フバイ(イェネ) Hubay, Jeno
| 生没年 | 1858-1937 | 国 | ハンガリー |
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| 辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 24515 |
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フバイ(1858-1937):
ヴァイオリン協奏曲 第1番・第2番他 [ハンスリップ/ボーンマス響/モグレリア]HUBAY, J.: Violin Concertos Nos. 1 and 2 / Scenes de la Csarda Nos. 3 and 4 (Hanslip, Bournemouth Symphony, Mogrelia)
■協奏曲
発売日:2009年11月25日
NMLアルバム番号:8.572078CD価格:1,900円(税込)
聴き終えた後、耳に残るのはハンガリーの風、美麗ヴァイオリニスト、クロエが奏でる情熱の歌ハンガリー生まれと言っても、実はユダヤ系ドイツ人であるフバイ(本名はオイゲン・フーバー)。フランス語圏で生活していた二十歳の頃から、好んで「マジャル風」の姓名を名乗るようになったそうで、すっかりハンガリーの作曲家として定着しています。ヨアヒムに教えを受けた名ヴァイオリニストとして活躍し、ヴュータンと親交を結ぶ他に、演奏活動ではチェリスト、ダヴィッド・ポッパーと室内楽演奏のパートナーを組んでいました。第1番の協奏曲は1884年に作曲され、ヨアヒムに捧げられています。名手カール・フレッシュも絶賛した情熱的な作品です。第2番は1900年前後の作品で、輝かしい行進曲調の主題で始まります。ヴァイオリンのメロディは一層情熱的になり、美しいラルゲットを経て、喜ばしい終楽章を迎えます。
収録作曲家:
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アウアーのレガシー・シリーズ
トーシャ・ザイデル/米コロンビア録音集(1918-20) [トーシャ・ザイデル]発売日:2026年02月27日
CD価格:2,325円(税込)
トーシャ・ザイデル(1899-1962)は、オイストラフやミルシテインと同郷のウクライナはオデーサの生まれ。師のアウアーからは1歳3か月違いのハイフェッツと共に「天使と悪魔」と並び称されました。1918年4月にカーネギーホールにデビューして成功を収めるとすぐに米コロンビアに専属契約で迎えられます。 ここに収められたのは、その最初期の録音。印象的なのは緩急の差を大きくとるテンポ設定と、現代ではめったに聴かれることが無いような個性的なアーティキュレーション。ツィゴイネルワイゼンは前に進むのをためらっているかのように遅い前半から、後半は大幅にテンポアップしますが、その中にも自在な緩急が付いていて機械的な印象がまったくありません。チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレのような緩やかな曲では、心の中で歌詞を付けて歌っているのではないかと思えるような、個性的で独特な節回しが聴かれます。 ニューヨーク・トリビューンの批評家H. E. Krehbielはザイデルの演奏について「疾駆し、燃え上がり、呼吸するような弓使い、堅固にして豊かなトーン、忘れがたい演奏」と評しましたが、100年以上前の録音ながらその片鱗が伝わります。
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英コロンビア & デュオフォン録音集 [デイジー・ケネディ(ヴァイオリン)]
発売日:2025年10月10日
CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)
ヴァイオリンの歴史的音源を精力的に復刻するBiddulph、最近は100年余り前の録音にまでアンテナを広げています。 デイジー・ケネディは1893年1月にサウス・オーストラリアに生まれ、7歳からヴァイオリンを始めました。15歳の時にオーストラリアを訪れたヤン・クーベリックの目に留まり、彼が自らの師オタカール・シェフチークに推薦してプラハとウィーンで学ぶことになりました。1911年にウィーンとロンドンでデビューして成功を収め、その後はロンドンを拠点に活動。卓越した技巧に加え、彼女のステージでのパフォーマンスが強く人を惹きつけるものであったと伝えられています。 第1次世界大戦前後の英国楽壇で、聴衆・作曲家・演奏家から最も人気のあった人物の一人でしたが、人気ゆえの過密スケジュールがたたり、家庭の事情も相まって1937年に引退。1988年にロンドンで亡くなると、遺灰は故郷オーストラリアのアデレード・ヒルズに撒かれました。ナイジェル・ケネディは彼女のいとこの孫にあたります。 この時代の録音を聴く上で興味深いのは当時の演奏スタイルとレパートリーを伝えてくれること。ケネディの演奏は基本的に端正ですがポルタメントの使用が時代を感じさせます。速いテンポの曲での確かな技巧に加え、協奏曲の緩徐楽章で「純粋な感情、詩人の感性」と評された抒情的な表現も聞きもの。 彼女は「19世紀と20世紀の音楽」と題したコンサート・シリーズを開催していましたが、1920年前後においては、それは「現代音楽」そのものでした。このアルバムにも録音当時には書かれて間もなかった作品が収録されており、資料としても貴重です。 レーベルによれば当CDはデイジー・ケネディの正規録音すべてを収録しているとのことですが、それに加えてテスト盤が発見されたフバイのPlevna notaとクラカウアーのパラダイスは初出とのこと。ブックレットにはケネディの写真4点に加え、彼女のレコードの宣伝ポスター、そしてJonathan Woolfによる13ページにも及ぶ詳細で熱い共感のこもった解説(英語のみ)が掲載されています。
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イェリー・ダラーニ(ヴァイオリン)
ヴァイオリン小品集(コロンビア録音) 他 [イェリー・ダラーニ]発売日:2025年03月07日
CD価格:2,175円(税込)
ラヴェルやバルトークに名作を書かせたダラーニ、
英コロンビアに録音した小品を集成ラヴェルのツィガーヌやバルトークの2曲のヴァイオリン・ソナタの来歴を調べたことのある人ならば、それらを献呈され、作曲者と演奏を重ねたヴァイオリニストとしてイェリー・ダラーニの名前に見覚えがあることでしょう。1893年、ハンガリーに3人姉妹の末っ子として生まれたイェリーは、当初ピアノを学んで6歳で初のコンサートを行ったものの、8歳の時に姉アディラのヴァイオリンを指導した人物に才能を見込まれて転向。アディラから6週間の指導を受けた後にブダペスト・アカデミーに合格し、フバイらの指導を受けました。 10歳で大叔父ヨーゼフ・ヨアヒムの前でシュポアの協奏曲を演奏、ヨアヒムが将来の指導を約束しますが、イェリーが成長する前にヨアヒムは亡くなってしまい、以後ほとんど独学でヴァイオリンの演奏を続けました。そのこともあってか、姉アディラは洗練されたスタイル、妹イェリーは野生的で奔放とのイメージがありますが、ここに聴く小品の数々では、高音域の敏捷な弓捌きをはじめとする洗練されたテクニックに加え、繊細で甘美な抒情の表出にも長けていたことがわかります。 イェリーは10代で姉のアディラ(結婚後の姓ファキーリで知られる)と共にイギリスに移住し、ソロ、姉とのデュオ、マイラ・ヘスとのデュオやトリオなどで活躍。ウィグモア・ホールでのリサイタルはタイムズ紙で「音色で何ができるか、音色とはいかにあるべきかの手本を示した」と称賛され、プロムスには43回も出演。第2次大戦前のヨーロッパ楽壇のミューズとして多くの聴衆、演奏者、作曲家を魅了して、新作の献呈を受け、初演も行いました。 (曲目・内容欄に続く) -
ハイフェッツ
ラジオ・ライヴ集(1942-54)
モーツァルト、ラフマニノフ、クライスラー 他 [ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン) 他]発売日:2024年11月08日
CD価格:2,175円(税込)
ハイフェッツの生き生きとしたライヴ・パフォーマンスが蘇る稀少放送録音集。ハイフェッツのラジオ番組での「パフォーマンス」を収めたディスクが登場。ここに収められた音源の多くは人気番組だった「ベル・テレフォン・アワー」出演時のもので、聴衆を前にしたハイフェッツの切れ味の良い、滑らかな演奏を満喫できます。おそらくライヴの一発録りと思われますが、重音も、込み入った音符もスルスルと進んでしまうので、時としてオケが遅れそうになってしまうのもかえってリアリティを感じさせます。ヴィエニャフスキのバラードとポロネーズ、ノヴァーチェクの常動曲(無窮動)などは正規録音が無く、この音源は貴重。またヴィラ=ロボスなど当時の現代音楽を盛り込んでいる点も見逃せません。 アメリカのラジオらしいのはパイド・パイパーズのリハーサル。出演者との打ち合わせらしいトークで始まり、ブギウギ調の一節をハイフェッツが練習、披露しています。コメディ・スキットでは、大人気コメディアンのジャック・ベニーがサプライズ登場。かつてバンドでヴァイオリンを弾いていたベニーとの楽し気なトークに加え、最後はハイフェッツとベニーがピアノの伴奏でコミカルなデュエットを披露。ブックレットにはこの時の写真が8点も掲載され、ストライプのスーツを着たハイフェッツが真剣な表情でコメディを演じる様子が見られます。 ヴァイオリンをクローズアップした録音で、アメリカの音楽家組合が市販用レコード制作を自粛していた期間(1942年8月~1944年11月)の演奏が聴ける点も貴重です。
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〈アウアーのレガシー〉
イゾルデ・メンゲス(ヴァイオリン)
ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン協奏曲
J.S.バッハ(1685-1750):
シャコンヌ他 [イゾルデ・メンデス(ヴァイオリン) 他]発売日:2024年05月17日
CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)
名教師レオポルト・アウアーの弟子たちを紹介するシリーズにイゾルデ・メンゲスが登場。
バッハのシャコンヌ、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲等の記念すべき世界初録音を復刻!1893年に英国ブライトン近郊で音楽教室を営む家庭に生まれたメンゲスは、自然と楽器になじみ、初めて人前で演奏したのは3歳半の時だったと伝えられます。16歳の時にペテルブルクでアウアー門下に加わりました。アウアーは精鋭ぞろいの門下の中でも「最も才能に恵まれた生徒の一人」と語ったそうです。 1913年、ロンドンでコンチェルト・デビューした際はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とラロのスペイン交響曲を一つのコンサートで弾き、当時の批評は「目覚ましい弓のテクニック、濁りの無い音、クリーンで歯切れ良いスタイル」と讃え、「卓越した技量を披露する時は子供のような喜びよう」を示し、「難しい箇所をとんでもない速さで弾くので指揮者がテンポを落とすよう指示しなくてはならないほどだったが、華麗な演奏はそれ自体が見ものだった」と伝えています。この成功を受け、ロンドンではウッドやワルターらの指揮で演奏、アムステルダムではメンゲルベルクが指揮するコンセルトヘボウ管とベートーヴェンとブラームスの協奏曲を演奏しました。 (曲目・内容欄に続く) -
ヨーゼフ・シゲティ
AFRS録音全集他
ベルク(1885-1935):
ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン(1770-1827):
ロマンス 第1番 ト長調 Op.40他 [ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン) 他]発売日:2024年04月05日
CD価格:2,175円(税込)
名演の誉れ高いミトロプーロスとのベルクの協奏曲や、若きバーンスタインとの共演、更に第2次大戦中の貴重な録音を含むシゲティのAFRS音源を復刻。 1939年にアメリカに移住したシゲティは米コロンビアに多くの録音を行いましたが、第2次大戦中の1942年8月から44年11月の間はアメリカ音楽家連盟(American Federation of Musicians)が市販用の録音のストライキを行ったため、シゲティにもコロンビア録音がありません。トラック1から7はこの空白期間を埋める貴重な音源です。 AFRS(Armed Forces Radio Service)は国外で暮らすアメリカ人向けに1940年代初めに米軍が開設した短波放送局。同局の放送用の録音は上記のストライキの対象外となったため、ジャンルを問わず多くの音楽家・団体が参加しました。このディスクはシゲティがAFRSのために行った録音のすべてを収めています。 AFRS音源の中でミトロプーロスとのベルクはこれまでにもCDが出ており、ファンの間では名演として知られて来たもの。今では20世紀の傑作の一つに数えられる同曲も1945年当時は知名度が低く、この曲を非常に高く評価していたシゲティとミトロプーロスは演奏会のプログラムに載せるためにオーケストラとその理事会を説得するため共闘したと伝えられます。これは同曲がアメリカで初めて放送された時の演奏という点でも貴重な記録です。 (曲目・内容欄に続く)
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Salon de Budapest
ブダペストのサロン
ハンガリーの音楽集 [トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)/パヴェル・カシュパル(ピアノ)/ブリギッタ・ジモン(ソプラノ)]Vocal and Chamber Music - BRAHMS, J. / KÁLMÁN, E. / LEHÁR, F. / TCHAIKOVSKY, P.I. (Salon de Budapest) (Irnberger, Kašpar, Simon)
発売日:2022年09月30日
NMLアルバム番号:Gramola99249SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)
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キャサリン・ガワーズ(ヴァイオリン)
ヴァイオリン小品集 [キャサリン・ガワーズ(ヴァイオリン)/チャールズ・オーウェン(ピアノ)]Violin Recital: Gowers, Katharine - MONTI, V. / FAURÉ, G. / RAVEL, M. / GERSHWIN, G. / DEBUSSY, C. / BLOCH, E. / PONCE, M.M. / KREIN, Y.
発売日:2019年05月24日
NMLアルバム番号:SOMMCD064CD価格:2,250円(税込)
映画音楽作曲家、パトリック・ガワーズを父に持ち、幼い頃から音楽的な環境で育ったキャサリン・ガワーズ。ユーディ・メニューイン音楽院で、日本にルーツを持つ名教師でありヴァイオリニストのデヴィッド・タケノに師事、才能を開花させました。 ナイジェル・ケネディのツアーに参加したり、ジャズ・アンサンブルに参加するなど幅広い活動をしていますが、このアルバムではモンティの「チャールダッシュ」やポンセの「小さな星」など、誰もが耳にしたことのある名曲を次々に演奏。聴き手を魅了する術を知っている彼女ならではの見事な演奏を楽しめます。
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Alla Zingarese - ジプシー風 [シヴィタス・アンサンブル/ジプシー・ウェイ・アンサンブル]
Chamber Music - BRAHMS, J. / BOULANGER, G. / SOMMER, L. / ŠPORCL, P. / POPPER, D. (Alla Zingarese) (Civitas Ensemble, Gipsy Way Ensemble)
発売日:2018年08月29日
NMLアルバム番号:CDR90000-179CD 2枚組価格:2,025円(税込)
シカゴ交響楽団のメンバーたちによって結成されたグループ「キウィタス・アンサンブル」(アンサンブル名のキウィタスとはラテン語で「都市、市民権」を意味する言葉)。このアルバムではチェコのヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツルが率いる「ジプシー・ウェイ・アンサンブル」とコラボし、西洋音楽とロマ(ジプシー)音楽の接点を探ります。ブラームス、フバイ、ポッパーなどの民族的要素を含んだ作品が、新しいアレンジを施され、一層情熱的な音楽に生まれ変わっています。 もともとキウィタス・アンサンブルのヴァイオリニスト、ユー・ヤンキンとシュポルツルが学生時代からの親友であったことから実現した企画は想像以上の素晴らしい結果を生み出しました。
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ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集 第2集
ヴェルディ、チャイコフスキー、サラサーテ他 [ソーン/ロブ]Violin Recital: Sohn, Livia - VERDI, G. / TCHAIKOVSKY, P.I. / HAGEN, D.A. / SARASATE, P. de / GLUCK, C.W. (Opera Fantasies for Violin, Vol. 2)
発売日:2016年02月24日
NMLアルバム番号:8.573403CD価格:1,900円(税込)
12歳でユーディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールの最優秀賞を受賞した才能あふれるヴァイオリニスト、リディア・ソーンによるオペラ幻想曲集の第2集となります。第1集(8.570202)でもパガニーニからゴリホフまで幅広い時代の作品を聴かせてくれた彼女、今作でもなかなか珍しい作品をヴァラエティ豊かに演奏しています。ヘンデルやグルックなどのお馴染みの曲はもちろんのこと、サラサーテの技巧的な作品やフバイ、マルティヌーなどの珍しい作品、そして現代風の曲など(トラック3のハーゲンの曲には一瞬聞きなれたメロディも出現!)、まさに目も眩むような曲が次々と溢れ出してくる楽しい1枚です。 録音技術のなかった19世紀の時代だからこそ行われていた、劇場に行かずともオペラを楽しむための「アリアを器楽曲へ編曲すること」、それが、ここまで進化するとは当時の人も想像していなかったのではないでしょうか。
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ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集 [ソーン/ロブ]
OPERA FANTASIES FOR VIOLIN
■オペラ ■器楽曲(ヴァイオリン)
発売日:2008年01月16日
NMLアルバム番号:8.570202CD価格:1,900円(税込)
これぞ新しい無言歌! 超絶技巧を駆使したヴァイオリンで歌いあげる名オペラオペラの名アリアを独奏曲にする試みは古くから行われています。特にパガニーニとリストの偉業は後世の作曲家たちに大きな影響を与えました。原曲を一層華やかで技巧的なものにし一つの新しい作品とすることは作曲家にとっても、聞き手にとっても、意欲的で大きな喜びと言えるのです。このアルバムは近代の作曲家の編曲を中心としたもので、音楽が変貌するさまをありありと感じることができることでしょう。ソーンの繊細な表現が曲に命を吹き込みます。
