ピッチニーニ(アレッサンドロ) Piccinini, Alessandro
生没年 | 1566-1638 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「ヒ」 | NML作曲家番号 | 27268 |
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アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):
リュートとキタローネのためのタブラチュラ集(抜粋) [コンテ]PICCININI, A.: Archlute Works - Intavolatura di Liuto, et di Chitarrone (excerpts) (Conte)
■器楽曲
発売日:2012年11月21日
NMLアルバム番号:CD-16288
CD
通常価格:2,400円→ 特価!:1,390円(税込)ルネサンスの末期からバロックの初期の時代、イタリアで活躍したピッチニーニ(1566-1638)。彼の父親も、兄弟もリュート奏者という音楽一家に生まれ、彼もリュート奏者&作曲家として素晴しい活躍をしていました。その代表的な作品がこのアルバムに収録されている、1623年と1639年に出版された2巻からなるタブラチュア(独特な記譜法による楽譜)です。この中の一部には、彼の息子であるレオナルド・マリア・ピッチニーニの作品も含まれているという貴重なものであり、卓越した技法と豊かな情緒が感じられる小品が並びます。豊かな響きが耳に残ります。
収録作曲家:
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Passacaglia della Vita
… 人生のパッサカリア …
初期バロックの音楽 [チェンバレス(古楽アンサンブル)]Ensemble Music (Baroque) - MURCIA, S. de / SANCES, G.F. / MERULA, T. / MONTEVERDI, C. (Passacaglia della Vita) (Cembaless)
発売日:2021年02月26日
NMLアルバム番号:8.551439
CD 価格:1,200円(税込)
2014年に設立された古楽アンサンブル「チェンバレス」。アンサンブル名の通り「チェンバロを用いることなく」ヴィオラ・ダ・ガンバやテオルボ、アーチリュートを中心に、多彩な打楽器を加えたユニークな編成を取り、様々な作品を演奏しています。 2015年にケルンの古楽センターで開催したリサイタルで大成功を収め、以降、着実に活動の幅を広げるチェンバレス、この「人生のパッサカリア」と名付けられたアルバムでは、生きていくことにつきものの、心痛、裏切り、誘惑、無常、興奮、楽しさと笑いなどの感情に即した作品を、大胆に楽しく、そして情熱的に演奏します。 シェンユの饒舌なガンバ、ソプラノのシュトリツキの清冽な歌唱、リコーダーのオペルトの超絶技巧、さまざまな打楽器を自在に操るラスターニなど、各々の奏者の妙技をお楽しみください。
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Ars longa ~ テオルボのための音楽、昔と今
16世紀から現代までのテオルボのための作品を集めて [エリザベス・ケニー]発売日:2019年07月26日
CD 価格:2,560円(税込)
テオルボの多彩な魅力を一枚に凝縮!バロックの合奏では、通奏低音として縁の下の力持ちといった役回りの大型のリュート、テオルボ。イタリアではキタローネとも呼ばれたこの楽器は、広い音域を生かした独奏楽器としても重宝され、ここに収められたピッチニーニ、カプスペルガー、ド・ヴィゼーらは17世紀前後にその名手として活躍し、多くの作品も残しました。 また近年に古楽器が復権するなか、その魅力に着目する現代の作曲家も多く、ここには人気のジェイムズ・マクミランなどを収録しています。現代の作品では長い歴史と唯一無二の風格を持つこの楽器に敬意を払い、バロック時代を思わせるタイトルや形式のものも多いですが、高音と低音を不気味に鳴らすベンジャミン・オリヴァーなど、その作風はどれもかなり個性的です。 エリザベス・ケニーはレ・ザール・フロリサンやオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・ジ・エンライトメントでも活躍した、現代リュートの第一人者。LINN RECORDSには4枚目の録音で、今回は初のソロ・アルバムとなっています。
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「行け、愛の手紙よ!」
モンテヴェルディから現代まで、
音楽による手紙を集めて [フランソワーズ・マセ/ラ・ジョアンニーナ/ナーニャ・ブレーデイク/レミ・カセーニュ]Vocal and Instrumental Music - BOUCHOT, V, / CARISSIMI, G. / CHAMINADE, C. / FRESCOBALDI, G. / NEGRI, M.A. (O Carta Amorosa!) (La Gioannina)
発売日:2019年04月26日
NMLアルバム番号:ENP006
CD 価格:2,560円(税込)
手紙にみる400年の愛の形モンテヴェルディの有名な「愛の手紙」を軸に、主に男女の間でやり取りされる手紙にまつわる作品を集めたアルバム。歌(ソプラノ域)と、中世から親しまれていたトリプルハープ、そしてテオルボとバロックギターという撥弦楽器のみの伴奏での組み合わせで、初期バロックから現代の委嘱作品までを集めています。歌の切々とした、また情熱的な味わいが生きているのは小編成ならでは。息の合ったアンサンブルで、幅広い年代の作品を緩やかに繋いでいきます。 フレスコバルディやストラデッラに続いて、現代的な「ツイッター」(トラック6-12)が違和感なく収まっているのも面白いところ。これは、2016年に亡くなった詩人ミシェル・ビュトールが、ツイッターと同じ140文字(当時)という制限で作ったソネットに、ヴァンサン・ブショが曲を付けたものです。 ラストには近代の女流作家シャミナードによる悲しくも親しみやすい作品が収められた、美しい余韻を引くアルバム。
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テオルボに霊感をくれるのは
~17世紀のテオルボ音楽、21世紀に~ [ブリュノ・エルストロフェール]Theorbo Recital: Helstroffer, Bruno - CASTALDI, B. / HELSTROFFER, B. / KAPSBERGER, G.G. / PICCININI, A. / SATIE, E. (Calling the Muse)
発売日:2018年09月28日
NMLアルバム番号:ALPHA391
CD 価格:2,970円(税込)
ル・ポエム・アルモニークやエルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルなどをはじめ、フランス最前線の古楽グループでの活躍がめだつ新世代リュート&テオルボ奏者ブリュノ・エルストロフェール。エレキ含む各種ギターを弾きこなす活躍スタイルは、古楽のプロでありながらジャンルの壁などにこだわらない21世紀型のミュージシャンらしい頼もしさを感じさせます。 このアルバムを彼は「logbook=日誌」ととらえ、ヨーロッパからアメリカまで数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作も交えながら「テオルボのドイツ人」と言われた17世紀の名匠カプスベルガーの作品やバッハなど、古楽作品と新作楽曲や編曲作品を分け隔てなく弾きこなし、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、昔日のイタリアの歌、さりげなく混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲も……エルストロフェールの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。 セルパン(古い低音管楽器)の異才ミシェル・ゴダールの参加にも注目。
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CALLING THE MUSE - ミューズ召喚
テオルボのための古い曲と新しい曲 [ヘルシュトロッファー]Theorbo Recital: Helstroffer, Bruno - CASTALDI, B. / HELSTROFFER, B. / KAPSBERGER, G.G. / PICCININI, A. / SATIE, E. (Calling the Muse)
発売日:2018年08月29日
NMLアルバム番号:ALPHA391
CD 価格:2,400円(税込)
ドイツの若手テオルボ奏者、ブルーノ・ヘルシュトロッファー。17世紀以前の音楽と現代の音楽を自由に弾きこなす逸材として知られています。 このアルバムは彼自身が「logbook=日誌」と呼ぶもので、ヨーロッパからアメリカまで、数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作と、様々な時代に書かれた小品が並べられており、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、16世紀のイタリアの人々の歌、突然混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲までも聴くことができます。ヘルシュトロッファーの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。LP盤には、選りすぐりの作品がセンス良く並べられており、テオルボの深みのある音色が良く捉えられています。
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ドイツの若手テオルボ奏者、ブルーノ・ヘルシュトロッファー。17世紀以前の音楽と現代の音楽を自由に弾きこなす逸材として知られています。 このアルバムは彼自身が「logbook=日誌」と呼ぶもので、ヨーロッパからアメリカまで、数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作と、様々な時代に書かれた小品が並べられており、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、16世紀のイタリアの人々の歌、突然混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲までも聴くことができます。ヘルシュトロッファーの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。LP盤には、選りすぐりの作品がセンス良く並べられており、テオルボの深みのある音色が良く捉えられています。
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Monkeyfish [スフェッライナ]
Chamber and Vocal Music - KAPSPERGER, G.G. / FERRARI, B. / BERGMÜLLER, D. / STEINBERGER, T. (Monkeyfish) (Sferraina)
発売日:2018年05月25日
NMLアルバム番号:BCE1CD16001
CD 価格:2,240円(税込)
2012年に創設されたアンサンブル「スフェライナ」のユニークなアルバム。アンサンブル名の「Sferraina」とはカプスベルガーの作品のタイトル。言葉の持つ意味を表すのは本当に難しく、現代でいう銅板彫刻でもあり、歌い手でもあり、打楽器の仲間かもしれません。この言葉と同じくらい、カプスベルガーの時代の音楽を表現するのは難しく、「スフェライナ」のメンバーたちは初期バロック期の音楽の表現に対して、独自の視点からのアプローチを試みました。彼らはオリジナルの作品に現代的な要素を融合させ、魅惑的な音楽を作り出しています。ちなみにアルバムタイトルの「Monkeyfish」とはダルマオコゼのことです。