ピッキ(ジョヴァンニ) Picchi, Giovanni

生没年 1572-1643 イタリア
辞書順 NML作曲家番号 24480
  • 商品番号:NYCX-10155

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    ピッキ(1572-1643)
    『あらゆる楽器を用いて奏でるカンツォン集』(1625年ヴェネツィア刊) 詳細ページ
    [コンチェルト・シロッコ]

    PICCHI, G.: 19 Canzoni da sonar (Concerto Scirocco, Genini)

    発売日:2020年08月14日 NMLアルバム番号:A476

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    1曲だけで名を残した初期バロックの幻の作曲家、バーゼルの精鋭陣が解き明かすその素顔古楽研究の一大拠点、バーゼルのスコラ・カントルムで腕を磨いた管楽器奏者たちが2009年に結成したコンチェルト・シロッコ、今回の新譜では、たった1曲で名前だけが広く知られていたものの、全貌がまるでわからなかった初期バロックの異才の素顔が明らかに。英国ルネサンス期の鍵盤曲集でもとくに名高い『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』に唯一登場するイタリア人で、そこに収められた異色のトッカータ1曲だけでしか名が知られていなかったジョヴァンニ・ピッキなる作曲家が、生前いかに多彩な音を紡いだ音楽家だったかが、19曲もの器楽曲を通じて解き明かされます。 1572年頃に生まれヴェネツィアを中心に活躍、モンテヴェルディとほぼ同時期を生きたピッキは、かの水の都で『タンクレーディとクロリンダの戦い』やカステッロのソナタ集などが世に出た1625年に1編のカンツォン集を刊行していました。ヴァイオリン、リコーダー、木管コルネット、サックバット(トロンボーン)など多彩な楽器がその音色美とテクニックを競い合わせ、コンチェルト様式の粋をゆくエキサイティングな対話的音楽から、ガブリエーリの複合唱形式を思わせる比較的大編成の作品まで、本場の才人奏者たちでなくては達しえない高度な演奏で味わえるのは絶妙。研究成果に基づきサックバットのパートをヴィオローネに割り当てるなどの機転も興味深いところで、そのような解説も国内盤には日本語訳を掲載いたします。 ※ このCDのバックインレイにて、ピッキの生歿年が誤って記載されておりますが、そのままのご提供になります。ご了承ください。なお、ブックレット及び国内盤の帯に関しては、正しい年が記載されます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8036

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    発売日:2024年05月24日

    CD価格:2,175円(税込)

    17世紀から18世紀、対位法を重視するバロック期からギャラント様式と呼ばれるメロディ中心のわかりやすい音楽様式が流行した時代のイタリア音楽を収録した1枚。 アルバムで紹介されるのは、とりわけチェンバロ音楽の発展において重要な働きをした10人の作曲家の作品で、世界初録音のレーオの作品の他、後年の人々に絶大な影響を与えたフレスコバルディのトッカータや、ドイツ全土で愛されたツィポーリのソナタ、旋律の美しいメールラのカプリッチョなど多種多様な曲が楽しめます。 1985年カリアリ生まれの鍵盤演奏家ルイージ・アッカルドの演奏で。

  • 商品番号:AMY312

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    発売日:2020年11月13日

    CD通常価格:2,475円特価!:1,790円(税込)

    ハンガリーという隠れた古楽遺産の宝庫への鍵、ロマン派音楽への絶好の補助線クラシック音楽とハンガリー民俗音楽といえば、20世紀のバルトークやコダーイ以前から、リスト、ヨアヒム、ブラームスといった作曲家たちが非定住者ロマ(ジプシー)の伝統音楽を自作品に取り入れてきたことで有名。しかしその先例は意外やバロック初期のイタリア音楽にも、さまざまなかたちで確認できます。 そうした歴史的文化交錯に意識を向け、民俗楽器やその専門家たちも動員して生々しいバロック像の刷新を体現してみせる新録音。低音域まで充実した響きで満たされる撥弦サウンドに乗せ、リコーダーやバルカン半島周辺の伝統的な縦笛カヴァルといった管楽器の味わい豊かな音色と、異国情緒あふれるハンガリー伝統の弓奏との交錯が織りなすユニークな聴覚体験は、今まで知っていたバロックの通念を静かに覆す発見の瞬間にあふれています。 近現代作品での中東欧音楽にたぎる躍動感に惹かれる方々にも、古楽再発見の思いがけないきっかけを呼び込むアルバムとしてお勧めしたい1枚です。

  • 商品番号:RIC407

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    「トッカータ」
    16-17世紀ヨーロッパ各地のトッカータ
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    [アンドレア・ブッカレッラ]

    Harpsichord Recital: Buccarella, Andrea - BACH, J.S. / BÖHM, G. / BUXTEHUDE, D./ HANDEL, G.F. / MATTHESON, J. / TELEMANN, G.P (Toccata)

    発売日:2019年10月18日 NMLアルバム番号:RIC407

    CD価格:2,475円(税込)

    4種のチェンバロを弾き分け、「トッカータ」の発展を巡る好企画!1987年に生まれシスティーナ礼拝堂聖歌隊を経て、サンタ・チェリーリア音楽院でオルガン、作曲、通奏低音のデュプロマを取得したブッカレッラ。彼が代表を務める古楽合奏団アプコルディス・アンサンブルは、Deutsche Harmonia Mundiより2枚のアルバムをリリースしています。2018年のブルージュ古楽コンクールでは独奏者として優勝。このアルバムはその記念となる、彼のソロ第一弾です。 オルガン奏者として重点的に研鑽を積んできたブッカレッラだけに、生前オルガン奏者として活躍していた作曲家の作品が多い選曲も示唆的。歴史的奏法にさらに説得力が増すチェンバロ解釈に関心が深まります。主に教会のオルガンで、演奏を始める前の指ならしが発祥とされる「トッカータ」。即興的技巧的な鍵盤作品として作曲され始めたのが16世紀中ごろの北イタリアで、まさにそのただ中にいたと思われるメールロの作品で幕を開けます。 様々な国で特徴的な発展を遂げたトッカータ、ここでは有名無名の作曲家たちの手によるその過程を確認出来るのがたいへん興味深いところ。最後は、一世紀以上後にそれを仕上げたと言っても過言ではない、大バッハによる作品で締めくくられます。

  • 商品番号:C8002

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    コープマン
    フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックより
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    Harpsichord Recital: Koopman, Ton - PICCHI, G. / GIBBONS, O. / MORLEY, T. / BULL, J. / FARNABY, G. / BYRD, W. (Fitzwilliam Virginal Book)

    発売日:2016年11月23日

    CD価格:1,725円(税込)

    イングランドのエリザベス朝からジェームズ一世時代(ルネサンス末期から初期バロック期)に編纂されたとされる資料集「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」には、当時活躍していた作曲家の作品が300曲以上収録されています。当時の慣例で楽器の種類は特定されていないものの、この時代の鍵盤楽器ならどれを使用しても演奏可能であり、奏者によってヴァージナル、クラヴィコード、オルガンなどの様々な楽器が選択されています。コープマンはチェンバロを選択し、これらの音楽に自由な装飾を施して、独自の世界を見せています。