアリングで生々しく収録しました。 結果それが王者の豊かさで快眠をもたらすか、むしろ脳を刺激されて聴き入ってしまうかはあなた次第……ヴェルサイユ・バロック音楽センターの碩学トマ・ラコントによる充実解説(英独訳付)のほか、絢爛の極致ともいうべき史跡ヴェルサイユ宮殿でのライヴを収録したDVDが添えられているのも嬉しいところです。

  • 商品番号:RAM1915

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年7月号)★-

    『優 Yuu』
    ~無伴奏ヴィオール作品集~ 詳細ページ
    [上村かおり]

    Viola da Gamba Recital: Uemura, Kaori - ABEL, C.F. / FORQUERAY, A. / HUME, T. / MARAIS, M. / SAINTE-COLOMBE, J. de (Yuu: Gentleness and Melancholy)

    発売日:2021年01月29日 NMLアルバム番号:RAM1915

    CD日本語帯・解説付き価格:2,475円(税込)

    憂いという字に人が寄り添えば優になる-無伴奏ガンバの豊かさを十全に「音楽は悩みを一時の間和らげる」けれど「悲しみを抱き続けるために歌う」時もある。そんな歌が流行ったシェイクスピアの時代から、ヴィオールの音色はいつもメランコリーと共に在りました。憂いの横に佇む優しき人のごとく、不安や悲しみを共感や受容と調和させた音楽を、どうぞお聴きください。(上村かおり)
    バッハ以前の音楽の広さと味わいを古楽器による演奏で私たちに強く印象づけたベルギーの銘団体リチェルカール・コンソートで長く中軸メンバーとして活躍し、ル・ポエム・アルモニークでも細やかな演奏を聴かせてきた上村かおり。パートナーの寺神戸 亮とクリストフ・ルセとの共演によるトリオでも数々の名演を披露、欧州と日本を行き来しながら世界的ヴィオール奏者として静かな存在感を放ってきた彼女にとって初の無伴奏アルバムが、丁寧な音盤作りで知られるRAMEEレーベルから登場します。 英国ルネサンス期の異才トバイアス・ヒュームの名作に始まり、フランスの「偉大なる世紀」を彩ったサント・コロンブ父子やマレ、フォルクレ、そして18世紀のアーベルや近年ふいに発見されたテレマンの作品まで、一貫して「ひとりで弾く」という音楽のありかたを見据えた泰然自若の演奏には、世界のどこにいても自身の解釈姿勢を見失わない稀代の演奏家であればこその豊かさが息づいています。 演奏者本人の言葉で語られる作品解説(日本語も原盤ブックレットに掲載)も読みごたえ充分。数百年の時を越えて聴き手それぞれの聴覚体験に寄り添う名品の数々…… RAMEEならではの自然なたたずまいのエンジニアリングでこの演奏に接することができるのも、古楽録音史における喜ばしい「出会い」のひとつと言えるでしょう。

  • 商品番号:FUG763

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    Call to Prayer
    ~ フランス・バロックとアラブ音楽、インド古典音楽の出会い 詳細ページ
    [ガリア・ベナリ(アラブ・ヴォーカル)、ロミーナ・リシュカ(ヴィオール、ドゥルパド・ヴァーカル)、ヴァンサン・ノワレ(コントラバス、キタラ・バッテンテ)]

    Vocal and Chamber Music - BENALI, G. / FORQUERAY, A. / LISCHKA, L. / MARAIS, M. / NOIRET, V. (Call to Prayer) (Benali, Lischka, Noiret)

    発売日:2020年08月14日 NMLアルバム番号:FUG763

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴィオール新世代の旗手が贈る、フランス・バロックとワールド・ミュージックの幻想的な出会い1982年に生まれ、バーゼルでパオロ・パンドルフォ、ブリュッセルでフィリップ・ピエルロに師事し、ヴィオール合奏のハトホル・コンソートを主宰するロミーナ・リシュカによる、たいへん興味深い企画盤。祈りを通じて自らと向き合うことをテーマに、マレを中心としたヴィオール作品とアラブとインドの音楽を掛け合わせ、摩訶不思議な効果を生んでいます。 チュニジア出身でブリュッセルを中心に活躍するアラブ音楽のヴォーカリスト、ガリア・ベナリを迎え、リシュカ自らもインドの古典音楽ドゥルパドのヴォーカルも披露。ヴァンサン・ノワレと共に、オリジナル曲はもちろん、全ての収録作品に独自の解釈を加え、マレやフォルクレにエスニックなヴォーカルが重なるなど、異文化がたいへん幻想的に融合しています。

  • 商品番号:NYDX-50054

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    パリの『黄金の間』
    ~バロック宮殿で聴く
    コンセール・ド・ラ・ロージュの古楽器演奏
    (リュリ、ハイドン、ヘンデル、クープラン、ダヴィド、マレ、ラモー、モーツァルト、プラン、ボッケリーニ、ヴィヴァルディ、シャルパンティエ) 詳細ページ
    [コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)、ジュリアン・ショーヴァン(指揮&ヴァイオリン独奏)、タミ・クラウシュ(フルート)、ジュスタン・テイラー(チェンバロ)、トーマス・ダンフォード(テオルボ)、ジョディ・デヴォス(ソプラノ独唱)、カンビーニ四重奏団(ジュリアン・ショーヴァン〔vn1〕、カリーヌ・クロクノワ〔vn2〕、ピエール=エリック・ニミロヴィチ〔va〕、酒井淳〔vc〕)]

    発売日:2020年01月17日

    Blu-ray国内仕様 日本語解説・歌詞対訳付価格:4,400円(税込、送料無料)

    バロック屈指の名画が並ぶパリの宮殿。フランスに愛された傑作を古楽器演奏で!パリの只中、コンコルド広場にほど近い18世紀の宮殿。ルイ14世の治世末期にトゥールーズ伯の別邸として使われていたこの宮殿はナポレオン時代以降、現在にいたるまでフランス銀行の所有になっていますが、その「黄金の間」はグイード・レーニやピエトロ・ダ・コルトーナなど、西洋絵画史を語るうえでは欠かせないバロック大画家たちの傑作をあざやかな内装に組み込んだ、訪れる者を陶然とさせずにはおかない豪奢な内装が魅力。フランス古楽シーン最前線をゆく名手が揃うコンセール・ド・ラ・ロージュをこの大広間に招いての演奏会ライヴとその音楽を堪能しながら、細部に至るまで洗練された美を誇る宮殿内をじっくり鑑賞できる映像作品が登場します。 演奏曲目には、この宮殿がアクティヴな社交の場として機能したであろうバロック~ロココ期のフランスで、とくに愛されていた内外の作曲家の名曲を中心に厳選。コンセール・ド・ラ・ロージュのメンバーで構成されているカンビーニ四重奏団(チェロは昨今クリストフ・ルセとの来日公演も大好評だった酒井淳)もモーツァルト、ボッケリーニなどの逸品で味わい豊かな演奏を聴かせ、欧州で古楽シーンのみならず歌劇界でも急速に注目を集めているジョディ・デヴォスの独唱も精妙。ハイドン作品は独奏パートが多く、18世紀そのままの内装をバックにした各パートの古楽器演奏を細部まで楽しめるショットが続々です。 フランスの音楽映像監督として広範な活躍をみせてきたアンディ・ゾマーの視点はみごとなもので、古楽器演奏の粋をきわめた解釈を存分に味わいながら18世紀フランスへタイムスリップできる、夢のような一作に仕上がっています。

  • 商品番号:ALPHA554

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    『デュメニ ~
    リュリのオートコントル歌手にして稀代の料理人』
    フランス・バロックのアリア集
    詳細ページ
    [ア・ノクテ・テンポラス、レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル、指揮)]

    Opera Arias (Tenor): Mechelen, Reinoud van - COLLASSE, P. / DESMARETS, H. / GERVAIS, C.-H. / LULLY, J.B. / MARAIS, M. (Dumesny, haute-contre de Lully)

    発売日:2019年11月15日 NMLアルバム番号:ALPHA554

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    リュリが見出した稀代の名歌手のための作品を集めてフランスのバロック期に活躍した、裏声は使わない高音域のテノールをオートコントルといいます。17世紀の中盤、既に歴史に名を残したオートコントルは存在しましたが、その生涯のうちに名を馳せたということでは、ルイ・ゴーラル・デュメニ(またはデュメニル)が最初の重要なオートコントルと言えるでしょう。リュリが見出した時、彼はなんと料理人でした。1677年にデビューした頃には、彼の演技と声の力強さを誰もが称賛し、音楽の全てを吸収して益々磨きをかけてゆくその耳の良さに驚かされたといいます。 数世紀を経た現代、バロックのスター・テノールであるレイナウト・ファン・メヘレンは、リュリ、ラモー、グルックが生きた各時代に活躍した、オートコントルを讃えるアルバム三部作を企画、こちらはその第一弾です。リュリはもちろん、マレやシャルパンティエなど、デュメニの輝かしい経歴を彩った作品の数々を、生き生きとした快演で収めています。

  • 商品番号:ALPHA571

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    「クリスマスの夜」 詳細ページ [フランソワ・ラザレヴィチ(各種バグパイプ、リコーダー、指揮)レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアン ほか多数]

    CHRISTMAS CHORAL MUSIC - BACH, J.S. / GRUBER, F.X. / HANDEL, G.F. (Nuit de noël) (Vox Luminis, Maîtrise de Radio France, Jeannin)

    発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:ALPHA571

    CD 2枚組通常価格:2,850円特価!:1,890円(税込)

    ALPHAレーベルの豊富なカタログから、クリスマスにちなんだ作品を集めて。
    飛び出すツリーの仕掛け付き!
    ラザレヴィチらによるフランスの古いクリスマス曲を集めたアルバムを中心に、伝統的なクリスマスの曲で編成されたDISC1と、クリスマスをイメージさせるクラシック作品を集めたDISC2の2枚組。美しく聴きやすい内容ですが、演奏しているメンバーはALPHAが誇る超一流のアーティストたちばかりです。 開くとクリスマス・ツリーが立ち上がる可愛らしい特殊ケース入りで、プレゼントにもぴったり。プレス切れ久しい南フランスの17世紀クリスマス曲集(Alpha117)からのトラックや初収録「きよしこの夜」など、DISC1は特にAlphaならではの内容となっています。

  • 商品番号:NYCX-10087

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    「コーヒーの来た道」
    ~ 欧州人は、いかにしてコーヒーに魅せられるに至ったか
    (デデ、ベルニエ、マレ、カジオカ、ロック、ベイ、バッハ) 詳細ページ
    [アンサンブル・マスク(古楽器使用)、ハナ・ブラジコヴァー(ソプラノ)、レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)、リザンドロ・アバディ(バス)]

    BACH, J.S.: Schweigt stille, plaudert nicht, BWV 211, "Coffee Cantata" / BERNIER, N.: Le caffe (Routes du café) (Ensemble Masques, Fortin)

    発売日:2019年09月13日 NMLアルバム番号:ALPHA543

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    多芸派アンサンブルがおくる、コーヒーの伝播に関わる音楽の旅2019年ラ・フォル・ジュルネでの来日公演では別所哲也氏の絶妙な狂言回しとともに、300年前のヨーロッパ貴族の大旅行を音で活写してみせたアンサンブル・マスク。満員公演続出だったのも頷ける国際多芸派の彼らがAlphaレーベルで問う最新アルバムのテーマは「コーヒーの伝播」。中近東からヨーロッパに流入してきたコーヒー文化の流れをたどりながら、中近東の伝統音楽をまじえ、バロック期の大都市での音楽がいかに多様な魅力にあふれていたかを伝える好企画になっています。 選曲の妙を活かすのは、多忙な名手ばかりで構成されたアンサンブルの素晴しい音楽性……古楽器で聴くからこその18世紀音楽の魅力がここに詰まっています。意外に新録音が少ないバッハの『コーヒー・カンタータ』が、これほど周到な企画盤の一部として全曲聴けるのも嬉しいところ。 企画性の高いプログラムだけに解説の充実度も魅力。ルイ14世歿後の時代を支えた隠れ名作曲家ベルニエのカンタート、ネイやザルブなど民俗系の楽器を活かした中近東の音楽が折々に興趣を添えるなか、バロック期の人々が味わったコーヒーの魅力が音楽的興奮と重なる体験は実にユニークなものとなるでしょう。

  • 商品番号:ALPHA342

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    「ニレの木陰で」
    18世紀フランスのブリュネットとコントルダンス
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    [フランソワ・ラザレヴィチ(指揮、フラウト・トラヴェルソ、ミュゼット)/レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン(古楽器使用)]

    Vocal and Chamber Music - SCELLERY, C.-E.B. de / BOUSSET, J.-B. de (À l'ombre d'un ormeau) (Les Musiciens de Saint-Julien, Lazarevitch)

    発売日:2018年09月12日 NMLアルバム番号:ALPHA342

    CD価格:1,520円(税込)

    18世紀フランスの人々を夢中にさせた音楽を集めたアルバム。ここに集められたブリュネットと呼ばれる歌や、英国のカントリー・ダンスが輸入されて発展したコントルダンスなどは、農民の音楽を元にしたものとして貴族階級から火がつき、やがてパリの市民たちの間にまで広がっていきました。ふいご付きのバグパイプ(ミュゼット)を中心に、ハーディガーディ、フルートなどの多彩な音色が、当時の日常生活の中で豊かに奏でられた音楽の楽しさ、美しさを私達に存分に味あわせてくれます。

  • 商品番号:8.573814

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    INNER CHAMBERS
    ルイ14世の宮廷音楽集
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    [レ・オーディネーレ]

    Chamber Music (Baroque) - COUPERIN, F. / HOTTETERRE, J.-M. / LULLY, J.-B. / MARAIS, M. / MONTÉCLAIR, M.P. de (Inner Chambers) (Les Ordinaires)

    発売日:2018年01月26日 NMLアルバム番号:8.573814

    CD価格:1,600円(税込)

    “太陽王”ルイ14世(1638-1715)。72年間王位に就き、フランス王朝の最盛期を築いた王として知られています。最も影響力の大きかったのは1680年代であり、巨大な富を投じて建立したヴェルサイユ宮殿では毎夜瀟洒な舞踏会が開催され、多くの貴族たちが踊りに明け暮れました。王自身も「芸術の庇護者」としてリュリをはじめとした多くの音楽家たちを擁護していました。また舞踏も巧みで、メヌエットを宮廷舞踊に取り入れたことでも知られています。 このアルバムは、ルイ14世の王宮で活躍していた音楽家たちの作品を集め、バロック様式の芸術が表現しようとしていた人間の感情の深みを探求、親密な世界の音を再現します。17世紀後半から18世紀前半の雰囲気を伝えるトラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボの柔らかい音色も魅力的です。

  • 商品番号:DSL-92201

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    Laura Metcalf - First Day 詳細ページ [メトカーフ/ヴァルガ]

    Cello and Piano Recital: Metcalf, Laura / Varga, Matei - BRAGATO, J. / MARTINŮ, B. / BURHANS, C. / GINASTERA, A. / ENESCU, G. / MARAIS, M. (First Day)

    発売日:2016年06月29日 NMLアルバム番号:DSL-92201

    CD価格:2,224円(税込)

    ワシントン・ポスト誌で「ゴージャスなチェロのレガート奏法」、ブログ・クリティクス・マガジンでは「繊細でメロディアスなタッチ」と絶賛されている若手チェリスト、ローラ・メトカーフのSONO LUMINUSレーベルへのデビュー盤。彼女は弦楽五重奏アンサンブル「Sybarite5」のメンバーであり、こちらではジャンルを越えた作品を演奏、そのアルバムはビルボードのチャートTOP10にも入るほどの人気を博しています。 今回のソロ・アルバムのタイトルは、プーランクの「愛の小径」の一節から取られたもので、新しい一歩を踏み出す彼女の感情を端的に捉えたものと言えるでしょう、マラン・マレから現代までと、様々な作品が選ばれたこのアルバムでは、彼女の多彩な才能が見事に表出されています。

  • 商品番号:DSL-92194

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    From Whence We Came ‐
    そこから私たちは来ました
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    [アンサンブル・ガリレイ]

    Chamber Music - PICCARD, G. / MARAIS, M. / REID, J. / MORAN, J. / MELL, D. / RICHARDS, S. (From Whence We Came) (Ensemble Galilei)

    発売日:2015年11月25日 NMLアルバム番号:DSL-92194

    CD + Blu-ray Audio価格:2,224円(税込)

    この1枚を聴き始めてすぐに、あなたの感覚は何か懐かしいものを捉えることでしょう。各々のトラックには独自の物語があり、それらにはスウェーデン、アイルランド、スコットランド、そしてアメリカの長い歴史が刻まれています。1990年に設立された「アンサンブル・ガリレイ」はジャンルを越えた音楽を演奏するアンサンブルで、地域だけでなく、時代をまたいだ自由さが魅力的。多くの曲はメドレー形式になっていて、過去と現代を行き来しながら、無限の時の流れを思い起こさせます。 フィドルのふくよかな音はもちろんのこと、ケルティック・ハープのきらきらした音やイリアン・パイプス(バグパイプの一種)などの、独特な音色も丁寧に捉えられています。