ケ=デルヴロワ(ルイ・ド) Caix d'Hervelois, Louis de

生没年 1680-1755
辞書順 NML作曲家番号 26487
  • 商品番号:LBM046

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    ラ・フォンテーヌの『寓話』と
    フランス・バロックの宮廷音楽
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    [ラ・シャペル・アルモニーク、マリー=クロード・シャピュイ、ティエリー・ペトー]

    Vocal and Chamber Music (17th-18th Centuries) - BATAILLE, G. / COUPERIN, F. / LAMBERT, M. (Les fables de La Fontaine) (Chappuis, Péteau, Tournet)

    発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:LBM046

    CD価格:2,475円(税込)

    演技力豊かな朗読はまるで音楽。
    17世紀のサロンを思わせる、フランス最前線の名手たちによる小編成音楽
    バッハの声楽曲やラモーのオペラなど大がかりなプロジェクトを次々と成功させ、彗星のごとく登場した当時からインパクトのあった存在感に、近年ますます輝きが増しつつあるフランス新世代の古楽指揮者ヴァランタン・トゥルネ。ヴィオール(ガンバ)の演奏家でもある彼は自ら指揮するラ・シャペル・アルモニークで、大規模作品での評判に安んじることなく、自身も楽器を手に取って小編成の注目すべきプログラムも提案しつづけています。 その最先端でライヴ録音されたこのアルバムは、劇作家モリエールやラシーヌ、大画家ルブランやミニャール、音楽家リュリやシャンボニエールらと同じように、ルイ14世の宮廷を虜にした詩人ラ・フォンテーヌ(1621-1695)の名高い『寓話』がテーマ。日本でもよく知られている「蟻とキリギリス(蟻とセミ)」や「牛より大きくなりたがる蛙」などの詩を、バロック歌手でもあるティエリー・ペトーが数トラックごとに演技力たっぷり明瞭な朗読で詠み上げています。 これに関連する17~18世紀のフランス宮廷音楽が、声楽・器楽を織り交ぜ精妙な古楽器演奏で織り上げられてゆくのですが、通して聴いているとペトーの声の美しさと味わいもあり、さながら朗読も音楽の一部のよう。ライヴ収録で客席のほどよい笑い声も時折漏れ聴こえてくる中、さながら17世紀の機知に富んだフランス宮廷人たちのサロンに居合わせてしまったかのような臨場感を味わうことが出来ます。 本場直送だからこそのこの気配、バロック・ファンならずとも虜になってしまうのではないでしょうか。思わずワインを開けたくなる1枚です。