ウィトボーン(ジェイムズ) Whitbourn, James
生没年 | 1963- | 国 | イギリス |
---|---|---|---|
辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 97375 |
-
“The Seven Heavens” ザ・セヴン・ヘヴンズ
ウィットボーン(1963-):
合唱作品集 [コール・カンティアーモ/エリック.A.ジョンソン(指揮)/室内アンサンブル]WHITBOURN, J.: Choral Sacred Works (The Seven Heavens) (Cor Cantiamo, E.A. Johnson)
発売日:2020年03月20日 NMLアルバム番号:DDA25192
CD価格:2,250円(税込)
1963年、イギリス出身でグラミー賞ノミネート経験のある作曲家ウィットボーンの合唱作品集。オブザーバー紙に「現代のイギリス合唱音楽を牽引する作曲家」と高く評価されており、その作風は、演奏者と聴衆の間に生み出されるダイレクトなコミュニケーションで知られ、これまでに7枚の合唱作品のアルバムをリリーしています。 本作のタイトルとなった「ザ・セヴン・ヘヴンズ」は、7つの楽章からなり、合唱と7つのソロ楽器が登場するユニークな組曲。その他の曲もアカペラ合唱、室内アンサンブル、ヴィオラとオルガンとの共演など多様性のあるスタイルが用いられ、合唱の良さが引き出されています。 演奏のコール・カンティアーモは、アメリカのノーザン・イリノイ大学のレジデンス合唱団を務めるプロの合唱団。創設者であるエリック・A・ジョンソンの指揮で見事に歌い上げています。
収録作曲家:
-
『貴い歌をうたおう』 [オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団 マーク・ウィリアムズ (指揮)]
Choral Concert: Magdalen College Choir Oxford - COCKER, N. / ROSE, B. / STAINER, J. / WILLIAMS, R. (Sing, Precious Music)
発売日:2020年10月23日 NMLアルバム番号:OACD9046D
CD価格:2,250円(税込)
-
ウィトボーン(1963-):
Carolae - クリスマスのための音楽集 [ウェストミンスター・ウィリアムソン・ヴォイシズ/ジョーダン]WHITBOURN, J.: Missa Carolae / Choral Music for Christmas (Westminster Williamson Voices, James Jordan)
発売日:2016年11月23日 NMLアルバム番号:8.573715
CD価格:1,900円(税込)
グラミー賞にもノミネートされた、現代イギリスを代表する合唱曲作曲家ウィトボーン(1963-)の《クリスマスのために》と題された合唱曲集。このアルバムの中心を成す“ミサ・キャロレ”は2つの国、イギリスとアメリカの伝統の融合で、中世音楽にも大いなる興味を寄せるウィトボーンらしく、オリジナルのメロディと伝承曲、彼のお気に入りのクリスマス・キャロルが巧みなアレンジを施されて次々に登場するという、華やかで賑やかな作品です。1920年頃からイギリスで行われている「Festival of Nine Lessons and Carols」は世界中で大反響を巻き起こし、同じ頃、中世のフォームを意識した「オックスフォード・キャロル」が出版され、こちらも人気になっています。 このアルバムは、21世紀における新しい「キャロル」の形として、先ほどの「Festival of Nine Lessons and Carols」の形式を踏襲し、現代的なアレンジによる伝承曲と、自作の声楽曲を繋ぎ、一つの感動的なミサ曲に仕上げています。
-
星々の歌 ~ イギリスの高声合唱曲集 [ウェールズ教会学校合唱団]
Choral Concert: Wells Cathedral School Choralia - CHILCOTT, B. / MEALOR, P. / HOLST, G. / MACMILLAN, J. / O'REGAN, T (The Song of the Stars)
発売日:2015年07月29日 NMLアルバム番号:8.573427
CD価格:1,900円(税込)
日本ではあまり分類されることのない「高声合唱(upper voice choirs)」ですが、スカンジナビア諸国、東欧、アメリカを含む世界の多くの地域ではその美しさと純度の高さ、そして表現力の豊かさにより賞賛されています。これらの曲は基本的に女声合唱(アルトは含まない)によって歌われ聴き手は柔和な光に包まれるような崇高な気分を味わうことができるのです。 アルバムの中で最も有名なのはなんと言ってもホルストの「リグ・ヴェーダからの合唱賛歌」で、ハープの音色と純粋な声が綾なす夢のような美しさは、一度聴いただけで必ずや魅了されることでしょう。他の多くの作品は21世紀になってから作られたものですが、これらの複雑で神秘的な音も聴き手の想像力を強く刺激します。難解な作風で知られるタヴァナーやマクミランの音楽でさえ優しい安らぎを運んでくるようです。