ダンドリュー(ジャン=フランソワ) Dandrieu, Jean-Francois
生没年 | 1681-1738 | 国 | フランス |
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辞書順 | 「タ」 | NML作曲家番号 | 27994 |
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Château de Versailles Spectacles
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.2
ダンドリュー(1681-1738):
オルガン作品集 Vol.1
(マニフィカト、ノエルとその他のオルガン小品集) [ジャン=バティスト・ロバン(オルガン)]DANDRIEU, J.F.: Organ Music (Collection Château de Versailles Spectacles, Vol. 1 (Robin)
発売日:2019年12月13日
NMLアルバム番号:CVS023
CD 価格:2,325円(税込)
ヴェルサイユ王室礼拝堂のオルガニストとして活躍したダンドリューの作品集1710年に完成したヴェルサイユ王室礼拝堂の大オルガン。1721年、その公式オルガニストの一人に任命されたジャン=フランソワ・ダンドリューによる、主に宗教的題材に基づく作品集。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガンも1995年には可能な限り建造当時の形へと復元され、ここではダンドリュー自身が想定したであろう響きでそのノエル(クリスマスの俗謡にもとづくオルガン曲)やマニフィカトなどを楽しむことができます。チェンバロ独奏曲以外はめったに演奏されないダンドリューの、オルガニストとしての本領を知ることができる貴重な企画です。 ここでオルガンを奏でるロバンは1976年生まれのフランス人。NAXOSにもオルガニストとしてクープランの作品集(8.557741)を録音しているほか、作曲家として残したアルバム(8.570892)も高く評価された多才なアーティストです。ここでもダンドリューの意図と楽器の特性を深く理解し、たいへん聴き応えのある演奏を聴かせてくれています。
収録作曲家:
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OPUS 1 -
フランス宮廷のイタリア式ソナタの世界
ダンドリュー(1682-1738)&
コレッリ(1653-1713):
ソナタ集 [ル・コンソート(古楽器使用)、テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト (ヴァイオリン 1)、ソフィー・ド・バルドネーシュ (ヴァイオリン 2)、ルイーズ・ピエラール (バス・ド・ヴィオル)、ハンナ・ザルツェンシュタイン(チェロ)、ジュスタン・テイラー(クラヴサン、総指揮)]Chamber Music (Baroque) - DANDRIEU, J.-F. / CORELLI, A. (Opus 1) (Le Consort)
発売日:2019年08月23日
NMLアルバム番号:ALPHA542
CD国内仕様 日本語解説付 価格:2,970円(税込)
俊才ジュスタン・テイラー率いる若きアンサンブルによる、ダンドリューとコレッリ「そもそもダンドリューのソナタ集は、録音が必要なほど興味深いものなのでしょうか?」彼らがライナーノートの冒頭にわざわざこの質問を掲げた企図は、実際に本盤を聴けば確実に伝わってくるのではないでしょうか? 飛ぶ鳥を落とす勢いで世界の注目を集めつつある俊才古楽鍵盤奏者ジュスタン・テイラーの最新録音はル・コンソートとの共演盤で、フランスにおけるコレッリ人気から生まれたバロック後期の傑作曲集。彼らがアンサンブルを創設した直接のきっかけになったほど魅力的な作品の数々を、その霊感源でもあるコレッリの名品と併録しています。 ダンドリューは1720年代、ルイ15世の治世下で王室オルガン奏者となって以降に発表したクラヴサン(チェンバロ)曲集で知られてきた作曲家ですが、この曲集はそのずっと前、ルイ14世時代のもの。ラモーとほぼ同い年ながら全く別の感性をもって諸様式融合期のパリを生きた才人の音使いが、フランス最前線のバロック奏者たちの演奏であざやかに甦ります。Alphaならではの好企画、期待値充分のアルバムです。
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Château de Versailles Spectacles
『ル・グラン・ジュ』
オルガンによる大いなる遊戯
ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂の大オルガンによる、フランス・バロックの花束 [ガエタン・ジャリ]Organ Recital: Jarry, Gaétan - CORRETTE, M. / DANDRIEU, J.-F. / MARCHAND, L. / RAMEAU, J.-P. (Le grand jeu - French Baroque Organ Favourites)
発売日:2020年08月28日
NMLアルバム番号:CVS024
CD 価格:2,325円(税込)
ヴェルサイユ宮殿旧王立礼拝堂の大オルガン・シリーズ、ガエタン・ジャリによる名曲集!1710年に完成したヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン。二度の大改修を含む度重なる改造で、当初の姿から大きく変化したオルガンも1995年には可能な限り建造当時の形へと復元されました。 ヴェルサイユ宮殿のレーベルで続くそのオルガンの素晴らしさを伝えるシリーズに、自ら主宰するアンサンブル、マルグリット・ルイーズと共に素晴らしい声楽作品をこれまでリリースしてきたガエタン・ジャリが登場。オルガンのためのオリジナルから管弦楽や声楽曲の編曲まで、フランス・バロックの名曲をたっぷりと聴かせています。 ラストにはパーセルとヘンデルの作品も収録し、伝えきらなかったオルガンの特性を引き出しました。礼拝堂全体を派手に鳴らすものから、繊細な綾を表現する作品まで、バロック音楽の多様さとヴェルサイユの歴史あるオルガンの魅力が詰め込まれたアルバムです。
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Château de Versailles Spectacles
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.3
『ヴェルサイユのバロック・クリスマス』 [ガエタン・ジャリ(オルガン、指揮)、ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年少女合唱団]NOËLS BAROQUES À VERSAILLES (L'âge d'or de l'orgue français, No. 3) (Les Pages de la Chapelle, Jarry)
発売日:2019年12月13日
NMLアルバム番号:CVS025
CD 価格:2,325円(税込)
ヴェルサイユの大オルガンと少年合唱団によるクリスマス1679年、ヴェルサイユ宮殿内の新しい王室礼拝堂に据えるため、ルイ14世の命により建造が計画された大オルガン。しかし礼拝堂そのものの建築の遅れや中断、計画の変更に伴いオルガンの様式も変更を余儀なくされ、遅れに遅れて1710年に落成し、フランソワ・クープランの演奏でお披露目がなされました。このオルガンはその後、二度の大改修を含む度々の改修と修復が行われ当初の姿からはだいぶ変わってしまっていましたが、1989年に一旦取り外されたのち、1994年から95年にかけて可能な限り1710年の状態に戻す修復が行われています。 このアルバムは、そんなヴェルサイユ宮殿のかつての王室礼拝堂にあるオルガンの魅力をフルに伝えようという企画の第3弾。今回は器楽のみならず声楽陣も含めた古楽合奏団マルグリット・ルイーズを主宰するガエタン・ジャリによるオルガン演奏と、高い歌唱技術に支えられた美しさと素朴な明るさを併せ持つ子供たちの合唱との共演により、フランス・バロックのクリスマス合唱作品を雰囲気たっぷりに味わうことができます。
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フリードマン(1882-1948):
ピアノ・トランスクリプション集 [バノヴェッツ]FRIEDMAN, I.: Piano Transcriptions (Banowetz)
発売日:2016年08月26日
NMLアルバム番号:GP712
CD 価格:2,080円(税込)
20世紀を代表するポーランドのピアニスト、イグナツ・フリードマン(1882-1948)は、卓越した技巧と解釈で「類い稀なるショパン演奏家」として評価されています。また彼は、同時代の音楽家の例に漏れず、素晴らしい作曲家、編曲家でもありました。彼は自身のコンサートで演奏するために、過去の大作曲家たちの作品を魅力的に改編し、時には超絶技巧を加えて華麗な演奏会用ピースに仕立て上げたのです。 このアルバムでは、そんなフリードマンの編曲によるバロック期の作品から、同時期の作品までを収録(うち3曲は世界初録音)、フリードマンの曲に寄せる愛着も理解できる興味深い1枚となっています。グラミー賞受賞、超絶技巧ピアノ曲を得意とするアメリカのピアニスト、ヨーゼフ・バノヴェッツ(NAXOSレーベルでもお馴染み)の演奏で。