ビーバー(ハインリヒ) Biber, Heinrich Ignaz Franz von

生没年 1644-1704 オーストリア
辞書順 NML作曲家番号 24291
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  • 商品番号:555481

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    ビーバー(1644-1704)
    1681年に出版された
    独奏ヴァイオリンと通奏低音のための8つのソナタ 詳細ページ
    [プラメナ・ニキタソヴァ(ヴァイオリン)/LES ÉLÉMENS レ・エレメン(アンサンブル)]

    BIBER, H.I.F. von: Violin Sonatas (1681) (P. Nikitassova, Les Élémens)

    発売日:2022年07月29日 NMLアルバム番号:555481-2

    CD 2枚組価格:3,375円(税込、送料無料)

    ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバーの名声を決定づけ、18世紀まで広く演奏された作品の一つに、1681年にニュルンベルクで出版された「8つのヴァイオリン・ソナタ」があります。ビーバーと言えば、1674年頃に作曲された、当時のヴァイオリン演奏技法を集大成したとされる「ロザリオのソナタ」が有名ですが、この「8つのソナタ」も負けず劣らずの技巧を用いた作品であり、ビーバーはこの曲集で難度の高い技巧、芸術的内容、作曲技術レベルの総合に成功したと言えるでしょう。 ブルガリア出身のプラメナ・ニキタソヴァはドイツ・バロック音楽の録音等で評価を得ているヴァイオリニスト。Les Élémens(レゼルマン)は17世紀と18世紀の作品の演奏に力を注ぐ、バーゼルのアンサンブルです。

  • 商品番号:A525

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    グランディ(1590-1630)
    「わたしは嬉しかったのです」
    ~晩課の詩篇曲を集めて~ 詳細ページ
    [アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ、アカデミア・ダルカディア、ウト・ファ・ソ・アンサンブル]

    GRANDI, A.: Vocal Ensemble Music (Accademia d'Arcadia, UtFaSol Ensemble, Lurig)

    発売日:2022年06月17日 NMLアルバム番号:A525

    CD価格:2,475円(税込)

    大小さまざまな声楽群が織りなす音宇宙、バロック初期のヴェネツィア様式の極致1590年にヴェネツィアで生まれ、同世代のシュッツと同じく巨匠ジョヴァンニ・ガブリエーリの複合唱形式をじっくり学んで育ったアレッサンドロ・グランディ。一時フェラーラの宮廷で活躍するもヴェネツィアに戻り、モンテヴェルディが指揮する聖マルコ教会の楽員を務めたのち1627年にベルガモの礼拝堂楽長となったものの、伝染病が猛威を振るった1630年に亡くなってしまいました。ベルガモに移って間もなく出版された作品集はいずれもガブリエーリの影響を色濃く残しながら、合唱の各パートを独唱として扱うコンチェルタート様式を追求した17世紀らしい音楽的進化が見られます。 この作曲家の作品を体系的に追っているイタリアの古楽グループ、アカデミア・ダルカディアは9人の独唱者とヴァイオリン、テオルボ、オルガンからなるアンサンブルに、コルネット(ツィンク)と大小サックバット(トロンボーンの前身)からなる金管合奏で臨むウト・ファ・ソ・アンサンブルの協力を得て、編成の大きい作品でも各歌手の独立性を保った室内楽的解釈で作品の魅力をじっくり引き出します。 ピッチは当時の北イタリアに合わせてやや高めの465Hz。10声にも及ぶマニフィカトはポスト=ガブリエーリ世代の貫録十分、3声と通奏低音からなる作品では一転、マドリガーレのような緊密な音作りが見事というほかありません。 同レーベルでの先行録音(A464)に続く、本場イタリアならではの上質の古楽録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC1904

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    発売日:2022年05月27日

    CD 2枚組価格:2,475円(税込)

    レネー・クレメンチッチ(ルネ・クレマンシック)率いるクレメンチッチ(クレマンシック)・コンソートによる2004年録音の名盤2枚をセットにした再発盤。どちらもクレメンチッチ独自の研究成果が盛り込まれており、とりわけフックスは、その作品研究が彼のライフワークでもあることから、ほとんど出版されていなかった器楽作品を演奏したことで高く評価されています。 クレメンチッチ・コンソートはバロック・ヴァイオリニスト、ヒロ・クロサキがコンサートマスターを務める古楽アンサンブル。録音時、すでに10年以上もこのアンサンブルで演奏していた彼は単なる技巧の披露にとどまらない、作品に深く切り込んだ見事な解釈を聞かせます。 またビーバーで素晴らしいバロック・トランペットを聴かせるのは、ジャズ・トランペット奏者でもあるヘルベルト・ヴァルザー。即興的要素も加えながら難しい楽器をやすやすと吹きこなしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:HSP007

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    発売日:2021年06月11日

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴァイオリンを弾きながら足鍵盤を!
    バロック期に存在した演奏例に基づく実践
    タイトルのOVNI(Objet Volant Non Identifie)とはフランス語でいうUFO(未確認飛行物体)のこと――思わせぶりな表題にたがわず、このアルバムは前代未聞の音楽実践の成果を刻みました。 エマニュエル・ドーヴァンは、ル・ポエム・アルモニークなどで活躍する名手ミラ・グロデアヌの愛弟子で、バーゼル・スコラ・カントルムの才人アマンディーヌ・ベイエにも師事した逸材。彼女はバロック期におけるヴァイオリンの演奏技法を妥協なく追及していった結果、当時はヴァイオリンを弾きながら通奏低音パートをオルガンの足鍵盤で演奏した名手さえいたことを知り、それをこのアルバムで自ら実践してみせたのです! 変則調弦(スコルダトゥーラ)が独特な音響効果を生む17世紀オーストリアの大家ビーバーの名品群にバッハのソナタからの楽章も交え、この技法がいかに一貫した音楽的美感を伴う演奏結果をもたらすかを身をもって示しています。オルガンの足鍵盤は通常最低音域を受け持ちますが(金管楽器のペダル・トーンの語源)、設定により変更でき、ここでも最高でアルト音域くらいまでが重ねられ、足鍵盤のみという印象以上の演奏効果を上げました。 併せてバッハの無伴奏パルティータ第1番も収録。アマティやシュタイナーの銘器にもとづく再現製作楽器の響きと静謐なオルガンの足鍵盤パイプの音色、そして教会堂のほどよい残響もあいまって、味わい深い上質の音楽体験を聴き手にもたらします。 演奏者自身による解説(英訳付)も読みごたえたっぷり。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A902

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    ビーバー(1644-1704)
    『ロザリオのソナタ集』 詳細ページ
    [グナール・レツボール、アルス・アンティクヮ・アウストリア]

    BIBER, H.I.F. von: Mystery (Rosary) Sonatas (Letzbor, Ars Antiqua Austria)

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:A902

    CD 2枚組価格:1,425円(税込)

    同曲集最高の録音とも目されてきた名盤、レツボール最初の「ロザリオのソナタ」オーストリア17世紀を代表する作曲家のひとりであり凄腕ヴァイオリン奏者であったビーバーが、長く仕えたザルツブルク大司教のために書いた『ロザリオのソナタ集』は、15の通奏低音付ソナタで聖母マリアの生涯のエピソードを表現したもので、14通りの変則調弦を通じて当時のヴァイオリンの作曲技法が縦横無尽に披露され、末尾には無伴奏の長大なパッサカリアが添えられています。 同じオーストリア出身の名手レツボールが1997年にリリースしたこの録音は、多彩な通奏低音パートの考え抜かれた解釈といい、レツボール自身の圧巻というほかない超絶技巧といい、隅々まで美しさがきわだつ鮮烈な録音として高い評価を博してきました。 プレス切れ期間も長く復活を望む声がとくに多かったタイトルですが、このたび廉価シリーズの第一弾リリースに編入され、お求めやすく再登場することに。PAN Classicsから登場したレツボールの同曲新録音(2020年レコード・アカデミー賞音楽史部門受賞)との聴き比べは、古楽ファンならぜひ楽しみたいところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA491

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    ビーバー(1644-1704)
    ロザリオのソナタ 詳細ページ
    [パトリック・ビスミュート(ヴァイオリン、指揮)、アンサンブル・ラ・テンペスタ(古楽器使用)]

    発売日:2019年09月13日

    CD 2枚組価格:1,520円(税込)

    STILレーベルでバッハの無伴奏などの名盤を残したフランスのヴァイオリニスト ビスミュート。“ピアノ・リュテアル”をラヴェルの指示通り使用した「ツィガーヌ」収録のアルバム「民俗風で~鏡に映った」に続き、Zig Zag第2弾となった大曲。ここで彼はオーストリア17世紀の大家ビーバーが綴った通常調弦と14通りのスコルダトゥーラ(変則調弦)に合わせ、5挺のヴァイオリンを弾き分けています。 さらに通奏低音を担当するアンサンブルはチェロ、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ×2、リローネ、テオルボ、ハープ、チェンバロが2人という編成を作品によって描き分け、作品・調弦・楽器という3点を絶妙に掛け合わせて素晴らしい表現を聴かせています。廉価盤1枚価格と、たいへんお買い求めやすくなりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:2.110394

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    ビーバー(1644-1704)
    53声部のザルツブルク大聖堂のためのミサ曲
    モンテヴェルディ(1567-1643)
    宗教作品集 詳細ページ

    BIBER, H.I.F. von: Missa Salisburgensis / MONTEVERDI, C.: Sacred Works (Collegium Vocale 1704, Collegium 1704, Luks) (NTSC)

    発売日:2017年11月29日

    DVD価格:3,300円(税込、送料無料)

    西暦774年に司教聖ヴィルギリウスが大聖堂を献堂、1200年頃に後期ロマネスク様式に改築され、その後の1628年にバロック様式に建て直されたという長い歴史を持つザルツブルク大聖堂。多数の彫刻によって装飾された内装の美しさで知られるだけでなく、10000人もの人員が収容可能であり、ヨーロッパ最大のパイプ・オルガンを所蔵していることもあって、大規模なミサがしばしば執り行われます。 2016年、この大聖堂で演奏されたのが、ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバーの「53声部のザルツブルク大聖堂のためのミサ曲」です。ビーバーはチェコ出身ですが、ザルツブルクの宮廷楽長となり生涯を過ごしました。当時はまだ音楽的に後進国であったドイツに、イタリア音楽の様式を持ち込み発展させました。 このミサ曲は、最近までは1628年の大聖堂再建時に初演されたオラツィオ・ベネヴォリの作品と考えられていましたが、最近の研究では1682年に初演されたビーバーの作品であると特定されています。53部からなる巨大な声部の内訳は、16声部の合唱、35声部の管弦楽、オルガンとチェロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の2声部による通奏低音で構成されており、ビーバーが好んだトランペットの響きも多用された華やかな響きに満たされています。 演奏している「コレギウム1704」「コレギウム・ヴォカーレ1704」はチェコのアンサンブル。指揮者、チェンバロ奏者ヴァーツラフ・ルクスが1991年に創設した団体です。

  • 商品番号:NBD0066V

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    ビーバー(1644-1704)
    53声部のザルツブルク大聖堂のためのミサ曲
    モンテヴェルディ(1567-1643)
    宗教作品集 詳細ページ

    BIBER, H.I.F. von: Missa Salisburgensis / MONTEVERDI, C.: Sacred Works (Collegium Vocale 1704, Collegium 1704, Luks) (Blu-ray, HD)

    発売日:2017年11月29日

    Blu-ray価格:3,300円(税込、送料無料)

    西暦774年に司教聖ヴィルギリウスが大聖堂を献堂、1200年頃に後期ロマネスク様式に改築され、その後の1628年にバロック様式に建て直されたという長い歴史を持つザルツブルク大聖堂。多数の彫刻によって装飾された内装の美しさで知られるだけでなく、10000人もの人員が収容可能であり、ヨーロッパ最大のパイプ・オルガンを所蔵していることもあって、大規模なミサがしばしば執り行われます。 2016年、この大聖堂で演奏されたのが、ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバーの「53声部のザルツブルク大聖堂のためのミサ曲」です。ビーバーはチェコ出身ですが、ザルツブルクの宮廷楽長となり生涯を過ごしました。当時はまだ音楽的に後進国であったドイツに、イタリア音楽の様式を持ち込み発展させました。 このミサ曲は、最近までは1628年の大聖堂再建時に初演されたオラツィオ・ベネヴォリの作品と考えられていましたが、最近の研究では1682年に初演されたビーバーの作品であると特定されています。53部からなる巨大な声部の内訳は、16声部の合唱、35声部の管弦楽、オルガンとチェロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の2声部による通奏低音で構成されており、ビーバーが好んだトランペットの響きも多用された華やかな響きに満たされています。 演奏している「コレギウム1704」「コレギウム・ヴォカーレ1704」はチェコのアンサンブル。指揮者、チェンバロ奏者ヴァーツラフ・ルクスが1991年に創設した団体です。

  • 商品番号:CVS106

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    ムファット(1653-1704)
    24声のミサ曲「労働のさなかに休息を」 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン、ラ・バンケ・セレスト、アドリアン・マビル、ラ・ギルド・デ・メルスネール、ジャン=リュク・オー]

    発売日:2023年10月27日

    CD価格:2,475円(税込)

    複合唱形式と器楽合奏の音色対比の妙!
    ムファットの傑作をフランス屈指の名手たちと
    17世紀末の南ドイツ・パッサウ大聖堂で楽長となり、短い生涯で多くの器楽合奏曲やオルガン曲を残した17世紀後半の天才作曲家ムファットの、唯一現存する教会音楽作品を俊才続々のアンサンブルが演奏。 ゲオルク・ムファットは現在のフランス南東部、イタリアのピエモンテ地方にまたがるサヴォワ地方でスコットランドの血をひく家に生まれ、若い頃はリュリの下でフランス式の弦楽器奏法を習得、後年はローマでオルガニストとしても研鑽を積みました。一時ザルツブルク大聖堂にも奉職したものの後年はパッサウ大聖堂に迎えられ、イタリアとフランスの先進様式をいちはやくドイツ語圏に伝えました。多様なバックグラウンドを持ちながらも当人は自分をドイツ人と認識していたとのこと。 ミサ曲「労働のさなかに休息を」は同名曲の旋律を全章の多声展開の軸に使う古いパロディ・ミサの手法をとりながら、声楽・器楽からなる24ものパートを四つの楽隊に分け、響きを対置させてゆく複合唱形式の大作。金管・打楽器と弦楽・合唱が艶やかな音の交錯を続けながら、バロック中後期ならではの耳になじみやすい語り口で展開してゆく名品です。 木管コルネットにアドリアン・マビルとボルク=フリトヨフ・スミス、サックバット=トロンボーンにアレクシス・ラーエンス、トランペットにピエール=イヴ・マドゥーフ、ドゥルツィアンにジェレミー・パパセルジオーと多くの名手が居並ぶ頼もしいアンサンブルを、日本でもファンの多いカウンターテナー歌手ダミアン・ギヨンらが確かな一体感でまとめあげ、ヴェルサイユ宮殿の歴史ある礼拝堂に響き渡る至福の音のひと時を届けてくれます。 ザルツブルクでの同胞で『53声のミサ曲』でも知られるビーバーのモテットの併禄も嬉しいところ。

  • 商品番号:RAM2202

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    1723
    ヴァイオリンとオルガンによるバロック期のソナタ 詳細ページ
    [ナージャ・ツヴィーナー、ヨハネス・ラング]

    Violin and Organ Recital: Zwiener, Nadja / Lang, Johannes - BACH, J.S. / BERTALI, A. / BIBER, H.I.F. von / CORELLI, A. / PISENDEL, J.G. (1723)

    発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:RAM2202

    CD価格:2,475円(税込)

    使用楽器まで徹底して300年前!
    バッハが耳にした響きに迫る
    ”音楽の父”こと大バッハが、亡くなるまで勤め上げたライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督の座についたのが1723年。その年に作られた二つの古楽器を使い、ちょうど300年後にあたる2023年を記念すべく録音されたこのアルバムは、希代のオルガニストとして知られた一方で生涯ヴァイオリンも演奏し続けたバッハの作品を軸にプログラムが編まれています。 他にはドイツ語圏南部とイタリアで17世紀に活躍をみせた作曲家たちや、バッハとも交友があり影響関係も指摘されているドレスデンの名手ピゼンデルらの名品をチョイス。チェンバロと違い音が減衰しないオルガンならではの音使いが効果的に用いられ、書法の緻密さが浮き彫りになるのも興味深いところ。ヴァイオリンと通奏低音のための二つのソナタの他、バッハ作品では室内楽の書法を応用したオルガン作品も味わえます。 バロックから後期ロマン派まで広範なレパートリーを誇るヨハネス・ラングが楽器の特性をよく踏まえた音色変化を巧みに使いこなせば、英仏の古楽シーンで経験を積んできたドイツ人バロック・ヴァイオリン奏者ナディア・ツヴィーナーも銘器の美音を鮮やかに際立たせる音運びで、各作品の味わいを印象づけてやみません。 当時の楽器であればこその説得力を随所で感じる高感度なバロック・アルバム。バッハ研究の大家クリストフ・ヴォルフとの共著もある音楽学者マルクス・ゼンプフによるライナーノート(英・独・仏語)も、深い作品愛と楽器愛を感じさせる充実した内容になっています。

  • 商品番号:IBS112022

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    BAROQUE - MODERN
    バロック - モダン
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    [アンナ・ウルピナ(ヴァイオリン)]

    Violin Recital: Urpina, Anna - BIBER, H.I.F. von / CASTELLO, D. / CORELLI, A. / GUIX, J.M. / PÄRT, A. / TELEMANN, G.P. / TURINA, J.L. (Baroque-modern)

    発売日:2022年12月23日 NMLアルバム番号:IBS-112022

    CD価格:2,250円(税込)

    「クラシック・コンサートにおける既成概念にとらわれないプログラムを提唱したい」という、若きヴァイオリニスト、アンナ・ウルピナが発表したこのアルバムは、バロック作品と現代作品を交互に並べ、それぞれの時代にふさわしい楽器で演奏するというテーマに沿ったもの。 ビーバーやコレッリ、テレマンら17世紀から18世紀の作曲家の作品では、ピリオド奏法を用いるだけでなく、ピッチも低く(415㎐)調弦。即興的な装飾がふんだんに盛り込まれています。 現代作品では、2曲の世界初録音を含むウェーベルンからペルト、スペインの現代作曲家J.L.トゥーリナとギッシュの作品まで鋭い解釈と洗練された音色で演奏。2つの時代の作品の特徴を鮮明に対比させることに成功しています。

  • 商品番号:8.551419

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    ドイツ・バロックの
    トランペット協奏曲集
    シュテルツェル、ファッシュ、ラインハルト、ヘンデル、ビーバー、シックハルト 詳細ページ
    [トーマス・ライナー(トランペット)/インテルプレーティ・ヴェネツィアーニ]

    Trumpet Concertos (Baroque) - STÖLZEL, G.H. / FASCH, J.M. / TELEMANN, G.P. (German Baroque Trumpet Concertos) (T. Reiner, Interpreti Veneziani)

    発売日:2022年11月11日 NMLアルバム番号:8.551419

    CD価格:1,600円(税込)

    バロック時代のトランペットは現代のようにバルブを有していなかったため、旋律を滑らかに吹くことは困難であり、作曲家たちもこの楽器のための協奏曲をそう多くは書いていません。そのため現代、トラッペットでこの時代の作品を吹くためにはオーボエやリコーダーのための作品を転用することが多くあります。 このアルバムではシュテルツェルや、ヨハン・フリードリヒの弟であるヨハン・ミヒャエル・ファッシュのオリジナル・トランペット作品の他、テレマンとヘンデルのオーボエ協奏曲や、シックハルトのリコーダー・ソナタをアレンジ、見事なトランペットのための作品として聴かせます。 演奏は1969年、ドイツ生まれのトーマス・ライナー。12歳の時にモーリス・アンドレの演奏に触れたことで奏者を志し、活躍してきたヴェテラン奏者です。バックをつとめるインテルプレーティ・ヴェネツィアーニは設立35周年を迎えたヴェネツィアのモダン楽器アンサンブル。ヴィヴァルディの作品を得意とするほか、現代作品や古典派作品の演奏にも定評があります。

  • 商品番号:CKD676

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    『J.S.B.へのオマージュ』
    クルターグ、J.S.バッハ、ヴィンケルマン、シュニトケ、アウエルバッハ、ビーバー
    無伴奏ヴァイオリン作品集
    詳細ページ
    [ヨニアン・イリアス・カデシャ]

    Violin Recital: Kadesha, Jonian Ilias - AUERBACH, L. / BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von / KURTÁG, G. / SCHNITTKE, A. (Hommage à J. S. B.)

    発売日:2022年06月10日 NMLアルバム番号:CKD676

    CD価格:2,475円(税込)

    名手ヨニアン・イリアス・カデシャ、
    LINN第1弾は目の覚めるような無伴奏アルバム!
    ヨーロッパ各地のオーケストラや、ニコラ・アルトシュテット、スティーヴン・イッサーリス、パトリツィア・コパチンスカヤなどの名手たちと共演し、C'Aviレーベルから数枚のアルバムもリリースしてきたアテネ出身の名手ヨニアン・イリアス・カデシャ。LINNからの第1弾は彼の技術と表現力、そして構成力が十二分に発揮された無伴奏作品集です。 クルターグの連作『サイン、ゲームとメッセージ』からの曲を挟みつつ、ビーバーから現代スイスの女性作曲家ヴィンケルマンまで、5世紀に及ぶ作品が収められています。中でも大バッハは一連の『ソナタとパルティータ』から人気の高い「パルティータ第2番」を選曲しているところ、このアルバムへの入れ込みと自信の大きさがうかがえると当時に、他の収録作品の多くがバッハの作品の影響を受けていることを暗示しているものです。 イリアス・カデシャの安定した技術、バロックから現代までを自らの中でじっくりと消化して歌い上げる、音楽性の高さと幅広さをじっくりと味わうことの出来るアルバムです。

  • 商品番号:CD-16326

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    発売日:2021年11月12日

    CD価格:2,475円(税込)

    17世紀から殆ど手が加えられていない貴重なオルガンが、
    17世紀オリジナルのガンバと交わす妙音
    指板やボディの構造の違いから、ヴァイオリン属のヴィオラやチェロとは微妙に違う、鼻にかかったような美しい音を奏でる弓奏弦楽器ヴィオラ・ダ・ガンバ。 倍音豊かなその音色が、こもりすぎず響きすぎない短めの残響の教会堂に設置された歴史的オルガンと相性の良いデュオを聴かせるこのアルバムのテーマは「宇宙の音楽」。天文学にも通じた博覧強記の学者アタナシウス・キルヒャー(1602-1680)の著名からタイトルを取り、キルヒャーが生きた17世紀のドイツ語圏に花開いた弦楽芸術の粋を示す重要作品を中心に、オルガン独奏曲の傑作を交えた厳選選曲を、ほぼ当時の姿のまま今に残るガンバとオルガンでお送りします。 既に当時はドイツ語圏でもヴァイオリンが新たな器楽作法の中軸を担う存在になりつつあり、本盤にもシュメルツァーやアルベルティーニ、ビーバーといった名演奏家≒作曲家たちによるヴァイオリン音楽が多数選ばれていますが、ここでは17世紀当時ないし奏者自身による編曲を通じてガンバの響きに置き換えられており、原作を知る人にも新鮮な感覚で味わえる演奏となっています。 ガンバ奏者テペルマンは世界的に知られた古楽器演奏の2拠点ロンドンとケルンで学んだミュンヘン出身の俊才で、本盤では弦楽器の里フュッセンからウィーンに移り住んだ17世紀の名工ケークルによる響きの良いオリジナル楽器を使用。 対するオルガンも1662年建造時からほぼ手が加えられていないオーストリアの一段鍵盤楽器。こちらも同じくミュンヘン出身で近年ますます多忙になりつつある新世代奏者ニートハンマーの的確な音使いにより、残響にぼかされない美音がガンバの味わいと好適な調和とコントラストを描き出します。

  • 商品番号:ATH-23211

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    FLORISH IN THE KEY
    1650-1700年ロンドンの無伴奏ヴァイオリン曲集 詳細ページ
    [ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン)]

    Violin Recital: Skaerved, Peter Sheppard - BALTZAR, T. / CORELLI, A. / HAYM, N. / GASPARINI, F. / PURCELL, H. / TORELLI, G. (Florish in the Key)

    発売日:2021年09月10日 NMLアルバム番号:ATH23211

    CD価格:2,250円(税込)

    17世紀から18世紀にかけて書かれたヴァイオリンのための作品を、当時の銘器を用いて演奏する「The Great Violins」シリーズで知られるピーター・シェパード・スケアヴェズ。このアルバムはシリーズには含まれておりませんが、やはり同時期に出版業者ジョン・ウォルシュによって出版された珍しい曲集を中心に、オリジナル楽器の演奏で紹介しています。 どれも1分から2分程度の短かさながら、パーセル、ビーバー、ペープシュ、コレッリ、トレッリなどの高名な作曲家から、恐らく王室に仕えていたと思われる無名の作曲家まで多彩な魅力を持つ曲が集められており、歴史的にも重要な1枚となっています。使用楽器はイングランド王チャールズ2世の宮廷楽団で用いられていた楽器です。 同時に収録されているのはリューベック出身、イングランドのチャールズ2世の有名な楽団「24のヴァイオリン」の団長として活躍したトーマス・バルツァーの作品。彼のドイツ仕込みの演奏技術はイングランドの作曲家たちに強い影響を与えたとされています。こちらは1629年製のアマティで演奏されています。

  • 商品番号:OC492

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    Soundmaps - Extended Realities
    変則調弦によるヴァイオリンのための作品集
    詳細ページ
    [ヴァレリア・ツォリナ(ヴァイオリン)/エフゲニー・シナイスキ(ピアノ)]

    Violin and Piano Recital: Zorina, Valeria / Sinaiski, Evgeny -YSAŸE, E. / BIBER, H.I.F. von / AGUIRRE, L.F. (Soundmaps Extended Realities)

    発売日:2021年08月13日 NMLアルバム番号:OC492

    CD価格:2,475円(税込)

    このアルバムに収録された作品は、どれもヴァイオリンのスコルダトゥーラ(変則調弦)が用いられています 。スコルダトゥーラは、作曲家が通常の調弦では出せない響きを求める時に使われる技法で、聞く人に緊張感をもたらしたり、非日常の世界を感じさせるような効果があります。その代表作とされるビーバーのロザリオのソナタに始まり、イザイやサン=サーンスの「死の舞踏」を経て現代作品に至る収録作を、3台のヴァイオリンと7種類の調弦を使い分けて演奏することで、タイトルにあるExtended Reality(拡張現実)を表現しようというアルバムです。 演奏しているヴァレリア・ツォリナはモルダヴィア出身のヴァイオリニスト。「ナショナル・ヤング・アーティスト・コンペティション」やカールスルーエ国際室内楽コンクールなど数多くのコンクールで優勝を飾り、ソリスト、室内楽奏者として活躍しています。また、2015年からはマドリットの音楽学校「Centro Superior Katarina Gurska(CSKG)」で大学院の教授を務めています。

  • 商品番号:NYCX-10199

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    ビーバー(1644-1704)
    レクイエム
    ~17世紀ドイツ語圏の教会音楽 詳細ページ
    [ヴォクス・ルミニス、フライブルク・バロックコンソート、リオネル・ムニエ]

    発売日:2021年02月26日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:2,970円(税込)

    ビーバーの傑作を中心に、厳選された編成で甦る17世紀の生々しい息吹きすでにRicercarやALPHAで多くの名盤をリリース、世界的に絶賛されているヴォクス・ルミニス。彼らが、ヨーロッパ随一の古楽拠点であるドイツのフライブルクに集う精鋭器楽奏者たちとともに制作したこのアルバムは、最も得意とする17世紀ドイツ語圏の音楽! 以前より、シュッツ『音楽による葬送』やフックスのレクィエムをはじめ、死者に捧げられる礼拝音楽の録音で高評価を得てきたグループですが、今回はこれまでとりあげてこなかった、ザルツブルクの巨匠ビーバーの傑作がプログラムの中心を占めています。 器楽陣営にはヴェロニカ・スクプリクやペトラ・ミュレヤンス、ヒレ・パールにリー・サンタナ、あるいはサックバット(トロンボーン)のシメン・ファン・メヘレン……と、世界の古楽シーンをまたにかけ活躍する実力派が、極小編成に集まっているのがポイント。声楽パートも少人数でメンバーの個性が際立って聴こえ、古楽器の美しい音色とともに各作品の音運びを生々しく捉えてゆく妙演となっており、17世紀ならではの音楽世界が鮮明に浮かび上がる感触がたまりません。 ハンブルクのベルンハルトに始まりウィーンの巨匠フックスで締めくくられる、ドイツ語圏の北と南のつながりを概観する選曲も絶妙。ALPHAレーベルならではの筋の通った古楽アルバムです。

  • 商品番号:HSP004

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    発売日:2021年01月15日

    CD価格:2,475円(税込)

    3種の古楽器を通じて自在にくりひろげられる、生々しいバロック的受難の光景ビーバーの『ロザリオのソナタ集』がこのプログラムの中軸にありますが、全曲録音にこだわりすぎて本質を見失わないようにしたいと語るアンサンブル主宰者ハースは、この傑作曲集からの作品にいくつか、同時代のドイツ語圏の声楽曲や独奏曲を織り交ぜ、受難物語を追体験しながら音楽の味わいを確かめてゆくような独特の曲順を構想しました。 独奏曲では自らよどみないタッチでオルガンやチェンバロを奏でる一方、通奏低音パートはあえて豪華にせず、バロック期の受難節における礼拝音楽がしばしばそうであったように、最低限の編成で演奏してみせています。 器楽曲の数々のあいだでふいに湧き上がる、ドイツ・バロックに名演の多いマイリス・ド・ヴィルトレの美声も魅力的。変則調弦が時に独特な味わいを醸し出す、ガット弦の生々しい響きを適切に捉えたユーグ・デショーのエンジニアリングも絶妙な、HITASURAレーベルならではのアルバムに仕上がっています。

  • 商品番号:IBS152020

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    TRASCENDO - 超越
    無伴奏ヴァイオリンのための作品集
    ビーバー、ロボダ、J.S.バッハ、イザイ 詳細ページ
    [ホナタン・メソネロ(ヴァイオリン)]

    Violin Recital: Mesonero, Jonathan - BIBER, H.I.F. von / LOBODA, I. / BACH, J.S. / YSAŸE, E. (Trascendo)

    発売日:2020年12月11日 NMLアルバム番号:IBS-152020

    CD価格:2,250円(税込)

    バロック期から現代まで、4人の作曲家による無伴奏ヴァイオリン作品を集めたアルバム。ビーバーの謎めいた『ロザリオのソナタ』の最後に置かれた「パッサカリア」、2014年のウクライナ紛争犠牲者に捧げられたロボダの「レクイエム」、長大なシャコンヌを持つバッハの「パルティータ 第2番」、バッハのパルティータが引用されたイザイのソナタ。タイトルの「TRASCENDO=超越」が表すように、ヴァイオリンの表現力の限界を超えようとするかのような内容を持つ作品が堂々と演奏されています。 ホナタン・メソネロはスペイン出身の若手奏者。バスク高等音楽院では綿谷恵子に師事、その後ベルリンに留学し研鑽を積んだ彼は、特別に作られた楽器「ロベルト・レガッツィ2009」を操り、自然な流れから生み出される美音で聴き手を魅了します。

  • 商品番号:STNS-30131

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    Meditations and Reflections
    無伴奏ヴァイオリンのために 詳細ページ
    [タチアーナ・チュロチニコヴァ(ヴァイオリン)]

    Violin Recital: Chulochnikova, Tatiana - BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von / KHANDOSHKIN, I./ GLASS, P. (Meditations and Reflections for Solo Violin)

    発売日:2020年12月25日 NMLアルバム番号:Steinway30131

    CD価格:2,250円(税込)

    無伴奏ヴァイオリンのためのさまざまな作品を通じて、バロック音楽と近現代音楽との魅力的な関連を探求したアルバム。チュロチニコヴァは異なるピッチに調弦したモダンとピリオドの楽器を使用し、独特な音の世界を表現しました。 チュロチニコヴァはウクライナのハリコフ出身。7歳でヴァイオリンをはじめ、14歳でハリコフ・フィルハーモニーとブルッフの協奏曲を演奏しプロ・デビューを飾り、モスクワのチャイコフスキー音楽院、オーバリン音楽院、ジュリアード音楽院で学びました。2013年にカーネギーホールで開催したコンサートが絶賛され、2016年にはTOCCATA CLASSICSから「アキメンコ:ヴァイオリン作品集」(TOCC-352)をリリース。以降アメリカ全土で演奏会を行っている注目のヴァイオリニストです。

  • 商品番号:ALPHA626

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    『ラメント』
    バロック期ドイツ語圏の器楽と声楽のための哀歌をあつめて 詳細ページ
    [ダミアン・ギヨン (カウンターテナー)、カフェ・ツィマーマン (古楽器使用) パブロ・バレッティ、マウロ・ロペス・フェレイラ (ヴァイオリン) パトリシア・ガニョン、デアドル・ダウリング (ヴィオラ) ペトル・スカルカ (チェロ) ダヴィデ・ナーヴァ (コントラバス) 野入志津子 (テオルボ) セリーヌ・フリッシュ (オルガン)]

    Vocal and Chamber Music (Baroque) - BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von / FROBERGER, J.J. / SCHMELZER, J.H. (Lamento) (Guillon, Café Zimmermann)

    発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ALPHA626

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ダミアン・ギヨンとカフェ・ツィマーマンの共演による哀歌集古くは13世紀からあり、ルネサンスを経てバロックに入る頃、声楽曲としてのみならず、器楽曲としてもその形式を確立した「ラメント(哀歌・悲歌)」。ここにはオーストリアを中心に活躍したシュメルツァーとビーバー、存命中に大きな名声を得ていたヨハン・クリストフ・バッハ、その弟で大バッハの先妻マリア・バルバラの父でもあるヨハン・ミヒャエル・バッハ、フレスコバルディに学んだ鍵盤音楽の重要作曲家フローベルガー、ドレスデンにおけるシュッツの高弟で後年ハンブルクに移り多くの教会音楽を残したベルンハルトらによる、ラメントの性格を持った作品を収録しています。 カフェ・ツィマーマンはこのアルバム制作にあたり、長年共演を重ねてきたダミアン・ギヨンを招き、しっとりとした表現に留まらず、時に波打つような動きを生き生きと歌い上げ、美しくもメリハリのある一枚に仕上げています。バレッティとフリッシュという、グループの中心人物二人それぞれのソロも収められた多彩なプログラムです。

  • 商品番号:RAM1914

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    トゥーマ(1704-1774)
    スターバト・マーテル
    ビーバー(1644-1704)
    レクイエム 詳細ページ
    [プルートアンサンブル、ハトホル・コンソート]

    TŮMA, F.I.A.: Stabat Mater / BIBER, H.I.F. von: Requiem (Animam gementem cano)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:RAM1914

    CD価格:2,475円(税込)

    トゥーマの新発見『スターバト・マーテル』世界初録音!18世紀ボヘミア前古典派の作曲家で、古典派への重要な橋渡しとして知られるトゥーマが残した5つの『スターバト・マーテル』のうちの一つ、マルニクス・デ・カートがバイエルン州オットーボイレンの修道院で発見した作品の世界初録音です。トゥーマの活動後期の作品とみられ、バロックの枠からは大きく進んだ和声でテキストの悲痛さをよく反映しており、テノールとバスのデュオで開始されるのもこのジャンルとしては珍しいと言えるでしょう。 アルバムはトゥーマの1世紀前のボヘミア、オーストリアの作品と組み合わされ、ビーバーの傑作『レクイエム』や器楽合奏曲と並べることで、トゥーマが継承した伝統と先鋭性どちらも感じ取ることの出来る構成となっています。デ・カートが主宰する合唱団「プルートアンサンブル」による美しく溶け合うハーモニーを堪能できるほか、器楽にはロミーナ・リシュカ率いる「ハトホル・コンソート」が参加し、しめやかな中にも各パートが波打つようなバランスが心地よいアンサンブルを聴かせます。 第2ヴァイオリンはバッハ・コレギウム・ジャパンなどでも活躍する、中丸まどかが担当。

  • 商品番号:GRAM99079

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    L’arte della trombetta - トランペットの芸術
    トランペット・コンソートのための音楽 詳細ページ
    [シュヴァンターラー・トランペットコンソート]

    Music for Trumpet Consort (L'arte della trombetta) (Schwanthaler Trompetenconsort der Anton Bruckner Privatuniversität Linz)

    発売日:2020年05月15日 NMLアルバム番号:Gramola99079

    CD価格:2,175円(税込)

    ピリオド楽器による17-19世紀のトランペット・アンサンブル作品集。モーツァルトの野外用音楽とされるディヴェルティメントや、話題のサリエリの2曲の行進曲を始め、珍しいウェーバーの行進曲など秘曲が盛りだくさん。 シュヴァンターラー・トランペットコンソートは、16世紀から18世紀の作品を演奏するために2000年に設立されたアンサンブル。基本的に8人までのトランペット奏者とティンパニが演奏を担い、時にはオルガンやトロンボーンを組み合わせながら、ウィーンの祝祭コンサートなどを中心に活躍しています。

  • 商品番号:CVS700

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    「ヴェルサイユ宮殿の大噴水」
    王宮の祝祭音楽
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    [ヴァンサン・デュメストル & ル・ポエム・アルモニーク、ガエタン・ジャリ & マルグリット・ルイーズ、バンジャマン・シェニエ & ガリレイ・コンソート、ヴァーツラフ・ルクス & コレギウム1704、セバスティアン・デラン & レ・ヌーヴォー・キャラクテール、ロバート・キング & キングス・コンソート、ダニエル・キュイエ & マルグリット・ルイーズ、ストラディヴァリア]

    GRANDES EAUX DE VERSAILLES (LES) - Musiques des Fêtes Royales (Ensemble Marguerite Louise, Les Nouveaux Caractères, Chénier, Dumestre, Jarry, R. King)

    発売日:2019年06月14日 NMLアルバム番号:CVS700

    CD価格:2,475円(税込)

    ヴェルサイユ宮殿大噴水ショーのイメージ・アルバムヴェルサイユ宮殿の文化催事プロジェクト・チームが手がけるChâteau de Versailles Spectacles(シャトー・ド・ヴェルサイユ・スペクタクル)による、大噴水ショーをイメージしたアルバム。ヴェルサイユ宮殿の大噴水を贅沢に使用したショーは、かつての宮廷人たちが親しんだイベントを現代に受け継いでいるもので、今でも多くの観光客を楽しませています。 このイベントで使用される曲を中心に、レーベルが持つ音源からフランス・バロックの祝祭音楽などを集めた壮麗なアルバムがこちら。中には、現時点で未リリースの「太陽王のためのミサ」(2019年6月リリース予定)や、PAL DVDのため日本未発売の「リュリ:フェアトン」、「リュリ:テ・デウム/ビーバー:ザルツブルク・ミサ」、「ヘンデル:ジョージII世戴冠式」の音源が収められているのもの嬉しいところです。

  • 商品番号:A113

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    「17世紀の酔狂者」
    ハプスブルク宮のヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
    詳細ページ
    [ジランドーレ・アルモニケ]

    Chamber Music (Baroque) - ALBERTINI, I. / BIBER, H.I.F. von / PANDOLFI MEALLI, G.A. / SCHMELZER, J.H. (Extravagantes seicento) (Girandole Armoniche)

    発売日:2019年02月13日 NMLアルバム番号:A113

    CD価格:1,425円(税込)

    2013年にオーストリアで行われたH.I.F.ビーバー国際コンクールにおいて、日本出身のヴァイオリニスト鷲見明香と共にロマヌス・ヴァイヒライン賞を受賞したアンサンブル、ジランドーレ・アルモニケによる初CD。コンクールでの演奏された5曲(トラック1、2、5、6、12)を中心に、バロック期のイタリアとオーストリアで書かれた弦楽器のための作品を、沸き立つような若々しい感性で聴かせてくれます。 バロックの本分とも言える「逸脱」を変則調弦などの書法で体現した弦楽芸術の数々が、イタリアの古楽器奏者たちの鮮烈な感性でどう料理されるのか聴きどころです。

  • 商品番号:NYCX-20002

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    TAKE TWO - ヴァイオリニストとふたりで
    ~ヴァイオリンとさまざまな音の二重奏、中世から現代まで~
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    [パトリツィア・コパチンスカヤ、アリス・コパチンスカヤ、レート・ビエーリ、ロランス・ドレイファス、パブロ・マルケス、アントニー・ロマニュク、ホルヘ・サンチェス=チョン、マティアス・ヴュルシュ、 エルネスト・エストレリャ]

    Violin Recital: Kopatchinskaja, Patricia - SANCHEZ-CHIONG, J. / SOTELO, M. / FALLA, M. de / CAGE, J. / BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von (Take Two)

    発売日:2018年12月19日 NMLアルバム番号:ALPHA211

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    2019年1月から2月にかけ、ソロ・リサイタルをへてテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの初来日公演に協奏曲ソリストとしても登場するパトリツィア・コパチンスカヤ。両親はともに旧ソ連モルドヴァきっての民俗音楽奏者で、オイストラフとシェフチークに連なる中東欧の演奏伝統をひく教育を受けたあと、ファジル・サイやギドン・クレーメル、ハインツ・ホリガーといった大物たちと渡りあいながら、主に近現代作品での痛快にきわだった解釈で頭角をあらわしました。 その一方でフィリップ・ヘレヴェッヘとピリオド奏法でのベートーヴェン協奏曲を録音、バロック以前の音楽への思いがけない適性も披露。NAÏVEやECMでの録音も高い評価を受け、めざましい躍進が世界的に知れわたった2015年、満を持してAlphaレーベルに登場した最初のアルバムがこの「TAKE TWO ~ヴァイオリニストとふたりで」。 娘アリスへのプレゼントとして、自身が共演してきたさまざまな楽器の敏腕奏者たちとの二重奏ばかりを集めた小品集で、ブックレットは多くの一流奏者たちのアーティスト写真で知られるマルコ・ボルググレーヴェが全面協力した書籍風の仕様。収録作品それぞれが「娘アリスへの説明」という体裁できわめて明快かつ的確に解説されており(国内仕様は日本語訳付)、中世写本からバロックをへて現代にいたる数々の作品や作曲家たちの世界へ向かう、未知分野への格好のイントロダクションにもなる1枚に仕上がっています。 しかも個々の作品はその分野をよく知る人にとっても新鮮な解釈で、たとえばチェンバロとトイピアノを併用したマルティヌーや通奏低音即興が添えられたバッハ「シャコンヌ」など、よく知っていたはずの世界がまったく斬新に塗り替えられてゆく驚きも……冒頭数十秒の超・前衛的なイニシエーションを越えた先には、驚くほどなじみやすくもエキサイティングな音の冒険が待ちかまえています。 Alphaレーベル新時代を代表する傑作盤、堂々の国内仕様カタログ復活です。

  • 商品番号:RES10220

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    A Courtly Garland for Baroque Trumpet -
    バロック・トランペット、宮廷の栄誉
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    [ロバート・ファーレイ/アンドリュー・アーサー/オルフェウス・ブリタニクス]

    発売日:2018年10月31日

    CD価格:2,100円(税込)

    ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの音楽学部でオルガンと作曲の講師を務めるアンドリュー・アーサー。彼を指揮者とする「オルフェウス・ブリタニクス」は17世紀から18世紀の楽器を用い、バロック時代の音楽を演奏するアンサンブルです。 今回のアルバムにはバロック・トランペットの名手ロバート・ファーレイが参加、17世紀に書かれた知られざるトランペット作品を演奏、楽器の魅力を伝えています。ナチュラルトランペットにいくつかの穴を開けただけの「バロック・トランペット」は音程を取るのが難しいのですが、ファーレイは究極の超絶技巧を披露、どの曲もやすやすと演奏しています。現在、ファーレイはロンドン・フィルやバーミンガム市交響楽団、ロンドン・シンフォニエッタなどイギリス主要オーケストラと共演するだけでなく、コンチェルト・コペンハーゲンやハノーヴァー・バンドなど名だたるバロック・オーケストラにも登場。バッハやヘンデルの名曲を華麗に演奏することで知られています。

  • 商品番号:A451

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    Unwritten - 書かれたことのない …
    バロック時代のハープ作品集
    バッハ、ビーバー、コレッリ、マリーニのヴァイオリンのための作品をハープで
    詳細ページ
    [パパドプーロス]

    Harp Recital: Papadopoulos, Flora - BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von / CORELLI, A. / MARINI, B. (Unwritten: From Violin to Harp)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:A451

    CD価格:2,475円(税込)

    バロック時代に活躍した4人の作品をハープで演奏した1枚。彼らが実際にハープのための曲を書くことはありませんでしたが、この時代にハープのためのレパートリーがなかったわけではありません。このアルバムでは、優れたハープ奏者フローラ・パパドプーロスが「もし彼らがハープのための作品を書いたら」という仮定のもと、様々な研究と情報を探り、ハープとよく似たイディオムの特徴を有する楽器であるヴァイオリン曲をハープのために編曲、演奏しています。それにより音色に違ったニュアンスが生まれ、オリジナル作品にハープの響きならではの美しさが付け加えられています。

  • 商品番号:MCD10001

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    アートオブ・トランペット 詳細ページ [キャロル/ブリューワー/ニューヨーク・トランペット・アンサンブル]

    Chamber Music (Trumpet) - MOURET, J.-J. / VALENTINE, R. / WILBYE, J. / WHITE, W. (Art of Trumpet) (Carroll, Brewer, New York Trumpet Ensemble)

    発売日:2018年05月25日 NMLアルバム番号:MCD10001

    CD価格:1,680円(税込)

    ニューヨーク・トランペット・アンサンブルは、1974年に当時トランペット奏者及び指揮者として活躍中のジェラード・シュワルツにより組織されました。1980年代には大西洋のリゾート地マデイラ島でのバッハ音楽祭(ポルトガル)、バーモント・モーツァルト音楽祭(アメリカ)などで数多くの録音を残しています。ここではバス・トランペット2本を含む合計8本のトランペットにオルガン、バスーン、ティンパニが加わったアンサンブルが奏でる輝かしく壮麗な響きが見事です。 アンサンブル全体を率いるのは、シカゴ出身でジュリアード音楽院を出たトランペット奏者エドワード・キャロル。録音は伝説のチームと知られるエリート・レコーディングスのジョアナ・ニクレンツとマルク・オボールが手がけました。MMG(Moss Music Group)原盤。

  • 商品番号:8.573893

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    バッハとヴィヴァルディを越えて
    (マッキー・ロッジ ヴァイオリン・リサイタル) 詳細ページ
    [ロッジ]

    Violin Recital: McKay Lodge, Augusta - NOGUEIRA, P.L. / LOCATELLI, P.A. / BALTZAR, T. / PISENDEL, J.G. (Beyond Bach and Vivaldi)

    発売日:2018年04月27日 NMLアルバム番号:8.573893

    CD価格:1,600円(税込)

    無伴奏ヴァイオリンのための作品の最高峰とされるのは、J.S.バッハの「6つのソナタとパルティータ」ですが、実はそれ以前の時代にも数多くの独奏ヴァイオリンのための素晴らしい作品が書かれていました。このアルバムに収録された作品では、ビーバーやロカテッリの曲は比較的耳にする機会がありますが、ほとんどは歴史の中で忘れられてしまった作曲家たちの手によるものであり、新鋭バロック・ヴァイオリニスト、マッキー・ロッジはこれらの珍しい作品を深く掘り下げ、新たな光を当てました。 マッキー・ロッジはオハイオ州オーバーンに生まれ、現在はニューヨークとパリを本拠として活躍中。「2015年 Juilliard Historical Performance Concerto」コンクールの優勝者。このコンクールは、ジュリアード音楽院、大学院過程のピリオド楽器を学ぶプログラムが開催したもので、世界中から集まる優秀なバロック奏者たちの登竜門となっています。

  • 商品番号:SM190

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    ■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲 ■声楽曲

    発売日:2014年01月22日 NMLアルバム番号:SM190

    6CD価格:3,420円(税込、送料無料)

    ウィーン交響楽団の13人のメンバーによる洗練されたバロック音楽集。これらは1989年のブレゲンツ音楽祭で行われたコンサートのライブで、様々な独奏者を交えながら楽器の持つ可能性とサウンドを追求したユニークなものです。