カールマン(エメリッヒ) Kalman, Emmerich
生没年 | 1882-1953 | 国 | ハンガリー、オーストリア |
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辞書順 | 「カ」 | NML作曲家番号 | 16122 |
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カールマン(1882-1953):
喜歌劇《伯爵夫人マリツァ》 [ベツィ・ホルネ(ソプラノ)/リディア・トイシャー(ソプラノ)/メルツァード・モンタゼーリ(テノール)/ジェフリー・トレガンツァ(テノール) 他/ミュンヘン放送管弦楽団/エルンスト・タイス(指揮)]KÁLMÁN, E.: Gräfin Mariza [Operetta] (B. Horne, Montazeri, Teuscher, Treganza, Munich Radio Orchestra, E. Theis)
発売日:2021年11月12日 NMLアルバム番号:777399-2
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
田舎で暮らす伯爵令嬢マリツァの領地を守っているのはテレクと名乗る没落貴族タシロ。彼は妹リーザのために必死に持参金を稼いでいます。ある日、婚約を決めたというマリツァが戻ってきますが、実はそれは作り話。架空の人物「コロマン・ジュパン男爵」と婚約をするという名目で他の男たちから逃げたかっただけなのですが、そこに現れたのは実在のコロマン・ジュパン男爵。そしてタシロの前にはマリツァの友人としてリーザが現れます。召使の身分を妹に知られたくないタシロは憂鬱な気分を収めるために庭で素晴らしいチャールダーシュを歌い… 数々の名旋律で彩られたカールマンの《伯爵夫人マリツァ》の物語は、現在のドイツ語圏を中心に上演回数の高い作品として知られています。とりわけミュンヘン放送管弦楽団は長年にわたり、この作品を採り上げていますが、今回この曲を指揮したのはオペレッタ上演に実績のあるエルンスト・タイス。各地で活躍する名歌手を揃え、万全の演奏を聴かせます。 ジュバン男爵とボツェーナ伯爵夫人の二役を演じるジェフリー・トレガンツァの歌声も聴きどころです。
収録作曲家:
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カールマン(1882-1953):
喜歌劇《愉快な騎兵》 [ハラルド・プファイファー/マリー・ザイドラー/クリスティアーネ・ベージガー クレメンス・ケルシュバウマー/ミヒャエル・ホフシュテッター/ギーセン州立歌劇場合唱団&エクストラ/ギーセン・フィルハーモニー管弦楽団]KÁLMÁN, E.: Herbstmanöver (Ein) [Operetta] (Seidler, Boesiger, Peroš, Wendt, Kerschbaumer, Giessen State Theatre Chorus and Philharmonic, Hofstetter)
発売日:2019年04月19日 NMLアルバム番号:OC977
CD価格:2,475円(税込)
カールマンの珍しい喜歌劇《愉快な騎兵》。 マルバッハ男爵夫人リーザの城にもたらされた「帝国の騎兵たちがやってくる」という知らせは周辺の女性たちを湧き立たせます。彼女の城で開催された舞踏会では、若い兵士マロジ、年配のヴァレルシュタイン、レーレンティ中尉らが思い思いの時を過ごしますが、レーレンティはリーザへの熱い思いを抑えることができず、人知れず苦しんでいます。マロジはローナイ元帥の娘トレスカに憧れていますが、当のトレスカはレーレンティに思いを寄せており… 「どんな祝祭のときも踊り、大騒ぎする」というハンガリーの国民性が描かれた楽しい作品を、芸達者な歌手たちが演じています。
収録作曲家:
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カールマン(1882-1953):
喜歌劇《謝肉祭の精》 [カミーユ・シュノーア(ソプラノ)/ダニエル・プロハスカ(テノール)ナディーネ・ツァイントル(ソプラノ)/ジモン・シュノール(テノール)/ミヒャエル・ブラントシュテッター(指揮)/ゲルトナープラッツ劇場管弦楽団&合唱団]KÁLMÁN, E.: Faschingsfee (Die) [Operetta] (Schnoor, D. Prohaska, Zeintl, Gärtnerplatz State Theater Chorus and Orchestra, Brandstätter)
発売日:2019年03月15日 NMLアルバム番号:555147-2
CD価格:2,475円(税込)
1915年ブダペストで初演された《Zsuzsi kisasszony=ミス・スージー》はカールマンのハンガリー語による3幕オペレッタ。作品は大成功を収め、その翌年にはブロードウェイで《Miss Springtime》として英語版に改訂上演。またもや大成功を収めました。これを受けて、もともとの原作である《Zsuzsi kisasszony》にドイツの台本作家ヴィルナーとエスターライヒャーがドイツ語の台本を作成しウィーンとベルリンで上演。1931年にはハンス・シュタインホフの監督で映画も制作されるなど、広く人気を獲得した作品です。 物語の中心となるのは画家ヴィクトル・ロナイ。謝肉祭の日に彼が開催した祝賀会で出会った美しい女性。ヴィクトルは素性のわからない女性を「謝肉祭の精」と呼び、その姿を絵に描きとめましたが、実は彼女は高貴な身分で、すでに婚約者もいて・・・。よくある話ですが、カールマンは美しくほろ苦い音楽をつけ、物語に花を添えています。 注目のテノール、ダニエル・プロハスカの美しい声が聴きどころです。
収録作曲家:
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カールマン(1882-1953):
喜歌劇《皇后ジョセフィーヌ》 [シルマッハー/ポルトマン 他 マリウス・ブルケルト/フランツ・レハール管弦楽団/バート・イシュル・レハール祝祭合唱団]KÁLMÁN, E.: Kaiserin Josephine (Empress Josephine) [Operetta] (Portmann, Schirrmacher, Bad Ischl Lehár Festival Choir, Franz Lehár Orchestra, Burkert)
発売日:2018年10月05日 NMLアルバム番号:555136-2
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
オーストリアで活躍する演劇ディレクター、ミヒャエル・ラクナー。2004年から務めていたバート・イシュルの“レハール音楽祭”の監督を2017年で辞任するにあたり、最後の演目として選んだのがカールマンの《皇后ジョセフィーヌ》でした。1936年にチューリヒで初演されたこの喜歌劇は、実在の女性ジョセフィーヌ・ボアルネが主人公。若くて美しい未亡人ジョセフィーヌが占い師から「あなたは皇后になる」という予言を受けてから、ナポレオンと出会い、紆余曲折を経て皇后になるまでの物語をカールマンは美しい音楽で描いています。 もともとこの作品は、カールマンの亡命先であるニューヨークのメトロポリタン歌劇場で上演する予定でしたが、主役を歌う予定の歌手が事故死してしまい、代役が見つからず、その希望は絶たれ、作品は忘れ去られてしまいました。今回の演奏はカールマンの音楽が持つ哀愁や深みも含めた感動的な演奏が繰り広げられています。
収録作曲家:
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カールマン(1882-1953):
喜歌劇《バヤデール》 [ダウム/トロスト/フォンドゥンク/ゲンツ/ケルン放送合唱団&管弦楽団/ボニング]KÁLMÁN, E.: Bajadere (Die) [Operetta] (Daum, Trost, Vondung, Genz, Cologne Radio Chorus and Orchestra, Bonynge)
発売日:2017年01月25日 NMLアルバム番号:777982-2
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
1921年12月23日にウィーンで初演されたカールマンのオペレッタ《バヤデール》。その数ヶ月後の1922年2月18日にはベルリンでも上演されるなど大成功を収めた演目です。バヤデールとは「インドの踊り子」の意味で作品全編には、カールマンの特色ともいえるハンガリーの民俗音楽と、ウィーンのワルツが見事に融合した独特の雰囲気に加え、いかにもインドを思わせるエキゾチックな響きも漂っています。 内容は、歌姫オデットに片思いしたインドの王子ラジャミが、彼の友人ナポレオンと催眠術の助けを借りて、オデットの気を引くという物語。ナポレオンの恋人マリエッテとのエピソードも交えながら、最後はハッピーエンドで幕を閉じます。ライナー・トロストをはじめとした名歌手たちの軽妙な歌唱とともに、重鎮リチャード・ボニングが奏でる流麗な音楽も聴きものです。
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2023年7月号)★-
ミュージカル映画
『アムステルダムの春』
クリストフ・ロイ監督 [アネッテ・ダッシュ(ソプラノ)/トーマス・オリーマンス(バリトン)/テレーザ・クロンターラー(メゾ・ソプラノ) 他]発売日:2023年06月02日
Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,400円(税込、送料無料)
『アムステルダムの春』――
オペレッタ、ミュージカルのナンバーで綴る2つの恋の物語その旅の途上、コロナ禍で人気(ひとけ)もまばらな春のアムステルダムで偶然出会った二組の男女。かりそめの恋のはずがいつしか真剣なものに…… 人気オペラ演出家クリストフ・ロイが台本を書きメガホンを取った本作は、アムステルダムの美しい街並みを背景に、行きずりの男女の恋とその別れをオペレッタやミュージカルのヒット・ナンバーの数々をパスティーシュとして綴ったミュージカル映画。この作品にはクリストフ・ロイのクラシックに留まらない幅広い音楽作品と映画への愛情が息づいています。 主役の二組のカップル、アネッテ・ダッシュ、テレーザ・クロンターラーの二人のディーヴァ、性格俳優的バリトンのトーマス・オリーマンス、二枚目テノールのノーマン・ラインハルトが本人役として粋な演技と歌唱を披露。 また、本作はオランダの伝説的シンガー・ソングライター、ヴァリー・タクスが1989年に発表した、別れた恋人への思いを歌い上げたヒット・ソング「Springtime in Amsterdam」へのオマージュともなっています。 -
Salon de Budapest
ブダペストのサロン
ハンガリーの音楽集 [トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)/パヴェル・カシュパル(ピアノ)/ブリギッタ・ジモン(ソプラノ)]Vocal and Chamber Music - BRAHMS, J. / KÁLMÁN, E. / LEHÁR, F. / TCHAIKOVSKY, P.I. (Salon de Budapest) (Irnberger, Kašpar, Simon)
発売日:2022年09月30日 NMLアルバム番号:Gramola99249
SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)
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『人生最高の日』
1930年代のテノール・ヒッツ [マルティン・ミッタールッツナー、クリストフ・ポッペン、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]Heut' ist der schönste Tag - Tenor Hits of the 1930s (M. Mitterrutzner, German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic. C. Poppen)
発売日:2021年03月12日 NMLアルバム番号:SWR19104CD
CD価格:2,400円(税込)
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フリッツ・ヴンダーリヒ
オペレッタ・アリアを歌う [オリジナル・SWR・テープス・リマスタード 1954-1965]Operetta Arias - LEHÁR, F. / KÁLMÁN, E. / FALL, L. / STOLZ, R. (Wunderlich) (Original SWR Tapes Remastered, 1954-1965)
発売日:2017年10月20日 NMLアルバム番号:SWR19038CD
CD 2枚組価格:2,400円(税込)
35歳という若さで、テノール歌手ヴンダーリヒが突然この世を去ってから既に50年以上経過していますが、彼の美しい声と素晴らしい歌唱は現代でも忘れられることはありません。バッハ、モーツァルトでの上品な歌唱も定評がありましたが、何よりヴンダーリヒと同世代に流行していた数々のオペレッタの歌唱は、ヴンダーリヒの魅力を余すことなく伝えています。 このアルバムには、ヴンダーリヒよりも早くからオペレッタを熱心に歌っていたテノール歌手、リヒャルト・タウバーが作曲した《DER SINGENDE TRAUM - 謳う夢》からのアリアも含まれています。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。
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Operettenzauber - オペレッタの魔法
OPERETTENZAUBER (M. Serafin, Dussmann, M. de Arellano, H. Lippert, Morbisch Festival Orchestra, Bibl, A. Schuller, W. Maurer)
発売日:2017年08月30日
CD 2枚組価格:2,025円(税込)
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オペラ A-Z [セカンド・エクスパンデッド・エディション]
A TO Z OF OPERA (The) (2nd expanded edition)
発売日:2014年11月26日 NMLアルバム番号:8.558216-17
2CD
通常価格:1,300円→ 特価!:990円(税込)以前リリースされていた、「オペラA-Z」(8.555037-38)の改訂版登場です。1096ページからなるブックレット(英語のみ)には各々のオペラの粗筋と、2枚のCD。さらに指定されたページにアクセスすることで、130曲のボーナストラックも試聴可能という資料的価値も大きいものです。新たな発見をお届けいたします。