ヴァルター(ヨハン・ゴットフリート) Walther, Johann Gottfried
生没年 | 1684-1748 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 22399 |
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A BAROQUE CHRISTMAS
バロック・クリスマス
オルガンによるバロック・クリスマス [フェリペ・ドミンゲス(オルガン)]Organ Recital: Dominguez, Felipe - BACH, J.S. / PRAETORIUS, M. / WALTHER, J.G. / DANDRIEU, J.-F. (A Baroque Christmas at Sono Luminus)
発売日:2023年01月20日
NMLアルバム番号:DSL-92260
CD価格:2,100円(税込)
ヴァージニア州ボイスにあるソノ・ルミナス・スタジオに設置されたオルガンで演奏したクリスマスの音楽集。J.S.バッハをはじめ、プレトリウスやブクステフーデらおなじみの作曲家から作者不詳の曲まで多彩な作品が選ばれています。 オルガンを演奏しているのは1983年、チリ生まれのフェリペ・ドミンゲス。ブリガム・ヤング大学でオルガンとチェンバロを学び、その後ヨーロッパに留学、更なる研鑽を積みソリスト、アンサンブルの奏者として活躍しています。
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『バッハのお墨付き』
コンティウス・オルガンによるバッハ周辺の作曲家たちの音楽 [バルト・ヤーコプス]Organ Recital: Jacobs, Bart - BACH, C.P.E. / BACH, J.S. / MÜTHEL, J.G. / TELEMANN, G.P. / WALTHER, J.G. (Recommended by Bach)
発売日:2022年10月28日
NMLアルバム番号:RAM2203
CD価格:2,475円(税込)
18世紀ドイツの建造理念を忠実に辿った再現楽器が響かせる、
バッハとその周辺のオルガン芸術の真髄中世から近世までを通じてドイツ語による礼拝や商業交流がさかんだったバルト海沿岸で活躍、ラトヴィアやエストニアにドイツ式の銘器を残したオルガン建造家ハインリヒ・アンドレアス・コンティウス(1708-1795)は、若い頃にはハレを活躍拠点とし、大バッハ長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハとも親しい間柄でした。後年ライプツィヒに向かい、長男以上にオルガンの構造に詳しい大バッハからも絶賛されます。 ラトヴィアの古都リエパヤの聖三位一体教会にも1779年、コンティウスの新造楽器が設置されましたが、これは後の時代の理念に基づき改装が繰り返された末、21世紀に入ってオランダとベルギーの工房によりオリジナルに忠実な復元を達成。そのモデルを克明に再現した楽器がベルギーのルーフェン(ルーヴァン)聖ミヒール平和教会にあり、今回の録音はこの楽器を使い、バッハとコンティウスに縁があった作曲家たちの音世界を辿るプログラムとなっています。 バッハと同世代のヴァルターやテレマンによる作品から、バッハ作品と誤認されてきた秘曲群、大バッハの息子たちや最晩期の弟子ミューテルによる古典派前夜の音楽に至るまでを収録。世界的に高い評価を得てきたオランダの名手バルト・ヤーコプスが、豊かな演奏経験を活かした編曲も織り交ぜながら綴る世界が、コンティウス・モデルの楽器から繰り出される明瞭かつ古雅な響きで瑞々しく響きわたります。 無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌやトリオ・ソナタの編曲もさることながら、ヴァルターによるオルガン独奏のための協奏曲のような充実作に出会える愉しみもまた格別の選曲。各曲紹介やオルガンの来歴についての解説(英・独・仏語)も充実しています。