マクミラン(ジェームズ) MacMillan, James
生没年 | 1959- | 国 | イギリス |
---|---|---|---|
辞書順 | 「マ」 | NML作曲家番号 | 22619 |
17 件 / 17件中
-
『Consecration 献堂』
ジェイムズ・マクミラン(1959-):
モテット集 [アラン・タヴナー、カペラ・ノヴァ]MACMILLAN, J.: Choral Music (Consecration) (R. Tavener, McIntyre, Cappella Nova, A. Tavener)
発売日:2021年11月12日 NMLアルバム番号:CKD633
CD価格:2,475円(税込)
マクミランの美しい宗教合唱作品集スコットランドの作曲家ジェイムズ・マクミランによる、聖書を題材としたものを中心とした合唱作品集。ほとんどが初録音というのも嬉しいところ。2015年にカルハム救世主キリスト教会の礼拝堂献堂式のために作られた、静謐さと緊張感を湛えたア・カペラのモテット群に始まり、オルガンの伴奏付きや、オルガンと独唱のための作品、オルガン独奏曲など様々。中にはマクミランの子供たちの結婚式のために書かれた曲や、父親への追悼曲なども含まれます。 特に現代音楽の表現において高い信頼を得ているカペラ・ノヴァは、1982年にアラン・タヴナーとレベッカ・タヴナーによって結成された、スコットランドで唯一、古楽と現代音楽に特化したプロフェッショナル合唱団。 Linn Recordsチーフ・プロデューサー、フィリップ・ホッブスの熟練のエンジニアリングにより、エディンバラの歴史ある名教会の美しいアコースティックをふんだんに感じることが出来る一枚です。
-
マクミラン(1959-):
オルガン作品集 [スティーヴン・ファー(オルガン)]発売日:2020年09月25日
CD価格:2,100円(税込)
英国スコットランドの作曲家、ジェイムズ・マクミラン(1959-)のオルガン作品集。旺盛な作曲活動で知られるマクミランは、社会主義と愛国心に根差したメッセージ性の高い合唱曲で良く知られていますが、オルガンのためにも2004年の「スコットランドの動物詩」など興味深い作品を数多く書いています。 このアルバムには、オーケストラや合唱を伴わないオルガン・ソロのための作品を収録。1983年、彼自身の結婚式のための「婚礼への入祭唱」から、2019年の最新作「トッカータ」まで36年間に渡って書かれた作品を聴くことができます。マクミランがオルガンに求める色彩的な音や響き、そして楽器の可能性をとことん追求した世界初録音を含む9作品を、イギリスの名オルガニスト、スティーヴン・ファーの演奏でお楽しみください.
収録作曲家:
-
発売日:2018年03月23日
CD価格:2,100円(税込)
-
マクミラン(1959-):
バレエ《アナスタシア》MACMILLAN, K.: Anastasia [Ballet] (Royal Ballet, 2016) (NTSC)
発売日:2017年09月29日
DVD日本語字幕なし価格:3,750円(税込、送料無料)
最後のロシア皇帝ニコライ2世の第四皇女、アナスタシア・ニコラエヴナ。1917年に勃発した二月革命で家族もろとも軟禁され、最終的には銃殺された…はずなのですが、その後「彼女は生存している」という説が出て、何人もの「アナスタシア」が現れました。その中でも最も「真のアナスタシアではないか」と疑われた人物がアンナ・アンダーソンです。彼女は全ての面でアナスタシアになりきり、周囲も彼女を讃えました。 この一連の騒動を幻想的なバレエに仕上げたのがイギリスの振付師マクミランです。彼が紆余曲折の末、このバレエを発表した1967年には残念ながらDNA鑑定などの方法がなく、アンダーソンが何者であったのかを証明することは不可能でした(現代では、彼女はアナスタシアではないと一応の結論が出ています)。 マクミランのバレエは、アナスタシアとアンナは同一人物によって踊られ、最後はアンナの発狂という悲劇で幕を閉じます。主役を踊るオシポワは、前半のアナスタシアとしての清楚さと、後半の凄惨なアンナの対比がすばらしく、ニコライ2世の愛人であったクシェシンスカヤを踊るヌニェスの軽やかな踊りにも目を奪われます。
収録作曲家:
-
マクミラン(1959-):
バレエ《アナスタシア》MACMILLAN, K.: Anastasia [Ballet] (Royal Ballet, 2016) (Blu-ray, HD)
発売日:2017年09月29日
Blu-ray日本語字幕なし価格:4,650円(税込、送料無料)
最後のロシア皇帝ニコライ2世の第四皇女、アナスタシア・ニコラエヴナ。1917年に勃発した二月革命で家族もろとも軟禁され、最終的には銃殺された…はずなのですが、その後「彼女は生存している」という説が出て、何人もの「アナスタシア」が現れました。その中でも最も「真のアナスタシアではないか」と疑われた人物がアンナ・アンダーソンです。彼女は全ての面でアナスタシアになりきり、周囲も彼女を讃えました。 この一連の騒動を幻想的なバレエに仕上げたのがイギリスの振付師マクミランです。彼が紆余曲折の末、このバレエを発表した1967年には残念ながらDNA鑑定などの方法がなく、アンダーソンが何者であったのかを証明することは不可能でした(現代では、彼女はアナスタシアではないと一応の結論が出ています)。 マクミランのバレエは、アナスタシアとアンナは同一人物によって踊られ、最後はアンナの発狂という悲劇で幕を閉じます。主役を踊るオシポワは、前半のアナスタシアとしての清楚さと、後半の凄惨なアンナの対比がすばらしく、ニコライ2世の愛人であったクシェシンスカヤを踊るヌニェスの軽やかな踊りにも目を奪われます。
収録作曲家:
-
私たちの金継ぎ
~管弦楽のための英国現代作品集~ [ロリー・マクドナルド、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、キャサリン・ブライアン、ヘンリー・クレイ]CAPPERAULD, J.: Our Gilded Veins / MacMILLAN, J.: The Death of Oscar / SUCKLING, M.: Meditation (Royal Scottish National Orchestra, Macdonald)
発売日:2024年06月21日 NMLアルバム番号:CKD713
CD価格:2,775円(税込)
弦楽合奏あるいは大管弦楽のための、スコットランドにゆかりのある現代作品群1980年代生まれの作曲家たちの作品を中心とした現代管弦楽曲集。 合唱作品を中心に日本でもファンの多いマクミランとカッパーロールド、サックリングはスコットランド出身で、作曲の傍ら絵画制作でも知られ本盤のジャケットも手がけたクラインはエディンバラ大学を出ており、マクスウェル・デイヴィスの作品(原曲は1980年に書かれたピアノ独奏曲、ここでは弦楽版で演奏)はスコットランド北部オークニー諸島の町から着想を得ているなど、レーベルとオーケストラの本拠であるスコットランドにゆかりの深い作品集になっています。 日本の伝統的な金継ぎ技術に感銘を受けて書かれたというカッパーロールドの表題作と、マクミランの「オスカーの死」、サックリングの「瞑想」は打楽器や金管も加わる大管弦楽のための作品で、他の3作は弦楽を中心とした編成のためのもの。いずれも各楽器の音色をよく活かしたモダンな響きながら前衛に寄り過ぎず聴きやすい作品で、じっくり親しんでゆきたくなる映画音楽のような起伏に富んだ曲想や、あるいは徹底して美しい音楽世界に出会うことの出来るアルバムです。
収録作曲家:
-
A Winged Woman
現代英国の合唱作品 [マリアン・コンソート、ローリー・マクリーリー]Vocal Ensemble Concert: Marian Consort - COOKE, P. / HOWARD, D. / KNIBBS, C. / PERIVOLARIS, E. (A Winged Woman)
発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:CKD724
CD価格:2,475円(税込)
-
サンサラ
The Waiting Sky
アドヴェントとクリスマスの音楽集 [サンサラ(声楽アンサンブル)/トム・ヘリング(芸術監督)]発売日:2019年11月15日
CD価格:2,100円(税込)
-
発売日:2019年07月26日
CD価格:2,475円(税込)
テオルボの多彩な魅力を一枚に凝縮!バロックの合奏では、通奏低音として縁の下の力持ちといった役回りの大型のリュート、テオルボ。イタリアではキタローネとも呼ばれたこの楽器は、広い音域を生かした独奏楽器としても重宝され、ここに収められたピッチニーニ、カプスペルガー、ド・ヴィゼーらは17世紀前後にその名手として活躍し、多くの作品も残しました。 また近年に古楽器が復権するなか、その魅力に着目する現代の作曲家も多く、ここには人気のジェイムズ・マクミランなどを収録しています。現代の作品では長い歴史と唯一無二の風格を持つこの楽器に敬意を払い、バロック時代を思わせるタイトルや形式のものも多いですが、高音と低音を不気味に鳴らすベンジャミン・オリヴァーなど、その作風はどれもかなり個性的です。 エリザベス・ケニーはレ・ザール・フロリサンやオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・ジ・エンライトメントでも活躍した、現代リュートの第一人者。LINN RECORDSには4枚目の録音で、今回は初のソロ・アルバムとなっています。
-
Themes and Variations - 主題と変奏 [ガイ・ジョンストン(チェロ)/トム・ポスター(ピアノ)/ジェームズ・ギルクリスト(テノール)]
Cello and Piano Recital: Johnston, Guy / Poster, Tom - BEETHOVEN, L. van / SCHUMANN, R. / FAURÉ, G. / MENDELSSOHN, Felix (Themes and Variations)
発売日:2019年03月22日 NMLアルバム番号:ORC100095
CD価格:1,950円(税込)
2000年の「BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー・コンペティション」で初めて出会ったチェリスト、ジョンストンとピアニスト、ポスター。以来、親しい友人として頻繁にコラボレーションを重ねるうちに、お互いを深く理解しあい、芸術性を高め合ってきたといいます。 今回の彼らのアルバムは「変奏曲」をテーマに、様々な作品を集めたもの。3曲の変奏曲の他には、作曲家に関連した曲や、同じ時代の曲など、各々関係性の高い作品が選ばれています。シューベルトの「流れの上で」には名テノール、ギルクリストが参加。美しい歌唱でアルバムに華を添えています。
-
Rejoice! - 喜び! [コーゲルト/ザルツブルク・バッハ合唱団/グラスナー]
Choral Music (Sacred) - STANFORD, C.V. / PÄRT, A. / MESSIAEN, O. / BRITTEN, B. (Rejoice!) (Kogert, Salzburg Bach Choir, Glaßner)
発売日:2018年08月29日 NMLアルバム番号:Gramola99156
CD価格:2,475円(税込)
1983年に創設されたザルツブルク・バッハ合唱団は、発足後すぐにオーストリアの主要なヴォーカル・アンサンブルの一つになり、2003年に芸術監督としてアロイス・グラスナーが就任してからは、更に活動の幅を広げ、ウィーン・フィルやザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団など多くのオーケストラとも共演、ザルツブルク音楽祭に定期的に出演するなど、世界的な賞賛を獲得しています。 このアルバムではオルガニスト、ヴォルフガンク・コーゲルトの壮麗な伴奏を伴い、スタンフォード、メシアン、ブリテンと言った近代の名合唱曲を演奏。優れたアンサンブル能力を発揮しています。
-
THERE IS NO ROSE ... これほどのバラはない
21世紀のクリスマス音楽集 [ヴォーカル・グループ・コンサート・クレメンス/サイアー=ハンセン]CHRISTMAS IN THE 21ST CENTURY - There Is No Rose (Vocal Group Concert Clemens, Seyer-Hansen)
発売日:2016年12月21日 NMLアルバム番号:ORC100062
CD価格:2,080円(税込)
-
Great Britain イギリス現代合唱曲集
Choral Concert: South West German Radio Vocal Ensemble - HARVEY, J. / MACMILLAN, J. / TAVENER, J. / MAXWELL DAVIES, P. (Great Britain)
発売日:2015年10月28日 NMLアルバム番号:CD93.342
CD価格:2,400円(税込)
イギリスの音楽文化は教会音楽と密接に結びついています。現代においても、典礼のための宗教合唱曲が多数書かれ、これらの新作は常に合唱団に拠って演奏され、市民たちもこれらを享受しています。 このアルバムでは5人の作曲家の多彩な作品を聴くことができますが、最初のマクスウェル・デイヴィスの長大な作品からして、様々な言語を駆使した言葉遊びが炸裂する、何とも人を食ったものであり「聖と俗」が表裏一体であることを強く感じさせてくれるはずです。現代最高の合唱指揮者の一人であるマルクス・クリードは、これらの難曲をやすやすと聞かせます。
収録作曲家:
-
星々の歌 ~ イギリスの高声合唱曲集 [ウェールズ教会学校合唱団]
Choral Concert: Wells Cathedral School Choralia - CHILCOTT, B. / MEALOR, P. / HOLST, G. / MACMILLAN, J. / O'REGAN, T (The Song of the Stars)
発売日:2015年07月29日 NMLアルバム番号:8.573427
CD価格:1,900円(税込)
日本ではあまり分類されることのない「高声合唱(upper voice choirs)」ですが、スカンジナビア諸国、東欧、アメリカを含む世界の多くの地域ではその美しさと純度の高さ、そして表現力の豊かさにより賞賛されています。これらの曲は基本的に女声合唱(アルトは含まない)によって歌われ聴き手は柔和な光に包まれるような崇高な気分を味わうことができるのです。 アルバムの中で最も有名なのはなんと言ってもホルストの「リグ・ヴェーダからの合唱賛歌」で、ハープの音色と純粋な声が綾なす夢のような美しさは、一度聴いただけで必ずや魅了されることでしょう。他の多くの作品は21世紀になってから作られたものですが、これらの複雑で神秘的な音も聴き手の想像力を強く刺激します。難解な作風で知られるタヴァナーやマクミランの音楽でさえ優しい安らぎを運んでくるようです。
-
DE PROFUNDIS - 深き淵より [ヴァサーリ・シンガーズ]
Choral Concert: Vasari Singers - PIZZETTI, I. / MALIPIERO, G.F. / ALLEGRI, G. / MACMILLAN, J. / PUCCINI, G. (De Profundis, Miserere, Requiem)
発売日:2014年12月24日 NMLアルバム番号:8.573196
CD価格:1,900円(税込)
DE PROFUNDISとは聖書の詩篇第130番(129番)の言葉で、日本語では「深き淵より」と訳されています。絶望の底に沈んだ人々が神に向かって、自らの願いを聞き入れてもらおうと願う祈りの言葉は、多くの作曲家にインスピレーションを与え、様々な曲が付けられることになったのです。このアルバムでは2人のイタリアの近代作曲家ピツェッツィとマリピエロの「深き淵より」を収録。無伴奏合唱で清楚に歌われるピツェッツィの作品と、対照的にヴィオラ、オルガン、バス・ドラムとバリトンという編成で歌われるマリピエロの作品の聴き比べは何とも興味深いものです。 そして有名なアレグリの「ミゼレーレ」。詩篇第51番の言葉を元に書かれたこの究極のハーモニーは、あのモーツァルトが一度聞いただけで採譜してしまったという門外不出の名作です。そしておよそ350年の時を経て書かれた次の「ミゼレーレ」はイギリスの作曲家、ジェームズ・マクミランの作品で、こちらは神秘的な響きに包まれた現代の「憐れみたまえ」です。 続く2つの「レクイエム」はプッチーニとピツェッツィの作品。珍しいプッチーニの「レクイエム」はヴェルディの没後4周年である1905年の記念式典のために書かれたもので、短いながらも成熟した作風を持つ、プッチーニの心からの追悼の音楽です。ピツェッツイのレクイエムは、彼の妻マリアの追悼のために作曲されたもの。グレゴリオ聖歌のメロディをはじめとした様々な旋律を用いた無伴奏合唱で歌われる作品です。サンクトゥスで少しだけ明るさを見せますが、その他は終始静かな悲しみを湛えています。
-
海の夜明け
英国民謡のコレクション [ブロッサム・ストリート]Choral Concert: Blossom Street - MACMILLAN, J. / DUGGAN, J. / GRAINGER, P. / CAMPBELL, H. / TURNBULL, S.M. / BURKE, P. / ANDREW, K. (Down By the Sea)
■声楽曲 ■合唱曲
発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:8.573069
CD価格:1,900円(税込)
普段は超絶難解な響きを愛するマクミランでさえ、ここではひたすら静謐なハーモニーを追求しているのには驚くばかり。それほどまでに「英国民謡」は人々の心を捉えているのでしょうか。15人の近現代作曲家たちによる各々の曲は、どれもが個性的でふくよかな表情を見せています。ヴォーン=ウィリアムズ、グレインジャー、ホルスト、ウォーロックと言った前世紀の作曲家たちの端正なハーモニーに比べ、現代に生きる作曲家たちの作品はモダンな音に彩られていますが、やはり根底に流れるのは民俗意識であり、脈々と受け継がれたイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの伝統でしょう。 ここで豊かな合唱を披露している「プロッサム・ストリート」はヨーク大学の学生メンバーを主とする聖歌隊です。2003年に結成され、テレビやラジオなどで幅広く活躍、クリスマスや国の行事にはひっぱりだこになるほどの人気を誇っています。そんな彼らのクリスマス・ソング集(8.572868)もオススメします。