タイユフェール(ジェルメーヌ)
Tailleferre, Germaine
生没年 | 1892-1983 | 国 | フランス |
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辞書順 | 「タ」 | NML作曲家番号 | 22138 |
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タイユフェール(1892-1983):
ピアノ作品集 第1集 [ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)]TAILLEFERRE, G.: Her Piano Works, Revived, Vol. 1 (Horvath)
発売日:2022年04月15日
NMLアルバム番号:GP891
CD価格:1,950円(税込)
フランスの作曲家グループ「六人組」唯一の女性メンバーとして活躍したジェルメーヌ・タイユフェール。新古典主義の様式とエスプリに富んだスタイリッシュな作品を数多く遺し、プーランクやミヨーに匹敵する才能と称えられました。しかし彼女の音楽はあまり演奏される機会がなく、忘れられてしまった作品がようやく近年再発見されつつあります。 ニコラス・ホルヴァートによるこのアルバムは、3集からなるタイユフェールのピアノ曲全集の第1集となるもので、作曲家の孫娘が「タイユフェール自身がこれらの作品を演奏しているかのようだ」と評しています。 アルバムには学生時代に書かれた魅惑的な「ロマンス」や「和声の練習」、イタリアとフランス18世紀の作曲家たちの作品を徹底的に研究した証しともいえる「小さい序曲と古風なエア集」など若い頃の作品から、1937年のパリ国際博覧会のために書かれたきらびやかな曲調を持つ「アルザスのパビリオン」まで、世界初録音を含む多彩な作品が収録されており、タイユフェールの魅力的な作品を堪能することができます。
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KOMPONISTINNEN
女性作曲家の歌曲集 [フランツィスカ・ハインツェン(ソプラノ)/ベンヤミン・ミード(ピアノ)]Vocal Recital (Soprano): Heinzen, Franziska - CHARRIÈRE, C. / CLARKE, R. / HALL, J. / MACONCHY, E. / ROSENBERGER, K. (Women Composers)
発売日:2021年12月24日
NMLアルバム番号:SM378
CD価格:1,950円(税込)
ロマン派から現代までに活躍した24人の女性作曲家が書いた歌曲を収録したアルバム。 クララ・シューマンの生誕200年を迎えた2019年、イギリスとポーランドの家系を持つドイツのピアニストのベンヤミン・ミードが彼女の作品の調査に着手したことが発端となり、ほぼ名前も知られていない女性たちの知られざる作品を発掘。比較的知られるレベッカ・クラークやアルマ・マーラー、エイミー・ビーチの歌曲と併せ、このアルバムが生まれました。 さわやかな春の気持ちを歌う曲や、死の恐怖、不安な予感を抱いた曲などが女性の視点から描かれた24の歌曲を、ミードのピアノとともに、スイスのソプラノ、ハインツェンが歌い上げました。二人はライン=ルール地方リートデュオ・コンクールで第1位を獲得したのち、デュオとして活躍しています。
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Visions of a Century - 世紀の幻影
エルガー、クラーク、デュロゾワール、タイユフェール [マリン・ブロマン(ヴァイオリン&ヴィオラ)サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)]Violin and Viola Recital: Broman, Malin - ELGAR, E. / CLARKE, R. / DUROSOIR, L. / TAILLEFERRE, G. (Visions of a Century)
発売日:2021年08月13日
NMLアルバム番号:dBCD199
CD価格:2,250円(税込)
スウェーデン出身の女性ヴァイオリニスト、マリン・ブロマンは、スウェーデン放送交響楽団のコンサートマスターを務めたほか、ソリストとしてネーメ・ヤルヴィやダニエル・ハーディングの指揮でエーテボリ交響楽団、スウェーデン放送交響楽団と共演、室内楽奏者としてナッシュ・アンサンブルのメンバーを務めたほか、生地の名前を冠したクングスバッカ・ピアノ三重奏団を結成し、カーネギーホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリンのフィルハーモニーなどで演奏しています。 また、サイモン・クロフォード=フィリップスはピアニストとして、また指揮者としてスウェーデン内外で活躍、2人はこれまでにもたびたび共演を行っており、前作「ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン作品集」(DBCD191)も高く評価されています。 このアルバムで2人は、1918年から1921年に書かれたヴァイオリン/ヴィオラとピアノのための作品を演奏。後期ロマン派から印象派を経て、現代的な表現に至る時代の流れを見事に表現しています。
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La Muse Oubliée - 忘れられたミューズ
歴史に埋もれた女性作曲家たちのピアノ曲集 [アントニオ・オヤルサバル(ピアノ)]Piano Recital: Oyarzabal, Antonio - BEACH, A. / BONIS, M. / CASSEL, M.-Z. / SCHUMANN, C. (La Muse Oubliée)
発売日:2021年04月30日
NMLアルバム番号:IBS-52021
CD価格:2,250円(税込)
ロンドン在住のピアニスト、アントニオ・オヤルサバルが紹介する女性作曲家のピアノ曲集。アルバムに含まれているのは、フランス・バロック期のジャケ=ド=ラ=ゲールから、1915年生まれのカプラーロヴァーまでと、様々な時代と地域に生きた13人の女性たちの作品です。彼女たちのほとんどは優れたピアニストであり、自身の作品も残しましたが、クララ・シューマンやエイミー・ビーチ、リリー・ブーランジェ、ジェルメーヌ・タイユフェールの4人以外、近年になるまでその存在はほとんど忘れられていました。 オヤルサバルは彼女たちが生きた時代を徹底的に調査し、実際に音にすることで作品の存在価値を示しています。ポーランド出身、ニューヨークで活躍したマナ・ズッカやラトヴィア出身、ポール・デュカスに作曲を学んだルーツィア・ガルータなどの珍しい作品も聴きどころです。
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フランス6人組
オーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェールのピアノ曲と歌曲 [フランツィスカ・ハインツェン(ソプラノ)/ベンジャミン・ミード(ピアノ)]Vocal Recital (Soprano): Heinzen, Franziska - AURIC, G. / DUREY, L. / HONEGGER, A. / MILHAUD, D. / POULENC, F. (Les Six)
発売日:2021年03月19日
NMLアルバム番号:SM357
CD価格:1,950円(税込)
20世紀前半のフランスで活躍した作曲家たちの集団「フランス6人組」。サティを中心に『新青年』を結成した若き作曲家たちの中から、詩人コクトーが選んだオーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェールの6人は、第一次世界大戦後のフランスにおいて、ドビュッシーの後継者として音楽界を主導する役割を担いました。 このアルバムでは6人の名前をアルファベット順に並べ、サティも加えた各々のピアノ曲と連作歌曲を収録。彼らの美的アイデアと個性、そして生涯にわたる友情のつながりが垣間見えるユニークな1枚です。 美しい歌声を披露するのは、スイス出身、宗教曲を得意とするソプラノ歌手フランツィスカ・ハインツェン。長年共演を務めるピアニスト、ベンジャミン・リードと息の合った演奏を聴かせます。
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『そして愛が語ったこと…』
イギリス、フランス、ベルギーの英語歌曲 [ジョディ・デヴォス、ニコラス・クリューガー]Vocal Recital (Soprano): Devos, Jodie - BRITTEN, B. / BRIDGE, F. / GURNEY, I. / MILHAUD, D. / WALTON, W. (And Love Said … )
発売日:2021年02月26日
NMLアルバム番号:ALPHA668
CD価格:2,475円(税込)
注目のソプラノ、デヴォス、ソロ第2弾は英語で歌う愛の歌古楽界における新世代の精鋭たちから巨匠エルヴェ・ニケまで幅広い層のアーティストに信頼篤く、バロックから近代までフランスを中心としたオペラや声楽作品に、近年引っ張りだこのジョディ・デヴォス。大好評だったオッフェンバックのアリア集(ALPHA437/NYCX-10039)に続くソロ第2弾は、ベルギーに生まれイギリスで学び現在フランスに住むという、彼女自身深い思い入れのある3つの国から、様々な形の愛が歌われたものを中心に英語の歌曲を集めたというもの。 ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズ、ミヨーといった有名作曲家から、ポルドフスキの名で活躍した、大ヴァイオリニスト・作曲家ヘンリク・ヴィエニャフスキの娘イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニャフスカや、ピアニストとしてデヴォスとの共演も多いベルギーのパトリック・ルテルムの作品なども収録。そして最後にはなんとクイーンの名曲を聴かせてくれます。 「私はオペラよりも前に、クイーンの魅力を発見していました。ハイドパークでピアノを弾きながら“テイク・マイ・ブレス・アウェイ”を歌うフレディ・マーキュリーに、圧倒されたのです。リサイタルでは私もこのラヴ・ソングを歌っています。」と彼女は語っています。
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Paris Boulevard - パリの大通り
FIN-DE-SIÈCLE PIANO MUSIC 世紀末のピアノ音楽 [ダリオ・ミュラー(ピアノ)]Piano Recital: Müller, Dario - DEBUSSY, C. / MILHAUD, D. / POULENC, F. / SATIE, E. (Paris Boulevard)
発売日:2020年11月27日
NMLアルバム番号:CDS7877
CD価格:1,950円(税込)
この「パリの大通り」と題されたアルバムでは、主に19世紀末から20世紀の初頭のパリで流行した多彩な作品をお聴きいただけます。 当時のパリは、ドビュッシーらが推し進める印象派の作風による音楽、ワーグナーを起点とする“崩壊する機能和声”を用いた音楽、そしてアメリカからもたらされたポピュラー音楽やジャズ、サティが提唱する“家具としての音楽”が混然一体となり、コンサートホールやキャバレー、ビストロなど知識人と芸術家が出会う場所で奏されていました。これら人々を刺激した作品を並べた1枚は、当時の洒落た空気を想起させます。 アメリカ近代作品を得意とするミュラーの洒脱な演奏で。
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歴史に見落とされたピアノ作品を集めて [ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)]
Piano Recital: Forsberg, Bengt - KAPRÁLOVÁ, V. / BEACH, A. / CARWITHEN, D. / AULIN, V. / ALMÉN, R. / BACEWICZ, G. (Neglected Works for Piano)
発売日:2020年01月17日
NMLアルバム番号:dBCD170
CD価格:2,250円(税込)
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SCARLATTI & MORE
クリスティーナ・ビアンキ
ハープ・リサイタル [クリスティーナ・ビアンキ(ハープ)]Harp Recital: Bianchi, Cristina - SCARLATTI, D. / TAILLEFERRE, G. / BACH, C.P.E. / BALTIN, A.A. (Scarlatti and More)
発売日:2020年01月24日
NMLアルバム番号:OC1715
CD価格:1,950円(税込)
7歳でハープのレッスンを始めたクリスティーナ・ビアンキ。16歳でミラノ音楽学校を卒業、1989年から1995年まで「EUユース管弦楽団」の首席奏者を務めた後、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団の首席奏者を経て、2001年から2008年にはバイエルン放送交響楽団の首席奏者を務めるなど着実にキャリアを重ね、現在では大学で教える傍らソリストとして活躍しています。 ビアンキは長年に渡りドメニコ・スカルラッティの作品を研究しており、このアルバムでは彼の一連の作品をハープで演奏。本来は鍵盤のためのソナタ(ギターで演奏されることもしばしば)を違った視点で聴かせます。合間には、タイユフェール、C.P.E.バッハ、ロシアの近代作曲家バルティンの珍しい作品を挿入し、選曲にユニークなアクセントを施しています。
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フランスのピアノ協奏曲集
(ラヴェル/タイユフェール/ブーランジェ/フランセ) [ウーリヒ/ゴンザレス]RAVEL, M.: Piano Concerto for the Left Hand / BOULANGER, N.: Fantaisie variée / FRANÇAIX, J.: Piano Concerto (Uhlig, González)
発売日:2017年03月24日
NMLアルバム番号:SWR19027CD
CD価格:2,100円(税込)
ドイツの中堅ピアニスト、フローリアン・ウーリヒが演奏するフランス近現代のピアノとオーケストラのための作品集。これは、2011年から2012年にかけて録音された「フランスのピアノ協奏曲集」(93.302)の続編ともいえる選曲であり、ブーランジェの「幻想曲」など、前作よりも更に珍しい作品が含まれています。 フランセの協奏曲は全曲が20分に満たないコンパクトな作品ですが、ピアノが目まぐるしく動き回る楽しい第1楽章、穏やかな第2楽章、コケティッシュな第3楽章、活発な第4楽章と、メリハリのある楽しい構成でできています。「6人組」ただ一人の女性メンバー、タイユフェールのバラードも珍しい作品。美しいピアノのアルペッジョで始まる神秘的な曲です。教育者として名高いナディア・ブーランジェは、活動の初期には作曲も手掛けていましたが、妹リリの才能に勝てないと悟ったとして、1918年にリリが早世した後は、一切作曲をしませんでした。この幻想曲は彼女の残された僅かな作品の一つです。 ウーリヒの演奏は、きらめくような音色が特徴的。フランス音楽が持つ微妙なニュアンスも余すことなく表現されています。
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■室内楽
発売日:2013年04月24日
CD価格:1,117円(税込)
収録曲は全25曲。サティと彼をとりまく音楽家たちの作品を、人生のさまざまなエピソードに紐づける形で収録しています。センスの光るカフェ・ミュージックとして気軽に楽しむことも、フランス音楽の秘曲集としてじっくり堪能することも可能です。 また、当アルバムの裏テーマは「おかし(お菓子)」。作曲家たちが愛した料理をレシピ付きで紹介する、ナクソスの大人気ブログ「巨匠たちの晩餐」と連動して、サティがよく食べたというシュークリームのレシピイラストをブックレット上で紹介。「アーモンド入りチョコレート」「ピエスモンテ(シュークリームなどを積み重ねた飾り菓子)」ほか、食にまつわるモチーフの作品も多数収録されています。 そしてやはり目玉はバレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」。詩人ジャン・コクトーからの依頼を受け、フランス6人組のうち5人が合作を手がけた実験的バレエ音楽。“これぞパリ!”というべき、現代のアヴァン・ポップにも通じるテイストが魅力。当アルバムでは、5人の楽曲およびコクトーのテキストに基づく「蓄音機の対話」を抜粋で収録しています。若いアーティストによるユーモラスな演奏、フランスの著名俳優2人の粋なお喋りのムードを楽しめる。フランス音楽ファンなら必聴の音源です。
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タンミッタム・パーカッション・アンサンブル
25周年記念アルバム [タンミッタム・パーカッション・アンサンブル/グイド・ファッキン指揮 ]25 YEARS WITH THE TAMMITTAM PERCUSSION ENSEMBLE
■協奏曲 ■器楽曲
発売日:2012年10月24日
NMLアルバム番号:CDS720
2CD
通常価格:3,184円→ 特価!:990円(税込)1986年、グイド・ファッキンがヴェネツィアに設立した「タンミッタム・パーカッション・アンサンブル」は2011年に25周年を迎えました。この2枚組はこれを記念して制作されたもので、1992年から2011年までの様々な時代の演奏が収録されています。1枚目のCDはタイユフェールの「ラモーを讃えて」と、マデルナの協奏曲で始まります。この2曲はこのアンサンブルがDYNAMICレーベルに初めて録音した記念碑的な作品であり、彼らの方向性を決定付けた演奏でもあります。世界初録音も多数含まれたバラエティ豊かなアンソロジーです。