サント=コロンブ(ジャン・ド) Sainte-Colombe, Jean de

生没年 1640-1701 フランス
辞書順 NML作曲家番号 21140
  • 商品番号:RIC466

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    サント=コロンブ2世(18世紀前半に活動)
    ヴィオール作品集 詳細ページ
    [フランソワ・ジュベール=カイエ、ラシェロン、サラ・ファン・アウデンホーフェ、ヨアン・ムーラン]

    SAINTE-COLOMBE, J. de: Pièces de viole (Joubert-Caillet, L'Achéron)

    発売日:2024年10月04日 NMLアルバム番号:RIC466

    CD価格:2,775円(税込)

    謎多き名匠の影にいた息子の見過ごしがたい才能、
    端正・高雅な古楽器演奏で
    バロック期のフランスで愛された弦楽器ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の名手マラン・マレの師は、当初6弦だったこの楽器に7本目の弦を加えたことで知られるサント=コロンブ氏。この名匠はファーストネームや生歿年も含め未だ不明点が多いのですが、研究が進むうち息子もヴィオールの名手で、作曲家として残した作品も現存していることが判明。近年は録音もされるようになりました。 サント・コロンブ2世の音楽を記した唯一の写本は英国人ヴィオール奏者の手によるもので、写本全体は通奏低音付き二段譜であるものの、彼の作品群が記されたページはヴィオールのパートだけで伴奏が添えられていません。マレの膨大なヴィオール作品をRICERCARで全曲録音したジュベール=カイエは今回、18世紀当時の流儀をふまえ、二人の演奏仲間と共に通奏低音パートを再構成、魅力的な五つの組曲を2声の作品群の形で録音。時に豪胆さをみせる父の作品にも通じる風格を保ちつつも、より当時の一般様式に近い整った仕上がりが美しいサント・コロンブ2世の音楽性を端正な演奏解釈で伝えてくれます。 フレーズの語り口や装飾、舞曲のリズムなどフランス・バロック特有の魅力がたっぷり詰まった充実録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7952

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    サント=コロンブ(1640頃-1700頃)
    2つの対等なヴィオールのためのコンセール集
    第1集 詳細ページ
    [パオロ・ビオルディ(ヴィオール)/フランチェスコ・トメイ(ヴィオール)]

    SAINTE-COLOMBE, J. de: Concerts à deux violes esgales, Vol. 1 (Biordi, Tomei)

    発売日:2022年06月17日 NMLアルバム番号:CDS7952

    CD価格:2,325円(税込)

    サント=コロンブ氏(ムッシュ・ド・サント=コロンブ)は、フランス・バロック音楽の作曲家・ヴィオール奏者。高い名声を博したものの、実名や生没年を含め、その生涯は謎に包まれており、おそらく1640年頃に生まれ1700年頃に没したジャン・ド・サント=コロンブがこの人物と考えられています。 彼の名が一躍知られるようになったのは、1966年、ジュネーヴで「CONCERTS À DEUX VIOLES ESGALES 2つの対等なヴィオールのためのコンセール集」の写本が発見されたことによるものでした。全67曲からなるこの曲集、各組曲にはタイトルが付けられており、恐らく当時の音楽愛好家や知識人たちの集まりのために書かれたものだったのでしょうが、とても高度な技術が要求される演奏困難な作品です。 とはいえ、ヴィオールならではの艶やかな音色による二重奏は、とても魅力的。このアルバムではパオロ・ビオルディとフランチェスコ・トメイが息のあったデュオを聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7783

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    ヴィオールとブーラスク
    マレ(1656-1728) 
    サント=コロンブ(1645-1701)

    ヴィオール作品集 詳細ページ
    [ビオルディ]

    Viola da Gamba Recital: Biordi, Paolo - MARAIS, M. / SAINTE-COLOMBE, J. de (Viole en bourrasque - Pieces pour Basse de Viole seule)

    発売日:2017年04月21日 NMLアルバム番号:CDS7783

    CD価格:2,325円(税込)

    1991年の映画「めぐり逢う朝」で描かれた、ヴィオールの名手サント=コロンブと彼の弟子マラン・マレ。一人演奏に没頭するサント・コロンブとは違い栄華を求めるマラン・マレとの諍い。結局マレは方向性の違いから破門されるも、サント=コロンブの娘を通じて師の技術を盗もうとする・・・そんなあらすじでした。実際のサント=コロンブの経歴はほとんどわかっていませんが、彼は17世紀における最も偉大なガンバ奏者であり、残された67曲に及ぶ合奏曲と、170曲を超える独奏曲の筆写譜からは、その素晴らしい才能が見えてきます。 このアルバムはサント=コロンブとマレの作品を並べて演奏することで、2人の類似点と違いが際立つという趣向です。またブルゴーニュのトゥールニュで発見された写本からの世界初録音も含まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1070

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    女使者
    17世紀と21世紀を行き交うヴィオラ・ダ・ガンバの肖像 詳細ページ
    [リュシル・ブーランジェ]

    Viola da Gamba Recital: Boulanger, Lucile - HERSANT, P. / HOTMAN, N. / MARAIS, M. / PESSON, G. / SINNHUBER, C.-M. (La messagère)

    発売日:2024年09月20日 NMLアルバム番号:ALPHA1070

    CD価格:2,775円(税込)

    フランス・ヴィオール音楽の精髄に触れる温故知新のプログラムフランス語ではヴィオールと呼ばれ、ブルボン王朝時代の同国を象徴する楽器として愛され続けたヴィオラ・ダ・ガンバ。生まれて初めて学んだのがこの楽器だったというフランス古楽器演奏シーンの申し子リュシル・ブーランジェは今回、その黄金時代とも言うべき17世紀に活躍した名匠4人の無伴奏作品を厳選。エルサン、ペソン、シニュベールと世代の異なる現代作曲家たちの新作(ライナーノートに各作曲家自身による解説も仏、英、独語で掲載)を組み合わせ、使者のごとく17世紀と21世紀を行き来しながら、この楽器の本質と可能性を鮮やかに引き出す無伴奏アルバムを作り上げました。 気負いを感じさせない自在な音作りで綴られながら、一貫して端正な様式感に貫かれたバロック作品群の傍ら、ヴィオラ・ダ・ガンバを通じて描き出しうる音響表現を多面的に活かした21世紀作品の数々は「響きに耳を澄ます」という鑑賞体験をより明敏にし、交互に演奏される17世紀音楽とその解釈に秘められた繊細な機微にも改めて気づかされます。 画家カラヴァッジョに関する映像のためモンテヴェルディの『オルフェオ』に基づき作曲されたエルサン作品、リュシル・ブーランジェに捧げられ彼女の愛奏曲となったシニュベールの独奏曲、アルバム発売年に仕上がったペソンの最新委嘱作と、突飛な表現に走らない現代の古楽器音楽の味わい深さに気づかされ、同時にフランス・バロックの奥深さや各作曲家の作風の本質をより深く味わえる充実のプログラムを、ALPHAレーベル初期からの名技師アリーヌ・ブロンディオが細やかな感性で克明に収録した好アルバムです。

  • 商品番号:NYCX-10228

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    『サント=コロンブとマラン・マレ』
    2つのヴィオールのための作品集 詳細ページ
    [ミリアム・リニョル、マティルド・ヴィアル、ティボー・ルーセル、ジュリアン・ヴォルフス]

    発売日:2021年06月25日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    サント=コロンブとマレ、謎に包まれた師弟関係に迫る!
    「フォリア」も収録
    いずれもフランス出身のミリアム・リニョルとマティルド・ヴィアル、ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)を操る同年代の名手2人による、サント=コロンブとマラン・マレの師弟をテーマとしたアルバム。ヴェルサイユの自主レーベルから自身がメインとなるアルバムのリリースは、2人ともこれが2枚目となります。 ヴィオールならではの細やかな表情がぴったりと重なる息の合ったデュオが大きな魅力で、前半はフランス古来の伝統どおり通奏低音なしで2つのヴィオールのみ、後半ではテオルボが加わってマレのト長調の組曲、さらにクラヴサン(チェンバロ)が加わり「フォリア」へと繋ぐ構成となっています。 この2人の作曲家の関係を描いた映画『めぐり逢う朝』でも印象的に使用された「フォリア」は、元々ヴィオール独奏と通奏低音を想定した作品ですが、ここに収められた演奏ではヴィオール2人の立場が随所で入れ替わり、独奏が引っ張るよりもアンサンブルが一体となった音楽づくりが、好感の持てる新しさです。

  • 商品番号:RAM1915

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    -★『レコード芸術』特選盤(2021年7月号)★-

    『優 Yuu』
    ~無伴奏ヴィオール作品集~ 詳細ページ
    [上村かおり]

    Viola da Gamba Recital: Uemura, Kaori - ABEL, C.F. / FORQUERAY, A. / HUME, T. / MARAIS, M. / SAINTE-COLOMBE, J. de (Yuu: Gentleness and Melancholy)

    発売日:2021年01月29日 NMLアルバム番号:RAM1915

    CD日本語帯・解説付き価格:2,475円(税込)

    憂いという字に人が寄り添えば優になる-無伴奏ガンバの豊かさを十全に「音楽は悩みを一時の間和らげる」けれど「悲しみを抱き続けるために歌う」時もある。そんな歌が流行ったシェイクスピアの時代から、ヴィオールの音色はいつもメランコリーと共に在りました。憂いの横に佇む優しき人のごとく、不安や悲しみを共感や受容と調和させた音楽を、どうぞお聴きください。(上村かおり)
    バッハ以前の音楽の広さと味わいを古楽器による演奏で私たちに強く印象づけたベルギーの銘団体リチェルカール・コンソートで長く中軸メンバーとして活躍し、ル・ポエム・アルモニークでも細やかな演奏を聴かせてきた上村かおり。パートナーの寺神戸 亮とクリストフ・ルセとの共演によるトリオでも数々の名演を披露、欧州と日本を行き来しながら世界的ヴィオール奏者として静かな存在感を放ってきた彼女にとって初の無伴奏アルバムが、丁寧な音盤作りで知られるRAMEEレーベルから登場します。 英国ルネサンス期の異才トバイアス・ヒュームの名作に始まり、フランスの「偉大なる世紀」を彩ったサント・コロンブ父子やマレ、フォルクレ、そして18世紀のアーベルや近年ふいに発見されたテレマンの作品まで、一貫して「ひとりで弾く」という音楽のありかたを見据えた泰然自若の演奏には、世界のどこにいても自身の解釈姿勢を見失わない稀代の演奏家であればこその豊かさが息づいています。 演奏者本人の言葉で語られる作品解説(日本語も原盤ブックレットに掲載)も読みごたえ充分。数百年の時を越えて聴き手それぞれの聴覚体験に寄り添う名品の数々…… RAMEEならではの自然なたたずまいのエンジニアリングでこの演奏に接することができるのも、古楽録音史における喜ばしい「出会い」のひとつと言えるでしょう。

  • 商品番号:FUG763

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    Call to Prayer
    ~ フランス・バロックとアラブ音楽、インド古典音楽の出会い 詳細ページ
    [ガリア・ベナリ(アラブ・ヴォーカル)、ロミーナ・リシュカ(ヴィオール、ドゥルパド・ヴァーカル)、ヴァンサン・ノワレ(コントラバス、キタラ・バッテンテ)]

    Vocal and Chamber Music - BENALI, G. / FORQUERAY, A. / LISCHKA, L. / MARAIS, M. / NOIRET, V. (Call to Prayer) (Benali, Lischka, Noiret)

    発売日:2020年08月14日 NMLアルバム番号:FUG763

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴィオール新世代の旗手が贈る、フランス・バロックとワールド・ミュージックの幻想的な出会い1982年に生まれ、バーゼルでパオロ・パンドルフォ、ブリュッセルでフィリップ・ピエルロに師事し、ヴィオール合奏のハトホル・コンソートを主宰するロミーナ・リシュカによる、たいへん興味深い企画盤。祈りを通じて自らと向き合うことをテーマに、マレを中心としたヴィオール作品とアラブとインドの音楽を掛け合わせ、摩訶不思議な効果を生んでいます。 チュニジア出身でブリュッセルを中心に活躍するアラブ音楽のヴォーカリスト、ガリア・ベナリを迎え、リシュカ自らもインドの古典音楽ドゥルパドのヴォーカルも披露。ヴァンサン・ノワレと共に、オリジナル曲はもちろん、全ての収録作品に独自の解釈を加え、マレやフォルクレにエスニックなヴォーカルが重なるなど、異文化がたいへん幻想的に融合しています。