バルバトル(クロード=ベニーニュ) Balbastre, Claude-Benigne
生没年 | 1727-1799 | 国 | フランス |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 17258 |
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バルバトル(1727-1799):
ハープシコードのための音楽集 [エリザベス・ファー]BALBASTRE, C.-B.: Harpsichord Music - Pieces de clavecin, Book 1 / Livre contenant des pieces de different genre (excerpts) (Farr)
■器楽曲(ハープシコード)
発売日:2010年03月17日
NMLアルバム番号:8.572034-35
2CD価格:2,500円(税込)
モーツァルトを心の糧にしたモダニスト、再評価高まる孤高の作曲家トッホ「自由・平等・同胞愛」を基本的理念に掲げたフランス革命は、それまでの市民の生活を一変させました。 貴族たちの支配する社会から民主主義へ。毎夜ロココ調の音楽を奏でていた宮廷音楽家たちも、貴族たちと運命を共にするか、 またはいつしか革命家を演奏するようになっていきます。そんな激動の時代を生きたバルバトルの作品は、 まさに「音で聴くフランスの変遷」と言えるでしょう。 オルガニストの父を持つ18人兄弟の16番目の息子であった彼は、父の友人であったクロード・ラモー(ジャン・フィリップの弟)の弟子となり、その才能を伸ばしていきます。その後、ヴェルサイユでの華々しい活躍中に革命に巻き込まれ、 奇跡的に処刑をまぬがれたものの、亡くなるまでの10年間は貧困生活を送ったのでした。アルバムの最後に収録されている「行進曲」は1792年に書かれたもの。彼はどんな思いでこの革命の歌を鍵盤上に移し替えたのでしょうか?
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ヴェルサイユ旧王室礼拝堂の大オルガン Vol.3
『ヴェルサイユのバロック・クリスマス』 [ガエタン・ジャリ(オルガン、指揮)、ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年少女合唱団]NOËLS BAROQUES À VERSAILLES (L'âge d'or de l'orgue français, No. 3) (Les Pages de la Chapelle, Jarry)
発売日:2019年12月13日
NMLアルバム番号:CVS025
CD価格:2,475円(税込)
ヴェルサイユの大オルガンと少年合唱団によるクリスマス1679年、ヴェルサイユ宮殿内の新しい王室礼拝堂に据えるため、ルイ14世の命により建造が計画された大オルガン。しかし礼拝堂そのものの建築の遅れや中断、計画の変更に伴いオルガンの様式も変更を余儀なくされ、遅れに遅れて1710年に落成し、フランソワ・クープランの演奏でお披露目がなされました。このオルガンはその後、二度の大改修を含む度々の改修と修復が行われ当初の姿からはだいぶ変わってしまっていましたが、1989年に一旦取り外されたのち、1994年から95年にかけて可能な限り1710年の状態に戻す修復が行われています。 このアルバムは、そんなヴェルサイユ宮殿のかつての王室礼拝堂にあるオルガンの魅力をフルに伝えようという企画の第3弾。今回は器楽のみならず声楽陣も含めた古楽合奏団マルグリット・ルイーズを主宰するガエタン・ジャリによるオルガン演奏と、高い歌唱技術に支えられた美しさと素朴な明るさを併せ持つ子供たちの合唱との共演により、フランス・バロックのクリスマス合唱作品を雰囲気たっぷりに味わうことができます。