グランヴァル(クレメンス・ド) Grandval, Clémence de
| 生没年 | 1828-1907 | 国 | |
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| 辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 51138 |
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グランヴァル(1828-1907):
歌劇《マゼッパ》 [タシス・クリストヤニス、ニコル・カー、ジュリアン・ドラン、パヴェウ・トロヤク、ミハイル・ゲルツ、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管]発売日:2026年03月20日
2CD+BK 2枚組価格:6,075円(税込、送料無料)
フランス近代の見過ごしがたい女性作曲家、その真価に迫る充実のオペラ全曲録音近年ますます再評価が進む19世紀フランスの女性作曲家クレマンス・ド・グランヴァルが、活躍期の後半1892年にボルドーで初披露したオペラ《マゼッパ》待望の全曲録音。 ブルボン王政末期の1828年に生まれ、1851年にグランヴァル子爵と結婚した彼女は《マルタ》の作曲者フロトーやショパン、7歳年下のサン=サーンスらに師事、ナポレオン3世失脚を経て共和政が始まる1870年代頃から作曲家として注目されましたが、当初は配偶者の社会的地位を考慮して本名で作品を公表できませんでした。 フランス国民音楽協会は彼女の作品の紹介に大きく貢献し名声を得たものの、パリの歌劇界は《マゼッパ》初演を受け入れず、同作が首都で披露されることはありませんでしたが、ボルドー初演の成功後はグランヴァル後期の代表作として高く評価され、大戦前まで各地で上演されました。 (...)
収録作曲家:
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lost & found
失くしたもの、見つけたもの
19世紀から20世紀の女性作曲家たちの作品集 [ウルズラ・エルハルト=シュヴェルトマン、エリザベート・アイグナー=モナルト]発売日:2025年12月12日
NMLアルバム番号:Gramola99355CD価格:2,550円(税込)
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フランス・ロマン派のモテット集
サン=サーンス、フォーレ、シャミナード、ドリーブ
デュパルク、ギルマン、デュボワ、ボニス、ラ・トンベル 他 [クリストフ・グラッペロン、フランス放送合唱団、ユディト・ファン・ワンロイ、イサベル・ドゥルエ、シリル・デュボワ、トマ・ドリエ 他]Motets romantiques - BOËLLMANN, L. / CHAMINADE, C. / DUBOIS, T. / GUILMANT, A. / SOHY, C. / (Wanroij, Druet, Radio France Choir, Grapperon)
発売日:2025年10月10日
NMLアルバム番号:ALPHA1097CD価格:3,075円(税込、送料無料)
フランス・ロマン派、聖なる響きの再発見Palazzetto Bru Zane (フランス・ロマン派音楽センター)、Alpha Classicsとラジオ・フランスの共同制作による、フランス・ロマン派の知られざるモテットに光を当てる好企画。有名作曲家だけでなく、クレメンス・ド・グランヴァル、シャルロット・ソイ、メル・ボニスなど、稀少な女性作曲家たちの作品も収録しています。 これらの作品は合唱の豊かな響きや、オルガンのほかにハープやヴァイオリンといった楽器が加わる鮮やかな色彩感などを特徴としており、不協和音も効果的に用いるロマン派ならではのハーモニーとメロディが作り上げる、禁欲的というよりは感傷的、あるいは誘惑的な響きもたいへん魅力のあるもの。 そんな中でも、無神論者でありながら宗教の社会的意義は認識していたというサン=サーンスはポリフォニーの神聖な厳格さを求め、敬虔なカトリック教徒であったボニスは亡き息子を悼みながら、ジャン・ラシーヌの手によるテキストからフォーレとは違う「世俗の人々の虚しい営みについて」といった内容に曲を付けました。 これら多彩な作品を、フランス声楽界で活躍目覚ましい歌手たちをソリストに配し、器楽陣にもソロやアンサンブルで活躍する名手たちを贅沢に集結させて臨んだ今回の録音は、フランス放送合唱団の技量が安定した土台から天上的な響きを作り出し、たいへん魅力的なアルバムに仕上がっています。
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She/Her
女性作曲家によるクラリネット作品集 [マリア・デュ・トワ、フェラ・コーパー]SHE/HER - Music for Clarinet and Piano by 12 Female Composers (Du Toit, Kooper)
発売日:2024年11月22日
NMLアルバム番号:CCS47024CD価格:2,775円(税込)
19世紀フランスから現代のナイジェリアまで、
女性作曲家たちによる知られざるクラリネット作品集南アフリカ出身のクラリネット奏者マリア・デュ・トワは、ケープ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者などを経て、現在はオランダを拠点にソリスト・室内楽奏者として活躍しています。彼女にとって4枚目のアルバムとなる今作は、女性作曲家による知られざる作品を集めた興味深いもの。 作曲家自身についても、有名なタイユフェールや近年注目されているバチェヴィチ、管楽器ファンには知られたゴトコフスキーや、ブラームスなどとの交流で知られるマリー・エリザベトなどのほかは、ほとんど知られていません。それぞれの国籍も、フランスを中心にデュ・トワの出身国南アフリカやナイジェリア、ラトヴィアからニュージーランドまで多彩。いずれもクラリネットの特性と持ち味を生かした聴き応えのある作品ばかりです。 デュ・トワはオランダのピアニスト、フェラ・コーパーと共に、幅広い表現力で作品に深く寄り添った彫の深い演奏を聴かせています。 -
摘み集めよ、汝が青春を
~詩人ロンサールと音楽~ [ドゥニ・レザン・ダドル、ドゥース・メモワール、マルク・モイヨン、アンヌ・ル・ボゼク]RONSARD ET LA MUSIQUE - Cueillez, cueillez votre jeunesse! (Mauillon, Bozec, Doulce Mémoire)
発売日:2024年09月06日
NMLアルバム番号:ALPHA1069CD 2枚組価格:4,875円(税込、送料無料)
詩聖ロンサール生誕500周年。
徹底して古楽器で巡る、同時代と近代の瑞々しい作曲例フランス文化の転機ともいうべき16世紀、ラテン語ではなくフランス語で高雅な韻文を吟じ得ることを数々の名作で実証し歴史に名を残した七星詩派(プレイアード派)の一人ピエール・ド・ロンサール(1524-1585)。その作品は多声音楽の技芸を追求していた同時代の音楽家たちから注目されるにとどまらず、過去の文化遺産の魅力にヨーロッパ人が改めて開眼した19世紀以降も多くの作曲家が関心を示し、歌曲化してきました。 フランスの老舗古楽集団ドゥース・メモワールは詩人生誕500年に寄せ、多様なレパートリーを広い音域にわたり緻密な表現で歌いこなす名歌手マルク・モイヨンと共に、ロンサール作品を歌詞にした声楽作品を集めた2枚組アルバムを制作。ドゥース・メモワールは詩人存命中から活躍をみせた作曲家たちの多声シャンソン、モイヨンは19世紀以降の歌曲を演奏しています。 Disc 1ではリラの弓奏に合わせて朗読された詩に続けて複数作曲家による同一詩に基づく作例が続き、Disc 2ではグノーやグヴィなど19世紀半ばの作例からラヴェルやフランス六人組の頃まで、ピアノ伴奏歌曲の多様さを聴き比べられます。モイヨンの頼れる共演者アンヌ・ル・ボゼクが奏でるピアノは、透明感とニュアンスに富んだ美音を響かせる1905年製プレイエル。中世音楽とピアノ音楽の両方に抜群の実績を持つ録音技師ジャン=マルク・レネも、さまざまな古楽器の味わいを歌唱の魅力と共に克明に伝えてくれます。 16世紀と19世紀の名画をカラー掲載したブックレットも充実、文学側からの関心も満たす内容になっています(仏英独語)。 -
『Compositrices』
ロマン派時代のフランスの女性作曲家たちを新たな視点で [VA]COMPOSITRICES - New Light on French Romantic Women Composers
発売日:2023年03月17日
NMLアルバム番号:BZ2006CD 8枚組価格:6,300円(税込、送料無料)
精鋭の演奏陣で真価に迫る、不当に見過ごされてきた天才女性作曲家たち近年まで……いや今でも圧倒的に男性優位が続いているのが、クラシック音楽における「過去の作曲家の再評価」。脚光を浴びる機会を不当にも奪われ続けてきた女性作曲家たちの中に、どれほど豊かに音楽的な貢献を果たしてきた天才たちがいたか、ヨーロッパでは21世紀に入ってから急速に見直しが進んでいます。 19世紀音楽の真相探求と再評価に意欲的に取り組んできたロマン派フランス音楽センター(パラツェット・ブリュ・ザーネ)は今回、CD8枚にも及ぶ充実した音源(全て2019年以降の新録音!)を通じ、ベルリオーズやサン=サーンス、ドビュッシーといった有名作曲家たちの活躍した19世紀から20世紀初頭にかけてのフランスに焦点を当て、そこで活躍した重要な女性作曲家たち21人を特集。交響曲や交響詩、カンタータといった大規模編成の作品から室内楽、歌曲やピアノ曲に至るまで、さまざまな規模の名品を通じてその偉業の真相に迫ります。 ピリオド楽器楽団レ・シエクルを率いるフランソワ=グザヴィエ・ロト、気鋭のベルギー人指揮者ダヴィド・レラン、フランス歌曲の新たなスタンダードを打ち出しつつあるシリル・デュボワやヤン・ブーロンなど、フランスとイタリアなどの演奏陣による妥協ない解釈は、先入観抜きに作品そのものと対峙しても十分観賞の価値ある充実名演の連続! 19世紀初頭に活躍した鍵盤音楽家モンジュローに始まり、近年再評価めざましい初期ロマン派のファランク、ヴィアルドやジャエルら19世紀半ばの才人、メル・ボニやシャミナードら世紀転換期の多作な偉人に加え、新録音が驚くほど少ないオーギュスタ・オルメスや仏語版Wikipedia・IMSLPの解説すらない幾人かの稀少作曲家の作品など、このレーベルならではの新鮮な出会いにも事欠きません。 貴重な図版を多く含むブックレット(仏英独語)には各作曲家の適切な紹介も含まれ、資料的価値も計り知れないセットとなっています。 (ブックレットに歌詞の掲載はございません。)
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20世紀初頭フランスの女性作曲家による
フルートとピアノのための作品集 [ジュリエット・ユレル(フルート) エレーヌ・クヴェール(ピアノ)]Flute and Piano Recital: Hurel, Juliette / Couvert, Hélène - BONIS, M. / GRANDVAL, C. de / HOLMÈS, A. (Compositrices - À l'aube du XXe siècle)
発売日:2020年01月24日
NMLアルバム番号:ALPHA573CD価格:3,075円(税込、送料無料)
困難な時代に生きた女性作曲家たちへのトリビュート女性が芸術家として生活することが難しかった20世紀初頭。社会の逆風にさらされながらも音楽に生涯を捧げた、フランスの女流作曲家たちの作品を集めたアルバム。ロッテルダム・フィルの首席奏者として活躍するユレルと盟友クヴェールが、先人たちに敬意と共感を持って作品に寄り添っています。 収録曲は短いもので2分弱、長くても5分台といういずれも短いものですが、フルートとピアノの美しい音色が生きた特徴的な作品ばかり。印象派からベル・エポック、そしてヨーロッパを席巻したワグネリズムの影響も感じさせるたいへん興味深いものです。
